2018-06-11 22:13:14 更新

元憲兵「ケンペイニンジャ。こいつらが協力してくれる憲兵達か?」


ケンペイニンジャ「はい。総勢300名、新兵もいますがほとんど戦闘慣れした熟練の憲兵です。」


元憲兵「分かった。武器はこちらで調達済みだ。」


ケンペイニンジャ「速いですね。」


元憲兵「少し内部の奴に金を握らせたからな。」


ケンペイニンジャ「・・・通りで・・・」


元憲兵「だが作戦実行は少し先だ。まだ三名の準備が終わってなくてな。」


ケンペイニンジャ「・・・大根ポン酢さん達ですか。」


元憲兵「あぁ。」


ケンペイニンジャ「彼等の師匠はどうなるんですか?」


元憲兵「ついてくるかは分からん。力を貸してくれればありがたい限りだが・・・」


ケンペイニンジャ「・・・」


元憲兵「だがこちらには1軍隊に相当する仲間を連れてくると大根ポン酢が言ってた。信用するしかないだろう。」


心配なのは・・・出掛けたまま帰ってこない雷か・・・連絡もないし・・・何もなければ良いが・・・


       ~とある海沿い~


天龍「オラァ!」ブォン!


土佐「っと!」ガキン!ブォン!


天龍「」フッ


土佐「!?」


天龍「後ろだぁ!」


土佐「ッ!」


ズバァ!


土佐「ひゅー危ない。鞘がなかったらそのまま斬られてた。」


日向「・・・来たときよりずっと強くなったな。提督は・・・」


鳳翔「・・・」ヒュンヒュンヒュン!


飛燕「当たりません!」ガキン!ガキン!ガキン!バァン!


鳳翔「・・・」サッ!


飛燕「・・・」ダッ!


鳳翔「・・・艦載機発艦!」ブゥン!


紫電「・・・」ババババババ!


飛燕「ッ!」ヒュン!


鳳翔「!?」


飛燕「はぁ!」ブン!


鳳翔「ッ!」


日向「・・・とうとう攻撃を当てたな。」


鳳翔「・・・・飛燕。ここまで早く成長するとは思いもしませんでしたよ。私は嬉しい」ウフフ


飛燕「ありがとうございます。」


鳳翔「そして二人には。最終試練をしてもらいます。」


飛燕「最終試練?」


天龍「・・・何だろ?」


・・・まさか二対二でとか・・・


土佐「二対二だ。」


・・・\(^o^)/


飛燕「・・・二対二・・・」


土佐「一発当てれば勝利じゃない。お互い完全に戦闘不能になるまで戦闘は継続する。」


天龍「!?」


飛燕「・・・」


・・・だよね~・・・んで多分だけど・・・


土佐「私たちは一切手加減はしない。」


飛燕「やっぱり・・・」


天龍「それ何て無理ゲー!?」


飛燕「この二人はマジだろうね。あはは・・・俺もまだ死にたくねえよ・・・」


・・・いくらなんでも本気の二人を相手にするのは無理ゲーだ・・・天龍も見る限り土佐の攻撃パターンを完全に覚えているようにも見える・・・だとしたら、師匠の攻撃も有るしとても対処しきれるとは考えられない・・・


飛燕「・・・」


師匠を天龍に近づけないよう気を付けるしか・・・


       ~飛燕視点~


鳳翔「それじゃあ・・・始め!」ヒュン!


移動速度が修行の時の比じゃないな・・・だけどどこに来るかは・・・


飛燕「ハァ!」ガキン!


見えている!


鳳翔「・・・」ギリギリギリギリ


!強い・・・


鳳翔「ふん!」ヒュン!


飛燕「ガハッ!」ボキィ!


ッ!あばら逝った!


飛燕「ゲホッゲホッ!」


鳳翔「貴方の本気はこの程度じゃないはずです!立ちなさい!」


言われなくとも・・・


飛燕「うぉぉぉぉぉぉ!」ヒュン!


鳳翔「遅い!」サッ!


飛燕「・・・」ババババババ!


鳳翔「・・・」ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!


近づいてくるな・・・


飛燕「フン!」ブォン!


鳳翔「いくらやっても無駄です!」ガキン!


くそ!こうなったら・・・


飛燕「・・・」サッ!


鳳翔「!」ブン!


良し!薙刀が地面に刺さった!その隙に!


飛燕「ハァ!」ブン!!


鳳翔「!?」ズバァ!


このまま一気に!


鳳翔「フン!」バキィ!


飛燕「グフゥ!」


ッ!意識が!


鳳翔「これで止めです。」ヒュン!


ヤベエ!


飛燕「ッ!」


ドゴォ!


        ~天龍視点~


鳳翔「さて・・・次は天龍さんですね。日向さん。とりあえず運んどいて下さい。下手に動かなければ命に別状はありません。」


日向「おぉ~怖」ガシッ


天龍「提督!」


飛燕「」


土佐「余所見してると危ないぞ!」ブォン!


天龍「ッ!」シャッ!


受け流して・・・


天龍「フン!」ズバァ!


土佐「グッ!」


鳳翔「・・・」ブゥン!


天龍「!」ガチャ!ババババババ!


鳳翔「・・・流石に駄目ですか。なら」ヒュン!


ッ!来る!


天龍「!?」ガキン!


鳳翔「・・・飛燕に比べて力は強いですね。」


天龍「伊達に艦娘やってねえよっと!」ガン!


鳳翔「っ!?」


天龍「ハァ!」ズバァ!


鳳翔「ぐっ」


天龍「ハァ!」ドォン!


鳳翔「っ!?」大破!


土佐「うぉぉぉぉぉぉらぁ!」ガリガリガリガリ!


地面に大剣を当ててる・・・何する気だ?


土佐「ハァ!」ゴォ!


燃えた!?


土佐「フン!」ブォン!


天龍「っぶな!」


土佐「ハァ!」



このままじゃ直撃する!


ガキン!!


天龍「・・・え?」


飛燕「ってて・・・」


天龍「提督!」


土佐「邪魔だ!」ブォン!


飛燕「ッ!」サッ!


天龍「うぉぉぉぉぉぉ!」ズバァ!


土佐「グハァ!!」大破!


日向「土佐、鳳翔ともに戦闘不能。おめでとう。天龍達の勝ちだ。」


二人「うぉぉぉぉぉぉ!」


このあと皆でお祝いをした。


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