2018-05-21 01:50:07 更新


提督「なんだよ」


山城「別に」


提督「言え」


山城「いいでしょ別に」


提督「言え、命令だ」


山城「いちいちうるさいわね、だからため息もつきたくなるのよ」


提督「んだと?」


山城「もう夕餉の時間もとっくに過ぎているののに書類を終わらせない"誰か"のせいで姉様のところへ行けないんだもの。はぁ、不幸だわ…」


提督「(このCPLが)」


山城「それに、そちらこそため息をついていたようだけど?」


提督「俺はこっち(書類)だよ、見てわかんねぇのか?つーか秘書艦なんだから手伝えよ」


山城「それはあなたが今週ずっとサボっていたからでしょ?それにわたしに割り振られた分はとっくに終わらせてますし」


提督「チッ」


山城「聞こえてますよ」


提督「聞こえるようにやってんだよ」カキカキ


山城「はぁ…」


ーーーーー


吹雪「…」


青葉「なーに覗いてるんですかぁ?吹雪さん」


吹雪「ひゃっ〜〜〜ッ」モゴモゴ


青葉「はい大声出さないでくださいねー、司令官たちに気づかれちゃいます……もう大丈夫ですか?」


吹雪「」コクコク


青葉「わかりました、では手を離しますね」


吹雪「ぷはっ…はぁ…びっくり…はぁしま、した…」


青葉「あらら、すいません」テヘペロ✩


吹雪「…」イラッ


青葉「ところで吹雪さんはなんで執務室覗いてたんですか?」


吹雪「それは…」チラッ


青葉「?」シツムシツノゾキコミ


青葉「あーなるほどなるほど、そういえば吹雪さんはついこの前建造されたばかりなんですよね」


吹雪「はい、司令官もほかの皆さんも優しかったのですぐとけこめてるんですけど……」


吹雪「廊下を歩いていたら執務室から声が聞こえて」


青葉「それであの状況を見て不安になっていたと」


吹雪「…」コクン


吹雪「でも、あのお二人はケッコンされているんですよね?」


青葉「そうですね、今や山城さんはほかの娘達は全くかなわない練度です」


吹雪「それなのにあの空気…それに青葉さんの反応を見る限り今日だけという訳では無いんですよね?」


青葉「鋭いですねぇ、まぁその通りです。というかこれが日常茶飯事と言いますか」


吹雪「にちじょ…大丈夫なんですか?それ」


吹雪「というかこの鎮守府殆どは練度限界の人ですよね、それに司令官は慕われていますし……ほかの人とケッコンカッコカリしないんでしょうか?」


青葉「ふむむむ、確かにそれは私含め皆さん期待してはいますが…ここで誰よりも司令官を愛してるのは間違いなく山城さんですし、司令官は山城さん一本ですしね」


吹雪「えっ!?「しーっ」あ、すいません…でも、なんでそう言えるんですか?」


青葉「うーん……あ、確か吹雪さん来週は訓練無しでしたよね?」


吹雪「え、はい(なんで知ってるんだろう…)」


青葉「それじゃあ来週、いえ今から司令官と山城さんの密着取材しましょう」


吹雪「え」


ーーーーー


提督「……」


山城「……」カチャカチャ


青葉「どうやら今は山城さんがお茶をいれているようですね」


吹雪「それにしても」


青葉「ザ・無言ですねー」


提督「……ぁ」ピタ


山城「…上着の胸ポケット」


提督「ん」


山城「……」


提督「……」カキカキ


吹雪「…………………えっえ、……え?」


青葉「いやーさすがの芸当ですねぇ、ほんとに羨ましいです」


吹雪「あ、あのっな、何が起こったんですか?」


青葉「あれはうちの鎮守府夫婦恒例の99%テレパシーですね」


吹雪「なんですかそれ!?」


青葉「まぁ簡単に言えば愛のあるふたりに言葉はいらないってことですよ」


吹雪「なんですかそれ(困惑)」


青葉「あ、そろそろ次の行動に出そうですよ」


山城「はい」コト


提督「……」ピタ ズズズ


提督「…うまい」


山城「そう」


提督「……ありがとな」


山城「…どうかしたんですか?いつもはお礼なんて言わないのに」


提督「なに、急に言いたくなってな。気にするな」


山城「そう……」


提督「さて、そろそろ再開するかn」


提督「おい、なぜ書類の半分を取る」


山城「あなたが言ったんじゃない、秘書官なら手伝えって」


提督「べつにその場の流れで言っただけだ。それにもうすぐ終わる」


山城「あら、それなら半分にすれば私もあなたもすぐ終わらせられるじゃないですか」


提督「確かにそうだが…だいたいお前もどうした?いつもは手伝ったりしないじゃないか」


山城「急に手伝いたくなったんですよ、気にしないでください」


提督「む…そういうものか?」


山城「そういうものです」


青葉「お互いいつもしないことしてるから恥ずかしがってるみたいですね」


吹雪「本当だ、耳が赤い」


川内「それでも目は離さないあたりさすがあの二人だよねー」ヒョイ


吹雪「うわっびっくりした!」


青葉「そうですね、やっぱり私たちにはあの間に入るのは無理そうです」


吹雪「しかも会話続けるんだ!?」


青葉「いつものことですから」


川内「忍者だからね」ドヤァ


吹雪「格好だけですよね!?」


川内「というかそんなに大声出してたらバレちゃうよ?」


吹雪「あっ……って誰のせいだと思ってるんですか!」ヒソヒソ


提督「……」カキカキ


山城「……」カキカキ


青葉「案外バレてないみたいですね」


吹雪「よかったです……」グッタリ


川内「そうこうしてるうちに終わったみたいだね」


青葉「……ん?あ!もう消灯時間ですよ!?」


吹雪「えぇ!?ど、どうしましょう!?」


青葉「とりあえず……逃げましょう!」(((((((((((っ・ω・)っ ブーン


吹雪「速っ!?っていうかなんですかその逃げ方!」


吹雪「とりあえず、川内さんも…っていない!」


提督「…さて、淹れてもらった茶も飲んだことだ。時間も丁度だし、扶桑のところへ行ってこい」


山城「ええ、そうさせてもらいます。では提督、本日も大変お疲れ様でした」ガチャ バタン


提督「」


吹雪「(あ、危なかったーーー!?ほんとにバレなくてよかった!)」←咄嗟にドアの影に隠れた


吹雪「(今のうちに戻ろう)」スタスタ


提督「……本当に今日は、というよりさっきの山城はどうしたんだか、俺もついつられて恥ずいこと言っちまった」


提督「…まぁ、数日はこんな日が続くんだろうな」


提督「さて、俺も寝よう。提督たるもの皆より早く起きなければ威厳は保たれんからな………山城から元から無いって言われた気がする」


ーーー

ーーーーー

ーーーーーーーーーー

〜朝にナール〜

ーーーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー


マルヨンサンマル

提督「眠い」


提督「提督になってしばらく経つが、この時間に起きるのは慣れねぇな………入れ」


山城「言われなくても入りますよ、というかいつも思いますけどノックもしてないのになんで私ってわかるんですか?」


提督「…この時間に来るのはお前くらいだろう」


山城「……そうですか」


青葉「みなさんおはようございます、青葉です!今日も司令官たちは早いですね〜」


吹雪「……それ、誰に…言ってるんですか…?」ウトウト


青葉「別に誰かに言ってるわけじゃないです、でもやりたい、記者だから!」


吹雪「それ…関係ないですよね…?」ウトウト


青葉「細かいことはいいんです。というかすすごく眠そうですね」


吹雪「まさかこんなに司令官の朝が早いなんて思ってなくて……」メコスリコスリ


青葉「司令官ですからすることも多いんでしょう」


青葉「(というより司令官、誤魔化すの本当に下手ですね〜)」


提督「……」カキカキ


山城「……」カキカキ


吹雪「二人とも全く喋りませんね」


提督「……」カキカ‥


吹雪「あれ、提督の手が止まりましたよ?あ、立ち上がりましたね」


提督「……」スタスタ


青葉「クローゼットの前に行ったっていうことは…あー、着替えるんですね」


吹雪「えぇっ!?き、きがっ…///」


青葉「初々しいですね〜、吹雪さんは一度目隠ししててください」カメラガチャ


吹雪「は、はい……って撮る気満々じゃないですか!///」チラッチラッ


青葉「そういう吹雪さんも興味津々じゃないですかー」ニヤニヤ


吹雪「うぅっ……///」


吹雪「……あれ?というか山城さんもまだ中にいますよね?」


青葉「さすが夫婦ですね」


吹雪「えっ」


青葉「え?」


吹雪「え?……夫婦って着替えの時も一緒にいるものなんですか?」


青葉「そうじゃないんですか?」


吹雪「そう…なおかなぁ……?」


青葉「あ、着替え終わったみたいですね」


吹雪「そうみたいですね、っていうか司令官まだ寝巻きのまま仕事してたんですね…」


青葉「ああ見えて面倒臭がりな方ですからね、それより吹雪さん、一度戻りましょうか。そろそろ総員起こしの時間です」


ーーー

ーーーーー

朝礼終わって朝ごはん

ーーーーー

ーーー


吹雪「ところで青葉さん」


青葉「はい?どうしました吹雪さん」


吹雪「なんで私たちは今、間宮さんのご飯じゃなくて購買のおにぎりを食べながら執務室を覗いてるんでしょうか」


青葉「そんなにカッカしないでください、すぐわかりますよ」


吹雪「ああ、間宮さんのご飯…」


提督「……」カキカキ


山城「……」カキカキ


山城「そろそろ」


提督「ん」


吹雪「…えっ会話終わっちゃいましたよ?というか今の会話だったんですか…?」


青葉「まあまあ見ててください」


山城「……」スタスタカチャカチャ


吹雪「山城さんがご飯を持ってきてますね」


青葉「はい、お二人は朝食はいつも山城さんが作って執務室で食べてるんです」


吹雪「へー、The・夫婦ってかんじですね、それに美味しそう……うぅ」グー


青葉「実際美味しらしいですよ、山城さんが提督に作ったご飯は。前に赤城さんが提督からかっさらって食べたら、あまりの美味しさに全部食べてしまったらしいです」


吹雪「赤城さん……」


青葉「ちなみにその後山城さんにそれはもうボッコボコにされたんですけどね」


吹雪「え、赤城さんってこの鎮守府でも古参ですごく強くなかったですっけ?」


青葉「ええ、ですから手は出さない方がいいですよ」


吹雪「いや、しませんって」


提督「美味いな、本当に」


山城「いつもいつも同じ言葉ですね、それに言われなくてもわかってますよ」


提督「俺にそこまで語彙力がないのを知ってんだろ?それに、言われて嫌じゃねぇだろ?」


山城「そう、ですね確かに嫌じゃありません」


提督「だろ?っと、ごちそうさまでした」


山城「はい、お粗末さまでした」


吹雪「……」


吹雪「…夫婦だ」


青葉「夫婦ですねー、でも吹雪さん、実はまだまだいいネt、もとい二人の掛け合いがあるんです。見てみたいですか?」


吹雪「はい、それはもう!」


青葉「よし、ではまだまだ二人の密着取材を続け 吹雪「でも青葉さんこれから遠征ですよね?」 あ…」


青葉「そうでした!?早く準備しないと!では吹雪さん、また後日続きをしましょう!」





後書き

皆さんお久しぶりです
どうしよう、なんか最初に書きたかったのとだいぶ変わってる…
まぁいっか、そん時の気分で書いてるし
ともあれ今回はどうだったでしょうか、結構長めに書きました。でもそのせいで変になっちゃった感
それでもすこしは面白かったよって思ってくれるなら幸いです

それでは今回もここまでありがとうございました


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SS好きの名無しさんから
2018-10-10 21:21:35

2018-05-07 21:28:23

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2018-05-07 19:58:34

SS好きの名無しさんから
2018-04-09 10:08:50

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2018-10-10 21:21:37

芝犬さんから
2018-05-07 19:58:37

SS好きの名無しさんから
2018-04-25 19:50:23

このSSへのコメント

3件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-04-25 23:42:21 ID: Y9FIL-vX

とんでもねぇ、待ってたんだ…

2: 芝犬 2018-05-07 19:59:03 ID: GgCsB-at

期待('ω')....✌('ω')スッ

3: SS好きの名無しさん 2018-05-21 18:57:14 ID: 59BpT5rM

続きを待っている


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