2018-03-22 11:00:13 更新

概要

白露のイチバン化計画の行く末は…………


前書き

前のSSのデータが、書き足してたらいきなりぶっ飛んだので、心機一転、新しく書き直しました。


〜とある海域〜


白露「いっくぞー!今日はあたしがMVPを獲るんだ!」


時雨「あっ!待って姉さん!そっちは!」


イ級「イー!イー!イー!」


白露「やばそう………でも、あたしは1番にならなきゃ、提督の役に立たなきゃ」


ザーッ………


時雨「姉さん!」


あたしは提督の役に立ちたいという焦りにかられ、仲間から孤立し、多数の深海棲艦に囲まれる。


イ級「ゲヘヘ、できりゃ時雨とかいう黒髪が良かったが、こいつでいいか!」


白露「へー、低級の深海棲艦にも喋れるヤツがいるんだね」


イ級「さて、それだけかなぁ………」


ガシ!


白露「なっ!」


白露「離せ!」


イ級「お前の身体、戴くぜ!」


ニュルニュル


白露「アガッ………あっあっあっ………」


イ級「ほぉれ!耳から侵入!」


白露「………………うっ」


イ級「次は脳!」


白露「あうあー………………」涎ダラー


イ級「脳を弄りまくって俺好みに改造!」


白露「あっあっ………あっ!」


白露「」カクン




白露「………………」ピク


白露「………………」ぱちっ


白露「………………」ニヤニヤ


白露「ふひひ、戴いたぜ、姉さん………………………うぐっ………なんだ………これ」


白露(一番、提督、一番、提督、一番、提督、一番、提督!)


白露「どうなってやがる………俺の意識が………白露に、飲まれ………グワァァァァァァ!」


白露(一番、提督、一番、提督、一番、提督、一番、提督!)




白露「………………」プラーン


白露「………………」ピクッ



白露「………………提督、ダイスキ、提督、一番、アタシ、一番!」ハイライトオフ


周りのイ級A「ヤベェぞ!あいつ、しくじりやがった!」


周りのイ級B「しくじったならあいつごと白露をぶっ殺せ!」


イ級軍団「ガァァァァァァァ!」


白露「ククク………アタシ、深海艦娘。アタシ、一番………深海棲艦、邪魔………艦娘も、邪魔………提督様、正義。提督様、一番!」


バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン





イ級「」


イ級「」


イ級「」


イ級「」




白露「ククク………」ハイライトオフ


時雨「姉さん………どうしたの………これ………」


白露「………………」


時雨「………姉さん?」


白露「なーに?時雨?………あー、これ?お姉ちゃんが全部倒したんだよ」


時雨「姉さんが、全部………」


白露「お姉ちゃんがシンジラレナイ?」


白露「シンジラレナイノ?」



時雨「あ、ああ、僕、信じてるよ!」


白露「ありがとう………」


白露「お姉ちゃんをシンジテクレテ………」耳元で囁き


時雨「⁉︎」


白露「辺りの奴らは全部始末したし、帰投しようか………」


時雨「………………」








白露(白露ノデータ、80%回収………不足、アリ。マダ、アタシ、白露、チガウ………白露、モットアカルイ………データ修正………88%回収。次、白露、饒舌………99%回収………最後、白露………一番ガ、好キ………100%回収完了)


白露「回収完了っと!」


時雨「ん?どうしたんだい。独り言なんか言ってさ」


白露「あ、えっと、気にしないで!」


時雨「………姉さん、怖くなくなったね。さっきは凄く怖かった。蛇に睨まれた蛙の気分を味わったよ」


白露「あははは!ごめんごめん、考え事してたからつい」


時雨「………………そうなんだ」



白露(ククク………艦娘、騙しやすい。ちょっと白露を真似しただけでコロッと騙される。馬鹿みたい。待っていて、提督様、アタシがこいつらから貴方を救い出してあげますからね)





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ーとある鎮守府ー


〜執務室〜


ヒトロクマルマル


白露「帰投したよ!」


提督「お帰り、よく戻った」



白露「提督ー」ギュー 抱き付き


提督「ハハハ!どうした、白露。何時もはこんなことする程甘えん坊じゃないのに」


白露「提督、褒めて褒めてぇ」


提督「夕立みたいなこと言いやがって。お前にはやったことないけど、頭撫でてやるよ」


わしゃわしゃ………


提督「今日はありがとうな。今回の戦い、文句なしのMVPだよ。おめでとう白露!」


白露「………んっ………」ビクンビクン


白露(提督様ぁ………お褒めにあずかり光栄にございます。これからもアタシを他の奴ら以上に使っていただけると嬉しいです。期待してますよ)


白露「気持ち、いい………」ピクピク


提督「白露?」


スッ


白露「あっ」


白露「………終わっちゃった」


提督「白露の様子、なんかおかしいからさ。俺が撫でてた時、震えてたから」


白露「⁉︎」


白露「えっ?あたし、何時も通りだよ!何言ってんの?提督!あたし、何処もおかしくない!見て、あたし、普段と変わらないでしょ?」


提督「あ、ああ………わかったわかった」


白露「えへへ…………よかったぁ」ハイライトオフ


提督「よし、本題に戻すぞ。お前にご褒美をやる。どんなのがいい?」


白露「提督様の子宝」ボソッ


提督「えっ?」


白露「あっ!いやいや!うーんとね、提督の秘書艦に1日なりたいな」


提督「おう、と言っても、来週まで秘書艦の予定ギッチギチだから、再来週まで待ってもらってもいいか?」


白露「うん!」


提督「さて、話すこと話したし、今日はゆっくり身体を休めろよ」


白露「はーい」


白露「じゃ、失礼しました!」敬礼










〜白露型の部屋〜


白露「ククク………この身体、最高!アタシの崇拝する提督様に頭を撫でて貰えた!やったよ!アタシ、今日、提督様の1番になれた!」


白露「………でも」



ギィィィ………



鹿島「今日の演習も大変でした。みんな、中々言うこと聞いてくれないから………どうしたらいいかな。提督さんに相談してみよう」


白露「………………」ハイライトオフ


白露「他の奴らがいる。直ぐにアタシ、1番ジャナクナル………始末シナケレバ………提督様にはあたしだけがいればいいから。提督様とツートップになるのはあたしだ!」



バタン………



白露「………………」


白露「………………」


白露「⁉︎」


ヒラヒラ「」


白露「………………」ガサゴソ


赤いスカーフ「」


白露「提督様があたしにくれたスカーフ。白露が貰ったはいいけど、そのまま机に仕舞い込んで忘れ去った物………白露自身が忘れてたから、あたしも今まで気づかなかったのか!こいつも!この身体も!提督様を愚弄するか!」


白露「ユルサナイ………」


シュルシュル


あたしはスカーフを首に巻く。


白露「あったかい………提督様の温もりを感じるよ」スリスリ


白露「………………」


そしてあたしは自分の姿を大きな鏡の前に映した。


白露「ああ………美しい………美しいよ提督様!あたしという不完全な要素に、提督様という完全無欠が組み合わさって、あたしを完成させてくれる。えへへ、嬉しい、嬉しい」




白露「もう決めた………艦娘、全員殺す。提督様を否定した白露も許さない。この身体、あたしが使って、使って、使い潰してやる」


白露「………………」


白露「でも、あたし単騎じゃ、この鎮守府を支配するにも、他の鎮守府に乗り込むにも、足りない。戦力が足りない」


白露「………………」


白露「ソウダ………あいつを使えばいい………」







〜香取型の部屋〜


コンコン


鹿島「はい?どちら様ですか?」


ギィ…………


白露「やっほーい、白露だよ〜」


鹿島「白露ちゃんですか?提督さんや時雨ちゃんから今日の武勇は聞いてますよ」


白露「鹿島さんにも褒めてもらえるなんて嬉しいな〜」


鹿島「折角来てくれたし、お茶でも飲んで行ってください」


白露「いえいえ、用なんて大それたものはないからいらないよ」


鹿島「…………?」


白露「君、使えそうだから、あたしのコレクションにしてもいいかなぁ………」





白露「………………オェェェ」


ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ


シュルシュル


グツグツ


異形ちゃん「ウギギギギ………」


鹿島「白露………ちゃん………?え?え?」


白露「ククク………いっただきまーす」


鹿島「誰か!助け………」





異形ちゃん「シャアアアア!」


ズルズル


鹿島「ウグゥ………」


ズルズル


鹿島「アガッ………くぅ!やめっ!私に、入って、来る………あぁ!」


鹿島「イ!ひぐぅ!あ………あ………」


鹿島「………………」





鹿島「………………」ハイライトオフ


白露「ククク、さぁて、出来映えはどうかなあ?」


白露「………………」ちょんちょん


鹿島「………………」


白露「………………」ちょんちょん


鹿島「………………あぁ………うぅ………ウギギギギ」


白露「チッ………駄目だ………まだあたしのスキルレベルが足りてない。これじゃ只の木偶人形だ」


白露「取り敢えず保存しとこうかな。異形ちゃん!」


異形ちゃん「シャアアアア!」


鹿島「………………」


シュルシュル


黒いカプセル「」コロンコロン


白露「ククク、現時点で鹿島が駒にならなかったのは計算外だけど、粗方計画通り上手くいってる」


白露「よし、本筋といこうかな」





〜工廠〜


ヒトハチマルマル


明石「ヒヒヒ、提督提督提督提督」


周りには提督写真集がズラーと並んでいた。


妖精「明石、相変わらず狂ってるな」


明石「うるさいですよ!見なきゃやってらんないから見てるんですよ!」


明石「あー、この提督カッコいい。身体も締まってるし………それにムキムキ………あー、舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたい舐めたいです」ハイライトオフ


明石「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」


明石「ウヒャヒャヒャヒャヒャ」


妖精「どうやらこいつはもう駄目みたいだな」


白露「明石さーん、いるー?」


明石「………はーい、いますよー。白露ちゃんですか!何か御用ですか?」


妖精「外面だけは一丁前だな」



白露「………………」


明石「どうかしましたか?黙られてはわかりませんよ」


白露「あたしの前で猫被らなくていいよ」


明石「…………はい?」


白露「あたし、本当の明石さんと話したいな」


明石「………………」ハイライトオフ


明石「えへへ、バレちゃったバレちゃったバレちゃったぁ♡わたし、提督のこと大好きなんです!こうなるまでの背徳感も、堪らなくなる程に」


明石「気持ちを隠して隠して隠して隠して隠して、耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて、愛を高めてきたのです!」


白露「君は時雨や鹿島と違って面白そうだね。いい感じにトんでるもん」


明石「そういう白露ちゃんも、隠してることがありますね〜」


白露「………どうやら君に隠し事は無理だね」


白露「素直に話すよ」


白露「あたし、深海棲艦を取り込んだの」


明石「それは、面白そうな話ですね」


白露「取り込んだ拍子に、元の性格も完全崩壊しちゃって、深海と艦娘が入り混じった別のナニカになっちゃったんだけどね」


明石「ふむふむ」


白露「こうしてできたのが、深海艦娘………白露………提督様を護る為、腐った世界を変革する為にやってきた使者。それがあたし」


白露「証拠もあるよ」


ポイッ


カプセル「」


ズズズズ


鹿島「ギギギギギ………」ハイライトオフ


明石「これが鹿島さん………貴女に嘘偽りはない様ですね。最も私は貴女を100%信じてますけど」


白露「こいつを調整することはできる?あたしの正体を明かしたんだから、できないなんて言わせないけど」




明石「ククク………」




明石「あははは!これだけ面白いモノを見せてもらったのですから、私もそれなりの代価は支払いますよ。この私を見くびってもらっては困ります」



明石「こんな楽しいものを弄らせてもらえるなんて、工作艦冥利に尽きますねぇ」


鹿島「ギギギギギ………」


明石「鹿島さんは私に任せておいてください。貴女は何処かで適当に時間でも潰していていいですよ」


白露「んじゃ、任せるね。あたしは夕飯でも食べてくるよ」


明石「あ、じゃあ私のご飯、後で持って来てください」



白露「はいはい、そっちは任せといて」






〜食堂〜


ヒトキュウマルマル


白露(それにしてもこの身体、腹減るなぁ。イ級の頃はそんなの意に介さない程度だったのに)


白露(この身体は嫌いだけど、動かす為にはエネルギーが必要だから、食事は摂らないとね)


ガヤガヤ


白露(ここには沢山の艦娘がいるな。艦種も沢山いる。上手く取り込めば戦力には困らなそうだ)


トントン


白露「ふぇ!?」


時雨「姉さんも来てたのかい?」


白露「なーに?あたしが来ちゃ悪いってわけ?」


時雨「それは飛躍し過ぎじゃないかい?そんな嫌味、姉さんに言うわけないじゃないか」


白露「まあ、それもそうか」


白露「夕飯、一緒に食べよう?時雨」


時雨「ああ」


白露(こんな間抜けな妹をもつなんて、白露も大変だね。実の姉が、敵になっているにも気付かない。可笑しくって片腹痛い)



白露「いやー、今日も疲れた疲れた」


時雨「姉さん、なんかおじさんみたい」ニヤニヤ


白露「疲れたから、その感情をぶちまけたいんだよ。悪い?」


時雨「いや、寧ろ溜め込まれるより何倍もいいよ」


時雨「困ったら、僕には遠慮なく全部話してくれて構わないからね。姉妹の悩みに応えるのも、姉妹艦としての責務さ」


白露「………………」ハイライトオフ


白露「感動した。感動したよ時雨!お姉ちゃん感動した!」


白露「こんないい妹をもって、お姉ちゃん幸せだよ〜」


時雨「はは!姉さん、今日の出撃から大分変わったね」


白露「⁉︎」ポタポタ


時雨「姉さんってさ、一人でなんでもかんでも溜め込む癖があったから。さっきみたいにこんなに感情を吐露してくれているのは、妹として嬉しい限りだよ」


白露「………ハハ、ハハハ」


時雨「姉さん?顔色悪いよ?大丈夫?」


白露「いやー、ちょっとお腹空きすぎて苦しいんだよね。鳳翔さん、まだかな」


時雨「もう、姉さんったら!心配させないでよ!」



鳳翔「白露ちゃん、特製大盛り炒飯ですよ?時雨ちゃんはシーフードカレーですよね?」


白露「グッドタイミング!鳳翔さん!」


時雨「ありがとうございます。鳳翔さん」




白露「いただきます」


モグモグモグモグ


白露「うんめ、うんめ」


時雨「がっつき過ぎだよ姉さん。もうちょっと節度というものを弁えなよ」


白露「ごめんごめん」


時雨「ところでさ、姉さんが首に巻いてるの、提督から戴いたスカーフだよね」


白露「そうだけど?」


時雨「姉さんそれ暑苦しいからって着けようとしなかったのに、どういう風の吹き回しなんだい?」


白露「急に着けたくなったんだよ。文句ある?」


時雨「まあ、姉さんの気まぐれは今に始まったことじゃないからもうこれ以上は言わないよ」


白露「………………」


時雨「提督のスカーフ、大事にしなよ」


白露「言われなくても」






白露「ごちそうさまでした」


白露(あ、やべ、忘れるとこだった。明石さんに弁当届けないと)



〜工廠〜


フタヒトマルマル


白露「やっほーい、戻ったよん」


鹿島「お帰りなさいませ。深海艦娘様」ペコリ ハイライトオフ


白露「おっ、鹿島完成してんじゃん。流石明石さん、仕事が早い」


白露「かーしま、これから宜しくね」


鹿島「あ、ああ!私如きが深海艦娘様にお声を掛けていただけるなど、恐縮です」


白露「うん………あのさ」


鹿島「はい、何でしょう。御命令とあらば何でもお引き受け致しますが!」


白露「もうちょっと鹿島らしくできないの?ここまでオーバーだと周りに怪しまれるからさ」


鹿島「そうですか!わかりました!」


鹿島「………白露ちゃん、これからお供させていただきますね♪」








このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2018-03-21 23:50:07

このSSへの応援

1件応援されています


SS好きの名無しさんから
2018-03-22 18:50:17

このSSへのコメント


このSSへのオススメ

2件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2018-03-21 00:33:10 ID: yjFCbKAD

白露…((((;゜Д゜)))

2: SS好きの名無しさん 2018-04-19 18:30:27 ID: q-jNSp0N

展開楽しみ


オススメ度を★で指定してください