2018-03-11 20:45:41 更新

概要

ー終演ー
老人の話を聞き終わり、帰る。それだけの話


前書き

皆さん、お久し振りです。
とりあえず書いてみた今作最終章(仮)となります。
続編も作る気ではありますが、別のSSも書いていきたいので暇な時にちょっとずつ書いていく感じになると思います。
  それでは、最終章どうぞ。


老人「まぁ、こんな所だ」


老人「私は病院を守る代わりに多くの艦娘の命を奪い、一人の母親の命までも奪った。それだけの話だ」


老人「つまらなかったろう?こんな老いぼれの思い出話なんぞ...」


とんでもない。過去について話してもらえるだけでも、俺にとっては収穫だった。そう伝えると、老人は微笑んだ。


老人「はは、そうかい...。なら、良かった」


ふと時計を見ると、針は12時を回っていた。自分でも知らぬ間にこの話にのめり込んでいた事に、俺は初めて気づいた。

俺が帰りの支度を始めようとすると、老人が小包を渡してきた。


老人「これを持って帰りなさい。必ず、家に帰ってから開ける様に...」


訪問者の立場上、物を貰う訳には行かなかったので、俺は断ったが、老人が執拗に勧める上に、どこか必死なところがあったので、仕方なく持って帰ることにした。


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玄関


老人「今日は本当にありがとう」


老人は深々とお辞儀をした。それに対して、俺もお辞儀で返すと、扉を開けて、外に出る。扉を閉める瞬間、老人の顔を見ると、不自然なほどに生き生きとしていた。



まるで、希望を見るかの様に



外は、夜と言うだけあって冷えていた。ポケットに手を突っ込み、空を見上げると、満月がきらびやかに光っていた。


しかし、この小包は一体何なのだろうか。さっきの老人の態度からして、普通の物ではないのだろうが...


こっそりと開けて見ようとした瞬間、こちらを見る視線に気づいた。


振り向いて、向こう側の電柱に目を凝らすと、人らしき《ナニカ》がそこにいる。


俺「誰だ?誰かそこに居るのか?」


問いかけてみるが、そこにいる《ナニカ》が動く気配はない。直感的に襲ってこないと判断すると、俺は背中に視線を感じながら足早に家に向かって歩いた。《ナニカ》は、俺が家に着いた頃にはその気配を消していた。







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       彼が帰った直後ぐらいのこと


老人「こちら提督。目標が見つかった」


老人「我々の探していた《希望》が、遂に見つかったんだ」


老人「...アレの起動にはやはり時間がかかるか」


老人「出来るだけ急いでくれ。《奴ら》も動き出すだろうからな...」


老人「彼にも自衛の手段は渡したが、どうなるかは分からん」 


老人「...あぁ、予定通り頼むぞ」 ガガ


老人「...死ぬなよ」


後書き

「おもいでばなし」はこれで終わりです。
因みに、続編を書く場合、『提督視点』か『ジャーナリスト視点』のどちらかで書こうと思っているのですが、希望のある方(いるわけない)はコメントにて、宜しくお願いします。
それでは皆さん、良い提督ライフを!


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