2018-06-14 19:56:00 更新

前書き

どうも。アズレンにて潜水艦が当たらずキューブが二桁に突入した上、艦これでも401が当たらないとことん潜水艦に嫌われてる主です。今回は長門メイン?回です。


        [レ級出現事件]


ガングード『・・・いやー色々施設を見て回ったが・・・酷いな。修理とかもしなきゃな。内装は仲間のモチベに関わる・・・だが・・・俺はあまりそういう関連得意じゃないんだよな~・・・ユキやビリーに教えてもらうか』スタスタ


天龍「おい提督!」


ガングード『ん?』


天龍・・・と後ろに緑髪の・・・鈴谷ではないようだが・・・空母か?


???「聞いた?レ級が出現したって!」


ガングード『レ級だと!?』


その名前は嫌と言うほど聞かされた。昔ロシア近海にて現れ多大な被害をもたらした深海棲艦・・・目撃情報もなくなり恐れられる事もなくなったそうだが・・・


???「しかもこの近海に!」


ガングード『・・・そうか・・・状態は?』


???「それがここを襲うわけでもなく遠くから見てる感じ・・・」


ガングード『・・・ならば念のため鎮守府周囲の見張りを強化しよう。』


???「何ですって!?冗談じゃないわ!」


ガングード『・・・何?』


???「たとえレ級だろうとアウトレンジで決めてやるわ!」ダッ!


ガングード『待て!』


天龍「瑞鶴は何言っても無駄だよ。」


瑞鶴?聞いたことがある気がする・・・空母だったか?


ガングード『どう言うことだ?』


天龍「1度決めたことは意地でも曲げない。あのままじゃ・・・轟沈するな。」


ガングード『・・・』


無線機でビリー達に通達しておこう!


ガングード『近海にてレ級が出現した。現在瑞鶴が命令を無視、単艦にて出撃した。俺は至急救援に向かう。この無線を聞いているものは出撃してくれ』


天龍「・・・俺はどうすれば・・・」


ガングード『お前は休め。まだあのときの怪我は完治してないだろう』


天龍「そんなことは!」


ガングード『なら何故肩を押さえている。』


天龍「・・・」


ガングード『・・・休んでいろ。今出撃しても足手まといになる。』ダッ!


天龍「・・・くそ!」


       ~近海にて~


レ級「遅イ遅イ!」


瑞鶴「攻撃が当たらない!」ブゥン!


レ級「脆い脆い!」ドォン!


瑞鶴「キャァ!」中破!


レ級「ほらほら!」バシュッ!


瑞鶴「!」


魚雷!?戦艦のはずなのに何で!


ガングード『全く、世話を焼かせるな。』バァン!


ドォン!


瑞鶴「提督!?」


ガングード『次からは気を付けろ。戦死は一人の犠牲じゃすまない。仲間全体に影響する。』ガチャ!


瑞鶴「うるさい!そんなこと言って!人間になにが出来るって言うの!?」


ガングード『確かに一人じゃ脆いかもな。お前、主砲使えるか?』ポイッ


瑞鶴「少しわね!命中には期待しないで!」パシッ!


ガングード『・・・分かった。』バァン!


狙うはレ級の心臓部位・・・


レ級「ッ!」ガキン!


ガングード『チッ!流石に当てさせてはくれないか!』


レ級「お前ヲ先ニ殺ス!」ガチャ!バァン!


ガングード『っと!』


ボートが至近弾一発で沈みかかるって脆すぎんだろ!


ガングード『・・・瑞鶴、艦爆隊の爆弾残ってるか?』


瑞鶴「何個か残ってる!」


ガングード『その爆弾貸してくれ!』


瑞鶴「何する気!?」


ガングード『やつを吹っ飛ばす。』


瑞鶴「死にたいの!?」


ガングード『なにもしなきゃここで二人とも死ぬ。』


瑞鶴「・・・提督」


ガングード『何だ?」


瑞鶴「絶対帰ってきなさい!」つ爆弾


ガングード『そう言われたら死ねないな。』


レ級「無駄無駄!」ドォン!ドォン!


ガングード『ypaaaaaaa!』


ババババババ!


ガングード『!?』


レ級が銃弾を喰らって怯んだ?いったい誰が・・・


ビリー『一人で勝手に死なないでくださいよ!』


傭兵A『そうですよ!隊長!』


ユキ『後で怒られますよ?』


ガングード『・・・お前ら・・・』


レ級「ニンズウガフエテモカワラナイ!』


ガングード『プレゼントだ!受け取れ!』ポイッ!


ドォォォォン!


レ級「」大破気絶


ガングード『運ぶぞ』


傭兵A『えぇ!?尋問でもするんですか?』


ガングード『あぁ。』


       ~鎮守府独房~


レ級「・・・」ハッ


レ級「ここは?」


ガングード『起きた?』


レ級「・・・ここは?」


ガングード『鎮守府の独房だ。』


レ級「独房?私は生きてるのか?」


ガングード『生きてるから今独房に突っ込まれてんだろ』


長門「・・・貴様には呆れたぞ。」


ガングード『死にかけを殺す趣味は持ち合わせていない。』


長門「だからといってこの鎮守府に置いとく必要はないだろう!」


ガングード『いたら何か問題があるか?』


長門「暴れだしたらどうするつもりだ!」


ガングード『武装はすでにはずしてる。拘束もしてる。』


長門「・・・・」スタスタバタァン!


ガングード『・・・全く怒りっぽい奴だな。』


鈴谷「長門らしいっちゃらしいけどね~」


ビリー『宥めるのも提督の役目じゃないか?』


ガングード『・・・たまには良いこと言うなお前』


ビリー『たまにはじゃなくて何時もですよ』


ガングード『・・・』


ビリー『何で黙るんだよ!?』


ガングード『いや~うん。』


鈴谷「自分から言うと・・・ね」


ビリー『(´・ω・`)』


        ~波止場~


長門「・・・」


ガングード『隣座るぞ。』


長門「・・・」


ガングード『俺も昔は波止場をずっと見てることが多かった。』


長門「・・・」


ガングード『昔艦娘を匿ったことがあってな。元々響って言う名前らしいんだが、俺のところ来たときはヴェールヌイと言っていた。』


長門「・・・響?」


反応からして・・・


ガングード『知ってるのか?』


長門「ロシアに転属されたと聞いた。それ以降は音沙汰無しだ。」


ガングード『多分俺の言ってる奴と同一人物だ』


長門「何故、響を匿った?」


ガングード『軍から逃げたから。偶然見かけて匿った。それだけ』


長門「逃げた?そう言う奴とは思えんが。」


ガングード『俺も詳しくは知らん。事情を聞いて匿っただけだ』


長門「同情でもしたのか?」


ガングード『間違っちゃいないな。俺も軍を逃げたことがある。いや出ていったの方が正しいな。傭兵になった理由もそれだ』


長門「響は今どうしてる?」


ガングード『沈んだ。レ級と戦って』


長門「・・・」


ガングード『あれは恐ろしかったな。響が居なかったら沈むのは俺だった。』


       ~数年前~


ガングード『・・・全く何時になったら来るんだ?』


ビリー『遅いな。』


響『・・・嫌な予感がする』


ガングード『・・・俺もだ』


ビリー『一応私服武装組を待機させてる。』


ガングード『了解』


だが・・・不安だな。いくらなんでも遅すぎる。もしかしてバレたか?


そんなときだった。


ドォォォォン!


市民『キャァァァァ!』


ガングード『何事だ!?』


傭兵A『こちらハッカーどうやら深海棲艦が出現した模様』


ガングード『級は?』


傭兵A『レ級の変異種かと』


ガングード『変異種?レ級のだと!?』


傭兵A『間違えありません』


ガングード『・・・』


・・・ヤバイな。


目の前には少女がいた。周りには親が見えない。逃げたか砲撃されたかそんな中少女にレ級が近づいてった・・・考えるより先に動いてた。


ガングード『オラァ!』バキッ!


レ級?「!?」


思いきり殴り飛ばしたけど


レ級?「・・・」ニタァ


全く効かなかった。


長門「・・・その少女ってまさか・・・」


ガングード『ユキだ。』


長門「・・・」


ガングード『あいつが選んだ。』


レ級?「・・・」ヒュン!


そいつはとても早かった。俺の知ってるレ級とは全く違かった。そして気づいた頃には


ガングード『!?』


レ級?「キシシ!」ビタァン!


上空高くから叩きつけられてた。


レ級?「ツマンナイ・・・」ガチャ!


ガングード『!?』


そしたら響が


響『ガングード!』ガチャ!ドォン!


爆発と共にレ級が離れた。そこに


響『・・・はぁ!』飛び蹴り


レ級?「グェ!?」


ガングード『ヴェールヌイ!?』


響『皆を避難誘導して。』


ガングード『ヴェールヌイ!何するつもりだ!』


響『・・・良いから。早く。』


ガングード『駄目だ!行くな!』


響『・・・良いんだよ・・・いままで匿ってくれててありがとう。』ニコッ


あいつは死ぬのを恐れただろうな・・・そのあと艦娘がやって来てレ級と交戦した。逃げられたらしい。その後・・・


艦娘『私たちの仲間ではない艦娘の遺品と思わしきものが見つかった。お前なら何か知っているんじゃないか?』


ガングード『知り合いのものだ。』


艦娘『なら、お前が持っているべきだ。』スッ


ガングード『・・・ありがとう。』


そう言って俺は遺品を受け取った。


ガングード『それがこれだ。』


長門「連装砲か。」


ガングード『あぁ。』


長門「・・・実は私も前任のせいで妹が亡くなった。その時前任は」


        ~数年前~


長門「・・・第一艦隊帰投しました。」


前任「どうなった。」


長門「海域制圧完了しました。ですが、戦艦陸奥が轟沈しました。」


前任「・・・そうか。お前の今後の活躍に期待する。」


長門「・・・」


前任「艦娘はいくらでも代わりがきく。そう落ち込むな。」


長門「・・・・」


ガングード『そんなことがあったのか。』


長門「今ではその海域もまた奪われた。陸奥の犠牲は何だったんだ・・・!」


ガングード『・・・そうか』


長門「・・・お前は艦娘を何だと思ってる?怪物か?道具か?」


・・・前任は道具としてみてたんだろうな・・・


ガングード『俺は怪物や道具だなんて思ったことは無い。一人の人間として見ている。』


長門「・・・」


ガングード『俺だけじゃない。ユキやビリーもそう思ってるはずだ。』


ビリー・・・うん。きっと大丈夫なはず。頭のネジ吹っ飛んでるけど流石に大丈夫だと信じている。


長門「・・・」


ガングード『・・・さ、そろそろ夕飯の時間だ・・・今日の晩飯なんだったかな?』スタスタ


長門「今日は確かカキフライだぞ?」


ガングード『カキフライか~・・・(´・ω・`)』


長門「・・・カキフライ嫌いなのか?」


ガングード『嫌いじゃないがな~好きじゃない。一回当たってな。』


長門「あぁ~・・・それは辛いな。」


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2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-06-14 20:12:38 ID: pJEkwOiZ

ガングー「ド」なのはわざとなのかな?

2: 大根ポン酢 2018-06-14 20:34:26 ID: Lyrljdx9

(^・ω^)1番さんコメントありがとうございます。はい。本来は直すつもりでしたが、同じ名前の戦艦が居るのを思い出してこのままで良いんじゃないかという結果になったので・・・わざとです。


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