2018-05-05 09:27:21 更新

概要

ナンバリングの続き。まぁ拙くキンクリが多くなっていたりするけど、まぁなんていうか読んでやってください
注意→少し嫌悪する表現があるかもしれません


前書き

作戦目標へ到達した先に見たのは・・・闇でした


旧南シナ海域


提督「作戦は前々から話したとおりだ。手筈どおりに頼む。母艦は念のため離れた場所からの狙撃支援、緊急時にミサイル攻撃による掃討を行う」


作戦メンバー「「了解」」


提督「落ち着いて行動し、お互いがお互いにフォローしあうように。。必ず無理せずに通信しろ。そのときは助けてやる。もし緊急に対応が必要なことがあればそのときは各自判断し行動しろ。現場は現場でしか判断できないこともあるからな」


島風「大丈夫。提督は心配しすぎ!!ね、みんな?」


霞「島風の言うとおりよ。心配しすぎったら」


満潮「そうよ?あんまりしつこいと萎える」


提督「すまんすまん。じゃぁよろしく頼む」



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~旧・南シナ~


龍驤「目標発見や。手筈どおり、島風を上空から援護。相手も航空で動いてるかもしれへんから」


祥鳳「了解!!」


瑞鳳「了解しました!!」


熊野「鈴谷!島風の動きに合わせて海上で援護しますわよ!!」


鈴谷「わかってるよ熊野。島風、動き合わせて。もし敵主力を見つけたら遠慮なくトップスピードで向かってくれていいよ!!その分、こっちも航空での援護と弾着観測するから」


島風「・・・・うんっ」


「「戦闘開始!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


扶桑「龍驤さんの部隊からの通信・・・目標発見とのこと」


山城「こちらもカムラン側からの輸送部隊発見。結構な多さ」


神通「霞さん、朝潮さん、満潮さん。輸送部隊の足止めと扶桑さんと山城さんの狙撃の補助、成功させますよ?あの部隊をこれ以上進めてはいけない、旧基地だけじゃなく合流されたら厄介です」


霞「了解!!」


朝潮・満潮「了解しました!」


<ばしゅう!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


提督「ん~・・・今のとこ動けてるな。目標地点の様子は動きはなし。旧兵器の装填の準備は」


ーーーー現在八門すべてにおいて装填完了していますーーーー


提督「号令とともに発射できるようにしておけ」


ーーーー了解ーーーー


明石「艤装問題なし。炉のエネルギー安定してます」


夕張「レーダーにて戦闘開始を確認、優勢です」


提督「オーケー。二人もそのままシステムの管理を」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


島風「くっ・・・優勢とはいえ・・・優勢とはいえ上空からの攻撃が激しいよ」


龍驤「島風、激しいのはわかるけどこのまま進まんと目標破壊までできへん」


島風「わかってるよ」


熊野「まだ遠い・・・まだ遠い・・・」


鈴谷「弾着観測もしにくくされてる!!空母落とさなきゃ」


瑞鳳「空母発見!!」


祥鳳「瑞鳳、空母を相手にするから集中して」


瑞鳳「了解!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山城「やぁっ!!」(ドォォォォンッ!!


神通「そこ!!」


朝潮「扶桑さん!!いまです!!」


扶桑「はぁっ!!」(ドォォォォンッ!!


満潮「敵駆逐4隻目轟沈!!輸送部隊一部全滅完了!!」


霞「敵軽巡級多数確認、輸送部隊と一緒に出撃したみたいね。」


山城「お姉さま」


扶桑「大丈夫、大丈夫よ。私達ならできるわ」


山城「えぇ・・・」


満潮「なんなのこいつら・・・。急に動きが変わった!!」


霞「うぐ・・・・被弾した・・・くそぉ!!動きが統率取れすぎてる!!朝潮!狙撃の補助に専念して!!」


朝潮「わかってます!!」


神通「敵軽巡撃破!!次っ!!・・・・おかしいですね・・・軽巡よりも上は来ないのにこんなに統率が取れているなんて・・・」


ーーーーーーーーーーーーーーー


島風「・・・・っ。」


鈴谷「島風、無理しないで!!母艦とつうし「やめて!!」島風!?」


島風「大丈夫だよ。・・・今この状況で母艦に補助を頼んだら射線で気づかれちゃう・・・」


熊野「ですわね・・・・。まさかここまで動きが変わるなんて・・・・どういうことなのかしら」


龍驤「どないになってんねん!!瑞鳳!!」


瑞鳳「母艦はつぶしたよっ!!でも航空部隊が多すぎてこれ以上偵察の精度あげらんないんです!!!」


祥鳳「ジリ貧ね・・・島風達も小破とはいえ・・・これ以上は・・・島風!!」


島風「成功させる・・・!このまま進むから、熊野さん鈴谷さん。空母組の援護して、島風の速さなら・・・トップスピードなら行けるから。祥鳳さん、制空権・・・よろしくね」


祥鳳「なにいってるんですか!!島風!?島風!!龍驤さん!島風の通信途絶!!熊野!鈴谷!!島風は!?」


鈴谷「ごめんなさい!!島風が戦速で行っちゃった!!おっかけられない!!」


熊野「遠距離からの援護で精一杯ですわ!!」


龍驤「・・・・まずいことになってもうたな。でも島風の言うとおり、今母艦に援護射撃を頼めば母艦の居場所をつきとめられてまうから」


瑞鳳「上空の敵を抑えてるから・・・まだ母艦の場所は・・・」


祥鳳「島風・・・・。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


朝潮「霞!!」


霞「うぐっ!!朝潮はそのまま集中して!!」


朝潮「でも・・・でもっ!!」


満潮「朝潮!!バカ!!遠距離の弾着観測して!!輸送されたら島風たちの部隊も危険になるの!!」


神通「くっ、扶桑さん山城さんが無傷なのがまだ救いですね。こっちはもう弾数が・・・」


山城「うぅ・・・。このままじゃ・・・このままじゃ・・・っ」


扶桑「焦らないで・・・焦って外せばもっと危険です。山城、不安なのはわかります。でもね?ソレを形にすれば神通さんたちも危険にさらすことになるわ」


山城「わかってる・・・わかってる・・・。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


提督「なんだ・・・この動き・・・・いや、そんなことはどうでもいい。今の状態で撃てば」


ーーー発射後、敵からの反撃の成功率は100%---


提督「ち・・・。俺が出撃するのは簡単だ・・・でも・・・どうする」


明石「・・・・このままじゃ!!」


夕張「提督!!緊急入電!!回線開いていいですか!?」


提督「どこからだ!!」


夕張「これは・・・元帥からです!!」


明石「え・・地獄に仏ってやつじゃないですか!!」


提督「通信回線開け」


元帥『大丈夫か?かなり苦戦しているようじゃないか』


提督「えぇ・・・動きが急に変わったんですよ・・・その理由もきになるんです」


元帥『安心しな!こちらもその現状は把握しておるからな。お前の父親に連絡も入れてあるからな。お前の元気な顔を見たいと言っておった艦娘で編成された部隊がくるぞ』


提督「ありがたい!!ありがとうじいちゃん!」


元帥『この場では元帥と呼べといってるだろうが・・・。まぁいいか。お前の指揮下に入るように出撃しているから、気張れよバカ孫』


提督「当然です!通信終了!」


明石「データ来ました。おお、航空部隊!!しかも大和まで」


提督「え・・・大和?航空部隊・・・まじかぁ・・・まじかぁ・・・いや、今はいいか・・・レーダー確認して合流しだい一気にたたくぞ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


島風「・・・・もうだめ、なのかな・・・連装砲ちゃんも・・・タービンも・・・」(中破


熊野「島風!!くっ・・・・どうしたらいいんですの・・・・?通信障害で母艦に通信は届かなくなってる・・・・」


鈴谷「もうジリ貧どころじゃなくなってる!!空母の艦載機ももうほとんど残ってないよ」


瑞鳳「制空権はなんとか取れそうだけど・・・維持は出来ないよ・・・」


祥鳳「瑞鳳・・・。龍驤さん、一機、艦載機を飛ばせませんか?」


龍驤「祥鳳の考えてることはわかっとる・・・。でもこの距離じゃ母艦に到着したとしてこっちに帰ってくるときには撃墜されかねない」



<ブゥゥゥゥゥン!!!


祥鳳「っ!?あれは・・・あのマークの艦載機の機動部隊って・・・」


龍驤「う、嘘やろ・・・。夢とちゃうんか・・・は、ははは」


<ズシャアァッ


赤城「夢じゃありませんよ!洲崎元帥直属航空部隊空母赤城、これより第二鎮守府の指揮下に入ります。そろそろ通信も回復するころでしょう」


<ズシャァッ


加賀「えぇ、そうですね。島風、これを。まだ、走れるかしら?」


島風「やれる、やれるよ!応急ありがと。この借りは返さないとね!!」


加賀「恐らく遠距離支援部隊のほうは大和の方が向かってるはずよ。安心して」


島風「うん!よし・・・連装砲ちゃん、いっくよぉ!!」<バシュウゥゥ!!


赤城「さすが島風、速いですね」


熊野「でも、あの建造物・・・いやな予感がします」


加賀「情報としては・・・あの建造物は旧兵器の施設。質量で押しつぶすミサイル施設よ」


鈴谷「・・・もし深海棲艦がアレを完全に吸収したら」


赤城「周辺施設は元より周辺の島国は全滅でしょうね」


龍驤「だったら・・・早く倒さな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


神通「急に統率が崩れ始めた・・・?」


霞「というより・・・敵が戸惑い始めた?まぁいいわ、今のうちに応急処置を!」


満潮「でも・・・急になんで・・・」


<<聞こえますか、こちらは秋月。上空に待機していた深海棲艦製のドローン兵器破壊完了。>>


朝潮「秋月さん・・・まさか航空部隊の!?」


<<はい、洲崎元帥直属航空部隊駆逐艦秋月です。扶桑さんたちのところには大和さんが到着しているはずです。そのまま駆逐隊のみんなは作戦追行なさってください。こちらはこちらで敵を蹴散らします>>


満潮「了解したわ」


神通「援護感謝します。みんな、もうひと踏ん張りです」


霞「えぇ、借りを返すわ・・・必ずっ!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


扶桑「向こうはどうにかなったみたいね、補足速度が上がったわ」


山城「距離補正も・・・」


<ドオオオオォォォォン


扶桑「あの長距離砲撃は」


大和「洲崎元帥直属航空部隊大和、遠距離支援開始します。扶桑さん山城さん、よろしくお願いしますね」


山城「まさか元帥直属がおでましなんて・・・不幸だわ。」


大和「不幸ではなく幸運ですよ。これ、資料です」


山城「・・・お姉さま。」


扶桑「なるほど・・・これは失敗できないわね。朝潮!」


<<はい>>


扶桑「おそらく補給物資は大規模制圧できるほどの弾頭の素材よ」


<<っ!?それ本当ですか!?>>


山城「急にドローン兵器まで持ち寄って守ろうとしたのはコレが理由ね、しかもここから狙うとしたら恐らく沖縄・・・」


<<そうですね・・・。沖縄は今色々あって基地がない民間のみの土地・・・・まずいですね>>


大和「なおさら到達を阻止しなければなりません。みんな、より一層奮起しましょう」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


提督「よしよし、敵反応一気に押してるよ・・・・。一時はどうなるかと思ったけどここからは形勢逆転、作戦を終わらせてここの海域を奪還してしまおう!熊野、鈴谷、島風。順調か?」


<<今のところは、遠距離の砲撃支援と制空権を取ったおかげで先ほどよりは・・・ただあの施設は旧中国のミサイル施設とのこと。あれを取られれば恐らく私たちもろとも沖縄とフィリピン領は・・・>>


提督「そうだな・・・崩壊だけじゃなく手がつけられなくなるな。どうするか・・・夕張明石!敵勢力は」


明石「敵勢力残存は先ほどよりは・・・まさかこの艦を進撃させるきですか!?」


夕張「出来ないこともないですが迎撃は機関砲のみですよ!?さすがにミサイルなんて近距離じゃむりです!!」


提督「それでいい!少なくとも今は優勢、このままこの艦を目標地点へ進撃!!可能な限り迎撃しながらだ!!」


夕張明石「「了解!!」」


提督(最悪、ミサイルが発射されそうになってもこの艦の火力ならどうにかできる)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


扶桑「・・・!!母艦が進撃してる!!」


<<全艦娘へ通達、母艦はこれより目標地点へ進撃開始!!可能な限り迎撃しながら進撃するため射線は気をつけてくれ。最悪の場合、ミサイル施設は艦のミサイルで施設ごと破壊する!!>>


山城「なるほど・・・今は制空権すらこちらの優勢だものね。艦を動かしたほうが早いわね・・・・お姉さま、艦を護衛しながらこちらも進撃しましょう」


大和「ならこのまま周りの敵を排撃して合流しながら進撃のほうがいいですね。我々戦艦は後方に、駆逐、軽巡は前方において進撃しましょう」


扶桑「そうね!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<<扶桑より各艦娘へ!これより周りの残存勢力の排撃と合流しながら母艦の護衛と進撃を開始します。各艦娘も同等の行動をお願いします。気休めでも母艦へのダメージを減らすわよ!!>>


島風「提督、母艦動かしたんだ。でも妥当なのかな・・・・でも目標まであと少し・・・。母艦のスピードなら私と同時くらいに着くかな?熊野!鈴谷!大丈夫!?」


鈴谷「大丈夫だよ!気にせず進んじゃって!!」


熊野「援護できる距離を維持できてますわ!島風は進撃してください!」


島風「わかった!でももしものときは遠慮なく撤退して母艦で補給して!!戦力は出来るだけ削りたくないはずだから!!」


熊野「わかってますわ!!」


鈴谷「むぅ・・・島風!人の心配しないで自分の心配して!もう・・・。」


<<こちら瑞鳳。祥鳳、龍驤。戦艦と駆逐、軽巡と合流確認!!>>


島風「よ~し・・・鈴谷、熊野もうちょっと速力あげるよ!!」


熊野鈴谷「「了解!!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ミサイル施設


島風「つ、ついた・・・。」


<ブオォォォ!!


熊野「やはり大きいですわね母艦」


提督「・・・凄いとこだな・・・なんだ、まじで深海棲艦と変わんない装甲してるんだなこの施設」


<トクントクン


鈴谷「うへぇ・・・・ところどころ脈打ってるよぉ、きもい」


提督「とりあえず、ここまで侵食されてるなら深海棲艦のコロニーになってる可能性がある。中枢に到達して発射装置のメインコンピューターを見つけたらこれで起爆する」


<プラスティック爆弾


鈴谷「え、中に入るとは聞いてないんだけど・・・!?」


熊野「抗議するってわかってたから伝えてないだけですわ。ね、島風」


島風「あ、あははは・・・。まぁ提督と一緒なら平気じゃない?ほら、提督は白兵戦は専門だし」


鈴谷「そうかもだけどさぁ・・・」


提督「いいからいくぞ」


熊野「そうですわね」


島風「さっさと終わらせてタービン周り整備したーい!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


施設内


提督「思ったより敵は少ないな・・・もしかしたら危険を察知して撤退したかな・・・?」


鈴谷「出てこられても困るし、しかもさっきのなんなのあれ!!」


提督「陸に上陸するためのイ級だったな」


熊野「な、なんていうかうぞうぞしてて気持ち悪かったですわ、しかも大きくて・・・なかからイ級のちっちゃいのが・・・うぅ」


島風「・・・・なんていうか・・・ゲームに出てきそうな感じ?」


提督「でもこれは序の口、種類的にはもっといるからな上陸型は・・・」


熊野「マ、マジですの?」


提督「嘘言わないよこんなときに・・・っと」<ザシュ!!


島風「おー、それいあいぎり?だっけ、すごいねー」


鈴谷「飛天なんとかって使えるの?提督」


提督「あのなぁ、今の状況わかってるの?楽観視は死ぬぞ・・・」(呆れ


<ピピピピ・・・・・


<ピピピピ・・・・・


提督「ここが中枢・・・か?」


<ガチャン


全員「「っ!?!?」」


提督「な、なんなんだよこれは!!!!なんなんだ!!!」


熊野「これ・・は。培養装置・・・?ちがう・・・これは」


鈴谷「・・・うぅ」(目を背け


島風「酷いよ・・・これじゃまるで・・・艦娘が乾電池みたいじゃない!!!」


ーーーそこにあったのは、中枢装置を中心にエネルギーを送り込んでいるであろう管でつながれた培養装置。


ーーーその中には痩せこけ、見るも無残な艦娘・・・。


ーーー管はその艦娘から生気を吸うように脈打ち中枢に送り続ける・・・


ーーーフロアに響くのはその鼓動とも取れる音


ーーーその音が、残酷さと醜悪さを引き立てていた


提督「・・・中からみんなを出そう・・・弔ってやらないと・・・むなしすぎる」


熊野「そう、ですわね・・・」


鈴谷「そうだよ!早く出してあげよう」


島風「うん。あ、ちょっと待ってて・・・・。こちら島風、うんあのねその、死体袋を・・・うん、分け合って・・・うん、大丈夫。艦載機で持ってこれる?多分15個くらいあれば・・・。うんお願い」


提督「島風・・・」


島風「うん。艦載機で何とか持ってきてくれるみたい」


提督「・・・・俺が・・・もっと早く決断していれば・・・こんなことには」


島風「そんなことないよ!それに、ここで悔やんでも仕方ないよ・・・。こうならないように早く戦争終わらせないと」


提督「そうだな」


鈴谷「・・・っ!!提督!!」


提督「どうした!」


鈴谷「まだ、まだ顔色の良い艦娘が!!お願い!目を覚まして」(心臓マッサージ


提督「俺が心臓をやるから気道確保と人工呼吸を!!」


鈴谷「うん!!」


島風「よかった・・・まだ生きてる子がいたんだ・・・」(へたり込み


熊野「中枢はこれで機能停止したみたいですわね・・・醜悪な機械ですわ・・・。その子を救出してさっさと出ますわよ」


提督「頼む、動いてくれ・・・息をしてくれ!!!」


「けほっけほっ・・・・」


鈴谷「自発的な呼吸確認!!」


提督「でもまだ意識はないか・・・いや、背負ってくから島風はこれをセットして」


島風「了解!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


鎮守府・帰還後


提督「ふぅ・・・終わったな・・・施設の爆破も滞りなく・・・だな」


夕張「ですね・・・。あと、これですけど」


提督「あぁ・・・。助けた弥生のことか。どうした?」


夕張「それが・・・ですね。残念なことに・・・轟沈判定食らってるんです・・・。正しくはMIAからのKIAってことです」


提督「なに?ということは轟沈確認されていない状態で轟沈判定で処理されたってことか!?」


夕張「えぇ・・・。残念ながら・・・。しかもそんな艦娘がもし<中枢から救出された艦娘>なんてしれたら本営にすっぱ抜かれてなにされるか・・・」


提督「なんでこううちの鎮守府には問題が転がってくるんだろうな・・・まぁそういうことに対抗するための鎮守府ではあるんだが・・・はぁ・・・どうするかなぁ・・・」


夕張「書類は一応保留してここにおいておきますけど・・・・早めに結果を出さないと本営に案件をすっぱ抜かれてバッドエンド直行なので・・・処理は早いほうがいいかと」


提督「いや、わかってるからねー?」


夕張「では、母艦の整備にもどります!」


<ガチャ<バタン


提督「は~・・・どうすっかなぁ・・・とりあえず医務室のほうに顔見に行くか」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


医務室


弥生「スゥー・・・スゥー・・・」


提督「・・・ナデナデ」


提督「う~ん・・・どうするか・・・。いや、一つだけ方法があるかな?」


提督「救える可能性があるなら・・・・賭けてみるか・・・。俺は既婚者で収入があり、この子はすでにKIAとして轟沈判定。別人として扱えば・・・・よしソレでいこう!」


提督「絶対危険な目にはあわせないからな弥生」(ナデナデ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


執務室


提督「ん~・・・これでいいか。んで後は提出して、親の力を借りるのはちょっとあれなんだけどなぁ」


<コンコン


加賀「失礼するわ」


赤城「失礼します」


提督「あぁ、加賀さんに赤城さんか、大和さんは?」


加賀「大和なら今母艦のほうに顔を出しているわ」


提督「で、二人ともどうしたんだ?」


加賀「どうしたんだ・・・じゃないですっ」(ギュ


提督「うお!?ちょっと加賀さん」


加賀「加賀さん、じゃないでしょう?加賀姉、でしょう。それよりですね。あまり無茶しないでください。心配してたんですから・・・」


提督「もうそんな歳じゃないって・・・赤城さんも何とか言って下さいよ」


赤城「加賀さん、埋もれて苦しくなっちゃってるじゃないですか。大丈夫ですか○○」


提督「はぁ・・・まったく・・・。心配させたのは謝りますけど。でも抱きつかないでください」


加賀「恥ずかしがらないでいいんですよ?弟のようなものなのですから」


提督「だーかーらー・・・はぁ・・・」


大和(髪おろし)「失礼します。どうしたんですか?」


提督「いや、なんでもないです大和さん」


加賀「大和、○○がさん付けで呼ぶんですよ・・・。作戦中でもないのに」


大和「なるほど・・・。確かに家族みたいな私たちに他人行儀みたいで寂しいですね」


赤城「ええ・・」


提督「はぁ・・・わかった、わかったよもう・・・。姉さん達には敵わない!それでいいか?まったく」


大和「そうですよ。今は作戦行動中でもないんですから。それに久々にあったのですから」


提督「まぁそうだよなぁ~・・・。あ、そうだ大和姉さん、頼みごとがあるんだけどいいか?正しくは父さんに、なんだけど。加賀姉と赤城姉にも聞いてもらいたいんだ」


大和「頼み・・・ですか」


加賀「そうですね、内容次第・・・ですね」(ムギュ


赤城「出来ることとできないことがありますからね。我々は本営直属とはいえ貴方の父親の部下ですから」


赤城「というか好きあらば抱きしめるんですか。本当に好きですよね加賀さん」(苦笑


加賀「当たり前ですよ。<弟>なんですから」


大和「それで、頼みというのはなんですか?」


提督「うん、今回の作戦で救出した弥生のことなんだ・・・。それで俺はこういう作戦をとることにしたんだ」(書類渡し


大和「・・・・ふむ、赤城さんはどう思います?加賀さんも」


加賀「まぁ、提督のお父さんに口利きは出来ますね。言ってはなんですがあの人も艦娘には甘いですから」


赤城「そうですね・・・書類も案外どうにかできるんじゃないですかね?大淀さんと鳥海さんに何とかしてもらえば、ってことで。本営の上層部なら大和さんのこの前の件で”交渉すれば快く快諾”してくれるでしょうね」(クスクス


大和「ふふ、そうね。本営の”交渉”は私がしましょうか」


提督「3人ともなにをしたんだよ・・・」


加賀「むしろ本営が何かした、が正しいわ」


大和「うちにも色々あるんですよ。色々と」(ナデナデ


赤城「この件はこれでいいですね。他に何か心配事はありますか?この際ですからなにかあれば手を貸せますよ。可愛い弟の頼みですから」


提督「うん、ありがとう。これくらいだよ、おれもここの鎮守府の提督、出来るだけ頼らずにがんばるさ」


大和「ふふ、言うようになったじゃないですか。成長していてうれしい限りですよ」


提督「そりゃ成長しなかったらうちの嫁たちにも申し訳ないからな」


赤城「ですねぇ・・。あ、瑞鶴さんたちも提督に会いたがってますから、暇が出来たらこちらにも顔出してくださいね?みんなも貴方のこと気にしていますから」


加賀「そうですね。五航戦の二人は特に貴方のことを気にしていましたから」


赤城「いえ、加賀さんには負けると思いますよ」(苦笑


大和「そうですね、貴方がこの鎮守府に着任するときいて真っ先に涙したのは加賀さんでしたしね」


加賀「な・・・そんなことは忘れました!むしろ記憶にないですね」


赤城「『○○、辛かったらすぐに帰って来るのですよ?相談にも乗りますから、電話もしてくださいね。私は貴方の姉ですから、とても心配です』って涙声で泣く泣くって感じでしたよね、懐かしいですね~」


加賀「な、なんでそこまで覚えているのですか!?」


大和「それはあの厳しかった加賀さんが泣きながら『私はなぜご一緒できないのですか!?姉として弟のそばに居るのは当然ではないのですか!?』なんて執務室で大淀さんに言い寄ってれば、無理もないですよ」(苦笑


加賀「仕方ないじゃないですか・・・」


提督「はは・・・。加賀さんにそういってもらえるのはうれしい半分過保護すぎるよ」


加賀「うぅ・・・。ですが、こうして元気で居てくれてるなら安心ですよ」(ナデナデ


提督「でも、抱きつき癖は治してほしいです。俺も弟とはいえ男だからさ」


加賀「なら姉にお任せください、弟の性欲処理も・・・痛いです」(ゴチン


赤城「さすがにそれは引きますよ加賀さん・・・。」


提督「まったく・・・。恋人ならまだしもこれは・・・」


加賀「さすがに姉弟ですから恋人は無理ですよ」


大和「加賀さん、大丈夫ですか?言ってることがおかしいですよ?」


加賀「気分が高揚しすぎて少し興奮してしまいました」


提督「あはは・・・。そういえばいつここを発つんだ?」


大和「そうですね。明日の午後あたりでしょうか。この件もあるので早く立つつもりですよ」


加賀「・・・え?」


赤城「ちょ、加賀さん真顔にならないでください!ほんと提督に対して過保護すぎるでしょう、弟離れしましょうよ・・・」


加賀「いやです、弟離れするくらいなら轟沈します」


大和「はぁ・・・・。轟沈したら顔も見れなくなるでしょうに。予定に変更はなし、提督だって悲しみますよ」


提督「うんうん」


加賀「う・・・。わかりました。ですがぜっっったいに電話の一本くらいはくださいね?」


提督「根性の別れが近い夫婦かなにかなのか?俺たちは・・・・。いや、まぁ電話くらいはする機会ぐらいあるでしょうよ。ほんと過保護すぎるよ・・・・」


大和「でも、こうして家族が顔合わせられてよかったじゃないですか」


提督「そうだね・・・」


提督「さて良い時間だしそろそろ夕食にして就寝しよう」


赤城「ですね!夕食はなんでしょうか・・・」(ウキウキ


提督「あいかわらずだなぁ・・・赤城姉は」




後書き

加賀「今日はお風呂も就寝も提督と一緒です!」

提督「はぁっ!?そんなわけないだろ!?」

加賀「何故ですか!?」


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