2016-05-20 23:31:56 更新

概要

この作品は黒宮聖(オリ)と紅魔館組をメインにしたストーリーです
聖は霧の湖で道に迷っていた時に紅魔館を見つけて働くことになる


前書き

黒宮聖(くろみやこうき)

見た目は普通の人間…だが、人外の目を持っている人間
人以外の生き物を見てしまうと殺そうとする衝動が走る…だけど、ある程度制御出来る(虫や植物は除く)
あと生命力も尋常じゃない(頭はパー)




























霧の湖



ザッザッザッ…


黒宮 「…」


ザッザッザッ…


黒宮 「…迷った」


黒宮 「どこだろ?ここ…」(((‥ )( ‥)))


黒宮 「…まいったな?」ハァ…


黒宮 「…まっ適当に歩いてればどこかに着くかな?」


黒宮 「…たぶん」


ザッザッザッ…











紅魔館ー屋敷の横前


黒宮 「…真っ赤な城だな?こんな森の奥に城があるなんてな?」


黒宮 「…」(((‥ )( ‥)))


黒宮 「…誰か居ないかな?道聞きたいな」タッタッタッ…








紅魔館ー門前



美鈴 「zzz…」寝てる


黒宮 「…」


美鈴 「zzz…」


黒宮 「…あの~?もしもし?」


美鈴 「zzz…」


黒宮 「…人間、じゃないな?」


美鈴 「zzz…」


黒宮 「それと起きる気配なし…どうするか?」ハァ…


パタパタ…


フラン 「美鈴~!」パタパタ…


黒宮 「(子供が飛んで来た!?)」


美鈴 「ふぁ?…っ!?」ザッ!! 起きた瞬間瞬時に構えをとる


黒宮 「あ、やっと起きた?」


フラン 「遊ぼー!」ガバッ!!


黒宮 「…なんで俺?」 フランに抱きつかれる


フラン 「あれ?美鈴じゃない」


美鈴 「フラン様!?私は男ではないですよ!?」


黒宮 「突っ込むとこそこかい!」


フラン 「あなたはだれ?人間だよね?」


黒宮 「そう言う君は人間じゃないな?」


フラン 「うん!私はフラン 吸血鬼よ!」


黒宮 「俺は黒宮聖(くろみやこうき) ただの人間だよ?」


フラン 「…?」


黒宮 「? どうした?」


フラン 「…あなた なんで目が赤いの?」


黒宮 「…」


美鈴 「あなた 紅魔館に何のようですか?」


黒宮 「…紅魔館?この館のことか?」


美鈴 「そうです この館はレミリアお嬢様の館です!なにようでここに来たのですか?」


黒宮 「…」ネーネー?ナンデメガアカイノ?ネー?


黒宮 「フラン ちょっと現場を見ような?」


フラン 「うー?」


黒宮 「俺はただ道に迷ったから誰かに聞こうとして歩いてたらここにたどり着いたんだ?」


美鈴 「では、この館には用事ないと?」


黒宮 「まぁ、道を聞きに来ただけだからな?」


美鈴 「…」


フラン 「ねーねー?黒宮 一緒に遊ぼ?」


黒宮 「っん?別に構わないけど何して遊ぶんだ?」


美鈴 「いけません!フラン様と遊ばれては!」


黒宮 「…っえ?」


フラン 「それじゃ…鬼ごっこしたい!」


美鈴 「フラン様!鬼ごっこなら私が遊びますのでその方と遊ばれるのは!」


フラン 「逃げる役1人じゃつまらないよ?」ブー!


美鈴 「たっ確かにそうですが…」


黒宮 「別にいいよ?どうせ暇だしな」


フラン 「やったー!」


美鈴 「…ちょっと良いですか?」


黒宮 「なんだ?」


美鈴 「フラン様に捕まっては絶対駄目ですからね!絶対に逃げ切ってくださいね!?」ホヒソヒソ…


黒宮 「…捕まったら?」ヒソヒソ


美鈴 「…」


美鈴 「【後形もないと思ってください】」ヒソヒソ


黒宮 「…まじ?」


美鈴 「…」コクッ


黒宮 「…」


フラン 「それじゃ!私が鬼やるから逃げてね?」


フラン 「よーい…どん!」


黒宮 「」ダッ!!


美鈴 「」ダッ!!


フラン 「いっくよー!」ブゥンッ!!!! 分身が現れる


黒宮 「えっ!?」タッタッタッ!!…


フラン2 「まてー!」パタパタ!!…


フラン3 「捕まえるぞー!」パタパタ!!…


黒宮 「(分身!?マジかよ聞いてないぞ!?)」タッタッタッ!!…


フラン2 「きゅっとして」パタパタ!!…


黒宮 「きゅっとして?」タッタッタッ!!…


フラン2&フラン3 「「ドッカーン!!」」


ドゴォォォォォン!!!!!!!!!! 隣にあった木や草がチリ一つなくなる


黒宮 「っ!!!!!?」


フラン2 「あれ?外れちゃった」


フラン3 「テヘッ!」(=°ω°=)


黒宮 「あんなの食らったら死ぬ!!なんて奴だ!!」タッタッタッ!!…


フラン2 「まてー!」パタパタ!!…


フラン3 「まてまてー!」パタパタ!!…


黒宮 「待てって言われて待つわけないだろ!しかも今の攻撃みたら余計待つか!!」タッタッタッ!!…


フラン2 「あははははっ!」パタパタ!!…


フラン3 「あははははっ!」パタパタ!!…










逃げ続けてから数時間後ー今だ森の中



黒宮 「…」タッタッタッ!!…


フラン2 「…どういうこと?なんであいつ疲れないの?」ハァッハァッ…


フラン3 「それどころか、動きが早くなってくる…」ハァッハァッ…


黒宮 「…」タッタッタッ!!…


フラン2 「もっもうだめ~…」シュゥゥ… 消滅する


フラン3 「私も~…」シュゥゥ… 同じく消滅する


黒宮 「…」タッタッタッ!!


黒宮 「…終わったか?」









紅魔館ー門前



フラン 「ふにゃ~ん…」グテー… 地面にベタついてる


美鈴 「ふっフラン様 大丈夫ですか?」


フラン 「疲れたー…」 タッタッタッ…


黒宮 「…終わったのか?」タッタッタッ…


美鈴 「あ、無事だったのですか!?」 タッタッタッ…


黒宮 「まぁな?」


フラン 「あなたなにもの?なんであんなに早く動けるの?」グテー…


黒宮 「いろんな事を訓練してきたからな?このくらいお手の物だ」


美鈴 「だとしてもフラン様相手に逃げきるなんて…」


黒宮 「あんたが絶対捕まるなって言ったんだろ?」


美鈴 「まぁ、そうなんですが…」 タッタッタッ…


レミリア 「フラン そろそろ日が出るわよ?」タッタッタッ…


フラン 「あっお姉様!」


レミリア 「日笠くらい持って歩きなさい?私達にとって太陽の光は大敵なのだから」


フラン 「はーい!」


レミリア 「…あら?そこにいる人間は誰かしら?」


黒宮 「んっ?おれか?」


フラン 「お姉様 あの人おもしろいのよ!私と鬼ごっこして逃げ切ったのよ!」


レミリア 「…逃げ切った?」


フラン 「うん!しかも私の攻撃全部かわしたりして凄かったわ!」


レミリア 「えっ!?フランの攻撃を全部かわした!?」


レミリア 「あなた何者!?」


黒宮 「…何者って言われてもただの人間だが?」


レミリア 「ただの人間がフランの攻撃を避けられるわけないわ!」


黒宮 「…そんな事言われてもなぁ?人間としか言いようがないんだが」ウーン


美鈴 「…」ジー…


黒宮 「…なに?」


美鈴 「…あなた 人里の住民ではありませんね?」


黒宮 「人里?」


レミリア 「…」


レミリア 「美鈴 この人間と一手やりなさい?」


美鈴 「…っえ?」


黒宮 「…なんで?」


レミリア 「いいからやりなさい?」


美鈴 「えっえっと…わかりました」スッ 構えをとる


黒宮 「なんでこうなるかな?」


美鈴 「それでは軽くお願いします」


黒宮 「本気出していいよ?ハンデ付けながらやるとやりづらいからな?」


黒宮 「【まして妖怪とやるとなると尚更な?】」


美鈴 「えっでも…」


レミリア 「美鈴 本気出しなさい?」


フラン 「出しちゃえ出しちゃえ~♪」


美鈴 「…わかりました」スゥッ


黒宮 「…」


レミリア 「…」


フラン 「…」


美鈴 「…参ります!」ダッ!!


黒宮 「…」


美鈴 「はぁぁっ!!!!!」ブンッ!! 拳を振る


黒宮 「…」スゥ…


ガシッ!!


美鈴 「えっ?」 手首を掴まれる


黒宮 「よっと!」ブンッ!! 美鈴を背中で持ち上げる


美鈴 「きゃあっ!」


ドシンッ!!!!


レミリア 「…」(゚Д゚)


フラン 「…」(゚Д゚)


黒宮 「終わりだな?」


美鈴 「(背負い投げ…私の攻撃を利用して?)」


黒宮 「痛かったか?一応力は加減したが?」スゥ 手を差し伸べる


美鈴 「あっはい、大丈夫です 痛くはないです」ガシッ


レミリア 「…美鈴が負けた?」


フラン 「咲夜以外の人間に…(霊夢と魔理沙除く)」


黒宮 「これで満足か?吸血鬼さん」


レミリア 「…えぇ、あなたが美鈴より強い事がわかったから満足よ」


黒宮 「そうか なら俺は帰るとしようかな?」


レミリア 「帰らせないわよ?と言うか、【帰れないわよ】」


黒宮 「…っえ?」


レミリア 「あなたは外来人だから帰れないわよ?」


黒宮 「…外来人?」


フラン 「外来人ってなに?」


美鈴 「外の世界から来た方の事です」


レミリア 「だからあなたは帰る場所はないわよ?」


黒宮 「ないなら見つけるまでだ?今までもそうしてきたから今更帰る場所がなくても困らないよ」


レミリア 「この世界は危ないわよ?見つける前に食い殺されるかもしれないわよ?」


黒宮 「相手が人間じゃなければ負ける事はない」


レミリア 「あら?それは私にも勝てると言うことかしら?」


黒宮 「…」スゥッ 目を真っ赤にさせる


レミリア 「っ!?」ゾクッ!!


フラン 「? お姉様?」


美鈴 「どうしたのですか?お嬢様」


黒宮 「…」


レミリア 「(なに、この感じ!?この私がにらめつけられただけでビビるなんて!?)」


黒宮 「…勝てるか勝てないかはわからないが俺に関わらない方がいい」スゥッ 目を元に戻す


黒宮 「【人間以外の奴はな?】」


レミリア 「…」


フラン 「お姉様 どうかしたの?」


美鈴 「?」


黒宮 「それじゃ、俺は自分の場所に帰らせてもらうよ?」タッタッタッ…


レミリア 「…気に入った」


黒宮 「…っえ?」


レミリア 「あなた気に入ったわ?あなたみたいな人を手放すなんてもったいないわ」


レミリア 「この私をビビらせたのだからなおさらね?」


黒宮 「…」


フラン 「お姉様っていつも怯えてない?」


レミリア 「太陽の光にって言ったら殴るわよ?フラン」


フラン 「…」


黒宮 「…図星かよ?」


レミリア 「…はぁ、まぁ別にいいわ?」


黒宮 「いいんだ?」


レミリア 「あなた名前は?」


黒宮 「…黒宮聖だが?」


レミリア 「黒宮ね?あなたにお願いがあるわ」


黒宮 「血を分けるのは嫌だぞ?」


レミリア 「さすがに頼まないわよ?」


黒宮 「腕もあげないぞ?」


レミリア 「私をなんだと思ってるの!?」(怒)


黒宮 「吸血鬼」


レミリア 「…まぁ、そうだけど?」


レミリア 「とにかく、私があなたにお願いしたいことと言うのは」


レミリア 「【ここで働いてほしいと言うことよ?】」


黒宮 「…俺をか?」


レミリア 「えぇ?」


黒宮 「…あいにくだが、俺は人間だから吸血鬼の住む館で働きたくない」


レミリア 「ちゃんと人間居るわよ?」


黒宮 「補食用の人間か?」


レミリア 「あなたいい加減にしなさい?怒るわよ?」


黒宮 「悪い悪い?でもそう思ってもおかしくはないだろ?」


レミリア 「…まぁ、それもそうね?」


フラン 「ねぇねぇお兄ちゃん?」


黒宮 「お兄ちゃん?」


フラン 「黒宮って呼ぶよりこっちの方が呼びやすいからお兄ちゃんって呼ぶことにしたの!」


黒宮 「…まぁ別に構わないが?」


フラン 「お兄ちゃんはここで働かないの?」


黒宮 「うーん…吸血鬼の住む館にはちょっとな?」


フラン 「お兄ちゃんは外来人なんでしょ?だったらここで働いていた方が安全だよ?」


黒宮 「確かにそうかも知れないが?」


レミリア 「私も出来れば働いてほしいわね?」


黒宮 「うーん…」



シュンッ!!


咲夜 「お嬢様 紅茶のご用意が出来ました」


レミリア 「もうそんな時間?今行くわ」


黒宮 「(メイド?今どこから現れた? 一瞬にして現れたぞ?)」


咲夜 「…お嬢様 この者は?」


レミリア 「今日から入った執事よ!」


黒宮 「ちょっ!?俺は入るなんて…」


咲夜 「ちょうど良かったです メイド妖精じゃ出来ない事があるから手伝ってくれませんか?」


黒宮 「いや!?俺は働くなんて…」


咲夜 「こっちよ」ツカミッ 黒宮の腕を掴む


黒宮 「ちょっ!?人の話しを聞け!」タッタッタッ…


咲夜 「ちゃんと着替えもあるから安心してち?」タッタッタッ…


黒宮 「誰もそんな事聞いてない!」タッタッタッ…


美鈴 「…」 オマエヒトノハナシヲキケ!


フラン 「…行っちゃったね?」


レミリア 「実に面白い人間ね?」クスクス












咲夜専用調理場ー血抜き室



ガチャ


咲夜 「ここよ」


黒宮 「生臭い…」


咲夜 「それじゃ、これを着てちょうだい?」スゥッ


赤い斑点が沢山付いてる白いエプロンを渡される


黒宮 「…なぁ、この赤いのって明らかに血だよな?」


咲夜 「そうですが…それがなにか?」


黒宮 「しかも人間の血だよな?」


咲夜 「よく人間と血だとわかりましたね?」


黒宮 「…まぁ(獣とかだったら【俺の目が反応するからな?】)」


咲夜 「それじゃ、この死体から血抜きをお願いします」スッ


目の前にはガリガリに痩せた死体が置かれている


黒宮 「…よく平気で死体見れるな?」


咲夜 「メイドですから」


黒宮 「メイド関係ないだろ?」


咲夜 「私は別の死体を血抜きするのであなたはその死体をお願いします」タッタッタッ…


黒宮 「何体死体があるんだよ?」 パタンッ


黒宮 「…てか、なんでこうなった?」


黒宮 「…まぁ言われた通りにするか?」


黒宮 「えーっと?バケツと注射針とチューブはどこかな?」(((‥ )( ‥)))


黒宮 「いや、鉈で切って一気に出すのもいいかもな?」


黒宮 「…注射針とチューブでいっか?血を抜くの」スッ 注射針を手に取る


黒宮 「…」ブスッ


ドロドロ… バケツの中に血を入れる


黒宮 「…時間かかるな?」 ドロドロ…











数十分後…



咲夜 「ふぅ こっちは終わりましたけどそちらは…」


黒宮に頼んでいた死体は形そのままだった…が、血は全て抜かれている状態で置かれていた


黒宮 「っん?やっと終わったか こっちは少し前に終わったよ?この死体にはもう血は残ってないよ」


咲夜 「(手際が良い…それに死体の腕以外に傷を付けずに血を全て抜くとはなかなかやりますね?)」


黒宮 「この死体からはバケツ一杯分しか採れなかったぞ?案外少ないなこの死体の血液料」


咲夜 「仕方ありません 野垂れ死んだ人を持ってきた物なので血液の料が少なくてもおかしくありません」


黒宮 「あんたが殺したんじゃないの?」


咲夜 「殺してません」


黒宮 「…死体は見慣れてるのか?こんな事しても平気ってことは?」


咲夜 「あなたこそ平気なんですか?普通の方は人間の死体を見たら恐怖感が湧いてくるはずなのに?」


黒宮 「…まぁ、死体なんか見慣れてるからな?」


咲夜 「…」


黒宮 「あんたは人間だろ?なんで吸血鬼の住む家で働いてるんだ?」


咲夜 「…それを知ってどうするんですか?」


黒宮 「…っえ?」


咲夜 「私が決めた事にあなたはなにか文句でもあるのかしら?」


黒宮 「…そこまで言ってないだろ?てか、話したくないなら無理して話さなくていいよ?」


咲夜 「…」


黒宮 「機嫌を悪くさせて悪かったな?」


咲夜 「…いえ、私もついカッとなってしまって申し訳ありません」


黒宮 「メイドも大変だな?いろいろな仕事をしないといけないからな?」


咲夜 「それがメイドの役目ですから」


黒宮 「…」


黒宮 「この仕事は大変か?」


咲夜 「えぇ ここで働く方達はプライベートの時間はないので大変ですね?」


黒宮 「ないの!?」


咲夜 「はい ないです」


黒宮 「…どうしたらプライベートの時間が出来るんだ?」


咲夜 「…そうね?私と同じ事が出来る方が居れば出来ると思いますけど?」ウーン


黒宮 「あんたはどこ担当なんだ?死体から血抜きするだけじゃないだろ?」


咲夜 「オールです 屋敷全体的の掃除や管理しています」


黒宮 「…まじで?」


咲夜 「はい」


黒宮 「…俺より4つか3つぐらいしか離れていないのに凄いな?」


咲夜 「…あなた、年齢はいくつですか?」


黒宮 「十七」


咲夜 「…そう なら何も言わないわ」


黒宮 「(絶対年齢の事だな…)」


咲夜 「それと、あなたはここで働く方じゃないのかしら?先ほど働くとは言ってないと聞きましたけど」


黒宮 「聞いてたならなぜここに連れてきた?」


咲夜 「早めに終わらそうと思いまして?」


黒宮 「俺が死体見るの駄目だったらどうしてたんだ?」


咲夜 「嫌でもやらせます」


黒宮 「最低だなおい?」


咲夜 「それほどでも」


黒宮 「褒めてない」


黒宮 「…でも、これを女がやるなんて男はなにやってるんだ?」


咲夜 「この紅魔館に殿方は居ません 全員女性です」


黒宮 「…まじで?」


咲夜 「はい」


黒宮 「女子しかいないとこで働きたくないな…」ハァッ


咲夜 「それはあなたのご自由ですが?」


黒宮 「…でも、働こうかな?」


咲夜 「なぜですか?今嫌だと言ってませんでしたか?」


黒宮 「なんとなくだよ?気の向くままにかな」


咲夜 「…よくわかりません」


黒宮 「気が変わったからと思ってくれればいいよ?」


咲夜 「…はぁ?」


黒宮 「それじゃ、俺はレミリアのところに行って、明日からここで働く事を知らせに行ってくるよ?」タッタッタッ…


咲夜 「…」


咲夜 「よくわからない人ですね?」













門前



レミリア 「ここで働くかしら?黒宮」


フラン 「働いてほしいな~?そうすればいつでも遊べるのに…」


美鈴 「…お嬢様、一つお聞きしたい事が?」


レミリア 「なにかしら?」


美鈴 「さっきの人間がなんで外来人とわかったのですか?」


レミリア 「服装」


美鈴 「…それだけですか?」


レミリア 「えぇ それ以外にないわ?」


美鈴 「…はぁ?」


レミリア 「でも、気になるのよね?」


美鈴 「なにがですか?」


レミリア 「【普通外来人は最初私達の事を人間だと思うのに黒宮は私や美鈴を人間じゃないとわかった】 意味わかるかしら?」


美鈴 「さすがにわかります…でも、確かに私と一手するときも妖怪だって当てましたね?」


フラン 「フランの時も人間じゃないって言われたよ?」


レミリア 「…なにか能力でも持っているのかしら?」


美鈴 「外来人がですか?」


レミリア 「普通の人間がフランの攻撃やあなたの攻撃をかわせる訳ないわ?…まぁ、霊夢は除いてね?」


美鈴 「あの巫女は人間離れしてます…」


レミリア 「まっこの私も倒したのだからね?」


フラン 「また魔理沙こないかなー?」ウキウキ!!


レミリア 「来てもパチェの本を盗みに来るだけよ?」


フラン 「う~…たまには遊んで欲しい?」


レミリア 「黒宮と遊んでなさい?」


フラン 「…それもそっか?」 タッタッタッ…


黒宮 「おーい?」タッタッタッ…


レミリア 「あら?もう終わったの?」


黒宮 「あぁ!なかなか精神がいる仕事だったけど終わったよ?」


フラン 「精神?」


美鈴 「…まさか、死体から血抜きを?」


黒宮 「あぁ…まさかの血抜きだよ?」


レミリア 「…あなた、普通に出来たの?」


黒宮 「まぁ、死体は見慣れてたからな?」


レミリア 「…」


黒宮 「それと俺から頼みがあるんだけどいいかな?」


レミリア 「なにかしら?」


黒宮 「【俺をここで雇ってくれないか?】」


レミリア 「…っえ?」


フラン 「お兄ちゃんここで働くの!?」


黒宮 「あぁ!さっきは断ったけど、あのメイドの話しを聞いたら放って置けなくてな?」


レミリア 「咲夜がなにか言っていたのかしら?」


黒宮 「…」


レミリア 「…黒宮?」


黒宮 「まっそれは置いといて?」


レミリア 「教えなさい!咲夜はなんて言っていたの?」


黒宮 「…」


黒宮 「ここで働く人達はプライベートの時間がないって言ってたんだ それは本当なのか?」


レミリア 「…ないって言うか、咲夜が自分から休もうとしないって言った方が早いわね?」


黒宮 「…休もうとしない?」


レミリア 「えぇ 咲夜は私が言わないと無理してまで動こうとするから基本休まないのよ」


黒宮 「だったら館主が言えば良いんじゃないか?」


レミリア 「言っても休まない事が多いのよ?何度も休むよう言っても大丈夫と言って休まないのよ?」


黒宮 「…そうなのか?」


レミリア 「えぇ だから休みをいれても意味がないのよ?この前だって疲労の溜まりすぎで倒れたばかりだし」


黒宮 「だとしたらなおさら放っておけないな?女が過労死なんて洒落にならないからな」


レミリア 「全くよ?私だって咲夜が死んだら困るもの?だから休むの時はちゃんと身体を休めてほしいわ」


黒宮 「俺はいつから働けばいいんだ?」


レミリア 「明日からお願い出来るかしら?」


黒宮 「明日からだな?わかった」


黒宮 「それじゃ、俺はまた明日ここに来るからその時は頼む それじゃ!」タッタッタッ…


レミリア 「え、ちょっと!?」 タッタッタッ…


レミリア 「…行っちゃった」


美鈴 「明日までどこに居る気でしょう…この辺は安全とは言えないのに?」


フラン 「わーい!明日お兄ちゃんがくるー!! 楽しみだな!!」


レミリア 「…まぁ、黒宮の事だから平気よね?」


美鈴 「たぶん…」











次の日の朝 紅魔館ー門前(一気にスキップ)



美鈴 「」ZZZ…


美鈴 「」ZZZ… タッタッタッ…


黒宮 「…また寝てるよ?」


美鈴 「」ZZZ…


黒宮 「全く…こんな無防備にされてると」


黒宮 「【目が反応するだろ?】」グッ


美鈴 「」ZZZ…


黒宮 「…我慢しないとな?」タッタッタッ


黒宮 「おーい美鈴?起きないとまた怒られるぞ?」


美鈴 「」ZZZ…


黒宮 「おーい?俺は別にいいけど本当に怒られるぞ?」ペチペチッ 頬を軽く叩く


美鈴 「うーん…っんう?」スゥ… 目を開ける


黒宮 「起きたか?ちゃんと起きてないと怒られるぞ?」


美鈴 「…あなたは昨日のっふぁ…んんっ?」(´Q`)。oO


黒宮 「…あんた門番だよな?門番が寝てたら意味なくないか?」


美鈴 「いやー?いいお天気なんでつい…」アハハ


黒宮 「よくクビにされないな?そんなに緩いのかここ?」


美鈴 「いや、緩くはないですよ?ただ今回は咲夜さんに見つかる前に起こされたのでナイフが飛んでくることはありませんでしたが…」


黒宮 「…ナイフ?」 シュンッ


咲夜 「今回はちゃんとやってるようね?美鈴」 黒宮の後ろから現れる


黒宮 「っ!?」


美鈴 「あっ咲夜さん!今回はってちゃんと毎日してますよ?」


咲夜 「まっ今日は黒宮が来たから起こされたんでしょうけどね?」


美鈴 「っう!」


咲夜 「まったく…」ハァ…


黒宮 「…あんた、いつからそこに?」


咲夜 「今ですが…それがなにか?」


黒宮 「気配全くしなかったんだが?」


咲夜 「私はそういう能力使いますから?」


黒宮 「…能力?」


咲夜 「それでは中に入って仕事服に着替えてもらいますのでついて来て下さい」タッタッタッ… ギィィ… 門を開ける


黒宮 「っえ?あっわかった」タッタッタッ…


美鈴 「頑張ってきて下さいね?」


黒宮 「おう?」タッタッタッ…


ギィィ… ガチャンッ 門が閉まる













紅魔館ー中庭



咲夜 「見ればわかりますがここは中庭です 花壇や噴水があるだけです」タッタッタッ…


黒宮 「結構広いな?まさかここの世話もあんたが?」タッタッタッ…


咲夜 「私一人ではないけどほぼ私がしてます」


黒宮 「…よく体持つな?いや、この前倒れたばかりだから保ってないか?」


咲夜 「…誰から聞きたのかしら?その話」


黒宮 「レミリアから聞いたんだ?最近疲れが溜まり過ぎて倒れたってな?」


咲夜 「お嬢様余計なことを…」


黒宮 「心配してたんだからそんな事言うなよ?レミリアはお前のことを思ってだな?」


咲夜 「だとしてもこの屋敷を仕切っているのは私です 私が休んだら誰が仕切るんですか?」


黒宮 「あんたの次に出来る人は居ないのか?」


咲夜 「そこの門番をしてた妖怪が次に出来る妖怪よ」


黒宮 「…うん 物凄く心配だ?」


咲夜 「でしょ?だから任せられないのよ」


黒宮 「でも、体を休める時は休んどかないとマジで死ぬぞ?女が過労死なんて洒落にならないぞ?」


咲夜 「最低限は休んでいます 夜十二時に寝て朝四時に起きてるので四時間は休んでいます」


後書き

黒宮狂気(こくみやきょうき)

黒宮の二重人格+人外の目の持ち主
黒宮(くろみや)が人外と戦闘する時に制御出来なくなった状態になったら出てくる危ない二重人格者
人間相手なら出てくる事はないと思う
一度出てくるとなかなか元の人格に戻らない


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2015-02-13 19:19:15

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