2017-10-22 23:33:16 更新

概要

ドラゴンボール超の未来トランクス編です。漫画版に準拠しつつオリジナル展開にしていきます。


前書き

初作品です。誤字や誤描写ありましたら気にせず笑っていただけると幸いです。


第10宇宙―――


???「………」


???「…やはりか」


???「にわかには信じ難いことだが…見過ごす訳にはいかない」


???「私の身も心もこの為に鍛えたのだから」


???「そう…正義の為に」







???「…ゴワス様」










―――第6宇宙との格闘試合を終えた悟空たちの前に突然現れたのは、なんと未来のトランクスだった


トランクスは自分の未来に突然悟空と酷似した存在、「ゴクウブラック」が現れ未来の地球が壊滅状態にされたこと、命からがらタイムマシンで現代に逃げてきたことを告げた


その後、破壊神ビルスの協力もあり、正義の為に人間を滅ぼさんとする思想を抱えた神、ザマスが悟空と自分の体を超ドラゴンボールによって入れ替え、ゴクウブラックになろうとしていた事を突き止める


ビルスはザマスのもとに向かい、トランクスと悟空さらにベジータの3人がタイムマシンで再び未来に向かったのだった


今回の物語はそこから始まる―――






未来の地球―――



シュウウウゥゥン



トランクス「さぁ、着きましたよ 悟空さん、父さん」


孫悟空「うえ〜 外見てたら気持ち悪くなった…」


ベジータ「ガキか! 貴様は」


ベジータ「それにしてもやはり未来は変わっていないようだな……くそったれめ…」


孫悟空「ああ…ひでぇありさまだぞ」


トランクス「く…」




―――山中


ゴクウブラック「!」


ゴクウブラック「…この気は……」





―――市街地


孫悟空「……あっちの山ん中にいるのがブラックか?」


孫悟空「…! 動き出したぞ…オラたちに気づいたのかもしれねぇ」


ベジータ「トランクス! さっき見つけたそのムスメとタイムマシンを頼んだぞ」


トランクス「し、しかし…」


ベジータ「万が一やばそうになったら、お前らだけで元の世界に戻るんだぞ」


ベジータ「いいな、トランクス」


トランクス「……はい」


孫悟空「どうだ?トランクス ベジータ成長したろ?」


トランクス「え?ええ…」


マイ「………」


ベジータ「さあはじめるぞ カカロット」


孫悟空「おう!」


ドギュッ ドギュッ


トランクス「父さん…」


マイ「どうなんだ?やってくれそうなのか?」


トランクス「ああ…やっぱり世界を守れるのはあの2人なんだ」


トランクス「そう思わせる不思議な力があるんだ、あの2人には…」





ゴクウブラック「…2つの大きな気が移動した…」


ゴクウブラック「何者だ…」




―――郊外



孫悟空「ここならこれ以上街を壊さないで済むぞ」


ベジータ「そんな簡単な闘いになるとは思えんがな」


孫悟空・ベジータ「!」


孫悟空「…来たぞ」


ベジータ「ようやくご対面か」


ゴクウブラック「……お前たちが…なぜここにいるんだ…?」


ベジータ「なるほどな…カカロット、オレに先にやらせろ お前と同じ顔のやつを倒せるなんてワクワクするぜ」


孫悟空「もう全部分かってんだぞ、ブラック!いやザマス!」


ゴクウブラック「…」スタッ


ゴクウブラック「どうやら計画のことを知っているようだな…」


ベジータ「その通りだ、そしてオレたちはてめぇを退治しに来たんだ!」


超サイヤ人ベジータ「はっ!」ドンッ


ドギュッ


ゴクウブラック「」サッ


SSベジータ「だりゃああああ!」


ドドドドドドッ


SSベジータ「はあああっ!」


ドンッ


ゴクウブラック「」ズザザザザッ


ゴクウブラック「ふっ」


ゴクウブラック「調度いい…毎回トランクス相手では退屈していたところだ」


超サイヤ人ゴクウブラック「」ドウン


SSベジータ「フン!金髪か」


孫悟空「やっぱあいつも超サイヤ人になれんだな」


ザシュッ!


ベジータに一直線に向かってくるブラック


ドガガガガカッ


そのままラッシュへ


シャッ


上に避けたベジータに向かいブラックはかめはめ波を放つ


ギャンッ


だがこれも避けたベジータがブラックに突撃する


吹っ飛ぶブラック


ズドドドドドォ…


瓦礫の中から飛び出したブラックはベジータと激しいラッシュを繰り広げる


ズドッ ズガガガッ


一方離れたところからトランクスたちは闘いを見ていた


トランクス「…!」


マイ「どうしたんだ?トランクス」


トランクス「あいつ…オレと戦った時より強くなっている……」


マイ「それでもベジータさんが押してるみたいだし……悟空さんも控えてるんだ、大丈夫だろ」


トランクス「………」




バキィッ


ブラックの顔面にパンチを入れるベジータ


続けてラッシュ気弾を打つ


ドドドドドドッ


ドガガガガカッ


トドメの一発を放つベジータ


SSベジータ「だあっ‼」


ズズー…ン


SSベジータ「」スタッ


SSベジータ「!」


SSゴクウブラック「」ブウ…ン


SSベジータ「フン…バリヤーか 確かに今のトランクスには手におえんわけだ」


SSベジータ「だが…思った通り大したことはなさそうだな」


SSゴクウブラック「何だと…」ピクッ


SSゴクウブラック「図に乗るな!人間風情が!」


SSベジータ「はっはっはっ 貴様は今からその人間風情に惨めに殺されてしまうんだ」


SSベジータ「はっ!!」ドンッ


SSゴクウブラック「かあっ!!」ドンッ


ドンッ!!!


高速移動でブラックに強烈な一撃を叩き込むベジータ


SSゴクウブラック「ぐはぁっ…」


SSベジータ「その体はキサマにはしょせん借り物だ」


ドドドドドド


猛ラッシュを打つベジータ


SSゴクウブラック「ぬっ!ぐおっ!」


SSベジータ「ヤツのような純粋なバカにしか使いこなせない…」


SSベジータ「サイヤ人の細胞が…」ギュンッ


SSベジータ「あるんだよっ!!!」


ドガアッ


キー…ン


ドドーーーン


SSゴクウブラック「ぐう…」


SSゴクウブラック「こ…こんなところで…キサマなんかに計画を潰されてたまるか…」ググッ


SSゴクウブラック「だぁあっ!!!」ドンッ


SSベジータ「」ドンッ


カッ―――





―――第10宇宙・界王神界


ギィィ…


現代ザマス「ただいま戻りました、ゴワス様」


ゴワス「おお戻ったかザマス お前に客人が来ておるぞ」


ビルス「…」


ウイス「…」


ザマス「あの…あなたがたは…?」


ゴワス「おお、お前とはまだ合わせたことが無かったな こちらは第7宇宙の破壊神ビルス様とそのガイドであるウイス様だ」


ザマス「どうも…初めまして…ザマスと申します」


ビルス「今までどこへ行っていた?」


ザマス「わ…私の後任の界王から急な呼び出しを受けましてそこへ…」


ビルス「ズノーのところに行っていたな?」


ザマス「!」


ビルス「第7宇宙の賢者、ズノーのところへ行き色々尋ねたそうだな」


ビルス「例えば…人間と神の体を入れ替える…とかな」


ゴワス「ザマス!どういうことだ 説明しなさい!」


シャッ


界王神「…」


ザマス・ゴワス「!?」


ゴワス「おお…これは第7宇宙の界王神様!」


ビルス「遅かったな界王神」


界王神「すいません何度も時空を超える必要があったので」キラッ


ゴワス「そ…それは『時の指輪』…!いったい何を見てこられたのですか?」


界王神「ザマス!」


ザマス「!」


界王神「私はあなたの未来を見てきました」


ザマス「……!」


ゴワス「み…未来とは……」


界王神「ザマスがこれから行う数々の悪行です」


ゴワス「悪行? まさかザマスがそのようなことを…!」


界王神「残念ながら我々の想像通りでした、ビルス様」


ビルス「これでキサマを破壊する正当な理由ができた まぁもっとも、破壊神の破壊行為に理由などいらないがな!」


ザマス「…」


ゴワス「どうしたザマス!何か言いなさい!何かの間違いなんだろ?」


ザマス「……悪行だと?」フッ


ザマス「正しい行いの間違いではないのか?」


―――

――



SSゴクウブラック「…人間が支配するこの世界は間違っている 人間は必ず争いを繰り返し星を破壊する」


SSゴクウブラック「この世界に人間などいらぬ!人間の存在こそ悪!!!」


SSゴクウブラック「それを正す我こそが…」ブンッ


SSゴクウブラック「正義なのだ!!!」


ドギュッ


SSベジータ「ざれごとを言いやがって」


シュシュシュシュ


SSベジータ「はあっ!」


バキィッ


SSベジータ「この世界からとっとといなくなれ」


SSゴクウブラック「…わ…私はすべての神を倒した…」


孫悟空「それってよ、破壊神様たちは自力で倒したんじゃなくて、界王神様を殺して一緒に消しちゃったってことだろ?」


孫悟空「きたねぇよな、おめえ」


SSゴクウブラック「……過程はどうあれ私はこの世界において最後の神なんだ…」


SSベジータ「…だからなんなんだ?」


SSゴクウブラック「この世界では…」ブゥン


SSゴクウブラック「私がルールだ!」ギュアッ


SSベジータ「」シャッ


SSベジータ「…」スタッ


SSベジータ「歪んだ正義を押し付ける神なんか必要ないんだよ」


SSゴクウブラック「だまれ…だまれ人間!!」


SSゴクウブラック「神は絶対だ!」


SSゴクウブラック「神である私のおこないは…全て正義なんだ!!!」


ド ン ッ !


SSベジータ「!」


孫悟空「お…おい!」


超サイヤ人2ゴクウブラック「」バチバチッ…


SSベジータ「…怒りでパワーアップしやがったな」


孫悟空「大丈夫か?ベジータ」


SSベジータ「フン 誰に向かって言っている」


SSベジータ「はあっ!!!」


ド ン ッ !


超サイヤ人2ベジータ「昨日今日で極められるほどサイヤの血はあまくないんだよ」バチバチッ…


SS2ベジータ「それを奴に教えてやる…だあっ!!!」


ドギュッ


ドガガガガッ…―――




ビルス「―――それはお前の妄想であって正義ではない」


ザマス「…未来で計画が実行されているのであれば、なおさらこんなところで死ぬわけにはいかない」


ザマス「」ブンッ


ザマス「今この場で計画を開始するのみだ」


ビルス「…」


ザマス「うおおおおおおおおお!!!」シャッ


―シュッ


ザマス「!!!」


ビルス「破壊!」


ド ク ン !


ザマス「うぐっ…!?ぐああああああぁぁぁぁっ!!!」シュウウウ…


ド ッ パ ン !


ザマス「」ザザッ


ゴワス「こ、これはいったいどういう…」


ウイス「あとで私からもう一度詳しく事情を説明させていただきます、ゴワス様」


界王神「ビルス様、急ぎましょう 悟空さんたちに伝えなくてはならないことがあります!」


―――

――



トランクス「―――悟空さん!」


孫悟空「なんだよ、おめえたち来ちまったんか!」


トランクス「そんなことより…ブラックの超サイヤ人が前より強くなっているんです!」


孫悟空「確かに強くなっているみてぇだけど…まぁそれでもだいぶ差があるみてぇだし、勝てんだろ」


トランクス「嫌な予感がします…早く決着をつけたほうが……」


孫悟空「…!」


孫悟空「…そうか、わかった!」


SS2ベジータ「…パワーアップしたといってもしょせんこんなものか」


SS2ゴクウブラック「あ…が…」


孫悟空「オーイ!ベジータ!」


孫悟空「もういいから早く決着つけてやれ!」


SS2ベジータ「フン!つまらん闘いだったな」


バキィッ


SS2ベジータ「はあああっ!!!」カッ


ド オ ン !


超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジータ「夢が叶えられなくて残念だったな!」ボボボボボッ


SS2ゴクウブラック「く…くそ…」


SSGSSベジータ「これでおしまいだ!!」バチバチッ


SSGSSベジータ「ファイナルフラーッシュ!!!」


ドウオッ


ギャウウウウウウ―――


―――

―――

―――

―――

―――シュッ



悟空たち「!?」


マイ「?」


オオオォ…


トランクス「ひ…人影が現れてブラックを守った…?」


ヒュッ――スタッ


SSGSSベジータ「……誰だ…?」


「…これは危ないところだったな」


「しかしこれでまた一歩究極体に近づくことができるのではないか?」


孫悟空「なんだあいつ!?仲間か?」


トランクス「ブラックに仲間!?知らないぞ、そんなやつ…!」


「はっ!!」グンッ


SS2ゴクウブラック「」スクッ


SSGSSベジータ「! ブラックが回復しやがった…!」


SS2ゴクウブラック「…助かったぞ」


「死なれてしまっては元も子もない」


「『人間0計画』には…」スッ


悟空たち「!!?」


未来ザマス「我々2人が必要なのだからな」


―――

――



ブルマ「――で、どういうことよ、ザマスが2人いるって」


界王神「はい…むしろ2人いて当然なのです」


ブルマ「?」


界王神「ゴクウブラックの中身は我々の世界のザマスです そのザマスが悟空さんの体を手に入れた後に未来のトランクスさんの世界に移動すれば…」


ブルマ「あっ!」


ビルス「そこにはもう一人ザマスがいる」


ウイス「同じ考えを持つ者同士最強のコンビですね」


界王神「それだけではありません」


ビルス「何?」


界王神「サイヤ人は瀕死の状態から回復すると大きく力が上がるという特徴があります」


ビルス「それがどうしたんだ?」


界王神「おそらくザマスがもう一人の自分を味方にした理由はそこにあります 界王神に従事していた者であれば、キビトのように復活パワーが使えるからです」


ビルス「なるほどな…それを繰り返してブラックは強くなっていこうとしているのか…ちっ…」


界王神「はい…並行世界を移動した最大の目的はそれかもしれません」



――

―――


SSGSSベジータ「そういうことか…分かったぞ」


孫悟空「え?」


SSGSSベジータ「あいつはもともとこの世界にいたザマスだな」


トランクス「そうか!ブラックの中身とあのザマスは別人なんだ!」


トランクス「でもまさか2人が手を組んでいるとは…!」


SSGSSベジータ「フン!1人だろうが2人だろうが関係ない ザコが増えただけだ!」


ザマス「あれは孫悟空とベジータか? なぜここにいるんだ…」


SS2ゴクウブラック「わからない…急に現れたんだ」


SS2ゴクウブラック「…で結局どうだったんだ?」


ザマス「ああ…時の指輪で見てきたが、お前がもといた世界に比べれば大した障害もない」キラッ


ザマス「間もなくだ、間もなく5つの並行世界すべての人間が消去される」スッ


ザマス「…ん?」


ザマス「バカな…指輪が一つ増えている!?また新たな並行世界が…!?」


SSGSSベジータ「過去のお前がビルスに殺されたんだろう」


ザマス「!」


SS2ゴクウブラック「なんだと!?」


SSGSSベジータ「お前のいない世界が一つ増えたんだろうよ」


SS2ゴクウブラック「…やはりお前らは過去から来たのだな」


SS2ゴクウブラック「ククク…安心したぞベジータ お前ら人間が存在する未来はもうない これから私がすべて消去するのだからな」


SSGSSベジータ「消去されるのはてめえらだ!!!」ギャウッ


SS2ゴクウブラック「」スッ


ビッ ズガガガガガッ


ギュッ ブンッ バキィッ


SSGSSベジータ「くっ!」ダンッ


バッ ギャウウウ


SS2ゴクウブラック「…フッ」スッ…


バリバリバリッ


SSGSSベジータ「ぬ…おおお…!!」ビリ…ビリ…


トランクス「か、金縛り…!?」


孫悟空「お…おい、ベジータのやつ押されてねぇか…!?」


トランクス「や…やはりブラックは強くなっている…!」


SS2ゴクウブラック「お前の言う通りだベジータ 私はまだこの体を使いこなせていない」


SS2ゴクウブラック「だが…私は考えそして発見したんだ そう…生死の狭間から蘇ったとき、大きく力を上げるというサイヤ人の特徴を」


トランクス「あいつ…それを利用したのか…!」


孫悟空「ベジータ! 仙豆だ!」ヒュッ


SSGSSベジータ「ぐっ…」パシッ


SSGSSベジータ「」モグッ


マイ「そ…そうだよ、だったらベジータさんもそれでパワーアップすればいいんだ!」


SSGSSベジータ「はあっ!!」ドウン


ギャウウウウウウ


ドカッ ドドドドドドッ


バキィッ


SSGSSベジータ「ぐっ…」


SS2ゴクウブラック「ふっ」ニヤ…


ドゴオッ


SSGSSベジータ「こ…こおっ!!」


ガンッ


SSGSSベジータ「ぐあああ!」


マイ「そ…そんな!」


トランクス「その方法でのパワーアップはおそらく父さんたちにはもうできない…それほど極限まで鍛えあげているんだ、あの2人は…」


SS2ゴクウブラック「ふ…ふはははは!無様だなベジータ 先程お前が言っていた言葉返さねばならんようだな!」


SSGSSベジータ「く…くそったれめ…」


SS2ゴクウブラック「その表情をさらに絶望に染めてやろう…」


SS2ゴクウブラック「はああああっ!!!」


ゴゴゴゴゴッ


SS2ゴクウブラック「はっ!!!」


カッ


トランクス「ま…まさか…!」


超サイヤ人3ゴクウブラック「」バチバチッ…


ザマス「…また一歩壁を超えたようだな」スタッ


SS3ゴクウブラック「ああ…その通りだ まだくたばるのは早いぞベジータ キサマには私を強くするという役目が残っているのだからな」


トランクス「す…超サイヤ人3…悟空さんと同じ変身を…やつも…」


孫悟空「…こいつは本格的にやべぇかもな」


SSGSSベジータ「く…くそったれがぁ!!!」


ギャウウウウウウ


スッ…バキィッッッ


SSGSSベジータ「がっ…」


SS3ゴクウブラック「」グイッ


SS3ゴクウブラック「いいねえ、私を高めるのに丁度いいレベルだベジータ」


SSGSSベジータ「キサマ…」


ザマス「」スタッ


ザマス「はっ!」グンッ


マイ「ま、また回復…!」


SS3ゴクウブラック「いいぞ…いいぞ…!」シュアアア…


SS3ゴクウブラック「ダメージを受けた細胞が再生されるたびに私のものになっていく 神の心とサイヤ人の身体が結びついていくのだ」シュアアア…


SS3ゴクウブラック「」シュウウウ…


SSGSSベジータ「…?」


SS3ゴクウブラック「ニヤ…」ス…


SS3ゴクウブラック「所詮人間であるお前らには立ち入ることのできない世界に私は到達した」


孫悟空「…何言ってんだあいつ…」


SS3ゴクウブラック「はあああっ!!!」


ブ ワ オ ッ !


超サイヤ人ロゼゴクウブラック「」ボボボボボッ


孫悟空・ベジータ「何っ!!?」


孫悟空「ピンク!?なんだおめえその色!」


ザマス「おお…これは素晴らしい…神が超サイヤ人ゴッドを超えると青ではなく薄紅色になるのか!」


SSロゼゴクウブラック「この姿をあえて呼ぶなら…ロゼ そう…超サイヤ人ロゼ…と呼ぶことにしよう」


孫悟空「ベジータ、さすがに2人で戦ってみっか?」


SSGSSベジータ「冗談じゃない、キサマはあっちの野郎をなんとかしろ ダメージを受けるたびに回復されたんじゃラチがあかん」


孫悟空「わかったよ オイ!そっちのザマス!オラが相手になるぞ!」


ザマス「……いいでしょう」


バッ バッ


超サイヤ人ゴッド超サイヤ人孫悟空「いくぞ!」ボッ


ザマス「…」スッ


SSGSSベジータ「」ボッ


SSロゼゴクウブラック「」ボボボボ…


ドギャウッ


SSGSS孫悟空「」ブンッ


ザマス「」サッ


シャシャッ ガッ


SSGSS孫悟空「はっ!」


バキィッ ドドーーン


ザマス「…」ガラッ


SSGSS孫悟空「おめえはブラックに比べると大したことねぇな!わりぃがぶっ倒させてもらうぜ!」


ザマス「」スッ


ガラッ…ガラッ…


SSGSS孫悟空「ガレキを浮かした?」


グワッ


SSGSS孫悟空「超能力ってやつか!」スッスッ


ブンッ


SSGSS孫悟空「」スッ…


バチンッ


ザマス「!」


グサッ


トランクス「悟空さんのはね返したガレキがザマスに刺さった…!」


マイ「や、やったのか?」


SS孫悟空「」スタッ


SS孫悟空「今からでも遅くねぇ、こっちの世界のドラゴンボールで地球を元通りにすんだ」


ザマス「…ク…ククク…」グッ


ザマスは不敵に笑うと自身の体に刺さっているガレキを引っこ抜いた


ズボッ


スッ…


SS孫悟空「!?」


トランクス「き…傷が消えた!」


ザマス「残念だったな、ドラゴンボールはすべて破壊した…この私を不死身にするという願いを叶えた後にな」


SS孫悟空・トランクス「!?」


トランクス「な…なんだと…!」


SS孫悟空「ひでぇな!なんでもアリかよお前ら!」


ザマス「復活パワーをはじめとした神の力を失うわけにはいかないからな」


ザマス「我々の計画は完璧だ、ぬかりなどない…はっ!」バッ


SS孫悟空「!?」ピタッ


SS孫悟空「な…なんだ!?体が動かねぇ…!」


ザマス「フッ…」ザッザッザッ


バキィッ


ザマス「便利だろ?神の力というのは」


SS孫悟空「く…くそ…」ググッ…


ドドッ バキイッ


SSロゼゴクウブラック「ふん!」


ズンッッ


SSGSSベジータ「ぐお…」ヨロッ…


ガンッ


SSGSSベジータ「ぐっ…」ガクッ


トランクス「! 父さん!」


SSロゼゴクウブラック「ククク…素晴らしいパワーだ、ついに私は手に入れたぞ」


SSロゼゴクウブラック「お前らが他の世界の人間だろうが関係ない 人間0計画は全ての並行世界で実行されるのだ!」


ドゴオッ


ベジータ「」フッ…


トランクス「と…父さん…!」バッ


SSロゼゴクウブラック「フン…トランクスか…」


ザマス「なぁ、もうトランクスは用済みだろ?さっさと殺してしまえ」


SSロゼゴクウブラック「ククク…礼を言うぞトランクス、私のパワーアップに貢献してくれてな」


トランクス「ちくしょう…オレは生かされていたのか…!」


トランクス「……こうなったら」


トランクス「悟空さん!マイ!目を伏せてください!!」


孫悟空「え?」


マイ「」グッ


トランクス「くらえ…!太陽拳!!!」カッ


ビカアッ


ブラック・ザマス「!?」


ザマス「く…くそ…なんだこの技は…!目が見えない…!」


SSロゼゴクウブラック「し…しまった…!」


ザマス「くそぅ…どこ行った…!」


―――

――



―――地下水路


トランクス「いきましょう悟空さん」


孫悟空「お…おう」


トランクス「しかし…ブラックがあれほどの強さを秘めていたとは…しかも不死身の仲間まで…完全に想定外でした、申し訳ありません」


トランクス「これからいったいどうすれば…――」




ザマス「――感じるか?」


SSロゼゴクウブラック「…やはりサイヤ人どもは気配をゼロに出来るらしい…」


ザマス「ち…また現れるのを待つしかないのか…」スッ


SSロゼゴクウブラック「…いや、まて」


SSロゼゴクウブラック「 見つけたぞ…あの女の気だ!」


SSロゼゴクウブラック「つかまれ」スッ


シュン





―――地上


ブラック・ザマス「」シャッ


悟空たち「!?」


SSロゼゴクウブラック「私たちから逃げようなんて無駄なことはやめるんだな」


孫悟空「く…くそっ瞬間移動か!」


SSロゼゴクウブラック「さぁ…ついに終わりの時間だ」スッ


SSロゼゴクウブラック「はああっ…!」ボッ…ボボボボボッ


トランクス「マイ!おまえだけでも逃げるんだ!」


マイ「えっ!?そ…そんな…!」


SSロゼゴクウブラック「フン!ついに観念したか 安心しろ地球までは破壊したりはしない」


SSロゼゴクウブラック「私が消去したいのは…人間だけだ」


ザマス「美しい…素晴らしい輝きだ」


SSロゼゴクウブラック「…滅びろサイヤ人!!!」グオオオオオ




―――シュン



トランクス「!?」


SSロゼゴクウブラック「なっ!?き…キサマは…!」


ゴワス「……」


トランクス「あ…あなたは…」


ゴワス「手を!」


シュン


界王神「悟空さんたちもつかまってください!」


孫悟空「よ…よし!」ガッ


シュン シュン


SSロゼゴクウブラック「こ…これは…!」


ザマス「今のは…ゴワスでは…?」


SSロゼゴクウブラック「……第7宇宙の界王神までいやがった…」


ザマス「あいつらは死んだはずではなかったのか?」


SSロゼゴクウブラック「 いや…おそらくあいつらも過去から来たんだ」


SSロゼゴクウブラック「…くそ…ゴワスめ…」


―――

――



―――未来の界王神界


シャッ シャッ


界王神「ふう…」


ゴワス「やれやれ…」パンパン


トランクス「か…界王神さま!!」


界王神「遅くなってすいません 助けに入る隙を伺っていました」


孫悟空「た…助かったぞ界王神様」


トランクス「過去から来ていただけたんですね…!まさか助けていただけるとは…!」


界王神「当然です 私たち界王神は時の指輪でどの未来にも行くことができますので」キラッ


トランクス「…私…たち?」


ゴワス「申し遅れました 第10宇宙の界王神…ゴワスと申す」


ゴワス「この度は誠に申し訳ない!」ザッ


トランクス「ちょ…ちょっと頭を上げてください!界王神様がそんな…!」


ゴワス「事情はすべて伺いました 私がザマスを弟子にとってしまったばかりにこのような事態を…」


界王神「いえ…ザマスはもともと歪んだ考えを持っていたんです ゴワス様だけの責任では…」


ゴワス「いや、それを見抜けなかったのは私の落ち度、責任の所在は明らかです」


界王神「ゴワス様…」


マイ「あ…あの責任とかも大切ですけどその前にここはいったいどこなんでしょうか…」


界王神「あ…失礼しました ここは界王神界です、今はもう住む者はいませんが…」


界王神「これだけ離れていればブラックに見つかることはありません 何か対策を考えましょう」


孫悟空「そうだ…仙豆を食わねぇと…」ゴソゴソ


孫悟空「」モグッ


孫悟空「…よし トランクス、ベジータにも食わせてやれ」


トランクス「はい、父さん仙豆です」


ベジータ「うぅっ…」


界王神「これからいったいどうすればいいのでしょうか…」


ゴワス「……うむ…」





―――未来・ザマスのアジト


ゴクウブラック「……やっかいな事になったな…」


ゴクウブラック「界王神にまで計画がばれているとすると…隠れて計画を進めるのも限界かもしれないな」


ザマス「全王様に報告されてはマズい 地球にこだわらずそろそろ別の星に移動した方がいいかもしれない」


ゴクウブラック「そうだな…明日朝にはここを出よう」


ザマス「わかった…では出発の前に地球に残っている人間どもを始末しておくか…」


―――

――




トランクス「」スースー


マイ「」スヤスヤ


ゴワス「2人ともよく寝ているようだな」


界王神「はい あれ程の戦いの後です、無理もありません」


界王神「キビトがいれば仙豆を消費しなくてもすぐに体力を回復してあげられるのですが…」


ゴワス「復活パワーは界王神に従事する者にのみ与えられる能力…元々は我々界王神をサポートするために備わる力だ」


界王神「…その力がいま悪用され守るべき宇宙を脅かす存在を生み出している…」


ゴワス「……なんとも皮肉な話だ…いま界王神のあり方が問われているのかも知れんな…」




ヒュウウウ…


ベジータ「…」


孫悟空「あいつ…起きてからあそこにずっとああやって立ったままだな」モグモグ


孫悟空「それにしてもどうすればいいんかな…不死身の相手じゃなぁ…」


ベジータ「…おい、カカロット」スタッ


孫悟空「え?」


ベジータ「次に戦うときお前はザマスの相手をしろよ」


孫悟空「それは構わねぇけど…大丈夫なんか?おめえ」


ベジータ「ああ…あいつはこのオレがぶっ殺してやる」グッ


孫悟空「…! そうかわかった、任せたぞベジータ!」


ベジータ「…フン」


孫悟空「とりあえず界王神様たちのところに戻っか」




ゴワス「ザマス…お前の高き志しは界王神に相応しいものだったというのに…いったい私の教えには何が足りなかったというのだ…」


界王神「………」


界王神「!」ハッ


ゴワス「! こ…これは…!」


界王神「ザマスが生き残った地球人を…!!」


ゴワス「……ザマス…!!!」ギリッ


ゴワス「なんと愚かなことを…!!!」


ゴワス「もう我慢ならない…私は先に地球に行きます!」


界王神「ダメです!今行っては危険です!」


ゴワス「うらぶれてもザマスの師匠は私です 説得の余地はあるはず」


シュン


界王神「ゴワス様!!」


孫悟空「なんだ?界王神様どうかしたんか?」スタッ


界王神「ゴワス様が…!」





―――地球


ザマス「…どうだ?生き残りは他にいるか?」


ゴクウブラック「……あそこの倉庫…そこに隠れている人間で最後だ」スッ


ザマス「そうか、では私が行ってこよう」シュッ


ゴクウブラック「…フッ、これでおしまいだ地球人よ」


ゴワス「ザマス!」


ゴクウブラック「…!」


ゴクウブラック「…現れたな、ゴワス」


ゴワス「たしかお前が私の弟子だった方だな」


ゴクウブラック「過去が改変されて生き延びたようだな…わざわざ何をしに来た?」


ゴワス「こんなことはもうやめるんだ」


ドドーーーン


ゴクウブラック「フッ、残念だったな、たった今地球人は全滅した」


ゴワス「………ザマス」


ゴワス「どうしてこんな恐ろしいことをしたんだ…」


ゴクウブラック「どうしてだと?平和な世界の実現に人間などいらない、あなたはそう教えてくれたではないか」


ゴワス「でたらめを言うではない!人間を見守ることの大切さを説いてきたはずだ!」


ゴクウブラック「いいや人間は同じ過ちを繰り返す、あなたからはその事実を見せられただけだ」


ゴワス「ザマスよ…私の教えでお前を正しい神の道へ導けなかったとするならば…それは私の罪だ」


ゴワス「それならばなぜ他の神達まで襲ったのだ」


ゴクウブラック「私の理想は理解されない…他の神たちも必ずジャマをするからだ」


ゴワス「当然だ!!それはお前の考えが間違っているからに他ならない!」


ゴクウブラック「…………」


ゴワス「ザマス…もう一度一緒にやり直そう」


ゴクウブラック「………!」


ゴクウブラック「いまさら…何を言い出すんだ…」


ゴクウブラック「計画はすでに始まっているんだ、もう後戻りは出来ない」


ゴワス「いいや!誰にでも道は開けている!」


ゴワス「さあ過ちを認め、全王様に謝りに行こう そして一緒に第10宇宙に帰るのだ」


ゴクウブラック「……………―――」







―――数十年前



ザマス『はじめまして、界王神様 この度は私を界王神候補にして頂きありがとうございます』


ゴワス『おお、待っておったぞザマス 立派な界王神を目指して日々鍛錬に励みなさい』


ザマス『はい、ゴワス様』


―――


ザマス『ゴワス様、お茶をどうぞ』カチャッ


ゴワス『おお、気が利くではないかザマス では頂くとしよう』ズズッ…


ザマス『…いかがでしょうか』


ゴワス『…うむ、ほのかに甘いいい香りだ、実においしい』


ザマス『ありがとうございます、良い茶葉がありましたので』


ゴワス『いや、茶葉の良し悪しではない、このようなお茶を淹れられるのは心が澄んでいる証拠だ』


ゴワス『これからも慢心せずに心身の鍛錬をしっかりと行いなさい』


ザマス『はい、ゴワス様』


―――


ゴワス『ザマス』


ザマス『はい 何でしょう?ゴワス様』


ゴワス『お前はどのような界王神になりたいのだ?』


ザマス『…私は…私にはまだ…わかりません』


ゴワス『そうか…だが焦ることはないぞ これからゆっくりと見つけて行くがいい』


ゴワス『お前の志しにあった道をな』


ザマス『はい、ゴワス様』


ザマス『(私の志し…正義と秩序がある宇宙の創造…)』


ザマス『(それにあった道…か)』


―――


ザマス『…』


ゴワス『おお、ザマス、何を見ておるのだ?』


ザマス『これはゴワス様、第10宇宙の星々の様子を見ていました』


ゴワス『そうか界王神らしくなってきたではないか』


ザマス『この星なのですが…ある少数派の悪人達によって滅ぼされようとしています』


ザマス『我々の力で彼らを粛清した方がいいのではないでしょうか』


ゴワス『…ザマス、我々界王神の役目は何か知っておるだろうな』


ザマス『…星々と人間の創造です』


ゴワス『そうだ、我々のすべきことは創造であり直接手を下すことではない』


ザマス『…しかし過ちを犯している者たちを正しい方向に導くべきではないでしょうか』


ゴワス『確かにその通りだが、我々のすべきことは彼ら人間を見守ることだ 見守り、育む、それが創造神たる我々の役目なのだ』


ゴワス『ザマス、もう少し見守っていこうではないか』


ザマス『………』


ゴワス『どうしたザマス?』


ザマス『いえ…何でもありません…』


そうしてこの星は間もなく滅びた


彼らを粛清していれば平和になったというのに…


―――


ザマス『キビトさん、お手合わせありがとうございました』


ゴワス『失礼します』シュン


ゴワス『さて…やはり武術面は問題ないようだな』


ザマス『ありがとうございます』


ゴワス『ここからはお前の内面を磨かんとな…』


ザマス『…?』


ゴワス『ザマス、このババリという星に最近人間らしきものが生まれたのだがすこし凶暴過ぎてな…どうすれば良いと思う?』


ザマス『…今のうちに退治されては?』


ゴワス『なんということを!ザマスよ!それは破壊神の仕事だ』


ザマス『見守ったとしても無駄なことは明らかではありませんか!このタイプの人間は』


ゴワス『…よし、ならば見てみようじゃないか』キラッ


ザマス『そ…それは!時間を自由に移動できるという「時の指輪」では!?』


ゴワス『そうだ、これで見てみようではないか、本当に見守る価値のない人間なのか』


ザマス『…わかりました』




―――ババリ星


ババリ星人『ギャーオ!』バゴッ


ババリ星人『グウーッ!』バキッ


ドガッ バキッ ガンッ


ザマス『なんと野蛮な…』


ゴワス『現代ではそうかもしれんが未来はわからんぞ』


ザマス『それではこの「時の指輪」を使うとしよう』キラッ


ザマス『これが「時の指輪」ですか…はじめて見ました…』


ゴワス『当然だ滅多なことでは使わない、前に使ったのはお前が弟子になる400年以上も前のことだからな』グッ


ザマス『時間を自由に移動できるというのは本当ですか?』


ゴワス『その通り、ただし未来だけだ 未来に行きそして元の世界に戻るのみ』


ザマス『時間をさかのぼり過去には行けないのですか?』


ゴワス『それは不可能だ あったとしても厳しく禁じられている 歴史を変えてしまうのは常に危険がつきまとう』


ゴワス『箱の中に色の違う指輪があったであろう これが今言った歴史を変えてしまったためにできてしまった別の世界用のものだ』


ザマス『別の世界…?いわゆる並行世界を移動する時に使うものですか?』


ゴワス『そういうことだ』


ザマス『並行世界はこんなにあるんですね…』 


ゴワス『かつて第12宇宙に住む高度な文明を持った人間が不可能といわれた過去に戻る装置を作り上げ歴史を変えてしまったことがあった その為にできてしまった並行世界用の指輪だよ』


ゴワス『以後時間の操作は厳しく禁じられたが…ん!?4個!?』


ゴワス『以前確認した時より増えているぞ…!まさか…最近になって別の世界を作ってしまった者が…?』


ザマス『…指輪のことはわかりました それでは未来のババリ星にまいりましょう』


ゴワス『そうだったな…では』ピッ


ゴワス『このポタラに付け替えるがいい』ジャラ


ザマス『?』


ゴワス『本来この「時の指輪」を使って未来に行けるのは界王神の資格を許されたものだけなのだ』


ザマス『あ…』


ザマス『しかし今回は特例だ 今だけお前も界王神に昇格させてやろう』


ザマス『ありがとうございます』


ゴワス『私と同じように左耳に付けるんだぞ間違えるなよ』


ザマス『…たしか右耳と左耳では我々は合体してしまうんでしたね』


ゴワス『うむ、合体し1人の強力な界王神になれるのだが二度と元には戻れない』


ゴワス『どうだ?私と合体したいか?』


ザマス『い…いえ…それはまたの機会に…』


ゴワス『よし、それでは時の指輪に向かって1000年と念じるのだ』スッ


ザマス『はい』ス…


ゴワス・ザマス『1000年!!』ブワッ


シュン


ザマス『…ここが1000年後のババリ星ですか』


ゴワス『お…!ほら見てみろ!文化らしきものができはじめているではないか!』


ザマス『………』


オーオー


ザマス『…?』スッ


ザマス『!!』


ザマス『か…界王神様…!こ…これは…』


ゴワス『ん?』スッ


ゴワス『!!』


ババリ星人たち『オオオオー!オオオオー!』


バキイッ ドガッ ガブッ


ギャース ギャオオー…


ゴワス『な…なんということだ…!』


ザマス『これが現実ですよ 本質は何も変わっていません』


ザマス『なんとみにくい存在だ…やはり人間などこの宇宙には不要だ…』


ゴワス『ん?』


ゴワスの見た先にはババリ星人たちの長らしき者が、彼らを統率している様子が映っていた


ゴワス『おいザマス!あそこを見てみろ』


ザマス『?』クルッ


―――その刹那、彼らの背後からババリ星人が襲いかかりザマスはそのババリ星人を殺めてしまうことになる


ザマスはより人間への不信を強めてしまったのだ


こうして僅かではあったが確かに生まれていた秩序をザマスが目にすることはなかった


ゴワスの目には映っていたものが、ザマスの目には映っていなかった―――





―――未来


ゴワス「さぁ、手をとってくれ…ザマス」ス…


ゴクウブラック「………」ス…


ゴワス「ザマス…!」


スルッ


ズ ン ッ


ゴワス「が…!!!!」


シュン


界王神・悟空たち「!?」


界王神「ゴワス様!!!」


ゴクウブラック「…私はすでにあなたを2回殺した いまさら迷いなどない…」


ゴワス「ぐっ…がはっ…」ガシッ


ゴクウブラック「なっ!?」


ゴワス「…なら…なぜ急所を狙わなかった…がはっ…」


ゴクウブラック「く…くそ…離せ!」


ゴワス「もし…今お前の心に…葛藤が生まれていたのなら…ぐっ…」


ゴワス「それが…命を奪うということだ…!」


ゴクウブラック「ぐっ…だまれ…だまれ!」


ズンッ


ゴワス「がっ…はっ…!」


ズルッ


トランクス「ゴワス様!」バッ


ザマス「おっと、邪魔はさせんぞ」バッ


トランクス「……どけ」


ザマス「何?」


超サイヤ人怒りトランクス「どけーーーーっ!!!」ズァオッ


バキイッ


ザマス「ぐぁっ!?」ヒュー…ン


ドドーーー…ン


SS怒りトランクス「ブラックー!!」ギャウッ


SSロゼゴクウブラック「ち…今度こそ殺してやるトランクス…!」ボボボボボッ


ドガッ バキイッ ズガガガッ


界王神「い…今のうちにゴワス様を!」


孫悟空「仙豆だ!ゴワス様」


ゴワス「ううっ…」ゴクッ


界王神「よかった…ゴワス様」


孫悟空「それにしてもトランクスのやつ、すげぇパワーだ ブラックと互角に戦ってっぞ」


ベジータ「ああ…なぜだか分からんが今のあいつは神の気を纏っている…オレたちのブルーに近い変身だ」


孫悟空「とりあえずブラックはトランクスに任せてオラたちは」


ベジータ「あの野郎の相手だな」


ザマス「……」ガラッ


SS怒りトランクス「だだだだだだっ!!」


ドドドドドドッ


SSロゼゴクウブラック「ぐっ、ぬっ!」


SS怒りトランクス「だあっ!!!」


バキイッ キー…ン ドドーーーン


SS怒りトランクス「自分の師匠だったゴワス様でさえも殺そうとするなんて…」


SS怒りトランクス「もうお前たちは…絶対に許さん!!!」


SSロゼゴクウブラック「…元はといえばお前たち人間が愚かだったせいだ、自分たちの過ちを認めぬ罪人が!」ドンッ


SS怒りトランクス「なんだとっ!」


SSロゼゴクウブラック「キサマは過去を改変し神々の正義に背いた…キサマのような罪人に指図される覚えはない!」バキイッ


SS怒りトランクス「ぐっ…つ…罪と呼ぶなら呼ぶがいい…!」


SS怒りトランクス「キサマが自分の正義に従うようにオレも…オレの正義に従っただけだー!!!」


バキイッ


SSロゼゴクウブラック「ぐぁっ…!」


SS怒りトランクス「くらえ…」ボウッ


SS怒りトランクス「ギャリック砲ーっ!」ドウッ


グオオオオオオオオ


SSロゼゴクウブラック「う…うおおおおあああ!!!」


ドーーー…ン


トランクス「はぁ…はぁ…」フッ…


トランクス「うっ!?」ハッ


SSロゼゴクウブラック「ぐぐ…ぐ…!」ハァハァ


トランクス「そ…そんな…!」 


SSロゼゴクウブラック「お…おのれ…おのれサイヤ人!!!」


ブワオッ


SSロゼゴクウブラック「殺してやる!トランクス!」ドギャウッ


バキイッ


トランクス「ぐあーーーっ!」


SSロゼゴクウブラック「まだだ!」シュン


バキイッ


トランクス「ぐはぁっ!」 


シュン、バキイッ シュン、バキイッ


孫悟空「やべぇ!トランクスが!」


ベジータ「くそっ!」バッ


ザマス「行かせるか!」バッ


孫悟空「おめえの相手はオラだ!」バッ


SSロゼゴクウブラック「生命を奪うことが悪だと?そんなことわかっている!だがもうそれでしか正せない!いつかそれが正義だと認められる時まで、私が裁き続けるしかないんだ!」


ゴワス「頼む…頼む…ザマス!目を覚ませ…!」


SSロゼゴクウブラック「目を覚ますのはお前らの方だ!なんで…なんで分からない…!この愚か者共がーっ!!!」


グオオオオオオオオ


SSロゼゴクウブラック「この地球もろとも、キサマら全員…殺してやるーっ!!!」グワッ





―――グサッ


悟空たち「!!?」


SSロゼゴクウブラック「なっ…!?」


ザマス「………」


ゴクウブラック「き…キサ…マ…」フッ…


ドサッ…


孫悟空「な…なんでザマスがブラックを…」


ザマス「…なんでだと?」


ザマス「私の理想の神はこんな怒りで我を忘れるような醜いものではない」


ザマス「それに誰よりも強くなくてはならないこいつが最強ではなくなってきている」


ザマス「見限るには十分な理由だろう?人間」


ベジータ「…だがキサマ一人では計画とやらの達成は到底不可能だぞ…判断を見誤ったな」


ザマス「誰が私一人で計画を完遂すると言った?前にも言ったはずだ、人間0計画には我々2人が必要だと」


ザマス「だが考え方がずれ始めた今、それももう必要ではない…私はもともとこいつが気に入らなかった…人間0計画に人間の力が必要になるなどそもそも矛盾しているからな」


ザマス「だがまだコイツは死んではいない…つまりまだ利用価値はあるということだ」


ベジータ「利用価値だと?」


ザマス「そうだ…こいつの最強の肉体…私がこれとひとつになればこの世界から人間は完全に消え神である私だけが残るのだ」


界王神「そ…そんなことが出来るはずは…」


ザマス「出来るんだよ…時の指輪と同じ、神の道具を使えばな…」ピッ


界王神「ま…まさか…!」ハッ


孫悟空「ま…まずい!」


ベジータ「何!?」


SSGSS孫悟空「くそっ!」ドンッ


SSGSS孫悟空「だりゃあ!!」グオッ


ザマス「ニヤッ…」スッ


バヒュッ


ザマス「」ギュッ


ゴクウブラック「」ギュッ


ドグォン 


ゴオオオォォォ…


ベジータ「いったいなんなんだ、カカロット!」


界王神「も…もしかして…」


――バッ


――スタッ


「――この姿を見られることを光栄に思うがいい人間ども」


孫悟空・ベジータ「!!!」


合体ザマス「全宇宙における唯一の神…」


合体ザマス「ザマスの誕生だ―――」




合体ザマス「―――さあ人間ども、神に逆らった代償を払ってもらおうか…」


ベジータ「こ…これは…!」


孫悟空「ほらオラ達もなったじゃねぇか!」


ベジータ「そ…そうか…!ベジットと同じ合体か…!」ギリッ




トランクス「う…うぅ…」


マイ「トランクス!」


界王神「トランクスさん!仙豆です、飲み込んで下さい!」


トランクス「う…」ゴクッ…


トランクス「は!?」ガバッ


マイ「大丈夫か?トランクス」


トランクス「あ…ああ……えっ…!?」


トランクス「な…なんだあいつは…!?」


界王神「…あれはポタラ合体です」 


界王神「我々界王神たちがつけているポタラを2人が左右別々の耳につけると…合体して1人の強力な戦士が誕生するのです」


トランクス「ザマス同士が合体…そ…そんなことが…!?」




合体ザマス「ニヤ…」


孫悟空・ベジータ「くっ…」


合体ザマス「」フワ…


合体ザマス「」ビッ!


シャッ!


トランクス「え!!?」


孫悟空「か…かぁ…」ガクガクガク…


ベジータ「くわっ…」ガクガクガク…


孫悟空「ごふっ!!!」ガクッ


ベジータ「ごはっ!!!」ガクッ


ベジータ「く…くそう…」


トランクス「い…いま攻撃をしたのか……?まったく見えなかった…」


孫悟空「ちくしょう…あいついつの間に…!」ググ…


合体ザマス「…これがポタラの力……合体とはこういうことなのか…」


合体ザマス「クク…クククククク…ははは…ははははは!」


合体ザマス「はーっはっはっはっは!!!素晴らしい、素晴らしいぞ!!!」


ベジータ「テメェ…今の攻撃でいい気になるなよ…」


SSGSSベジータ「ぶっ殺すヤロウが1人になってかえって好都合だ!!だあっ!!!」ドンッ


合体ザマス「フッ」ニヤッ…


ドドドドドドッ


ベジータ「がっ!!!」


ズザザッ


孫悟空「ベジータ!!」


合体ザマス「思い通りに体が動く、さすが私同士の合体だ!」


孫悟空「あんにゃろ…!」


ボッ


SSGSS孫悟空「だああっ!!」ドギュッ


合体ザマス「…」スッ


SSGSS孫悟空「!」


グン


トランクス「こ…攻撃の軌道をそらした…!」


SSGSS孫悟空「ちっ…はああっ!!」ダッ


グンッ、ブンッ、ブンッ


トランクス「ダメだ…全部そらされている…!」


SSGSS孫悟空「ぐわっ!」グンッ、ギュルルル


ドサッ


合体ザマス「止まって見えるぞ、孫悟空」


合体ザマス「さっきはずいぶんと偉そうなことを言ってくれたな…」ザッザッザッ


SSGSS孫悟空「…」スッ


合体ザマス「誰が大したことないだって?」


SSGSS孫悟空「波ぁーっ!!!」ズオッ


合体ザマス「!!」


グワッ ズオオオオッ


ギュンッ


SSGSS孫悟空「はぁ…はぁ」


界王神「ザマスの体を貫いた!」


ゴワス「やったか…!?」


トランクス「……」


合体ザマス「…」ムクッ


合体ザマス「ニヤッ…」


合体ザマス「フン!」ボン!!


SSGSS孫悟空「くっ…!」


トランクス「だめだ…やっぱり合体しても不死身のままなんだ…!」


合体ザマス「いいぞ…回復能力もそのままだ…」


SSGSS孫悟空「…!」


合体ザマス「さて…次は私の力がどこまで上昇するか…試させてもらおう」ブーン


合体ザマス「はっ!!!!」バッ!


カ ッ 


トランクス「!皆さん伏せて下さい!!」


グ  オ  ッ


孫悟空・ベジータ「うわああああ!!!」


ズ ズ ズ………ン


パラパラ…


ベジータ「う…」


孫悟空「うう…」


トランクス「だ…大丈夫ですか!?みなさん!」


界王神「な…なんとか…」


合体ザマス「完璧だ…完璧過ぎる…想像以上だ」


合体ザマス「この圧倒的パワー!!これだ!これなのだ!!」


合体ザマス「見たか界王神ども!お前らのような非力な神がのさばる時代は終わったのだ!!」


界王神「ぐっ…!」


ゴワス「……!」


ベジータ「お…おい、カカロット!仙豆は…仙豆はどうしたんだ!」ググ…


孫悟空「残り一粒しかねえんだ…」ググ…


ベジータ「!………ちっ」


合体ザマス「無数に散らばる惑星の神、東西南北の界王、12宇宙の界王神…そして破壊神」


合体ザマス「すべて必要ない」


合体ザマス「私以外の知性は消え去るがいい!!!」ドドドドドドッ


ヒュウウウゥゥゥ…ン


孫悟空・ベジータ「!!」


ドドドドドドッ


合体ザマス「ははははははははははー!!!」


ズドドドドドドドド


ゴオオオォォォ…


孫悟空「うぐ…」


ベジータ「ぐっ…」


合体ザマス「死にぞこないの人間どもめ…まだ生きていたか」


合体ザマス「だが今度こそおしまいだ」バッ


グオオオオオオオオ 


トランクス「す…凄まじいエネルギーだ…!」ビリ…ビリ…


合体ザマス「この地球と運命をともにするがいい」


ベジータ「く…くそ…!カカロット…!」


孫悟空「だ…だめだ…体に力が入んねえ…」


合体ザマス「消え去れ!!!人間ども!!!」グワッ


ギュオオオオオオオ


界王神「お…終わった…」







―――シュン



―――…パ  ァ  ン  ッ



合体ザマス「!!?」


界王神「え!?」


ゴワス「ザマスの光球が消滅しおった…!」


トランクス「い…いったいなにが…!」


マイ「……!」




ベジータ「な…なんだ…なにが起きた…?」


孫悟空「わかんねえけど…とりあえずオラ達まだ生きてっぞ…」


合体ザマス「…どういうことだ…この私の光球が…消滅させられただと…?」




「―――そこまでだ」


合体ザマス「何?」 


「宇宙を征する神としての使命から背き数多の生命を奪った…我が姿よ」


合体ザマス「…何者だ、姿を現わせ!」


―――バッ


孫悟空・ベジータ「!?」


トランクス・マイ「!?」


界王神「!?」


合体ザマス「なっ!?なんだとっ!!?」


「創造神として…そして私自身の罪としてお前を止めにきた」


ゴワス「こ…これは…どういうことだ…!」








ゴワス「…ザマス……!」



ザマス「………」







トランクス「―――ど、どういうことなんだ…?またザマスが…」


界王神「こ…これはいったい…!」


合体ザマス「…」スタッ


合体ザマス「…キサマ…何者だ?」


ザマス「………」


ゴワス「ど…どういうことなんだ?説明してくれ、まずお前は…ザマスなのか?」


ザマス「!…ゴワス様…!」


ゴワス「質問に答えてくれ」


ザマス「そうです…私はザマスです」


ゴワス「! なんと!」


合体ザマス「…キサマがザマスだとして、なんだ?我が計画に協力でもしにきたのか?」


ザマス「黙れ、己の心に負け悪に堕ちた神が」


合体ザマス「…………」


ゴワス「!その両耳につけているポタラは…!それにその指輪!ま…まさか…お前は…!」


ザマス「そうです…ゴワス様…」 


ザマス「私は…界王神になった未来のザマスです」


悟空たち「!!?」


界王神「そ、そうか!だから時の指輪でこの世界へ来ることが出来たのか!」


合体ザマス「だがこの世界に来れたとしてもそこはさらに未来の世界のはずだ キサマはどうやって過去のこの世界に来たというのだ」


ザマス「それに関してはお前の方が詳しいのではないか?」


合体ザマス「………!」


ザマス「そう…第12宇宙の人類が持っていたタイムマシンを使ったのだ」


ザマス「お前もそれを使い計画を実行しようとしたのだろう?」


合体ザマス「…………」


ゴワス「そ…それで過去に来たというのか…」 

ザマス「第12宇宙の界王神様が大切に保管なされていました それをお借りしたのです」


合体ザマス「バカな!時間の移動は神々の間で厳しく禁じられているのだぞ、キサマは既に大罪を犯しているではないか!」


ゴワス「ざ…ザマス…」


ザマス「……時の界王神」 


合体ザマス「なにっ?」


ザマス「どうやら知らないようだな」


ザマス「私は時の界王神様の許可を得てここに来たのだ」


合体ザマス「時の界王神…だと…?」


ゴワス「…私も聞いたことがないぞ…ザマス」


界王神「時の界王神様ですって!?」


ゴワス「知っておられるのですか?」


界王神「私のご先祖さまから聞いたことがあります この宇宙には時を監視し時を司る神がいると」


ザマス「その通りです、第7宇宙の界王神様 私は時の界王神様に自ら申し出過去に来たのです」


ザマス「そう…お前たち2人が本来あるべきでないこの世界の歴史に介入し歴史を大きく改変してしまった…」


合体ザマス「………」


ザマス「私も最初は信じられなかった、まさか別の世界の私がこのような恐ろしいことをしているとは…だから私は自ら申し出、お前たちを止めるためこの世界に来たのだ」


合体ザマス「…ふん、我を止めるだと?馬鹿も休み休み言え、ゴワスに牙を抜かれた非力なお前に何ができる?」


合体ザマス「それどころか私はどうしてもキサマを殺したくなったぞ、非力な神にへりくだった愚かな我よ…」


ザマス「では…やれるものならやってみるがいい」スッ…


ゴワス「ザマス!残念だがお前では敵わない!無茶なことはやめるんだ!」


ザマス「ゴワス様…私を信じて下さい」


合体ザマス「そうだぞ?ゴワス、キサマの思想がどれだけ無意味だったのかを思い知るがいい…ククク…むごたらしく殺してやる…」 


ザマス「……」 


合体ザマス「……つぁっ!」ビッ! 


シャシャシャッ


ザマス「」サササッ


合体ザマス「ぬぅ…これならどうだ!」


ドドドドドドッ


トランクス「は…速すぎる…攻撃が見えない…」


ザマス「」スッスッスッ


合体ザマス「何!?」


界王神「す…すごい、すべてかわしているかさばいている…」


ゴワス「あの時の手合わせの時とは比べ物にならない…ザマス、これ程までとは…!」


孫悟空「うぅっ…す…すげぇぞあっちのザマス様 オラ達じゃ見切れなかったあの攻撃を全部回避してっぞ…」ヨロッ… 


ベジータ「し…信じられん…界王神がこれ程の実力とは…」


合体ザマス「…ち」バッ


合体ザマス「確かに少しはやるようだな…だが回避能力は優れているようだが、肝心の攻撃は不得手のようだな…」ニヤッ


ザマス「……」


合体ザマス「この攻撃を避け続け終わった後にはキサマの体力はもう無い!そこで殺してやる!」


バババババババババババババババッ!!!


ザマス「」シュッスッサッスッスッサッ


合体ザマス「はははははははははは!!終わりだ!!」


ザマス「……」スッ…


ド  ゴ  オ  ッ  !


合体ザマス「ぐ…は…」ヨロッ…


トランクス「か…カウンター…!」


ベジータ「…ヤツの攻撃をさばきつつ最も効果的な急所に重い一撃を叩き込む…」


界王神「こ…これが界王神ザマス…」


ゴワス「し…信じられんが…」


ゴワス「ザマスは…既に破壊神と同等の実力を備えているのかもしれん…」


ザマス「…慢心や油断は天才を凡才に変える…お前に神を語る資格はない」


ザマス「自分が如何に驕った存在だかわかったか」


合体ザマス「お…おのれ…」


ザマス「だが不死身であるキサマに効果的な一打を私が持ち得ないのも事実だ」


ザマス「ならば…」


バッ


スタッ


孫悟空・ベジータ「!」


ザマス「…久しぶりだな、孫悟空よ」


孫悟空「おめえ…いやあんた、オラと会ったことあんのか?」


ザマス「そうだ、私の世界では一度お前と手合わせをしたのだ」


ザマス「そして私は負け…人間の力に驚かされた…その時お前から修行をすればさらに強くなれると言われてな…」


孫悟空「オラそんなこと言ったんか…」


ザマス「力が無ければいざというとき何も守れない、そう気づいた私はお前に言われた通り修行を続けたのだ」


ベジータ「そんなおしゃべりはどうでもいい!いったい何をしに来やがった!」


ザマス「…」ピッ


ザマス「このポタラで合体するのだ」スッ


界王神「そ…そうですよ!悟空さんたちもベジットになればザマスなんかに負けません!」


孫悟空「ベジットか…」


ベジータ「フン!冗談じゃない!合体は二度とゴメンだと言ったはずだ」


ザマス「時間なら私が稼ぐ、どうするかは好きに決めて構わない」


孫悟空「ま…待ってくれよ!ザマス様!」


ザマス「…?」


孫悟空「もしオラ達が合体しなかったら…ザマス様多分やられちまうぞ…なのに…なんでだ?」


ザマス「…お前たちならきっと合体してくれると…そう確信出来たからだ」


ザマス「私はお前たちを…人間たちを…信じている…」


バシュウッ


ゴワス「ザマス…」


孫悟空「ベジータ、もう合体するしか勝ち目はねぇ…頼む…!」


トランクス「オレからもお願いします父さん…死んだ母さんのためにも」


ベジータ「……!ブルマのためだと?」




合体ザマス「合体だと?…そんなことをしても無駄なことは分かっているが一応邪魔させてもらおう」バッ


ガガッ


ザマス「お前の相手は私だ!」


合体ザマス「人間などという愚かな存在を創造した無能な神、界王神!」


合体ザマス「キサマはこの手で消してやる!!」


ド ウ ン ッ


ザマス「黙れ…神たる使命よりも自分の正義に酔い、悪に堕ちた者が…!」ガガッ


ザマス「お前など…お前など…神ではない!!」ググッ


合体ザマス「…人間など信じても無駄な存在…守るべき価値など…無い!!」ググッ


ザマス「違う…!お前は信じることから逃げただけだ!!!」バキイッ




ベジータ「……ブルマ…」


トランクス「母さんにもう悲しい思いはさせたくありません!父さんの帰りを待つ過去の母さんのためにも、父さんをここで死なせるわけにはいかないんです!」


孫悟空「ベジータ…!」


ベジータ「ぐっ…よこせ!」


孫悟空「え?」


ベジータ「早くよこせ!オレの気が変わらんうちにな!」


孫悟空「サンキュー!ベジータ!そら!」バッ


ベジータ「ち…!」パシッ


ゴワス「1時間で決着を着けなくては…」


界王神「1時間?どういうことですかゴワス様?」


ゴワス様「界王神でないもののポタラ合体は1時間しか持たないのです」


ベジータ「な!なんだと…!?」


界王神「し…知らなかった…だから魔人ブウのとき合体は解けてしまったのか…!」


孫悟空「…ってことは1時間が勝負だな」


ベジータ「く…くそ、1時間耐えてやる…!」


孫悟空「やるぞ!!」キラッ


ベジータ「…フン!」キラッ


パアアアアアアア


カ   ッ―――






合体ザマス「…そろそろ体力の限界だろう…界王神」


ザマス「くっ…」ハァ…ハァ…


合体ザマス「さあ…キサマから死ぬがい…」


ギュオオオオオオオ!


合体ザマス「ぬあっ!!?」ズァッ


ズゴゴゴゴ…


合体ザマス「ぐっ…が…!」


合体ザマス「はあっ!!」ギュバッ!


合体ザマス「ち…」ピクピク…




「腕を吹っ飛ばしてもやっぱまた戻っちまうんだな」


ザマス「…!」


合体ザマス「…」スタッ


合体ザマス「キサマ…なんだその姿は…」


ベジット「オレの名はベジット、キサマが合体したからこっちも一つになったのさ」


合体ザマス「ち…!」


合体ザマス「…だがキサマの合体は1時間しか持たない…1時間もあればキサマを倒すには十分だろう…」


ベジット「勘違いしてもらっちゃ困るぜ、オレは戦いに負けるつもりはない」


合体ザマス「…なに!?」


ベジット「」スッ


ベジット「」モグッ


ベジット「はっ!!!!」


合体ザマス「!!」


ズ  ァ  オ  ッ  !


超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジット「こいつがブルーベジットだ キサマはオレに跡形もなく消去される」ボボッボボボッ



SSGSSベジット「復活する隙など与えない」



合体ザマス「なんだとっ!?」


SSGSSベジット「やっ!!!」バッ


ドンッ


SSGSSベジット「」ドギュッ


ズドドドドドドドド


合体ザマス「ぐはっ!がぁっ!」


SSGSSベジット「つぇりゃあっ!!」バキイッ


ドゴオッ


SSGSSベジット「いいもんやるぞ!」ブ…ンッ


SSGSSベジット「よっ」バシュッ


ドゴオーーーン


SSGSSベジット「」スタッ



ゴワス「なんと…!」


ゴワス「サイヤ人同士の合体がここまで強力だとは…」


ザマス「これならばやつを倒せる…!」


SSGSSベジット「おーい出てこいザマス」


SSGSSベジット「時間稼ぎなんて真似、神のすることなのか?」


ボコッ


トランクス「じ…地面から手が!」


ガシッ


合体ザマス「ふん!!!」グイッ


ザンッ


合体ザマス「!?」


SSGSSベジット「オイオイ、手を忘れてるぜザマス」ビビビビビ


トランクス「すごい…ザマスの両腕を吹っ飛ばした…!」


合体ザマス「ぐっ…!!」


SSGSSベジット「そりゃっ!!」シュシュシュッ


ザクッ、ズシャッ


合体ザマス「がっ…!」


バキイッ


キー…ン


合体ザマス「」キキッ


合体ザマス「こんなことが…あってはならない…!」ギリッ


SSGSSベジット「はっ!!」ドギャウッ


ドドドドドドッ、バキイッ、ガガガッ


SSGSSベジット「くらえ!ビッグバンアタック!!!」ドウッ


ギュアアアアアアアア


合体ザマス「ぐぐ…ぐわあああああ!!!」


ゴオオオォォォ…


SSGSSベジット「…」スタッ


トランクス「やったか…!」


ザマス「いや…まだだ…油断するなよベジット」


SSGSSベジット「わかってるよザマス様」


ガラッ


異形ザマス「お…おのれ人間…!」ググ…


トランクス「な…なんだあいつ、なんで再生していないんだ…?」


界王神「そ…それにあの姿は…いったい…?」


ゴワス「これは…!」


界王神「ゴワス様?」


ゴワス「…おそらく不死身ではないブラックの肉体が不死身であるザマスの体に影響を及ぼしているのだろう」


ゴワス「ザマスの心と体のバランスが崩れているとするならばそこに勝機があるのかもしれん しかし…それには今よりももっと強力な攻撃を与えなければならない」


界王神「それが出来るのはベジットのみ…ということですね」


ゴワス「うむ…」


トランクス「父さん…悟空さん…頼みます…!」




SSGSSベジット「無様な姿だな、ザマス」 


SSGSSベジット「たかが人間にここまで追い詰められるなんて思っても見なかっただろ?」


異形ザマス「クク…クククク…」


SSGSSベジット「…?」


異形ザマス「どう足掻こうが無駄だ 人間」


異形ザマス「神が合体すれば人間もまた合体する…人間は常に神を模倣する、何故だ?神が偉大な故か?神が美しすぎる故か?だが悲しきかな、神が行えば善となることも、人間が行えばこれまた悪となり…罪となるのだ…」


SSGSSベジット「はあああっ!!」


バキイッ


異形ザマス「!?」ズザザザッ


SSGSSベジット「フン すまねえな、がら空きだったもんでよ…さあ来いよ神様 おめえの理屈は聞き飽きた」


SSGSSベジット「さっさとひねりつぶしてみな」


異形ザマス「…懺悔は聞かぬぞ…」ユラァ…


異形ザマス「人 間 ! ! !」グワッ



ド  ゴ  ン  ッ  !



SSGSSベジット「くっ!」シャッ


異形ザマス「はああ!!」ドギャウッ


ド ガ ッ


ズガガガガガガガガガッ


バシュウッ


SSGSSベジット「はああっ!!!」ギュアア


SSGSSベジット「だりゃりゃりゃりゃ!!」ドドドドドド


SSGSSベジット「だああ!!!」


バ キ イ ッ ッ


異形ザマス「ふっ!」グアッ


SSGSSベジット「」サッ


異形ザマス「でぇああ!」クルッ 


ド ゴ オ ッ


SSGSSベジット「ぐっ…!」


SSGSSベジット「だりゃああ!!」ギャウッ


異形ザマス「はああっ!!」ガガガガッ


SSGSSベジット「だりゃりゃりゃ!!」ドドドドッ


SSGSSベジット「」ガシッ


SSGSSベジット「はあっ!!」ブンッ


ド  ゴ  オ  ッ  !


SSGSSベジット「どうした!」グググッ


SSGSSベジット「神の力はこれっぽっちか!」


異形ザマス「思い上がるな…!」キィィ…ン


SSGSSベジット「んっ!?」


ズ  ァ  オ  ッ  ッ  !  


SSGSSベジット「ぐわあああ!」


SSGSSベジット「」ズザザザッ


異形ザマス「」シュン


異形ザマス「はあああ!!!」グオッ


SSGSSベジット「でやあああ!!!」グワッ


ド  ン  ッ  バ リ バ リ ッ


異形ザマス「はああああああああっ!!!」ゴゴゴゴゴゴ


SSGSSベジット「でぇやああああっ!!!」ドドドドドド


ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ドーーーン ドーーーン


ゴワス「な…なんという凄まじい戦いだ…!」


界王神「す…凄すぎる…ベジットのパワーはもしかしてもうビルス様を…」




異形ザマス「くらえ!裁きの刃!!!」


ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン


SSGSSベジット「であああっ!!」ボウッ


SSGSSベジット「スプリットフィンガーショット!!!」


バババババババババババババババッ


ズガガガガガガガガガガガガガガガッ


異形ザマス「いい加減にくたばれ…人間!」


異形ザマス「聖なる逆鱗!!!」


ズオオオオオオオオッ


SSGSSベジット「させるかよ!!」シュン


SSGSSベジット「スピリッツバンカー!!!」


ギ  ィ  ン  ッ


異形ザマス「神の刃に敵うと思うなぁっ!!」


ギィンッ、ギィンッ、ギャリリリ…


異形ザマス「はあああああああ!!!」


SSGSSベジット「でやあああああ!!!」



カ    ッ    




界王神「ザマス…回復しないどころか…壊れてる…!?」


ゴワス「あの醜い姿…ブラックだったザマスの複雑な思いそのものだ」


界王神「思い?」


ゴワス「ザマスは神と人との矛盾にとらわれ過ぎたのだ…」


ゴワス「何故、人は過ちを犯し、互いに争うのか」


ゴワス「何故、神々は人を許すのか」


ゴワス「何故、神と人とは互いに似た姿なのか」


ゴワス「しかしザマスよ…お前の怒りと憎しみに満ちたその姿…それがお前の望んだ姿なのか?人間を滅ぼせばお前の思いは満たされるというのか?」


ゴワス「…本当は誰かに止めてほしかったのではないのか?…ザマス…」


ザマス「……………」





ドドドドドドドドドドドドッ


SSGSSベジット「どうした!怒りに身を任せたその図体じゃ、オレのスピードにはついてこられないか!!」ドドドドド


異形ザマス「ぐぅっ…があああっ!!」ブンッ


SSGSSベジット「せやっ!」サッ


SSGSSベジット「だあっ!!」バキイッ 


SSGSSベジット「はあっ!!」ドゴオッ


SSGSSベジット「だあああっ!!!」ギャンッ


ド  ゴ  オ  ッ  ッ


SSGSSベジット「」シャッ


SSGSSベジット「これでおしまいだ!!」バチバチ


SSGSSベジット「ファイナルかめはめ波ーーーっ!!!!!」


ズ   ァ   オ   ッ   ッ   !



ギュアアアアアアアアアアアアアア



異形ザマス「ぐっ…あああ!おのれえええええぇぇぇぇ……!!!」ゴオオオォォォ…



ドグォーーーーーーン



ゴゴゴゴゴ……



―――バヒュッ


異形ザマス「どうだ見ろ!これが神だ!!!」ヒュッ


SSGSSベジット「ち!」シュン


SSGSSベジット「」ボウッ


SSGSSベジット「くたばりやがれーーーっ!!!」グワッッ


SSGSSベジット「う!?」ビクッ


バッ


孫悟空・ベジータ「なっ!?」


トランクス「が…合体が解けた!」


界王神「え…!なぜ…!?」


ザマス「!…消耗の激しい変身である超サイヤ人ブルーが合体を維持する時間を大幅に縮めてしまったのでしょう…!」 


界王神「そ…そんな…あともう少しというところで…!」




異形ザマス「」ギョロッ


バキイッ


孫悟空・ベジータ「ぐああああっ!!!」


ドドーーーン


異形ザマス「消えろ!人間!!」ブウン


ギ ィ ン ッ


SS怒りトランクス「くうっ…」ギリ…ギリ


異形ザマス「またキサマか トランクス!!」


SS怒りトランクス「はあぁ!!」キン


ギャリッ ギィンッ ギギッ


異形ザマス「我は…不滅だぁっ!!!」グワッ


バキイッ 


SS怒りトランクス「ぐああっ!」 


異形ザマス「でやあっ!!」ブンッ


SS怒りトランクス「ぐっ…ああっ…!」ギリ…ギャリ…


異形ザマス「さあ、次は誰に助けを求める?過去か?未来か?そうやって神の正義に背き続けるか!キサマら人間はその弱さ故に!!!」


SS怒りトランクス「お…オレは自分の弱さを恥も悔いもしない…!オレはみんなを助けるために戦い、みんなに助けられて生き延びてきた!それがオレだ…!」ギギギ…


SS怒りトランクス「助け合って生きる…それが…」


SS怒りトランクス「オレたち人間だーーーっ!!!」グワッ


ギィンッ


異形ザマス「ぬっ!?」


SS怒りトランクス「オレが最後の希望なんだーーーっ!!!!!」


異形ザマス「人間風情が…!」


SS怒りトランクス「神も…人間も…ない!」


SS怒りトランクス「自分以外を信じないお前にオレは負けない!!」シャッ


異形ザマス「くっ!」ヨロッ…


SS怒りトランクス「はあああ!」ギュオッ


ザ  ン  ッ  !


異形ザマス「ぐあああ!」


異形ザマス「なんだ!?この力は…たくさんの気が混ざり合い…我をえぐる…!」


SS怒りトランクス「自分一人の正義に浸るお前に…オレたちの生きる思いをつぶさせるものか!!!」


異形ザマス「こんな…気がああ!」


バッ


異形ザマス「に…人間が!神に!正義にあだなすのか…!」ヨロッ…


SS怒りトランクス「でやあああ!!!」グオオッ


ズ  ゥ  オ  ッ  !


異形ザマス「ぐ…ああああ…」ビキッ…ビキッ…


SS怒りトランクス「キサマの正義など…知ったことかあああーーーっ!!!」グオオッ


SS怒りトランクス「ファイナルホープスラーッシュ!!!!!」


異形ザマス「バカな!こんな…ぐあああ…!」ビシッ…ビシッ…


異形ザマス「うわあああああああああーーーーーっ!!!!!」


ズ  バ  ア  ッ  ッ  !  !  




ド  サ  ッ  …




トランクス「はぁ…はぁ…!」フッ…



ベジータ「と…トランクス!」


孫悟空「や…やったぞ…あいつがザマスを…!」


マイ「トランクス!」


ゴワス「…ザマス」





グアアアアアアアアアア



悟空たち「!?」


トランクス「ザ…ザマスの体が動き出した…!」


ベジータ「ち…しつこい野郎だ…!」


異形ザマス「に…人間に負けるなど…あってはならない…私はこの宇宙を…私の理想郷に…誰もが認める世界を作りあげるまで…死ぬわけにはいかないぃ…!」グ…グググ…


孫悟空「ま…まずい!う…だ…だめだ…もう体が動かねえ…!」


ベジータ「合体の反動か…!」


トランクス「お…オレが…ぐっ…」ガクッ…


マイ「トランクス!!」


ゴワス「もはや…打つ手はないのか…」


ザマス「………」


ザマス「………ゴワス様」


ゴワス「どうした…ザマス…」


ザマス「私は…界王神失格です…別世界の私を止めることもできず…救えるはずの生命を救えなかった…」


ゴワス「…気に病むことはない…すべては私の責任なのだからな…」


ザマス「…ですから私は界王神としての自分を捨て、私自身のケジメをつけたいと思っています…」


ゴワス「…ザマス?…何をするつもりだ?」


ザマス「生き延びて下さい…ゴワス様…」バッ


ゴワス「ま…待て!ざ…ザマスーーー!!!」  


悟空たち「!?」


ザマス「別世界の私よ…お前がそうなってしまったのはもともとの私の強すぎる正義感のせい…私の罪だ…」


ザマス「罪人同士…地獄で会おう…」スッ






ザマス「破 壊 ! ! !」



悟空たち「!!!」



ド  ク  ン  !



異形ザマス「う…がああ…」シュウウウ…



ザマス「ぐう…ぐぐっ…!!」



異形ザマス「ぎ…ぎゃああああああああ…!!!」シュウウウ…



ザ  ザ  ッ



ザマス「はぁっ…はぁっ…!」ガクッ



界王神「あ…あれは破壊神の技!」


孫悟空「す…すげえあの技をザマス様も!」


ベジータ「こ…今度こそ終わったな…」ドサッ…


マイ「本当に…本当に終わったんだな…」


トランクス「…ザマス様」




ゴワス「…ザマス!!」バッ


ザマス「はぁっ…!はぁっ…!」


孫悟空「え!?どうしちまったんだ、ザマス様!!」


ゴワス「あ…あの技は対象を完全に消滅させる半面、破壊神以外の者が使うと生命を落としてしまうのだ…!」


ゴワス「だからこそ…卓越した破壊神のみが使える禁断の技…」


ザマス「生命を捨ててまでお前は自分の宿命に決着を着けたかったというのか…!ザマス!」


界王神「こ…ここでザマスが死んでしまったら…第10宇宙の破壊神様の命も…!」


ザマス「はぁっ…はぁっ…」


界王神「こ…こんな時キビトがいれば…私が大界王神様の弟子のままだったら、復活パワーを使えたんだ…!」


ゴワス様「た…確かにそうだが界王神に昇格していなければ、時の指輪を使いここに来ることも出来なかった…我々にはどうすることも出来なかったのだ…」


トランクス「…待って下さい…今なんて言いました…?界王神の弟子だと何が使えると…?」 

界王神「復活パワーです 消滅したザマスやキビトのように、界王神に従事する者には体力を回復する能力を身につけることができるのです…それがどうかしましたか…?」


トランクス「……界王神様…オレ…なってます…界王神様の弟子に…!」


界王神「…え!?」


トランクス「ダーブラを倒すときにこっちの世界の界王神様に弟子入りしました…」


界王神「…弟子入りって…もしかしてあの儀式を受けたんですか!?」


トランクス「儀式というのは…まる一日変な踊りをオレのまわりで踊っていた…アレですか?」


界王神「そうです!それです!…ということは…!」


界王神「トランクスさんは復活パワーが使える!!」


トランクス「!そ…そうか…マイがブラックに殺されかけた時…オレの復活パワーで…助けていたんだ!」


界王神「そ…それならすぐにザマスの体力を…!」


トランクス「はい!」バッ


ザマス「はぁ…はぁ…」ゼェ…ゼェ…


トランクス「…ザマス様…!」ボウ…


トランクス「はあああっ!!!」


ド ン ッ !


ザマス「!!!」パチッ


界王神「やった!」


ゴワス「ザマス!」


ザマス「こ…これは…?」ムクッ


ゴワス「界王神の弟子である彼の復活パワーだ」


ザマス「そうかトランクスの復活パワーか…」


ザマス「また私は人間に助けて貰ったのだな…」


孫悟空「大丈夫か?ザマス様…いちち」


トランクス「悟空さん!父さんも今はしっかり休んでいて下さい!」


ベジータ「しかし…これからどうするつもりだ…もうこの世界にはお前たち2人しかいないんだぞ」


トランクス・マイ「……」


界王神「と…とりあえずまずは界王神界に行きましょう!悟空さんたちの体力を回復させなくては…」


―――

――



―――未来の界王神界


孫悟空「カーカー」


ベジータ「グーグー」


トランクス「クークー」


マイ「…3人ともよく眠っていますね」


界王神「ええ…薬草が聞いたのでしょう」


界王神「そういえばゴワス様はどこに…?」


マイ「さっきあっちの方にザマス様と歩いていったみたいですけど…」


界王神「そうですか…」


界王神「…………」







ゴワス「さて、まずは何から話していいやら」


ザマス「……ゴワス様…」


ゴワス「ザマス…よくこの世界を救ってくれたな…礼を言うぞ」


ザマス「いえ…確かに脅威は去りましたが…失われた命はあまりにも多い…」


ゴワス「やはり生真面目だな、私の知っているザマスだ」


ゴワス「気にすることはない…これは私の罪だ」


ゴワス「…ひとつだけ教えてくれんか…お前の世界の私はお前にどんな教えをしたのだ?」


ザマス「私も…私もあのザマスと同じでした…人間はいない方が宇宙は平和になると…ずっとそう信じてきました…」


ザマス「ですがある日ババリという星で人間を見守る大切さをゴワス様から教わったのです」


ゴワス「!ババリ星だと?それはもしや時の指輪を使いババリ星の未来を見たのでは無いのか?」


ザマス「は…はい よくご存知で」


ゴワス「それで…お前の世界のババリ星の未来はどうだったのだ」


ザマス「何も変わっていませんでした…醜い争いをひたすら続けているババリ星人に、私はさらに人間への不信を強めてしまったのです」


ザマス「…ですが、ゴワス様が秩序の生まれを見つけられまして」


ゴワス「(!あの時、後ろからババリ星人に襲われたせいで、私の世界のザマスは結局見ることが無かった…それが…)」


ザマス「ババリ星に僅かではありましたが確かに秩序は生まれていたのです それから私はババリ星を見守り続けました 何度かの大きな争いはありましたがその度に秩序は生まれ、ババリ星は平和でとても豊かな星になったのです」


ゴワス「(あの時…あの光景がザマスの目に映っていれば、ザマスをまったく別の道へ導けたかもしれない………ザマス…)」


ゴワス「そうだったのか…」  


ザマス「はい…それから私は心身ともに鍛錬を続け界王神になることが出来たのです」  


ゴワス「そうか…むこうの私もさぞ喜んでいるであろう」


ザマス「…いえ…それはありません…」


ゴワス「ん?どういうことだ」


ザマス「私が界王神に就いたその日に…ゴワス様は病に倒れられ…そのまま…」


ザマス「くっ……」


ゴワス「そうだったのか…」


ザマス「…この世界に来たのは、本当は別の世界の私を止めにきたという理由が全てではなかったのです」


ゴワス「……?」


ザマス「私が過去に行きたかった本当の理由は…ゴワス様に会うためだったのです」 

 

ゴワス「私に…」


ザマス「申し訳ありませんでした…神の身でありながら自分の目的のために時間を移動してしまって…」バッ


ゴワス「…頭を上げなさい、ザマス」


ザマス「……」


ポン


ザマス「!」


ゴワス「立派な界王神になったな…ザマス」


ザマス「……! ゴワス様……!」




―――その瞬間、彼の目から流れ落ちたモノが、界王神界の大地を濡らしたのをゴワスだけが知っていた








―――その後、現代に戻ったトランクスたちはザマスを倒したことをビルスたちに告げ、このまま現代で暮らそうかとブルマに提案されていたが、ピラフの発見した方法により、帰ることの出来ないと言われていたトランクスたちの未来に行ける方法が見つかったため、その話はなしとなった 


―――界王神ザマスとゴワスはそれぞれもとの世界に戻っていった 時の界王神が絡んでいた事は特にビルスたちの耳に入ることもなかった


―――界王神ザマスはもとの世界に戻る前に荒廃してしまった未来の地球に、新たな生命の息吹を吹き込んでくれた 人間たちは生き返らなかったが、地球はもとの美しい姿を取り戻したのであった


―――そして今日、トランクスとマイが未来に帰る日





孫悟天「もう行っちゃうの?」 


トランクス「ああ、元気で」ギュッ


人造人間18号「いい服だな、似合ってるじゃないか」


マイ「ありがとう」


孫悟空「トランクス、おめぇはホントに強くなった 今のおめぇならどんな敵が来てもぶっ飛ばせる!」グッ


トランクス「そうありたいと思っています」グッ


ブルマ「これ、持っていきなさい 食料から何から何までたっぷり入っているわ」スッ


トランクス「ありがとうございます、母さん」


ブルマ「頑張って、絶対幸せになるのよ」


トランクス・マイ「はい!」


トランクス「それでは失礼します」


トランクス「」スタスタ


トランクス「…!」


ベジータ「……」


トランクス「…父さん」


バッ


ベジータ「たあーっ!」


ドンッ!


トランクス「…ありがとうございました父さん」


ベジータ「フッ……」





ギュオオオオオオオ



ゴゴゴゴゴッ



幼年トランクス「じゃあな未来のオレー!オレも強くなるからなー!」




トランクス「!」


トランクス「ピッコロさん!」





トランクス「悟飯さん…!」



孫悟飯「」グッ



トランクス「!」



未来孫悟飯『君は地球を守る最後の希望なんだ―――』



トランクス「悟飯さん…お…オレは…世界を…くぅっ…」


マイ「……」





孫悟飯「―――トランクスさーん!」


トランクス「!」


孫悟飯「お元気でー!」


トランクス「…!」ゴシゴシ


トランクス「はい!」


マイ「行こう、未来へ」


トランクス「ああ!」




孫悟空「トランクス…今のおめぇならオラたちがいなくてもやっていける 頑張れよ!」


トランクス「(皆さん、ありがとうございました)」


トランクス「(いつか…また…!)」







―――これからも未来はトランクスの手によって守られていくだろう



―――何故ならそう彼の存在こそが





HOPE(希望)なのだから





―fin―



後書き

ここまでご覧いただきました皆さんありがとうございました

漫画版に準拠しつつアニメの設定とオリジナル展開を追加しました

以下、各キャラの補足をしていきます 

孫悟空…基本的にそのままです、ブルー界王拳や漫画版の完成版のブルーは尺の都合上カットしました

ベジータ…こちらもそのままです、超サイヤ人ゴッドを出すつもりだったのですがこちらも展開的に出せなくなってしまったのでカットしました

未来トランクス…主人公です、超サイヤ人怒りを出す展開がアニメ版と違います それ以外は特に変わったところはありません

マイ…非戦闘員だけに影が薄くなってしまったキャラです

ゴクウブラック…一番変えたキャラです このザマスは自分のしていることに多少罪悪感を持っています また自分の考えをゴワスに認めて欲しいという気持ちも持っています なので本編とは大分違うキャラです 異形ザマスになった心と体のズレは一応コレのつもりで書きました

未来ザマス…仲間割れを仕掛けた漫画版と違い完全に裏切りました こちらのザマスは自分のしていることに罪悪感はないですが、悟空と戦ったことも見たこともない為、ブラックに対しては多少考えを理解しかねる一面は持っていました

界王神ザマス…オリキャラです このキャラを出したくてこの作品を書きました もう一人の主人公です もとは他のザマスと同じで人間に対しては不信を強めていましたが、もしババリ星でゴワスの発見を見ていたらひょっとして?という感じで書きました 最初の???はこのザマスです
破壊を使うと死ぬというのだけオリジナル設定です 正義感の強いザマスが界王神になれば最強ではないのか…というイメージを持って登場させました ちなみに強さはアニメ版の悟空に言及されていたように破壊神に匹敵する力を持っています

ゴワス…界王神ザマスを引き立てるため出番が多めです なるべくザマスとゴワスのシーンの説明は多く書きたかったため会話シーンが多いです

時の界王神…名前だけの登場です 神が過去に行くのには時の界王神から許可をとれば大丈夫かな…ぐらいの気持ちで書きました 好きなキャラなので入れたかったというのもありますが説得性のあるキャラクターなので助かりました

全王…名前だけの登場です やはり全王を出すとどうしてもバッドエンドになってしまうのでラストはザマスにトドメを刺させました 全王の友達はどうするんでしょうね(笑)


最後にここまでご覧いただきました皆さん重ねてお礼申し上げます


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください