2018-11-26 01:45:01 更新

概要

ひたすら提督と艦娘がイチャイチャします。(漣途中まで)


前書き

初投稿です。文章が稚拙&駄文ですがよろしくお願いします。
初期艦とイチャイチャしたい人はぜひ読んでってください。
あ、でも電は書きません(トリです)

ちょっと忙しくて鈍足更新になります。




~吹雪編~



吹雪「うーん、いい天気!今日も秘書艦頑張るぞ!」


吹雪「まずは司令官を迎えに行かなくっちゃ!」


—— 提督私室前 ——


吹雪「おはようございます司令官、入っても大丈夫ですかー?」コンコン


提督部屋「」シーン


吹雪「?」


吹雪「失礼します」ガチャリ


提督「Zzz……」


吹雪「まだ寝てる!? 司令官起きてくださいー!」


提督「ん、吹雪、か?」


吹雪「はい、吹雪です!司令官、早く執務の支度をしないと間に合いませんよ!」


提督「んんー、まだ眠い寝る……」


吹雪「ちょ、司令官!? いい加減に起きないと本当に遅刻しますよ!」 


提督「うーん、それは困るぅ……」


吹雪「だったら今すぐ起きてください!」


提督「……吹雪が俺に愛を囁いてくれたら起きるかも」


吹雪「はぁ!?」


提督「あ、もう無理寝る」


吹雪「わ、わかりましたわかりました! 司令官に愛を囁けばいいんですね!?」


提督「その通りだ」


吹雪「んもぅ……」ハァ


吹雪「で、ではいきますよ?///」



吹雪「司令官、愛しています///」ボソリ



提督「吹雪の愛ってその程度なの?」


吹雪「こ、これではダメなんですか!///」


提督「足りん。全く足りん。その程度では今日の執務を無事こなすことはできないだろう」


吹雪「えぇー……」


吹雪「で、ではこれならどうですか///」



吹雪「司令官、世界中の誰より愛しています。どの艦娘よりも一番愛しています。司令官と過ごす毎日は私……吹雪にとって一番の宝物です。いつも一緒にいてくれてありがとうございます。これからもずっと一緒にいてくださいね、司令官///」



提督「……」


吹雪「///」カァー


提督「んー、あとちょっと」


吹雪「ま、まだ足りないんですか!?///」


提督「いや、ほらアレだよアレ」


吹雪「アレ……ってなんですか?」


提督「吹雪が毎日してくれるアレだよ」


吹雪「んん?毎日?お料理とかですか?」


提督「違う違う。ほら、眠り姫を起こす定番のアレだよ」


吹雪「眠り姫を起こす定番のアレ……?」


吹雪「……」


吹雪「っ///」カァー


吹雪「ま、毎日してないじゃないですか!?///」


提督「俺の妄想の中の吹雪は毎日凄い恰好でしてくれてるの」


吹雪「妄想と現実を同じにしないでください!それに私の凄い恰好って……///」


提督「それでしてくれるの?してくれないの?」


吹雪「……しないと提督は起きてくれないんですよね?///」


提督「勿論だ」


吹雪「うぅ……///」


提督「……吹雪のキスで目覚めたいな」ボソリ


吹雪「っ!!!分かりました!やります、やれば起きるんですよね!?///」


提督「あぁ、頼む」


吹雪「で、ではいきますよ……!///」


吹雪「……///」


吹雪「っ///」カァー



吹雪「///」チュッ



提督「……ありがとう、これで起きられそうだ」


吹雪「も、もぅ!朝から私に何させてるんですか!!早く仕度して執務に行きますよ!!///」プンプン


提督「いやでもまだちょっと眠いかも」ゴロン


吹雪「……」イラ


吹雪「いい加減にしてください」


提督「あ、ごめ」


吹雪「吹雪、もう怒りました!」


吹雪「無理矢理にでも司令官を連れていきますよ!いつまで布団にくるまっているんですか!!」


提督「あ、だめ!ちょ、タンマ」


吹雪「問答無用です、司令官!」


吹雪「いっけぇ!」フトンハギ


提督「あ……」


吹雪「……??」


吹雪「司令官?なんで服を着替え終わっているんですか?」


提督「それはだなぁ……」


吹雪「それにその手に持っている四角い箱はなんですか?」


提督「こ、これは……」


吹雪「??」


提督「仕方ない……」フゥ


提督「吹雪、今日は何の日か分かるか?」


吹雪「え、えーっと?誰かの誕生日……ではないですよね?」


提督「この鎮守府に今日誕生日のやつはいないな」


吹雪「だとしたら何か特別な日……?」


吹雪「……」ウーン


吹雪「あっ!」


提督「思い出したか?」


吹雪「す、すいません!どうして私こんな大事な日のことをを忘れてたんでしょう!?」


提督「いや、忘れるのも仕方がない。吹雪が秘書艦なのをいいことに、毎日大量の執務を手伝ってもらっているからな。特に最近は欧州救援作戦やら何やらで吹雪の手を借りっぱなしだったしな」


吹雪「うぅ……。それでもこんな大事な日を忘れるなんて……」ショボン


提督「なーに、気にするな。それよりもこれなんだが——」チラリ


吹雪「……」グスン


提督「……」ウーム


提督「……吹雪?」


吹雪「はい」ナミダメ


提督「吹雪は去年の今日より俺のこと好きじゃなくなったか?」


吹雪「っ!!そ、そんなことはありえません!私は、毎日毎日司令官のことを好きになってます!!」


吹雪「朝一番に見る司令官の顔に心臓が破裂しそうなほどドキドキしますし、執務中の司令官には胸がキュンってします!執務が終わった後の疲れている司令官には優しく抱きしめて癒してあげたいし、その後の夜のことも……///」


吹雪「と、とにかく!毎日毎時間毎秒司令官のことをずっと想っています!だから——」


提督「吹雪」スッ


吹雪「——!」


提督「……」


吹雪「ん///」


提督「……」


吹雪「ん、っん///」


提督「……」スッ


吹雪「……はぁ///」


提督「……落ち着いた?」


吹雪「……はい///」


提督「吹雪、今からする話をよーく聞いてくれ」


吹雪「はい」


提督「大切な日は確かに重要だが、一番重要なのはそこじゃない」


吹雪「どういうことですか……?」


提督「それはな、すこし照れくさい話になるんだが、こういうことで一番重要なのは相手を思う気持ちだと俺は思う」


吹雪「相手を思う気持ちですか……」


提督「ああ。正直なことを言えばだな、気持ちがあれば毎日が記念日だっていい。所詮俺たちの記念日なんてものは記念日にかこつけてお互いイチャイチャしたいだけの日みたいなもんだ」


吹雪「それは言い過ぎなのでは……」


提督「はは、かもな」


提督「でもさ、俺にとっては吹雪と過ごす毎日が記念日みたいなもんなんだよ」


吹雪「司令官……」


提督「どう?たまにはくせー話も悪くないだろ?」


吹雪「ふふ、司令官のくせー話は本当にくっさいですね」


提督「ひ、ひでぇ」ガックシ


吹雪「でも」


吹雪「ありがとうございます」ギュ


提督「うむ」


吹雪「愛してます」


提督「う、うむ!」


吹雪「……」


提督「……///」


提督「……そ、そうだ!」


吹雪「どうしました?」


提督「いや、吹雪のためにプレゼントを用意してるんだ!」


吹雪「うぅ……すみません、私何も用意してないです」


提督「いやもう本当に気にするな!それより、はい、コレ!」


吹雪「これさっき司令官が持っていた箱ですよね? 中身はなんですか?」


提督「開けてみてくれ」


吹雪「分かりました」ドキドキ


吹雪「……」パカリ


吹雪「!これって……///」


提督「……」


吹雪「指輪、ですよね///」


提督「ああ、そうだ」


吹雪「でもその、これは何の指輪ですか?」


提督「去年のこの日に指輪を渡したのは覚えているか?」


吹雪「はい、もちろんです」


提督「でもさ」


吹雪「?」


提督「初めて指輪を渡した時より、今この瞬間だって吹雪をより好きになり続けている」


吹雪「し、司令官///」


提督「だから、今年も、いや。去年よりももっと吹雪を愛するっていう誓いの指輪……みたいなもんかな?」


吹雪「///」カァ


提督「恰好つけすぎかな?///」


吹雪「今日の司令官はくさすぎます///」


提督「流石に、恥ずかしいな///」


吹雪「司令官が言わないでくださいよ///」


提督「……///」


吹雪「……///」


提督「吹雪……」スッ


吹雪「司令官……」スッ



叢雲「いつまで寝てるのよあんた!さっさと仕事しなさい!!」ドアバーン



提督吹雪「「——!!!」」ビクゥ


電「む、叢雲さん。ドアはもう少し優しく開けたほうがいいと思うのです」アワアワ


叢雲「そう?そんなことより早く仕事しなさい仕事。たんまり溜まってるのよ!」


五月雨「提督、おはようございまs——キャッ!」ズル


漣「五月雨ちゃんのドジっ子キタコレ!」


五月雨「うぅ~痛いですぅ~」


電「五月雨ちゃん大丈夫ですか!?」


叢雲漣電五月雨「「「「」」」」ガヤガヤワーワー!!


提督「はぁ……お前ら……」ガックシ


提督「とりあえず漣、五月雨を医務室に連れて行ってくれ」


漣「ヘーイ」


提督「叢雲と電は先に執務室へ行って執務の準備を頼む」


電「はいなのです!」


叢雲「あんたも早く来るのよ!」


提督「全く……騒がしい奴らだ」ハァ


吹雪「ふふ、でも幸せですね」ニコッ


提督「まぁな」


提督「よーし!それじゃあそろそろ執務を始めようか!」


吹雪「そうですね!って本当に時間が危機的状況ですねぇ……」


提督「む?まぁいつもの三倍速でやれば問題なかろう」


吹雪「無理ですよ!いつもが三倍速じゃないですか!?」


提督「なら五倍速でやるぞ」


吹雪「そんな無茶な!?」


提督「無茶でもやる。それが俺たち夫婦だろう?」ニヤリ


吹雪「……ふふ、そうですね!」


提督「では行くぞ、吹雪!」


吹雪「はい!」



~ 艦 ~





吹雪「と、その前に」


提督「ん、どうした吹雪?」


吹雪「司令官、少し屈んでもらえますか?」


提督「こうか?」スッ


吹雪「///」チュッ


吹雪「司令官」



吹雪「これからも愛してます///」




~ 吹雪編 艦 ~






~ 五月雨編 ~



提督「ふぅ~、今日の執務終わりっと!」ノビー


五月雨「提督、お疲れ様です!」ニコッ


提督「ああ、五月雨もお疲れ様。あと五月雨可愛い」


五月雨「て、提督いきなり何言ってるんですか!?///」カァー


提督「可愛いと思ったから可愛いと言ったのだ。何か悪いか?」ジー


五月雨「う……わたしは普通です、普通!///」


提督「いや、五月雨可愛い。超可愛い。夜戦したいぐらい可愛い」カワ(・∀・)イイ!!


五月雨「そ、そんな顔文字使ってまで可愛い可愛い連呼しないでください///」


五月雨「あ、あと……夜戦はそのまだ恥ずかしぃ……です///」ボソリ


提督「87五月雨」


五月雨「な、なんですかその87五月雨って?」


提督「ん?この単位は『可愛い』の完全上位互換である五月雨を単位にした言葉だ」


五月雨「勝手に変な単位作らないでくださいぃ!///」


提督「んー今のは64五月雨……いや67五月雨だな!」


五月雨「てーいーとーくー!!」プクー


提督「ふふ、少しからかいすぎたな、すまん」


五月雨「まったく!!」


提督「ちなみに100五月雨になるとだな」


五月雨「まだその話続けるんですか!?」


提督「100五月雨になると提督の理性が弾け飛びます」


五月雨「うぅ……だ、だめですよ!?まだだめですからね!?///」カァー


提督「分かっているさ。だが俺はいつでもOKだぞ」キリッ


五月雨「うぅ……///」カオマッカ


五月雨「お、お茶入れてきます」ガタッ


提督「ふむ、よろしく頼む」


五月雨「行ってきますー!」バビューン


提督「あ、そんなに急いで走るt——」五月雨「アイタっ!」ポテン


提督「注意する前にこけるとは流石だな五月雨」


五月雨「うぅ……痛いですぅ」ナミダメ


提督「おお、少し傷口見せてみ」


五月雨「はいぃ……」スッ


提督「ふむ、膝か。これはいい膝だ。この滑らかできめの細かい肌が伸びるようにしてウォホン、特に外傷らしい外傷はないな。軽い打身だ」


五月雨「……提督、ちゃんと傷口見てくれましたか?」ジロッ


提督「勿論。あぁ、勿論だとも」


五月雨「嘘くさいです……」


提督「と、とりあえず湿布を取ってくるからそこのソファーにでも座って待っててくれ」


五月雨「分かりました」


—— 数分後 ——


提督「というわけで救急箱取ってきた」


五月雨「うぅ……わざわざすみません提督」ションボリ


提督「気にするな。そもそも俺が原因みたいなものだ」


五月雨「それでも……」


提督「まぁまぁ。とりあえず膝出してくれるか」


五月雨「はい」スッ


提督「ふぅむ。デェリシャースゥ。この黄金率に沿って造られたかのような丸みを帯びた膝は芸術を超え宇宙を内包しているとんんーっ、それでは湿布を張るぞ?」キリッ


五月雨「今更キリッってしても遅いですからね?ジトー


提督「まぁまぁまぁ」スッ


五月雨「たまに提督って変になりま————ひゃんっ!」ピクン


提督「あ、すまん。冷たかったか?」


五月雨「い、いえ大丈夫です!///」


提督「ところで提督メーターが少し大きくなったんだが分かるか?」


五月雨「提督メーター?また変な単位ですねー」


提督「これは……いや、五月雨にはまだ早いな」フゥ


五月雨「まだ早い?どういう意味です?」キョトン


提督「気にするな」


提督「ところで膝の方はどうだ?」


五月雨「はい!少し痛みが治まってきた気がします!」


提督「それはよかった」


提督「五月雨の笑顔が無ければ明日の執務もままならんからな」


五月雨「ふふ、そんな大げさですよ」クスリ


提督「いやわりと大真面目だぞ?五月雨の笑顔が無ければこんな仕事途中で放りだしているところだ」


五月雨「だ、だめですよ!?提督がお仕事サボってしまったらみなさんが困ってしまいます」


提督「ああ、そうだな。だから五月雨は俺のためにずっと笑顔でいてくれ」ニコッ


五月雨「うっ……///」カァー


五月雨「ず、ずるいですよ提督……///」キュッ


提督「ずるくて結構」スッ


提督「五月雨、愛してる」


五月雨「提督……///」


五月雨「……」


提督「……」


五月雨「……ん」スッ


提督「……さて、救急箱を閉まってくるかな」


五月雨「提督?」


提督「ん?」


五月雨「……もう少しこうしてたいな///」ボソリ


提督「……ふむ、救急箱に必要なものがちゃんと入っているかチェックしなければならんな」


五月雨「ありがとうございます///」キュッ


提督「ああ」


五月雨「提督」


提督「なんだ?」


五月雨「実はわたし提督のにおいが好きなんです」スンスン


提督「唐突だな」


五月雨「提督のにおいを嗅いでると心がホクホクしてくるんです」クンクン


提督「心がぴょんぴょんするんじゃ^~的な?」


五月雨「少し違います。ぴょんぴょんじゃなくてホクホク、です」


提督「違いがいまいち分からんが、それは喜んでいいのか?」


五月雨「はい。喜んで下さい」


提督「五月雨がそう言うならそうするよ」ナデナデ


五月雨「ふふふ///」


提督「……」ナデナデ


五月雨「///」


提督「……」ナデナデ


五月雨「幸せですぅ……///」トローン


提督「なぁ、五月雨」


五月雨「はぁい、なんでしょうかー?」トローン


提督「いい物見つけた」スッ


五月雨「それは……耳かきですか?」


提督「ああ、耳かきだ」


五月雨「そんなものどこにあったんですか?」


提督「救急箱の中にあった」


五月雨「救急箱に……?誰が入れたんでしょうね?」


提督「んんー、卯月のいたずらってところじゃないか?」


五月雨「なるほどぉ……それをどうするんです?」


提督「今から使う」


五月雨「あ!でしたらわたしが提督にしてあげます」キラキラ


提督「五月雨、知ってるか?『五月雨』『耳かき』は禁止ワードなんだぞ?」


五月雨「……?どういうことです?」


提督「いやな、耳が遠くなるのはまだ早いという話だ」


五月雨「提督の耳が遠くなるのはまだ早いですね?」


提督「と に か く。ほら、横になれ」


五月雨「ふわわっ……!提督、頭掴んで無理矢理横にしないでください!」


提督「そら、最初は右からな」スッ


五月雨「あ、提督、ま……んんっ///」ビクッ


提督「こーら。動いたら危ないんだぞー」


五月雨「んん!でも、これ、あっ、変な声、ふ、出ちゃいます///」カァー


提督「気にするな。色即是空空即是色」コリコリ


五月雨「い、意味が分からないですぅ~!んん///」


提督「お、この辺りはどうだ?」カキカキ


五月雨「んんん~~!///」ピクピク


提督「そして唐突に息吹きかけ」フゥ


五月雨「ふにゃっ~~///」ゾクゾク


提督「……五月雨ってもしかして耳弱い?」


五月雨「し、知りません!///あと突然息を吹きかけないでください!」


提督「すまんすまん。それじゃ続きするぞ」


五月雨「はい///」


提督「……そこは素直にしてもらうんだ」ボソリ


五月雨「何か言いましたか?///」


提督「いいや?」


提督「ところで五月雨よ。前に耳かきやったのはいつごろだ?」


五月雨「え、えーっとですね。一か月前くらいでしょうか?」


提督「ほほぅ、それはそれは……」


五月雨「え?え?もしかして溜まってます??///」カァー


提督「まぁまぁかな」


五月雨「は、恥ずかしいです///」カァー


提督「逆にやり甲斐があるってものよ」フンス


五月雨「うぅ……///」カオマッカ


提督「お、お、こことかいいんじゃないか」コリコリ


五月雨「んん……///」


提督「よーしよーし……」カリカリ


五月雨「あっ///」


提督「もう少しーもう少しでー……よっと!」コリッ


五月雨「!!///」ピクピク


提督「おー!おー!おぉー!」キラキラ


五月雨「え?なんですか……ってそんなものまじまじ見ないでください!早く捨てて下さい!///」


提督「お、おうそうだな。つい大きいものが取れたから感動してしまった」


五月雨「うぅ、恥ずかしすぎですぅ……///」


提督「さー続き続き」コリコリ


五月雨「///」


提督「~♪」コリコリ


五月雨「///」


提督「~~♪」カリカリ


五月雨「んっ///」


提督「~~~♪」カキカキ


五月雨「あっ///」


—— 数分後 ——


提督「……ふむ。こっちはこんなものかな?」


五月雨「耳かきしてもらってるだけなのに疲れましたぁ……」ハァハァ


提督「最後にコレだ」


五月雨「コレ?」


提督「梵天」ジャジャーン


五月雨「う!!それを耳の中に入れるんですか……?」


提督「勿論だとも」キリッ


五月雨「うぅ~……考えただけでぞわぞわします」


提督「まーまーこれで終わりだから」サワサワ


五月雨「んんっ!くすぐったいです///」


提督「ほーりほれー」カサカサ


五月雨「ふわぁっ……!///」


提督「ほっ、ほっ、ほっ」サスサス


五月雨「んんんっ……///」


提督「よしっ!これで終わり!」スッ


五月雨「やっと終わりましたぁ~~……」グデー


提督「最後にフゥー」フゥ


五月雨「ひにゃん…………!!」ゾクゾク


提督「97五月雨」


五月雨「もー!提督の意地悪ぅ!」プンプン


提督「はっはっは。まぁそう怒るな。それじゃ今度は反対側で——」


五月雨「次は五月雨の番です!」ガシッ


提督「むむっ?」


五月雨「次は五月雨が提督に耳かきをする番です!」キッ


提督「いやだからそれはますい——」


五月雨「問答無用です!」


提督「ふおっ!ちょ、まじ待った タンマタンマタンマー!」ジタバタジタバタ


五月雨「大人しくしてください、提督!」


提督「な、なんだこれ。まるで万力で締め付けられるような握力!流石艦娘」


五月雨「提督~♪いいこいいこしましょうね~♪」


提督「フッ。この程度のピンチで慌てる俺ではな——」


五月雨「たぁっー!」スポ


提督「ヒイィィィィィィィィィ!!」ガクガク


五月雨「あ、提督?意外と溜まってますよ?」ゴリゴリ


提督「ちょま、ま!痛い痛い無理無理無理!!」


五月雨「す、すみません!もう少し優しくやりますね!」アタフタ


提督「アタタタタ!!焦ると逆に痛いよ落ち着いて落ち着いて!!」


五月雨「わ、分かりました!五月雨落ち着きます!」スゥーハァー


提督「(やばい。五月雨の膝枕は天国だが空からノストラダムスがこんにちは!←意味不明)」


五月雨「す、少し落ち着いてきました……」スゥーハァー


提督「(と、とりあえずこの状況を回避せねばならん!……鼓膜がなくなる前に!)」


五月雨「そろそろ再開できそうです」スゥハァ


提督「(圧倒的……!圧倒的時間不足……!とりあえず会話でもして時間を延ばす……っ!!)」


提督「さ、五月雨よぉー——」


五月雨「すぅーは、ん、んんん……」ムズムズ


提督「いや、待て。五月雨」ダラダラ


五月雨「んんん、は、は、は……」ムズムズ


提督「まてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてm————」


五月雨「ックチュン!!」




ア〝あ〝あぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあああああああ!!




~ 艦 ~





提督「というわけで無事回避出来ました」


五月雨「す、すみませんでした……」


提督「いや多分あの一瞬戦闘力フリーザ超えてたよ」


五月雨「うぅ……」


提督「まぁ気にするなって。それに……」


提督「五月雨の前に俺の膜破ってどうすんだ?(笑)」ハッハッハ


五月雨「膜?五月雨の膜って何ですか?」


提督「……」


提督「五月雨はそのままでええんやで」ニッコリ


五月雨「??」


提督「さーてそれじゃ風呂も入って時間もいい頃合いだしそろそろ寝ますか」


五月雨「そうですね!」


提督「ふあぁ~……。なんだかんだ仕事終わった後に結構長い間イチャイチャしてたなー」


五月雨「イチャイチャ///」


提督「よし、布団敷き終わりっと」


五月雨「ふふー提督の横占領です!」バサリ


提督「五月雨は可愛いなー」ナデナデ


五月雨「んふふ///」


提督「それじゃー電気消すぞー」


五月雨「はーい」


提督「っとその前に」


五月雨「?」


提督「おやすみの」スッ


五月雨「ん///」


提督「……ふぅ。おやすみ」


五月雨「お、おやすみなさい、です///」カァー


提督「……」


提督「もっと」ボソリ


五月雨「え?」


提督「——」ガバリ


五月雨「!!///」


五月雨「んっ///」


五月雨「あんっ……!///」


五月雨「て、提督、待って!///」


提督「……どうした?」


五月雨「ちなみに……今何五月雨ぐらいですか」


提督「1000?」


五月雨「ハハ……」


提督「……」ガバッ


五月雨「ああっ、んっ!///」


五月雨「て、提督!!///」



五月雨「恥ずかしいですけど、わたしを————五月雨をいっぱい好きになってくださいね///」




~ 五月雨と夜明け 艦 ~




~ 叢雲とバレンタイン ~




提督「叢雲よ」


叢雲「なに?」


提督「今日は何日か知ってるか?」


叢雲「2月の14日よ。もしかして頭でもボケたの?」


提督「いや、知ってるならいいんだ」


叢雲「そう」


提督「……ところで叢雲」コホン


叢雲「なによ」


提督「今日はバレンタインデーだな」


叢雲「そうね」


提督「俺になにか、渡すものがあったりなかったりしないか?」チラリ


叢雲「ないわ」キッパリ


提督「ぐ、ぐぬぬ」グヌヌ


提督「む、叢雲よ!」


叢雲「……言いたいことがあるならさっさと言いなさい」ジロ


提督「う、うむ」


提督「叢雲からチョコ欲しいなぁ」チラチラ


叢雲「……そんなに私からのチョコが欲しいの?」


提督「ああ、欲しい」キッパリ


叢雲「残念だけど、アンタにチョコは用意してないわ」


提督「なん……だと……」


叢雲「ここ最近執務が忙しかったのはアンタも知ってるわよね?」


提督「そうだな」ウンウン


叢雲「おかげで睡眠不足とオーバーワークで赤疲労を抜く時間すら無いの」


提督「叢雲にはいつも感謝している」


叢雲「そんな自由時間がまともにない中、チョコを用意できると思う?」


提督「無理だな」ショボン


叢雲「諦めなさい」


提督「……あ、でもでチョコを用意しようとはしてくれてたんだ」キラキラ


叢雲「ば、バカ!何勘違いしてんの!?たとえ話よ、た と え ば な し!///」


提督「そういう叢雲が僕は大好きです」


叢雲「う、うるさい!」ポカ


提督「アイタ」


叢雲「まったく!もう少しで終わるんだからバカやってないでとっとと終わらせるわよ!」


提督「はーい」


—— 提督 執務終了 ——


提督「終わったー!」


叢雲「はぁ、これでやっと一息つけるわ……」フゥ


提督「うーん、流石に疲れたな」


叢雲「そうね。疲れたし甘いものでも食べたいわ」


提督「ほほぅ、甘いもの、と」


叢雲「なに?間宮券でも出してくれるの?」


提督「間宮はもう閉まってる」


叢雲「もうこんな時間……。仕方ない、部屋に戻って寝ることにするわ、お疲れ様」スタスタ


提督「待った待った。甘い物が欲しい叢雲にちょうどいい物がある」ゴソゴソ


叢雲「一日一食限定、幻の間宮特性デラックスフルーツパフェなら喜んで受け取るわ」


提督「え?なにそれ?俺そんなメニュー知らないんだけど」


叢雲「裏メニューよ」


提督「……今度注文してみよ」


叢雲「注文するなら赤と青の怪物に気をつけなさい。あと骨は拾ってあげるわ」


提督「あぁー……やっぱ止めとくわ」


叢雲「賢明ね」


叢雲「それでアンタは私に何をプレゼントしてくれるのかしら?」


提督「あぁコレコレ」スッ


提督「こいつを一緒に食べてほしい」ドン


叢雲「……アンタ刺されても知らないわよ?」ジトー


提督「確かに、貰ったチョコを他人に上げるのは気が引けるが」


提督「コレを見てからでもそんなことを言ってられるかね」ズラー


叢雲「な……!袋いっぱいのチョコレートがこんなに……」


提督「そう……。毎年ほぼ全員から貰うとこれぐらいの量になる」


叢雲「……アンタ以外とモテてるのね」


提督「全部義理チョコだよ。特別な意味はないさ」


叢雲「ふーん」プイ


提督「……ん?もしかして焼きもち?」


叢雲「ち、違うわよ!///」


提督「チョコの代わりに焼いた餅をくれるとはな」ハハハ


叢雲「だから違うわよ!?なんでアンタなんかにこの叢雲が焼きもちを焼かないといけないのよ!?///」


提督「焼きもちごちそうさまでした」ウマウマ


叢雲「っ!っ!!///」ポカポカ


提督「イタイイタイ」


提督「ま、まぁこのチョコレート本当に全部義理だし叢雲が心配することはないよ」


叢雲「ホントに義理なの……?」


提督「ああ。コレなんか見てみ」ガサゴソ


叢雲「どれ?」


提督「コレは明石がくれたチョコレートなんだが」スッ


叢雲「……斬新な形ね」


提督「そうだろ?恋する乙女がまさかスパナの形したチョコレート渡すわけがない」


叢雲「……それもそうね」


提督「それじゃ、早速開封していきますか」


叢雲「……本当に私が食べてもいいものなのかしら?」


提督「だいじょぶだいじょぶ。こんなにチョコ食べられないし、何か言われたら無理矢理食べさせられたって言ってくれ」


叢雲「……分かったわ」


提督「それでは御開帳~」パカッ


提督「ふむ、なかなか面白いチョコだな」


叢雲「いやこれ……」


提督「どうした?」


叢雲「……完全にアウトなやつじゃない」


提督「え?どこが?」


叢雲「いやアンタ!普通にチョコの真ん中に、『L O V E』ってデカデカと書いてるじゃない!!」バン


提督「いやいや叢雲さん?LOVEって書いてるからってそういう話の持っていき方は早計じゃないかね?」


叢雲「どう考えてもコレは本命よ!」


提督「またまた~」ハハ


叢雲「ハハ、じゃないわよ!」バシン


提督「イテッ!」


叢雲「こんなチョコレート絶対私は食べないから!」


提督「ちょっとした明石の冗談だと思うんだけどなー」サスサス


叢雲「責任持ってアンタが全部食べなさい」


提督「えー」


叢雲「食 べ な さ い」ギロリ


提督「はい」


提督「と、とりあえずこのチョコは一旦閉まっておこうか」ガサガサ


叢雲「なんだか大分雲行きが怪しくなった気がするわ」ハァ


提督「よーし、じゃあ次はコレ」


叢雲「次のチョコは誰のよ?」


提督「榛名」


叢雲「ダメだコレ」


提督「いやいや、榛名とは提督と艦娘の関係であってそういう感情は一切ないよ」


叢雲「そりゃアンタはないでしょうね」


提督「俺の気持ちを分かってる叢雲さんマジ天使」ホッコリ


叢雲「う、うっさい!///」ボコ


提督「うぐぅ……。少しづつ痛くなってる……」


叢雲「アンタが悪いのよ!///」


提督「で、でもこれはこれでありかも///」ボソリ


叢雲「何か言った?」


提督「いえなにも?」キリッ


叢雲「まぁいいわ。このチョコ外見だけなら普通にデパートとかで売っているものに見えるわね」


提督「形もオーソドックスに四角だしそういう意図はないんじゃないか?」


叢雲「でも開けてみないと分からないわ」


提督「まったく、叢雲は心配性だな」ハハ


叢雲「とっとと開けなさい」ギロリ


提督「はい……」シュン


提督「さて榛名のチョコはどんなかな」パカリ


叢雲「……普通ね」


提督「だから榛名とは提督と艦娘の関係だって言ってるじゃないか」


叢雲「んんー……そう、なの?」


提督「そうなのそうなの。何個かあるから、ほら、叢雲はこの丸いやつ食べて」


叢雲「あ、ありがと」


提督「んじゃ俺はこの四角いの食べよっと……あむ」モグモグ


叢雲「うーん、やっぱりどこからどう見ても普通のチョコね。明石のチョコみたいに文字とかは書いてないし……とりあえず味見してみようかしら?」ジロジロ


提督「だから特に何もないって……ん?なんだこれ?」モゴモゴ


叢雲「どうしたの?」


提督「口の中に何か違和感が……なんだろ」ペッ


叢雲「……」


提督「コレなんだろ?」


叢雲「……」


提督「白くて固い……爪?」


叢雲「コレは処分した方が良さそうね」


提督「え?いやいや流石にそれは酷いでしょ!」


叢雲「酷いのはこのチョコレートでしょ!?」バン


提督「ん?爪のことか?」


叢雲「そうよ!」


提督「榛名はおっちょこちょいなところがあるからなー。たまたま入っちゃったんだろ」


叢雲「たまたまで爪が入るか!」バン


提督「いやでもそれならわざと爪を入れる理由って何?隠し味に爪を入れたらチョコが美味しくなるとか?」


叢雲「鷹の爪じゃあるまいし、そんな隠し味あるか!」


提督「んん……?だとしたらやっぱり何かのミスで爪が入った……?」


叢雲「はぁ……アンタのバカは超弩級ね」


提督「まぁ叢雲がそんなに嫌がるならコレは後で食べておくよ」ガソゴソ


叢雲「……(後で絶対捨てよう)」


提督「んー、なかなか叢雲と一緒に食べられそうなチョコがないなぁ」ガサゴソ


叢雲「そもそも心の籠った物を他人に分けるっていうのが間違いなのよ」


提督「確かにその通りだけど、この量は食べられない」


叢雲「そうだけど……」


提督「これ全部食べてたら糖尿病になっちまうよ……っと、コレなんか良さげかも」スッ


叢雲「次は誰の?」


提督「日向だ」


叢雲「パス」


提督「いや、早くない!?せめて箱開けてから決めようよ!」


叢雲「アンタ去年のこともう忘れたの?」


提督「う゛……。いやでも今年はほら、箱に収まるサイズだし」


叢雲「去年1/1サイズ(全長約11m)瑞雲チョコレートを渡したヤツがまともなもの作るワケないじゃない!」


提督「でもさ、折角作って貰ってるんだしどんなのかは確認してみようよ」


叢雲「はぁ、もう勝手にしなさいよ」ハァ


提督「実は半分以上興味本位だったりする」ワクワク


叢雲「はいはい、開けるならさっさと開けなさい」


提督「それではオープン!」パカリ


提督「……」


叢雲「……うんまぁ」


提督「そうだな」


叢雲「普通に瑞雲ね」


提督「ああ」


叢雲「瑞雲ね」


提督「……もしかしたら瑞雲型チョコレートかもしれんだろ!」


叢雲「あらそう?なら食べさせてあげるわ。はい、アーン」スッ


提督「いや、ちょ、ちょっと待った。一応、確認を!」


叢雲「確認も何もどう見てもコレ瑞雲じゃない」グイグイ


提督「そう言って瑞雲押し付けるの止めて!地味に痛い!」


叢雲「あら?アンタこういうのが好きなんでしょ?」グリグリ


提督「き、聞こえてた!?……ってアレ?」


叢雲「どうしたの?」


提督「その瑞雲、底の方に蓋付いてないか?」


叢雲「蓋?……付いてるわね」


提督「開けてみるか」カパ


叢雲「こ、これは……!」


提督「普通のチョコレートが出てきた……!?」


叢雲「ば、バカな……!?あの脳みそが瑞雲で出来てる日向がこんなことを考えるなんて!」


提督「なにげにひでぇな……。しかしまさかこんな形でチョコを渡してくるとは誰が予想できようかいや出来まい」


叢雲「瑞雲の入れ物も細部まで凝った作りだし、やるわね日向」


提督「ああ、間違いなく今日一番のびっくりチョコレートだ」


叢雲「それは無いわ」


提督「え、そう?」


叢雲「ええ、それは、無い」キッパリ


提督「そっかぁ……」ショボン


提督「と、とりあえず食べるか!」


叢雲「私も少し味の方が気になるわね」


提督「それじゃ叢雲にも一つ」スッ


叢雲「頂戴するわ」


提督「いただきます」パクリ


叢雲「いただくわ」パクリ


提督「……普通に美味いな」


叢雲「美味しいわね。疲れた頭に良い感じに染みるわ」モグモグ


提督「もう一つ食べようっと……あれ?」カサ


叢雲「?」モグモグ


提督「何か出てきた?紙?……いや手紙だな」


叢雲「手紙……?まさかそれって!」ドキリ


提督「なになにどれどれ」カサリ


叢雲「(あの手紙ってやっぱりら、ららららら、ラブレターよね!?ど、どうしよう!もしアレがそれでそうなったら……!?)」アワワ


叢雲「アンタ!?その手紙、ちょっと待って……!」アワアワ


提督「これは……!」


叢雲「!!」ビクン


提督「……」


叢雲「ど、どんな内容だったのよ……?」ハラハラ


提督「……読んでみろ」スッ


叢雲「……」ドキドキ



手紙『……まぁ、そうなるな』



叢雲「意味分からないのよ!!!」バシン!


提督「日向だからな。最後にこういうオチが来るとは思ってたよ」


叢雲「焦って損したじゃない!!」ハァハァ


提督「焦る?何に焦ったんだ叢雲?」


叢雲「え、あ、えっと!///」カァー


叢雲「べ、別に?アンタが取られるかも?とか?そんなこと思ってないわよ?///」アタフタ


提督「叢雲が可愛すぎてキュンキュンしちゃう件について」


叢雲「ばっ!ばっかじゃないの!?アンタ勘違いしすぎじゃない!?///」


提督「うん。まぁこれ以上いじると叢雲が可愛そうだからそういうことにしとこう」ヤサシイメ


叢雲「ア、アンタぁぁ!!///」ズド


提督「うぐぅ!?」


叢雲「忘れなさい!?いい?忘れなさい!?///」


提督「りょ、了解しました」


叢雲「さっきから恥ずかしい目にあってばかりだわ……」グスン


提督「そういう日もあるって」


叢雲「全部アンタのせいじゃない!」


提督「そうなの?」


叢雲「そうなのって……はぁ。アンタと話してるとホント疲れるわ」ガックシ


提督「俺は叢雲と話すの好きなんだけどなー」


叢雲「あ、あっそ///」


提督「叢雲は俺と話すの嫌か?」


叢雲「べ、別に疲れるってだけで、アンタと話すのは……///」ムニャムニャ


提督「話すのは?」


叢雲「き、嫌い…………………………………………………………………じゃない///」ボソリ


提督「叢雲のそういうところ好きだよ」ニコッ


叢雲「っ!///」


提督「どうした?顔が真っ赤だぞ?」


叢雲「アンタが変なこと言うからじゃない!///」


提督「変じゃないんだけどなー」


叢雲「もういい!口の中が甘いからコーヒー飲んでくるわ///」


提督「ほい、了解」


叢雲「まったく!!///」スタスタ


提督「叢雲は可愛いなぁ」ホクホク


—— 数十分後 ——


叢雲「ただいま///」ガチャ


提督「おかえりー。遅かったな?」


叢雲「別にアンタには関係ないでしょ///」


提督「いやまぁそうなんだが。ところでなんでカップ二つ持ってんだ?」


叢雲「……んっ///」スッ


提督「これは?」


叢雲「アンタにあげる……///」


提督「コーヒー……じゃないなコレ?」


叢雲「どうでもいいから早く受け取りなさい!///」ズイ


提督「お、おう……」


叢雲「……///」ジー


提督「……?」ゴクリ


提督「……もしかしてこれってホットチョコレート?」


叢雲「そうよ///」


提督「そっか、ありがとう」ニコッ


叢雲「ど、どういたしまして///」


提督「やっぱりさぁ」ズズ


叢雲「なによ?///」


提督「好きな子から貰うチョコが一番美味しいな」


叢雲「よ、良かったじゃない///」


提督「あぁ、本当にありがとう」ニコッ


叢雲「……感謝しなさい///」


提督「ところで叢雲のカップの方はコーヒーだよな?」


叢雲「えぇ、こっちはコーヒーよ」ズズ


提督「そっか。なら」


提督「お裾分け」チュッ


叢雲「んんっ!?///」ビク


叢雲「ちょ!?アンタ、やめ……!んっ」


叢雲「んんー!んっ、んっ……」ジタバタ


叢雲「んっ……んっ……はぁはぁ……んあっ……」


叢雲「…………んっ…………///」チュッチュ


叢雲「………………はぁ///」


提督「どう?美味しいだろ?」


叢雲「ば、馬鹿///」カァ


提督「もう一回する?」


叢雲「も、もういいわよ!///」


提督「ざーんねん」ズズズ


叢雲「…………」


提督「……ん?」


叢雲「…………ねぇ」


提督「おう、どうした」


叢雲「…………」


提督「?難しい顔してるが、本当にどうしたんだ?」


叢雲「………………」


叢雲「…………ねぇ、アンタ」


提督「うん?」


叢雲「なんで私とケッコン(仮)しようと思ったの?」


提督「なんでって……そんなの決まってるだろ」


叢雲「だってこんな可愛げがなくて素直じゃない娘、いったいどこの誰が好きになるっていうのよ」


提督「今ここにいる俺が好きになったが?」


叢雲「でもその『好き』って感情も他の娘達と同じモノなんでしょう?」


提督「……いや。俺の叢雲に対する好きは特別だ」


叢雲「特別、ね」フッ


叢雲「そうね、分かってるわ。アンタが提督で私が艦娘な以上それは仕方がないことだわ」


提督「待て、叢雲。違う、そうじゃない」グッ


叢雲「何が違うっていうの?」


提督「俺の中で叢雲は他の艦娘とは違う」ギュッ


叢雲「……苦しい、離して」


提督「いきなりどうしたんだ叢雲。俺の言葉は信じられないか?」


叢雲「信じてるわ。でも信じてない」


提督「……何をしたら俺は叢雲に信じてもらえるんだ」


叢雲「アンタの言うことは信じてるわ。でも、『提督』としてのアンタのその言葉は信じられない」


提督「どうして?」


叢雲「だって」



叢雲「アンタ他の娘ともケッコンしてるじゃない」



提督「…………」


叢雲「…………」


提督「それは…………」


叢雲「いいの。アンタはそれでいいの。みんなの提督なんだから間違っちゃいないわ」


提督「…………」


叢雲「そんな顔しないで。こっちも気が滅入っちゃうじゃない」


提督「叢雲、俺は――」


叢雲「いいの。それ以上は言わないで。辛いから」


提督「…………」


叢雲「別に今まで通りちょっと仲のいい『秘書官と提督』でいいじゃない。そっちの方が私達にはお似合いよ、きっと」


叢雲「アンタが他の誰かと、いつどこでイチャイチャしてようが私は気にしないし、する権利もない」


叢雲「それに、私が、アンタ と結ばれる  なんてこれっぽっち も、思ってないし」


叢雲「だから、 アンタ は、  私を、」


叢雲「私を、  」



叢雲「もっと、    見なさい、  よ   ぅぅっ」グス



提督「…………」


叢雲「…………」グスッグスッ


提督「叢雲」


叢雲「…………」グスッグスン


提督「確かに俺は大勢の艦娘とケッコンしている」


提督「その一人一人を愛していないかと問われると、全員を愛していると俺は全力で答える」


叢雲「…………」グスッ


提督「でもその中でも提督としてではなく、唯一女性として愛しているのは、叢雲だけだ」


叢雲「…………そう、良かったわね」グスン


提督「叢雲、愛している」


叢雲「嫌だ」


提督「愛している」


叢雲「言わないで」


提督「何度でも言う、愛している!」


叢雲「もう、黙って――んぅ!!///」


提督「…………はぁ……っ……」チュッチュ


叢雲「やめ、て!んん!……あっ……///」チュクチュ


提督「俺の愛が…………伝わるまでやめない」


叢雲「いい加減にん!……して!っ///」


提督「嫌だ!っ…………」


叢雲「んんんっ!…………あ…………」チュッチュ


提督「………………」チュ


叢雲「………………」


提督「愛してるよ、叢雲…………」


叢雲「……私………は…」


提督「…………愛してる……」チュ


叢雲「……私も……愛……し……」トローン


提督「っ!………………」チュクチュ


叢雲「んぁっ…………もっ……と……頂戴」ギュ


提督「叢雲………………!!」


叢雲「あ………………///」


提督「………………」チュチュ


叢雲「………………んっ///」チュッ


提督「…………はぁ、俺の愛は伝わったか?」


叢雲「もっと……」トローン


提督「分かった」ゴソ


叢雲「んっ……って、ちょっと待って!なんで服を脱いでんのアンタ!?」


提督「決まってるだろう?叢雲に俺の愛を注ぐ」


叢雲「注ぐって……!///下らない下ネタはやめなさい!///」


提督「初めてだろうから出来るだけ優しくするが、痛かったら言ってくれ」


叢雲「いや、待って!?私セ――モニョモニョ///したいなんて一言も言ってないわ!?///」カァー


提督「叢雲の意見なんて聞いてたら永遠に俺の愛は伝わらないだろうが」


叢雲「分かった!分かったから!とりあえず落ち着いて!まず服を着なさい!!///」


提督「いや着ない」ズイ


叢雲「ちょ、待って!///私、まだ心の準備が!それに、まだお風呂入ってないし!!///」


提督「なんだ、ご褒美じゃないか」ニコリ


叢雲「ご褒美じゃない!ていうかそれ以上近づかないで!///」


提督「断る!」ガッ


叢雲「ぃや――」スルスル


提督「叢雲、綺麗だ――」


叢雲「何、勝手に脱がしてんのよおおお!!馬鹿ああああぁぁぁぁああ!!!//////」ドゴッ


提督「ぐほっ!そこ、は、俺のチン守府――」ガクリ


叢雲「そこでしばらく頭冷やしなさい!!///」ハァハァ


― 数十分後 ―


叢雲「……痛みは引いたかしら?」


提督「あぁ、大分ましになった」


叢雲「絶対謝らないからね!!///」カァ


提督「そんなことよりも俺は今叢雲の膝枕に感動している」ウットリ


叢雲「変なとこ触ったらぶっ飛ばひぅっ!」ビクン


提督「さわーりさわーり」サスサス


叢雲「こっの、変態が!」ボコッ


提督「イタっ!」


叢雲「少し甘やかすとアンタってばすぐにつけあがるんだから!」


提督「ははは、すまんすまん」


叢雲「アンタは、全く……」ハァ


提督「なぁ叢雲」


叢雲「何よ」


提督「不安にさせてすまない」


叢雲「……別にいいわよ。アンタの立場じゃ仕方ないことだわ」


提督「叢雲」スッ


叢雲「い、いきなり何よ///」


提督「この戦争が終わったら」


叢雲「戦争が終わったら?……アンタいきなり何?」キョトン


提督「…………」ジー


叢雲「……?この戦争が終わったら、って」ウーン


叢雲「………………――――っ!!それって!?もしかして……!ええ!?///」ゴクリ


叢雲「おおお……終わったら?あ、アンタ、一体何よ?///」ドキドキ


提督「……なんてことは言わない」


叢雲「言わないんかい!!///」ズコー



提督「今すぐ結婚しよう」



叢雲「は…………?」


叢雲「……え……??」


叢雲「…………っ!?///」カァ


叢雲「あ、アンタ。それ、は、もしかして、その、そういう意味で、受け取っていいの?///」


提督「あぁ。直球で行くぞ。俺の嫁に来い」グイッ


叢雲「んっ…………!!///」チュ


叢雲「んっ!んんっ!――ぷはっ!///ちょ、ちょっと待って!ちょっと待ちなさい!!!///」グイグイ


提督「どうした?………………え?もしかして、嫌、だったか?」ズーン


叢雲「あ、いや、違う!///そんな顔しないで!!私もアンタのこと愛してるから!!!ってなに言わせんのよ!!///」ポカッ


提督「イだっ!」


叢雲「そうじゃなくて!アンタは提督でしょ!?艦娘は皆同じ扱いをしなくちゃいけないってアンタ自分で前に言ってたじゃない!」


提督「あぁ、確かに言った」コクリ


叢雲「だったら、どうして……」


提督「確かに提督として、一人の艦娘を特別に扱うのは良くない。それは艦娘全体の指揮を下げることに繋がるかもしれないからな」


叢雲「そうよ、その通りよ!だから私もアンタを独り占めしたいけど、今までずっと我慢してきた!なのに、どうして!?」


提督「そんなの簡単だろ?」


提督「俺が今一番大切なのは叢雲、お前だからだよ」


叢雲「っ!///」カァ


提督「俺は逃げていた。確かに、提督としての仕事は俺の生きがいで全てだ。艦娘達を勝利へと導き、戦争の無い明日を共に目指すことは提督としての使命だ」


叢雲「それなら、私に構わないでアンタの目指す道を行きなさい!」


提督「違う。そうじゃないんだ」


叢雲「何が違うっていうのよ!アンタの使命は戦争を終わらせることでしょう!?」


提督「そこがすでに間違ってるんだよ」


叢雲「アンタついさっきそう言ってたじゃない!?」


提督「それは提督としての使命だ」


叢雲「提督としての、使命……?」


提督「そうだ。今まではそれが一番だったが――今は違う」


叢雲「どう違うのよ」


提督「はっきり言うぞ。よく聞いてくれ」


叢雲「わ、分かったわ」コクリ



提督「提督の使命なんて糞っ喰らえだ!!」ドン



叢雲「えええ!?」ガーン


提督「何が艦娘を平等に愛するだ!何が平和の為に戦うだ!何が叢雲のちっぱいだ!そんなもんは全部まとめてゴミ箱に突っ込んでやる!!」


提督「例え地獄でも世界の果てでも叢雲が笑顔でいられるならそこが俺の居場所だ!叢雲が笑えない平和な世界なんて俺にとっては何の価値もない、チンカス以下だ!!」


提督「もう艦娘とか深海棲艦とか戦争とか平和とか全部どうでもいい!!」



提督「何もかもどうでもよくなるぐらい、叢雲、お前を愛しているんだ!」



叢雲「う……そ、そうなの?///」カァ


提督「ああ!」


叢雲「これってその、やっぱりアレかしら?プロ……ポーズ?///」カオマッカ


提督「結婚しよう、叢雲」


叢雲「う……うぅ……」プルプル


提督「う??」


叢雲「ううぅ、ぅワーン……!」ボロボロ


提督「え!マジ泣き!?」ビク


叢雲「だ、だって!アンタが!こんなに嬉しいこと言うから!!」ウワーン


叢雲「私が……!その言葉を……!どれだけ夢みてたと思ってんのよ……!!」ボロボロ


提督「長いこと待たせてしまったみたいだな」


叢雲「待たせすぎよ、馬鹿!!」グス


提督「なあ叢雲」ジッ


叢雲「何よ」


提督「返事を、くれないか?」ジッ


叢雲「……分かったわ」グス


叢雲「恥ずかしいから一度しか言わないわよ!?///」チラリ


提督「ああ」


叢雲「私、叢雲は」


叢雲「これからどんな困難があろうとも、アンタと二人で乗り越えていくわ」


叢雲「アンタの妻として一生をともにし、命果てるまで傍で寄り添い、最後に一緒に笑って逝ってあげる」ギュッ



叢雲「だから――私をずっと捕まえていて?///」



提督「……絶対に、離すもんか」ギュッ


叢雲「ん///」


提督「叢雲、その、なんだ」ソワソワ


叢雲「何よ?///」


提督「えっとだな……――俺、我慢できないかもしれない」


叢雲「……もしかしてさっきの、続き?///」


提督「ああ」コクリ


叢雲「…………///」


叢雲「その……っ///」


叢雲「//////」



叢雲「…………や、優しく、しなさいよ、ね?//////」カァ



提督「約束する」バッ


叢雲「――――と言いたいところだけど」ガッ


提督「え?え?」


叢雲「さっきの言葉忘れてないわよ?」ギロリ


提督「さっきの言葉?」ハテ


叢雲「プロポーズの言葉にお、チン――///も論外だけど、もう一つ聞き逃せない言葉、あったわよね?」


提督「……?」


叢雲「……」ジー


提督「…………」


― 提督 回想中 ―


(提督『何が艦娘を平等に愛するだ!何が平和の為に戦うだ!何が叢雲のちっぱいだ!そんなもんは――』)


提督「……ハッ!」ピローン


叢雲「思 い 出 し た ?」ギロリ


提督「俺はさ」フフ


叢雲「俺は?」


提督「フラットなのが好きなんだ」


叢雲「ああ゛!?」


提督「あいや違くて!え、ええーとええっとだなぁ!?……そう!」


提督「モデル体型の子が好みだなって」ウンウン


叢雲「へぇー、モデル体型、ふーん」


提督「そうそう、モデル体型!」


叢雲「それで?私の何をゴミ箱にぶち込むのかしら?」ニコニコ


提督「いやいや、叢雲をゴミ箱になんてははは、そんなわけないじゃないか」ハハハ


叢雲「私のチッパイをゴミ箱にぶち込んでどうするのかって聞いてんのよ」ハイライトオフ


提督「っ…………!」ゴクリ


提督「お、俺は……!!」


提督「俺は叢雲のチッパイがいちば――」



叢雲「海の底に、消えろっ…………!」ボコッ




~ 艦 ~




叢雲「(――なんてことがあったのは去年のことなのよね)」


叢雲「(あれからアイツと私の結婚で一悶着あったけど、今ではみんな私とアイツを祝福してくれている)」


叢雲「(そしてそんな新しい人生のスタートから丁度一年目の今日)」


叢雲「(私は――)」


叢雲「去年の私を越える」グッ


提督「何を越えるって?」


叢雲「なな、なんでもないわ」アセアセ


提督「ん?そうか?」


提督「さて今年もこの日がやってきたな」フゥ


叢雲「えぇ、そうね」


提督「俺と叢雲が結婚したらチョコの数も減ると思っていたんだが――」スッ


提督「この通りだ」ズシン


叢雲「ちょっと、アンタ。去年より増えてない?」


提督「焼くな焼くな」


叢雲「なっ!?焼いてなんかないわよ!?///」


提督「今年も叢雲の焼きもちイタダキマシター!」


叢雲「だから、焼いてないって言ってるでしょ!?///」バシン


提督「いたッ!」


叢雲「アンタは毎年毎年……!」


提督「叢雲の照れ顔とかこういう日じゃなきゃ拝めないからねぇ」


叢雲「拝まなくていい!!///」


提督「そう言うなよー。ところで」チラリ


提督「実は一番チョコを欲しい人から貰ってない気がするなー」チラチラ


叢雲「うっ///」


提督「気がするなー」チラリン


叢雲「…………」


叢雲「(実は去年のバレンタインを反省してチョコを用意してある……!)」バーン


叢雲「(そりゃもう一週間前から準備し可愛い装飾も自分で作って完璧に仕上げた!!)」


叢雲「(既製品なんて目じゃないわ!コイツの驚く……いや、喜ぶ顔が目に浮かぶ)」ウフフ


叢雲「(しかし)!」ドドン


叢雲「(コイツにチョコを渡すという行為が、その、自分が訳分からなくなるくらい!死ぬほど!無茶苦茶! 恥 ず か し い !!!)///」カァ


叢雲「(何度も何度も脳内でチョコを渡す練習をしたわ!!それは、もう何度も!!)」


叢雲「(当然、脳内だけじゃなく、壁に向かって一人で練習もした!!)」


叢雲「(昨日の晩の最終調整も完璧だった。執務が終わりそれから優に5時間。たっぷり壁に向かってチョコを渡す練習をしたわ!)」


叢雲「(お陰で今日は睡眠不足よ!)」ババン


叢雲「(でもそのせいか、今この瞬間、私は素直にコイツにチョコを渡せる気がする!!)」


叢雲「(……ちょっと手と足と体がぶるぶる震えてるけど大丈夫のはずよ!特型駆逐艦5番艦を舐めないで……!)」


叢雲「(そ、それじゃあ渡すわよ!?いい、私!?深呼吸してせーので渡すわよ!?)」スゥハァスゥハァ


提督「お、おい叢雲……?さっきから凄い勢いで表情が変わってるけど大丈夫か……?」


叢雲「ひうっ!!突然声をかけないで!!アンタは黙ってなさい!!!///」


提督「あ、はい、すみません」


叢雲「(あーーーー!あーーーーーー!!あああぁぁぁぁあ゛あぁぁ゛!!!!びっくりした!!いきなり声かけてくるんじゃないわよ!!驚きすぎて心臓が飛び出るかと思ったわ!!)」


叢雲「(コイツも待ってるみたいだしそろそろ渡さないと……!去年の自分を越えるの!!行くわよ!?叢雲!!)」


叢雲「(叢雲、出撃するわ!)」ドン



叢雲「これっ、そこに落ちてたわよっ!あ゛っ、私が作ってきたもんじゃないからっ!あんたのじゃないのっ?……はやく、持って行ってよ!//////」ズイ



提督「お、おぅサンキューな叢雲」


叢雲「(ぎゃああ゛あぁぁぁ゛ぁあああぁぁぁぁあ゛あぁぁぁぁぁあああ゛あああ゛ぁぁあ゛あああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」


叢雲「(何言ってんの私!?何言ってんの私!?!?それ、私が精いっぱい気持ちを込めて作ったチョコじゃない!!何言ってんの私!?)」ガクガク


提督「とりあえず開けてみるか」カパリ


叢雲「(私のチョコーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)」ナミダメ


提督「ほう、これはなかなか。では早速」パクリ


叢雲「(うぅ……。今から私が作ったって言えば大丈夫かしら?いやでもそれは恥ずかしすぎる……!!)」


提督「う、美味い!なんだこれ。やばい。美味すぎて涙出そう」ホロリ


叢雲「ほ、本当!?」キラキラ


提督「あぁ。本当だ。これは……このチョコを作ってくれた艦娘に心から感謝だな」パクリ


叢雲「そ、そう!良かったじゃない!!」ニコニコ


叢雲「(やったーーーーーーーーーーーーーーー!!美味しいって!美味しいって!?なにこれ凄く嬉しい!!!私が作ったってことは言えなかったけどもう満足だわ!!少し心残りがあるけど、この後用意してたシャンパンを空けてパーティーだわ!!)」キラキラキラ


提督「うん、ありがとう叢雲。すごく美味しかったよ」


叢雲「そう、それは良かった…………んん゛!?」ギョギョ


提督「これ、叢雲が作ったんだろ?」


叢雲「ちちちち、ちが、ちが、違うわよ?///」ブルブル


提督「いやいや、チョコ落ちてるとかありえないし。それ渡すとかありえないし。叢雲超挙動不審だし。ねぇ?」


叢雲「わ………///」


提督「ん?」


叢雲「分かってたんなら、最初からそう言って食べなさいよーーーーーーーー!///」バチコーン


提督「アイだっ!?」ベシーン


叢雲「ほんっと、アンタって最低ね!?///」カオマッカ


提督「いやだって挙動不審な叢雲が可愛くって」


叢雲「うるさい!///」バシン


提督「イヤン!」


叢雲「こんな雰囲気じゃなかなか言い出せないじゃない!!///」プンプン


提督「言い出す?何をだ?」キョトン


叢雲「あっ……///」


提督「んん??」


叢雲「えっと、ね?その……///」モジモジ


提督「何か言い出しづらいことか?」


叢雲「言い出しづらいというか、その、なんというか……///」


提督「叢雲にしては珍しく言い淀んでるな」


叢雲「仕方ないじゃない!!///その、少し恥ずかしいし……///」


提督「恥ずかしい?」


叢雲「……もう折角だからこの場で言っちゃうわよ?///」チラ


提督「お、おう」ドキドキ


叢雲「実は――」



叢雲「お腹の中にアンタの子がいるの……///」



提督「……は?」


叢雲「だから、お腹の中にアンタの子がいるの!///」


提督「マジか?」


叢雲「マジよ」


提督「……………………ひ」


叢雲「ひ?」



提督「ひぃーーーーーーーーーーーやっーーーーーーーーーーーーーっほおおおおおぉぉぉぉぉおおぉっぉおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」バーン



叢雲「きゃっ!びっくりした!突然叫ばないでよ!!」


提督「青葉ーーー!!青葉ーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


青葉「呼ばれて飛び出て青葉です!はい、何か特ダネですか!?」サッ


叢雲「ちょ、アンタ!?」


提督「超特ダネをくれてやる!!何と、叢雲が妊娠した!!」


青葉「え、えええぇぇぇ!?それ本当ですか!!!?」ギョギョ


提督「マジだ!」ドン


青葉「分かりました!!3分下さい!!速攻で記事作ってきます!!」バビューン


叢雲「ちょ、青葉待ちなさい!ってアンタもなんで速攻ばらすのよ!?///」


提督「こんなめでたいこと誰かに祝ってもらわないと!!今日は鎮守府全体で宴だ!宴だあああぁぁぁぁぁ!!」バンザイ!


叢雲「いや、あんた宴って!そんな時間じゃないでしょ!?」


提督「知るか!寝ているヤツは叩き起こせ!起きているヤツもたたき起こせ!入渠してるヤツは…………知るか!!」


叢雲「知るかって!アンタいい加減落ち着きなさいよ!」


提督「落ち着いていられるか!……叢雲!」グッ


叢雲「な、なによ突然///」


提督「お前も……そのお腹の子も、絶対俺が幸せにしてやるからな」ニッ


叢雲「な、なに言ってんのよ///」カァ


提督「これからも俺と共にいてくれ」ギュッ


叢雲「ふんっ、ほんっと仕方ないわね///」




叢雲「これからもずっとアンタと付き合ってあげるわ。ったく///」




~ 叢雲とバレンタイン  艦 ~




~ 漣とラブアタック ~


提督「緊急事態発生!」バン!


漣「ど、どうしたのご主人様!」ビクッ


提督「俺が漣を愛しすぎて――仕事に手がつかない」ガクリ


漣「な――」


漣「なんだってーーーーーーー!!!」バーン


提督「すまない、漣!」クッ


漣「これは非常事態!ご主人様!」グッ


提督「なんだ、漣!」


漣「ご主人様が愛するこの漣が、なんとかしましょう!」


提督「おぉ……!やってくれるか、漣!」


漣「任せて、ご主人様!」


漣「行きます!」カッ!



漣「漣はとまんねぇからよ、提督がとまんねぇかぎり、その先に漣はいるぞ!だからよ、とまるんじぇねぇぞ……」サテデーナイトフィーバー



提督「漣……!」キボウノハナー


漣「……」サタデーナイトフィーバー


提督「俺……俺止まんねぇで執務するよ!」ダキッ


漣「……やる気出た?ご主人様?」


提督「あぁ、ありがとう。いい休憩になった」スッ


漣「ktkr!」


提督「いやーずっと机と睨めっこしてると気が滅入るんだよなー」


漣「ご主人様の仕事って何もないと基本机での作業だからね、仕方ないね」


提督「まぁ、愛しの漣が俺を癒してくれるから全然平気だがな!!」ガハハ


漣「ご主人様はまだ休憩が足りないみたい」フフフ


提督「愛してるぞ漣ぃ~」


漣「はいはい、冗談はそろそろお終いですぞご主人様!仕事仕事!」


提督「う~い」


漣「漣はお茶を入れてくるのでご主人様は真面目に仕事進めてね」


提督「了解!帰ってきたらお礼にキスしてあげる」


漣「それはセクハラですご主人様。そんなことばっかり言ってるといつまでたってもいい人見つからないよ?」


提督「うっっくぅ~、なんもいえねぇ~……」


漣「ご主人様ェ……。なんだか無限ループになる予感なのでさくっと行ってきます」スタコラサッサ


提督「よろしく~」フリフリ


提督「………………ふぅ、漣は行ってしまったか」


提督「今日もダメだったか」


提督「漣と出会って早3年。色々なことがあった」


提督「鎮守府に深海棲艦が攻めて来たり、行方不明の艦娘を徹夜で捜索したり、比叡のカレーで危うく死にかけたり……」


提督「そんな危ない状況でいつも俺を必死に支えてきてくれたのが漣だ」


提督「漣がいなけりゃ今頃俺はあの世だなぁ」シミジミ


提督「とすると自然の摂理。物が上から下に落ちるのも、ピーチ姫がクッパに攫われるのも、大型建造で資材が融けるのもそして――俺が漣に恋するのも当然のことだ」


提督「……実は何度か告白しているが全てスルーされる。さっきみたいにな」


提督「どう思う?ゲストの吹雪さん」


吹雪「どうって……」



後書き

漣編執筆中!でも少ししかかけないよ。
今回はギャグ多めにする予定。


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ばんせーさんから
2018-09-28 10:00:32

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SS好きの名無しさんから
2018-09-28 10:00:33

SS好きの名無しさんから
2017-10-06 21:36:17

2017-10-05 22:35:51

このSSへのコメント

6件コメントされています

1: カープ優勝!@二航戦提督 2017-10-05 22:36:18 ID: Bf_aK7D3

やっぱり吹雪は天使だったか…

2: SS好きの名無しさん 2017-10-06 21:42:02 ID: ojThvpEM

吹雪の反応がとても可愛かったです。吹雪ってついつい意地悪したくなるよね!
是非叢雲のSSもよろしくお願いします!

3: ALK 2017-10-06 22:21:38 ID: YS148ZDG

1さん

コメントありがとうございます。
吹雪は天使です。頑張り屋のところとか脳みそが蕩けそうです。

2さん
コメントありがとうございます。
余裕があれば叢雲書きますよー。
うーん三番目くらいかな?

4: SS好きの名無しさん 2017-10-07 00:56:04 ID: RxRj4x8r

エロ可愛いかった、それに尽きる。でも五月雨だと犯罪臭がパないなwww
あとここの提督さんは変態のフレンズなんだね。
叢雲SS全裸待機で待ってます。

5: ALK 2017-10-07 01:30:35 ID: Sbpl8EQL

4さんコメントありがとうございます。

提督はみんな変態さんのフレンズなんですよ(恍惚
4さんが風邪を引かないように早く完成させなければ!(いつ完成させるとは言っていない)

6: ばんせー 2018-09-28 10:01:57 ID: KL6tbItV

めちゃ面白かったです!…ほんとに一年経ってんだねw


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