2018-02-12 10:54:25 更新

概要

俺ガイルの恋愛ifストーリーです。
ヒロインはまだ決まってませんが。


おやすみなさい、先輩。


家にあげたまではいいが…

いやよくない。絶対よくないでしょ

なにこのありきたりなラブコメ展開

こういう場合主人公はどうすればいいんだ?

思い出せ…5年間妄想していた女子としてみたいランキング4位の雨宿りイベント…


やっぱり、覗くべきか…?

って違うだろ俺!!


俺がリビングでうなだれている間小町はまだ目をキラキラさせていた。

「やっぱ小町消えた方がポイント高いよね?」

「いや、ここにいてくれ。ここにいて欲しい」

二人きりになるのは色々とまずい気がする。何がとは言わない

「ちょ///お、お兄ちゃんなかなかやるね。でも今はキュンとさせる相手間違ってるよ?」


「シャワーありがとうございました。着替えも」

「いえいえー。いやーびっくりしましたよ。まさかお兄ちゃんが女の子を家に連れてくるなんて。」

「そんなんじゃないよー小町ちゃん」

と、一色がこっちをみる

おそらく、ストーカーのことについてだろう

「まあ、説明した方がいいんじゃないか。小町なら相談相手に最適だと思うが」

小町、聞き上手だし。何よりこの二人何故か仲良いし

「わかりました」

「んじゃその間俺もシャワー浴びてくるわ。覗くなよ?」

「蹴りますよ」

「ごめんなさい」

俺は猛ダッシュで着替えを取りに行きシャワーを浴びた


リビングに戻るとどうやら説明は終わっているようだ

「お兄ちゃん!小町決めたよ!!」

「なにを」

「一色さんをしばらく家に泊めようよ!」

「「…え?」」

俺と一色の声が重なる

それも当然だろう。こっちは家に上げるだけで頭抱えてんだ。

「えーと、小町ちゃん?それはちょっとまだ色々と…」

「だってストーカーですよ??登下校だけでなく家の中まで除く可能性も!お風呂とか!」

小町が説得に入った。

こいつ、ただ一色を泊めたいだけだろ。

とはいっても、小町のいうことにも一理あるのは確かだ。

一色の相手は小町がすればいいだろう。

俺の仕事は登下校の一色の護衛。問題ないはずだ。

「いいんじゃねーの?親にもちゃんと言ってさ。状況が状況だし、小町も……俺も少し心配なんだ」

「そ、そうですか。心配…」

顔を赤らめモジモジしだした一色はどうやら小町の提案を受け入れたようだ。

これも親の許可を得られたらの話だが。


「お母さん、しばらく泊まっていいって。あといろはをよろしくお願いしますって。お父さんは相手は男なのかとか言ってたけど」


「荷物とかどうしましょうか?」

「それもお母さんがちゃんと持ってきてくれるって」

「いいお母さんとお父さんですね!」


「んじゃそろそろ飯にするか。どうする?」

「小町カレー食べたい!!」

「一色は?」

「あ、私もカレー食べたいです!」

「気が合いますねー」

仲良さそうで何よりだ。

「んじゃ作るか。お前らは適当にしてていいぞ」

女子同士の方が気が楽だろうという俺の気遣いだ。気遣いのできるジェントルマンを気取ったのだが、聞き捨てならないことを小町が口にした。


「じゃ、私たちは恋バナでもしましょうか!」

「あ、いいねー」

「ちょちょっとまて!恋バナって、もしかして小町彼氏とかできたのか!?嘘だ。嘘って言ってくれえぇ!!」

二人がかなり引いた目で見ている。

俺にはそれを気にする余裕が無い。

「うわー。」

「お兄ちゃん。ポイント大暴落だよ」

どうとでもいってくれ…


俺は重たい足をキッチンに向けた。くそぅ!誰だよ!小町をたぶらかしたのは!あの川なんとかさんの弟か!?


怒りをカレーにぶつけることにし恋バナが聞こえないように鼻歌を歌い続けた。






「お兄ちゃんの料理久々に食べたけどすごい美味しかったよ!!」

生きてて良かった。

なんてチョロい男である。

「お、美味しかったです。」

なんかむず痒い。

「おそまつさん」

「食器洗いは私がやります先輩」

「ん、そうか?じゃあ頼む」

「お兄ちゃんも洗ってきて!!ていうかいけ!」妹に命令されちゃったよ。



「先輩、今日はありがとうございます」

皿を洗いながら一色が言う。

「気にすんな。明日からも続くんだし、自分の家のように過ごせばいい。」皿を拭きながら俺が答える。

なんかくさいセリフだなと言ってから後悔した。


後ろから「いいねいいねぇ、んふふ」とうるさいのがいるが。しかもいまカシャって聞こえたんだけど。

まあ、夫婦っぽいなと思ってしまってる自分がいるのも確かだ。

二人で食器をあらう事に、どこか心地良さを感じた。

もしかしたら一色も なんて考えるだけ自意識過剰か。


「んじゃ、そろそろ寝るか。一色は小町の部屋でいいか?」

「はい!」

俺は来客用(といってもほとんど小町の友達用)の布団を小町の部屋に敷き部屋を出ると一色がいた。

「あの、お、おやすみなさい…///」

「お、おう。おやすみ」

もう夫婦でいいんじゃないのこれ。

なんて自意識過剰な事を考えた後部屋に戻った

ベッドに横になると今日の出来事が一気に頭の中でリピートされた。

「はぁーー…。」大きな溜息が出た。

そりゃそうだろう。俺にしては色々あった日だった。

嫌な感じは全くしない。むしろ、心の中に隙間ができたような感覚になる。


明日を楽しみに待つ自分がいることに、まだ気づいていなかった。


後書き

八幡が変わっていく姿を描きたかった。
ちょっと一色のセリフが少なかった気もするけど。


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SS好きの名無しさんから
2018-02-09 05:24:21

SS好きの名無しさんから
2018-02-09 04:50:29

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