2018-02-21 13:56:43 更新

概要

解体した艦娘はどうなるのでしょう?
あなたは、考えたことがありますか?


前書き

※独自解釈が多分に含まれております。
※グロテスクな表現があります。
※ガバガバ設定は許してくだちぃ...







20XX年


仮想の存在であったはずの深海棲艦が日本の海に現れた。



自衛隊は反撃部隊を投入。一時は進撃を食い止められたものの、沈めるたびに数が増す深海棲艦に敗北する。


日本は深海棲艦に制海権を握られてしまう。


日本政府は現状の打開策として「艦娘計画」を発令。

制海権を奪取する為に「艦娘」は作られた。









時雨「提督、書類ここにおいておくね」



提督「すまないな、時雨。夜遅くまで」



時雨「僕のことは気にしないでいいよ」



時雨「早く終わらせて休もう」



提督「あぁ、そうだな」








「艦娘計画」

DMM.comが配信するブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」に登場する「艦娘」を現実化させる計画。


計画されて1年で「艦娘」の現実化に成功。

軍用化テストを経て、全国各地に配置された「鎮守府」に配属されることとなった。



「鎮守府」に配属された「艦娘」は同じく配属された「提督」の命令に従い、深海棲艦駆逐の為、作戦を遂行する。






..

...

....






大和「艦隊帰投しました」



提督「おう、お疲れ様」



提督「こちらの損害は?」



大和「中破1、小破2です」



提督「少なかったな、入渠するように伝えてくれ」



提督「中破の子には高速修復剤を使う」



提督「バイト艦については荷物をまとめて工廠にくるように伝えておくこと」



提督「以上だ、下がっていいぞ」



大和「承知しました」





大和「あのっ、提督」



提督「どうした?」



大和「いつも気になっていたのですけど、バイト艦はどこに行くのですか?」



大和「普通の女の子に戻るということを聞きましたが...」



提督「大和には話したことなかったか?」



大和「はい」



提督「解体される子は艤装だけを解体する」



提督「そして、注射を打って艦娘としての記憶を消す」



提督「注射には麻酔が入っているらしく、注射を打ったら意識がなくなる」



提督「その後は国の仕事だ」



提督「俺は解体する艦娘の報告書を上に提出して」



提督「解体に立ち会うだけだ」



提督「ここで解体された艦娘は、普通の女の子として生活していると聞く」



提督「そう心配することはないぞ」



大和「そうなのですね...安心しました」



大和「教えて下さり、ありがとうございます」



大和「失礼しました」





ガチャッ

バタン





提督「解体した子の後のことか...」



提督「考えたことなかったな...」



提督「普通の女の子に戻って社会で暮らしていると聞くが」



提督「どうなんだろうなぁ」



提督「各鎮守府でかなりの数解体していると聞くし」



提督「...現実はゲームと違って大変だな、色々と」



提督「さて、溜まってるものを片付けるか!」









提督(海上自衛官である俺は、艦これの提督だった)



提督(事前登録して大井っちを手に入れたし)



提督(イベントも最初から全部クリアしたし)



提督(ない時間をフル活用して)



提督(ランカーにもなったことがある)



提督(今までやったゲームの中で、1番ハマった)






提督(艦これ熱も冷めつつあったとき)



提督(日本中に深海棲艦出現の速報が流れた)



提督(あの時の高揚感は、言葉に表すことはできない)



提督(毎日ニュースが深海棲艦の話題ばっかだった)



提督(2chの艦これ板も毎日大騒ぎだった)



提督(そんな中、ついに自衛隊撤退のニュースが流れた)



提督(ちなみに俺は、陸上勤務だったから戦闘には参加してない)



提督(俺は確信した)



提督(艦娘が実現する...と)



提督(自衛隊でどうしようもない状況の中、深海棲艦に対抗できるのは艦娘しかいない)






提督(自衛隊が撤退して1年後、自衛隊関係者に「艦娘計画」の事が伝えられた)



提督(海上自衛官で、陸上勤務の経験者がリアル艦これの提督になることができた)



提督(そして色々面倒くさい事を乗り越えて、俺は提督になることができた)



提督(ゲーム艦これと違い、最初から鎮守府に何人か艦娘が配属されていた)



提督(俺は衝撃を受けた)



提督(見た目も、声も、おっぱいも全部ゲームのまんまだったのだ)



提督(最初に配属された艦娘の中に、俺の嫁艦がいた)



提督(時雨)



提督(後にケッコンカッコガチをして、俺の妻になった)



提督(初期配属の艦娘には大和もいた)



提督(彼女は今、第一艦隊の旗艦を努めている)



提督(彼女には何度も助けられた)








提督(リアル艦これは、判断が難しい)



提督(ゲーム艦これは大破進撃で轟沈するが)



提督(リアル艦これは、無傷でも魚雷や爆弾が直撃すると轟沈する)



提督(艦隊の状況は逐次入ってくるが)



提督(中破の状態で進撃したら轟沈させてしまった)



提督(進撃か撤退か)



提督(この判断が非常に難しい)










提督(まだゲーム艦これと違う点がある)



提督(艦娘がドロップしない)



提督(艦娘は大本営(俺がそう呼んでるだけ)が建造しており、建造された艦娘は指定された鎮守府に配属になる)






提督(轟沈させたら報告しないといけない)



提督(だが、すぐ新しい艦娘が配属になる)



提督(轟沈配属の他にも定期的に新しい艦娘が配属になる)



提督(運用しきれない艦はバイト艦として運用したり、そのまま解体したりして資材を得ている)










提督(提督は解体に立ち会わないといけない)



提督(しっかり解体されたかの確認と、事後処理をスムーズに行う為だ)



提督(解体されて”普通の女の子”になった元艦娘は大本営に送られて、戸籍を与えられて社会で暮らしていくらしい)



提督(詳しいことは分からないが、解体されたあとは幸せに生きていけるということみたいだ)






...

....

.....






提督「ふぅ〜〜終わったぁ〜〜」



提督「家に帰ろうか」




ガシャッ!




大和「て、提督...大変です...」



提督「ど、どうした大和」



大和「深海棲艦の大部隊がこちらに向かってきてます!」



提督「何っ?!数は?!」



大和「正確な数ではありませんが、空母ヲ級だけで50隻はいます!!!」



提督「迎撃準備急げ!緊急出撃だ!他の鎮守府にも応援を頼む!!」






...

....

.....










提督(あれ...?)



提督(どう、なったんだ?)



提督(大和たちが緊急出撃して、それから...)



提督(ヲ級の艦載機が鎮守府に爆撃を...)



提督(あぁ...負けたのか...)



提督(体が...動かない...)



提督(視界が...閉ざされていく...)



提督(し、ぐれ.......)






...

....

.....










提督「うっ..うぅ...」



??「目が覚めたか」



提督「ここ、は...?」



??「病院だ」



??「安心したまえ、生きてるぞ」



提督「あ、なた、は、だれ...?」



??「覚えてないかね?Fだ」



提督「F海将殿?!なぜここに?!」



F海将「まぁまぁ、落ち着きたまえ」



提督「F海将殿、私の鎮守府は...?」



F海将「大変なことになっているよ」



F海将「損害は大きい」



F海将「多くの艦娘が沈んだ」



提督「そう、なのですか...」



F海将「気に病むことはない、運が悪かっただけだ」



F海将「あの大部隊はどうしようもできなかった」



F海将「君が1人で抱え込む必要はない」



F海将「今はしっかり休養したまえ」



提督「分かりました...F海将殿、時雨は...?」



F海将「君の奥さんなら無事だよ」



F海将「彼女も休養中だ」



F海将「君が落ちついたら会いに行ってあげなさい」



提督「分かりました、ありがとうございます...」



F海将「それと、退院後の心配はしなくていい」



F海将「新たな配属先はすぐ決まる」



提督「色々とありがとうございます」



F海将「気にするな、体を大事にするんだぞ」



F海将「また会おう」






...

....

.....






提督(夢を見た)



提督(解体されて”普通の女の子”として生きている元バイト艦娘の夢)



提督(幸せそうだった)



提督(指揮から離れて、解体された艦娘に接する仕事もいいかもしれないな)






...

....

.....






提督(退院することになった)



提督(F海将にお願いして、解体した艦娘の今後に関われる仕事を斡旋してもらった)



提督(時雨は艦娘としてまだ生きたいらしいので、F海将の鎮守府に配属された)



提督(たまにしか会えなくなるが、時雨も気が済んだら退役すると言っていたのでよしとする)



提督(夢の提督生活も終わり)



提督(来週から、元艦娘に関わっていくことになる)



提督(楽しみだ)






...

....

.....






元提督「ここが新しい職場か」



元提督「工場っぽいが...なんか不気味だな」



元提督「まあ行こう」






...

....

.....







爺「よぉ、新人」



爺「今日からお前の教育係だ」



爺「俺の言うことはしっかり聞くんだぞ」



元提督「はい!」



元提督(この爺、相当汚い)



元提督(作業服には赤い液体がついている)



元提督(鉄っぽい匂いもするが...気のせいか?)



元提督(髪はバサバサ白髪だらけ、歯は黄ばんでいてヤニだらけ)



元提督(薬でもやっているのか?肌は不健康で青白く、歯もところどころ欠けたり抜けたりしている)



元提督(こいつ...やばい)








爺「お前、聞いたところによると元提督らしいな?」



元提督「は、はいそうですけど...」



爺「元提督にこの仕事はきついかもしれねぇなぁ...ご愁傷様だな、ハハハハハハ」



元提督「は、はぁ」



爺「さてここが、解体された元艦娘がいる”倉庫”だ」



爺「まあ好き勝手ヤればいいさ」



爺「仕事をちゃんとしとけば、金はもらえる」



爺「じゃあ、行くぞ」






元提督(...!!!)



絶句。




おびただしい数の全裸の女性が横になっていた。

その中に男が数人。

全員が盛り立つ自分のモノを晒して、横になっている女性を犯している。






血の匂いがする。






チェーンソーで女性の首を斬りながら腰を振っているヤツがいる。







もうだめだ。

元提督は、その場で自分の胃に入っていたものを逆流させて吐き出す。




1回だけじゃ収まらなかった。

2回、3回と逆流させる。

嘔吐する元提督を蔑むような目で見下す爺。






爺「お前、知らなかったのかよ」



爺「元提督のくせに?」



爺「しょうがねえから教えてやろう」






爺「解体された元艦娘は全国各地にあるこういう”倉庫”に運ばれてくる」



爺「社会に出る元艦娘なんてほぼいねぇ」



爺「ほとんどの艦娘が、こういう”倉庫”に集められるんだ」



爺「何個か元艦娘の”未来”を教えてやろう」








爺「まず、施設に入る奴」



爺「養子とかで引き取られるらしいな」



爺「中には朝潮型とか暁型とか幼児体型の元艦娘を狙って、引き取って性奴隷にしてるやつもいるらしいぞ」








爺「戸籍を与えられて社会に放り出されるパターン」



爺「このパターンのやつは重巡以上の体が成熟した元艦娘が多いな」



爺「艤装を解体したあと、”艦娘”としての記憶を消すために注射を打つだろ?」



爺「その後、お国様の施設で作った記憶を植え込まれるそうだ」



爺「植え込まれた記憶や知識を使って生きていくらしい」










爺「金持ちの家にそのまま行くパターン」



爺「国にたっけー金を払えば記憶を消したまっさらな状態の元艦娘を手に入れることができるらしいぜ?」



爺「使用人としての教育を施されたり、結婚させられたり、性奴隷にしたりと使用方法は様々だ」



爺「そして最後」








爺「こういう”倉庫”に集められて男に犯され、殺される運命の元艦娘だ」



爺「でもただ犯されて殺されるだけじゃねえ」



爺「お前、元提督なら高速修復剤使ったことあるだろ?」










爺「アレの原料な、元艦娘の血と肉なんだ」



爺「脳とか内蔵とかも使うぜぇ?クレイジーだよな」



爺「ここにいる男はただ犯して殺してるだけじゃねえんだ」



爺「ちゃんと”液体”にしやすいように、切り刻んだり、ミキサーにかけたりしてるぜ?」










爺「ざっとこんな感じだ」



爺「お前が解体した艦娘も、きちんと高速修復剤の”材料”になってるから安心しな」










爺「あとな、艦娘はクローンなんだよ」



爺「他の鎮守府にまったく同じ艦娘がいたろ

?」



爺「艦娘は国が作ったクローンなんだよ」



爺「だから、同じ顔、同じ声同じ体つきの女ができるわけだ」



爺「人間って恐ろしいな」






元提督「ゲボォゲリグチャオギャッ」



爺「いつまで吐いてんだ?お前」



爺「お前はタイミングがよかったな、ここにいりゃあ年収1億も夢じゃねえ」



爺「若くて綺麗な女とヤり放題だしな」



爺「まあ、そのうち慣れるさ」






...

....

.....







元提督「...」



元提督「時雨のとこに行こう」



元提督「そして逃げよう どこか遠くへ」










時雨「提督?どうしたのこんな時間に」



元提督「時雨、逃げよう」



時雨「え?いきなりどうしたんだい?」



元提督「艦娘関係はやばいんだ、早く逃げよう」






時雨「なんで?やだよ」



時雨「それより、提督聞いてよ」









時雨「赤ちゃんできたんだ」



元提督「え...?」



元提督「だってまだゴム無しでしたことないだろ...?」



時雨「うん」












時雨「だって提督との子じゃないもん」



元提督「え...?時雨...?」











時雨「F海将との子だよ」



元提督「嘘だろ...?冗談やめてくれよしぐれ...」



時雨「嘘じゃないよ」



時雨「F海将凄くエッチ上手くてね」



時雨「気持ち良すぎたから中に出さしてあげたの」



時雨「もう提督の粗チンじゃ満足できないからさ」





時雨「離婚してよ」



元提督「嘘だろ...?嘘だよな冗談だよな本気じゃないよな?!」



時雨「本気だよ」



時雨「離婚届もうサインしてるから」



時雨「提督のサイン書いて市役所に出しといて」



時雨「さよなら提督」



時雨「もう来ないでね」









提督「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





...

....

.....





ザザーン...







元提督「これで全て終わりだ」








...

....

.....







本日未明、海岸で男性の遺体が発見されました。

警察は自殺の可能性があるとみて捜査しています。






END


後書き

最後までご覧頂きありがとうございました。


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2018-02-18 22:09:15

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