2017-11-15 00:27:19 更新

概要

おっさん提督と艦娘の、オープンエロな日常を描きます。
提督は凡人です。 TUEEEE分ゼロです。 っていうか戦いません。
R-18です。 エロ話多めですがガチ描写はありません。

前作(その1):
http://sstokosokuho.com/ss/read/10755


惡の華 : 1. 社長会談


提督 「遠いところはるばるようこそおいでくださいました、社長」


社長 「いえいえこちらこそ。 お会い出来て光栄です提督」


提督 「さ、どうぞお掛け下さい。 おい! 何をトロトロしている! 早くお茶をお出ししろ!」


高雄 「・・・・・・は、はい」


    ・・・ ・・・ ・・・


高雄 「・・・・・・ど、どうぞ」 コトッ


社長 「あ、お構いなく。 ・・・ほぉ~! 彼女も艦娘ですか!」


提督 「え? ああ、はい」


社長 「実は私、こちらに伺って初めて艦娘というものを間近で拝見したのですが、なんとまあ、どなたも別嬪さんですなあ。 これは困った」


提督 「いえいえ、あくまで艦娘は艦娘ですよ。 ヒトとは違います。 同じと思ってはいけません」


社長 「そういうものですか?」


提督 「はい。 そういうものです」


高雄 「・・・・・・」


    ・・・ ・・・ ・・・


社長 「提督、ご武勇はかねがね伺っております。 噂によりますと、八面六臂のご活躍をされているとか・・・」


提督 「滅相もない。 ・・・といいますか、そういう情報は本来あまり外に出ないものなのですが・・・。 民間の方にそう言っていただけるとは、恐縮です」


社長 「こちらにも色々と伝手がありまして・・・。 それで、その伝手によりますと、提督は大佐であらせられながら、未だ独身ですとか・・・」


提督 「いやはや、社長さんも侮れませんなあ・・・」


社長 「いかがでしょう? ここらでお身を固めてしまわれては・・・?」


提督 「ははっ、流石は社長さんでいらっしゃる。 本題に入られるのがとても早い」


社長 「事前にお伝えした通りですから。 ・・・して、いかがですかな? 私どもの縁談の件、ご一考いただけましたかな? 」


提督 「ご覧の通り、私は軍人ですよ。 しかも前線の。 お相手方を幸せにできるとはとても思えませんが・・・」


社長 「私も一介の事業主として、及ばずながらお気持ちは分かるつもりです。 ですが、良いものですよ。 誰かが寄り添ってくれるというものは・・・」


提督 「・・・確か、お相手の方は・・・」


社長 「はい。 私どもの次女です。 まだまだ世間知らずですが、愛情だけは込めて育てたつもりです」


提督 「ご紹介の文(ふみ)を拝見しましたが、とても清楚で気立ての良い娘さんですね。 凛としていて芯もありそうな・・・」


社長 「ありがとうございます」


提督 「しかし、この春に学院を卒業されたばかりとか・・・。 いささか歳が離れすぎていては・・・?」


社長 「いえいえ。 この程度はよくあることですよ」


提督 「ふむ・・・」


社長 「まずは一度、顔を合わせてお話をされてみてはいかがですか?」


提督 「・・・・・・(ボソッ) 18歳か」 ニタァ・・・


社長 (・・・・・・え?)


惡の華 : 2. ぼくがかんがえたさいきょうのブラ鎮


提督 「・・・でしたら、こういうのはいかがでしょう?」


提督 「まずはお互いを知る上でも、娘さんにはこちらに来ていただいて、しばらくこの鎮守府で滞在されてみては・・・?」


社長 「滞在、ですか・・・?」


提督 「ええ。 ここなら戦禍にさらされることはまずありませんし、衣食住全て整っております」


社長 「・・・なるほど・・・」


提督 「艦娘どもも私の言うことには従いますので、いくらでも小間使いに使えます」


社長 「とっ、とんでもない! 護国の御神体に対してそのような・・・」


提督 「ああ、あれらはそんな巷で言われるような御大層なものではありませんよ。 正直、従順すぎてつまらぬと思っているところです」


社長 「・・・・・・」


高雄 「・・・・・・」


提督 「ここでの暮らしは、娘さんにも良い社会経験になるでしょう。 女学院を出て、新しい世界を開く喜び・・・素晴らしいではありませんか」


社長 「・・・・・・」


提督 「娘さんの準備が整いましたらお伝え下さい」


社長 「・・・少し、考えさせて下さい」


提督 「よしなに。 ・・・それでは、別件の方へ参りましょう」


社長 「えっ?」


提督 「社長には及びませんが、私も話が早いのが好きでしてね・・・。 おい、アレ持ってこい!」


高雄 「・・・・・・はい。 こちら・・・でよろしいですか?」 スッ


提督 「グズグズするなよ!(パシッ) ・・・さて社長、こちらをご覧ください」 スッ


社長 「・・・・・・これは・・・?」 ペラッ


提督 「社長ならお分かりになるでしょう? ・・・ウチで 『使ってしまったことにできる』 資材のリストです」


社長 「・・・・・・」


提督 「こんなご時世ですからね。 お互い何かと入り用でしょう。 便利ですよ。 帳簿に載らない蓄えというのは・・・」


社長 「・・・い、いえ、私は・・・・・・」


提督 「おや? わざわざこちらまで足をお運びくださったのは、てっきりこれが目的かと思ったのですが・・・」


社長 「その・・・そのようなつもりでは、決して・・・」


提督 「ふむ・・・。 じゃあこっちかな? オイ! この前のアレ持って来い」


高雄 「・・・・・・申し訳ございません提督。 『アレ』 とは一体・・・」


提督 「チッ・・・つっかえねえ奴だなオイ!」 ワシッ


高雄 「あっ! うっ・・・。 申し訳ありません・・・。 あの・・・胸を・・・やめて下さい。 お客様の前で・・・」


社長 「て、提督! やめてあげて下さい! 流石に目に余ります!」


提督 「おや? 社長、こういうのはお気に召しませんか?」 モミモミ


高雄 「ぁ・・・うぅ・・・・・・」


社長 「な、何を・・・・・・」


提督 「ここは誰の目も憚ることない鎮守府。 宜しければ、楽しんでいかれませんか? お好みの艦娘をお貸ししますよ?」


社長 「な・・・っ!?」


提督 「社長さん、貴方は立派なお方だ。 今までご家族や部下を守って、真っ直ぐに邁進して来られたのでしょう? そしておそらくこれからもずっと・・・」


社長 「・・・・・・」


提督 「ですが、長い人生、ここらでご褒美のひとつもあってもいいのではないですかな? ご家庭とも会社とも離れて、ね。 貴方にはその資格がある」


社長 「提督・・・貴方は一体何を・・・」


提督 「私はね社長。 貴方と今後とも良い関係を築いていきたいのですよ」


社長 「・・・・・・」


提督 「これから家族ぐるみのお付き合いになるかもしれませんしね。 社長もそれがお望みでいらしたのでしょう?」 ニヤニヤ


社長 「・・・・・・っ!?」


提督 「私に目をつけられるとは流石です。 今日は泊まっていって下さい。 お互いのメリットについて話し合いましょう。たっぷりとおもてなししますよ」 ニタァ


社長 「っ・・・!? き、急用ができましたので、これにて帰らせて頂きます!」 バッ


    ツカツカツカ バタン


提督 「・・・・・・そうですか・・・。 それはとても残念です・・・・・・」


惡の華 : 3. ・・・という冒頭だったのさ


高雄 「・・・・・・・・・・くっ」


提督 「・・・・・・・・・・ぷっ」


高雄 「あははははっ! あははははっ!」


提督 「あはははは! 俺テラ悪徳商人www」


高雄 「『アレ持ってこい!』 とかwww ドヤ顔でwww」


提督 「うっさいわバカwww」


高雄 「ちょいワル提督かわいい・・・うくくっ・・・」


提督 「かわいいってなんだよかわいいいって! また胸揉みしだくぞコノヤロウ!」


高雄 「くっ、殺しなさい! 貴方の辱めを受けるくらいなら死んだほうがマシよ!」


提督 「お前自分のキャラよく分かってやがんな」


高雄 「勉強しましたもの。 ・・・で、私はどこのオヤジへ貸し出されるのかしら?」


提督 「すみませんでしたぁぁ~~!!」 ドゲザ


高雄 「提督、この高雄が思いっきりいじめてあげましょうか? なんせ、私たちは従順すぎてつまらないそうですから」


提督 「もう許して・・・」


高雄 「ふふっ、冗談よ♪」


    ・・・ ・・・ ・・・


提督 「はぁ~・・・演技しんどかった~・・・」


高雄 「そう? 私は結構面白かったわ。 まあ、これで提督の縁談もなくなりましたね」


提督 「うん。 あの社長だけじゃなく、たぶん今後こういう話が舞い込んでくることもなくなるだろうな」


高雄 「え、なんで?」


提督 「あの人が言いふらすから」


高雄 「大変じゃない!? ウチがブラック鎮守府としてゴシップ記事に・・・!」


提督 「たぶん大丈夫。 伝わるのはあのグループと繋がりのある社交界だけ。 社長の人となりはちゃんと調べた」


高雄 「どういうこと?」


提督 「あの社長ってさ、叩き上げからの入婿なんよ。 現グループ会長の一人娘に見初められて、財閥の一員入りした感じ」


高雄 「うわぁ・・・逆玉だったんだ・・・」


提督 「今回の縁談はからさまに政略結婚だけど、軍とコネを作りたいとか人脈を広げたいとか、もっと真っ当な方面が目的」


高雄 「まあ、堅実な経営しそうなタイプに見えたわね・・・」


提督 「ちゃんと我が国を支える人達だからな。 品格も規律も清廉さも、長期的に見れば儲けに繋がると分かってる」


高雄 「そういうもの?」


提督 「そういうもんよ。 だから、さっきの俺みたいなのは許せない。 どう考えても内側に取り込んだら毒にしかならん」


高雄 「あら、お気の毒様」


提督 「んで、類友というか、まあ立場と志を等しくする人達は、集まってそこだけで情報共有し合う」


高雄 「あぁなるほど! つまり、提督は今回ので、我が国のホワイト財界にブラックリスト入りを果たしたわけね!」


提督 「まあそうなるな。でもたぶん、そのブラックリストは表に出ない。 あちらさんの商売道具だからな。 情報は絞るもんだ」


高雄 「ふーん。 そういうものですか・・・」


提督 「妙な正義感出すような下手くそな連中でもあるまい。 まあひっそりと俺からフェードアウトしていくだろうよ」


高雄 「じゃあ、当面はクソ提督として安泰ですね♪」


提督 「お前容赦ないな・・・。 まあその通り。 あの社長があんな薄っぺらい誘惑に乗らない人でよかった。 まだまだこの国も捨てたもんじゃないね」


高雄 「乗ってたらどうしました?」


提督 「それは・・・正直考えてなかったな。 ゲス役として物別れするプラン一本だったから・・・」


高雄 「ちなみに、お相手がはじめからゲスだった場合は?」


提督 「そんときゃこっちが正義漢役でドン引いてやってたさ。 でも俺アドリブ弱いから、はじめからどっちかに配役決めさせてください・・・」


高雄 「結構大雑把なプランなのね・・・」


惡の華 : 4. くーろーまーくー


    コンコン ガチャッ


大淀 「提督、社長をお見送りしてきました。 首尾は上々のようですね」


提督 「ご苦労様。 作戦参謀殿」


高雄 「あら大淀。 今回のはあなたの発案なの?」


大淀 「ええ、まあ・・・。 提督から急に 『お見合い話を潰したい』 と泣きつかれまして・・・」


提督 「言い方悪いなオイ。 まあ相談に乗ってもらったのは事実だけども・・・」


大淀 「・・・にしても、今どき政略結婚とは・・・。 おモテになるんですね提督殿」


提督 「イヤミか貴様。 俺これでも大佐だぞ。 軍のお偉いさん」


高雄 「そういえばすっかり忘れてたわ」


提督 「オイコラ。 ・・・まあ実際、佐官以上で独身っていう掘り出し物は数が少ない。 言っちゃなんだが、書類だけ見りゃ優良物件って自覚はあるよ」


大淀 「確かに。 提督もういいお歳ですのに・・・。 ホモ疑惑とか平気ですか?」


提督 「・・・ノーコメント。 ただ、実際上からも 『体裁悪いから身を固めろ』 ってせっつかれてるよ」


高雄 「うーん・・・民間企業が軍のお偉いさんなんかと繋がり持って、いいことなんてあるんでしょうか?」


提督 「今の海軍はお前らのお陰ででかい顔できてるからな。 嫡子はともかく、次女・三女あたり送り込んででパイプ繋げとくのは悪い手じゃねえよ」


大淀 「生き馬の目を抜く世界ですね」


提督 「そんなわけで、こっちが乗り気ならいくらでも見合い話は舞い込んでくる。 だから大本営にはちゃんと 『お世話不要』 って伝えてある」


高雄 「さっきのは?」


提督 「あれは目ざとく自力でアプローチしてきた例。 大変珍しい。 やっぱやり手の社長さんは違うわ」


高雄 「ふーん・・・」


提督 「妙に乗り気で困ったよ。 ああいうのも営業のうちに入るのかねえ・・・。 お陰でこんな小芝居を打つ羽目になった・・・」


大淀 「珍しいと言えば、もう一方(ひとかた)、提督にご執心なのがいらっしゃいましたね」


提督 「・・・アレか・・・。 あの子とは旧知の仲でな。 なまじこっちのやり方を知られてるだけに、手の打ちようがない・・・」


大淀 「提督のここでの生活を知ったら、普通はドン引きすると思うのですが・・・」


提督 「だよなぁ・・・。 わけがわからん。 なんなんだあいつ。 はよ他のまともな男探せ」


大淀 「・・・そこまで理解があるなら、いっそ仮面夫婦にでもなってみては? 案外八方うまく収まるかもしませんよ」


高雄 「えっ?」 ピクッ


提督 「・・・いや、独身のままでいいよ。 なあ高雄」 スッ


高雄 「・・・バカめ、と言って差し上げますわ」 プイッ


提督 「無遠慮に胸を揉ませてもらった責任くらいは取らせてもらうよ」 ナデナデ


高雄 「・・・それこそ、バカめ、ですわ (////)」 クルクル


高雄 (・・・正直、あの強引な感じも悪くはなかったのだけれど、言わぬが吉ですわね・・・ ////)


大淀 「・・・提督、イチャイチャするのも結構ですが、私へのご褒美も忘れないで下さいね」


提督 「新しいメガネでいいか?」


大淀 「いらんわボケ! 勝手にメガキチキャラにしないの! たまには私も構いなさい」


――――――――――――――――


明石 「らっしゃいらっしゃい! 本日の目玉商品はコレ! 『衝撃! 提督が艦娘をゴミのように扱う貴重映像!』 安いよ安いよー!」


潮 「・・・・・・く、下さい (////)」 ドキドキ


曙 「潮っ!? だ、ダメよ! クソ提督のクソなとこなんて見たら目が腐っちゃうわ!」


潮 「曙ちゃん・・・曙ちゃんも、一緒に見よ?」


曙 「・・・・・・うん」


伊168 「あの映像見た? すごいね~!」


伊401 「あはは見た見た! 提督が悪役超頑張ってるの。 マジうける♪」


伊19 「提督が強引なのも悪くないのね! イク、今度直に願いするの!」


    ・・・ ・・・ ・・・


青葉 「明石、売上は順調のようですね」


明石 「ええ青葉。 お陰様でね。 また頼むわ」


青葉 「任せて下さい! この青葉、スクープ盗撮にかけては右に出るものはいません!」


    ・・・ピンポンパンポーン↑


提督 『青葉、明石。 至急執務室まで出頭せよ。 以上』


    ・・・ピンポンパンポーン↓


明石 「もうバレたか・・・」


青葉 「うえぇ・・・。 ・・・ハッ!? これでまた貴重なお仕置きシーンが撮れるかも・・・!」


明石 「あんた少しは自重しなさいよ・・・」


第一次コタツ大戦 : 1. 正面海域を死守せよ!


    スタスタスタ・・・


提督 「ふんふんふーん♪ ・・・会いたかった・・・。 会いたかったぞ、コタツ!」 スタスタ・・・


提督 「君の圧倒的な性能に私は心奪われた・・・。 この気持ち、まさしく愛だ!」 スタスタ・・・


    ガチャッ


提督 「ってなわけで、コタツ開き一番乗り~♪ ってうおおぉぉいっ!!?」


初雪 「・・・・・・」 ペラッ


望月 「~~♪」 ピコピコ


    ヌクヌク・・・


提督 「バカな・・・なんて早さだ・・・。 コタツ出してちょっと目を離しただけだったのに、もうすっかりくつろいでやがる・・・」


初雪 「ん。 司令官、おつかれ~・・・」 ペラッ


望月 「おつ~・・・」 ピコピコ


提督 「うっわこいつら・・・。 マンガと携帯ゲームから目を離しすらしねえ・・・」


初雪 「司令官も早く来なよ~。 仲間に入れてあげりゅぉ~・・・」


提督 「おい最後までダレずに話せ。 あとそのコタツ用意したの俺」


望月 「一緒にダメ人間になろうぜ司令官。 あとこのボス意外と硬い。 なんとかして」 ピコピコ


提督 「お前のゲームの中身なぞ知らんがな。 んじゃ、お邪魔するわよぉ~」


    モゾモゾ・・・ ヌクヌク・・・


提督 「あ゛~~~~・・・・・・」


望月 「おっさんか」


提督 「そんなこと言う奴にはこのお土産はやらん」


望月 「ん? (チラッ) おおっ! みかんと鈴カステラ! いいねえコタツ映えするねぇ! さすが司令官様わかってる! よっ日本一!」


提督 「調子いいなぁお前・・・。 まあ、余ったら置いとくつもりで多めに持ってきたから、好きにつまむといい」


初雪 「でも湯呑みが1個・・・。 司令官、私達のお茶は~?」


提督 「ねぇよ。 お前らがいるとは思わなかったもん。 欲しけりゃ自分で淹れてこい」


初雪 「この鬼! 悪魔! こんな鬼畜任務今まで受けたことないよ!」


提督 「お前の基準どうなっとるんだ・・・」


初雪 「まあいいや。 とりあえずみかん食べたい。 食べさせて」


提督 「いや自分で剥いて食えよ」


初雪 「・・・司令官、ウチの家訓にこういうのがある。 『マンガを読む時は手を汚すべからず』」


提督 「・・・で、俺に食わせろと? アホか! マンガ閉じて起き上がってこい!」


初雪 「や! 今ちょうど美味しそうなバトルがはじまるとこなの。 ・・・あそうだ! 今すぐザッハトルテ作ってくれたら言うこと聞く」


提督 「は? なんで突然・・・あっ! さてはそのマンガに出てきたな! すぐ流されおってからに・・・」


望月 「ん~、あたし今は洋梨のタルトって気分じゃないんだよね~・・・」 ピコピコ


提督 「・・・お前はお前で、食えもしないゲーム内の回復アイテムにダメ出しすんな」


望月 「司令官。 あたしの祖母の遺言も 『3DSで遊ぶときには手を汚すな』 だったんだ・・・。 みかんはよ」


提督 「最新ゲーム機に理解あるばあちゃんだなオイ。 ってか誰や!? お前ここの工廠生まれだろが!」


初雪望月 「「みーかーんー! みーかーんー!」」 ゲシゲシ


提督 「やめろ! わかったからコタツの下で足蹴んな!」


第一次コタツ大戦 : 2. 補給線を確保せよ!


    ムキムキ・・・


提督 「ホレ初雪。 皮を剥いた俺のアレだ。 うまそうに頬張れ」 スッ


初雪 「あー・・・んっ」 パクッ モグモグ・・・


提督 「ツッコめや!」


初雪 「んー・・・甘みが足りないね。 60点」


提督 「くそう、下ネタはスルーか・・・。 まだ旬じゃないからな。 大目に見てくれ」


望月 「司令官司令官。 あたしにも固くて太いのを・・・」


提督 「ありがとうもっちー。 でもその形容詞、みかんと何一つ掛かってないぞ」 スッ


望月 「あ・・・ん・・・」


    パクッ ヌロン


提督 「うひゃぁぃっ!? 指ごと食いつくな! ドキドキしちゃうだろ!」


望月 「(モグモグ) ごめん。 よく見てなかったから照準甘かった。 あと指ちょっとしょっぱかった」


提督 「画面に釘付けかよ・・・。 あ、そういえば俺さっきトイレ行ったあと手洗ったっけ?」


    ゲシゲシ ゲシゲシ


提督 「痛い痛い! 冗談だって! いつも洗ってるから!」


初雪 「司令官引くわー・・・。 あ、おかわり。 あーん」


提督 「お前引くなら引けよ。 口開けて雛鳥か。 ほい」 スッ


    パクッ ヌロン


提督 「おほぃっ!? なんでお前まで指くわえた!?」


初雪 「いやぁ~照準甘くってさぁ~」


提督 「・・・今度指に唐辛子塗ったろか・・・」


初雪 「それ自分で目こすって自爆するやつだよ。 あとみかんの白い筋の取り残しが甘い」


提督 「手厳しいなお嬢様!」


望月 「ん」 クイッ


提督 「ん」 スッ


望月 「ん」 パクッ モグ・・・


望月 「ッ!? ペッ! これ皮!」


提督 「フッ・・・よく見てないからそういう目に合うのだ」


望月 「ちぃっ、司令官の分際で・・・」


提督 「画面とかマンガとか見てないでもっとボクを見てよ! こんなに立派に育ったボクをさあ!」


望月 「うわ~こいつめんどくせえ~」


初雪 「寂しがりか。 ほら初雪がつきあったげるよ。 次よこしな。 あーん」


提督 「そんな初雪にはこっちをやろう」 クイッ


初雪 「ん・・・・・・」 パクッ モグモグモグモグ・・・


提督 「クックック・・・。 鈴カステラは喉が渇くだろう・・・?」


初雪 「・・・・・・」


    ムクッ ガシッ ズズッ


提督 「あっお前、俺のお茶を勝手に・・・」


初雪 「ふぅ~・・・。 司令官、寝っ転がって飲めるやつ持ってきてよ。 紙パックでストローのやつとか」


提督 「お行儀悪いので許可しません。 ちゃんと座って飲みなさい」


初雪 「まあとりあえずはこれでいいや」


    パクッ モグモグ ズズッ


提督 「・・・最後にお茶飲み干した奴がおかわり持ってくることな」


望月 「・・・・・・」


    ムクッ ガシッ ズズッ


提督 「あっコラもっちー。 ここぞとばかりに余裕のあるうちに飲みに来んな」


望月 「(モグモグ) うん。 鈴カステラもうまいね」


提督 「間宮さん特製だからな。 たこ焼き器でポコポコ作れるらしい」


望月 「(ズズッ) ふぅ・・・。 司令官、あたし次は冷たい麦茶がいい。 コタツのせいでちょっと暑い」


提督 「こんの贅沢もんが! 外出て頭冷やしてこい!」


初雪 「ん~・・・私も冷たい麦茶でいいや。 んじゃ司令官よろしく~ 」


提督 「ふざけんなよお前ら。 なんで俺がおかわり持ってくることになってんだよ?」


望月 「いやだってほら・・・ねえ?」


初雪 「ねえ?」


提督 「くそう、結託しやがって・・・。 じゃんけんしようぜじゃんけん! はいじゃーんけーん・・・」


初雪 「・・・・・・」


望月 「・・・・・・」


提督 「ノッてこいよ!」


初雪 「多数決なら付き合ったげるよ」


提督 「オチが読めるわ! ・・・もういいよ。 冷たい麦茶3つでいいな?」


望月 「あとスルメとか酢昆布とかあられ的なもん」


提督 「おっさんか!」


初雪 「あとザッハトルテ」


提督 「だからねえっつの!」


    ・・・ ・・・ ・・・


    ガチャッ


提督 「ほい、おまたー。 スルメと酢昆布は確保できたぞ」 コトッ


初雪 「・・・・・・・・・・・・あ、うん・・・」 ペラッ


望月 「・・・・・・・・・・・・そこ置いといて・・・」 ピコピコ


提督 「・・・・・・なんだろう・・・これがオカンの気持ちか・・・」


第一次コタツ大戦 : 3. 敵の侵略威圧行動に応戦せよ!


初雪 「・・・・・・・・・・・・」 ペラッ


望月 「・・・・・・・・・・・・」 ピコピコ


提督 「・・・・・・・・・・・・」


提督 (・・・・・・望月が、コタツの下で俺の足の上に足乗っけてきてる・・・)


望月 「・・・・・・・・・・・・」 ピコピコ


提督 (まあ、そのくらいは許容してやろう・・・。 問題は初雪の方だ・・・)


初雪 「・・・・・・・・・・・・」 ペラッ


    ペシッ・・・ ペシッ・・・ ペシッ・・・ ペシッ・・・


提督 (・・・コイツ、リズミカルに俺に向かって足パタパタさせてきやがる・・・)


提督 (・・・とりあえず、空振りさせてみるか・・・)


    ペシッ・・・ ペシッ・・・ スカッ・・・


提督 「・・・・・・」 ニヤリ


初雪 「・・・・・・・・・・・・」


    グリグリグリグリ・・・


提督 「っ! ・・・・・・ (ニャロウ・・・逃げにくいふともも狙ってきやがった)」


初雪 「・・・・・・」 フフン


提督 「・・・・・・ (・・・そういうことなら、こちらにも考えがある)」


    ・・・・・・ツー・・・


初雪 「っ!? (////)」


提督 「・・・・・・ (お返しだ。 足の裏ででふとももの内側を撫でさすってやる。 ククク・・・リーチの差を思い知れ!)」


初雪 「・・・・・・」 キッ


    グニッ グニグニグニ・・・


提督 「っ!!? (マジか初雪・・・!? 直接狙ってきやがった・・・ッ! 俺の・・・急所を・・・ッ!)」


初雪 「・・・・・・ (フー フー ////)」 グニグニ


提督 「・・・・・・ (クッ・・・このままでは分が悪い・・・。 あんよの刺激が俺のおチ●ポ様に左右から・・・って左右っ!?)」


望月 「・・・・・・ (////)」 グニグニ


提督 「・・・・・・ (バカな・・・いつの間にかもっちーが参戦してる・・・だと? くそう、勘付かれたか・・・)」


望月 「・・・・・・ (・・・楽しそうなことになってるじゃないか。 仲間外れは許さないよ・・・!)」 グニグニ


提督 「・・・・・・ (くそっ! こうなったらこちらにも迎撃を・・・!)」


提督 「・・・・・・ (・・・いや、その前に・・・)」


提督 「・・・・・・・・・・・・お前ら・・・いいんだな・・・?」


初雪望月 「「・・・・・・」」 ピクッ


提督 「・・・・・・これは、戦争だぞ・・・?」


第一次コタツ大戦 : 4. HA/MO両面同時攻略作戦!


望月 「・・・・・・ (////)」 コクン


初雪 「・・・・・・ (////)」 コクン


提督 「・・・・・・・・・そうか。 わかった・・・」


    グッ


提督 (両足の親指をそれぞれのワレメに・・・あくまでソフトに・・・)


    クニュッ


初雪望月 「「っ!!? (////)」」


提督 「言っただろう・・・? これは・・・戦争だと・・・!」


初雪 「ふ・・・ふふ・・・望むところ・・・ (////)」


望月 「・・・司令官こそ、あたし達二人がかりにかなうとでも思ってるの?」


提督 「舐めるなよ・・・。 あ、でもこれだけは注意させて。 棒はまだしも、玉はとてもデリケートだから。 外付け内臓だから。 一歩間違うと死ぬ」


望月 「司令官こそ舐めないでよね。 あたし達は艦娘。 精密動作ができない者などいない」


初雪 「そういう司令官こそ気をつけてよ。 そこがデリケートな部分なのは私達もおんなじだし・・・ ////」


提督 「ふっ・・・場数で分があるのは俺の方だ。 百戦錬磨の絶技、見せてやろう・・・」


    フワッ・・・ フワッ・・・


提督 (あくまで基本はフェザータッチ。 しっかりと緩急をつける)


提督 (ときどき範囲を広げて虚を突く。 緊張と安心との間の揺れ動きを手玉に取る)


提督 (クリは慎重に・・・。 『偶然当たっちゃった』 風を装いながら、反応を見て頻度を変えていく)


提督 (悪いが左右の足で別々の動きは無理だ。 微調整しながら、ほぼ同じ動きで、二人から同じ反応を狙う)


    グニッ・・・ グニッ・・・


初雪 (うっわ・・・。 司令官これマジな動きだ・・・。 油断すると持ってかれる・・・。 応戦しないと・・・)


初雪 (成り行きで、私が提督のアレの根元担当、もっちーが先っぽ担当ってことになったっぽい・・・)


初雪 (ど、どうしたらいいんだろうこれ? ・・・とりあえず、お腹側に押し付けてみよう。 えいっえいっ)


初雪 (つ・・・強くないかな? 大丈夫かな? うわぁ・・・棒硬い・・・コリコリしてる・・・ ////)


    クリッ・・・ クリッ・・・


望月 (う、うわぁぁなんだコレなんだコレ!? どうしてこうなった!? ハズいハズいハズいっ! ////)


望月 (司令官の足の先があたしのお股に・・・! 逃げたい腰引きたい! でもなんか二人とも逃げない雰囲気・・・)


望月 (ええい死中に活だこの野郎! えっと・・・こんな感じ? なでなで・・・。 うわぁ感触ソーセージみたい・・・ ////)


望月 (ひゃあぅっ!? 司令官、いまの刺激強い! くそう反撃だ。 もっと強くしてやる!)


    クニュ・・・ クニュ・・・


提督 「・・・・・・」


初雪 「・・・っ・・・っ (////)」


望月 「・・・・・・~~ (////)」


    ・・・ ・・・ ・・・


    クチュ・・・ クチュ・・・


提督 (二人とも結構湿ってきたな・・・。 濡れ具合は・・・望月のほうがちょい多めか。 結構意外・・・)


提督 (感じてくれるのは嬉しいが、布越しの柔らかなタッチが難しくなった・・・)


提督 (だが、幸いにもこちらの防御は余裕だ。 二人とも責め方が手探りな上に、今やもう自分の側で耐えることに精一杯らしい)


    グッ・・・ グッ・・・


初雪 (・・・も、もうダメ・・・。 自分でも何してんのかわかんにゃい・・・ ////)


初雪 (・・・くっ、殺せ! ////)


    グイ・・・ グイ・・・


望月 (・・・もういいから・・・勝負とかもういいから・・・ ////)


望月 (終わらせて・・・イかせて・・・・・・ ////)


    クリュ・・・ クリュ・・・


提督 (・・・・・・頃合いか・・・)


提督 「・・・二人ともよく頑張った。 楽にしていいぞ。 最後ちょっと強めにするから受け入れろ」


初雪 「・・・・・・ん (////)」


望月 「・・・・・・うん (////)」


提督 「よっし行くぞ! おりゃ・・・」


    ピッキーン!


提督 「ぁああああぁつったー! 足つったぁあぁあぁーーー!!」


    ゴロゴロゴロゴロ・・・


提督 「くぅっ・・・疲労の蓄積が・・・・・・」


望月 「・・・・・・ぇ、ぇぇ~~・・・・・・」


初雪 「・・・・・・ないわ~・・・・・・」


    ・・・モゾモゾ・・・ モコッ


多摩 「・・・提督、いくらなんでもそれはないにゃ。 二人とも不完全燃焼にゃ」


提督初雪望月 「「「!!?」」」


双龍弓道教室: 1. 日々是修練


蒼龍 「そう。 そのまま・・・・。 体の中心線を意識して。 足の位置は動かさないでね・・・」


飛龍 「背筋伸ばして。 呼吸を落ち着ける。 目線は的の方」


提督 「・・・・・・」


    ・・・ ・・・ ・・・


蒼龍 「次。 打起(うちおこ)しから引分(ひきわ)けへ。 いい? ゆっくりとよ?」


飛龍 「ホラ、ガイドしたげる。 右手は額より上から頬付(ほおづ)けへ。 両手とも水平に保って。 ゆっくりと引く」


提督 「・・・くっ・・・キツイな・・・」


蒼龍 「慣れてないとそうだね。 だから慣れるまで鍛錬が必要」


飛龍 「あはっ。 提督、プルプルしてる。 こりゃしばらくかかるねー」


提督 「むぅ・・・・・・」


    ・・・ ・・・ ・・・


蒼龍 「はいっ! じゃあ、これまでの射法八節を、1分かけてゆっくり行うよ。 とりあえず10セット!」


提督 「うえっ!?」


飛龍 「おかしかったらすぐ指導するからね。 変な癖つけないように」


提督 「く・・・もう全身しんどいんだけど・・・」


    ・・・ ・・・ ・・・


蒼龍 「まっ、今日はこんなもんにしときますかっ」


飛龍 「提督、お疲れ様♪」


提督 「ありがとうございましたー!」


蒼龍 「お茶持ってるくるからちょっと待っててねー」


提督 「いえっふー!」


    ・・・ ・・・ ・・・


提督 「ふぅ・・・。 まさかこんなことになるとは・・・」


飛龍 「にひひっ! アテが外れたでしょ?」


提督 「(ギクッ) な、なんのことかな? 俺はただ、弓道体験入門したかっただけですじょ?」


蒼龍 「どうせ初心者指導にかこつけてキャッキャウフフしたかったんでしょ? ガチなら赤城さんと加賀さんのとこ行ってるもん」


提督 「くぅ~、なんも言えねえ・・・」


飛龍 「他のスポーツとかだったら、提督のお望み通り、もっとテキトーに楽しくやってもよかったんだけどねー」


蒼龍 「ひとたび弓道場に足を踏み入れたからには、おふざけは許さないよ!」


提督 「すまん、侮ってたわ・・・。 さすがは二航戦と言ったところか。 弓も触らせてもらえないし・・・」


飛龍 「素人に本物の弓引かせるわけないじゃん。 練習用のゴム弓でじゅうぶん」


提督 「俺もスカッと飛ばしたい」


飛龍 「弓道ってそういうんじゃないんだけど・・・。 もう少し練習したらね」


提督 「もう少しってどのくらい?」


蒼龍 「ん~そうだね~・・・。 私達と、あと赤城さん、加賀さん、鳳翔さんあたりからお墨付きもらったら」


提督 「無理ゲーにも程がある!」


飛龍 「やだなー、ちゃんと合格ラインは一般人レベルにするって♪」


提督 「信用ならねえ・・・」


蒼龍 「提督、弓というのはれっきとした武器よ。 いわば抜き身の真剣と同じ。 心得がないとすぐに大事故に繋がるからね」


提督 「ああ、それはお前らのを見学してよく分かったよ。 ・・・おっそろしいもんだな。 あれが本物の弓矢ってもんか・・・」


蒼龍 「そう。 一般人なら、ひとたび射線に入ったら、もうよけることも防ぐこともできない。 どうしようもなく速くて鋭い。 それが弓」


提督 「あんなんもう祈るしかないやん・・・。 昔の足軽とか頭が下がるわ・・・」


飛龍 「射る方も下手すると危ないしね。 引き絞った和弓の復元力は、耳でも指でも簡単に切り飛ばすよ」


提督 「こわっ!」


蒼龍 「だからここではちゃんとしてね。 先生の指示には従う。 礼節を重んじ、清く正しく!」


提督 「はい! 先生!」 ビシッ


飛龍 「袴姿で敬礼だと変な感じだねー。 そこは礼だよ」


提督 「あそっか。 つい海軍式の癖が・・・」


飛龍 「あははあるある。 提督、その袴姿、なかなかサマになってるよ」


提督 「そう? あんがと。 こんなん着たの士官学校以来だよ。 あの頃は剣道やらされたっけな・・・」


蒼龍 「提督っていつも軍服なイメージあるから、なんか新鮮・・・。 久しぶりに着た感想はどう?」


提督 「・・・・・・スースーします (////)」


飛龍 「キモっ!」


提督 「ぷぷっぴどぅ~♪」


蒼龍 「袴でそれは無理がある・・・」


提督 「・・・それはそれとして、お前ら二人とも胸当て付けないのな」


蒼龍 「まあね。 私達艦娘だからね。 きっとこれでちょうど良いようにできてんだよたぶん」


提督 「なんか自分のことなのに曖昧だなぁ」


蒼龍 「自分のことなんて自分じゃわかんないもんだよ」


提督 「唐突な哲学」


飛龍 「提督は私達にも胸当てあったほうがいいと思う?」


提督 「ないほうがいいです!!」


飛龍 「うわっ、力説!?」


提督 「正直、さっきの指導中も、ときどきぽよぽよ当たって最高でした!」


蒼龍 「・・・とりあえず、今のを一航戦と五航戦に伝えとこっと」


提督 「やめてくださいお願いします!」 バッ


蒼龍 「『礼節を重んじ』 って、そういう意味で言ったんじゃないんだけど・・・」


双龍弓道教室: 2. 明鏡止水


提督 「ところでさ、こんな弓道場での練習って、お前らの鍛錬になるの?」


飛龍 「ん~・・・あくまで 『精神を培う』 って感じかな。 どっちかって言うと」


蒼龍 「戦闘訓練なら、ちゃんと艤装付けて演習用の設備使ったほうが効果はあるね」


飛龍 「まあ、技術で伸び悩んだ時とかにこっちに来ると、案外解決することもあるんだけどね」


提督 「ふうん、そういうもんか・・・。 ねえ、もっぺん射るの見せてもらっていい?」


蒼龍 「ん? いいよー。 ちゃんと人間の正式な型でやるから、よく見て参考にしてね」


提督 「九九艦爆(乳)大丈夫?」


蒼龍 「言わないの!」 ポカッ


    ・・・ ・・・ ・・・


蒼龍 「・・・・・・」 グッ


    キリキリキリキリ・・・


蒼龍 「・・・・・・・・・・・・」


提督 「・・・・・・・・・・・・美しいな」 ボソッ


蒼龍 「・・・っ!」


    ヒュンッ カッ


飛龍 「はずれ~♪」


蒼龍 「~~~~ (////)」 キッ


提督 「す、すまん! こんなに呟きが響くとは思わんかった・・・。 集中の邪魔した・・・」


蒼龍 「むぅ~~・・・ (////)」


飛龍 「あ~いいのいいの提督。 この程度で心を乱す蒼龍が悪いんだよ」


蒼龍 「う・・・それを言われると・・・」


飛龍 「鍛錬が足りないね~♪」


蒼龍 「・・・今ちょっとイラッとした。 飛龍、あんたもやんなさい。 んで提督は野次って心を乱す役」


飛龍 「えぇ~~・・・?」


蒼龍 「ちょうどいい鍛錬方法じゃん」


提督 「ふぅ、そういうことならしゃあないな。 及ばずながら協力させていただこう!」 ワクワク


飛龍 「なんで提督まで乗り気なの!?」


    ・・・ ・・・ ・・・


飛龍 「・・・・・・」 グッ


    キリキリキリキリ・・・


提督 「・・・・・・下着見えてるぞ」 ボソッ


飛龍 「・・・・・・っ」 イラッ


    ヒュンッ カッ


蒼龍 「おっ、ど真ん中!」


飛龍 「・・・・・・私のこと褒めてよ提督! 期待してたのに!」


提督 「えぇ!? そっち!?」


飛龍 「あんな見え見えの嘘に引っかかるもんか! バカ!」


蒼龍 「はいはい。 飛龍、まだ乙矢(おとや)が残ってるよ」


飛龍 「もうっ! 次はちゃんと褒めてよね提督!」


提督 「趣旨変わってない!?」


    ・・・ ・・・ ・・・


飛龍 「・・・・・・」 グッ


    キリキリキリキリ・・・


提督 「・・・・・・あっ多聞丸!」


飛龍 「・・・っ!?」


    ヒュンッ カッ


蒼龍 「はずれ~♪」


提督 「見事に見え見えの嘘に引っかかったな。 フラグ回収乙」


飛龍 「んもうっ! またからかって!」


提督 「お前の射る姿が美しいのは、はじめから知ってるよ」 ※バリトンボイス


飛龍 「わざとらしくイケボ声作んなぁっ!」


    ・・・ ・・・ ・・・


提督 「それにしてもお前らって、からかっても弓こっちに向けないのな」


蒼龍 「提督、ギャグマンガ時空ならともかく、人間社会でそれやったら、二度と道場の敷居またげないからね」


提督 「俺に艦載機向けてくるヤツはいるのに・・・」


蒼龍 「知ってた? あれ実は豆鉄砲だよ?」


提督 「知ってた。 俺のためだけにわざわざそんなものまで用意するとは、かわいいヤツめ・・・」


飛龍 「なんでこの場であっちを褒めるかなぁ・・・?」


提督 「いやーすまんすまん。 お前らって気安いからさあ、なんかつい思ったこと口に出しちゃう感じ」


飛龍 「ぬ・・・そうきたか・・・。 ・・・まあ、それはそれで、悪い気はしないかな」


提督 「言うなれば同級生みたいな?」


蒼龍 「提督。 提督のリアル同級生なら、今はもう全員おばさんだよ?」


提督 「・・・・・・言うな」


ご不浄: 1. 海洋トイレ事情


提督 「・・・・そういやーさー・・・」


暁 「(キュピーン) これは・・・司令官がまた変なこと言う前触れね!」


雷 「まっかせて司令官! たとえセクハラだって、この雷様が答えちゃうんだから!」


提督 「お前らって、出撃中はトイレどうしてんの?」


雷 「・・・・・・」


暁 「・・・・・・」


響 「雷様、待ちに待ったセクハラど真ん中だよ。 答えてあげなよ」


電 「司令官さん、電はもう何も言えないのです・・・」


提督 「まあ海の上だもんな。 そりゃあそのまま―――」


雷 「し、司令官! 艦娘はトイレなんて行かないわ!」 フイッ


暁 「そっそう! それっ!」 フイッ


提督 「嘘つけ! 鎮守府のそこら中に女子トイレあるだろが!」


暁 「あ、あれは・・・そう! お化粧直し用よ! レディとして当然ね!」


提督 「響、お前確かゆうべ暁に 『ジュースはほどほどにするといい。 またおねしょしても知らないよ』 とか言ってたよな?」


暁 「ぴぃっ!?」


響 「・・・なかなかの名推理だな司令官」


電 「もはや隠し事でもなんでもないのです」


提督 「あとまあ、俺、実際に漏らしちゃった娘も何人か見たしな」


響 「ほう? 暁みたいなのが他にもいるのかい?」


暁 「暁みたいって何よ暁みたいって!?」


雷 「・・・・・・ちょっと待って司令官。 今、『見た』 って言った?」


提督 (・・・しまった! 行為中の粗相だったとか言えない・・・・・・)


提督 「『あの・・・ただの水ですから・・・きれいな・・・・・・』」 プルプル


雷 「・・・司令官? なに突然?」


響 「『HMX-12 マルチ』だよ。 エロゲー業界を躍進させた名作 『ToHeart』 の人気キャラにして、メイドロボの元祖と言われているよ」


暁 「響まで!? ど、どうしちゃったの?」


提督 「さすが響先生だな! (ナイスアシスト! これでごまかせた!)」


響 「なに、一般常識だよ (あとでお礼してもらうよ。 ・・・それにしても強引な方向転換だね)」


電 「・・・・・・大人はみんな汚いのです・・・」


提督 「コホン・・・。 まあそんなわけで、おっきいほうは趣味じゃないから、お小水のほうの話だけでいいよ。 聞かせてくれ。 出撃中どうしてるん?」


暁 「いま趣味って言った!?」


電 「もういろいろとダダ漏れなのです」


雷 「司令官、ダメじゃないそんなこと聞いちゃ! 女の子には秘密がつきものなのよ」


提督 「・・・まあ正直、アタリはついてるんだ。 ちゃんと無線記録とか聞いてるからな」


響 「盗聴趣味かい?」


提督 「まともな記録だっつの。 ・・・えっと確か、こうだったかな?」


提督 「『テイクファイブ! 変則輪形陣にて散開。 周囲を警戒せよ!』」


雷 「・・・・・・」 ピクッ


提督 「まあ察するに、『5分休憩、円形に広がった感じの陣形で、お互いが見えないように背中合わせにしつつ、外側を警戒』・・・ってとこか」


暁 「・・・・・・」


提督 「そりゃまあ足元は大自然だもんな。 誰にも見られさえしなきゃどこだろうと、しゃがんでパンツ下ろせばいいってなもんだ」


響 「・・・・・・」


提督 「んで、5分経ったら無線で点呼。 全員問題なさそうなら集合、って感じか。 意外としっかりしてるな」


電 「・・・・・・」


提督 「どうせならお互い見せあったり飛ばしっこしたりすればいいのに。 小隊だと重要だぞ。 戦友同士、腹の見せ合いならぬ股の見せぁ痛っ!」


暁 「司令官のバカバカっ!」 ポカポカ


雷 「もー司令官! 女の子には詮索しないほうがいいこともあるって言ったのに!」 ホッペギュー


電 「そこまで理解しててわざわざ聞くところがタチ悪いのです!」 ゲシゲシ


響 「ハラショー。 こいつはハラスメントを感じるな」 グリグリ


提督 「おおぅっ!? なんてこった! 俺は今、幼女に取り囲まれて暴行を加えられている! ひゃっほぅ!」 キラキラ


雷 「な、なんか喜んでない司令官!?」 ホッペギュー


暁 「幼女って言うな! レディよ!」 ポカポカ


提督 「ふっ・・・まあ、子供にはわからない、大人の愉しみってやつさ」 キランッ


響 「ここで格好つける意味がわからないよ」 グリグリ


電 「さすが司令官さんです。 キモいのです。 ドン引きなのです」 ゲシゲシ


提督 「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」



後書き

次回予告: もうちょっとだけ続くんじゃよ(トイレ話)


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2017-11-15 10:08:52

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2017-11-09 17:49:08

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2017-11-06 08:25:34

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2017-11-01 00:37:22

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2017-10-31 12:16:59

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2017-11-06 08:25:24

2017-11-01 19:00:23

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2017-11-01 00:37:28

このSSへのコメント

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1: 芝犬 2017-10-30 22:38:58 ID: KdOhdsdp

おかー

2: 犬畜生提督 2017-10-30 23:43:34 ID: hSmnmBxj

>>1 芝犬 様
ただいまです。 ようこそお越しくださいました

3: SS好きの名無しさん 2017-11-01 00:32:47 ID: 4kdBNeEf

最初見たら何かシリアス強めかと思ったけど
いつも通りで安心しましたw

4: 犬畜生提督 2017-11-02 00:42:52 ID: St23_rnF

>>3 様
ありがとうございます。 安定のゆるゆるシナリオです
たまに入る謎シリアスはSS作家特有のサガと思って諦めて下さい

5: SS好きの名無しさん 2017-11-15 05:37:23 ID: oUQtRn0y

トイレ話を何故、駆逐艦に聞くのかw

良いぞ、もっとやれ


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