2018-05-22 15:53:36 更新

前書き

シーズン2最終話です。思った以上に短くなった・・・


飛燕「この間夏かと思ったらもう秋か。早いな。」


紅魔霧異変から少しして、紅葉が綺麗な季節になった。あのあとレミリアも無事だった。長門なりに手加減はしたのだろう。


飛燕「ん?」


誰かが階段を上ってきてる・・・青髪の女性だ。


???「霊夢は居るか?」


飛燕「・・・?はい。自室で寝てますが。」


???「昼間から寝るとは・・・巫女としてどうなんだか全く・・・」


・・・知り合いみたいだな。


???「おい!霊夢!」


・・・暇だな~・・・


???「入るぞ!」ガラ!


・・・平和だな~・・・


ゴン!!


!?!?!?!?


飛燕「何だ!?」


霊夢「痛たたたた誰よ昼寝してるところにいきなり頭突きかますバカは!・・・て慧音!?」


慧音?「昼間から寝るバカがいるか!」


霊夢「説教するために来たの!?用無いなら帰ってちょうだい。もう一眠りするから」


慧音?「人里の外れに人形が現れてな。それもかなり暴れまわってて、それを退治してほしい。」


霊夢「分かったわ。」


飛燕「俺も行こうか?」


霊夢「一人でいいわ。」


飛燕「そうか。行ってらっしゃい。」


・・・結局暇なままか。


慧音「そう言えばお前名前聞いてなかったな。誰だ?」


飛燕「飛燕です。霊夢の所に居候させてもらってるものです。」


慧音「そうか。」


飛燕「お茶出しましょうか?」


慧音「いや、そろそろ帰る時間だ。お気遣いありがとう。」


飛燕「お気をつけて。」


・・・にしても本当に暇だ。


飛燕「・・・」ボッ


煙草吸う以外やることがない。


???「・・・貴様が煙草を吸うのは久しいな。」


飛燕「武蔵か。にしても武蔵は姿が見えるのな。長門は声だけだったが」


武蔵「・・・まぁな。あいつは提督に会わせる顔がないとか言って姿を表さなかったんだ・・・煙草、貰うぞ。」


飛燕「・・・あいつとは喧嘩別れしちまったからな・・・」


武蔵「ほう。そうか。」


飛燕「・・・」


武蔵「お前の考えてること当ててやろう。皆が心配なんだろ?」


飛燕「バレてたか。」


武蔵「皆元気だ。」


飛燕「良かった。」


武蔵「・・・だが提督、ここから戻る気は有るのか?今の鎮守府に」


飛燕「あぁ。戻れれば戻る。スキマ妖怪とか言うのが頼りらしいが・・・」


スキマ妖怪?「私の事?」


飛燕「・・・」


武蔵「・・・」


飛燕&武蔵「いきなり目の前に現れるなんて無いだろうしな~・・・」


スキマ妖怪?「私がいるじゃない!(某駆逐風に)」


飛燕「・・・え?本人?」


武蔵「・・・なのか?」


スキマ妖怪?「ええ!私がスキマ妖怪!八雲 紫よ!」


何・・・だと・・・


霊夢「ただいま~て紫と・・・そいつは?亡霊?」


飛燕「知り合いの武蔵だ。」


武蔵「弩級戦艦、武蔵だ。これから会うかは分からんが宜しく。」


霊夢「霊夢よ。」


紫「・・・」


飛燕「んで戻れんの?俺。」


紫「えぇ。勿論。ほれ。」


そういい不気味なスキマが現れた。


飛燕「どうすりゃいいんだ?」


紫「飛び降りる。」


飛燕「ちょ!?」


武蔵「・・・」ソワソワ


飛燕「・・・武蔵?俺の後ろでソワソワしながら背中押そうとするな・・・」


武蔵「・・・」


飛燕「武蔵、マジで押すなよ?」


武蔵「フリか!」ドン


飛燕「フリじゃねえええええええ!」ヒューン


武蔵「それじゃ私も。」ヒューン


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