2018-05-04 21:27:36 更新

概要

※触手、陵辱表現があります。苦手な方は閲覧をお控えください。

触手服の陵辱から解放された翔鶴。
しかし、その心は今だ触手服に囚われたままだった。

そんな彼女に追い打ちをかけるように、翔鶴はとある実験へと供されてしまう。
更には、行方を眩ませた翔鶴を探す瑞鶴や蒼龍までもがその渦中へと呑み込まれていく…

※本作はPixivにも投稿しています。



この話の続きです。






□□□□□□□□□□


Side:翔鶴


グチュ…グチュ…

グチャッ…グチャッ…

グニッ…グニッ…


ヌチャ…ヌチャ…

ヌリュ…ヌリュ…

クチュッ…クチュ……



私の体をあの服が包み込み、なぶるようなに責めあげてくる。

私は憔悴しきっていて、壊れる寸前だった。


嬌声を溢しながら、私は祈り続ける。


誰か助けて……

早く、ここから出して……


粘液の音が大きくなり、私の体を肉と粘液が蹂躙する。

脳が焼きつき、私は苦痛に喘いだ。

それでも、誰も助けてはくれない。

たった一人囚われ、犯され続ける日々を送る。


そして、私は気づくのだ。

誰も助けになんて来ない、と。





翔鶴「──────嫌あ゛ぁぁぁぁあっっっ────────」


毛布を跳ね退け、私は飛び起きた。

慌てて自分の体をまさぐり、体を包んでいる物の感触を確かめる。


手に触れるのは、慣れ親しんだ柔らかな布の感触。


翔鶴「部屋───私は大丈夫…ちゃんと部屋にいる……っ…ぅうぅぅぅ───」


その感触を確め、今いる場所が鎮守府内にある自室だと認識して安堵する。そして、その安心感と、脳裏に残るあの記憶への恐怖から涙を流した。


瑞鶴「……………大丈夫、翔鶴姉?」


翔鶴「ぅっ………大丈夫、ごめんね瑞鶴。」


心配した瑞鶴が声をかけてきたので、私は涙を急いで拭うとそう答えた。


私は救出されて以降、毎晩のごとくあの場所に囚われている夢を見て、うなされては瑞鶴に心配されるということを繰り返していた。


普段なら、ここで瑞鶴は大人しく引き下がる。

しかし、今夜はそうではなかった。


瑞鶴「………ううん、大丈夫じゃないよ。毎晩ずっとうなされてるなんて、普通じゃない。」


翔鶴「………………」


そうだ。普通ではない。

こうやって毎度真夜中に起こしてしまい、瑞鶴は迷惑しているのだ。


翔鶴「そう、よね……ごめんなさい。瑞鶴、私明日お部屋を変えてもらうわ。もう今晩だけだから───」


瑞鶴「そうじゃないよ!翔鶴姉、帰ってきてからずっと苦しんでる。私、翔鶴姉の力になりたいんだよ。翔鶴姉が苦しそうにしてるの、私も見てて辛いよ……」


翔鶴「瑞鶴………」


瑞鶴「…………翔鶴姉、何があったの?……毎晩うなされるなんて、よっぽどだよ」


瑞鶴の真剣な瞳が、私の瞳に突き刺さってくる。

それを見て、思わず口にしそうになった。


でもダメだ、言ってはいけない。

言ってしまったら、瑞鶴に軽蔑される。

汚物を見るような目を向けられ、あからさまに避けられる。

そうなったら、私は……

もう一人で抱えるのは限界だった。

誰かに知ってほしかった。

誰かに慰めて貰いたかった。


でも………

私は、瑞鶴に嫌われたくない。



翔鶴「…………瑞鶴。明日、話すわ」


瑞鶴「うん………」



そう言って、私は床につく。

しかし朝が明けても、私は瑞鶴にそれを打ち明ける事はなかった。




□□□□□□□□□□




研究員「一応、翔鶴さんには知っておいて貰おうと思いまして。」


翔鶴「…………」


救助されてから1週間が経過しようとしていたある日、私は提督に呼び出され工廠へ向かうよう支持された。

そこで迎えの人を待つようにとだけ言われ待機していると、白衣を着た研究員らしき女がやってきた。


私は彼女に案内され、工廠裏にひっそりと隠れるように設置されていた建物へと案内される。

そこで見せられたのは、なんと隔離病棟だった。

そこには、私と共に救出されたものの廃人状態になってしまった艦娘たちが入院していた。


研究員「経過を観察していますが、正直芳しくありません。深海棲艦へ改造されていた艦娘は別の場所に」


翔鶴「そう…ですか」


彼女達の目には生気がなく、その姿が救出される直前の頃の私に重なって見えた。

忘れようとしていたあの記憶が甦ってきて、私は顔をしかめる。


隔離病棟を見て回る中、何よりも痛ましかったのは駆逐艦や潜水艦の子達だ。

あの小さな体であの蠢く服からの陵辱を受けた事を想像すると、その悲壮さに涙が滲んだ。


私はその中の一人に、見舞い客がいることに気づく。

二人とも、よく見知った顔だった。

ベッドに寝かされている飛龍さんと、その傍らに踞っている蒼龍さん。

返事が帰ってこないのに関わらず、蒼龍さんは生気の無い虚ろな瞳の飛龍さんに、泣きそうな顔で声をかけ続けていた。


あの二人はとても仲が良く、いつも一緒にいたのをよく知っていた。

姉妹艦でもないのに、本当に仲が良かった。それは空母皆が知っており、私もなんの気兼ねなく付き合える二人の仲が羨ましいと思っていた。

 

そんな二人の仲は、あの日以来無惨に引き裂かれている。

私が助かった傍ら、親友の飛龍さんは物言わぬ抜け殻となって戻ってきた。

それを見た蒼龍さんが、どれだけ打ちのめされたかは想像に難くない。

親友が隣からいなくなり、一人悲しみに打ちひしがれながら歩く蒼龍さんの背中を何度も見かけた。

それ故だろう。


翔鶴「っ……」


研究員「………」


私は見ていられなくなり、逃げるようにその場を後にする。

あの場にいたら、いつか蒼龍さんは私に気づくだろう。

なんであなたが無事で、私の親友は無事じゃないのか

そう言われるのが怖くて、私はそこから逃げたのだ。



隔離病棟を出た私は次に、工廠地下にある研究施設へと連れてこられていた。

工廠地下にこんな施設があるという事にも驚いたが、ここで深海棲艦の調査・研究が行われているという事に衝撃を受ける。

そこで見せられたのが、あの忌々しい肉の拷問服と、あの場所から搬出されたであろう肉繭だった。


服は何かの溶液で満たされた巨大なガラス管に保存されていた。

まだ、あの服は生きていた。

蠢いているのだ。獲物を求めるようにゆっくりと。


肉繭の方も様々な機械やパイプなどが取り付けられ、人工的に生かされているらしい。

それらを見て、思い出したくもない記憶が私の脳裏に蘇ってくる。

囚われ陵辱される苦痛と恐怖。

どんなに身を捩っても免れられない快感。

肺のように収縮して体を締め付け、肌を愛撫される感触──


翔鶴「ッ────これを見せて、私にどうしろと?」


研究員「………翔鶴さんは、あの場所で行われていた”改造”に最後まで抵抗した一人だ。そう、ただ一人。他にも空母含め大型艦はいた。しかし、翔鶴さんだけが耐え抜いた。」


翔鶴「………………」


嫌な予感が、私の頭を過る。

私はジリジリと、研究員から距離を取った。


研究員「我々は、翔鶴さんが何故改造されずに耐えられたのかを解き明かす事こそ、今回の問題を解決する大きなヒントになると思っています。そこで、なんですが……無理なお願いとはわかっていますが、翔鶴さんに─────」


翔鶴「お断りします。」


当たり前だ。

二度もあんな目に逢いたい者などいるわけがない。


研究員「そう、ですか───」


翔鶴「では、もう用はお済みなようなので──これで失礼します。」


私は敬礼すると、素早くこの場を離れようと歩き出す。

しかし、それを研究員が呼び止めた。


研究員「──翔鶴さんが断るとなると、同型艦の艦娘に頼むしかなくなるんですが………ちなみに、これは大本営が下した決定事項です。」


翔鶴「っ───ふざけてるの!?」


私は研究員に詰め寄ると怒鳴り付けた。

同型艦──つまり、私が断れば瑞鶴があれの実験台になるということだ。


研究員「私は至って大真面目です。まぁそんなに怒らないでください。怖くて話もできません。」


翔鶴「瑞鶴に手を出したら、あなたを絶対に見つけ出して殺すわ…!」


研究員「大本営に一艦娘が歯向かうつもりですか?そうなれば、翔鶴さんも妹の瑞鶴さんも無事では済まないと思いますよ。」


翔鶴「それも覚悟の上よ。私も瑞鶴も、あなた達の実験台にはならない。研究者なら、他にもっと方法を─」


研究員「無いんです、他には。」


翔鶴「そんな訳──」


研究員「だから、無いんですよ。何故深海棲艦が、無傷の艦娘を捕らえる事ができるのか。考えても見てください、翔鶴さん。あなたは自分がどうやって捕まったか、覚えていますか?」


翔鶴「………」


確かに、覚えていない。

気づいたら、あの肉繭の中に囚われていたから。

必死に思い出そうとするが、まるっきり記憶になかった。

何故、私は捕まった?

あの日、私は何をしていた?

確か、任務で指定された海域を航行していて……

そこまでは覚えているのに、何故かその先が思い出せない。


翔鶴「っ…………」


研究員「思い出せませんか?あそこに囚われた艦娘は皆、そうなっているんですよ。直前までの記憶はあるのに、何故か捕まった時の事を覚えていない。」


翔鶴「そんな、どうして──」


研究員「深海棲艦が新兵器の類いを開発したとしか、現状では言えない。しかも、その新兵器の大まかな概要すらまだ掴めていません。現状、”艦娘鹵獲改造”に対抗することは────現状不可能なんです。そしてそれは、深海棲艦の制海権奪還という最悪の状況にも至るでしょう。」


翔鶴「…………」


研究員「これは軍事機密ですが───大本営は、艦娘を囮にして、その艦娘が深海棲艦に鹵獲される瞬間を捉えようという作戦案を準備しています。」


翔鶴「なっ!?」


研究員「まだあくまで作戦案ですが、なんの打開策もでない現状では、それが可決されかねないという状況です。しかし、だ。その作戦の囮役になろうと志願した艦娘もいるんですよ。」


翔鶴「────まさか……」


研究員「あなたと同じ、犠牲になった艦娘の準同型艦の一人です。彼女の親友は廃人状態で帰ってきました。今回の作戦案を持ち掛けると、彼女は快く参加を承諾してくれました。」


視界が揺らぐのを感じる。

私は囮になろうという艦娘が誰か想像した。


もし、それがこの鎮守府の誰かだったら。

いや、ここだけじゃない。


囮になった艦娘は、救助されるまで陵辱される。

しかも、生還の望みは運次第。

そんな残酷な仕打ちを、私はとても容認できなかった。


翔鶴「その方は、本気なんですか?」


研究員「そのようです。しかし大本営が認可を渋っているので、作戦実行の見通しはまだついていないのが現状です。」


翔鶴「すぐに認可されたなら、大本営は狂ってます……」


研究員「まぁ彼女の意思は堅いので、このまま行けば認可される可能性が高いでしょう。」


翔鶴「っ…」


志願する理由がわからない。

何を望めば、途方もないリスクを享受できるのだろう。

復讐か?絶望しきったことによる自殺願望か?

しかし、どちらにせよそんな彼女の悲しみにつけこむようなやり方に私は腸が煮えくり返っていた。


研究員「そういえば、まだ話していませんでしたね。あなた達を救出できた理由。」


翔鶴「理由?」


研究員「あの場所を見つけられたのは偶然だったんですよ。廃棄された資源基地が深海棲艦に奪取され利用されている。その奪還作戦に向けて偵察を行っていたところ───あの施設の存在が判明した。救出作戦は、基地奪還作戦と並行して進められていたんです。」


翔鶴「それじゃ………他にもあんな施設がある……と?」


研究員「えぇ。我々が把握していないだけで。そして、もっと悪いことに…………鹵獲された艦娘が無事帰還できる確実な時間は、概ね48時間以内です。それ以上の時間が経過した場合、帰還率はどんどん目減りする。半月以上の場合の生還率に至っては1%です。」


翔鶴「………私だけ、ですか。」


研究員「えぇ。最低限の哨戒任務だろうと、もし鹵獲された場合生還は絶望的だ。48時間以内にどこに囚われているかを割り出し、救出する。現実的ではないですね。」


翔鶴「…………」


研究員「しかし、これが半月だとしたら?翔鶴さんが捕まっていた期間がこれに該当するんですよ。2週間生き延びる事ができれば、救出の可能性は飛躍的に高まる。」


翔鶴「…………」


研究員「ただの精神論で、翔鶴さんが生き延びる事ができたとは思えない。きっと、あなたには何かがある筈なんですよ。どうかデータ収集に協力して欲しい。翔鶴さんの協力があれば、多くの艦娘の命が救われる。」


研究員は私に頭を下げた。

私はそれを複雑な表情で見るしかない。

この研究員に頭を下げられたところで、私は何とも思わなかった。

しかし、私はそれを拒否できずにいた。


私が協力しなければ、瑞鶴が研究に使われるかもしれない。

もっと言えば、囮になる艦娘の生還は、私が協力を拒んだ時点で生還が絶望的なものとなる。

心臓が早鐘を打ち、脳裏にはあの時の記憶が次々と蘇ってくる。


先程隔離病棟で見た光景が目に浮かんだ。

そして、瑞鶴や赤城さん、仲間の艦娘達が、深海棲艦に囚われて私と同じ目に会う姿を想像する。



翔鶴「っ……………私は、どう協力すればいいんですか?」


研究員「───協力して頂けるんですか?」


翔鶴「わかりません。私だって怖いんです。あの時の事がまだ忘れられなくて……でも、私より小さな子達が惨い目に合っていて、しかも命を賭けようとしてる仲間もいる。大切な仲間が、私と同じ目に遭うかもしれない。それなのに私は…」


……逃げていて、いいのだろうか?


研究員「わかりました。実験の詳細については、資料をお渡しします。取りたいデータについては粗方割り出しが出来ています。ですから、翔鶴さんにまた2週間耐えてくれとはいいません。今回は機械制御による安全装置も付け、翔鶴さんが危険と判断した場合は即刻中止します。すぐにご返答頂けるとは思っていません。資料をお読みになって、決心がついたら……ここにいらしてください。」


翔鶴「………わかりました。」






□□□□□□□□□





翔鶴「っ───」


いざ実験を目の前にすると、あの時の記憶が次々と蘇ってくる。

けど、これが私の使命だと自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えた。


私は全裸の状態で、実験室の中へと通された。

実験室へ入る前に何本か注射を打たれたが、特に体に異常はない。

実験室には3名ほど女性の研究員がいたが、艦娘は私だけだ。



実験室の奥にはあの肉繭が鎮座し、物々しい存在感を放っていた。

あの日見た時のように機械やパイプが取り付けられた状態で天井から吊られている。

そして、獲物がかかるのを今か今かと待ち望んでいた。


私は肉繭から視線を外し、後ろへ振り向く。

そこにあるのは手術台だ。

そして、そこに置かれた黒いウェットスーツのようなものがすぐ目に入った。


私に寄生し、心と体を狂わせたあの肉の拷問服だ。

お腹の部分には臍の緒の代わりに消火ホースのような太さのゴムチューブが、服に埋め込まれた金属の口金へ取り付けられている。

チューブは肉繭の中へと伸びており、これが臍の緒の代わりだと理解した。



研究員「背中側に裂け目があります。そこから着てください。」


翔鶴「っ……簡単に言ってくれますね。」


一人の研究員が、私にこれを着るよう促してくる。

私は皮肉で返した。

これはその辺の服なんかではない。

深海棲艦の作った拷問具だ。自分から拷問されにいけと言われているのとなんら変わらない。


私はとても愚かな事をしているのかもしれない。けれど、これは私にしか出来ない。

これは、私に課せられた任務なのだ。


意を決した私は、浸食衣と呼ばれるようになった肉の服を持ち上げる。

粘液でヌルヌルとし、ブヨブヨとした手触りとずっしりとした重みを感じる。普通の服ではあり得ない感触だ。

しかも、獲物を待つイソギンチャクのように蠢くそれを見て顔をしかめる。


こんなものを着ようとするなど狂気の沙汰である。普通なら触れただけでも嫌悪感で鳥肌が立つと思う。

しかし、私は二週間もこれを着ていたのだ。今更鳥肌など立たない。

私はゆっくりと、それに袖を通し始めた。

研究員に言われたように、背中の裂け目から足をいれていく。


ヌチャリ……

シュルシュルシュル………

ズルズルズル……


──────グチュリ



両足を差し込んだくらいで、浸食衣は獲物を捕らえた蜘蛛のように、その蠢きを活発化させた。


まるで獲物が巣にかかった時の蜘蛛のようだ。

もう逃がさないと言わんばかりに、この服は私の足へ触手を伸ばし絡み付いてきた。

そこからは浸食衣が勝手に蠢き、粘液を塗り付けながら私の体をズルズルと這い上がってくる。


研究員達「「「──────!?」」」


そのあまりにおぞましい光景を見て、研究者達は絶句していた。

私はそれを非難がましい目で睨むが、身体をズルズルと這い回られる感触にすぐ視線を移した。

もう下半身が覆い尽くされ、触手は上半身──胸や首に絡み付き、両手にも触手が巻きついている。

股間が覆い尽くされ、秘部が触手に弄られているのを感じて嫌な予感が頭を過った。


ズブリ……


翔鶴「あうっ゛」


秘裂を掻き分け、浸食衣の内側に生えた肉棒が私のナカに捩じ込まれた。

どうやら、肉の貞操帯が予め取り付けられていたらしい。

膣壁を擦りながら、ズブズブと奥に入っていく。


翔鶴「うっ゛…ぁ」


肉棒が突き刺さり、鈍い快感が下半身を包む。肉棒が奥まで埋まりこむと、クリトリスに蛭型触手の吸盤が張りつくのを感じた。


下腹部と股間がギュッと圧迫され、骨盤周りやお尻の谷間を触手の帯が引き締めてくる。

中の粘液が巻き込まれてグチュッと鳴った。



翔鶴「んっ…ぁん」


その刺激に眩暈がして、私は堪らず手術台に寄り掛かった。


下半身が覆われ、足やお尻、股間が肉に締め付けられる。


まだ肉棒は動きを止めているが、熱を帯びたそれは自分のものではない熱さを感じさせ、その太さからくる圧迫感が私の中で存在感を放っていた。

内腿を擦り合わせると肉棒がナカでうねってしまい、痺れるような快感に喘ぎ声が溢れてしまう。


息が荒くなり、頬が紅潮するのがわかる。

見た目だけなら、ウェットスーツを腰まで着ているように見えなくもない。

しかし、その内側では粘着質な快感が生み出されているのだ。

恥辱と快感、この感触がこれから全身を覆っていくという恐怖に私の体は震えた。


研究員「ど……どうされましたか……?」


そんな私を見て心配したのか、研究員がおずおずと聞いてきた。


翔鶴「ハァ…ハァ……答えないといけませんか……?」


誰が好き好んで、股座に肉棒を突っ込まれたなどと言うのか。

私が荒い息を吐きながら睨むと、研究員は気圧されたのか引き下がった。

まさかとは思うが、これが何なのか知らされていないのではなかろうか?

そう思った。


こんな物に再び大事な場所を明け渡し、しかも自分から犯されにいくなんて酔狂も良いところだ。


翔鶴「ッ……やっぱり、受けるんじゃなかった────ん、んんっ、んうっ」


そうこうしている間も、浸食衣は私の体を包んでいた。

柔肌が黒い肉の皮に呑み込まれていく様子を眺め、私は小さく呟く。


まるで蛇が獲物を丸呑みにするかのように、お腹の白い肌を黒い皮が呑み込んでいく。


肉のブラが乳房を呑み込んでグイッと引き絞り、肉唇が乳首を食んだ。


翔鶴「あっ、はぁっ…」


背中を撫でながら首に巻き付き、肩や脇を包み、腕に巻きつくように包んでいく。


取り込まれる……!


その様子と感触に、私の恐怖はどんどん増していた。

体を覆っていく、おぞましい肉の感触。

絨毛が、イボイボが、吸盤が私の体を捉えて絡み付き、キュッと締め付けてくる。


窮屈な服を着たように全身が圧迫され、息で胸が膨らませるだけでも一苦労。

しかも、私の呼吸とは別の収縮が身体を締め付ける。

私を昂らせる肉の収縮運動がもう始まったようだ。


ブヨブヨの肉とトロトロの粘液の感触が全身を覆っていき、記憶の奥にしまっていた感覚が次々に甦ってくる。


翔鶴「うぅ、んっ──ぁあっ………」


服から与えられる刺激に腰がカクつき、甘い息が溢れた。

体を一定の感覚で締め付け、粘液を分泌し、全身を性感帯へと書き換えていく拷問具。

取り込んだ相手をなぶり、快感によって宿主を狂わせる代物。


それが、再び私の体を覆い尽くしていた。



グチュリ…


翔鶴「んっ…………」


寄生を終え、浸食衣の動きが一旦収まる。

私の体を、あの日のようにヌメヌメとした肉の感触が包んだ。



一度は逃した獲物だ。次は逃がさんというばかりに、浸食衣は私の体を早速責め始める。

しかも、前回よりもずっとペースが早い。 


グニュゥゥ…グチャッ…

ヌチャ…ヌチャ…

ズブブブブ……グポッ…


肉に胸を揉まれ、乳首がきゅっと絞られる。

乳首の先端が細い触手にチロチロとなめられ、ピリピリと痺れた。


背筋や首筋、脇腹、下腹部、鼠径部、臀部…

爪先から指先まで、ありとあらゆる場所がイボイボの肉壁とトロトロの粘液に愛撫され、そして締め付けられる。


お尻の谷間や股間にもミミズのような触手が入り込んで敏感な箇所を刺激し、グチュグチュと音をたてた。

そのミミズのような触手は私のお尻の穴を巣穴とでもするかのように潜り込み、緊縮していた穴をほぐしていく。


クリトリスには触手が吸い付き、呑み込んで咀嚼するようにしごく。

この服にしかできない芸当だが、私はクリトリスを生け贄に差し出したような気分にしかならない。


そして、中に潜りこんだ肉棒。

膣壁をその太さで圧迫し、子宮口にその先端を押し付け、身を捩って僅かに動いただけでも快感が腰を突いてくる。

そんな代物が、いまでは膣内で伸縮して私の腰を突き上げ、隆起した突起が膣壁を擦る。


膣内でうねり、気持ちいい部分を捏ねる。


断続的に収縮し、愛液を搾るかのように膣を圧迫する。


伸縮しての突き上げるような抽送、手淫のように弱点を刺激するうねり、それらの刺激を倍増させる収縮。

その三つの責めをランダムに、私が最も感じるように行うのだ。


計算されたその動きはまるでコンピュータ制御された精密機械のようだが、肉棒が私に刻んでくるのは獣のように暴れ狂う快感なのである。


グポッ、グポッ

グチュグチュグチュ…

ヌチャ、ヌチャ…


肉棒が私のナカで暴れ始め、外にまで淫靡な水音が響き出した。


翔鶴「あんっ゛、ぅん……あっ…ッ」


全身を襲う快感に耐えきれなくなり、口から矯正が漏れる。

久しぶりの強い快感に腰が砕け、私は床に踞った。


両脇にいた研究員が慌てて駆け寄るが、手を差し伸べてはこない。

それどころか、私の首に黒い首輪のような機械をはめてきたのだ。


鍵がしまるような金属音がして、私は驚いたように研究員を見た。


翔鶴「あ、んっ…っ…なんですか、この首輪…」


研究員「翔鶴さんのバイタルを確認する為の機材です。我慢してください。」


首輪を着けられた私は、まるで連中の飼い犬のようだと思った。

逆らえないのを良いことに、こうやって無茶苦茶な事を命令してくる。

それが腹立たしいが、それよりも先に快感が襲ってきてそれどころではなかった。


踞ったところで責めがやむわけではない為、私はそのまま冷たい床の上で肩を震わせ悶え続ける。

肉繭にまだ囚われていないにも関わらずこれではと、先が思いやられるような状態だ。


翔鶴「あ、はぁっ、ぁあ…んんっ゛、くぅっ───ッ……あの──補助してくれないなら、出ていってくれませんか?あまり見られたくないんです…!」


私は快感に耐えながらそう吐き捨てるように言うと、手術台に掴まりガクつく身体を引きずり起こした。

そして、ゆっくりと振り向く。


肉繭が視界に入った。

ポッカリと開いた裂け目からは、浸食衣から伸びたチューブが中へ伸び、ゆらゆらと揺れている。

その光景が私を中に引きずり込もうとするかのように思えて、思わず身を退いてしまった。


グチュ…グチュリ…

グニュゥゥ…グチャ…

グニュゥゥ…

グニ…グニ…


翔鶴「あはあぁっ゛…んん…」


そんな私を弄ぶように、浸食衣は嗜虐的な責めを私に与えてきた。

突然強まった刺激に私が股間を押さえて喘ぐと、責めが弱まり焦らすようなものに変わる。

私はその屈辱と恥辱に耐えるよう歯を食い縛った。


侵食嚢の裂け目から私へと伸びたチューブが、そんな私を嘲笑うようにブラブラと揺れる。

浸食衣を着た時点で相手の掌で踊らされる事が確定しているが、これでは本当に操り人形だ。



獲物を取りのがして1週間以上。

向こうからすれば、私を早く取り込みたくて仕方がないのだろう。

それを示すかのように浸食衣の責めは僅かに軽くなり、どうにか歩けるくらいのものになっていた。

多分私が中に入らなければ、これが催促するかのような激しい責めに変わるだろう。

研究員の前で無様に喘ぐのだけは御免だった。


快感に耐え、浸食衣のズシリとした重みを引きずるように、私は一歩ずつ口を開けた肉繭へと近づいていく。

1メートルくらいしか離れていないのに、その距離が異様に長く感じた。



ヌチャ…ヌチャ…

グチュ…グチュ…


静かな実験室に、いやらしい粘液の音が響く。

浸食衣が私を責める音だけじゃない。足裏まで黒い肉の皮に覆われているので、歩く度に粘液を巻き込んでいるのだ。

その肉を踏みつけるような感触の不気味さは言うまでもない。



目の前に、肉繭の裂け目がゆっくりと近づいてくる。

肉繭にも、浸食嚢という名称が付けられていた。

浸食嚢の外郭は、私の体を覆う浸食衣と同じく、黒く艶々としている。

しかし、入り口からは赤い肉の蠢きが垣間見え、見る者の嫌悪感を駆り立てた。


浸食嚢への入り口は赤城さんが穿った裂け目がそのまま流用され、鉗子やワイヤーで裂け目を固定していた。

多分、私が浸食嚢に取り込まれた時点で、この固定具は意味がなくなるだろう。

この深海棲艦の生み出した拷問具はそんなに甘い代物ではない。


翔鶴「………これじゃ、まるで死刑囚だわ…」


目の前には、浸食嚢へ入るためのラッタルが置かれている。

私は一度その前に立ち止まると、小さくそう呟いた。


絞首台に続く十三階段。

私には、この小さなラッタルがそう思えて仕方なかった。


この中に入ってしまったが最後、私はいいように弄られ、陵辱されるだろう。


コレがどういうものか知る私は、正直研究員達が用意した安全策というのがどうにも信用できなかった。

私は近くにいた研究員に視線を向けると声をかけた。


翔鶴「これ、外から遠隔操作で外す機能はありますか?」


私は極力平静を装いながら、お腹からぶら下がったゴムチューブを掴みながら聞く。

研究員は私に話しかけられるとは思っていなかったようで、慌てて駆け寄ってきた。


研究員「え?いえ、そのような機能は……」


翔鶴「そうですか……なら、付けてください。それと、拘束された状態でも操作できる機能を。私が止められなければ意味がないので。今度からでいいので、必ず。」


私はそう強く言うと、ゆっくりとラッタルを昇る。

研究員は私の言葉を聞くと手元のフリップに書き込み始めるが、その顔は怪訝そうだった。

私はそれを見て、コレの性質をまるで理解していないと首を振った。

私は裂け目に入る直前で立ち止まり、再び同じ研究員に声をかける。


翔鶴「……データを取れたら、絶対にここから出してくださいね。本当に、辛いので。」


研究員「………はい。」


研究員が頷くのを見てから、私はゆっくりと深呼吸する。

そして、そのまま浸食嚢の中へと一歩踏み出した。


翔鶴「うっ!?」


シュルシュルシュル───

ズブブブブ……


裂け目に足をかけた瞬間、中で蠢いていた何本もの触手が一斉に絡みついてきて、私はあの日と同じ体勢で肉壁に取り込まれてしまった。

あまりの素早さに、逆に感心してしまう。


翔鶴「ッ………もう、動けないわね……」


隆起した肉塊が肘から先、膝から下を呑み込み

緩やかに圧迫してくる。

身体を捩るが、もう抜ける気配はない。


壁に磔にされた私は、いよいよ後戻りが出来なくなったと、少しだけ後悔する。



翔鶴「っ………やっぱり、それが出てくるのね……………ぅうっ゛、あぁ───」


あの場所に囚われていた中で一番嫌だった代物が、私の股の下から這い出てきて鎌首をもたげた。

捕らえた獲物に養分を与える為の、赤い芋虫型の触手だ。


粘液でテラテラと光るそれは、その先端を私のお尻の穴にあてがうと、穴に本体を捩じ込むように侵入してきた。


ズブブブブ……


翔鶴「うぅ゛─────嫌ぁ………」


触手はゆっくりと粘液を腸壁に塗り付けながら、奥へ奥へと潜り込んでくる。

ズルズルとお尻の中を這う感触が私を襲ってきた。

直腸に留まり、不気味に蠢く感じは相変わらず気味が悪くて仕方がない。

捩じ込まれた異物に私のお尻はヒクつき、腰はガクガクと震えた。


ベキンッ!!!

グシャッ……


突然だった。

予想通りではあったものの、浸食嚢は裂け目を押さえていた固定具を物ともせずにへし折り、獲物を捕らえた食虫植物のように閉じてしまった。

外で研究員達が慌てふためく声が聞こえるが、取り込まれた今となってはどうしようもない。


内部は燐光のような薄明かりのみとなり、いよいよ始まるであろう陵辱に身を固くした。


辺りを見渡し、状況を確認する。

浸食衣を維持するためのパイプラインは切断されず、そのまま外へと伸びていた。

このパイプラインが自分達の命綱であるという事を、私の体を呑み込んでいるコイツも理解しているらしい。


しかし、これは私の命綱でもあり、浸食衣を人間が掌握するための手綱でもあるのだ。


浸食衣から伸びたチューブは、浸食嚢からではなく、外におかれた機械を経由して血液が送られる仕組みになっている。

トラブルが発生した場合、スイッチ一つで浸食衣への血液供給を停止できるようになっていた。


本来臍の緒が付いていた天井の肉壁には、パイプラインのハブとなる機械がガッチリと接合されていた。

この機械が、浸食嚢から浸食衣へと送られる血液を吸い上げて外へと送り、外から送られてきた血液を浸食衣に送る役割を担っている。

機械からはぶら下がるようにチューブが伸び、浸食衣に埋め込まれた口金へと伸びていた。


その機械だが、浸食嚢から血液を吸い上げる為だけに取り付けられた訳ではなかった。

内部モニター用カメラが機械に取り付けられており、中の様子を監視できるようになっている。

他にも、通信用マイクやスピーカー、時計なども装備されていた。


カメラの無事を確認すると、私は視線を体を覆う浸食衣へと移す。

浸食衣には、予めいくつものセンサーが埋め込まれ、浸食衣自身が排出出来ないようワイヤーやリベットでガッチリと固定されていた。

そういった機器類が排出された様子はなく、私は胸を撫で下ろした。


研究員『翔鶴さん、大丈夫ですか?』


翔鶴「っ………大丈夫ではないけど、機器類は無事です。」


通信用マイクから研究員の声がする。

こうしている間にも、緩やかに快楽責めが始まっていた。

胸を揉まれ、体を絞られ、穴を弄くられる快感が私を襲ってくる。

私はカメラへと視線を送り、絞り出すように返答した。




外からの連絡はそれっきりで、後は粘液の音だけが内部に響いていた。

私はたった一人この空間に閉じ込められ、外から助けられるまではもう出られない。

私に許されたのは呼吸と声、後は浸食衣にレイプされる事だけだった。


翔鶴「ごめんなさい、瑞鶴…赤城さん…」


そっと呟く。

心配をかけさせた瑞鶴。

救出してくれた赤城さん。

この実験に参加するのは、二人の心を無下にしているように思えて仕方なかった。


この実験が始まる前、二人には出張で暫く鎮守府を出ると伝えてある。

まさか、鎮守府内でこんなことをしているとは思わないだろう。


グチュッ…ヌリュ…

グニュゥゥ…グチャッ…グニュゥゥ…グチャッ…

グチュッ…グチュッ…ヌチャッ…ヌチャッ…


翔鶴「んっ、あはぁっ───ぁあ゛っ」


遂に、浸食衣が本格的に私を陵辱し始めた。 

もう、余計なことを考える暇はない。

もっと喘げと言わんばかりに、浸食衣は私の体を締め付け、ねぶり、擦りあげ、激しく突く。

分泌された粘液が放つ音を私の耳に流し込みながら、穴という穴をほじくり回し、突起という突起を擦りあげてきた。


そうだ。

どんどん責めろ。

そうすればするほどデータが集まっていくんだ。

そうすれば、この時間が早く終わる────


翔鶴「ん、あはぁっ───ッ───その程度っ?温いわね……!」


私はこの時間を早く終わらせたい一心で、浸食衣を挑発した。

この達の悪い拷問具は、挑発されれば間違いなく逆上する。そう思った上での挑発だ。


しかし、私も大概だ。

こんな売女のような台詞を吐くことになるなど誰が想像するだろうか。

もしかしたら、以前の陵辱で頭のネジが脱落したのかもしれない。


グチュッヌリュグチュリ

グニュゥゥグチャッグニュゥゥグチャッ

グチュッグチュッヌチャッヌチャッ

ズブズブズブッグポッ


翔鶴「あ゛ぁぁぁあぁぁあ゛っっっ」


想像通り、逆上したように浸食衣は暴れ始めた。

浸食衣は私の体に食らいつくように張り付き、グネグネと肉壁を揺らして私を絞り上げる。


脱出を阻止しようとしていた時のような激しい責めに、私は快感と苦痛から絶叫した。

体を締め上げられ、胸が揉みしだかれて歪み、穴を突き上げられて体が跳ねる。

しかも、それだけでは終わらなかった。


案の定、浸食衣は進化していた。


グポッ


翔鶴「あっ゛──っ、何……それ…突っ込むつもり!?」」


突然、秘部に潜り込んでいた肉棒が引き抜かれた。肉の貞操帯が外されたのだ。

下腹部の覆っていた締め付けが消えるが、代わりに凶悪な形をした歪な触手が、お尻の触手同様に肉壁から伸びてくる。

それを見て、私は嫌悪感に表情を歪めた。


ズブズブズブッ


翔鶴「や、やめっ…あはぁあ゛ぁぁぁぁぁあぁぁあっっっ────」


その触手は、狙いを定めるようにその先端を私の秘裂にあてがう。そして、白濁とした粘液を振り撒きながら秘部奥深くまで突き刺さった。


腰が砕け、あまりの快感に潮が吹き出す。


子宮口まで到達した触手は、膣の中をその凶悪な形で擦りあげながら引き抜くと、再び突き上げてくる。

お尻の触手もそれに合わせるように抽送を始め、交互に私の体へ突き刺さっては抜けるのを繰り返し始めた。


グチュリ、グボッ

グチュリ、グボッ

グチュリ、グボッ


翔鶴「あ゛、ぁあっ、うあ、あはぁっ゛」


歯の根が合わなくなり、体が勝手に跳ね上がっては、肉壁に繋ぎ止められた首輪に引っ張られて元の位置へ引き戻された。


翔鶴「うあ゛ぁっ、ぁっ、ぐうっ、あう゛───止め───止めてっ、えっ!?─うぶっ」


強烈な快感が神経を染め、頭は朦朧としてくる。

私は思わず、実験を止めてもらおうと叫びかけた。

しかし、全部言う前にこの拷問具によって阻止されてしまった。


肉で出来た猿轡のようなものが口に押し込まれ、喋ることが出来なくなる。

細い触手が後頭部に絡み付き、猿轡型触手はガッチリと固定された。舌で押したくらいでは動きそうにない。

ギャグ漫画で見たことがある、ボール型の猿轡によく似ていた。

声が出せなくなった訳ではないが、喋ることはできなかった。

前に触手を噛み千切られた事を反省したのだろう。

コイツらの狙い通り、私は舌を噛むことも助けを呼ぶこともできなくなった。


しかも、内側には舌のような触手が生えており、私の舌を絡めとるようにねぶってくる。

ディープキスを強要し、精神的に責めるのが目的だろう。



グニュ、グニュ…

ドクッドクッドクッ…


翔鶴「っ゛──────」


突然、お尻の触手が膨れ腸内へと生温かい液体を噴射させてきた。



ビクンッ


翔鶴「んぅっ゛────────」


体が跳ね、全身の感度が跳ね上がっていく。

さっきとは別次元の快感を体に感じ、流し込まれた液体が養分ではないことを察した。


媚薬だ。

肌に染み込ませるだけでなく、腸壁に直接吸収させるつもりらしい。

肌に刷り込まれるのと比べて明らかに淫毒の周りが早く、多少は余裕のあった性感が一気に上昇した。

先程までは平静を装うくらいは出来たが、今では身体が敏感になり過ぎ、とても平静を装うなど不可能だ。

僅かな刺激で、痺れるような快感が全身を駆け巡るような状態。

私が媚薬にやられたのを見越したのか、浸食衣は一時的に弱めていた責めを再開させた。


こんな状態で責められたら、私は─────


グチュッヌリュグチュリ

グニュゥゥグチャッグニュゥゥグチャッ

グチュッグチュッヌチャッヌチャッ

ズブズブズブッグポッ

グチュッヌリュグチュリ

グニュゥゥグチャッグニュゥゥグチャッ

グチュッグチュッヌチャッヌチャッ

ズブズブズブッズブズブズブッ


翔鶴「ん゛ぐぅぅぅうッッッ──────────」


全身を襲った未経験の強烈な快感に、私は激しく絶頂した。

脳が焼け切れて意識が途切れ、白目を向いて失神する。




□□□□□□□□□□



翔鶴「んうっ゛────ぅ……」



もう、何度目かわからない絶頂と、それに伴う気絶を味わう。

心も体ももうドロドロで、体の痙攣は収まらなくなっていた。

私はチラリと、天井の機械に取り付けられた時計を見る。

実験開始から、もう24時間が経過していた。

それなのに何故か、私は浸食嚢から出してもらえない。

外で何かトラブルがあったのだ。

それでも浸食衣の機能が停止しないということは、安全装置を無効化されたに違いない。


私は失望すると、あの研究員達を恨む。

しかし、恨んだところでここから出られる訳ではない。

幸い、ここが鎮守府の中ということはわかっている。

待っていれば、いつか助けが来るはずだ。


そう思ってまた24時間が経過するが、未だ浸食嚢の肉壁は開かれなかった。


私は失望しつつも、浸食衣の陵辱に耐え続ける。

激しい責めによって苦痛を味わい、何度も絶頂と失神を繰り返す。

それでも、心が壊れないよう、いつか終わりが来ると自分を励まし続けた。


脳裏に浮かぶ、隔離病棟の光景。

精神を破壊された飛龍さんと、残されて悲しみにくれる蒼龍さん。


瑞鶴や赤城さん、蒼龍さんが浸食衣に囚われ陵辱される姿。

それだけは絶対に阻止しなければならないと、私は壊れそうになる心を何度も繋ぎ止めた。


それに、私がこうして責めを受けているのは決して無駄ではない。

朦朧とながら、私は浸食衣に埋め込まれたセンサーを見る。これには、この浸食衣のデータがどんどん蓄積されているのだ。

私が耐えれば耐えるほど、この浸食衣に対抗するためのデータは蓄積され、情報は精度を増していく。


このいやらしい拷問具が、研究者達の予想を超えた行動を取る事はすでに示された。

私はただ、救出を待ちながら責めに耐えるしかない。



□□□□□□□□□□



もしかしたら、私はここから無事に出ることはできないかもしれない。

最後に時計を見た時、日付は既に実験開始から10日が経過したことを示していた。

最後にというのは、それ以来時計を見ていないからではない。


今、私は肉のアイマスクで視界を奪われていた。

私が時計を見て希望を抱いていることに気づいたのだろう。

時計を見れなくなったのは不覚だった。

視界をアイマスクに塞がれてから、もうだいぶ経つ。つまり、実験開始から2週間経過している可能性があった。

しかし、未だ救助はない。

浸食衣が動きを止める事もない。


グニュゥゥグチャッグニュゥゥグチャッ

グチュッグチュッヌチャッヌチャッ

ズブズブズブッグポッ


翔鶴「んむぅっ゛───────────」


脳を焼く絶頂に体を震わせ、口にはめられた肉の猿轡を噛み締める。

背をのけぞらせ、体を震わせながら果てる。

もう何度目かわからない絶頂に体は疲労し、頭は朦朧としている。


まだ、私は壊れていなかった。

私がいつまで持つかはわからない。もしかしたら、明日には壊れるかもしれない。

しかし、私はただで屈してやるつもりはなかった。

心が壊れるまで、一つ残らずデータを搾り取る。

私が壊れても、弱点は炙り出される。

そう考えるようになると、少しは楽になった。

私が壊れて、他の艦娘が救われるならそれで良いと思った。


でも…………


壊れたら、瑞鶴や赤城さんはどう思うだろう。


隔離病棟で見た、生気のない飛龍さんと、その傍らに寄り添っていた蒼龍さんの姿を思い出す。


ベッドに寝かされた、壊れた私。

そんな私に、必死に話し掛ける二人。

そんな二人の声に私は何の反応もせず、ただ虚空を見つめ続ける。


瑞鶴『ねぇ、翔鶴姉…何か言ってよ…』


赤城『翔鶴さん、瑞鶴さんが悲しんでますよ……泣かせたままでいいんですか…』


二人の表情や声が、容易に想像できた。

それでも、二人の訴えは私の耳に入らない。

心の壊れた私は、ただの脱け殻でしかないのだから。


そんなの……嫌……


浸食衣の脅威から他の艦娘、瑞鶴や赤城さんがこんな思いをしないように、私はここまで陵辱に耐えてきた。

それなのに、二人が嘆き悲しむ。

それでは、意味がないじゃないか。

二人が悲しむ姿を想像して、私は弱気になりつつあった自分を叱咤した。


翔鶴「………まへない(負けない)…」


くぐもった声で、そう呟いた。

それに逆上したのか、急に責めが激しくなる。


グチュッヌリュグチュリ

グニュゥゥグチャッグニュゥゥグチャッ

グチュッグチュッヌチャッヌチャッ

ズブズブズブッ

グポッグポッ


翔鶴「んんっ゛!!?んふぅっっっっっつ゛──────────」




私の憔悴しきった体をいたぶり、浸食衣は容赦なく犯してきた。

挫けそうになる。でも、耐えた。


二人のために、私は耐えきるんだ────


心の中で、そう叫んだ。








後書き

続編制作中です。


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント

5件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-05-05 00:17:32 ID: RRNXYcqN

1話にコメントした者です。
蒼龍を出してくれて
ありがとうございました!
無理せずに頑張って下さい!!

2: パラ 2018-05-06 12:00:33 ID: 9W2WH8aL

本当は本格的に蒼龍にも触手服着せる筈だったんですが、字数の関係で二話分割になってしまいました…
次話ではご期待にそえると思いますので、よろしくお願いいたします。

3: パラ 2018-05-06 12:04:10 ID: 9W2WH8aL

補足ですが、本作はPixivでも並行連載しております。
そちらの方には挿し絵等も付ける予定ですので、よろしければそちらの方もご覧になってくださると幸いです。

4: SS好きの名無しさん 2018-05-07 19:48:50 ID: _rI5O6O-

囮役として蒼龍が着るのですね?
貴方の手腕に期待します!

5: SS好きの名無しさん 2018-05-18 22:43:29 ID: SOy4_T82

続編全裸待機
ゆっくりでも構わんのでお頼みしてえ…


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください