2017-09-02 22:08:57 更新

概要

友達とLINEで艦隊保有数について話してた時の内容を膨らませたものです。内容はかなりソフトです。私には解体ネタはまだ早かった…。


提督「…。」



(あなたは艦隊保有数というものを気にしたことがあるだろうか…。)



(いや、無いとはいわせない。)



(現在の『艦これ』に存在する艦娘は300種を超えた(多分…。))



(それに対し、私たちが提督となるときに用意された在籍可能な艦娘の数は100隻まで。)



(多彩な彼女らをすべて招き入れたいという提督もいらっしゃるだろう。)



(だが、イベントでは次々と新艦娘が登場。)



(そのたびに保有しておきたいと思う初々しい提督はこう思うかもしれない。)



『なぜ100隻なんだ…。』



『俺は100隻で頑張る!!』



『課金して招き入れるダルォ!!?』



『選別して近代化改修に回すか…。』



『この鎮守府には…不要だ…。』カーンカーンカーン



(中には間違えて消してしまった者もいるだろうが、それはさておき、)



(各人の決断に異論も水を差すつもりも毛頭ない。)



(だが、ここに、リアルで提督業を営む一人の男。)



(艦娘を在籍させ、幸せを与えてきた彼が、今になって気づいた愚かなことに、苦悩をたたえていた…。)



電(誰の脳に直接語り掛けているのです?)



筆者(こいつ直接脳内にっ!?)

























電「司令官さんどうしたんですか?」



提督「…。」



電「え、解体をご希望なのですか?」



提督「…!!」



提督「…。」コクッ



電「そうなのですか!!」



電「…。」



電「それでは行ってくるのです。」



提督「…!!…!?」オロオロ



電「あ、司令官さん。最後にお金をいただいてもよろしいでしょうか…。」



提督「………….。」



提督⊃100万(スッ)



電「わぁ…。ありがとうなのです。いってくるのですっ!!」ダッ!



提督「………….。」

























数日後



提督「…。」



ワイワイガヤガヤ

ざわ…ざわ…。



提督「…?」



提督「!!?」窓ガラッ!!



提督「」スッタカター



























『解体』デンッ!



『マグロ』デンッ!!



『ショー⚓』デデンッ!!!



『第六駆逐隊によるマグロ解体ショー⚓』カーン!!!(ハラショー)



提督「( ゚д゚)ポカーン」



提督「( ゚д゚ )ナニコレ?」



電「あ、司令官さんが来てくれたのです!」



暁「レディを待たせるのは失礼なことなのよ!!」プンスカ!



暁「まあ、今回は許してあげるわ…。」



雷「それじゃあ始めますよー!!響、準備はいい?」



響「もちろんだ」



ヴォー! イイネェー スゴイニャシィ!! イカヅチチャンスゴイッポイ~ サスガニキブンガ… ジョウジョウネ♪



大淀「聞きましたよ提督。なんでも、うちの鎮守府で海産物の解体ショーして、みんなに味わってもらいたいって。」



大淀「さすがの私もあんなに大きなマグロを実際に見たのは初めてですよ~♪」



大淀「セットもなかなかに豪華で、雰囲気がとても盛り上がってますよ。」ナカチャンモライブシターイ!!



提督「…。」ポカーン



大淀「あれ?見入ってるんですか?」



大淀「すごいですよね雷ちゃん。間宮さんの手ほどきを受けていますが、それでもあの豪快なさばき方は魅力的ですよね~」



提督「…?」



大淀「電ちゃんはみんなのテンションを上げようと声かけしていますし、暁ちゃんは盛り付けを、響ちゃんは探照灯を調節してステージに変化を与えて…って、提督?どうしたんですか?」



提督「???????」

























後日…



電「司令さんどうでしたか?マグロの解体ショー♪」



提督「…。」



電「とてもよかった…。そうですか!!それはよかったのです!!」



提督「…。」



電「え?うれしいのはうれしいけど、解体っていうのはそっちの解体じゃなかったんですか?」



提督「…。」…コクッ



電「そうですか…。」



電「司令官さんはもう、覚悟を決めておられるのですか?」



提督「…。」.............コクッ



電「…。もう…いえ、きっとまた会えるのです。その時は…」



提督「…。」



電「こ、これ以上言わないほうがいいですね…。」



電「それでは司令官さん…。いってくるのです…。」



提督「…。」 タッタッタッ…



提督「…。」 キィィィ…



提督「…。」 バタン…



提督「.............。」

























その数日後、第六駆逐隊は子の鎮守府から消えていた。この数日の間の彼女らは、どこか無理をした表情を常に浮かべていたらしい。行方が分からないと確信したとき、提督は妖精さんのいる建造所に向かい、事情を聴こうとした。だが、苦い顔をされて何も言わずに立ち去られてしまうだけだった…。

























さらに月日がたった。提督は執務に従事していた。心とは残酷で、あの日のことを葬り去ったか、あるいは精神の安定を保とうとした施しなのか…。しかし彼の心にはやはり後悔の念が漂っていた。もう少し…話しておけb…  ドアバターンッ!!!(ドア大破)



提督「!!?」



電「司令官さん!!やっと完成したのです!!」



響「実にハラショーなことだ、司令官。」



暁「レ、レディとして…うぅ…ぐすっ…やっとぉ…」



雷「まったく…。司令官の頼みじゃなかったらやってなかったわ…こんな…」



























「「「「艦娘たちの解体新書を作りたいだなんて!!」」」」


























提督「( ゚д゚)ポカーン」



提督「(゚д゚ )エ?」



提督「( ゚д゚ )ナンナノサ?」



電「司令官さん。私たちの努力の結晶…」



電「受け取ってください。なのです!!」


雷「受け取ってちょーだい!!司令官!!」


響「受け取ってくれ。司令官。」


暁「うえぇ~ん!!やっと司令官にあえだあ“ぁぁぁ」



提督「( ゚д゚)」











提督「(´-`) 」











提督「( TωT)ウルウル」











提督「ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァン!!」



ヒシィッ!!!(抱き着き!!)













 こうして作られた『艦娘解体新書』には艦娘の性能はもちろんのこと、性格、行動傾向、平均身長、体zy(削除されたのです!)、スリーs(駄目よ司令官!)、年r(レディに失礼よ!)に性へk(ハラショー)などのデータを各鎮守府を巡り巡って聞き込みをし(時には裏の手段を使い)、

網羅したものとなっていた。


 これを提督は大本営に提出すると、『貴様の願いを一つ、何でも叶えてやろう…。』と賢者のような顔をした元帥に聞かれたので、鎮守府の規模を拡大することをお願いしたそうな…。




おしまい



後書き

皆さんは艦隊保有数についてどうしてるんでしょうか。私、気になりますっ!!
解体新書ならネットにいくらでも…(ドゴォ!!)


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朝潮型は天使さんから
2019-09-14 19:06:57

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朝潮型は天使さんから
2019-09-14 19:06:57

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1: SS好きの名無しさん 2017-05-14 00:50:33 ID: 91kWwn0p

艦娘解体新書欲しい!

Pから提督になったので、艦これの課金要素は優しく感じました。
初めて2年で母港枠+120まで課金したくらいなんで、一月千円もいってないんだから安く感じる。(Pは苦行やった)


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