2018-06-21 20:21:59 更新

前書き

注意事項

たまに混じる語録

でちのないでち公

キャラ崩壊


着任


深海棲艦との戦争が激化するなか、一人の市民が艦娘になった。


58「えーと・・・確かこの辺に鎮守府があるはず・・・」


今、私は市民から艦娘の才能有りとされ、潜水艦として着任することになった。私個人としては嬉しかったのだが、親には猛反対され家族会議でも決まらず数日後突然OKが降りた。なんでも着任予定のところから提督が来たとか。え?何で嬉しいかって?・・・それは


妖精「伊58大好きミリオタだから!」


58「思考を読まれた!?」


妖精「こっちこっち」


何か小さい人?が指を指している。


58「着いていってみるか。」


        ~鎮守府~


58「・・・ここが鎮守府か~」


???「どうも。」


58「!?」


???「そんなに驚くか・・・」(´・ω・`)


妖精「あ、提督さん」


58「提督さん?」


提督「どうも。提督です」


58「どうも。潜水艦伊58です!」敬礼!


提督「こちらこそよろしく。」敬礼!


58「他の方はどうしたんですか?」


提督「鎮守府内で待ってる。」


58「そうなんですか?」


提督「まぁそんなに人数居ないけどね。」ガチャ


58「!」


新艦歓迎会と書かれた看板と共に料理が並んでいた。


58「これは・・・」


???「着任おめでとう!」ギュ~


58「!?!?!?」


提督「おいおい。古鷹。58が困ってるぞ。」


古鷹「む~」


提督「まぁここの鎮守府の古鷹はこんなんだ。」


古鷹「こんなんって何さ!こんなんって!」ポカポカ


提督「事実だろ」


古鷹「・・・」ぷくー


提督「そう怒ること無いだろ。」


・・・手慣れてる・・・


???「zzZ」


提督「んでこいつが加古・・・」


???「zzZ」


寝てる・・・


提督「・・・・」E目覚まし


???「zzZ」


提督「・・・よーし目覚まし準備ok」


???「わぁぁぁぁぁ!?」


あ、起きた。


???「それ鼓膜死ぬ!てか新しい仲間てまだ?」


どんだけ音大きいの!?


提督「もう新しい仲間来てるからな!?何時まで寝惚けてんだよ!」


加古「加古ってんだぁ!よろしくぅ!」


58「伊58です。よろしくお願いします」ペコリ


他にもいろんな人が居るなぁ・・・


提督「皆!改めて紹介する。この子が伊58だ。皆、仲良くしてやってくれ。」


一同「888888」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ


拍手と共に歓声が聞こえる。かなり歓迎されてるみたいだ・・・ん?


???「・・・」凝視


!?!?何か古鷹さんと同じ気配がするよあの人!!


提督「・・・まーたながもんになってるよ、あいつ。」


58「ながもん?」


提督「あいつは戦艦長門だ。」


58「長門!?」


たしかビック7の・・・


提督「何時もは良い奴なんだがな・・・発作でながもんになってる。」


58「発作!?」


提督「あぁ。ちなみに駆逐艦を見ると治る。」


・・・賑やかだなぁ(白目)


提督「・・・」ソ~


58「提督?」


提督「!?」


58「何処行くんですか?」


提督「・・・別に?」


・・・とか言いつつそっと移動しよとしてる・・・


58「・・・」ジー


提督「・・・」スススッ


古鷹「は~い。逃げない逃げない。」ガシッ!


提督「あぁ逃れられない!(カルマ)」


あ、引き摺られてった。


加古「あいつ割と人付き合い悪いからな~」


58「そうなんですか?」


加古「私たちが来たときも紹介したらパッパと居なくなっちゃったし・・・私達の事を嫌ってる訳じゃないらしいけど・・・」


・・・て言うか古鷹さんを止めなくて良いのだろうか・・・


古鷹「~♪」提督を酔っ払い組のところに引き摺り中


提督「シニタクナーイ!」


加古「・・・まぁ、あいつならあの中でも気づけば居ないからな。」


・・・このあと本当に居なくなってました。


       ~夜鎮守府前~



提督「・・・懐かしいな。昔、これをお前は愛用してたな。」


・・・彼は夜空を見て、魚雷発射管を持ちながらそう言った。


提督「新しい潜水艦が来たんだ。そいつに持たせてやっても怒んないよな?」


そう言うが、何も聞こえずただ冷たい風が彼に吹き付けるだけだった。


   

酒は飲んでも飲まれるな


0時を過ぎた頃。


隼鷹「ヒャッハー!」


古鷹「うぇーい!wwwwwwww」


58「・・・」


うるさい・・・


加古「久々の新艦歓迎会だからね~。まぁそろそろ提督に怒られるんじゃ・・・」


提督「おーい。お前ら寝ろよ。」


加古「あれ?怒んない。」


提督「んな何時も怒ってるみたいな言い方すんなよ・・・俺だって怒んないことだって」


隼鷹「ギャハハハハハ!wwwwwww飲むぞぉぉぉぉ!」


那智「zzZ」


古鷹「wwwwwwwww」


提督「・・・」(#^ω^)ピキピキ


あっ(察し)


加古「に~げよ」ダッ!


\ウワァァァァァァァァ!/


空母と重巡の断末魔が聞こえたのは言うまでもない。


        ~翌日~


提督「どうだ?」


58「・・・悪くはないかな?」E 61cm五連装(酸素)魚雷


提督「多少傷が有るが、性能に問題はない。」


・・・かなり使い込まれてた物なのかな?


58「これ、前誰か使ってたんですか?」


提督「・・・・昔な。まぁそんな話はどうでも良いんだ。早く行ってこい。皆待ってるぞ」


58「はい!」ダッ!


提督「・・・」


提督(・・・何となくあいつに似てるんだよな・・・所々)


       ~数時間後~


古鷹「第一艦隊旗艦古鷹。作戦報告に参りました。」ガチャ


提督「結果は?」


古鷹「敵主力艦隊撃破。こちらの被害は、加古小破、58中破、他は無傷です。」


提督「了解。補給後二人は入渠を」


古鷹「・・・そう言えば提督。58の事なんだけど・・・」


少し嫌なよなんが・・・


古鷹「あの子結構攻撃外れてたよ?・・・さすがに前線に出すには危険だと思う。」


提督「・・・分かった。その事については考えておく。」


・・・やっぱり・・・


提督「・・・」


長門「悩み事か?」


提督「・・・扉から入れよ。」


長門「擬装が引っ掛かってな」


提督「窓でも引っ掛かると思うんですけど(名推理)」


長門「・・・何時から擬装が仕舞えないと錯覚していた?」


提督「最初からしまって扉から入れ。」


長門「(´・ω・`)」


提督「・・・で、何で俺が考え事してると思ったんだ?」


長門「顔に出てた。」


提督「・・・マジか」


長門「良ければ相談に乗るぞ?」


提督「・・・何か58がさ~・・・401に見えた。雰囲気と言うか何と言うか・・・」


長門「雰囲気?」


提督「93式酸素魚雷担いで皆のところに向かう様は明らか401に見えたな。」


長門「・・・確かに・・・一瞬401がこちらに向かってきてようにも見えた。」


提督「・・・そして編成案だ。58の被弾が多いときいたが・・・」


長門「本当だ。御世辞にも雷撃も上手いとは言えなかった。」


提督「・・・やはり前線にはまだ出せないな。鎮守府哨戒任務でも任せるか。」


長門「それが良いだろうな・・・」


58「・・・」盗み聞き中


       ~消灯時間後~


提督「眠い・・・」


見張りは大変だな・・・


提督「ん?」


・・・演習場の電気がついてる・・・誰かいるのか?


提督「・・・調べてみるか。」


・・・鍵は・・・


提督「おっ開いてんじゃーん!」ガチャ


・・・隼鷹の没になった夜間航空攻撃作戦の訓練とか?いや、あいつ止めるっていってたしな・・・一体だれが・・・


提督「・・・」ヒョコッ


58「・・・」魚雷装填!


58「・・・」発射!


的「」ドォン!


提督「・・・」


・・・そうだ


        ~調理室~


提督「提督と!」


提督「ウッシの!」ウラゴエ


提督「簡単クッキング!」


提督「いぇ~い!」ウラゴエ


提督「・・・虚しいな。何作るか・・・単純におにぎりで良いか。」


パッパと握って・・・ツナとか入れとくか?


提督「出来たぁ!ラップでくるんで・・・皿に乗っけてと」


        ~演習場~


58「・・・」潜水中・・・


集中・・・集中・・・よく狙って・・・


58「!」発射!


的「お疲れですか?」miss


58「・・・」


このままじゃ編成はずされて・・・最悪解体・・・


58「はぁ・・・」浮上


・・・ん?おにぎりと・・・手紙?


58「・・・誰かいるの?」


\ダレモイマセンヨー/

 (妖ω精)


58「妖精さんしかいない・・・妖精さんが作った訳じゃなさそうだし・・・とりあえず手紙読んでみよう・・・」


手紙『差し入れです。好みがよく分からなかったから、少しだけツナおにぎりがありますが、後は全部塩です。無理はしないでね?』


58「・・・誰か分からないけどありがとうございます!」モグモグ


提督「・・・」ヒョコッ


58「美味しい!」


提督「・・・良かった。」


58「?声が聞こえた気が・・・」


シーン


58「・・・気のせいか。」


         ~翌日~


58「・・・気づいたら演習場で寝てた・・・」


提督「まぁ今日は出撃は無しだ。昨日は初出撃で疲れてたんだろ。自室で寝てると良い。」


58「・・・了解。」ガチャ


提督「・・・どうするべきか・・・」


長門「どうした?」


提督「近くに深海棲艦本拠地襲撃任務があってな。」


長門「・・・」


提督「言って数ヵ月後・・・少し先だが、鎮守府の全戦力を投入しろとの命令だ。」


長門「・・・」



提督「轟沈者は出るだろうな。また同じことを繰り返すのか・・・大本営は・・・」


長門「・・・」


前回も多大な犠牲をだしたにも関わらず、残った数少ない深海棲艦が増殖し、振り出しに戻った・・・


長門「そうか。」


提督「俺としても参加はさせたくない。だが強制である以上参加せざるおえない・・・」


長門「・・・では私も鈍った感覚を戻すために訓練でもするか」ブンブン!


提督「おう。行ってこい」


長門「あぁ。」ガチャパタン


提督「・・・妖精さん、例のあれって準備はちゃんとしてある?」


妖精「勿論。試験済みだよ。後は作戦開始を待つだけ。」


提督「・・・そうか。」よっこいせ


妖精「出掛けるの?」


提督「ちょっとね。」


        ~波止場~


提督「・・・」


提督『・・・必ず帰ってきてくれ。』


401『分かってる。絶対また帰ってくる。』


提督『・・・行ってらっしゃい』


401『行ってきます!提督!』


提督「・・・」


提督『・・・・』


長門『すまない。私の不注意で・・・』


提督『・・・・』


長門『・・・失礼する』パタン


提督「・・・」


古鷹『・・・なんとか敵を追い払った頃にはこれしかなくて・・・』


提督『そうか・・・』


古鷹『・・・どうする?これ・・・』


提督『俺が責任もって取っておく。あいつが何時帰ってきても良いように』


古鷹『・・・』


提督「・・・」


加古『いい加減認めなよ!もう401は轟沈したって!』


提督『・・・』


加古『提督!』


提督「・・・」


58「どうしたんですか?」


提督「・・・58か。」


58「綺麗ですよね。ここ」


提督「・・・」


58「昔、この鎮守府に入ったことがあったんだ。」


提督「・・・頻繁にあった子供の鎮守府侵入事件の犯人お前か」


58「その頃からこの景色は好きだったんだ。」


提督「・・・」


58「艦娘が出撃する後ろ姿、水平線に夕陽が溶けていく様・・・どの光景も好きだった。」


提督「・・・」


58「その時、とある艦娘が目に止まったの。爆撃機を積んでる、褐色の肌をした潜水母艦。」


提督「・・・401か」


58「あの姿に憧れて、私は艦娘になりたいって思ったの。」


提督「・・・」


58「思った以上に辛かった。目の前で味方が砲撃されたり、機雷が飛んできたり・・・覚悟はしてたんだけど・・・とても怖かった。」


提督「・・・」


58「でも後悔はしてない。」


提督「?何故だ?」


58「とても優しい人がいるから。先日のおにぎりの差し入れ、提督でしょ?」


提督「・・・気付いてたか。」


58「何となくね。そんな提督のためなら、頑張れる。」


提督「・・・そうか。」


58「これからも宜しくお願いします。提督!」


提督「こちらこそ。」


その後も58は訓練を頑張った。作戦開始する数ヵ月後には、長門も認める実力になっていた。


       ~作戦開始前~


提督「行ってらっしゃい。」


長門「心配するな。私に任せていろ。」


古鷹「そうそう。」


加古「今度こそ終わらせてくるよ。」


58「待っててね。提督!」


提督「おう。」


・・・皆行ったな。


妖精「・・・本当に良いの?」


提督「何が?」


妖精「逃げなくて」


提督「皆戦ってるのに、俺一人逃げるわけにはいかねえって・・・」シャッ!


妖精「・・・昔から、変わらないね~。」


提督「そんなバカな俺に最後まで付き合ってくれるか?」


妖精「勿論。」


提督「にしても色々来てるねえ・・・」


妖精「そりゃ、ここ司令部だからね。手薄になりゃ襲われるでしょ」


タ級「シズメ!」ガチャ


提督「早速来たね」


タ級「」ドォン!


提督「ハィ!」ズバァ!


タ 級「」


妖精「凄い切れ味・・・」


提督「手入れは欠かしてないからな。」


妖精「深海棲艦まで切れる?普通」


提督「気合い次第だろ。」


戦艦棲姫「ミナゾコニ・・・シズメ!」


提督「それしか言えんのかこのサルゥ!」ズバァ!


戦艦 棲姫「」


妖精「」((( ;゚Д゚)))


提督「この程度か。だけど・・・」


深海棲艦の群れ「」ザァァァ!


提督「どこまで持つか・・・」


妖精「中枢さえ倒せば、後はもう消えちゃうんだけどね~・・・」


      ~深海棲艦本拠地~


中枢「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドォン!ドォン!ドォン!


長門「フン!」バキィッ!


中枢「ッ!」ブン!


長門「ハァ!」バシッ!


中枢「クッ!」


古鷹「くらえ!」ドォン!


中枢「グァッ!」中破


長門「三式弾装備!必殺!三式鉄鋼拳!」


中枢「グァァァァッ!」大破


58「・・・魚雷装填!発射!」バシュッ!


中枢「ソウカ…ウマレタ リユウヲ…ナシトゲタノダナ……。そうなのね……気持ち…わかる…」轟沈


        ~鎮守府~


提督「・・・!」


妖精「深海棲艦が消えてく・・・?」


提督「おい・・・なんだあれ?・・・」


潜水棲姫の様子がおかしい。ヒビが入り何かが出てきそうだ。


提督「・・・開けてみるか。」バキィッ!


401「・・・」


提督「401か!?」


妖精「急いで運ぶよ!」


       ~数日後~


提督「まだ起きないか・・・」


401「・・・」


58「・・・」


妖精「・・・壊れてる箇所もないから近いうちに蘇るはずなんだよ・・・」


401「・・・」パチッ


提督「起きたか!?」


401「提督!?」


提督「良かった!本当に良かった!」ギュー!


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crazyさんから
2018-10-12 18:18:43

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crazyさんから
2018-10-12 18:18:44

このSSへのコメント

4件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-06-21 15:01:30 ID: CVy0d2yR

潜水艦と戦争してるの?

2: 大根ポン酢 2018-06-21 20:21:37 ID: SlGuMf0-

(^・ω^)一番さんコメントありがとうございます・・・誤字です。ごめんなさい(´;ω;`)

3: crazy 2018-10-12 18:19:21 ID: Zxk9AKZr

また1つ良いSSを見つけてしまった
...

4: 大根ポン酢 2018-10-15 19:13:29 ID: aRchsKy8

(^;ω;^)三番さんコメントありがとうございます。
そう言ってくださるととても嬉しいです!


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1: crazy 2018-10-12 18:20:03 ID: Zxk9AKZr

艦娘への[愛]を感じますね


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