2018-03-26 17:25:15 更新

概要

いろはの誕生日を題にしたssです。
シリーズになっています。


前書き

特に内容考えないまま始めたので中々難しい。4月16日までに完結させたい。


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今日も今日とて暇な1日である。


いや、正確には暇なはずだったのだが、どうもそう上手くはいかないらしい。


何故かと言うと厄介ごとを持ち込んでくる輩が今日もやってきたからだ。


そう、現生徒会長の一色いろはである。


今は四月、生徒会も忙しいのでは、と思っていたのだが相変わらず奉仕部の方に入り浸っている。


生徒会長って実はちょろいのか?なんて思い始めているところだ。


しかしまぁ何というか、先程から冷たい非難するような視線を約3人分感じているのだが、これもいつも通りすぎて気にもならん。


いろは「先輩。」


結衣「ヒッキー。」


「「話聞いてる(ます)?」」


八幡「ん?聞いてなかった、わりぃ。」


いろは「今日は!私の!誕生日です!!」


おうふっ、うるさいよ君。いきなり大声出さないで頂けますか?普段から人の話聞いてないから鼓膜が弱いのよ俺。


鼓膜が弱いって聞いたことねぇな。


いろは「先輩?」


結衣「完全にまた自分の世界入ってる…」


自分の世界って響きかっこよくない?固有結界とか持ってそう。俺にも無限の剣を内包した世界とか作れないのかな?


結衣「今日のヒッキーはダメだね…」


八幡「ダメとは何だ失礼な。お前が俺の想像性もとい妄想力を働かせるような事を言うのが悪いだろうが。」


結衣「意味わかんないし!」


いろは「ホントに信じられません。先輩は最低です!ゴミです!腐ってます!主に目が。」


八幡「おい、今目は関係ないだろ。」


結衣「そこなんだ…」


ここらで皆さんに事情を説明しよう。皆さん、なんて誰か分からんが今日は4月16日。そう、一色いろはの誕生日である。


由比ヶ浜と雪ノ下がプレゼントを渡して、軽く菓子パーティー的な感じになっていたのだが、俺が何も持ってないと知ってご立腹なのだ。


誕生日=プレゼントもらえるというリア充方程式(今命名)は俺には通用しないのだ。


いろは「バレンタインの時は私の誕生日覚えていてくれたじゃないですか!」


結衣「肝心の日に忘れてるとか最低!」


八幡「いやお前、俺が一色の誕生日知ってたらキモいって言ったじゃねぇか。」


結衣「あれはヒッキーがグヘグヘ笑いながら、いろはちゃんの誕生日調べてる所が浮かんできたから…」


お前の中の俺のイメージどうなってやがる。


そんな笑い方した事はない。いや、俺の○がこんなに可愛いわけがないポータブルやってて、ヤンデレ中学生true endを見た時はそんな笑い方してたかも。


ちなみに俺の推しはあ○せたんだ。小町は桐乃ではなく○猫ちゃんらしい。


小町曰く『あの兄妹の愛情は小町には理解出来ないのです!』らしい。


どうでもいいが親父は○猫の真ん中の妹が好きらしい。犯罪の匂いがする。


結衣「とにかく!知ってたのに忘れるのはダメだよ!」


いろは「本当ですよ。先輩そういうの興味無さそうなのに覚えていてくれたから少し嬉しかったのに…」


八幡「興味無いって分かってんなら何で期待するんだよ。たまたまあの時覚えてただけだ。」


覚えようとしなくても頭に残ってたことってあるじゃん?CMの歌とか結構離れない時あるし。


いろは「当日忘れてるなんて思いませんでしたよ。プレゼント欲しかったなぁ…」


八幡「そんな仲じゃないだろ。」


いろは「いーえ!先輩知り合い少ないじゃないですか。その中では関わってる方です!」


何で君が決めるの?まぁ確かにそうかもしれないけどさ、ただの後輩である事に変わりない。


雪乃「私にはよく分からない感覚ね。知り合いにはみんな送るのかしら?」


今まで空気だった雪ノ下が喋った。こいつは俺側の人間に近いだろう。人に誕プレとか縁がなさそうな感じだ。


結衣「少なくともヒッキーはいろはちゃんに渡すべきだよ。」


八幡「何でだよ。大体誕生日の何がめでたいのか分からん。寿命が尽きていくのを数字で見るだけの日じゃねぇか。」


雪乃「何かしらその考え方は…」


八幡「誕生日なんて人間ドックの結果を見る時と同じようなもんって事だよ。年取って人生の終わりをはっきりと感じるだけだ。」


いろは「はぁ…信じられません。そんな考え方の人がこの世にいるなんて。」


結衣「人面犬が何か関係あるの?」


八幡「は?」


結衣「え?だから、誕生日と人面犬と何か関係あるの?」


いろは「結衣先輩…」


雪乃「もしかして人間ドックの事を言っているのかしら?」


結衣「え?違うの?」


八幡「お前認知症なんじゃないのか?人間ドックも分からないのか。」


結衣「まだ高校生だし!認知症になるわけないじゃん!」


八幡「若年性アルツハイマーというものがこの世にはあってだな。」


結衣「弱酸性…?」


雪乃「若年性よ。耳が悪くなるのは認知症とは関係ないけれど高齢者に出る症状よ。」


結衣「ゆきのんまで〜」


いろは「流石に危険性を感じますね。」


結衣「うう…これでもみんなと同じ総武高!それに3年生になったし!」


八幡「七不思議だな…」


よし!話題が逸れた。このまま忘れて…


いろは「まぁ結衣先輩はいつもの事です。そんな事より先輩です!誕生日です!!」


うるさいってば。それに忘れてなかったのか。


ガラガラガラ


平塚「いきなり大声が聞こえて驚いたぞ。」


雪乃「ノックをして下さい…」


平塚「おっと失礼した。」コンコン


中に入ってから叩いても遅い。


平塚「それで?誕生日がどうしたって?」


いろは「先輩が私の誕生日を忘れてたんですよー!前は覚えてくれてたのに。」


平塚「誕生日プレゼントか?…なるほど、モテるには誕生日にプレゼントで心をつかむのが良いのか…」


なんかぶつぶつ呟いていらっしゃる。別にモテるとは誰も言ってないが。


結衣「ヒッキーは誕生日と人面犬を一緒だと言うんですよー」


平塚「??」


雪乃「すみません、人間ドックの事です。」


平塚「ああ、そういうことか。確かにな、誕生日も人間ドックの結果も歳を感じさせるから憂鬱だ…」


雪乃「まさか理解者がいるとは…」


結衣「先生…」


いろは「信じられません…」


ほら見ろ!誕生日なんてそんなに騒ぐようなもんじゃないんだ。まぁ小町の誕生日は何があろうと祝うが。


妹はどれだけ歳を取っても俺の妹である事に変わりはないからな。


にしても平塚先生が理解者だったか。俺が言うのもなんだがおかしな考え方してるな。


平塚「しかし由比ヶ浜は人間ドックすらも分からないのか。」


雪乃「困ったものです。」


いろは「本当に何でこの高校入れたのかな?」


結衣「みんなひどいよ〜」


平塚「由比ヶ浜には今度知り合いの小学校教師を紹介してやる。」


結衣「小学校!?」


よしよし、平塚先生が話をずらしてくれた。このまま頑張ってください!


平塚「それより誕生日がどうとか言う話はもういいのか?」


いろは「は!そうでした。結衣先輩への驚きで危うく忘れるところでした。」


この妖怪行き遅れラーメン(ウー)マンが!!話を戻したなくそ!


平塚「ふんっ!!」


八幡「ぐはっ! がっ…は…」


思いっきり吹き飛ばされた。椅子に座ってたのに軽く数メートル飛んだわ。


平塚「何やら失礼な事を考えてなかったか?」


八幡「何でも…ありませ…ん…」


平塚「ふん!なら別に良い。」


これ教師としてダメだろ。嫌いな教師だったらすぐに訴えているところだ。


残念ながら悲しい事に殴られるのには慣れてるのだ。


平塚「さて、然るべき制裁を加えた。これに免じて一色も怒りを収めて落ち着いて話し合うと良い。私はこれで失礼する。」


結衣「先生さようならー。」


雪乃「さようなら。」


俺は這いつくばりながら椅子へ戻った。


ここで皆さん。いや、皆さんなんて誰か知らないが奉仕部室の全体図を思い出して欲しい。


俺は扉の1番近くに座っていた。そして左に由比ヶ浜と雪ノ下。その前に一色がいる。


そして平塚先生は俺と扉の間ぐらいから殴り飛ばしてきたため、必然的に由比ヶ浜の背後の方へ吹き飛んだ。


そこから俺の席に這戻ると正面に座っている一色を見上げる格好になる訳だ。


これ以上ははっきり言わないが、結論を言うと見えなかった。


物理的に殺されかけた後にこの生殺し。ひどい仕打ちだ。


いや、見えなかったが悪くはなかった。ごちそうさまと言うべきだろうか。


おっとキャラ崩壊しかけた。くだらない事を考えるのはやめるとしよう。


いろは「先輩、私の心と体を弄んだ責任は取っていただけるんですか?」


八幡「体を弄んだりしてないだろ。いや、心もしてないけどよ。」


はぁ、まぁ仕方ない。実際忘れていたのは事実だ。この事を知ったら小町に怒られるだろう。


小町に怒られると言うことは俺が悪いということだ。長年小町にそう調教されている。


八幡「分かった分かった。埋め合わせはする。何が良い?」


「「え?」」


八幡「は?」


いろは「えっと、私が決めて良いんですか?」


八幡「まぁそりゃな。欲しいもんでも行きたい所でも。俺にできる範囲でめんどくさくなくて1日で終わってあまり疲れなければ。」


いろは「大分絞られましたね。」


結衣「ヒッキーが優しい…これはちょっと予想外かも…どうしよ…」


なんか呟いてる。一色が由比ヶ浜をチラッと見るとしてやったりと言わんばかりの笑顔で


いろは「ではでは、今日これから帰る前に一緒に出掛けませんか?」


八幡「え?今日?」


いろは「私の誕生日は今日1日だけです!」


八幡「いやまぁそうだけどよ。」


いろは「そんなに遅くまで遊ぶつもりはありませんが、夕ご飯くらい食べていきません?」


八幡「金そんなに持ってないぞ。」


いろは「分かってますよ。いきなりなので今日は奢って貰おうとは思ってません。」


八幡「まぁ、それなら…」


結衣「うう…ヒッキーが…」


雪乃「さっきまではあれほど一色さんを擁護していたじゃない。」


結衣「こんなに優しくするとは思わなくて…」


ひでぇなこいつ。あれだけ文句言ってたのに。俺が優しくしちゃ悪いことでもあるのか?


八幡「て事で雪ノ下、もうあがっていいか?」


いろは「え?今ですか?」


八幡「部活終わってからでいいの?なら…」


いろは「いえいえ!今!今です!今でしょ!」


八幡「おい、最後のは違うだろ。」


いろは「私も雪ノ下先輩に頼もうとしてた所なんです!先に言われて驚いただけです!」


八幡「分かったから…近い近い。」


こっちに身を乗り出して力説してくる。そんなに必死にならんでもいいから。


いろは「あ…//し、失礼しました…」


八幡「て事で抜けても良いか?」


雪乃「先程の這いつくばって悶え鳴くヒキガエルを見れて上機嫌だから許可してあげるわ。」


八幡「そりゃいいご趣味で。」


カエルってぶよぶよしてて打撃効かなそう。


ジャイ○ントトードには女神の攻撃すら効かなかったくらいだしな。


いろは「さあ先輩!早くいきましょ!」


八幡「へいへい。自転車取ってくるから校門で待ってろ。」


さて、これが波乱の1日の始まり(もう始まってる気もするが)だとは知る由もなかった。


いや、このモノローグ全部俺だぞ。変にフラグ立てるような事言っちまったが大丈夫かな?


多少の事件は覚悟しよう。一色といて何も無かった事がないくらいだからな。


ガラララ


結衣「いろはちゃんいいなー」


雪乃「あなたも一役買ったでしょう?」


結衣「そうだけどー…」


雪乃「まぁ意外なのは確かね。小町さんの躾の成果なのかしら。」


結衣「何もないと良いけど…」


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SS好きの名無しさんから
2019-01-06 11:40:59

SS好きの名無しさんから
2018-03-30 17:16:35

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2018-03-27 07:40:25

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2019-01-06 11:40:55

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2018-03-27 07:40:27

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