2017-11-14 01:37:35 更新

概要

真少年とリンフィールドの冒険話、後編です


前書き

リンフィールドって真少年といいコンビになると思うんですよね。


リンフィールドは魔法乙女2

 ゴシックは魔法乙女 短編集20



リンフィールドと真少年の冒険



郊外の村にて


真少年「だーかーらー、故意にじゃなくて、不可抗力なの」


リンフィールド「いーえ、明らかに故意です、狙っていましたわ」


真少年「あのな、リンフィールド、偶然オーブが落ちてだな、それを拾おうとして屈むだろ」


リンフィールド「そこまでは良いのです!何故あたくしのスカートをまくりあげるのです!!」


真少年「仕方ないだろ、オーブが引っ掛かったんだから‥‥」


リンフィールド「‥‥そこまでは100歩譲って良いでしょう、まぁ、有り得ないことでは無いかもしれません」


真少年「だろ?」


リンフィールド「では、何故悲鳴を上げるあたくしのスカートをまくり上げたままでいたのです!」


真少年「馬鹿!黒色のガーターベルトなんだぞっ!!そんなのガン見されるに決まってんだろっっ!!」


リンフィールド「開き直りやがりましたわっ!?」


真少年「人はパンのみでは生きられないんだよ‥‥」


リンフィールド「‥‥その上、人の足をサワサワと触りまくってっ!」


真少年「凄い触り心地が良さそうな足だったから仕方ないだろっっ!!」


リンフィールド「お前はあほかーっっ!!」ドガーン


真少年「ぴいぃっっ!!」




これは真少年が5乙女と契約して間もない頃、王宮貴族のリンフィールドと防御魔法陣を探し求める旅のお話




村外れの広場にて


リンフィールド「マスター、村の人達の話では大型の魔物が北の渓谷に現れるそうですわ」


真少年「なぁ、リンフィールド‥‥」


リンフィールド「何か?」


真少年「スカート長くない?サービス悪いって不評だよ」


リンフィールド「‥‥」


真少年「せっかく村に来てんだから仕立屋さんに膝上20センチくらいにしてもらいなよ」


リンフィールド「この大型の魔物はあらゆる攻撃を無力化するとのことですわ」


真少年「あれ、聞こえてない?せっかく村に来てんだから仕立屋さんにスカートを膝上20センチくらいにしてもらいなよ」


リンフィールド「つまり、防御に特化した魔法陣を展開している可能性が高いですわね‥」


真少年「ん?せっかく村に来てんだから仕立屋さんにスカートを膝上20センチくらいにしてもらいなよ」


リンフィールド「確認したいですね‥‥」


真少年「せっかく村に来てんだから仕立屋さんにスカートを膝上20センチくらいにしてもらいなよ」


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「せっかく村に来てんだから仕立屋さんにスカートを膝上20センチくらいにしてもらいなよ」


リンフィールド「‥‥マスターはいつから村人Aになったのですか?それしか話せませんの?」


真少年「‥‥勝った」


リンフィールド「‥‥‥」ピキッ


真少年「そうだね、1度確認しておきたいね」


リンフィールド「‥‥ムカつきますわ」


真少年「だって、リンフィールドの足ってメチャクチャ色っぽいんだよ?ずっと見ときたいじゃん」


リンフィールド「な、な、な、な、なななななな!」


真少年「長くスラリとして、それでいて意外と肉付きの良い、あんよちゃん」


リンフィールド「あ、あ、あたくしはっ!女性をそのような下世話な視線で見る方は、軽蔑しますわっ!」


真少年「むむっ、それは失礼しました‥‥こちらが自慢の品でしたか」


真少年の手→リンフィールドのオッパイをオッパイング


真少年「‥‥‥」モミモミ


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「ほほう、お椀タイプだけどかなりの弾力‥‥」モミモミ


リンフィールド「ひっ、ひっ、ひっ」


真少年「それでいて柔らか」


リンフィールド「ひぎゃあぁぁぁぁあぁあーっっ!!」


真少年「はは、リンフィールド喜び過ぎだよ」モミモミモミモミ


リンフィールド「お前はアホかーっっ!!アホーっっ!!」ドガーン


真少年「いでぇっっ!痛い痛い痛い!!至近距離で魔法弾はやめろーっ!」


リンフィールド「死ね死ね死ねっ!!」ドガーン


真少年「待て待て!リンフィールドが誘って来たからだろっっ!?」


リンフィールド「はあぁあ?あたくしがいつ誘ったーっっ!!」


真少年「え?だって足が魅力的ですねって言ったら、足だけじゃなくてオッパイも見て下さいって言ったじゃん!」


リンフィールド「人の話を曲解し過ぎですわーっっ!」


真少年「待て待て、曲解は言い過ぎだ、1度確認しよう」


リンフィールド「確認することなんてありませんわっ!」


真少年「あのな、人と人の関係は会話によって成り立つんだよ、ちゃんと確かめて、お互いの齟齬は少なくしておこうよ」


リンフィールド「‥‥そこまで言うならば、好きになされば?」


真少年「じゃあちょっと真少年コピペすんぞ」


リンフィールド「フリーダム過ぎますわ、マスター‥‥」


真少年「ふ、これが僕の隠されし力の1つ、【真少年コピペ】!!」キュイーン




【真少年コピペ発動】


真少年「だって、リンフィールドの足ってメチャクチャ色っぽいんだよ?ずっと見ときたいじゃん」


リンフィールド「な、な、な、な、なななななな! (あたくしの魅力は足だけではありませんわ!) 」


真少年「長くスラリとして、それでいて意外と肉付きの良い、あんよちゃん (それ以外の魅力と言うと?) 」


リンフィールド「あ、あ、あたくしはっ!女性をそのような (足だけの魅力しか感じない足フェチの様な) 下世話な視線で見る方は、軽蔑しますわっ! (ちゃんとあたくしの意外にふくよかなオッパイもちゃんと見て下さいまし!なんならオッパイングして確かめても良くってよ?マスターだけ特別ですからね‥‥ぽっ)」


【真少年コピペ 了】



真少年「な?」


リンフィールド「お前は‥‥」


真少年「間違っても仕方ないだろ?な?な?」


リンフィールド「お前は‥‥」


真少年「ま、リンフィールドも今後は言い回しに気を付けてくれ」


リンフィールド「お前はアホだーっっ!!」ドガーン


真少年「ひぎゃあぁぁぁぁあぁあーっっ!!」






空中戦~~


真少年「ふむ、魔物の種類が変わっているな」


リンフィールド「獣みたいですわ」


真少年「固さはそれほどだけど、素早いな」


リンフィールド「もうっ!狙いがつけにくい!!」


真少年「予測ポイントを見極めようか」


リンフィールド「?」


真少年「ほら、例えばあの鳥形の魔物はこちらに平行して飛んで攻撃してんじゃん」


リンフィールド「ええ」


真少年「一方グリフォン型はこちらに突入してくるでしょ」


リンフィールド「確かに」


真少年「鳥は進行方向、グリフォンは突っ込んでくる先頭をそれぞれの予測ポイントとして攻撃しよう」


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「どした?」


リンフィールド「マスターの普段と戦闘中の落差が激しすぎる気がします‥‥」


真少年「ふふ、リンフィールド、普段は場を和ませるために道化役に徹しているのさ」


リンフィールド「本当に?」


真少年「ごめん嘘、格好つけてた、今もリンフィールドのオッパイとあんよのことで頭がいっぱい」


リンフィールド「正直すぎますわ!!」






空中戦~~


リンフィールド「きゃああっ!!」


真少年「くっ!!」


リンフィールド「ひっ!はぁっ!はぁっ!」


真少年「‥‥特攻と弾幕の同時攻撃とは‥‥リンフィールド、地面ギリギリまで行くよ」


リンフィールド「は、はいっ」


真少年「大丈夫、ほら、敵の下方に潜り込むと狙いが付けられ難いでしょ」


リンフィールド「くっ、凄い掃射っ!ひっ!」


真少年「なーに、こんなの当たらないよ、ほら、そこから森に入りやり過ごそう」


リンフィールド「はいっ」


真少年「慌てなくていい、森ではトップスピードを落として木に当たらないようにしよう、魔物の視界から逃れたら方向転換ね」


リンフィールド「逃げますの?」


真少年「僕達の目的は?」


リンフィールド「‥‥防御魔法陣の入手」


真少年「それに世界を救うことと王宮での権力強化ね」


リンフィールド「そうですわ」


真少年「そういうこと、戦局に拘らず大局に拘ろう、スタコラサッサだよ」






空中戦~~


真少年「なーんか、魔物のレベルが上がってる?」


リンフィールド「けど倒せない程ではありませんわ」


真少年「まあね」


リンフィールド「マスター!あそこの隙間!」


真少年「いい眼だ!突っ込もう!」


リンフィールド「はいっ!おりゃああーっっ!!」


真少年「よしっ!ラブマックスもいったれーっ」


リンフィールド「ラーブッマックスッ!!」






空中戦~~


真少年「リンフィールド、右から来るよ」


リンフィールド「承知です」


真少年「わっ、でかい魔物が挟み撃ちしてきたな、リンフィールド」


リンフィールド「ええ、挟み込まれぬよう距離をおきます」


真少年「うん、なんとか魔物同士で同士討ちになる位置に行きたいな」


リンフィールド「片方に追わせて、もう片方に向かいましょうか」


真少年「いいね、ぶつかってくれれば最高だな」






そして休息~~


真少年「どした?リンフィールド」


リンフィールド「‥‥なんでもありませんわ」


真少年「いや、元気なさそう、やっぱり疲れるよね」


リンフィールド「あたくしは平気です」


真少年「本当?」


リンフィールド「‥‥ええ」


真少年「スカートめくる?オッパイングした方がいい?」


リンフィールド「もぎ取りますわよ?」


真少年「あれ?たくましくなった?」





渓谷の川辺、クロノスドームⅣ型内


リンフィールド「‥‥マスター、寝ていらっしゃる‥‥?」キュッ


真少年「」


リンフィールド「寝ると言うより、気を失うと言う方が正しいですわ‥‥」


真少年「」チーン


リンフィールド「あたくし、体中が擦り傷だらけ‥‥でもね」


真少年「」


リンフィールド「やっと気が付きました‥‥」


リンフィールド「マスターの体、傷だらけで、アザだらけで‥‥」


リンフィールド「‥‥ほら、背中なんか‥‥真っ青なアザばかり‥‥ぐすっ、ここなんか血が滲んでますわ‥‥うっうぅ‥‥」


リンフィールド「マスター、いつも、あたくしが傷つかないように‥‥ぐすっ、庇って下さってた‥‥‥ううっ、ひっひぐっ」


リンフィールド「マスター、マスタァ」ギュウッ


真少年「‥‥‥」サワ‥


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「‥‥‥」サワサワ


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「‥‥‥」サワサワサワサワ


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「‥‥‥泣くな」サワサワ


リンフィールド「マスター‥もうっ!」


真少年「‥‥リンフィールド、僕はリンフィールドのマスターだぜ」


リンフィールド「はい‥」


真少年「だから僕が傷つくことなんか気にするな、ね」


リンフィールド「気にならない訳ないでしょう‥ぐすっ」


真少年「この程度、リンフィールドのマスターになれた幸せに比べれば大したことないよ」


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「ね」


リンフィールド「‥‥あたくし、もっと強くなります、マスターが傷つかないように」


真少年「じゃあ、一緒に傷つく程度に強くなってくれ」


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「せっかくマスターと魔法乙女になったんだから、運命協同体になろう」


リンフィールド「ええ、生きるのも死ぬのも一緒ですわ」


真少年「え?そこまで重くは考えてなかったかも」


リンフィールド「もうっ!‥‥駄目ですわ、あたくし決心してしまいましたから」


真少年「うん、ありがとう」


リンフィールド「‥‥‥」ゴクリ


真少年「ん?」


リンフィールド「‥‥マスターッ!こ、こちらを向いて下さいませっ!!」グリッ ゴキン


真少年「ぐはっ!痛っ!く、首を強引にねじるなっ‥‥っ‥‥」


リンフィールド「‥‥‥」チュッ


真少年「‥‥‥」


リンフィールド「‥‥‥」ハァッ


真少年「‥‥‥」


リンフィールド「‥‥‥マスター、大好き‥‥愛してますわ」マッカ


真少年「うん‥‥ありがとう」


リンフィールド「‥‥わ、分かっています‥‥マスターには5乙女と世界を救う使命があること‥‥あたくしは王宮での使命を果たさねばならないこと‥‥」


真少年「うん」カミノケ ナデナデ


リンフィールド「‥‥マスターとあたくしの道が交わらないことは‥‥分かっています」


真少年「うん」


リンフィールド「でも、今は‥‥今だけは‥‥あたくしはマスターだけの魔法乙女‥‥」ギュウッ


真少年「‥‥僕はリンフィールドだけのマスターだ」ギュウッ


リンフィールド「マスター、動かないで、傷が痛むでしょう?」


真少年「ん?頑張るに決まってんだろ」


リンフィールド「もうっ‥‥ほら、無理して動かないで‥‥あたくしに任せて‥‥」








空中戦~~


リンフィールド「大きいっ!?」


真少年「うん、獣タイプだけど、なんだあのでかさは‥‥」


リンフィールド「普通のボスの3倍はありますわね‥‥」




真少年とリンフィールドの前に丘ほどもある巨大な1つ目の魔犬がうなり声を上げて立つ




真少年「リンフィールド、試しに魔法弾を叩き込んで、離脱」


リンフィールド「はい、でやっ!」


真少年「どうだ?!」


リンフィールド「‥‥‥駄目、ほとんど弾かれてます、離脱します!」


真少年「うん、どうしたものか‥‥」


リンフィールド「!!マスターッ!!来てますっ!」


真少年「素早い!!」


リンフィールド「きゃっ!くっ‥‥」


真少年「それに攻撃も激しい、って、どれだけ魔法陣を展開してんだ!」


リンフィールド「てやあっ!このーっ!!」


真少年「攻撃も弾くか‥‥リンフィールド、奴が展開している魔法陣に集中砲火してみよう」


リンフィールド「はいっ!このっこのっ!‥‥‥潰せた!」


真少年「よし、攻撃用の魔法陣は破壊可能だ、リンフィールド、魔法陣を攻撃して、誘爆で奴にダメージを与えるぞ」


リンフィールド「はい、マスター!」


真少年「長期戦だ、焦らずゆっくりやろう」


リンフィールド「はい、ぐっ!」


真少年「大丈夫か?!リンフィールド、奴はホーミング弾だ、ギリギリまで引き付けてからかわそう



リンフィールド「了解ですわ」




巨大な魔犬が放つホーミング弾がリンフィールドと真少年に執拗に迫り、それをギリギリでかわし、魔法陣への攻撃が行われる




リンフィールド「はっ、はっ、はっ、くっ!このっ!このっ!」


真少年「リンフィールド、避けるときは攻撃しなくていい」


リンフィールド「は、はいっ」


真少年「‥‥‥」




魔犬の咆哮は空気を震わせ大地を揺らす、リンフィールドはその咆哮と殺意溢れる眼に心折られぬよう唇を噛み締め真少年の声に集中する




リンフィールド「あっ、ぎっ!!痛っっ!!」


真少年「リンフィールド!」


リンフィールド「い、い、痛くないっっ!!」


真少年「‥‥‥くそっ!」




戦闘が長引けば長引くほどリンフィールドの疲労と負傷は増大していく、真少年も庇いきれず、リンフィールドのいたるところから血が滲み垂れ流れる‥‥

それに対して魔犬も傷つくものの致命傷には至らず!逆にリンフィールドと真少年への増悪を募らせ攻撃を激しくする




リンフィールド「ぜはっ、ぜはっ、ぜはっ、はっ、はっ、はっ、このっ‥‥」


真少年「‥‥‥よし、落ち着こう、考えよう」


リンフィールド「はっ、はっ、ぜはっ、マ、マスター?」


真少年「‥‥‥‥うん」




魔犬はリンフィールドからの攻撃が止まってもリンフィールドと真少年を追って攻撃を続ける


真少年はリンフィールドに攻撃を避けることだけに集中させ、その間に作戦を伝える




真少年「リンフィールド、任せた」


リンフィールド「マスター、任されました」


真少年「‥‥せーのっ!!」




リンフィールドと真少年が魔犬の目の前で分離し離れる!


魔力を持たない真少年は魔犬の鼻先に向かって落ちていく


魔力を振り絞るリンフィールドは急上昇し魔犬の視界から消える


魔犬、落ちて向かってくる真少年を噛み殺すべく、鋭い牙だらけの口を真少年に向ける




真少年「だよな、牙があるってことは噛みつけるってことだよな‥‥」




魔犬の巨大な口が迫り薄汚れた牙と真っ赤な口腔が真少年の目に写る


その真少年の頭の横を、肩の側を、足の間を、無数の黒紫に輝く光が掠めて通り過ぎる、リンフィールド魔法弾!!


リンフィールドの魔法弾は魔犬が真少年を噛み引き裂く為に開けられた巨大な口内に迸り、鈍い音を立てて魔犬の後頭部から肉と血飛沫を撒き散らして貫き飛び出る




リンフィールド「マスター!」




リンフィールド、ゆっくりと倒れていく獣には目もくれず、結果を確かめもせず、自由落下を続ける真少年へと翔ぶ!


リンフィールドが真少年に飛び付き抱えるのと魔犬が地面に崩れ落ち地響きを立てるのと同時であった




リンフィールド「マスター、マスターッ、マスターッ!!」


真少年「よしよし、上出来、上出来」


リンフィールド「うっ、うぐっ、うわーん」


真少年「うんうん、良く頑張った」


リンフィールド「ひぐっ、もうっ、怖かったんだからっ!」


真少年「怪我は?」


リンフィールド「‥‥急上昇から体をひねって急降下、体中が痛いぃ‥‥ぐすっ」


真少年「しかしよく間に合ったな‥‥アドレア海のエースの技、捻り込みか」


リンフィールド「無事で良かったっ!マスターがっ、ぶ、無事で良かったっ‥‥うわーん」ギュウッ


真少年「うん、リンフィールドのお陰だ」ヨシヨシ


リンフィールド「‥‥やっぱり、あたくし、マスターが好き、大好き」


真少年「ありがとう、戦友、僕もリンフィールドが大好きだよ」


リンフィールド「あたくしマスターと結婚しますわっ!」


真少年「うん、落ち着け」






戦績~~


真少年「その魔法陣、使えそう?」


リンフィールド「おそらく‥‥街の防御魔法陣と同じ術式、増幅系の魔法陣ですから‥‥」


真少年「後は研究、解析、応用だね」


リンフィールド「ええ、腕の見せ所ですわ」


真少年「期待してるよ、これで街の人も安心して暮らせるようになる」


リンフィールド「‥‥‥ええ」


真少年「どした?」


リンフィールド「‥‥‥」


真少年「‥‥リンフィールド、これで依頼任務は終わるけど、運命協同体は終わらないだろ?」


リンフィールド「‥‥勿論ですわ」


真少年「僕は魔法乙女と世界を救う、リンフィールドは王宮での立場を確固たるものにして、魔法で世界を救う」


リンフィールド「マスターのバックアップもしますわ」


真少年「期待してる、ま、お互い頑張ろう」


リンフィールド「マスター、私のマスターであることを忘れては嫌ですわよ」


真少年「忘れるか」


リンフィールド「あと、あたくしのマスターらしく、あたくしのドレスを褒めるとか、容姿を褒めるとか、紳士らしく振る舞ってください」


真少年「その後スカートめくっていい?」


リンフィールド「もうっ!‥‥‥二人きりなら」





後書き

なので真少年はリンフィールドとディオール魔法学園の件で会った時、リンフィールドのドレスを誉めていました。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください