2018-09-05 13:19:34 更新

概要

もし自分の学校に艦娘達が来てしまったら!?というお話です


前書き

みなさんどうも。通学中の電車で暇なので書いてます。更新は相変わらず不定期ですがどうぞよろしくお願いします。色々な艦娘が登場しますが、定番のペアがいないことがあります。うちの鎮守府を準拠しているので、そこはどうか許していただきたい。


―某大学キャンパス―


提督「やーっと授業終わったー…」グデー


退屈な経営学の授業が終わりだらしなく机に伏す。この男、こう見えてもラバウル所属の提督、それも大将である。


提督「なにナレーション風に語ってんだよ…」


友人「やってみたかっただけだよ。んなことよりさっさと食堂行こうぜ」


提督「そうすっかー…」





提督「今日は何食おっかなー…」スタスタ


友人「俺は今日もつけ麺食おっと」スタスタ


提督「お前いっつもそれだよなー。飽きないのか?」


友人「美味いからな。偏食上等だぜ」


提督「いつか体ぶっ壊れそうだな」ハッ


友人「そん時はそん時だな」


提督「楽観的なやつ……ん?」


友人「お?どした?」


提督「いや、広場に人だかりができてる…。今日って軽音楽部のライブとかあったっけ?」


友人「ないはずだけど…確かに人だかりができてんな」


提督「……ま、どーでもいいか。さっさと行こうぜ」


友人「ん、そーだな」


??「あっ!テートクゥー!」タッタッタッ


提督「……は?」クルッ


友人「ん?」クルッ


??「バーニングラーーーーブ!!!」グワッ


??「……ってイタタタタタ!!!痛いデス!!!」ジタバタ


提督「何でお前がここにいるんだ 金 剛 ?」アイアンクロー


???「「「お姉さまー!!」」」タッタッタッ


提督「なんでオメーらもいるんだよ!比叡!榛名!霧島!」


榛名「それはその…」


比叡「金剛お姉さまがいるところが私達のいるところだからです!」


提督「意味わからんわ!」


霧島「提督、とりあえずお姉さまを解放してあげてください。そろそろ死にます」


金剛「」チーン


提督「あ、悪い……」


提督「…とりあえずなんでお前らがいるのか説明しt「ちょっと待ったっぽい!」」


提督「まさか…」


夕立「あたし達もいるっぽい!」


時雨「やあ」


白露「やっほー!」


村雨「どうも~♪」


提督「だっちゃん、時雨、白露、村雨…」


瑞鶴「へえーここが大学かー」


翔鶴「初めて来たけど…意外と広いのね」


赤城「加賀さん、後で駅前の大食い店行きません?」


加賀「いいですね。行きましょう」


蒼龍「どうせなら私服で来ればよかったなー」


飛龍「ねー」


提督「空母のみんな…」


提督「もしかしてまだ…」クルッ


武蔵「長門よ、後でグラウンドでトレーニングしないか?」


長門「勿論だ」


島風「ここなら走りがいがありそう!」


長良「私も走ろうかな!」


鬼怒「鬼怒も走りたいな!」


提督「頭痛くなってきた……」


友人「なあ、この娘たちって…」


提督「ん、ああ…俺の艦娘達だ…」


友人「ほえー…艦娘って生で見るとほんとに綺麗だなー…」


提督「とりあえずここじゃ他人の迷惑になるな…」


提督「お前らー!!理由は後で聞くからとりあえず移動するぞー!!」


艦娘達「「「はーい」」」


提督「ってことでわりい、今日は飯食えねえや」


友人「そうか……なあ、俺もついてっていいか?」


提督「いいけど…なんで?」


友人「めったにこんなチャンスねーからだよ!生の艦娘なんてこの先見れるかわかんねーもん!」


提督「そ、そうか…」



―大教室―


ザワザワ ザワザワ


提督「はい静かにしろー!比叡カレー食べさせんぞー!」


シーン


提督「よし」


ミンナヒドイ…


提督「比叡はとりあえず置いといて…淀ちゃん!なんでみんなでここに来たんだ?」


大淀「大本営からある任務が届きまして…これです」スッ


提督「んーと…『艦娘全員で学校への社会科見学を遂行せよ!』?なんだこのふざけた任務…」


大淀「ええ。私もさすがに間違いだと思って問い合せたんですが、どうやら本当に任務のようで…」


提督「んで来たってわけか…大本営マジで意味わかんねえな…」


大淀「まあ、秋刀魚捕って来いって言ったり、菱餅奪って来いって言うぐらいですからね」


提督「んーとじゃあ…潮!大鷹!いるか?」


潮「はい」


大鷹「ここに」


提督「秘書艦のお前らがいるってことは察しだけど…今この場に何人来てる?」


潮「ええと…鎮守府全員ですね」


提督「だよなあ…だって初雪とかもっちは分かるけど、間宮と伊良子がいるんだもん…」


提督「…ってことは今鎮守府は?」


大鷹「もぬけの殻ですね」


提督「今攻められたらどうすんだよ…」


大鷹「まああの辺りは友好的な深海棲艦しかいませんし、大丈夫だとは思いますよ」


提督「まあな…」


提督「じゃあ次…お前ら滞在はどれくらいするんだ?」


潮「一応何日でもいいって話ですが…」


潮「作者の体力的に大体1日ってことになってますね」


提督「メタ発言」


潮「あ、すみません…ええと、大学の皆さんにご迷惑をかけると思い、提督の授業が終わるまでとなりました」


提督「なるほどな…」


提督「よし、次は対応策だが…」


五十鈴「対応策?何に対しての?」


提督「ほかの学生に対しての、だ。お前ら多分大学には許可とれてるけど、それぞれの学生には連絡がいってないはずなんだよ」


五十鈴「ああ、それで…」


提督「もしかしてなんかあった?」


足柄「名取とか羽黒とか、気の弱い娘たちがナンパされてたのよ」


提督「なんだと!?うちの艦娘に手を出しやがって…ぶん殴ってやる!」


五十鈴「落ち着きなさい。ちゃんと説明したら引いてくれたから」


提督「そうなのか?」


羽黒「あ、はい……」


名取「何もされてませんよ…」


提督「……?(妙に歯切れが悪いな…)」


提督「五十鈴、足柄、お前らちゃんと説明したんだよな?」


足柄「ええ」


五十鈴「もちろん説明したわよ」


足柄・五十鈴「「拳で」」


提督「おおぉぉぉいぃぃ!!!そこで『拳で』はちげーだろおぉ!!」


足柄「だって私たちの妹に手を出したのよ?」


五十鈴「当然の報いよ」


五十鈴「それに提督も『ぶん殴ってやる!』って言ってたじゃない」


提督「うぐっ!」


足柄「人のこと言えないわよ」


提督「くっ…何も言えねえ…」


五十鈴「まあ加減はしといたから安心しなさい」


提督「そういう問題じゃねえんだよなあ…」


大淀「ま、まあまあ提督、お2人も姉妹を思ってのことですし…」


提督「まあ…そっか。今回は不問にするけど…次からはちゃんと言葉で説明しろよ?」


五十鈴「しょうがないわね」


足柄「わかったわ」


提督「ったく…えーと…何の話だっけ?」


大鷹「ほかの学生に対しての対応策です」


提督「そうだったな」


提督「重巡以上は学生で通せるな。軽巡も…まあいけるか」


大鷹「問題は…」


潮「潮たち駆逐艦と海防艦、それと潜水艦の娘達ですね…」


提督「誰かの子供にしても数がなぁ…」


潮「でも、子供じゃなかったら何にするんです?」


提督「…姉妹?」


大淀「それだと何故この時間にこの場所にいるのか、って話になりますね」


提督「だよなあ…やっぱ子供で押し通すか」


大鷹「そうすると編成は?」


提督「んー…とりあえず潜水艦は全員龍鳳の娘ってことで」


龍鳳「ええっ!?私ですか!?」


提督「え?ダメ?」


龍鳳「あ、いえ!もちろん構わないんですけど…」


提督「けど?」


龍鳳「その、心の準備が…」モジモジ


提督「え?」


龍鳳「だって…私が母親ってことは、父親は提督ってことですよね?」


――その時、艦娘達に電撃が走る――


艦娘達(((ここでお母さん役になれば必然的に提督のお嫁さんに!!!)))


金剛「Heyテートクゥー!ワタシが皆のmotherになりマース!」


鳳翔「提督?私ならいつも鎮守府の家事をしておりますし、適役では?」


間宮「提督!母親なら私が!私なら駆逐艦の子達の扱いも慣れてます!」


愛宕「私はどちらかと言うと提督のママになりたいわ~♪」


雷「司令官!私に任せてもいいのよ!」


瑞鶴「わ、私だって!提督さん!私も立候補する!」


加賀「見苦しいわよ五航戦。そんな胸部装甲で何が母親ですか。提督、ここは私が」


瑞鶴「なんですってー!!加賀さんこそいっつも無愛想で母親には向いてないじゃない!」


加賀「ここは譲れません」


ワーワーギャーギャー


提督「ちょ!?お前ら落ち着けー!!」


ワーワーギャーギャー


提督「ダメだ収拾つかねえ…」


山城「どうすんのよ?」


提督「あー…山城、任せられるか?」


山城「まったく……いつも通りでいいのよね?」


提督「おう」


ワーワーギャーギャー


金剛「こうなったら力づくで…!」


ドガァァァン!!!!


金剛「ヒッ」


山城(Lv160)「あんた達いい加減にしなさい」パラパラ


山城「提督がまだ話してる途中なのよ。私語は慎みなさい。いいわね?」


艦娘「「「は、はい!」」」


山城「…これでいい?」ハァ


提督「いつも悪いな」


山城「後で間宮ね」


提督「わかってるよ」


提督「あー…うん、まあお前らの気持ちはありがたい。けど、別に俺が旦那になるわけじゃないぞ?」


龍鳳「え…違うんですか…?」


提督「うん。もしその方法でいったら俺甲斐性なしのクズになっちゃうよ」ハハハ


艦娘「「「………」」」


提督「…え?何この空気?」


鈴谷「そりゃあだって…ねえ…」


衣笠「もう既に手を出しまくってるしねえ…」


提督「ガッさん、それ物凄い語弊があるからね?」


艦娘「「「………」」」ジトー


提督「…え?俺もしかして皆からそんなに低く見られてる…?」


艦娘「「「うん」」」


提督「マジかよ……」ズーン


提督「潮ぉ…みんながいじめる…」


潮「潮も概ね同意ですよ?」


提督「酷いなオイ!!!」


提督「大鷹ぉ…みんなg」


大鷹「あ、私も同意見です」


提督「……もう提督やめようかな…」ズーン


潮「まあ、冗談ですけどね」


提督「え!?冗談だったの!?」


山城「気づいてなかったの?」


提督「まったくもって…」


山城「あんた…本当にそういうとこ変わんないわね」


提督「なんだと!」


大鷹「でもまあ、どんなことでも本気になる提督だから好きなんですけどね」


潮「同感です。」フフ


艦娘「「「ウンウン」」」


提督「お前ら……」


潮「山城さんもそう思いますよね?」


山城「……ふん」プイッ


潮「素直じゃないですね」フフ


山城「うっさい…」


潮「ふふ。……さて!無駄話はこの辺にして他も決めちゃいましょう!」


大鷹「そうですね。提督、ご指示を」


提督「ううっ……グスッ……」


山城「ちょ、何泣いてんのよ…」


提督「すまん…なんかちょっと心に沁みて…」


山城「ったくもう…ほら!早く鼻かんで指示出しなさい!」ティッシュサシダシ


提督「……ああ」


提督「山城…みんな…」


艦娘「「「?」」」


提督「ありがとな」カオグッチャグチャ


山城「涙と鼻水まみれで台無しよ」




――――――




提督「あー…中断してすまなかったな。続けて次の作戦というかそれっぽいサムシングを通達する」


衣笠「めっちゃ曖昧…」


提督「うっせ。じゃあちょうどいいからガッさんに聞くわ」


衣笠「なに?」


提督「お前ら、どうやってここまで来たの?」


衣笠「普通に海から来たけど…」


提督「マジかぁ…」


衣笠「ど、どうしたの?何か問題ある?」


提督「いや燃料が…」


大淀「それなら、大本営から交通費として支給されてるので心配いりませんよ」


提督「マジ!?」


大淀「ええ。マジです」


提督「よかった~。流石にこの人数分だとウチの燃料すっからかんになっちゃうからなあ」


衣笠「ていうかこの人数なんだし、普通に考えたら分かるでしょ」


提督「まあそうなんだが…大本営なら『自己負担で』とか言いそうだからな」


衣笠「それは…まあ、そうだね…」


提督「そうかそうか……まあ、こんなとこかな。あとは授業中は静かにしておくこと。寝ててもいいから騒がないように。いいな?」


艦娘「「「はーい」」」


提督「よし……。あ、淀ちゃんちょっといい?」


大淀「はい?」


提督「山城が壊した机の弁償費って出せる?」ヒソヒソ


大淀「ああ…任せてください。大本営あてに交通費の追加として申請しときます」ヒソヒソ


提督「ウチの淀ちゃんはちょうど良く黒くて助かるよ」ヒソヒソ


山城「何を影で話してるのよ?」


提督「ん、いや何、山城は可愛いなって話よ」


山城「きもっ」


提督「何でだよ!!」



――――



提督「そういや今昼休みだったんだよな…」


提督「……なーんか忘れてるような…」


榛名「提督、ところでそちらの方は?お友達ですか?」


提督「あっ……そうだったそうだった」


友人「オイ」


提督「いやはやすまなんだ。…忘れてたわけじゃねーぞ?」


友人「いや完璧に忘れてただろ」


提督「いやいやいや……」


友人「いやいやいや……」


榛名「あ、あのー…?」


提督「あ、ごめんな榛名。今紹介するよ」


提督「みんなも聞いてくれー!これから俺の友達を紹介するー!」


瑞鶴「ていうか提督さん友達いたんだ」


提督「友達ぐらいいるわ!ったく……ほら、自己紹介しろ」


友人「お、おう……えーっと、提督の友人の『友』っていいます!今日1日よろしくお願いします!」


艦娘「「「よろしくー!」」」


友人「……こんな感じでOK?」


提督「おうバッチリだ。……まあ、お前は話の進行上あまり喋らせて貰えねーだろうけどな」


友人「なんの話?」


提督「所詮お前は端役だったってことだ。存在が抹消されねーよう気をつけな……」


友人「なあ、さっきからなんの話してんだよ?」


提督「……ん?俺今何か言ってた?」


友人「え、ああ……。端役が何とかって」


提督「マジで?俺そんなこと一言も言った記憶ないんだが……」


友人「お前大丈夫かよ……」


俺「一度病院で診てもらった方がいいかもな…」


明石「呼びました?」


提督「呼んでない」



――――



提督「今から食堂はきっついよな…昼飯どうしよ…」


鳳翔「提督、それでしたらこちらをどうぞ」スッ


提督「ん?これって弁当か!?」


鳳翔「はい。お昼頃に着くと思って、提督の分も作ってきたんです」


提督「マジかよ!サンキュー鳳翔!」


鳳翔「いえいえ。さ、どうぞ召し上がってください」


提督「んじゃ早速…ん?」パカッ


提督「なんか…鳳翔にしては珍しいおかずだな」


鳳翔「あ、すみません言い忘れてました。ほかの皆さんも手伝ってくれたんですよ」


提督「あー…なるほどね。ならこの箱の大きさにも納得だわ」


提督「なら、皆にもお礼言わないとな」


提督「みんなー!弁当作ってくれてありがとなー!」



鈴谷「それでさー、提督が…」


最上「あはは…それは困ったね」


天城「葛城、美味しい?」


葛城「うん!ありがとね天城姉ぇ!」


若葉「熱いぞ!だが、悪くない…」


初霜「若葉ったら…ちゃんと冷まさないと火傷しちゃいますよ?」



提督「誰も俺の話聞いてねーし……」ズーン


鳳翔「あはは…」


鳳翔「あ、友さんもどうぞ」


友人「え?いいんですか?」


鳳翔「はい。たくさん食べる子がいるので余分に持ってきたんですよ。」


友人「あ、それじゃあ是非いただきます!」


鳳翔「ふふ。わかりました。ちょっと待っててくださいね」


提督「よかったな」


友人「ああ。これで食いっぱぐれなくてすむ」


鳳翔「お待たせしました。こちらです」コトッ


友人「おおー…凄い…」


鳳翔「多かったら残してもらっても構いませんよ?」


友人「いえ!残さずいただきます!」


提督「まあ残したらブッ飛ばすけどな」


友人「いや物騒すぎるだろ…」


鳳翔「ふふふ。さ、どうぞ召し上がってください」


友人「あ、はい!じゃあ早速、このカレーから…」


鳳翔(カレー?カレーなんて誰が…ハッ!)


提督「カレー…?まさか……友!それは食うな!」


友人「え?何?」モグモグ ゴクン


鳳翔「ああっ!早く吐き出してください!」


友人「え!?何!?どうしたの!?」


提督「それは比叡カレーって言って、一般人が食っていい代物じゃねーんだよ!早く出せ!」


友人「ちょ、2人とも落ち着いて!このカレー何ともないでしょ!」


提督・鳳翔「「…え?」」


友人「ちょっと辛いけど…別に問題ないだろ」


提督「ちょ、ちょちょっといい、鳳翔?」


鳳翔「は、はい」


提督「あれって絶対比叡が作ったよな」ヒソヒソ


鳳翔「ええ、あの色はおそらく…」ヒソヒソ


提督・鳳翔「「でも……」」チラッ


友人「?」モグモグ


提督・鳳翔 (普通に食べてるーー!!)


友人「何?どうした?」


提督「いや…お前本当に大丈夫?」


鳳翔「無理してないですか?」


友人「何が?」


提督「……いや、何でもない」


友人「……?変なやつ」


提督(これはもしかしたら比叡か磯風の運命の相手かもなあ)



―――――



キーンコーンカーンコーン


提督「ん、三限が始まるか。よし、みんな移動するぞー!」


艦娘「「「はーい」」」



―――――



潮「…ところで提督、三限目はなんですか?」スタスタ


提督「三限は…民法だな」スタスタ


潮「民法ですか…難しそうですね」


提督「んー…まあ確かにな。でもまあ先生の話がわかりやすくて面白いから俺は結構好きだな」


潮「へえー…ちょっと楽しみになってきました」


提督「そりゃよかった…っと、ここだここ。」ガチャ


提督「んじゃ俺は先生に事情を話してくるからお前らはここにいてくれ」


艦娘「「「了解!」」」



提督「先生、ちょっといいですか?」


先生「ん?どうした?」


提督「今日ちょっと僕の部下が来てまして…」


先生「ああ、君がそうか…話は聞いてるから、好きなところに座りなさい」


提督「わかりました!ありがとうございます!」



提督「許可とってきたぞー」


長門「随分早かったな」


提督「んにゃ、話が通ってたみたいだ。好きに座れってさ」


長門「なるほどな。しかしこの人数では…」


陸奥「ちょっと席が足りないんじゃない?」


提督「うーん…海防とか駆逐を重巡以上の膝の上にでも座らせればいけるんじゃーねか?」


長門「ううむ…それが最善…か?」


提督「正直他の案が思いつかねーんだ」


陸奥「じゃあ私は提督の膝に座ろうかしら♪」


提督「むっちゃん話聞いてた?」


陸奥「冗談よ冗談」


提督「ったく…」


提督「みんな、話は聞いてたな?好きな人の膝に座れー」


駆逐・海防・潜水「「「じゃあ提督で!」」」


提督「悪いが俺はノートをとるんでな。海防なら平気だが、駆逐と潜水はやめてくれ」


駆逐・潜水「「えーー!!!」」


海防艦「ヤッター!」


提督「あ、でもとっきーとかまるゆぐらいなら背低いし大丈夫だぞ」


時津風「やったねまるゆちゃん!」ハイタッチ


まるゆ「はい!」ハイタッチ


雪風「しれえ!雪風は大丈夫ですか!?」


提督「おう平気だぞ」


雪風「やりました!」


艦娘達(いいなあ…)


提督「じゃあ人も多いし…じゃんけんで決めるか」


海防+α「はーい」


提督「あーい、さーいしょーはグー!ジャーンケーン…」



――ポン――



提督「………」カリカリ


松輪「………」チョコン


先生「えー民法134条の条文は…」


松輪「司令…そこ漢字違います…」


提督「ん…ホントだ。サンキュ」


松輪「いえ。…司令、見づらくないですか?」


提督「そんなことないよ」カリカリ


松輪「重く、ないですか…?」


提督「むしろ軽いよ」カリカリ


松輪「そう、ですか…」


提督「うん」カリカリ


先生「続いて135条だが…」


松輪「……」ウツラ ウツラ


提督「……」カリカリ


提督「ふう……松輪」コトッ


松輪「はい…?」ボー


提督「退屈だろ?寝てていいんだぞ」


松輪「いえ…そんなことは…」コックリ コックリ


提督「遠慮すんなよ、な?」ナデナデ


松輪「………じゃあ…すみません……」コテン


提督「おやすみ……」ナデナデ


提督 (他の奴らも…まあーほぼ寝てんな…)


利根「ちくまぁ……」スヤスヤ


筑摩「ふふっ……」ナデナデ



暁「れでぃ…だって…」スヤスヤ


響「ハラショー…」スー… スー…


雷「もーっと…頼っていいのよ…」スヤスヤ


電「なのです…」スヤスヤ


阿武隈「前髪…やめてー…」スヤスヤ



陸奥「スー… スー…」カタニヨリカカリ


長門「ふむ、なるほど……」ヨリカカラレ



不知火「ぬい……」スヤスヤ


陽炎「寝顔は本当に変わらないわね」ナデナデ


黒潮「ホンマやね」クスクス



提督(……今度皆で昼寝でもしてみようか…)



――――



キーンコーンカーンコーン


先生「ん…じゃあ今日はここまで。続きは来週」


ガタガタガタ アーツカレター カエロット


提督「んー…」ゴキゴキ


松輪「んにゅ……司令……?」


提督「ん、起きたか」


松輪「……」ボー…


提督「まだ寝ぼけてるか。頭すっきりするまで抱いといてやるよ」


松輪「はい…すみません…」


提督「ふー………そう言えば潮、今日の執務は何があったっけ?」


潮「…演習と開発の書類だけです」ツーン


提督「…?何怒ってんだ?」


潮「別に怒ってないです」


提督「……なあ大鷹、あいつなんでキレてんの?」


大鷹「…自分で考えてください」ツーン


提督「え?なんでお前まで………あー…わかったぞ」


提督「お前ら松輪に嫉妬してたんだろ?俺に甘えたくてさ。まったくかわいいとk」バチン!バチン!


潮・大鷹「「 も う 一 度 言 っ て い た だ け ま す か?」」ニッコリ


提督「…いえ、なんでもございません」ジンジン


山城「アンタ…こうなるって分かってるのになんでやるのよ…」


提督「いや、好きな子って意地悪したくなるじゃん?あれだよあれ」


山城「はぁ…アンタって本当に…」


松輪「ん……司令……?……!ど、どうしたんですかそのほっぺ!?」


提督「ん、あー…まあバチが当たったんだよ」


松輪「……?」


提督「まあ深く考えなくていいぞ。……さ、目ぇ覚めたんなら降りた降りた」


松輪「あ…はい…」ストッ


提督「さて…みんな起きろー!次のとこ行くぞー!!」



―――――


由良「提督さん、次の授業ってなんですか?」スタスタ


提督「次は…フィールドワークだな」スタスタ


由良「フィールドワーク…ってなんですか?」


提督「んー…簡単に言うと野外授業の事だな」


由良「青空教室ですか!?」


提督「違う違う。座学をやるんじゃなくて…んーと…」


伊168「フィールドワークとは、ある調査対象について学術研究をする際に、そのテーマに即した場所(現地)を実際に訪れ、その対象を直接観察し、関係者には聞き取り調査やアンケート調査を行い、そして現地での史料・資料の採取を行う…」スッ スッ


提督「それそれ。…無駄に詳しいなイムヤ」


伊168「いやこれwikiだから…」


提督「なんだよ。でもまあ、そういうことだよ由良」


由良「へえー…なんだか楽しそうですね、ね!」


提督「確かに楽しい、けど…」


由良「?」


伊168「けど、何?」


提督「これの担当の先生がかなり変わっててな…その時の気分で授業内容が変わるんだよ」


伊168「えぇ…」


由良「具体的にはどんな授業なんですか?」


提督「それこそバラバラだよ。先週は大学の地域についての座学、その前はマラソン、その前は……カラオケ大会だったか?」


伊168「幅広すぎない!?」


提督「あの人は本当に意味不明だからなあ…結婚式の話の後に突然解剖学の話とか平気でするし」


由良・伊168「「えぇぇ……」」


提督「でもまあ悪い人じゃないよ。それに授業内容は幅広いとはいえ楽しいしな」


提督「…っとまあ話してたらついたな。ここよここ」


提督「んじゃ俺は例のごとく許可とってくるわ~」


由良「あ、はい!いってらっしゃい提督さん♪」


伊168「どんな授業になるか心配だわ…」




提督「先生、ちょっといいですか?」


先生「どしたー?」


提督「ウチの艦娘達が見学に来たんですけど…授業見学させてやってもいいですか?」


先生「え?…あー……そういやそんなこと言ってたな…」


先生「…うん、全然構わないよ。むしろこっちからお願いしたいぐらい」


提督「ありがとうございます!じゃあ早速皆に伝えてきますね」


先生「うん。あ、すぐ移動するからその場待機でいいよ」


提督「わかりました!」




由良「どうでした?」


提督「OKだってさ」


由良「そうですか。よかったです」


伊168「それにしても…この教室、随分と小さいわね」


提督「受講人数が少ないし、座学もあんまりしないからな」


伊168「へえ…まあ聞いた限りではついていける人は少ないかもね」


提督「そゆこと。あ、そうだった。お前らー!すぐに移動するからその場で待機なー!」


艦娘達「「「はーい」」」



提督「…ところでイムヤ?」


伊168「何?」


提督「お前らスク水で来なかったんだな」


伊168「当たり前でしょ!!」




先生「えー今日の授業は先生が昼飯食べてないので調理実習にしまーす。各自調理室に移動してくださーい」


ガタガタガタ コンドハリョウリカ… ジスイノウデヲミセテヤル


提督「ってことで今日は調理実習だ。班はお前らに任せる」


艦娘「「「はーい」」」


提督「あ、あと比叡、磯風、間宮、鳳翔、龍鳳は俺組んでくれー!」


比叡「了解!」


磯風「任せておけ」


鳳翔「…提督、このメンバーということは…」


提督「ああ。想像通りだ」


間宮「…全力で頑張ります」


龍鳳「油断なりませんね…」


提督「俺があの二人を常に監視しとく。その間にお前らは料理しといてくれ」


鳳翔・間宮・龍鳳「「「了解!」」」


比叡「鳳翔さんたちすごいやる気………磯風ちゃん!私達も気合い、入れて、頑張ろうね!」


磯風「ああ。この磯風の力、存分に発揮させてもらおう!」



―――――



川内「ていうかこの学校、これだけの人数が入る調理室があるの?」


提督「確か別棟の方にあったと思う。そっちは料理系の短大だから」


川内「ふーん?」


提督「行ったことはないけどな。…そういや川内は何作るんだ?」


川内「材料があれば親子丼でも作ろうと思うんだけど…こういうのって普通食材決まってるよね?」


提督「普通はな。でもあの人だからなあ…あらゆる食材がありそう」


川内「話聞く限りじゃ確かにそうかもね…どんなのがあるのかちょっと楽しみかも」


提督「だな。…そういや川内の班ってやっぱり三水戦で編成か?」


川内「うん!姉妹でそれぞれ部隊持ってるから後で食べ比べするんだー!」


提督「お前のとこが圧勝じゃねーの?お前に加えて綾波、狭霧、磯波と料理上手が揃ってるんだし」


川内「そんなことないよ?神通のとこの海風、霞、天津風も料理上手だし、那珂のとこも萩風と村雨と春雨がいるし」


川内「ね!2人とも!」


神通「そうですね。霞さんたちの夜食にはいつも感謝しています」


那珂「うちの萩風ちゃんも美肌になる料理とか作ってくれるんだよー!」


提督「ほぇー…こりゃなかなか面白いことになりそうだな。」


提督「…そういえば那珂ちゃんって料理出来なさそうだよな」


那珂「急にひどくない!?」


提督「いや悪い悪い。3人を見てたらとちょっとそう思ってな」


川内「でも那珂は結構料理できるよ?」


提督「マジで!?那珂ちゃんなのに!?」


川内「うん。那珂ちゃんなのに」


那珂「2人ともひどくない…?」


川内「ていうか那珂よりもむしろ神通の方が…」


提督「えっ……嘘だよな神通…?」


神通「…恥ずかしながら…事実です…」


提督「意外だな…しっかり者のお前が料理下手だなんて」


神通「訓練に集中してしまうとどうしても自炊まで手が回らなくて…。興味自体はあるのですが」


提督「そっか…んじゃ今度長期休暇出しとくからちょっと鳳翔のとこ行ってきな」


神通「え?よろしいのですか?」


提督「構わん構わん。興味あるんだったらやってみるのが吉ってもんさ」


神通「で、でもその間の訓練とか…」


提督「平気平気、その間は大鷹をつけとくから。あいつもたまには事務仕事以外もやらせねーとな」


神通「そう、ですか。なら、ありがたくいただきます」


提督「ん。」


那珂「よかったね神通ちゃん!」ダキッ


神通「ええ。提督、本当にありがとうございます」


提督「いいっていいって。その代わりと言っちゃあなんだが、休み明けに手料理作ってくれるか?」


神通「もちろんです。姉さんにも那珂ちゃんにも負けない美味しい料理をご馳走します!」


川内「おっ、言うねー神通。…よし決めた!那珂!私達もやろ!」


那珂「うん!神通ちゃんには負けないよー!あ、もちろん川内ちゃんにもね!」


提督「ふふっ。ありがとな3人とも。んじゃま、そん時を楽しみにしてるぜ」


川内・神通・那珂「「「はい!」」」



――調理室到着――



先生「材料は色々なものを用意したので、好きなものをとっていってくださーい」


皆「「「はーい!」」」



提督「ほえー…本当に色々あるな」


間宮「お野菜やお肉は勿論、カニや松茸なんかもありますね…」


提督「あの人本当に何者なんだ…?」


伊58「てーとくみてみてー!こんなのもあったよー!」


提督「これは…ホヤ…か?調理法どころか見たのも初めてだな」


伊58「よく海底に転がってるよ!馴染み深いから持ってきちゃった!」


提督「そっかそっか。でも他の人が使うかもしれないから後で戻しとこうな?」


伊58「はーい!」


間宮「…あれを調理できる人っているんでしょうか…?」


提督「うーん……鳳翔なら行けるんじゃねえか?なあ?」


鳳翔「すみません、さすがにホヤは知らないです」


提督「ありゃ、的が外れたか。まああんなもん食わないしどーでもいいけど」


Bismarck「ちょっとアトミラール!これ何!?」


提督「あん?どれどれ……こりゃ蜂の子だな」


Bismarck「ハチノコ?」


提督「そ。蜂の……えーと、Biene Kindだな」


Bismarck「ああなるほど…って、そんなもの食べるの!?」


提督「うん。栄養豊富で美味いらしいぞ」


Bismarck「信じられない…」


提督「あれ?ドイツじゃ蜂が多いって聞いたから食べるもんだと思ったんだけど…」


Bismarck「確かに虫を食べる人もいるけど…そのまま食べるなんてあまり聞かないわよ」


提督「ふーん?じゃあ逆にどうやって食べんの?」


Bismarck「ペースト状にしたりしてほぼ見た目がわからないようにしてるらしいわ」


提督「らしい、ってことは食ったことないんだな」


Bismarck「当たり前じゃない。気持ち悪いもの」


提督「身も蓋もねえな。まあ、食わねえんだったらさっさと戻しとけよ」


Bismarck「わかってるわよ。……うぅ…気持ち悪い…」



提督「…ていうか全く触れなかったけどあいつのエプロンフリフリすぎじゃね?メイドかと思ったわ」


清霜「司令官これ何ー?」


提督「いい加減何か持ってくるの…なんだこれ?」


提督「キノコ……にしちゃあ根元がおかしいな…」


先生「それは冬虫夏草だよ」


提督「なんですかそれ?」


先生「生き物…特に虫に寄生するキノコさ。宿主の養分を元に育っていくんだ」


清霜「これ、食べられるんですか?」


先生「一応ね。ただ漢方の元になるものだからあんまり美味しくはないと思うよ」


清霜「へえー……これ食べたら戦艦になれるかなあ」


先生「うーん、『駆逐艦』の君がなれるかどうかはわからないけど、体は丈夫になると思うよ」


提督「えっ?」


清霜「そっかあ。なら試しに食べてみようかな。ありがとう先生!」


先生「うん。あ、調理法はこの紙に書いてあるからちゃんと『お姉様』たちに作ってもらいなさい」


清霜「わかったー!」タタタタタ



先生「ふふ。やっぱり駆逐艦はかわいいな」


提督「先生…あなたまさか…」


先生「ん?」


提督「先生、もしかして以前に『提督』として働いてました?」


先生「あー…そういやまだその話したことなかったな」


提督「じゃあ…!」


先生「うん。昔の話だけどね」


提督「まさか同業者だったとは…」


先生「今日艦娘が来るって聞いてびっくりしたよ。うちにも提督がいたなんて知らなかったからね」


提督「そうですか………そう言えば先生指輪つけてますけどもしかして…」


先生「うん、嫁さんも元艦娘だよ」


提督「やっぱりですか」


先生「写真あるけど見る?」


提督「是非!」


先生「ん、ほら」


提督「これは……翔鶴、ですか。……相当な練度ですね」


先生「あ、見ただけでわかるんだ。大したもんだね」


提督「そりゃあ…うちにもそれなりの練度の娘はいますから」


先生「まあそりゃそうか」


生徒「先生ー!」


先生「っと、悪いね。話はまた今度」


提督「あ、はい!」



―――――



提督「さて、と……」


提督「何作る?」


比叡「やっぱりここはカレーでいきましょう!」


提督「却下。食い飽きた」


比叡「早い!?」


提督「だって1週間に1回はカレーじゃん。美味いけど」


磯風「なら秋刀魚の塩焼きはどうだ?」


提督「悪くないが魚の気分じゃない」


磯風「司令の気分で変わるのか…」


鳳翔「なら…肉じゃがはどうですか?」


提督「ちょっと食いたいな…。それ、晩飯にしてくんね?」


鳳翔「あ…わかりました。じゃあ晩ご飯は肉じゃがにしますね」


提督「ありがとな。…ということで他には?」


間宮「おかずクレープはどうですか?」


提督「それだけは絶対にやめてくれ。あれは甘いままであってほしい」


提督「ていうかそれ調理実習で作るものなの?」


間宮「さあ……?」


龍鳳「なら……グラタンとかどうですか?」


提督「採用だ。異論は認めん」


龍鳳「言っておいてなんですけど、早すぎません?」


提督「いやー俺グラタン大好物なんだよ。それこそ誰が作っても食べれるくらい」


比叡「司令この前作ってあげたら一口しか食べなかったじゃないですか!」


提督「あれはグラタンじゃねえ。グラタンの器に盛られた化学兵器だ」


比叡「酷い!?」


磯風「私のも一口しか食べなかったな」


提督「お前の場合はほぼ料理なくなってたじゃねえか。あれは焼け焦げた皿と燃えカスって言うんだよ」


磯風「ちょっと火力を上げすぎただけだ」


提督「ったく…んじゃグラタンでいい?YES or はい?」


比叡「それどっちも同じじゃないですか……構いませんけど」


鳳翔「私も構いません」


磯風「右に同じく」


間宮「本当に昔から変なとこで子供っぽいんですから…」


龍鳳「あはは……」


提督「うし、んじゃ満場一致ってことで早速作るか!」


全員「「「了解!」」」


提督「ついでに言うが料理パートは知識がないし需要もないからダイジェストでお届けするぜ!」


比叡(誰に話してるんだろう……?)




――――――




提督「そーいや何グラタンにしようか?」


鳳翔「いつも作ってるのはマカロニとエビですね」


提督「うん。せっかくだしちょっとアレンジしたいよな」


比叡「じゃあこのサボテンを入れてみましょう!」


提督「却下だ。というかどんな発想だよ」


比叡「ちぇっ……」


提督「まあでもそれぐらい突拍子もない方が意外といいかもな」


比叡「司令……」


提督「だがサボテンは論外だ」


比叡「私の感動を返してください」


提督「知らん。他には?」


磯風「秋刀魚はどうだ?」


提督「推すなあ…でもやだ。理由は以下同文」


磯風「どさくさに紛れていけなかったか」


提督「無理だろ。そこまで紛れてねーし」


間宮「チャーハンとか入れてみます?」


提督「それドリアじゃね?」


間宮「……確かに」


提督「間宮、珍しくポンコツだな。さっきのクレープといい」


間宮「す、すみません…」シュン


提督「……んー…………」


龍鳳「提督…?」


提督「ちょっと失礼」オデコピトッ


4人「「「!!!???」」」


間宮「ひゃっ!?て、提督!?」


提督「じっとしてろ……うーん…やっぱ熱はねえか……」


間宮「な、何を!?」


提督「んにゃ、熱でもあるのかと思って…」


間宮「な、なるほど……」


提督「体調悪いなら言えよ?無理したら怒るからな」


間宮「は、はい」


間宮(おでこピトッってされちゃった…////)カァー


提督「さて、何グラタンかだが……」


龍鳳「…もういつもと同じでいいんじゃないですか?」


提督「いやアレンジしたいって言ってたじゃん。なあ鳳翔?」


鳳翔「下手にアレンジすると失敗しますしね」


提督「あれ?」


比叡「私もいつものでいいと思います」


提督「おーい?」


磯風「そうだな。それならレシピも覚えてるし簡単だ」


提督「おい人の話を……」


鳳翔「ふんっ」ドゴァ!!


提督「グホァッ!?な、何すんだ鳳翔!?」


龍鳳「提督、少し黙ってください」


提督「これが黙っt」


龍鳳「黙 っ て く だ さ い」


提督「……俺が一体何をしたんだ……」


比叡「それじゃ、いつものグラタンってことで!」


龍鳳「はい!」


鳳翔「そうしましょうか」


磯風「うむ」


提督「なんだってんだよ一体……いてて…」


間宮「えへへ……えへへ……」ニヨニヨ



――――



提督「……そしてこのタイミングで…」


比叡「チーズですね!」


提督「マカロニな」


提督「んで調味料は…」


比叡「はい!こちらです!」


提督「おお…ってこれカレー粉だろうが!」


比叡「気合い!入れて!作ります!」


提督「グラタンだっつってんだろ!」



―――――


間宮「提督、そこのお塩とってください」


提督「ん」


間宮「ありがとうございます」


提督「なあ間宮、気になったんだけど…」


間宮「なんですか?」


提督「なんでちょっとコンロから離れてんの?」


間宮「ああ…。実はその…コレのせいで下が見えなくて…」ボイン


提督「ん……あーなるほど。大変そうだな」


間宮「ええ。肩も凝るし苦労するんですよ」


提督「よく聞くよな。よかったら後で肩揉もうか?」


間宮「いいんですか?」


提督「おう。いつも潮と大鷹の揉んでるからな」


間宮「尻に敷かれちゃってますね」フフッ


提督「まあな」ハハハ


間宮「でも、潮ちゃんはわかりますけど……その、大鷹ちゃんもですか?」


提督「あー…うん。あいつ小柄だから離着陸の時にクるんだってさ」


間宮「へえー…」


提督「まあ別のとこは2人ともいつも揉んでんだけどね☆」


提督「HAHAHAHAは」ガシッ


潮「提督?」


大鷹「覚悟はいいですね?」


提督「ふ、2人とも!?こ、これは…違うんだ…」


潮・大鷹「「問答無用!!」」


提督「いぃやあぁぁぁ!!!」


間宮「提督ーーー!?」



――――



龍鳳「提督、馬鈴薯切ってください」


提督「任せろ。ジャガイモだよな?」


龍鳳「はい。一口大でお願いしますね」


提督「ん。……にしてもあれなんだな」


龍鳳「何がですか?」


提督「そのエプロンだよ。昔…大鯨だった頃のだろ?」


龍鳳「ああ……そうですよ。これしかなかったので」


提督「そういや気になったんだけどみんなエプロンはどっから取り出したんだ?」


龍鳳「明石さんが作った装置で転送してもらったんですよ」


提督「あいつはまた勝手に変なものを………まあ実際役に立ってるしいいか。…痛たっ」


龍鳳「どうしました?」


提督「指切った……絆創膏ある?」


龍鳳「あらら…今出しますね」


提督「ふぁんきゅー」ユビクワエ


龍鳳「えーと…あった。提督、指出してください」


提督「ん」


龍鳳「……よし。これで大丈夫です!」


提督「ありがとな龍鳳」


龍鳳「どういたしまして、です!でも念の為に後で明石さんに診てもらってくださいね?」


提督「ん、わかった。…んじゃ料理に戻るか」


龍鳳「はい!」



―――――



提督「磯風、菜箸とってくれ」


磯風「わかった」


提督「…そーいや磯風?」グツグツ


磯風「なんだ?」カチャカチャ


提督「そのヘアゴムってお前の?」


磯風「いや、浦風から貰ったものだ」


提督「へえ?でも浦風ってフレクルだけで、結んではいなかったよな」


磯風「今はそうだな」


提督「『今は』ってことは昔は結んでたのか?」


磯風「ああ、ツインテールだった。かなり昔の話だがな」ホラ、サイバシダ


提督「へえー……全然想像できねー」サンキュ


磯風「確かに今の浦風からは少し難しいかもしれないな。…今度昔の写真でも見せようか?」


提督「頼むわー」


磯風「…ところで司令?」


提督「んあ?」


磯風「そろそろグラタンを焼かせてくれないか?」


提督「まだマカロニ茹でてる途中なんだが」


磯風「むう、それもそうか。なら焼く時になったら呼んでくれ。私は少し皆の様子を見てくる」


提督「いやサボんなや」




―――――




鳳翔「提督、それとってください」


提督「ん。あ、鳳翔あれとってくれ」


鳳翔「わかりました。どうぞ」


提督「サンキュ。えーと…あとはあれだけか」


鳳翔「そうですね。出しときます」


提督「ん。…なあ鳳翔?」


鳳翔「なんですか?」ガチャガチャ


提督「今の、熟年夫婦っぽかったよな」ハハハ


鳳翔「確かに、あれとかそれしか言ってませんでしたね」クスクス


提督「考えてみりゃお前とは長い付き合いだもんな。言葉がなくて通じるのも普通か」


鳳翔「長いって…まだ2年ぐらいしか一緒にいませんよ?」


提督「十分長いよ。毎日一緒にいるんだしな」


鳳翔「ふふっ。それもそうですね。……色々ありましたねえ…」


提督「そうだな…っと、いけねえいけねえ。今は料理に集中しねえと」


鳳翔「そうでした。それじゃあ仕上げに入りましょうか」


提督「おう!」




―――――




提督「…できたー!」


比叡「やりましたね!」


間宮「見た目は上出来ですね」


龍鳳「問題は味、ですか」


磯風「まあレシピ通り作ったのだから平気だろう」


鳳翔「そうですね。分量も焼き加減も細かくやりましたし、問題は無いと思います」


提督「うし!んじゃフォークと飲み物準備して食うか!」


5人「「「了解!」」」




提督「よし、準備完了。んじゃ早速…」


6人「「「いただきます!!」」」


比叡「はむっ…んーー!おいひー!」


提督「むぐむぐ…うっま。これいつもより格段にうめぇぞ!」


間宮「私も、こんなに美味しいグラタンは初めて食べました…」


磯風「どれどれ……」パクッ


磯風「なるほど……これは中々だな」


龍鳳「やだ、ホントに美味しい…」


鳳翔「きっと、皆で一緒に頑張ったからこんなに美味しくなったんですよ」


提督「だな」


比叡「はい!」


間宮「そうですね!」


磯風「ああ」


龍鳳「はい!」


提督「しっかしホントによくダークマターにならなかったよな。この2人がいるのに」


比叡「司令?」


磯風「それはどういう意味だ?」


提督「いやだってお前らいつも料理作るとダークマターに…」


比叡・磯風「「ふんっ!!」」ドゴァ!!


提督「グホァッ!?」


磯風「それ以上余計な口を叩いてみろ、本気で潰すぞ」


提督「じ、事実だろ…」ゲホゲホ


比叡「司令、黙ってさっさとグラタン食べてください」ニッコリ


提督「いy」


比叡「 食 べ て く だ さ い 」


提督「ウイッス」




―――――




提督「ふー…食った食った」ケプ


比叡「司令…お昼結構食べたのに三杯いきましたね」


提督「グラタンは別腹だから」


比叡「聞いたことないですよ!?」


提督「いーのいーの。…そーいやまだチャイムならねーのか?」チラッ


提督「ってあれ?全然時間たってねーじゃん」


磯風「まあ、この3人がいるんだ。料理が早く終わるのは当然だろう」


提督「考えてみりゃそうか。200人近い人数の料理、いつも作ってるもんな。…改めて考えるとすげえなお前ら」


鳳翔「いえいえ、そんなことないですよ」


間宮「もう慣れちゃいましたしね」


龍鳳「私はまだちょっと大変ですね…」


提督「……うし、暇だし他のところ覗いて何作ったか見てくるわ」


比叡「私はちょっと眠いのでここにいますね」ファァ


磯風「私も少し皆を見てくるか」


鳳翔「私も、空母の娘達だけ覗いてきますね」


間宮「私はここにいますね」


龍鳳「私は潜水艦の娘達を見てきます」


提督「オッケー。んじゃ各自自由行動で」


5人「「「了解!」」」




―空母達のお昼ご飯1(一・二航戦&大鳳)―




加賀「飛龍、次はニラを切ってちょうだい」トントントン


飛龍「わかりました!」


加賀「大鳳、炒めるからフライパン用意して。戸棚の上にあるから台を使って」


大鳳「了解です!」


加賀「気をつけてね。蒼龍、エリンギは切り終わった?」


蒼龍「あともうちょっとです!」


加賀「分かったわ。赤城さん、そこの調味料とってください」


赤城「わかりました。どうぞ」モグモグ


加賀「ありがとうございます」


鳳翔「中々順調みたいね」


加賀「鳳翔さん。いえ、貴女に比べたらまだまだです」


鳳翔「そんなことないわ。連携がとれてていい班じゃない」


加賀「あ、ありがとうございます」


飛龍「あー!鳳翔さん来てくれたんだ!」


蒼龍「え?ホント?」


鳳翔「あなた達が心配で来てみたけど、大丈夫みたいね。2人とも包丁捌きが上手くなってるし」


飛龍「ふっふーん!そうでしょそうでしょ?」


蒼龍「いやあ、照れちゃうなあ…」


鳳翔「大鳳ちゃんも、手伝ってくれてありがとね」


大鳳「いつも皆さんにお世話になってますから、このくらいは当然です!」


鳳翔「本当にいい子ね。…ところで、みんなは何を作るの?」


赤城「やふぁいいふぁめでふ」モグモグ


鳳翔「…赤城、口の中のものを飲み込んでから喋りなさい」


赤城「んぐんぐ……ゴクン。失礼しました。野菜炒めです!」


鳳翔「野菜炒めね。シンプル故に難しいわよ」


加賀「ええ、わかっています。素材をどう活かすかが鍵、ですよね?」


鳳翔「その通りよ。…成長したわね、加賀」


加賀「そう、でしょうか?」


鳳翔「そうよ。あんなに泣き虫で甘えん坊だったのに、今ではみんなのリーダーなんだもの」


加賀「む、昔のことは言わないでください」カアァ


飛龍「これはいいことを聞いたな~」ニマニマ


蒼龍「加賀さんの意外な一面だね~」ニマニマ


加賀「あなた達…訓練時間を倍にされたいの?」ゴゴゴゴゴ


飛龍・蒼龍「「す、すみません!」」


加賀「まったく…」


鳳翔「うふふ。……さて、私は他のところ行ってくるわね」


加賀「あ、はい。わかりました」


飛龍「完成したら食べに来てね~!」


鳳翔「ふふっ。もちろんよ」


蒼龍「約束ですよ~?」


大鳳「腕をふるって作ります!」


鳳翔「楽しみにしてるわね」


赤城「では、鳳翔さんまた後で」


鳳翔「ええ。お邪魔しました」




鳳翔「あ、それと加賀?」


加賀「なんですか?」


鳳翔「赤城の味見用はあれでは足りませんよ」


加賀「!?」




赤城「そう言えば加賀さんの昔の話で思い出したんですけど」モグモグ


加賀「なんですか?」


赤城「以前雷が鳴っていた時に提督のとこに行って一緒に寝たらしいですね」モグモグ


加賀「!?」


大鳳・蒼龍・飛龍「「「ほ、本当ですか!?」」」


赤城「ええ。提督本人から聞きました」モグモグ ゴクン


蒼龍「それ、いつの話ですか?」


赤城「あれはえーと…1ヶ月ぐらい前だったかしら?」


蒼龍・飛龍「「ほうほう!」」


大鳳「かなり最近の話ですね…」


赤城「加賀さん、元々雷が苦手なんだけどその日は特にすごかったらしくて…」



――回想――



ゴロゴロ ビシャーン!


提督『んおっ、今のは近いなー。やっぱり雷の日はテンション上がるぜー!』ウキウキ


提督『さて、歯磨きして寝るかー!』


提督『寝れるかわかんねーけどな!』


提督『ふんふんふ…ん?』


加賀『……』ブルブル


提督『加賀ちゃん?どしたこんなとこで?』


加賀『てい…とく…』ブルブル


提督『んー…?あっ』


提督(そういや加賀ちゃん雷苦手だったな)


提督『大丈夫か?部屋まで送るぞ』


加賀『いえ、大丈…』


バシャーン!!


加賀『ひっ!』


提督『あーあーほら無理すんな。部屋に行けば赤城が…………いねえんだった。あいつ遠征中だ』


加賀『ええ……。だから誰かいないか探していたのだけれど…』


提督『誰もいなかったと』


加賀『ええ…』


提督『んー…たたき起こすわけにもいかんしなあ』


ビシャーン!


加賀『ひっ!……もぉ嫌ぁ……』ブルブル


提督『…しょうがねえか。加賀ちゃん、一緒に寝ようぜ』


加賀『え…?』


提督『もう真夜中だ。みんな起きねーだろうし、俺のとこ来いよ』


加賀『いいの…?』


提督『ああ。むしろ大歓迎だ』


加賀『あり…がとう…』


提督『ん。じゃあ歯磨いてくるわ』


加賀『ま、待って!』ガシッ


提督『んお?』


加賀『一人は…怖いの…』ブルブル


提督『……悪かった。一緒に行くか』


加賀 コクリ




提督『さて、寝るか』


加賀『そうね』ギュー


提督『んじゃ俺はソファーで…』


加賀『提督…』ウルウル


提督『だあーもう!そんな目するな!冗談だよ冗談!』



提督『ほら、おいで』


加賀『ん……』ギュー


提督『大丈夫だぞー俺がそばにいるからなー』ナデナデ


加賀『ん…てい…とく…』


提督『んー?』


加賀『あり…がと…』ニコッ


加賀『………』スー…スー…


提督『寝たか…。しっかしまあ、最後の笑顔は反則だろ』


提督『はてさて…俺寝れるかな……』



チュンチュン



提督『…………』ボー


提督『…意外と寝れるもんだな』


提督『ん、晴れてら』シャッ


提督『加賀ちゃんは…まだ寝てるか』


加賀『……』スー…スー…


提督『……朝飯作るか』




加賀『んっ……?』パチ


提督『朝の光眩しくて~♪』ジュージュー


加賀『…提督!?』


提督『んお、加賀ちゃん起きたか。おはよう』


加賀『お、おはようございます…じゃなくて!なんで貴方が私の部屋にいるの!?』


提督『お前の部屋じゃねーけどな。昨日のこと、忘れたのか?』


加賀『えっ………………あっ……』


提督『思い出したか』


加賀『ごめんなさい提督、私……』


提督『いい、いい。何も言うな。苦手な物ぐらい誰にだってあるさ』


加賀『……ありがとう』


提督『ん。もうすぐ朝飯できるから待ってな』


加賀『ええ……』




提督『ほいよっと、お待たせ。簡単で悪いな』


加賀『そんなことないわ。ただ、ちょっと量が少ないかしら』


提督『俺の冷蔵庫にお前らの腹を満たす食料はねえ』


加賀『ふふっ。冗談よ』


提督『ったく…んじゃいただきます』


加賀『いただきます』




提督『ん、もうこんな時間か。そろそろ行かないと』


提督『食い終わった皿は流し台に置いといて』


加賀『わかりました』


提督『今日は非番にしとくからゆっくり休みなね。それじゃ』


加賀『あ、提督!』


提督『ん?』


加賀『昨夜はありがとうございました。貴方がいてくれて本当に助かりました』


提督『どういたしまして。んじゃもう行くぞ』


加賀『はい。あ、最後に一つだけ』


提督『はいはい?』


チュッ


提督『!?』


加賀『行ってらっしゃい♪』ニコッ




――回想終了――




赤城「……ということがあったらしいです」


蒼龍「わー…わー…」カアァ


飛龍「こりゃー…中々だね」アハハ


大鳳「本当に加賀さんなんでしょうか…」


赤城「私も作り話かと思いましたけど、提督の口ぶりからして本当だと思います」


飛龍「加賀さんそこんところ…あれ?いない……」




オー カガチャンドシタ? フンッ!!! ウボァァァ!!




―工廠班のお昼ご飯(明石&夕張&大淀)―




提督「おーいつつ…」


明石「提督、大丈夫ですか?」ペタペタ


提督「なんとかな……まったく加賀ちゃんめ…一体なんだってんだ」


大淀「提督のことですからまた何かやらかしたんでしょう?」


提督「うーん……記憶にございません」


夕張「加賀さんのあんなに真っ赤な顔初めて見たなー。あ、大淀さん湿布もう1枚」


大淀「はいはい。彼女が恥ずかしがるのはよく見ますが、あそこまで赤いのは私も初めて見ました」


明石「珍しいものが見れたねー」


大淀・夕張「「ねー」」


提督「『ねー』とかいいから早く治療終わらせてくれよ…」


明石「わかってますよ。…はい終…了!」バシッ


提督「痛ってぇ!最後の余計だろ!」


明石「細かいこと言わない。それじゃ、調理室に戻りましょう」


大淀「そうね。まだ途中だし、急ぎましょ」


夕張「ほら提督、行きますよ」


提督「誰でもいいからもうちょい俺を気にかけてくれよ」





提督「それで?お前らなに作るんだ?」


大淀「無難に唐揚げでも作ろうかと」


提督「ふーん?…そういや明石とバリっちゃんって料理できるの?」


明石「まあ……」


夕張「そこそこ……」


提督「……そうか。淀ちゃん、頑張れ」


大淀「はい……」




提督「バリっちゃん、それ火強くね?」


夕張「え?弱火ですけど…」


提督「あ、ほんとだ弱火…っていうかこれこんなに目盛り細かかったっけ?」


明石「私が改造しました!」


提督「勝手に学校の備品弄ってんじゃねぇ!」




大淀「明石、菜箸とって」


明石「はいはーい。どれがいい?」


大淀「なんでもいいわよ」


明石「OK。はいどーぞ」


大淀「ありが…なにこれ?」


明石「十徳菜箸」


大淀「…普通のないの?」


明石「それじゃつまんないじゃん!」


大淀「料理につまらないも何もないでしょ!」



ギャーギャー ワーワー



提督「あいつら仲いいなー」


夕張「まあ鎮守府立ち上げ前からの付き合いですしねー」


提督「ところでバリっちゃん?」


夕張「なんですか?」


提督「なんで俺も手伝ってんの?」ジュージュー


夕張「そこに提督がいるから…ですかね」


提督「俺は山か。…まあいいや。できたら1個食わせてくれよ?」


夕張「構いませんよ」





大淀「……よし。明石、お皿用意して。夕張さんはキッチンペーパーをお願いします」


明石・夕張「「ですって提督」」


大淀「2人とも?」ニコッ


明石・夕張「「アッ、サーセン」」


提督「あはは。んじゃ俺は飲み物持ってくるよ」


大淀「この班じゃないのに、すいません」


提督「気にすんな、いつものお返しさ。…何がいい?」


大淀「あ、じゃあ烏龍茶をお願いします」


提督「りょーかい。行ってくる」


明石「提督!私コーラがいいです!」


夕張「私はメロンソーダを!」


提督「てめーらは水でも飲んでろ」





提督「ただいまー」


夕張「おかえりなさい提督!やっぱり持ってきてくれたんですね!」メロンソーダ


提督「…まあ一応な」


明石「私、提督のそういうとこ大好きです!」コーラ


提督「うっせ。それよか盛り付け終わったのか?」


大淀「ええ。……ちょっと色が濃いですね」ウーロンチャ


提督「こんなもんだろ。んじゃ早速…」


4人「「「「いただきます!」」」」


提督「…うん、美味い」モグモグ


大淀「失敗しなくて良かったです」モクモク


明石「唐揚げって簡単だったんですね!」 モグモグ


大淀「明石は殆ど何もしてなかったじゃない」


明石「なにおー!……まあ事実だけど…」


夕張「そこ認めるんだ…まあ私も何もしてなかったけど」モグモグ


大淀「いえ、夕張さんは地味な作業をやってくれたので本当に助かりました」


明石「私の時と評価が違う!?」


提督「バリっちゃんには甘いなあ淀ちゃん」


夕張「そ、そうかな?照れるなあ…」


大淀「提督も、班が違うのに手伝っていただき、本当に感謝しています」


提督「さっきも言ったけど、日頃の感謝をしてるだけだよ」


大淀「それでも、ですよ。…さて、冷めちゃいますし食べましょうか」


提督「ん、なら俺もう行くわ」


明石「え?もう行っちゃうんですか?」


提督「自分の班の分食ってきたからな。正直結構きついんだ」


夕張「早いですね…さすがはあの3人」


大淀「そうですか…わかりました。提督、改めて、手伝ってくれて本当にありがとうございました!」


提督「ん。また今度なんか作ってくれよな」


大淀「はい!」


提督「明石、片付けぐらいは手伝えよ?」


明石「わかってますよ!」


提督「バリっちゃんも、またな」


夕張「はい!」





提督「あ、そうだ忘れてた。明石、バリっちゃん、ちょっとこっちきて」


明石・夕張「「…?」」


提督「『アレ』って完成した?」ヒソヒソ


明石「ああ…。…つい昨日完成しましたよ」ヒソヒソ


提督「ん、そっか。なら良かった」ヒソヒソ


夕張「試験データを元に改良したので前回と比べて飛躍的に性能が上昇しましたよ」ヒソヒソ


提督「ありがてえ。んじゃまた俺がテスターやるよ」ヒソヒソ


明石「いつも助かります」ヒソヒソ


大淀「なんの話してるんですか?」


提督「い、いやなんでもないぜ!」


夕張「そ、そうですよ!なんでもありません!」


大淀「……?」


明石「ほら!早く食べないと冷めちゃうよ大淀!」グイグイ


大淀「あ、ちょっと…もう…」


提督「…んじゃバリっちゃん、明石によろしくね」


夕張「はい!また後で!」




―潜水艦たちのお昼ご飯(伊号&まるゆ)―


伊58「えーっと…このぐらい…でち?」


伊8「それじゃちょっと少ないかも。あと小さじ一杯ぐらいかな?」


伊400「まるゆちゃん、玉ねぎ切り終わった?」


まるゆ「はい!ゴーグルのおかげでスイスイ切れました!」ニコッ


伊401「お姉ちゃん、こっち終わったよ!」


伊400「ありがとうしおいちゃん!」


伊19「お肉コネコネ楽しいの~♪」コネコネ


伊13「イクちゃんちょっとやりすぎ…」


伊168「さすがにイタリア艦だけあって料理の手際がいいわね」テキパキ


伊504「そういうイムヤだって動きに無駄がないね!」テキパキ


龍鳳「みんな、大丈夫?」


伊58「あっ、龍鳳!何か用でちか?」


龍鳳「特に用はないんですけど…みんなが何作ってるのかな~って思って」


伊168「私達の班はハンバーグにしたわ」


龍鳳「いいですね!あ、でも人数多いから大変かも…」


伊19「そんなことないのね!皆燃費がいいから一つで平気なの!」


龍鳳「そう言えばそうでしたね。…あれ?でも一つ多くありません?」


伊13「あ…それは…」


伊504「それはリューホーのぶんだよ!」


龍鳳「私の?」


伊504「うん!」


伊168「しおんとまるゆが龍鳳のぶんも作って後で食べてもらおうって言ったのよ」


龍鳳「本当ですか!?」


伊400「はい!龍鳳さんにはいつもお世話になっているので!」


まるゆ「何か恩返しがしたいなって思ったんです!」


龍鳳「ありがとうございます、しおんちゃん!まるゆちゃん!」ニコッ


伊401「あたし達には感謝してないのー?」


龍鳳「そ、そんなことないです!ちゃんと皆にも感謝してますよ!」アセアセ


伊8「しおい、龍鳳さんを困らせちゃダメだよ」


伊401「はーい」


伊168「まったく……さっ、あとは焼くだけだし、さっさとやるわよ」


潜水艦「「「おー!」」」




伊19「あれ?さっきまで肉ダネが余ってたのにいつ間にかなくなってるの…」


伊13「……」





提督「うーっすイムヤ。やってるかー」


伊168「司令官。…つまみ食いに来たの?なら悪いけどあなたの分は…」


提督「ちげーよ。様子見に来ただけだ」


龍鳳「あっ、提督。他の方の料理見てきたんですか?」


提督「ああ。明石のとこのを見てきた」


伊58「明石さんのとこ……なんかカオスになってそうでち」


提督「んなことないぞ?普通に唐揚げ作ってたし」


伊58「変な薬とか入れてなかったんでち?」


提督「お前はあいつらに対するイメージどうなってんだよ。…まあ当たらずとも遠からずだが」


伊8「やっぱり何かしらおかしかったんだね…」


提督「変な調理器具が出るわ出るわで淀ちゃんが呆れてたよ」


伊401「それ、ちょっと気になる…」


提督「帰ったら好きなだけ見せてもらえばいいさ。それよか、みんなは何作ってるんだ?」


伊504「Bistecca amburgheseだよ!」


提督「なんて?」


まるゆ「はんばーぐ、です隊長!」


提督「おお、ハンバーグか…ってかルイ!お前日本語で言えるだろ!」


伊504「言えないよ~ アタシまだ来たばっかだも~ん」


提督「てめえこの前間宮でハンバーグ定食一緒に食っただろうが」


伊504「……チッ」


提督「あん?なんだてめえ態度悪いなやんのかコラ?」


伊504「そっちこそアタシの魚雷の錆になりたいの?」


提督「あぁん?」


伊504「おぉん?」




伊58「まーた始まったでち」


まるゆ「ふ、2人とも喧嘩はやめてください!」アセアセ


伊400「ほっといていいんですよまるゆちゃん」ポン


まるゆ「え、でも……」


伊13「あの二人は…いつもあんな感じだから…」


伊401「そうそう。結局提督が言い負かされて終わるから」


伊19「まあ、黙って見とくのね」


まるゆ「はあ……?」





提督「大体お前いっつも大破しすぎなんだよ!オリョクルでも途中撤退しなきゃいけないし!」


伊504「アタシはそもそも輸送向きの艦艇だもの。ammiraglioの運用法が間違ってるんでしょ」


提督「ぐっ…だが戦闘向きではないとしても魚雷は積めるんだ!先に敵を撃滅すればいい話だろ!」


伊504「してるよ。でも人数が少ないから倒しきれないんじゃない。編成ミスでしょ」


提督「ぐっ…」


伊504「そもそもアタシ対空CIできるのに1度も空母の人達と出撃したことないんだけど」


提督「(まったく知らなかった…)だがそれはお前の耐久値が低いから難関海域に行けないわけで…」


伊504「なにも難関海域じゃなくても演習とかでいいじゃない。デコイにもなれるし」


伊504「あと、スペックを悪口に使うのは運用できてない証拠だよ」


提督「うっ!」


伊504「どーせアタシの対空CIも知らなかったんでしょ?艦娘1人の運用もできないなんて、もう提督辞めれば?」


提督「うわああああん!!!ルイがいじめるよーーー!!!!」ダダダ


伊504「勝った」キラキラ





伊8「……ね?」


まるゆ「ルイージさん変わりすぎじゃないですか?」


伊400「しおんも初めて見た時はそう思いましたよ」


伊58「あの変わり様を見れば誰でもそう思うでち」


まるゆ「よく解体されませんね…」


龍鳳「まあ、非は提督にありますからね。それに、あの人は自分の都合で解体なんて絶対にしませんし」


伊168「仲直りもすぐするしね」


まるゆ「あの二人、一体どういう関係なんでしょうか…」


伊401「うーん……仲の悪い親子…いや、兄妹?」


伊168「まあ何にせよお互い嫌ってるわけじゃないし、心配しなくても大丈夫よ」


伊13「うん……。あ、ルイージちゃんが提督のとこに……」


龍鳳「ああなればもう終わりですね。さあ皆さん、料理再開しましょう!」





提督「ううっ…ひっぐ……」グズグス


伊504「……ammiraglio」


提督「……何?」グズグス


伊504「その、アタシも言いすぎたよ。謝るから、機嫌直してよ」


提督「別に……怒ってねーし………俺も悪かったし…」グズグス


伊504「そっか、なら良かった。じゃあ、仲直りしよ?」


提督「ん……」スクッ


ダキッ


提督「ごめんなルイ、言いすぎた…」ギュー


伊504「ううん。アタシの方こそごめんね」ギュー


伊504「これで仲直り、だね」


提督「うん……」



まるゆ「本当に誰なんですか?」





伊168「…よし、完成!」


まるゆ「あの後の2人、気持ち悪いぐらい仲良かったですね…」


伊19「いつもの事なの。ゴーヤ、お皿出してなの」


伊58「了解でち。そう言えばヒトミ?」


伊13「なに…?」


伊58「余分にハンバーグ焼いてたけど、そんなにお腹すいてるんでち?」


伊13「も、もったいないから晩御飯にしようと思って…」


伊58「ふーん?」





伊168「じゃあ早速…」


潜水艦・龍鳳「「「いただきまーす!」」」


伊401「はむっ……んー!美味しー!」


伊19「肉汁が溢れ出てとってもジューシーなの!」


伊8「うん、デミグラスがいい感じ」


伊58「ケチャップも美味しいでち!」


まるゆ「ちょっと大きいかと思いましたけど、丁度いいですね!」


龍鳳「モグモグ.....うん!とっても美味しいです!」


提督「あ、ほんとに俺の分はないんだ」


伊504「ちょっと分けてあげよっか?」モグモグ


提督「おっ、マジ?」


伊504「うん。はい」スッ


提督「……やっぱりいいや。遠慮しとく」


伊504「そう?ならいいけど…」


提督(なんであいつデミグラスとケチャップ混ぜてんだよ…)


伊168「司令官、私のでよければあげるよ?」


ハンバーグ:デミグラス&ケチャップ


提督「イムヤ、お前もか……」


伊168「え?」


提督「いや、何でもない。ハンバーグはお前だけで食べちゃっていいぞ」


伊168「そう……?」


提督(ウチの潜水艦は変わってるなあ…)


伊13「提督…」


提督「ん?おお、どうしたヒトミ?」


伊13「よければ…これを…」


提督「ん……大丈夫だよヒトミ。お前の分はお前で食いな」


伊13「あ、いえ…これは提督のために作ったんです…」


提督「俺のために?」


伊13「はい…。いつか手料理食べてもらいたいなって思ってて…」


提督「そっか。ならありがたくもらおうかな」


伊13「そう、ですか。ありがとうございます…」


提督「お礼を言うのはこっちだよ。ありがとなヒトミ」ニコッ


伊13「い、いえ…どういたしまして 、です…」カアァ


提督「せっかくだし、一緒に食べないか?」


伊13「え…?」


提督「お前も着任して1年経つし、話したいこともあるしさ。ヒトミがよければ、だが」


伊13「ぜ、是非ご一緒します…!」


提督「ん、なら良かった」




伊58「余分に焼いてると思ったらそういうことでちか」


伊400「ヒトミちゃん、中々やりますね」


伊19「イクだって負けないの!身体を使って誘惑してくるの!」


伊168「真昼間から何言ってんのよアンタは。龍鳳からも何か言ってやってよ」


龍鳳「2人で食事…いいなあ…」


伊168「……」


伊401「見てみて!日向さん!」E:ケチャップ


まるゆ「なら私は…あきつ丸さん!」E:ケチャップ


伊504「2人とも、ケチャップで遊ばないで」





提督「まずはとりあえず、いつもオリョクルありがとな。お前らのおかげで鎮守府の財政は本当に助けられてるよ」


伊13「い、いえ…艦娘として、当然のことをしてるだけです…」


提督「それでも、だ。…そうだ!ヒトミ、なにか欲しいものないか?」


伊13「欲しいもの、ですか…?」


提督「おう。いつも頑張ってくれてるヒトミに感謝の気持ちをと思ってさ」


提督「もちろん他のみんなにも後で聞くけど」


伊13「そ、そんな…申し訳ないです…」


提督「いいんだよ気にすんな。てかむしろ贈らせてくれ」


伊13「じゃ、じゃあ……今度一緒に買い物に行ってくれませんか…?」


提督「そんなんでいいのか?もっとこう…1週間の休暇とかでもいいんだぞ?」


伊13「い、いえ…買い物が…いいです…」


提督「ん、わかった。なら今度休暇を作っとくよ」


伊13「ありがとう、ございます…。でも提督、休暇作るの難しいんじゃ……」


提督「それに関しては全力で作るから安心してくれ。上に呼び出されようとねじ込んでやるよ」


伊13「そ、そこまでしてもらわなくても…」


提督「いいんだよ。女の子から買い物に誘われてんだ。それぐらいの覚悟がねえとな」


伊13「は、はあ……」


提督「あれ?引いてる?」


伊13「……少し」


伊13「でも…それ以上に私との買い物を楽しみにしてくれてる気持ちが伝わってきて、とても嬉しいです…」


提督「よかった…」





伊13「そう言えば提督…?」


提督「うん?」


伊13「イヨちゃんはいつになったら来るんですか…?」


提督「あー………次のイベントに期待しといてほしいかなって」


伊13「そう…ですか…」


提督「それに関しては本当にすまない。俺もイベントの時は未所持艦を全力で探してはいるんだが…」


伊13「いえ…気にしないでください。いつか着任するんですよね…?」


提督「当たり前だ。そこは揺るがねえよ」


伊13「なら…気長に待ってます…」


提督「ありがとう。…やっぱり姉妹がいないと寂しいか?」


伊13「寂しくない、と言ったら嘘になりますが…皆がいてくれますから…」


提督「そっか。なら良かった」


伊13「それに…」


提督「ん?」


伊13「大好…な…督が…ます、から…」ボソボソ


提督「なんて?」


伊13「い、いえ…何でもないです…」


提督「そう?まー何にせよイヨは早く見つけるよ」


伊13「ありがとう、ございます…」


提督「ん。さて、と…」


提督「ハンバーグありがとなヒトミ。すっげえ美味かったよ」


伊13「ど、どういたしまして…です…」


提督「また機会があったら手料理、作ってくれるか?」


伊13「もちろんです…!」


提督「ありがとな。んじゃ俺もう行くわ……あ、ゴーヤ達に声かけとかないとな。それじゃ、また後でな」


伊13「あ…はい…また、です…」






龍鳳「提督、もう行っちゃうんですか?」


提督「おう。まー時間的にあと1組だけどな」


伊58「みんなによろしく頼むでち」


提督「任せとけ。龍鳳はどうするんだ?」


龍鳳「私は時間いっぱいまでここにいます。5分前には戻りますから」


提督「わかった。あ、そうだったそうだった」


潜水艦達「「「?」」」


提督「いつも出撃頑張ってるから、潜水艦の皆にはご褒美があるぞー!」


伊168「ホント!?」


提督「ああ。あ、でも俺の力が及ぶ範囲で頼むぞ。多少の無理は何とかするが」


伊504「やったー!」


伊401「提督太っ腹ー!」


提督「よせやい。先に紙渡しとくから、書き終わったら持ってきてくれ」


潜水艦達「「「はーい!」」」


伊400「提督…本当によろしいんですか?」


提督「ああ。俺からの感謝の気持ちだよ」


まるゆ「私達だけ貰っていいんでしょうか…」


提督「気にすんなよまるゆ。お前らは普通の娘より圧倒的に出撃してるんだし、報奨があるのは当然さ」


伊19「でもイクたち、他の鎮守府の潜水艦に比べたら全然出撃してないの」


提督「イクにこの言葉をプレゼントしよう…。ヨソはヨソ!ウチはウチ!」


伊8「提督は本当に優しいですね」


提督「ありがとよ。あ、ついでに龍鳳にもなんかやるよ」


龍鳳「いいんですか?」


提督「おう。いつかは料理のお返ししたいと思ってたからな」


龍鳳「なら…お言葉に甘えちゃいますね」


提督「おう甘えとけ甘えとけ」


伊401「提督、本当になんでもいいの?」


提督「俺の力が及ぶ範囲ならな。ダメだったら妥協してもらうぞ」


伊401「了解!」



提督「さて、と…そろそろみんな書き終わったか?」


潜水艦・龍鳳「「「はーい!」」」


提督「おけ。したら紙だけ俺に渡してくれ。ダメなとこは帰ったら言うから」



―集計終了―


提督「…よし。んじゃ俺は行くな」


龍鳳「はい。報奨の件、楽しみにしてますね」


提督「できるだけ希望には沿うようにしとくよ」


伊58「頼んだでち!」


提督「了解でち!」


伊504「あんたがやってもキモいだけだよ…」


提督「うっせ」


伊13「提督…イヨちゃんの件も…」


提督「任せとけ。そっちは絶対何とかする」


伊19「提督、帰ったら夜戦してほしいのね!」


提督「どっちの意味か知らんが却下だ。俺は今日疲れて執務する気にならん」


伊400「帰ったら肩でもお揉みしましょうか?」


提督「ぜひ頼むわ。ありがとなしおん」


伊401「なら提督は私の叩いてー!」


提督「お前言うほど凝ってねえだろうが……まあいいが」


まるゆ「あはは…あ、隊長!明日の執務はちゃんとやってくださいよ?」


提督「おう。明日の秘書艦補佐よろしくな」


伊8「提督、新しい本発注しといてくれますか?」


提督「わかった。また図書室にぶち込んどくよ」


伊168「司令官、今度初雪と望月と一緒にスクワッドしない?」


提督「いいねー!予定空いたら連絡するわ!」


提督「んじゃ、また後でなー!」


潜水艦・龍鳳「「「はーい!」」」






提督「はてさて皆はなんて書いたのやら」ガサガサ


龍鳳:提督と添い寝1週間


伊8:提督と買い物


伊13:提督と買い物 と指輪


伊19:提督と朝まで夜戦(意味深)


伊58:提督と遊びに行く


伊168:司令官とスイーツショップ巡り


伊400:皆でお出かけ


伊401:鎮守府のみんなでお泊まり会


伊504:2週間の長期休暇(帰省のため)


まるゆ:鎮守府の皆さんで旅行



提督「……うん、まあ言いたいことは色々あるが帰ってから言おう」


提督「さーて最後はどこにしようかなー」





―空母達の昼ご飯2(五航戦&雲龍型&祥鳳型)―


瑞鶴「あっつーーーい!!!」


葛城「大丈夫ですか瑞鶴先輩!?」


翔鶴「瑞鶴、冷水よ!」


瑞鶴「ありがとう翔鶴姉ぇ!ふぅ…」


瑞鳳「瑞鶴ちゃん腫れてない?大丈夫?」


瑞鶴「平気…だと思う」


祥鳳「一応明石さんに診て貰いましょう」


天城「私、呼んできます!」


瑞鶴「ありがとう天城…」


鳳翔「どうかしたの?」


翔鶴「あっ、鳳翔さん!実は瑞鶴が火傷を…」


鳳翔「明石さんは呼んだ?」


葛城「今天城姉ぇが呼びに…あ、戻ってきた」


明石「お待たせしましたー!さ、患部を見せてください」


瑞鶴「うん…」


明石「うーん…このくらいならすぐ治せますよ!」


瑞鶴「助かった…ありがとう明石さん」


明石「いえいえ。これが私の仕事ですから」


鳳翔「翔鶴、ことの経緯を説明してくれる?」


翔鶴「あ、はい。まず、私たちの班は肉じゃがを作っていたんですが…」




―回想―




瑞鶴『よし!これであとは煮込むだけね!』


翔鶴『そうね。それにしても瑞鶴、随分お料理上手になったのね』


瑞鶴『伊達に鳳翔さんのとこに行ってないからね!』フンス


葛城『さすが先輩!』キラキラ


祥鳳『そう言えば、そもそもなんで鳳翔さんのとこに?』


瑞鶴『まあ、ちょっとね…』


翔鶴『提督に手料理を作るためじゃなかった?』


瑞鶴『翔鶴姉ぇ!?』


翔鶴『あら、言っちゃダメだった?』


瑞鶴『そんなことないけど…うー…』


天城『まあ、ちょっと恥ずかしいですよね…』アハハ


葛城(ちょっと羨ましい…)


瑞鳳『瑞鶴ちゃん、提督さん喜んでくれるかなあ…っていつも言ってるんだよ~』


瑞鶴『ちょ!?』


翔鶴『あらあら…』ウフフ


祥鳳『この流れで言うのね瑞鳳…』


瑞鶴『うー!もう!ほら、もう煮立ったでしょ!蓋とるよ!』


天城『あ、瑞鶴さん鍋つかみ!』


瑞鶴『へ…?』ジュッ


瑞鶴『あっつーーーい!!!』


―回想終了―


翔鶴「というわけなんです…」


鳳翔「そう…。まったく、火を扱うときはあれほど注意しなさいと言ったのに…」


瑞鶴「ごめんなさい…」


鳳翔「でも、軽傷で良かったわ。本当に」


瑞鶴「鳳翔さん…」


鳳翔「それに……うん、肉じゃがも中々の出来ね」


瑞鳳「それ、ほとんど瑞鶴ちゃんが作ったんですよ」


鳳翔「やっぱりそうなの?」


葛城「やっぱりって…気づいてたんですか?」


鳳翔「何となく、ね。提督の好みの味に似てるから」


祥鳳「なるほど…。あれ?鳳翔さん瑞鶴さんが提督の為に手料理始めたって知ってたんですか?」


鳳翔「ええ。提督の好みを折に触れて聞いてきたからすぐに分かったわ」


瑞鶴「鳳翔さんにもバレてた…」ズーン


瑞鶴「なんか…邪な気持ちで通っててすみません…」


鳳翔「そんなことないわ。料理は誰かのために作るものよ。ねえ瑞鳳?」


瑞鳳「そうだよ!誰かを想って作るのは当たり前のことだよ!」


瑞鶴「うぅ……ありがとう2人とも…」


鳳翔「…さて、私はもう行くわね」


天城「もう行っちゃうんですか?」


鳳翔「ええ。あとひとつ、行かなきゃいけない場所があるから」


翔鶴「そう…ですか。では、また後で」


鳳翔「ええ。またね」




祥鳳「行かなきゃいけない場所って…」


翔鶴(隼鷹さんのところね)


瑞鶴(隼鷹さんのとこだ)


葛城(絶対隼鷹さん)


天城(きっと隼鷹さんのところですね)


瑞鳳(隼鷹さんのとこだね!)


祥鳳(きっとみんな同じ事考えてるんだろうなあ…)





葛城「あの…鳳翔さん!」


鳳翔「あら…どうしたの葛城?」


葛城「その…私にも料理を教えてくれませんか…?」


鳳翔「あら…ふふっ。もちろんいいわよ」


葛城「ありがとうございます!」


鳳翔「毎週土曜日の昼にやってるけど、予定は大丈夫?」


葛城「はい!出撃がなければ…」


鳳翔「わかったわ。調理器具はこっちで用意するから、エプロンだけ持ってきてね」


葛城「はい!」


鳳翔「葛城…」


葛城「なんですか?」


鳳翔「瑞鶴に負けないよう頑張ってね」


葛城「!!??」





瑞鶴「あっ!提督さーーん!」


提督「ん…ようみんな。もう作り終わったんだな」


翔鶴「ええ。提督は見回りですか?」


提督「まーそんなとこ。…肉じゃがにしたんだな」


瑞鳳「一口たべりゅ?」


提督「たべりゅうぅぅ!!…と言いたいがパス」


瑞鳳「えー!!なんでー!」


提督「鳳翔に晩飯肉じゃががいいって言っちゃったんだよ。それに今腹一杯でな」


祥鳳「あらら…タイミング悪かったですね」


葛城「…瑞鶴先輩があなたを想って作ったって言っても?」


瑞鶴「葛城!?」


提督「……なんか急激に腹が減ってきたな。やっぱり一口くれ。つーか貰うわ」パクッ


天城「気の回し方だけは圧倒的に早いんですよね…」


提督「……」モグモグ


瑞鶴「ど、どう…?」


提督「…普通」


瑞鶴「!?」ガーン


提督「に美味い」


瑞鶴「紛らわしっ!」


提督「うん、俺好みの味で好きだわこれ」


瑞鶴「そ、そう?なら良かった」ニコッ


提督「瑞鶴、料理上達したんだな」


瑞鶴「ま、まあね!」


提督「バレンタインの時とは大違いだな」


瑞鶴「ちょっ、余計なこと思い出さないでよ!」


提督「ハッハッハ」





祥鳳「…バレンタインの時、とは?」


翔鶴「実は瑞鶴と一緒にチョコを提督あてに作ったんですけど…その、見た目が…」


瑞鳳「悪かったんだね…」


翔鶴「はい…。瑞鶴もその頃はあまり料理が上手ではなかったので、しょうがないんですが…」


葛城「それ、結局あの人に渡したんですか?」


翔鶴「ううん、作り直して渡そうとしたんだけど…」


―回想―


瑞鶴『これじゃ渡せないよ…』


翔鶴『仕方ないわよ瑞鶴。また作り直しましょ?』


瑞鶴『うん…』


『I love you Yours forever~♪』


瑞鶴『ん…?』


翔鶴『この声って…』


提督『赤い糸で結ばれた絆はずっと~♪』


翔鶴・瑞鶴『提督!』『提督さん!』


提督『変わることなく……って、おお二人共。なんか作ってんのか?』


瑞鶴『あ、いやこれはその…』


提督『この匂い…クンクン やっぱりチョコか。翔鶴のよく出来てんな』


翔鶴『あ、ありがとうございます…』


提督『ズイズイのは…まあ…うん…』


瑞鶴『ううっ…いいもん!これから作り直すから!』ガチャ


提督『ちょ、ちょ、ちょいまち。それ捨てんの?』


瑞鶴『…?そうだけど…』


提督『ならくれ。もったいないし』


瑞鶴『え!?だ、ダメだよ!』


提督『どうして?』


瑞鶴『どうしても!』


瑞鶴(好きな人には綺麗なものを渡したい!なんて言えたらなあ…)


提督『そう……』


翔鶴『提督…?』


提督『…あーっ!あんなところに岩本隊で遊んでる加賀ちゃんがーっ!!!』


瑞鶴『どこどこ!?』


提督『スキあり』パパクッ


瑞鶴『えっ?…あっ!!』


翔鶴(単純過ぎよ瑞鶴…)


提督『スキだらけだぞズイズイ』モグモグ


瑞鶴『やられた…』


提督『翔鶴もな』


翔鶴『え?…あっ、一個なくなってる!!』


提督『まだまだだな2人とも』ハッハッハッ


提督『そんじゃま、俺は行くぜ。アデュー!』タッタッタッ


瑞鶴『あっ……行っちゃった』


―回想終了―


翔鶴「…ということがありまして」


天城「なるほど…それで鳳翔さんのところに」


翔鶴「ええ。『次は絶対綺麗なの作ってみせるんだから!』って意気込んでましたしね」


瑞鳳「だからあんなに見栄えを気にしてたんだね」


翔鶴「そうなんですか?」


瑞鳳「うん。まあ気にしすぎて味が疎かになっちゃってて鳳翔さんに怒られてたけど」アハハ


翔鶴「まったくあの子は…」


葛城「でも、やっぱり先輩ってあの人のこと好きだったんですね」


祥鳳「そうですね。…そもそも嫌いな子なんているのかしら?」


瑞鳳「うーん…いないんじゃない?私も提督のこと好きだし」


祥鳳「堂々と言うのね…」


瑞鳳「え?逆にみんなは違うの?」


翔鶴「いえ、お慕いしてます」


祥鳳「私も」


葛城「わ、私も…」


天城「私も好きです…」


瑞鳳「だよねー。あんないい人、他にいないもん」



瑞鶴「まったく、提督さんは…」プンスコ


瑞鳳「あ、おかえりー」


翔鶴「あら?提督は?」


瑞鶴「なんか最後の班のとこ行くってさ。それと肉じゃがごちそうさまって言ってたよ」


祥鳳「まあ、もう時間もあまりないですしね」


天城「もうちょっとお話ししておきたかったです」


瑞鶴「また会えるんだし、その時に話しなよ」


天城「そうですね」


葛城「…先輩!」


瑞鶴「ん?なに?」


葛城「負けませんから!」


瑞鶴「う、うん…?」




―空母達のお昼ご飯3(飛鷹型&千歳型&龍驤)―


鳳翔「龍ちゃん、そっちは順調?」


龍驤「おっ、鳳翔来たんか。こっちはかなーり順調やで」


鳳翔「あら、意外ね。隼鷹が真面目にやってるの?」


龍驤「うん。でもまー最初は大変だったんよ?」


鳳翔「そうなの?」


龍驤「隼鷹が隙あらば酒を飲もうとしたからなあ。千歳もそれに乗っかろうとするし」


鳳翔「頭に浮かぶわ」クスクス


龍驤「んでまー何度かその騒動があったんやけど、たまたま司令官が通りがかってん」


鳳翔「提督が?」


龍驤「そや。んで、二人を一括してったんや」


龍驤「『お前らそんなに煩いと鳳翔に言いつけるぞ!』ってな」


鳳翔「え?そこで私が出てくるの?」


龍驤「ウチもそこで思わずつっこんでしもたよ」


龍驤「まーそんなことがあって、そっからは2人とも真面目に働いて、今に至るってわけや」


鳳翔「そうなのね…というか龍ちゃん」


龍驤「うん?」


鳳翔「それ、私に話してよかったの?」


龍驤「あ……。…聞かんかったことにしといて」


鳳翔「えぇ……」




鳳翔「隼鷹、真面目にやってるのね」


隼鷹「ほ、鳳翔!?」


鳳翔「どうしたの?そんなにびっくりして」


隼鷹「い、いやなんでもないよ」


鳳翔「そう?ならいいけど」


隼鷹(あのことはバレてないみたいだね)


隼鷹「そ、そんなことより何しに来たんだ?」


鳳翔「特に用はないんだけどね。みんなの様子を見ておきたくて」


隼鷹「ふーん…自分のとこはいいのかい?」


鳳翔「ええ。もう食べ終わっちゃったし」


隼鷹「早っ!さすがはウチの料理人達だねえ」


千歳「隼鷹、そっちの様子は…って鳳翔さん!?」


鳳翔「千歳までそんな驚いてどうしたの?」


千歳「い、いえ…なんでも…」


千歳(怒られたこと、バレてないのかしら…?)チラッ


隼鷹 コクコク


千歳(大丈夫みたいね…よかった)ホッ


鳳翔「千歳?」


千歳「は、はい!なんですか!?」


鳳翔「いえ…なんだかボーッとしていたから、熱でもあるのかと思って」


千歳「だ、大丈夫です!何も問題ありません!」


鳳翔「そう?ならいいけど…無理はしないでね」


千歳「は、はい!」


鳳翔「あ…そうだ2人とも」


千歳・隼鷹「「?」」


鳳翔「お酒を飲むのはいいけど、公共の場では自重してね?」


千歳・隼鷹(バレてたーーー!!)


鳳翔「返事がないわね…わかった?」


千歳・隼鷹「「は、はい!」」ビシッ


鳳翔「ん、よろしい。…そう言えば飛鷹と千代田はどうしたの?」


千歳「あの二人なら足りない材料をとってくるって言ってましたよ」


隼鷹「お、噂をすればなんとやら」


飛鷹「2人ともちゃんとやってた?」


隼鷹「もちろんだよ~!」


千歳「当たり前じゃない!」


千代田「その当たり前が出来てないから言ってるんでしょ」


鳳翔「2人とも、お疲れ様」


飛鷹「あれ?鳳翔さん?」


千代田「来てたんですね」


鳳翔「ついさっきね。…2人とも、いつも偉いわね」


飛鷹「へ…?何がですか?」


鳳翔「姉妹のことよ」


千代田「ああ…。別に褒められることじゃありませんよ。当然のことをしてるだけだし」


飛鷹「そうね。出来の悪い妹を持って大変だけど、苦ではないわね」


隼鷹「だぁれが出来が悪いってぇ!?」


飛鷹「あ・ん・た・の・こ・と・よ!!」グリグリ


隼鷹「痛い痛い痛い!!」ジタバタ


千歳「まったく隼鷹は…」ヤレヤレ


千代田「千歳お姉も人のこと言えないでしょ!」


千歳「ほら…私は隼鷹みたいに暴れないし…」


千代田「毎回酔いつぶれて運んでるの私なんだけど」


千歳「うっ…」


隼鷹「鳳翔~!!助けてくれ~!」


千歳「鳳翔さーん!」


鳳翔「2人とも、しばらくそのままでいなさい」ニコッ


隼鷹・千歳「「そんな~!」」


龍驤「なんやなんや、また騒がしくなってきたなあ」


隼鷹「龍驤~!聞いてくれよ!飛鷹があたしのこと出来が悪いって…」


龍驤「うん、事実やね」


隼鷹「辛辣だな!?」


千歳「龍驤さん~!千代田が私のことをいじめるんです~!」


龍驤「うん、いじめやなくてちゃんとした説教やね」


千歳「龍驤さんまで私のことをいじめる~!」


龍驤「いやいじめてるつもりないんやけど…」


千歳「鬼!」


隼鷹「悪魔!」


龍驤「いや言いすぎやろ!?」


千歳・隼鷹「「AAA!」」


鳳翔・千代田・飛鷹「「「あっ」」」


千歳・隼鷹「「……あっ」」


龍驤「ほぉう……よっぽどウチにしばかれたいみたいやね…」ビキビキ


千歳・隼鷹 ガシッ


龍驤「ちょっちこの2人借りてくわ…」


隼鷹「飛鷹ー!!助けてくれー!!」ズルズル


飛鷹「隼鷹…生きて帰ってくるのよ」


隼鷹「諦められてるー!!」


千歳「千代田!!助けて!!」ズルズル


千代田「ごめんお姉…私にはどうすることも出来ないの…」


千歳「そん…な…」ガクリ


千代田「ごめん…ごめんね…」


鳳翔「えーと…龍ちゃん?」


龍驤「…何や?」


鳳翔「…程々にね?」


龍驤「…おう」


隼鷹・千歳「「いやあぁぁぁぁぁ!!!」」ズルズル


鳳翔「…さっ、あなた達は料理に戻りなさい」


飛鷹「はい…あ、でも人数が…」


鳳翔「私も手伝うから、頑張りましょ?」


飛鷹「…わかりました…。ありがとうございます…」


千代田「2人とも大丈夫かなあ…」


鳳翔「…まあ、龍ちゃんもあれで弁えてはいるし、きっと大丈夫よ」


鳳翔「…多分」


千代田・飛鷹(目が泳いでる…)




その後駆けつけた提督により怒りの矛先を変えられた2人はなんとか生還するが、龍驤の本気のフックにより提督は再び明石のお世話になるのだった……


提督「まな板!ツルペタ大魔神!AAA!全身飛行甲板!」ベロベロバー


龍驤「ぶっ殺す」





―ケッコン艦達のお昼ご飯―


※ウチのケッコン艦は 潮、大鷹、扶桑、山城、榛名、香取、鹿島 なのでこの娘達が登場します



提督「おーい、やってるかー」


山城「あ、何か来た」


提督「何かとはなんだ山城」


山城「別に」


扶桑「山城、提督に対してそんなこと言っちゃダメよ」


山城「姉さま…」


提督「そうだそうだ!もっと言ってやれ扶桑!」


扶桑「……やっぱり今の取り消すわ。こんな人には敬語なんて使わなくて平気よ」


山城「姉さま…」キラキラ


提督「あっれぇ~?急に扶桑のあたりが強くなったよ~?」


扶桑「そんなことありませんよ(童)提督」


提督「文字でおこさないとわからん罵倒を…」


潮「来て早々に何やってるんですか…」


提督「おう潮。ちょっとお前らの手料理が食いたくなってな」


潮「自分の班はいいんですか?」


提督「うん。だいぶ前に食い終わったしね」


潮「そうですか」


大鷹「人の食べ物に手を出すなんて、感心しませんね」


提督「人聞きの悪い。嫁さんの手料理が食いたいだけだって」


大鷹「ふふっ。冗談ですよ」


提督「まったく…」


鹿島「あっ!提督さん来てくれたんですね!」


提督「おお、鹿島か。相も変わらずエプロンが良く似合うな」


鹿島「えへへ…ありがとうございます」テレテレ


香取「提督、私もいるのですが…」


提督「わかってるって。香取もよく似合ってるよ」


香取「あ、ありがとうございます…」テレテレ


山城「鹿島の後に言ったから薄っぺらいわね」


提督「うるせえ。ってかなんでお前はエプロンしてねぇんだ?」


山城「アンタ、私が料理出来ると思ってんの?」


提督「そんな自信満々に言われても…いや、できないと思うけどさ…」


山城「殺すわよ」


提督「なんでだよ!?」


山城「まあ、冗談はさておき話はもっと単純よ」


提督「なんだよ…?」


山城「…何か事故が起こりそうだからよ」


提督「……なんか、それだけで全部納得したわ」


提督「扶桑がエプロンしてないのも同じ理由か?」


扶桑「あ、いえ、私は普通に料理が出来ないんです」


提督「意外だな!?飯の時とかどうしてんの?」


扶桑「基本的に食堂か鳳翔さんのところです。たまにインスタントで済ませたりしますが」


提督「へー………なんか扶桑の意外な一面がどんどん明らかになっていくな」

榛名「本当ですね」ヌッ


提督「どわあ!?いつからそこにいたんだよ榛名!?」


潮「最初からいましたよ?」


提督「え……マジ?」


潮「マジです。てっきりもう挨拶済ませたものだと思ってましたけど…」


提督「ご、ごめん榛名!」


榛名「提督…榛名、そんなに影薄いでしょうか…?榛名のこと、忘れちゃったのですか…?」グスッ


提督「そ、そんなことないぞ!いつも世話になってるし、頼りにしてる!」


榛名「ほんとうですか…?」


提督「ああ!気づかなかったのは俺の察知能力が低かっただけで、榛名を忘れることなんてないぞ!」


榛名「そう、でしたか…。すみません、早とちりして…」


提督「気にすんな!悪いのは全面的に俺だから!あ、そうだ!今度埋め合わせになにかするよ」


榛名「えっ、いいのですか?」


提督「おう!」


榛名「じゃ、じゃあ…今度デートしてください!」


提督「えっ…それでいいのか?」


榛名「や、やっぱりダメでしょうか…」ウルウル