2017-12-25 20:30:16 更新

そんな強い想いなんて


まだ分からないけど


いつかは心からの


気持ち込めて


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12月24日

喫茶店


朱夏「はぁ」


朱夏「私、どうしたいんだろ」


朱夏「どうすればいいのかな」グスッ


??「だーれだ」ガバッ


朱夏「うわっ!?って有紗!」


有紗「どうしたの、そんな暗い顔して」


朱夏「な、なんでもないよ!」


有紗「嘘でしょ」ジー


朱夏「ほ、本当だよ」メソラシ


有紗「この前、練習抜けだした時何があったの」


朱夏「ふ、腹痛が酷くて」


有紗「杏ちゃんとすわわと何かあったんでしょ」


朱夏「えっと‥」


有紗「あのあと、杏ちゃん凄く落ち込んでたよ」


朱夏「ッ‥」


有紗「理由もいってくれないから皆心配してたよ」


朱夏「ご、ごめんなさい‥」


有紗「はぁ、謝るくらいなら話して」


朱夏「でも」


有紗「話しなさい!!」


朱夏「は、はい!!」


有紗「どんな話でも私はちゃんと聞くから」


有紗「それに、話した方が何か変わるかもよ」


朱夏「うん‥分かった」


朱夏「あのね」


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杏樹宅


杏樹「(そっか、今日はクリスマスイブ)」


杏樹「(でも今の私にはもうどうでもいいこと)」


杏樹「(なんでもっと早く話さなかったんだろ)」


杏樹「(すわわのことも私の気持ちも)」


杏樹「(朱夏のいってたことは間違ってない)」


杏樹「(私は寂しさを埋めるために朱夏と)」


杏樹「(でも今はちゃんと)」


ピンポーン


杏樹「誰だろ」


杏樹「今は誰とも会いたくないよ」


ピンポーンピンポーン


杏樹「早く帰ってくれないかな」


ピンポーンピンポーンピンポーン


杏樹「あぁ!もう!」


杏樹「しつこいよ!何です‥」ガチャ


ななか「やっ!」


杏樹「すわわ‥どうして」


ななか「気になっちゃってさ、ごめんね」


杏樹「ううん‥上がっていいよ」


ななか「そうしたいけど、ちょっと外にいかない?」


杏樹「えっ?」


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喫茶店


有紗「そっか、そんなことがあったんだ」


朱夏「うん‥」


有紗「それで朱夏は別れたいの?」


朱夏「えっ」


有紗「杏ちゃんとすわわの話聞いて」


有紗「杏ちゃんは寂しさを埋めるために朱夏と付き合った」


有紗「って思ったから怒ったんでしょ」


朱夏「う、うん‥」


有紗「杏ちゃんの話はちゃんと聞いたの?」


朱夏「うっ‥勢いで話しちゃって」


有紗「はぁ、ちゃんと聞かなきゃ」


朱夏「分かってるけど‥あんな場面見ちゃったら」


有紗「まぁ、それは仕方ないのかな」


有紗「それで」


朱夏「んっ?」


有紗「もし朱夏のその考えが本当だったら」


有紗「朱夏は杏ちゃんと別れるの?」


朱夏「‥」


朱夏「どうすればいいのかな」


有紗「私に聞かれても」


朱夏「あはは‥だよね」


朱夏「色んなこと考えちゃって」


朱夏「気持ちが落ち着かなくて」


有紗「そっか」


朱夏「杏ちゃんは私のこと好きじゃなかったのかな」


有紗「‥」


朱夏「私、杏ちゃんのこと信じてた」


朱夏「杏ちゃんが何か隠してることも」


朱夏「杏ちゃんが私といるときに切ない顔をすることも」


朱夏「全部知ってたけど、きっと杏ちゃんから話してくれるって」


朱夏「きっといつか私に話してくれるって」


朱夏「待ってた‥ずっとずっと待ってたの!」


朱夏「不安だったよ、どうして話してくれないのって」


朱夏「私のこと本当は好きじゃないのかなって」


朱夏「私、わたし‥」


有紗「朱夏」ギュ


朱夏「うっ‥うぅ」グスッ


有紗「朱夏はさ、どうして待てたの」


朱夏「えっ?」


有紗「そんな不安な思いしても」


有紗「朱夏は杏ちゃんが本当のこと話すのを待ってたんだよね」


有紗「それはどうしてなの」


朱夏「それは‥」


朱夏「‥だから」


有紗「んっ?」


朱夏「好きだから、杏ちゃんのことが好きだから」


有紗「そっか、それは今も?」


朱夏「うん‥好き」


朱夏「私、今でも杏ちゃんのことが好き」


有紗「ふふっ、だったら答えはでてるじゃん」


朱夏「えっ」


有紗「杏ちゃんのことが今でも本気で好きなら」


有紗「やることは決まってるでしょ」


朱夏「私がするべきこと‥」


有紗「今度はちゃんと話し聞いてあげなきゃね」


朱夏「そう‥だよね」


朱夏「うん!もう逃げない!私は待つよ!」


朱夏「ちゃんと杏ちゃんの気持ちを受け止める!」


朱夏「不安もいっぱいあるけど」


朱夏「私は杏ちゃんのこと信じる」


朱夏「信じて待つ!」


有紗「朱夏は強いね」


朱夏「強くなんかはないよ」


朱夏「ただ、好きな人だから信じれる」


有紗「杏ちゃんが羨ましいな」ナデナデ


朱夏「ちょっ///」


有紗「私もこんな風に想われたいなぁ」


朱夏「有紗ならいい人すぐみつかるよ!」


有紗「ありがとう」


有紗「でも、今はいいかな」


朱夏「えっ?どうして?」


有紗「失恋したばっかだし」


朱夏「えぇ!?そうだったの!?」


朱夏「有紗を振る人がいるなんて‥」


有紗「私に魅力がなかったのかなぁ」


朱夏「そんなことないよ!有紗は魅力的だよ!」


朱夏「優しいし、綺麗だし、可愛いし!それから」


有紗「もういいよ///ありがとう///」


朱夏「その人は有紗の魅力にちゃんと気づいてないんだよ!」


有紗「ふふっ」


朱夏「何で笑うの!」


有紗「ううん、朱夏に褒めて貰えて元気出たよ」


朱夏「それなら良かったけど‥」


朱夏「その人のこと諦めるの?」


有紗「うーん、そうだね」


有紗「その人は一途な人なの」


朱夏「えっ」


有紗「一途でまっすぐで、でも時々不安そうで」


有紗「守ってあげたくなるの」


有紗「でも、その人には心に決めた人がいるみたいだからさ」


朱夏「そっか」


有紗「だから、告白とかはしないかな」


朱夏「って!?告白してなかったの!?」


有紗「したとは言ってないよー」


朱夏「えぇ‥しなくていいの?」


有紗「さっきも言ったでしょ、その人には」


朱夏「でも!気持ちは伝えなきゃ!」


朱夏「それに!もしかしたら!」


有紗「こーら」デコピン


朱夏「痛っ」


有紗「人の心配してる場合ですか」


朱夏「あっ‥」


有紗「しなきゃいけないことあるでしょ」


朱夏「うん」


有紗「なら即行動する!」


朱夏「うん!ありがとう!」


朱夏「こんど有紗の話もちゃんと聞くからね!」


有紗「はいはい、早く行きなさい」


朱夏「本当にありがとう!」ガチャ


有紗「はぁ」


有紗「本当、杏ちゃんが羨ましいな」ボソッ


梨香子「だったら励まさないで告れば良かったのに」スっ


有紗「‥いつからいたの?」


梨香子「だーれだのとこかな」


有紗「最悪‥」


梨香子「まぁまぁ」


梨香子「それで、チャンスだったのにどうしてしなかったの?」


有紗「朱夏には、心の底から笑ってて欲しいの」


有紗「もし付き合えたとしても」


有紗「朱夏は心の底から笑ってくれない」


梨香子「‥」


有紗「私は朱夏のあの笑顔も好きだからさ」


梨香子「そっか」


有紗「あー、まさかイブに日に失恋かー」


梨香子「行こう!飲みに!」


有紗「はぁ?」


梨香子「今日は私がとことん付き合うよ!」


有紗「何か優しいりきゃこ怖い‥」


梨香子「おい!」


有紗「あいきゃんはいいの?」


梨香子「明日一日中相手するから大丈夫!」


梨香子「ほらいくよ!」


有紗「はいはい」


有紗「ありがとう」ボソッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遊園地


ななか「やっぱ絶叫系は楽しいね」


杏樹「ゆったりしたのも楽しいよ」


ななか「杏樹は景色見るのとか好きだからね」


杏樹「ななかもでしょ」


ななか「ふふっ」


杏樹「どうしたの?」


ななか「いやー久々にななかって呼ばれて」


杏樹「あっ、ごめん」


ななか「どうして謝るの?」


杏樹「だって‥私たちもう」


ななか「別れてるね」


杏樹「ッ‥」


ななか「でも、呼び方くらいいいんじゃない」


杏樹「えっ」


ななか「ねぇ、最後に公園いこう」


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公園


杏樹「ここって」


ななか「私が杏樹に告白した公園」


ななか「あの時は海がちゃんと見えたのにね」


杏樹「冬は日が落ちるのが早いからね」


ななか「寒くない?」


杏樹「うん、大丈夫」


ななか「単刀直入に聞くね」


杏樹「うん‥」


ななか「私のことまだ友達以上として好き?」


杏樹「‥ごめん」


ななか「ううん、ありがとう」


杏樹「ごめん‥」


ななか「謝らないでよ!余計悲しくなる」


杏樹「うっ‥」


ななか「それにさ、はっきり気持ち聞けて嬉しいよ」


ななか「何かスッキリしたし!」


杏樹「ななか‥」


ななか「じゃぁさ、朱夏のことは好き?」


杏樹「‥うん」


ななか「本気で?」


杏樹「好き、大好きだよ」


ななか「そっか」


杏樹「でも私、朱夏と最初付き合ったのは」


ななか「私との思い出を忘れるため」


杏樹「うん‥それと寂しさを埋めるため」


ななか「それでどうだったの」


杏樹「忘れるなんて出来なかった」


杏樹「それに朱夏のことが本気で好きになって」


杏樹「朱夏の笑顔を見るたびに罪悪感が出てきて」


杏樹「私は本当にこの人を好きになっていいのかなって」


杏樹「最低な私がこの人の隣にいてもいいのかなって」


杏樹「朱夏といるとそんなことばっかり考えるようになって」


杏樹「ちゃんと話さなきゃっておもったけど」


ななか「嫌われるのが怖かった」


杏樹「うん‥」


ななか「まぁ、今回は私にも原因があるしね」


杏樹「違うの!私が」


ななか「ううん、私がまだ杏樹のこと好きだったから」


ななか「だからこの前は気持ちが抑えきれなくて」


ななか「ごめんね」


杏樹「ううん」


ななか「でもさ、杏樹の気持ち聞けて私も決めたよ」


杏樹「えっ」


ななか「私もさ、いつまでも思い出にすがりついてないで」


ななか「前に進もうって」ニコッ


杏樹「ななか‥」


ななか「杏樹とのことは大切な思い出」


ななか「忘れることは出来ないけど、前に進むことは出来る」


ななか「だからさ、杏樹も私のことはもう気にしないで」


ななか「朱夏とちゃんと向き合ってあげて」


杏樹「でも、私ななかのこと自分勝手な気持ちで」


ななか「それは違うよ、あの時は私も悪かった」


ななか「杏樹に寂しい思いさせちゃったから」


杏樹「違うの、私がワガママだったから」


ななか「あーー!!もう!」


杏樹「わっ!?」


ななか「私が気にしないって言ってるから気にしないの!!」


杏樹「えっと」


ななか「わかった?」


杏樹「う、うん‥」


ななか「よし!杏樹は今は朱夏のことを大切にして」


ななか「本気で好きなんでしょ」


杏樹「うん、好き」


ななか「だったら今するべき事があるはずだよ」


杏樹「ちゃんと私の気持ちを伝える」


杏樹「朱夏と付き合った時と今の本気の気持ちを」


杏樹「全部ちゃんと伝える」


ななか「うん!そうしてあげて」


杏樹「最悪、本気で振られるかもだけど」


ななか「大丈夫、朱夏ならきっと受け入れてくれるよ」


杏樹「そうだといいな」


杏樹「んっ?」ブブブ


『約束の場所で待ってます』


杏樹「朱夏‥」


ななか「ほら、早く行って」


杏樹「うん!ありがとう」


杏樹「またね!ななか!」タタッ


ななか「一件落着かな」


ななか「さて!もう隠れなくていいんじゃない」


??「えっ!?」ガサッ


ななか「何してるのさ、ふりりん」


愛「あはは、おっす」


ななか「つけてたの?」


愛「たまたまだよ!本当偶然見かけて」


愛「それで気になって‥」


ななか「そっか」


愛「平気?」


ななか「えっ?平気だよ!」


愛「嘘」


ななか「えぇー嘘じゃないよ」


ななか「そうだ!せっかくだしこのまま遊びにいかない?」


愛「すわわ!」ギュッ


愛の歌の響は


ななか「ッ‥」


優しく悲しいんだね


愛「無理しないでよ」


なぜかは知らずに


ななか「ダメだよ‥前に進むって」ウル


ねえ胸が痛いよ


愛「分かってる」


愛「でもさ人の気持ちはすぐには変われないよ」


ななか「うっ‥ぐすっ」


愛「私の前ではさ、無理しなくていいよ」


ななか「うぅ、うわぁぁぁぁぁあ」


ななか「私、わたし好きなの」


ななか「杏樹のことがいまでも好き」


ななか「すぐに忘れるなんて出来ないよ」


愛「うん」


ななか「好きだよ‥好き、杏樹が好きなの」


愛「よく頑張ったね」


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ななか「この歳になってあんなに泣くとは」


愛「いやーすわわの貴重な泣き顔見れたよ」


ななか「他の人には言わないでよ!」


愛「どうしようかな」


ななか「もう!」


愛「大丈夫!言わないよ」


ななか「だったらいいけど‥」


ななか「今から遊びにいく?」


愛「そうだね!すわわの失恋記念日だしね」


ななか「何かからかわれてるような」


愛「気のせいだよー」


ななか「まぁ、ふりが失恋したら私が慰めてあげるよ」


愛「うーん、それは遠慮しとくかな」


ななか「えーなんでさ」


愛「だって私が好きなのはすわわだし」


ななか「えっ!?」


愛「でも今は杏ちゃんのことでいっぱいだろうから」


ななか「ちょっ」


愛「すわわが私の魅力に気づくのまってあげる♪」ニコッ


ななか「ッ///」ドキッ


愛「今度から容赦無くアプローチかけていくからね」


ななか「あはは///」


ななか「(意外と早く落ちそう気がしてきた///)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

愛のうたの香りは


杏樹「はぁはぁ」


潮風より青くて


杏樹「(急がなきゃ‥時間が)」


もっと確かめたい香りさ


杏樹「(約束だもんね)」


青く切ない香りさ


杏樹「(最後になるかもしれないけど、でもだから)」


杏樹「早く、会いたい」


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朱夏「待っててくれるかい?もっとステキになりたいよ」


朱夏「だからまだまだ知りたいな」


朱夏「いろんなこと知りたい」


朱夏「あこがれを 見つめて追いかけて」


朱夏「あぁ‥口ずさむ」


朱夏「ラブソング」


朱夏「杏ちゃん‥」


朱夏「会いたいよ」ウルッ


杏樹「朱夏!!」


朱夏「えっ」


杏樹「朱夏!!」ガバッ


朱夏「うぅ、杏ちゃん」ギュッ


杏樹「ごめん、ごめんね‥私」


朱夏「ううん‥私だってちゃんと話聞かなくて」


杏樹「違うよ!朱夏は私のこと信じて待っててくれた」


杏樹「私が怖くていつまでも話さなかったから」


杏樹「だから朱夏に不安な思いばっかりさせちゃって」


朱夏「杏ちゃん‥」


杏樹「ごめんね、朱夏」ギュッ


朱夏「ばかぁ」


杏樹「今からでも私の話聞いてくれる?」


朱夏「当たり前だよ、私は杏ちゃんの全部を知りたい」


杏樹「分かった、それじゃ話すね」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


朱夏「‥」


杏樹「今、話したことが全部だよ」


朱夏「そっか」


杏樹「朱夏‥」


朱夏「杏ちゃん、目閉じて」


杏樹「えっ?」


朱夏「いいから!」


杏樹「は、はい」ギュ


杏樹「(やっぱ嫌われちゃったかな)」


朱夏「ばーか」


チュ


杏樹「ふぇ///」ドキッ


朱夏「ばか杏樹」ギュッ


杏樹「朱夏///」


朱夏「話してくれてありがとう」


杏樹「私のこと軽蔑しないの?」


朱夏「するわけないよ、そりゃショックはあるよ」


杏樹「うっ」


朱夏「でも、杏樹が今は私のこと本気で好きだっていったから」


朱夏「その一言で安心した」


杏樹「朱夏」


朱夏「私って単純なのかな」


杏樹「あはは、そうかも」


朱夏「むぅ、笑っていいんですか」


杏樹「ご、ごめん」


朱夏「冗談だよ」


朱夏「私ね、決めたよ」


杏樹「んっ?」


朱夏「杏樹のこと何があっても信じて待ち続けるって」


朱夏「もう、不安なんかに負けないよ!」


朱夏「だって杏樹が私のこと好きって言ってくれるから」ニコッ


杏樹「朱夏!」ギュゥ


朱夏「うわっと」


杏樹「私もね、決めたよ!」


杏樹「私は朱夏が好きだから、ちゃんと向き合うって」


杏樹「もう、隠し事しない!不安な思いもさせない!」


杏樹「私、伊波杏樹が斉藤朱夏を」


杏樹「世界一幸せにするから!」


杏樹「だから、これから先ずっと私の側にいてくれますか?」スっ


朱夏「これって」


杏樹「まだ、ちゃんとした物は買ってあげれないけど」


杏樹「せめて形だけでもと思って」


杏樹「アクセサリーのペアリング」


朱夏「うぅ‥ばかぁ」グスッ


杏樹「返事、聞かせてくれる?」


朱夏「そんなの、あたりまえだよ」


朱夏「ずっとずっとずっと側にいるよ」ギュゥ


朱夏「何があっても離れないし離さないから!」


杏樹「ありがとう‥朱夏」


朱夏「ねぇ、つけてくれる?」


杏樹「うん!」


朱夏「好き‥愛してるよ」


杏樹「私も、朱夏のこと愛してる」スっ


朱夏「ふふっ♪私いますっごい幸せ」


杏樹「私もだよ」


朱夏「あっ!?」


杏樹「どうしたの?」


朱夏「もうすぐ日付かわる!」


朱夏「こっちきて!」ギュッ


杏樹「うわわ!?」


朱夏「ほら見ててね!」


杏樹「んっ?」


朱夏「5,4,3,2,1,0!!」


杏樹「綺麗‥」


朱夏「凄いでしょ!!」


朱夏「ここね、日付が変わってクリスマスになると」


朱夏「イルミネーションが一気に光るの!!」


朱夏「凄く綺麗で、これを見つけた時ずっと杏樹と一緒に見たいって思ってた」


杏樹「ありがとう」


朱夏「えへへ♪また、来年も一緒に見ようね」


杏樹「うん!約束」チュ


朱夏「もう///」


杏樹「これから、デートする?」


朱夏「うーん、今日は久しぶりに杏樹の家に行きたいな///」


杏樹「ふふっ♪いいよ」


朱夏「やった!」


杏樹「それじゃ、行こっか」スっ


朱夏「うん!」ギュッ


私には世界一番大好きな


ううん


愛してる人がいます


きっとこれからも色んなことが起きると思う


でも貴女となら何だって乗り越えられるって


何にだって負けないって思えるよ


こんな私をずっと待っててくれて


ありがとう


これからもずっと愛してるよ 朱夏


ーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーー


おまけ

杏樹宅


杏樹「そういえば、朱夏私のこと」


杏樹「名前で呼んでるね」


朱夏「うっ///いや‥だった?」


杏樹「ううん!嬉しいよ」


朱夏「それなら良かった///」


杏樹「でもどうして急に?」


朱夏「べ、別におすわに嫉妬してたわけじゃないし」


朱夏「ただ、付き合ってるから流石に名前で呼ばなきゃ変かなとか」


朱夏「よ、呼んでみたいなとか///」


朱夏「深い意味とかはとくにないってゆうか///」


杏樹「可愛い」ムラっ


朱夏「ふぇ///か、可愛くなんか」


杏樹「朱夏」スっ


朱夏「ちょっ///」


杏樹「いい?」


朱夏「や、優しくしてね///」


杏樹「無理」


朱夏「ふぁ///ちょ‥まっ///んっ〜///」


ーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーー


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