2017-09-05 00:12:37 更新

概要

音ノ木坂学院卒業後のメンバー達の壮絶な運命が明かされる。どうする海未ちゃん?どうするの!!


前書き

μ's解散後9年後の物語、管理職園田海未(2話)です。拙い文章ですがよろしくお願いします。コメディーの予定をしています。


封筒から書類を取り出した


9枚紙があり、それぞれにメンバーの名前が書いてある。


海未はことりの名前を探した


海未「・・・ありました」


紙には名前の下に文章が書いてあった。


・南ことり


音ノ木坂学院卒業推薦(母親のコネ)で服飾の○○学校に入学


困惑する海未


海未「えっと、コネとはどういうことです?」


進学後、実技は満点を取っていたが、服飾以外の座学の点数は全滅、留年しそうなところを母親の力で進級、その後卒業。


エリート意識の強い、学校のため座学で成績の悪かったことりに彼氏はできなかった


海未「ことり?」


国内で服飾の一流会社の○○に入社


実力主義の会社に一年で顔にあたるデザインを任せられるようになる


次期社長候補と言われ、名実ともに会社の看板になる


ある時、社長同伴で世界の有名デザイナーと会議の場を得る


海未「いい待遇なのに、、、こんなことに」

「何かの間違いでは」


・・・ここから転落が始まった


海未「転落?ことりに何があったのです?」


心配な顔で見る海未


今回の会議は会社を世界規模のブランドにするか否かの命運を賭けた会議で今や、会社の看板デザイナーのことりさん無しには成立しない会議だった。


だが


海外出張の当日、待ち合わせ時間にことりさんが空港に現れなかった


焦った社長は懸命に連絡してもことりさんは電話に出ない。

ことりさんが行かないことには会議に出席することに意味がない、頭を抱える社長、刻一刻と迫るフライト時間、


とうとう、飛行機が飛び立ってしまった


ことりさんが到着した時には飛行機が飛び立った後だった。


社長はことりさんに訳を問いただした


するとことりさんは鞄からあるものを取り出した


それは・・・




ことり「これがないと寝れないんです」


ことりさんは枕が変わると眠れない人だった


ただ、今回は間に合わなかった


海外に電話をした所、相手ぷんぷん!!

社長もぷんぷん!!


ことりさん、その場で解雇


会社は何とか倒産は免れたものの、会社の恨みは凄まじく

このことは業界全体に伝わり、実質、この業界では生きていけなくなった。


ことり「でも、やっぱり服にこだわりたい」


貯めた給料を資金とし、母親の援助を受け、会社を創設(会社の顔の商品を担当していたため、給料は相当な金額をもらっていた模様)


バードスタジオに命名


○○社の次期社長候補が独立したということで、知名度は日本中で有名になる。


ところが今までデザインしかしてこなかったので会社の経営なんてわかる訳もない


基本的に一人でデザインし、会社に通し、OKをもらうだけだったので人材を雇うことも思い浮かばなかった


まず、服作り


ことり「今までは、デザインして、会社に通すだけだったからよかったけど」


シルクをベースに服を作成しようと思案


ところが、生地から衣服を作ろうにも生地の注文の仕方がわからない。


そこで、生地から作ろうと蚕を一万匹購入

これで自家製の生地を作れる

材料費も浮いて一石二鳥

意気揚々のことりさん


だが問題が起こった。


肝心の機織り機を一台も購入しなかったため、作れなかった


でも、よくよく考えてみたら機織り機あってもやり方が解らないので結局、破綻していた


ご利用は計画的に


生地さえあれば、服を作ることができる

生地さえあれば!!


そこで、生地を購入することりさん


ことり「えーっと、何の生地を買えばいいのかな」

「こんな時、穂乃果ちゃんや海未ちゃんがいれば、、、」

「駄目!!だれかに頼ったら」


既にこの時にことりさんは必要以上にプレッシャーをかけ、自分で追いつめていた

追いつめられると冷静な判断力を失う

例え、当然のことでも


ことり「生地、、、」

「あ、生地って書いてある」


ここでも問題が起こった!!


生地を購入しようとしたところ、ピザの生地を1万枚購入


何故かって?


生地って書いてあったから!!


資金が底をつく。


アイデアはある


だが、肝心の生地が手に入らない


アイデアはあるのに!!


そこでVRに目をつけたことりさん


もう、ことりさんは冷静な判断ができなくなっていた


ことりさんは思った。


まさしく、神が送った起死回生の手段


ことり「もうこれしかない」


意気揚々と銀行に融資を頼んだところ、VRでは需要がないと銀行が判断


あえなく却下


ことりさんは確認した生地を注文することを思いついた。


知名度はある。


銀行も融資するに納得の理由もある


アイデアはある


生地を間違える同じ失敗は繰り返さない!!


後は金だけ!!


過去の失敗がことりさんを苦しめる


ことり「失敗したらどうしよう」


また失敗したらという不安がことりさんに一歩を踏み出させなかった


会社倒産


その後、近くの部屋で顧客とトラブルがあり、暴力沙汰があったが、巻き込まれる前に帰宅


ファッション業界で完璧に希なし


就職先なし、借金生活になる


理事長は融資の問題で責められることなり、友達に貸した疑惑を掛けられこう呼ばれた


とり友問題


借金を返済するためにキャバクラで働こうとしていた所


ことり「お母さんもことりのせいで、大変なことになっちゃった」


穂乃果「ことりちゃん!!」


ことり「穂乃果ちゃん!?」


雪穂「お久しぶりです」


お姉ちゃん(穂乃果)と感動の再会


保護した時は昔と同じように助けを求めた


ことり「ほのかちゃーん」


二人は熱い抱擁を交わした


現在、Kコーポレーションに就職(蚕とピザ生地は会社にて有効活用)

園田海未の部下になる。


海未「・・・ことりがまさかこんな」


幼馴染の驚愕の現状を知ってしまった海未はしばらく立ちすくんでいた


(まさか、ことりは本当にお・・・)

(先を見ましょう)


海未「次は花陽ですね。」


・注意書き


海未(何でしょうか?)


1年生からの入学は娘を思う母の愛情、否、理事長の慈愛の精神により、誰でも入学できるようになりました。

そのため、個性的な人たちが入学してきました。


海未は学園の現状を初めて知った

驚愕する海未


海未「そんなまさか」


お姉ちゃんの大いなる愛で、Kコーポレーションに就職することができました


・小泉花陽


H中を下からそこそこの成績で卒業


学院入学後は皆が知っている通り真面目な学生さんでした。


音ノ木坂学院卒業後、B大学に入学


海未「B大学って」


B大学は都内でも一、二を争うおバカ大学


海未の脳裏に1年生はおバカという文字が浮かんだ。


海未「続きを」


サークルに勧誘されるも、男にナンパされる日々を送る


そんな時は


凛「かよちんは凛のお友達だよ!!」

「行くよ、かよちん」


本来であれば、男に一人ぐらいは捕まりそうなのに、凛さんのおかげで彼氏なしで卒業


結局、サークルには入りませんでした


凛さんグッジョブ?


K社に入社、案内口に就く


海未「K社の受け付けは見た目が良くないと働けないと聞きました、流石は花陽です」

「・・・ですが、さっきはすごく太っていましたが、何があったのでしょうか?」

「まさか、いじめ?」


入社後の歓迎会でやはり、口説かれるターゲットになるが


凛「かよちんは皆のかよちんだよ!!」

「行こう、かよちん」


何で凛さんが居るのかなんて気にしちゃ駄目よ!!


海未は続きを読んだ


入社後、


飲み会に参加した花陽さん、酒を覚える


毎食、飲酒と米を食べるのが日課になる。


花陽「これがなきゃ一日は終わらないよね」


結果、20K増量


業務中、心無いお客様から容姿で苦情を受ける。


他部署に移動。

実は花陽さんの目当てに所謂ぽっちゃり専門のしつこい客がいて迷惑していたので追い払うという名目も兼ねていた


会社は他の部署に回したが、そこは優秀な会社、実力に見合う仕事がなかった


何処にも行かせることができず、受付に戻そうにも再三の注意した結果


花陽「酒が飲めないなら、会社なんて辞めてやる~」


解雇


酒をやめなきゃと気づいたときは全ては遅れ

気づいた時には終わっていた


ある日、車と車の間に挟まった花陽さん


花陽「苦しー」

「ダレカ助けてー」

・・・

「わたしこのまま、死んじゃうのかな」


穂乃果「そんなことないよ」

雪穂「大丈夫ですか?」


絶体絶命の所を保護


現在、Kコーポレーションに就職

園田海未の部下になる。


海未「危ないところでした」


海未「次は」


・星空凛


H中を下から飛び抜けた成績で卒業


学院入学後は皆がご存じの通り、明るい生徒さんでした。


音ノ木坂学院卒業後、B大学を受験失敗


海未「え、、、じゃあ凛は?」


バイト生活を始めるがいろいろ問題を起こし、全てのバイトを首になる


ある日の凛さんの仕事ぶりです

凛「1000円のお金をもらって、900円のエ○本を買います

お釣りは100円ですにゃ・・・いや、ちょっと待つにゃ」


商品名を読み上げられてお客は恥ずかしそうだ


凛さんは閃いた!!まさしく天啓


凛さんは四捨五入を取り入れた


凛「四捨五入するからお釣りはありません」


客は激怒して店長が呼び出された


店長が凛さんに注意するが


凛「エ○本買うんだったら、お釣りぐらい寄付してくれてもいいじゃん!!」


客、公衆の面前で大恥


凛さん解雇


そしてニートになる


毎日、暇な凛さんは花陽さんの様子を見に学校に行く


連日、ナンパで困っている花陽さんを見て、決意を固める


凛「かよちんは凛が守る!!」


凛さん、花陽さんのボディーガードになる


花陽さんはこのことを知りません


花陽さんが会社に入社後、花陽さんが参加していたイベントには全て付き添いをしていたが会社にばれ追い出される


凛「人権侵害ニャー」


凛さん無職


町を走って自分の非力さを痛感している所、怪しげな取引をしているところを目撃、ばれて開発中の新薬を飲まされる寸前


絶体絶命の凛さん

凛「もうだめにゃ」


さっそうと現れる二人組

穂乃果「凛ちゃん!!」

雪穂「やばい所に来ちゃったわね」


緊迫した状況の中


悪い人たちをボディーガードがやっつけ、凛さんを助けました


現在、Kコーポレーションに就職(薬は会社で検査中です)

園田海未の部下になる。


海未「皆、結構危ないですね」

「次は」


・西木野真姫


海未「真姫は大丈夫ですよね・・・」


一年生の学校入学時の募集を思い出した


海未「まさか・・・」


N中を他の追随を許さない成績で卒業


学院入学後は皆が知っている通り、誇り高き学生さんでした。


卒業後は


A医学部の授業に出る


海未「真姫だったら、このぐらい、当たり前ですね」


何か思い悩む海未


海未「といいたいところですが、何か違和感がありますね」

「推測するに学院の勉強はここの医大に入れるほどよくないはず」


疑念は深まる、だが海未はその無理やり疑念を打ち消した


「きっと、真姫のお母さまが優秀な家庭教師をつけてくださったのです」


6年後、西木野総合病院に研修医で入る

研修医とは思えない、的確なメスさばきで将来を有望視される


だが、この時では既に取り返しのつかない事態が起きていた


海未「何があったのです?」


真姫さん、判断ミスを起こし、幸い大事には至らなかったものの、それが原因で過去の経歴を暴かれ、病院を解雇


園田海未の部下になる。


困惑する海未

海未「いったい何があったというのですか?」


詳しいことは真姫さんに聞いてください

詳しいことはこちらから言えません


海未「気になります」

「でも、聞いていいことなのでしょうか?」

「悩んでも仕方ありません、次に行きましょう」


・3年生は僅かな選択を間違えてしまったことにより、災難が降りかかりました。


海未「何が、あの3人を変えてしまったんでしょうか?」

「亜里沙が雪穂と一緒にいたのと関係があるのでしょうか?」


・綾瀬絵里

ロシアの学校を卒業後、日本に移住、入試試験を受け、学院に入学しました。


学院入学後は皆がご存じの通り、孤高な学生さんでした。


音ノ木坂学院卒業後、S大学に入学


入学後は多忙のため、学院と疎遠になってしまいました。


海未「S大学って言ったら、国内では随一の大学、流石は絵里です!!」


声をかける男性はいましたが、結局、恋愛には発展せずに終わりました


海未「・・・私と同じでアレではないですよね?」


とても印象に残ったので詳しく書いてあります


大学を卒業


銀行員になる


融資の説明を説明するため、案内所に通していた時


隣では融資で揉めている客が居た


何でも、VRで洋服を着ているように疑似体験させるための融資を頼んでいるようだ


絵里「はあ、通るわけないのに」

「少し考えれば、解りそうだけど、よっぽど焦っているのね、それかお○○か」

「あの声、聞いたことあるわね」

「まさか、ことりが居るわけないわよね」


そのまさかがそこで起こっている


立ち止まる絵里

絵里「もし困ってるなら助けなきゃ」


助けてあげて!!


絵里「見に行こうかしら」


ことりさんは待っている!!


絵里「でも、お客様を待たせられないわ」


あーあ

気になりつつも、部屋に向かう絵里さん


絵里「どうぞ、こちらへ」


絵里さんは銀行でも将来を有力視されていて出世コースは決まったも同然だった


待っていたのは、いつも取引している女性の顧客で今日も融資を頼みに来た


内容に目を通す絵里さん


いつもは内容に不備がないはずだけど、今回はいつもと様子が違った


絵里「すいませんがこの内容では融資を引き受けることはできません」


問い詰める顧客


結局、支店長が割って入り、内容を訂正して、融資を引き受けることにした


腹の虫が治まらない顧客


元からハーフで綺麗な絵里さんに嫉妬していた顧客は怒りにまかせいちゃもんをつけてきた


この2重国籍のスパイ!!


絵里さんと亜里沙は日本に移住してきた後、日本国籍を取得したため、問題なかった


絵里さんは心も日本人と思って生きてきた。

絵里さんはキレた


絵里さんが正気に戻った時にはその場にいた支店長は悶絶しており、自分の拳は血にまみれ、窓ガラスは割れていて無事な全員がロシア人怖いとつぶやきながら震えていた


暴力事件を起こしてしまった絵里さんは解雇された


出世街道を歩いてきた絵里さんが突然の解雇、エリートの転落


亜里沙も絵里さんの大手銀行行員が起こした暴力事件に食いついた嗅ぎつけた週刊誌に追われ、会社を辞めていた


亜里沙から連絡が途絶えたので調べたら、アル中に亜里沙が苦しめられていると聞き、親友の危機に居てもたっても居られず、詳しく調べました。


そのアル中が絵里さんだと判明したので、亜里沙を連れ出すつもりが、お姉ちゃんの意向で絵里さんも助けることにしました


自暴自棄になった絵里さんは家でウォッカを飲んで過ごすという毎日を送っていたそうです


酔っぱらいは時として非常識な行動をとる


車に亜里沙を乗せ、連れて行こうとしたときに絵里さんが乗り込んできた


絵里「ちょっと、亜里沙を何処に連れて行こうとしているの?」


亜里沙「雪穂の会社に行ってくる」


絵里「私もついていくわ」

車に乗り込む絵里さん


雪穂(なんで勝手に乗り込んでくるのよ!!)

(うわあ、酒臭い)


亜里沙が見ている前で絵里さんを無下に扱うことはできない、仕方なく絵里さんも連れて行くことにした。


亜里沙の経歴に目を通し、幸運にも会社にとって必要な人材なので入社試験を受けさせ、駄目だったら、落とすことを伝えた


絵里「会社はお遊びじゃないわ」

亜里沙を見据える絵里さん

絵里「亜里沙も友達という甘さは捨てるのね」

亜里沙「うん」


雪穂(飲んだくれのあなたが何を言ってるのよ!!)


会社についてから亜里沙を降ろして、絵里さんを車に残し、入社試験を受けさせた


結果

合格


亜里沙は秘書のポジションを得た


結果を伝え、絵里さんには車で返そうとした


酔っぱらいは時として非常識な行動をとる


絵里「亜里沙が受かったなら、姉の私も受けるのは当然よね」


絵里さんは車を降りようとした


暴れる絵里さんボディーガード数名に取り押さえられた


絵里「離しなさい!!」

「亜里沙、こいつらを亜里沙の力で首にしなさい!!」


いくら亜里沙でもそんな権限はありません


絵里「融資を打ち切るわよ!!」


銀行が違います


絵里「亜里沙が秘書なんだから、姉の私は副社長よ!!」


それは私です


絵里「あんたら全員首よ!!」


もう無茶苦茶


その時、お姉ちゃんが現れた


穂乃果「絵里ちゃん!!」


この時はお姉ちゃんも絵里さんを助けるつもりでいた

酔っぱらいのこの一言がなければ


絵里「穂乃果!!」

「老舗の和菓子屋の売り上げだけじゃ不安なの!!」

「私を雇いなさい、潰れかけの古い和菓子屋が生き残れるようにして見せるわ!!」


心配しなくても、年商1000億です。


和菓子屋のプライドを傷つけられたお姉ちゃんは怒りで震えていた


穂乃果「…」

「絵里ちゃん、さようなら」


絵里「穂乃果!!」


亜里沙が絵里さんに詰め寄った

パーン

亜里沙は絵里さんにビンタした


呆気にとられる絵里さん


亜里沙「穂乃果さんに謝りなさい」


酔いがさめ、自分の犯した過ちに震え、申し訳なさそうに穂乃果を見る絵里さん

絵里「穂乃果ごめんなさい」


いつもの笑顔を向ける穂乃果

穂乃果「いいよ」


神妙な面持ちで亜里沙は雪穂に言った

亜里沙「お姉ちゃんにも試験を受けさせてあげてほしいの」


雪穂「亜里沙には悪いけど馴れ合いで、仕事を進めるわけにはいかないの」


穂乃果「いいよ」


雪穂「お姉ちゃん!!」


穂乃果「名目上は私が社長だよ」


雪穂「たとえ、二人の言うことでも、結果が悪かったら、採用しないからね」


こうして絵里さんに試験を受けさせた


結果

合格


雪穂「流石は音ノ木坂学院元生徒会長ね」


亜里沙「えへへ」


因みに在学中は雪穂が生徒会長で亜里沙が副生徒会長でした


満点の成績をとったにも関わらず、絵里さんは海未さんと同じ管理職にはしなかった

何故なら、酒癖が悪すぎるかるうえに、暴力をふるうことが判明してしまったから


ホワイト企業を目指す、Kコーポレーションに就職としてはそんな暴力事件を起こした人物を雇いたくなかったけれど、親友とお姉ちゃんが頼むので仕方なく、入れました


絵里さんは私の成績が満点だから、海未さんと一緒に管理職になれないのはおかしいと言ってとても怒っています


現在、Kコーポレーションに就職(アル中は治療中です)

園田海未の部下になる。


海未「大変でしたね」

「絵里は大丈夫でしょうか?」


矢澤にこ


Y中をそこそこの成績で卒業


学院入学後は皆がご存じの通りニッコニッコニーな学生さんでした。


音ノ木坂学院卒業後、アイドルへの道を進む

海未「A-RISEがあれだけ活躍しているのに、にこは一度も見かけませんでした」


彼女は選択を誤ったことにより、悲劇が起きました


海未「何です?」


スクールアイドルで優勝したチームに所属していた、にこさんを獲得しようとする事務所は多数あり、大手事務所も募集していた


にこさんは数ある事務所の中で、無名の事務所を選んだ


若さゆえの自身


にこ「私がこの事務所を有名にして見せる」


それと、社長の誠実そうな人柄にこの人なら任せてみようと思った


だが、そのにこさんの判断はとんでもない、結果を生み出した


にこさんには多数の出演の依頼が来ていましたが事務所の傲慢な対応ですぐに依頼が来なくなりました。


誠実そうに見えた社長は金にがめつく、出演料を必要以上に要求し、仕事が来なければ全部、にこさんのせいにされました


にこさんの代わりにA-RISEに出演依頼が来るようになり、彼女たちはそのチャンスをものにし、アジア圏内で覇権を争うまでに成長しました


事務所選びを間違えていなければ!!


その頃、社長の豪遊で事務所が多額の借金を抱えていたことが判明、社長は逃げ、多額の負債を抱えることになりました。


卑劣な社長により、借金の一部をにこさん知らない間に返済義務を負わせていたために、逃げることができなくなりました。


借金の返済に追われる生活、にこさんのご家族も懸命に返済してく中、とうとう、限界がきて、一発で返済できるある仕事が来ました


海未「まさか、、、」


AV出演


涙ぐむにこさん


にこ「なんでこんな目に」


契約書にサインする寸前


穂乃果と雪穂が現れた


穂乃果「ちょっと待った!!」

雪穂「はーい、にこさんは私たちがもらいます」


にこ「あんたたち何でここに?」


穂乃果「にこちゃんがピンチだって聞いたから助けに来たんだよ」


にこ「・・・気持ちはありがたいけどあんたたちの世話にはならないわ」

「これは私の問題なの、口出ししないで」


雪穂「無償で助ける気はありませんよ」


にこ「どういうこと?」


雪穂「リクルートです」


にこ「にこを雇うですって?」

「ふざけないで!!」

「私は銀河系アイドル矢澤にこよ!!」

雪穂「まさかAVのですか?」


金貸しの人たちは嬉しそうだ


にこ「ちがうわよ!!」


金貸しの人たちは怒り心頭


雪穂「まあ、もし来ないのであれば、こっちの借金の返済もお願いしますね」


借用書を見せた


借金代金を借りる契約で契約者は家族だった


雪穂「かつての仲間とはいえ、少し疑ったほうがよかったですね」

「まあ、それだけお姉ちゃんの信用が高かったということでしょうけど」


金貸しの人たちは怒り心頭だ

雪穂「じゃあ、これと交換で」


借金分のお金を渡した。少しの代金を上乗せして、後、にこさんの逃げた社長を連れてきた


お金を見た金貸しはすぐににこさんを返しました

社長は要らないと言いましたが、引き取り代を渡すと引き取ってくれました


お金を返す当てのないにこさんは渋々、従いました


現在、Kコーポレーションに就職

園田海未の部下になる。

社長はどうなったかわかりません


海未「そんな酷いことが」

海未は自分の境遇を重ね、涙した


海未「さて、あと一人ですね」


東條希

各地を転々としている中、音ノ木坂学院を受験


学院入学後は皆がご存じの通り、スピリチュアルな学生さんでした。


音ノ木坂学院卒業後、絵里さんと同じ、S大学に入学、絵里さんとはキャンパスが違ったため、あまり会えませんでした。

だが、これが希さんの人生を狂わせることになる、絵里さんがいれば!!


海未「いったい何が?」


入学後、イケメンな彼氏ができる


海未「ええ!?」


各地を転々としていて、親ともあまり会えない生活を送っていた希さんは愛に飢えていた


付き合い始めてから、一週間が過ぎたころ、幸せな生活は終わっていた


彼氏はなんと、他人とは好みが違っていた。

その基準では希さんは不細工だった

一週間たったころ


「おい!!ブス、金ヨコセ!!」


これが日々の彼の口癖でした


お金がない希さんは工事現場でバイトしました


学校以外のすべてをバイトに費やし、金が入ったら、彼氏に渡す、そんな生活を送っていました


お金を渡す希さん

希「これでうちと一緒にいてくれる?」


卑劣な男は希さんに体を要求しました


結婚までは純潔でいると誓っている希さんは男の要求を断りました


男は自分の基準で美人の女性を何人も捕まえました


イケメンな男は数多くいる


希さんはわかっていましたが、初めて告白された時のことが忘れられず、そのまま、

ずるずる、付き合いました


ある日、男は運命の人を見つけたといって、去っていきました


ショックに沈む希さん


希さんは必要以上に自分を責めました


希「うちが悪いんや」

「うちに魅力がないから、逃げて行ったんや」


ストレスで10K増量しました


そんな時、希さんに告白する男性が現れ

心が沈んでいた希さんはその男性と付き合い始めました


付き合い始めてから男性は希さんをよく食事に連れて行ってくれました

満腹まで食べる希さん、それを幸せそうに眺める彼氏


ある日、希さんは満腹で食べられなった時、男性はすごく激怒しました。


男性はよく食べる健康な女性が好きだったのです

男性によると希さんはまだまだ、痩せていたのでした。


希「うち、もう食べられへん」


そういうと男性は見捨てると言って脅しました


過去に捨てられた恐怖で、捨てられないと頑張る希さん

希さんは必死に食べました


息切れがしやすくなり、病院に行きました


診断結果

太りすぎ


このままでは命に係わるとなり、入院させられました


男性は見舞いに来ましたが、K社の案内に有望な人物を見つけたと言って、去っていきました。


希さんは男どもの身勝手さに怒りで震えました


退院後、元の体系に戻った希さんには言い寄る男は、多々いましたが、イケメンでも性格が悪い男ばかり、希さんは自分が悪い男に言い寄られる性格だと自覚しました。


それから男を捕まえ、お金を貢がせる生活を送り、大学卒業後も男に貢がせてを繰り返すという生活を送っていました


ある日、エロい撮影が趣味の男に会い

希さんは逆に男を撮影し、ネットにアップし、それが元で希さんは捕まりました


境遇に愕然とする海未

海未「そんなことが、、、」

「私たちがもっと、連絡をとりあっていれば」

海未は仲間を救えなかった自分を責めた


希さんが捕まって2日後


希さんは釈放された


ポケットに手を入れながらガムを膨らまし、テクテク歩く希

希「家族からは縁切られたから、だれや、うちの保釈金を出したのは」


希の前に二人が現れた

穂乃果「希ちゃん!!」

雪穂「私たちです」


立ち止まる希

希「なんで、うちの保釈金をだしてくれたん?」


穂乃果「それは仲間だからだよ!!」


希「捕まるまでほっといて、何が仲間や」

「まあ、礼だけ言っとくわ」

「会社大きくなってるな、今度なんか奢ってな」

「ほな、さいなら」


また歩き出す希


雪穂「礼は必要ありません」


立ち止まる希

希「どういうこと?」


雪穂「お金は返してもらいます」


希「まあ、おかしいと思ったわ。いきなり、ポイって保釈金出してくれるわけはないな」


雪穂「お姉ちゃんは無料で出すって言ってましたけど、私が条件を出したんです」


希「ふーん、何やその条件って?」


雪穂「うちで働いて借金を返済してください」


くす

希「前科者のうちが、Kコーポレーションに就職って」

「笑えるわ」

「勝手に払ってくれたもんだから、払う義務はないな」

「ほな、さいなら」


穂乃果「待ってよ希ちゃん」


またテクテク歩き出す希


雪穂「待ってください」


歩き続ける希


雪穂「お金が必要なんですよね」


立ち止まる希


雪穂「何をしようとしているか、知ってますよ」


希「なんのことかな?うち解らへんわ」


希に耳打ちする雪穂


希「それを何処で?」


雪穂「張り込ませてもらいました」

「いい人なんですね」


少し考える希

希「まあ、このままでも、稼げるけど」

「そこまで言うならお世話になるわ」


雪穂の耳元でささやく希

希「雪穂ちゃん、、、悪くなったなあ」

雪穂「まあ、その話はまた今度」


現在、Kコーポレーションに就職

園田海未の部下になる。


テストはわざと手を抜いてる感じがしました


全てを読み終わった海未


海未「皆、大変だったんですね」

「私が皆を助けなきゃいけないですね」


決意を新たにする海未


海未「助かったからよかったのですけど穂乃果たちはどうやって皆の情報を集めていたのでしょうか?」


続く



後書き

コメディー難しいですね、最後までお付き合いいただけると幸いです


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