2022-12-14 01:14:37 更新

概要

由比ヶ浜と雪ノ下からバトスピの説明を聞いた八幡は帰りにカードショップに寄ることにした…


前書き

これは八幡が由比ヶ浜と雪ノ下からバトスピの説明を聞いた後のお話
注意 各キャラの口調が変かもしれません。ご了承ください。また私のバトスピについての説明は間違っているかも知れませんのでご了承ください
それでも構わないと言う方は見ていってください


今日の奉仕部の活動は雪ノ下と由比ヶ浜からバトスピの説明を聞いて終わった。俺はその帰りに近くにあったカードショップに立ち寄ることにした


ここがカードショップ『カードキャピタル』

確か俺がの高1の頃にはすでに立っていた様な気がするが一度も入らなかったな…ちょっくら入ってパック数個買って行くか

ウィーン

???「いらっしゃい」

店に入って最初に挨拶されたのヤンキー感を出していた若い女店員だった

???「ん?あんた見ない顔だね。初めて?」

なんで店員がそんな事を聞くんだよ

八幡「え、えぇそうですが」

ミサキ「そう、なら挨拶。私は戸倉ミサキ。ここの店員。何かしらやるんだろうから困ったらなにか言って」

え、名乗る?マジで?まぁ相手が名乗っんだから一応名乗るか

八幡「比企谷八幡…よろしく」

ミサキ「で、なんのカードゲームやるの?」

八幡「あぁ…俺は…」

???「立ち上がれ僕の分身!」

???「ライド!ブラスターブレード!」

観客's「「「おぉぉお」」」

???「マジック、ダブルドローを使用!」

???「……」じぃぃい

???「きたー!龍皇ジークフリードを召喚!」

観客's「「おおぉお」」

???「雷よ、天を裂け!雷皇龍ジークヴルム召喚!」

観客's「「おおぉぉお」」

???「駆け上がれ!神の名を持つ赤き龍!太陽神龍ライジングアポロドラゴン召喚!」

観客's「「おおぉぉお」」

???「ライフ減少によりバースト発動!」

対戦相手「何⁉︎」

???「真っ赤な覇王、爆熱召喚!英雄龍ロード・ドラゴン召喚!」

観客's「おおぉぉお」

???「闇を照らせ光の翼!輝龍シャイニングドラゴン召喚!」

観客's「おぉぉぉお」

???「燃えろ、灼熱の竜!アルティメット・ジークフリード!俺とともに熱くなれ!」

観客's「「おおぉぉお」」

うわぁぁ…スピリット出すのに決めゼリフ用意してんのかよ痛いなぁ…

ミサキ「で、あんた何がやりたいの?」

そうだった…

八幡「俺は、バトスピをやりたくて」

ミサキ「あぁ…バトスピね。私はヴァンガードしか分からないからあそこにいるオレンジ達に聞いた方が良いよ」

ヴァンガードか…あの青髪がやっているやつね…

ミサキ「ん?あんたヴァンガードに興味あるの?」

八幡「いや、昔軽くやっていたから懐かしいなってな。なぁあの青髪って常連なのか」

ミサキ「青髪って…アイチのこと?アイチは常連だよ。昔は弱かったのに今となっては強く成ったよ」

八幡「そうか…まぁバトスピについては聞いたからパックだけ買って帰るさ」

ミサキ「そう。ちょっと待ってて、今パック持って来るから」

???「君、バトスピ始める?」

戸倉がバトスピのパックを取りに行ってる間に誰かが話しかけられた

八幡「まぁな、ていうかあんた誰だ?」

弾「俺は馬神弾。さっきミカサさんと君との会話が聞こえてきてね」

バトルしてたのに俺と戸倉の会話が聞こえてたのかよ…

???「なんだ弾どうかしたのか?」

弾「いや、この人がバトスピ始めるって聞いたから…」

???「え⁉︎バトスピ始めるって⁉︎やろうぜ、バトスピ‼︎」

このオレンジ髪はグイグイ来るな…

八幡「ま、まぁな…」

弾「トッパ、この人困ってるからその辺にしとけよな」

トッパ「おっと悪りぃ悪りぃ…つい熱くなっちまってよぉ」

このオレンジ髪はトッパと言うらしい

トッパ「自己紹介がまだだったな、俺は馬神トッパ!よろしくなえっとぉ…」

八幡「比企谷…比企谷八幡だ…よろしく…」

トッパ「よろしくな八幡!」

元気ありすぎんだろ、こいつ…

???「どうしたんだ、弾?」

???「なんだ?なんかやってんのか?」

???「ん?新しいバトラーか?」

???「お?なんだ、新しくバトスピやる奴が居んのか?」

弾「あぁ、弾に、ハジメ、ツルギ、それにレイ。この人がバトスピ新しく始めるって聞いたから話しかけたんだよ」

新しく4人増えた、弾と呼ばれた男は弾と同じ名前で容姿も弾に似ていた。ハジメと呼ばれた男は赤茶色をした髪にでハチマキを巻いていた。ツルギと呼ばれた男も赤茶色の髪だったが6人の中で1番身長が低かった。最後にレイと呼ばれた男は明るい茶髪に右手に『スターダストコーラ』とラベルが貼られているペットボトルを持っていた。

弾「紹介するよ、同じバトスピをやっている…」

弾(青年)「馬神弾だ。そこにいる弾とは自分でもビックリしてるけど赤の他人なんだ。よく兄弟と間違われていけどね」

ハジメ「よっ!俺は陽昇 ハジメ!よろしくな」

ツルギ「俺はタテワキツルギ。バトスピはやる、やるべきだ!」

レイ「俺はレイ、何事にも1番を目指す男だ!バトスピ始めるんだったら今日からお前は俺のマジダチだ!」

それぞれの自己紹介が終わると、1番初めに思ったことは1人を除いてテンション高ぇ…レイに至っては初対面でマジダチ?って奴になったし…

ミサキ「パック見つけたよ…ってあんた達、お客に集って何やってんのさ」

弾(青年)「何、この人がバトスピを始めるって聞いて何か手伝えることはないかを聞いただけさ」

ハジメ「そうだぜ、ミサキ姉ちゃん。同じバトスピを始めるって聞いたら教えたくなるもんだぜ」

ミサキ「そう…というかレイ、またコーラ持ち込んで、ウチは店内飲食禁止だって何回言えば分かるの」

レイ「細かいこと気にすんなって」

ミサキ「細かいことじゃないでしょ、あんたがうっかりコーラをこぼして店とか相手のカード濡らしたらどうするの?」

レイ「そりゃ謝るしかねぇな」

ミサキ「それじゃ遅いの。もし、これ以上コーラ持ち込んだらあんたを出禁にするするからね」ギロッ

レイ「げっ!そいつは困るな…はあー仕方がねぇな…」

ミサキ「分かれば良し」

八幡「なぁお前らってここの常連か?」

弾(青年)「あぁ…この店が出来た頃から通っているから常連になるかな」

ハジメ「だからミサキ姉ちゃんとは仲良いんだ」

トッパ「知ってかぁ、ミサキさんはヴァンガードの全国大会で優勝した実力者なんだぜ」

ミサキ「それはアイチ達が強かっただけで私は運が良かっただけ」

トッパ「またまた〜尊敬しちゃって〜」

ツルギ「トッパ、それを言うなら謙遜だ」

トッパ「そうだっけ?どっちでもいいじゃん!」

なんかトッパが由比ヶ浜に重なって見えた

八幡「そういやお前たちって何歳だ?」

トッパ「俺は中1」

弾「俺も中1」

弾(青年)「中3だ…」

ハジメ「中2っす」

ツルギ「14歳だ」

レイ「あ?あぁ歳ね、歳は…忘れちまったぁ〜」

うそ?こいつら全員年下かよ…

トッパ「そういうあんたは何歳なんだよ」

八幡「…高校2年だ…」

トッパ「え!マジ…ですか…」

弾「そ、そうなんですか…」

弾(青年)「そうか…」

ハジメ「マジっすか!」

ツルギ「以外だ…」

レイ「高2ねぇ〜」

八幡「まぁなんだ無理に敬語にしなくて良い…」

トッパ「んじゃ気ぃ使わなくて良いな」

弾「トッパ…八幡さんが言ったのは社交辞令だぞ…」

八幡「いや、いいんだそっちの方がお前達は気が楽だろうから」

ハジメ「流石高校生っすね、大人の対応ってやつっすか」

弾(青年)「そっちの方が助かる」

ハジメ「ならお言葉に甘えようかな」

レイ「まっ、俺には関係ないけどな。マジダチはマジダチだ!年上年下関係ねぇ!」

ミサキ「話を戻して八幡あんたどのパックにするの?」

そうだった、こいつらと話していていたら忘れていた

八幡「そうだな…」

雪ノ下の説明を聞いて心惹かれた属性は…まぁなんだここに経験者がいるんだから一応意見は聞いてみるか…

八幡「なぁ、お前達のおすすめの属性はなんだ」

トッパ「そりゃ…」

弾「アレしかないだろ…」

ハジメ「そうだよな」

トッパ・弾・ハジメ「「「赤‼︎」」」

八幡「そ、そうか…じゃあ馬神、タテワキ、レイ、お前達の意見は」

弾(青年)「何色でもいい…バトスピは人それぞれに属性が別れる…だから俺からは何も言えない」

ツルギ「うーん…俺も赤を使うけど弾と一緒でその人にあった属性でやるのが1番かな」

レイ「俺は全色使うからなんともなぁ…まぁ一緒になっちまうがそいつにあったカードを使えば良いんじゃねぇか?」

確かに弾(青年)達の言う通りかもしれないな…

ミサキ「悩んでいるなら一個パックを開けて1番最初に出たカードの色にしてみるのは?」

それもいいかもしれんな…一先ずはパックを買って開けてみるか…

八幡「じゃあこれと、これとこれか」

ミサキ「3つで645円になります…」

八幡「はい…」

ミサキ「ちょうどね」

八幡「じゃあ開けてみるか…」

弾「なんか不思議な気分になるな」

弾(青年)「そうだな…普段は他人のパックを開封するのをみるのはいつも遠くから見える程度だからな」

レイ「なんかワクワクするな!」

ただパックを開封するだけで緊張するのは初めてだ…

ツゥゥー

お、この属性か…雪ノ下の説明を聞いて、気になっていたからな…この属性を中心にデッキを組むか…

トッパ「なんだよ〜赤じゃないのかよ〜」

弾「まぁいいじゃないか俺たち自身がデッキを組むわけじゃないしさ」

ハジメ「そだ八幡さん、デッキを組むなら『バースト』を数枚入れた方が良いっすよ」

バースト…そういや雪ノ下からの説明では聞かなかった効果だ…

八幡「その『バースト』について詳しく教えてくれ…」

ハジメ「良いっすよ!まず『バースト』ってのはですね、この『英雄龍ロード・ドラゴン』のように『自分のライフ減少時』って書いてありますよね、この様に『バースト』はある一定の条件が揃った時に発動するカードなんすよ」

なんか、分かるようで分からん…

弾(青年)「バーストを使う際はまずこのフィールドのライフを置く場所があるだろう。その上にあるバーストを置くための場所がある。そこにカードを伏せた状態でハジメが言った様にある一定の条件が揃えば使える」

レイ「んでもって、『バースト』はバースト時にしか使えない効果もあっている。あと、『バースト』持ちのマジックなら『バースト』発動時の効果ともう一つ普通のマジックの効果をコストさえ支払えばフラッシュもメインでも使えるって訳だ」

ツルギ「ちなみに『バースト』持ちのスピリットなら発動時の効果を発揮後、ノーコストで召喚できるんだよ」

弾「中には発動時の効果が成功しなかった場合じゃ出せないスピリットはいるけどね」

ハジメ「そして『バースト』にはもう一つ利点があるんすよ、それは相手にプレッシャーを与える事が出来るんすよ」

弾(青年)「自分が『バースト』をセットしていると相手はそれに警戒しなくちゃいけない。どの条件か分からないからな」

レイ「たまに、わざとバースト条件をずらすってのも手だぞ」

わざと外す?

ハジメ「はい、『バースト』は自分のタイミングで発動させられるので条件が揃っても一時とずらして、相手が油断した時に同じ条件だった時に発動させるんですよ」

弾「それで相手のペースをずらすことが出来るんですよ」

トッパ「いちいち『バースト』を警戒していたらラチが明かないから正面突破だ!」

弾「確かに、いつまでも相手の『バースト』を警戒していても進まないのでわざと発動させるのも手かな」

八幡「『バースト』か…覚えておくと…」

弾「そだ、八幡さんもしデッキが組み終わったらまたここに来てください!みんなでやりましょうよ!」

弾(青年)「確かに一度、やりたいものだな」

トッパ「そん時は正面突破でバトルだ!」

レイ「早くやりてぇぜ!」

ツルギ「その時はよろしく頼むよ」

ミカサ「あんた達…バトルするのは良いけど八幡はまだ初めてやるんだよ…手加減しないと離れるかもしれないわよ」

さっきから戸倉は俺のことを名前で呼んでくる…よく、あったすぐの人を名前で呼べるな…

八幡「いや、気にしなくて良い…強い相手とやるのは悪くないからな…」

というか、今まで対戦相手が自分対自分だったから自分の実力が分からなかったから良い機会かも知れない…

ミカサ「でも、こいつら一応大会で優勝経験ある奴ばっかりだよ」

え?マジで?」

トッパ「まぁ一応な、でも、優勝の数で言ったらJ(ジェイ)に負けるけどな」

弾「勝っていたら優勝してね…」

弾(青年)「大会か…もう何年も行ってないな…」

ハジメ「大会は1番燃えるんすよ!」

ツルギ「俺は大会に参加してないけどね」

レイ「俺も大会には参加してねぇけど強い奴いっぱい倒していたら『1番星のレイ』って呼ばれる様になってたなぁ」

え?こいつらこんなに強い奴ばっかなの?

弾「とにかくデッキが完成したらまた来なよ」

ミカサ「一応ウチの店なんだけど…でもまたウチの店に来なよ。こいつらいるし、何ならあんたの友達連れて来ても良いんだけど」

八幡「あぁ…覚えておくよ…」

弾「あっ、そうだ八幡さん!」

八幡「何だ、まだあるのか?」

弾「バトスピやるならこの曲を聴いた方が良いですよ」

そう言って弾はポケットからスマホを取り出し、ある動画サイトを開いてこちらに見せた

弾「この『バトル!ギャラクシー☆ステップ』はバトスピのルールを歌で覚えられるんですよ」

絵描き歌のように誰にでも覚えやすくする為の曲だろう

八幡「そうか…あとで聴いてみる」

八幡「それじゃ俺はこれで…」

ミサキ「そう…また来なよ」

トッパ「おうまたな!」

弾「また会いましょう」

弾(青年)「…じゃあな」

ハジメ「さよならっす!」

ツルギ「また会おう」

レイ「またな八幡!次会ったらバトルしようぜ!」



こうして、カードショップ『カードキャプタル』を後にした…あそこには濃いメンツが多すぎる…でもまぁ…悪くは無いな…デッキが完成したら一度バトルしてみるか…負けるのが目に見えてるが…


翌日、由比ヶ浜が教室に入って来る際に何か大きめの袋を手に持っていたが興味がないので何も言わなかったが、それは放課後になって分かった。

由比ヶ浜「ヒッキーはい、これ家にあるあたしが使わないカード」

袋に入っていたのは大量のバトスピのカードだった。何個かの束になっていたが、よくみると属性や種類がバラバラになっていたがいかにも由比ヶ浜らしいさがあった

八幡「何だこれ?」

由比ヶ浜「昨日言ったじゃん。あたしの使わないカードあげるって」

そういやそんな事言っていたな

雪ノ下「あら奇遇ね、私も持って来たのだけど」

そう言って雪ノ下はカバンからある箱を取り出した

雪ノ下「はい、これ。私も使わないカードを持って来たの。中にXレアも入っているのは気にしなくて良いわ。私は使わないから」

箱を開けてみるとギッシリとカードが入っていた。中には属性別や種類別に分けてあり、由比ヶ浜のより分かりやすくなっている

八幡「すまん、助かる」

由比ヶ浜「そうだヒッキー、デッキ完成したら一緒にバトルしようよ」

雪ノ下「そうね、あなたがどんなバトルスタイルで闘うか興味があるわ」

八幡「あぁ…デッキが完成したらな…」


その後最終下校時間になるまで奉仕部に依頼が来なかったため、帰ることになった。家に帰りマイリトルシスターの小町が作った夕飯を食べ部屋で1人黙々とデッキ構築をしていた。なんか、1からデッキを作るのってワクワクしてくる…この属性ならあいつらに勝てるかもしれんな…













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