2017-10-10 23:59:18 更新

概要

超短編ってか妄想

望月が沈んだり轟沈まなかったりする話

深夜テンション


前書き

原稿なんてなかった


海中に劈く爆音


聞こえない仲間の声


缶が回らない


浮力を失う


溺れていく


おぼれていく



沈む?



しずむ



そっか、これが死、か




嗚呼、なんの為に艦娘になったんだっけ


日常に溺れていて、忘れていた


私は兵器だった



回る走馬灯は、皆との楽しい思い出ばっかり







怖い






怖い





怖い




怖い



怖い


怖い

怖い怖い

怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖い

怖い怖い怖い怖いコワイあの日々が思い出が恋情が煙草の味がウイスキーの味が彼女の味が


私の全てが



溺れていく




走馬灯が終わる



残り時間はもうなくて



遺書は書いてあるけど



どうしても




これだけは



伝えなきゃ



「司令官、本当はね…」



「楽し…かった…よ…」


あと、や




ーーー




「ん…」



「んー、なーんか目覚めが悪いなぁ」


「おはよう、もっち」


「んあーおはよう」


「夢見が良くない…の?」


「そうだねぇ。轟沈む夢を見たよ」



「…そっか」


「…どうかした?」


「んん、なんでもない」


「飯行こうぜー飯」


「そうだね」



ーーー





睦月型駆逐艦十一番艦 望月に関する報告


██████海域に於いて、当該艦轟沈

その後の海域ドロップにより、同艦娘を保護

服装に激しい破損があり艤装も半壊であったため、前哨戦で轟沈した個体と同一と思われる

再度適正試験と艤装リンクを行った後███鎮守府に配備


本人が名乗りを上げた為、睦月型駆逐艦三番艦 弥生に教導を委託


尚、轟沈前の遺書に関しては現在明石の元に保管されているが、弥生の判断により処理方法を決定


現在経過観察中





ー了ー


後書き

轟沈系って書いたことなかったけど面白いのかもしれない

憂鬱更新あくしろ^~(自己叱責)


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2017-10-11 15:12:37

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