2018-06-13 02:53:11 更新

概要

必ず皆を守る…
決意を胸に提督は今日も戦う


前書き

このお話は
提督「必ず復興させてみせる!」の続きです!
まだ読んでない方はそちらから読んでいただけると
ありがたいです♪

皆様の応援のおかげで
part2に突入致しました!

2作品目となりましたが
相変わらずの文才の無さを際立たせながら
書いていきますので
どうか今作もよろしくお願いいたします♪

2作品目も1万PV突破しました!
皆様本当にありがとうございます(゚∀゚ 三 ゚∀゚)


大湊救援作戦




鎮守府を出てすぐに艦隊は提督の空間転移能力"ジャンプ"で

大湊へと到着した

しかし目にしたものは燃え盛る警備府

傷付き息も絶え絶えな海防艦達

そして大量の深海棲艦だった



武蔵「…これは酷いやられようだな」


加賀「索敵機を飛ばします…赤城さん」スッ


赤城「えぇ…直掩隊も発艦を」スッ



ブロロロロロ



赤城達の艦載機が空を舞い警備府近辺を索敵する

提督は青葉と川内に指示を出した



提督「青葉、川内…警備府を潜入捜索…生き残っている艦娘を探せ。敵は始末して構わないが静かにな…」


青葉「了解!青葉取材…いえ、出撃しまーす!」スッ


川内「了解!川内出撃するよ!」ヌッ



青葉と川内が警備府に潜入し

一航戦の艦載機が空から見張る

残った五航戦と駆逐艦は海上にいる

敵の排除にあたった



提督「いいか?音を極力立てずに仕留めるんだ…見てろ」スゥ



提督はタ級に近づき腰からナイフを取り出すと

タ級の口を手で塞ぎ喉をナイフで掻き切った



タ級「!?」バシャァ


提督「とまぁこんな感じだ…いけるか?」


島風「任せて!」ビュンッ


雪風「やる時はやるのです!」バッ


時雨「行くよ!」バッ


夕立「さあ素敵なパーティーしましょ?」バッ



島風を筆頭に駆逐艦達が次々と敵を駆逐し

提督は翔鶴と瑞鶴に攻撃隊の出撃を指示した



提督「翔鶴、瑞鶴。お前達は攻撃隊を発艦していつでも攻撃できるように上空で待機させていてほしい」


翔鶴「わかりました!」スッ


瑞鶴「了解!」スッ


提督「よし!武蔵と大和は俺についてこい!」バッ


大和「了解しました!」バッ


武蔵「おう!」バッ



島風達が敵をあらかた始末したおかげで

難なく警備府へ到着した提督

すると建物から青葉と川内が何人かの海防艦を

引き連れて戻ってきた

海防艦達は一様にズタボロで

肌には痛々しい裂傷や火傷が見える



提督「青葉!川内!その子達か?」


武蔵「手酷くやられたな」


大和「手当てを!」


青葉「建物内の敵は倒しました!」


川内「この子達が籠城してくれてたお陰で死者は0だよ」



海防艦達を安全な場所に移し手当てを始める大和

すると提督は上空に向かって合図を送る



提督「ここにいた深海棲艦は壊滅状態にできた。残りは五航戦の攻撃隊に任せておけば安心だろうな」


?「き、救援ありがとっしゅ…海防艦の占守っしゅ…占守っす!」


提督「占守か…君がさっき連絡してくれた子だな?大丈夫か?」


占守「大丈夫っしゅ!皆も無事でよかったっしゅ!でも…」


提督「ん?どうした?」


占守「舞鶴から大湊までかなり時間がかかるっす。どうやってこんなに早くこれたっしゅか?」


提督「あぁそれはだな…武蔵?」



占守の質問に答えようとした提督だったが

武蔵に遮られる



武蔵「静かに…気配を感じる」ジッ


大和「っ…あれは!?」



武蔵が感じた気配は戦艦棲姫の物だった

戦艦棲姫はこちらにゆっくりと主砲を構え

ニタニタと笑う



戦艦棲姫「見ツケタ…軟弱ナ艦娘ドモ…サァ、泣キ喚キナサイ…アッハッハッハッ!」ニタァ


武蔵「くっ!この子達は任せろ!提督よ!奴の相手を!」バッ


占守「無茶っしゅ!提督は人間っす!死んじゃうっすよ!」


提督「大丈夫だ…お前達は絶対に俺が守る!」グッ


戦艦棲姫「人間ゴトキガ相手?愚カナノネェ」クスクス



その言葉を聞き更に笑う戦艦棲姫であったが

提督は動じずゆっくりと拳を構えた



提督「さっさと掛かってこいよダイソン」フッ


戦艦棲姫「調子二乗ルナッ!!」ドンッ


占守・海防艦達「ひっ!?」ビクッ


大和「伏せてて!」バッ


武蔵「戦艦棲姫め!こんな至近距離で!」バッ


提督「むんっ!」パシィッ


戦艦棲姫「ナンダト!?」



戦艦棲姫はおよそ10メートルの距離から

提督に向け主砲を放った

だが提督はそれを素手で受け止め

手の上で転がす



提督「始めに言っておく…」


戦艦棲姫「?」


提督「俺は…かーなーり!強い!!」グシャッ



提督は手の上で転がしていた砲弾を握り潰すと

近くにあった鉄骨の破片を持ち上げ

戦艦棲姫に向けた



戦艦棲姫「小癪ナ!死ネェエ!!」ドドドンッ


提督「はっ!せっ!とりゃ!!」パシッパシッパシッ


戦艦棲姫「バ、バカナ…」カチンカチン


提督「ここを攻めるのに弾を使いすぎたな。…返してやるよ」ポイッ



戦艦棲姫が放つ砲弾を意図も簡単に掴む提督

その掴んだ砲弾を1つずつ上に投げ

持っていた鉄骨を振りかぶった



提督「どっせぇえい!」グワラゴワキィィン!


戦艦棲姫「ガハァッ!」ドカドカドカァッ!


提督「吹っ飛びな!」ブンッ


戦艦棲姫「ゥッ!!」グサッ



鉄骨で弾き返した砲弾は

戦艦棲姫の顔、肩、腹へ直撃し

さらに提督は鉄骨を投げ

胸に突き刺した



戦艦棲姫「ウガァアアアアアッ!」バシャァッ!


提督「翔鶴!瑞鶴!今だ!!」


戦艦棲姫「ヤ、ヤメr…!」バッ



鉄骨を投げられ刺さった戦艦棲姫は

海上へと投げ出される

そこへ待機していた一航戦の艦戦と

五航戦の攻撃機が

攻撃を開始した

四方八方からの魚雷や爆弾、機銃により

戦艦棲姫は肉片を残し海上から姿を消した



占守「す、凄い…」


武蔵「な?相棒は強いだろ?」フッ


大和「カッコいいですね♪」



提督「よし!任務完了!ここの修復は大本営がするそうだ」


大和「この子達はどうします?」


武蔵「置いて行くわけにはいかんだろう?」


提督「そうだな…指揮官は戦死…恐らくは避難し遅れたんだろう。この子達は俺達の鎮守府に移籍させる。ここが修復できたら新たな艦娘達が着任するはずだ」


占守「そこは安全っしゅ…?」



提督の言葉に恐る恐る訪ねる占守

後ろをみると他の海防艦達も皆怯えているようだ



武蔵「案ずるな。これの鎮守府は楽しいぞ!」


提督「これいうな!」


大和「鎮守府に着いたら入渠してお食事にしましょうか♪」


占守「そ、それなら…ふ、不束者ですが末長くよろしくっしゅ」ペコリ


提督「え?」


武蔵「おやおや…」フフッ


青葉「青葉…聞いちゃいました!」パシャパシャ!


提督「青葉!どこに居やがった!」


青葉「やですねぇ、周囲を川内さんと索敵してたんですよー?」パシャパシャ!


大和「うふふっ♪」


川内「あー疲れたぁ!さっ!帰ろ?提督!」


提督「はぁ…んじゃ帰りますか!」



こうして大湊救援作戦は無事終了に

海防艦を加え、一行は鎮守府へと

帰るのであった



占守「どうやって帰るっしゅ?」


武蔵「提督に掴まるといい」フフッ


提督「よしっ!皆掴まったか?」


艦娘達「はい!」ギュッ


占守「こうっしゅか?」ギュッ


提督「ほっ!!はい到着ぅ~」パッ


占守・海防艦達「へ?」キョトン


武蔵「くっ…ふふふ…」プルプル


占守・海防艦達「えぇぇ!!?」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

摩耶の悩み



ある日の夜、一人の重巡洋艦が

ため息をつき、とぼとぼと歩いていた



摩耶「はぁぁ…なんでアタシは…」ハァ



防空巡洋艦 摩耶

彼女は優れた対空性能故に

決戦時は必ず編入される主力艦だ

そんな彼女の悩み、それは…



摩耶「提督と喋りたいのに…緊張しちまう…」ハァ



恋患いであった

普段活発で男勝りな彼女も

やはり女性

気になる男性にはアプローチをかけたいのだ

だがそれを羞恥心が勝り素直になれないでいた



摩耶「どうすればいいんだよ…クソが…」ブツブツ


提督「おっ!摩耶じゃないか。どうした?こんなところで」ガチャ


摩耶「ひゃぅ!て、提督…」ビクッ


摩耶(いつの間にか提督の私室まで来ちまってた!ど、どうしよ…)


提督「ん~?なんか悩みか?俺でいいなら聞くぞ?」


摩耶(お前が原因だ!)


摩耶「んでもねぇよ…道間違えたんだって…じゃぁな」スタスタ


摩耶(ああああああ!アタシの馬鹿ぁ!!せっかく優しくしてくれたのにぃ!!)



提督に素直になれず悪態をついてしまい

自己嫌悪する摩耶

しかし提督はそこを見逃さない



提督「摩耶…」


摩耶「まだなんか用かよ…」クルッ


提督「したい事を勇気がなくて出来ない時は、その事を口に出すといい…勇気がでるぞぉ!」ニカッ


摩耶「なんだよそれ…くだらねぇなぁ」フンッ


提督「おやすみ!摩耶ー!!いい夢見ろよー!」


摩耶「声がデカイんだよ!クソが!!」バッ


摩耶(んにゃああああああ!!また提督の事クソって言っちまったぁああああ!!)



落ち込んだ摩耶は自室に戻らず

食堂へ立ち寄り

先程の会話を思い返していた



摩耶(確かに提督の言う通り、口に出せば気分も変わるかもな…やってみるか!)


摩耶「提督ともっと喋りてぇなぁ!」



誰もいない食堂で摩耶の声だけが響く



摩耶(おっ!なかなかいいじゃねぇか!よぉし!やるぞっ!)


摩耶「提督に撫でられたり…その…デ、デートとかしてぇな…///」



この後も次々としたい事を口に出し

だんだんと楽しくなってきた摩耶は

顔を赤くしてこんな事を言ってみた



摩耶(誰も聞いてねぇし…ちょっと恥ずかしいけど//)


摩耶「提督とセックスしてぇ…///」ボソッ



カラーンッ



摩耶「!!」ビクッ



突然食堂内に何かを落としたような物音がした

摩耶が恐る恐る振り返ると



青葉「」ボウゼン


摩耶「ぁ…いや…これは…///」プルプル


青葉「ま、摩耶さん…」


摩耶「あの…青葉?これは…ちが…」スッ


青葉「青葉見ちゃいましたぁあああああ!」ダッシュ


摩耶「ま、待ちやがれ!青葉ぁあああ!!」ダッ


青葉「スクープですよぉおおん!!」


摩耶「待てぇええええ!!」



翌朝、鎮守府の青葉新聞にはでかでかと

[某巡洋艦のMさん 司令官との性行を望む!]と

書かれていたそうな

その後、摩耶はやけくそになりながら

提督の部屋へと行き

「アタシを抱け!」と迫ったが

いざとなったら借りてきた猫のようになり

結局なにもしなかったのであった



提督「な、なぁ…何があったんだ?」


摩耶「うるせぇ…///」ギュッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一航戦はゆるがない



占守達が着任してしばらくして

鎮守府には平穏な時が流れていた

占守達は提督の部屋に訪れては

お昼やおやつを作ってもらい

提督も占守達が美味しそうに食べるのを

眺めるのが好きだった



占守「このクッキー美味しいっしゅ!」モグモグ


国後「やだ、美味しいじゃない」モグモグ


提督「まぁ趣味みたいなもんだ。お前達が美味しいと言ってくれて嬉しいよ」ナガメ


択捉「司令はなんでもできるんですね!」パクッ


提督「そうとも!提督と書いて"なんでもできる"と読むからな!」


択捉「そうなんですか!?勉強になります!」


国後「司令の冗談だから真に受けちゃダメ!司令も嘘言わないでよ!」


佐渡「まぁまぁ…にしてもホントうめぇよなぁ」モグモグ


対馬「おいし…」モグモグ


松輪「いくらでも食べれちゃいます♪多分…」


提督「ははっ!どんどん食べろよ皆」


日振「大東?そんなに詰め込まなくても…」


大東「むぐっ。だってそろそろ奴らがくる頃だぜ?前にあたいのご飯取られてから奴らが来る前に食べる事にしてんだよ」ムグッムグッ



大東がそう言うと海防艦達は

提督が焼いたクッキーを頬っぺたいっぱいに

詰め込み咀嚼しはじめた



提督「お、おいおい…そんなに焦らなくても…」


大東「司令は知らないんだ…奴らの食べ物への執着をよ…」ムグッムグッ


占守「目の前から一瞬でラーメンが無くなったときは目を疑ったっす…」



すると扉が勢いよく開けられ

部屋にいた全員がびくりと驚いた



赤城「提督!クッキーを貰いにきました!」


加賀「早く出した方が身のためよ」


提督「なんでクッキーってわかった!?」


赤城「匂いです!」


加賀「同じく」


大東「き、来やがった…」


対馬「早く食べないと…」


日振「な、なにもそんなに…あれ?」


国後「どうしたの?…あら?私のクッキーが…ああ!」



大東と対馬がクッキーの入ったボウルを抱え

一生懸命食べるのを日振が見ていると

いつの間にか日振のクッキーが消えていて

国後がそれに気付き自分のボウルを見る

やはりクッキーは無くなっていた



赤城「上々ね!」ガツガツ


加賀「やりました」ガツガツ


提督「仕方ない…」スッ


日振「日振のクッキーが…」ナミダメ


国後「返してよー!」ナミダメ


赤城「すみません…つい手が止まらなくて」ガツガツ


加賀「自分の物は自分で守らなきゃダメよ?」


大東「空母相手にあたいらが敵うわけないだろ!?」


日振「うぅぅ…」ポロポロ



赤城達がテーブルにあった海防艦達のクッキーを

全て食べ終えるのに時間はかからなかった

最後まで抵抗した大東は悔し涙を目に浮かべていたが

赤城は謝りながらも食べ続け

加賀は守るとは何かを説教しながら食べ続けた

すると提督が戻ってきて

こう言った



提督「お前らにちょうどいいデザートを用意したぞ。食堂に置いてあるから行ってこい」バタン


赤城「さすが提督!上々ね♪」ダッ


加賀「さすがに気分が高揚します!」ダッ



赤城と加賀は提督の言葉に

我先にと食堂へ走って行った



大東「ちくしょぉ…あたいのクッキー…」グスッ


占守「無くなっちゃったっしゅぅ…」グスッ


提督「…お前ら、この箱開けてみな?」トスッ



海防艦達が泣いているのをただ見ていたわけではない

提督は大きめの箱をテーブルの上に置き

あけるように指示をする



松輪「これなぁに?」


択捉「さぁ…開けてみましょう」パカッ



ケーキ{さぁ!我を喰らうがよいわぁあ!



海防艦「わぁああああ!」パァァアアア



箱の中には特大のケーキ

白のホイップにイチゴがたっぷり乗っている

海防艦達は目を輝かせ

提督はケーキを切り分けた後

テレビをつける



占守「うぉぉ!ケーキっしゅ!ヤバいっしゅー!」キラキラ


国後「これ司令が作ったの!?」キラキラ


提督「俺も手伝ったが作ってくれたのは鳳翔だ。おっ!始まったな」チラッ


海防艦「?」チラッ



提督がテレビを見たのを海防艦達が同じように

見始める

そこには食堂の様子が映っていて

鳳翔が画面端から出てきた



青葉「ども!恐縮です!青葉ですぅ!ただいまより鳳翔さんによる一航戦お説教生配信を行います!」


鳳翔「海防艦の子達…話は提督から聞きました。あの子達が迷惑をかけたようで…すみません」ペコリ



日振「そ、そんな!鳳翔さんが悪いわけじゃ!」


大東「テレビ越しじゃ聞こえねぇよ…」



青葉「おっ!早速お二人が入って来ました!」


赤城「デザートは!?」バンッ


加賀「探しましょう!」ダッ



何もしらない二人はデザートを一生懸命探す

それをモニター越しに見ていた提督は

これから起こる事を想像し笑いを堪える



提督「ぷっ…くくくっ!」ニヤ


占守「司令が凄い悪い顔してるっしゅ…」




鳳翔「赤城ちゃん…加賀ちゃん…」スゥッ


赤城「鳳翔さん!デザートが…あ、あれ?鳳翔…さん?」タラリ


加賀「赤城さん?…そんな…馬鹿な…」タラリ


青葉「おぉ…鳳翔さんが本気で怒ってますね…」




国後「あの鳳翔さんが…」


対馬「普段、怒らない人を怒らせては…ダメね」




鳳翔「あなた達!!」キーン


赤城・加賀「!!」ピシッ


鳳翔「前に散々提督に言われて来たでしょう!!人の食べ物を取るなと!それを破りあまつさえ海防艦の子達を泣かせるとは何事ですか!!恥を知りなさい!!!」


加賀「し、しかし…私達は」


鳳翔「口答えしないっ!!」


加賀「はいっ!!」


青葉「…怖いですね」ガクブル




提督「青葉が可哀想になってきたわ」


択捉「同感です」




鳳翔の説教が少し落ち着いたところで

赤城がタイミングを見図ったかのように

鳳翔に声をかける




赤城「あ、あの…鳳翔さん…」オソルオソル


鳳翔「なんですか?赤城ちゃん」


赤城「デザートは?」


鳳翔「は?」ピキィッ


赤城「いえ!デザートが…です…ね…」ソウハク


加賀「」マッサオ


青葉「ヤバッ!青葉撤退します!」バッ




鳳翔「演習場へ来なさぁあああああい!!」




この時の鳳翔の声は

スピーカーを通さずとも提督達のいる部屋まで届き

滅多な事では起きない加古、初雪、望月が飛び起きる程の声量だったそうな



占守「びっくりしたっしゅ…」


提督「まぁこれで懲りただろ。さっ!俺たちは鳳翔さんのケーキでも食べてのんびりしようか!」


海防艦「はーい!!」イタダキマース




鳳翔「発着艦訓練500回!始めっ!」


赤城「ご、500回!?」


加賀「さ、さすがにそれは…」


鳳翔「なにかいいましたか?」ニコッ


赤城・加賀「いえ!やらせていただきます!」



飛龍「うわー…エグいねアレ…」


蒼龍「500回は…ちょっと…」


鳳翔「訓練中に無駄口叩かない!!」


飛龍・蒼龍「はい!!鳳翔さん!!」キビキビ



この後

鳳翔の鬼の様な指導により

空母達は飛躍的に成長したとか



瑞鶴「な、なんで私達まで…」パシュン


翔鶴「瑞鶴ダメよ!怒られちゃうわ!」パシュン


鳳翔「そこ!!弛んでますよ!!気を張りなさい!」





提督「…ちょっとやりすぎじゃない?」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


粉物にはご用心




ある日食堂で3人の駆逐艦…もとい

1人の軽空母と2人の駆逐艦が

悶々とていた



龍壤「はぁ…」モグモグ


黒潮「…」モグモグ


浦風「…」モグモグ



粉物を愛する3人だ

食堂のご飯や間宮の料理は絶品だ

しかし食堂には粉物はなく

間宮は常にあるわけではない



浦風「お好み焼き…食べたいのぅ」モグモグ


龍壤「本間やなぁ…毎日でもええわ」モグモグ


黒潮「たこ焼きも食べたいわ…」モグモグ


龍壤「司令官に頼んでみいひん?」カタッ


浦風「じゃけど…我が儘ちゃう?」


黒潮「せやけど聞いてみる価値あるんちゃう?」


龍壤「よっしゃ!うち聞いてくるわ!」タッ


黒潮「うちも司令はんとこ行く!」タッ


浦風「うちも!」タッ



3人は提督へ食堂のメニューに粉物を常に

置いてもらえるように直談判しに

執務室へと走る



提督「よし!今日の執務終わりっ!」



コンコン



提督「ん?入っていいぞ」


龍壤「邪魔するでぇ」ガチャ


提督「邪魔するなら帰ってぇ」


龍壤「はいよー…ってなんでやねん!!」クワッ


浦風「なに馬鹿しとるんじゃ…」ハァ


黒潮「うちら、司令はんにお願いがあるねん」


提督「お願い?」



3人は提督に先程のお願い事を

熱く語った

提督は少し考えて返答する



提督「粉物か…わかった!今晩、鎮守府粉物作戦を敢行する!!」


龍壤・黒潮・浦風「粉物作戦?」キョトン


提督「実は俺も粉物が大好きでな。お好み焼き、たこ焼きは大好物だ」


浦風「提督さん広島か関西のお好み焼きやったらどっちが好きなんじゃ?」


提督「俺は両方好きだな。広島には広島の、関西には関西の良さがあるからな」


黒潮「そうなんや♪」


龍壤「たこ焼きはうちに任しとき!」


提督「この作戦には間宮さんや伊良湖ちゃん、鳳翔さんに大鯨ちゃんを労う狙いもある!総員!準備にかかれ!」バッ


龍壤・黒潮・浦風「了解!!」ビシッ



まずは材料の調達

野菜や肉、魚介類や麺は在庫があるので

追加で購入することはないが

粉物と言うだけに大量の小麦粉を要する

それを提督が用意し

他の3人は間宮さんや鳳翔さんに

食材を分けて貰えるようにお願いした



提督「各員首尾はどうだ?」


龍壤「タコとキャベツはもろたで!」


黒潮「うちも紅しょうがと鰹節、卵ゲットやぁ」


浦風「カキと麺は貰えたわ♪提督さんはどうじゃった?」


提督「小麦粉は完璧だ」



小麦粉{1トンだぜ?君達に食いきれるかな?



龍壤「ま、まぁこれくらいあったほうが…」


黒潮「せ、せやなぁ」


浦風「さすが提督さんじゃね♪」



次に四人は調理器具を調達し

食材の下拵えを始めた



龍壤「タコ捌くんは、お手のもんやでぇ!」トントントン


黒潮「小麦粉はうちが練っとくわぁ」コネコネ


浦風「カキ剥くんなら、任せときんさい♪」パカッ


提督「なら俺はキャベツでも切ろうか」


浦風「指切ったらいけn…」



キュィィイイイイイン



提督「ん?なにか言ったか?」ズバババババ


浦風「いや…なんも言っとらんけぇ…」


黒潮「手が見えへん…」


龍壤「本間に規格外な司令官やな…」



こうして手際よく材料を下拵えし

後は焼くだけとなった

3人はそれぞれ違う物を作る

龍壤はたこ焼き

黒潮は関西のお好み焼き

浦風は広島のお好み焼きだ

屋台を提督が広場に設営し

いよいよ各鉄板に火が入る

タネや豚肉などを鉄板に乗せると

香ばしい匂いが鎮守府を包みこみ

ダッシュで駆けつけた一航戦を筆頭に

続々と艦娘が集まってきた

よくよく見ると後ろの方に

間宮、伊良湖、鳳翔、大鯨が喋りながら歩いてくるのが見えた



提督「皆よく来てくれた!ここにいる3人が皆に粉物の美味しさを知ってもらおうと頑張って作ってくれている!皆の評判がよければ食堂のレギュラーメニューにもなる大事な催しだ!よく味わってくれ!」マイク



マジカ! オイシソー! イイニオイ! ヤクノハッヤーイ!



龍壤「さぁ仕切るで!たこ焼きお待ちぃ!」


黒潮「お好み焼きも完成やぁ!どんどん食べてなぁ♪」


浦風「広島のお好み焼きはカキを乗せたんじゃ♪熱いから気ぃつけて食べんさい♪ぶち美味しいけぇね♪」



赤城「ん~♡美味しい♪たこ焼きの外はカリカリで」モグモグ


加賀「中はトロトロですね。タコも大きい。さすがに気分が高揚します」モグモグ


青葉「一航戦の舌を唸らせるたこ焼き…はむっ!あふいっ!?(熱いっ!?)」ハフハフ



龍壤が作ったたこ焼きは

形、味共に完璧で中に入っているタコも大きめに

切ってあるので食べご耐え抜群だ



黒潮「さぁさぁ!うちのお好み焼きも食べてみてやぁ!」


不知火「一枚ください」ヌイッ


黒潮「お!来てくれたんかー!おおきに♪」


不知火「姉妹ですから当然です。浦風の方には陽炎が行ってます。では…いただきます。はむっ…はふはふ」パクッ


黒潮「どないや?美味しいやろか?」


不知火「はい。表面をカリっと焼き上げて中はフワフワとしキャベツはしんなりせずにシャキシャキの食感を残していて、とても美味しいです。ソースも甘辛にしてありマヨネーズとの相性も抜群ですね。あとは…etc」パクパクパク


黒潮(どないしよ…普通に感想聞いたのに評論家レベルで喋りだしよった…)


不知火「黒潮?聞いてますか?」モグモグ


黒潮「き、聞いてるで!褒めてくれて嬉しいわ♪」


不知火「そうですか。ではご馳走さまでした。次は龍壤さんのところに行ってきます」スタスタ


黒潮「食べ過ぎたらアカンでー!」フリフリ



不知火の評価を聞いた他の艦娘が

黒潮のお好み焼きを求め、こちらも大好評であった

お好み焼きの説明は不知火が言ってくれたので

ここでは割愛させていただく



浦風「広島のお好み焼きも美味しいけぇ食べてってなぁ」ジュゥジュゥ


陽炎「やっほー!美味しそうじゃない♪」


浦風「陽炎姉さん!よう来たねぇ♪一枚でええ?」


陽炎「うん!ありがと♪…いただきまーす♪」パクッ


浦風「カキが大きいけぇボリュームたっぷりじゃろ?」


陽炎「んー♪カキの旨味が凄いわね!生地は勿論だけどソースも美味しい♪」


浦風「ふふーん♪うち特製ソースなんじゃ♪」


陽炎「なるほどね!あー美味しかった♪ご馳走さま!」


浦風「お粗末様!次はどこ回るん?」


陽炎「龍壤さんのたこ焼きかな!最後に黒潮のお好み焼きね」


浦風「そっか!楽しんでな!」


陽炎「そうするわ♪」



艦娘達が焼きたてのお好み焼きやたこ焼きに

舌鼓をうっている間、提督は汗を流しながら

とある準備をしていた



提督「よし!準備完了!」E:ビールサーバー



武蔵「浦風のお好み焼きは私好みだな…しかし如何せん喉が渇く…ん?」



武蔵が浦風のお好み焼きを頬張り

辺りを見渡していると

大きなビールサーバーを背負った提督が

声を出しながら練り歩いていた



提督「らっしゃせー!ビールいかがっすかー!」テクテク


武蔵「相棒よ!売り子か?」スタスタ


提督「おお!武蔵じゃないか!ビールどうだ?」


武蔵「貰おうかな。ちょうど喉が渇いてたんだ」


提督「はいよ!ほい、ビール」つビール


武蔵「ありがたい。んぐっ…んぐっ…ぷはっ」フゥ



提督から差し出された冷えたビールを

一気に流し込む武蔵

口の端から滴り豊満な胸にビールが落ちる

なんとも色っぽい

飲み干した後、腕でぐいっと口を拭い

くぅっ!と唸る



武蔵「感謝するぞ提督よ!さて!喉も潤ったし、次は龍壤のたこ焼きかな?ふふ♪」スタスタ


提督「楽しんでくれよー!」



提督の声に武蔵は振り返り

ニカっと笑顔を見せて手を振った



提督「やっぱり粉物にはビールだよなぁ…お?」スタスタ


間宮「浦風さんのお好み焼き、カキの旨味が生かされるソース…豚バラ肉もバランスよく配置されて生地とキャベツの配分も完璧…美味しいですね♪」メモメモ


提督「間宮さん!熱心だな。レシピをメモしてるのか?」スタスタ



提督がビールを配っていると

浦風のお好み焼きを持って味をみながら熱心に

メモを取っている間宮を見つけた

すると今度は龍壤のたこ焼きを持った伊良湖と

黒潮のお好み焼きを持った鳳翔と大鯨が

集まってきた



間宮「えぇ♪料理に限界はありませんし、私もまだまだ修行が必要ですからね♪んっ…おいしっ♡」パクッ


鳳翔「間宮さん。黒潮ちゃんのお好み焼きも甘辛いソースと具材のバランスが良くて美味しいですよ♪焼き方もとても上手ですね!」


伊良湖「でも龍壤さんは流石ですよ!本当に完璧と言っても過言ではないクオリティです♪」


大鯨「外はカリカリ、中はトロトロ…タコも大きくてソースも美味しいです♪」


提督「す、すごいな…料理のプロ達が一様に唸ってる…あっ!ビール飲む人いるか?」ガチャッ



間宮達が感想を言い合い

美味しそうに頬張っているのを見ていた提督は

4人にビールを勧める



間宮「一杯だけいただけますか?お酒との相性も大切ですからね♪」


提督「はいよ!」


鳳翔「でしたら私もよろしいですか?」


提督「もちろん!あとの二人はどうする?」


伊良湖「ジュースとかって…」


大鯨「ないですよね…」アハハ


提督「ラムネでいいか?よいしょっと!」ガシャン


伊良湖・大鯨「わぁっ!」パァァァ



提督は間宮と鳳翔にビールを渡し

伊良湖と大鯨には腰に着けたボックスから

ラムネを取り出した

提督が栓をあけると

きゅぽんと心地いい音が鳴る



提督「皆いつも美味しいご飯やお菓子…ありがとうな!今日みたいな日は存分に楽しんでくれ」


間宮「はい♪お気遣いありがとうございます♪」


鳳翔「これで明日からまた頑張れますね!」


伊良湖「伊良湖も負けないように頑張りますっ♪」


大鯨「潜水艦の子達以外にも美味しいと言ってもらえるように一層努力しますね!」


提督「頼もしいな!じゃぁまたな♪」スタスタ



鎮守府粉物作戦は大盛況に終わり

賑やかだった広場は跡形もなく片付いていた



提督「あー。楽しかったなぁ」ノビー


龍壤「これで食堂にも粉物が乗る事間違いなしやぁ!」


黒潮「せやけど、今日めっちゃ疲れたわぁ」


浦風「赤城さんと加賀さんが30枚食べたけぇ、うちも焼くのぶち疲れたわ。楽しかったけどね♪」



4人で今日の感想を話していると

1人の駆逐艦が走ってやってきた

なにやら手に持っている



提督「ん?あれは…磯風か?」


浦風「本間じゃ…なんか持っとるよ?」


磯風「司令、ライターが落ちていたのだが誰のだろうか!」タッタッタ


黒潮「あーコンロに火ぃつけるやつちゃう?それより磯風!その辺使い残した小麦粉の袋やらあるし、走ったらつまずくでぇ!」


磯風「ん?何か言っているな…なんだっt…うわっ!」ズテーン



磯風は小麦粉の袋に躓き転けてしまった

その拍子に小麦粉が袋から漏れて辺りに飛び散る



龍壤「やばっ!皆離れるんやー!」ダッ


浦風「提督さん!早う逃げんさい!」ダッ


黒潮「粉塵爆発するで!」ダッ


磯風「いたた…ライターは無事だろうか…」カチッ


提督「あっ!馬鹿ぁ!!逃げr…モザッ!」バォッ



ドカァァンッ




この爆発により

磯風及び提督が大破

広場は一時騒然に包まれるのであった



提督「皆も気をつけるんだぞ!いつつ…」


浦風「はいはい♡提督さん♡あーんしんさい♡」


提督「あーん…美味いなぁ」モグモグ


黒潮「こ、こっちも食べてぇな♡」


提督「あむっ…うん!いけるぞ」モグモグ


龍壤「司令官♡もっと食べぇや♡」


提督「最高だけど…一ついいか?」モグモグ


龍壤・黒潮・浦風「?」


提督「なんで裸エプロンなんだよ!?」


龍壤「それは…」パサッ


黒潮「司令はんに…」パサッ


浦風「食べてもらう為じゃ♡」パサッ


提督「俺は怪我人だ!…おい…待て…なんで服を脱がせる!ちょ!あっ!浦風!『美味しそうなうぃんなーさんじゃね♡』じゃない!ほんと…まっ!…らめぇええええええ!!!」



この鎮守府で看病とは

こういうチャンスを得られる

絶好の的なのだと提督は思い知らされるのであった



提督「あへぇ…」ピクピク


龍壤・黒潮・浦風「ごちそーさんっ♡」ツヤツヤ





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ふふ怖ドッキリ作戦編




早朝、提督が身支度をし

執務室に向かう

すると後ろからひょっこりと龍田が顔を覗かせた



龍田「おはようごさいます~」


提督「おぉ、龍田か。おはよう…ふぁ~」ムニャムニャ


龍田「まだ眠そうねぇ」ウフフ


提督「すまんすまん。昨日執務が長引いてな…で?天龍の事か?」


龍田「流石ね~♪」


提督「まぁな…なにかしたのか?」



龍田に天龍がまたやらかしたのかと聞く提督に

笑みを浮かべ返答する



龍田「やらかしたというより…驚かしたいなぁって♪」


提督「と言いますと?」


龍田「最近入ってきた海防艦達に天龍ちゃんがいつも『ふふふ…怖いか?』って聞くんだけれど、皆が天ちゃん可愛いって言うから拗ねちゃって…」


提督「なるほどな…」


龍田「だから海防艦の子達に思いっきり怖がってもらって、その反応がみたいなぁって♪」


提督「ドッキリというやつか…楽しそうだな!青葉!」


青葉「お呼びですか?」シュタッ


提督「内容はさっき言った通りだ。海防艦に周知して天龍がふふ怖したら泣き叫ぶふりをしてほしいと伝えてくれ」


青葉「了解でーっす♪」シュバッ


龍田「楽しみだわぁ♪♪」



そしていよいよドッキリ結構のチャンスが訪れた

いつも通り近海警備を終えた天龍率いる海防艦達は

入港ドックへと向かい艤装を降ろす



占守「いい汗かいたっしゅ!」ガシャン


国後「でも歯ごたえなかったわね」ガシャン


天龍「まぁおめぇらも練度が上がったからなぁ」カチャカチャ


日振「天龍さんもお強いので頼りになりますっ」ガシャン


大東「だなぁ…怖いものなしだぜ」


天龍「!」ティン



大東の言葉を聞き気をよくした天龍

間宮を奢るから俺様についてこいと

海防艦達を従えて間宮へと向かう

ここで仕掛人である海防艦達が動く



占守「天ちゃんって本当に優しいっすね」テクテク


大東「怖くないもんな」テクテク


天龍「!」ピクッ


国後「頼りになるお姉ちゃんよね」テクテク


日振「だね♪」テクテク


天龍「!!」ピクピクン



青葉「司令官…海防艦達が仕掛けました!予想通りの反応ですね」無線


提督「了解…天龍がふふ怖して海防艦の誰かが泣いたら大袈裟に騒いで皆を呼ぶんだ」無線


青葉「了解です!」無線


龍田「どんな顔するかしらぁ♪」




海防艦達が天龍に容赦なく

可愛いや頼りになる

ちっとも怖くないなどを連呼していると

ついに天龍が動いた



国後「でねー天ちゃんがその時助けてくれたのよ!」


占守「天ちゃんはやっぱり怖くないっすよ!」


天龍「…なぁ占守…」チャキッ


占守「なんっすか?なんで刀に手をかけt…!?」ズカン



占守が言葉を言い切る前に刀を占守の顔の横に突き刺した

そして…



天龍「フフフ…怖いか?」



青葉「やりましたよ!司令官!」無線


提督「天龍のやつ…当たったらどうするんだよ!」無線


龍田「大丈夫よぉ。天龍ちゃんはそんなことしないわぁ」無線



天龍「へへへ♪どうだ?これが俺様の…し、占守?」


占守「ふぇ…ふぇええええええん!!」ビエーン


天龍「なにぃ!?」ビクッ


海防艦「うわぁあああああああん!!」ビエーン


天龍「ちょっ!?おまっ!?」アセアセ



占守が計画通りに泣き始め

それに続いて他の海防艦も泣き始めた



提督「青葉!今だ!」無線


青葉「青葉行きまーす!」無線


龍田「あぁ♪可愛いわぁっ♪」



天龍「おいおい…本気じゃねぇって…」アセアセ


青葉「あーっ!天龍さんが海防艦を泣かしたー!ひどーい!」大声


天龍「ち、違う!青葉てめぇ!!」ダッ


海防艦達「びぇええええええっ!」ダバー


天龍「な、泣き止んでくれよぅ…」



ナニナニ? テンチャンガナカシタンダッテ エー? キチクナノデス



天龍「鬼畜なのです!じゃねぇよ!」



青葉の声と海防艦の泣き声で

だんだんと艦娘が集まってくる

そしてここぞとばかりに提督が参上した



提督「なんの騒ぎだ?」スタスタ


天龍「そ、それがよぉ」オロオロ


電「天龍さんが海防艦を泣かしたのです!鬼畜なのです!」


提督「…それは本当か?…天龍」ギロッ


天龍「ち、ちが…」


提督「お前には失望したぞ!何故泣かせたんだ!」ガッ



提督の迫真の演技と電の悪のりにより

天龍を追い詰める提督

しかし一つの誤算があった



天龍「す、すまねぇ…泣かすつもりはなかったんだ…」


提督「前にも言ったが怖がらせるのは敵だけにしておけ!!」


天龍「て、提督!俺…俺は…」バッ



『海防艦達を泣かせたのは誰だぁ!』スタスタ



提督(やっべぇ!)


青葉(誤算でしたねぇ…)


龍田(ん~予想外ねぇ…)



長門「海防艦達の泣き声が聞こえたぞ!」


天龍「げっ!?」ビクッ


長門「貴様かぁああああああ!!」ダッ


天龍「ご、誤解だぁあああああ!!」ダッ


電「天ちゃんがやったのでs…!?」ビクッ


長門「電ちゃん!」クルッ


電「ひっ!?」ミガマエ


長門「そうかぁ♡教えてくれてありがとうなぁ電ちゃん♡後でキャンディやるからなぁ♡では!」ダッ


電「本気でキモいのです…生理的に無理なのです…」ガクブル



こうして天龍はフフ怖から卒業し

カッコよくて優しい天龍ちゃんになりましたとさ



天龍「たぁすぅけぇてぇー!!」ダダダダダダ


長門「逃がすかぁああああ!!」ドドドドドド!



龍田「はぁぁぁ♡天龍ちゃん可愛いわぁ♡」


青葉「捻れてますね…」


提督「あ、愛の形は様々だから…」メソラシ




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妖精さん達の1日編




妖精さん

艦娘や鎮守府にのみ宿り

艤装の操作や鎮守府の整備、建造や改修などを受け持つ

とても働き者だ

今回はそんな彼女達の一日を少しだけ

覗いてみよう




妖精「やっとまともに喋れますぅ」ハフゥ


整備妖精「なんでいつもカタカナ表記なんでしょうかね?」ムゥ


搭乗妖精「お約束というやつですな」フンス


修理妖精「んー仕方ないのかなぁ」


開発妖精「そんな皆さんに朗報です!」ババーン



妖精達「おぉっ!…なにそれ?」



開発妖精「なんとですね!次回から普通に喋れる装置を作っちゃいました!」エッヘン



妖精さん達は基本的に自由だ

会話を聞いてわかると思うが

メタい発言もお構い無し

資材も気にせずに開発する

しかしながら今回の開発は多目にみるとしよう



妖精「これでやっと喋れますね!」


建造妖精「おーい!仕事の時間だってさー!提督が呼んでるぞー!」



建造妖精がトテトテと小走りで

他の妖精のところへ向かう

呼ばれた妖精達は同じく小走りで

提督が待つ執務室へと向かった



コンコン



提督「入ってくれ」ギィ


妖精「失礼します!」ガチャ



妖精達は執務室の扉下部に設置されている

妖精用扉からゾロゾロと入室し

提督にむかって敬礼をした



妖精「全員!提督に敬礼!」ビシッ


妖精達「!」ビシッ


提督「楽にしてくれ」ビシッ


妖精「はぁーい」クタッ



提督が答礼し楽にするように言う

妖精達は楽な姿勢をするが

寝そべったり提督の頭の上に座ったり

ポケットの中で寝ている者もいる



提督「…ま、まぁいつもの事だし…それより皆に見せたいものがある」


妖精「見せたいもの?」キョトン


提督「まぁまぁ着いてきてくれ」フフッ



提督は妖精達をフル装備して

鎮守府裏にある空き地にやって来た



提督「ついたぞー!」


妖精「こ、これは!?」



鎮守府の裏

空き地しかなかったはずのこの場所に

小さな入り口、その奥には湯煙が立ち上ぼり

完璧な露天風呂がそこにあった

少し大きめの看板には妖精専用の文字が描いてある



提督「気に入ったか?」ニコッ


妖精「はい!とっても素敵です!」


搭乗妖精「しかし、提督…いつの間に作ったの?」


整備妖精「そうそう!私達が気付かないなんて…」


提督「提督と書いてなんでもできると読むからな!」



オー! サスガテイトク! ソコニシビレルアコガレルー! ヨルガタノシミダ!



こうして妖精達は自分達専用のお風呂を用意してもらい

提督にお礼をしたあと

上機嫌で各々の持ち場へ戻っていった

妖精達は午前中いっぱいまで職務に従事し

やがてお昼を知らせるラッパが鳴った



赤城「ふぅ…さて休憩ですよ♪お疲れ様でした♪妖精さん達もご飯にしましょうか♪」


加賀「そうね。休憩にしましょう。妖精さん食事に行きましょうか」


搭乗妖精「了解しました!お疲れ様です!」




本来妖精は食事を必要とせず

食べる必要はないのだが

提督が「妖精さんも食べるべきだ」と

食事を提供し始めたのだ



搭乗妖精「美味しいですぅ♪」モグモグ


整備妖精「私達にも食事をさせてくれる提督さんには感謝ですねぇ」モグモグ



妖精達が食事をしている場所は食堂の端っこ

専用のテーブルやイス

小さいテレビや給茶器まで備えてある

これも提督の配慮の一つである



羅針盤妖精「ありがたいよねぇ」ズズズッ


艤装妖精「恵まれた環境で幸せですなぁ」ズズズッ



昼休憩を終えた艦娘や妖精達が

午後の訓練や作業に向かう



明石「さて!改修頑張りましょうか♪」


改修妖精「あいあいさー!」テキパキ



摩耶「仰角60度!撃てぇ!!」


艤装妖精「狙い撃つぜぇ!」バババババッ



瑞鶴「艦爆隊やっちゃって!」


搭乗妖精「これ一発で…充分だぁぁあ!」ブロロロロ



提督「とりあえず46センチ砲と烈風が欲しいかな。頼んだぞ!」


開発妖精「任されて!!」ジジッ!ガチャンッ



こうして鎮守府の忙しい一日が終わり

夕食を摂る

あとは夜間警備の艤装妖精以外は

自由時間となる

待ちに待ったお風呂の時間だ



妖精「改めて中に入るといいお風呂ですね!」


開発妖精「うわぁ♪ちゃんと洗い場まである!」


搭乗妖精「シャワーも私達サイズ…お見事だね」



ワイワイと露天風呂に浸かり一日の疲れを癒す妖精達

そこに警備から戻ってきた艤装妖精達も加わり

提督の話や訓練の話、今日一日の出来事を

楽しそうに話していた



艤装妖精「あー♪いいお湯だった♪」フキフキ


改修妖精「ちゃんとしたお風呂なんて初めてはいったね♪」フキフキ


搭乗妖精「これで明日からも頑張れるっ♪」フキフキ



妖精達は小さなバスタオルで体を拭き

また小さなドライヤーで髪をといた

ほっこりした顔でテクテクあるく妖精さんは

なんとも愛らしい

やがて自分達の部屋に入り

布団に潜り込む



妖精「今日も頑張ったね!」


搭乗妖精「提督さんのお陰で以前より頑張ろうって気持ちになるね」


艤装妖精「もっと頑張って、いっぱい褒められたい♪」


開発妖精「今日烈風開発したら撫でてもらえたんだぁ♪」


妖精達「いいなぁ~」ウラヤマシイ


妖精「私も頬っぺたにちゅーしたもんねー!」


妖精達「うらやま…けしからん!」ハレンチダー!



布団に潜り込んでから盛り上がった

ガールズトークも次第に寝息に変わり

妖精達の1日はこうして終わった



カチャ ギィィ



提督「寝たかな?…いつもありがとうな。妖精さん達も俺の大切な家族だ。必ず守ってやるからな」スッ バタン



翌朝、妖精達が目を醒ますと

そこには大量の最中やチョコなど

女の子が喜びそうなおやつが山のように積まれていて

その日からしばらくは

妖精達が、キラキラと常に輝いていたそうな




妖精達「提督さん!素敵!抱いて!!」ピョンッ


提督「ちょっとぉ!?なんでバレてんのぉ!!」


青葉「青葉見ちゃいました!」テヘペロ


提督「青葉ぁああああああ!!」ダッシュ




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小ネタ コンビニ

小ネタには地の文はありません



提督「午前の執務終わり!っと…まだ11時か。コンビニでタバコとコーヒーでも買うかな」ガチャ



        コンビニ



イラッシャイマセー



提督「さてと…コーヒーはブラックを持って。すみまs…」カタンッ


加賀「あら、コーヒーが落ちましたよ?お客様」スッ


提督(なぜ加賀がレジを…しかもコンビニの制服まで…)


加賀「艦娘のイメージ向上の為よ」ピッ


提督「思考を読むな…あ、あと43番を二箱」


加賀「わかったわ。お会計が980円です。ポイントカードは持っているかしら?」


提督「あぁP○ntaだろ?ほら」つカード(瑞鳳mode)


加賀「頭にきました」ピッ


提督「なんで!?」


加賀「まずお釣を…カードお返しします」つカード


提督さん「おう!イメージ向上頑張ってな!」スタスタ



アリガトウゴザイマシター



加賀「やりました」グッ



        鎮守府



提督「しかし加賀のコンビニ制服…可愛かったなぁ」スパー


提督「あっ…レシート貰ったっけなポイントが…ん?」財布チェック



P○ntaカード(加賀mode)

付箋[ここは譲れません  p.s.ポイント…やりました 加賀]



提督「マジかぁああああああ!!」ガクッ





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ほっぽちゃんとの遭遇編




早朝、鎮守府に間宮の叫び声が響き渡った

朝のトレーニング中の艦娘や

寝間着のまま飛び出してきた提督が

間宮のもとへ駆けつけた



間宮「ぁ…ぁぁ…そんな…」


武蔵「間宮!どうした!!」胴着


神通「敵襲ですか!?」胴着


提督「なにがあったんだ!?」寝間着


間宮「それが…」



間宮が説明したのは耳を疑うものだった

早朝に朝食の仕込みをしようと

厨房に入ると黒い影が数体

大きな袋を持って走り去ったという

本日の警備担当は川内だ

彼女が見逃すはずがない

提督はなにがなくなったのか聞く



提督「なにか盗られたのか?」


間宮「釜とお米、それに海苔と梅干し…そして緑茶葉です…」


武蔵「な、なんだと!?」クワッ


神通「それでは朝食は…」


間宮「コッペパンとタマゴとベーコンしか…」


提督「おのれぇえ!!朝にコッペパンだと!?日本人なら朝は米だ!なのに奴らめぇ!…武蔵!神通!早急に主力艦隊を召集した後、ただちに抜錨!我が鎮守府から盗んだ事を後悔させてくれるわぁっ!!」ウガァァァア


武蔵「り、了解…」


神通「かしこまりました…」


間宮「よろしくお願いします…」



こうして物資を取り戻すため

主力艦隊を展開し探索する

提督も出撃し前衛を薙ぎ払う



提督「カァッ!!」ビシュゥゥンッ



ドコォォォォォン…



球磨「あれだけいた深海棲艦が…」


多摩「一瞬で蒸発したにゃ…」


大和「提督…荒れてますね…」


武蔵「あいつは米が大好物だからな…特に朝食は決まって米を食べる」


摩耶「それにしたってよぉ…敵に同情しちまう程の暴れ方だぜ?」



提督「お米寄越せぇぇえ!!」



武蔵「…今は離れておけよ?」


摩耶「そうするぜ…」



艦隊は遂に最深部まで到達する

提督はいきり立ち

米を血眼で探す

すると孤島が目に入り

島の側面には亀裂があった



提督「隠れても無駄だぁ!…ん?」クンクン


武蔵「相棒どうした?」


大和「敵ですか!?」キョロキョロ


提督「違う…この匂いは…米が炊けた匂い!」バッ



提督が島に近こうとすると

タ級やリ級が行くてを阻む



タ級「シズメ…シズメ…」ガシャン


リ級「コロス…トメr…」


提督「爆力魔波ぁ!!」ゴァッ



しかし今の提督を止める事はできず

次々と塵となる



球磨「塵一つ残ってないクマ…」


大和「食べ物の恨みは恐ろしいですね…」



そして遂に島へと到達し

洞窟の中へと入る



多摩「にゃ!お米の匂いにゃ!」


提督「米返しやがれぇ!」バァンッ



勢いよく扉をあける提督

その先にいた者は



北方棲姫「ほぽッ!?」モグモグ


提督「ダニィ!?」ピタッ



北方棲姫

幼い見た目とは裏腹に実力は高い

鎮守府から菱餅等を持ち出し

こっそり食べている

そんな彼女が茶碗にご飯をよそい

もぐもぐと食べていた



北方棲姫「カ、カエレッ!」パッ


提督「し、しかしなぁ…お米を返してほしいんだが…」


北方棲姫「ヤダッ!ゴハンナクナル!」プイッ


武蔵「提督よ…片付けるか?」ガシャン


北方棲姫「ヒッ!?」ビクッ



米を返そうとしない北方棲姫に

武蔵が主砲を向けた

提督はその主砲を手で遮って

北方棲姫の前にしゃがむ



提督「待て武蔵…北方棲姫はお腹が空いてただけみたいだ。敵の兵糧攻撃かと思ったが…北方棲姫、よかったらうちの鎮守府に来ないか?」


摩耶「おい!そいつは敵だぞ!」


提督「敵意無き者は敵にあらず…だ。」


北方棲姫「ホ、ホントウニ…イイノ?」チラッ


武蔵「む…相棒がいいと言うならば、この武蔵は従うまでさ」スッ


大和「大和も同じです」


球磨「球磨と多摩も同じ意見クマ」


提督「ほら。鎮守府には美味しいご飯も甘味もあるぞ?」


摩耶「言い方が誘拐犯みてぇだな…」ボソッ


提督「やめろや!今自分でもそう思ったわ!」


北方棲姫「甘味!?イク!ホッポ鎮守府イク!」キラキラ


提督「決まりだな!」ニコッ



こうして北方棲姫は鎮守府へと

提督におんぶされながらついて行くことになった

鎮守府につくと驚きの声が上がりはしたものの

皆「まぁ、提督のすることならいいか」と

納得してくれた

北方棲姫自体、戦闘を好んではいなかった為

これでよかったのかもしれない



間宮「まぁ♪可愛いお客さんね♪」ナデナデ


ほっぽ「ほっぽって呼んで!」


間宮「言葉も上手ですね♪おやつにしますから待っててね?…言葉は提督が教えてあげたんですか?」


ほっぽ「おやつー!」ダッ


提督「そうだ。覚えがよくて賢い子だよ…この子が深海棲艦だなんて、とても思えない…」


間宮「そうですね…それと提督?」


提督「ん?どうした?」


間宮「お米はありましたか?」


提督「あっ…」




『忘れてたぁああああああああああ!!』




この後しっかり全て(一人で)回収し事なきをえた

提督でしたとさ



ほっぽ「んー♪美味しぃ♡」モグモグ


長門「あぁぁ…可愛いでちゅねぇ♡」ハァハァ


武蔵「ふんっ!」ブンッ


長門「ペドッ!?」ガスッ



ほっぽ「ケーキだぁ♪あーむっ♪」モグモグ





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



小ネタ 憧れのヒーロー





球磨「ねー提督。聞きたい事があるクマ」ヒョコ


提督「ん?球磨か。なにが聞きたいんだ?」


球磨「提督って、変身したりできるクマ?」


提督「変身?仮面ライダーみたいにか?」


球磨「そうクマ。球磨と多摩は仮面ライダーカブトをよく観るクマ。それで球磨達の技も地獄兄弟を真似してるクマ」


提督「やっぱりそうかぁ。俺も仮面ライダー好きだから変身してみたいんだが、試した事はないなぁ」


球磨「意外とできるかもしれんクマ」


提督「一回やってみるか?」スッ


球磨「クマぁ♪」ワクワク


提督「はっ!」腰に手を当て



ベルト『シュゥゥゥン』



提督・球磨「!?」


提督「出てきたんだけど…」


球磨「しかもクウガのベルトクマ…」


提督「と、とりあえず…」スゥッ


球磨「ごくり…」


提督「変身っ!!」バッ



ギャン!ギャン!ギャン!ギャギャギャ……ピキュイィーン!!



提督(クウガ)「…できた」


球磨「できちゃったクマ」


提督「しかもライジングアルティメットフォーム…」


球磨「いきなり最強クマ…」




提督「本当になんでもアリだな…アマゾン生えるわ!」(混乱)





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小ネタ 憧れのヒーロー弐




明石「ふぅ…これでいいかなぁ♪」カンカンカン


提督「明石いるか~?」ガチャ


明石「あっ!提督!お疲れ様です♪なにか御用ですか?」


提督「いや、俺の個人的なお願いなんだが…」


明石「なんです?」


提督「これ…作れるか?」つ設計図


明石「変わった装備ですね…わかりました♪すぐ取りかかりますね!」ダッ



二時間後



明石「提督ー!出来ましたよー!」ガチャ


提督「おお!遂にできたか!」バッ


明石「こちらです!」つアタッシュケース


提督「いやぁ、これ着けてみたかったんだよなぁ♪」カチャカチャ


明石「音声機能とか携帯からビームとか大変でしたけど、気分転換できて楽しかったです♪なにかのヒーロー装備ですか?」


提督「そうなんだよ♪これで仮面ライダーに変身出来るんだ♪…よし!装着完了!」


明石「自分で言うのもなんですが、完璧だと思います♪」


提督「本当に完璧だよ♪早速変身してみるか♪」つ携帯


携帯『ピッピッピッピピピッ! standing by』キュイーン キュイーン


明石「やだなぁw変身は流石にできませんよぉ♪」


提督「変身!!」カシャッ


携帯『complete』ピロロッピピピピッバシュゥィイン!


提督(ファイズ)「やっぱりできた!やったぁああああああああ!!!」


明石「」アゼン


提督「どうだ!?カッコよくないか!?いやぁ憧れだったんだよなぁ♪」キャッキャッ


明石「あ、あははは…」




提督「次はこれを頼む!」つカイザギアの設計図


明石「またですか!?」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




鎮守府大食い対決編




お昼時、提督が昼食を摂るため食堂を訪れると

ある貼り紙が目に入った




貼り紙[鎮守府大食い対決! 君はこの料理を食べきれるか?  青葉]



提督「大食い対決ぅ?なんだこれ」ピラッ


青葉「どもぉ!司令官♪あっ!それを見ましたね?」ムッフッフゥ


提督「なんだよ、その意味深な笑いは…」


青葉「実はですねぇ…」ゴニョゴニョ



提督が貼り紙を眺め、手に取ると

ちょうど青葉が昼食にやってきた

提督は青葉にこの事を聞くと

どうやら大型艦達が

誰が一番食べれるのか

勝負がしたいとの事だった

資金は自分達の給料からと申し出もあった為

提督は大食い対決を容認する



提督「なるほどな…そういう事ならいいだろう!」


青葉「了解です!間宮さん達に伝えてきますね!」シュバッ


提督「実際、誰が一番なんだろうなぁ…」スタスタ



        食堂(夕方)



遂に始まった鎮守府大食い対決

食堂に設けてあるステージに

大型艦達が並んで座っている



青葉「さぁて!いよいよ鎮守府大食い対決が始まります!司会は青葉がさせていただきますっ!」



青葉がマイクを握り

司会を進行していく中

大型艦達の前に山盛りのホットドッグが

運ばれてきた

そこへちょうど提督が食堂へと

入ってくる



提督「うわっ。凄い量だな…」ガチャッ


ほっぽ「ていとく~」トテトテ


提督「おぉ、ほっぽちゃん!ホットドッグうまいか?」ナデナデ


ほっぽ「うん♪」ニコニコ



駆け寄ってきたほっぽと近くの席につくと

青葉が出場者を紹介していく



青葉「では、出場者の紹介をはじめまーす!左から順に赤城さん、加賀さん、長門さん、飛龍さん、武蔵さん、金剛さんです!!」


赤城「一航戦、赤城!行きます!」


加賀「ここは譲れません」


長門「駆逐や海防艦の子達!私は一位になってみせるぞ!」


飛龍「多聞丸みたいに沢山食べるんだから!」


武蔵「この武蔵、本気でいかせてもらう」


金剛「提督ー!目を離しちゃ、ノー!なんだからねー!!」


この6人が今回の出場者であり

皆一位を目指し気合いを入れている

一方厨房を見ると

間宮や伊良湖、鳳翔や大鯨が

慌ただしく調理しているのが見える



青葉「ではそろそろ始めましょう!ルールは簡単!制限時間10分の間にどれだけ多く食べられるかです!準備はよろしいですかー!?」



青葉の掛け声に

6人はテーブルに並んでいるホットドッグを睨み

開始の合図を待つ



提督「凄い気合いだな…このホットドッグうまっ」モグモグ


ほっぽ「美味しいねー♪」モグモグ



青葉「すぅ…始めぇぇ!!」



6人「!!」ガバッ



開始の合図がされると

一斉にホットドッグへかぶり付く6人

一つ目をものの5秒で食すと

次へ手を伸ばす



飛龍「あむっ!あむっ!」ガツガツ


青葉「飛龍さん!両手にホットドッグを持ち二刀流作戦だー!」


飛龍(これに勝てば…提督と…)モグモグ



金剛「はぐはぐっ!ごくっ!はむっ!」バクバク ゴクゴク


青葉「金剛さんは右にホットドッグ、左に水を持って交互に口に入れています!」


金剛(提督のハートは私のものネー!)モグモグ



赤城「…」ガガガガガガガガ


青葉「…次は加賀s…」


加賀「…」ババババババババ


青葉「えー…ぁ!さすが一航戦!他の追随を許さない早さを見せています!」



提督「あいつ今コメント思い付かなかったな…」


ほっぽ「つかなかったな!」



赤城(提督…必ず優勝します!)ガツガツ


加賀(今回ばかりは赤城さんにも負けられません)ガツガツ



長門「はむっ!むぐむぐ!あむっ!」ガブッ


青葉「長門さんも負けじと必死に食らいつきます!」


長門(駆逐海防駆逐海防駆逐海防駆逐海防)モグモグ



提督「あの目はガチだ…」ブルッ


ほっぽ「前、長門にぱんつ取られた!カエセッ」


提督「なんだと!?あとで説教かましてやる…」グヌヌ



武蔵「…これでよし!いざっ!」ガババババババ


青葉「おーっと!武蔵さんの勢いが凄いー!パンとウインナーを分け、ウインナーを先に食べています!」


武蔵「驚くのは…あむっ!…まだ早いぜ?」バッ



武蔵はウインナーを先に食したあと

残っているパンを手に取る

そして…



青葉「な、なんと!水にパンを浸して食べ始めたぁ!!」


武蔵「んぐ!んぐ!はむっ!」ババババババババ


青葉「は、早い!一航戦のお二人よりも早いペースで食べ進めています!!」


一航戦「んぐっ!?」チラッ


武蔵(相棒と温泉に行くのは…この武蔵だ!!)



大食い対決が始まってから

8分が経過した

依然としてペースが乱れないのは

赤城、加賀、金剛、武蔵だ

飛龍は途中からペースを落とし

優勝争いから脱落

長門はあまりにも急ぎすぎたのか

ホットドッグを喉に詰まらせ

端の方で駆逐艦に看病されている

その時の表情は…言うまでもないだろう



青葉「さぁ!残り2分です!いったい誰が優勝するのかぁあ!!」



提督「うーん…飛龍は残念だったなぁ。いい線いってたのに」


ほっぽ「ん…んん…」zzz



赤城(く、くるしい…でもまだです!)モグモグ


加賀(さすがに…腹にきました…)モグモグ


飛龍(も、もぅ…無理)カタッ


金剛(うぅ…無理をしすぎマシタ…)モグッ


武蔵(そろそろキツイな…だが負けんぞ!)ガツガツ



そして遂に

その時を迎えた



青葉「終了ぉぉ!!」



提督「誰が一番なんだ?」


ほっぽ「むにゃむにゃ…えへへぇ…ちーずけぇきぃ」zzz



青葉がステージに上がり

食べた数を集計する

集計が終わり再び司会者席に戻ると

結果を発表した



青葉「ただいま集計が終わりました!結果を発表しまーす!赤城さん、458個!加賀さん、474個!飛龍さん、391個!金剛さん、420個!そして武蔵さん…542個!!よって優勝者は武蔵さんです!!」



提督「すげー!542個かぁ。一つ1秒ちょっとのペースだぞ…」



武蔵「フッ…私は大和型、その改良二番艦だからな。余裕だぜ…」


赤城「ま、負けた…一航戦の誇りが…」


加賀「そんな…馬鹿な…」


飛龍「あーあー…多聞丸に怒られちゃうなぁ…」


金剛「次は勝ちマース!!」


大食い対決は武蔵が見事優勝を果たし

表彰式が行われた



青葉「えー…戦艦武蔵さん。貴女は第一回鎮守府大食い対決において、見事優勝されましたのでここに表彰状と優勝賞品、司令官と一泊温泉旅館の旅を進呈します!」


武蔵「ありがたい。相棒ー!私はやったぞー!」



提督「おめでとー!…って温泉旅館?」


青葉「やですねぇ司令官!ちゃんと書いてあるじゃないですかぁ」


提督「え?」つ貼り紙


貼り紙[賞品は司令官と温泉旅館!!]


提督「ほんとだ…」


武蔵「楽しみだな!提督よ!」ルンルン



こうして鎮守府大食い対決は幕を降ろし

提督は武蔵と二人で温泉旅館へと行くことに

なったのであった



提督「ところで、温泉旅館のチケットなんてどうやって用意したんだ?」


青葉「それは…皆さんが司令官に休んでほしいからと、お金を出しあって…最近シャワーばかりでまともに睡眠もしてないから青葉も心配です」


提督「青葉…」


青葉「司令官…」


提督「なんで俺が最近シャワーばっかりだったり、寝てないの知ってるんだ?まさか覗いてたりしないよな?」


青葉「あははは……さらば!!」ダッシュ


提督「待てぇ!!ちゃんと説明しろぉぉ!!」ダッ



武蔵「ふふっ♪相棒と旅館かぁ…楽しみだ」ニコニコ




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



小ネタ 本当は格好いい長門




提督「長門、駆逐隊を率いて出撃し敵を撃破してほしい。民間船が狙われているようだ…」


長門「わかった。任せておけ」ガチャ



        海上



卯月「敵艦発見したぴょん!」


電「どうするのです?」


弥生「砲雷撃は、ダメ。民間船が…」


雷「長門さん、指示してちょうだい!」


長門「よし、では卯月と弥生は右へ展開し可能な限り敵の注意を引いて民間船から引き離すんだ。雷と電は敵が離れた後、挟み込むように前進」


駆逐艦s「了解!」




弥生「陽動に、成功…」


卯月「長門さん!今ぴょn…」バシャァン


弥生「卯月!あれは…戦、艦?」バッ



雷「卯月被弾!大破炎上中!」


電「そんな…敵に戦艦がいるのです!」


長門「すぐに向かう!弥生達は回避に専念しろ!雷、電は民間船の救助!急げ!!」ザァッ


雷・電「り、了解(なのです)!」バッ



弥生「くっ…卯月、しっかり!」ザッ


卯月「油断…したぴょん…」グッタリ


弥生「卯月!…っ!?」ビクッ


タ級「…」ドドドンッ


弥生「もう一体!?」サッ


卯月「…ぅぅ」グタッ


弥生(助けて…長門さん)



長門「うぉぉぉおおお!!」ドカァッ



タ級「!?」グラッ


弥生「長門さん!」


卯月「助かったぴょん…」


長門「二人ともよく持ちこたえた!あとはこの長門に任せて後方にいる雷達と合流しろ。いいな?」ニコッ


弥生「了解」


卯月「ありがとぴょん」



長門「さて…駆逐艦を泣かせた罪、償ってもらうぞ!!」バッ





         鎮守府




長門「帰還した。報告書だ」ガチャ


提督「お疲れ様。ふむ、戦艦3隻と駆逐艦3隻を撃沈。卯月が大破、弥生は小破か。」


長門「私がついていながら…すまない」ペコッ


提督「気にするな。皆で帰って来れたんだし、それで良しとしよう」


長門「ふふっ。寛大な措置、感謝する。提督」


提督「じゃぁ長門も補給を済ませて休んでくれ」


長門「そうさせてもらおう。ではこれで失礼する」ガチャ バタン


提督(いつもこうならカッコいいのになぁ)



アー! ウヅキノパンツカエスピョン! ム!ミツカッタカ! ヤッパリヘンタイナノデスー!



提督「…はぁ」タメイキ




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





湯煙サプライズ大作戦編




大食い対決から数日後

提督と武蔵は現在電車の中で

とある場所へと向かっている



提督「もうすぐ着くみたいだな」


武蔵「そうだな…お!相棒よ!見えたぞ!」



看板[ようこそ!加賀温泉駅へ!]



提督達の目的地は加賀温泉郷

石川県にある温泉街だ

ちなみに空母加賀の慰霊碑も白山比咩神社にある

提督達は駅からバスに乗り

温泉郷にある旅館へと向かった



提督「意外と近かったなぁ」


武蔵「あぁ。さて、チェックインを済ませて温泉街でもふらつこうじゃないか♪」スタスタ


提督「だな♪」



加賀「ようこそ当旅館へ」ペコリ


提督「」


武蔵「」


加賀「私の顔になにか着いていて?」


提督「なぜ加賀がいる」


武蔵「そして何故仲居をしている」


加賀「艦娘のイメージ向上です」


提督「なら仕方ない」


武蔵「…仕方ないのか?」



旅館の受付に行くと

なぜか加賀が仲居をしていた

提督達はチェックインを済ませ

部屋に入るとそこには



提督「いるなら言ってくれよな…びっくりしたわ」


武蔵「そうだぞ。報告無しでは困るな」


武蔵(ちっ…相棒と二人きりのはずが…)ムゥ


加賀「?報告なら提出してますが。」ガチャ


提督「誰n…ブベッ!!」ガンッ


青葉「どもぉ!恐縮です!青葉ですぅ♪…って、あら?」


武蔵「青葉…」ハァ


時雨「青葉さん、どうかし…提督!?」バッ


夕立「提督さんがいるっぽい!?」バッ



青葉の他に時雨と夕立が部屋におり

部屋で浴衣を着て寛いでいるところだったようだ



青葉「あれ?なぜこの部屋に?」


武蔵「わからん…加賀が案内したのがこの部屋だったんだ」


加賀「皆と同じ部屋にすると割引が効くので」


提督「いってぇ…まぁ俺達は招待された側だし、俺は構わないけど俺もここで寝ていいのか?」


時雨「も、もちろん!」バッ


夕立「大丈夫っぽい!…いや大丈夫!!」バッ


提督「うおっ!そ、そうか…とりあえず荷物置いて風呂に行ってくるわ」


武蔵「私もそうしよう。提督よ、少しいいか?」


提督「ん?あぁ大丈夫だ。じゃぁ皆、また後でな!」


『はーい!!』



提督と武蔵が部屋を後にし

中には加賀、青葉、時雨、夕立が残った



青葉「よかったんですか?無理矢理青葉達と同室にして…武蔵さん可哀想ですよ?」


加賀「寝るときだけ同じ部屋にしただけよ。提督達には特別なサプライズがあるわ」


時雨「サプライズ?」


加賀「ここの旅館のお風呂はもちろん男女別です。しかし一つだけ男女が共に入れるお風呂があります」


夕立「それって…」


青葉「家族風呂ですか!」



家族風呂とは大浴場とは違い

完全にプライベートな浴場で

家族やカップルなど人気がある浴場であり

予約は困難だ

もし利用するならば旅館を予約する際か

チェックインの時にするほうがいいだろう




加賀「その通りです。しかし予約が埋まっていたところを無理を言って譲ってもらいました」


時雨「なるほど…」


加賀「とにかく提督にはしっかりと休んでもらいます」


青葉「そうですねぇ」


夕立「わかったっぽい!」



一方提督達は



提督「どうした?なにかあったのか?」


武蔵「い、いや…その…風呂の後なんだが…」モジッ


提督「あぁ。温泉街をふらつくんだろ?」


武蔵「そうなんだが…で、できればだな…」モジモジ


提督「なんだ?なんでも言ってくれ」


武蔵「ふ、二人きりで…行かないだろうか…?」


提督「へ?初めからそのつもりだったけど?」


武蔵「ほ、本当か!」バッ


提督「そ、そりゃぁ元々は武蔵との旅行だからな」


武蔵「そうだな…よし!では風呂に行こうか!相棒!」スタスタ


提督「?お、おう!」スタスタ



こうして提督と武蔵は

温泉を満喫し貸し出しの浴衣に着替えると

温泉街へと繰り出すのであった




        温泉街




提督「ほぉ…レトロな街並みだなぁ」カランコロン


武蔵「確か…はづちを楽堂だったか?」カランコロン



提督達がまず向かったのは

はづちを楽堂という場所

レトロな街並みがとてもかわいらしく

また、金沢にある東茶屋街に似ている

ちなみに水曜日は定休日なので

行くならば水曜日以外に行こう



武蔵「む?漆器か?キレイだな」スッ


提督「確かに…九谷焼のカップもお洒落だな」パッ



提督はおもむろにカップを2つ取り

レジへと向かう

武蔵はまだ漆器を眺めていて

気がついていない

その間に会計を済ませ

提督が武蔵のもとへ戻り

袋を手渡す



提督「武蔵。これ」スッ


武蔵「ん?なんだ?コーヒーカップ?」ノゾキ


提督「ああ。いつも執務室で一緒にコーヒー飲むだろ?ペアでいいのがあったから買ってきた。これから先も秘書艦として相棒として同じカップでコーヒーを飲もうじゃないか」


武蔵「提督…ありがとう」フフッ


提督「いいって」ニコッ



少し頬を染めてカップを受け取る武蔵

提督は手を差し出して武蔵の手を握る



武蔵「て、提督よ!///」


提督「ほら!早くまわるぞ!次は食べ歩きだ!」カランコロン


武蔵(嬉しいが…恥ずかしい///)カランコロン



こうして提督達は次に

食べ歩きをするため

美味しそうな物がないか散策する



武蔵「提督よ。あれを見てくれ」ユビサシ


提督「ん?温玉ソフト…だと!?」


武蔵「食べてみないか?」


提督「だな!武蔵!俺に続け!単横陣だ」カランコロン


武蔵「ふふっ♪了解だ!」カランコロン



提督達が見つけたのは

温玉ソフトといいソフトクリームの上に

温泉卵、さらに醤油がかかっているスイーツで

よく混ぜて食べるようにと書かれている



武蔵「こ、これが…」ゴクリ


提督「温玉ソフト…しっかり醤油までかかっている…」


武蔵「よく混ぜて…っと」コネコネ


提督「では…いただきます!…!?」パクッ


武蔵「あむっ…んん!?」パクッ



口に含んだ時

提督と武蔵に電流走る



武蔵「こ、これは!!」モグモグ


提督「温泉たまごがソフトクリームにからまることで、まろやかさが増していて…」ムムム


武蔵「黄身のコクも相まって、奥行きのある味だ」ムムム


提督「しかも醤油がカラメルソースみたいな風味になっていて…」



提督・武蔵「美味すぎるっ!!」ピカーッ



二人が言っているように

ソフトクリームと温玉、そして醤油が

見事に融合し、プリンの様な味わいになるのだ

これは筆者としてもオススメしたい



提督「いやぁ美味かったな♪」


武蔵「そうだな♪まさかここまで美味いとは…」


提督「さて次は…お!武蔵!あれ食おうぜ!」


武蔵「あれは温泉饅頭か?いいな♪」



さて続いて提督達が向かったのは

和菓子屋の丸福

ここで売られている温泉饅頭をみつけ

足早に店内に入る



提督「見たらわかる美味いやつやん!」


武蔵「4つ程買うか?あと青葉達にも買ってかえろう」


提督「そうだな!」



饅頭を買い店の外で食べる

温泉といえば温泉卵と温泉饅頭

美味いのは間違いない



提督「皮がふわふわで食感がいい!」モグモグ


武蔵「餡は珍しい白餡か…これはついつい食べ過ぎてしまうな」モグモグ


提督「甘さもしつこくなくて美味いな…ん?」チラッ



?「すみません。温泉饅頭50個ください♪」


店員「ご、50個ですか!?し、少々お待ちください!」アセアセ



武蔵「提督よ…あれは…」


提督「見るな…気のせいだ…」



赤城「んー♪美味しいっ♪次は串カツでも食べようかしら♪」モグモグ



提督「さ、さて…最後はやっぱり…」


武蔵「温玉饅頭ときたら温泉卵か?」フフッ


提督「決まったな!」ニカッ



温泉饅頭を食べ

〆に温泉卵を求めて歩く二人

道中、鎮守府にいるはずの艦娘達によく似た女性と

すれ違ったが気のせいだろう



武蔵「なぁ提督よ…もしかして」


提督「皆まで言うな…俺もそんな気がしてきた…」


武蔵「そ、そうか…着いたみたいだぞ?」


提督「ここか。ゆせん玉子?」


武蔵「なんでも山代温泉名物らしいぞ?」


提督「よし!じゃぁ〆はここに決まりだな♪」



提督達が入ったのは

山代温泉名物「ゆせん玉子」謂わば温泉卵だ

さっそく購入し食べてみる



提督「んん!白身はぷるぷる…」パクッ


武蔵「黄身は滑らかで濃厚…」パクッ


提督「さらに出汁も美味い…完璧な調和だ…」モグモグ


武蔵「これを食堂にも置いてほしいな」モグモグ


提督「間宮さんに言ってみればできそうd…」




?「このお出汁…何が使われているのかしら」ムムム


?「ゆせん時間もチェックですね!はむっ♪」パクッ


?「朝にはちょうどいいですし、うちでも出しましょうか♪」


?「潜水艦の子達も喜びます♪お手伝いしますね♪」




提督「よかったな…朝の献立に決定したぞ…」アハハ…


武蔵「頭が痛くなってきた…」ハァ



間宮「レシピを解読して皆さんにお出ししましょう♪」


伊良湖「私もゆせん時間、メモしました♪」


鳳翔「卵も選ばないとですね♪」


大鯨「一緒に選びましょう♪」 




提督「わかってたよ?もちろん…だってさ、すれ違う度にウインクとかチラチラ見られたらさ…」



武蔵「もう…なにも言うまい…」



提督達は温泉卵を堪能したあと

旅館に帰ろうとした

その時である



?「バァアアアアニングゥゥ!!」ダダダダ


提督「!!」ビクッ


武蔵「金剛!?」ビクッ


金剛「ラァアアア…」バッ


提督「スタープラチナ!ザ ワールド!!」



ドゥゥゥウウウン……



金剛がいきなり現れ提督に猛烈なタックルを

仕掛けた

他の艦娘達は提督達の邪魔をしないよう

干渉してはこなかったが

彼女は別だったのだろう

提督はスタンド能力で時間を止めて

金剛のタックルをかわす

武蔵にも当たらぬように位置をズラし

辺りを見渡すと

奥の方で比叡、榛名、霧島が

口をあけて驚いた表情をしている

恐らくは必死に止めていたのだろう



提督「やれやれだぜ…時は動き出す…」



シュバァアアアアン



金剛「アアアアアブベッ!!」ズザァァァ


比叡「金剛お姉さま!?」ダッ


榛名「て、提督はどこに!?」キョロキョロ


霧島「なるほど…時間を止めて、更にテレポートで離れましたか…」クイッ



武蔵「金剛の存在を忘れていたな…」


提督「あんなタックル食らったらぶっ飛ぶって前から言ってたんだがなぁ…さて!」テヲダシ


武蔵「!ふふっ♪あぁ!」ギュッ


提督・武蔵「旅館に帰ろうか!」カランコロン




こうして提督達は温泉街の散策を満喫し

手土産を持って旅館へと帰るのであった

帰る最中に武蔵が提督から貰ったカップを

大事そうに抱え

時より顔を綻ばせていたのは

提督も気付いていたが

あえて言わずに武蔵の手をぎゅっと握っていた




         旅館



提督「着いた着いたっと…あれ?」ガチャ


武蔵「どうした相棒…ん?」チラッ



二人が帰ってくると

部屋には誰もおらず

テーブルの上に一枚の置き手紙があった



提督「えーっと。なになに?『夕食の時間だから、旅館の食事処にいます。加賀』だとさ」


武蔵「もうそんな時間か…では私達も行こうか」


提督「そうだな!」




提督達は部屋に荷物を置き

夕食を摂るために

食事処へと向かった



ワイワイ ガヤガヤ ア! テイトクダー! オッソーイ!



提督「大体察してはいた…おかしいと思ったんだよ。入り口に提督様2名じゃなくて"御一行様"って書いてあったんだもんな」


武蔵「本当に全員来たのか…」



お食事処にあった光景は

普段よく見慣れた鎮守府の食堂そのもので

艦娘達が席に座り普通に食事していた

厨房では板前と間宮達が協力し調理している



提督「大淀…説明を」ハァ


大淀「実はですね…」



近くにいた大淀に事情を聞く提督と武蔵

大淀が言うには

大食い対決に出れなかった艦娘や

大食いが苦手な艦娘達が不公平だと言い始め

収集がつかなくなってしまった為

やむを得ず皆で来たとの事だった



武蔵「だとしても鎮守府の警備はどうなるのだ?」


大淀「それなら罪人と名乗る憲兵隊長が部下を連れて『提督殿の為なら喜んで警備をさせていただきたい』と…」



提督「罪人…わかった。あいつらに手土産を買って帰ろう。皆!帰ったらちゃんとお礼を言うんだぞ!」



艦娘達『はーい!!』



武蔵「ふっ…まぁ賑やかなのも悪くないな」フフッ


提督「だろ?さぁ!食べようじゃないか!」


武蔵「だな♪」




武蔵との旅行は結局鎮守府全員との旅行に変更され

皆で夕食に舌鼓をうった

夕食を食べ終わり談笑していると

青葉が宴会場へと皆を誘導する

時刻は午後8時だ

宴会場に着くと青葉がマイクのスイッチを入れ

喋り始めた



青葉「どもぉ!青葉です!皆さん旅行は楽しんでますかー!?」



タノシー! サイコー! ヤセーン!



青葉「ありがとうございます!さて旅行と言ったらなんだと思います?」



ナンダロー? オフロ? マクラナゲ? ヤセン?



青葉「お風呂は当然の事ですが、私達が枕投げしちゃうと旅館が壊れますのでしないでくださいね!正解は…怖い話でーす!!」



提督「怖い話?」


武蔵「こ、子供じゃあるまいし…」アセッ



青葉「では司令官お願いします!このロウソクをどうぞ!明かり消してください!」



提督「俺が喋んのか!?」


武蔵「無理をしなくていいんじゃないか!?私はかまわないぞ!」アセアセ


提督「しゃーねぇなぁ…とっておきを話してやるか…」ニヤッ


武蔵「」



提督がロウソクに火をつけ

宴会場の電気が消える

するとロウソクの火に照らされた提督の顔だけが

ぼんやりと浮かびあがった

全員息を飲み提督の方を一言も喋らず

じっと見つめる



提督「あれは俺がまだ高校生の頃だ…」



部活で帰りが遅くなった俺は

部活仲間のAとBで喋りながら帰路についていた

するとAが「この辺りの廃旅館で出るらしいぜ」っと

急に話しだしたんだ

俺とBは幽霊なんて信じちゃいなかったが

肝試しの類いは苦手で正直乗り気じゃなかった

けれどしつこくAが誘うので仕方なく

俺とBはついていく事にした

今思えば、この時に引き返せばよかったと

今でも思うよ



艦娘達(え…結構マジなやつじゃん…)



廃旅館に着いた俺たちは柵を乗り越えて中に入った

すでにヤンチャな奴らが来ていたのであろう

落書きやタバコの吸殻がそこかしこにあり

まさしく廃墟と言っていい雰囲気だった

俺たちはビクビクしながら奥へと進み

旅館の中を探索した

窓ガラスはほとんど割れていて

床を踏む度に『ギシッ!ギシィッ!』と音が鳴る

すると一番奥の部屋だけが

何故かキレイな状態のままでそこにあった

当時となんら変わらないような扉

落書きの無いキレイな壁

俺たちはその扉の前に行き

Aがそっと手をかけた

Bは必死に止めた、もちろん俺も止めたが

Aは何かに取り憑かれたかのように

扉を 『バンッ!!』



艦娘達 ビクゥッ!!



っと開けた

すると中には月明かりが差し込んでいた

その月明かりを見つめるように

一人の女性が正座していて動く気配がなかった

Aはその女性に「あのぅ…」と声をかけたが

女性は反応しない

更に近づこうとするAをBは泣きながら止める

AはBが泣いている事に気付き俺たちの方を向く

そしてその時俺は見てしまったんだ

Aがこちらを向いている間

窓に反射して写っている顔が…

俺はAとBの服を掴み

一目散に旅館の外へと飛び出した

Aが何があったのかを聞いてきたので

俺はあの時見た光景をそのまま話した

あの時の女性の顔は鼻から上が焼け爛れ

目だけがカッと見開き口元は血がダラダラと

流れ笑っていた

そしてその目の先には

Aがいたことを…

Aは気が触れたように走りさり

Bは放心状態だった

俺はBを担ぎ家まで送り

その日は布団に潜り込んで眠った

よく朝、Aが俺たちにこう言った


「あの後、家に帰ったんだけどさ…いるんだよ…俺の後ろに…まだ憑いてる。ほら…」



『ここにいるぞぉおおおおお!!!』




艦娘達「ひぃいいいいい!!」半泣き




提督「ってな感じでよかったかな?明かりつけてくれ」ハハッ



明かりがつけられた時

提督が見たものは

泣きじゃくる駆逐艦や潜水艦、海防艦と一部の軽巡

震える青葉や重巡達

青ざめる軽空母、正規空母、戦艦達

そして気絶した武蔵だった



提督「あ、あれ?」アセッ



こうして提督の怖い話は艦隊に大ダメージを

叩きだし

下着を大破させた艦娘が何名か出たそうな

ちなみに曙はこっそりと抜け出し

バレなかったそうな




電「司令官さん暁ちゃんがお漏らししたのです!」


暁「ごわ"がっだよ"ぉぇぉお」ビエーン


青葉「これはガチすぎますよ…司令官…」ブルブル



提督「あれぇぇえ!!?」アセアセ




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




怖い話の後

皆を落ち着かせて

武蔵を起こし風呂に向かおうとした提督

すると加賀に呼び止められた



加賀「提督。これを…」スッ


提督「なんだこれは…」


加賀「家族風呂用の鍵よ。サプライズで用意しといたの。武蔵と二人きりでゆっくり浸かるといいわ」スタスタ


提督「二人きりでって…おい!行っちまった…どうしようかな」



加賀は半ば強引に鍵を渡すと

そそくさと歩いて行ってしまう

提督は鍵をながめ悩んでいると

風呂道具を持った武蔵が歩いてきた



武蔵「ん?どうした相棒」スタスタ


提督「いやぁ…実は加賀がな…」



提督はさっきの出来事を武蔵に説明した

最初は驚いた表情を見せていた武蔵だが

笑ってこう答えた



武蔵「まぁいいんじゃないか?裸の付き合いも大事だろう!どれ、この武蔵が背中を流してやろうか♪」スタスタ


提督「武蔵がいいなら俺も大丈夫だが…んー、折角だし二人でゆっくりしようか♪」スタスタ




こうして提督と武蔵は

家族風呂へと向かい

鍵を開けて中に入る



武蔵「おぉ!海が一望できるな…月明かりが射し込んで…」


提督「キレイだな…」


武蔵「さて、早速入ろうか!相棒よ♪」


提督「おう!」



二人はゆったりと湯船につかり

他愛の無い会話をし、時より手を握ったり

肩を寄せあいながら入浴を楽しんだ

風呂から見る景色はとても幻想的で

真っ暗な海の上に満月が輝き

その輝きが海を照らしキラキラと輝く

それを湯煙がベールのように覆い

時を忘れそうになる



提督「なぁ武蔵…」


武蔵「ん?なんだ?相棒よ…」



提督と武蔵が向き合い顔が近づく

そして



提督「んっ」チュ


武蔵「んん」チュ



唇が触れあった

しかしそれ以上の事はしない

今の二人にはこれで充分なのだろう

幾度か軽いキスをしていると

武蔵が提督の肩に頭を預けた



武蔵「なぁ相棒よ…」チャプッ


提督「なんだ?」


武蔵「相棒が私を守ってくれたように…今度は私が相棒を守る事を誓おう…」


提督「そうか…ありがとな…」


武蔵「私の心はいつも相棒の傍にある。ずっと…な?」


提督「俺も武蔵といつまでも一緒だ…約束する」




1分…

いや10秒程度だろうか…

月を見たまま二人は動かなかった

虫の音色だけが響き渡る



武蔵「ふふっ♪約束は違えるなよ?」パシャ


提督「顔はやめてー!!」


武蔵「はははっ!那珂の真似か?」


提督「正解!酒でもどうだ?実は持って来てたんだ」


武蔵「いいな♪月見酒と洒落込もうか♪」



二人は月を見ながら喋ることもせず

日本酒をあおった

会話など必要ないほどに

二人の絆は強く、そして堅かったのだ

日本酒が空になり風呂から上がる二人

談笑しながら着替えて手を繋ぎながら

部屋に戻って行ったのであった



         部屋

 


提督「ただいまーっと…あら?」ガチャ


武蔵「ん?あぁ…皆寝ているのか」ヒソヒソ


提督「みたいだな。俺たちも寝るかぁ。今日は楽しかった♪ありがとうな♪」ヒソヒソ


武蔵「あぁ…」パサッ



提督達が部屋に帰ると

青葉や時雨達は寝静まっており

提督と武蔵も静かに布団にもぐり目を閉じた



武蔵(私も…今日は今までで最高の時間だったぞ。相棒♪)スゥ




翌朝、武蔵が目を覚ますと

何故か海防艦や駆逐艦、潜水艦達が

提督のまわりにへばりついて寝ていたのは

提督の怖い話のせいだろう

その後皆を起こし一同鎮守府へと

帰るのであった



提督「うぐぐ…」ダキツカレ


武蔵「おやおや、見事な肉布団だな…ふふふ♪」ニコニコ


提督「ぅぅ~ん…あとぅぅい…」ウナサレ





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




小ネタ 変身大失敗



明石「できた!提督に触発されて作ったオリジナル変身ベルト!」カチャ


提督「明石いるかー…ってそのベルトは!まさか!」ガチャ


明石「そうです!明石特製の変身ベルトですよ!さぁ変身してみてください!」


霞「なによそれ…前に言ってたやつ?」


提督「これは明石が1からデザインしたオリジナルだ。どんな仮面ライダーになるかな…っと」カチャッ


明石「いやー楽しみですねぇ♪」ワクワク


霞「ふん!くだらないったら!」プイッ


提督「いくぞ!変身っ!!」カチッ



提督「っ!」パァアアアアアンッ



提督「?」全裸


明石「あわわっ!///」メカクシ


霞「ちょっ!?前隠しなさいよ!!////」ブンッ


提督「あっ…こんにちは俺の像さn…チンッ!!」グシャッ


霞「ホント信じらんないっ///」ツカツカツカ


明石「あのぅ…大丈夫ですか?」


提督「お、俺がいったい…何をしたっていうんだ…」ガクッ




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




小ネタ 変身大失敗 弐




明石「今度こそ完成です!変身ベルト!もう失敗はしませんよー!」グッ


提督「おぉ明石。またベルトか?」カチャ


長門「なんだそれは」


提督「いや最近明石が俺の影響で自作のベルトを作っててな。俺が変身できるか調べてるんだ」カチャカチャ


長門「ほう。面白そうだな!私も見ていよう」ストッ


明石「今回こそは自信作です!さっ!どうぞ!」


提督「っしゃ!変身!!」カシャンッ



提督「うぉぉぉ!」ビリビリビリ



バシャァァァアアアン!

もくもくもく



長門「提督よ!無事か」ダッ


明石「そんな!?提督!!」ダッ


提督(ショタ)「ってぇ…あぁ大丈夫だ…あれ?声が変だぞ?」チンマリ


長門「はぅっ!///」


明石「体が小さく…いえ若返って小学生、しかも低学年くらいの体になってます!」


提督「なんだと!?」バッ


長門「提督よ…」


提督「なんだ長門…ハッ!?」Σ(゚Д゚)


長門「可愛いでちゅねぇー♡!!」ガバァッ


明石「うわっ!提督避けて!」


提督「スタープラチナ!ザ ワールド!!」バッ



ドゥウウウウウウン



提督「あぶねぇ…やれやれだぜ」


長門「」カチン


提督「逃げるか…」タッタッタッ



シュバアアアアアン



長門「提督きゅん!私の提督きゅんはどこだ!?」ダッシュ


明石「能力は使えるんだ…しかしまぁ、可愛い子だったんですねぇ♡」メモメモ




提督「はぁはぁ…まだ追って来てるのk…おぶっ!」ポフン


大和「きゃっ…あら?子供?」抱き上げ


提督(や、大和!)


大和「可愛い子ですね♪ん~…でもどこかで見た事あるような…」ギュッ


提督(お胸様が当たってらっしゃいます!大和さんん!!…せめて武蔵がいれば…お!武蔵だ!)モガッ


武蔵「ん?どうした大和…何をしてるんだ相棒よ」ハァ


大和「?」キョトン


武蔵「大和が抱いて胸に埋もれているのは提督だ…まったく」


大和「えぇ!?し、失礼しました!!」パッ


提督「いや、かまわないが…実はかくかくしかじかでな…」


武蔵「なるほどな…それで長門に狙われているわけか…」


大和「可愛いですもんね♪提督、大和のこと一回だけ『大和お姉ちゃん』って呼んでいただけますか?」


提督「大和お姉しゃんっ!!」


提督(あっ…噛んじった…)


大和「あぁぁ///可愛いっ♡」ダキッ


提督「マゴッ!」ギリギリギリ


武蔵「や、大和!提督が死んでしまうぞ!」


大和「す、すみません…つい」パッ


提督「はぁ…はぁ…」



提督きゅぅぅぅぅぅん!!!



武蔵「まずい!長門だ!大和!抑えていてくれ!提督よ!私に掴まれ!」スッ


提督「よいしょ…よいしょ…」ヨジヨジ


武蔵(確かに可愛い…)


大和「できるだけ引き留めます!さっ早く!」


武蔵「頼んだぞ!」ダッ


提督「大和お姉ちゃん頑張ってー!」フリフリ


大和「!はぁい♡頑張りますぅ♡」フリフリ



長門「大和!ちっちゃい提督を見なかったか?」


大和「見ましたけど…ここから先は行かせませんよ!提君のために!!」


長門「ふっ…この長門を…侮るなよ?」


大和「あっ!あそこに全裸の睦月ちゃんが!!」バッ


長門「なんだとぉ!!?マ"!!」ガクッ


大和「当て身です!提君…大和お姉ちゃんは頑張りましたよー!!」




        執務室



武蔵「大和のやつ…うまくやれただろうか」ガチャ


提督「大和は大丈夫だろう」ストッ


武蔵「提督よ…その…」


提督「!どうしたの?武蔵お姉ちゃん?」クビカシゲ


武蔵「!?」カオマッカ


提督「武蔵お姉ちゃん?」


武蔵「愛しいとは…この事をいうのだろうな…」ギュッ


提督「もごっ!?」


武蔵「あぁ♡可愛いなっ♡」ギュゥゥ


提督「ん"ー!!」ジタバタ


武蔵「おっと…すまない?つい可愛くてな♪」パッ


提督「ぷはぁっ…加減してくれよなぁ」ハァハァ


武蔵「わかったわかった…さて、これからどうするか…」



コンコン



武蔵「む?誰だ?」


大和「大和です!長門を無力化して参りました!」


提督「入ってくれ」


大和「失礼します!提督、大和やりましたよ?」ガチャ


武蔵「さすがだな」フフッ


提督「ありがと!大和お姉ちゃんっ!」


大和「んんっ♡」ビクン


提督「大和お姉ちゃん?」


大和「はい!大和は大丈夫です!」パッ


武蔵「榛名が怒るぞ…」ハァ


大和「それよりも、そのお体はいつ戻るのですか?」


提督「さぁな…しばらくはこのままかもしれん」


武蔵「しかしそれでは常に長門の恐怖に怯えるぞ…」