2018-01-14 01:07:09 更新

概要

八幡が電王となりイマジンとの戦闘が終わり謎の女に突如現れた電車に乗せられた…


前書き

タイムパラドックスに関しては私が分かっている範囲で書いたので間違っているかも知れませんので悪しからず


女に連れられ列車に乗せられた俺こと、八幡は混乱していた。さっきまで化物に身体を預けて、化物と闘っていたからもう体はボロボロで体中が痛む…もう、何が何だか分からない…

車内には迎え合わせの席の間に机があり、それが複数あった。俺が入って来た右側を見るとウェイターらしき女性がカウンター越しにコーヒーを入れていた…てかこの人俺がパスを交番に届ける時にいたあのウェイターだ…後、奥には茶色のスーツを来た男が炒飯を食べていた。

???「そう言えば貴方に自己紹介してなかったわね。私はハナ。未来から来たの」

女の名前はハナと言うらしい。というよりこいつ未来から来たって言わなかったか?

八幡「お、俺は比企谷八幡…み、未来から来た…」

ハナ「そう…でももう…その時間には帰れないの…」

帰れない?どうして…

ハナ「私がいた未来は君がさっきまで闘っていた化物…いや『イマジン』が私のいた未来の時間を破壊したの…」

八幡「⁉︎」

ハナ「イマジンは私達と同じ未来の人間…いや精神体なの。奴らの目的は自分達の都合の良い未来を改竄する…そのせいで私がいた時間が破壊されたの…」

ハナ「でも、私は貴方と同じ特異点だったから私の存在は消滅しなかったけど…私の家族や友人は…」

八幡「そ、そいつは気の毒だったな…でもあんたもその特異点?なんだろ?だったらあんたが電王になれば良いじゃねぇか」

ハナ「何度も試したわよ!でも私にはなれなかったのよ…」

???「同じ特異点でも電王になれるのは限りなく少ないのですよね〜」

奥でチャーハンを食っていた茶色のスーツを来た男が話しかけて来た。

ハナ「オーナー…」

オーナー…ってなんのオーナーなんだ?

オーナー「紹介が遅れましたね〜私はこの時をかける列車『デンライナー』のオーナーです」

時をかける列車『デンライナー』…この列車のことか…時をかける少女は知ってたが時をかける列車は初めてだ

八幡「なぁ、質問が山ほどあんだが1つずつ答えてもらって良いか?」

オーナー「えぇ〜構いませんよ〜」

八幡「まずあんたらが言うその特異点ってなんだ?」

オーナー「特異点と言うのは簡単に言えば、時の干渉を受けなくなる事ですね〜」

時の干渉を受けなくなる…って全然わかんねぇよ…簡単に説明してねぇし…

オーナーの説明を聞いて、俺が理解してないなと思ったのかハナが補足のような事を言った

ハナ「八幡、タイムパラドックスって知ってる?」

タイムパラドックス…確か、過去でその人間が本来取らなかった行動を取ると未来が変わるってやつだっけ?よくは知らんが…って言うかナチュラルに名前で呼んでるし…

八幡「まぁある程度は…」

ハナ「ある程度知ってるなら話は早い。特異点って言うのはそのタイムパラドックスの影響を受けなくなるの」

ハナ「例えば、私にみたいに今いる時間が破壊されても『貴方だけ』はその時間に存在できるの」

八幡「ま、待て…つまり俺のいる時間がそのイマジンってやつに破壊されたら俺だけが助かるって訳か?」

ハナ「理解が早くて嬉しい」

つまり、イマジンに俺がいる時間が破壊されたら小町や親父、お袋はその時間に存在していなかったことになる…それって死んだも同じじゃねぇか…そして、俺だけはその時間に存在と言うより時間の破壊による干渉は受けない…

八幡「つ、次の質問だ…『電王』ってなんだ?」

オーナー「電王と言うのは、時間を破壊や改竄するイマジンと闘える唯一の手段。また電王になれるのは特異点なんですが先程申した通り、なれるのは限りなく少ないのです」

オーナー「また特異点と言うモノも誰もがなっているわけではないので電王になれる人間を探すのはとても難しいんですね〜」

ハナ「そんな時に八幡を見つけたの。八幡は特異点であり電王になれる」

ハナ「さぁ私達と一緒に闘って時の運行を守ろう!」

確かに俺が電王になってそのイマジンって奴と闘えば俺のいる時間を守ることが出来る…だがそんな事俺に出来るんだろうか…もし失敗すれば小町や親父お袋は消えて、俺だけ助かる…でも俺にはそんな大層なことが出来る訳がない…

八幡「…悪いがその話は無しってことに出来ねぇか…」

ハナ「何言ってるの?出来るわけないじゃん!イマジン達が今も八幡がいる時間を破壊しようとしてるのよ!」

八幡「俺にはそんな大層な事は出来ない…悪いが他の特異点を探してくれ…」

ハナ「わ、私がどれだけ貴方のように特異点で電王になれる人を探したかを知らないで!オーナーもなんか言ってくださいよ!」

オーナー「私は構いませんよ〜」

ハナ「オーナー⁉︎」

オーナー「ですが八幡くん…イマジンには気をつけてくださいね。イマジンはどこに潜んでるか分かりませんし、況してや人間に取り憑いてない状態のイマジンは簡単に言えば幽霊のような存在」

オーナー「もしかしたら先程の闘いをどこかのイマジンに見られてたかもしれません。イマジンにとって特異点は邪魔な存在。もしかしたら貴方の身の回りの人間に取り憑く…もしくは八幡くんに直接危害を加えるかもしれません」

八幡「…脅しか?」

オーナー「いえ、そんな物騒なものではありませんよ。ただの警告ですよ。ですので念の為にベルトとパスは持っていた方が良いかもしれませんよ〜」

確かにオーナーの言う通りかもしれん…最悪小町に取り憑いたり、さっき言った様に俺に直接危害を加えるかもしれん…

???「そいつは心配しないで良いぜ」

ハナ・八幡「⁉︎」

???「俺がいるからよ」ビシッ

ハナ「イ、イマジン⁉︎どうしてここに居るのよ!」

オーナー「それは八幡くんがそこに居るイマジンと契約を結んで居るからでは無いでしょうかぁ」

ハナ「八幡!早くこのイマジンと契約を切りなさい!こいつらは時間を破壊する連中よ!」

ハナは相当イマジンが憎いらしいなぁ…まぁ無理もないか…家族や友人の存在、そしてハナが居る時間を消されたんだもんな…でもこいつは他のイマジンとか違う…

???「へっ、俺はそんな事には興味がねぇ…俺はただ暴れてぇだけだ」

ハナ「あ、暴れたいだけ?」

暴れたいだけか…まぁ暴れた数だけ強くなるし…暴れた数だけ優しさを知るからな…

???「あぁ…俺は暴れた方が性に合ってる」

八幡「だからあの時一緒に闘ったのか?」

ハナ「貴方みたいなイマジンが居るから時間が破壊されたのよ!」

???「さっきからイマジン、イマジンうるせぇんだよ!名前で呼べ」

八幡「あー…じゃあ聞くがお前の名前は?」

???「あ?俺の名前か?俺の名前は…まだねぇよ」

そんな我輩は猫である。名前はまだ無い的に言うなよ…

ハナ「イマジンはイマジンでしょ!」

流石にイマジンって呼ぶのはアレだ。名前でも考えるか。ん〜このイマジンは全体が赤い。それに加えてツノとキバがある…そういや昔小町によく絵本読み聞かせやったなぁ…特に桃太郎が好きだったなぁ…ん?桃太郎…赤い…ツノとキバ…

八幡「…モモタロス…」

???・ハナ「は?」

八幡「いやお前の名前…モモタロスってのはどうかなってな…ほら、お前桃太郎に出てくる鬼みたいだし」

モモタロス「桃太郎に出てくる鬼みたいだからモモタロス…お前ネーミングセンス無いな…」

ハナ「フッ…桃太郎でモモタロス…クスッ」

モモタロス「あっ!お前笑いやがったな!この、ハナクソ女!」

ハナ「は、ハナクソ女ですってぇ?」

モモタロス「あぁ…お前はハナって言うんだろ?それにクソみたいな女だからハナクソ女お前にピッタリな名前だ」

ハナ「な、何ですってぇ〜」

オーナー「モモタロスくん、ハナくん、車内ではお静かにお願いしますね。でないと…」

ハナ「すいません、オーナー…ほらあんたも謝りなさい!」

モモタロス「けっ!」

喧嘩するほど仲が良いと言うがこの2人の場合そんなのは無いな

ハナ「とにかく、このイマジンは倒すべきよ!」

オーナー「もし、ハナくんの言うようにモモタロスくんを倒したら八幡君は一人で闘えるでしょうか?」

ハナ「そ、それは私がサポーt」

オーナー「たとえ、ハナくんがサポートをしても八幡くんが戦闘に慣れてません。慣れる前にもし八幡くんが変身出来なくなってしまったら元も子もないですよねぇ」

たしかにオーナーの言う通りだ。さっきの闘いは俺一人では確実に負けてた。だけどモモタロスが俺の中に入って代わりに闘って勝った。実質モモタロスのおかげだ

オーナー「どうやらモモタロスくんは闘う事だけが目的のようですねぇ」

モモタロス「あぁ…何の抵抗も無ぇ奴をぶっ倒しても気分が悪いからよ…手応えのある奴しかやらねぇよ」

オーナー「では、八幡くん達に協力すると言う事で良いですね?」

モモタロス「まっ、そう言う事になるな」

オーナー「では、モモタロスくんの乗車を許可します」

ハナ「お、オーナー⁉︎」

オーナー「それで良いですよね、ハナくん」

ハナ「は、はい…」

あのハナって奴はオーナーに頭が上がらないらしいな。俺も気をつけないとな…

???「じゃあお祝いのコーヒー淹れなくちゃ♪」

八幡「えっと…あの人は…」

ハナ「あぁ…彼女はナオミ。ここの乗務員。主に料理を作ってくれたりやコーヒーを淹れてくれるの」

ナオミ「よろしくね八幡くん」ニコッ

首傾げて満面の笑みでちょっとときめいちまったじゃねぇか…


数分後…


ナオミ「はい、八幡くんの分とモモタロスちゃんの分ね」

目の前に置かれたのはコーヒーとは程遠い色をしたものだった…具体的にはコーヒーの上に赤っぽい色をしたクリームがのっていた。

確かアメリカでは、赤やら青、日本人からして食べ物に見えない色をしたケーキがあると聞いたことがある。だとしたら納得がいく。

モモタロス「おっ、中々ウメェじゃねぇか」ズズッ

モモタロスが美味いと言ってるんだから美味いのかも知れない…物は試しだ。飲んでみるか

八幡「ズズッ」

八幡「⁉︎」ブフッ←コーヒーを噴き出している

ナオミ「キャッ!」

ハナ「ちょっと!噴き出さないでよ!」

俺の舌はこの飲み物は毒だと判断したから噴き出したんだよ!こんなもん飲めたもんじゃない!

八幡「す、すまん…」ふきふき

どうやらイマジンと人間の味覚は違うらしい…

デンライナーに設置してある時計を見てる。様々な国の時間が刻まれていて、その中から日本の時計を見つけて見てると。小町が夕飯を作っているであろう時間になっていた。

八幡「もうこんな時間か…それじゃ俺、帰るわ」

と、言ってみたもののこの列車に駅という物に停まるのだろうか?

オーナー「そうですか…では停まりますか」

そう言うと、デンライナーが走っていた空間が途切れ、俺たちが暮らすいつもの街に出た。それに加えて俺の家の前にデンライナーを停めた。

八幡「あ、ありがとうございます…」

オーナー「そのパスがあれば、いつでもこの列車に乗れますので、覚えていて下さいね」

ハナ「何かあったらすぐ私達に知らせるのよ」

八幡「わかった」

そんなやり取りを交わし、デンライナーを降りた。その後デンライナーは再びあの空間へと消えていった…

一瞬、今までの事が夢なんじゃないかと思ったが右手にパス、左手にベルトを持っていた。やっぱり夢じゃなかった

辺りを見渡すと太陽が沈みかけていた。小町心配してるかなぁ…

八幡「たでぇまぁ」

小町「あっお兄ちゃんお帰r…どうしたのお兄ちゃん⁉︎」

あぁ…そうか、コウモリ型のイマジンとの闘いでスーツがあったとはいえ、傷が出来ていた。触ってみると口の周りに切り傷が出来ていたり額にはかさぶたが出来ていた。小町はこれの傷を見て驚いたんだろ。でも、小町にあの事を言っても信じないだろうし、巻き込みたくない。この事は黙っていこう

八幡「あぁ…本屋に向かう時に階段から転んでな、今の今まで病院で診てもらったんだよ」

小町「お兄ちゃんから行ったの?」

八幡「いや、近くにいたジィさんバァさんに強引に病院へ連れられてな」

人ってこんなにもスラスラ嘘を吐けるんだな…気を付けないと俺も騙されるかもしれんな

小町「ふぅ〜ん…でも、ちゃんと帰ってきて良かったよ。流石の小町も一人は寂しいし」

八幡「こ、小町ぃぃ…」ウルウル

小町「小町はお兄ちゃんと違ってボッチに慣れてないからね。一人には慣れてないのです」

俺の感動を返して

小町「でも、寂しいのは本当だよ」

やっぱり感動返さなくて良いです

小町「さっ、手を洗ってご飯にしよ」

八幡「…はいよ」

もし、イマジンが俺のいる時間を壊したらこんなやり取りが2度と出来なくなる…そうならない為にも俺が…いや、俺とモモタロスが頑張らないとな…

手始めに筋トレでもするか…






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