2018-02-02 19:17:11 更新

概要

お待たせしました、パート2からの続きになります、よろしければお付き合い願います


前書き

大規模作戦で『逃げ隠れして敵をやり過ごした卑怯者』の疑いをかけられた八点葉鎮守府。疑いをはらすための演習に大本営にやってきたが…


アシュラの本領


ーーー大本営演習場


七尾「それではこれより、誉呼留利(よこどり)鎮守府と、八点葉鎮守府による演習を行う!」


演習場は大本営周辺の鎮守府提督や艦娘達で埋め尽くされていたが、皆心の中で、『ああ…演習という名の公開処刑か』と理解していた。


かたやケッコン艦のみでかためた誉呼留利艦隊に対し、海にも浮けない落ちこぼれ艦娘達がいる八点葉鎮守府、誰がみても始める前から結果は明白だ。


しかし…


七尾「…であるからして、本日のこの演習の意義は……」





細井万智緒「ファぁあああ~~っ(むにゃむにゃ)」


電「……(うつらうつら)」


朝霜「♪~~♪♪~~(スマホで音楽鑑賞中)」


長門「フン!フン!フン!(逆立ち片手腕立て伏せ中)」


あきつ丸「521、522、523…(スクワット中)」


最上「あきつ丸さん!1000いったら交代だよ!(あきつ丸にウェイト代わりの肩車中)」」


他所提督&艦娘達((まるで聞いちゃいねえ!?))


七尾「コラー!貴様ら!ちゃんと聞いてるのか!」


細井「ンア!あ、ああ。心配すんな聞いてるよ。確かお前が士官学校時代に人妻教官口説いて見事にフラれた話だっけ?ありゃア可哀想だと思った…」


七尾「そんな話はしてない!って言うか口説いてない!」


細井「ああ、悪かった悪かった、人妻だって知らずにプロポーズしたんだから口説いたんじゃねーわな!」


電「七尾さん、可哀想なのです(グスッ)」


七尾「泣かんでいい!」


朝霜「おいおい、知らずにプロポーズだなんて、しゃーねー奴だな(アハハハハハハハ!)」


七尾「笑うな!」



丹取「いい加減にしろ貴様ら!!何で貴様らが呼ばれているのかわかっているのか!!」


細井「わかってるって、ようは俺らが強いのか弱いのかハッキリさせたいんだろ?ならさっさと…」



































あきつ丸「やらないか」


七尾&丹取((なんか別の意味に聞こえる!?))


細井「そうだな、この後皆にお土産買ったら焼き肉食べ放題に行くからサクッと終わらせようぜ♪」


七尾&丹取((なんか旅行気分で来られてる!?))


細井「んじゃ、さっさと始めよう…あっ、そうだ!」


細井(マイク装備)「『七尾元帥代行』!1つ聞きたいんだがいいかい?」


七尾「な、なんだ??」


細井「いいか?俺達は『いつも通りの戦い方』をするが…いいかい?」


七尾「な、何だと!?」


細井「俺達は普段深海の連中と闘(や)り合ってる戦い方で挑むが…いいかい?」


丹取「当たり前だ!貴様らが戦いもせずにその『見かけだおしの無駄な筋肉』を作っていた事を証明してやろう。そして細井!貴様が行くのは焼き肉食べ放題じゃなく、牢獄だ!貴様はこの勝負に負けたら即刻軍事裁判行きなんだからな!」


七尾「まぁ、それが妥当だね(フフフフフフ…)」



細井「あっ…」





プッチーーーーーーーーーン!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



長門「おい、そこのマザコンと能なし寝取り野郎、もういっぺん言ってみろ」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



最上「僕らの筋肉が…『見かけ倒しの使えない、無駄肉』…だって?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…



あきつ丸「我々の筋肉は提督殿の適切なる指導と我々の不断の努力で鍛え上げた、いわば我々と提督殿との『愛の結晶』、それを侮辱するとは…」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


電「そこのゴミ虫二匹が何か戯れ言をほざいたようですが…朝霜ちゃん、聞こえましたか?」


朝霜「ああ、確かに聞こえたぜ。アタイらの司令を牢屋にぶち込むとかほざきやがった」


漣「あちゃー、やっちゃった…」


五月雨「こういうのってなんて言うんでしたっけ?『虎の尾を踏む?』」


明石「虎の尾どころか、龍の逆鱗をヤスリでゴリゴリけずる位の事を…やっちゃいましたね~~(合掌)」


八点葉艦娘一同「「「「絶対に勝つ!」」」」


七尾「ヒィ!」


丹取「な、何だと!俺の艦隊に勝つだと!寝言は寝て言うものだ」


ハハハハハハハハハハハ…………


長門「寝言かどうかはやってみればわかるというもの、我々は準備があるので、これで失礼する」


丹取「ふん!せいぜいあがいてみせろ!でなければ僻地から呼んだ甲斐がないというものだ」


ハハハハハハハハハハハ……


提督「……俺知ーらないっと(汗)」





ーーーー八点葉控え室(用具倉庫)


提督「さてと……」


提督「今の俺達の状況は最悪と言っていいだろう」


提督「控え室は発着場から遠いし、埃だらけでくさいし、会場をみれば周りはほとんど七尾派とその取り巻きどもだけ、それに今この会話もどうせ盗聴されてるだろうから作戦なんか話そうもんならたちまちにあっちに筒抜けになっちまうわ、微妙な判定なんかになりゃ、皆あっちのポイントにされちまうだろうし、負ければ俺は牢屋行き、お前らは解体か次に来るだろう七尾派の提督にこきつかわれる羽目になる。なのに……なのにだ」











提督「まるで負ける気がしねえ(ニヤリ)」


長門「当然だ、提督、いや、貴方が手塩にかけて育てた艦隊だ、たかが嫁艦の寄せ集めごときに遅れを取る我々ではない」


明石「馬鹿にされるのは構いませんけど……ナメられるのには我慢がなりません!」



三隈「相手の艦隊の艦娘の皆様には悪いですけど……」


最上「生け贄になってもらうしかないよね(ニヤリ)」


あきつ丸「笑顔が怖いでありますよ、最上殿。しかし、上が馬鹿だと下の者が苦労する、いつの世も変わらないものでありますな(ヤレヤレ……)」


提督「いいか、作戦はいつも通り、俺から指示は出さん!俺が終了の信号弾をあげるまでは各員は微妙な判定なんか出せないように叩いて叩いて叩いて叩いて叩きまくれ!」






















一同「「「「「オオー!」」」」






誉呼取鎮守府控え室


八点葉の控え室と違い、豪華な部屋には丹取と彼の指揮する艦娘が揃っていた。


い並ぶ艦娘達は皆最高練度に加えて最高の装備を与えられている。


その輝きを失った瞳を除けば、正に威風堂々たる佇まいだ。


だが、そんな艦娘達をよそに丹取は控え室に『偶然置いてあった通信機から偶然聞こえてくる八点葉鎮守府の控え室の会話』に耳を傾けていた。


丹取「………叩きまくれ…だと?この俺の艦隊を…ナメやがって!」


バァン!


丹取「いいか!勝利は当たり前として、奴らの攻撃に一発でも当たってみろ!即解体と思え!奴らに誰に喧嘩をふっかけたか解らせて…いや、それだけじゃ足らん!轟沈させる位やってもかまわん!徹底的にやれ!いいな!」


<❤️><❤️><❤️><❤️>

<❤️><❤️>


『『はい!おまかせ下さいご主人様!!』』


丹取「ならば行け!」


ダダダダダダダダダダダ…………



丹取「………万が一の為に『保険』をかけておくとするか(ニヤリ)」





ーーーー演習会場


ザワザワ…ザワザワ…


会場がざわつくのも無理はない。なぜなら


ブオオオン!ブオオオン!ブォンブォオオオン!


朝霜「よーし、今日もご機嫌な音だぜ!」


ガオオオン!ギャオオオン!


電「こっちもエンジンの調子はバツグンなのです!」


ドルドルドルドル…


漣「おーおー、皆さんの唖然とした顔がたまりませんなあ~(アハハハ!)」


ギャアババババババババ!


五月雨「ひゃあ!」


…………駆逐艦が海に浮かぶ事なく水上バイクに乗っていたからだ。







七尾「…………なんだあれは?」


細井「いい音させてるだろ?エンジンは1400ccに乗せ替えて補強もしてあるん…」


七尾「そんな事は聞いてない!何でアイツらはあんな物に乗ってるんだと聞いてるんだ!」


細井「何でって…………海に浮けないからに決まってんだろ?」


七尾「ふざけ…」


細井「ふざけちゃいねーよ(ギロリ!)」


七尾「ウグッ!」


細井「それに言ったはずだぜ?『いつもの闘い方をする』と。アイツらは浮けないが艦娘である以上装備は使える、でも浮けない、ならどうすりゃいいか?『浮いて移動できる物に乗ればいい』、あれはその結果にすぎない」


細井「それとも『艦娘は水上バイクを使ってはいけない』なんてルールでもあるのかい?(ニヤニヤ)」


七尾「い、いや、そんな事は…ないが…」


細井「ならいいじゃねーか、どうせ俺達ゃ『落ちこぼれの愚連隊』だ、そん位多目に見てくれよ」


七尾「あ、ああ…解った」


細井「同意を得られて嬉しいよ、『元帥代行殿』」



七尾(…………圧倒的に丹取君が有利のはずなのに……嫌な予感が止まらない)



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1: SS好きの名無しさん 2017-11-16 21:57:37 ID: -yMbexmQ

長門の姿が完璧に北斗の拳に出てくるレイでしか想像できないシュ‥‥
そして、七尾‥‥終わったな‥‥(ニッコリ)

2: ムフロン 2017-11-17 07:28:04 ID: 19yvu-92

1氏、ご覧いただきありがとうございます。

長門の声も脳内変換でお楽しみください(笑)


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1: SS好きの名無しさん 2018-01-07 17:07:17 ID: gv-MJEec

筋肉こそ真実‥‥(白目)


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