2018-11-27 10:47:32 更新

概要

誤字や日本語がおかしいです


前書き

サルゲッチュの世界観はアニメが終わった後の世界観です
少しゲーム内容も混ざっています
キャラ崩壊とかしている可能性があるので気をつけてください
喋り方とか間違っているかもしれません



スネーク「俺も…いよいよ近いようだな」


オタコン「スネーク…」グスッ


スネーク「オタコン…今まで迷惑かけた」


オタコン「そんなことないよ、スネーク」


スネーク「そう泣くな、また漏らすんじゃないだろうな?」


オタコン「やめてくれよスネーク!所でスネーク」


スネーク「なんだ」


オタコン「来世は…どんな人生を送りたい?」


スネーク「そうだな…戦争とは無縁の」


スネーク「静かに穏やかに、平凡な人生を歩みたい、勉強や部活、色々な事をしてみたいものだ…」


オタコン「日本にいるハカセのところの少年たちみたいな?」


スネーク「あぁ、会ったことも見たこともないが、話には聞いている。」


オタコン「まさかスネークがピポサルに救われたと聞いた時は驚いたよ」


スネーク「あの時は若かったんだがな…」


スネーク『そういえば、ビックボスも同じ事を考えていたのだろうか…』


………………………………………


日本 某河川敷


カケル「もうそろそろ高校生だな、ヒロキ」


ヒロキ「あぁ、俺たちにとっては色々あった小中学生活だったな」


カケル「ヒロキは操られてばっかりだったけどな」


ヒロキ「やめろよそれ!結構忘れたい過去なんだから!」


カケル「聞いたぞ?まだナツミにアタックしてるんだってな?」


ヒロキ「なっ!別にいいじゃんか!」


カケル「ナツミも大学1年生だしなぁ、高校生になった瞬間色々変わったよな」


ヒロキ「あぁ、美人になったなぁ」


カケル「それ、化粧が上手くなっただけなんだよなぁ」


ヒロキ「そういうお前こそ、ハルカさんとは最近どうなんだよ!」


カケル「ハルカちゃんは…今イギリスにいるんだって、ハイテクロボバトルの準決勝に進出して中々忙しいみたい」


ヒロキ「そ、そうなのか、で?お前らは付き合ってないのか?」


カケル「よせ、ゲッチュから取ってしまったら俺に何が残る?ハルカちゃんはもう俺と住んでいる世界が違いすぎる…」


ヒロキ「世界を救ったとは思えない発言だな」ニヤ


カケル「うるせぇ」


ナツミ「おーい、あんた達!」


ヒロキ「な、ナツミさん!!」///


カケル「なんかよう?」


ナツミ「おじいちゃんが新しい発明したら来てくれって」


カケル「ハカセが?よっしゃっ!暇してたし行こうぜヒロキ!」


ヒロキ「おぅ!あたまえよ!」


カケル「俺が先だ!」


ヒロキ「あっ!ズルいぞ!カケル!!」


ナツミ「なんか過去に見た光景ね…まぁスペクターもいないし、まっ、いいか」


道中……


犬「キャンキャン!」


カケル「犬が道路のど真ん中で陽気に走り回ってる…」


ヒロキ「危ない奴だな」


ブロロロロロ


カケル(おいおいおい。車が来てるって!シャレにならないぞ!)


カケル「って、んな事を言ってる場合じゃないって!」ダダッ


犬「キャンキャン!!」


ブロロロロ


ヒロキ「おい!カ、カケル!!」


カケル「間に合え!!」


ドォォォォォォン!!!!


………………………………………


病院


ヒロキ「カケル!!」ポロポロ


ナツミ「なに目をつぶってるのよ!目を覚ましなさいよ!!」ボロボロ


ハカセ「…ワシのせいじゃ、ワシが誘わなければ…」


チャル「カケルさん…」



カケル「……っ」パチッ


4人「!!」


カケル「……」キョロキョロ


ヒロキ「カケル!!心配したんだぞ!」ダキッ


カケル「……」


ナツミ「本当よ…犬を助ける為に車に引かれるなんて、無茶ばっかりして!」


ハカセ「よかったわい…本当に」


チャル 「カケルさん!意識が戻ってよかったです!」


カケル「……」ガタッ


ヒロキ「ちょっ!カケルっ!…何処に?」


カケル「トイレ」


チャル 「あ、あんまり無理しちゃいけませんよ!」おどおど


カケル「心配はいらない。なんとか歩ける」テクテク


ナツミ「カケル…?」


ハカセ「むぅ…事故にあったとはいえ、様子がおかしすぎるようじゃのぉ」


トイレ…………


カケル「…」


『ここは日本か…』


カケル「だれ!?」キョロキョロ


『鏡を見てみろ』


カケル「こ、これは…俺の隣に薄っすらともう1人の俺がいる!」


『そうか、お前にはそう見えるのか』


カケル「もう1人の俺…」


『もう1人の俺か…いいセンスだ』


カケル「お前はだれだ!」


『カケル、お前なら聞いたことあるはずだ、林間学校中にある事件を解決したサルを』


カケル「ピポスネーク…まさか!」


『そうだ俺はスネークだ、しかし肉体はカケル、お前に乗り移っているようだ』


カケル「たしかに、目付きと表情が違う…」


『ちなみにだが、お前を乗っ取ることもできるようだ』


カケル「えっ!」


ポォーン


カケル「この通りにな」


『まって!俺の身体を返せよ!』


カケル「どうもお前の身体は貧弱だ、鍛える必要がある」


『余計なお世話だ!…っ!』


カケル「…気が付いたようだな」


『これは厨二病から来る妄想なんかとは訳が違う…生々しく刻み込まれている闘いの記憶が入ってくる…』


カケル「少し眠ってもらう」


『ちょっ!』


カケル「意識を集中させて俺だけにしたが…」


カケル「確かに俺は、平穏な人生を望んだ」


カケル「だが、何かが…違う。今の俺の人生は平穏なだけで、充実感が不足している」


カケル「俺は…またしても闘わなければ成らないのか」


カケル「だが今度は…銃を握るリア銃でなく、平凡で平穏なリア充になる為にだ!」


数日後…………


カケル「……」ボッー


ナツミ「ねぇ!カケル!高校に入ったらラクロス部に入りなさいよ!」


カケル「……」ブツブツ


ナツミ「ねぇ!聴いてるの!?」


ヒロキ「おいカケル!ナツミさんに失礼だぞ」


カケル『ここは、日本でナツミがいるってことはストーンヘッド…ハカセもいるってことだ、だから…』


ナツミ「アンタねぇ!!」


カケル「うおっ!!ビックリした!!」


ナツミ「さっきから話しかけてたでしょ!!無視しないでよ!」


カケル「そうなのか?ヒ、ヒロキ?」


ヒロキ「俺を呼ぶ時なんで疑問形なんだ?」


カケル「…」ボーっ


ナツミ「駄目ね、完全に上の空よアイツ」


クータ「ウキキキ!!!」ピョーン


ヒロキ「あっ!カケルうし」


カケル「っ!」ガシッ!


クータ「ウギィ!!」ガタガタ


ヒロキ「…ろ」


ナツミ「」


カケル「おっと、わるい」


ヒロキ「飛んできたクータを鷲掴みしやがった…」


カケル「…」ボーっ


ハカセ「お、2人とも来ておったか!」


ヒロキ「あ、ハカセ!」


カケル「!!」ビシッ!


ハカセ「カケル君…どうして敬礼なんじゃ?」


カケル「アンタがストーンヘッドか」


ハカセ「!?」


ヒロキ「カケル!!ハカセになんて事を!」


カケル『あ、しまった、カケルだって事を忘れていた…さてバトンタッチだ』


ポォーン


ハカセ「はて、聞き間違いかのぉ、今ワシのことを」


カケル「へ?なんかいった?」


ヒロキ「そ、そうだよ!聞き間違いだって!」


ナツミ『あ、いつものカケルだ』


ハカセ「そうかそうか、もう歳かのぉ」


カケル『あのおじさん、ハカセに何を言ったんだ…』


ハカセ『聞き間違い…じゃの、カケル君がワシの昔のアダ名なんて知らないはずじゃ』


ナツミ「で、どうしたのおじいちゃん?」


ハカセ「そうじゃそうじゃ、実はゲットアミを改良してみたんじゃが」


ナツミ「あのね…もうピポサルなんて何年も出現してないし、使う用途ないでしょ」


カケル「まぁまぁ、ハカセ、どんな感じに改良したんだ?」


ハカセ「見て驚け、このゲットアミを!」


ヒロキ「少しハイテクそうになっただけでいたって前のゲットアミと変わらないじゃん」


ハカセ「実はのぉ、ここのグリップの柄の部分をひねると、アミの部分が閉まって銃口に変化する事によってネットショット機能が追加されたんじゃ!」


『ほぅ、なかなかいいセンスだ』


カケル『…そうか?』


ナツミ「ただのガラクタになるだけでしょ!」


ハカセ「そ、そんな事ないわい!」


『しかし、銃として使うならまだまだ改良がいるな』


カケル『はぁ、こういうのは俺担当じゃないからわからねぇや』


『ならかわってやろう』


カケル「ちょっ!おまっ」ポォーン


ハカセ「ん?どうしたんじゃカケル君?』


カケル「いや…ハカセ、このゲットアミはいいセンスをしている」


ナツミ「は?」


ハカセ「カケル君…君なら分かってくれると思ってたぞ!」じわっ


カケル「だが、まだ不完全だ」


ハカセ「む、」


カケル「ハカセ、これはショットガンをモデルとしているのか?」


ハカセ「構造としてはそうじゃな、しかし形はライフルに近いかもしれんぞ」


カケル「だったらバットストックを長めにするべきだ、銃身が安定しにくい。

それにハンドガードも同様だ、構えた時に銃口を固定させやすくすることだ」


ヒロキ「お前いつから軍オタになったんだ」


ナツミ「カケル…キモいわよ」


ハカセ「成る程、そうじゃカケル君、君が好きそうなやつがあるぞ!」


カケル「なに?」


ハカセ「これじゃ!」


『レーザーガン?にしては小さすぎるような』


ハカセ「君が昔使ってたガチャメカなんじゃが、どうも重量が問題点となってな改良してみたんじゃ、ナツミに見せたんじゃが分かってくれなくてのぉ…」


ナツミ「当たり前でしょ!こんなガラクタ!」


カケル「ハカセ、少し見せてくれないか」


ハカセ「もちろんじゃよ」


カケル「ッ!?これはっ」


ハカセ「どうじゃ?気に入ったかい?」


カケル「フォーティーファイブ(45口径)か!」


ハカセ「よくわかったなカケル君!軍人でもわかるまで時間がかかるのに」


ヒロキ「マジかよ!」


カケル「鏡のように磨き上げたフィーディングランプ…強化スライドだ…更にフレームとの噛み合わせをタイトにして精度を上げてある」


ナツミ「うわぁ、キモすぎ…」


カケル「サイトシステムもオリジナル、サムセイフティも指を掛けやすく延長してある…」


ハカセ「暴発を防ぐためにな」


カケル「トリガーも滑り止めグループのついたロングタイプだ、それだけじゃない、ほぼ全てのパーツに入念に吟味されカスタム化されている…これ程の物を何処で手に入れた?」


ハカセ「何を言っておる、ワシが作ったんじゃよ!何せ時間だけ持ち合わせておるからのぉ」


『机から工具用の刃物を取ってどうするんだよ?』


カケル『お前には話してもわからんだろ』


『いやいや、人の体で何をしようとしているんだよ!』


ハカセ「もっと褒めてもいいんじゃぞ!」


カケル「流石だなハカセ、キャンベ…いや、ガチャメカを作っていることだけあるな」ガチャガチャ


ナツミ「やめてよ、おじいちゃんまた調子に乗ってガラクタを作り込んじゃうじゃない!」


ヒロキ「ところでさっきから何をしているんだ?」


カケル「あぁ、削ってる」


ハカセ「何をしているのかね!カケル君!」


カケル「まぁまて、近接戦闘ではハンドガンよりもナイフが有利場合がある」


ヒロキ「近接戦闘って、そんな機会ないだろ」


カケル「そんなの、まだわからないじゃないか!…万が一の時にこうしておけばナイフを握ったままハンドガンを確実に捕らえることが出来る、発砲とナイフファイトを瞬時に切り替える事が出来るんだ」


ナツミ「まるで長年戦地を駆け巡ってきた軍人みたいね…」


カケル「しかし、この身体は貧弱すぎる、昔ならもっと動けた」


ヒロキ「何ジジィくさい事言ってるんだよお前…」


ブゥーン!!!


ナツミ「ヒィッ!!?ゴキブリが飛んできた!!」


カケル「ヒロキ伏せろ」


ヒロキ「お、おぅ」


パァン!!!!


ゴキブリ「」ピクピク


ヒロキ「」


ナツミ「」


ハカセ「」


カケル「なんだ、レーザーというからなんだと思ったらスタンガンのようなものか」


ナツミ「うそでしょ…あんなけ離れたゴキブリを射撃したというの…」


ヒロキ「やっぱり事故にあってから少し変だぞお前…」


カケル「そんなことない、俺はカケルだそれ以上でもそれ以下でもない」


ヒロキ「それはそうなんだけど…」


自宅………………


カケル『スネーク!!俺の体でやりたい放題しないでくれ!変な勘違いされるは筋肉痛だわロクな目に合ってないんだぞ!』


『何か不安でもあるのか?』


カケル『大アリだ!ヒロキに関しては少し距離を置き始めたじゃないか!』


『数学の小テスト満点にしてやったのに大した態度だな』


カケル『それはっ、…感謝しているけど』


『カケル、少し君の体を借りるぞ』


カケル『またかよ!今度は何をする気だ!』


『軍事機密だ、少し大人しくしてもらう』


カケル『ちょっ!おまっ!』


ポォーン


カケル「…よし、この年ならタイムパラドックスも起きない、ヒロキから貰った無線機で通信でもするか」


Prrrrr Prrrrrr


??「だれだい、こんな早い時間から」


カケル「元気にしているかオタコン」


オタコン「なんで僕の名前を知っているだい!?しかもだれ?少年の声…」


カケル「俺だ、スネークだ」


オタコン「スネーク?イタズラ電話も大概にしてくれないか、スネークは数日前に亡くなったんだ…」


カケル「2005年、シャドーモセス島で俺たちは出会った、お前はお漏らししながら」


オタコン「何故そのことを!」


カケル「この事は俺とオタコン、2人しか知らない事実だ」


オタコン「…スネーク、本当に君なんだね」


カケル「あぁ、どういうわけか成仏出来なかったようだ、おかげでストーンヘッドの所のカケルって奴の坊主に乗り移ったようだ」


オタコン「なんだって!?それは本当かい!?」


カケル「嘘を言ってどうなる、そこで頼みがあるんだが聞いてくれるか」


オタコン「どうしたんだいスネーク」


カケル「キャンベル大佐に繋げるか?」


オタコン「わかった、やってみるよ」


数分後


キャンベル「まさか驚いたよ、ハカセの所のカケルに乗り移ったなんてな」


カケル「にわかに信じがたいが現実だ」


キャンベル「もしハカセに事情を聞かれても誤魔化せばいいだな」


カケル「よろしく頼む、それはこの坊主の為でもある」


キャンベル「ほぅ、まるで自分の子を見ているかのような対応だな」


オタコン「恐るべき子供達計画…色々あったな」


カケル「サニーは元気か?」


オタコン「あぁ、まだ寝ているよ」


キャンベル「で、どうする?銃でも送ったらいいのか?」


カケル「日本の法律に引っかかるだろ」


キャンベル「それは問題ない、部品として持つ事は違法じゃない、組み立てると違法になる」


カケル「子供に銃を握らせるわけにはいかない」


キャンベル「そうとも言ってられんぞ」


カケル「なに?」


キャンベル「実はここ最近、イラクで不審な人物が目撃されている」


カケル「まて、それは軍の仕事だ俺には関係ない」


キャンベル「それがそうでもない」


カケル「どういう事だ?」


キャンベル「イラクに大量のピポヘルとサルが送り込まれた」


『なんだって!ピポヘル!?』


カケル『いきなり出てくるな、心臓にわるい』


キャンベル「その不審な人物を我々は謎の男としているが、情報が少なく確証はない」


カケル「なぜピポヘルが…」


キャンベル「簡単な話、悪さをするのが動物、猿だった場合…その国の軍人が銃で鎮圧したりしたら動物愛護団体や国民の評価が下がる、その結果、政権が転覆するかもしれない、だから各国は手出しできなかったんだ」


オタコン「それにピポサルは正直時間稼ぎだろうね」


カケル「俺がいなかったら誰に任務を頼む予定だった?」


キャンベル「恐らく雷電だろうな」


カケル「妥当だろうな」


キャンベル「それにハカセの事だ、ピポサルが出現した瞬間、君に依頼するだろう」


オタコン「スネーク、言っておくけど殺してキャプチャーしようだなんて考えないでよ」


カケル「そんなことしなくてもレーションがある。」


オタコン「日本にレーションだなんてないだろ…」


カケル「そうなのか?」


キャンベル「日本は平和だからな、レーションなんて手に入れる方が難しいだろう」


オタコン「ならスネーク、カロリーメイトだなんてどうだい?」


カケル「日本でもあるのか!」


オタコン「そもそも日本の栄養食だよスネーク…」


カケル「そうなのか?」


オタコン「日本のゲイシャガールズ達はみんなカロリーメイトを使ってカロリーコントロールをしているらしいよ」


カケル「彼女たちがスレンダーなのはこれを食べているからなのか」


『それは無いと思うぞ…』


カケル「カケルが違うと言っているが?」


オタコン「あれ違うのかい?多分新しい新商品でも出たんじゃないかな?」


カケル「なるほど」


オタコン「って、スネーク、君は完全にカケル君の体を乗った訳じゃないのかい?」


カケル「正確には乗り移っただから、俺とは別に彼の意識も存在する」


オタコン「遊戯王の主人公みたいだね」


カケル「なんだって?」


オタコン「いや何でもない」


キャンベル「話を戻すが、カケルのままを維持するなら絶対に猿を殺してはならんぞ、君に銃を渡すのは裏に何があるかわからないだからだぞ!」


カケル「ちなみにこの無線は軍でも流れているのか?」


キャンベル「どうだろうな」


カケル「なんとバットエンディングは避けてみる」


キャンベル「君の手に銃の部品が届くのは1週間はかかる、それまでゲッチュを楽しんでくれ」


カケル「あぁ猿蛇合戦の始まりだ」


キャンベル「まさか、またやる事になるとはな」


オタコン「忘れてないよねスネーク、ピポサルを捕まえた時は」


カケル「ゲッチュ、だな」


キャンベル「それでいい、それでは健闘を祈る」


………………………………


カケル「…聞いただろ、今の話」


『スネーク、ゲッチュに関してはアンタより俺の方が専門家だ、出来るだけピポサルを傷付けたくはない』


カケル「あぁ、この身体はお前の物だ、お前の本意に従うつもりだ」


『わかってくれて助かるよ』


カケル「だが、大佐も言ってたが」


『その時はアンタに任せるよ』


カケル「わかった」


………後日………


ハカセ「カケル君、君を呼んだのは言うまでも無いと思うが」


カケル「ピポサルの事だよね」


ハカセ『おや、今日はいつも通りのカケル君じゃな』


ハカセ「その通りじゃカケル君、しかしナツミもヒロキ君も忙しくて来れない…そこでだ」


チャル「私がお伴します!カケルさん!」


ハカセ「ということで戦闘服に着替えて貰ったところで準備はいいかの?」


カケル「…性欲を持て…いやなんでもない」


チャル 「??」


ハカセ「それじゃ転送するぞ!」


ブゥオオオオン


…………………………

………………

………


チャル「カケルさん!4時方向からの投石に気をつけてください!」


カケル「うおっ!あっぶねぇ!!」


チャル「カケルさんの後ろは私に任せてください!」ヒトッ


カケル「チャ、チャル!?」


ピポ黄「ウキキキッ!!」


チャル「悪いですがしばらく痺れてもらいます!」パァン!


ピポ黄「キィイイ!」ビクビク


『ほぅ、あの女の右手は銃にもなるのか』


カケル『チャルはアンドロイドだからな』


『そうなのか?文明の利器も進化したものだな、その割には随分と緊張しているようだが』


カケル『チャルは仕方がないというか…』


『何、気にすることない、戦場ではそれぐらいの好奇心があってもいいものだ』


カケル『ここは戦場じゃないって』


『そうだったな、ここはイースター島だったな』


カケル『まさか一番最初がイースター島だなんて思いもしなかったよ』ゲッチュ!


チャル「ゲッチュ!!カケルさん!!全部のピポサルをゲッチュしました!」ニコッ!


カケル「う、うん!そう…だね」///


チャル「カケルさん?顔が赤いですよ?」


カケル「そんなことは『ボサッとするな!落石がくるぞ!』


ポォーン!


カケル「伏せろ!!」ガバッ!!


チャル「っ!?」


ドッシャーン…


カケル「危ないところだったな、どうだ怪我はないか?」


チャル「ッー!!」////


カケル「どうした?チャル!応答しろ!チャル !チャルゥウウウウウ!!!」


チャル『あぁ…トキメキってこんな感じなんですね…』


…………………


ハカセ「にしてもさっきは大した反射神経だったの、チャルもあれぐらいなら対応出来たかもしれんが」


カケル「これ以上仲間を失いたくなかったからな」


ハカセ「なんだって?」


カケル「いや、なんでもない」


ハカセ『おかしなカケル君になっておるの』


ハカセ「ところでなんでチャルは顔が真っ赤なんじゃ?」


チャル「」プシューーー


ハカセ「あれは駄目じゃな、少しまたないといけんわい」


ポォーン


カケル「でもまぁ!チャルが無事でよかったよ!」


チャル「」ポォーン!!!


ハカセ「いったい何がどうなっておるのじゃ?」


数日後………………………………


「突如世界各国に再出現したピポサルですが、害獣駆除を名目に自衛隊を出動させるかどうかは、与野党と共に決まっておりません…

日本の一部の自治体はピポサルの出現により学校を休校とし自宅で安静にするようにと呼びかけております」


ナツミ「早速ニュースになってるわね…」


ヒロキ「自衛隊が駆除を開始する前に、俺たちが解決しないとな!」


カケル「因みにアメリカとかどうなってる?」


ナツミ「チャンネル変えてみようか」ピッ!


「この事態に合衆国政府は領海および領空に警戒レベルを上げるように指示しました。

しかし、元々サルがいないニューヨークのマンハッタン島にピポサルが出現した今、他にするべき事があるのではないかと示唆する意見も少なくありません。

ホワイトハウス前では陸軍の戦車および戦闘ヘリが待機する警戒体制を引いています」


ハカセ「アメリカもピポサルには手出ししておらんか…よかったわい」


チャル「でもハカセ、今回の件…どうしてピポサルが出現したんでしょう…」


ハカセ「わからん…ただわかっている事は我々の知らない第三者の手によってピポサルが出現した事じゃの」


『ハカセでも今回の事件の原因がわかないんだ…』


ナツミ「でも私達、結構捕まえたと思ったんだけど、今回は異様に多くない?」


カケル『たしかに、数が多すぎる』


ハカセ「そんな事もあろうかと、サルレーダーを改良してみたんじゃ!

その名もサルレーダー改!腕時計型に変わっただけじゃなく、ここのボタンを押すとじゃな…ポチッとな」カチッ


ヒロキ「すげぇ!時計からプロジェクターみたいに地図が浮き出てきたぞ!」


ハカセ「これは周囲の地形を表示していてのぉ、ピポサルがいるところを赤色のマーカーで教えてくれるんじゃよ!」


『ストーカー待った無しだな…』


カケル『もうそろそろお前に譲ることにしよう』


『え?いきなりどうしたんだ?』


カケル『ゲッチュはお前担当なんじゃなかったか?』


『はいはい、わかったよ』


ポォーン…


ナツミ「確かに従来の思いレーダーを持つより全然マシかもね」


チャル「それではトレーニングがてらにピポサルを捕まえてきてもらえます?転送位置はエジプトのカイロ郊外です!」


ナツミ「げっ!エ、エジプト…」


カケル「なんだよ、ピラミッドじゃないからミイラは出てこないよ」


ナツミ「わかってるのよ…うん、でも…」


ヒロキ「安心してくださいナツミさん!僕が代わりに行きましょう!」


ナツミ「え?ヒロキ君が?」


カケル「ヒロキ!…お前」


ヒロキ「俺も久々にゲッチュしたいんだ!何か問題でも?」


カケル「いや、お前…何かのアミューズメントと勘違いしてないか?」


ナツミ「別にいいんじゃない?それじゃ私はここでアンタ達を見守っておくわ」


ヒロキ「お任せくださいナツミさん!」


ハカセ「それじゃ早速、サルレーダー改をつけて出動してくれ!」


…………………ブゥオオオオン!!!


エジプト カイロ郊外


ゴゴゴ!!!


ヒロキ「うわっ!すごい砂ほこりだ!黄砂だこれ!」


カケル「それじゃあ目があげられないぞ!」


『なら俺に変われ、俺の方が慣れている』


ポォーン


カケル「たしか月光と初対面の時もそんな天候だったな…」


〈2人とも聞こえるか!


カケル「あぁ、問題ない聴こえている」


ヒロキ「目が!目ガァ!!!」


〈どうやら黄砂の影響で視界が悪いようじゃな、どうじゃカケルくん、ヒロキくん、レーダーの見方には問題ないか?


カケル「あぁ、しかし良く出来たシステムだ、地形だけしゃなく敵の動きまで把握できる」


〈便利じゃろ?2人の行動も全て、手に取るようにわかるがのぉ


カケル「なんでもお見通しか」


ヒロキ「それは前からだろ…」


カケル「24時間監視か…地獄だな」


〈安心でしょ?道に迷うこと無いもの


ヒロキ「ナツミさん!」


〈今回は私もサポートするわ!


ヒロキ「おいカケル!早速ピポサルをゲッチュしにいくぞ!」


カケル「やれやれ…単純な奴だ」


少しして!!!


ウッキキキ!!


ヒロキ「くそっ!あいつらは平気なのか!」


カケル「…ハカセ」


〈なんじゃカケルくん


カケル「俺が前に注文したゲットアミは完成したか?」


〈完成してあるのはあるんじゃが、視界が悪いし不向きなんじゃないかのぉ


カケル「いや、任せておけ」


〈…わかった、君なりに考えがあるんじゃな?くれぐれも気をつけてくれ


カケル「わかった、任務にもどる」


ギュウウウウン!!!


〈もっているゲットアミと入れ替えたぞ、使い方はショットガンタイプと同じじゃ、しかし、カケルくんが言った通りスナイパー仕様しておるから反動が大きいから気をつけるんじゃぞ


カケル「あぁ、ヒロキ」


ヒロキ「な、なんだよ!」


カケル「俺が隣にある建物の二階から狙撃する、お前はサルが警戒させないよう一般人を入れさせてないようにしてくれ」


ヒロキ「いやいや、おれエジプト語なんてわかんねぇし!」


カケル「多少英語ぐらい喋れるだろ?頼んだぞ」


ヒロキ「えぇ…」


カケル『さて、移動するか』


……………………………………


カケル「チャル」


〈はい、なんでしょうか?


カケル「ここら辺の人間の動きとかわかるか?」


〈熱感知で全て把握できますよ?カケルさんかは半径200メートルはヒロキさん以外人間の反応はありません


カケル「わかった、任務に戻る」


〈頑張ってくださいね!


〈しかし、あの距離からじゃろ?訓練を受けた軍人じゃない限り無理じゃ


〈アイツ厨二病を拗らせてるんだから、これで目も覚めるでしょ


〈喋り方も変じゃったしのぉ


カケル「聴こえているぞ?」


〈うぉおお!カケルくん!無線を切った物だとばかりに…


カケル『ここで見せておく必要がありそうだな』


カケル「任務に戻る」


ハカセ〈是非そうしてくれ


タァッーン!!タァッーン!!タァッーン!!


ヒロキ「」


三人「」


カケル「狙撃に必要なものは、生まれ持ったセンスだ。これについては、訓練ではどうにもならない」


〈……あ、お、おつかれ


カケル『まぁ、そうなるだろうな』


ヒロキ「」


カケル「いつまで固まっている」


ヒロキ「ば、化け物…」ガタガタ


カケル「戦場や極限状態では見えない物やあるはずのない物が見えたりする。錯覚を起こしやすい、だから落ち着け今向かう」


ヒロキ「やばい…ガチやばい」


モォオオオオオオ!!!!


カケル「っ!?この声は」


その頃研究所では


チャル「緊急事態発生!緊急事態発生!2人のいる場所に向かって正体不明の物が不規則な動きをして接近中!」


ハカセ「なんじゃと!」


ナツミ「それが何なのかわかる!?」


チャル「現在解析中………結果出ました!」


ハカセ「ピポサルの新兵器か?」


チャル 「それが…アームズ・テック・セキュリティ社製の無人二足歩行兵器。 『IRVING』(アーヴィング)です!」


ハカセ「なんじゃと!!?それはマズイ事になった…転送は!?」


チャル「黄砂が酷くて少し回復してからじゃないと…」


…………………


カケル「おい、しっかりしろ!」


ヒロキ「か、カケル…」


ドシ…ドシ…


カケル「っ!?…ダンボール!ヒロキ、ダンボールを被るんだ」


ヒロキ「へ?ダンボール?」


カケル「そうだ、悪いものではない、それに俺も被る」


モォオオオオオオ!!!


カケル「仕方がない、無理矢理被らせてもらう」サッ!


ヒロキ「うわっ!?」


カケル『…何故エジプトに月光がいる、PMCか…それともエジプト軍か…わからない以上身を隠した方がいい

くそ、こんなときにナノマシンもないからオタコンとも連絡がとれない…』


モォオオオオオオ!!!


〈カケルさん!転送まで1分かかります!なんとか隠れてください!


『なんだ!あの化け物!!』


カケル『あれは月光という二足歩行兵器だ、今の装備では、まともに渡り合える相手じゃない』


ヒロキ「なんだあれ、化け物からホースのような物を出してきたぞ…」コソコソ


チュー!!!


モォオオオオオオ!!!


ガガガガガガッ!!!!!!


ヒロキ「ヒィッ!?ね、ネズミが…」


カケル「黙ってろ」


モォオオオ


カケル『いま声で怪しまれたか…それまでに転送間に合ってくれ』


ガサッ!!


モォオオオオオオ!!!!!


研究所……………………………………


ヒロキ「し、死ぬかと思った…」ゼェゼェ


カケル「間一髪だったな」


ナツミ「よかった…間に合って」ホッ


ハカセ「…」


チャル「見てください!お二人がいたダンボールは今ではあんな穴だらけに」


ヒロキ「」


チャル「それと、2人ともシャワー室をお貸しするので汗を流しに行かれたらどうです?」


カケル「そうだな」


ヒロキ「あぁ、汗で服がビッショ濡れだよ」


………


ハカセ「カケルくん、あんな事があったのに妙に落ち着いてるのぉ」


ナツミ「たしかに…それは思ったわ、厨二病を拗らせてるてしてもあの落ち着き方は違和感を感じるわね」


ハカセ「まるで過去に見た事があるような反応じゃった。それにあの狙撃技術…」


ナツミ「あの事故以来、やはりなんかあるんじゃないかしら」


ハカセ「それもそうじゃが、問題はさっきのアレじゃな」


チャル 「通称月光とも言いますが、あれは無人兵器です」


ナツミ「ピポサルが操っているとかはない?」


チャル「そればかりは…エジプト軍の所属機かもしれません」


ナツミ「思い切り機関銃ぶっ放していたものね…」


ハカセ「どちらにせよいいことではないのは確かじゃ」


…………………………


オタコン『なんだって!?エジプトで月光が!!』


カケル「ああ、だがダンボールの中身を見抜けないのは相変わらずのようだ」


オタコン『それでも悪い知らせだね、まかさピポサルが操ってるとかは無いよね?』


カケル「さぁな、ピポサル自身が操っている事はないだろうが…」


オタコン「一応送っておいた甲斐があったね」


カケル「なに!オタコンの声が部屋から」


オタコン「ここだよスネーク」ウィーン


カケル「これはMK.Ⅱか!」


オタコン「そう、懐かしいだろ?」


『なんだかメカヨンクみたいだな』


オタコン「だけど、この姿だと研究所までついていけない」


カケル「どうして?」


オタコン「ハカセとは友達だからよく知っているんだけど、あのチャルって子、相当のやり手だよ」


カケル「そうなのか?」


オタコン「それはカケル君に聞いた方が早いと思うけど、彼女が近くにいる限り直ぐにMK.Ⅱの電波をキャッチして発見されるだろう」


カケル「なるほど…」


オタコン「それに彼女は電磁砲のような物を操り攻撃する事が出来る、単なるハカセのお手伝いさんじゃないよ」


カケル「なんだって?サイコ・マンティスのような物か?」


オタコン「そうだね、テレポーテーションも出来るし近いかもしれないね」


カケル「テレパシーはあるのか?」


オタコン「いや、聞いたことないけど」


カケル「それを聞いて安心した、戦闘において先を読まれるほど不利なことはないからな」


オタコン「そうだね、もしあったら君たちの事情がバレているものね」


カケル「知ってて言わないだけという事はないか?」


オタコン「…どうだろうね」


『まて、チャルをどうするつもりだ!』


カケル『どうもこうもない、何も危害を与えるつもりもない』


『でもさっき戦闘がどうこうって』


カケル『あれは例えだ、それぐらいわかってもらわないと困る』


『なんだって!?』


オタコン「どうしたんだいスネーク?顔色が悪いけど」


カケル「嫌なんでも…まて、今オタコン、俺の顔色が悪いと言ったな?」


オタコン「え?うん、言ったけど」


カケル「なるほど、わかった」


オタコン「どうかしたかい?スネーク」


カケル「いや、カケルと俺が対立したりすると顔に出るという事がわかった」


オタコン「なるほど、本来君の体じゃないからおかしくはないか…」


カケル「ところでオタコン、大佐は今何をしている」


オタコン「確か政府に呼ばれて忙しいみたいだよ、だから主にこれからは僕と連絡を取ることになるかな」


カケル「ニュースを見ている限り、ホワイトハウスも対応に追われているようだな」


オタコン「それもそうだけど、月光とは意外だったね…よくこの身体で無事でやり過ごせたね」


カケル「鍛えているからな、それでもまだまだ貧弱だが」


オタコン「スネーク、一応聞くけどまさかこの身体でタバコなんて吸ってないよね?」


カケル「吸いたいが、この身体じゃ買うこともできない」


オタコン「絶対吸ったりしたら駄目だよ!この身体は君の物じゃないんだから!」


カケル「わかってる…」


オタコン「それはそうと、スネーク?カケルくんと入れ替わることできるかい?」


『え?俺?』


カケル「どうしたんだ?急に」


オタコン「前から喋れるものなら喋っておきたかったからね」


カケル「わかった…」


ポォーン!!


カケル「入れ替わりましたよ」


オタコン「みたいだね、目付きが全然違う」


カケル「と、いいますと?」


オタコン「ん?なんというか優しくなったね」


カケル「はぁ…」


オタコン「とりあえず、よろしくねカケルくん」


カケル「よ、よろしくお願いします」


オタコン「別に敬語じゃなくていいよ」


カケル「それじゃあ……前から思っていたんだけど、なんで俺の名前を知っているんだ?」


オタコン「さっきさらっと言ったけど、ハカセと僕は友達関係にあるんだ、だから君のこともよく知っているよ…ヒカル君、サトル君、サヤカちゃんのことも」


カケル「そう…か」


オタコン「なにか引っかかってるようだね?」


カケル「貴方とハカセが一緒に組んだら事態はもっとスマートに動くんじゃないかって」


オタコン「それは…できないよ」


カケル「なんでだよ!!」


オタコン「ハカセ自身が拒むと思うよ、ハカセはキャンベル大佐たち…いわゆる軍事関連には手を貸したり借りたりしないって決めているからだよ」


カケル「それでも、ピポサルを転送しないと!」


オタコン「10年以上も前、僕も関与していたんだが、世界を崩壊させかねない兵器があるんだ

その兵器の製造に携わっていた研究者がいたんだ、それがハカセさ」


カケル「なんだって!?」


オタコン「その兵器を悪用した人を未然に防いだのがスネークなんだけど、その事を知ってからだろうね、ハカセが手を洗ったのは」


カケル「そんな事が…」


オタコン「だから僕たちに手を借りず、君たちを行かせているというわけさ

そこで、君には言っておこうと思うんだけど、今日のような敵が出てきたら、すぐにスネークと変わる事を約束してほしいんだ」


カケル「え?」


オタコン「たとえどんな都合があったとしても、君には到底勝てる相手じゃない」


カケル「わかってるよ…流石にあの化け物とは対峙できないよ」


オタコン「それを聞いて安心した、今まで操っていたピポサルの兵器とは訳が違うからね」


カケル「うん…あっ!いっけねぇ!一週間後入学式だ!入学式前の課題しないと!」


オタコン「日本だと丁度入学式のシーズンだよね、僕がこんな事をいうのもあれだけど頑張るんだよ」


カケル「ああ!ありがとう!」


オタコン「…なんだか、和むなぁ」


カケル「あれ?…歴史以外全部終わってる」


オタコン「え?もしかして…」


『俺が先にやっといてやった、歴史はともかく英語は簡単すぎた』


カケル『ま、まじで?』


オタコン「スネーク!さては君の仕業だね!」


『なにかおかしな事したか?』


オタコン「聞いていると思って話すけど、宿題ってのは自分でやらないと意味がないんだ」


ポォーン


カケル「だがヒロキに借りて丸写ししているカケルよりかマシだろう」


『よけいな事言わなくていい!』


オタコン「はぁ…いずれにしろ君がやったら意味がないだろ?わかったかい?」


カケル「…わかった」


数日後…………………………


ハカセ「今度はイギリスのマンチェスターじゃの、流石に都会の中であんな機械が出てくる事ないじゃろ」


ヒロキ「」


カケル「ヒロキ…しばらく休んどけよ」


ハカセ「無理もないじゃろう、目の前にあんな物が出てきて命も危なかったんじゃし」


チャル「それじゃ代わりに私がいきましょうか?」


ハカセ「そうじゃなまた頼むぞ」


カケル「よろしくチャル !」


チャル「はい!パートナーとして頑張ります!!」


ハカセ「しかし、今回は偉いやらかしているようじゃな、現地の人達は避難勧告がだされて避難しているようじゃ

それに早くしないと警察の特殊部隊が動くかもしれん」


チャル「ですが、今回のピポサルですが何やらUFOのような兵器に乗っているようです」


カケル「それじゃメカボーを貸してくれよ!」


ハカセ「そうじゃな、君のメカボー捌きで一掃してやってくれ!」


カケル「任せとけって!」


ハカセ「現地は真夜中じゃ、視界も暗いから気をつけるのじゃ!」


カケル「夜中に迷惑な奴らだな」


チャル「早くゲッチュしないといけませんね!」


ハカセ「それじゃいくぞ!」


ブゥオオオオン!!…………………


イギリス マンチェスター


カケル「それでサルレーダに示された通りに行ってみたけど…」


チャル「気絶してますね…機体の残骸が近くに落ちてます」


カケル「とりあえずゲッチュ!」転送!


チャル「でも軍や警察が動いた形跡と情報はありませんね…一体なにが…」


ドォオオオオン!!!


カケル「爆発音!?行ってみよう!!」


チャル「はい!」


…………………………マンチェスター


チャル「ライトタンクも壊れていますね…」


カケル「またピポサルも数が多いことで」転送


チャル「お利口なピポサルも多いって事もわかりましたね」


カケル「チャル?電子妨害とかで奴らの操っている機械を破壊ショートしたりできないのか?」


チャル「まだそこまで対応できないです…」


カケル「オッケー、しかし街のあちこちが破壊されてるな…」ゲッチュ!


チャル「全部ピポサルの兵器の仕業でしょうね、車のオジャンです」


ドシ!ドシ!!


カケル「あれはっ!?ライトメック!」


チャル「ゲッチュ!気絶してたピポサルもあれにやられたものですね!」


『なんだあれは!メタルギアか!』


カケル『二足歩行だけど違うから…』


チャル「でも離れてよく見えませんが…ライトメックもそれなりに被弾しているみたいですね」


ギュイイイィン!!!ドシ!ドシ!


カケル「奥からミドルメックが!!」


チャル「ガトリング砲を左右と火炎放射器を股に装備しています!危険です!」


『どうする?救出しに行くのか?』


カケル『見過ごすわけにはいかないだろ?』


ガガガガガガ!!!


チャル「あのままガトリング砲の砲撃を受け続けるとライトメックが持ちません!」


カケル「なにかないか…仕方がない!」


チャル「どうするつもりですか?」


カケル「チャル!あそこの歩道橋から後方支援を頼んだ!」スタッ!


チャル「え?あっ!はい!」


『なにをするつもりだ?』


カケル『あの傷付いたライトタンクを拝借して助けに行くんだよ!』


『使い方わかるのか?』


カケル『まえにハルカちゃんに聞いたことあるから何となくだけどわかる』


『だれか知らないが、ここはお前に任せる』


カケル『…ハルカちゃん、三年以上も会っていないけど覚えていてくれるかな』


『…さぁな』


カケル『聞いていたのかよ!恥ずかしいだろ!?』


チャル「…何か考えでもあるのでしょうか、流石にテレパシー技術までは備えていませんが、なんだかいい気分じゃないですね」


カケル「よし!まだ使えそうだ!」


〈カケルくん、ライトタンクを使う気じゃな?


カケル「うわっ!ハカセ!」


〈しかし、エンジン部分の調子が悪いようじゃな、エンジンが掛かるまで時間がかかるぞ


カケル「承知の上だ!」


ガガガガガガ!!!


チャル『ライトメックから炎が出てきていますね…でもここからじゃ援護しようにも遠すぎます…』


カケル「くそっ!!まだか!」ギギギィ


バァアン!!!!


カケル「ライトメックが爆発した!?くそっ!!」


〈でもどうやら搭乗員は脱出したようじゃな、いま煙でよく見えんがハッチが開いているのが確認できたぞ


カケル「あれはっ!?」ブゥオオオオン!!!


『エンジンがかかったぞ』


〈マズイぞカケルくん!ミドルメックが火炎放射器で焼き払うつもりじゃ!


カケル「突っ込め!!!」ブゥオオオオン!!!


チャル「あんなところに行くんなら私も移動しないといけないんじゃないですか!」スタタッ


………………………………




??「ゲホッ!ゲホッ!…流石に相手が多すぎたかな…」


ピポ緑「ウッキィ!!」ギュイイイィン!


??「足が痺れて動かないっ!?誰か…」


ブゥオオオオン!!


ピポ緑2「ウキッ!?」キョロ


??「この音はライトタンクの…」


ブゥオオオオン!!!!


ドッシャァン!!!!!


ピポ緑「キィ!?」


??「ライトタンクがミドルメックに突撃した!?」


カケル「間一髪だったよ、大丈夫?ハルカちゃん」パカッ


ハルカ「カケル…くん?」


〈おぉ、ミドルメックか横転したぞ!残りは一機じゃ!


ピポ緑2「キィ!!ウキッ!」ウィイイン


カケル「させるか!ミサイル発射!!」カチッ


ヒューーン!!!


ドォオン!!!


ハルカ「ミサイルでガトリング砲を破壊した…」


ピポ緑2「ウキィイイ!!」ヒューーン!


チャル「カケルさん!危ないっ!」バァアン!


バァアン!!


カケル『まだ一発残っている!』


ポォーン!!


カケル「伏せろ!!」パァン!


チャル『早いっ…しかも手ブレが全然ない』


ポォーン!!


カケル「ありがとう!チャル」


チャル「まさかハルカさんだったとは思いませんでしたよ!」


カケル「俺の事…覚えてくれてたんだね」


ハルカ「うん…でもどうしてここにって、聞くまでもないわね」


カケル「ああ、ピポサルがまた出現したんだ」


ハルカ「とりあえず、先にピポサルをゲッチュした方が良さそうね」


ゲッチュ!ゲッチュ!

ゲッチュ!


………………………………

………………


チャル「えーと、損傷は激しいですが修理すれば、まだハルカさんのライトメックは動きそうです!」


ハルカ「よかった…」


カケル「どうしてハルカちゃんが?」


ハルカ「夜の11時ごろだったかしら、ホテルで休んでいたらマンチェスターのパトカーがサイレンを鳴らしながら避難勧告を呼びかけ始めたの…災害かと思ったけ隣街から移動してきたピポサル武装集団だと聞いて…」


カケル「なんとか食い止めてたって訳か」


ハルカ「結局助けられちゃったけどね…」


カケル「いや、食い止めてくれてただけでもありがたいよ」


チャル「そうですよ!ハルカさん!」


ハルカ「2人ともありがとう!」ニコッ


カケル「っ!?」ドキッ


ハルカ「どうかしたの?」


カケル「い、いや…なんでもない」///


ハルカ「?変なカケルくん」クスス


チャル「…」


チャル『わからないです…カケルさんの気持ちが読めないです…』


『………』


ハルカ「カケルくん…もうそろそろ高校生になるんだよね?」


カケル「来週に入学式があるんだ、新入生代表挨拶にヒロキが選ばれたんだよな」


ハルカ「そういえばヒロキくん頭良かったね」


カケル「ああ、対する俺はギリギリ受かったんだよな…情け無い限りだよ」


ハルカ「そんなことないよ…何事にも苦手な事もあれば得意な事もある、そんなに落ち悩むことないわよ!」


カケル「ありがとう…ハルカちゃんはこれからどうするの?」


ハルカ「わ、私!?私は…この大会が終わったらしばらくハイテクロボバトルから離れるつもりでいるの」


カケル「えっ!?それは引退するってこと?」


ハルカ「やりたい事がいっぱいあるの、そう捉えてもらっても構わないよ」


カケル『そうか、当たり前だけどハルカちゃんも女の子だもんな、やりたい事一杯あっていいはずだ…』


カケル「そっか…いいんじゃないかな!」


ハルカ「え?」


カケル「自分のやりたい事をして何が悪いんだよ、もちろん法に触れたりすることはいけないことだけど、そうじゃない限り問題ないよ!」


ハルカ「カケルくん…」


カケル「あ、あの!その」


チャル「カケルさん、話の途中でわるいですがもうそろそろ時間です、何せ警察と消防が向かって来ています」


カケル「えっ!?もうそんな時間!?」


〈わるいがのぉその通りじゃ、転送するぞ!


カケル「ハルカちゃん!覚えてくれてありが」


ブゥオオオオン……


ハルカ「カケルくん…忘れる訳ないじゃない」


ファンファン!!!


ハルカ「懐かしいなぁ、ピラミッドの時もこんな感じだったよね…今度は私から会いに行く番だよ」///


研究所………………………………



ハカセ「お疲れ様じゃの2人とも!」


カケル「ハカセ…あの機械は一体」


ハカセ「あんなもの…どこで仕入れたんじゃろうな…」


チャル 「…」


『カケル、少し借りるぞ』


カケル『えっ!ちょっ!』


ポォーン!!


カケル「チャル」


チャル「は、はい!」


カケル「チャル、相手の心境を読もうだなんて考えるな」


チャル「なにもそんなつもりは」


カケル「さっきハルカと話している時、お前は俺の頭を見続けていた」


チャル「っ!?」


カケル「そして小難しそうな表情を見せていたな」


チャル「わからないです。デジタルで出来ない事なんてないです」


カケル「それじゃ今俺が思っている事や意味わ読み取ってみろ」


チャル「そんなのできません…言葉にしもらわなければ」


カケル「そうだ、それが俺の中の心だ」


チャル「わからないです…」


カケル「いくら情報収集技術が進もうと、人の心は傍受はできない。」


チャル「いつか…できます」


カケル「それには人の気持ちを理解することが先だ、チャル 」


チャル「理解…どうしたらいいのですか?」


カケル「誰かを好きになることだ」


チャル「誰かを好きになる…ですか」


ハカセ『まるで何十年以上も生きてきたような内容じゃな…誰かの請け負いの言葉なのかもしれない…』


…………自宅……………………



カケル「オタコン、マンチェスターの事だか…」


オタコン「ああ、ニュースで見たよ、解決したのはハルカちゃんになっているみたいだけど、スネーク達がやったんでしょ?」


カケル「いや、おれは手を出していない」


オタコン「そいつは驚いたよ、どうやってあの兵器集団を倒したんだい?」


カケル「殆どあのハルカという子がやった」


オタコン「それじゃニュースでの報道は」


カケル「間違ってはいないってことだ」


オタコン「たったライトメック一機であんなに倒したんだ、さすがハイテクロボバトルの優勝者だね」


カケル「あの歳で優勝者か…才能に恵まれているな」


オタコン「そんな彼女も辛い過去があるみたいだよ」


カケル「そうなのか?」


オタコン「母は早くに他界し、父親も仕事の都合でハルカが幼い頃から外国に行ってしまった

そして、行方不明に…

その後、いろいろな理不尽な目に遭いながらも、少しずつ精神面でも強くなっていったんだ」


カケル「理不尽な目に遭うのは、お互いさまだ問題は、その挫折をどう未来に繋げていくかじゃないのか?」


オタコン「……そうかもしれないけど、あの子には頑張ってほしいね」


カケル「とはいうが、カケルは彼女に対して好意を寄せている」


オタコン「ちょっ!?それ言っちゃっていいのかい?」


カケル「カケルの意識は今寝ている」


オタコン「そういう問題じゃ…まぁいいや、それで」


カケル「それは彼女もそうだ」


オタコン「それはつまり…両思いってやつかい?」


カケル「そうかもな」


オタコン「それでどうするつもりだい?」


カケル「何が?」


オタコン「その事、彼に伝えるの?」


カケル「いや、これは彼の人生だ他人の俺が口出しする事じゃない」


オタコン「それもそうだね、それとスネーク」


カケル「なんだ?」


オタコン「メイ・リンと回線が繋がっている、バトンタッチするけど構わないね?

あ、画面が変わるだけで僕とは回線が繋がったままだからね」


カケル「メイ・リンか…懐かしいな」


オタコン「それじゃ変わるよ」ピッ!


メイ「こんばんはスネーク!」


カケル「久しぶりだな、元気にしてたか?」


メイ「こっちは元気よ、まさか子供に憑依するなんてね」


カケル「本当にな、まるで非科学的なことが起きている」


メイ「ふーん、本当に声は子供なのに喋り方はスネークなのよね」


カケル「疑われても仕方がない、今も戦艦ミズーリの艦長を続けているのか?」


メイ「そうだよスネーク、服装見たらわかるじゃない」


カケル「せ、性欲を持て余す」


メイ「はぁい!!!??」


カケル「はっ!」


メイ「な、なな、何を言っているの!?スネーク!!」///


オタコン「全く…オイタもいい加減に…ん?」


カケル「どうしたオタコン?」


オタコン「いや、ハルカちゃんと髪型が似ているなって思って…」


カケル「そうか?」


メイ「ハルカちゃんってあのハイテクロボバトルの?」


オタコン「そうそう!…まさかカケルくんの意識の影響を受けている…」


メイ「どういうことよオタコン!」


オタコン「まぁ説明すると長くなるから省くけど、いまの発言はスネークの本意じゃないって事だよ」


メイ「ふーん、ま、普段のスネークからそんなこと言わないものね、タバコはよく要求するけどね」


オタコン「そうだね」


メイ「あのねスネーク、中国の格言にね【戦陣の間には詐欺を厭わず】っていうのがあるの」


カケル「ほう、それで」


メイ「戦いは勝つ事だけが目的だから。相手を騙す策略も厭わないって意味なの」


カケル「…」


メイ「スネークも…生き延びるためなら何でもするの?」


カケル「前の俺なら任務を遂行するまでだと言っただろう、だが今はカケルという少年の身体の中で生きている」


メイ「それで、答えは?」


カケル「答えは、この身体を借りている以上、どんな事でも生き延びることを最優先するだ、例え…ピポサルを殺してでもだ」


メイ「わかったわ、正直少しだけ安心した」


カケル「なに?」


メイ「ちゃんとカケルくんの事を考えているんだなって」


カケル「当たり前だ、俺をなんだと思っている」


メイ「朴念仁」


カケル「なんだって?」


メイ「なんでもないわ、私もできるだけ貴女達をサポートするわ、頑張って!」


オタコン「そうだスネーク、これを渡しておくよ」


カケル「これは…耳栓か?」


オタコン「そう見えるかもしれないけど、中身は小型無線イヤホンだよ

カケルくんの体にナノマシンを投入するわけにはいかないからね」


カケル「なるほど、これでいつでも通信ができるわけだな」


オタコン「一応常つけていてほしい」


カケル「了解した」


…20日後……………………………………………



ハカセ「高校の入学式間近のところで悪いがの、久々のピポサルじゃよ」


カケル「最近何もなかったのにな」


ナツミ「たしかに…言われてみれば」


ハカセ「出没はしていたのじゃが、各国の軍隊と戦闘中になっていたりと送り出せる状況じゃなかったんじゃ」


スネーク『子供を戦地に送り出す訳にはいかないか…』


カケル『ハカセも僕たちのことを心配してくれてるという事だよ』


ナツミ「んで、今回は?」


ハカセ「今回は…グロズニィグラードじゃな」


チャル「ここも大概に危険ですけどね」


ナツミ「何があるの?」


ハカセ「ここはry


カケル「ロシア語で「恐るべき要塞」。文字通り、警備が厳重だった旧巨大軍事要塞がある」


ナツミ「え?」


ハカセ「よ、よく知っているの…」


カケル『スネーク!!!』


スネーク『うっかり口を滑らせてしまった、大佐から聞いた事があった地名だったからつい』


カケル『本当に軍人かアンタ』


カケル「いや、その、ヒロキが言ってたかなーって」


ナツミ「ヒロキ君なら本当に知ってそうで怖いわ」


チャル「カケルさんが言った通り、ここには旧ソ連の軍事要塞があったところです、過去に付近で小型核兵器の爆発があったり、ある米軍兵士の亡命先として、冷戦を代表する場所として両軍内で有名です、もちろんこの事は世間に知れ渡ることは無かったですが」


ナツミ「なんでそんなところにピポサルが」


ハカセ「何かしらの意図があるのじゃろうが、何せ情報が少な過ぎるからのお、とりあえずピポサルを回収してきてほしいのじゃ」


チャル「幸いにも現在は、古びた兵器の墓場になってますから特に危険性はないかと思われます」


スネーク『何か裏があるかもしれない、その時は問答無用で入れ替わるぞ』


カケル『わかってるよ…一応拳銃は持ってきてるから』


スネーク『間違ってもお前は使うな、お前の手はゲッチュだけにしておけ』


カケル『どちらにせよ俺の身体を使うから意味がない気がするけど…』


スネーク『意識の問題だと言っている、時間がない、ゲッチュはお前に任せた』


ポォーーーン


カケル「それじゃ久々のゲッチュに行きますか!」


ナツミ「気を引き締めていくわよ!」


テンソウ!!


チャル「ふたりとも頑張って下さいね!」


ハカセ『…グロズニィグラードの件は極秘事項だった気がするが…もう過去の話かの』


チャル「っ!?ハカセ!!カケルさん達を緊急帰還させてください!」


ハカセ「どうしたんじゃ!?」


チャル「強力な電波妨害です!転送先が釜山になっています!」


ハカセ「釜山じゃと!?なんとしても間に合わせるんじゃ!」


ハカセ『韓国は確か戒厳令が引かれていたはずじゃ…国際線は閉鎖さておるし何があってもおかしくない』


………………………………………………


カケル「ここ絶対ロシアじゃないよね、ビルでいっぱいだし」


ナツミ「ハングル語ということは、ここは韓国

の都市部の何処かで間違いないわね」


カケル「にしても静かすぎない?」


ナツミ「てかjammingってどういう事よ!連絡が取れないじゃない!」


スネーク『カケル、悪いが変わるぞ』


カケル『ちょっ、いきなり!?』


ポォーーーン


カケル「ナツミ、それよりあれを見ろ」


ナツミ「あれって…ヘリコプター?」


カケル「AH-64 アパッチ…戦闘ヘリだ、おまけに4機編隊飛行…何かがある」


ナツミ「軍オタ…これ何かわかる?」


カケル「…この足跡…まさかっ」


グゥオオオオオオオ!!!!


カケル『なんだよ!あの大きなロボットは!』


スネーク『間違いない、この声は…』


カケル「やはりか…」


ナツミ「な、なによ!この恐竜みたいなやつ!」


カケル「メタルギアRAY…韓国軍のものではない…どういうことだ」


オタコン【どうして韓国にRAYが…】


スネーク【オタコン…何がどうなっている】


オタコン【僕も戸惑ってるんだ!とにかく逃げて!】


ナツミ「そ、その、エジプトに出てきたロボットみたいなやつ?あれ」


カケル「そう捉えてくれても構わないが…」


グゥオオオオオオオ!!!!


ナツミ「ちょっと!アイツこっち見たわよ!逃げるわよ!」


オタコン【ここはナツミちゃんが言った通り、逃げた方がいい!】


スネーク【わかった】


グゥオオオオオオオ!!


ナツミ「なによアイツ!追ってくるじゃない!」


カケル「喋る暇があったら足を動かせ」


ナツミ「きゃっ!!!ミサイルが飛んでくる!」


ドゴォオオオオン!!!


カケル「ち、ビルの倒壊で道が塞がれたか…」


ナツミ「もう駄目よ!食い殺されちゃう!」


スネーク『今の武装はM9拳銃とメカボーとレーザーガンとゲットアミ…とてもこれでは戦えないが…あれは、韓国軍の戦車…』


オタコン【まさかスネーク、戦う気かい?】


スネーク【カケルの身体だが…仕方がない、このままだとナツミの予言通りになってしまう】


オタコン【SOPシステムはもう消失している、だからここら辺に落ちてる韓国軍のライフルとかは使えるハズだよ】


スネーク【ナツミはどうする?】


オタコン【大人しく怪我がしないような所に隠れてもらうしかないね】


スネーク【投棄された装甲車に乗ってもらうか?】


オタコン【危険だけど仕方がないね、そうしよう】


ナツミ「カケルっ!まさかあのバケモノとやり合う気じゃないよね!?」


カケル「知っているか?」


ナツミ「え?」


カケル「追い込まれた狐はジャッカルより凶暴だ!」タタッ!


ナツミ「何を言ってるのよ!!あのバカ!!」


スネーク『グレイ ホックスの請け負いだがな』


カケル「ナツミはあの装甲車の中に隠れていろ!危険だ!」


ナツミ「歳下を一人で行かせるわけにはいかないでしょ!」


カケル「何を言ってる!付いてくるな」


ナツミ「取り残された私の身になってみなさいよ!」


スネーク【どうするオタコン】


オタコン【仕方がないスネーク、麻酔銃で寝てもらうしかない】


スネーク【Mk.22は持ってないが】


オタコン【大丈夫だよスネーク、M9の銃弾は実弾じゃなくて麻酔弾だからね】


スネーク【了解した】


カケル「ナツミ…」


ナツミ「どうしたのよ、急に振り向いて」


カケル「悪く思わないでくれ」スッ


ナツミ「えっ?…な、なにを」


ドトーンッ!!


ナツミ「ど、どうして…」バタッ


カケル『ごめん、ナツミ…』


スネーク『さて、メインのお出ましだ』


ギィイイイイインッ!!!!


カケル『どうするの?』


スネーク『とりあえずナツミの安全を確保する』


スネーク【オタコン】


オタコン【なんだいスネーク】


スネーク【あの装甲車を遠隔操作できないか?】


オタコン【君はとんでもない難題を押し付けてくるね…】


スネーク【俺は投棄された戦車でRAYの気をそらす】


オタコン【確かに、あのRAYは無人機ぽいから気をそらす事を出来るかもしれない】


スネーク【臨機応変、それが人と機械の大きな差かもな】


オタコン【韓国軍の軍事ネットワークをハッキングして遠隔操作するのに時間がかかる、それまで耐えてくれ!】


スネーク【わかった、どれぐらいだ】


オタコン【5分は待ってくらないか】


スネーク【運良く韓国軍のアパッチのおかげで

RAYの気がそれている、今うちに頼むぞ】


オタコン【一応聞いておくけど、装甲車で都市外に向かえばいいんだね】


スネーク【韓国軍のベースキャンプは逆に危険だ、そっちの方が助かる】


オタコン【了解】


カケル「さて、運ぶか」ヒョイッ


カケル『ナツミって、こんなに軽かったんだ…』


スネーク『どうしたんだ突然』


カケル『いや、思ってたより細くて軽いなぁって』


スネーク『俺が身体を鍛えさせたからな、前の身体よりか筋肉はあるだろ』


カケル『それもあるけど、スネークが俺の身体で、あのRAYってやつに立ち向かう時にナツミも前に踏み出した時の事を思い返していたんだ』


スネーク『…』


カケル『こんな華奢な身体なのに、よく俺たちのために立ち向かったなぁって』


スネーク『俺は他人の人生に興味を持ったことはない。他人の人生に介入すれば自分を守れなくなるからな』


カケル『…ドライな性格だな』


スネーク『そうかもな』


カケル『…俺もその影響を受けているかもしれない』


スネーク『どうしたんだ突然に』


カケル『スネークの意識が寝ている時、家で銃を握る事がよくあるんだ』


スネーク『どうしてそんな事をする』


カケル『意識の持ちようかな、でも最近銃を握ることに抵抗がなくなってきたんだ、もしかしたらこのまま』


スネーク『一応忠告だけしておくが、

人を殺してショックを受けないのは異常者だけだ。』


カケル『…』


スネーク『罪悪感のない殺人は新たな殺戮を生む。 

戦場では、普段は封印されている残虐性や闘争本能が顔を出す…。 

戦場では、戦争という名のもとに罪の意識は緩和される

それが戦争ってものだ』


カケル『…』


ナツミ「…か…ける」


カケル「!?」


ナツミ「すぅ…すぅ…」zzz


カケル「なんだ、寝言か」


〈ギィイイイイイン!!!!!!


カケル「さて、ショータイムだ」


ズバッ!!


〈グゥオオオオオオオ!!!!


カケル「っ!?」


カケル『RAYのミサイルポッドが!切断された!』


スネーク『まさか…』


雷電「ふっ、またせたな」


カケル「!?、だ、誰だ?」


雷電「無理に演じなくてもいい、スネーク」


カケル「なんだって?」


雷電「一部始終見てたよ、話はオタコンから聞いていたが、どうしても半信半疑でね、でも今回の件でハッキリわかったよ」


カケル「相変わらずそうだな雷電」


雷電「…死しても尚、戦い続ける…か」


カケル「何故ここにいるのかは後で聞く、今はアイツが先だ」


雷電「あぁ、」


ブゥオオオオオオオン!!!!


オタコン【遠隔に成功した!ナツミ君をここから離れさせるよ!】


スネーク【頼んだぞ、オタコン】


??「カーッカッカッカッカッカ」


カケル『この笑い声…まさか!』


ウッキーW「久しいの小僧、まさかこんな所で会うことになるとは」


雷電「ピポサルか?」


ウッキーW「ほんのそこらの連中と一緒にされては困る、ワシはグレート戦隊一の天才、ウッキーホワイトぢゃ」


カケル「老いぼれ猿、まだ生きていたのか」


ウッキーW「しばらく見ない間に口が達者になったみたいぢゃの小僧」


雷電「貴様か、RAYを操作しているのは」


ウッキーW「いかにも、このワシぢゃ」


雷電「成る程、ならばまず貴様を切れば解決するわけか」ガチャ


ウッキーW「操っているのはワシぢゃが、ワシがくたばればこやつの制御が効かなくなるぞ」


雷電「ならば、コイツごと切るまでだ」


カケル「まて、あのRAYの腹部…やけにデカくないか」


ウッキーW「そうぢゃ、こやつの腹部には原子炉がついておる」


カケル「原子炉だと、ということは」


雷電「コイツを破壊すれば釜山の街は放射能で汚染されるわけか」


オタコン【そのRAYだけど、遠隔操作するには大掛かりな機材が必要なはずだよ、おそらく別のところに隠してあるばすだ】


スネーク【聞き出すしかないってわけか】


カケル『ここは俺に任せてほしい』


スネーク『ピポサル相手ならお前の方が戦歴が長いからか』


ポォーーーン


カケル「にしてもこの大きなRAYを操作するのに大変じゃなかった?」


ウッキーW「カーッカッカッカッカッカ!そんなもんワシにかかれば朝飯前ぢゃ!ここの奴らに手出し出来ないように平壌国際空港に制御装置を隠しておけば問題無い!」


カケル「だって」


雷電「そういう仕掛けが」


オタコン【案外簡単だったね、早速ハッキングに取り掛かるよ】


ウッキーW「し、しまったわい!おのれ!計ったな!」


ポォーーーン


カケル「自分がかってに喋っただけじゃないのか?」


ウッキーW「なにより、秘密を知られたからには、このまま帰すわけにはいかん」


雷電「頑固ジジイ」


ウッキーW「うるさい!!とにかくにもぶっ殺してやるわい!」


カケル「幸い奴は遠隔されることに気付いてないみたいだ」コソ


雷電「時間を稼げばいい訳だな」コソ


ウッキーW「ま、バレた所で何もできんと思うがな!」


カケル「俺は戦車で援護する」


雷電「俺の背中は任せた」サッ


オタコン【スネーク、投棄された韓国軍の戦車だけど発射以外はサニーが操作してくれる】


スネーク【サニーか、元気にしてるか】


オタコン【あぁ、スクスク育っているよ】


スネーク【そっか、あの時はひどい扱いしてしまったからな】


オタコン【この身体に乗り移っている間に、また機会があれば会ったてくれないか?】


スネーク【わかった、サニー頼んだぞ】


ブゥオオオオオオオン!!!!


………………数分後


ウッキーW「呵責な!えぇい!月光部隊を出せ!」


モォオオオオオオ!!!!


雷電「ち、月光までいるのか」


カケル「RAYに集中しろ雷電」


ズドンッ!!


ウッキーW『なんぢゃ、この掴み所のない違和感は…』


ギィイイイイイン!!!


ウッキーW『どうも小僧と対峙している気がしない…もっと何か別人と…』


オタコン【スネーク、マズイことになった】


スネーク【どうかしたのか?】


オタコン【どうやら米国は大使館防衛の為に在日米軍基地から攻撃機が発進した】


スネーク【なんだって?目標は釜山か?】


オタコン【あぁ、それに到着時刻があと4分だ】


スネーク【それまでRAYは止められるのか】


オタコン【それは大丈夫、あと2分程で稼働停止にできる】


スネーク【それなら問題ないんじゃないか?】


オタコン【いや、稼働停止したなんてパイロット達おろか米軍も知らない】


スネーク【ということはRAYの姿を発見した瞬間】


オタコン【攻撃機の餌食になるだろう】


スネーク【電話回線を繋げ、管制塔に直接伝えるしかない】


オタコン【生前の君なら名案だよ、でも今の君はまだ子供だ】


スネーク【まさか、これもアイツの戦略か】


オタコン【いや、それは考えにくい、それなら最初から大使館に襲撃しているはずだからね】


スネーク【オタコン、RAYを遠隔操作出来ないか?】


オタコン【まさか海に隠すのかい?無駄だ、韓国軍が監視しているんだ、それに対潜哨戒機が上空待機している、それに時間がかかりすぎる】


スネーク【月光ならどうだ?】


オタコン【まさか、月光を身代わりに】


スネーク【それしかない】


オタコン【…仕方がない、それで行こう!】


スネーク【聞いているんだろ、雷電】


雷電【わかった】


ゴゴゴゴゴッッッ!!!!


ウッキーW「ん?なんぢゃこの音は」

















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