2015-04-14 17:29:53 更新

概要

提督と艦娘たちが鎮守府でなんやかやしてるだけのお話です

注意書き
誤字脱字があったらごめんなさい
基本艦娘たちの好感度は高めです
艦娘達は提督の見てるアニメやら何やらに影響されて妙な事をやりだすかもしれません
SSにしては長いかもです、お忙しい方はご注意を


前書き

8回めになりました
楽しんでいただければ幸いです お目汚しになったらごめんなさい
ネタかぶってたら目も当てられませんね

それではこの番組は

如月「もう3月なんだけど…」
提督「いや、書き始めたのはギリギリ2月だし」
皐月「素直に日割り間違ったっていいなよ?」

弥生「えーっと、今回は如月のお話です」
卯月「きっと、イチャラブぴょん」
球磨「そんなでもなかったクマ」
望月「ま、きゃいきゃいしてるってよりは…」
三日月「しっとりしてそうではあるものね」
文月「大人の恋愛だね」
長月「司令官はぜんぜん子供だけどな」
菊月「恋愛か…どんな味がするのだろうか…」
睦月「きっと甘酸っぱいよー」
多摩「食べ物じゃないにゃ」
木曾「こっちの女子力のがヤバイんじゃないのか…」

金剛「私と提督がイチャラブするお話はまだデースかー」
北上「はいはーい、今回は金剛さん出番ないからねぇ」
大井「しまっちゃいましょう」

金剛「まーだーデースーかー」
夕張「どうして、金剛がここに…」
瑞鳳「まさか、自力で脱出を…」

以上のメンバーでお送りします


↑前「提督と瑞鳳」

↑後「提督とひな祭り」




提督と如月


~回想ー執務室~


如月「睦月型 駆逐艦 如月です、よろしくお願いしますね」

皐月「うん。こちらこそ よろしくね、如月」


提督の机に収まっていた皐月がそれに応え

二人で笑顔を交わす


如月「えっと、それで司令官は?」(きょろきょろ


如月がさっと辺りを見回してみてもそれらしい人影はなく

本棚、冷蔵庫とその上にポット、応接用のソファーと机、そしてソファーの上に毛布の塊と

割りと飾り気がない部屋といった印象だった


コンコンコン


球磨「皐月、そろそろ出撃するクマ」


扉がノックされた後ゆっくりと開かれる。そして、その隙間からひょっこり球磨が顔をのぞかせた


皐月「ん、今行く」


ひょいっと席を立つ

扉に向かう途中ソファーの上の毛布の塊に指をかけ


皐月「それじゃ、司令官。ボク行ってくるから…」


「少しは仕事してよ」なんて付け加えて一気に引剥がした


提督「…」

如月「え…」


毛布の中からバツの悪そうにしてる提督

如月が顔を向けてみればちょうどこっちを見ていたのか

目が合ってしまった


皐月「それじゃ如月。ちょーっと司令官見ててね?」

如月「見ててねって、皐月?」


ごめんねって感じで手を前に出すと、そのまま行ってしまった


パタン


扉が閉じられる。残されたのは提督と如月そして沈黙だった


如月「…(ど、どうするのよコレ)」


~食堂~


如月「もー、ひどいわ皐月」


机の上で如月がぐったりしていた


皐月「あははは、ごめんごめん」

球磨「その感じじゃダメだった見たいクマ」


その隣に困った顔で笑ってる皐月と

対面には呆れ顔な球磨


如月「ダメっていうかぁ…司令官ったら、ソファーの隅っこで固まってるのよぉ。もぅ、間が持たなくてぇ」(さめざめ

皐・球「…はぁ」


やれやれといった具合に二人のため息が重なる


如月「司令官、いつもあんな感じなの?」

球磨「皐月はいっつも提督とべったりでイチャついてるクマ」(にやにや

皐月「い、いちゃついてなんかないよっ」(わたわた

如月「皐月、顔あかいわ」

皐月「うっ…」


そんな否定の言葉も頬を染めて言われては説得力の欠片も無かった


如月「二人は…上手くやれてる感じね」

球磨「クマ」(こくり

皐月「ん…まぁ、仲良く出来てるよ?」


執務室の司令官の様子を思い返してみるも 二人と仲良くやってる絵なんてまるで想像が出来なかった

ソファーの手摺に肩肘ついて むすぅっとしたまま時折こっちを目で追ってたり


如月「…なんかこう。野良猫に警戒された気分になれたわ、私」

皐・球「あー…」


皐月と球磨の声が重なる。同意は得られたらしい


如月「二人はどうやって司令官と?」

球磨「餌付けクマ」


しれっと、真顔で球磨がそう言った


皐月「ぷっ…」(←吹いた

如月「え、餌付け?」

球磨「如月だって言ってたクマ。あれはネコかなんかだと思うと良いクマ。餌やって近づいてきた所をがぶっ!といくクマ」(ぐっ

皐月「いやいや、がぶっていったら司令官逃げちゃうって」

如月「うふふ、ほんとにね」


曇っていた如月の顔が少し晴れる


如月「そうね、餌付け。良いかもしれないわ」


~別の日ー執務室~


如月「司令官、お茶にしませんか?」

提督「え、あ、うん…」


皐月たちが出撃の間。司令官と二人きりの時に早速試してみることにする


如月「司令官は紅茶と珈琲どっちが好きかしら?」

提督「…まあ、紅茶で」(じー

如月「はーい♪…(うーん、さすがに昨日の今日じゃまだ警戒されてるみたいね)」


お茶の準備をしている間、どうにも視線を感じてしょうがなかった


提督「…(なんだ、急に…皐月たちになにか言われたか。はぁ…)」


内心のため息は仏頂面のうしろに隠しておく野良猫さん


如月「ちょっと失礼しますね」


如月が提督の側に立って用意した紅茶と冷蔵庫に入ってたケーキ(皐月が用意してたやつ)を並べていく

その間にさり気なく体を寄せてはみるけれど、近づいた分だけ提督の体が傾く

どうやらおさわりは厳禁らしい


如月「…(隣に座ろうかと思ってたけれど)」


結局、対面のソファーに腰を下ろすことにする


如月「…(ま、これはこれで顔がよくみえて良いかもね)」


チクタクチクタク…時計の音がなっている中、時折カチャっと茶器のこすれる音が交じる

沈黙が帳を下ろす。司令官の様子を伺ってみても黙々とケーキを食べてるだけ


如月「…(このケーキ、司令官は好きだって聞いてたけれど)」


ぱっと見表情に変化は見られないが…ふと思う

小ぶり(直径18cmくらい?)とはいえ1ホールのケーキを嫌いな人が食べ続けてられるものなのかと


如月「ふふ…(顔に出ないだけ、みたいね)」


知らずに微笑みがこぼれていた


提督「なに人の顔見て笑ってるのさ…」(ふいっと顔そむけ


しっかり食べ終わってからそんな事を言われる


如月「あ、ごめんなさい。あんまり美味しそうに食べるものだから、つい」

提督「…仏頂面には自信あるのよ、私」


提督が紅茶に口をつけ、一気に飲み干す

その顔がカップに隠れて見えなくなった


如月「鏡、入ります?」(クスクス

提督「いらん…」


飲み終わったカップを机に置くと今度はソファーに体を預け天井を向いてしまった


如月「…(あれ、もしかして)」


さっきまでこっちの様子を探ってた人が、どうにもこっちを見ようしないのは…照れてるの?これ?


如月「ふっ、うふふふ…」(←肩震えてる

提督「…」


気付いてしまったが最後、我慢できずに笑ってしまった

押し殺そうとしても口の端からイヤでも笑いが漏れていった


~さらに別の日ー執務室~


如月「司令官?」

提督「…」(←寝てる


如月が執務室に来てみれば提督がソファーに体を預けて寝息を立てていた


如月「…」


そろりと近づいてみる


提督「…」(←寝てる


特に起きる様子はない

そのままゆっくりと提督の顔に手を伸ばし、顔にかかっていた前髪を端に寄せてみる


如月「…(ちょっとドキドキするわね、これ)」


きょろきょろと意味もなく辺りを見回す

特に悪い事をしているわけではないのだが

人の秘密を覗き見る時のような背徳感とそれにつながる高揚感

そんなものに唆されて 恐る恐る提督の顔を覗きこむ


如月「…(ふーん、寝てる時は案外と)」


普段は仏頂面な上に前髪が顔にかかっていたせいか

暗い印象が目立っていたがこうしてみると案外と可愛いものだった


如月「司令官…起きないとイタズラ、しちゃいますよ?」


如月の長い髪が垂れ下がり提督の顔にかかる

それを片手で抑えると、ゆっくりと顔を近づけていった


如月「…」(どきどき


お互いの吐息が分かる距離…さらにその先へ


如月「ふふ、な~んてね…へ?」(←びっくり

提督「…何をしている?」(←ぱっちり


目が合った。唇が触れ合うかどうかそんな距離で見つめ合う


如月「ひゃぁっ!?」

提督「自分で近寄っといて随分だな」


提督が むくりと体を起こす

驚いた如月が一気に飛びのき 床にへたり込んだ


如月「し、司令官…いつから、おきて?」(ドキドキドキ


跳ね上がる心臓を抑えこむ様に胸に手を当てながら

如月がそんな事を口にする


提督「いつからって…」


しばしの黙考


提督「如月が「司令官大好きです❤」って言ってた辺りから?」

如月「…(い、いつの話よそれーっ)」


身に覚えのない台詞を捏造されてしまった

ともあれこの状況を切り抜けるため なんとかかんとか頭を動かさなければ


如月「…(落ち着くのよ如月…まだ慌てる時じゃないわ…ここで慌てたら司令官の思う壺よ、弄ばれるだけなんだから…

     だったらそう)」


短い間とはいえ、普段 司令官と球磨にからかわれて わたわたしている皐月の姿が頭に浮かんでいた

きっと今度は自分の番なのだろうと言う事も薄々理解していた


如月「…(ここで主導権を取らないとやられるわっ)」


覚悟完了

この間0.04秒。蒸着よりはや~い


如月「し、司令官…」

提督「ん?」


如月が立ち上がり、提督をじっと見据える


如月「私は司令官が大好きですっ!」(ばばーん

提督「…は?」(きょとーん


流石に予想外だったのか提督が固まった

そして…


如月「ぇ、ぁ…(ちょっとぉぉっ!余計に恥ずかしいじゃないのよぉぉこれぇぇ!)」


沸騰したみたいに顔を真っ赤にして如月も固まっていた


如月「…(だめよ、如月。こ、ここで折れたら負けちゃうわ)」


いったい何と戦ってるのか もう自分でもよくわからなくなっていたが

そんな事に気付けるほどの余裕はすでに消し飛んでいた


如月「そうよ…だ、だから司令官は今起きたの。そう、それ以前の事は覚えてない、いいわね?」


やりきった、やりとげた、やりぬいた。如月偉い頑張った

そんな達成感が如月の体を包み込む


提督「あー…(なるほど、面白いことを言うな、けどまぁ)」


提督の頬がニヤリと歪む


提督「あー、よく聞こえなかったのでもう一度?」(にまぁ

如月「ふぇ?」(きょとーん

提督「英語で言うと、わんもあぷりーず?…(さて、どうなるこの一手)」

如月「…(かはっ)」


如月が内心吐血していた


提督「やっぱり私は寝込みを襲われてたのか貞操の危機だったのかぁ。最近の駆逐艦は怖いなぁ」(棒読み

如月「ちょっ!?貞操だなんてそこまでしてませんって!?」

提督「では どこまでしていたのかと?」

如月「うぐっ…」


口を閉ざした如月に提督が一言


提督「one more please。それで手打ちにしておこう」


人差し指をピシっと上に向けて止めの一言


如月「…ごにょごにょごにょ」


彼女に選択肢はなかった

というより、状況を考えてる余裕がなかった

白紙になった頭はこの状況を終わらせたい一心で言われるままに体に命令を下す


「如月は司令官が大好きです」


そう口にしたつもりではあった、彼女の中ではな

が、誰が聞いてもそれはごにょごにょ言ってるだけだった


提督「なぁにぃ?聞こえんなぁ?」(にまぁ

如月「ぅぅぅ…」(ぴくりっ


如月の体が怯えたように震えた


如月「如月は…司令官が大好きです…」(ふるふる

提督「んー、もうひと押し…(勝ったな)」


涙声の如月と

勝利を確信した提督だった


如月「如月は司令官が大好きです…」(ふるふる

提督「はいもう一度」(にやにや

如月「如月は司令官が大好きですっ」(諦観

提督「大きな声でどうぞ?」(にまにま

如月「如月は司令官が大好きです!」(やけくそ

提督「はい、もっかい」(ダメ押し

如月「如月は司令官が大好きです!!」(弾けた


…ガチャリ

如月の後ろで執務室の扉が開く。そんな事にも気づく余裕なんて彼女には残ってはないが

提督の目にはバッチリ映っていた


提督「はい、後ろを向いてもう一度」

如月「もうっ!わかったわよっ!!」


もうどうして自分がこんな事をしているのかさえ曖昧になっていた

言えば終わる。この恥ずかしさから開放されると、それだけだった

そして後ろを向く

ガチャリと扉が開いた方を向く

開いたんだから誰かがいるのは確実だった

けれど、そんな事に気づかないままに…


「如月はっ司令官がっ大好きですぅぅっ!」


やりきった、やりとげた、やりぬいた。如月偉い頑張った

が、その達成感は一瞬で絶望に染まった…

言い切った直後に二人と目が合った。皐月と球磨と目が合った。3人でしばし固まった


球磨「提督、いい感じだクマぁ」(ぐっ

提督「如月が釣れたクマ」(ぐっ


二人視線を交わしてサムズアップ


皐月「あ、ははは。如月って結構、大胆だったんだね?」


皐月が困ったように笑っていた


如月「ち、ちがう、のよ?二人共これは、その…違うのよ?」


如月の体が恥ずかしさで小刻みに震えていた


球磨「何が違うクマ?何故違うクマ?」

皐月「いや、ボクとしては、そのぉ…仲良くなってくれたならそれで、ね?」


にやにやしてる球磨と指先をツンツン合わせながらバツが悪そうにしてる皐月


如月「だから違うんだってばぁぁっ!」


まったくもって中身のない否定の言葉が執務室に響き渡った


ー現在ー執務室ー


如月「司令官?さっきから熱心に何を読んでるのかしら?」


ソファーの上で珍しく本を読んでた提督

その隣に如月が座り、そっと身を寄せてくる

だからといって提督が体をずらすわけでもなく二人の体が触れ合った


提督「何って、如月の戦史?っていうの?」

如月「あら、お勉強なんて珍しい」


両手を胸の前で合わせ からかうようにそう口にする


提督「提督ってんだから、さわり位知ってても損はないかなってだけだよ」

如月「そ・れ・な・ら。直接わたしに聞けば良いじゃない。なんでも教えてあげるのに」


如月がさらに体をくっつけてくる


提督「ん?今なんでもって言ったね?」

如月「ええ。なんでも、よ?」


二人で微笑みを交わす


提督「じゃー、3サイズでも教えてもらおうかな」(にまぁ

如月「もう、そんな事くらいなら…」(うふふふ


如月が司令官の膝の上に乗る

二人の距離がさらに近くなる


如月「直接、聞いてみる?」


するり と、衣擦れの音と共に如月のリボンタイが解かれる


「あ、おい。今は…」

「何をやっている?二人共中にいるのだろう?」


なんてやってると扉の外が騒がしくなる


如月「あら?」

提督「ん?」


そして、ガチャリと執務室の扉が開いた


長月「き、菊月まてっ」

菊月「司令官、今戻ったぞ」


きっと菊月の目にはやたら仲良さそうにしている二人が映った事だろう

が、その視界が突然暗転する


菊月「…どうした長月?何も見えないぞ?」

長月「見ないでいい…」


後ろから長月の両手が菊月の眼を塞いでいた

だ~れだ、見たいな格好だった。そんな可愛いシュチュエーションでもなかったけれど


菊月「何を言ってるのだ?」

長月「あー…そうだ。私がお前の目になってやる、これでいいな?」


精一杯格好をつけて長月がそんな事を言った


菊月「長月…いいな、それ。ん、わかった。それならいい」

長月「ああ、任せろ」


チョロいとは内心おもいつつも口には出さないくらいには長月は大人だった


長月「お前らもっ!後でまた来るから、それまでに済ませとおけよっ」


ビシッと指先を提督と如月に突きつける


菊月「ん、もう終わりか…」(←寂しそう


長月が手を放したことで菊月の片目が自由になる


菊月「ん、まだ続くのか…」(←嬉しそう


それも一瞬にして塞がれてしまった


如月「ふふ。いったいナニを済ませておくのかしら?」


にこにこと怪しい笑みを浮かべる如月


長月「なんでもいいっ!いいからっ戻って来るまでに満足しておけ、ではなっ!」(←顔真っ赤


ズルズルと菊月を引きずったまま長月が退室しバタンと扉が閉じられた


如月「あらあら、あんなに赤くして。まだまだ子供ね」


くすっと如月が微笑む


提督「お前も、意地が悪くなったな」

如月「そんな事…貴方の艦娘だもの…こうもなるわ」

提督「…さいで」


如月が抱きついてくる

近かった二人の距離がゼロになる


如月「司令官も、可愛いわよ?」

提督「…何を?」

如月「鼓動、高鳴ってるもの…うふふ」

提督「自分のだろう、人のせいにするな…」

如月「そうね。そうかもね…」


それから満足するまでしばらくそうしていた…


ー大浴場ー


こーん…と、ししおどし が風流な音を響かせる


卯月「ガン=カタを極めたものは無敵ぴょん」(しゃきーん


卯月が二丁拳銃(水鉄砲)を構えていた


菊月「やはり、戦いは火力だろう」(ガシャコン


菊月がポンプアクション式のショットガン(水鉄砲)を手に取る


睦月「ふふふ、二人共まだまだ子供だね。睦月はシンプルなのがいいと思うにゃし」(きらーん


睦月がリボルバー(水鉄砲)を手に取る


文月「ぶくぶくぅー」

弥生「ん…」


二人が空の水鉄砲に水を入れていた



如月「あれ、止めなくていいの?」


一方で巻き込まれないよう離れた所で如月たちがお湯に浸かっていた


長月「少しは休ませてくれ…」


「それよりも」と、長月が言葉を続ける


長月「昼間はいったい何をしてたんだ、お前たちは…」

如月「何もしてないわよ?ただ二人でいただけ」

長月「どうだかな…」


ぶくぶくと長月の口がお湯の中に沈む


如月「私からも一つ」

長月「ん?」

如月「菊月のこと、過保護にしすぎなんじゃぁない?」

長月「…普通だろう」

如月「教えることは教えておかないと、いざって時こまるわよぉ?」


くすくす と、悪戯っぽく如月が微笑む


長月「いざってなんだいざって…」


お湯の温度かはたまた別の理由か長月の体が赤らむ


如月「想像に任せるわぁ」

長月「ふんっ…だいたい、教えた結果がアレじゃぁないのか?」

如月「ん、んぅ…そう、ね」


返答に窮する如月だった




望月「そいや、皐月さぁ…」


だらーんと望月がからだが湯船で伸びていた


皐月「んー?」


こちらも同じくだった


三日月「二人共広いからってだらけすぎ…」


こっちは慎ましやかに膝を抱えてちょこんと座っていた


望月「まぁまぁ」

皐月「そぅそぅ」

三日月「もぅ…」


すごくまったりだった


皐月「それで、なにさ?」

望月「いやね、いっつも司令官と二人でいるじゃん?」

皐月「別にいつもってわけじゃ…」

三日月「でも多分、時間で言うなら一番おおいかも?」

皐月「それはだって秘書艦だし、司令官も執務室に篭ってるし仕方無いじゃんかさ」


必要もない言い訳を始める皐月


望月「いやいや、それはいいんだよぉ。ただね?そんなに一緒にいて何の話をしてるのかねーって?」

三日月「ああ…それは、きになるかも?」

皐月「なんのって、別に口にするほどじゃ…」


ぶくぶくぶくと皐月の口がお湯に沈む


望月「はーん?つまり、口では言えないような事してんだな?」(にひひひ

皐月「ぶふっ」


皐月が吹き出した吐息が噴水を上げた


皐月「ちょ、けほっ…何言ってんのさ望月はっ」


ちょっとむせていた


望月「ちょっと三日月さん。皐月さんってば、司令官と・密室で・二人っきり・だったんですってよ?」


望月が三日月の隣に寄り

耳元で わざわざキーワードを区切りながら囁いた


三日月「ふ、ふーん…仲がいいのは良い事だと思う、な?」


お湯の温度かはたまた別の理由か三日月の体が赤らむ


皐月「こらー、三日月に変な事吹き込むんじゃなーいっ」

三日月「へ、変な事なんて考えてないからっ」(←顔真っ赤

望月「誰もそこまで言ってねーし」(にひひひ

三日月「う、あ…もぅっ!」


膝の間に顔をうずめてしまった

お湯の中でも分かるほどに三日月の頬に朱が差し込む

色々教えた結果がコレだった


卯月「えーせーへーえーせーへー!」


なんてやってると卯月の声が浴室に響いた


皐月「なにさ?」

望月「さぁ、まーた騒いでるだけだろぉ。ほっとけって」

三日月「…(でも、ほんとに二人共なにしてるんだろう…)」


想像を巡らせては首を振って無かった事にする三日月だった




時間はちょっと遡り


菊月「うぷっ」


睦月の放った鉄砲水が菊月の顔を捉えた


睦月「にしししし。姉に勝る妹など…うぷっ!」


卯月の放った鉄砲水が睦月の顔を捉えた


卯月「うぷぷぷぷ。うーちゃんと、ガン=カタが合わさり最強に見えるぴょん。HEYやよやよー」


空になった水鉄砲を弥生の方に投げる


弥生「ん…」


それを受けとって、満タンの水鉄砲を卯月の方に投げ返す


文月「二人ともー新しい水鉄砲だよー」


アンハ。マンかって感じで二人にショットガンとリボルバー用の水タンクを二人に投げる文月


菊月「ん、助かる」(ガシャコン

睦月「さんきゅーだしっ」(ガチャンッ


二人が手慣れた手つきでタンクを入れ替える

そして、一手早くポンプを引き終えた菊月が睦月に向かって射撃をする


菊月「行けっ!」

睦月「当たらなければ どうということはないしっ!」


顔めがけて飛んでくる鉄砲水をマ○リックス宜しく、背をそらし回避する

と、ちょうど睦月の顔が浴室の扉の方へ向いた時

ガラリと扉が開かれる


北上「へーい娘っ子たちお風呂であんまり 騒ぐんじゃぁないよーん」(←運79

大井「ぷっ…」(←運49

北上「およ…」


開いた扉の隙間から菊月が放った鉄砲水が北上の頬をかすめて後ろにいた大井の顔に直撃した


「あ…」


睦月・菊月・卯月・弥生・文月の声が重なった


北上「大井っち…落ち着きなよ?」

大井「落ち着いてるわよ…北上さん。ええ、私はクールです❤」


笑顔であったが笑ってはないだろうと誰もが思った

大井がバケツを手に水風呂から冷水を組み上げる


睦月「逃げるにゃしっ」

菊月「うん」

卯月「てっしゅーてっしゅー」

大井「逃すかぁっ!」


大井が冷水の溜まったバケツをぶちまける

広範囲に撒き散らされた冷水が放物線を描き飛んで行く


弥生「…」(ざばーん


その一部を弥生が頭から被っていた


睦月「ふひっ、間一髪だし」(←潜って逃げた

菊月「轟沈は嫌だからな…」(←かすった程度

卯月「や、弥生が。えーせーへーえーせーへー!」(←完全回避

睦月「市民に手を出すなんて…」(ガクガク

菊月「戦争にだってルールはあるだろうに…」(ブルブル


大井「ふんっ、テロリストに武器を横流しする市民が居てたまるもんですかっ」


再び大井がバケツに冷水を組み上げる


大井「さあ、次はアンタたちがこうなる番よっ。おーほほほほっ!」


指先をビシッと睦月たちに向ける大井


想像して下さい

生まれたままの姿でバケツを担いでる大井さんの姿を

感じて下さい

幼女に冷水をぶっかけて高笑いしてる大井さんの残念さを


弥生「へくちっ」

文月「弥生、大丈夫?」

弥生「ん、へいき」


小さく くしゃみをした弥生が深めにお湯の中に入る

その水中…心配そうに寄ってきた文月が弥生に何かを手渡す


弥生「文月?」

文月「えへ」


彼女は笑顔のまま、両手を弥生に手渡した何かと共に包み込んでしっかりと受け渡す


弥生「ん…」


相手が目視出来て こんなに近くにいるなら、探信儀も聴音機もいらなかった

託されたソレを握り直して最小の動作で打ち出した

水中から水面へ水面から空中へ…そして、空中から大井の頭上に落下する


バシャリ…


大井の頭にぶつかり落下したソレが破裂して中に入っていた大量の液体を吐き出す

ダラダラと液体が頬をなで綺麗な肌をなぞりながら地面に流れていく


ズル…ぼたっ…


液体を収めていたナニかが頭からズリ落ち大井の胸元に落ちる

そのまま谷間を滑り落ち…


べチャリ…


地面に…垂れ落ちた…


大井「…だ、だれよっ水風船なんて投げつけたのはっ!」

弥生「…」(←こいつら

文月「…」(←こいつら


ただの水風船だった

怒りのボルテージが上がった大井の眼があたりを見回すもそれらしいものは見つけられない


大井「こ、こうなったら…」


大井がホースを引っ張りだす


文月「…」

弥生「ん…」


水面下で武器の密輸が進んでいた


北上「おーっと、そこまでだよ お嬢ちゃん達」

弥生「あ…」


北上の手が水風船を掴んでいた弥生の手を抑える


文月「あははは、ばれてた?」

北上「ま、傍からみてればね?」


卯月「うてーうてー!」

菊月「と、とはいえ…」

睦月「ほ、ホース持ってくるとか、卑怯だしぃっ」

大井「おーほほほほ。悔しいでしょうねぇ」


大人げ無いにも程が合った


弥生「でも、アレは…」

文月「大人げないよねぇ…」

北上「…んー、たしかにねぇ…よし」


しばしの黙考の後、北上の手が弥生から離れる


弥生「ん…」


押さえを失ったバネのように弥生の手が跳ねて水風船を射出する


文月「どーぞどーぞ」

北上「ん…」


そして水面下で密輸が再開される

北上が渡された水風船を水面から水平に投げる

反跳爆弾よろしく水面を跳ね、床に到達するとパンジャンドラムよろしくゴロゴロ転がり大井の足元へ


ベシャッ


弥生の投げた水風船が大井の頭上に着弾する


大井「またっ!」


そして、踏み出した大井の足が北上が転がした水風船を踏んづけた


大井「きゃっ!」


ぶにゅぅっとした感触に足を滑らせ大井が尻もちをつき、持っていたホースがあさっての方に水を飛ばす


弥生「…」(←満足気

北上「…」(←満足気

文月「…」(←満足気


球磨「お前ら、いくらなんでも騒ぎすぎ…」


と、そこへ球磨が開いていた扉から顔をのぞかせる


「あ…」


戦場にいた誰もの声が重なる

球磨の顔にホースの水が直撃していた


球磨「くくくくく、ままままま」

大井「く、球磨さん?落ち着きましょう?」

球磨「クマはいつだって、クールクマ♪」


笑顔であったが笑ってはないだろうと誰もが思った


球磨「舐めるなクマぁぁぁぁっ!」

卯・菊・睦・大「きゃーっ!」


バケツを2つ構えてそれをぶちまけた



如月「…ぬるく、なってきたわね」

長月「…ああ」


こーん…と、ししおどし が風流な音を響かせた


ー入渠ドックー


ブクブクとジャグジー見たいに泡だってる湯船に木曾と多摩が浸かっていた


「きゃー…」


木曾「ったく、やかましいな」

多摩「そんなこと言って木曾も混ざりたいにゃ?」

木曾「馬鹿言うな、それこそ女子力を問われるってもんだぜ」


やれやれって感じで首を振る木曾


多摩「…にゃ」

木曾「…」


ぴしゃっと木曾の顔に水がかかる

多摩が両手の間で水をはさみそれを打ち出していた


木曾「はっ、多摩姉わたしだって…ぷっ」

多摩「にゃっ」


言い終わる前に今度は木曾の口の中めがけて水が飛び込む


木曾「ふ、ふふふふ。子供じゃあるまい…ぷっ」

多摩「にゃにゃ」


再度


木曾「ふんっ!」


木曾が水面に腕を叩きつけて多摩の方へ飛沫を飛ばす


多摩「ガキのまんまにゃっ」


あくび混じりに多摩が水面へと腕を振り下ろす

打ち上げられた水が壁を作り木曾が飛ばした飛沫とぶつかり相殺しあう


木曾「ぐぬぬぬぅ」(←loser

多摩「にゃぁ」(←winner


どっちもどっちだった


ー夜ー母港ー


夜風が優しく頬をなで髪の間をすり抜けていく

湯上がりで火照った肌からほんのりと湯気が立ち上がる

空には満月…月明かりに照らされる少女の体

立ち上がる湯気となびく髪…いっそう幻想的であった


提督「…風邪、引くぞ?」

如月「この月を見てると…司令官が来るような気がして、ね?」


突然現れた提督に驚く様子もなく如月が笑顔を向ける


如月「それに、もう平気になったわ」

提督「ん…ああ」


如月が提督に身を寄せる

そして提督が羽織っていた着物の中に小さな体がすっぽりと収まった


如月「少し、昔のことを思い出してたの…」

提督「昔の?」

如月「司令官に初めて合った日のこととか、ね」


懐かしむような声音だった


提督「私は忘れたよ…」

如月「そう…残念ね」


如月の声のトーンが一つ下がる


提督「如月は司令官が大好きですって言われる前は寝てたからな…」

如月「ふふっ。そう…そうだったわね。私が大好きって言わないと起きないなんて、ほんと酷い人なんだから」


如月の声のトーンが二つ上がる


如月「ねぇ、司令官」

提督「ん?」


如月が向き直り、提督の首に手を回す

その左手、その薬指に添えられた銀色の指輪がキラリと月の光を弾いて輝く


如月「あの時の続き、してみる?」


夜露に濡れたような如月の瞳が提督を見つめていた


提督「構わないが…見られてるぞ?」


如月の小さな背中…その後ろ、誰かが歩いていた


如月「いいのよ…」


少し間を置いて


如月「今度は違わないから…」


少しの背伸び

如月の顔が提督に近づいていく


如月「これからも、お側に置いて下さいね…」


瞳が閉じられ唇が頬に触れた



ー同刻ー母港ー


瑞鳳「あれ、提督と…如月じゃない?」

夕張「そうね、こんな時間にこんな所でどうしたのかしら?」


二人が満月に照らされた二人を見つける


瑞鳳「もしかして、逢引の現場だったりして?」


にひひひっと瑞鳳が笑ってみせる


夕張「まぁ、なんかいい雰囲気ではあるよね」


優しい風に月明かり舞台としては最高ではあった


瑞鳳「そう…ね、アレ?ほんとに?」


如月が提督の首に手を回していた


夕張「ん、んー…」


二人の視線が集中する

その さなか…如月と提督の頭が重なる


瑞鳳「お、おおぅっ…」(←顔赤い

夕張「し、してるの、かな?」(←顔赤い

瑞鳳「な、なにをでせう?」(←顔赤い

夕張「そ、そりゃぁ…ねぇ?」(←顔赤い

瑞鳳「一回だけなら…誤射かも…」(←顔赤い


一度、如月と提督の顔が離れた後、もう一度重なった


夕張「ご、ごしゃ?」(←顔赤い

瑞鳳「さ、ささやき合ってるだけかも?」(←顔赤い

夕張「あの二人ならありえそうではあるけれど…」(←顔赤い

瑞鳳「…」(←顔赤い

夕張「…」(←顔赤い


沈黙が夜に帳を下ろす


金剛「お、提督デース♪」


その帳を引き裂いて金剛がやってきた


瑞鳳「夕張!」(←5万2千馬力

夕張「ふんっ…!」(←5万7千馬力、少しだけこっちのがハイパワー

金剛「おぅっ!!…」


無言の腹パンが金剛の意識を刈り取った


瑞鳳「彼は提督ではない…」


二人で頷き合う


夕張「じゃ、行きましょっか」

瑞鳳「うん」


金剛を曳航したまま二人が去っていく

彼女が目覚めたのは翌朝だった…


後書き

はい、というわけで最後まで読んでくれた方。本当にありがとうございました
貴重な時間が少しでも楽しい物になっていれば幸いです

それでは今回の番組は

金剛「朝デースっ!」(←排水量:31000t
夕張「あれから、全然起きないんだもの…」(←排水量:3100t
瑞鳳「…部屋まで運ぶの、大変だったね…」(←排水量:13100t

如月「おはようございます、司令官」(ほっぺにキッス
提督「ん…ま、おはよ」(←顔赤い
三日月「望月…いる?…へ?」(三日月は見た
望月「ふわぁ…程々にしないと三日月が鼻血出して倒れるよー?」(←あくび
皐月「あははは。流石にそこまでベタじゃないと思うよ?」
文月「大丈夫?とんとんする?」
三日月「だ、だいじょうぶだから…」(←ちょっと上むいてる

大井「けほけほ…」(←熱出した
睦月「こほこほ…」(←熱出した
菊月「へくちっ…」(←熱出した
北上「ほらーおかゆ作ったからちゃんとお食べ」
球磨「ふんっ、3人共鍛え方がたりんクマ」
卯月「やはり卯月は最強、はっきり分かんだね」
長月「なんで、お前だけ平気なんだよ…」(球磨は論外
多摩「どうして木曾はあそこで寝てないにゃ?」(←不思議そう
木曾「おい、人を被害担当艦みたいに言うなよ」

弥生「え、えっと。次回はひな祭りだと、おもいます…よかったら、また見てください」(ぺこり

以上のメンバーでお送りしました



・教えて皐月ちゃんのコーナー

皐月「さ、今日はどうする?ナニする?」(くすくす
提督「それ別の娘やん」
皐月「あははは。ちょっとやってみたかったんだよ」
提督「ま、とりあえず。…轟沈の話でもしようか?」
皐月「いきなり重いね…ま、アニメのせいで如月=轟沈になってる気もするけど」
提督「なんで沈めたし」
皐月「納得いく流れが見えないのが一番の問題」
提督「ま、れはれとして」
皐月「そうだね。うーんと、轟沈はでも…轟沈だよね」
提督「ま、そうなるよな」
皐月「そりゃ、もっかい艤装用意して こっくりさんこっくりさんすれば同じ艦娘は呼べるよ?けど…」
提督「けど?」
皐月「司令官と一緒に過ごしてた娘、ではないよね…見た目だけでさ」
提督「だよなぁ…容姿が完全に同じ分余計にきっついかもねぇ…」
皐月「うん…」
提督「あの日あの時あの瞬間…」
皐月「そしてこれからも…側に置いていて欲しいな。できるだけ長く、ね?」
提督「ん…」(なでなで
皐月「えへへへ」

・皐月ちゃんラジオ

皐月「へーい、提督。今度はなに?」
提督「いや、皐月ってば唐突に手紙出すから、前置きいるかなって?」
皐月「だからって、こんな恥ずかしい名前付けなくても」(照れ
提督「前にも言っただろう。その顔が見たかったって」
皐月「ていっ」(叩いた
提督「あいた」(叩かれた

皐月「もう、気を取り直していくよ。今日はねー」

・瑞鳳可愛い「りゅ」
・卯月カッコイイけどちょっとこい
・毎回面白いですね(名推理

皐月「まとめるとこんな感じかな」
提督「すげー見出しだな」
皐月「あははは、そいじゃ上から行くよ」

・瑞鳳可愛い「りゅ」

皐月「りゅ」
提督「りゅ」

提督「ま、瑞鳳のお話は最後のオチしか考えてなかったからな…」
皐月「そのためだけのシナリオで、今まで一番長いとかどうなってるのさ」
提督「真面目に戦闘パートとかやったからじゃない?」
皐月「そういえば艦隊戦は初だったっけ」
提督「まぁ、でも。可愛いと思ってもらえたなら幸いだけれど」
皐月「こんなの私の瑞鳳じゃないって思った人はごめんね?」
提督「振り返ってみたら、どっかの爆撃娘の血が混じってる気がしたけど」
皐月「まあ、おなじ瑞だし、多少はね?」
北上「りゅ」(ひょっこり
提督「…」
皐月「なに、いまの?」
提督「さあ…」

・卯月カッコイイけどちょっとこい

菊月「よんだか?」
提督「お前じゃないよ、座ってろ」
皐月「あ、ははは…まあ、菊月もかっこよかったと思うよ、ボクは?」
菊月「そうか、ならいい…」(←満足気
卯月「そして真打ち登場ぴょん!」
提督「で、どーすんだよ、真打ち?」
卯月「どーせまた胸の話しぴょんw」
皐月「いや、まあそうかもだけどさぁ…」
卯月「やーやーエロい提督は音に聞け!、むっつりな提督は近くによって目で見るぴょん!
   瑞鳳の胸は柔らかな膨らみも、なだらかな曲線もない哀wれwなwほど薄っぺらなw」
皐月「それ以上ダメだってッ!」
提督「あ…指輪が」
瑞鳳「そこの洗濯板ッ!!」(全機爆装
卯月「うぷぷぷっ、なら瑞鳳はまな板ぴょん、洗濯板のが凹凸ある分まだましぴょーん」(脱兎
瑞鳳「こんのぉー待ちなさい!」
提督「様式美だな」
皐月「えと、ごめんね…後で言っとくから、腹ぴょんだけは勘弁して上げて欲しいな、かな?」

・毎回面白いですね(名推理

提督「まぁ、ありがとう」(←顔赤い
皐月「お、司令官が照れてる」
睦月「提督をもっと褒めるが良いぞっ♪」
提督「残念だが褒めたら調子になるからな、私」
睦月「まことかっ!」
皐月「キャラ変わってるよ、睦月」
睦月「にしししし」
提督「後は文章力上がってない?か…」
皐月「上がってるといいけどね」
提督「自分じゃわからないしな、こういうの」
皐月「書体が安定したら、昔の話手直ししても良いかもね」
提督「ああ、今見なおしたら読みづれー事この上ないからな」
皐月「そんな中でも、ここまで付き合ってくれた皆には感謝だね」
提督「そうだな、反応が貰えるのは思ってた以上に嬉しいな」

皐月「こんな所かな?」
提督「今更だけど…アニメの睦月って「もっと褒めるが良いぞ」とか、絶対良いそうにないよな」
皐月「べ、べつの鎮守府の話だし、ね?」
提督「そりゃまあ、そうだな」
皐月「それじゃあ、ここまで読んでくれてありがとう」
提督「よかったらまたどうぞ?」
皐月「まったねー」


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SS好きの名無しさんから
2015-05-20 00:05:23

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SS好きの名無しさんから
2018-10-21 20:50:46

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-: - 2015-05-20 00:18:00 ID: -

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