2018-07-13 16:12:34 更新

概要

この作品は九十七式様から受け継いだ作品です
基本的亀投稿なので更新速度は遅めです ご了承ください


前書き

提督


女性と話すことが苦手な男提督
女性と話すのは苦手だが戦績より命を大事にする優しい方




初期秘書艦
真面目で少しおっちょこちょいな艦娘
提督が女性と接するのが苦手なのを克服させようとしている




クールで常に冷静、表情をあまり変えない艦娘
電の姉であり、妹思いのある優しい子
仲間を生かすためなら自分をも犠牲にしようとする少し仲間思いの度が過ぎる一面あり


祥鳳

お姉さん的存在で大人びた艦娘…だが、お酒を飲むとお姉さんから子供に戻る(愚痴などを吐くだけ)
自分で小柄と言うが他の軽空母(龍○や瑞○)と比べたら小柄ではないような気が…(格納庫の話では…?)


女性とは無縁の環境に暮らしていた提督は海軍に入隊すれば女性と関わる機会も減るはず!


という安易な考えから海軍に入隊するもたまたま受けた提督適性試験に合格し 提督になった


上から指示された鎮守府に向かい執務室の扉を開いた



電 「電です!どうか よろしくお願いいたします!」



段ボールが山積みの執務室には茶色い髪の少女が立っていた



提督 「(はぁ…女性と話すのが苦手だったから女性とはあまり関わらないような海軍に入隊したのに…)」


提督 「(なんで私の目の前には小さな女の子がいるんだ!?)」


女性と話すことに慣れていなかった提督は少女を目の前にして頭の中を空っぽにしてしまったがなんとか不愛想な挨拶を返す


提督「あぁ よろしく」


電 「(はわわわ!ここの司令官さんは怖そうなのです…!)」


提督 「とりあえず建造して仲間を集めよう」



女性と話すのが苦手な提督だが最低限度の会話くらいはできる


そう”最低限度”の会話なら



提督 「ということで工廠に行ってくる」


電 「電もご一緒するのです!」


提督 「いや…荷物がまだ届くかもしれないから執務室にいてくれ」


電 「わかったのです!」


提督「じゃあ行ってくる」


電 「いってらっしゃいなのです!」



工廠までの廊下で電と何を話せばいいのかわからず 会話に詰まることを恐れた提督は電を執務室に残し工廠へと向かった













工房



工廠に入って初めて目に飛び込んできたのは桃色の髪をした電よりも大きな女性だった



その女性はこちらに気づき、新しく配属された提督に挨拶をした



明石 「初めまして提督!私は明石ですよろしくお願いしますね!」


提督 「あ…ああ、よろしく」


明石 「ここでは開発や建造そして装備の改修ができます!」


明石 「開発では装備 建造では艦娘を作ることができます!」



桃色ヘアーの明石は楽しそうに工廠の説明をするが提督は電のような少女とは違う大人の女性に緊張して話を聞くどころではなかった…



明石 「装備の改修は…って提督聞いてます?」



工廠の入り口で微動だにしない提督を不審に思い提督を呼んだ。



提督 「えっ…あぁ……」


明石 「聞いてなかったんですか?仕方ないですね もう一度話しますね」


提督 「あっ、いや…大丈夫だ ちゃんと聞いていた」


明石 「そうですか!で、今回は何が目的で来たんですか?開発ですか?建造ですか?」


提督 「あぁ…実は鎮守府正面海域を攻略するために建造をしようと思って…」


明石 「そうですか!なら資材を投入してください!」


明石 「ちなみに建造される艦娘は建造されるまで誰だかわかりませんが投入する資材によって出やすい艦娘は変わります!」


明石 「何か建造したい艦種はありますか?」


提督 「あ…うん な、なら水雷戦隊を組みたいから軽巡洋艦か駆逐艦を建造したいかな…」


明石「なら燃料、鋼材を少し投入してください 最初は適当でいいですよー」


提督「こ...こうか?」カチャカチャ



250/130/200/30



明石「そんな感じです!あとは建造ボタンを押してください!」


ポチっ



00:20:00



明石「建造されたら執務室に行くように伝えますね♪」


提督「あぁ…ありがとう……」


提督に向けて手を振っている明石を後に提督は電がいる執務室に戻った













提督室



電 「司令官さん!おかえりなさいなのです!」


提督「ただいま」


電 「司令官さん 司令官さんは電の事が嫌いなのですか?」


提督「…えっ?」


電 「司令官さんは電と話すとき、違うところを見ているのです…だからもしかしたらと思ったのですが……」



提督 「(初対面に近いのに嫌ってるとか思われてたのか…何とかして誤解を解きたいな…)」


電 「わたし、なにかし…」


提督 「すまない…」


電 「えっ?」



電の誤解を解くために提督は電の話を遮った



提督 「実は、生まれてから女性とあまり接したことが無くてな…必要最低限の会話しかできないんだ…」


提督 「女性との話し方がわからなくてあんな態度をとってしまった…すまない」


電 「…よ、よかったのです!」


提督 「…っえ よかった?」


電 「はいなのです!」


電 「電は、司令官さんが電の事を嫌いだと思っていたのです」


電 「嫌いじゃない事が分かっただけでも電はうれしいのです!」


提督 「こんな私でいいのか?」


電 「提督が女性が苦手なのはわかったのです」


電 「それに司令官さんも女性と会話すれば克服できると思うのです!」


電 「頑張って一緒に克服しましょうなのです!」



「女性が苦手だ」ということを告白した提督に「一緒に克服しよう」と提案した電


場の空気が良くなりつつあるところでプルルルルと電話が鳴った



プルルルル…プルルルル…プルルルル


ガチャ


提督 「はい、こちら執務室」


明石「提督!明石です 建造が終了したので建造された艦娘を執務室に行くように言っておきました!」


提督 「あぁ…ありがとう」


ガチャ


電 「誰からなのです?」


提督 「明石からだ どうやら建造が終了したらしい」


電 「誰が建造されたのです?」


提督 「あっ…聞き忘れた」


電 「司令官さんはおっちょこちょいなのです」フフフ


提督「その通りだな」アハハハハ



告白をしてから電との接し方が少しわかったような気がする提督の耳にコンコンと乾いた音がする



コンコンッ


シツレイスル



提督「お、噂をすれば来たみたいだな…」



執務室のドアが開き、白銀の髪を持ち 電と同じくらいの背丈だが、


電よりもクールな少女が現れた



響 「司令官響だよ よろしく」


提督 「あ…あぁ よろしく」


電 「響ちゃん!よろしくなのです!」


響 「電…会えてうれしいよ」


提督 「知り合いなのか?」ヒソヒソ



電の様子から響は電の知り合いだと感じた提督は電に小さい声でたずねてみた



電 「はいなのです!電と同じ暁型なのです!」ヒソヒソ


提督 「そうだったのか…」ヒソヒソ


響 「…? なんだい?」


提督 「いや…電に響との関係を聞いてただけさ」


響 「ふーん」



響は何かを察し追及するのをやめて話題を変えた



響 「ところで司令官 出撃命令は?」


提督 「あぁ すまない…忘れてた」


提督 「電旗艦で電と響の二隻編成で行こう」


提督 「場所は鎮守府正面海域だ」


電&響 「了解(なのです)」













鎮守府正面海域



響 「そういえば司令官はなぜ電としか会話しなかったんだい?」


電 「司令官さんは女性が苦手らしいのです でもやっと電とは少し話せるようになったのです!」


電 「だから悪い人だと勘違いしてあげないないでほしいのです...」


響 「そうだったのか それは気づかなかった」


響 「でも、何故司令官は女性と話すのが苦手なんだろうか?」


電 「女性とあまり接したことが無かったかららしいのです」


響 「本当にそれだけの理由なのかな」


電 「どういうことなのです?」


響 「つまり、司令官が女性と話すのが苦手なのは他にも理由があるのでは?ということさ」


電 「そうなのですか?」


響 「わからない…でも、もしかしたら」



響が何かを言おうとしたとき


ドンッ!


という乾いた音が響いた!



響 「ッ!?」



なんとか直前で回避できたが至近弾で響は小破してしまう…



響 「電!これは軽巡や駆逐艦の砲撃じゃない!」



この威力はこの近辺ではありえないものだった…



電 「あっ…あれは、ル級なのです!」


響 「なんで鎮守府海域に戦艦がいるんだい!」


ル級 「…」ニタァ



怯えている電たちを見て笑ったのか 不敵な笑みを浮かべていた



電 「敵の編成は戦艦1隻、重巡2、軽巡1隻、駆逐艦2隻なのです!」


響 「電 とりあえず司令官に報告 そして司令官の指示に従おう」


電 「わかったのです!」



電は無線機を手に持ち、提督がいる鎮守府に連絡を取った













執務室



提督 「(あいつらは無事だろうか…?)」



提督が電たちの帰還を待っていると執務室にある無線機から声が聞こえてきた。


提督は無線機をとり耳に当てた



提督「こちら鎮守府 なにかあったか?」


電 『大変なのです!鎮守府正面海域にル級がいるのです!』


提督 「まて…無線機の調子が悪いみたいだ 何級だ…?」


電 『ル級なのです!』



提督は耳を疑った こんな鎮守府に近い海域にル級がいるなんてありえない


きっと自分の耳がおかしいんだ…



提督 「もう一度頼む…何級だ?」


電 『ル級なのです!』


提督「…」



自分の耳がおかしくないことは分かったがこんな鎮守府に近い海域にル級がいるという状態は何も変わらない…



提督 「(どうするべきか…)」



提督はこの状況を打開する方法を考えたが駆逐艦二隻では敵艦隊を撃破するどころか、損害を与えることすらできないだろう


提督の頭の中には必然的に「撤退」の二文字が浮かんだ



提督 「撤退だ!全速力で撤退しろ!」


電 『で、でも…この海域で撤退したら鎮守府が襲撃されてしまうかもしれないのです!』


提督 「何もない鎮守府だ…襲撃されても問題ない」


提督 「だから撤退しろ...提督命令だ」


提督 「君たちの命を最優先する」



電 『…わかったのです 響ちゃん撤退しましょう』


プツッ



無線が切れた













鎮守府正面海域



電 「…わかったのです 響ちゃん撤退しましょう」



電は無線機を切りながら響に言った



響 「どうやら二人で撤退は不可能みたいだな」


響 「ここで二人が撤退したら敵艦隊が鎮守府に到達してしまう 時間を稼ぐから司令官と明石さんと一緒に鎮守府から避難して欲しい」


響「だからはや…」


ペチンッ


響 「痛い...何をするんだい?」



電に頬をビンタされたことに驚きながらも、いつもの態度で電に理由を問う



電 「だめなのです!」


電 「提督命令なのです!それに…響ちゃんが沈んだら…!」


電 「電は悲しいのです!それに司令官さんも絶対悲しむのです!」


電 「だから…一緒に撤退するのです!」













執務室



電からの無線が切れたことを確認した提督は電たちが最後に無線をした場所から鎮守府までの距離を測り 到着予想時刻を計算した



提督 「鎮守府到着まで約8時間か...」(鎮守府まで約560kmと考えています)


提督 「近隣の鎮守府に連絡をして迎撃してもらいたいが…」



提督 「最寄りの鎮守府の提督は女性らしい…」



提督は女性が苦手だが、仲間を守るために女提督が所属する鎮守府に電話を掛ける



提督 「○○鎮守府の提督中佐です 女提督中将殿はいらっしゃいますか?」


? 『中将はただいま席を外してます ご用件ならば私が伝えておきます』



提督 「そうでしたか…実は鎮守府正面海域に戦艦ル級を含む敵艦隊が現れたと哨戒任務にあたっていた艦娘から連絡があり 撤退をさせているのですが…」


提督 「撤退の援護と敵艦隊の撃退をしていただきたいので最寄りの鎮守府に連絡をした次第です」


提督 「と女提督さんが戻りましたらお伝えください…」


? 『わかりました 提督が戻ったら伝えます」


提督 「有難う御座います」



ガチャ


提督は電話を切った瞬間崩れ落ちた…女提督が鎮守府に戻らなかった場合、この鎮守府や周辺にある町は火の海になるかもしれないのだ…


今の提督にできるのは、近隣住民に避難勧告をすることと、女提督が鎮守府に戻り 電たちの援護をしてくれることを神に祈ることだけだった…













敵艦隊到着まであと七時間半…



近隣住民に避難勧告をした提督は明石にも逃げるように電話しようとした時、資材が残っていたことを思い出し


提督は資材リストを確認した


〈燃料〉〈弾薬〉〈鋼材〉〈ボーキ〉

〈1550〉〈1670〉〈1600〉〈1770〉


これだけあれば空母か戦艦が建造できるのではと思い、受話器に触れていた手を引っ込め 工廠へ急いだ













工房



工廠の扉を勢いよく開けると明石が驚いた顔をしていたが提督が理由を話すとにこやかな顔で建造の準備をしてくれた



明石 「敵艦隊の情報はル級がいること以外はわかってないのですか?」


提督 「ああ…聞こうとしたが無線が切れてしまって」


明石 「なら空母を建造しましょう」


明石 「敵に空母がいた場合を考えると空母を建造するべきです」


提督 「ああ…これでいいか?」



350/30/400/350



明石 「はい!大丈夫です」



提督は建造ボタンを押し、表示された時間を見た。


02:40:00



提督 「建造が終了したら、資源を全部艦載機開発にまわしてくれ」


明石 「了解です!」


提督 「開発が終了したら呼んでくれ…」


提督 「私はそれまでにやるべきことを終わらせておく…」













敵艦隊到着まであと五時間半…



祥鳳 「軽空母祥鳳です ちょっと小柄ですけど、ぜひ提督の機動部隊に加えてくださいね!」


祥鳳 「あら 提督はいらっしゃらないのですか?」


明石 「実はかくかくしかじかで...」


祥鳳 「なるほど…では私は艦載機の開発をしますね!」


明石 「はい!お願いします」













敵艦隊到着まであと四時間二十分…



祥鳳 「軽空母祥鳳です ちょっと小柄ですけど、ぜひ提督の機動部隊に加えてくださいね!」


提督 「ああ...よろしく頼む」



提督 「実は先ほど、女提督中将の鎮守府から「迎撃艦隊を出した」という連絡がきた」


提督 「早速で悪いが君には電たちが撤退できるように敵艦隊の足止めを頼みたい」



提督 「女提督中将の艦隊が来るまで艦載機で足止めしてくれ…頼めるか?」



祥鳳「私だって航空母艦です やります!」



提督「ありがとう…電たちのために頼む」













敵艦隊到着まであと四時間…



祥鳳 「艦隊、出撃しますね!」



祥鳳は流星を18機、天山を9機、零銭52型を3機積み 電たちの援護に向かった













敵艦隊到着まであと一時間半…



祥鳳は鎮守府から100㎞地点で電たちと敵艦隊を発見し、第一次攻撃隊を発艦した



祥鳳 「敵艦隊発見!攻撃隊 発艦始めてください!」



祥鳳から繰り出された第一次攻撃隊(流星10機、天山3機、零戦52型2機)は敵駆逐艦一隻、重巡一隻を撃沈するも敵の対空砲や機銃で流星を4機、天山を3機失う。


熟練パイロットならともかく、少しの訓練しか積んでいない新兵の集まりだったため、損害が大きかった...



祥鳳 「第2次攻撃隊 編成できる?じゃあ、随時発進してください!」



祥鳳は第一次攻撃隊が着艦する前に第二次攻撃隊(流星8機、天山6機、零戦52型1機)を随時発艦させた


第二次攻撃隊は流星2機、天山3機が撃墜されるが敵駆逐艦一隻を撃沈、重巡一隻を中破、戦艦を小破にした


着艦作業に手間取っているとドンッという砲撃音がした…



祥鳳「ッ!?」バァンッ!!中破



ル級の砲撃が当たり やっと祥鳳は自分がル級の射程圏内に入っている事に気づいたのであった


祥鳳はル級の砲撃が当たり中破してしまい、艦載機の発着艦が困難になってしまった



祥鳳「駄目…かな皆…ごめんね…」



と思わず口に出したその時、ドン ドドンという音が祥鳳の耳に入る…


その砲撃は自分に向けられたものだと思った祥鳳はそっと目を閉じた……


















しかし一向に自分に砲弾が当たらないことに疑問を感じた祥鳳は目を開き、ル級たちがいた方向を見た


そこには変わり果てた姿のル級とその随伴艦が沈みかけていた…



祥鳳「…一体、何があったの…?」













四時間前… 女提督鎮守府



女提督 「たっだいまー!大淀ちゃーん」



大淀 「提督 実は先ほど...」



大淀説明中…



女提督 「ふーん、そんなことがあったの…」


大淀 「鎮守府正面海域にル級が出ること自体がありえない話ですが…」


大淀 「話を聞いていて嘘をついているような気はしませんでした」


女提督 「なら急いで支援艦隊を編成しましょう!」


大淀 「はい!」



女提督と大淀は早速艦隊の編成に取り掛かった



編集結果



旗艦 伊勢改 (主、主、電、瑞雲)


日向改 (瑞雲、瑞雲、瑞雲、瑞雲)


三隈改 (主、主、電、瑞雲)


Z3 zwei (主、主、電)


最上 (主、主、電)


Z1 (主、主、魚雷)



女提督は伊勢、日向、三隈、マックスを敵艦隊迎撃に向かわせ 最上、Z1を電たちの護衛に向かわせるよう指示した













鎮守府正面海域から撤退



敵艦隊を迎撃した伊勢達は補給のため女提督のもとに戻った



提督 「無事でよかった...」


提督 「全員入渠してこい」


電&響&祥鳳 「「了解(なのです)!」」


タッタッタッ…



提督 「ところで君たちは…?」


最上 「ボクが最上さ」


Z1 「僕の名前はレーベレヒト・マース レーベでいいよ」


提督 「(艦娘には男もいたのか知らなかった…でも男なら艦娘とは言わない気が…)」


提督 「君たちも艦娘なのか?」


最上「うん そうだよ」


提督 「(そうなのか…まてよ男なら艦息じゃないか!)」



提督 「(そうなると最上たちは男…やったぜ!)」


提督 「君たちは艦息なんだな?」


最上「だから、そうだって!」


提督 「(男の子が来てくれてよかった…これで少し楽になる)」



最上とレーベを艦息と勘違いした事により、提督の緊張感は無くなった



提督 「そうか!それはよかった!」


提督 「以後よろしくな」


z1&最上 「はい!よろしくお願いします」


提督 「そうだ!君たちも疲れただろ?」


提督 「一緒に風呂に入りに行かないか?」


z1&最上 「えっ…?」



固まってしまった最上とレーベを尻目に提督は大事なことを思い出した



提督 「(そうだ 女提督のところに連絡をしなければ…)」



忘れていた人も多いだろうがここの提督は女性と会話するのが苦手である



提督 「○○鎮守府の提督です」


女提督 『あっどーも、女提督でーす♪』


提督「」


女提督 『あっれー?どーしたのかなぁ?』


提督「」



堅苦しい会話なら提督でも、できただろう


しかし女提督は堅苦しい会話を嫌っていた…今の提督には女提督と意思疎通が不可能である



提督 「あっ……どうも…」


提督 「さ、先ほどは……ありがとうございました…」


女提督 「私との個人的な会話だから堅くならなくてもてもダイジョーブだよー」


提督 「ですが…」



なんとか堅苦しい会話に持ち込もうとする提督と堅苦しい会話にならないようにしようとしている女提督の攻防戦


勝敗は、火を見るよりも明らかだった…提督は女提督に負け、女提督のペースに引きずり込まれたのであった……



女提督 『あっそうそう!さっき護衛に送ったレーベちゃんと最上ちゃん』


女提督 『当分そっちに置いてあげてくれないかな?』


提督 「えっ?」


女提督 『うん、彼女たちを置いてあげて♪』


提督 「…か、彼女……?」


女提督 『ええ、彼女たち』


提督 「男なのでは…?」


女提督 『艦娘は全員女の子よ』


提督 「」



最上達を女の子だという事実を知り、風呂に誘ったことを後悔した



女提督 『で、彼女たちを置いてあげてくれない?♪』


提督 「なっ…何故ですか…?」


女提督 『鎮守府防衛のためよ』


女提督 『駆逐艦二隻と軽空母一隻、これでは戦艦クラスが攻めてきたとき鎮守府防衛は不可能よ』


提督 「確かにそうですが…」


女提督 『なら決まりね!じゃあまたね~♪』



ガチャ


電話を終え、初対面の女性を風呂に誘ってしまった事に対し どう責任をとればいいのかを必死に考えていると、先ほどまで固まっていたレーベが口を開く



レーベ 「良いね」ニコ


提督 「えっ?」



良いねとはなんだ…?


どう責任をとるべきか考えていた提督には言葉の意味が分からなかった…



レーベ 「僕は大丈夫だよ!」


提督 「」


提督 「(落ち着いて考えよう...相手はまだ子供だ)」


提督 「(多分、「父親が子供に風呂を誘うような感覚」で言ったと思われてるのだろう…)」


提督 「(とりあえず本当のことを言おう…)」



提督 「実は…」


レーベ 「さあ、はやく行こう!」


提督 「えっ…あっ……はい…」


提督 「(まあ入渠施設にいるのは駆逐艦だけだし…端の方でじっとしていれば大丈夫だろう)



提督は忘れていた…祥鳳の存在を……



レーベ 「~♪」


提督 「」


何を話していいのかわからず、無言で入渠施設までやってきた提督は男湯の方向を確認し レーベに一言いう事を決心した



提督 「じゃあ俺は右側だから…またあとで…」


レーベ 「えっ…一緒じゃないの?」


提督 「さすがに…ね?」


レーベ 「なら、僕もそっちに行くよ」


提督 「」



脱衣所に入った提督は極力相手を見ないようにするためにコンタクトレンズをとり、見せないようにするためにタオルを巻き 脱衣所から浴場への扉を開けた



提督 「(何も見えん…)」



提督の視力はコンタクトレンズをとるとわずか0.01しかない…


そのためレーベに手を引いてもらい、なんとかかけ湯をした…


かけ湯を終え、湯船に入ろうとすると聞き覚えのある声が聞こえたような気がした…



祥鳳 「えっ...提督?」


提督 「えっ……な、なんでいるんだ…」


祥鳳「ここは女湯ですが…」


提督「…すみませんでした」



祥鳳や電たちを見て、自分が入ったのは女湯である


と思った提督はレーベのことなど忘れ 一目散に脱衣所に向かい20秒で着替え 脱衣所の外に出る



提督 「あれ…?」



脱衣所には男湯の暖簾がかかっていた



提督 「(きっと祥鳳たちが間違えたのだろう)」



そう思った提督は逃げるように執務室に向かう


後にわかることだが、この鎮守府の風呂は男女共用であり 脱衣所のみ別である













一日後…



電 「遠征終わったのです!」


響 「司令官 資源はどこに置けばいい?」


提督 「遠征お疲れ様 資源は倉庫に頼む」


電&響 「「了解(なのです)!」」


提督 「これで建造ができるな…」



最初に貰っていた資源は祥鳳と艦載機に消えて行ってしまったため 電と響、レーベを遠征に出してなんとか建造できるほどの資源をためることに成功した



提督 「明石のところに行くか…」













工房



提督 「失礼する」


明石 「あ、提督!」


明石 「建造ですか?それとも開発ですか?」


ル級のおかげで資源がほとんどなくなってしまい 明石は丸一日何もできずに、ただ暇を持て余していた


そこに提督がやってきたため、明石は嬉しそうに提督に尋ねる



提督 「あ、ああ…駆逐艦を建造したい...」


明石 「この前のレシピでいいですよね?」


提督 「頼む…」


明石「了解です♪」













執務室



補給を終えた電を秘書艦にし いつものように書類仕事をしていると明石から電話がかかってきた



提督 「建造が終わったのか?」


明石 「はい!終わったのでそちらに行くよう伝えました!」


提督 「わかった」


ガチャ


電 「誰からなのです?」


提督 「明石からだ 補給している間に建造したのだが…」


提督 「また艦名を聞き忘れてしまった…」



コンコン


シツレイシマース


提督 「お…噂をしていたら」


提督 「入っていいぞ」



ガチャッ


島風 「駆逐艦島風です スピードなら誰にも負けません!速きこと、島風の如しです!」


提督 「」



目の前にいる艦娘に言葉を失った


背丈は電より頭一つ大きい程度の女の子が露出多めの服を着ているのだ


現在進行形で言葉を失っている提督を見た電は…



電 「(司令官が女性と会話できるようにするためには慣れさせればいいのです!)」



と提督には不吉なことを考えていた



提督 「あ、ああ…て、って、提督だ」


提督 「…よろしく」


電 「島風ちゃんよろしくなのです!」


電 「(島風ちゃんを秘書艦にすれば、司令官さんもきっと女性と話せるようになるのです!)」



女性と話すのが苦手な人ならわかるだろうがいきなり島風のような個性豊かな少女と仕事をしろ!


などと言われたら、何を話せばいいのかわからなくなってしまい かえって逆効果である



電 「司令官さん!」


提督 「ん なんだ?」


電 「私たちは常に学ばなければいけないのです!」


提督 「ま、まぁそうだな」


電 「なので、皆で秘書艦を交代でやるべきなのです!」


電 「それに司令官さんも女性と話すのが上手になるのです!」


提督 「確かにそうだな…ならそうしよう」


提督 「で、最初は誰がいいと思う?」


電 「島風ちゃんなのです!」


提督 「そうか島か…えっ?」


電 「島風ちゃんが適任なのです!」













秘書艦変更ー次の日の朝



提督 「(あれから色々あって、今日から島風が1週間ほど秘書艦をすることになった)」


ガチャ



島風 「てーとく おはようございまーっす!」


提督 「ああ…お、おはよう」


提督 「(どうしよう会話が続くか不安だ…)」













昼 執務室



なんとか、午前中に仕事を終わらせることができた提督


昼食をどうするべきか考えていたところ、島風が”一緒に”食堂に行こうと言い出した



提督 「(そうだな…ん?食堂…?)」



実は昨日から補給艦間宮が着任している


三日前に上から情報を聞いていたのだが、この提督 今日島風に「一緒に食堂に行こう」といわれるまで忘れていたのである



提督 「(そういえばまだ挨拶してないな)」


提督 「(食堂に行って昼食を食べるついでに、挨拶をしておこう)」













食堂



提督 「俺の鎮守府に所属している艦娘だけではとても広く感じるなぁ…」



思わず口に出してしまうほど広く感じる食堂


その中の一つのテーブルに所属している艦娘が固まって、談笑をしながら昼食を食べている



提督 「(さて…どこで昼食をもらえばいいのだろうか…?)」



あたりを見回すと銀色のレーンが見えた(某うどんチェーン店「はな〇うどん」や、某ドーナツの「ミ〇ド」などにあるレーンをイメージしてください。)


きっとそこにいるのだろう そう思った提督は早速、島風と銀色のレーンに向かった



提督 「挨拶が遅れてすまない…ここの鎮守府の提督だ」


提督 「よろしく頼む」















色々あったが、補給艦間宮との挨拶を終え、昼食を食べた提督


午前中に執務をすべて終わらせていたため、必然的に午後にやるべきことが無くなっていた



提督 「(会話をする相手もいないしなぁ…建造でもしようかな)」


提督「(そういえばボーキサイトが余ってたな それなら空母でも建造するか…)













工房



提督 「空母を建造したいのだが、できるか」


明石 「出来るとは断言できませんね…妖精さんたちの気分次第です」


提督 「そうか…まあ一回建造してみるか」


明石 「了解です!」










明石 「建造終了まで4時間20分ですね!」


提督 「終わったらいつも通り執務室に来るよう伝えてくれ」


明石 「わかりました!」













執務室



執務室に呼んでくれと言ったものの、執務を終えているため建造が終わるまで工廠で待っていてもよかったのではないだろうか…


と考えていた提督だったが、工廠に四時間も居ては明石に迷惑をかけてしまうことに気付いた



提督 「しかし、この前あんな事件があったにもかかわらず鎮守府内は平和だなぁ…」


提督 「(頑張って女性に慣れなければいけないのはわかっているんだが…女性を前にするとなぜか頭が真っ白になってしまう………)


提督「少し眠くなってきたな…少しだけ仮眠をとろう…」



提督は席を立ち、来客用のソファーに横になった











提督の過去



いくら女性と無縁だったといっても、人間は生きていく上では必ず女性と関わる


提督も例外ではない


女性が苦手であっても接しなければいけないことは度々ある


意外なことに提督は小学生の頃は女性と話すことができた


…そう、小学校までは……


…思い出したくない、思い出したくない 思い出したくない思い出したくない!


あれは昔のことなんだ 今思い出す必要なんてない!思い出したところでなんの意味がある!


再び、女に対して憎悪を湧かせるのか?憎しみを抱くのか?関係ないやつに当たるのか?


あいつらは関係ない 悪いのはあの時の奴らだ!あいつらさえいなければ、俺は…おれはっー!











…トク テイトク オキテクダサイテイトク


提督 「…っん」スゥ…


島風 「あっ起きた おはようございます提督 建造した艦娘がこちらに来たのであいさつをお願いします」


提督 「…」ボー…


島風 「…提督?寝ぼけているんですか 目を覚ましてください」


提督 「…あぁ、すまない だいじょうぶだ…今行く」ヨット


提督 「(…なんか、憎悪が湧くような夢を見ていたような…)」


提督 「(…だめだ 思い出せん…まぁいいか どうせ思い出したところでたかが知れてる それに思い出したらなにか嫌な感じがするし これ以上は深入りしない方がいいだろう)」


島風 「それでは新しい艦娘にあいさつおねがいします」


提督 「わかった」













提督室



加賀 「正規空母加賀です よろしくお願いします」


提督 「」


加賀 「…? あの、聞いていますか?正規空母加賀です よろしくお願いします」


提督 「」


島風 「…提督 しっかりして!」ドンッ


提督 「っは!あっあぁ、よろしく」


提督 「でっでは、早速だが君の部屋を決めたいと思うから艦娘寮へ行ってもらう 島風案内を頼む」


島風 「了解!それじゃ加賀さん 案内するので着いてきてください!」ビューン!!


加賀 「そんなに早く行かないでもらえるかしら 私そんなに早くないからついていけないわ」タッタッタッ…


パタンッ…


提督 「…はぁ 思わず固まってしまった…島風に叩いてもらわなければずっと固まっていたかもしれない」


提督 「しかしなんだ またずいぶんと真面目でクールそうな娘ができたな 女性全般的に苦手なんだがあぁいう感じの人はもっと苦手だ…」


提督 「…はぁ まだまだ慣れるまで時間かかりそうだな とくにあの娘には…」


提督 「…暇だし開発でもするか みんなの装備を充実させないと戦場に出た時命取りだからな いい装備を作らないとな」


提督 「…いい装備ができればいいが……」













艦娘寮



島風 「加賀さん部屋はどこがいいですか?部屋はまだまだ空いてるので好きなところ取れますよ」


加賀 「…そうね できればすぐに食堂に行ける場所がいいわね」


島風 「すぐに食堂へ行ける場所がいいなら一階がいいかもしれませんね 一階ならすぐに行くことが出来ます!」


加賀 「それじゃ一階にするわ すぐ食堂に行ける出入口近くでおねがい」


島風 「わかりました!ではさっそく!」


加賀 「向かいながら聞きたいのだけど、ここの提督は人と話すことが苦手なのかしら?さっきわたしと話した時に言葉をつまらせていたけど」


島風 「話しが苦手ではなく女性と接するのが苦手みたいです なんでも提督は女性と接すると頭が真っ白になってなにも考えられなくなると電が言ってました」


加賀 「…なるほど そういうことですか」


加賀 「でもそれだと艦隊の指揮に影響が出るんじゃないかしら 提督が女性と接するのが苦手だとろくに指揮を出すことができないんじゃ」


島風 「電が言うにはその問題はないみたいです 提督は電だけには話せるみたいなので作戦指揮などは電に伝達されます」


加賀 「なぜ電だけには話せるのかしら?」


島風 「んー…なんででしょうか?」


加賀 「いや、私に返されても困るのだけど 聞いてるのは私なんだから…」


島風 「…もしかして、電は男の娘だったりして!」


加賀 「いやそれはないと思うわ 艦娘は女しかいないはずよ」


島風 「例外もありますよ!もしかしたらということが!」


加賀 「ないわよ」キッパリ


島風 「あっはい わかりました」













電 「はくしょん!」クシュン


響 「なんだい電 風邪かい?」ただいま遠征中


レーベ 「無理はしない方がいいよ もしキツいならこれが終わったら休んだ方がいいよ?」


電 「いえ、風邪ではないと思います なんか…変なことを言われていた気が……」


響 「…変なこと?」


電 「あっいえ、なんでもないのです 気にしないでほしいのです」


響&レーベ 「「?」」













工房



提督 「…これでよしっと」


提督 「(とりあえずはこれぐらい作っておけばいいだろう 最低限だが今のところはこの装備でも充分だろう)」



十連開発結果(最低資材投入)



一回目 ペンギン

二回目 12.7cm連装砲

三回目 12.7cm連装砲

四回目 ペンギン

五回目 61cm三連装魚雷

六回目 12cm単装砲

七回目 ペンギン

八回目 61cm三連装魚雷

九回目 7.7機銃

十回目 九七式艦爆



提督 「(雷装装備は島風に付けるとして主砲は電たちにつけよう 機銃は今のところはいいな 近海の敵は例外を除けばさほど強力な敵はいないから制空権は祥鳳だけでも取れるはず)」


提督 「(…例外を除けば……)」


明石 「おー!かなり作りましたね このくらい装備が整っていれば近海辺りはなんとかなりそうですね」


提督 「そうだな 今のところはこれで平気かな…っあ」


明石 「? どうしましたか」


提督 「…そういえば加賀の装備を忘れていた 新しく入ってきたばかりだから抜けていた」


提督 「今の開発で出来た艦載機は九七式艦爆だけだからあと最低でも三機は必要だな もう少し開発して作った方がいいな」


提督 「(だがこれ以上の資材消費はあまりさせたくないな なにかあった時にすぐ手を出せるよう多めに保存しておきたい)」


提督 「(しかしそうすれば加賀が出撃できなくなってしまう 作って必ず艦載機が出るとは限らないから何度か回すことになることも考えられる なるべく低コストで作りたいが上手くいくか…?)」ウーン


明石 「…提督 あと三機必要なら作る必要はないかと思いますよ?加賀さんは初期装備で艦載機が三機搭載されているのでもしそれで良ければ今のところは平気です」


提督 「っえ そうなのか?なら装備は揃ってるのか それを聞いた安心した」


提督 「それなら明日あたり電たちと一緒に近海辺りを偵察に行かせよう 正規空母がいればかなり安心できる」


提督 「よし そうと決まれば、今から明日近海辺りを偵察する艦娘たちの編集をしないとな ここら辺には強い深海棲艦はいないはずだが、前みたいに戦艦がいたりしたら危険だから警戒して少し大袈裟ぐらいの編集にしよう」


提督 「明石 すまないが新しく出来た装備の点検を頼む 点検して大丈夫そうなら武器庫に移しといてくれ」


明石 「わかりました!」タッタッタッ…


提督 「…そろそろ島風も加賀の案内終わっているだろう 島風を呼んで編成を…いや、一人で考えるか 女性と一緒にいると頭が真っ白になるからいない方がいいか」


提督 「…一人の方が気が楽でいいな よし一人で考えよう」


タッタッタッ…













執務室



提督 「…」カリカリ…


提督 「(明日の編成は秘書官の島風を基地に残して出撃をしてもらおう 陣形は輪陣形で加賀と祥鳳の力を発揮できるよう編集しておこう)」


提督 「(護衛に電、響、最上、レーベを付けて加賀と祥鳳の二人の力で辺り一帯を調べてもらう これでなにごともなければそこらの偵察は終わりにして帰還する…これでいいだろう)」カタッ


提督 「…よし これで明日の偵察任務の作戦はいいだろう 例外さえなければ作戦通りに終わるはずだ」


提督 「やはり一人で考えた方が気が楽でいいな 女性と一緒に考えるとぜったいに頭が真っ白になるからな」


提督 「…はぁ しかし、海軍に入れば女性と接することが少なくなると思ってたがまさかこんなにも接することになるとは…予想外だ」


提督 「(しかもまさか戦艦や駆逐艦などが女性になってるとはもっと思わなかった…国家試験を受けてる時に教官が艦娘などレベルだのとかって言ってたからこいつなに言ってるんだ…?と思ってたが着任してようやくわかったよ)」


提督 「(…しかし、なんで軍艦を人間化したんだ?しかもよりによってなんで女性にしたんだ べつに女性にする必要なんてなかっただろ!)」


提督 「(それ以前になんで男にしなかった!女性より男の方が絶対強いだろ!男なら多少無理させても男だからまぁいいか…という考えにもなるのに!)」←『男だらけの艦隊…ウホッ!気持ちわる!(作者の偏見です)』


提督 「…あっでも女性にしないと人気出るわけないか 男だからけの艦隊で中破した姿やお色気シーンなんて見ても吐き気がするだけだもんな」『男の中破姿…ウホッ!おろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろろ!!!!!!(作者の偏見です)』


提督 「…なんかメタイ発言になってきたな この話はやめよう…おれも気分悪くなってきた」


提督「はぁ…お国はなに考えてるかわからないな なんで女性にしたんだか…」



固定電話 「ジリリリリリ!…ジリリリリリ!…」


提督 「…電話か いったい誰だ?」ガチャッ


提督 「はいもしもし ○○鎮守府の提督中佐です」


女提督 『はろはろー!横須賀鎮守府の女提督だよー!』


提督 「」


女提督 『およー?返事が返ってこないね それじゃもう一回!』


女提督 『はろはろー!横須賀鎮守府の女提督だよー!○○鎮守府提督くん聞こえてるー?』


提督 「…っは!?」


提督 「…あっはい 聞こえてます…えと、どうしましたか…?」


女提督 『だから敬語じゃなくてもいいってばー?私と話すときは普通に話してもいいわよ!』


提督 「えっいや、そういうわけには…こういった仕事上 敬語を使わないわけには…それにあなたはじっ自分より階級が上なのでなおさら……」


女提督 『私のときは階級なんて気にしなくていいわよ!逆に敬語で話しかけられると堅苦しくていやなのよ だから普通に話して?』


提督 「いやしかし、そういうわけには…」


女提督 『それでこの前の騒動からどう?今のところは安定してるかしら 一応最上ちゃんたちから連絡はもらってるけど、今のところは騒動起きてないみたいだけど』


提督 「っえ あっはい、今のところはなにも…(っえ スルー?俺の話スルーする?)」


女提督 『そう それなら問題はなさそうね?もしなにかあったらすぐに連絡してね すぐに助けるからね!』


提督 「あっありがとうございます ですが、できる限りはこちらでなんとかしますのでもし本当に困った時はお願いします」


女提督 『無理はしないようにしなさいよ ムリして艦娘を沈めたりなんかしたらわたしが許さないわよ!』


提督 「それはわかっています 艦娘を沈めるようなことだけはしません それだけは絶対にさせません」


女提督 『それならいいわ それで最上ちゃんたちなんだけど?』


提督 「あっそろそろ帰還させますか?」


女提督 『いや まだそっちに付かせておいて?今の状態で最上ちゃんたちを返してもらったらまだ危ないわ せめて一週間ぐらいはそっちにおいてちょうだい』


女提督 『鎮守府近海辺りを警戒して もしいつも通りの敵しか出て来なくなったらそのときに二人を帰還させてくれればいいわ それが完了するまで二人を貸しておくわ』


提督 「わっわかりました では、その時まで最上とレーベをお借りします ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」


女提督 『べつに迷惑なんてかかってないから安心して!それじゃぁねー!』


ブツンッ


提督 「…」ガチャンッ


提督 「(…はぁ やっぱりダメだ…あの人は苦手だ あの女提督と話すとどうしても主導権を握られる…押されてなにも言えなくなる……)」


提督 「(というかいきなり女提督から電話が来るとは思わなかった…まぁ事前に話があるから後で電話すると言われてもこまるが…)」


提督 「(このままだといつまで経っても慣れないな せっかく電が一緒に治してくれると言ってくれたのに…)」


提督 「(【…あんなことさえなければ、俺はこんなふうには…!】)」ギリッ


提督 「…っは!いかんいかん 昔のことなんかもうどうでもいいんだ 思い出していいことなんてなにもない」


後書き

他の鎮守府の方々


女提督(横須賀鎮守府)


誰にでも気軽に話しかけ、敬語などを嫌う提督

艦隊のみんなを愛しており 他の提督からも親しまれているかなりの実力者

上司相手にも敬語を使わずタメ口で話してしまうことがたまにキズ


伊勢

横須賀鎮守府に着任する戦力戦艦 実力はお手の物


日向

横須賀鎮守府に着任する戦力戦艦 伊勢と同じく実力はお手の物


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