2018-07-16 01:48:23 更新

概要

タイトル通りのコメディ、第二幕です!リクエストあればどんどん書くつもりですのでよろしくです!
タイトルに『嫌いと言う』とありますが嫌いとかそれに準じた言葉を使いますので必ずしも嫌いと言わないです
(先に第一幕でリクエストいただいた艦娘を書いていきますので、反映少し先になるかもです、すみません!)


前書き

始めましての方は初めまして、クソ文才たくちゃんでございます
今回はリクエストしていただいた艦娘(と私の好きな艦娘)を主体に出していこうと思います




≪神風≫




神風「司令官!いるかしら!」ガチャ!




提督「おう、神風か、どうした」




神風「今日は司令官に直接談判したいことがあってきたの!」




提督「また急だな、それで?」




神風「ええ、実はね…」




神風「そろそろ私も主力の部隊に参加させてほしいの!」




提督「…」




神風「ほら、私って今まで遠征や哨戒部隊ばかりだったじゃない?」




神風「でも最近は練度も上がってきているし」




神風「主力になるのに、不足はないと思うの!」




神風「ね、ね、どうかしらっ!」




提督「…はぁーー」ヤレヤレ




神風「あ、あれ…?」




提督「まぁいつか言い出すだろうとは思っていたけど」




提督「…ひとつ考えろ、神風」




提督「確かにお前はこの鎮守府でも指折りの武勲艦だ、故に夜戦では活躍できるだろう」




神風「で、でしょでしょ!?」




提督「だがしかーし!! それ以外はどうだ、睦月型の改と誤差程度でしかない」




提督「俺は身の丈に合わないことをしようとする奴は大っ嫌いだ」




提督「お前の強さだと、精々イベントの第一作戦に出すくらいなんだよ!」




提督「しかもそういう役目ならもうそろっている、だからお前は遠征哨戒要因でいいだろ上等だろ」




提督「わかったか神風、これ以上言わせると俺の個人的な嫌いという感情によって色々とー」




神風「司令官ったらひどーい!!」




提督「…へ?」




神風「本当にわかってないわね司令官は! 駆逐艦はカタログスペックじゃないのよ!」




提督「…いやカタログスペックだr「違うわ!」




神風「イベントを思い返してちょうだい、本来スペックで劣る子が、より大きな戦果を挙げることだってあるじゃない!」




提督「…そ、それは…!」




神風「第一史実を見てみればわかることよ」




神風「私はあの戦争で一番旧型だってけど、他の子に負けない戦いをしたって思ってるわ!」




提督「…くっ…」




神風「そうでしょ、司令官  結局、ただスペックだけ見て批判するのはお門違い!」




神風「実際どうなるかなんて、やってみなくちゃわからないでしょ?」




提督「…俺の負けだ」




提督「…神風、よく聞いてくれ」




神風「なぁに?」




提督「…俺はお前を出撃させられないといったな…」




神風「うん」




提督「…あれはドッキリだ」




神風「え、ぇぇ!? どっきり? 巷で噂の?」




提督「…そうだ」




カクカクシカジカ




提督「…というわけだ」




神風「なるほどね、つまり司令官は最初から私を全線で起用するつもりだったのね!」




提督「ああ、その通りだ」




提督「それとここで詫びたい、駆逐艦はスペックだと言ったことを」ペコリ




神風「司令官、いいのよそんなこと」




提督「…え?」




神風「だって司令官はよくわかってるもの、みんなのこと」




神風「みんなに最適な作戦はどれか、どう指導すれば錬度が上がるか…」




神風「司令官がキチンと育ててくれるから、私たちも戦えるんだもの!」ニコッ




提督「…神風ぇ…!(女神かこの子は…)」ウルッ




神風「さ! 早速私は訓練したいんだけど…手伝ってくれるかしら?」




提督「ああ、もちろんだ!」




≪霧島≫




霧島「どうして…?私の戦況分析が…」大破




霧島「…はぁ、また大破…」




霧島「どうして最近うまくいかないんでしょう…」トボトボ・・・




提督「よぉ霧島」




霧島「あぁ司令…」




提督「冴えない顔してるな」




霧島「すみません司令…また大破してしまって」




提督「いや、別に …気にしてはいるけどまぁ…また行けばいいし」




霧島「ありがとうございます!」




霧島「ならさっそく戦況分析! と反省! 始めますね!」




提督「…そこだよ」




霧島「え、はい?」




提督「俺がお前を嫌いな理由はそれだ、霧島」




霧島「え、き、嫌い…?」




提督「ああ、戦いを反省すること、それは全く問題ない  …だが」




提督「一々戦況分析ばかり…  頭ばかり使っていても戦いには勝てんぞ」




霧島「い、いえ、別に頭脳だけを使っているわけでは…」




提督「そもそもそういう所がダメなんだ!」




提督「頭ばかり使っているとイメージばかりが先行して、『こう動けるはずだった』とか」




提督「『この弾は躱せるはずだった』という過去の仮定ばかりで考えてしまう」




提督「たいして筋力や脚力もないのに、だ」




提督「だからお前も『戦況分析がー』って言ってしまうんだ!」




提督「第一お前は力がない「フゥン!!」ドガァン!




提督「…え?」オソルオソル・・・




椅子だったもの「後は…たの……ガクッ」パラパラ・・・




霧島「ふぅ」パンパン




霧島「どうです司令、これでもまだ力が弱いとでも?」




提督(ただのパンチで俺の椅子を…!?)ガクガクブルブル・・・




霧島「これでもまだ、力が弱くイメージが先行している、とでも?」ニッコリ




提督「さ…」




提督「サーセンした姉御ォーーー!!!」ドゲザ




提督「これ、実はドッキリなんですゥ!!」




霧島「へぇ…詳しく説明してくれますよね、司令…」




提督「は、はひっ…」ナミダメ




カクカクシカジカ




霧島「さて! じゃあ今度は司令で力を試してみましょうか!」




提督「いやぁーー!! やめてぇぇぇ!!! 死ぬーー!!」




提督「サーセンしたァ!! ほんっとすんませんしたぁー!!」ドゲザ




提督「反省しますんで、マジであの正拳突きだけはー! お慈悲~お慈悲~!」




霧島「(慈悲は)ないですっ!!」ドガ




提督「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」





提督、大怪我をするも、高速修復材で回復




曰く「姉御には今後手ェださねぇって誓った」とのこと




≪ビスマルク≫




ビスマルク「私が一番ですって?何言ってるの、あたりまえじゃない」MVP




清霜「ビスマルクさんすごーーい!」




ビスマルク「ふふん、そうでしょ」




ビスマルク「それじゃあ私はAdmiralに報告に行くから」




執務室・・・




ビスマルク「Admiral、失礼するわ」ガチャ




提督「おう、お疲れ様ー」




ビスマルク「ふふん! どうよAdmiral、今日もMVPよ」




提督「おーう、すげぇすげぇ」




ビスマルク「…」




提督「…」カリカリ




ビスマルク「…昨日も一昨日も、ずっとそうなんだけれど?」




提督「おう、やるじゃん」




ビスマルク「…」




提督「…」




ビスマルク「なんなのよ!?」バァン!




提督「いやなんなんだよ!?」




ビスマルク「私がたくさん活躍したのよ!? もうちょっとこう…」




ビスマルク「褒めてくれたっていいじゃない!?」




提督「お前のレベリングしてるんだからMVPばっかとれるのは当然だろ!!」




ビスマルク「そ、そうだけど…」




提督「…はぁ、お前マジで…はぁ……」




ビスマルク「…な、なによ…」




提督「いやお前は強いよ?活躍もしてるし…」




ビスマルク「じゃ、じゃあ…!」




提督「でもさ、他の戦艦勢はもっと自重するっていうかさー」




提督「そもそも『褒めて』なんて言わないし」




ビスマルク「ぐぬぬ…」




提督「駆逐のやつらの褒めてだの頭撫でてなどはいいんだよ、可愛いし…」




提督「ただお前の『褒めて』は正直…キツイ…」




ビスマルク「なっ!? き、キツイってなによキツイって!!」




提督「考えても見ろよ!? お前みたいなキチっとした奴が褒めてだぞ!?正直気持ち悪くないか!?」




ビスマルク「んなァぁ!? 言ったわね!? 今私のこと気持ち悪いって!!」




提督「いやちょっと言い過ぎt「もういいわよ、知らない!」




ビスマルク「Admiralのバーカ、アーホ!!」




提督「て、てめっ!?」




ビスマルク「もうあなたなんかいいわよ、フン!!」ガチャバタン!




提督「…あ、ネタバラシ前に行っちゃったよ」




提督「さて、執務を…」




提督「…」カリカリ




ビスマルク「なんで追いかけてこないのよ!?」バァン!




アークロイヤル「追いかけてほしいのか!?」




ビスマルク「あんたは呼んでない!!」




提督「え、だってもう俺なんかどーでもいいって言ったじゃん」




ビスマルク「ーーー!!! もう!なんでこうーーーー!!」




提督「あ、そうだ、ビスマルク」




ビスマルク「なによ!!」




提督「お前のこと気持ち悪いって言ったの、あれドッキリだから」




ビスマルク「はいはいドッキリ…え、ドッキリ?」




提督「そ、ドッキリ」




ビスマルク「え、え、え? ドッキリってことは、嘘ってこと?」




提督「そそ、まぁようするに…」




カクカクシカジカ




ビスマルク「…ばーか、ばーか!!」




提督「いやーすまんってー」




ビスマルク「Admiralって本当に時々趣味の悪いことするわよね」




提督「あははー」




ビスマルク「褒めてないわよ!」




ビスマルク「ったく、もう迷惑かけないでよね!」ガチャバタン!




ビスマルク「…ふぅ」




ビスマルク「…よかった…本当に気持ち悪いと思われてなくて…」ボソボソ




ビスマルク「だってAdmiralに褒められると、とっても嬉しいんだもの…」ボソボソ




提督「? ビスマルク今俺のこと呼んだ?」




ビスマルク「なっ!? 何で来てんのよ!?」




提督「だってビスマルクが追いかけてほしいって…」




ビスマルク「く・う・き・を・よ・み・な・さ・いぃー!!!」




≪吹雪≫




吹雪「あ、司令官! 叢雲ちゃんのところのエアコンが壊れるみたいなので、手伝っていただけませんか?」




吹雪「え、何で自分の部屋でもないエアコンを直すのかって? 大切な妹だからですっ!」ニコッ




吹雪「ふぅー… この後ですか? はい、間宮さんのところで年越しそばの仕込みです!」




・・・




提督「いい子過ぎるだろォーーー!?!?」




提督「なんだあの笑顔!? 天使かよ」




提督「自分、吹雪信仰いいっすか?」




吹雪「司令官、失礼します!」ガチャ




提督「…おう、来たか、吹雪」




吹雪「はい! 駆逐艦吹雪、招集に伴い参上しました!」ビシッ




提督「さて、さっそく本題に入ろう」




提督「…駆逐艦吹雪、お前の新年観艦式出席、急遽中止とする」




吹雪「え!? どうしてですか!?」




提督「理由は単純明快」




提督「確かにお前は昔からこの鎮守府で頑張ってきた、頑張ってきたが…」




提督「最近のお前は頑張るベクトルを間違えている!!」




吹雪「ど、どういう事ですか!?」




提督「思い返せ…最近のお前の行動を…」




提督「みんなの部屋の掃除に洗濯、果ては料理まで…」




提督「完ッ全にただのできたお嫁さんみたいじゃないか!?」バァン!




吹雪「えっ…お、お嫁さん…?」




提督「出撃よりもなんかそっちの方でばっか頑張ってないかってことだよ!?」




提督「観艦式はいわば俺たち鎮守府の『軍』としての力を見せつける場…」




提督「そういうところに『出撃より他のことで頑張ってまーす』みたいな奴がいるのは問題なんだよ!!」




・・・




那珂ちゃん「那珂ちゃんは出撃もアイドルも全力だし!」




川内「…急にどした那珂ちゃん」




那珂ちゃん「いや…なんか怒られた気がして…」




・・・




提督「いいか! もちろんみんなのためにそういうことをするのも大変結構!」




提督「だがそういうやつを観艦式に出すっていうのは俺が許せん!」




提督「以上だ、なにか反論は…」




吹雪「…」




提督「ないようだな、でh「待ってください」




提督「…なんだ」




吹雪「私、活躍してますよね?」




提督「…」




吹雪「対空カットインとか、司令官バンバン私にさせてますよね?」




提督「…」




吹雪「秋月型の皆さんには敵わないですけど、かなり撃墜してますよね?」




提督「…」




吹雪「それでも足りないんですか?」




吹雪「ねぇねぇねぇ司令官」




吹雪「それでも私は力不足ですか?」




吹雪「ねぇ、司令官、ねぇ」ジリジリ・・・




提督「…い、いや…それは…」




吹雪「……」ジー・・・




提督「…す、すまん吹雪…」




提督「一つお前に言わなければいけないことがあってだな…」




吹雪「なんですか?」




提督「全部…ドッキリなんだ、これまで言ってきたこと…」




吹雪「うんうん、そうですよね、私を出さないなんて言う選択肢はってえ?」




吹雪「ど、ドッキリ、ですか…?」




提督「うん…」




吹雪「…詳しく話してくれますよね?」




カクカクシカジカ




吹雪「は、はぁ……」




提督「この通りだ! すまん!」




吹雪「…正直、もうちょっとマシなことする人だと思ってました…」




提督「あははー…」




提督「というかそんなに吹雪は観艦式出たかったのか?」




吹雪「んー、死ぬほどってわけではないですけど、理由はありましたね」




提督「ほほう、それは?」




吹雪「大した理由ではないですけどね」




吹雪「吹雪型の名前を背負っているんです、それもネームシップとして」




吹雪「だからそういう場で私たちはきちんと活躍できるんだ! ってアピールしたいんです」




吹雪「最近は優秀な方たちも増えましたから」ハハッ・・・




吹雪「だから変な理由つけられて観艦式を出れなくなるわけにはいかなかったんです!」




提督「…す、すまん……」




吹雪「ほんとですよっ!」




吹雪「さ、司令官、行きますよ」




提督「…え、どこに」




吹雪「こんなことで時間をとらせた罰として、司令官には年越しそばの仕込みの手伝いをしてもらいます!」




吹雪「簡単に終わると思わないことですねっ!」




提督「マジかよー…」




提督(ま、いっか、吹雪の負担を軽くできるわけだし)




なお迷惑かけまくってより負担を大きくした模様



≪陸奥≫




提督「ご飯~♪ ご飯~♪」スキップ




提督「あの曲がり角を曲がれば~ 間宮さんのご飯~」




提督「♪~」




提督「あだっ!?」ポヨン




陸奥「きゃっ!?」




提督「ってぇー…」ドサッ




陸奥「あらあら、大丈夫?」




提督「おーう、すまん、陸奥」




陸奥「角曲がってすぐに私の胸に飛びつくなんてもう♪」




提督「い、いや、別に故意じゃ…」




陸奥「うふふ、冗談よ、本気にしないでよ、可愛いわね」




陸奥「じゃあね、提督」フリフリ




提督「…」




・・・




提督「エロォォォォォイイ!! 説明不要ッ!!」




提督「触れた瞬間むにって! むにって!!」




提督「ありゃぁ童貞殺しに来てますわぁ…」




陸奥「提督ー、いいかしら?」ガチャ




提督「おう、よく来たな」




陸奥「それで? ご用件はなにかしら?」




提督「ああ、まずはお前の罪状から話しておこうじゃないか」




陸奥「ざ、罪状??」




提督「ああ、これを見ろッ!!」バァン!




陸奥「ど、『童貞を殺しまくった罪』…」




提督「…思い返してみろ、お前が全国のどれだけの数のDT督をその言動で殺してきたかッ!!」




提督「そして悔いろ!!」




提督「たとえ元帥が許そうと俺が許さん!!」




提督「ただDT督を弄ぶお前なんか、お前なんか大嫌いだー!!!」




陸奥「…そう」




陸奥「弄ぶ、ね…」




提督「ああ、反省しろ!」




陸奥「…私は、本気、だったんだけどな」




提督「…え?」




陸奥「ううん、提督のこと、ちょっと本気で…好き、だったんだけどって」




陸奥「でも、そうよね」




陸奥「ただ提督には、からかってるようにしか聞こえなかったわよね」




陸奥「ごめんね」




提督「…ちょ、ちょいまち」




提督「え? 本気って、え、そういうこと?マジ?」




陸奥「ええ、そうよ」




提督「ちょ、ちょいまちな」




提督「え、えーっとな、陸奥」




提督「えと…嫌いって言ったりしたのはその、ドッキリってやつなんだ」




陸奥「ドッキリ?」




提督「ああ」




カクカクシカジカ




提督「…ってわけでー…」




陸奥「そう、そうなのね」




提督「…と、というわけでですね~?」




陸奥「?」




提督「あ、あの~、マジで、ちょっと本気でー、俺のことー…」




陸奥「…ぷっふ」




提督「あえ?」




陸奥「…あっはっは!! もしかして提督、本気にしちゃった?」




陸奥「あれももちろん冗談、演技よ!」




提督「え…」




陸奥「またヘンなこと考えているんでしょうって思ってからかったけど…」




陸奥「まさかこんなに簡単に引っかかるなんてねー!」




提督「え、うん? つまり俺は騙されたってこと?」




陸奥「そうよ、あはは、お腹痛いー」ヒューヒュー




提督「…つまり俺は全国数多いDT督と一緒?」




陸奥「そういうことになるわね」




提督「ああああああああ!!!(半狂乱)」




陸奥「うふふ、ヘンなドッキリなんてするからよ、じゃあねDT督♪」




提督「クッソォォォーーーーー!!!」




≪朝潮≫




提督「…まぁ座れ」




朝潮「…はい…」




提督「…」




朝潮「…あ、あのっ…」




提督「なんだ」




朝潮「あ、朝潮、なにかやらかしてしまったのでしょうか…」




提督「…」




朝潮「ごっごめんなさい!! どうしても思い当たる節がなくて…!」




提督「…これを見ろ」スッ




朝潮「これは…艦娘の休暇申請、ですか…?」




提督「そう、艦娘名は伏せてるけどな」




提督「…とりあえず見てくれ、その日数を」




朝潮「…は、はい…? この日数が何か…」




提督「…少ねぇぇぇぇぇ!!!!!」




朝潮「…はい?」




提督「…休めやカスゥ!!!」




提督「うちはブラックじゃねぇんだよ!! むしろホワイトで通ってるんだよ!!」




提督「休暇を取れやぁ!!」




朝潮「…そうでしたか」




朝潮「しかしこの朝潮、皆のために休むなどということは…!」




提督「黙れェ!?」




朝潮「ひうっ!?」




提督「休暇を取れって言ってるのに取らないのはオカシイよなァ!? おい!?」




朝潮「そ、それはそうですけど…」




提督「いいか、俺が休めって言ってんだよ! じゃあ四の五の言わずに休めェ!!」




提督「お前を気遣ってんのにさ、はぁ、ほんと…」




提督「嫌いだわ、お前ー…」




朝潮「…」




朝潮「…も、申し訳…ございません」




提督「え? なにが」




朝潮「…わ、わざわざ私何かを気遣っていただいたのに…」




朝潮「…その意向を裏切り…も…申し訳…ございませんでした…」ドゲ…




提督「すとーーーーーっぷーーーぅぅ!!!??」




朝潮「…え?」




提督「え、、い、いやほら! わ、わざわざ土下座するほどでもないっていうかーーー」




朝潮「で、ですが…!」




提督「あーもー!!」




提督「はい! ドッキリ大成功ーー!!」




朝潮「…は?」




提督「ど、ドッキリ大成功ーー!!……」




朝潮「…は?」




カクカクシカジカ




朝潮「…なるほど、つまり司令官は私をだまし、そうやって悶々としていた朝潮を見て心の中で嗤っていたと」




提督「い、いやーそういうわけじゃ…」




朝潮「話を聞いている限りどっきり、というものはそういうものだと思うのですが」




提督「か、必ずしもそうじゃないって言うかー…」




朝潮「…」




提督「す、すみません…」




朝潮「まぁいいです、結局は私を休ませようとしてくれた、ってことなんですよね?」




提督「お、じゃあキチンと休暇取ってくれる?」




朝潮「…まぁ、はい」




朝潮(こんな方法とはいえ、司令官がきちんと私を気遣ってくれたのなら…私もきちんと休まねば…)




提督「やったー! これで艦娘全員に一定以上の休暇をとらせるホワイト提督として表彰されるぞー!」




朝潮「…は? いまなんと?」




提督「え? あるんだよ、そういう賞って言うかが」




提督「いやー、まじめな朝潮がラストだったからねー、これでー…」




朝潮「そうですかそうですか…」




提督「…ん?」




朝潮「私は司令官にとって内申点稼ぎ程度の存在であったと…」ゴゴゴゴゴ・・・




提督「…あ、いや、それは……」




朝潮「もういいです、司令官なんか知りません!  ふんだ!」プイッ




提督「あ、ちょ、待って! 違うんだ、朝潮待ってーーーー!!!」




翌日、青葉新聞に『内申点稼ぎのために艦娘を弄ぶクズ』として罵倒の嵐を受けましたとさ




提督「コンナハズジャナイノニィ!!!」





≪旗風≫




提督「…」カリカリカリカリ・・・




旗風「…」カリカリカリカリ・・・




提督(…どうしよう…)




旗風「…ふぅ」




提督(正直どうやって嫌いな理由つければいいんだ…)




提督(物静かだが社交的…礼儀は完璧…休暇も取り戦果も……)




提督「あああああ!!!」




旗風「!? し、司令、如何なされましたか…?」




提督「あ、いえ、なんでもないです、すみません」




旗風「そ、そうですか…いきなり大声をお出しになったもので、旗風、びっくりしてしまいました」




春風『司令官様、遠征部隊の報告に参りました、入ってもよろしいでしょうか?』コンコン




提督「お、いいぞ」




春風「では失礼します…あら、旗風さん」




旗風「あぁ! 春姉さん、お疲れ様でございます!」




春風「えぇ、お疲れ様 秘書艦のほうは順調ですか?」




旗風「はい! おかげさまで!」




春風「ふふっ、それよかったです  あ、司令官様、遠征の報告書でございます」




提督「おう、サンキュー」




春風「では、私はこれで失礼いたします」




旗風「はい、ありがとうございました!」キラキラ




提督「…」ニヤッ




・・・





旗風「…ふぅ」




提督「…なぁ旗風」




旗風「はい、なんでしょうか」




提督「お前はアイツ(春風)のことが、好きなのか?(青春)」




旗風「は、はいいいぃぃぃぃ!?」カァァァ




提督「いやいや、嘘はダメだ旗風ー」




提督「あのお前の横顔はK★O★Iしてる顔だねっ、間違いない」




提督「キチンといえよYou!! バレバレだぞっ★」




旗風「い、いえ…その…私は…」




旗風「春姉さんのことは…本当に大切な家族としか見てない…ですが…」




提督「は? ふざけんな! 嘘に決まってるだろ!!」




旗風「い、いえ…ほんとに…」




提督「あーつまんね  せっかく面白そうだなと思ったのに…興をそぎやがって」




提督「 あ ほ く さ 」




旗風「あ、あのっ…司令…」




提督「はいはーい、執務執務ー」




旗風「あのっ!!」




提督「…あ?」




旗風「え、えーっと…」




提督「…早くしてくれよ」




提督(さて、罵倒か叱咤か)




旗風「す、すみません…ですが…」




旗風「私がす、好きなのは…春姉さんではなくむしろ…」





旗風「司令…です…から…」




提督「はいはい、わかっtへ?」




旗風「///…」プルプル・・・




提督「え、ちょい、今なんと申されました…?」




旗風「にっ、二度も言わせないでいただけませんか…!」カオマッカ




提督「い、いや…あの…す、すまん…」




旗風「///」




提督「…」




提督&旗風「「あ、あのさっ…!(あ、あのっ…!)」」




旗風「あ、し、司令からで、いい、です…」




提督「い、いやここは旗風が先に…」




旗風「い、いえっ、し、司令が先にお願いします…!」




提督「そ、そうか…じゃ、じゃあいうぞ?」




旗風「は、はい…!」




提督「じ、実はだな…」




旗風「…」ドキドキ




提督「全部、ドッキリなんだ」




旗風「は、はい! 喜んdは?」




提督「ドッキリ大成功ーー!! わぁぁぁぁいーーー!!」キャッキャッ




旗風「…は…い…?(理解不能)」




カクカクシカジカ




旗風「…つまり司令は、私の純情を弄んでいたということでございますね」




提督「はい、反省しています」




旗風「はぁ、私の必死の告白…」




提督「すみませんでした」




旗風「…本来なら簀巻きにして東京湾にでも沈めさせていだだくところですが…」




提督「ヒッ」




旗風「…惚れた弱みでございます、一つ、私の要望に応えていただければ許しましょう」




提督「…それは…」




旗風「…そ、その…」




旗風「…で、でーと、というものをしたいと思って、おります…はぃ…」モジモジ




旗風「…よ、よろしい、でしょうか…?」ウワメヅカイ




提督「…かわいい(ケッコンしよ。)」




旗風「///!?!?!?!?」ボンッ




≪武蔵≫




武蔵「フッ…! フッ…!」




武蔵「…はぁはぁ……」




提督「おーう、武蔵」




武蔵「む、提督、おはよう」




提督「おはよー  朝から素振りかー」




武蔵「日々の鍛錬が大切だからな、提督もやったらどうだ」




提督「…ま、まぁ、考えておく…」




武蔵「はぁ、今はいいかもしれんが、いつか激太りとかしても知らんぞ…」




武蔵「鎮守府の長がぼよぼよな奴とか示しがつかんからな、頼むぜ相棒!」




提督「…」




提督「あ、あのさー武蔵ーー?」




武蔵「ん? どうした。提督」




提督「前々から思ってたんだけどさー? その相棒っての、どうなのかなーって…」




提督「なんか馴れ馴れしいしさー…俺は嫌いだ」




提督「仮にでも俺らは上司と部下、しかもお前はうちではそこまで古参ってわけではないだろ?」




提督「だから、相棒ってのは違和感あるんだ、すまんがやめてくれ」




武蔵「そ、そう、か……」




武蔵「そ、それもそうだな、すまなかった」




武蔵「…じゃ、じゃあな…!」




提督「…? 武蔵、お前なんか声…」




武蔵「な、何を言うかっ、な、泣いてなどいないさ、ああ!」ゴシゴシ・・・




提督(え、うっそでしょ…? あの武蔵がこんだけで…?)




提督「あ、あーそのー、なんかごめん、な…?」




武蔵「い、いやいいのだ! 提督のせいなどでは一切ない…」




武蔵「だ、だから…な……」




提督(うっそーーん…これは……)




武蔵「……」プルプル・・・




提督(逆にかぁいいー……)




武蔵「でっではな…、すまなかった…」




提督「あ、おい待てい!」ガシッ




武蔵「ふぇっ!? な、なな、なんだいきなりっ…!?」




提督「いや、お前に一つ、伝えるべきことがあってな…」




武蔵「伝えるべきこと…?」




提督「ああ、実は…」




提督「今まで全部ドッキリでしたいえぇっぇぇぇぇぇーーーーいい!!」




武蔵「は?」




提督「ドッキリ大成功ぅいえぇぇぇぇえええ!!!!」




カクカクシカジカ




武蔵「ほほう…貴様、この武蔵を罠にかけたということでいいのだな?」




提督「すみませんすみませんすみませんそういうつもりじゃなかったとです!!」




武蔵「『嫌い』とかそういった時点でそういうつもりじゃないもクソもないだろう!?」




提督「すみませんすみません嘘つきましたそういうつもりでした!!」




武蔵「貴様ーーーー!!」




提督「すみませんーーーー!!」




提督(いやー、なんか意図せずギャップ萌えが見れて眼福ー…)ニヤー




武蔵「な、なにをにやけているんだーー!!!」




≪初雪≫




深雪「おーいー初雪ー…」




初雪「んーなーにーー」ピコピコ




深雪「いやなにじゃなくってさ、こたつ入ってないで遠征行けよー?」




初雪「いいじゃんいいじゃんこのステージだけーー…」




深雪「それさっきも言ってたじゃんかー」




提督「はーつーゆーきーーーー!!!」ガラガラガラ




深雪「お、司令官」




提督「遠征だぞーー!!」




初雪「ぬーー、いいじゃんーまだもう少し時間はー」




提督「てめぇ、今日の集合時間、14:00だぞ…?」




初雪「…は?」




時計君「今は14:15やな」




初雪「ああっぁぁああぁああぁxxっぁああぁ!!??!?!?!!」




提督「…」




提督「…おい、初雪、何か言うことは」




初雪「あ、あのっ……ごめん、なさい…」ボソボソ




提督「あぁ!? 聞こえないんだよクソがァ!?」




初雪「ひ、ひっ… ご、ごめんなさい…!」




提督「ふざけんじゃねぇよ!!」




初雪「い、今から急いで、準備するから…!」




提督「もういいわ、代わりに卯月に入ってもらったわ」




提督「約束の時間すら守れないんだな、お前は」




提督「そんな野郎は大嫌いだ!!」




初雪「…ご、ごめんなさい…!!」




提督「謝って済む問題じゃねぇんだよ!!」




初雪「…ごめんなさいごめんなさい…」




提督「てめぇはいっつもそうだ! だらだらと怠けて味方に迷惑をかける…」




提督「そんなのいらん! 今まで我慢してきたがもう許さん!!」




提督「解体だ解体!!」




初雪「…そ、そんなっ…!?」




提督「…今日中にはやってやる! 覚悟しておけ!!」




ガチャバタン!




初雪「…うぅ、うぅぅ…!」




深雪「は、初雪、今からでも遅くないから、謝りに行こう?」




初雪「無理だよっ…! あんな怒った司令官初めて見たし…!」




初雪「それに今まで色々迷惑かけたし…」




提督「そうだよ(便乗)」ガチャ




初雪「し、司令官」




提督「お前は今までいろんなことで迷惑をかけてきた」




提督「なので処分を言い渡す…」




初雪「…うん」




提督「…その前にまずは」




初雪「…」




提督「ドッキリ大成功ーーーー!!!」




初雪「…はい、はい?」




提督「うわぁっぁぁっぁあああーーーーーい!!」




カクカクシカジカ




初雪「…ばっかじゃないの」




提督「うぐっ…」グサッ




初雪「…なんなの? 私をいじめて楽しかった? ねぇ!!」




提督「い、いや、それは…」




初雪「…良心は痛まなかったの!?」




提督「う、うぐっ…」グサッ




初雪「はい、ということで…」




初雪「初雪様はニンテンドースイッチを所望する」




提督「ファッ!?」




初雪「当たり前だよなぁ?」




提督「な、なんてことだ…くそ、くそ…!」




初雪「んじゃ、私はまたゲームに…」




提督「いや、遠征行けよ!?」




≪龍驤≫




龍驤「ぃやったぁー!!やったでぇ!うち大活躍や!褒めて褒めてぇ~!」




提督「おう、お疲れさん、今回も龍驤がMVPか」




龍驤「せやで!」




提督「うい、じゃあちょっと龍驤だけ残って、後解散!」




オツカレサマデシター  コンドコソMVPヲ・・・




龍驤「なんやなんやー! うちだけ特別に褒められるんかー?」ワクワク




提督「…龍驤、お前には一つ、深刻な罪がある」




龍驤「…は? 罪? なんのことや、うちなーんもしとらんで?」




提督「…ある!! それは…!」




龍驤「そ、それは…」




提督「…駆逐艦の子たちにお菓子をあげすぎていることだァ!!」




龍驤「はい?」




提督「そして駆逐艦たちの肥満化を図っているんだろ!?」




龍驤「なんやそのいちゃもん!? ひどない!?」




提督「いいやそうだろ! 特に夜戦の後にあげてるのとか普通に狙ってるでしょ」




提督「アメちゃんならまだしも…あの甘そうなやつはー…」




提督「絶ェ対カロリー高ァァァいい!!!」




龍驤「確かにカロリーは高いかもやけどそんなに沢山あげてるわけじゃないやん!?」




提督「…まだあるぞ…!」




龍驤(一つ言うてなかったか…?)




提督「お前、駆逐艦たちをああやって太らせて、自分のミニキャラの中での地位を高めるつもりだろ!!」




龍驤「意味わからんし、『ミニキャラ』ってなんや!?」




提督「体がちっちゃいナデナデしたくなるみたいなキャラのことだよ!!」




龍驤「誰の乳が小さいやてーー!!?!??!?」




提督「誰も胸の話してないやんけ!!」




提督「そもそもお前は駆逐艦じゃねぇぞ軽空母だぞ!!」




龍驤「誰の乳が小さいやてーー!!?!??!?」




提督「だから誰も胸の話してないやんけ!!」




提督「この罪は重い…!! 貴様が駆逐艦として人気投票に出場しようとしているのは判明している!!」




龍驤「な、何故バレ…あ」




提督「言質取ったりィ!!!」




提督「許せん、許せん… これは解体案件…」




龍驤「そ、そこまで重いんか、艦種偽装って…」




提督「いや、お前が駆逐sを肥満化させようとしてるのが問題」




龍驤「それは別にやってない言うてるやん!?」




提督「…ちょっと待って、タイム」




龍驤「…?」




提督「…やべぇな、龍驤のツッコミのせいでネタバラシタイミングがない…」ボソボソ




龍驤「…な、なぁー…」




提督「なんかドッキリなのに漫才みたいになってるし…」




龍驤「…あのー」




提督「やべぇな…  タイトル回収すらできてないし…」




龍驤「…もしもーし」




提督「あ!? てめぇはそこで反省でもしてろ!!(ここで精一杯の怖さを出すッ!!)」




龍驤「…い、いや、あんな?」




龍驤「…全部、聞こえとるで? さっきの」




提督「…へ?」




龍驤「うん、全部、ドッキリやって」




提督「…は、全部?」




龍驤「せやで」




提督「…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!」




龍驤「いや、まぁ何となくわかっとったよ? まずいちゃもんのつけ方がおかしいし」




提督「クソ!? やはり「ミニキャラ」という造語ではダメだったか!?」




龍驤「いやそっち!?」




提督「なんてことだ…ここにきて失敗…」




提督「クソ、私は負けた者だ……好きにするといい」




龍驤「…ん? 今何でもするって言うたよね?」




提督「あ、ちゃう、そういうわけじゃない、いや謝罪の意はあるけど、その…」




龍驤「ほんなら今度の休みに大阪行くで!! 食べ歩きや!」




提督「…え、それだけ?」




龍驤「それだけって…どう思ってたんや…」




提督「いや、「しめて500万、耳そろえて明日までに持ってき」とかいうとおもってた」




龍驤「確かに飯代くらいは奢らせるけどそこまではせんよ!? うちのことどう思ってたんや!?」




提督「…金にうるさい大阪のおばちゃん…」




龍驤「…殺すで?」



≪神通≫




提督「…それで、今回呼ばれた理由に見当はついたか?」




神通「申し訳ありませんが、まったく」




提督「…そうか」




提督「…今回の件はすこし俺もいら立ちを隠せずにいる、憤慨といってもいい」




提督「軽蔑すら覚えている」




神通「…? すみません、本当に心当たりがなくって」




提督「そうか、なら言おうか」




提督「…お前、訓練が厳しすぎだ」




神通「…は? すみません、言っている意味がよく…」




提督「…」




神通「…」




扶桑(居づらい…)




扶桑「あ、あの、提督…この企画には私を二度と巻き込まないでくださいって言いませんでしたか?」ヒソヒソ




提督「いや、これはちょいと真面目な話だからいてもらうことにした」ヒソヒソ




神通「…それで? 私の訓練のどこが厳しいと?」




提督「ああ、この間、たまたま神通の駆逐艦への訓練を見たんだ」




神通「…あぁ、あの日ですね」




提督「…あれはひどいものだった…んだろう…」




扶桑「えぇ…見てないんですか」




提督「だがこれだけは言わせてもらおう!! 駆逐艦を泣かせるなど言語道断だ!!」




提督「内容までは知らんが暁を泣かせていた…!」




神通「っ…! それは…」




提督「痛い痛いとも言っていたな! 一体どんな訓練をしたらあんなにわんわん泣かせることができるんだ!!」




提督「そんなことまでしろと言った覚えはない!! 本当にお前は最低なやつだな!!」




神通「…」




扶桑「…神通さん、このおばかさんはいつもは適当なことを言っていますが、今のそれは深刻な問題です」




扶桑「私からもお願いします、そのお話を詳しくお聞かせください」




神通「…よろしいのですね」




提督「は? なにが」




神通「…いえ、なんでもないです、では端的にご説明しましょう」




提督「ああ」




神通「端的に言うと暁ちゃんは『訓練終わりにお小遣いで買った自分のアイスが気に入らなくて

アイスを地面にたたきつけるふりをしたら誤って本当に地面にたたきつけてしまい

それにあせってどうしようと足をばたつかせていたらそのアイスにすべって思いっきり頭を地面にぶつけた』のです」





提督「…は?」




神通「ですからー…」




提督「い、いやもういい、いいんだが…」




提督「…え? それってただの暁が間抜けなだけじゃん」




神通「そうですよ」




提督「…え、マジで間抜けなだけじゃん」




扶桑「…提督…?」




提督「いや違う!! 遠目から見ると神通が泣いてる暁を説教してるようにしか…」




神通「そこに偶然私が居合わせ、二度とこんなことをしないようにと注意したのです」




神通「たたきつけたアイスが、隣の響ちゃんにまでかかってましたし…」




提督「え、あ、マジかぁ…」




提督「…でも神通、なんで最初にこれを教えることをためらったんだ?」




神通「…い、いえ…やっぱりその…」




神通「…あまり言うと、暁ちゃんのその、恥をさらすことになるといいますか…」




神通「青葉さんあたりが聞きつけてみんなに知らせそうですし…」




青葉「はっはっは! 残念! もうおs」ドサッ




神通「…はあ、やっぱりですか…」




提督「…後で懲罰房入れとく」




提督「…と、ともかく! あれは俺の勘違いだったんだな!」




提督「いやすまんかった!」




神通「いえいえ、とんでもないです、提督がみんなのことを思っていることがわかりましたし」




神通「それでは私は戻りますね、では」ガチャ




提督「あ、ああ、すまん!」




提督(ワンチャンドッキリのネタになるかなとも思った自分が恥ずかしい…)




扶桑(鎮守府のなかでのいじめとかじゃなくてよかったけれど…)




提督&扶桑((やっぱり暁(ちゃん)、駆逐艦の中ですらもの凄くお子様なんじゃ…))



・・・



暁「ぶぇくし!!」




響「どうしたんだい暁、そんなチンパンジーが驚いたみたいなくしゃみして」




暁「多分誰かが私の噂をしているんでしょ、レディは人気者だもの!」




響「どうやら本当にチンパンジーだったようだね」




暁「は?」





≪翔鶴≫




提督「俺翔鶴のこと嫌いなんだ」




翔鶴「…え…?」




提督「前々からさ、嫌いだったんだ」




翔鶴「…」バタン




・・・




ピーポーピーポー・・・




瑞鶴「…答えて、提督さん」




瑞鶴「なんで、こんなことしたの…」




提督「…つい、ほんの、出来心だったんだ…ドッキリの標的にしてみたらどうだろうかって」




瑞鶴「…それで…」




瑞鶴「そんなクソみたいな出来心のせいで翔鶴姉は今意識不明なんだよ!?」




提督「…すまん  まさか倒れるほどとは…」




瑞鶴「本当だよ!! どうしたら倒れるまで追い込めるの!?」




提督「…え、いや俺はただ嫌いって言っただけなんだが…」




瑞鶴「嘘だッ!!」




提督「マジなんすけど…」




翔鶴「……ぅん…ここ、は…?」




提督「お、目が覚m「翔鶴姉!!」




翔鶴「ず、瑞鶴…!? それと提と……」




翔鶴「……」




提督「…? どうしたんだ、翔鶴」




翔鶴「…いえ、わざわざ嫌いな相手を見舞うなんて提督は優しいな、って」




瑞鶴「それは誤解なんだよ翔鶴姉!!」




翔鶴「いいの、瑞鶴  慰めならいらないわ、提督の本意はそうなんだから」




翔鶴「今まで、私が、至らなかった…だけ…」




提督「……それは違うよ!!(反論)」




翔鶴「提督…?」




提督「翔鶴、よく聞いてくれ、実は…!」




提督「全部、ドッキリでしたーーー!!!」ドゲザ




翔鶴「…はい…?」




カクカクシカジカ




翔鶴「…つまり提督は、ドッキリで嫌いといったのであって、本気で私のことが嫌いなわけではないと?」




提督「Yes」




翔鶴「…そうでしたか、よかった…」




翔鶴「…はっ!? ということは提督も私のことを…!? あぁ、やった…!」




提督「…え、いやあのなにもそこまでは…」




翔鶴「あぁ、挙式はいつにしましょう、私、ウェディングドレスがいいです…!」




瑞鶴「しょ、翔鶴姉…?」




翔鶴「子供は何人作りましょう? まだ早い? でもでもー!!」




提督&瑞鶴「「……」」




瑞鶴「提督さん、お願い」




提督「ああ」




提督「翔鶴」




翔鶴「はいなんでしょう!!」




提督「やっぱ俺お前のこと嫌いだわ」




翔鶴「……え………」バタンキュー




ドサッ




提督&瑞鶴「「この手に限る」」




≪荒潮≫




荒潮「艦隊が戻ってきまぁ~す」



荒潮「新しい艦が届きまぁ~す」



荒潮「お手紙で~す」




提督「テキトーか!?」バァン!




荒潮「ん~、私にその気はないんだけど~」




提督「嘘つけ、ぜってぇふざけてるだろ!?」




荒潮「あらバレた~?」ウフフ




荒潮「でも~報告自体はきちんとしてるし、いいわよね?」




荒潮(優しいし、どうせ多少のおふざけなら許してくれるわよね~)




提督「ふざけんなよ?」グッ




荒潮「あ、あれ…?」




提督「じゃあなんだ、報告さえすればどれだけふざけてもいいと?」




提督「あまつさえ上官である俺に?」




荒潮「で、でも~」




提督「でもじゃねぇよ」




提督「五月雨みたいに精一杯やって多少ドジっちまうのはしょうがないさ」




提督「でもてめぇは楽しんでるダルォ!? 俺で遊んでよォ!?」




荒潮「そ、そんなつもりはー…」




提督「…そのゆったりとした喋り方もやめろ!! ムカつく!!」




荒潮「ご、ごめんなさい…」シュン・・・




提督「イライラすんだよ、てめぇにはさ!!」(落ち込んでる荒潮かわいい)




提督「いっつもこっちを舐めたような口調でよ!」(荒潮かわいい)




提督「キツい言い方でもキチンと俺を叱ってくれる霞の方がまだいいわ!!」(かしゅみもかわいい)




提督「……何か言いたいことはあるか」(結論どっちも好き)




荒潮「…ごめんなさい…ごめんなさい…!」




提督「…」(必死で謝る荒潮かわいい)




荒潮「いつも舐めた態度をとってしまいごめんなさいふざけてごめんなさい…!」




荒潮「執務もふざけ半分でやっててごめんなさい司令官のパンツ盗んでごめんなさい…!」




提督「…うん、うn?」




荒潮「昨日なんか洗濯カゴから盗ってごめんなさい…」




提督「ちょいまておらァ!?」




提督「今なんつった!!?? 俺の、ぱ、パパパ、パンツを…!?」




荒潮「…はい、司令官のを嗅いでいるとその…昂るといいますか…」




提督「…!?!?!?」




提督「ちょ、ちょい待って、待ってね!」




提督「フーフー・・・・」




提督「…じ、実はな、荒潮  これまでのは全部、ドッキリなんだ!」




荒潮「…ドッキリ…?」




提督「…あ、ああ!」




カクカクシカジカ



提督「…ってわけなんだ! ははっ!」




荒潮「あらそうだったの~、よかったわぁ~」




提督「…そ、そうか! で、でな、荒潮! さっきの話なんだが…!」




荒潮「…あぁ、さっきのパンツの話ですか」




提督「そうそう、えーと、そのー…!」




荒潮「あれ、嘘ですよ」




提督「…は?」




荒潮「まさか司令官のパンツ盗むなんてしないわよ~」




荒潮「あれくらいのこと言ったら動揺して許してくれるかなー、と思ってね」




荒潮「あはっ♪ もしかして真に受けちゃいました~?」




荒潮「これだからオトコノヒトは~♪」




荒潮「じゃあね~、司令官~」




提督「…ぅわぁぁっぁあぁ!!!」




荒潮「あ、ドッキリ、なかなかに面白かったわよ~」ガチャバタン!




提督「…」チーン




・・・




荒潮「…ま、盗んでないって言うのも嘘なんだけどね~  うふふふっ♪」





≪隼鷹≫




提督「…こんばんはー」ガラガラガラ




鳳翔「あら提督、いらっしゃいませ」




提督「取り敢えずビールw「よぉ提督ー! 呑んでるー!?」




提督「…隼鷹、酒臭いぞ、少しは控えろ」




隼鷹「えぇー! なんだよ提督、まだ3杯~!」




提督「十分だ」




隼鷹「ちぇ~、なんだまったく… 最近ポーラもノリ悪ぃし…」




隼鷹「あ、鳳翔サーン! お酒もー1h「…おい」




隼鷹「…んぁ? なんだよ提督、まだ飲みてぇんだけど」




提督「俺はもうよせと言った」




隼鷹「いいじゃねぇか~、私の金なんだしさ!」




提督「…よくねぇんだよッ!!」ガタン!




隼鷹「…っ」




提督「ああ自由だよ! てめぇの金で何しようがな!」




隼鷹「なら…」




提督「でもそれでお前は迷惑かけるだろ!? 出撃の時間に遅れたり…」




提督「自重を知れよ、酒飲みが!!」




提督「俺はみんなに迷惑かける奴が大嫌いなんだ! とくにてめぇみたいに悪ふざけで迷惑かける奴は特にッ!!」




提督「…教えてやるよ、最近のポーラはキチンと迷惑かけない程度に程々にしてるよ、酒」




提督「那智だって千歳だってドイツ勢だって!! てめぇくらいだ毎日バカみたいに飲んでるのは!!」




提督「少しは反省しろこの酒飲みがぁ!!」




隼鷹「…そっか、わかったよ」




隼鷹「…鳳翔さん、お勘定」




鳳翔「え、あ…は、はい!」




・・・




提督「いやーどうすっかなぁ、俺もなー!」




提督「ついなんかネタバラシせずに隼鷹行っちゃったなー!」




提督「まぁまぁいいや、反省すりゃしめたもんだ」




提督「いっやはー!」ランランラーン




隼鷹「…へぇ、じゃあ、さっき怒ったの、ウソだったんだー」




提督「…なっ、これは隼鷹!? しかしどこから!?」




隼鷹「…アンタのぉ、後ろさァ!!!」ガバッ




提督「…な、なっ!!??!?!」




タスケテーーーーーーー!!!!!!




翌朝・・・




提督は変わり果てた姿で発見された




ビール瓶で頭を一発だったという・・・




提督「…いや死んでねぇよ!?」



≪秋雲≫




提督「というわけで抜き打ちの室内点検しまーす、はい出てけー」




秋雲「は、はぁ!?」




秋雲「5日くらいいなくなって急に帰ってきてこれ!?」




提督「せや、抜き打ちはこうして急じゃなきゃ意味ない」




提督「というわけで失礼」ズカズカ




秋雲「ちょまっ…!」




提督「…なんだ? 見られてはいけないものがあるのか?」




秋雲「い、いやー、それはー…ないけど…」




提督「ならいいじゃん、安心しろ、すぐに終わる」




秋雲(すぐに… じゃあ大丈夫だよね…)




提督(…などと思っているんだろうなァ!! ククク…)




提督(甘いんだよぉ…俺ら男の高校時代の隠蔽ならびにそれの看破技術を舐めるな…)




提督「…ではまずは…本棚…」




提督「の後ろにある不自然な空間ンンン!!」ガバッ




秋雲「!?」




・・・提督は見逃さなかった、その不自然な空間を   




提督「次は押入れの天井部分ンンン!!」




提督「そんでもってソファーの中ァァァ!!」




提督「ラストそっと隠されたAma〇onの箱の中ァァァ!!」




秋雲「あぁぁ!!!?!?(半狂乱)」




そう、提督の洗練された観察眼の前では、思春期男子のごとき隠蔽ではゴミ同然なのであった・・・




提督「…それで、これはどういうことだ」




秋雲「…」ダラダラ・・・




提督「どうしてお前の部屋からこんなにBL本が見つかるんだ!?」




BL本「せやせや!」ドッサリ




提督「…秋雲、わかっていると思うがきちんと事実を話せよ?」




秋雲「…はい」




秋雲「…あれは、3年前の夏コミでした…」




提督「あ、別に来歴とかいらんから、これらはお前のってことでおk?」




秋雲「あ…はい、間違えないです」




提督(なんでちょっと話せなくて残念みたいになってんだよ…)




提督「…そうか」




提督「…これは間違いなく鎮守府の風紀を乱すものだ、そうだろう?」




秋雲「…はい」




提督「というわけでこれらは全て没収、並びに処分させてもらう」




秋雲「そ、そんなっ!?」




提督「当然だ」




秋雲「そ、それだけは! 処分だけは…! お願いします!!」




秋雲「それを捨てられたら私は明日から何の希望もなく毎日を生きることに…!」




提督「平和という希望を目指して頑張れよ」




秋雲「だからお願いします…! 何でも島風ちゃん…!」




提督(そんなに大切なもんなのか…?)




提督「…ん? 今、何でもするって、言ったよね?」




秋雲「…あ」




提督「それじゃあ…」




提督「これを全部、朝礼の時に朗読するってのはー」




秋雲「…んなことできるかぁ!?」




提督「…ま、というわけで今回のドッキリを終了します、お付き合いいただきありがとうございました」




秋雲「…あ、はい、ありがとうございました…」




秋雲「…っては? ドッキリ!?」




提督「そう! ドッキリ大成功ーーー!!」




カクカクシカジカ




秋雲「…はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!?!?!?(クソデカため息)」




提督「ま、最初っから全部ドッキリだったってわけですね!」




秋雲「…何してくれとんの、マジ…」




秋雲「…色々見つかって正座させられた時マジで終わったかと思ったんだけど」




提督「ようやく俺の苦しみをわかってくれる奴が見つかったか…!」




秋雲「いやー怖いね、男の人はいつもこんな心情で…」




秋雲「…ってあれ? 今の言葉を聞くに提督の部屋のどこかにもHな本が…?」




提督「……い、いやいやいやいや、そそそそそ、そんなわわわわけないじゃーーんんんん!????」ダラダラ・・・




秋雲「扶桑さんに言っておこ!」




提督「…そ、それだけはご勘弁をぉーー!! なんでも、なんでも島風ーーー!!」




秋雲(そんなに全力で頼むほど…?)




秋雲「…ん? 今、何でもするって、言ったよね?」 




提督「…あ」




秋雲「よっしゃぁーー!! これで私の同人誌コレクション、略して同これが処分されないいいい!!」




秋雲「やりぃーー!!」グッ




そう言った秋雲の顔は、今まで見たことないほどに喜びに満ちた笑顔だったという



≪大鳳≫




提督「…あークソ…出ねぇ…」トボトボ・・・




提督「…ビスマルクぅー…」




提督「なぜ、何故大鳳ばかりがー…」ガチャ・・・




大鳳「あ! 提督、お待ちしておりました!」




提督「…」




大鳳「艦載機の件でお話が… ってあれ…?」




提督「TAIHOOOOOOOO!!!!!!」ガシィッ!




大鳳「は、はいいいいい!!!?」




提督「てめぇぇぇぇぇ!! よくもぉ!!!」ゴゴゴゴゴ・・・




提督「何でお前ばっか出るんだぁー…早く俺にビスマルクをぉぉぉ…!!」




提督「ビスマルクを出せェ!!!(血涙)」




大鳳「は、はい??? ビスマルクさんですか…? うちにいるじゃないですか」




提督「違ぁう!! アーケードの方のイベントの話だァ!!」




大鳳「あ、あーけーど…? なんですかそれ!! 私が知るわけないじゃないですか!!」




大鳳「そもそもそっちの子たちは私たちとは関係ないじゃないですか!!」




大鳳「私に言われたってどうしようも…」




提督「うるせーーー! どうにかしろーーー!!!」




大鳳「無理なものは無理です!」




提督「やだやだやだやだー! 欲しい欲しい欲しいー!!」




大鳳「最近の小学生でもそんなことしませんよ!?」




提督「そんなこともできない大鳳なんて大っ嫌いだー! やーいやーい!」




大鳳「(堪忍袋の緒が切れる音)」ブチッ




大鳳「いい加減にしてくださいーーー!!!」




提督「!?」




大鳳「なんなんですか!? さっきから!」




大鳳「向こうは向こう、うちはうち! きちんと区別してください!」




大鳳「そもそも提督にはどっさりと執務とかあるのに何でアーケードとかやってるんですか!?」




大鳳「暇なんですか!?」




提督「…そ、それは」




大鳳「ていうかキレるなら私じゃなくって出ないビスマルクさんにキレればいいじゃないですか!!」




大鳳「なんで私なんですか!?」




大鳳「そしてそして…!」




提督「…ちょ、ま、待って!」




提督「…もうそれ以上俺をえぐらないで! 理由付け適当すぎたなーって俺も反省してるから!」




大鳳「…ん? 理由付け…?」




提督「…そうなんっす! い、今まで全部、実はドッキリでですね!」




カクカクシカジカ




大鳳「…親方(扶桑)に電話さしてもらうね」