2017-11-17 21:01:54 更新

概要

欲しい景品をひたすら狙う、白露型の長女:白露のある意味壮絶な戦いw


前書き

白露型の皆がゲームセンターで行った際に夕立や江風が「ぬいぐるみが欲しい」 「あのお菓子が欲しいなぁ」とか
言ったらと想像して思いついた物語です。
ある意味、UFOキャッチャーの攻略にもなるかもです。


「提督に頼まれた買い物終わり~っと。」


江風が帰り道を歩いていた。


「残った金は駄賃だって・・・きひひ~! 帰りにアイス買っていくかな~♪」


江風は上機嫌である。


「? あれは・・・白露の姉貴?」


江風の見た先には・・・


「あ~っ、もう! 全然取れないよぉ!」


ゲームセンターでひたすら何かを取ろうとしていた白露、


「よっ、白露の姉貴! こんなところで何してんだい?」


「うわぁっ・・・何だ江風かぁ。」


白露は江風を見て一安心する。


「・・・江風を見てどうしたのさ?」


江風はきょとんとする。


「夕立に頼まれたのよ~。」


白露は説明する。


・・・・・・


数時間前、


「あ~っ! あれ新入荷のぬいぐるみっぽい~!」


夕立はゲームセンターに入ったすぐ目の前のUFOキャッチャーに走って行こうとした。


「こらっ、夕立! 今日は提督から買い物頼まれているんだから、寄り道はダメ!」


村雨が止める。


「ぷぅ~っ、せっかく目の前にあるのに~っぽい。」


「はいはい・・・提督に届けてからここに来ればいいでしょ?」


「そうするっぽい~。」


2人はそのまま鎮守府へ帰宅した。


「提督さん、買い物終わったっぽい~♪」


「そうか、ありがとう。」


そう言って、提督が夕立の頭を撫でる。


「ぽいぽい~♪」


夕立は上機嫌だ。


「助かったよ、ほらっ・・・これは今日のお駄賃、村雨と分けなさい。」


「わ~い、嬉しいっぽい~。」


夕立は執務室から出て行った。


・・・・・・


「村雨に半分渡して・・・」


残りのお駄賃と自分のおこずかいを持ってゲームセンターへ、


「取れるかなぁ・・・きっと取れるっぽい~。」


夕立は自信満々で目的地に歩いて行った。


・・・・・・


「うむむ・・・難しいっぽい。」


新入荷のせいか、全然動かない・・・既に貰ったお駄賃は使い果たしてしまった。


「どうしよう・・・夕立のおこずかいで・・・でも、何か取れなさそう・・・う~ん。」


夕立が考えていると・・・


「夕立、こんなところで何してるの?」


白露だった。


「あ、白露~・・・ねぇねぇ、このぬいぐるみ取れる?」


夕立がぬいぐるみに指を差す。


「これぇ~? う~ん、そうだねぇ~。」


実は白露も夕立よりも先に挑戦していた・・・もちろん結果はお察しの通り・・・


「やっぱり白露でも取れないっぽい~・・・」


「・・・・・・」


この言葉に白露型1番艦のプライドに火が付いたのか、


「あたしは白露型1番艦の白露だよ! 取れるに決まってるじゃん、楽勝だよ!」


「!? 本当に!? じゃあ今すぐ取って欲しいっぽい~!」


「!? ええ~っ!?」


白露は悩む、


「きょ、今日はちょっと調子が・・・」


「・・・じゃあ、明日でもいいから夕立のために取って欲しいっぽい~。」


「・・・・・・」


妹のお願い・・・流石に「無理」とも言えず・・・


「うん、わかった。 数日以内に取って見せるから・・・少し待ってね。」


「わ~い、ありがとうっぽい~!」


夕立は喜びながら鎮守府に戻った。


「・・・はぁ~・・・どうしよう。」


今更、取れないなんて言えない・・・


「とりあえず・・・もう1回チャレンジしてみようかな・・・」


白露はお金を入れて・・・レッツチャレンジ!


・・・・・・


「あ~なるほどねぇ、白露の姉貴がやりそうなことだわ。」


江風は呆れて、


「仕方ないじゃん! 実を言うとあたしだってこのぬいぐるみが欲しいんだもん!」


「結局姉貴もか!」と思った江風。


「そんなに欲しいぬいぐるみって・・・おお! 確かに何か江風も欲しいかも!」


散々白露に呆れていた江風も仲間入りをする。


「でしょ! でも難しいんだよ、これ!」


「じゃあこの江風もやってみるわ!」


そう言って、1プレイを投入・・・結果は、


「何だよこれ! 全然動かないじゃんか!」


江風は不満そうだ。


「違うよ! 江風の操作が下手なだけ!」


白露に言われて熱が入り始める江風。


「もう1回! 今度こそ!」


また投入・・・結果は・・・


「ちっ! 取れない! 江風には無理だよぅ・・・」


江風は素直に諦めた。


「まだまだぁ~! これを取らないと夕立に顔を見せられないんだから!」


「・・・・・・」


「少し大げさじゃない?」と思った江風。


「じゃあ、姉貴。 江風は提督に届け物があるからちょいと失礼するぜ。」


白露に別れを告げて、江風は鎮守府へと帰って行った。


・・・・・・


「ほいっ、提督。 頼んでいた品物を買って来たぜ!」


「ああ、ありがとう・・・今日はアイスを買って来たけど食べるか?」


「おお~! ちょうど江風、食べたかったところだよ、きひひっ!」


江風はアイスを受け取ると部屋へと戻った。


「ただいま~姉貴~!」


「あら、江風・・・おかえり。 ちゃんと提督に頼まれた物は買ってきた?」


「うん、お礼にアイス貰った~、姉貴の分も貰って来たぜぁ!」


「私の分も?」


江風は海風にアイスを渡す。


「ささっ、早く食べないと溶けちまうぜぁ。」


「うん、じゃあいただきましょう。」


2人はアイスを食べた。


・・・・・・


「ああ・・・結局取れなかった・・・」


いくら使ったかは不明だが、白露の表情は険しい。


「もう~! あたしも欲しかったし! つまり2個取る必要があるんだよね・・・はぁ~。」


大きなため息をついて、


「仕方ない・・・明日、遠征が終わったらもう1回挑戦しに行こう・・・夕立も楽しみにしてるだろうし・・・」


妹の期待を裏切れないのか、姉としてのプライドがあるのか、まだ諦めていない白露だった。


・・・・・・


「取れないよぉ・・・う~ん・・・悔しい!」


結局取れずに鎮守府に戻る白露、


「夕立に何て言おう・・・「白露の嘘つき!」って言われなければいいんだけど・・・」


帰りの足取りが重い・・・取れなかったことが余程悔しかったようだ。


結局白露は収穫なしで帰ったが・・・白露の心配をよそに夕立が更に要求してくることをこの時はまだ知る由もない。


・・・・・・


「・・・いらっしゃい。」


ここは料亭、白露が客としてやってきた。


「あら、白露じゃない? 珍しいわね~。」


村雨が席に案内する。


「久々に話をしたいところだけど、一応ね・・・ご注文はお決まりですか?」


「そうだね・・・この特盛プリンをちょ~だい!」


「はい、承りました! 提督、特盛プリン1つお願いします!」


「はいよ!」


提督が調理をしている間に、村雨は白露と会話をする。


「何か悩みでもあるの?」


「・・・実はね・・・」


白露が細々と話していく。


・・・・・・


「夕立がねぇ・・・確かにあの子はすぐに誰かに頼むわね。」


「お姉ちゃんとしての威厳を見せてあげたいんだけど・・・これが中々上手く行かないんだよ。」


「でも、無理なら素直に無理と言った方がいいわ・・・変に期待させたら余計落ち込むわよ。」


「う~ん・・・夕立は怒ったりしないかなぁ?」


「大丈夫よ、夕立は飽きっぽいから次はまた何か違うものを要求してくるはずよ。」


「そう・・・そうだね! 今回は無理だったって素直に謝ろう!」


白露は元気を取り戻した。


「ほいっ、特盛プリンお待ちどお!」


白露の目の前に通常の10倍はあるだろう、巨大なプリンが置かれた。


「えええ~っ!!? こんなに大きいの!? 食べれるかなぁ・・・」


「特盛プリンなんてまだまだ小さいわよ・・・最高で超ド級極大プリンまであるんだから♪」


「・・・それで、その超ド級極大プリンて言うのは、いったいどのくらいの大きさなの?」


「まだ誰も注文したことないけど確か・・・通常の1万倍の量だったかしら・・・」


「・・・・・・」


全く想像もできない白露。


「あ、もう一つ注意事項が・・・この料亭のお品物は1つにつき100円だけど・・・残すと罰金の1000円になるからね。」


「ええ~っ!? そんな話、今初めて知ったけど!?」


「後は・・・白露が頼んだ特盛プリンみたいに特別材料が掛かる物を残した場合は、さらに上乗せされるから・・・


 残した罰金は確か・・・1000円の10倍で・・・1万円ね♪」


「!? せ、責任重大だね!」


「白露ならやれるわよ、ほら頑張ってお姉さん!」


「・・・いただきます!」


そう言って、プリンを必死に頬張る白露だった。


※ちなみに白露は何とか完食できたそうなwww


・・・・・・


「夕立~。」


白露が夕立を呼んで、


「夕立が欲しかったぬいぐるみ・・・取れなかった・・・ごめんね。」


「やっぱり白露でも無理だったっぽい? やっぱり難しいよね、あの設定・・・」


「・・・・・・」


怒られるかと思っていたけど、意外に割り切ってくれた夕立に安心する白露・・・


「じゃあぬいぐるみは諦めるっぽい~。 だから今度はお菓子を取ってほしいっぽい~!」


「・・・お菓子ね? いいよ、お菓子位ならあたしでもできると思うから。」


今度はお菓子の要求・・・夕立のお願いには遠慮がない・・・お姉さんと言うのは大変なものだ。


「じゃあ休みの時に取ってきてあげる! 期待して待っていて!」


「待っているっぽい~!!」


お菓子位なら・・・と張り切る白露・・・しかし、再び設定に悩まされることを本人はまだ知らない。


・・・・・・


翌日、今度こそ姉の威厳を示そうと再びゲームセンターに直行する白露。


難攻不落のぬいぐるみをスルーして、お菓子コーナーに入って行く。


「あまり周りを見てなかったから気づかなかったけど・・・お菓子の方が多いんだね。」


改めて気づく白露。


「でも、こんだけあるとどれにしようか迷っちゃうな~・・・」


順にポテチ・チョコ・キャラメル・グミなど多種多様に陳列されていて・・・


「夕立が好きなのはチョコだから・・・この台で決まり! さぁ、頑張りますか!」


そう言って、レッツチャレンジ! 


・・・・・・


「何この設定!? 全然取れないんだけど!」


白露の操作が下手なのか、設定が極悪なのか、何度やってもチョコが取れない。


「もうっ! これなら普通に駄菓子屋で買った方が安かったのに~!」


再び悔しがる白露。


「でも、ここは何としても1つ・・・せめて1つだけでも!!」


再び挑戦する白露・・・結果は・・・


「2つ取れた・・・でも、割に合わない結果・・・はぁ~。」


白露はがっかりしながら鎮守府へと戻った。


・・・・・・


「ただいま~。」


「おかえり~っぽい!」


「はい、夕立。 チョコ取れたよ。」


「わ~い♪ チョコだぁ~♪ 嬉しいっぽい♪ やっぱり白露は取るのが上手いっぽい~♪」


「えへへ。(焦)」


姉の威厳は保たれた。


・・・・・・


「白露の姉貴~! 夕立の姉貴にチョコ取ってあげたんだって~?」


江風が上機嫌に話しかけてくる。


「そうだよ・・・私はお姉ちゃんだから妹を大切にするのは当然でしょ!」


と、胸を張って江風に言う・・・しかし、


「だったら今度は江風と海風の姉貴の分も取ってきてくれよ!」


「ええっ!?」


「あたしはポテチ、海風の姉貴はチョコでいいからさ・・・なぁ頼むよ、明日でもいいからさ・・・お姉ちゃん、頼むよぉ~。」


「・・・・・・」


妹のおねだりに「無理」とも言えず・・・


「わかった・・・お姉ちゃんに任せなさい!」


「流石白露の姉貴! 期待して待ってんぜ~♪」


そう言って江風は部屋から出て行く・・・


「はぁ~・・・」


大きなため息をつく。


夕立の次は江風、しかも今度は品物まで要求・・・姉と言うのは本当に大変である。


「でも、頼まれたわけだし・・・ここは絶対に・・・ゲットして見せるんだから!」


そう意気込みをする白露だった。


・・・・・・


「とは言ったものの・・・」


再びゲームセンターに顔を出す白露・・・江風の言っていたポテチを必死に狙う。


「・・・取れない・・・ちょっとこの設定難しすぎるよ!」


たかがポテチに何でこんな設定・・・白露の頭の中はそれでいっぱいで不満である。


「どうしよう・・・この際、駄菓子屋で買って行ってごまかそうかな・・・」


考えれば駄菓子屋とここに置いてあるポテチは同じである、それなら買って「取ってきたよ。」と言っても何ら問題はないはず。


「よし! 駄菓子屋に行こう!」


白露はゲームセンターを後にした。


・・・・・・


我ながら言い案! と思ったのも束の間・・・


何と駄菓子屋に夕立と江風がいた・・・白露は鉢合わせにならないように陰に隠れる。


江風がポテチを見ていて、


「江風~・・・そんなに見つめてるなら買えばいいっぽい~。」


夕立は買うように言うが、


「白露の姉貴が取って来てくれるって言ったから、江風は買わないで待ってるよ。」


「そうなんだ・・・白露も大変っぽいね~・・・でも、本当に妹想いっぽい!」


2人は少し話した後、鎮守府へと戻っていった。


「・・・はぁ~。」


陰で見ていた白露はため息をつき、


「どうしよう・・・やっぱりここは素直にゲットするべきなのかな・・・」


白露は少し考え、


「今日はやめとこう・・・また明日挑戦しよう!」


そう言って、白露は鎮守府に戻っていった。


・・・・・・


翌朝、白露はまた料亭に来ていた。


「ふ~ん・・・今度は江風がねぇ~。」


村雨が話を聞いていた。


「夕立が周りに言いふらすんだもん、そしたら江風が「だったらあたしも~!」って・・・はぁ~。」


「まぁ、確かにあの2人は子供っぽい所があるから仕方がないわね。」


そう言って、持っていたポテチをつまみつつ、口へと運ぶ。


「ちょっと、村雨・・・それって。」


白露が村雨の持っているポテチに目が行って、


「ああ、これ? 昨日提督と私が買い物の帰りに少しだけゲームセンターに立ち寄って・・・


 提督に「村雨、これが欲しい!」って頼んだら、 取ってくれたの♪」


「まさか・・・そこにあるポテチ全部!?」


村雨の隣には袋に入ったたくさんのポテチが・・・


「ええ・・・提督、見かけによらず取るのが上手いのよw」


「・・・・・・」


それを聞いて白露は、


「提督! 提督!」


カウンターから乗り上げて、ひたすら提督を呼ぶ白露。


「そんなに大声で呼ばなくても聞こえるんだが・・・それで、何の用だ?」


「あたしに・・・白露に、景品ゲットのコツを教えて!!」


「ゲットのコツ? お前にか? う~ん、そうだな・・・」


提督は少し考えて、


「いいよ、わかった・・・じゃあ100円出せ。」


「ええっ!? お金取るの!?」


「当たり前だろ、何でもただでやってもらえると思ったら大間違いだぞ?」


「むむむ・・・」


白露は不満そうに100円を提督に渡す、


「よし、コツを言おう・・・まず景品の掴み方だが・・・」


白露は提督に話を真剣に聞いていた。


「へぇ~そうなんだ・・・なるほどねぇ~。」


「後は・・・例えば、ぬいぐるみも実は・・・」


「そうなの!? どおりで取れないなぁ~っと思ってたんだよね!」


白露は納得しながら、


「提督、ありがとう! 白露、それを参考にやって来てみる!」


「そうか、またコツを聞きたければいつでも来い・・・あ、そうそう次は200円取るからな。」


「ええっ! 100円増えてるし・・・」


「まぁ別にいいよ、オレは教えてあげないから。」


「むむむ・・・」


不満に思いつつも、白露は料亭から出た。


・・・・・・


「よし! 提督が教えてくれたコツを思い出しながらっと。」


投入口にお金を入れていざ挑戦、


「確か・・・まず「重心の位置を見極める」だったよね?」



物には必ず「重心」と言うものがあるが、形によって重心の位置が変化する。


箱型ならほぼ中心に位置するため、比較的容易に判断できるが、ヒョウタンなどの特質な形をしたものは当然重心がずれるため、


何度も挑戦するなどして見極めを探さなければならない。



「おお! 持ち上がった! 提督の言う通りじゃん! やったね!」


何度も挑戦した結果、重心の位置を見つけた白露は掴むことに成功、そのまま穴に落ちて・・・ポテチゲット!


「よし! この調子で行くよ~!」


白露の戦意が高揚したのか、次々とお金を投入して挑戦するのだった。


※白露が使っているお金はどこから? はそっと胸にしまっておいてくださいw


・・・・・・


「ふんふ~ん♪」


1つの袋にポテチがいっぱい詰まって白露は上機嫌である。


「これで、江風には「お姉ちゃん」としての見栄が張れるね!」


そう言いつつ、鎮守府へと帰る白露。


「ただいま~、江風! はい、ポテチ!」


白露は持っていた袋いっぱいのポテチをそのまま江風に渡す。


「えっ!!? こんなにいいの!? ありがてぇ!!」


江風はとても喜んだ。


「白露の姉貴、ありがとうな! 後は海風の姉貴のためにチョコレート頼んだよ!」


「・・・・・・」


「あ、しまった・・・忘れてた。」と気づいた白露。


「いいよ! このお姉ちゃんに任せなさい!」


白露は胸を張って、


「流石、白露の姉貴! 期待してんぜ!」


と、袋を持って部屋に戻って行く江風・・・


再び姉の威厳は保たれた・・・


・・・・・・


「う~ん・・・難しい!」


懲りずに挑戦する白露・・・


今度は海風のためにチョコレートを取ろうとしているようだが・・・


「今度は重心狙いが出来ないし、しかもこのリング・・・全然動かないんだけど!」


本体のアームで何度もぶつけるが、吊るされたリングはびくともしない。


「むむむ・・・また提督に聞いてみようかなぁ・・・」


白露は諦めて鎮守府へ帰った。


・・・・・・


翌日、白露はまた料亭へ、


「提督ぅ~、今度は吊るされたリングを落とす方法教えて!」


「吊るされたリング・・・ああ、あれね。」


提督は理解する。


「あれは難度が高いぞ、それでもやるのか?」


「うん! じゃないとお姉ちゃんとしての威厳が保てないから!」


「・・・・・・」


「何だそりゃ?」と思った提督、


「・・・よくわからんが、、まぁいいだろう。 じゃあ400円貰おうか。」


「えええっ!? ちょっとこの前は200円って・・・」


「難度が高い分、こちらも金額に見合う情報を提供してやると言っているのだが?」


「・・・・・・」


不満になりつつも、白露は諦めて400円を出した。


「よし! まずは・・・」


「ふむふむ・・・」


白露は真剣に聞いて・・・


「そしたら今度はアームで・・・」


「!? そうなんだ! それは意外!」


「それで取れるはずだが・・・」


「うん、参考になった! ありがとね!」


白露は料亭から出て行き、行った場所は・・・やはりチョコレートを取りに・・・


「よし、いざ突撃!」


お金を入れて挑戦開始。


・・・・・・


「中々地道な作業だったけど・・・これだけ取れれば上出来かな・・・」


袋いっぱいではないが、半分は埋まっている。


「これを海風に渡して・・・と。」


白露は店を後にした。


着いた場所は・・・料亭。


「海風いる~?」


白露が呼ぶと、海風がやってきて・・・


「はい、何か用ですか?」


「はいこれ、海風のために取ってきた。」


「!? こんなにいいんですか!? ありがとうございます!」


海風は驚きつつも、喜ぶ海風。


「当然でしょ! あたしはお姉ちゃんだもん!」


白露は胸を張り、自信満々に語る。


「料亭の皆さんと分けて食べます・・・本当にありがとうございます!」


そう言って海風は部屋に戻った。


姉の威厳は再び保たれたww


・・・・・・


「じゃあ今度は♪」


村雨が白露に、


「この村雨が・・・お姉ちゃんにお・ね・だ・り、しちゃおうかな♪」


「・・・やだ。 村雨は自分で取りなさい!」


「・・・どうして村雨にはそんな冷たいのよ!」


「いつも提督に取ってもらってるんでしょ? この期に及んであたしにまでおねだりしないでよ!」


「あはっ、バレた~w」


村雨は「てへっ♪」と言いながら舌を出した。


「ちょっといいかな?」


提督が横から入って来て、


「あればだが・・・写真立てを取って来てくれないか?」


「? 写真立て?」


「ああ、出来れば5つあると嬉しい。」


「・・・提督が取ってくればいいじゃん!」


「オレはこれでも忙しいの! 白露みたいにいつでも自由気ままに遊びに来れる程暇じゃないんだよ!」


「むむむ・・・」


暇人と思われて不満に思いつつも、


「よぉ~っし! 提督がそこまで言うなら、白露型一番艦の長女、白露がそのお願い、叶えてやろうじゃない!」


「ほぅ、頼もしい・・・では、頼んだぞ。」


「うん、まっかせて~!!」


白露はそのまま料亭から飛び出した。


「いいんですか、提督。 あんなこと言っちゃって・・・」


「ああ、しばらくしたらまた「教えて!」って言いに帰って来るかもしれないけど・・・」


2人は白露が戻ってくるのを待った。


・・・・・・










後書き

ちなみに、前に出した白露型の物語ですが、

「提督と白露型」:自分たちの1番を見つけるお話。

「提督と白露型」2:江風が突然除隊願いを出す(ドッキリを仕掛けようとした)お話。

「提督と白露型」3:白露型の皆でマジック会場に行こうと皆で貯金していたお話。

「提督と白露型」4:江風が山風のために特賞のくじの景品をひたすら引いていたお話。

「提督と白露型」5:白露が妹のためにUFOキャッチャー攻略を目指すお話。

・・・です。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2017-11-09 21:41:42 ID: CndNYsAK

白露めっちゃお姉ちゃんしてるなぁ...


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください