2018-09-25 09:53:53 更新

概要

なぜか前の垢が使えなくなったのでこっちで更新していこうと思います。強引なところやおかしい所が多少あると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。後、一部原作から台詞を抜き取っていますのでご了承下さい。※話を繋げやすくするためです。他はオリジナルです。
長い間やっていなかったのですが、今日から少しずつ進めて行きたいと思います
明日からまた再開します


私、ヒストリア・レイスは、レイス家の子供と


して生まれた。私はその時恵まれた環境にいな


いことをすぐに理解した。母親には鬱陶しがら


れ、抱きついたものの突き飛ばされ怪我をし、


周囲の子供たちからは嫌がらせを受けていた。


そこで私は誰からも必要とされていないことに


気づいた。


そんな私の孤独を唯一癒してくれたのは牧場の


動物達であり、この動物達は友達でもある。そ


して、いつも通り動物達の手入れをしていると


、使用人から「今日はお客様が来るからお屋敷


にお戻りください」と言われた。急に吐き気が


込み上げてきた。この吐き気が屋敷の人に対す


る嫌悪感なのか、今からくる人達に対してなの


かは分からない。ただ、今、この時間を過ごせ


ないとゆうことが私にとっては苦痛でしかなか


った。すると、いつも嫌がらせをしてくる子供


達が目に入ったが、今日は使用人がいるため何


もしてこない。「早くお屋敷に戻りましょう」


使用人が急かしてくる。なぜ私に構うの?どう


せあなたも、私のことを必要としていないくせ


に。私は嫌々、屋敷に戻った。


「こちらでお待ちになってください」使用人が


案内した部屋は、いつもと違う部屋だった。な


ぜここに連れてこられたのかいまだに理解でき


ない。しかし、すぐに理由が分かった。扉が開


き、一人の男の子が入ってきたのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


俺、エレン・イェーガーは、父さんと、母さん


と、俺の3人で暮らしている。今日は父さんの診


療に付き添うことになっている。といっても、


付き添うことはよくあることだ。そして、どこ


に診療しにいくかというと、確かレイス家とい


う王家の一族のとこにいく、としか聞いていな


い。


グリシャ 「エレン、行くぞ」


エレン「うん、分かった」


エレン「じゃあ、行ってきます!」


カルラ「行ってらっしゃい、エレン。あなたも」


グリシャ 「あぁ、行ってくる」


そうして馬車に乗り込みレイス家に向かった。


道中は思ったより長く、1時間近くかかった。


馬車から降り、屋敷に向かう。ノックをすると


使用人が出てきた。


使用人「イェーガー様、お待ちしておりました。こちらです」


グリシャ 「分かりました。あと、エレンをヒストリアと一緒にいさせてあげてくれませんか?」


使用人「は、はぁ、ヒストリアとですか…?」


グリシャ 「はい、一人だと退屈だろうと思うので」


使用人「…分かりました」


グリシャ 「エレン、仲良くな」


エレン「分かってるよ、父さん」


グリシャ 「じゃあ、また後でな」


使用人「では、エレン様。こちらです」


父さんと別れたあと、使用人と共にヒストリア


のいる部屋へ向かった。


使用人「こちらでお待ちになってください」


エレン「はい、ありがとうございます」


使用人に挨拶をして、別れる。どんな子なんだ


ろう。ドキドキしながら扉を開ける。そこに彼


女はいた。身長は小柄で、髪は金髪、蒼い瞳で


こっちをじっ、と見つめていた。


エレン「よ、よぉ」


ヒストリア「……」


エレン「(なんなんだ?一体)」


エレン「俺はエレン。そっちは?」


ヒストリア「…ヒストリア」


エレン「ヒストリアってゆうのか!よろしくな!」


ヒストリア「…何しにきたの?あなたも私に嫌がらせをしにきたの?」


エレン「は?何言ってんだよ」


エレン「別にそんなこと…」


ヒストリア「嘘だ!」


ヒストリア「私の周りはいつだってそうだ!私のことを邪魔者扱いして、周囲の人達からは嫌がらせをされて!誰も私を必要としない!誰からも必要とされない!」


ヒストリア「私なんか…生まれてこなければよかったのに…」


パン!


乾いた音が部屋に鳴り響いた。


エレン「初めて会った俺が言えることじゃないし、お前のことを知ってるわけでもない。だけど、誰もお前を必要としていないわけじゃない!」


ヒストリア「…え?」


エレン「俺が今日、どんな気持ちで来たか分かるか?友達になれるか、うまく話せるか、そういうことを考えながら来たんだ!」


エレン「周りがお前のことを必要とせず、孤独

にさせるなら!俺は、お前を決して一人にはさせない!」


ヒストリア「…!!」ポロッ、ポロッ


ヒストリア「私を…必要と…して…くれるの…?」


エレン「当たり前だろ!信用できないなら、こうしてくれれば信用できる、ってゆうことがあれば言ってくれ」


ヒストリア「ひ、ひぐっ…、うわぁぁぁぁぁぁ

ぁん!」


エレン「!!わ、悪い!強く言い過ぎた!後叩いてごめん!」


ぎゅっ


エレン「?!///」


ヒストリア「ひぐっ、ううん、全然、いいよ。ただ…、嬉しくて…」


ヒストリア「ヒクッ、だから、もう少しだけ、このままで、いさせて…」


エレン「ヒストリア…」


エレン「落ち着くまで、そうしてていいよ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレン「落ち着いた?」


ヒストリア「うん、ありがとう。エレン」


エレン「おう!気にすんな!」


ヒストリア「あのね、エレン。さっきの話なんだけど」


エレン「うん」


ヒストリア「また、来てくれる…?」


エレン「ああ!いいぜ!ただ、診察のときぐらいしか行けないけど、大丈夫か?」


ヒストリア「うん、大丈夫だよ。あと、これ」


エレン「これは?」


ヒストリア「交換日記もしたいんだけど、駄目、かな…?」


エレン「いいよ、ヒストリアがそうして、安心できるなら」


ヒストリア「エレン、ありがとう!」ニコッ


エレン「!!///」ドキッ


エレン「ヒストリアって」


ヒストリア「え?」


エレン「笑うとすっごく可愛いな」


ヒストリア「!?///」


ヒストリア「そ、そうかな?えへへ///」


エレン「ああ、…あのさ一つだけ約束してくれないか?」


ヒストリア「うん、なに?」


エレン「もうあんなことは言わないでくれ」


ヒストリア「それは大丈夫だと思う」


エレン「それは、どういう意味だ?」


ヒストリア「だって、今はエレンがいるから」


ヒストリア「エレンがこなかったら私はずっと、空っぽのままだった。だけど、エレンがきてくれたおかげで、私は空っぽじゃなくなったの。なんてゆうか、満たされたって感じかな。だから、もうあんなことは言はないと思う」


エレン「…そうか、ならよかった」


ガチャ


グリシャ 「エレン、帰るぞ」


エレン「分かった」


ヒストリア「…あ、待って…」


エレン「…父さん、少しだけ待ってて」


グリシャ 「なんだ?」


エレン「いや、あと少しだけヒストリアと話し


てくる」


グリシャ 「そうか、先に下におりておくぞ」


エレン「うん、ありがとう」


ガチャ


ヒストリア「ど、どうしたの?」


エレン「待って、って聞こえたから」


ヒストリア「…聞こえてたんだ」


ぎゅう


エレン「ちょ!///」


ヒストリア「…まだ一緒にいたい」


エレン「それは…」


ヒストリア「分かってる、次の診察のときだよ


ね?」


エレン「そ、そうだな」


ヒストリア「だから…、別れる時ぐらい甘えさせて…」


エレン「ヒストリア…」


ヒストリア「…これぐらいにしておくね。そうじゃないと、本当に離れたくなくなっちゃうから」


エレン「…ああ、わかった、じゃあ、また」


ヒストリア「うん、またね」


ガチャ


グリシャ 「もういいのか?」


エレン「うん、次来たときにまた会えるから」


グリシャ 「そうか」


グリシャ 「じゃあ、帰るか。この時間なら母さんがもう夕飯の支度を始めてるころだろう」


エレン「もうこんな時間か!時間がたつの早いなー」


グリシャ 「そうだな。物事に集中していると、時間が早く過ぎるように感じるからな」


エレン「確かに何かに夢中になってると、時間って早く過ぎるよなー」


グリシャ 「エレン、そんなにヒストリアといるのが楽しかったのか?」


エレン「は?!///な、なに言ってんだよ父さん!ほら!さっさと帰ろうぜ!」


グリシャ「フッ、はいはい」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレン達が帰ったあと、私は今日の出来事を振


り返っていた。今日だけで新しいことがたくさ


んあった。エレンに出会い、初めて私のことを


必要としてくれた。私は、この時に私の全てを


捧げようと思っていた。しかし、それとは別の


違う感情もあった。それは…、エレンに、恋を


したことだ。最後別れる時、咄嗟とはいえ抱き


ついてしまった…。しかも今日だけで2回も。


…まぁ、でも、今までのことを考えると仕方な


かったのかもしれない。それだけ人に触れるこ


とがなかったってことだし。…エレン迷惑じゃ


なかったかな?今度来たとき謝っておこう。そ


れにしても…。


エレン「ヒストリアって、笑うとすっごく可愛

いな」


「〜!!///」あんなこと言われたら誰だって好


きになっちゃうよ!


はー…、早く会いたいよ、エレン


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


グリエレ「「ただいまー」」


カルラ「二人ともお帰り」


カルラ「夕飯までもう少し時間がかかるから先


にお風呂に入っちゃいなさい」


グリエレ「「はーい」」


エレン「今日の夕飯なにー?」


カルラ「ふふ、楽しみにしておいて」


エレン「母さんが作るご飯はなんでもおいしいからなー」


カルラ「あら、エレンったら褒め上手なんだから」


エレン「ありがとう、とりあえず、風呂入ってくる」


〜風呂〜


ザブン


エレン「ふ〜、気持ちい〜」


そういえば、ヒストリアって周りから必要とさ


れないって言っていたけど、本当にそうだった


んだろうか。いや、あそこで嘘をつくメリット


がない。なら、相当つらい思いをしながら過ご


してきたんだろうな…。あと、本当に頼れる人


が俺だけなら、ヒストリアのためにやれること


をできるだけする。それに、友達を助けるのに


理由はいらないだろ?…今思えばだけど、初対


面のヒストリアに対して勢いで、叩いたり怒っ


たりしたけど、ミスったな…。今度行ったとき


もう一回謝ろう。


〜食卓〜


エレン「おー!おいしそう!」


グリシャ「今日はオムライスか」


カルラ「それじゃあ、食べましょう」


エレグリカル「「「いただきます!」」」


エレン「やっぱ、いつも通りおいしいな!」モグモグ


グリシャ「流石母さんだな」


カルラ「そう言ってもらえると嬉しいわ」


〜食後〜


エレグリカル「「「ごちそうさまでした」」」


エレン「あ、そうだ。ヒストリアのことなんだけど」


グリシャ「なんだ?」


エレン「あいつってさ、笑ったらかわいいのに、全然笑わないんだよ。せっかくの笑顔がもったいないんだよなー」


カルラ「あら、エレンって、もしかしてヒストリアのことが好きなの?」ニヤニヤ


エレン「な?!母さんまで!///」


グリシャ「エレン、顔が赤いぞ」ニヤニヤ


エレン「だー!俺はもう寝る!おやすみ!」ドタドタ


カルラ「ふふ、エレンったらかわいいんだから」


グリシャ「フッ、確かにな」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレン「はー、疲れた」ゴロン


あ、そういえば交換日記しようって言われてた


んだ。まだ書いていないから、忘れないうちに


早く書こう。


エレン「…」ガリガリガリガリ


エレン「…」ガリガリガリ


エレン「…」ガリガリ


エレン「…」ガリ


エレン「とりあえず書けた…」ウトウト


エレン「…」スースー


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレン「ん〜…」


エレン「あれ?…椅子に座ったまま寝ちまったのか」


ところで、今何時だろう?外が少し暗い。もし


かして…、丸一日寝てたとか?まさかな、…と


りあえず下に降りよう。


シーン


…誰もいない。とゆうことは、寝てるのか?見


に行ってみるか。


ガサッ


エレン「?!」ビクッ


な、なんの音だ?まさか…泥棒か?もし、そう


だとしたら…。どうする?確かめにいくか?い


や、もし刃物を持っていたら俺がやられる。…


だからといって放っておくわけにもいかない。


くそ、やるしかないのか。


エレン「…」ソロリ、ソロリ


ヌッ


エレン「?!」ビクッ


エレン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


???「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


エレン「…って母さん?!」


カルラ「エ、エレン…?」


エレン「な、なにやってんだよ、母さん」


カルラ「エレンこそ、こんな朝早く起きてくるなんて、初めてじゃない?」


エレン「え?朝?」


カルラ「寝ぼけているの?ちなみに母さんは朝食の準備をしてたんだよ」


エレン「そ、そうだったんだ」


エレン(暗かったから夜かと思った…)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレン「とゆうことがあったんだよ」


ヒストリア「ふふ、エレンって面白いね」


エレン「笑うなよ!怖かったんだぞ!」


ヒストリア「ごめんごめん、でも、お母さんでよかったね」


エレン「本当に母さんでよかったよ。あれが泥棒だったらどうなっていたか…」


ヒストリア「その時は死んでたんじゃない?」


エレン「ヒストリアちょっとひどくないか?!」


ヒストリア「あはは、冗談だよ」


エレン「…ヒストリアって、前より笑うようになったな」


ヒストリア「…そうだね。これもエレンのおかげだよ」


ヒストリア「前も言ったと思うけど、エレンがきてくれたから、今の私があるの。だから、私は、もう前の私に戻ることはないし、戻るつもりもないよ」


エレン「…そっか。それならよかった」


エレン「少し散歩しにいかないか?」


ヒストリア「え?それって…」


エレン「大丈夫だよ。ちゃんと父さんから許可もらってるから」


エレン「ほら、行こうぜ」グイッ


ヒストリア「あっ…」


ヒストリア「…」


ぎゅっ


この時、私は、少し嬉しかった。多分エレンは


、私のことを何とも思っていないだろうけど、


私は、エレンのことが大好きだ。そんな、大好


きな人と手を繋げたなら嬉しいし、ドキドキす


る。少し状況は特殊だったけれど。だけど、な


んでエレンが散歩しにいこうって言ったのか、


私はわからなかった。いや、分かっていたから


こそ、それを認めようとしなかっただけかもし


れない。そして…


エレン「ヒストリア、話があるんだけどさ」


ヒストリア「うん」


エレン「今日でさ、父さん診察終わるんだって。だから、会うのは今日で最後かもしれない」


ヒストリア「…そう、なんだ」


ヒストリア「とゆうことは、もう、エレンとは会えないんだよね…?」


エレン「まぁ、そうだな」


ヒストリア「…嫌だよ」


ヒストリア「エレンと離れたくない!ずっと一緒にいたい!なんで私ばっかり…」


エレン「…ヒストリア、じゃあ約束しないか?」


ヒストリア「約、束…?」


エレン「ああ、必ずまたどこかで会うって」


ヒストリア「そんなの無理だよ…」


エレン「確かに無理かもしれない。だけど可能性はあるだろ?どんなに低い可能性でも、俺は可能性がある限り、会えると信じる」


エレン「だから、ヒストリアも最初から諦めんなよ」


ヒストリア「…そう、だよね。最初から諦めてたら、叶うものも叶わなくなっちゃうよね。ありがとう、エレン」ニコッ


エレン「き、気にすんな!///」


ヒストリア「あれ?エレン顔赤いよ?大丈夫?」


エレン「それは多分あれだ!日差しがすこし強いから、そう見えるだけじゃないか?(誰のせいだと思ってるんだよ…)」


ヒストリア「そっか。ならよかった」


ヒストリア「それにしても、初めて会った日から、今日でちょうど3ヶ月たったんだよね」


エレン「そうなのか?よく覚えているな」


ヒストリア「忘れるはずもないよ。初めてエレンと会った日だから」


エレン「…ヒストリアって、わざわざ誰かと初めて会った日を覚えているのか?」


ヒストリア「あはは、そんなわけないじゃない。エレンが特別なだけだよ」


ヒストリア「何が特別かは…、分かるよね?」


エレン「ああ…、なんとなくな(確か周りから必要とされなくて、唯一必要としてくれるのが俺だけしかいないんだったよな…)」


ヒストリア「そういうことだから、エレンは特別なの」


エレン「…そうか」


グリシャ「エレン!」


エレン「父さん!なんでここに?」


グリシャ「診察が終わったからだ」


エレン「…そうなんだ」


エレン「なぁ、父さん」


グリシャ「なんだ?」


エレン「…本当に今日で診察終わりなのか?」


グリシャ「ああ」


エレン「…分かった」


エレン「ヒストリア。さっき話してた通り、会うのは今日で最後かもしれない。…だけど、もし本当に、次会えたなら、その時に言いたいことがある。だから、その時は、聞いてくれないか?」


ヒストリア「…!!は、はいっ…!」ポロポロ


エレン「ありがとう、ヒストリア」


ヒストリア「グス…エレン!」ギュ


エレン「ちょっ!///」


ヒストリア「…絶対に、絶対に会おうね!」


エレン「…ああ、約束だ」


ヒストリア「最後にこれ、あげるね」


エレン「これは…、俺たちが続けてた交換日記か?」


ヒストリア「うん」


エレン「いいのか?貰っても」


ヒストリア「いいよ。もともとあげるつもりだったから」


エレン「…ありがとう。大切にするよ」


ヒストリア「フフッ、そう言ってもらえると嬉しいな」


ヒストリア「それにね、お礼を言うのはむしろ私のほうなの」


エレン「え?」


ヒストリア「だって、エレンに会わなければ今の私はいないんだから」


ヒストリア「だから、ありがとうエレン」


エレン「ヒストリア…」


エレン「…そろそろ行かないと」


ヒストリア「うん、そうだね」


ヒストリア「またね、エレン」


エレン「あぁ、またな」


ガチャ


バタン


グリシャ「もういいのか?」


エレン「うん、話したいことはだいたい話したから」


エレン「それに、今戻ってしまうともう帰りたくないって気持ちになってしまうから」


グリシャ「そうか、じゃあ帰るか」


エレン「うん」


…ガラガラガラガラ


ヒストリア「…行っちゃった」


ヒストリア「もっと色んなこと話ししたかったなー。今更だけど」


今頃になって色んな想いが出てきた。こういう


のなんていうんだっけ?後悔先に立たずだった


かな。はぁ、悔やんでも仕方ないか。もうエレ


ンはいない。次、本当に奇跡的に出会えたら、


ずっと一緒にいるのに…。それよりもまた前の


生活に戻るのか…。いっそのこと、この家に何


か大きなことが起きればいいのに。そうすれば


家から出られるのかな…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


数ヶ月後、ウォール・マリアが巨人により陥落


したと、近所の人達が話してるのを聞いた。な


んだか嫌な予感がする。エレンって何処に住ん


でるんだっけ?誰かに聞きたいけど、私の質問


を聞いてくれる人なんて…。それでも聞かなき


ゃ。ここで聞かなきゃ後悔するかもしれない。


そんなのは嫌だ。逆に聞いて後悔するかもしれ


ないけど、知らないよりよっぽどましだ。まず


は誰でもいいから聞いてみよう


ヒストリア「あ、あの、一つ聞いてもいいですか?」


近所の人「…何ですか?」


ヒストリア「グリシャ・イェーガーって人を知ってますか?」


近所の人「知ってますけど、その人が何か?」


ヒストリア「えっと、その人の住んでる場所とか知ってますか?」


近所の人「ええ、確かシガンシナ区に住んでたと思いますよ、ウォール・マリア南端に突出した所の」


ヒストリア「そ、そこって」


近所の人「お気の毒にね、生き残ってる人なんて多くはないと思うよ」


私は頭が真っ白になった。まだ何か話している


が頭に入ってこない。じゃあ、もうエレンとは


会えない…?いや、まだ死んだと決まったわけ


じゃない。今、私ができることは無事を祈るだ


け。神様お願いします。エレンを助けてください


。…もし、エレンが死んでいるとして、それを


知ってしまったら私はどうなってしまうんだろ


う…?


???「…丈夫ですか?」


ヒストリア「え?」


近所の人「あの…」


ヒストリア「あ…、すいません、ぼーっとしちゃてたみたいで」


近所の人「そうですか。急に反応しなくなったんでびっくりしました」


そういえばまだ話をしてる途中だった。


近所の人「では、これで」


ヒストリア「お話、ありがとうございました」


近所の人「いえいえ」


もう何も考えたくないな。このまま全てを忘れ


て過ごすのもいいかもしれない。だけど、それ


は前の私にもどるということになる。それだけ


は嫌だ。だから私は祈り続けるだろう。ただひ


たすらに、エレンの無事を。


ーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーー


ーーーーーー


ーーー


ウォール・マリアが陥落してから数日経った夜


、私は初めて父と会いました。


ロッド「初めましてヒストリア。私はロッド・レイス…君の父親だ」


その男性はこの土地を治める領主の名前を名乗


りました。数年ぶりに見る母の姿もありました


が、酷く怯えているようでした。


ロッド「ヒストリア…これから私と暮らすぞ」


そう言うなり父は私を連れて外の馬車に向かい


ました。その時


母「キャアアア!」


母が悲鳴を上げた時、私達は多くの大人に囲ま


れていたことに気付きました。そして母がその


大人達に拘束され、私の目の前で殺されました


。私も殺されそうになる直前で、父はある提案


をしました。ここよりずっと遠くの地で慎まし


く生きるのであれば、見逃してやってはどうか


と…。それと同時に、クリスタ・レンズという


名前を使うことになりました。そして2年開拓地


で過ごしました。それから15歳になり訓練兵に


入団し…。


ーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーー


ーーーーーー


ーーー


???「おい!クリスタ!」


クリスタ「きゃっ!」


クリスタ「なんだユミルか。驚かさないでよ」


ユミル「私が呼んでも反応しないからだろ」


クリスタ「あ…、それはごめん」


ユミル「考えごとでもしてたのか?」


クリスタ「まぁ、そんなとこかな」


ユミル「ふーん、そうか」


ユミル「悩みがあるなら相談に乗るぜ?」


クリスタ「ありがとう。でも大丈夫だから」


私は今でもエレンのことを忘れていない。必ず


どこかで生きていると信じている。だからもう


一度だけでいいから、会いたいよ、エレン…。


???「エレン、私が持つから貸して」


え?エレン?


???「別に持たなくてもいいよミカサ!いつまでも子供扱いすんな!」


まって、嘘?こんなことが…


???「2人共、早く運ばないと教官に言われちゃうよ」


???「あぁ、そうだな。早く持っていこう」


???「思ったけど、エレンっていつもその日記を持ってるよね?」


???「これは大事なものだからな。大切な人から貰ったものなんだ」


???「…その大切な人って?」


???「俺が小さい頃に出会った子だよ。元気にしてるかな?」


間違いない!エレンだ!無事だったんだ、本当


によかった…。今の私に会ったらびっくりする


だろうな。それよりもあの2人は誰なんだろう?


友達なのかな?まぁ、いいや。食事の時に話を


しにいこう!楽しみだな、久しぶりに話すの。


だからまた後でね、エレン


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜夜 食堂〜


思えば私は、ヒストリア・レイスであることを


隠さなければならない。だから、エレンに私が


ヒストリアだってことに気づいてもらえるよう


に行動しよう。ただ常にあの2人がエレンと一緒


にいるから、話しかけるタイミングがないんだ


けど。そして、この空気。どうしよう、これ。


ミカサ「…」カチャカチャ


アルミン「…」モグモグ


ユミル「チッ」


エレン「なんで誰も喋らないんだ?」


アルミン「そ、そうだね!クリスタとユミルだったっけ?どこ出身なの?」


!!やばい質問きちゃったよ…。どこって答え


よう…。


ユミル「そんなことはどうでもいいだろ?」


ナイス!ユミル!


アルミン「そ、そうだね、ごめん」


ユミル「それより、お前ら私のクリスタのことどう思ってんだ?」


アルミン・エレン「「え?」」


ミカサ「…」


何言ってるのユミル?!しかも私のって…


ユミル「だからぁ、クリスタのことどう思ってんだよ」


アルミン「ど、どうって、可愛いと思う」


ミカサ「別にどうでもいい」


どうでもいいって…、悲しくなるよ…。


エレン「…」


アルミン「…エレン?」






























































































































































































































































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