2017-09-22 01:42:09 更新

概要

アホな鎮守府日常の第二幕、開幕です!といっても前作とかあんま関係ないですのでどうぞお気軽に!
いつも通りのクソ文才です、お願いします!!


前書き

初めましての方は初めまして、たくちゃんです
またクソ文才SSでございます、お付き合いいただけると幸いです!
現在は夏イベ編を進めてます!







舞風「ワンツー、ワンツー、」パンパン




舞風「はいそこ!  やっぱりステップが甘いですよ!  もう一回!」




那珂ちゃん「えー!那珂ちゃん今のはよかったと思うんだけどー!」ブーブー




舞風「そんなんでアイドルになるつもりですか!?」クワッ




那珂ちゃん「ぶー…舞風ちゃんきびーしーいー」




舞風「私は那珂さんにトップアイドルを目指してほしいんです!」




那珂ちゃん「くっ、キラキラした純粋な目…!   仕方ない、那珂ちゃんもうちょっと頑張っちゃうよー!」




舞風「ではもう一度!  ミュージックスタート!」




   ♪ズンチャ、ズンチャ~





提督「おーい、少し静かにしてくれないかー…」コンコン




那珂ちゃん「あ、提督も那珂ちゃんの練習を見に来たの?」




提督「ちゃうわ…」




那珂ちゃん「じゃあ何がいけないの?」




提督「あんな、各々がゆっくりと自室で自由時間を楽しんでいる中でな、」




提督「突然会議室から音楽が聞こえてくるってのは若干ホラーだぜ?」




舞風「また怒られちゃったか~!」




提督「ったく、ほら体育館の鍵だ、思う存分やってこい」




那珂ちゃん「いいの!?やったぁ!ありがとう提督!」




提督「あ、あとな、この前にポンテレビの人が来てな、お前らに取材をしたいってさ」




舞風「ななんだってー!?  やりましたよ那珂さん!ついに私たちテレビデビューですよ!」




舞風「ふふん! 振付師として鼻が高いです!」




那珂ちゃん「こうなったら練習あるのみだね!」




舞風「ええ!  じゃあ提督、私たちは行ってくるね!」タッタッタッタ




提督「あ、おい待てい…って行っちゃったよ…」





執務室・・・・




提督「ったくほんと元気だよなー、うちの奴ら…てか取材ってどういうこっちゃねん」




扶桑「提督も一緒に踊ってくればいいのに」フフフ




提督「残念だが俺はダンスなど微塵も知らん! 具体的に言えば小学生の頃のソーラン節くらいしか踊ったことがない!」




扶桑(提督の小学校の頃のソーラン節……見たい!」




提督「声漏れてらっしゃいますよ?扶桑さん?」




扶桑「はっ! い、いえ今のは違うんですよ!?その提督の少年時代を見てどのように成長したのかなーって」




提督「どうぞお好きに見てくれていいのに…といいたいところだが残念、俺の少年時代の写真は一個も残っていないからな」




扶桑「そんな…」




提督「この世の終わりみたいな顔するなよ」ハハハ




扶桑「むぅ…仕方がないですね、この件はあきらめましょう」




扶桑「それで?にポンテレビの取材はどこでやるおつもりですか?」




提督「普通に応接室か会見室とかだろ」




扶桑「あれ?ダンスとか踊ったりしないんですか?」




提督「しないしない、編集で映像は流したりするだろうけどここでやるのは那珂と舞風への取材だけだよ」




扶桑「…それ、お二人に伝えました?」




提督「いや…伝えようと思ったら行っちゃった」




扶桑「お早めに言ってあげてくださいね」




提督「絶対なんか言われるなー…」




扶桑「舞風ちゃんはいつも指導に熱心ですからね」




提督「あいつはここに来た時からダンス好きだったな~すぐ那珂と意気投合してたし…」




提督「そうだ、今度差し入れでもしてやるか!」




扶桑「あ、いいですねそれ」




提督「提督お手製のミックスジュースでも…」




扶桑「それはいけない(戒め)」




提督「えっ…なんで?」











舞風「ふぅ~…今日はこれくらいにしますか」




那珂「だねー、那珂ちゃん疲れちゃった★」




川内「おーう、お疲れさんー」




舞風「あ、どうも! 川内さん!」




川内「いやー、熱心だね二人共!」




舞風「はい!今度私たちにテレビの取材が来るんです!」




那珂ちゃん「だから頑張っちゃおー!ってことなの!」




川内「うんうん、その意気やよし! じゃあ…」




舞風&那珂ちゃん(あ、なんか嫌な予感…)




川内「この勢いのまま、私と夜戦、しy「させるかコラ」ゴツン




川内「っつ~!  何すんのさ提督!」




提督「ったく、お前の要望に応えて週一で夜戦訓練を導入してやったというのに…」




川内「足りないー!私の夜戦欲求なめないでよね!」




舞風「字面だけ見るとすごい変態ね……」




提督「また潜水艦隊と夜戦するか?」




川内「ちぇ、提督のケチ…」




舞風「で、提督、私たちに何か用? それともそろそろ体育館閉めろってこと?」




提督「あー、いや、まだ体育館は閉めなくていいんだがな…」




野分「そろそろやめないと明日に支障が出ると思いまして」ヒョコ




舞風「のわっち~!」ギュー




野分「舞風、やめてください、熱いです」




舞風「ああ、ごめん、汗もかいてるしね」パッ




提督「頑張ってるみたいだし俺はもうちょっとくらいいいと思ったんだけどな」




舞風「えへへ~、褒められたよ!」




野分「まぁ実際那珂さんと舞風はよく頑張っていますしね」




那珂ちゃん「でも那珂ちゃんたちちょうど終わりにしようと思ってたから★」




提督「なら閉めるぞー、手伝ってくれ」




四人「はーい!」




ガラガラガラ・・・  ガチャン




提督「これでよしと、じゃあ帰ろうぜ」




那珂ちゃん「だねー」




川内「夜戦……」




提督「まだ言ってるのかお前は…」




提督「ああ、そうだ、那珂、舞風」




舞風「どったの提督?」




提督「いや~ちょっと言いにくいんだけどさ……」




那珂ちゃん「なになに?気になるよ!」




提督「実は…………」




舞風&那珂ちゃん「実は…?」




提督「テレビの取材にな…歌やダンスを披露することはないんだけど…」




提督「すまん、伝え忘れててさ…」




那珂ちゃん「ちょっと何それー!!」




那珂ちゃん「えー!頑張って練習しようと思ってたのにー!  ねぇ、舞風ちゃん?」




舞風「んーまぁしょうがないですよ、私たちhあくまで軍属の戦闘員です」




舞風「軍で公式にダンスを認めてるなんてことになったら、ねぇ」




提督「いや、決してそういうことじゃ「那珂さん行きましょ! 別にダンスの指導がこれで終わるわけではないですからね!」




提督「……」




川内「あちゃ~……これはちょっとやっちゃったね、提督」




提督「といっても俺にはテレビ業界につてはなんてないからどうしようもないんだよ…」




川内「まぁね…難しいね、たくさんの艦娘を持つって」




提督「だな……」








ガサガサ・・・



青葉「青葉!聞いちゃいました!!」












翌日の座学の時間・・・




足柄「えー、こういう陣形の場合は…  って舞風ー?聞いてるー?」




舞風「………はっ!? は、はい!聞いてます!」




足柄「はい、じゃあ復唱!」




舞風「え…え~っと……」




江風「舞風ー、聞いてねぇのバレバレだぜ?寝不足か?」




足柄「ダメよ?若いうちはしっかり寝て起きて食べて動いて…いえ、本当に大事よ…特に若いころは…若い頃は……」ズーン




生徒(あ、やばいスイッチ入っちゃった…)




海風「だ、大丈夫ですよ! ほら、足柄さんもまだまだ若いですし…」




足柄「ふふ、ありがとう…みんなも気をつけなさい……」




足柄「じゃあ気を取り直して行くわよー…」カリカリ・・・




生徒「あ~あ………」




舞風「あ、え? あーっと…すいませんでした………」




足柄「いいのよ別に…舞風、あなたは気をつけなさい、規則正しい生活、これ重要よ」




舞風「はい…………」







授業後・・・



江風「ンで舞風よー、いつもはキチンと授業聞くお前がボーっとしてるなンてよ」




山風「うん…めずらしい……何か…あった?」




舞風「いや、なんでもないって、なんでも……」




朝潮「どこか具合が悪いのですか? 無理はいけませんよ?」




舞風「いやホントに大丈夫だから…みんなもそろそろお腹減ったでしょ?各々で食事にしようよ」




霰「でも…」




涼風「まーいいじゃねぇか! 本人が大丈夫って言ってんだ、気にしすぎるのもあれだぜ?」




朝潮「まぁ…それもそうですね、では…解散っ!」




生徒「「「はーーーーい!」」」




萩風「………」














萩風「……というわけで、最近舞風に元気がないんです」




嵐「司令なんか知らねぇか?」




提督「ああ、舞風から聞いてないのか…えっとな、今度あいつと那珂のダンスコンビに取材がくるんだよ」




嵐「なんだよそれ!? すげぇな、あいつら!」




萩風「でも…あの落ち込みようを見る限り何かあったんですよね?」




提督「まぁ…うん   今度来るのは取材だけ…つまりあいつらがいつも頑張ってる歌や踊りの撮影はないんだよな」




提督「それを伝え忘れててさ、伝えに行ったら…」




嵐「あーうん、そりゃ舞風じゃなくても落ち込むわ」




提督「完全に無理をしているのが丸わかりでさ…どうにかしてやりたいんだけど」




萩風「司令はテレビの方には関わりないですからね」




提督「ああ…もうどうしようも「諦めるのはまだ早いですよ! 司令官!!」バァン!




提督「……………」




提督「……えっと…どなたでしょうか?」




青葉「えぇ!? 司令官ひどい! 愛人である私のことを忘れるなんてっ!?」




提督「ああ、わかったわ、うん、このウザさは青葉しかいないわ」




提督「もうてっきり陸の方で果ててるかと思ってたよ…ってか」




青葉「?」ムッキムキ!




提督「めっちゃマッチョウーメンになってるやんけ…」




嵐「すげぇなこの筋肉、私ももっと筋肉欲しいなー」ツンツン




提督「陸ってすげぇ…」




青葉「あ、萩風ちゃんもどうぞ?」




萩風「い、いえ……遠慮しておきますね…」ヒキッ




提督「引かれてるぞ、お前」




青葉「くっ、まぁいいです、そんなことは」シュン




三人(筋肉ってそうやって収縮できるんだ…)





青葉「司令官! 舞風ちゃんの件で大事な話が!」




提督「ん?なんだなんだ?」




青葉「ぬっふっふー、実はですねーーーー」














取材当日・・・




インタビュアー「…はい!これにて取材終了です」




インタビュアー「艦娘さんたち、今日はお忙しい中わざわざありがとうございました~」




那珂ちゃん「いえいえー! 那珂ちゃんたち楽しくてやってるので★」




インタビュアー「舞風さんも見た目は小さいのにすごいですよねー」




舞風「私も那珂さんと同じく好きでこうゆうことやってるので…」




インタビュアー「いやいやでもそうできるもんじゃないですよー」




インタビュアー「っと、そろそろ行きませんと…」




インタビュアー「では私たちはこれで!  番組をお楽しみに!」




舞風&那珂ちゃん「はい、ありがとうございました!」ペコッ




舞風&那珂ちゃん「…………」




那珂ちゃん「残念だねー、舞風ちゃん」




舞風「いえいえ! 私たちは誰かに認めてもらいたいのではないんですから!」




舞風「さぁ、明日からはまた練習ですよ!張り切っていきましょう!」




那珂ちゃん「おーー!」



ワッキャワッキャ




インタビュアー「…提督さん、いいですか?」




提督「お願いします」




  バァ!




舞風&那珂ちゃん「「ふぇ!?」」




インタビュアー「さぁ!ではここからは皆さん、行きますよー!」




観客「「「「ウオォォォォォォォォォォォォ!!!!」」」」




インタビュアー「ではでは!那珂さん、舞台に上がって、ほらほら!」




那珂ちゃん「え?えぇ!? 那珂ちゃん、サプライズされちゃったってこと!?」




インタビュアー「はい、マイクです、さぁカメラはもう回ってるんですよ!」




那珂ちゃん「そ、そうだよね!こういうのにも即対応できてのアイドルだもんね!」




イイゾーナカチャーン!    ウタッタレー!     ナカチャンカワイイヤッター!



  ワーワーワー・・・





コツコツコツ・・・



赤城「あら、どこ行くんですか舞風?」




舞風「ああ、赤城さん…いや、体育館に人が多いのではけてきたんですよ」




舞風「ほら、私はいつでも見れますし…」




赤城「……踊りたくないんですか?あなたは」




舞風「私はほら、裏方でいいんですよ」




舞風「今の那珂さんみたいに頑張って輝いてる人の支援ができればいいんですよ」




舞風「私は裏方、それでいいんですよ」




赤城「我慢をしない方がいいですよ」クスクス




赤城「確かにあなたの艦としての生き方は…はい、私も知るところです」




赤城「ですが舞風…そろそろ自由にすればいいんじゃないですか?」




赤城「誰も文句は言いませんよ」




舞風「いえいえ! ほんと、目立つとか私恥ずかしがり屋なんで!」




提督「いやー、素直になれよYOU! 全く、頑固者が」




舞風「提督…!」




提督「だってよ、お前って何でダンスが好きなんだ?」




舞風「えっ!? えーっと…多分、普通に艦として『踊る』のが好きだったんだと思います」




提督「だったらいいじゃないか、レッスンだけとかつまんなくないか?」




提督「踊るのが好きなんだろ?じゃあ踊ればいいじゃないか」




赤城「舞風、実はアイドルとか、興味あるでしょう?」ニヤ・・・




舞風「ええっ!!? い、いやないです! いやホントに!!」




提督&赤城「…ぷ、ぷはははは!」




舞風「な、何がおかしいんですか!?」




提督「だ、だってよ、バレバレなんだもん! 前からああやってみんなの前で踊ってる那珂みて目ぇキラキラさせてたもん」




赤城「それなのに舞風ったら、必死に隠そうとして…」




提督「あのな、やりたいことやった方が得だぜ?人生は」




提督「ましてやお前は軍人、言っちゃ悪いがいつ死ぬかなんてわからない」




提督「なら本当にやりたいことやれるうちにやった方がいいぜ?」




赤城「ええ、その通りです、だから私は食べまくるんです!」




提督「ああ、お前明日から飯2割減量な…」




赤城「そんな非道なことをっ!!」




提督「いや俺知ってるからね? いつも間宮さんに裏メニューで『赤城盛り』あるの知ってるからね!?」




舞風「ぷぷぷ・・・・あはははは!」




提督&赤城「!? どうし(まし)た舞風?」




舞風「い、いえ…なんかもうバカバカしくなっちゃって」




舞風「あの時私にあんな顔を見せた赤城さんが、今こうして提督とご飯のことで口論してるんですもん!」




舞風「ずっと一人で悩んでた自分がバカみたいで…」




赤城「ええ、舞風はいつも一人で背負い過ぎなんですよ、昔から」




赤城「気にしないでください、確かにあの時はああなる運命だったかもしれません、でも」




赤城「今は今です」




赤城「今ここにいるのは、ダンスが好きでみんなに元気を振りまく艦娘、駆逐艦『舞風』ですよ?」




赤城「なら今は好きなことをやりなさい、それが私の願いです」




赤城「いえ、願いなんて大それたものじゃない、それが常識の範疇で好きなことをする、当然のことです」




赤城「だから行きなさい、舞風  やりたいこと、たっぷりやってきなさい!」




舞風「赤城さん…」




舞風「はい……ですよね、そうですよね!   やりたいこと、たっぷりやってきます!」




提督&赤城  ウンウン




舞風「ふふふ…陽炎型駆逐艦、舞風! 華麗に踊ってきます!!」








体育館にて・・・




イイゾーナカチャーン!   ドンドンイコー!   ナカチャンカワイイヤッター!



那珂ちゃん「みんなありがとー!  …次の曲は……」




舞風「ちょっと待ったぁぁぁぁ!!!」バーン!




インタビュアー改め司会進行「おおっと!?ここで突如乱入者だぁー!」




ザワザワ・・・   ダレダダレダ?




司会進行「乱入者の正体は舞風ちゃんです!那珂さんのダンスの師である舞風ちゃんが待ったをかけました!」




舞風「那珂さん、勝負ですよ…」




那珂ちゃん「舞風ちゃん…」




舞風「歌が下手とか恥かしいとかもうどうでもいいです、私は…」




舞風「私はやりたいことをやります! だからまずは那珂さん、私とアイドル対決をしてください!!」




那珂ちゃん「…いいよ、やったげる」




那珂ちゃん「私のアイドル力、見せてあげるよ!」




司会進行「舞風ちゃん、那珂さんに対して宣戦布告だぁー!」




司会進行「それに対して那珂さんも正々堂々勝負をするようです!」




フタリトモガンバレー   ナカチャンガンバッテー!    マイカゼチャンマケルナー!




那珂ちゃん「じゃあ私から行くよ……『ヘビーローテーション』!ミュージックスタート!」




司会進行「那珂さん、勝負には王道を征く曲を選択!」




♪I want you!   I need you!   I love you!




~~~Singing time~~~




♪ヘビーローテーション・・・




fuuuuuuuuuuuuuuuuuu!





司会進行「いやー、さすが那珂さんですよ、まさにアイドルの王道を征く歌と踊り、素晴らしかったです!」




司会進行「これは後攻となる舞風ちゃんには相当のプレッシャーですが…?」




舞風「いえ!やってみせます! …『恋の2-4-11』!」




那珂ちゃん「まさか那珂ちゃんの持ち曲で勝負する気!?」



ザワザワ・・・



司会進行「おおっと!?これは予想外です!」




♪気づいてるわ みんなが私を  ハートの視線で 見つめてるの




那珂ちゃん(歌は…はっきり言っちゃうと普通クラス、だけど…)




那珂ちゃん(ダンスがうますぎる…!!  まず基礎ができすぎてるし、そこにアレンジがを含めている…)




那珂ちゃん(なんだ、舞風ちゃん、全然いけるじゃん)




那珂「あは、楽しみになってきっちゃった♪」




♪アナタのココロを攻略しちゃうから ~




パチ・・・パチパチパチパチパチ・・・・!!




司会進行「……はっ! は、はい、ありがとうございました!」




舞風「…どう、ですか、那珂さん………」




那珂ちゃん「…………うん、こればっかりは私だけじゃ決められないよね」




那珂ちゃん「みんなはどう思うかな★」




ナカチャン!  イヤイヤマイカゼデショ!   セッカクダカラオレハマイカゼチャンヲオスゼ!  ジャアボクハオウドウヲイク、ナカチャンデ




那珂ちゃん「あはっ! ダメみたいだね♪」




司会進行「これはそうですね、決まりませんね…」ハハハ




ワーワー!   ナカチャンニキマッテンダロ!  マイカゼチャン!   フタリトモデショ!  ダマレユウジュウフダン!





この後観客たちは壇上の二人によるデュエットによって収まりましたとさ・・・






♪セイイッパーイ、カーガヤクー、カガヤーク~    (舞風&那珂ちゃん熱唱中・・・)




青葉「いやぁ、大成功ですねぇ」




提督「まったくだ、お前のことだからろくなことにならないかもと考えていたが…」




赤城「とふぁいへまぁ衣笠さんもきょうひょくしてひましたかはね」モグモグ・・・




衣笠「ふふーん! 衣笠さんのプロデュース力最高でしょ!」




提督「確かに衣笠がいなければこんなに素晴らしい機材やらは確保できなかったな」




提督「てかあんな真面目なこと言っておいておにぎり食べまくってる赤城さんは何なの?我慢できなかったの?シリアスつらかったの?」




青葉「いえいえ! 今回は私も結構頑張りましたよ! 私のつてでこんな企画を提案できたんですし!」




提督「まぁうん、今回は青葉の功績もキチンと認めようじゃないか」




青葉「やりました! これで青葉、記事でっちあg、いえ、真実書き放題です!」




赤城「それ本心隠せてないと思うんですけれど…」




提督「まぁでたらめ書いたらまた〆るしヘーキヘーキ」




青葉「でも…舞風ちゃんが楽しそうにしているので今回は報酬とかどーでもいいです!」




衣笠「お、青葉も粋なこと言えるようになったじゃーん」




赤城「そういえば提督的には、上司的にはああゆうのいいんですか?」




提督「ん? …ああ、軍人的にはアイドルとかに打ち込む奴がいていいのかってことね」




提督「いいと思うぜ、少なくとも俺はな」




青葉「ほうほう、何かネタになるかもですし、聞いておきましょう、その心は?」




提督「ったく、ネタって堂々と言うなし…  単純なことさ、『趣味って大事』ってこと」




青葉「…すいません、よくわかんなかったです」




提督「敵艦めがけて砲弾撃つだけの人生なんてつまらないだろ? 好きなことやれるような奴になれ、ってこと」




青葉「まぁ青葉には縁のないことですね、やりたいことやってますし!」




提督「お前は好き放題し過ぎだ」デコピン




青葉「ったぁ!?」








ライブ終了後・・・




那珂ちゃん「ふふふ、強力なライバル現るだね」




舞風「ええ、次が楽しみですね」




司会進行「いやぁ!素晴らしかった!」




那珂ちゃん「あ、インタビュアーさん、ありがとうございました!」




舞風「あ、ありがとうございました!」




司会進行改めインタビュアー「いやいや、こっちもいいのが取れたからねぇ、こちらこそ感謝ですよ」




インタビュアー「これからは定期的にイベントします? 絶対人集まりますよ~」




那珂ちゃん「あ~、嬉しいんですけどやっぱり「やらせてください!」




那珂ちゃん「舞風ちゃん!? いやでも遠征とか哨戒とかは…」




舞風「合い間を見つければいいんですよ! 那珂さんもそれでいいですよね!?」




那珂ちゃん「えー、いやー、ええっと…」




インタビュアー「あはは! 那珂さんが押されてる、珍しい」




那珂ちゃん「な、那珂ちゃんだって負けてないもん! いいよ、来なよ!!」




舞風「では早速次のライブを…!」




インタビュアー「はいはい、局の方でもそのように…」




那珂ちゃん(那珂ちゃんはとんでもないコを目覚めさせてしまったのかもしれない…!)
















ある日の執務室・・・




提督「でさー…書類増えたんだけどー…」




扶桑「でも舞風ちゃんに好きなようにしろと言ったのは提督じゃないですか」




提督「まさかこんなにも書類が増えるとは思わなかったんや……」




提督「もう青葉に丸投げしようかな…そうすればあいつもやんちゃしずらくなるだろうし」




扶桑「ほかの提督よりも好きにできているんですよ? だから我慢してやりましょう、ね?」




提督「アホガールみたい…」




扶桑「後で、です」




提督「うぅー…」ゴロゴロ




扶桑(いつもの幼児退行ですね)




山城「この人をアホボーイと呼びましょう、そうしましょう」




山城「ああでもボーイというには老けすぎですね、ふふふ…」




提督「黙りたまえ、山城君、俺はまだ22だ」




扶桑「どのみちボーイではないですね」クスクス




山城「さぁ早く姉さまを解放してください、私は一緒にご飯が食べたいんです、さぁ!さぁ!!」




山城「あなたにかかわっていたらお昼ご飯が夜ご飯になってしまいますから!」




提督「失礼なっ! さすがにそんなにかからんわ!」




山城「比喩ですよ比喩、事実提督は執務遅すぎなんですから!」




提督「くっ、弁解できない事実を…!   ったく、もうちょいかかるから先に行ってろ」




山城「はい、許可出ました!! ささ、姉さま、早く行きましょう!!」ダッ!




扶桑「えちょ、や、山城…!  あっ、て、提督、頑張って下さいねー!」ズルズル・・・




提督「はいよー…」



バタン




提督「はい!アニメタァーイム!!」




提督「いやぁー、夏アニメも始まったし、撮りだめもあるし、見ちゃうぞ見ちゃうぞー!」




提督「さぁまずは王道を征くFateからだなー!」




提督「うわしょっぱなでテロップ…しかも震度5かよ、北海道大変ですだな…」




提督「うおお!しょっぱなから戦闘シーンすげぇな!」




提督「これはきたいできs「すみません、忘れ物…」ガチャ




提督「あ…」




扶桑「まぁ…知っていました」




提督「いや違うんですこれは」




扶桑「いえいえ、全く期待していないので大丈夫ですよ」ニコニコ




提督「待って! やめて! せめて叱って! 笑顔が怖い!!」




扶桑「ふふふふ……」ニコニコ




提督はこの後滅茶苦茶執務したらしい・・・  扶桑曰くやる気スイッチ押さないとやらないんですよあの人、とのこと









提督「あー、暇」




提督「扶桑も山城に連れられて飯行ったまま帰ってこねぇし…」




提督「執務も終わっちゃったしなー…」




提督「やっぱアニメでも…」



コンコン




提督「ん?  はいどーぞー」




ウォースパイト「失礼するわね、提督様(クライアント)」




提督「…何それ新しいキャラ付け?」




ウォースパイト「Sorry、違うわ、そもそも私はここの艦隊のウォースパイトではないもの」




ウォースパイト「ネルソンよりクライアントへの任務完了の報告に行けとのご通達なのよ」




提督「あーあ、アイツのところのウォースパイトか、いつもお疲れさん」スッ




ウォースパイト「あら午後ティー、気が利くのね、Thank you」




提督「アイツの下で働くってのがどれだけ辛いことかよーーーーーーーーーーく知ってるからな」




ウォースパイト「あなたみたいな理解者がいて助かるわ」




ウォースパイト「他人に言っても信じないもの、あんな現実離れしたバカ」ハァ




提督「その通りだな」ハハハ




ウォースパイト「まぁいいわ  …ここのグラーフを呼んでくれる? うちのバカの粗相を謝罪したいの」




提督(前回俺の友人(ネルソン)がグラーフをノリと勢いで斬りそうになったんだZE★)




提督(わかんない人は前回を参照DA★(露骨な宣伝))




提督「はいはい、了解しましたー」




館内放送「グラーフ、至急執務室に来てください、説教とかではないので安心しろ」






5分後…




グラーフ「グラーフ・ツェッペリン、招集に従い参上した  っとウォースパイト、あなたもここにきていたのだな」




ウォースパイト「Hello、グラーフ  といっても私はこの艦隊のウォースパイトではないわ」




グラーフ「というと来客ということか、これは失礼した」




ウォースパイト「いいえ、こちらこそ謝らければいけないもの」




グラーフ「? 私とあなたは初対面だろう?」




ウォースパイト「ええそうね、でも私の上司、今回はネルソンだったかしら、そいつの粗相を謝りに来たの」




グラーフ「ああ、あの方か、いや特に私は何かされたというわけでもないぞ?」




ウォースパイト「それでも私は気にするわ、なにか欲しいものがあればなんでも言ってちょうだい」




グラーフ「だがそちらに悪い…」




ウォースパイト「Don't worry 金払うのはあの人だしむしろ何か要求してもらわないと困るわ」




グラーフ「といってもなぁ…  私は物というよりも…」




グラーフ「あの人に剣を教えてもらいたいのだ」




ウォースパイト「…………わかったわ」




グラーフ「よいのか!?」




ウォースパイト「でも後悔はしないで頂戴、いえ、多分するけれど…」




提督「ああ、後悔しないやつはいないな、アイツの指導、特に剣は…」




グラーフ「……?」







鎮守府隣接の滑走路・・・



ウォースパイト「ではしばらくこの子借りていくわ、問題ないわよね?」




提督「ああ、穴なら埋めればいいしな」




グラーフ「では私は行ってくるよ、admiral  帰ってきたら貴様をもしのぐ剣豪になっているだろう…期待して待っていろ!」




提督「……まぁホントに頑張れよ……………」




ウォースパイト「じゃあそろそろ発つわ、See you!」




提督「はいよー、またな~」



   キィィィィン



提督「…てかあいつ無許可で滑走路使ったのか、いい度胸してんな…」




提督「まぁいいや、はやくアニメ見ーよおっと」









提督「さーて、アニメを…」




提督「っと思ったけど」




提督「ふぁ~…眠くなってきた、寝よーっと」ゴロッ・・・




提督「お休m「失礼するわよ、クソ提督」ガチャ




曙「……何やってるのかしら」




提督「いやー、少し寝ようかなーって、いやいや執務は終わってるよ!?」




曙「ああそう、まあ別にあなたが何をしようと勝手だけれど…」




提督「お、あざーす、んじゃ寝るよ」




曙「そう……………」ゴロッ・・・




提督「えーっと曙さん? 何故に俺の隣で寝っ転がってるんでしょうか?」




曙「別に! ……わ、私の勝手じゃない」




提督「まぁ確かにそうだけど…」




曙「でしょ?   ……ていうかこっち見ないでよ!」




提督「いやそれは無理だぜ…  隣で寝てるんだし…」




曙「は、恥ずかしいし…」




提督「えぇー…」




提督「まぁ何でもいいや、ほんとに寝たいから寝るぞー」




曙「え、ええ…おやすみ」




提督「んー、おやすみー…………Zzz……」




曙「寝るの早いわね…あんた………」




提督「Zzz……………」グガー




曙「ふふ、本当に無防備な顔……」




曙「襲っちゃおうかしら………」ボソッ




提督「んぁ~………!  Zzzz…」




曙「!!  な、なんだ起きたかと思ったじゃない…もう……」




曙「うふふ、少しだけ、少しだけ寝顔を独り占めね…」




曙「ぐっすり寝なさい、クソ提督♪」








一時間くらい後・・・



提督「ん、んぁ~…」パチッ




曙「あらクソ提督、起きちゃったの……ふぁ~あ………ねむ」




提督「んだよ、永眠でもしてろってか?」




曙「そ、そうは言ってないじゃない…」




曙「その被害妄想癖、やめた方がいいわよ、正直気持ち悪いわ」




曙(あっ…また言いすぎちゃった…)




提督「………」




提督「別にいいですー、俺にはそういうところも含めて容認してくれる扶桑という素晴らしいケッコン相手がいるのでー」




曙「そう、良かったじゃない」




曙「そろそろアンタに付き合うのも疲れたから帰るわ」




提督「お前からこっちに来たんだけどなー…」




曙「う、うるさいわね! 気まぐれよ気まぐれ!!  もう帰るから!」




提督「はいはい、じゃあねー」




曙「…………ふん!」バタン!






提督「……ハァ…」




提督「すげぇ扱い難しいな曙って……」




提督「まぁツンデレの一種なんだろうけどさ……扶桑の名前出すと途端に機嫌悪くなるし」




提督「なんかホント……提督って大変です!」




扶桑「提督、何を独りでブツブツとおっしゃっているんですか?」ガチャ




提督「おー、おかえり扶桑、どこ行ってたの?」




扶桑「…山城に連れられてあちこちと…楽しかったけれど疲れたわ……」




扶桑「提督は執務はどうされました? きちんとやりましたよね…?」




提督「おう、この通りバッチリよ!」




扶桑「どれどれ……ぱっと見不備はないようですね、やっぱりやればできるじゃないですか」




扶桑「えらいえらい♪」ナデナデ




提督「誰もいないとはいえ恥ずかしいな、やっぱり…」




扶桑「誰も見ていないならそれでいいじゃないですか、ね?」




提督「まぁ、うんそうだね、誰も見てないし……」




この後滅茶苦茶扶桑に甘えt「させませんわ!!」




提督「…熊野君、見てわからないか、今は足りていないフソ二ウムを補給しているんだが?」




提督「そもそもお前はズイウーン教に洗脳されて更生施設にポーイしたはずだが?」 




熊野「そこはご心配なく、この通りばっちりですわ!」バァーン!




熊野「てそんなことはどーでもいいんですの! こんな白昼…でもないけれどこんな素敵な夕焼けの時に…」




熊野「ってあれ? よくよく考えたら恋人同士がイチャイチャするベストタイムではなくって…?」




熊野「あれ、ってことはこの熊野、完全に邪魔?ってことですの?」




提督「ようやく気付いてくれたか、ということで謝罪と即刻退場を命じる」




熊野「……ふっふっふっー、ってことは提督と扶桑さんのイチャイチャラブラブタイムをぶっ壊してやったってことですわね!!」




提督(更生と引き換えに色々と大事なものが頭から抜け落ちてしまったか…)




熊野「いいんですのよ? 私に甘えても……」




提督「えー今日の熊野はアホ要素満載でお送り致します。」




熊野「アホってなんですのアホt「ちょっと黙ってようねー」




鈴谷「なんか熊野最近頭の方がかわいそうになっててさー、マジごめんね?」




提督「知ってる、で何用かな?鈴谷も来るってことはまぁそれなりに真面目なことでしょ?」




鈴谷「そそ、はい、これお願いねー」ピラッ




提督「んー、開発許可書か、まぁこんぐらいの資材なら問題ないか…」ペタッ




提督「ほい、成功させろよー」




鈴谷「あざーす! じゃ熊野行こー」ズルズル・・・




熊野「提督が私の胸で…うぇへっへっへっへ…」ズルズル・・・




扶桑「熊野さん……………」




提督「やめろ…あいつは…もう……」ポン・・・










提督「ってーわけでまぁ執務は終わったわけだが…」




扶桑「暇ですねー…」




提督「うん……………」




提督「飯には早いし、かと言って何かする気も起きないし」




提督「そういえば山城は? 一緒に外出したんでしょ?」




扶桑「山城なら時雨たちに連れられてゲームだそうですよ、あの子は本当に駆逐の子に好かれるわね…」




提督「まぁほら、山城は(面白い)マスコット的な感覚なんじゃね?」




扶桑「まぁ不幸不幸言っていたころよりはマシかしら……?」




提督「だろうね、不幸だと思うとどんどんと気持ちまで不幸な感じになってきて、さらに不幸だと思って…以下無限ループだからな」




提督「ソースは俺」ビシッ!




扶桑「堂々とそんなこと言わないでください……」




提督「まぁいいじゃん、とりあえずニュース…っと……」




扶桑「あ、私も見たいです」ポスッ




提督「……二人だと狭いな、このソファー」




扶桑「そうですか? むしろ私はこの方がいいんですけれど…」




提督「熱くない? こんなにくっついてると」




扶桑「いえまったく?」ギュッ




提督「…へいへーい」ポチッ




テレビ「では今日のトップニュースです」




提督「お、丁度いいじゃーん!」




テレビ「××鎮守府の提督、〇×提督が昨晩、保護されたことが判明しました」




扶桑「あー、この人生きてたんですね、しばらくニュースにすらならなかったからもう亡くなったのかと」




提督「な、俺もびっくり  まぁ裏で処刑じゃないってことは提督業復帰かな?」




扶桑「……でも大丈夫ですかね…この人……だって艦娘に監禁されて…ですよ?復帰、できますかね……?」




提督「…………微妙だな、これは…虚ろな目してるし」




提督「ていうか監禁されて抵抗もできないこの提督もどうかと思うんだがなぁ……」




提督「はらんばんじょーだねぇー、他の鎮守府は……まぁ正直うちが安泰ならいいし…(小声)」




テレビ「軍部では全鎮守府に対して、注意喚起を行うことで今後対応していく姿勢です…次のニュースです」




扶桑(正直この鎮守府も怪しいと思うのだけれど……)




提督「おー、陸もがんばってるんだなー」




扶桑(いいえ大丈夫、この人は私が守るんですからっ!)グッ!






提督「さて…そろそろいい時間か、飯にしようぜ飯」




扶桑「そうですね、私もお腹が空いてしまいました」




提督「では行こうか……今日のメニューはなんだろなー」スタスタ




扶桑「また子供みたいにはしゃいで…」スタスタ・・・








提督は知らなかった……こんな平和な日常の裏で、恐るべき計画が進行しているとは…!




明石「ふっふっふ、ブツはこちらに…………では報酬を……」




鈴谷「お疲れじゃん、はいこれ」スッ




明石「…ええ確かに、ではまたごひいきに……」




提督の運命やいかに!?









ある日・・・




舞風「ハーイ!提督ー、舞風のご登場だよー!」




提督「おう、舞風ー、元気だねぇー…」グデー




舞風「うん! 今度ライブやるんだー、その自慢に来たんだもん! えへへっー!」




提督「知ってるさ、今その書類やったばかりだ」




舞風「あ、そっかー…ごめんね、私のせいで書類増えちゃって」




提督「別にいいよ…100が101になったくらいだし、それに…」




提督「お前らが楽しんでるなら全然へっちゃらだって言ったろ?」




舞風「またまたカッコつけちゃってー……」




舞風「でもまぁ実際カッコイイよ? 無理してでもそんなこと言ってくれるもん」




提督「なんか照れるだろー、やめろよー…」




舞風「ていうか大丈夫? ほんとにダルそうだけど?」




舞風「扶桑さん呼んでこようか?」




提督「大丈夫だ、ちょこっとダルいだけだ…熱もさっき計ったけど平熱だったし」




提督「そもそもそんなことでせっかくの扶桑の休みをつぶしたくない……」




舞風「わかるけどさー…あ、そうだ! 提督って翔鶴さんを最初のころ秘書官にしてたんでしょ?」




提督「ふぇ!?  ま、まあそうだが……」




舞風「じゃあ丁度いいじゃない、翔鶴さんに頼んでくるね!」ダッ!




提督「あちょっ!?  行っちゃったよ……」




提督「そういえば翔鶴とまともに会うの久々だな…」









翔鶴「五航戦翔鶴、招集に伴い参上いたしました」ビシッ!




提督「舞風あいつマジで呼んできやがった…」




翔鶴「提督? どうされたんですか?」




提督「ああ、早速で悪いが今日は少し調子が悪くてな…執務の手伝いをしてもらおうと思ったんだ」




翔鶴「あら、珍しいですね提督が調子が悪いなんて…インフルエンザとかではないといいんですが…」




提督「熱はないからヘーキだと思う…まぁ大方この間屋台で食べたもんの何かにあたったんだろうな」




翔鶴「よいしょっと……提督お祭りに行かれたんですか?」




提督「ああ、この間な、夕立とかが行きたいっぽい!とかいうから付き合わされたよ…」ハハ




翔鶴「……扶桑さんもご一緒に行かれたんですよね…?」




提督「まぁねー…楽しんでたみたいだし良かった良かったー」




翔鶴「そうですか…………」




提督「いやー、饅頭をもっきゅもっきゅと食べる扶桑は可愛かったなー……」




提督「また今度二人で行こうかなー…いやでもそれだと駆逐っ子たちに文句言われるかー」




翔鶴「提督」




提督「今年の夏祭りは鎮守府丸ごと休みにするか! そうすればみんなで」




翔鶴「提督!」




提督「!?  な、なんだよ、急に大声で…」




翔鶴「わざとですか、提督?」




提督「え…何が?」




翔鶴「私の前で扶桑さんのことばっかり…私は悲しいですよ?」




提督「……ケッコン相手の自慢はしたいもんなんだよー、許してくれー」




翔鶴「だからってデリカシー無さすぎではないですか?  一応私元秘書官ですよ?」




提督「悪かったってー、お前と初めて会ったころは俺もまだ女性経験とか全くなかったんだよ…」




提督「そんな頃にお前みたいなほら、そのーなんだ、綺麗な女の人がいたら男としては…ね?」




提督「翔鶴性格もいいし……」




翔鶴「もう……じゃあ今も私のこと好きでいてくれていますか?」




提督「嫌いじゃないけど好きじゃないよ」




翔鶴「私はまだ好きですよ? 提督のこと」




提督「……ここでお前のことを好きだって言ったら立派な不倫なんだが?」ハハハ




提督「いつ青葉が見ているかわからないこの鎮守府では…油断はできない」




提督「妄言一つで真実にさせられる……」




翔鶴「別に私は構いませんよ? 提督とならむしろ大歓迎です」フフ




提督「俺が構います」




翔鶴「頑固ですね…提督は  その理性、私が取り払ってあげましょうか?」スッ




提督「えちょ…やめむぐっ」




翔鶴「ほぉら、私のこと、好きにしていいんですよ? …ね?」ギュッ




翔鶴「提督が望むなら…どんなことだって…」ササヤキ




翔鶴「ふふふ、かわいいお顔…♪」ヤバイメ




提督(……( ゚д゚)ハッ!  まずいまずい! 理性がどこか遠い所にぶっ飛んでいきそうになった…)




提督「………でぇい!  はぁはぁ、ったく強引な…」




翔鶴「あら…残念  これなら即OKだと思ったんですけど…」




提督「ふっ、俺をそんじょそこらの童貞と一緒にするんじゃねぇ…!」




翔鶴(その割にはお顔がトローンとしていらっしゃいましたけどね❤)




提督「ったく、話し込んでまったく執務が終わらねぇ…」




提督「まぁなんかだるいのは収まったみたいだし? とりあえず…」




翔鶴「執務されますか?」




提督「いや!腹が減っては何とやら、まず飯だぁ!」




翔鶴「っふふ、そうおっしゃると思いましたよ  では行きましょうか」






食堂・・・




瑞鶴「あわわわわ……!」カベチラ




衣笠「あわわわわ……!」カベチラ




夕立「はわわわ…っぽい」カベチラ




瑞&衣&夕「提督(さん)と翔鶴さん(姉)が一緒にいるっ!?」





提督「やっぱり味気無いなぁ……おかゆだけじゃ」




翔鶴「ダメですよ、提督業にはお身体の健康が必要不可欠なんですから…はい、あーん」




提督「ってもさー……ああ、あんがと………」パクッ




提督「……うーん、やっぱラーメン食べたいなー…」







瑞鶴「あの二人なんかあったの!? すごい新婚さんみたいな雰囲気なんだけど!」




夕立「いわゆる復縁ってやつっぽい!?」




衣笠「いやでも提督には扶桑さんがいるし…まさか…」




三人「不倫(っぽい)!!?」




瑞鶴「いやいやいやいや!! まずい、それはまずいよ提督さん…!」




夕立「扶桑さんに加えて翔鶴さんも…!? 防衛網が固くなって隠れてコッソリ時雨と提督さんの上着嗅ぎに行けなくなるっぽい!」




衣笠「まずいよ…こんなことが青葉にばれたら…いやそれ以前に扶桑さんにばれたら……」




衣笠「ん? どさくさに紛れて夕立ちゃん今すごいカミングアウトしたよね?」




夕立「別に普通っぽい! そんなことよりもどうするの?」




衣笠「扶桑さんが帰ってくる前に真相を聞き出さないと…」




瑞鶴「そっか、扶桑さん今日オフなのか、不幸中の幸いね…」




瑞鶴「でも流石に本人に直接聞くのはちょっと…」




???「あれ? こんなところで何してんの?」




三人「!?」ビクッ




瑞鶴「………な、なんだぁ…鈴谷んか…」




衣笠「びっくりしたなーホント…」




鈴谷「そんなにびっくりしなくてもいいじゃんー……で、珍しい三人組が壁からこそこそ何見てるの?」




衣笠(まずい! いずれバレるにしても今は…)




瑞鶴「べ、別に何でもないよ…そ、それより鈴谷んは何しに来たの?やっぱりご飯?」




鈴谷「んーん? 鈴谷はちょっと落し物を探しにねー…」




衣笠(ズイズイnice!)




瑞鶴「そ、そうなんだー  何だったらその落し物一緒に探そうか?」




鈴谷「え、マジ!? やったぁ!  いやー、一人じゃなかなか見つからなくてねー、助かるよー!」




夕立「それで落し物っていうのは何っぽい?」




鈴谷「あー……ちょっとここじゃ言いずらいから外いこ外」




三人「うん、そうしようかー(っぶねぇ!セーフ!!)」





外・・・



衣笠「それで落し物ってのは?」




鈴谷「うーん、ホント秘密にしてほしいんだけどさー……」




夕立「そういう道具っぽい?」




鈴谷「ちょっ!?  ち、違うし、そーゆーんじゃないし!」




瑞鶴&衣笠(正直そうゆうものだと思ってたなんて言えない…)




鈴谷「あのねーえっとねー……」




瑞鶴「いいじゃん鈴谷ん! もう私たち一蓮托生だよ!」




鈴谷「…ありがとね…  うん、言うよ! 鈴谷が落としたのはねー……」




鈴谷「対提督専用の『受動的になる薬』なんだ!!」





瑞鶴(わかっちゃったー、私この後の展開わかっちゃったー…)




衣笠(私もわかっちゃったー…)




夕立「何それ何それー! 一から教えてほしいっぽい!」




鈴谷「お、夕立ちゃん食いつくねー、いいよ、教えたげる」




鈴谷「……私が熊野と仲いいのはみんな知ってるっしょ?」




三人「うんうん」




鈴谷「で、熊野が提督のこと好きなのもなんとなーく知ってるっしょ?」




三人「うんうん」




鈴谷「ってーことで! 提督と熊野をイイ関係にしてあげようと思ってねー!」




鈴谷「明石さんに頼んでそういう感じの薬を作ってもらったってわけさ!」




瑞鶴「で、でも提督さんには扶桑さんが…」




鈴谷「あー、いやいや、そんな強烈なもんじゃないよ、精々ちょっとだるくなったりしてー…」




鈴谷「まぁアニメとかでよくある看病イベント的なのが体験できちゃうって寸法よ!」




衣笠「でもまたなんでそんなこと…本来熊野んがすることじゃない、そういうこと」




鈴谷「いやー…最近熊野がちょっとかわいそうになってきててさー」




鈴谷「ズイウーン教とかいうのに感染?させられちゃうし」




衣笠(ズイウーン教って病気だったの…)




鈴谷「その治療が終わって帰ってきたと思ったら頭がちょっと可哀想なことになってたし…」




夕立「確かに最近の熊野さんIQが私たちと同じくらいになってるっぽい…」




瑞鶴「すごい短絡的というか……ね」




鈴谷「そっそ、だからいい思いでもさせてあげようかと思ってさ」




鈴谷「あのアホ熊野状態も一時的なもんだって言われてるし、」




鈴谷「治ったらどーにか扶桑さんを言いくるめて作戦を実行しようとしたんだけどね」




鈴谷「肝心のその薬がどっかいっちゃってねー……」




三人「……………………………………」




瑞鶴「……あーあのさー…鈴谷ん…」




鈴谷「ん?なになに?」




瑞鶴「実はその薬のありか…知ってるかもなんだよね…」




鈴谷「マジ!?」キラキラ




衣笠「そう…ね……」




衣笠「じゃあ鈴谷ん…ついてきて…」




夕立「そういえば鈴谷さん、その薬の効果ってどんなものなのかしら?」




鈴谷「さっき言ったように人が死ぬようなもんじゃないよ  明石さん曰く作ろうと思えば簡単に作れるような代物だし」




鈴谷「ただ…」




夕立「ただ?」




鈴谷「すこーし、すこーーーーしだけ媚薬効果も入ってるって…」




三人「………急げぇ!!!」ダッ!









鈴谷「ねーねーどこにあるのー?」




衣笠(食堂にはもう二人はいなかった…ってことは多分…)




鈴谷「執務室?」




夕立「…( ゚д゚)ハッ!  こっちから提督さんの匂いがするっぽい!」




瑞鶴「犬かアンタは…って提督さんの貞操の危機じゃないといいけど!」




夕立「っぽい! 翔鶴さんは確実に提督さんを狙っている…夕立の野生のカンが言ってるっぽい!」




鈴谷「いやだから艦娘の野生のカンってなんだし…」




衣笠「提督! 失礼するね!」ガチャ




衣笠「いない…?」




夕立「いいえ、こっちっぽい! 直接つながってる提督さんの自室…」




瑞鶴「そう、じゃあ一気に行くよ!」




衣笠「ええ、そうしましょう!」




三人「失礼するよ、提督(さん)!!!」バァン!









翔鶴「しーー…」




四人「………」( ゚д゚)ポカーン




提督「Zzz……(安らかな寝息)」




翔鶴「提督ったら、食べたら眠くなってしまったみたいなの…やっぱり疲れてるのかしら」ナデナデ




翔鶴「あなた達も知らなかったとはいえ、執務室で大声出したりしちゃダメよ?」




瑞鶴「え…あ……う、うん、気をつけるよ…」




衣笠「良かった…別になんともないみたいね」ヒソヒソ




夕立「っぽい!」ヒソヒソ




瑞鶴「ていうかよーく考えると私たちすごい失礼なこと言ってたね」ヒソヒソ




鈴谷「…あ、そうだ、翔鶴さん、私落し物しちゃってさー、それを聞きに来たんだよねー」




翔鶴「あら、そうだったの、ごめんなさい、私てっきり瑞鶴がふざけて目的もなく騒ぎに来たのかと」フフフ




瑞鶴「さすがの私もそんなことしないよー! 翔鶴姉ひどーい!」




翔鶴「うふふ   それで落し物っていうのは? 私でよければ協力しますよ?」




鈴谷「うん、これくらいの瓶に入った液体なんだけどー…」




翔鶴「ああ! あれですか、ちょっと待ってくださいね   えーっとこの辺りにー…」ガサガサ・・・




衣笠「やっぱり翔鶴さんか…」ヒソヒソ




夕立「卑しい女っぽい…」ヒソヒソ




瑞鶴「夕立ちゃんそれ私のセリフ」ヒソヒソ




鈴谷「ま、まぁ落としたのは鈴谷だし、翔鶴さんのことは悪く言えないし…」ヒソヒソ




翔鶴「すみません鈴谷さん、これでよかったですか?」コトッ




鈴谷「おー、そうよそれそ…ってあれ?」




翔鶴「あ、やっぱり違いました?  昼間拾ったのでもしかしたら…と思ったんですが…」




鈴谷「い、いいえ、これです、これなんですけど…」




鈴谷「…翔鶴さんこれ、使ってないですよね?」




衣笠「ホントだ、ほぼほぼ満タン」




翔鶴「すみません、実をいうとよい香りだったものでお香代わりに使ってしまったのですけれど…やっぱりまずかったですかね?」




鈴谷「いえいえ全然! 匂いくらいならいくらでもいいっていうか…」




鈴谷「じゃあ鈴谷たちは帰るのでー… 失礼しましたー…」ガチャン




翔鶴「あっ…     ……結局あれは何だったんでしょう…?」








ゼェ・・・ゼェ・・・




鈴谷「と、とりあえず無事でこれを持って帰ってこれたのはいいんだけどさ…」




瑞鶴「どういうことなの? つまり提督さんは普通に体調が悪かったってこと?」




衣笠「いやーそう単純なことじゃないでしょ、あれは」




夕立「どういうことっぽい?」




鈴谷「うんー…だって普段の提督なら翔鶴さんにあーんなんてしてもらわないし…てか人前じゃ扶桑さん相手でも躊躇するっしょ」




鈴谷「つまり、提督にキッチリと薬の効果はあったということ…」




衣笠「そう、しかし瓶の中のなかの薬は一滴も減っていない……」




鈴&衣「「ここから導き出される結論は…!」」




瑞&夕「「結論は…!?」」ゴクリ




鈴&衣「「翔鶴さんは凄まじい『回帰したいオーラ』を持っているの!!」」




瑞鶴「は?」




夕立「ごめん、わからんっぽい」




鈴谷「説明するね! 『回帰したいオーラ』とは、特定の人物、特に女性が自然と発しているオーラのことだよ」




衣笠「このオーラを持つ人は優しい人が多く、ゆえに人が自然と寄ってくるの」




衣笠「例外としては霞ちゃんみたいな子にもこのオーラがあることがあるらしいけどね」




瑞鶴「確かに翔鶴姉はやさしいし信頼できるって言ってみんな寄ってくるね…!」




衣笠「そう、そしてそれは異性には特に顕著に効果が現れるとされているんだよ…」




衣笠「それはもう、この人の言うことなら何でも聞けるってほどにね…」




夕立「はっ!? 提督さん、いつもは平静を装っているけど翔鶴さんと会うのはできるだけ避けてたっぽい…」




瑞鶴「そう…提督さんはそのことに何となく気づいていたんだね」




鈴谷「……でもこのオーラの恐ろしいところはここからだよ…」




夕立「まだあるっぽい!?」




衣笠「ごめん、そこからは私も知らない…」




鈴谷「…このオーラを浴びつづけるとね……そのうち………」




鈴谷「その人に『帰りたい』、つまりその人に体も心も包まれたいって思うようになるんだって…」




瑞鶴「……な、なんて恐ろしい能力なの…」




衣笠「回帰願望の進化形ってところね……」




鈴谷「まぁそういってもそんな状態になったら相思相愛みたいな感じになっていることがほとんどだからハッピーエンドらしいけどね」




夕立「でも待ってっぽい、もし翔鶴さんが提督さんを本気で落としに来たら相当まずいってこと?」




衣&瑞「「!!」」




鈴谷「そういうことに……なるね…」




鈴谷「提督はかなり昔から翔鶴さんと一緒にいたらしいし  下地はバッチリだと思うよ…」




衣笠「くっ! そうなったらこの衣笠、見ていることしかできないのっ!?」




夕立「そうなる前に絶対阻止するっぽい…!」メラメラ




瑞鶴(そうなったら私はどうしたらいいんだろう…姉の幸せのために動く?大事な上司のために動く?)




鈴谷(こーなったらもう意地でも熊野には本気になってもらうしかないじゃん…!  大切な親友としてバックアップしてやるし!)






この事件は幕を閉じた・・・各々に疑問と覚悟を抱かせて・・・



ちなみに『回帰したいオーラ』なんて言葉ないです。  適当に作っただけです、許してください、何でも島k(ドゴォ!












提督「……ぅうん…」パチッ




翔鶴「…おはようございます、提督♪」




提督「………あれ、なんで俺翔鶴に膝枕されて寝てんの?」




翔鶴「あら、提督が眠いからと頼まれたのではないですか、忘れてしまいましたか?」




提督「え…俺全然覚えてないんだけど……」




提督「…っは!?  いや確かに頼んだ覚えがある……がなぜ俺はあんなことを…」




ドサッ




扶桑「提督………」



提督「!?」




翔鶴「あら、扶桑さん、帰っていらしたのですね」




扶桑「今の話は本当ですか…?」




提督「いや、そ、そんなわけないじゃないですかー、はははー…」




翔鶴「はい、提督ならさっきまで1時間ほど、ここで寝ていらっしゃいましたよ?」




扶桑「………」




提督「ち、ちゃうんすよ、これにはわけが」




扶桑「提督は少し静かにしていてくれますか?」




提督「アッハイ」セイザ




扶桑「コホン、そうでしたか翔鶴さん、不在中のこの人のお世話、ありがとうございました」




翔鶴「いえいえ、私も楽しかったですから、全然かまいませんよ」




扶桑「……では秘書官を交代しますので引継ぎを」




翔鶴「そうですね、では書類はこちらに、ええ、少し残ってしまったんです、すみません」




提督「じゃ、じゃあ翔鶴はこれで…」




翔鶴「そうですね、仕方がありません 名残惜しいですが今日のところはこれで…」




翔鶴「私の膝で眠りたくなったらいつでもおっしゃってくださいね、待ってますから♪」ヒソヒソ




翔鶴「では失礼いたしました!」ガチャン








扶桑「提督……」




提督「ハイ、ナンデショウカ」




扶桑「色々と言いたいことはありますが……」




提督「………」ダラダラ




扶桑「お疲れならいつでも膝枕、しますよ…?」カァァ




提督「……」ドサッ




扶桑「えぇ!? て、提督ー? てーいーとーくー!?」




診断の結果、提督の死因は萌え死だったという・・・












ある日・・・




ネルソン「おっじゃましまーす!」




ウォースパイト「お邪魔するわよ」




提督「おじゃまされますー」




扶桑「ようこそいらっしゃいました」




ネルソン「はい、これ返しにきたよー」グイッ




グラーフ「……」チーン




提督「…またやったのか、あのクッソキツイ訓練を…しかもグラーフに」




ネルソン「やっちゃったぜ。」




提督「うちのエースなんだからやめてくれよ」




ネルソン「大丈夫大丈夫、ヘーキヘーキ、ちょっとノビてるだけだから」




提督「まあ体の負担は大丈夫だろ、艦娘だし」




ネルソン「懐かしいねぇ…俺の訓練は死人が出るーなんて噂されたっけ」




提督「…言っておくがあれはマジで死人が出かねない訓練だったぞ」




ネルソン「……結果オーライ!ってことで!」




ウォースパイト「…そのうち起訴されないことを祈るわ」




ネルソン「まぁ昔話なんてどーでもいいや、重要なことじゃない」




扶桑「…私は席を外しておきましょうか?」




ネルソン「いや、問題ないよ、むしろ秘書官の君にはいてほしい」




ネルソン「これから話すことはね…」





ネルソン「『2017年 夏作戦』についてのことだよ」




提督「…ほう」




ネルソン「今回の作戦は太平洋…と思わせておいての西方だ」




提督「そうか、情報をありがとう、で、ソースは?」




ウォースパイト「いつも通りの『勘』だそうよ」




提督「ハイ  まぁお前の勘は大体当たるしな」




ーーーMeeting nowーーー




ネルソン「まぁそんだけだ、帰るぞ」




提督「…そういえばお前は今回も参加するのか」




ネルソン「当たり前田のクラッカーよ!  『艦殺し』こそ俺の本懐さ」




ネルソン「といっても俺は裏方、事後処理メインでしょうよ、今回も」




ネルソン「金払われりゃ何でもするとはいえさー…やっぱキツイわけよ、残党の処理とか」




ネルソン「駆逐クラスまだいいよ、戦艦クラスだと脳天ぶち抜いても死なないときがー…」




提督「そこまでにしておけよ」




ネルソン「あー…はい、すんません  艦娘の前でこういうのはやめた方がいいね、うん」




ネルソン「では今度こそ、お暇しますねー」




ネルソン「ではではー」




ウォースパイト「お騒がせしました、See you」ガチャン




提督「はい、お騒がせされましたー…」







提督「ったく急に来て急に騒いで急に帰っていったな…」




扶桑「やっぱり大規模ですか…」




提督「毎回夏はそうだもん、仕方ないさ」




提督「あ、一応他言無用でね、まだ色々と公表前だし」




扶桑「わかっていますよ、何回目だと思っているんですか」




提督「じゃあ安心だな  ……少し席を外すが、いいか?」




扶桑「ええ、ご安心を   扶桑、ここに待機していますから」




提督「んじゃ、ちょいと外に行ってくるわ」ガチャン










叢雲「アイツは相変わらずのようね」




提督「聞いてたかー…  …ここ防音にしておくかー?」




提督「ったく   で、何の用だ?叢雲」




叢雲「いえ、大したことではないわ  ……夏は気をつけなさいよ」




提督「ん?  ああ、もちろんだが…」




叢雲「そうじゃなくて…」ギュッ




提督「……ああ、もちろんだ」




提督「大丈夫さ、今までも大丈夫だったんだ、今年も大丈夫だ」




提督「…もうあんなことには…させないさ……」




叢雲「絶対、よ…?」




提督「当たり前だ、もうお前を、お前たちをあんな目にはあわせない」














提督「………やべぇ…」




提督「……燃料が足りない………」




扶桑「あの、提督…?  もうすぐで夏作戦始まるんですけど…?」




提督「…もうちょっと頑張って遠征させてればよかったなぁ…(過去形)」




扶桑「ちょ、ちょっと提督!? 遠い目をしないでください!」




提督「いや、いざとなればとっておいたプレゼント箱や艦娘からのバレンタインチョコを使って…」




扶桑「まだ開けてなかったんですか!? あのチョコ!」




提督「…なんか勿体無くて」




扶桑「そんなに手の込んだものじゃないんですから開けてしまえばいいのに…」




提督「いいや、お前らが丹精込めて作ったものなんて食べられるわけないじゃないか(イケヴォ)」




扶桑「あれチョコ型の資材ですよ?」




提督「………はい?」




扶桑「あれチョコみたいな色や形ですけれど資材の集まりですよ?」




提督「…ちょっと冷蔵庫に用があるんで………」ガタッ




扶桑(まさかご丁寧に冷蔵してたんでしょうか…)




提督「まあ4万はあるしバケツも700個以上あるから大丈夫だよね!」




扶桑「It is 『Mansin』」




提督「各資材2万あれば十分なのよ!」




提督「ね?そうだよね、歴戦の提督さんたち! 俺丙だし!丙だし!」カメラメセン




扶桑「提督ー?  どなたに向かってお話しされているんですかー? というか丙ってなんですかー?」




提督「おっとすまん   とはいえつべこべ言わず貯めるしかないよな」




扶桑「それしかないかと  遠征隊の皆さんには大変でしょうけれど頑張ってもらうしか」




提督「うぐっ… またあのクソウサギにやれ給料UPだのやれ有休だの言われるのか…」




扶桑「なんだかんだ言って卯月ちゃんと仲がいいですよね、提督って」




提督「これを見てなぜ仲がいいといえるんだ…」




扶桑「いえ、文句を言いつつも卯月ちゃんとよく話したりしているじゃないですか」




提督「ただの古い付き合いだよ、だから双方勝手知ったる仲なのさ」




提督「別に仲がいいわけじゃない」




扶桑「むぅ~… 知っているですからね、さっきもドアの前で同じく鎮守府早期からいた叢雲さんと話していたの!」




提督「え、マジ!?  会話聞こえてた?」




扶桑「会話までは聞き取れなかったですけど、声で叢雲さんだとはわかりました」




提督「そ、そうか」



扶桑「でも…いいですよね、古い付き合い って」




提督「……」




扶桑「、私もそんな風に呼ばれるくらい前から提督と一緒にいれば「いや」




提督「そんなにいいもんじゃない、こと俺の『古い付き合い』ってのは」




扶桑「………」




提督「ロクなやつがいない、いや…」




提督「ロクでなししか残らなかった」




提督「もし…もし昔の俺の隣に扶桑がいても……」






提督「だが今は違う」




扶桑「…!!」




提督「今は俺の隣に扶桑がいる  バカ話して、執務して、出撃して」




提督「俺を守ってくれる人がいる」




提督「だから扶桑、お前は『今ここにいて』くれ」




提督「過去なんてどうでもいい、今隣にお前がいてくれることが、俺の幸せだ」




扶桑「ふふ、当たり前じゃないですか、だって私は」




扶桑「あなたの嫁艦なんですから♪」