2018-01-16 06:02:44 更新

概要

この作品には設定があります(詳しくは前書きをご覧ください)
話しのスタートは美紀が居る+太郎丸が生きてるアニメ版を使います(後々から本の方のストーリーになります)


前書き

和野方長谷(なぎのがたながや)

性別 男
年齢 19
接近武器 刀
サブ接近武器 サバイバルナイフ
遠距離武器 スナイパーライフル
荷物 食料や水、組み立て式スナイパーライフルケース、酒を持っている



情報

右手に包帯を巻いてる(深い傷跡あり)
かなりの低体温(通常体温26度…?)
学校には行ってない(高校も行ってない)
身体能力は高いが頭は残念…?
動物に好かれない
利き手は両利き(基本右)






設定内容(重要)

1、和野方長谷の右手の深い傷は一生治りません
2、和野方長谷にはめぐねぇが見える事にします(見える時と見えない時があります)
3、バイオハザードに出てくるネメシス(追跡者)やゾンビ犬が登場します(ハンターやリッカー、その他は出しません)
4、雨の日や夜でもゾンビが外や学校内に居る事にします(原作の方では生前の記憶があるとの事で少なくなっているらしいですがその設定は若干なしにします)
5、戦闘要員は基本恵飛須沢胡桃、和野方長谷とします(例外の時あり)
6、スナイパーライフルの弾数制限は無限とします(チートですがごめんなさい…)
7、本作と同様ゾンビは走れない、思考能力がない、音や光に反応、動くものに反応することにします(ネメシスは走って追跡ありにします)
8、設定削除
9、未成年ですがお酒を飲むシーンを入れます(タバコはなしとします)
10、和野方長谷は戦闘能力は高いが頭が悪い事にします(頭が悪いはフリです)
11、一応恋愛を入れるつもりはありませんが良い雰囲気や抱きつき、酔ってキスシーンを入れるかも知れません(断定はできません)
12、バイオハザードに出てくるハーブや救急スプレー等は出てきません
13、本の方では美紀が居る時点で太郎丸は死んでいますがTVアニメ版を使うので太郎丸は生きていることにします(元々美紀と一緒に居た圭以外の生存者はアニメ版の方では出て来ないので圭以外の生存者はいなかったことにします)
14、文がなんかおかしいと思うところが存在しますが間違えてません ちゃんとした理由がありますのでご注意ください(脱字や誤字、文脈がおかしいと思う所は存在すると思いますがごめんなさい…自分頭良くないので?)
15、最初はアニメ版を使いましたが後々本の方のストーリーになっていきます


ネタバレも入っていますがご勘弁下さいm(_ _)m



悠里 「長谷さん もう片方の手で私の頬を触ってもらえますか?」///


和野方 「あっあぁ わかった」スッ… 左手を悠里の頬を触る


悠里 「…っえ?」


和野方 「っん?どうした?」


悠里 「…長谷さん あなたの手…なんか、前より冷たくなってない?」


和野方 「…」


悠里 「というか…この冷たさ 生きてる人間の冷たさじゃ…まさか!」スッ すかさず和野方の左胸辺りに手を当てる


シーン…


悠里 「…なっ長谷さん…あなた、心臓が…!!」


和野方 「…あぁ止まってるよ ネメシスにやられてから数時間後にな」


悠里 「ーっそ、そんな!ならなんで生きてるの!?心臓が止まってたら死んでるはずじゃ!?」ガバッ 和野方の膝から頭を上げて起き上がる


和野方 「…それは…」


悠里 「答えて長谷さん!あなたは死んでるの?生きてるならなんで心臓が止まってるの!?教えて!」


和野方 「…薬の効果だと思う」


悠里 「…薬の効果?」


和野方 「あの抗生物質は試作品だと書いてあったから多分後遺症が残ったんだろ?その後遺症が体温が戻らないことと心臓が止まってる事だと思う」


悠里 「…それじゃ、胡桃も!?」


和野方 「おそらくは…俺と同じで冷たくて、心臓は止まってると思う」


悠里 「…そんな…」ガクッ… あまりに衝撃な真実を知って力が抜けて崩れる


悠里 「せっかく…薬を使って2人が助かったと思ったのに…こんなのないわよ!」


和野方 「…悠里…」


悠里 「…ちょっと待って?長谷さん あなたはネメシスにやられてから数時間後に心臓が止まったと言ってたわよね?」


和野方 「あぁ 言ったが?」


悠里 「それじゃ今まで、なんであなたは生きていられたの?」


悠里 「薬がなかったのになんであなたは奴らと一緒にならなかったの?おかしくない?」


和野方 「っ!」ハッ


悠里 「ウイルスが違うから抗生物質を打つまでなんとか化け物にならずに済んでたって言ってたけど、明らかにおかしいと思うの」


悠里 「ネメシスのウイルスはそこらの化け物より強化したウイルスってマニュアルに書いてあったわよね 強化したウイルスなのになぜ今まで完全に感染しないでやっていけたの?胡桃はそこらのウイルスで1日も経たずに奴らの仲間入りになりそうだだったのよ?」


和野方 「っ!!!?」ドキィッ!!!!


悠里 「…長谷さん なにか隠していませんか?本当に薬なしで今までやっていけたの?」


悠里 「ペンダントに付いてた写真 あなたは白衣の服を着ていたわよね?それに化学式を得意として…いえ、それだけじゃないわね」


悠里 「【あなたに何度か勉強を教えた時、理系の問題はすべて解けていましたよね しかもかなり難しい問題も】」


悠里 「頭が悪いと言ってたけど、なぜ理系だけ得意なことを隠していたの?あなたは化学式だけが得意と言ってたよね」


和野方 「…」


悠里 「…長谷さん 私はあなたを疑うようなことはしたくありません…でも、これだけは聞かせてください」


悠里 「あなたは…私たちの敵ではありませんよね?私たちを見捨てたりしませんよね?」


悠里 「もしくはどこかに行ったりしませんよね?私たちを置いて…1人で逃げたりしませんよね」


和野方 「…安心しろ 俺はお前達の敵でもないし、1人でお前達を見捨ててどこかに行ったりはしないから変に警戒しなくて平気だよ」


悠里 「…ほんと?」


和野方 「あぁ」


悠里 「ぜったいに?」


和野方 「絶対に!」


悠里 「…なら、今度こそ約束を守ってもらえませんか?薬を30分以内で取りに行けなかったので次こそはお願いします」


和野方 「あぁ!次こそは絶対に約束する!安心してくれ」


悠里 「…ありがとうございます 長谷さん」ニコッ スッ…ギュッ 和野方の手を掴む


和野方 「? どうした?」


悠里 「…」///スッ…


チュッ


和野方 「っ!!!!!? ゆっ悠里!!!?」///手の甲にキスされる


悠里 「えへへ!報酬は前渡ししておきますね?」///


悠里 「本当はあなたの唇にしたかったのだけど、あなたには麻莉愛さんがいますからね?手の甲にしておきました」///


和野方 「…べっ別に礼なんていらないのに…」///


悠里 「それじゃ私がしたかったからと受け止めてください 私のわがままだと…ね!」ニコッ


和野方 「…あまりそういうことするなよ 俺だって男なんだからな?」///


悠里 「うふふ!はーい!」///


和野方 「(まったく…悠里の酒癖には困ったものだな?まさかここまでひどいとは思わなかったな)」


和野方 「(…まぁ、酔ったら酔ったでかわいいけど…)」///


悠里 「…」///ウトウト…


和野方 「…眠いのか?」


悠里 「…えぇ 長谷さんにずっと膝枕してもらってたから眠たくなってきたわ」


和野方 「それじゃそろそろ戻らないとな?部屋の前まで送るよ」


悠里 「…いやです」///ゴロンッ 仰向けから横に寝っ転がる


和野方 「…っえ?」


悠里 「ここで寝ます 今日は長谷さんの膝枕で寝たいわ」///


和野方 「はぁっ!?いやいや!それはまずいって!」


和野方 「俺の部屋でお前が寝てたら、夜なにしてたのかと疑いを持たれるだろ!自分たちの部屋で寝てくれ!」


悠里 「…いやなんですか?私と一緒に寝るの…?」グスッ… 涙をこぼして和野方のズボンを濡らす


和野方 「っ!? いっ嫌じゃないよ!むしろ嬉しいよ!」


和野方 「だけど、お前が俺と一緒に寝てたらみんなに変な疑いをもたらすだろ?そんなことになったら俺追い出されちまうよ」


悠里 「大丈夫よ その時は私が言うから?」


和野方 「いやそういう問題じゃないと思うが…」


悠里 「…それともなんですか?わたしが寝てる間になにかするつもりなんですか?」///


和野方 「しない!俺はそういうことは嫌いなんだ!」


悠里 「…そうなんですか?」///シュン…


和野方 「(なぜ落ち込む!?寝込みを襲う真似はしないと言ったらなんでそんな顔するんだ!?襲って欲しかったのか!?)」


悠里 「…まぁいいわ とにかく、私はここで寝ますからね?なにか言われたら私が言っておきますから」///


和野方 「…絶対に説明してくれよ?」


悠里 「えぇ 必ず…」スゥ…


悠里 「…すぅ…すぅ…」


和野方 「…寝たか まったく、悠里の酒癖の悪さには困ったものだな?次から悠里と飲むのは控えないとまずいな 本気で手を出しかねない」


和野方 「…てか、マジでここで寝ちまったけど大丈夫かな?説明してくれるとは言ってたが酔いが覚めて覚えてないなんて言われたら最悪だぞ?」


和野方 「…やっぱり部屋で寝かせた方がいいな?連れていくか」スッ… 悠里の頭を持ち上げてどかそうと…


…ギュッ


悠里 「すぅ…すぅ…」和野方のズボンを掴んで離さないようする


和野方 「…タイミング良すぎないか?今どかそうとした瞬間に掴むなんて」


和野方 「…はぁ、仕方ない もし悠里が何も覚えてなかった場合には、なにか言われたら適当にごまかしておくか?一緒に酒飲んでたなんて言えないからな 主に美紀と由紀にだが…」


和野方 「…てか、俺もそろそろ寝たいんだが…どうやって寝よう?」


和野方 「…このまま寝るか どうせもう痛覚なんてないだろうしな?」スッ…


ギュゥゥッ!!


和野方 「…うん、全然痛くねぇ けっこう強めにつまんでるのにな?」自分の股を強くつまむがまったくと言っていいほど痛みがない


和野方 「これなら膝が痺れることもないだろ 普通なら正座してたら痺れるんだけどな?」


和野方 「さっさと寝て早く起きないとな…」スゥ…













?ー謎の場所



ネメシス 「フシュー…」


和野方 「はぁ…はぁ…っ!!」ダラダラ… 頭や腕から血を流して左腕の関節を抑えている


ネメシス 「スタァァァァッッ!!!!!!」ダンッ!! 一気に踏み込んで和野方の方へ駆け込む


和野方 「ーっ!! うおぉぉぉぉぉッッ!!!!!!」ダンッ!! 刀を構えて一気に踏み込んでネメシスの方へ駆け込む



…ズバンッ!!!!!!


和野方 「…」ヒュンッ…スチャッ 刀に付いた血を振り払って鞘に収める


ネメシス 「」ズル…


ボトンッゴロゴロ… ネメシスの首が取れて地面に転がり落ちる


和野方 「はぁ…はぁ…っ!やっと…倒せた…!!」


和野方 「やっと…やっと、ネメシスを殺せた!これで一つの難は逃れた…!!」ハァ…ハァ…


和野方 「これで安心して救助隊を待つことができる!あとはみんなをゾンビどもから守っていけば!」



ドスンッ!!


和野方 「…っえ?」


? 「フシュー…」白人の右手の爪が以上に長くなって刀みたいになってる巨大な化け物が現れる


和野方 「っな!?なんだこいつ!?こんなやつ、見たことが!!」


? 「…」ギロッ!!


和野方 「っく!」カチャッ 刀に手をかけ…


? 「」ダンッ!!!!!!


ドスゥッッ!!!!!!


和野方 「っがぁあぁぁぁぁっっっ!!!!!!」一瞬にして化け物の爪が胸を貫く


? 「フシュー…」ドスッ!!ブチチチチッッ!!!!!! もう片方の手の爪で和野方を腹を刺してかっさばいていく


和野方 「あぁぁぁぁっっっ…!!!!!!」ビチャチャチャチャ… 体内物が地面に落ちていく


和野方 「(ばっ…バカな!こいつ、ネメシスより動きが…!!)」ガクガクガクガク…


? 「フシュー…」ブンッ


ドサァ…


和野方 「…」ハァー…ハァー… 地面に投げつけられて、虫の息状態でかろうじて生きている


和野方 「(くそぉ…まさか、まだ他にもウイルスを強化したものを使った化け物がいるなんて…ちくしょう…!)」ハァー…ハァー…



…プロトタイラント サガレ


タイラント 「フシュー…」タッタッタッ… 和野方から離れていく


和野方 「…っえ?」ハァー…ハァー…


? 「なかなかの結果だな この調子ならいいデータが取れそうだ?」タッタッタッ…


タイラント 「フシュー…」


和野方 「(…女?しかも白衣を着てる…こいつ、まさか学者か?)」ハァー…ハァー…


? 「…おや?君、まだ生きてたのか おかしいな?普通の人間ならもう死んでてもおかしくないはずだ なぜ生きてる?」


和野方 「…お前、何者だ?服装からして学者か?」ハァー…ハァー…


? 「先に質問をしたのは私だ なぜお前は生きてる?答えろ」


和野方 「…俺は、抗生物質を打ってると言えば納得するか?」ハァー…ハァー…


? 「っ! …なるほど 抗体者か?それなら納得だ」


? 「しかし、その薬はどこで手に入れた?あったとしてもなんの薬かわからなければ一般の人たちは使わないと思うが?」


和野方 「…」ハァー…ハァー…


? 「…まぁいい それと、君の質問に対してだが 君がそう思うなら私のことを学者と思ってもらってかまわない」


? 「教えることもないし、教える義理もない 教えたところでなにも意味がないからな」


和野方 「…っけ!俺の質問に対しては適当かよ?真面目に答えが俺がバカじゃねぇか」ハァー…ハァー…


? 「君がバカかはわからないが、よくネメシスを倒せたな?あの化け物を倒せるやつなんていないと思っていたんだがな?」


和野方 「…」ハァー…ハァー…


? 「…まぁいい 君、名は?」


和野方 「…和野方、長谷だ…」ハァー…ハァー…


? 「っ! 和野方長谷?君が?」


和野方 「…? なんだよ?俺を知ってるのか?」


? 「…そうか 君が和野方長谷か…ふふっ!なるほど?」


和野方 「…?」ハァー…ハァー…


? 「まぁいい 死にゆく者に教える義理はない 最後に名前を教えてくれてありがとう それじゃ、タイラント」


タイラント 「フシュー…」スゥ… 鋭く尖った爪を和野方の首元に構える


和野方 「…トドメを刺すか なら頭から潰してくれ?どうせこの体じゃもうどうしようもできないからな いっそのこと頭から潰してくれ」ハァー…ハァー…


? 「…殺れ」


タイラント 「」ヒュンッ!!



ザシュッ!!!!











和野方 「っは!!!?」パチッ


時計 『チッチッチッチッ…』


悠里 「すぅ…すぅ…」未だに和野方の膝を枕にして寝てる


和野方 「…夢?なんつー夢見てんだよおれ…」ハァー…


和野方 「(…にしても、なんかリアルな夢だったな?夢の中に出てきた学者と思われるやつもそうだが、あの新型の化け物…)」


和野方 「…まさかな あんな化け物まで作られてないよな?」


和野方 「…でも、ネメシスも作ったぐらいだし 可能性的には…」


佐倉 「…長谷さん?」


和野方 「…佐倉先生」ハァ…


佐倉 「大丈夫ですか?すごい汗かいてますが…」


和野方 「…別に、なんでもない 気にしないでくれ…」


佐倉 「…そうですか?」


和野方 「あぁ それより、悠里がまだいるんだから出てくるんじゃねぇ 誰かに見られたら俺が一人事してるみたいに思われるだろ?」


佐倉 「すっすみません つい心配になってしまって…」


和野方 「…まぁいい それより、あんたが現れたということはなにかあったのか?」


和野方 「お前が俺の前に姿を現したときはなにか危ないことがあった時だけだ 危なくない時は出てこないからな?」


佐倉 「…察しが早くて助かります まさにその通りです」


佐倉 「【近々、救助隊らしきヘリがこちらに来るかと思われます それを伝えに来ました】」


和野方 「なにっ!?それは本当か!」


佐倉 「はい …ただ、長谷さんが恵飛須沢さんにも言っていましたが本当に救助しにするかはわかりません」


佐倉 「もしかしたら救助と見せかけて、拉致して実験に使われる可能性もあります もしくは期待させてあの子たちを強姦したり…」


和野方 「…安心しろ その時は俺が命にかえても守るから?もう死んでるけどな」


佐倉 「…長谷さんは諦めているんですか?この先 生きることを?」


和野方 「…諦めてるよ もう俺は助かることはない 救助されたとしても、実験台か殺されるのが目に見えてる」


和野方 「心臓が止まって肌も冷たい 生命活動がしてないのになんで生きてるのかと疑問を抱かれるだろ?そしたらすぐに実験体だよ」


和野方 「…俺だけじゃなく、胡桃も助からない 胡桃も薬を使って自我を保ってるが感染してることには違いない 俺があの時、地下にある物資を取りに行ってれば…」


佐倉 「…」


和野方 「情報ありがとな?佐倉先生 なんとしてでもみんなを助けるから安心してくれ?必ず みんなを生かして安全なところに連れていくから!」


佐倉 「…お願いします」スゥゥ… 姿が薄くなり和野方の前から消える


和野方 「…」


和野方 「…近々、救助隊が来る…か」


和野方 「助けてくれるといいが…可能性的には低いよな?確実に…」


和野方 「…はぁ…」


悠里 「すぅ…すぅ…」


和野方 「…今何時だ?」チラッ


時計 『3時だヒャッハー!まだ早朝には早いぜフォー!!』


和野方 「3時か もう1度寝直すかな?この状況で起きてても動けないし、なにより起きてもやることがないからな」


和野方 「さて、もう1度寝直して…」


コンコンッ


ナガナガオキテル?ユキダケド


和野方 「…由紀?どうした こんな時間に?」


エット…ナンカ、コンナジカンニメガサメチャッテネ?ソレデミンナイルカナトオモッテタシカメタラリーサンガイナクテ…


和野方 「悠里ならここにいるよ てか、中に入ってきていいぞ?」


ソウ?ソレジャハイルネ


和野方 「(あっやべ!酒そのままだ!)」ガチャガチャガチャガチャッ!! すぐさまお酒をリュックの中に入れる


ガチャッ


由紀 「…わおぅ?りーさんながながに膝枕されてる しかも気持ちよさそうに寝てるね?」


和野方 「よる目が覚めて俺のところに来たんだ 眠たくなるまで少し話がしたいと言ってな?」


由紀 「そうなの?でもなんでここで寝てるの?しかもながながに膝枕されて?」


和野方 「急激に睡魔が襲ってきたみたいでな?急に倒れたから俺もびっくりしたよ」


由紀 「倒れたの!?ほんとにいきなり眠気が襲ってきたみたいだね 普通そんなにならないもんね?」


和野方 「そうだな 普通はじわじわと眠気が襲ってくるもんな?」


和野方 「それで起こすのも悪いから俺の膝を枕がわりにさせて寝かせてるんだ 気持ちよさそうに寝てるから高さが合ってるようで良かったよ」


由紀 「そうみたいだね りーさんすっごく幸せそうに寝てるもんね!」


悠里 「すぅ…すぅ…」


和野方 「…それより由紀 お前このあとどうするんだ?また寝るのか?」


由紀 「うーん…そうだねぇ?また寝てもいいんだけど、このまま寝ると朝起きれる自信がないんだよね?」ぅ─σ(・´ω・*)─ん…


和野方 「なら朝になるまで俺と適当になにか話すか?それなら時間も潰せるだろ?」


由紀 「あっ!それいいね!電気付けてマンガ読んでるとくるみちゃんたちに迷惑掛けちゃうからそうしよう!」


和野方 「だけど、ここで話するにしても静かにだぞ?悠里が寝てるからな 大声出してたら起きちゃうから気をつけろよ?」


由紀 「はーい!」













朝ー胡桃たちの寝室



美紀 「…っん」スゥ…


美紀 「…ふぁぁ…」(´Q)。oO


美紀 「…あれ?」


胡桃 「すぅ…すぅ…」


美紀 「…ゆき先輩とゆうり先輩がいない もう起きたのかな?」


美紀 「ゆうり先輩はまだわかるとしてもゆき先輩はこんなに早く起きるとは思えない…あっでも最近早く起きてる時もあったから可能性的には…」ウ-ン


美紀 「…とりあえず部室に行ってみよう?」スクッ













長谷の寝室



和野方 「…なんでこうなった…」


悠里 「すぅ…すぅ…」和野方に膝枕してもらって寝ている


由紀 「すぴー…すぴー…」和野方に腕を絡めながら寝てる


和野方 「さっきより見られたらまずい状況になったんだが…まじでどうしよう」


和野方 「しかももう朝だからよけいにまずい

こんなところ誰かに見られたら…」


…コンコンッ


ナガヤサンオキテイマスカ?


和野方 「っ!!!? そっその声は美紀か!?」ドキッ!!


アッオキテイマシタカ オハヨウゴザイマス


チョットオキキシタイコトガアルンデスガイイデショウカ?


和野方 「なっなんだ!?(やばいやばいっ!よりによって美紀が来ちまったよ!?)」


和野方 「(美紀は意外に警戒心が強いからバレたら絶対今後警戒されながら過ごしていくことになる!絶対にバレたくない!!)」


エット…モシカシテナンデスガ、チガッタラチガウトイッテクダサイ


…ユウリセンパイトユキセンパイ、コチラニキテイマスカ?


和野方 「いっいや!俺のところには来てな…っ!」ハッ


和野方 「(まてよ?ここで下手に嘘つくより素直に答えた方がまだ警戒濃度は薄くなるんじゃ…?)」


…? ナガヤサン?


和野方 「あ、あぁ悪い 二人ならここで寝てるぞ?悪いがちょっと起こしてくれないか?」


ッエ?ソコデネテルンデスカ?ワカリマシタ ナカニハイリマスネ


ガチャッ


美紀 「…」


悠里 「すぅ…すぅ…」


由紀 「すぴー…すぴー…」


和野方 「…」


美紀 「…長谷さん なにか言い残すことはありますか?」


和野方 「待って!?俺はなにもしてないから誤解しないで!?」


美紀 「そこまでのことをしておいて今さら言い逃れできると思わないでください ゆうり先輩とゆき先輩と夜お楽しみでしたんですよね?」ジロッ


和野方 「してないからまじで!?昨日の夜に悠里が目が覚めちまったから少し話がしたいって言って話してたら突然悠里が寝て…」


美紀 「嘘はいいです 本当のことを話してください 内容によってはあなたをここから追い出します」


和野方 「ほんとだって!?マジで信じてくれ!!」アセアセ


悠里 「うーん…うるさいわね?なに騒いでるの?」スクッ…


美紀 「ゆうり先輩おはようございます 起きて早々すみませんが聞きたいことがあります」


悠里 「なに?…ってあれ?私、もしかしてここで寝ちゃった?」


長谷 「悠里!今すぐ誤解を解いてくれ!頼む!!」


悠里 「っえ?誤解って…いったいなにを?」


美紀 「昨日の夜、何をしてたのかを教えて欲しいんです 長谷さんの話しだとゆうり先輩が夜目が覚めて少し話に来たと言っていたんですが本当ですか?」


悠里 「昨日の夜?えぇそうよ 夜中に目覚めちゃって長谷さんのところに来て少し話してたわ」


美紀 「ではなぜここで寝てるんですか?なぜ寝室に戻らなかったんですか?」


悠里 「んー…突発的に眠たくなったからかしら?そこはちょっと覚えてないわ 話してた後のところから記憶がないの」


和野方 「…っえ?」


美紀 「では、長谷さんのところで寝ていたのは突発的に眠たくなったからなんですね?」


悠里 「えぇ おそらくそうだと思うわ?急に記憶がないから断定としては言えないけどね」


美紀 「…わかりました ではゆうり先輩のことに関しては信じるとします」


美紀 「あとはゆき先輩の話しを聞いてあなたを追い出すかを決めますので覚悟してください」


和野方 「だーかーら!由紀にも手ぇ出してないってば!信じてくれよ?」


美紀 「ゆき先輩の話を聞くまでは疑います 手出していた場合にはここから追い出します」


悠里 「…みきさん 起きていきなりなにを話してるのかと思えば、長谷さんが私たちに手を出すわけないでしょ?」


悠里 「今まで手を出さなかったのだから今さら手を出すなんて考えにくいわ 長谷さんが男性だからって疑いすぎじゃないの?」


美紀 「…っえ?」


悠里 「長谷さんは私たちのことを優先的に考えてくれる心優しい方じゃない いつも私たちのことを考えて、自分の身より私たちを守ってくれる人でしょ?」


悠里 「そんな人が今さら私たちに手を出すなんてありえないわ 疑うにも程があるわ!」キッ


美紀 「っ!?」ビクッ!!


和野方 「ゆっ悠里 なにもそこまで言わなくてもいいだろ?現に俺のところで二人が寝てたんだから疑われてもおかしくないし それに…」


和野方 「…ゆっ悠里が俺のこと、そんなふうに思ってたと思うと…はっ恥ずかしくなるから口に出さないでもらえると…」///ポリポリ


悠里 「…あっ!?」///カァァ


悠里 「すっすみません ちょっとムキになって…」///


和野方 「いや別に謝ることはないが…」


悠里 「とっとにかく!長谷さんは絶対に私たちに手を出すような方じゃないから疑うようなことはしないで!いいわね?」


美紀 「…わっわかりました ゆうり先輩がそこまで言うんでしたらもう疑いません」


美紀 「長谷さん 疑って申し訳ありませんでした」


和野方 「…それでいいのか?まだ由紀の証言聞いてないけど…」


美紀 「いいです ゆうり先輩に手をしてないみたいなので長谷さんが手を出してないことを信じます」


和野方 「そうか?まぁ信じてもらえるならなによりだけど…」


由紀 「うーん…んん?」スゥ…


和野方 「っん やっと起きたか?起きたなら早く俺の腕から離れてくれないか?動けないんだ」


由紀 「んんー!…あれ?なんで私ここでねてるの?」


和野方 「おまえ…自分でここに来て早く起きすぎたから少し話をしようって言ったんじゃないか?覚えてないのか?」


由紀 「…あっ!そうだった?すっかり忘れてたよ それで話してる途中に眠たくなっちゃったからながながに寄りかかって寝ちゃったんだ!」


美紀 「あまり長谷さんと一緒には寝ないでくださいね?いろいろと勘違いするので次からは気をつけてください」


由紀 「はーい!てかみーくんいたんだ?」


美紀 「今さらですか!?」


悠里 「…とっとりあえず、早く部室に行ってご飯の準備しましょう?ゆきちゃんもお腹すいてるよね?」


由紀 「うん!今日の朝ごはんはなにかな?」


悠里 「今日は缶詰にしましょう?今から作ると時間かかっちゃうからいいわね?」


由紀 「はーい!」


悠里 「みきさん 悪いけどゆきちゃんと一緒に朝食の準備をしてもらえるかしら?」


美紀 「わかりました ゆき先輩行きますよ?」


由紀 「りーさんはいかないの?」


悠里 「私はちょっと長谷さんに話があるから後で行くわ?」


由紀 「そう?わかった それじゃ後でねー!」タッタッタッ!!…


美紀 「あっゆき先輩!走ってはあぶないですよ!」タッタッタッ…


パタンッ…


悠里 「…」


和野方 「…えっと、それで 話ってなんだ?」


悠里 「…昨日のことなんですけど 私、お酒飲んだ後なにかしましたか?全然記憶がないんです…」


和野方 「…まったく?」


悠里 「えぇ まったく」


和野方 「…いや、別になにもしてないぞ?」


悠里 「…そうですか?」


和野方 「あぁ 昨日お前は酒一口飲んだ瞬間倒れて寝ただけだぞ?いきなり倒れたから驚いたよ」


悠里 「ごっごめんなさい まさか一口飲んだだけでそうなるとは思わなくて…」


和野方 「いや別に謝ることはないが…(本当のことは話さない方がいいな 話したら今後顔合わせづらくなるからな…)」


悠里 「…そっそれと長谷さん さっきのことなんですけど…」///


和野方 「さっき?…あっ」


悠里 「…きっ聞かなかったことにしてください 私もその、いっ勢いで言っただけで…」///


和野方 「…まぁ、とりあえずは聞かなかったことにしておくよ 次は気をつけろよ?」


悠里 「はっはい…」///


和野方 「(あー…この反応はもしかしてもしかしなくても、間違いないな?)」


和野方 「(…まいったな この先どうなるかわからないのに、今後顔合わせるのも気難しくなっちまったじゃねぇか?)」


和野方 「(俺には麻莉愛がいるのに…いやそういう問題じゃないか)」


悠里 「…」///


和野方 「…」


2人 「「…」」


和野方 「…あのさ?悠里」


悠里 「はっはい!?な、なにっ!?」///ドキッ


和野方 「…俺たちも部室に行かないか?ここで無言で座ってるよりかはいいと思うんだが…」


悠里 「っえ!?あっそ、そうね!私たちも行きましょうか!」


和野方 「それじゃ行くか?」


悠里 「はっはい!」













部室



美紀 「…」カタッ…カタッ 水や甲板などをテーブルに並べている


由紀 「…りーさんたち遅いね?なにやってるんだろ?」


美紀 「…さぁ なにしてるんですかね?」カパッ


美紀 「(さっきのゆうり先輩の反応…なんか変だったな?長谷さんのことを疑ったらかなりキツめで怒ってきたけど…)」


美紀 「(…まさか ゆうり先輩、長谷さんのこと…!)」


由紀 「…みーくん?どうしたの?なんか難しい顔してるけど?」


美紀 「…いえ、なんでもありません 気にしないでください」


由紀 「そう?ならいいんだけど…」


ガララッ


和野方 「うぃーっす 待たせたな?」


悠里 「ごめんね ご飯の支度任せちゃって?」


美紀 「いえ 構いませんよ?いつもやってもらってますから?」


和野方 「…胡桃はまだ起きてないのか?」


由紀 「うん さっき起こしに行ったんたけど、まだ眠いから寝かせてほしいって言われちゃって 夜そんなに起きてたのかな?」


和野方 「…さぁ?起きてたかはわからないが…」


悠里 「それじゃ私が起こしに行ってくるからみんなは席について待ってて?」


和野方 「俺も行こうか?別に俺が行く意味はないけど?」


悠里 「…そうね?もし何かあった時のために念のため付いてきてくれる?」


和野方 「了解!」


悠里 「それじゃ胡桃を起こしに行ってくるわね?」タッタッタッ…


和野方 「なにかあったらすぐ呼ぶんだぞ?」タッタッタッ…


美紀 「わかりました 気をつけてくださいね?」 ガララッ


由紀 「行ってらっしゃーい!」 ピシャン


美紀 「…」


由紀 「あぁーお腹すいたー?早く帰ってこないかなぁ?」ググ~…


美紀 「(胡桃先輩を起こすために長谷さんも付き添って行ったけど…警戒しないんでしょうか?)」


美紀 「(仮にも私たちが寝てる部屋に行くんだから少しでも警戒するはず…なのにまったく警戒しないで付いてきてもらって…)」


美紀 「(…やっぱり怪しい あとで聞いて見ないと?)」


由紀 「そ〜…っ!」スゥ-… 手を伸ばして乾パンを取ろうと…


美紀 「つまみ食いしたら今日のご飯抜きにしますよ?ゆき先輩」


由紀 「えぇっ!?つまみ食いしただけで!?」


美紀 「はい それでご飯抜きになってもいいんでしたらどうぞ食べてください」


由紀 「そっそれはいやだよ!たった一個食べただけでご飯抜きにされたくないよ!?」


美紀 「ならつまみ食いなんてしないで大人しく待っててください いいですね?」


由紀 「はっはい…」(´・ω・`)













数十分後…(胡桃を起こして朝食スキップ)



全員 「「ごちそうさま(でした!)」」


胡桃 「ふぅー…朝から乾パンはちょっときついな?水飲みながらじゃないとなかなか喉に通らないぜ」


悠里 「ごめんね 私も起きるのが遅くなっちゃって…」


美紀 「長谷さんと夜遅くまで喋ってるからですよ そのうえ長谷さんに膝枕してもらって寝て…」


悠里 「ちょっ!?みきさん!」


胡桃 「…へぇ?長谷に膝枕してもらってねぇ?」ニヤニヤ


悠里 「ちっ違うわよ!気がついた時には膝枕してもらってただけで私から膝枕してなんて…!」///


胡桃 「そうなのか?長谷 りーさんに頼まれてないのか?」


和野方 「…頼まれてはないな 膝枕してやったのは俺の独断で判断してやったからな?枕なしで寝るのはかわいそうかなと思って(本当は頼まれたけど…)」


胡桃 「ふーん?それじゃ膝枕してもらったのは代わりないんだな?」


和野方 「それは代わりない」


胡桃 「…ふーん?」ニヤニヤ


悠里 「なっなによ?」


胡桃 「なぁりーさん りーさんって長谷のことどう思ってるんだ?」


悠里 「…どうって言うと?」


悠里 「もちろん恋愛的にだ!」


和野方 「」ブー!! 思いっきり水を吹き出す


由紀 「きたなっ!?」


悠里 「っえ!?わっわたしが、なっ長谷さんのことを好きかって!?」///


美紀 「」ピクッ


胡桃 「あぁ!最近りーさん 長谷のことになるといつも顔が変わるからな?この前の長谷が感染から免れた時なんか一目散に抱きついたじゃん?」


悠里 「あっあれは、長谷さんも感染を免れたから嬉しくてつい…」///


胡桃 「でも私ん時はあそこまで抱きつかれなかったぜ?長谷に抱きついた時よりも心配してなかったみたいな?」


悠里 「そっそんなことないわよ!くるみの時だってすっごく心配してたわ!」


悠里 「二人とも助かったってわかったから長谷さんに思いっきり抱きついちゃったかもしれないけど、くるみの時だってすごく心配したんだから!」


胡桃 「ほんとかぁ?怪しいなぁ?」ニヤニヤ


悠里 「なにがあやしいのよ!なにも怪しくないでしょ!」


胡桃 「いやぁだってさ?今のりーさんの顔 すっごい真っ赤なんだもん?そりゃあ怪しく見えてもおかしくないだろ?」


悠里 「っ!!!!!?」///カァァ


和野方 「…胡桃 お前それを俺の前で言うか?公開処刑にも程があるだろ」


胡桃 「いやぁ!だってそう思うだろ?長谷だって お前の時だってりーさんすっげぇ心配してたじゃんか?あれは絶対お前に好意があるって!」


和野方 「あるかないかはわからないが今ここで話すことじゃないだろ?まして俺がいたらよけいに」


胡桃 「それが面白いんじゃないか!やっぱり恋バナって言ったら人数が多くないと!」


和野方 「その恋バナに男が混ざってたらまずいんじゃないか?普通恋バナって女だけで行うもんじゃないか?」


胡桃 「そんなの関係ないぜ!男がいようとも恋バナはしていいんだ!」


和野方 「…そうなのか?恋バナって男がいてもいいもんなのか?」


美紀 「いや普通は入れてはいけないかと思いますが…」


胡桃 「そんなの関係ないんだよ!それでどうなんだ?りーさん 長谷のことどう思ってんだ?」


悠里 「えっえと、その……」///カァァ


由紀 「私は好きだよ!ながながおもしろいから!」


胡桃 「ゆきはわかってないなぁ?友達として好きと恋愛的に好きってのは違うんだよ!」


由紀 「そうなの?」


胡桃 「全然ちがうぜ!一緒にすんじゃねぇ!」( º言º)クワッ


由紀 「ひぃっ!?りーさんくるみちゃんこわい!なんで怒ってるの!?」ビクッ!!


胡桃 「お前が恋愛と友達の好意を一緒にするからだ!」(屮゚Д゚)屮クワッ


由紀 「りーさんくるみちゃんがおかしくなっちゃった!こわいよォ!」ガバッ 悠里に抱きつく


悠里 「ほっほらくるみ?そんな怖い顔してたらゆきちゃんかわいそうでしょ?」


胡桃 「話しを逸らすなりーさん!まだ話は終わってないぜ!」


胡桃 「長谷のこと好きなのか?どうなんだ!?」✧(✪▽✪)✧キョウミシンシン


悠里 「えっえと…それは…」///カァァ


和野方 「…胡桃 そろそろやめてあげろ?別に悠里が俺のこと好きだろうが嫌いだろうが聞かなくていいだろ」


胡桃 「長谷だって気になるだろ?りーさんがお前のこと好きかもしれないんだぞ?」


和野方 「たしかに気にならないと言われれば嘘になるが無理に聞くことはないだろ?無理に聞いて後々気まずくなってもいやだからな」


胡桃 「それじゃお前に聞くけどよ?長谷はりーさんのことどう思ってるんだ?もちろん恋愛的に」


和野方 「…恋愛的にと言われたらわからないな 俺は彼女一筋だったから」


胡桃 「彼女のことを抜いたらどうなんだ?」


和野方 「…そんなこと考えたこともなかったから今言われても…」


胡桃 「それじゃりーさんは恋愛対象としてありか?それともないか?」


悠里 「ちょっくるみ!あなたなんてことを聞いてるのよ!!」///


胡桃 「りーさんは黙っててくれ!それでどうなんだ?ありか?なし?」✧(✪▽✪)✧


和野方 「…」


和野方 「(…これは正直に答えていいのだろうか?ないといえば嘘になるが…)」


悠里 「…」///チラッ


美紀 「…」ジー 悠里の様子を伺っている


由紀 「?」空気を読んで頭に?を浮かばせながら黙ってる


和野方 「…ないといえば嘘になる それだけは言っとくよ」


悠里 「っ!!」///ドキッ


美紀 「(…これは完全に持ってますね はぁ…)」ハァ…


胡桃 「へぇー?そうなんだ?ありなんだぁ?」(・∀・)ニヤニヤ


和野方 「ありだからなんだよ?べつに嫌いじゃないから正直に答えたんだが?」


胡桃 「ふーん?そうかそうか なるほどねぇ?」チラリ


悠里 「…なっなによ?」///


胡桃 「よかったねぇ?りーさん 長谷、りーさんは恋愛対象に入ってるってよ?」(・∀・)ニヤニヤ


悠里 「っ!!!!!!」///カァァ


和野方 「…胡桃 そろそろ悪ふざけもいいかげんにしろ?これ以上するなら怒るぞ?」


胡桃 「おっと?それはいやだな 生憎だが、わたしは怒られるのは好きじゃないからそろそろやめにするぜ!」


和野方 「怒られるのを好むやつなんていないだろ…」


悠里 「(なっ長谷さんが私のこと…れっ恋愛対象としても…!)」///カァァ


由紀 「りーさん 顔真っ赤だけどだいじょうぶ?風邪ひいたの?」


悠里 「っえ!?あっあぁちち、違うわ!?別に風邪なんて引いてないわよ!?」///


由紀 「でも顔真っ赤だよ?」


悠里 「そそんなことないわ!顔なんて赤くなってないわ!」///


由紀 「?」


美紀 「…」ジー 和野方に睨みつけて警戒している


和野方 「(…美紀のやつ、警戒してるな さっきからこっち見ては睨みつけてきて…まいったな?)」ハァ…


…ナガヤサン キュウジョタイガイマジョウクウヲトンデイマス


和野方 「っ!!!!!?」ガタンッ!!


全員 「「っ!!!?」」ビクッ!!


和野方 「(…本当か?今飛んでるのか?)」


ハイ …タダ、タスケテクレルカハワカラナイノデ…


和野方 「ーっ!!」カタッ…スチャ 腰に刀を装着させる


胡桃 「…どっどうした長谷?いきなり立って…」


和野方 「…胡桃 ちょっと屋上に来てくれ」


胡桃 「っえ?なんでだ?」


和野方 「いいから!黙ってきてくれ!」


胡桃 「っ! わっわかったよ」


和野方 「みんな 俺か胡桃が来るまでここに居てくれ どんなことがあっても出てこないでくれ!いいな!」


美紀 「…わっわかりました」


和野方 「いくぞ胡桃!」タッタッタッ!!…


胡桃 「ちょっ!?まっ待てよ長谷!一人で行くな!」タッタッタッ!!…


パタンッ…


悠里 「…どうしたのかしら?長谷さん 急に立ち上がったと思ったらすぐに出ていっちゃったけど?」


由紀 「それにながながたちが戻ってくるまでここにいろって言ってたね?なんでかな?」


美紀 「…?」













通路ー屋上に繋がる階段



胡桃 「なにっ!?それは本当なのか!?今上空に救助隊がいるのか!?」タッタッタッ!!…


和野方 「おそらくだがいる!また声が聞こえたんだ 今救助隊が上空にいるって女の人の声がな!」タッタッタッ!!…


和野方 「だけど、助けてくれるかはわからないとも言ってたんだ だから今は俺たちで確かめようと思ってお前を呼んだんだ」


胡桃 「…なるほど なんで私を呼んだのか理解したぜ?もしみんなで行ったら殺される可能性があるからな」


和野方 「そういうことだ っと!」ガチャッバタンッ!! 扉を勢いよく開けて屋上に出る


胡桃 「…いた!あそこだ長谷!」


和野方 「っ!」



救助ヘリ 「」バババババッ… 上空高くして飛んでいる



和野方 「…ほんとに来てた あれは自衛隊のヘリだな」


胡桃 「おーい!!こっちだ!降りてきてくれー!!」



救助ヘリ 「」バババババッ… 胡桃の呼び出しに気づき、徐々に近づいてくる



胡桃 「よし!気がついたみたいだ!あとは中の奴らが助けてくれるかを確かめれば…」


和野方 「…胡桃 一つ重大なこと忘れてた」


胡桃 「? なんだ?」


和野方 「【…今救助隊がここに降りてきたら、あいつら絶対に来るよな?来るなって言われても…】」


胡桃 「…っあ!?」


ガチャッ


悠里 「なっ長谷さん!くるみ!」ハァッハァッ…


美紀 「今ヘリが降りてきています!!救助隊が来たんですね!?」ハァ…ハァ…


由紀 「ふっふたりとも、そんなに早く走らなくても…」ハァッハァッ…


和野方 「ばか!お前ら来るなって言っただろ!!」


胡桃 「みんな今すぐ戻れ!」


悠里 「なんで!?救助隊が来たのよ!?なんで戻らなくちゃいけないの!!」


美紀 「そうですよ!!やっと助けてもらえるのになんでここへ来ちゃいけないんですか!!」


胡桃 「そっそれは…」


和野方 「(くそ!しくじった そりゃそうだよな!悠里たちは救ってもらえてると思ってるから普通は来るよな!!)」


和野方 「(俺と胡桃は絶対に助けてくれるかわからないから警戒するために確かめに来たのに…かと言って真実を話すわけにも行かない どう言い訳をする!?)」


救助ヘリ 「」バババババッ… 徐々に降りて近づいてくる


悠里 「こっちよ!早くー!!」


美紀 「おーい!!」


由紀 「おっおーい!!」


胡桃 「どっどうしよう長谷!?りーさんたち出てきちゃったよ!このままだとりーさんたちが!!」アワワワ


和野方 「…出てきちまったものは仕方ない とりあえずあのヘリに乗ってる奴らがなにかしてこないかを見て警戒しよう してきたら対抗するまでだ!」


胡桃 「わ、わかった!」



…スッタアァァァァズッ!!!!!!


全員 「「…っえ?」」


和野方 「(うっうそだろ?この声…まさか!?)」


救助ヘリ 「」ガラッ ヘリの扉が開いて迷彩服を着た人が姿を現す


救助隊 「にっ逃げろーーー!!!!!!」


バシュンッ!!!!!!


ロケランの弾 「」シュゥゥッ!!!!!! ヘリに向かって飛んでいく


和野方 「っな!?(あの弾はロケットランチャー!?まずい!!)」


和野方 「全員伏せろー!!!!!!」


悠里 「ゆきちゃん!!」ガバッ 由紀を抱きついて身を伏せる


由紀 「むぎゅっ!」


美紀 「ひぃっ!!」サッ



救助隊 「ウワアァァァァァ!!!!!!」


ズドオォォオォォォンッ!!!!!!


救助ヘリ 「」バアァァアァァァンッ!!!!!! ロケランの弾を打ち込まれて機体が爆発する


ヒュン…ダァンッ!!!!


ネメシス 「フシュー…」ロケットランチャーをもちながら校庭から屋上まで跳び跳ねて登ってくる


由紀 「なっなにあれ!?」


悠里 「あ…あぁ!!」ガクガク


美紀 「…こっこの前の…ばけもの!!」ブルブル


胡桃 「マジかよ!?1階からここまで飛んできたのか!?どんだけの跳躍力だよ!!」


和野方 「(あのロケラン…弾装填されてねぇか!?まさかここで撃つ気じゃ!?)」


ネメシス 「フシュー」スチャッ ロケランを悠里の方へ向けて構える


悠里 「ひぃっ!!!?」ビクゥッ!!!!


胡桃 「りーさんにげろ!!そいつ撃つぞ!!」


由紀 「りーさん!!」


悠里 「(だっだめ…足がすくんで、動けない…)」ガクガク…


美紀 「ゆうり先輩!」


ネメシス 「」バシュンッ!! ロケランを悠里に向けて打ち込む


ロケランの弾 「」シュゥゥッ!!!!!! ロケランの弾は容赦なく悠里の元へ向かっていく


和野方 「悠里!!(やばい!!間に合ってくれ!!)」スー!!ブンッ!! 刀を抜いてぶん投げる


ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!!!!…


ガキィィィンッ!!!!!!


ロケランの弾 「」ガツンッゴロゴロ… 刀がぶつかり動力を失って床に落ちて転がっていく


刀 「」カタンッカラカラカラカラ… ロケランの弾にぶつかって床に落ちる


悠里 「…っえ?」ハァッハァッ…


和野方 「…間に合ったな 爆発しなくてよかったよ」


ネメシス 「スッタアァァァァズッ!!!!!!」ダンッ!! ロケランを捨てて和野方に向かって走り出す


和野方 「ふんっ!!!!」バシィッ!!!! ネメシスの両手を掴んでお互い睨み合う


胡桃 「長谷 そのまま耐えてくれ!!今シャベルでこいつの首を…」


和野方 「ムリだ!!こいつにそんな攻撃は喰らわない!!俺のことは構わず早く逃げろ!!」グググッ…!!


美紀 「でっでも!それでは長谷さんが!!」


和野方 「いけって言ってんだろ!!俺と一緒にいたら死ぬぞ!!お前たちだけでも生きろ!!」


胡桃 「っ!!」


由紀 「…私たちだけでもって、ながなが…まさか」


和野方 「…いけ なにも考えるな 死にたくなければな!!」バッ


和野方 「おぅらァァァッ!!!!!!」ボスゥッ!!!!!!


ネメシス 「グゥゥッ!!!!」ズザァァ… 腹に蹴りを入れられて反動で後ろに押される


和野方 「今だ!いけぇぇぇっ!!!!!!」ダッ!!



悠里 「…長谷さん…」ツツー…


由紀 「…りーさん早く…行こ?ながながが…足止めしてるスキに…」ポタッポタッ…


悠里 「ーっ!!」ポタッポタッ…


胡桃 「りーさん ゆき!早く来い!1階に行って車で逃げるぞ!!」ポタッポタッ…


美紀 「ーっ!!…」ポタッポタッ…


悠里 「…そうね 早く…行くわよ……」スク…


由紀 「…ながなが!」


由紀 「…ぜったい、ぜったいに…戻ってきてよ?みんな…待ってるから!」ポタッポタッ…


タッタッタッ!!…バタンッ


和野方 「…はは!待ってる…か?由紀のやつ、嬉しい事言ってくれるじゃねぇか?」


和野方 「…でも、それは叶わないな?ネメシスに勝てる手段がないんだ…手がなければ、こいつに勝ちようがない」


和野方 「…」カタッ…スチャッ 刀を拾ってネメシスに構える


ネメシス 「フシュー…」


和野方 「こい ネメシス…いや、麻莉愛!今度こそお前を倒してやる!お前を倒さないことにはあいつらがこの先、生きていくことはできない」


和野方 「だから俺は死ぬ気で本気を出す!今まで逃げてきたが、もうそんなことはしねぇ!!」ググッ!!…


ニュルニュル… 和野方の右腕の傷口から紫色の触手がにゅるにゅると何本も出てくる


ネメシス 「フシュー…」


和野方 「…覚えてるか?1度お前を倒そうと思った時に使った触手だぜ?気持ちわりぃよな」


和野方 「こんなものあいつらが見たら気持ち悪がるよな?しかもヌルヌルしてるし、蛇みたいだしな」


和野方 「これを使ったら俺もまた戻れるかわからないから使わなかったが、お前を倒すためには使わざる得なかったんだ」


和野方 「初めて使った時はしまうことができなくて、刀で切り落としてなんとかなったが元の腕に戻るのに1ヶ月かかった」


和野方 「だからお前が俺たちの目の前に現れた時には使わなかったんだ みんなの目の前で使うわけにはいかないからな?」


和野方 「…さて、無駄話もこのくらいにしておこう そろそろケリをつけようぜ?麻莉愛!」


ネメシス 「フシュー…!!」


ネメシス 「スッタアァァァァァズ!!!!!!」ダンッ!!


和野方 「うおぉぉぉぉっ!!!!!!」ダンッ!!


ゴズゥンッ!!!!!!













学校ー2階通路



胡桃 「いそげ!早くしないと長谷が時間食い止めてるのに来ちまうぞ!」タッタッタッ!!…


美紀 「わかってますって!」タッタッタッ!!…


悠里 「…長谷さん……」ポタッポタッ…


由紀 「ーっ…」ポタッポタッ…


胡桃 「いつまでも泣いてんじゃねぇ!泣いてたら…前が見えづらくなるだろ……」ポタッポタッ…


美紀 「…そうっですよ…泣いてる場合じゃ…ないですよ……」ポタッポタッ…


悠里 「…だって……!」ポタッポタッ…


由紀 「…ねぇ みんな…ほんとに、ながながを置いてって…いいの?」


由紀 「ながながは私たちの先生だよ?臨時教師だからって…今まで私たちと過ごしてきたんだよ?それなのに……」ポタッポタッ…


胡桃 「…だったら、お前はどうにかできるのかよ?」


胡桃 「私だって長谷を助けたいよ!でも、私たちじゃどうにもならないだろ!?助けられたら…あいつを置いてったりなんか……!!」


由紀 「…でも…!」ポタッポタッ…


美紀 「ーっ…!!」ポタッポタッ…


悠里 「…ねぇ 一つ…一つだけ、試したいことがあるの」グシッ


胡桃 「なんだよ…」


悠里 「…長谷さんは無理だって言ってたけど、長谷さんが持ってたスナイパーライフルの弾薬に使う火薬 まだ残ってたわよね?」


美紀 「…たしか、残ってましたね 弾を作るのに必要だから少ないけど持ってると」


胡桃 「それがどうかしたのか?」


悠里 「【…たしか、爆弾に使われる火薬って拳銃の弾に使われる火薬でもいけるわよね?】」


由紀 「っえ!?ばっ爆弾!?」


胡桃 「たったしかいけるはずだ 長谷もその火薬で作ったって言ってたような…」


美紀 「ゆうり先輩…まさか!」


悠里 「…作りましょう 私たちの手で、爆弾を!!」


胡桃 「ほんきか!?私たちド素人が爆弾作るなんて…下手したら作ってる最中に爆発するぞ!」


悠里 「でも、長谷さんを救うにはこの方法しかないわ!それにあの化け物を倒すためにも爆弾を作らないといけないわ!」


美紀 「ですが、爆弾なんて作ったことない私たちが作ったところで爆発するかどうか…」


悠里 「それでも作るのよ!長谷さんを救うためにはやるしかないわ!」


悠里 「いやなら私だけでも作るわ みんなは先に逃げてて?生きて帰ってこれたらまた会いましょう」


由紀 「…それはダメだよりーさん みんなと一緒に行かないと?」


由紀 「ながながも助けないと、ながなががいなくなったら寂しいよ!つまんないよ!悲しいよ!!」


由紀 「わたしは残る!りーさん 手伝うよ!」


悠里 「ゆきちゃん…!!」


胡桃 「…はぁ 仕方ねぇな?私も残って手伝うよ」


美紀 「そうですね 長谷さんがいなくなってしまってはみんな悲しみますからね 私も協力します!」


悠里 「みきさん くるみ…!」


胡桃 「よし!そうと決まれば長谷の部屋に行くぞ!火薬をありったけ使ってできるだけやつを倒せる爆弾を作るぞ!」


全員 「「おおー!」」


タッタッタッ!!…













ゴスンッ!!ゴンゴンッ!!!!ガァンッ!!!!


和野方 「うおぉぉぉぉぉっ!!!!!!」ゴンゴンッ!!!!ゴスンッ!! ネメシスにありとあらゆる場所を殴りつけている


ネメシス 「スタアァァァァアズ!!!!!!」ガンガンッ!!!!ガァンッ!!!! 和野方の拳と自分の拳がぶつかり合いながら打ち付けている


和野方 「うらあぁっ!!!!!!」ビュンッ!!!! 右腕から生えている触手をムチのように勢いよく振り回す


ネメシス 「フゥゥッ!!!!」バシッ!! 和野方の振り回した触手を軽々しく受け止める


和野方 「っち!」グッ!! 掴まれた触手を引っ張るが…


ネメシス 「フンっ!!!!」グイッ!! 和野方の触手を引っ張り引き寄せる


和野方 「うおっ!!!?」グラッ ネメシスに触手を引っ張られ引き寄せられる


ネメシス 「スタアァァァッ!!!!!!」ボスゥッ!!!!!!


和野方 「がはぁぁっ!!!!!!」腹に思いっきり拳を食らう


ネメシス 「フシュゥゥ!!!!」ガシッ!! 和野方の首元を掴んで握りしめる


和野方 「があぁっ!!あぁぁっ…!!!!」バタバタ 首を掴まれてもがくがネメシスの力は強すぎて離すことができない


和野方 「(やばいっ!!!!こいつの力で首を締められたら…!!!!)」グググッ!!…


ネメシス 「フシュゥー…」グググッ!!!!…


和野方 「グゥゥッ!!がっがあぁ!!!!」バタバタ


和野方 「あっあぁぁ…(やばい…意識が……)」ピクピク… だんだんと意識が遠といて手が下がっていく…


ネメシス 「フシュゥー…」グググッ!!


和野方 「ーっ……」ニュルニュル… 意識がもうろうとしながら触手を動かす


ガシッ…ブンッ!!


ロケットランチャー 「」ガァンッ!!!!!!


ネメシス 「ガアァッ!!!!!!」頭にロケットランチャーをぶつけられる


和野方 「かはぁ!!!!げほっ!!げほっ!!」ドサッ ネメシスの力が緩み意識を取り戻す


和野方 「(あっあぶねぇ!!もう少しで死ぬところだった!あと数秒掴まれてたら…!!)」ハァー…ハァー…


ネメシス 「グゥゥ…」膝まづいて意識が朦朧としている


和野方 「…ロケラン、鈍器として…使えそうだな?」ハァ…ハァ…


和野方 「…よし!」フゥ…ガシッ 息を整えてロケランを触手で手に取る


ネメシス 「フシュー…」スクッ 意識を取り戻して立ち上がる


和野方 「うらあぁぁぁっ!!!!!!」ブォンッ!!!! ネメシスのスキをついて触手を使ってロケランをぶん回す


ネメシス 「」ガシッ 和野方が振り回してきたロケランを鷲掴みして受け止める


和野方 「っち!遅かったか!」シュルル… 触手をロケランから手放して自分の元へ戻す


ネメシス 「スタアァァァァァズ!!!!!!」ブンッ!!!! ロケランを和野方に向けて投げつける


和野方 「当たるか!」ヒュン…ガァンッ!! しゃがんで飛んできたロケランは壁に当たって地面に転がる


ネメシス 「スッタアァァァァァズ!!!!!!」ダンッ!! 和野方に向かって勢いよく走り出す


和野方 「おぅらあぁ!!!!!!」ヒュンッ!!!! 腰にかけていた刀を抜き取り、一気に引き抜いてネメシスに切りつける


ザンッ!!!!!!


ネメシス 「グオォォォッ!!!!!!」ブンッ!!!! 刀で切りつけられるが微動だにせず拳を振るう


和野方 「ふんっ!!!!」ゴスンッ!!!!!! 左手で拳を振ってネメシスの拳をぶつかり合う


ネメシス 「グオォォォッ!!!!!!」ゴンッガンゴスンッガァンッ!!!!!!


和野方 「ーっくぅ!!!!」ゴスンガンガンッガツンッ!!!!!!


和野方 「(クソ!!やっぱりこいつは刀や肉弾戦で勝てるような相手じゃねぇ!どんなにぶん殴っても全部防がれる!!)」ガンガンッゴスンガァンッ!!!!!!


和野方 「(かと言って諦めるわけにはいかない!どうにかしてこいつを倒さないと…でも、いったいどうすれば…)」ガツンッ!!



…ガチャッ


胡桃 「長谷!まだ生きてるか…っ!!!?」ハァ…ハァ…


和野方 「っな!?胡桃 なんで戻って!?」


ネメシス 「スッタアァァァァズ!!!!!!」ブンッ!!!!


和野方 「っく!」バシッ!! ネメシスの拳を手の平で受け止める


和野方 「てやあぁぁっ!!!!!!」ボスゥッ!!!! ネメシスの腹部に蹴りを入れる


ネメシス 「グゥゥッ!!」グラァ 腹部を蹴られて後ろによろめく


和野方 「ーっそらぁ!!!!」ニュルニュル…ガァンッ!!!!!! 先ほど地面に落ちたロケランを触手で拾い上げてネメシスの頭部に思いっきり勢いをつけてぶつける


ネメシス 「ガアァァァァッッ!!!!!!」ガクンッ 頭部にロケランをぶつけられて、力が抜けて膝が地面につく


和野方 「胡桃 なぜ戻ってきた!俺を置いて逃げろと言っただろ!!」


胡桃 「ーっそ、そんなことできるわけないだろ!お前を置いて逃げるなんて!!」


和野方 「バカ言ってんじゃねぇ!!俺のことはいいから早く…っ!」ハッ


和野方 「…胡桃 お前…その手に持ってるものはなんだ?それ、俺のリュックに入ってた空ペットボトルじゃ?」


和野方 「しかもその中に入ってる黒いもの…まさか!?」


胡桃 「…そうだ 私たちが作った爆弾だ!お前が持ってた弾薬に使う火薬を使って作ったんだ!」


胡桃 「作ったこともなければ作り方も知らなかったから考えてこの結果になったんだがこれでも爆発するか?爆発するならこれを使ってそのバケモノを倒してほしいんだ!」


和野方 「…その量からすると、火薬ぜんぶ使ったのか?それ使うとライフルは撃てなくなるぞ?」


胡桃 「かまわないぜ!これでそいつを倒せるなら使えなくなってもいい!」


和野方 「…そうか なら使わせてもらおうかな?」ニュルニュル… 触手を胡桃に近づける


胡桃 「ーっ!!」ビクッ


和野方 「…ごめん 気持ち悪いよな?こんな触手が近づいてきたら…」


胡桃 「あっ!?いっいや、べつに気持ち悪くなんか…」


和野方 「安心しろ 自分でもわかってるから?こんなのが生えてたら誰でも気持ちわるい 不気味な色でぬめりテカってたらなおさらな」


胡桃 「…ごめん」スッ火薬の入ったペットボトルを差し出す


和野方 「謝ることはない 爆弾ありがとな?悠里たちは来てないみたいだが?」ニュルニュル… 爆弾を受け取って触手を引っ込める


胡桃 「りーさんたちはいつでも逃げられるように車の準備をしてもらってる わたしも今から下に向かうよ」


和野方 「この触手のことは話さないでくれ とくに悠里にはな…」


胡桃 「…わかった 長谷も死なないでくれよ?…待ってるからな」


和野方 「…わかった 約束する!こいつを倒したら絶対にお前達のもとに向かう!」


胡桃 「っ! あぁ!絶対だからな!」


ネメシス 「フシュー…」スクッ 体制を取り戻して立ち上がる


和野方 「また後でな!胡桃!!」ダッ!!


胡桃 「あぁ!」バタンッ 扉を閉めて下に向かっていく


ネメシス 「スッタアァァァァズ!!!!!!」ダンッ!! 和野方の方に向かって走っていく


和野方 「ふんっ!!」ブンッ!!!!


ゴスゥンッ!!!!!!


和野方 「おぅらあぁぁっ!!!!!!」ブァンッ!!!!


ネメシス 「フンっ!!!!」ガシッ!! 蹴りを入れてきた和野方の足を掴み取る


和野方 「よっと!!」グルン…ガァンッ!!!! 掴まれた足を中心にして回転をつけて勢いよく頭部を蹴る


ネメシス 「ガアァァァっ!!!!!!」グラ… 頭部を蹴られて一瞬だけふらつく


和野方 「(いまだ!!)」シュルル!! すかさず触手をネメシスに向けて動かす


ネメシス 「っ!!」ガシッ!! 触手を巻かれて身動きを封じられる


和野方 「死ねぇ!!ネメシスゥゥゥ!!!!!!」ビュンッ!!!! 爆弾を持った触手を勢いよくネメシスに向けて振るう


ボスンッ!!


ドッガアァァァァァンッ!!!!!! 衝撃で火薬が擦れあって内部に火花がつき爆弾する



ネメシス 「ガアァァアァァァァッ!!!!!!」グシャアァァッ!!!!!! 爆発で身体が一部破損する


和野方 「くうぅっ!!!!!!」ジュゥゥ… 爆弾のせいで何本かの触手がこっぱみじんに吹き飛ぶ


和野方 「(いってぇぇ!!なんで触手だけ感覚があるんだよ!!すげぇ痛てぇぇっ!!!!!!)」ズキズキ!!!!!!


ネメシス 「グゥゥ…!!」ハァ…ハァ… 膝をつかせて傷を治療している


和野方 「ーっなに傷を癒してんだよ!そんな暇があるなら…」スチャッ 刀を拾い上げて構える


和野方 「俺を警戒しろやァァァ!!!!!!」ダンッ!!!!


ネメシス 「フゥゥー…!!」スクッ… 完全に傷を癒せてない状態で立ち上がる


ネメシス 「スッタアァァァァズ!!!!!!」ダンッ!!


和野方 「うらあぁぁぁぁっ!!!!!!」ザンッ!!!! 傷ついたネメシスの傷口に切りつける


ザシュッ!!!!


ネメシス 「ガアァァァァッ!!!!!!」ブシュー!! まだ治りきっていない胸部を切られて黒く染まった血が吹き出てくる


和野方 「(攻撃が通った!やっぱり治癒されてない時に切られたら効くのか!!)」


和野方 「(これなら倒せる!早く倒して悠里たちのもとに行かないと!!)」スチャッ


和野方 「はあァァァァ!!!!!!」ザンッ!!!!


ネメシス 「グアァァァァッ!!!!!!」ブシュー!!


和野方 「おらおらおらおらぁ!!!!!!」ザンザンザンザンッ!!!!!!


ネメシス 「グゥゥ…!!!!!!」ヨロッ 攻撃を受けすぎてよたつく


和野方 「(よし!このまま一気に押せば倒せる!!こいつの首を跳ねれば!!)」グッ!!


和野方 「死ねぇ!!ネメシスゥゥゥ!!!!!!」ビュンッ!!!!!! ネメシスの首元に目がけて刀を勢いよく振るう


ネメシス 「フシュー…!!」ギロッ


ドスゥッ!!!!!!


和野方 「…っえ?」腹に和野方と同じ触手が貫く


ネメシス 「フゥゥー!!!!!!」ニュルニュル… 腕から見ただけで吐き気が訴えてくる触手が出てくる


和野方 「…うっ嘘だろ?お前…この触手……」タラー…


ネメシス 「スッタアァァァァァズ!!!!!!」ニュルニュル…ヒュンッ!!!!!!


ドスドスドスドスッ!!!!!!


和野方 「かはぁっ!!!!!!」触手がさらに体を貫かせて刺される


ネメシス 「フシュゥゥ…」グググッ!!… 和野方に刺した触手を外側に力を入れて引き裂こうとする


和野方 「ぐぅぅ!!!!」スゥ…ザンッ!! 刀を振って触手を断ち切る


和野方 「ーっやろう!!!!!!」ザンッ!!!! 続いてネメシスの体に切りつける


ネメシス 「グゥゥッ!!!!」ブシュー


和野方 「おぅらあぁぁぁっ!!!!!!」ドスゥッ!!!!!!


ネメシス 「ガアァァァァッ!!!!!!」胸部に刀を刺されて貫かれる


和野方 「うおぉぉおぉぉぉぉ!!!!!!」グググッ!!!!!!


ズバンっ!!!!!!


ネメシス 「グアァァァァァァァッ!!!!!!!!」ブシャー!!!!ボトン… 胸部から右側に刀をなぞられて右腕を持っていかれる


和野方 「はぁ…はァ…っやと、デカいダメージが入った…がはぁっ!!!!」ビチャァッ ダメージを受けすぎて口から血を吐き、地面に膝をつかせる


和野方 「(くそっ!痛みはないものの…俺もダメージ受けすぎて体がだるい!!)」ヒュー…ヒュー…


ネメシス 「グォォ…アァァ…!!」ヨロッヨロ…


和野方 「…あと、少し!!」グッ!!ヨロ… 体が重いのを踏ん張って立ち上がる


ネメシス 「フゥゥ…!!!!」ニュルニュル… 体の至る所から触手を出して修復作業に取り掛かる


和野方 「…まだ治すか?もうムリだよ 治すの諦めてそろそろ決着をつけようぜ?ネメシス」ハァ…ハァ…


和野方 「お前の体ももう限界のはずだ もう治すのを諦めて俺と最後を決めようぜ!!」ダンッ!!


ネメシス 「フゥゥー!!!!」ニュルニュル… 治す作業をやめて戦闘態勢に入る


ネメシス 「スッタアァァァァァズ!!!!!!!!」ダンッ!!


和野方 「うおぉぉおぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」タタタタタッ!!!!!!


ネメシス 「アァァアァァァァ!!!!!!!!!!」ダダダダダッ!!!!!!



…ズバァン!!!!!!


ネメシス 「ガアァァァァッ!!!!!!!!!!」ブシャアァァァ!!!!!!!!!!!! 半分切られた胸部の部分のもう反対側を切られて左手を失う


ネメシス 「アッアァァ……」フラ…フラ……


和野方 「…じゃあな ネメシス…」ニュルニュル…


ガシィッ!!


ネメシス 「ガァァ……」和野方の触手が体に巻き付かれる


和野方 「…悠里たちにはこんな手見せられないからな?俺の右手と一緒に吹き飛べ…」スッ… ネメシスを巻きつけてる触手とは別の触手で先ほどネメシスが撃ったロケランの不発弾を拾って持ってくる


和野方 「…さよなら 愛しの真里亞…」シュンッ!!!!!!



…ドガアァァアァァァンッ!!!!!!













巡々丘学院高校ー1階駐車場



胡桃 「…」全員車の中で待機している


悠里 「…遅いわね 長谷さん まだ、戦ってるのかしら…?」


美紀 「…そうだと、いいですね?まだ戦っていれば…」


由紀 「…ながなが……」


胡桃 「(…長谷 ぜったいに来てくれるって言ったよな?死んでなんかいないよな?)」


胡桃 「(お前が死んだら私たちは…りーさんが!!)」ギリッ



ドガアァァアァァァンッ!!!!!!


全員 「っ!!!!!?」


胡桃 「なっなんだ今の爆発!?二回目だよな!?」


悠里 「えっえぇ 二回目のはずよ?でも、爆弾は一個しか作ってないはずだけど…」


美紀 「…どういうことですか?」


由紀 「…あっそういえばさっき あのでかい人がりーさんに撃ってきたロケットランチャー…ながながが刀でぶつけたやつ爆発してなかったよね?」


胡桃 「それか!それが爆発したのか それなら納得だ」


美紀 「…っん?なにか上から振ってきてませんか?」


悠里 「…っえ?」



…ドサァッ!!!!


ネメシス 「」上半身だけが屋上から落ちてくる


胡桃 「あっあいつの上半身だ!長谷のやつ、やりやがったのか!?」


悠里 「ー行ってみましょう!」


全員 「「おう!(はい!)」」


ガチャガチャ…パタンッ













屋上



プスプス…パチパチ… 農園に火が移って野菜が燃えている


ネメシス 「」下半身だけが床に転がっている


和野方 「…うっうぅ……」スゥ…


和野方 「…体が…重い……さすがに、真正面からの爆発はまずかったか……」ゼェー…ゼェー…


和野方 「…完全に、倒したようだな?よかった…倒せて……」ハァ…ハァー…


和野方 「…うぃしょっと!!」ググッ…トサッ 起き上がって壁に寄りかかる


和野方 「…はぁ……痛みはねぇけど、やっぱりつらいな…右手も粉砕しちまったし……」


和野方 「…まぁ 生きてるだけマシか?これから生きていくことになると、いろいろと不便だが……」ハァ…ハァ…


和野方 「とりあえず 傷を塞がねぇと…」



バタバタ…バタンッ!!


胡桃 「長谷!!」


悠里 「長谷さん!!」


美紀 「大丈夫ですか長谷さん!!生きていますか!?」


由紀 「っ!! ながなが、右手が…」


和野方 「…お前ら……」ハァ…ハァ…


胡桃 「…ゆき、みき、りーさん みんなは部室に戻っててくれ?わたしは長谷の治療をする」


悠里 「私も手伝うわ くるみ1人じゃ大変でしょ?」


胡桃 「いいよ 私一人でやるから?それにりーさんグロいの得意じゃないだろ?」


悠里 「もう慣れたわ こんな世の中なんだからいい加減なれたわ」


胡桃 「それが長谷のものだとしてもか?」


悠里 「っ!」


胡桃 「…無理はしないほうがいい 私なら平気だからみんなは下で待機しててくれ?」


由紀 「ーっうぷ!」


美紀 「ゆき先輩!」


悠里 「…その方が良さそうね わかったわ?大変だと思うけど、長谷さんのことお願いね?」


胡桃 「任せとけ!」


悠里 「…長谷さん 死なないでくださいね?絶対生きててくださいね?」


和野方 「…あぁ ちゃんと生きてお前達の元に戻ってやるよ?」


悠里 「…」


タッタッタッ…パタンッ


和野方 「…」ハァ…ハァ…


胡桃 「…長谷 本当にありがとな?お前のおかげでマジで助かったよ」


胡桃 「お前がいなければあの化け物倒せなかったよ マジで感謝してるよ」キュッキュッ…ジャァァー 蛇口を捻ってホースから水を出す


和野方 「…俺は当然のことをしたまでだ 別に礼を言われるようなことはしてないよ?」ハァ…


胡桃 「そんなことはない お前は私たちを助けてくれたんだ?もっと言えば、礼を言うだけじゃ物足りない 右手まで失って…」ジャー… 和野方の失った右腕の部分に水を流し当てる


和野方 「右手を失わせたのはあの触手をしまうことができなかったからだ だからやむ得まいで爆弾と共に吹き飛ばしたんだ…」


和野方 「もし俺が生きて右腕がさっきの状態でお前たちのもとに戻ったらまずいだろ?あの触手 過去にも出したことあるけど、あれをしまうのに約1ヶ月かかったんだ」


和野方 「俺に惚れてる悠里がそんなのを見たらどう思う?好意は変わらないかと思うけど、少なくとも俺のことを化け物扱いするだろ」


胡桃 「…やっぱり気づいてたのか りーさんがお前に惚れてること?」ジャー…


和野方 「当たり前だろ?あんな顔を赤らめて俺を見てくれば誰でもわかるわ」


胡桃 「…でも、お前はりーさんの気持ち受け取れないんだろ?私と一緒で感染してるからよけいに…」キュッキュッ…


和野方 「…あぁ よけいにな…」


胡桃 「…服、脱がすぞ?さすがにもうそんな血みどろなうえにボロボロじゃもう服として使えないから」


和野方 「…たのむ 俺の懐にナイフが入ってるからそれを使って破いてくれ…」ゼェー…ゼェー…


胡桃 「わかった」ゴソゴソ…スッ 和野方の懐からナイフを取り出す


…ガチャッ


悠里 「…くるみ 救急箱持ってきたけど…」


胡桃 「それじゃやるぞ?」スッ… ナイフを和野方に向けて服を破こうと…


悠里 「っ!? だっだめ!!」ブンッ!!


胡桃 「…っえ?あばぁっ!!!?」ガンッ!! 投げつけられた救急箱がおでこに当たる


和野方 「胡桃!?」


悠里 「長谷さん!さっき死なないでくださいと言ったじゃない!それなのになんで!!」ガシッ


和野方 「っえ?いや、悠里 いきなりなにを言って…?」


悠里 「自害しようとしてたんでしょ!?自分じゃできないからくるみに頼んで殺してもらおうとしたんでしょ!?」


悠里 「くるみが長谷さんにナイフを突きつけて殺してもらおうとしてたんでしょ!?そうでしょ!」


和野方 「あぁ そういうことか?悠里 あれは俺を刺してもらおうとしたんじゃなくて、服を破いてもらおうとしたんだよ?」


悠里 「…っえ?」


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SS好きの名無しさんから
2017-12-20 00:58:02

SS好きの名無しさんから
2017-11-18 16:52:44

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