2017-11-12 11:10:25 更新

概要

魔法乙女ベルダ参上!探偵乙女ベルダが次々と謎を解き明かします!助手の真少年の活躍にも期待して下さい!!


前書き

ベルダお姉さん、真少年と謎に立ち向かいます?


ゴシックは魔法乙女 短編集17





第46話 ベルダ報告書



館にて~~

真少年「‥‥魔法乙女ベルダ、火属性、元々は暗殺家業を生業とする、19歳」


ベルダ「そうだ」


真少年「‥‥今現在は僕と契約して魔法乙女となる傍ら、探偵業にも就く‥‥」


ベルダ「うむ」


真少年「颯爽とした凛々しいお姉さんだ」


ベルダ「面と向かって言われると照れるな」


真少年「それでベルダ」


ベルダ「何かね」


真少年「何故僕の部屋にいる?」


ベルダ「‥‥黙秘権を行使する」


真少年「何故僕のデスクからクローゼット、本棚と部屋中が荒らされている?」


ベルダ「黙秘権を行使する」


真少年「ベルダが手に持っているのは僕の服?」


ベルダ「黙秘権を行使する」


真少年「ベルダのズボンのポケットがパンパンに膨らんでるんだけど何が入ってる?」


ベルダ「黙秘権を行使すると言ってるだろうがっっ!!」


真少年「怒鳴られたっ?!」


ベルダ「マスターはしつこいっ!同じことを何度も何度もグチグチグチグチとっ!もうっ!」


真少年「待て待て、自分の部屋を物色している奴がいれば色々と尋ねるだろ!?」


ベルダ「そういう考え方の人もいる」


真少年「僕はそういう考え方だ‥‥」


ベルダ「器が小さい」


真少年「アホかっ!どこの世界に部屋を荒らされて何も聞かない奴がいるんだよっ!」


ベルダ「マスターはそうだろう?いや、そうあって貰いたいと願っている、もしかしたらそうかもしれない、そうだといいな‥‥」


真少年「後半どんどん弱気になっているぞ」


ベルダ「とにかくマスターなら子飼いの乙女が部屋を物色していたくらいでキャンキャン言わないで欲しいな」


真少年「その理由によるよ‥‥で、何してたの?」


ベルダ「黙秘権を行使する」


真少年「‥‥」


ベルダ「‥‥さて、オチもついたし帰っていいかな?」


真少年「オチてないよ?何よりこのままだと僕が落ち着かない」


ベルダ「うん、今のでオチだ」


真少年「落ち着いてねぇよっ!!」




ベルダ「やれやれ、マスターは私の家業をお忘れか?」


真少年「探偵業‥‥誰かの依頼ってことか」


ベルダ「暗殺家業よ?」


真少年「元だろ!」


ベルダ「そうだった」


真少年「あのなぁ、暗殺業ならターゲットは僕になっちゃうだろ‥‥自分のマスターを暗殺って‥‥」


ベルダ「ターゲットがマスターという点では、あながち間違いではない」


真少年「何で僕をターゲットにした依頼がされてんだよ‥‥」


ベルダ「思い当たる節はあるだろう?」


真少年「‥‥誰の依頼?」


ベルダ「‥‥」


真少年「‥‥」


ベルダ「‥‥」


真少年「分かった、分かった、守秘義務を守るのは探偵業の最低限のルールだもんな」


ベルダ「うむ、聞かないでいてくれると助かる」


真少年「依頼内容は?」


ベルダ「‥‥」


真少年「あのな、ベルダ、僕におもいっきり見つかった時点で依頼任務は失敗なのっ」


ベルダ「まだ結末は分からないさ」


真少年「だから、僕が教えてあげられる話なら教えてあげる、僕は気になる依頼内容を知ることが出来る、お互い様の協力関係でいこうよ」


ベルダ「む、私が本当の話をするとは限らんぞ?」


真少年「その辺もお互い様ということで」


ベルダ「‥‥ふ、あの小さかった小僧が私に交渉を仕掛けるまでに成長したのか‥‥」


真少年「僕、ベルダと小さい頃からの知り合いじゃないよ?」


ベルダ「震える手で水をくれたっけ‥‥」


真少年「え?ベルダどこかの偽札を作ってる城に忍び込もうとして失敗したの?」


ベルダ「あいつめ、とんでもないものを盗んでいきやがった‥‥」


真少年「カリオストロネタはもういい」


ベルダ「好きなのに‥‥」


真少年「それはまた今度な、今は依頼内容」


ベルダ「うーん‥‥」





【以下回想】


ラナン「ねぇ、ベルダ」


ベルダ「なんだ」


ラナン「依頼よ、マスターの購入したエロ本一覧表の作成及びその傾向と対策案の提出」


ベルダ「断る」


ラナン「えー」


ベルダ「そんなの知ってどうするんだ」


ラナン「マスター好みでエロアピール出来るじゃない」


ベルダ「そんなのマスター本人に聞いてくれ‥‥」


ラナン「ねぇ、ベルダ、知ってる?私に抵抗した乙女達が預かり所でどうなっているか」


ベルダ「ふん、何でも力技で解決できると思うのは間違いだぞ‥‥?」


ラナン「この前の襲撃で逃げおおせたのが自信になってる?あなた役立ちそうだから見逃しただけだよ?」


ベルダ「‥‥」


ラナン「これ、ベルダの隠れ家にあった小説、面白くなかったから思わず消し炭にしちゃった、ありがとう、返すね」


ベルダの小説「マックロコゲ」


ベルダ「‥‥くっ」


ラナン「ねぇベルダ、ねぇねぇベルダ、同じ火属性だから優しく接してるんだよ?私達仲間でしょ?違った?」ニコニコ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ベルダ「‥‥分かった、依頼に応じるよ」

 

ラナン「やた!ありがとうベルダ、これでマスター好みに迫れるわ!」



【以上回想 了】





ベルダ「‥‥まずはエロマスターが所蔵するエロ本を全て見せてくれ」


真少年「誰がエロマスターだ」


ベルダ「すまない間違えた、エロスターが所蔵するエロ本を全て見せてくれ」


真少年「おい、エロスターとは誰のことだ」


ベルダ「ユー」ユビサシ


真少年「ミー?」


ベルダ「Yes sure 」


真少年「いきなり発音がいい?!‥‥えっとエロスターは今現在エロ本は所持していない」


ベルダ「‥‥そういう思春期特有のカッコつけはどうでもいいから、マスターが夜な夜な熟読しているブックを出して」


真少年「だから、ねーっつってんのっ!!」


ベルダ「ペカペカに汚れててもお姉さんは笑わないよ?」


真少年「本当に無いんだよ、探ししてもなかっただろ」


ベルダ「確かに‥‥」


真少年「まあ、ぶっちゃけ、全部ロザリーに燃やされた」


ベルダ「‥‥」


真少年「もう少し詳しく言うと、ダチュラにエロ本見せてたら怒られた、そんで部屋のエロ本全部押収された」


ベルダ「で、全部燃やして捨てられたと」


真少年「その前に、ロザリーの前でエロ本を大きな声で一言一句朗読させられた」


ベルダ「どんな仕打ち受けてんのよ」


真少年「途中で何故か涙が溢れて文字が読めなくなった、そしたらロザリーが許してくれてさ‥‥ロザリー優しい‥‥」


ベルダ「マスター、心の判断基準が狂わされてるよ」


真少年「本当ならエロ本と同じポーズで朗読するところをただ朗読するだけで、更には全冊朗読する事なく許してくれたんだよ?ロザリー天使」


ベルダ「あの子、人を服従させる方法が、堅気の手口じゃないよ‥‥」


真少年「ちなみにこれが焚書目録」スッ


ベルダ「‥‥ふむ、‥‥なるほど」


真少年「僕のエロ本の調査が依頼内容だった?」


ベルダ「まーね」


真少年「それだけ?」


ベルダ「うーん」





【以下回想】



プルメリア「あら、ベルダさん」


ベルダ「‥‥プルメリアさん」


プルメリア「名探偵のベルダさんに依頼があります」


ベルダ「はあ‥‥」


プルメリア「マスターの行動を24時間見ていたいのですが‥‥」


ベルダ「公序良俗に反する依頼はお受けしかねます‥‥」


プルメリア「あら、私のマスターに対する思いが公序良俗に反すると‥‥?」


ベルダ「ん?」


プルメリア「それとも私自身が公序良俗に反する存在とでも?」ニッコリ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ベルダ「そんなことは言ってない!」


プルメリア「では、こちらがマイクロカメラとマイクです」


ベルダ「」


プルメリア「それと万が一マスターに発覚した場合はベルダさんの独断行為ということでよろしくお願い致します」


ベルダ「」


プルメリア「あと、恐らくマスターのお部屋には色々と仕掛けられていると思いますのでお掃除もよろしくね」


ベルダ「ちょっと待って」


プルメリア「ベルダさんの頭に光の契約印を封じておきましたので、何かあればポンってなります」


ベルダ「いつの間にっ!!」

 

プルメリア「大丈夫です、痛みなんか感じる暇はありませんから」


ベルダ「えー」


プルメリア「うそうそ、冗談ですよ、うふふふ」


ベルダ「は、ははは、プルメリアさんはユニークだなー」


プルメリア「‥‥ニヤリ」


ベルダ「‥‥‥では、行ってきます」


プルメリア「よろしくお願い致します」ペコリン



【以上回想 了】





ベルダ「それとなマスター」


真少年「うん」


ベルダ「これとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれとこれがマスターの部屋に仕掛けられていたカメラと盗聴器だ」ゴトッゴトッゴトゴトゴトゴトドサーーッ


真少年「ひえぇっ!!」


ベルダ「どれだけ仕掛けられてんのよ」


真少年「怖い‥‥」


ベルダ「探してたこっちも怖かったよ‥‥まあ、次から次に‥‥」


真少年「僕のプライバシーはどこに行った」


ベルダ「ま、これがもうひとつの依頼だよ」


真少年「?」


ベルダ「マスターの部屋の盗撮盗聴の確認と排除  (‥‥あと、プルメリアの盗撮セットの設置な)」


真少年「ああ‥」


ベルダ「マスター、これは私個人としての、数少ない友人としての忠告なんだがな」


真少年「うん」


ベルダ「部屋では弱味を握られるようなことはするなよ」


真少年「よく分かった‥‥一人万引きGメンごっこくらいにしとくよ‥‥」


ベルダ「それは平気なんだ」


真少年「全然平気、こっちでなんとかなる」


ベルダ「流石に強いな」


真少年「以上かな?」


ベルダ「うーん」





【以下回想】


スフレ「あ、ベルダお姉ちゃん!」


ベルダ「ん、スフレちゃん、どうした」


スフレ「あのねあのね、えっとー」モジモジ


ベルダ「うん」


スフレ「お姉ちゃんって探偵さんなんだよね?」


ベルダ「そうだが」


スフレ「あのね、スーね、えっと」モジモジ


ベルダ「うん」


スフレ「お兄ちゃんに何かプレゼント渡したいんだけど‥‥えっと」テレテレ


ベルダ「‥‥マスターが何を欲しがっているか調べようか?」


スフレ「本当!!」


ベルダ「ああ、調べておくよ」


スフレ「わーい、ありがとうベルダお姉ちゃん!」


ベルダ「いいよ」



【以上回想 了】





ベルダ「‥‥」ホッコリ


真少年「どした、ニヨニヨして?」


ベルダ「スフレちゃんがマスターに何をプレゼントしたらいいか悩んでいたぞ」


真少年「心が和む‥‥」


ベルダ「なんと言っておこう」


真少年「部屋に飾る花を摘んできて欲しがっていた、と言っておいて貰える?」


ベルダ「了解した」


真少年「最後にほっこりする話を聞けて良かったよ」


ベルダ「スフレちゃんが小さなおててで摘んできた花をマスターは何に使うのやら‥‥」


真少年「お前もう帰れ」





ベルダ「しかし、マスターも色々と大変だな」


真少年「そう思うなら部屋を荒らすな」


ベルダ「いつも通り、片付けておくつもりだったのに‥‥」


真少年「ん?」


ベルダ「マスターが突然帰ってくるから‥‥」


真少年「ちょっと待って、聞き捨てならない単語があった‥‥いつも通り?」


ベルダ「うん」


真少年「お前何回僕の部屋に入り込んでるんだよっ!」


ベルダ「ほぼ連日?」


真少年「それほとんどベルダの部屋だよね!」


ベルダ「TENGA を見つけた時はマスターとのつきあい方を考えたよ」


真少年「それはカトレアが忘れていったものだ」


ベルダ「捨てるか返すかしないの?」


真少年「何かの役に立つかも知れないだろう?」


ベルダ「ナニの役にしかたたないだろ」


真少年「まあ、TENGA を使う姿を盗撮された日には、生きてけなくなるな」


ベルダ「まあ、そういう訳で清く生きるように」


真少年「ベルダも人の部屋に勝手に入らないように」


ベルダ「善処する方向で考えてみよう」


真少年「あ、こいつ善処する気全然ない‥‥」










第47話 ベルダ報告書捕捉



真少年「ちなみにベルダとは、話せない状況下では、互いにまばたきモールス信号で通信する約束」


真少年「今回は‥‥」




ベルダ「ラナン ガ エロホン シラベテッテ イライ」


真少年「リョウカイ」


ベルダ「マスター ハダカ ミタイナラ ホテル イコ ミセテアゲル」


真少年「アホ」


ベルダ「トウホウ バスト85 ウエスト53 ヒップ85 ナカナカ ヒキシマッタ エロボディ ガ ジマン」


真少年「ヤメロ」


ベルダ「ハジメテ ダカラ ヤサシク シテネ」


真少年「ヤメロ ト イッテイル」


ベルダ「ガンバッテ キモチヨク スルネ」


真少年「ソレハ ナイ」


ベルダ「ナミダ ヲ ウカベナガラ マスター ガ ワタシ ノ ナカ ヲ タノシム ノヲ ワタシ ハ タエテ オンナ 二 ナル」


真少年「だから、ねーっつってんのっ!!」





ベルダ「プルメリア ハ トウサツカメラ ノ セッチ イライ」


真少年「アノヤロウ」


ベルダ「チナミニ デテキタ カメラ ホントウ 二 アッタ」


真少年「リョウカイ」


ベルダ「プルメリア ノ カメラ ハ ベット ナナメ テンジョウ アナ ノ ナカ」


真少年「テキトウ ナ トキ ニ ミツケタフリ シテ ハズスヨ」


ベルダ「アト アタマ 二 バクダン ウメコマレタ」


真少年「ダイジョウブ アト デ イチバ デ オチアオウ ハズス」


ベルダ「オマタ ノ オクニモ バクダン トッテ ネ」


真少年「ウソ ダ」


ベルダ「ハズカシイ ケド ガンバルネ」


真少年「アホ」


ベルダ「デモ バクダン ハズス プルメリア 二 バレル ヤバイ カモ」


真少年「ダミー ツカウ」


ベルダ「ダイジョウブ カナ」


真少年「全然平気、こっちでなんとかなる」






ベルダ「スフレチャン マジ カワイイ」


真少年「ウン イイコ ダ」


ベルダ「スフレチャン ヲ ダッコ シナガラ マスター 二 アラアラシク ツラヌカレ タイ」


真少年「ユガンデル」


ベルダ「スフレチャン ガ ヨシヨシ シテクレル ワタシ ハ マスター 二 アタエラレル ゲキツウ 二 タエラレル」


真少年「クサッテル」


ベルダ「マスター ノ アツイ モノ ヲ ソソガレナガラ スフレチャン ト チュウ シテ フィニッシュ」


真少年「お前もう帰れ」






ベルダ「キョウ ノ テイジホウコク ハ コンナ トコロ」


真少年「ゴクロウサマ」


ベルダ「マスター ト アエテ ウレシイ ダイスキ アイシテル ハヤク ダイテ スキニシテ」


真少年「オマエナー」


ベルダ「マスター ハ ワタシ デ オトコ 二 ナル ケッテイ ジコウ」


真少年「キマッテル ノ カヨ」


ベルダ「ソシテ ワタシ ノ グアイ ノ ヨイ カラダ ニ オボレル」


真少年「アノナ」


ベルダ「まあ、そういう訳で清く生きるように」






~~

真少年「今回のベルダからの報告はこんな感じ」


真少年「なんだろうあの性格の変わり具合は‥‥」


真少年「メールとか性格変わる人もいるけど‥‥ベルダはどちらが本当のベルダなんだろう」






第48話 ベルダ報告書添付資料


ベルダ「ふふ、今日はマスターと遊べたから良い日だった」


カトレア「‥‥ベルダ」


ベルダ「カトレア!」


カトレア「‥‥」


ベルダ「‥‥何か」


カトレア「サーチ&デストロイ、サーチ&デストロイッ!私はオーダーを下したぞっ、探偵っ!」


ベルダ「何故最後の最後にヘルシング‥‥」


カトレア「一応オールスターみたいにしておこうかと‥‥」


ベルダ「‥‥はぁ」


カトレア「‥‥」


ベルダ「‥‥私がスマホの充電はしておこう、ゴマ乙アプリも立ち上げておこう、ステージも選択してやろう、出撃乙女も選んでおこう、サポート乙女も選んでやる、しかし出撃決定ボタンを押すのはマスターだ、魔物を引き裂き撃墜させるのはマスターの意思だ」


カトレア「上出来です、ベルダ」


ベルダ「‥‥‥(一応認められてはいるのか?)」






後書き

密偵ベルダは真少年に仕える独立遊撃隊です。テロルミラージュに乗っています。


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