2015-04-15 16:11:17 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
艦娘達は提督の見てるアニメやら何やらに影響されて妙な事をやりだすかもしれません
ちょっと戦闘シーン入ります
妖精さんたちが喋ったりします
SSにしては長いかもです、お忙しい方はご注意を


前書き

6回めになりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

設定とか少し
提督:土地神様、まあ色々できる。主兵装:刀

皐月:秘書艦:12・7cm連装砲B型改2・4連装酸素魚雷・33号水上電探・etc

睦月:何でも屋さん:12.7cm連装高角砲(後期型)・3連装酸素魚雷・33号水上電探・ドラム缶・etc

如月:何でも屋さん:12.7cm連装高角砲(後期型)・3連装酸素魚雷・33号水上電探・ドラム缶・etc

弥生:対潜艦:三式水中探信儀・九三式水中聴音機・三式爆雷・二二号水上電探改・etc

卯月:防空艦:10cm高角砲+高射装置・12cm30連装噴進砲・13号対空電探改・etc

文月:いーじす艦(かり:33号水上電探・13号対空電探改・三式水中探信儀・九三式水中聴音機・etc

長月:重雷装駆逐艦:12.7cm連装高角砲(後期型)・五連装(酸素)魚雷・五連装(酸素)魚雷・33号水上電探・etc

菊月:火力重視:12・7cm連装砲★10・4連装酸素魚雷・33号水上電探・etc

三日月:夜戦要員:12.7cm連装高角砲(後期型)・3連装酸素魚雷・33号水上電探・探照灯・照明弾・etc

望月:夜戦要員:12.7cm連装高角砲(後期型)・3連装酸素魚雷・33号水上電探・探照灯・照明弾・etc

金剛:高速戦艦:46cm三連装砲・46cm三連装砲・徹甲弾・3式弾・32号水上電探・etc

球磨:脳筋:20.3cm(3号)連装砲・15.5cm三連装副砲・4連装酸素魚雷・32号水上電探・水上観測機・etc

多摩:目ざとい:15.2cm連装砲・8cm高角砲・3連装酸素魚雷・14号対空電探・水上観測機・etc

木曾:重雷装艦(汎用:15.5cm三連装副砲・五連装(酸素)魚雷・甲標的・etc

北上:重雷装艦(ガン積み:五連装(酸素)魚雷・艦首(酸素)魚雷・甲標的・etc

大井:重雷装艦(ガン積み:五連装(酸素)魚雷・艦首(酸素)魚雷・甲標的・etc

夕張:でっかい駆逐艦:3式探信儀・3式爆雷・25mm三連装機銃・14号対空電探・etc

それではこの番組は

金剛「New Faceが登場だよっ」
北上「やったね木曾っち、家族がふえるよ♪」
木曾「おい、やめろ」
多摩「どうせ新人にさっさと追いぬかれて、木曾がぐぬぬぬ…するまでがテンプレにゃ」
球磨「ま、その時はまた姉ちゃんと二人きりクマ。木曾は甘えん坊だからしょうが無いクマ」
大井「ちょっと木曾さん、また私まで巻き込まれそうなんですけどやめてくれません?」
木曾「お前らなぁ…」

提督「兵装実験軽巡とかどうよ?」
卯月「へーそーじっけんけーじゅん…なんか強そうぴょん…」(きらきらきらきら
菊月「兵装実験軽巡か…どんな艦だ?いつ着任する?」(きらきらきらきら
皐月「…多分二人が思ってるようなお艦では無いとおもうよ…いちおう」
長月「聞いちゃいないだろうけどな…」
望月「どうせ、すんげー武器つんでるとか考えてんだろうな」
三日月「あははは…夕張さん、大丈夫かな」
如月「ウェーク島以来になるのかしらねぇ」(しみじみ
弥生「え、まぁ、そうだね…」(戸惑い気味
睦月「むむむ…」(戸惑い気味
文月「だいじょうぶ♪今度は みーんな一緒だから、ね♪」(きらきらきらきら
如月「そうそう、そんなに気にしな~いの」(うふふふふ

夕張「兵装実験軽巡、夕張、到着いたしました!」

以上のメンバーでお送りします


↑前「提督とバレンタイン」

↓後「提督と瑞鳳」



提督と夕張


ー工廠ー


卯月「で、司令官。兵装実験軽巡はどこぴょん?」

菊月「で、司令官。兵装実験軽巡は何処だ?」

提督「ぷっ…」(←笑ってる


開口一番これである。二人そろって同じようなことを言う


夕張「こ、ここだよー?」


小さく手を振ってアピールする夕張さん

それをちらっと一瞥した二人が顔を見合わせ再び口を開く


卯月「夕張ぴょん」

菊月「夕張だな」

提督「っくくくく…」(←笑ってる

夕張「へ、兵装実験軽巡でーす」(←手ふってる


再びアピールする夕張さん


卯月「でも夕張ぴょん」(ひそひそ

菊月「だが夕張だ」(ひそひそ


顔近づけてひそひそと話始める二人

とはいえ、話し声はダダ漏れである


卯月「うーちゃんより足遅いぴょん」(ひそひそ

菊月「私より体力ないぞ」(ひそひそ

夕張「…」(←うなだれてる


夕張です。久しぶりに合った僚艦の娘たちからディスられました


夕張「て、いうか提督も笑ってないでなにか言ってくださいよ」

提督「なははは。じゃーとりあえず、兵装実験軽巡っぽい所でも見せれば納得するんじゃない?」(にやにや

夕張「兵装実験軽巡っぽい所って言われても…」


小さな体に大きな武装って言ってもこの娘達絶対認めないわよね…


提督「はい、じゃー卯月からどうぞ。兵装実験軽巡とは?」

卯月「兵装実験軽巡とはっ!すんごい武器を積んでることだと思いまっすっ!」

夕張「…」(←嫌な予感しかしない

提督「その心は?」

卯月「ちょー重力砲、これぴょん!これだすぴょんっ!」

夕張「…」(←やっぱりかぁ


しばし頭を抱える夕張さん


夕張「えっとね、卯月ちゃん。あなたバカでしょ?」


躊躇なく断言された


卯月「…ふふふ、そこに気づくとは夕張、やはり天才ぴょん」(キリっ


めげない卯月。というか慣れてる


提督「バーカ」


開き直るというのならと。一言、バカにバカを投げつける


菊月「ばーか」(←乗っかった

夕張「ばーか」(←乗っかった

3人で「バーカ」

卯月「えーい、あんまりバカバカ言うなぴょんっ!」


耐え切れず卯月が不満を口にする。なんて豆腐メンタル


長月「バカはお前だ」


ガシっと何時の間にやらやってきていた長月が菊月の肩を掴んでいた


菊月「うっ…」

長月「警備任務があると言っておいたはずだがなぁ」


ギリギリと肩を掴んだ手に力が篭もる


菊月「い、今から行こうかと…」

長月「そうか、じゃー行くぞ今行くぞ直ぐいくぞ」

菊月「ま、まて、長月。い、いたいぞ」

長月「痛くしている」


ズルズルと菊月を引きずっていく長月


長月「すまない夕張。馬鹿共が失礼をしたな」

夕張「え、うん。長月も任務がんばってね…」

長月「ありがとう。それと司令官…」


じろーって睨まれた


提督「妹で遊んでくれるな、か?」

長月「それはいい。が、仕事に支障が出ない程度にな…」

提督「いいんだ。ま、とりあえず、行ってらっしゃい」

長月「ん…行ってくる」

菊月「ね、姉さん。いた、いたいから…」


しまいに涙声になりつつある菊月を引きづって長月が港の方へ向かっていった


夕張「はぁ…」(ため息

提督「どうした疲れた顔して?」

夕張「だってぇ…」


夕張が項垂れていた


弥生「…司令官」


長月たちと入れ替わるようにひょっこりと弥生が顔を覗かせる


提督「お、来たか。それじゃあ夕張、本題だ」

夕張「ほ、本題、ですか?」


ー鎮守府近海ー沖合


つまり防空と対潜、両方できる娘が欲しかったと…

それならそれで早く言って欲しい。からかうために呼ばれたのかと不安になったじゃない


木曾「夕張、お前の教導を担当する事になった木曾だ。よろしく頼む」

夕張「夕張です。こちらこそよろしくお願いします」


ビシッと敬礼を交わす二人。ちょっと軍隊っぽい


多摩「いいから早く始めるにゃ…多摩は布団で丸くなりたいのにゃ…」

夕張「え、えぇと…」


木曾さんはまともそうだけど、こっちはダメみたい?


木曾「すまんな、マイペースなのが多いんだ。うちは…」

夕張「み、みたい、ね」


こめかみを抑える木曾と苦笑いの夕張


気を取り直して演習開始

まずは多摩が飛ばした偵察機を落としてみようのコーナー


観測機さん「タマちゃんタマちゃん」

多摩「何にゃ?」

観測機さん「これ、私落とされたら痛くないですか?」

多摩「当たらなければいいにゃ」


ぷつんっと通信が切られた


観測機さん「…がってむ。あの猫かぶり…またたび口から突っ込んでアヘアヘ言わせあひゃっ!?」


上空を旋回していた観測機さんの横を砲弾がかすめる


夕張「あっれ、また外した…」

卯月「ぷっぷー。夕張へたっぴ ぴょん」

木曾「ま、いきなり当てろってのも無理だろうさ、卯月お前やってみろ」

夕張「そーだそーだー。そんなに言うなら一発で当ててみなさいってのー」

卯月「ふん、そこで見てるが良いぴょん」


自信満々で前に出る卯月が主砲を上空で旋回している観測機に向ける


卯月「砲身を向けるぴょん、引き金引くぴょん、当たるぴょん」


発射された砲弾が吸い込まれるように観測機に飛んで行く…悲鳴が聞こえたような気がした


夕張「うそ…」

卯月「ふふーん♪」

弥生「ぱちぱちぱち」(←拍手してる

木曾「直撃だな、あれは…」


続きまして対潜訓練。潜水艦の代わりに甲標的を使ってのコーナー


夕張「…な、なんか波の音とか色々まじってて…」

弥生「うん、じゃあ…主機止めて」

夕張「へ?本気で?」

弥生「うん…」(こくり


確かに少しはノイズ減ったけども…


弥生「…息も止めよっか」

夕張「え、う、うん…」


大きく息を吸って呼吸を止める…



だんだん苦しくなってきた…


弥生「…心臓も」

夕張「むりっ」

弥生「だめ、か」


この娘、意外とスパルタだ…

一方、海中


甲標的さん「きそーきそー、ここからではよく見えませぬ浮上してもよろしいか?」

木曾「…うっせ、そのまま沈んでろ」


何が、とは聞かずに沈めと返す


甲標的さん「きそーは今日は縞ですな、青ですか、可愛いですな」


木曾「…弥生」


木曾が親指を下に向ける


弥生「…うん」


ひょいっと、爆雷が一つ投げ込まれた

しばしの間そして…


夕張「あひゃぁっ!?み、みみ…」(←耳キーンってしてる

弥生「あ、ごめんなさい…」


水中で爆発した爆雷の余波が夕張の耳に響き渡った



ー夜ー大浴場&入居ドックー


夕張「はぁ…つっかれたぁ」


無駄にだだっぴろい浴槽に体を投げ出す

体から力を抜いてみれば、疲れがお湯の中に溶けていくような気分になってくる

そのまま息を止めてお湯の中に潜る

…水の音、自分の鼓動、血の流れ…いろんな音が流れていく


夕張「ぷはぁっ…はぁ、こっちはまあ何とかなりそうだけど…」


右手で鉄砲の形を作って天井に向ける


夕張「砲身を向けるぴょん、引き金引くぴょん…ぱーん」


くいっと指先を上に持ち上げる


夕張「当たるわけないぴょーん」

北上「なにに当てたいぴょーん?」

夕張「うひぃっ!?」


いきなりの声に驚いて変な声が出る

いつの間にっていうか…あわわわ

慌てて投げ出していた体を小さく折りたたんだ


北上「あははは、面白い反応するねぇ」

夕張「ご、ごめんなさい」

北上「いいってー、こんな広いんだし。泳いだってへいっちゃらさ」


言いながら、ゆっくりと体を湯船に沈めていく


夕張「お、およぐってそんな…」

北上「卯月とかねぇ…」

夕張「あぁ…」


やりかねんっていうか、この反応だとやってるんだろうなって


北上「そんでー?なにに当てられないぴょん?」

夕張「ぅっ、え、まぁその」


かんかんこれこれ と事情を説明する


北上「ああ…まぁ、うーの字に対空で張り合ったら負けでしょう」

夕張「なんかくやしい…」


ドヤ顔してる卯月の顔がどうしてもちらつく…


大井「きったっかみさーん♪」


しんみりとしてきた空気を一気に引き裂いてガラリと扉が開かれると大井がルンルン気分で飛び込んできた


夕張「…」

北上「大井っち、人前だよ…」

大井「っ。あらやだ、失礼」

夕張「いえいえ…」


舌打ちされたような気がする

というか、まともな娘の割合どうなってるんだろうこの鎮守府は…提督もあれだし


ー夜ー食堂前ー廊下


火照った体に夜の空気が気持よく流れていく


金剛「HEY.そこのgirl!」

夕張「へ?私?」


呼ばれて振り返ってみれば

にこにこと、いい笑顔で手を振られていた


金剛「You,が噂のNew Faceですねっ」

夕張「あ、はい。へいs…軽巡洋艦の夕張です」


兵装実験軽巡と言おうとした所で今朝方の寸劇がフラッシュバックして踏みとどまる


金剛「ノンノン。My name is金剛デース」(指ふりふり

夕張「ん?」

金剛「Why?」

望月「くくくっ…」

三日月「あの、金剛さん…それは多分」


金剛と夕張二人で?マークを浮かべていると

後ろから望月と三日月が顔をのぞかせる


金剛「おぅ、みっきー、もっちー、来たデスねー」

三日月「こんばんは、金剛さん、夕張さん」

望月「二人ともやっほー」


丁寧にお辞儀をする三日月と小さく手を上げてる望月


夕張「で、望月は何を笑ってたの?」

三日月「えっと…YOU,バリ?じゃなくて、夕張かなって?」

望月「うんうん」

夕張「…」

金剛「…」

夕・金「あー」


合点はいったらしい


金剛「sorry、夕張。お詫びに紅茶をご馳走するデース」

夕張「え、今からなの?」

三日月「うん。美味しいんですよ、金剛さんの紅茶」

望月「ティータイムのお客様なのさ、今の私達は」


ー夜ー食堂ー


紅茶の香り、そして焼けたスコーンの甘い匂いが広がっていた


夕張「あ、ほんとに美味しい」

金剛「Thank youネー。口にあってよかったよー」


一口飲んでみて、素直な感想が口に出る…ティーパックとか使いたくなくなりそう


金剛「スコーンも焼けたデース」


クロテッドクリームとか各種ジャムとかささっと並んでいく


夕張「…二人共、いつもこんなに美味しいの食べてるの?」

望月「いつもじゃないけどね」

三日月「でも、金剛さん 良くこうしてお茶飲んでるから…」

金剛「イエース。Tea Timeは大事にしないとネー」

夕張「ほぼいつも、なわけね」


うんうんっと3人で頷いた


夕張「そういえばさ、ここの駆逐艦の娘たちって睦月型の娘だけなの?」


素朴な疑問を口にしてみた


三日月「ええ、そうですね。今のところは」

夕張「そっか、ちょっと意外かも?」

望月「そうかぁ?そりゃ私らは遠征以外じゃあんまり呼ばれないけどさ」

夕張「そう言うんじゃなくて、ほら。あの提督だったら時代は島風型だぜっ。とか言いそうだなって」

望月「そう言ってくれれば私も少しは楽できたんだけどなぁ」


やれやれといった具合に望月が首を振る

と、その首からかかる紐の先…


夕張「ねぇ、望月。そのリングってもしかして…」

望月「ん?まーそーゆーことだよー。ほんとこんなの渡されたら頑張らなきゃならなくなるじゃん」

三日月「なんて言ってるけど。指輪もらった後一日中ニヤついてたからね、望月は」

望月「わすれたーねぇ、そんなこと」(ふいっとそっぽ向く

夕張「そういう三日月はどうなの?それもそうなんでしょう?」


クスリと微笑んでる三日月の胸元。そこに望月と同じように飾られている指輪


三日月「え、えぇっと。まあ、そうなんですけど…ね」(←顔赤い

望月「なんて言ってるけど。指輪もらった後一日中ニヤついてたからね、三日月は」

三日月「も、もぅ、良いでしょう。そんな昔のことはー」


ニヤついてる望月にからかわれて三日月の顔がさらに赤くなった


夕張「うふふ、二人共提督と上手くやってるみたいね」


変な人だとは確定していたけれど、悪い人では無さそうで一安心かな


金剛「ふふーん。提督との仲の良さなら私だって負けてないネー。これを見るデース」


静かに紅茶を飲んでいた金剛が満を持してと言った具合に口を開く

そして、じゃじゃーんと掲げられる左手、その薬指には…


夕張「ああ、金剛さんはがっちり装備してるんだ」

金剛「提督とのLOVEの証ですからネ、当然デース」


すりすりと指輪に頬ずりまでしだす始末


望月「なんて言ってるけどさ。金剛ってば最初の頃、司令官にマジで避けられてたからな」

金剛「うっ、それは…」

夕張「へぇ、意外っちゃ意外かも。どうやって仲良くなったの?」

三日月「最後は泣き落としでしたね」

金剛「うぐっ…」

夕張「うわぁ、さらに意外かも。ちょっとkwsk」


興味津々といった具合に夕張が身を乗り出す


金剛「のーのーすとーっぷすとーっぷ!、この話はのーでーすやーめるデース!」


大声を出しながら、身を乗り出してきた夕張を押しとどめる


望月「えーいいじゃんかさー。司令官と金剛のらぶすとーりーなんだろ?」

金剛「開けてはいけない、ラブもあるのデース」

三日月「司令官にセクハラされたデース♪って喜んでたのは?開けてもいいラブ?」

金剛「それも閉まってて下さーい」

夕張「セクハラって…。よし今日は徹夜だね、お姉さん最後まで聞いちゃうぞ♪」

金剛「世の中にはUnknownでいいこともあるのデース!」

望月「やだ、いまの金剛すげー面白い」

三日月「うん、とっても可愛い、かも」


バタバタわたわた と、なんとかごまかそうとする金剛

それをみて微笑んでる二人と、興味津々の一人…夜の時間はガールズトークで静かに流れていった


ー別の日ー母港ー


睦月「はーい。それじゃ、点呼取るよー。如月」

如月「はぁい❤」(にっこり


遠征の出発前、母港に集まった娘達を一人ずつ読み上げていく


睦月「卯月」

卯月「はい、元気ぴょん♪」(敬礼

睦月「弥生」

弥生「ここに、います」(ぺこり

睦月「そしてー、夕張」

夕張「はーい」

睦月「最後に、睦月にゃしー♪。以上、5艦で本日の遠征、いっきますよー!」

一同「おー!」


元気の良い声が母港に響く。


如月「あら、でもこの編成だとあの時を思い出しちゃいそうね」


笑顔のままの如月が両手をぽんっと合わせる


夕張「えっと、それは…」

如月「うふふ、やっぱり気にしてるのね?」

夕張「それは、だってやっぱり」

睦月「夕張は心配しすぎだし。今はみーんな一緒だよ♪」

如月「そう、だからほら」


そう言って、如月が指差す先


卯月「3人とも何やってるぴょんっ!はやく行かないと日がくれるぴょーん!」

弥生「卯月は、もう少し落ち着いて…」


卯月がピョンピョンしていた


睦月「こーらー卯月っ、あんまり先にいっちゃだーめーだってー」


すすーっと睦月も卯月を追って先に進む


如月「さ、行きましょう夕張。じゃないと、置いてかれちゃうわ」


睦月の後を追いながら夕張へと手を伸ばす


夕張「もう、ほんとに…」


みんなこんなに強くなっちゃって…お姉さん立場ないなぁ


夕張「もうっ、置いてかないでよー」


同刻ー執務室


ー夕張「もうっ、置いてかないでよー」ー


窓から母港を眺めているとそんな声が聞こえてきた


皐月「あの編成、わざと?」


書類を片付けながら皐月がそんな事を聞いてくる


提督「たまたまでしょ?わたし、そーゆーの詳しくないし」

皐月「…ふーん、まあそうだよね」

提督「それより、強化型艦本式缶・改良型艦本式タービン・あれ、どうなってる?」

皐月「ああ、うん。もう出来てるよ、後はテストしてからだね使うにしろどうするにしろ…夕張さんに?」

提督「本人そういうの好きそうだしな…」

皐月「無茶させないでよ」

提督「わかってるよーん」


さらに別の日ー母港ー


夕張「卒業試験、ですか?」

球磨「クマ。これに合格すれば夕張は晴れて一人立ちクマ。水雷戦隊旗艦の座も夢じゃないクマ」

夕張「分かりました、この任務謹んでお受けしますっ」

球磨「宜しい、ならばルールを説明するクマ」(ぱっちん


球磨が右手を掲げ指を弾くと、北上がなんか変なテロップをもってささっと入ってくる


勝利条件:球磨に直撃入れること

敗北条件:特になし、諦めた時が負け

ハンデ :球磨はその場から動かないクマ


夕張「動かないって…」

球磨「固定砲台クマ。これでも一撃入れられないんじゃ話にならんクマ」

夕張「それはそうだけれど」

球磨「ま、がっかりはさせないクマ」


訝しがる夕張と自信満々の球磨ちゃん


北上「それじゃあ、最後の確認だよー。この勝負、やりますか?やりませんか?」

夕張「やります」

球磨「はらしょー、クマ」


ー鎮守府近海ー沖合ー


球磨と夕張、お互い距離をとって正対する

ギャラリーは鎮守府所属の艦娘全員、気になってしょうが無い様子

主に応援の声は夕張にむけられてるが


球磨「さあ、構えるクマ。先手はくれてやるクマ」

夕張「…さすがに、ここまで侮られるのは、腹が立つ、かなっ」


全砲門を球磨に向ける


夕張「さあ、大破したって知らないからねっ!」


主砲すべてが一斉に火を吹く。開幕を告げるには十分な衝撃を纏って砲弾の列が球磨に降り注いだ


皐月「勝てると思う?」

提督「10秒持ったら拍手」

皐月「うわぁ…」


降り注ぐ砲弾。その中、至近弾は数に入らず、接触する程度なら体勢をずらして避ければいい。そのうち一発、直撃コース


ふーん、狙いは悪くないクマ。どれ、少し遊んでやるクマ


球磨「ふんっ!」

夕張「うっそ…」


誰がどう見ても裏拳だった。順調に直撃コースを飛翔していた砲弾がそれ一つであさっての方へ弾かれる


皐月「球磨ちゃん、まーた変な真似して。あれやりたかっただけだよね…絶対」

提督「間違いなくなぁ。実戦でやる機会なんて持ちたくないだろうし、あんな大道芸」


球磨「ちと痛いが、意外と出来るものクマ…」


ぶんぶんと手を払って痛みを誤魔化す


球磨「さぁ、球磨のターン!」


艤装が展開される。その小柄な艤装にはいささか不釣合いの20.3cm砲がそしておまけとばかりに両手に15.5cm3連装砲が握られる


夕張「ぁ、ぇ、嘘!?」


見間違いじゃないならあれは間違いなく20.3cm砲それに15・5cmって副砲のつもりなの、それで。…冗談ではない

距離を取るために急いでその場から離れるも


球磨「足が遅いってのはほんとみたいクマ」


15・5cmを夕張の進行方向及びその後方にむけて叩き込む


夕張「ちょっと!もぅっ!」


突然足元に飛来した砲弾に嫌でも足が止まってしまう。逃れようと後ろに下がった体がさらに後方に着弾した砲弾で牽制され

どうにも身動きがとれなくなっていく…多分に足を止めた時点で負けだったんだろう

20.3cmの砲弾で吹っ飛ばされながらそんなことを考える、じゃあ、動いてたら避けられたのかっても怪しい所な気がしていた


提督「おいしい、9秒」

皐月「…まあ、そうなるよね」


ー入渠ドッグー


夕張「あーもー、なんなのよーあのオーパーツ!、ロストテクノロジー!、羆!」


お前のような軽巡がいるかー!

なんて叫んでみてもドッグ内に虚しく響いただけだった

多少油断していたのは認めるけども…にしたってあれは、卑怯くさい


夕張「いっそ、わたしも15・5cmガン積みで…4基12門」


だめだ、扱える気がしない…

ザブンっとお湯に頭を押し込む…どうすりゃ勝てる?


文月「ょぉぉぉヴぁりぃぃぃさぁぁぁん」(←湯船に顔だけ突っ込んでる

夕張「ぶふぉっ!?」


いきなりお湯の中に現れた文月の顔に慌てて顔上げる


夕張「けほっけほっ…ふ、ふ、文月。何して…」

文月「あはははは。びっくりした?」

夕張「そりゃ、まあ…」

文月「夕張はまだやれる?」


じっと、さっきまでの笑顔が嘘のように真っ直ぐに見つめられる

…顔がびしょびしょのままじゃなければ絵になってたばと思った


夕張「うん」


とはいったものの、手がないのだけど


文月「そか、じゃあ夕張にはこれをプレゼントだよ」


文月の手の平には二人の妖精、たしか見覚えがある…


夕張「強化型艦本式缶・改良型艦本式タービン…」

文月「あたらなければどうということはないっ」(キリっ

夕張「それはそうだけれど…」

文月「でも、クマちゃん直ぐに対応すると思うから、やるなら一発勝負だねぇ」

夕張「卑怯くさい」


素直な感想が口から出た


文月「…これまでつけたらどうかな?勝利の女神、微笑むといいね」


それだけいって文月がドッグから出て行った

…とりあえず、顔だけは拭いていって欲しいかな

それは兎も角として


夕張「これって…ただの演習にどこまで本気なのよ」


渡されたモノを艤装に組み込む…二人の妖精と女神が一つ


夕張「ふぅ…あたって砕けるかっ!」


パチンッと頬を両手で挟んで立ち上がった


ー母港ー


木曾「いっそ賭けでもするか?」


夕張が入渠から戻る間そんな話になっていた


如月「夕張がリタイアするかどうかの?」

木曾「ああ」

弥生「それは、賭けにならないかな、て」

卯月「はいはーい。じゃあうーちゃんはっ夕張が戻ってくるに「木曾さんの魂」をかけるぴょんっ!」(ビシッ


ババーンっと木曾に指先を突きつける卯月


北上「ぶふっ、ふふふ…」(←吹いた

大井「き、きたかみさん?」

木曾「お、おい。勝手に人の全存在かけてんじゃ…」

如月「はーい。それじゃあ如月も 夕張が戻ってくるに「木曾さんの魂」をかけるわぁ」


木曾が言い終わる前に如月が割って入る


睦月「はいっはいっ、睦月も睦月もっ」

弥生「じゃあ、私も…」(←微笑み

長月「私も乗ろうか」

菊月「では、私も」

望月「なんだよー、皆して、私も混ぜろよー」

三日月「じゃ、じゃあ私も…」


駆逐艦に大人気の夕張さんであった

BED「木曾さんの魂」x8


金剛「意地悪な事いうからデース。でも私も「木曾さんの魂」をBEDデース」


やれやれって風を装いつつもしっかり「木曾さんの魂」を掛けていく金剛さん

BED「木曾さんの魂」x9


木曾「くっそ、夕張め、戻ってこなかったら承知しないからな」

提督「戻ってこなかったら、木曾さんの薄い本が熱くなるな」

木曾「ならねーよっ!」

皐月「あ、ボクもこっちに」

木曾「皐月、お前もか…」


BED「木曾さんの魂」x10

ついに2桁の大台にのってしまった


夕張「はーい、みんなお待ったせー!」


完全回復した夕張が港に戻ってきた

それと同時に皆から拍手が沸き起こる


木曾「よっしゃー信じてたぜーっ」

北上「ふふふっ、どの口がいってんのさぁ、ほんっと」

大井「みっともないったらないわね」


文月「ただいまー、しれぃかぁん」


戻ってきた文月がぎゅっと抱きついてくる

…その顔は綺麗になってた


提督「渡せた?」

文月「ばっちり」

提督「そう」

皐月「…はぁ、なにしてんだが」(やれやれ


ー鎮守府近海ー


球磨「逃げずによく戻ってきたクマ」


ガシャリっと砲門のすべてを夕張の方へ向ける


夕張「ま、意地があるのよ?」


元6水戦旗艦、僚艦の見てる前ではい、そうですかって言えるもんですかっ


球磨「意地で勝てたら…」

夕張「さあ、試してみても良いかしらっ!タービン、艦本式、出力全開!」


艦本式ちゃん 「開幕といこう」

タービンちゃん「命に保険は掛けたかね?」

艦本式ちゃん 「水蒸気を逆しまに」

タービンちゃん「タービンを逆しまに」

艦本式ちゃん 「まわせまわせまわせまわせ!」

タービンちゃん「まわせまわせまわせまわせ!」


夕張「…(なんなのこの妖精)」


不安はあるが今は構うまい…文月のいうことを信じるなら一発勝負らしいし

全力で唸りを上げる缶とタービン、その力で強引に加速する、目指すは一直線


球磨「…速い、何をしたクマ?」


牽制がてら15・5cm砲を打ち込んでみるもとどまる気配はなさそうで

覚悟は完了してるクマ…なら

主砲副砲すべてを夕張に向けた


夕張「あははは…これ、ほんと速いわね…それに、きたか」


大きな穴が8つ全てこっちを向いている…怖いなぁもぅ。でも、ここで引いたら女が廃るって

そして、一斉に砲口が火を吹いた

当たる?当たるわね?

とっさに艤装の左舷を盾にして足が止まるのをなんとか防ぐ

これで左は完全にアウト。まっ右が使えるならなんとかっ


球磨「その意気やよし、だが足元がお留守クマ」

夕張「っ!?」


夕張の目に雷跡が映る

引く?それはない…じゃあ


夕張「踏み込むしかないじゃないっ!」

球磨「避けない?…不味い、クマ」


これで突っ込むとかただの馬鹿か、そうじゃないのなら…芽は摘むに限るクマ

20.3cmを発射する。下は魚雷上は砲弾チェックメイト クマ


球磨「!?」

夕張「はぁはぁ…届きました、よ?これなら直撃確定ですよね」


夕張の主砲が球磨の眼前に突き付けられていた

確かに主砲も魚雷も当たってはいたが

魚雷着弾と同時に発動した応急修理女神が、砲弾さえ弾き飛ばし夕張に最後の一歩を踏み込ませていた


夕張「狙い過ぎなんですよ、主砲をずらして撃ってればまだ違ったかもしれません、が…」

球磨「むぅ、返す言葉もないクマ」


艤装を解除して両手を上げる


球磨「降参クマ」

夕張「か、かったぁ…」


バシャーンっと海面に身を投げ出す。正直、立ってられなかった


球磨「クマ」


球磨が夕張に手を差し伸べる


球磨「ようこそ、球磨たちの鎮守府へ」


差し出されたその手をバシンっと握り返した


後書き

はい、というわけで最後まで読んでくれた方本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです

それではこの番組は

金剛「Congratulations!夕張」(←礼砲撃ちまくってる

夕張「みんなぁ、勝ったよー」(Vサイン
如月「夕張、カッコ良かったわ」
睦月「これで正式に皆で艦隊くめるねっ」
卯月「ま、対空はまだへっぽこぴーぴょん」
弥生「もぅ、いちいち水差さないの」
長月「ハンデ付きとはいえ球磨が負けるとはな」
菊月「実に面白い戦いだったな」
皐月「そいやさ、文月。女神なんてどこから?」
文月「提督がごにょごにょしてたみたいだよ?」
皐月「えー…」

球磨「手を出すとはどういうつもりクマ?」
提督「勝ち目はある方が楽しいでしょう?」
多摩「球磨はちょっとマジでやり過ぎにゃ」
木曾「ま、俺としちゃあ、球磨の負け試合がみれてよかったかな」
球磨「木曾、後で工廠裏クマ」
木曾「うっひぃ」
大井「余計なこと言うからよ、馬鹿」
北上「ここまでがテンプレなんだよ」

望月「んー予告?えーっと次は…軽空母」
三日月「瑞鳳さんのお話です、よろしくお願いします」

以上のメンバーでお送りしました



教えて皐月ちゃんのコーナー
皐月「さ、今回はどうする?」
提督「艤装について?」
皐月「じゃあ、そうだね。装備妖精さんあの娘達は ざっくり言えばボク達の小さい版なんだ
その妖精さん達を艤装化させられるのもボク達艦娘の能力って訳だね」
提督「ちなみに艤装化してたら私でも扱えはするけれど…」
皐月「46cmとか振り回せるか?って話になるからせいぜい小・中の主砲とかくらいのサイズが限界になるかもね」
提督「脅威の土地神様パワーで誤魔化すテストは?」
皐月「それやったら、もう全部 司令官でいいんじゃね?になっちゃうでしょ」
提督「ごもっとも」
皐月「ま、妖精さん連れ回すだけだから。所持装備はゲーム本編よりは多くなるだろうけど
そこは纏めて艤装化してられるのが3つ4つが限界って感じかな」
提督「こんな所か?」

皐月「はい、締める前に今回はお手紙があるよ」
提督「内容は?」
皐月「…ぼ、ボクが可愛いって」(←照れ
提督「…(じー)」
皐月「ま、知ってるけどね、そんな事」(キリっ
提督「…」
皐月「ちょ、なにか言ってよ。恥ずかしいじゃんかさっ」(←照れ照れ
提督「その顔が見たかったぁ」(満足気
皐月「ていっ」(←蹴った
提督「あいた」(←蹴られた
皐月「でーあとはー。望月三日月が可愛いってのとー、司令官いつからガンダムPになったのさ?」
提督「あー…何かと思えば逃げも隠れもの下りか。いや、意識してた訳じゃないけどな」
皐月「でも、Wだと一番好きだったよね?」
提督「まあね。まだ影響受けてたのかな…」
皐月「ちなみに今の司令官は、だって聞かれなかったし?とか、わざと誤解させて放置するのが趣味だよ。嘘はつかないけどね。言質は取らないと偶に変なこと考えてるから、たち悪い」
提督「そして、次。耳年増というかお年ごろの女の子にそういう話で弄るのはとても楽しいよな」
皐月「望月と一緒になってやってるんだもの。三日月も大変だよ、ほんと」
提督「こんな所か」
皐月「お手紙、ありがとうござました。よかったらまた見てね。ばいばーい」


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山椒さんから
2015-02-25 03:41:50

SS好きの名無しさんから
2015-02-23 21:26:24

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SS好きの名無しさんから
2015-09-11 16:18:40

2015-02-17 13:18:58

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38件コメントされています

1: 楽園の素敵な巫女 2015-02-17 13:19:01 ID: xaqsa7ZS

瑞鳳だと…嫁の出番がついに来たか…(感涙)

-: - 2015-04-21 13:04:31 ID: -

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-: - 2015-08-13 07:14:49 ID: -

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-: - 2015-12-07 12:38:38 ID: -

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