2018-07-27 09:46:26 更新

概要

設定は鎮守府を攻められ、ボロボロの鎮守府に嫌気がさした提督が気分転換に旅行に行くお話です。
ガバガバ設定ですがどうぞよろしくお願いします。


前書き

まだ駆け出の素人なので、こうした方がいいなどの意見を言ってもらえたら、嬉しいです。
暇つぶし程度に呼んでいただけると嬉しいです。
誤字などが目立つと思いますが、そこは目をつぶってくださればなと・・・


始めて書くのですっごくグダグダとしていますが、ご了承ください。

注意として、キャラ崩壊しています。むしろ崩壊してないキャラがマレです。これでも艦これは長いことやってるんですがね・・・


日に日に読みやすくなるように改良していますが、それでも素人なので、ご了承ください。

・・・

・・



提督「あ・・・。そうだ、京都に行こう。」(´・ω・)


大和「は?」ギロッ


 こえぇ!こえーよ!不知火でもそんな目しないぞ!俺じゃなかったら漏らしてるぜ・・・俺も少し漏れた


提督「いやいや?この前の奇襲の事をお偉いさん達に報告しないとじゃん?それが怠いから、京都旅行でも行ってパーッとやろう」クワッ


大和「えぇ…」(-"-)


提督「あーあーマイクチェックマイクチェック。京都行きたくなったから準備しろ。

そうだな…明日でいいか?京都に二日間滞在し、帰りに広島の呉によってから帰宅する」( ・´ー・`)


大和「あの…明日って早くないですか?まだ鎮守府全体の修復も終わっていないのに…」( ゚Д゚)


提督「そうなのかー」_(:3」∠)_


大和「・・・」(#^ω^)イラァ


提督「そうと決まれば、班分けとか考えないとな~なんせ84人も艦娘が居るからなw」(ΦωΦ)フフフ…


大和「全員連れて行くんですか!?」( ゚Д゚)ウソォ


提督「え?そうじゃなきゃダメだろ?みんな連れて行かないと不公平だし

それに俺がその後何されるかわかったもんじゃない。」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


 けものは居ても のけ者はいないってところだけが好きなんだよな・・・俺はけものフレンズ見たことないんだけどね


提督「そう言うことだから大淀。大至急大本営への伝達と、メンバー編成そして旅行の準備に取り掛かってくれ。」キリッ


大和「居たんですか!?」Σ(・ω・ノ)ノ!


 居たの!?呼んでみただけなのに!エスパーか何かなのか?大淀は!?


大淀「今来たところですよ?放送で大体の内容を把握しましたので、わざわざ来る必要もないんですけどね」(´-ω-`)


大淀「それで?本当に京都旅行に行こうとお思いですか?」(# ゚Д゚)クワッ


提督「お・・・おう!もう毎日毎日復旧や始末書でキツイのに、お偉いさんと電話で・・・キツイ!」(´・ω・)


 これは説教されて、京都に行けないパターンだな・・・今回ばかりはダメそうだな。みんなには何て言うか・・・


大淀「分かります!最近は特にダル…面倒ごとが多すぎますからね。正直もう書類なんか見たくないです」(`^´)プンプン


 あれ?許されたぞぉ?ってか大淀って大本営所属だから絶対になんか言われると思ったのに・・・


大和「嫌だこの鎮守府」(´;ω;`)グスッ


 やっば!大和のキャパが超えた!?


大淀「提督がクソ過ぎて、大和さん泣いたじゃないですか!邪魔なので煙草でも吸ってきてください」シッシ


提督「俺のせいか?」そそくさ


 oh淀さんありがとう!この場は任せた!


大淀「大和さん?あれで提督は気を使っているつもりなんですよ?あの日・・・我々はかなりの痛手を受けました。幸い轟沈した艦娘はいませんでしたが、大破や中破が半数以上。上手くこの事態を回避できたんじゃないかと、嘆なげいていたんですよ」フフッ


大和「何が関係あるんですか?」グスッ


大淀「せめてもの罪滅ぼしのつもりなんでしょうね。もっといい指揮官だったら、こんなことにはならなかったって」フフッ


大和「・・・」


大淀「暗い話をしてしまいました。私は指示に従って動きますので、引き続き秘書官の仕事を頑張ってくださいね?」フリフリ


大和「京都か・・・」ボソッ


 喫煙所までとおいんだよなぁ~まぁ行く間にいろんな子と話せるから好きなんだけどね。

でも喫煙所近くで呼び止めるのは止めて欲しい


赤城「提督。京都っておいしいですか!」ワクワク


提督「赤城よ・・・京都は美味しくないぞ?割と福岡の方が飯は美味いのかもしれんな。」アハハ


赤城「なら福岡に行きましょう!美味しいもの食べて士気しきを上げるべきです!」フンス


神通「赤城さんは食べることが本当にお好きなんですね。」フフッ


長波「福岡と言えば、提督の実家じゃなかったのか?」( ̄▽ ̄)ノ!


提督「ん?俺はお前らにそのこと言ったか?」(。´・ω・)?ハテ?


長波「いんや?大淀さんから聞いたんだよ。」( ̄▽ ̄)アノヒトハ、ナンデモシッテルナァ


提督「あの清楚系ビッチが」(# ゚Д゚)オシャベリメガネ!


神通「あの・・・京都に行って何をするんでしょうか?」


提督「湯豆腐食いたくね?」( ・´ー・`)


赤城「食べたいです!!」クワッ!!


提督「素直でよろしい!俺ちょっとタバコ吸いたいからさ」


 俺は手でジェスチャーをしてみせたが


長波「タバコぐらい気にすんなよ。すいたいなら吸えばいいじゃんか」ナニヲイマサラ


提督「俺が気にするの。ほらいったいった」シッシッ


赤城「なら提督楽しみに待ってますね。」ウフフ(*´p`)


長波「私も準備しないとな~町にでも行くかな。」タノシミダナァ~


提督「神通?俺はタバコが吸いたいんだが?」ナニシテンノ?


 一人だけ動こうとしない子が居た。


神通「まだ質問に答えてもらっていませんので。なんで京都に行くんですか?」真顔


提督「言ったろ?急に京都に行きたくなった。それだけだ」


神通「はぁ・・・相変わらず嘘をつくのが下手ですね・・・」マッタク・・・


提督「・・・お前には敵わないな」ナゼワカルンダ?


神通「えぇ。これでも初期の頃からいますから。」フフフ


提督「京都に決めたのは俺が好きだからだ。もし京都が嫌なら他のところにに変えるが?」

フクオカ?・・・ソレトモ、オオサカ?


神通「私は提督が行くところにお供ともしますよ」ドコデモイイデスヨ?


提督「そろそろマジでタバコ吸いたいから。あっち行ってろ」シッシッ


神通「ホント・・・不器用な人ですね」アキレ


提督「うっせ」苦笑い


提督「煙草っていいよな。吸うとスッーってして、なんかドーでもよくなる。

最近値上がりが激しく、海外では馬鹿にならないぐらいの金額らしい

最近はタバコ吸わない人が増えてきてるから喫煙者たちの肩身が狭いが仕方ないことだ」


山城「上官の独り言を聞くなんて不幸だわ・・・」フコウダワ


提督「山城じゃん?どうした?吸いに来たのか?」ステータス上、不幸ジャナイダロ?


山城「私はタバコ辞めましたし。仕事サボって油うっててもいいんですか?大淀に怒られますよ?」タクサン㋴ヲツカワレマシタカラネ


提督「大和が泣いちゃってな?追い出されたところなんだわ。」アルイミ、コウウン?


山城「大和も不幸ね」アルイミネ・・・フコウダワ


提督「タバコじゃないならどうしてここに来たんだ?さてはお前もサボりか?」フコウフコウイットケバ、イイトオモウナヨ?ww


山城「扶桑ねーさまみませんでしたか?」ドコヲサガシテモイラッシャラナイノデ・・・


提督「扶桑?演習も出撃もできる状態じゃないから、誰かと話でもしてるんじゃないのか?」

イセカヒュウガト、イッショニイルンジャナイカ?


山城「それもそうですね。ではねーさまを探しに行きますので。」デワ


提督「あいつもわからない奴だな~」フシギチャンダ


大淀「てーいーとーく」マダイタ!


提督「ん?どうした大淀?」ムネガナイカラ、ユレテイナイナ・・・


大淀「大本営への伝達と、メンバー編成。そして京都での旅館の手配を終えました。」ヘンナコトオモッタデショ?


提督「おぉ!相変わらずの速さだな。今からグラウンドにみんなを呼んでくれ。貴重品をもって来ることを伝えろ。」イエ・・・ナニモ


大淀「分かりました。時間はどうなさいますか?」ハァ・・・マァイイデスケド


提督「今が10:00だから、30分後でいいか?」キュウスギカ?


大淀「起床してから大分時間もたっていますし。それに貴重品を取りに行くだけですので大丈夫かと」


提督「そうか・・・なら先にグランドにいるから、放送で伝えてきてくれ」


大淀「分かりました。すぐ放送しますね


提督「ボチボチグラウンドにいこうかねぇ~」


  10分後


大淀「皆さんこんにちわ大淀です。今から20分後にグラウンドに集合してください。

明日の京都旅行について提督から連絡があるそうです。各員貴重品をもって来てください。

繰り返します。今から20分後にグラウンド集合。貴重品をもって来る事を忘れずに。」


  20分後


 ぞろぞろ~  がやがや~


   ぞろぞろ~


        そわそわ~


霧島「マイクチェックワンツー。よし!司令?どうぞ。」フンス


提督「それいちいち言わないとダメ?」ギモン


霧島「えぇ!霧島のアイデンティティーですので」アキラメテクダサイ


 色々言いたい事があるが、まずは明日の連絡を優先すべく、マイクを受け取った


提督「みんなに集まってもらったのは明日の連絡をするためだ。急で申し訳ないがすぐに終わるから聞いててくれ」イケボ


 俺は大淀から受け取った書類は、宿泊する旅館などが事細かく書いてあった。

俺はこの完璧な書類を読み上げるだけだったのだが問題が生じた


提督「今から移動方法を説明する。今回は電車と提督の車だ!・・・俺の車?」


霧島「どうかなさいましたか?司令?」


提督「大淀!これはどういうことだ!?」チョ!?キイイテナインダケド!?


大淀「仕方なかったんです。この人数を一気に運ぶには時期が悪かったんです・・・」イチニンシタノハ、アナタデショウニ・・・


提督「寄りにもよって、俺の車って!?軽だぞ!?何時間かかると思っている!?」ソウダケド!ソウナンダケド!!


大淀「そういわれましても・・・電車の席にも限りがありますし・・・」アタリマエデショウ?


提督「それはそうだが・・・」デモナ・・・ウーン


大淀「効率が悪いので、私が読み上げますね。」マッタク、ツカエナイヒトデスネ


 大淀が俺の代わりに明日の連絡をしている間、明日どうやって京都まで行こうか考えていた。


大淀「最後に提督からお話があるみたいなので、聞いてください」


提督「旅行は帰って来るまでが旅行だ。くれぐれも事故の無いように解散!俺の車で行く者は残ってくれ」


 車組以外の艦娘が、グラウンドから退場する。みんなこれから町に行って買い物などをするんだろうな。


提督「集まったか?」


大淀「はい。全員いますね」


集まったメンバーは、大淀・翔鶴・大和


提督「集まってもらって悪いが、車組は明日福岡から京都に向けて出発する。買い物等は福岡でしてくれ。」


提督「それはいいんだけど・・・なんでこのメンバー?」


大淀「この前の功労者メンバーです。」フンス


提督「自分で言うのな。」サスガダワ


大淀「えぇ!とっても大変だったんですから!」モットヒョウカサレルベキ!


提督「翔鶴と大和は、今から準備してきてくれ。準備出来次第出発しよう。出来れば三人で一つの旅行鞄にしてくれないだろうか?

軽じゃ全員分は載せられないからな。」


翔鶴「分かりました。では、準備に取り掛かりますね?」ナントカガンバッテミマスネ?


提督「俺も準備しないとな。」ジャカイサン


 11;35頃


提督「準備できただろうか?」


提督(おーい。準備できたか?)


 今の世の中いいよな。ライ〇やツイッタ〇などで簡単に連絡取れるからな。

俺がガキの時なんか、固定電話やその日。または前の日に遊ぶ約束していたが、時代は変わりゆくものだな

俺は友達いないから、ラ〇ンとか入れてるだけでほとんど使ったことないが


 ピロリン


翔鶴(はい。準備が終わりましたので、今から伺おうとしていたところです。)


提督(了解。なら表で待っていてくれ。車取ってくる)


提督「さて、行きましょうかね。」ヨイシット


 久々の京都旅行。高鳴る気持ちを抑えられずにいた。


提督「おう。さっきぶり」ヨ


大淀「提督遅いです。」プンプン


提督「すぐ来たんだがな・・・」ソウイウナッテ・・・


 移動中の会話


提督「にしても、よく旅行鞄一つで三人分の着替えとか入ったな。」フツウムリジャネ?


大淀「私が居るんですから、当然です」( ・´ー・`)


提督「てっきり大和のPADで場所圧迫してるのかと思っていた」ムダニデカイダロアレ?


大和「な!?PADなんてしていませんから!!」チョ!?ナンデシッテルn・・・


提督「え?なんだって?」難聴


大和「んぬぬ」


翔鶴「提督?あんまりからかってはいけませんよ?」アハハ


提督「そうだな。悪い悪い」ハッハッハ


大淀「すっかり尻に敷かれてる感じですね」ヨメツヨイ


翔鶴「そ・・・そんなんじゃないんですけど・・・」チ・・・チガイマスヨ?


提督「お。分かる?こう見えて翔鶴怖いんだよ」ヤンデレデサァ~


大淀「あらあら。何なら、今からでも私に指輪渡してくれてもいいんですよ?」


翔鶴「!?」


大和「それなら、燃費の悪い超弩級戦艦に送るっていうのはどうでしょうか!!」ワタシトカ・・・ボソッ


提督「こんな風に言われるなんて、人生長く生きてみるもんだな」


翔鶴「もう!提督なんて知りません!」プンプン


提督「ちょいと悪ふざけが過ぎたようだ」クククッ


大淀「私も悪乗りしちゃいましたからね。それにしても大和さんがノッてくるなんて、正直驚きましたよ」ヤリマスネェ~悪い顔


大和「え・・・えぇ。楽しい旅行だから少し羽目が外れちゃったみたい」///


提督「なぁ大淀?ずっと気になっていたんだが?」チョイトイイカイ?


大淀「なんですか?」ドウシタンデスカ?


提督「なんでお前が、助手席に座っているんだ?普通は、翔鶴(嫁艦)が助手席じゃないのか?」ハヨカワレ


大淀「何言ってるんですか?私が第一ナビですから助手席に座るのは当たり前でしょ?」テイトクハ、ホウコウオンチデスカラネ


提督「いや・・・カーナビあるし、お前みたいなポンコツに道教えてもらっていたら、逆に迷いそうだ」ハヨカワレ


大淀「失礼な!今に私の有能性が分かりますよ」コンナポンコツト,イッショニシナイデクダサイ


『実家に到着』


提督「実家に来るの久しぶりだな~」シミジミ


大淀「では、ご両親にご挨拶しなければ」スタコラサッサ~


提督「あ・・・あぁ。そうだな、でも、いきなり美人を三人も連れて帰ってきたら、

ビックリするかもしれないから・・・また今度な。」アハハ・・・


 まぁ、両親はとっくに他界してるが、楽しい旅行で気を遣わせたくないから、黙っとくのが得策だ


提督「何か必要な物があるのなら買いに行こうか」


 俺たちは、天神や博多駅などの時間が潰せるところに行った。

内容は割愛するが、ゲーセンでプリ取ったり、大和がパンチングマシーンをぶっ壊したり

大淀がリズムゲーが無駄に上手かったり、ラーメン食べたり、服買ったりとかだ。


 ~実家~


提督「ふぅ。かなり遊んできたな」カナリツカレタ


大淀「もう、福岡が旅行先で良かったですね。」マダアソビタリナイデスネ


提督「俺が面白くないじゃないか!!

この後だが、俺は風呂に入って、少し仮眠する。夜中京都に行く予定だから準備しとけ」アソンダアソンダ~


翔鶴「お風呂から上がるまでに簡単なものを用意しときますね?」ナニガイイデスカ?


提督「ホントか?わるいな・・・じゃ肉じゃがを食べたい」


翔鶴「肉じゃがですね?分かりました」


提督「じゃ入ってくる」


大和「あの~提督のご両親はどこにいらっしゃるんでしょうか?」スコシキニナリマスネ


大淀「さぁ?でも平日にいないってちょっと変ですね」ワタシモキニナッテマシタ!


大和「旅行でどこかに行っているんでしょうか?」フシギデスネ


大淀「深海棲艦との戦争中にですか?」フシギデスネ~


大和「う~ん・・・翔鶴さんは何か聞いていないんですか?」ハッ


翔鶴「え?・・・えぇ~っと。私にもわかりませんね」アハハ


大淀「でも、生活感があるような無いような・・・家具とかはそのまんま残っていて手入れもされていますが、

人が居た気配がまったくしませんね。これじゃまるで・・・」


翔鶴「それよりもお味噌汁の味見をしてもらえませんか?」


大淀「味見専門の私にお任せください」クワッ


大和「私にも少しください」


大和「美味しい」


大淀「そうでしょうそうでしょう」(`・∀・´)エッヘン!!


提督「なんでお前が誇らしげなんだよ」ツクッタノショウカクダロ?


翔鶴「あ!お湯加減はどうでしたか?」モウデキテマスヨ~


提督「ん?最高だった」


大和「提督が戻ってこられたので、夕ご飯にしましょう」オナカガスキマシタ


提督「相変わらず食い意地が張っているな」タクサンクットケヨー


全員「いただきます」パン


提督「ん。美味いまた腕を上げたな翔鶴」オレヨリウマイ


翔鶴「いえ、提督ほどじゃ・・・」イイスギデスヨ?


大和「え?提督料理で来たんですか?」ウソォ


提督「人並はな」


大淀「何を隠そう、翔鶴さんに料理を教えたのは提督ですからね」(`・∀・´)エッヘン!!


大和「へぇ~そうだったんですか」ナンデオオヨドサンガ、トクイゲナンダロウ?


提督「俺もたまに厨房で鳳翔とかと一緒に作るぞ?」ウーン・・・メズラシイノカナ?


大和「え?」


翔鶴「この前ケーキがおやつに出てきたことがありましたよね?あれは提督お手製のシフォンケーキですよ?」


大和「えぇ!?」アレヲテイトクガ!?


提督「まぁ無理もない。大和は建造されて間もないからな。」ウンウン


提督「ごちそうさまでした。11:00には出ようと思う。各自準備をしといてくれ。」


 そう言って、俺は少し離れた空き部屋で仮眠を取り始めた


大淀「提督が眠ってしまったので、暇ですね」ナニヲシマショウ・・・


大和「私たちもお風呂に入って早めに寝ましょうか?」テイトクニモイワレマシタシ


翔鶴「すいません。お先にお風呂に入らせてもらいますね?すぐ出るから・・・」


大淀「どうぞ~さてお宝でも探しますか?」フッフッフ


大和「お宝ですか?」ナンデショウ?


大淀「えぇ!〇本です!」オトコナラミンナモッテイル!


大和「悪いことは言いません・・・やめませんか?」コノカンタイダイジョウブナノ?


大淀「大和よ・・・今後の提督攻略に役立つかもしれないといっても・・・まだ私を止める気ですか?」真顔


大和「・・・。」


大淀「提督の性癖を知っておくと、後々にアドバンテージとして有効になると思うんですがね~

大和さんが探さないなら私一人で探しちゃいますけど」ワタシヒトリデモ、モンダイハナイノデ


大和「大淀さん・・・大和もお供します!」クワッ


大淀「そう言うと思っていました。私は提督の寝ている寝室を探してきますから大和さんは、本棚の裏を中心に探してください」

カナラズミツケマショウ 悪い顔


大和「えぇ分かったわ!」カナラズミツケマス 期待に満ちた顔


大淀「う~ん。ないですね・・・そっちはどうですか?」

セッカクオドシノ、ネタニナリソウナノニ・・・


大和「こっちも探しているんですが、ないですね」

テイトクノゴシュミヲ、シルノモヤマトノヤクメデス


翔鶴「何がないんですか?や・ま・とさん?」ゴゴゴゴ・・・


大和「あ・・・あの・・・」タ・・・タスケテオオヨドサン


大淀「提督の持っているエロ本を二人で探していたんですが、見つからないんですよね。翔鶴さんはどこにあるか分かりますか?」


翔鶴「そう言えば・・・私もみたことがありませんね」キョウミガアリマスネ・・・


大淀「なんと!?ならこの際一緒に探しませんか?翔鶴さんも気になるでしょう?」サンニンデサガセバ・・・ミツカルハズ


提督「お前らは・・・何をしてるんだ?」マッタク・・・


大和「提督!?起きてしまわれたのですか?」ザンネンデス


提督「あれだけゴソゴソされたら眠くても寝られんよ。」サスガニカクシテルゾ?オトコノタシナミダカラナ


大和「すいません」ザンネンデス・・・


提督「いや気にするな。風呂入ったか?」


大和「私と大淀さんはまだです。」


提督「早めに入って少しでも早く寝ろよ?かなり時間がかかるからな。」


大淀「提督!エロ本何処に隠してるんですか?」ホンニンニキクノガイチバン!


提督「俺はエロ本は持っていない。その代わりいつもPCで・・・ヒェ」ソレハダナァ~


翔鶴「いつもなんですか?提督・・・」モウイチドオネガイシマス・・・


提督「・・・。」ダラダラ・・・


提督「大和!布団は押し入れに人数分あるはずだから!それを使ってくれ。」ジヤァ!


翔鶴「提督・・・逃がしませんよ?」モウ、ニガサナイカラナァ!!


大淀「おお。おっかない」クワバラクワバラなのです


大和「大淀さんのせいですよね?」タニンゴトデハ、アリマセンヨ?


大淀「oh…私のせいデスカー?それは悪かったネー」コンゴ―デース!!


大和「アハハ・・・お先にお風呂に入らせてもらいますね」


大淀「あれから提督の姿を見たものはいなかった・・・」完!


提督「不吉なこと・・・いうなよ・・・」


大淀「あら、生きていたんですか?」キョトン


提督「あーマジ死ぬかと思った」イマノカワイイ


大淀「お疲れ様です」


提督「ちょっと休憩・・・マジ眠い」


大淀「寝ててください。運転しないといけませんからね」


提督「はぁ?元々は・・・お前のせいだろ・・・おやすみ」モウイイヤ


大淀「おやすみなさい提督。」


大淀「さて、帰ったら提督のPCの履歴でも見ましょうか」グフフ


大淀「それにしても翔鶴さんはどこまで行ったのやら・・・」ミチシッテルンデショウカ?




 11:00ごろ




提督「んぁ?今何時だ?」ンァ


携帯「今11:10」遅かったじゃねーか


提督「あ・・・やべ。寝過ごした。みんなは?」冷静


 周りを見渡すとみんな眠っていた。


提督「起こすのは可哀想だな・・・よし」オモテー


提督「さて、ここからが遠いんだよな」ハァ~


 車のエンジンをかけ出発した。途中夜中なのにもかかわらず事故のため10キロ渋滞やパーキングが近場になくて困ったりとか色々あったが割愛する。ただ第一ナビ(大淀)はこの時も全く機能しませんでした。


 08:42


 俺たちは無事京都に到着した。


提督「ん!京都はいいな!京都は!」


大淀「早すぎませんか?まだ09:00にすらなってませんよ?」


提督「俺は旅館に挨拶しに行ったりと忙しいんだぞ?でも、みんなお昼までには京都につくはずだ我慢してくれ」


提督「そうだな・・・お前たちは先に観光してくるといい。何かあれば連絡してこい」


大和「分かりました。では皆さん行きましょう」タノシミデスネ


大淀「場所によっては、衣装の貸し出しもしてくれるみたいですし、楽しみです」


 俺はみんなと別れた後、旅館に挨拶に行った。

俺たちが宿泊する宿は、駅の近くにある入口近くに竹に刺さった宿だ。近くにはBOOK OFやグルメシティがあった。


提督「すいません今日からお世話になる提督です。」ア…ドウモ


女将「はい。お待ちしておりました。」ニコニコ


 女将からチェックインとアウト時間を聞いて旅館からでた。


提督「みんなに着いたって〇インしとくか」


グループラインにて


提督(提督 大地(京都)に立つ)


デース(早かったデスネー。私たちも10時には着きますヨー)


秋雲(提督~ファーストは古いってw)


明石(あのメカメカしさがいいんじゃないですか!)


メガネっ子代表(そんなことより提督は、執務室のPCでHな動画や漫画を見てるそうですよ?)


提督(みんなこいつの言う事はたいてい嘘だから、信じないように)


提督(大淀!あとで、その眼鏡をかち割ってやるからな怒)


??(司令。メガネは悪くありません。そうメガネは悪くないのです)


提督(!?こいつ直接脳内に!?)


長波(あーうん提督も男だからな。でも執務室はダメだぞ?)


提督(長波君信じない。到着したら自由行動にしてよし。くれぐれも問題は起こすなよ?)


加賀(問題ないわ。鎧袖一触よ)


提督(なぁ?その意味ってなんだ?)


 それから既読は着くものの、返信が一切帰ってこなくなった。これって聞いたらダメなことだったのか?


提督(京都駅で待ってるから、着いたら連絡はくれよ)


 一応グルで言ったから、まじめな子が送り返してくるだろう。朝潮や時雨・・・あれ?まじめな奴って案外少ないのか・・・


提督「ちょっと早いが、に駅行こうかね」


 俺たちの止まる予定の宿から京都駅までは、そこまで遠くはない。

でも、最近の若者は5kmでも歩きたくないというからな・・・困ったものだ。

まぁ地下鉄やバスなどの交通機関も発達してるしな。今歩くという行為自体が変なんだろうか?


 ピロン


大淀(提督!京都駅の近く飲食店や大きなイオンがありますよ)


提督(お!マジで?ならみんなが到着したら、そこの近くで飯でも食うか)


大淀(いいですね!私たちは今三人でお買い物中ですよ)


提督(また買ったのか!?)


大淀(えぇ!女の子ですもん)


 女は買い物すきだなぁ・・・


提督(大淀すまんが、グルの方で昼飯の話しててくれるか?なんか誰も返信くれなくてな)


大淀(了解しました。)


 グループ


大淀(京都駅に着いたら提督がご飯をおごってくれるそうですよ)


 は?


赤城(提督が!?なら私は京都の珍味をたくさん食べたいです!)


瑞鶴(提督さんやるじゃん)


榛名(提督のお財布が破綻しても。榛名は大丈夫です。)


 さっきまで既読無視してたくせに!


提督(夜な!夜飯はおごろう!)


山城(焼き肉をなんて言わないわよね?)


提督(・・・。)


山城(不幸だわ)


 だって無理じゃん!84も艦娘が居て、そのうちの半数が沢山食うんだぞ?どんなに頑張ったって、無理です


提督(ってか、まだ付かないのか?そろそろ10時になるんだが?)


デース(oh…忘れていました。もうそろそろ着くネ)


おい・・・カレー食わねーか?(私にしんそば食べてみたいです。)


提督(スターゲイジーパイの二の舞になるぞ・・・)


榛名(榛名は、大丈夫ではありません)


霧島(私の計算では、にしんそばは、美味しく食べれそうですね)


赤城(にしんそば!?すごく美味しそうな響きですね!加賀さん)


加賀(そうね。流石に気分が高揚します)


長波(ねぇ提督?チャーハンないの?チャーハン)


提督(今度作ってやるから、京都のもの食べろよ・・・)


Richelieu(私もにしんそばを食べてみたいわね)


提督(昼飯は、好きなところで食べてみいいが、迷子になるなよ?)


夕立(提督さん!京都駅についたっぽい)


提督(自由に行動してよし。後旅館のチェックインは16:00~10:00までだから、その間までには、旅館に来るように)


千歳(チェックアウトの指定はありますか?)


提督(ない。チェックインさえ済ませれば、出入り自由だそうだ)


隼鷹(ヒヤッハー!大淀もいい仕事するねぇ~)


足柄(さぁ!飲むわよぉ~)


提督(ほどほどにしとけよ?後俺はイオンに行くから、用がある奴はこい)


 俺はふと思った・・・なんで京都駅に来てるんだろう・・・?


提督「ここがイオンか・・・でけーし人がおおいなぁ!?」


提督「うっそ!?トイザ〇スがある!?スゲー!!」


 なんで俺が驚いているかだって?福岡にはトイザラ〇が何故かないんだ。

無いは言い過ぎかもしれんが、店舗数が北九州と福岡を合わせても数店舗のみ

・・・しまいには、子供のプレゼントどこで買うん!?と言わしめたほどだ。


摩耶「何でけー声出してんだよ?」アキレ


提督「ん?摩耶か!見てみろトイザら〇だぞ!」カンドウモンダナぁ


摩耶「んなこと見ればわかるよ。何がそんなに珍しんだか」ワタシニハワッカンネーナぁ


提督「いや。俺は人生でトイザらスを始めてみたからな」コレハマジデ


摩耶「んなバカな」ソレハウソダロ?


鳥海「もう!摩耶ったらいきなり走り出すんだから!」プンスコ


摩耶「わりいわりい。提督の声がしたからよ」へっへーん


鳥海「司令官さん。おはようございます」ア!


提督「おはよう鳥海。何か用があるのか?」ドシタ?


摩耶「少しばかり早いんだけどさ、飯食わねーか?」


提督「おう?いいぞ」チョウカイニキイタンダガ?


摩耶「やりぃ」コマカイコトキニスンナッテ


鳥海「司令官さん。いきなりすいません」モウ・・・マヤッタラ


提督「気にすんな。んで?どこで食べようか?」キマッテンノカ?


摩耶「それなんだけどさ。清水寺の近くに美味しい店があるみたいなんだ」アタリマエダロ?


提督「そうなのか?俺場所分かんないから案内頼むな?鳥海もそこでいいか?」


鳥海「はい」


提督「なら、タクシー拾って清水寺に行こうかね」


 タクシーで移動中


提督「うわ・・・人が多いなぁ・・・」イヤダイヤダ


摩耶「戦争中だって言うのに、のんきな奴らだなぁ」笑顔


鳥海「たまには息抜きも大事よ?」


摩耶「んなことわかってるよ。お!あの店だ」ミツケタ


提督「客の出入りが多いなぁ。座れるのか?」オレアンマリマチタクナイ


摩耶「結構人気があるみたいだしな。ちょっと聞いてくる」マッテナ


鳥海「待って!私も」


提督「二人とも仲いいなぁ~」ホホエマぁ


 グイグイ


提督「ん?」ダレダ?


GambiaBay「admiral!ここ人が多い!無理無理むりぃ!」グスッ


提督「ベイ?どうしてここに?Richelieuとはぐれたのか?この人の多さだ仕方ないさ」ヨシヨシ。ナクナナクナ


GambiaBay「Richelieuと連絡とってるんだけど、場所が分からないから・・・」


提督「あー来たことないもんな。待ってろ今呼ぶから」PrPr


 ~電話~


提督(おーい。GambiaBayと今一緒にいるんだけどさ~)


Richelieu(Bayと!?今どこいいるの?)


提督(清水寺の坂のところの飯屋)


Richelieu(めしぃ!?」)


提督(そうそうめしぃや)


Richelieu(でも、かなりお店があるから、全然わからないわね。)


提督(ですよね~どうすっかな)


鳥海「どうかされましたか?」キョトン


提督「お?鳥海か?ちょっと待っててくれ」アァソウダ!


提督(Richelieuすまん。少し待っててくれ。このままつなげたままでいいか?)


Richelieu(えぇ。大丈夫よ)


提督「鳥海土地勘あるか?」


鳥海「土地勘ですか?あんまり自信はありませんね」スイマセン


提督「それもそうだな・・・あれ?Bayは!?」


鳥海「GambiaBayなら、摩耶と話してますよ?」アッチデ


提督「そうか。ならよかった」ホッ


鳥海「私は道などが分かりませんが、摩耶ならわかるかもしれませんね」モシカシタラ


提督「摩耶が?」ナンデ?


鳥海「はい。このあたりの事を、調べていたのも摩耶ですので」スコシハワカルカト


提督「そうか。摩耶を呼んできてくれるか?」


鳥海「はい」


提督(すまんRichelieu。もう少し待っててくれるか?)


Richelieu(えぇ。それよりSensにもいっぱい種類があるわね~)アレモ!コレモイイワネ~


提督(なぁ?Bayの心配してるか?)


Richelieu(えぇ。もちろんよ?Bien sur)


摩耶「提督?どうした?」


提督「Bayが迷子で、Richelieuが道知らないから、Bayを向かいに来れないんだよ。

どうにかならないか?」ミチワカルノ、オマエダケダカラ


摩耶「なるほど・・・この摩耶様に任せなって」フンス


提督「流石は頼りになるな。今電話つんばがったまんまなんだ、これを持って行ってくれ」


摩耶「サンキュー提督。おーいBay行くぞー」オーイ


摩耶「先に飯食ってていいからさ、チョイと行ってくる」ジャーナ


提督「ホイホイ。なら鳥海と先に店に入らせてもらおうか」


提督「おーいちょうk・・・」アイツドコイッタ?


提督「あー。ナンパされてる。まぁ鳥海ほどの可愛さを持っているなら、当たり前の事だよな。

これも一つの社会勉強だ。さて、店にでも入るかな」セイシュンセイシュン


鳥海「t・・・ちょっ司令官さん助けてくれないんですか!?」Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


提督「えー」ハナホジ


チャラそうな男「あんなんほっといて、俺らと遊ぼうぜ」


鳥海「で・・・でも」チラッチラッ


チャラそうな男2「そうそう。あんなチビよか、俺らの方がいいでしょ?」アタリマエダヨナァ?


鳥海「あ・・・」ソレイッチャ・・・ア・・・


提督「おい貴様今なんて言った?」ギロッ


チャラそうな男2「チビにチビって言って何が・・・ヒェ」


鳥海「に・・・逃げてください」ナニシテルンデスカ!ハヤクニゲテー


 鳥海の手を引いて、自分の後ろにさげる


提督「鳥海?逃がす必要はない。ぶっ殺してやる!」モウユルサナイカラナぁ!


チャラそうな男「あん?やんのか?上等じゃねーか!」


店員「店の前で、バカ騒ぎすんじゃない!いい迷惑だ」ナニヤッテルンダ?


鳥海「すいません・・・」


店員「さっきの子かい?いったいどうしたんだい?」


鳥海「かくかくしかじかで・・・」ホントウニスイマセン


店員「なるほどね~ほらお前たち。この子は男連れなんだよ!やるならよそでやりな」


チャラそうな男「チッ・・・行くぞ」


店員「あんたも。こんないい子困らせていったい何してるんだい?」アキレ


提督「すいません・・・」メンボクナイデス・・・


店員「席開いたから、座りな。あれ?もう一人の子は?」ドコイッタンダイ?


鳥海「迷子の子を親元まで送りに行きました」


店員「そうねそうね。あ・・・注文が決まったら声かけてね」エライネェ


鳥海「はい。ありがとうございます」


提督「まさか、俺が最初に問題を起こすなんて・・・」ガックシ


鳥海「それよりも、なんで助けてくれなかったんですか?」ジトー


提督「そりゃ・・・見てて面白かったから」スマンスマン


鳥海「もう・・・」プンスコ!


提督「流石に度が過ぎてたら助けるつもりだったが、そうならなくてよかった」


鳥海「お店に入っていこうとしてたの、知っていますよ?」ジトー


提督「ギクッ」


鳥海「もういいです」ハァ~


提督「そう怒るなって。そうだ昼飯奢るから機嫌なおせって」オロオロ


鳥海「摩耶の分もですよ?」


提督「もちろんだ。にしても摩耶遅いな」


摩耶「わりぃ。待たせちまったな」ヨ


提督「遅かったな?そんなに遠くにいたのか?」ヨ


摩耶「んや?ここいらの地図を少し教えてきたんだ。また迷ったら困るだろう?」


鳥海「摩耶が来たから、注文ができるわね。」スイマセン


摩耶「まだしてなかったのかよ」ワタシコレナ


提督「いや・・・いろいろあってな・・・」オレハコレヲ


摩耶「いろいろぉ?それってこれの事か?」フッフーン


提督「んな!?」


 摩耶が携帯を見せてきた。さっきのいざこざの映像だった


提督「なんで・・・それが・・・」キレイニトレテル・・・


摩耶「戻って来てたら偶然な。にしても問題起こすなって言った本人が真っ先に起こしてるんだから、世話ないぜ」ニガワライ


提督「摩耶取引をしよう。昼飯奢るから見逃して下さい」ドゲザ


摩耶「悪いねぇ提督。もう手遅れだ」ア…ワリィ


 摩耶は艦娘のみのグループラインに、さっきの動画を乗せたといった。


提督「あの・・・摩耶さん?この動画編集されているミタイナンデスガ・・・」


摩耶「おう。上手く出来てるだろ?これで提督の株もあがったな!」


提督「上がったどころか、大炎上だぞ!!どうしてくれる」アワワワ


鳥海「いいんじゃないんでしょうか?」ツーン


提督「鳥海の手を引くシーンからとか勘違いされるだろ!?これじゃナンパから守ったみたいじゃんか」ソンナンジャナイノニ!!


摩耶「いやぁ・・・我ながらいい仕事をしたぜ」


店員「お待たせしました。親子丼とうどんと天ざるです」


鳥海「早かったですね」ウドンデス


摩耶「長旅で腹減ってたんだよな~」テンザルハワタシナ


提督「さっきはすいませんでした。」オヤコガアンテイ


店員「いえいえ。ごゆっくりどうぞ~」


全員「いただきます」


摩耶「こう古臭い店って言うのもいいもんだな」テイトク?ヒトクチクレヨ


鳥海「もう・・・摩耶ったら」㋢(チョウカイモタベテイイカラネ?


提督「年季の入っただろ?俺もすきだなぁ」㋠(アリガトウゴザイマス


摩耶「そうそう。それが言いたかったんだよ」


提督「この後はどうするんだ?」


摩耶「そうや決めてなかったな・・・」


鳥海「でしたら、このまま清水寺に行きませんか?」


提督「それもそうだな。」


摩耶「なら、ちゃっちゃと食っていこうぜ」


提督「飯ぐらいゆっくり食おうぜ・・・」


鳥海「司令官さん?善は急げという言葉もありますよ?」ホラハヤク


提督「いや・・・そうだな・・・んで?たりたか?」


二人「全然」


提督「ですよね~。俺金払ってくるから先出ててくれ」


提督「すいません。お勘定を」


店員「三人分?」〇〇円ね


提督「そうです。」ハイ


店員「毎度ありがとうね~おおきに」


 ガラガラ・・・


摩耶「どうしたんだよ?鳩が豆鉄砲くらったような顔して。いやそれは元々か」ダイジョウブカァ?


鳥海「どうしたんですか?」


提督「あの店員が・・・おおきにって言った」ブワッ


摩耶「京都だから当たり前だろ?ほら行くぞ」ナニナイテンダ?


 お分かりだろうか?今まで標準語で話していた人が、最後の最後で京都特有の方便を使ってくれた。うれしかったんだよ!


提督「この坂も、昔とちっとも変っていないな~」


摩耶「ん?提督は来た事あんのかよ?」


提督「アハハ・・・ほら艦娘がちらほらいるぞ」アツチニモ、コッチニモ


 危ない危ない。昔来たことあるなんて言えないよなぁ・・・言う必要もないし


鳥海「本当ですね。あ!清水寺が見えてきましたよ。」ワァ


提督「やはり多いなぁ。待っててくれ入場料を払ってくるから」


提督「すいません。大人3人分を」


提督「ほら、お前たちの分だ」


鳥海「ありがとうございます」


提督「人多いからはぐれないようにな?」


摩耶「分かってるよ!餓鬼じゃないんだから、いちいち言うなよ」











提督「あんな啖呵を切ってたのにもうはぐれたじゃないか・・・まぁとりあえず見て回るか」


 その日はちょうど運が悪く、清水寺の復旧作業中で、シートで覆われているところなどがちらほらあった。

景色は絶景だった。やっぱり下を見ると怖い


子供「おとうさん!シートがあって全部見えなかったね!」ザンネン


父親「そうだぁ・・・でも復旧作業なんてめったに見れるもんじゃないから、ある意味レアかもしれないぞ?

何十年後か・・・もっと先にしか見れないかもなぁ~」シミジミ


子供「いい思い出になったね!」キャッキャッ


提督「あ・・・そんな考え方もあるのか・・・」


 俺は近くにいた親子の会話を聞いて、ちょっとウルッてきた・・・


提督「いかんいかん。年取ると涙腺が・・・ちょっと離れるか」グスッ


少し歩くと出店があって、例えると、時代劇とかで団子を出してくれる所みたいなのがあった。あれだ、旅人が休憩するところみたいな店って言えばわかるかな?そこに一際目立つ二人の姿が・・・


提督「よう!お二人さん。休憩かな?」ヨ


扶桑「あら・・・提督も休憩かしら?」


提督「まぁな。後山城は見るからに不機嫌になったな」アハハ


山城「いえ・・・別に」プイ///


提督「あー。姉妹水入らずを邪魔して悪かったな。お詫びに抹茶アイスを買ってやろう」ウジマッチャダゾォ


提督「ほらアイス。それじゃ邪魔したな扶桑・山城」ジャァ


 グイッ


山城「一口上げますから・・・一緒に食べませんか?」///


提督「お?いいのか?ありがとな」ナデ


扶桑「私の分も・・・よろしければ・・・」ドウゾ


 抹茶系のアイスやお菓子は当たりはずれが多いが、ここのアイスは美味しいな。

なんでも宇治抹茶とやらを使っているとかなんとか・・・宇治抹茶と普通の抹茶の違いが分からんが


提督「お前たちはこの後どうするんだ?」


扶桑「もう少しここでのんびりしてから、次の観光名所に行こうと思います。」


提督「そうか~じゃ俺は別のところ行ってくるわ。夜期待しとけよ?山城」( ・´ー・`)


山城「また焼き肉なんでしょ?不幸だわ」フフフ


 俺は山城達と別れて、金閣寺を目指してあの長い坂を下りて行った。


提督「あ?なんだこの店?」バー?


飛竜「提督!こっちこっち!」オーイ!オーイ!!


提督「飛龍か?この店はなんだ?」


飛龍「このお店は、立ち飲みの・・・なんだろうね?」バー?


提督「知らんのかい!?お?蒼龍もいたのか」ヤクニタタネーナ!


蒼龍「私が居たら何か不都合でもあるんですか?」ツーン


提督「いや・・・そんなんじゃないんだが」ナニオコッテンノ?


提督「なぁ飛龍?なんで蒼龍怒ってるんだ?」ボソッ


飛龍「んー。提督が〇イン無視したからじゃないかな?それか鳥海をナンパから守ってたから?」ボソッ


提督「あれは誤解なんだがな・・・」ボソッ


提督「蒼龍ごめんな?携帯みる暇がなかったんだよ」


蒼龍「どーせ鳥海や摩耶とヨロシクやってたんでしょ?」ツーン


提督「あはは・・・すいません。このビールと日本酒のセットをください」


飛龍「ていとくぅ?お昼からそんなに飲んでたらいけませんよ?」メッ


提督「二千円でビールと日本酒のセットが飲めるんだ。これは飲まなきゃ損だ。」


提督「ほら、蒼龍。あーん」クチアケロ


蒼龍「え?」///


飛龍「なぁ!?」


提督「いらんのか?」オカキ


蒼龍「い・・・いえ・・・あ・・・あーん」///


 このオカキは元々日本酒に浸して食するものだ。そのまんま食べるとただの味のない・・・


提督「フフフ」


蒼龍「!?味ない!?提督これ味がないですよ!!」ナンデェ!?


提督「そりゃそうさ。日本酒と一緒に味わうもんだからな」ホラ


 俺はお詫びもかねて、日本酒を蒼龍に渡した。正直ビールと日本酒を同時に飲むと合わない・・・

でも味は両方とても美味しかった。


蒼龍「も・・・もう」サキニイッテクダサイヨ


飛龍「ねぇねぇ?提督?私には?」


提督「ん?お前も欲しいのか?なら自分で取って食べろ」皿移動~


飛龍「もう!提督何もわかってないんだから!」プンプン


提督「今度は飛龍がへそ曲げたのか!?」ナンデダ!?


蒼龍「あはは・・・」


 それから三人でしばらく飲んで・・・俺は次の観光地に行くため二人と別れた


提督「俺そろそろ金閣寺に行くからな?お前らもほどほどにしとけよ?」


二人「はーい」


提督「はてさて、金閣寺に行こうかね」


 二人と別れて大道理に向かって進んでいくと八つ橋の店があった。


提督「八つ橋じゃん」スキナンダヨネ


女店員「試食していかれますか?」ドウゾ


提督「いいんですか?是非お願いします」イタダキマス


 俺は八つ橋が好きだ。餓鬼の時に食ったあの薬草みたいな味?が妙に病みつきになってしまってな。分かる奴にはわかる。


提督「!?この八つ橋そんなに薬草みたいな味しないんですね!?」スゲー


女店員「二ッキの事ですか?確かにほかの店では、沢山入れているところもありますが

最近では量を減らして販売する所が増えてきたんですよ?」ヤクソウッテ・・・


提督「へぇ?それにしてもここのはずば抜けて美味しいです」モウイッコイイデスカ?


女店員「この店は、一番最初に八つ橋を作ったところなんで、味には自信があるんですよ」ドウゾドウゾ


提督「ほぇ~これならチビ達も美味しく食べれそうだな・・・」ウマウマ


??「提督じゃないか?奇遇だな」ナニシテルンダ?


提督「あ?・・・長門と陸奥じゃねーか?どうしたんだ?」モグモグ


陸奥「バスに乗るためにここまで出てきたのよ?提督こそ何しるの?」


提督「見てわからんのか?ナンパだナンパ」


長門「そうか・・・行こう陸奥」ホドホドニナ


陸奥「え!?どうしたの長門!?」チョットマッテ!


提督「待て長門!」


長門「どうしたんだ?」ギロッ


提督「さては・・・八つ橋が嫌いなんだろ?これ食ってみろ」


長門「嫌いと分かっていて、食わせるとは・・・鬼か?お前は」


提督「食わないとわからんだろ?決めつけは良くないぞ?ほら。あーん」


長門「そこまで言うんだ・・・美味しいんだろうな?」アーン


長門「これは!?他の店とは比べ物にならん!?」ウマイナ


提督「そうだろそうだろ。店員さん。一番多い箱を10個お願いします」


女店員「おおきに~」スゴクカウナァ・・・


長門「提督よ?そんなに買い込んでどうするんだ?」ワタシモタベルゾ?


提督「みんなに食わせてやろうと思ってな。よれより陸奥はどこ行った?」


長門「ん?さっきまでここに居たんだがな?」


提督「八つ橋が嫌いだったのは、お前だけじゃなかったってことだ」ニゲタナ・・・


女店員「お待ち同様です」


提督「じゃ。俺は金閣寺に行くから」ジャ


長門「あぁ。もう問題を起こすなよ?」ムツヲサガスカ


提督「分かってる」


 俺はバスに乗り金閣寺を目指した。後で知った話なんだが・・・

バスの乗り放題券がバス内で買えたのを知って絶望したのはいい思い出だ。

便利だから京都に行ったら使うといいい。実際慣れないと電車は入り組んでて分かりにくいからな


提督「金閣寺の周辺ってこんなに栄えていたっけ?」Σ(・□・;)


 俺が来た時からもう数年以上たっているんだから、当たり前っちゃ当たり前か・・・

俺の勘違いか分からないが、昔は道しかなくてこんなに見せとかなかったぞ?コンビニとかも探すのが大変だった記憶があるぐらいだ


提督「お!大文字焼の山か?案外低い山なんだなぁ~」


北上「提督じゃん?何してるの?」


提督「北上一人か?」


北上「違うよ~?大井っちとキッソが金箔ソフト買いに行ってるんだぁ」


提督「金箔?金粉じゃなくてか?」


北上「そうそう。なんでもソフトクリームを覆う大きさがあるのに値段が安いんだって」


提督「あ・・・ふーん」ワカンネー


北上「興味なさげだねぇ。金箔が丸ごとだよ!凄いことなんだよ?」


提督「凄いことかもしれんが、どうもな」


北上「提督はそんな人だったね。わたしゃ悲しいよ」


大井「北上さん?あまり提督を虐めてはいけませんよ?」


北上「あれ?キッソは?」


大井「まだ決まらないみたいね」フッソミタイナヒビキネ


提督「木曾にしては、珍しい。スパっと決めれるものと」


北上「んーそうでもないんだけどねぇ」


提督「しっかりしてても末っ子だからなのか?」ヨクワカランケドモ


大井「全然違いますけど?」


木曾「何の話をしてるんだ?」


提督「ん?木曾の意外な話」


大井「それで?何を買ってきたの?」


木曾「同じのだ。他のはどこでも食えるからな」


提督「んじゃ、俺はいくから」


木曾「一口ぐらい食っていけよ。俺とお前の仲じゃないか」ホラ


提督「ありがとな。じゃ」ンウマイ


 別に用事があったわけじゃないんだが、時間もいい時間だし、金閣寺をちゃちゃっと見て、帰り道少し寄り道して旅館に帰ってきた。

その間は艦娘は会わなかった。いやチラホラいたんだが、話してるとね・・・時間かかるから。それから旅館に帰ってすぐに焼き肉屋を調べ、予約の電話をした。幸い空いていたみたいだ


提督「少しだが観光出来たし、焼き肉までには時間があるから、少しばかり寝るか」ツカレタ


 俺は、最大のミスを犯していた。そう部屋割りである。

大淀は京都に行く移動方法などはちゃんとしていたが、部屋割りなどは一切触れていない

もっと早くにこのことに気が付いておくべきだった。


   がやがや・・・


 キャーキャー


いけーやれ!


 誰もいないはずの部屋から騒ぎ声が聞こえる・・・隣の部屋で駆逐艦が騒いでいるんだろう・・・

いつもの事いつもの事・・・あれ?ここ離れで角部屋だったはず・・・


提督「チラッ」片目開け


大淀・霧島・鳥海「チラッ」


 目と目が合う~瞬間・・・なんで居んの?お前ら・・・俺は一瞬にして目が覚めた


提督「お前ら・・・何してるの?」アホナノ?


霧島「プロレスを見ています。司令もどうですか?いい試合ですよ?」


提督「いやいい・・・すまんがもう少し音量下げてくれないか?寝れん」


霧島「すいません。舞い上がってしまいました。」


大淀「ウヒョー!!イケーヤレー!!」大声


提督「霧島すまん。先に大淀を黙らせてくれるか?音量は下げなくていいから」


瑞鶴「提督さん起きたんだ!」パァァ!


提督「瑞鶴もいたのか。何してるんだ?」


瑞鶴「麻雀!久しぶりに提督さんともやりたいな!いいでしょ?」


提督「おういいぞ・・・って!!なんでお前らが俺の部屋にいるんだ!!」クワッ


 この部屋はオートロック式でカギをかけ忘れたとかは絶対にありえないのだ、ベランダからの侵入かとも思ったが窓は締まっているし・・・こいつらどうやって入ってきたんだ?


霧島「私が説明しますね。マスターキーを女将さんから借りてきて、開けました。

一人は入ったら後はこちらのもの。自由に出入りできるというわけです」フンス


提督「はぁ・・・まあいいか。俺はとりあえず風呂に入ってくるわ」


 大淀がこの部屋にいる時点であきらめてた。でもこいつらも学習してるんだなぁ・・・昔はドアをぶち壊して入ってきてからな・・・


瑞鶴「焼き肉行くのに今からお風呂に入るの?焼き肉の後でもいいんじゃない?」


提督「それもそうだな・・・じゃ麻雀でもするか」


瑞鶴「あと二人ほしいわね・・・」


提督「マジでやるなら扶桑姉妹だなぁ」


瑞鶴「扶桑さん達ってそんなに強いの?」


提督「うん。今となってはまったく勝てない」


瑞鶴「へぇ・・・麻雀って運要素強いのにね」


提督「俺がまったく運がない状況で上がれるように頑張るタイプだから、そのやり方を教えたら全く勝てなくなった。」


瑞鶴「へぇ・・・そうじゃなくて!誰を呼ぶって話!」


提督「二航戦ズでいいか?昼あったとき蒼龍が拗ねててさ。蒼龍の機嫌とりしたら、今度は飛龍が拗ねてしまって・・・まさに地獄絵図だったから」


瑞鶴「よくそれで呼ぼうってなるわね」


提督「他にも理由があるぞ?あの二人とやると比較的のんびりうてるんだ」


瑞鶴「へぇ~そうなんだ!じゃ提督さんが呼んで?私が部屋作っとくから」


提督「ハイハイ」


 俺は数時間ぶりに携帯の画面を見た。通知がかなり来ていたようだ・・・思えばRichelieに電話してから一切触っていないんだったな・・・


提督(二航戦ズ俺の部屋に集合)


 蒼龍ラインを送った。別に飛龍でも良かったんだが、蒼龍の通知が一番上にあったからって理由だ。他意はない


提督「とりあえず送ったから、それまで待機ね」


瑞鶴「それで?どんなルールでやるわけ?喰いタン有?無?」


提督「ん?いつもは酒飲みながら、脱i・・・最下位脱落でいつもやってるな!その他は普通のルールだぞ?」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


 あっぶねぇ・・・でもあれの切り替えの良さで事なきを得たはずだ。

流石俺。さす俺!一気にこの部屋の気温が下がった気がしたけど、ここで取り乱すのは三下のやること。俺はそんなことしない。


瑞鶴「ねぇ?どうやって三人で最下位脱落の麻雀が出来るの?てーとくさん?詳しく教えてもらえないかしら?」(<●><●>)


 しっかり聞いてたみたいです!さてどうやって切り抜けようか・・・あれ?さっきまで騒いでたメガネーズが静かになったな・・・


メガネーズ「ギロッ」


提督「」


 目のハイライトが全部メガネに行ってるよ!メガネが光ってその奥の瞳が見えないよ!


瑞鶴「ねぇ?答えて?三人でどうやってやるの?」


 こうなったらあの作戦しかないな!俺にはこの状況でも助かるための保険がある。

二航戦ズ早く来てくれ!そしてこの場を何とかしてくれ!!


提督「ホラ。二人でやる、ルールが麻雀にはあってダナ・・・ハハハ・・・」ダラダラ


 トントン・・・てーとくいる?


 どうやら二人が来たみたいだ!やはり頼れるのは二航戦という事か!


提督「ひゃい!今開ける!」ダッ


 俺はドアまで走った。こう見えて学生の頃は、50㍍五秒台で走れたからな。衰えても6秒というところだろう。

ハハハ流石に艦娘といえど女の子。俺の敵ではない!


提督「遅かったな・・・って蒼龍と・・・?」アレ?


羽黒「は・・・羽黒・・・です。」ビクッ


提督「ありゃ?これまた面白い組み合わせだな?」


蒼龍「飛龍が今手が離せなくて、私だけで来てたら偶然会ってね。連れてきたんだ」


提督「大丈夫か羽黒?今から麻雀をうつんだ。蒼龍からちゃんと聞いているか?」


羽黒「は・・・はい!妙高ねーさんたちと何回かやったことがあるので、大丈夫だと思います・・・」


提督「意外だな。まぁ入ってくれ・・・」ドウゾドウゾ


蒼龍「お邪魔しまーす!あ!瑞鶴ちゃん!それにメガネーズもいるんだ!」タクサンイルネ


羽黒「お・・・お邪魔しました!!」タッタッタ!


提督「来たばっかじゃんw」ニガサネーカラナァ!


羽黒「ま・・・間違えました」ビックリシタダケデス


提督「瑞鶴悪いが先に三人でやっててくれ。俺はタバコ吸ってから参加させてもらうよ」ダッ


 そう言うと部屋の外に逃げた。実際吸いたかったのあるが、間を開けたかった。だって怖いじゃん!


提督「そう言えば焼き肉の時間をみんなに教えていなかったな・・・赤城にでも言っとくか」


 プルプル~プルプル~


赤城「はい。どうかされましたか?」


提督「ん?夜飯の時間を教えようと思ってんな」( ´Д`)=3 フゥ


赤城「また煙草ですか?ご飯前に吸うと美味しくなくなりますよ?」


提督「20時に予約してるだが近いから徒歩で行く事を、みんなに伝えといてくれないか?」


赤城「20時ですね?分かりました。でも何で提督自ら連絡しないんですか?」


提督「・・・めんどくさかったし!それに赤城なら任せられると思ってな!」


赤城「そうですか?分かりました」クスックスッ


提督「ってか今何時だ?さっきまで寝たから分からん」


赤城「今は18:00ですね。後2時間後には到着しないと」


提督「ホイホイなら連絡よろしくな?」


 ブチ・・・


提督「さて、戻って遊びますかね」ジュッ


 部屋に戻りたくはないが、戻らないと後々面倒になるのは目に見えてわかる・・・

覚悟を決めて戻るしかないか・・・


提督「調子どうだ?」


瑞鶴「どうもこうもじゃない!羽黒が意外に強いんだけど!!」タスケテ!


蒼龍「こりゃガチだわ。趣味でやってる私じゃ勝てない」


羽黒「そ・・・そんな!私なんてまだまだです・・・」///


提督「楽しみだ。俺も早くやりたい」


提督「あれ?あのメガネ共は?」


蒼龍「部屋に荷物取りに行ったよ?なんで?」


提督「いや・・・いないならいいんだ」ホッ


羽黒「あの・・・司令官さんが暇そうなので・・・四人でやりませんか?」


瑞鶴「なによ?勝ってるからって油断してると、私が逆転するんだから」アレサエクレバ


羽黒「・・・それロンですよ?」


瑞鶴「ウ”ァァァァァア”ア”ア”ア”ア”」


蒼龍「あちゃ~瑞鶴ちゃん勝負を急いだね」アハハ


瑞鶴「わ・・・私の役満が・・・」


提督「良くあることだ・・・いい感じで区切りがついたから、四人でやろうぜ!」マゼロ!


 俺たちは四人で時間を忘れて打ちこんだ。やっぱり羽黒が強かった。

流石と褒めてやりたいがプライドが素直にそうさせてはくれなかった。


提督「やるな羽黒。ここまで強いとは」大破


羽黒「そんな・・・まだまd・・・」///


 プルプル~ 着メロ(暁の水平線に)


提督「赤城からだ。ちょっと待ってな」ゴメンナ


提督「おう。どうした?」


赤城「今何時だと思っているんですか!!」


提督「え?もう20:00時過ぎていたか!それは申し訳なかった」マジゴメン


赤城「違いますよ?30分前なので連絡をしました。」ガイシュウイッショクヨ


提督「おぉそうかそうか。なら旅館にいる奴ら全員表に出しといてくれ。まだ外にいる奴は・・・

流石に居ないよな?カギは姉妹館が持ってるだろうし問題ないはず...」


赤城「分かりました。提督も早く来てくださいね」


提督「んじゃ。また」ブチッ


蒼龍「ん?なんだって?」


提督「赤城がおなか減ったから早く食いに行こうだって。」


蒼龍「そうりゅうことね」


瑞鶴「無理やりすぎでしょ」イヤイヤイヤ


提督「んじゃ、各自速やかにこの部屋から出てけー。俺も準備したら出ていくから」コウドウカイシ


全員「はい」タノシミダネ~


 俺はサングラスを装着し財布をもって部屋を出た。


提督「おっと。もしも外に居る奴が居たらこれないだろうから、地図をグループラインに貼って。よし。行くか」


 旅館前に居た子たちと一緒に焼き肉屋に行った。徒歩で数十分のところだ。割と近いから助かった。

歩道橋が正四角形で何処でも登れて降りれる仕組みなんだなって感心した。

長崎では三角形だったが・・・なんで差があるのか?俺にはわからないけど、全部この形にすればいいんじゃね?って素人ながら思ってのはいい思い出だ。

おっと忘れていたが、俺たちが行った焼き肉屋はイナズマ。食べ放題大人2680円の一番安い奴だ。仕方ないだろ?大人数なんだから・・・


提督「全員揃ったか?じゃ適当に席に座ってくれ」


提督「一杯食えよ?この店を潰すぐらいにな」ゲス顔


 ここに来るのも最初で最後。潰れようが続こうが正直関係ないからな!

ここには秘密兵器大和が居るからな!フフフ・・・アハハハハハ!!


 まぁ冗談は置いといて、日頃頑張っているから、もっといいところがいいんだろうけど流石この数は無理がある。

安いなりに満足してもらえるように、トークで盛り上げる!という事で・・・艦娘の座っにお邪魔しよう。尺的にキツイので割愛!


提督「案外90分って短いよな・・・すぐに終わった気がする」


 今何してるのかというと、会計を終わらせて帰宅路にあるブックオフにいって漫画本を買って帰ってる途中だ。

内容は言えない。一つだけ言えることは大きいお友達が読む本だ。まぁ大人の嗜みだ小さいお友達は大きくなってからお世話になるだろうさ


提督「グルメシティで炭酸勝って帰るか」


 俺はエロ本を持ったまま炭酸飲料を買いに行った。エロ本もってるって気が付いて恥ずかしくてずっと下向いていた!もう全く提督のお馬鹿さん・・・キャハッ!言っててさっき食った焼き肉が口から出そうになったが五重塔?みたいなのを写真に撮って帰宅。


提督「つかれた~風呂入らないと・・・面倒だな・・・」


 喜べサービスシーンだぞ?この鍛えられた筋肉!そしてこの上腕二頭筋から肩甲下筋までの綺麗な・・・はぁ?お前に興味ないだと?艦娘を出せだ??お前らは俺の体でも見とけ( ・´ー・`)冗談は置いといて、艦娘は部屋に居るはずだ。部屋割りを超簡単に言うと姉妹艦で構成されている。姉妹が居ないものはその者達が集まって四人のグループで寝泊まりだ。姉妹が二人とかは四人部屋だから他の姉妹艦と共同だな。仕方ないだろ?旅費が・・・ちなみにダブルベッドだから、姉妹そろって同じ布団ってわけだ。大北の部屋で何もなければいいが・・・まぁ木曾とかいるしいいか。オレシラネ・・・


提督「はぁ~さっぱりした。ねむてー」


大淀「お疲れ様です。もうお休みになられますか?」アッ


提督「いや?明日の事をグルで送ってからかな?」


大淀「分かりました。では私もお風呂に入ってきますね」ガラッ


提督「おう。ゆっくり入れよ~」


提督「ん?」


 ガラッ


大淀「キャッ!?どうしたんですか!?まさか襲いに来たんですか!!まだお風呂に入っていないので///その後ならいつでも///」モジモジ


提督「なんでお前が居る?」半ギレ


大淀「何故って言われても。私もここの部屋ですし」


提督「チェンジで」


大淀「!?」


提督「男女が同じ部屋はいかんでしょ・・・」


大淀「なんでダメなんですか?言ってくれないと大淀分かりません」ゲス顔


提督「いや・・・あの・・・その・・・」


大淀「童提督」ボソッ


童提督「言ったな!!気にしてるのに!!」


大淀「私で童貞を捨てますか?どうします?童提督」クスクス


童貞「お前がいいなら・・・」///


大淀「///」


提督「///」


榛名「・・・」(#^ω^)


二人「ビクッ!?」


榛名「カッテハ、ハルナガユ・ル・シ・マ・セン」ブチギレ


提督「ヒエッ・・・」ハッ


提督「は・・・榛名?どうしてお前もこの部屋にいるんだ?」オソルオソル


榛名「提督が困っていたので、助けに来ました!」デンタンガ、オシエテクレマシタ


提督「いや・・・なんでわかったの?怖いんだけど?」


榛名「榛名は大丈夫です。」ダイジョウブデス


提督「俺が大丈夫じゃないんだけどな・・・まぁいいか。俺眠いからもう寝るわ」


 大淀はいつの間にか逃げたみたいだ・・・逃げるなら俺も連れて行ってほしいんだけどな・・・榛名は可愛いけど時々怖いからなぁ・・・


金剛「テイトクー!夜はここからネー!今夜は寝かさないわ!」キャッキャ


 なーぜーかー金剛シスターズが居る。好きだけどさ・・・人気が高いじゃん?だから金剛型とはケッコンしたくないんだよなぁ・・・

せめてもう少し人気が低かったらよかったんだけど・・・


提督「すまん金剛シスターズ。俺眠いから帰ってくんね?」ハヨカエレ


金剛「今日は一段と冷たいネー!熱い紅茶も提督のせいで冷めちゃうネー!!」


 金剛って凄いよな?だってテンションがいつも高いんだぜ?しかも可愛いし・・・あぁ!!やっぱり金剛型は最高だぜ!!


比叡「ヒェ!?しれーと遊ぶためにポケモン持ってきたのに!」ヒェ~


提督「お前ガチ過ぎるんだよ!ちょっとは手加減しろ!」


比叡「しれーには、レートも厳選も負けません!!」フンス


 比叡は言わずもがな、料理がそんなに美味しくない。だがそれがいい!メシマズに魅かれるのは俺が料理できるからなのか?違うな。

どんなに不味かろうと彼女は一生懸命作ってくれる。そこがいい!その結果が殺人的な不味さだったのなら、俺は受け入れる!!


提督「はぁ・・・なんか眠気がなくなってきたわ・・・でもベッドってダブルやん?どう考えても寝れないだろ?」バカナノ?


霧島「フフフッ。そう言ってくるだろうと思いましたよ司令。このようにベッドをくっつければ・・・問題ないですね」オラァ


 ハイ、デタ艦隊の頭脳(脳筋)!俺は改までのお前が最高に好きだったんだよなぁ!!

なんでそうなっちゃったんだよ!!まぁ改二でも十分可愛いからいいんだけどね!!


提督「もう何でもいいわ・・・俺寝るから静かにしてね?」


榛名「提督?明日の連絡をしなくていいんですか?」


提督「流石!榛名は可愛いだけじゃなくて気が利くなぁ~」


霧島「司令?明日はどうなさるんですか?」


提督「明日はな・・・みんなで映画村に行くぞ!!」クワッ


金剛シスターズ「映画村?」デース?


提督「そ」


提督「ピンと来てないだろ?まぁ明日の楽しみだ」


 そう言って、くっ付けられたベッドの隅っこに寝転んだ


金剛「どうしてテイトクはそんな隅っこにいるんデスカ?」


提督「俺は隅っこが好きなの。」


 そう言いながらグループに明日の事を打ちこんでいた


金剛「それだとテイトクの隣に一人しか寝れないネー!!」


提督「んー・・・なら、霧島おいで。」


 俺は両手を広げ、霧島を受け入れる体制になった。あたりまえだよなぁ?


霧島「はい!今行きます!それとベットは離しておきますね?邪魔ですので」


榛名「ちょっと待って霧島!何でベッドを離すの!?」


霧島「私と司令が同じベッドで寝ますから、お姉様達はどうぞそちらのベットで眠ってください」


比叡「流石にこのサイズじゃ三人は無理でしょ!」


 なんか言い争ってるが関係ないわ。


 ~グループラインにて~


提督(明日は映画村に行くからそのつもりでな。明日は・・・長門と天龍・・・翔鶴でいいか?

先行部隊として俺の車で先に行って、チケットの購入を手伝ってもらいたい。だから早く寝とかないと明日がきついぞ~)


 俺は言いたいことだけ言って携帯を閉じた。あ・・・時間とか言ってなかったな・・・まぁいいか。何とかなるだろう。


提督「お前らいつまで言い争ってるんだ?」


金剛「納得できないネー!テイトク~なんで私を選んでくれなかったの~!」ルー語?ソンナノシラナイネー


 困った・・・適当に霧島を呼んだからこうなったのか・・・だって霧島だぜ?

黒霧島(焼酎)が結構好きだからついつい霧島を融通しちゃうんだよなぁ・・・


提督「理由はない、ただ俺が黒霧島が好きだからかな?言ってたら飲みたくなってきた」


金剛シスターズ「は?」マジ切れ


提督「マジすいません・・・」

 

 ヤバいヤバイ・・・流石最高練度共だ・・・睨まれただけで死んでしまいそうだったぞ


提督「俺が真ん中に寝ればいいのか?そしたら何とかなるだろ?」アキレ


 人と一緒に寝るなんて絶対に嫌なんだが・・・人の気配がすると寝れないんだよなぁ・・・何か嫌じゃない?


榛名「そうなると・・・二人は提督の横で寝れますね!」


霧島「まぁ・・・そうなるでしょうね」


金剛「明日もここで寝たら問題ナイネ~」


 何勝手に決めてんだこの帰国子女は・・・明日こそ俺は一人で寝るんだよ!!


金剛シスターズ「あぁ!流石ですお姉様!!」パァァ


 この姉妹もうだめだ・・・そんな金剛型でいいのか?大丈夫だ問題ない!


比叡「でも、どうやって場所決めしようか?しれー何かいい案ありますか?」


提督「ポケモン勝負でいいんじゃね?」


 この発言がダメだった・・・だってみんながみんなポケモンしてるわけじゃないだろ?


提督「でもポケモンは比叡しかしてないんだったよな・・・すまん他を考えr・・・」


金剛ズ「・・・」スッ


 みんな持っていた・・・でも比叡はガチ勢。生半可な育成じゃV6シリーズには勝てない・・・

あくまでも公平に勝負をしてもらわないと・・・比叡が独り勝ちする未来しかない


提督「待て待て!これじゃ比叡が独り勝ちするだろう?だからルールを決めような?な?早まるな」オロオロ


 俺が提示したルールはこうだ。手持ちのポケモン(6匹)から一匹をピックアップして戦うルールだ。勝負直前まで相手が何を出してくるのか分からないだろうから?これならまだ勝算があるだろう?でも比叡以外ポケモンしてるんだな・・・意外だ。まぁ俺の鎮守府にいる奴らがゲームしないなんてありえないんだけどなwww


提督「トーナメント式で戦ってもらって、一位が俺の隣。その後負けた三人で総当たりして、勝ち抜居た奴も隣って感じでいいか?」


金剛ズ「・・・」殺気


提督「合意でいいんだよな?じゃ適当に金剛と霧島・榛名と比叡でトーナメントをしてもらおうかな?」


 めちゃくちゃ殺気立ってるんですけど・・・めちゃ怖い泣きそう。そう思いながら飲む炭酸飲料はうまいなぁ~


提督「俺もやってるだけでポケモン良く解んないんだけどさwキャラクターが可愛いよね。シロナを俺は推すけど」


 そんなことより試合を見ていこう。まず霧島と金剛は、霧島がミュウツーで、金剛がディアンシーか。

金剛は可愛らしいのを使ってるんだな・・・霧島はミュウツーか。こいつの出た映画で号泣した記憶がある。

EDとか何か泣かせに来てる感があるからな・・・仕方ない


 こっちの榛名と比叡は・・・榛名がテッカニンだと!?分かってるじゃん。

比叡はハガネイルか・・・ん?金剛がバランスがいい可愛い系のポケモンで、霧島がただ単に攻撃力の高いポケモン。

榛名が素早さの高いポケモンで比叡は防御力か・・・なんか金剛型のステータスみたいだなぁ。案外自分と同じステだから使いやすいのか?

よく分からんなぁ・・・俺も最近X・YのYだったかな?あのトナカイみたいな奴?まぁX・Yを最近比叡に勧められてやったんだよなぁ~

俺はダイパで終わっていたんだけど、X・Yもなかなか良作だった。次はアローナに旅に出たいものだ。


比叡「しれ~!司令!!」ネーッテバ!


提督「ハッ」


比叡「司令!無視しないでくださいよ!!」プンプン


提督「悪い悪い。んで何か問題でも起こったか?」


霧島「終わりましたので、そのご報告をと」スチャ


提督「はぁ・・・そんなにすぐに終わるのか・・・比叡の一人勝ちだったんだろ?なら次は総当たり戦だな」


霧島「いえ。全部の試合が終わりましたよ?」


 霧島が言ったことが分からなかった。だってねぇ?そんなにすぐに終わるのかポケモンって・・・

呆気に取られていると金剛が説明してくれた


金剛「私たち、かなり前から姉妹全員でポケモンをやってたんデース。

なので相手の出してくるポケモンも技も癖も知ってるからすぐに終わったんだヨ」五年も居れば日本語ぐらい話せマース


提督「ってことは・・・みんなポケモンマスターだったのか・・・てっきり比叡だけかと・・・」


榛名「隠すつもりはなかったんですけど、なかなか提督とポケモンバトルをする機会がなかったものですから」


提督「んで?誰と誰が勝ったんだ?」


比叡・霧島「私たちです」


提督「司令コンビか。なら寝ようかもう遅いし俺もかなり眠い」


 俺はそう言うとベッドの真ん中に寝転んだ。その両サイドに比叡・霧島。

比叡の後ろに不機嫌そうな金剛・霧島の後ろに目が死んだ榛名の陣形だ。実に良き


比叡「司令とお姉様に挟まれて寝るなんて・・・幸せ~」エへへ


提督「お願いだから寝てくれ。じゃないと明日・・・って今日か?後悔するぞ?」


金剛「ほら提督もそう言ってるし、もう寝るヨ~」


全員「おやすみ」デース













提督「おもい・・・」

 

 自分の上に何かがのっかっている感覚がして目が覚めた。


提督「寝た気がしなかったなぁ・・・」


 それもそのはず、くっ付けたベットはキレイに別れており、その隙間にハマるように落っこちていたら誰でも気持ちよくは寝れないだろう。

 

提督「おい・・・霧島起きろ。動けない」ゆさゆさ


 起こそうとするが霧島は起きる気配がない・・・このまま寝かせてあげたいが仕方ないだろう。


提督「おい!起きろ!」ゆさゆさ


霧島「ん・・・?司令?」


提督「すまんが退いてくれ」


霧島「えぇ・・・スイマセン」


 寝ぼけているがちゃんと言う事を聞いてくれる。大淀にも見習ってもらいたい


提督「お前はまだ寝てていいからな?俺はチケットを買いに行くから」


霧島「あの・・・私も一緒に行っては行けませんか?」


提督「いいけど、乗れなくね?」


霧島「ご心配なく。翔鶴さんと変わってもらいましたから」


 こいつら何で勝手なことばっかりするんだろう?まぁいいか


提督「じゃ早速準備して行こうか」


・・・


・・




 ~車で移動中~


提督「この辺のハズなんだが、車がまったく進まない」


天龍「なぁ?これって映画村って所からの渋滞じゃないのか?」


提督「そんな馬鹿な・・・まだ八時とかだぞ?」


長門「どうやら・・・そのまさかだったみたいだな」


 長門が窓の外を指さすと、多くの人が蟻の行列をなして大移動していた。


提督「あーこりゃ凄いなぁ・・・駐車場は流石に空いてるだろ?」


霧島「流石に空いてるでしょうね。こんだけ人が来るんですから問題はないでしょう」


 みんなで話していたら、窓が叩かれた。


従業員「あのスイマセン・・・駐車場がいっぱいでして・・・」


提督「そうですか・・・この渋滞は映画村のですか?」


従業員「はい。今日はいつもよりもたくさんご来場されましたので・・・」


提督「ここら辺にパーキングありませんか?そこに止めるので」


従業員「いえ、こちらで臨時の駐車場を設けておりますので・・・これが地図です」


提督「ありがとうございます」


 まさか朝早くからこんなに並んでいるとは・・・恐るべき映画村!!


提督「お前らは先に降りてチケット買っとけ」


長門「分かった。提督のはどうする?」


提督「俺は自分で買う。天龍は駆逐艦の分と軽巡の分。長門と霧島は残りを頼む」


 三人を下ろして臨時駐車場に向かった。臨時駐車場という名の空き地だった。俺はそこに止め道案内に従って映画村を目指した。場所が分からなかったのもあって、到着したのは午後だった


提督「やっと着いた・・・チケットはここで買うのか?」


 チケットを買って中に入ると、仮面ライダーが飾られていた。アギト?クウガ?だったような気がする・・・


提督「映画村って時代劇とかって思ってたけど、こんなのも置いてあるんだな」


 いろんな物が飾ってあったが、それらの物を横目に時代劇のセットがあるところに急いだ。


提督「うわ・・・昭和だ・・・」


 入った場所は昭和か大昭かを思わせる場所だった。


提督「いざ来るとホントにこの時代に生きてる感じがするな・・・かなり繊細に作りこまれてるぞ」


 景色に感動しながらいろんな所を見て回っていると、ごろっと景色が変わった。ここが待ち望んだ時代劇を撮影する場所だ。


提督「待ちに待った映画村だ!!」


川内「提督じゃん!遅かったね」


 声をかけてきたのは川内。だけど今の川内は・・・


テイトク「ドーモ。センダイ=サン、テイトクです」お辞儀


センダイ「ドーモ。テイトク=サン、センダイです」お辞儀


神通「何をやってるんですか?」


提督「忍者同士の挨拶だ」


川内「え!?提督も忍者になるの!?」


提督「いや?ならないけど?」


 今の川内は、衣装チェンジで忍者になってる。神通は新選組か・・・よく似合ってる。那珂は・・・なんだそれ?


提督「神通は分かる。お前のはなんだ?」


那珂「えー八百屋お七だよー!」


提督「良く解らん・・・でも三人ともよく似合っているよ」


川内「えへへ~ねぇ!提督もなんか着てみたら?滅多に着れないよ?」


提督「それもそうだな・・・せっかく来たんだしこの場に染まるか!」


川内「なら早速着替えに行こう!」


 俺たちは衣装貸し出し場に行った。やるなら新選組か?なんて思っていると、何も聞かれずに中に入れられた。あれ?こう言うのって注文聞いてから通されるんじゃないの?


提督「あ・・・あの?自分何も言ってないんですけど?」


店員「大丈夫です。表の子たちから、ご要望は聞いてますから。それにしても物好きさんですね」


提督「え?あいつらは何と?」


店員「完成してからのお楽しみですよ」


・・・


・・




提督「・・・」


川内「提督w流石に似合わないってwww」


神通「とってもよ・・・ぷっ」www


那珂「那珂ちゃんは・・・ノーコメントで」アハハ


 俺は気が付いたらおいらんの格好をしていた・・・あっという間にこの姿になったから、店員を止めることもできなかった・・・


川内「じゃ私たちはもう行くから、提督もその格好で楽しんできてよ」


 逃げるように行ってしまった・・・流石に気持ち悪すぎたのだろうか?まぁ慣れてるからどうでもいいんでけどね。


提督「にしても、この草履歩きにくいな・・・」


 アヒルのようにトボトボト歩きながら観光していたら、大きな広場に出た。なんでもここは新選組のグッズなどが売ってる場所のようだが・・・なんでそんな物まであるんだ?


提督「なんでお化け屋敷が映画村にあんだよ・・・謎すぎるわ」


 何故かお化け屋敷があった・・・まぁ江戸?かなんかは怪談がかなり人気だったらかその影響下もな・・・納得できたわ


 「ぽい~ぽいぃ~」


 なんか聞き覚えのある鳴き声が聞こえるんだけど?


提督「お前たち何やってんの?」


夕立「提督さん助けて・・・提督さん!どこかで頭を打ったっぽい!?」


提督「川内達に無理やりな・・・んで?なにしてんの?」


時雨「夕立がお化け屋敷に入りたくないって」


提督「お前は普通の反応するのな。後村雨は写真撮るのやめてね?」


村雨「はいはーい」パシャパシャ

 

時雨「提督は、僕にどんな事を期待してるのさ?村雨?後でその写真頂戴」


提督「いや別に・・・入りたくないなら、入らなければいいじゃん」


夕立「そうっぽいけど・・・中に入ってみたいし・・・」


提督「あっそ・・・じゃ」


村雨「提督も一緒に・・・」


 村雨ならそういうと思って、俺は全力で逃げようとしたが・・・結局捕まってしまった


村雨「提督一人ごあんなぁ~い」


提督「無理だって!俺ホラー系ダメなんだよ!」


村雨「大丈夫よ?一人で行けなんて言わないから」


提督「助かった・・・じゃ三人で行こうか!」


時雨「僕と村雨は先に入ってるから、夕立をお願いね」


 そう言い残すと時雨と村雨はお化け屋敷内へ姿を消した。


提督「なぁ夕立?アイス奢るからこの場所から逃げようか」


夕立「そうしたいっぽいけど・・・そうなると夕立はビビりって言われちゃうっぽい!そんなの絶対いや!」


 そこまで言うなら・・・付き合ってあげるのがいいだろう。めっちゃ雰囲気からしてヤバそう・・・あ!ちなみに俺見える人ね


提督「分かった。行こう夕立」


夕立「ぽい!」


 俺たちは逸れてしまった・・・夕立が最初の仕掛けにビビッて一人で走ってしまって置いて行かれた


提督「俺の方が走って逃げたかったわ・・・」


途中でリタイヤすると後で何言われるか分かったもんじゃない・・・このまま先へ進むことにした。進んでいくと何かの鳴き声らしき声が何処からか聞こえてきた・・・迷子の子供だったら可哀想だからなと思い、その声の元へ歩み寄った。


提督「確かこの辺から聞こえてきたよな?おーい!誰かいるのか?」


??「え?誰?」


 薄暗いせいで顔までは分からなかったが、そこに人がいることだけは分かった。でも今の格好で名乗りたくはないので、適当に聞き流すことにした。ごついおっさんが女装してるんだから子供にとってはトラウマものだろう?という気づかいだ


提督「どうしたんだ?迷子か?」


??「はい・・・一緒に入った人とはぐれてしまって・・・」


提督「おじさんも連れとハグレテしまったんだ。出口近くまで一緒に行こうか?」


??「なに?・・・怖い?一人で行けます。見ていなさい?」


提督「ホントに一人で行けるのか?すっげー震えてるぞ?」


??「武者震いよ。心配いらないわ」


 本人はかなり強がっていたが、一緒に出口まで行ってやることにした。俺も怖いしな!この時は気が付かなかったが、俺は大きな勘違いをしていた。俺は子供が親と離れて迷子になっていると思っていたが、実際に隣を歩いて居ていると子供の大きさではないのに気が付いた。このまま出口に出てしまうと大変不味い。どうにかしないと・・・


提督「もうすぐ出口だから、この先は一人で行けるな?」


 ゴールまで目と鼻の先だし大丈夫だろうと判断して、ちょっと強めの口調で促す。


??「もう少しですから、一緒に一居てくれませんか?」


 困った。そう言われると男は弱い・・・さてどうするか・・・


提督「分かった。じゃ出口まで競争しようか?そしたら怖くないし、すぐに出られるから」


 普通じゃ考え付かないであろうことをすぐに考え付く。流石俺だ!

だが、これだけじゃ不完全だ。相手は何でそんな事をするのかと聞いてくるだろう?そこで有無を言わさず行動に移すことでこの作戦は完成する。要はいきなりジャンケンをされたら、人間はグー?パー?どっちだっけ?基本そのどちらかを出す的なノリだ!分からない?俺も何言ってるのか分からなくなってきた


提督「行くぞ?よ~いドン!!」


??「ち・・・ちょっと待って!」


 ちゃんとついて来てるな?後はそのまま走り抜けてくれたらそれでいい。俺か?俺は後でゴール近くの途中リタイヤの出口から出るさ。そう思いスピードをおとしていた時、その女は俺の首根っこの襟を掴んできた。こいつ力強い!持っていかれる!!


提督「離してくれ!俺は後から出るから!」


??「こんなところに居ては危険だわ。私に任せておきなさい。鎧袖一触よ」


 この時気が付いた。いやもしかしたらもっと前から気が付くチャンスがあったはずだが、気が付けなかった俺が悪い。こいつは一般人じゃない。加賀だ!


提督「やめろ加賀!降ろせ~!!」


 俺の叫びは加賀には聞こえていないようだった・・・ゴールまでもう少し、加賀の言っていた連れは多分赤城だろう。

弄るのは好きだけど弄られるのは嫌いなんだよなぁ・・・ってか加賀ヨ。首締まってくるし・・・死因がこんなんじゃカッコ悪いなぁ。ここで意識が途切れた。


・・・

・・



提督「あ・・・あれ?」


赤城「気が付きましたか?」


提督「赤城?あぁ・・・俺あのまま気を失ってたんだな」


赤城「ビックリしましたよ?出口から叫び声が聞こえたかと思えば、加賀さんと引きずられてる提督が出てくるんですから」


 赤城が言うには、その後状況を理解した加賀が泣き出し、それを見た時雨達が軽いパニック状態になったりと大変だったらしい。そんな状況でも冷静に対処できる赤城は凄いな。流石一航戦というところか?










後書き

ガバガバですが、書ける時に書いていこうと思います。


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2018-10-07 04:50:58

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