2018-06-30 00:19:49 更新

概要

暁と提督の終戦したあとの新生活を描いたSSです


前書き

1945年、終戦、いろいろ忙しい日本、そんななか、提督と暁が何かを喋っているようです。新しい生活?


提督「ついに終戦を迎えたな.....」

暁「そうね、ここまで大変だったわ」

提督「俺も今年で16か.....暁はいくつになる?」

暁「私は15よ」

提督「俺ら最初に比べてずいぶん成長したよな...」

暁「そうね、私たちが出会ったのはもう四年も前」

提督「いやぁ、俺もあの時は若かったなぁ.....」

暁「私たちよくケンカしたわねぇ....」

提督「そうだな.....俺もあのときはすぐムキになって.....楽しかった」

暁「ところでこれからどうするの?」

提督「どうするって?」

暁「響たち含めて私も、みんな身寄りがいないの、司令官はいるの?」

提督「うーん.....俺もとくにいないかなぁ....」

暁「だったら、司令官と私でどこか遠くで暮らさない?」

提督「!?本気で言っているのか?」

暁「ええ」

提督「金は?」

暁「司令官が」

提督「場所は?」

暁「司令官が見つけてくれるに違いないわ!」

提督「.....行くあては?」

暁「司令官の行くところ」

提督「なんだうれしいこと言ってくれるじゃねぇか自称レディー」

暁「それはやめて!今思い出すと恥ずかしいから!」

提督「レディー、プククwww一人前のwww」

暁「いやああああああああ!」

提督「あーw悪い悪いwwさて、さっきの答えだが、本当に暁がいいっていうんなら一緒に暮らそうぜ」

暁「!本当!?」

提督「ああ、本当だ」

暁「じゃあ、お願い....します///」

提督「...ん、ああ、こちらこそ///」

提督「....あ!そ、そうだ!住む場所決めなきゃな!!」

暁「そ、そうね!」

提督「幸い父さんが元提督ってだけあって、遺産含めてもとになる資金はたっぷりあるし....」

暁「お父さんのコネで入った司令官にはお金がないのね」

提督「うるさいなぁ!わりと気にしてるんだぞ!?周りみんな老人だし!!」

暁「でも、私はたとえ貧乏でも、司令官と一緒にいたいわ」ボソッ

提督「なんか言った?」

暁「!な、なんでもないわ!司令官って貧乏なのね」

提督「ひどいなぁ.....」

暁「あ、ご、ごめんなさい」

提督「いいや、大丈夫だよ、金がないのは事実だしw」

暁「話が逸れちゃったわね、結局どこにするの?」

提督「うーん、父さんの金で暮らすにしても生活水準高くしちゃうと数年で金が尽きるのは目に見えてるしなぁ...」

暁「司令官の手元にはいくらあるの?」

提督「俺のは銀行に3000万、父さんの貯金が5000万、財布に100円玉3枚」

暁「銀行と手持ちの差が激しいわね....」

提督「まあ、給料入るなり戦後のためにととっておいた金だ、ここまであるのに気づいたのは最近だ」

暁「結構司令官って考えて行動してるのね」

提督「当り前だ!俺をなんだと思ってた!?」

暁「行き当たりばったりの人」

提督「わりとあってる」

暁「でも、それだけお金があれば土地買って農業でもできそうね」

提督「んー、確かにな。これから米類なんかは重要になってきそうだよな」

暁「それでコンバインみたいなの買えばもう安泰ね!!」

提督「よし、新潟行こう」

暁「決まりね!!」


一か月後

提督「いやぁ、来ましたねえ新潟!!」

暁「山奥だけあって、人もいないわね」

提督「そうだな、でも寒いな.....早く家入りたい」

暁「そうね....あ、見えてきたわ」

提督「おお、さすが新築、きれいだなぁ」

暁「二人で住むには大きい気もするけど....確かに綺麗ね」

提督「しかも一括で購入したしな!」

暁「これでローン気にしなくてよさそうね」

提督「おお!あれは我らがコンバイン!!」

暁「というか、あれだけのお金があるのに今働く必要があるのかしら....」

提督「それを言うな、俺も来る途中農家ばっかりで俺らが農業やる意味ある?って思ったけど、それは思っちゃいけない」

暁「」

提督「さて、新しい生活の始まりだ!!」


暁「じゃあ、司令官があっちの部屋、私がこっち」

提督「別に同じ部屋でもいい気がする....間違いなんて起きないだろうし」

暁「もしものためよ、もしも」

提督「もしもってなんだよ.....」

暁「ささ、とりあえず買ってきた食材でなんか作りましょ」

提督「そうだな」

暁「じゃあ卵焼きでもどう?」

提督「おお!いいな!」

暁「じゃあ作りましょ、こっち来て」

提督(ち、近い...///)

暁(近い...///)

暁「そ、そしたら火つけていいわよ///」

提督「わ、わかった///」

数十分後

暁「でーきたー!」

提督「できたな!」

暁「さっそく食べましょ!」

提督「いただきます!」

暁「あ!先ずるい!いただきます!」

提督「うまい....うまいぞ!!」

暁「おいしいわ!!」

提督「よし!今度また頼む!!」

暁「ええ!!もちろん!!」


提督と農作業

暁「あー、えっと、もっかい言って?」

提督「コンバイン動かない」

暁「なんでよ....」

提督「わからん、たぶん故障じゃね」

暁「えぇ.....曖昧ね」

提督「しゃーない手動でやるか....」

暁「そうね....」

提督「....全自動がよかった...」

暁「全部

  自分で

  動かせ」

暁「これで全自動よ、さあがんばりましょう!!」

提督「縦読み屁理屈じゃねーか!!」


提督(そしてこんな生活が続いて数年後のある日)


暁「ふう、今日も疲れたわ....」

提督「そうだな.....」

暁「ところで、今日は私の誕生日なの」

提督「!!忘れてた!!....なーんて、言うと思ったか?ほれ」スッ

暁「?これは?」

提督「新しいクワ」

暁「見ればわかるわ!なんでせっかくの誕生日にすら農業と縁が切れないのよ!!」

提督「あ、まだあったわ」

暁「!!」

提督「ほら、これ」スッ

暁「...こ、これは...?」

提督「見ればわかるだとう、指輪だ」

暁「えっと....これってつまり....」

提督「ああ、17歳の誕生日おめでとう暁!!そして、俺と結婚してほしい」

暁「.........えっと、え?今私はプロポーズされたの?」

提督「え、まあ、そうだな....した」

暁「えっと、え?ちょ、っと。え?」

提督「あー、うん、落ち着け」

暁「!?!?!?!?!?」

提督「あー!!もう!!出会った時から一目ぼれだったんだよ!ずっと好きだったの!!結婚してほしい!!ずっと一緒にいたい!!」

暁「!!」

提督「今までいろんなこと乗り越えてきたけど、これからは仲間としてじゃなく、お、俺のちゅ、妻として、乗り越えてくれないか?」

暁「.....」

提督「だめ....か?」

暁「....もう、あなたにはいつも先手を取られてばかりね....私もあなたが好きよ....」

提督「!!」

暁「あれは鎮守府に着任して数か月たったころかしらね、私が大破して帰ってきたとき、

私が泣いていたらあなたわざわざ桟橋まで来て「大丈夫か!?」なんて叫びながら私を抱きしめてくれたのを覚えてる?」

提督「あ、ああ」

暁「そのときね、思ったの、この人となら歩んでいけるって、私を大切に思ってくれてる人がいるって」

提督「....」

暁「だからね、これからも一緒にいたい。ずーっと、ずっと、いつまでも」

提督「ああ、ずっと一緒にいよう、いつまでも、どこまでも」

暁「ええ、よろしく....お願い...します...」ポロポロ

提督「ああ、よろしく....って、なんで泣いてるの!?」

暁「ふぇ?...あ、ほんとだ」

提督「気づいてなかったの!?」

暁「そ、それどころじゃなくて....」

提督「あ、そ、そうだな///」

暁「司令官だって顔真っ赤じゃない」

提督「し、しょうがないだろ!?」

暁「はいはい、明日早いし寝ましょうねー」

提督「わかったって、寝ようぜ一緒に!!」ガシッ

暁「!?」

提督「ほらほら、早く!」

暁「わ、わかったわ///」

提督「ささ、入って」ポンポン

暁「し、しちゅれいします....////」

提督「////」

暁「////」

提督「あ、お、おやすみ///」

暁「え、ええ///」


そして、幸せな月日が流れ、数十年が経過した


暁「こんなものか.....」

提督「おお、終わったか、休憩しよう」

暁「そうしましょう」

提督「なんだかんだここも開発進んじゃってなぁ....なつかしいなぁ、あのころが」

暁「そうですねぇ....あの頃は若かったですねぇ.....」

提督「まあ、わしらは死んでも来世で出会うからの!!」

暁「あらまあ、あなたそもそも死ねるんですか?」

提督「うるさいうのう....いくらわしが頑丈だからってそれはないぞ....」

暁「だって、絶対死ななそうな顔ですものねぇ......」

提督「ひどいなぁ....」

暁「でも、子供はできませんでしたが、いい人生でしたよ」

提督「そうか、わしもじゃ」

暁「楽しかったですねぇ....」

提督「じゃな....」


数か月後

暁「司令官...さん.....ああ、司令官さんですか....」

提督「そうだ!俺だ!!提督だ!!見えるな!?聞こえるな!?」

暁「あまり....聞こえませんが....」

提督「なんで!!隠してたんだ!!なんで、病気だって....隠して....」

暁「暁は、心配かけたくなかったです、勝手ですね」

提督「ああ!そうだ!いつも...お前は.....」

暁「私は、幸せでしたよ、今まで、司令官と一緒にいられて....」

暁「..........ありがとう..............」

提督「.......?」

提督「暁!起きてくれ!どうしたんだ!!返事をしてくれ!!」

医者「11月13日、午前零時三十分....ご臨終です....」

提督「そ....そんな....」

医者「最善は尽くしましたが.....申し訳ありません.....」

提督「いや、もういいんだ、帰ってくれ......」

医者「....失礼します」ガラガラ

提督「暁......」

提督「はは、なんでだろうな、こんな時に限って...」


提督『はは!暁!!ここまでこいよ!!悔しかったら取り返してみなー!!』

暁『あー!!司令官が私のプリン取ったぁ!!響ぃ!!!!』

提督『わああああああ!響はアカン!アカンで!!』

暁『じゃあ返してよー!!』

提督『わかったって!!ほら!!』


提督「ああ、そんなこともあったっけ......もう70年も前か...」

提督「ああ、いい、人生だったな......暁....ありがとう.....」

提督「.....こ...お......だけど.......いまま.......あり....とう...な」

提督「もう....こえ.....も.......で.....」

提督(ああ、こりゃダメだな、声がでない、さすがにこんな症状が出るなんてきいてないぞ....でも、まあなんつか、お互いに病気だって隠してたとはなぁ....はは)

提督(死ぬのは嫌だが.....ま、いいか、暁がいない世界なんてな......じゃあな、暁、またどこかで......)バタッ

提督「」


提督(ここは.....ああ、俺、しんだのか.....えっと、生まれ変われるのか?)

提督(ん、なんだこのタブレット、指示に従えばいいのか)

ポチポチ

提督(えーっと....?これで生まれ変われるのか.....楽しみだな.....)

提督(......暁...)スゥーーーーー



1929年

「オギャーーー!!オギャーーー!!」

「あら!かわいいわねえ.....」

「かわいいなぁ!!名前は、どうするんだい?」

「そうね、あなた提督なんでしょ!いい名前つけてあげなさい!」

「え、なにそれ....理不尽やな.....」

「そうだなー.....じゃあ、この子の名前は......」


十数年後

暁「あ!司令官が私のプリンとった!!響ぃ!!」

提督「おい!卑怯だぞそれは!!まて、ちょ!!暁ぃ!!!」

暁「じゃあ返しなさいよ!!」

提督「わかったよ!!」

暁「ふん!わかればいいのよ!!」

提督「「うるさいなぁ自称レディーさんは!」

暁「ああ!司令官がいじめるーー!!」

提督「ええ......」

提督(あれ、この光景、前にどこかで.....)

暁(このやり取り...どこかで.......)

提督&暁(ま、いっか!!)


後書き

ふう.....あ、皆さまお久しぶりです、ネット環境が壊滅していたのでとりあえずSS書いてたらいつのまにかネットも復旧し、ちょうど完成していたので、投稿しました、わりと意外な最後ではなかったでしょうか?私が読者だったら確実に驚いてましたね。あと、どうでもいいですが私これでもたぶん受験生なので、おそらくこれからSSの投稿頻度下がります、それでも見てくれる方がいれば幸いです!そして、私のつたない文章を見てくれた方々、評価くださった方々、本当にありがとうございます!ではまたどこかで!


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2018-09-10 22:12:42

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2018-08-23 13:32:18

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2018-06-30 00:48:50

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