2018-09-17 17:44:30 更新

概要

コードギアスの世界をラブライブのキャラ達が過ごしていく物語です。
サンシャインのキャラもでます。そのためかなりごちゃごちゃしますのでご了承ください。


前書き

キャラ崩壊、キャラ死亡、あるかもです。
ss投稿初ですので至らぬ点があると思いますがご了承ください。


序章


執事「持ち時間を切らしました、ここからは一手、30秒でお願いします。」


貴族B「そ、そんなぁ」


貴族A「はは、だそうだ。」


ガチャ


貴族A「おや?代理人のご到着か?」


貴族B「た、助かったぁ~」


テクテク


穂乃果「、、、」


貴族A「なんだ、学生か」


穂乃果「なんだ、貴族ですか、」


貴族A「ふっ、学生はいいな、時間がたくさんある。後悔する時間がな」


ミカ「っと、これはきつくない、穂乃果?」


穂乃果「ミカちゃん、次の授業に間に合うためには何分後に出発すればいいの?」


ミカ「え?うーん、急げば20分かな?」


穂乃果「なら帰りは安全運転で、ことりちゃん達生徒会のみんなにお菓子でも買って帰ろうね。」


穂乃果「マスター、例の件」


貴族B「あ、ああ、わかってるよ、」


貴族A「一手30秒だぞ?」


穂乃果「十分ですよ」スッ


貴族A「キングから?ルールはわかってるのかね?」イライラ


穂乃果「ええ、」ニコ、、トン



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学校


ことり「ほのかちゃーん?お昼食べよーー」


ヒデコ「穂乃果なら、ミカが連れてっちゃったよ」


ことり「ええ?また?」


フミコ「たぶん賭けチェス、かな?」


ことり「もー、ほのかちゃんたら、」


ことり(昔はそんなことしなかったのに、)



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私は高坂穂乃果。音ノ木坂高校に通う二年生だ。っといっても音ノ木坂高校とは今のこの世界にたくさんある。エリア11の音ノ木坂高校、といったほうが正しいかもしれない。


 神聖音ノ木坂帝国。私の生まれた国だ。私はそこの皇位継承順位第11位、第5皇女として生まれた。そして私の妹の高坂雪穂。私と唯一血がつながっている姉妹だ。皇族は跡継ぎのため子供を多く作っているので姉妹がとても多い。が、その中でも雪穂は私の中では特別であり、何が起ころうとも守ると決めている。私たち姉妹は昔は母国に住んでいたのだがあることがきっかけで皇帝によりこのエリア11、元は浦ノ星という国に送られた。そう、私たち姉妹は捨てられたのだ。


 浦ノ星。東方にある島国だったのだが数年前、音ノ木坂の侵略をうけ、敗北。自由と権利とそして名前を奪われ、エリア11として今は植民地エリアとなっている。私たちはエリア11になる前にこの国にとばされ、点々と各地をまわって生きてきた。そして高海家に住んでいた時に戦争がはじまり、そこで仲良くなった友達とも別れ、今はヒデコちゃんの家にお世話になっている。


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穂乃果「チェックメイト、ですね」トン


ミカ「やったーー!」


貴族A「ば、ば、馬鹿な、、、」


貴族B[お、おおー!」


穂乃果「それではこれで。あ、マスター例の件、お願いしますね。」


貴族B「もちろんだとも!」


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ミカ「穂乃果、どうしてキングから動かしたの?」


穂乃果「うん?まあ、キングから動かないと他の兵はついてこないでしょ?」


ミカ「そんなものかな?」

そんなものだ。


ミカ「あ、またテロだってさ、怖いね。」

ニュースで速報が入っている。駐車場に向かいながら、建物につけられている、大型テレビから聞こえたことについてミカちゃんが感想を漏らす。


穂乃果「確かに、ミカちゃん。安全運転よろしくね。」


ミカ「はいよ!」

すると、テレビから、


亜里沙「皆さんこのエリア11の総督の亜里沙です。」

思わずテレビを見る。そこには幼げな顔をした少女がうつていた。


亜里沙「皆さんこのたびのテロは、、、、、

うんたらかんたら、っとありがたそうな言葉を言っている。

亜里沙ちゃんは私の異父姉妹だ。雪穂ととても仲が良かったし、その姉も私たちを可愛がってくれていた。しかし、


穂乃果「いこ、ミカちゃん」


ミカ「ん、あいよ」

それはもう昔のこと。この国に飛ばされてからは私が一人で雪穂を守ってきたのだ。今更会いに行こうとは思わないし、おそらくは私たちは死亡扱いとなっているはず。そちらのほうが都合がいいし、生きていると知られたらまた雪穂が政治の道具に、それだけは絶対にダメだ。


ミカ「お菓子、どうする?」


穂乃果「んー、お任せ。」

今の生活も悪くはないしね。

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曜「もっととばせる!?」


A子「これで精いっぱいだよ!」

私たちは音ノ木坂の軍からとあるものを盗むことに成功した。それをトラックに積み、今逃げているのだが、


A子「!!もう!ちんたら走ってないでよ!」

前を複座をつけたバイクが走っている。


A子「くっ、えい!」


曜「あ、そっちは!」

という声はむなしく、建設中の建物に突っ込んでしまう。結構な衝撃を感じたが、安全装置が働いて何とか怪我はなかった。


曜「いたた、」


A子「ごめん、大丈夫?」


曜「うん、なんとか、それより、」


A子「タイヤが挟まったみたい」ガッガッ


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ミカ「ど、どうしよう。私たちのせいかな?」


穂乃果「まさか、あっちの自業自得、だと思うけど。」


すると、

「おい、事故か?」


「動画とろっと」


「誰か救急車呼んであげなよ」

っと野次馬が集まってくる。このような事態でも自分のことしか考えない人達だ。


穂乃果「ああ!もう!」


ミカ「ちょ、穂乃果!?」


私はトラックに向けて駆け出すと運転手の席へとむかった。 


穂乃果「あの!大丈夫ですか?」

物に塞がれて、運転席の方へは行けない。仕方なく荷台の中に入ってみる。


穂乃果「よっと、、、ん?なんだろ、これ?」


トラックの荷台に積まれていたのは大きな紫色の箱だった。


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親衛隊隊長「例のものはまだ回収出来ていないのか!?」


親衛隊副隊長「はい、トラックは見つけたのですが、まだ、」


隊長「いいか!何としても早急に回収せよ!ナイトメアも使って構わん!」


副隊長「はっ!おい、純潔派の兵に声をかけろ。」


親衛隊兵「イエス、マイロード!」


副隊長「それで隊長、亜里沙皇女殿下にこのことは?」


隊長「伝えなくてもいいだろう。どうせ何も出来はすまい。」

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ガチャ!


A子「よし!動いた!」


曜「ならこのまま、沼津疎開に行こう。」


A子「了解。」グイ、



穂乃果「ん?うわ!動き出した!?」グラグラ

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ミカ「ほのかー!どこー?もう、授業遅れちゃうよ。」


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A子「軍の奴ら追ってきてるよ。」


曜「大丈夫、いざとなったら私が、、」


バン!バン!


A子「って、本当に撃ってきたよ!」


曜「こうなったら、私がナイトメアで出る!」

そういって私は変装用にきていた軍人服を脱いで動きやすい格好となり、第四世代ナイトメア、グラスゴーに乗るため準備をした。


荷台


穂乃果「銃声が聞こえたんだけど、大丈夫だよね?」

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兵『そこのトラック止まりなさい!今のは威嚇射撃である。次は外さない!』


兵「、、、、応答、ありません」


兵「なら仕方ない、タイヤにむっかて、、、」

っといった瞬間、トラック後方からアンカーが射出され隣にいたヘリが破壊される。


兵「なぁ!今のは、ナイトメアの、、まさか!」

するとトラックから赤いナイトメアが飛び出してきた。

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ナイトメア

戦車、戦闘機、戦船、などと同じ戦争用兵器だ。しかし、他と違うのはその機動力である。人型であるため他の機器より動きが速い。装備次第でどのような攻撃もできる。ロボット、といった方がわかりやすいのかん知れない。出力、操縦しやすさ、どれをっとても今までの物よりも優れているため、今や戦争の強さはこのナイトメア次第である。一世代から開発がされ、音の木坂が浦ノ星との戦争で使ったのは第四世代グラスゴー、だ。このナイトメアの前に浦ノ星はなすすべなく敗れた。


曜「この強さはあなたたちがよく知ってるでしょ!」

そういって装備してあった銃で追ってくる車を破壊していく。このまま逃げ切れるかと思ったが、


英玲奈「一般兵は下がれ。ここからは、」


あんじゅ「私たち純潔派がやるわ。」

っとその後ろからこのグラスゴーより新しい第五世代型、サザーランドが二機せまってきた。




英玲奈『あんじゅ、お前はトラックを、私がこのナイトメアの相手をしよう。』


あんじゅ『はいはーい、おまかせ~』

そういって目の前のグラスゴーとの戦闘に入る。といってもナイトメアの性能、操縦者としての腕、どれをとってもこちらが上だ。敵のアンカーを躱し、こちらのアンカーを打ち込む。ギリギリで避けたようだが、右腕は吹き飛ばし、装備してある銃も破壊した。このまま接近戦で終わりだ。



曜「くそ!」

当たり前だけど、あちらのほうが強い。右腕を吹き飛ばされ装備も壊された。


曜「このままじゃ、」


A子「曜ちゃん、このままじゃまずいよ!地下に逃げ込もう!」


曜「それしかない、ね!」

車が地下への入り口に入ったのを確認して入り口をナイトメアの蹴りで壊す。これで追ってこれないはずだ。私とトラックのA子ちゃんはそれぞれのルートで目的の沼津疎開、私たちレジスタンスの本拠地に向けて急いだ。


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あんじゅ「作戦通り地下に誘導成功、っと」


軍長『助かります。では例の通りに、』


英玲奈『わかっている、』ピィ


英玲奈「やれやれ、人目にさらしたくないから、ということで地下で処理しろ、か。テロリストのやつら、いったい何を盗んだのやら。」



副隊長「な、なぜそれを!?」


美渡「え?本当に?」


志満「全部真姫さんの言った通り、ですね。」


真姫「だから言ったでしょ?どうせろくでもないものが盗まれたから口封じのためにイレブンがいるところで回収、そのあと見たものは全員、、、って感じかしら?」


副隊長「だ、だからなんだというのだ!?」


真姫「なによ、こっちは手伝ってあげようとしてるんじゃない。」


副隊長「て、手伝う?」


真姫「そ、回収をね。新型も試したいし、そのためにも誰かパイロットよこしなさいよ。」


副隊長「新型、とはどうせ貴様らのおもちゃだろうが!そんな危ないものに兵をかせるか!」


真姫「なによ、一人くらいいいじゃない。」


副隊長「ならん!どうしてもというならイレブンでの使うんだな!話はこれだけか?ならわたしはもう行く!」


美渡「あ、ちょ!その盗まれたものってなんなの?」


志満「もうここまで知ってしっまたわけですし、」


副隊長「、、、、、、毒ガスだ。」

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穂乃果「えーと、これがさっき出て行ったテロリストの通信機、かな。あまり頼りたくなかったけど仕方ないや。これを軍の人に渡してなんとかテロリストじゃないって証明しないとね。こんなので巻き込まれて捕まる、なんて冗談じゃないよ。」

っとさっきまで聞こえていた銃声が聞こえなくなり、今やどこを走っているのやら。とりあえず止まる様子はなさそう、かな?


穂乃果「早く降りたいな。」


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軍長「いいか!元イレブンだった貴様らは今は名誉音の木坂人になった。それはつまり音の木坂に忠誠を誓ったということだ!先ほど貴様らの元お仲間さんが軍から毒ガスを盗んだ。貴様らには沼津疎開を散策し、見つけ出してもらう。回収はこちらでするため見つけ次第すぐに連絡せよ。いいな?」


名誉音の木坂兵「はっ!」


とある兵「、、、」グッ


名誉音の木坂人

浦の星だった国はエリア11となり、いまではそこに暮らしていた人たちはイレブンと呼ばれている。そんなイレブンは今の音の木坂が占領している国では満足にお金を稼ぐこともできない。そこで音の木坂に忠誠を誓う、っという証拠として名誉音の木坂人という制度ができた。これになると最低限の生活が保障される。しかし自国を裏切る、という行為であり、他の元浦ノ星の人達からは裏切り者とされている。

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曜『はい、なんとか。A子ちゃんのほうもおそらく大丈夫じゃないかな、と』


ダイヤ『わかりましたわ。ともかく曜さんはこちらにもっどて来てください』


曜『わかりました』

通信を切ると、またナイトメアを動かしだす。


曜「それにしても、疲れたなぁ」

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総督府 本部


親衛隊「名誉音ノ木坂人を行かせましたのでもう時間の問題かと」


親衛隊隊長「いいや、だめだ。ここまで騒ぎを広げてしまっては。あれは見られるわけにはいかんのに」


親衛隊副隊長「隊長、まさか」


隊長「そうだ、ナイトメア部隊にも告げよ。総力をあげて沼津疎開を壊滅させよ!」


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曜ちゃんには伝えなかったけど、さっきのナイトメアに撃たれていて血が止まらない。


A子「はぁ、はぁ.....ここまで、かな、」

もう力がはいらない。車をとめ、荷台開けておく。


A子「お願い、みんな。みつ、、け、て、、、」



穂乃果「ん?止まったかな?」

ようやく動きが止まった。と思ったら今度は荷台が開いてくれた。これで出られる。


穂乃果「よっと、って、ここは、地下?なんでこんなところに?」

とりあえずは通信機を持って地上に出る道を探そうとしたとき、いきなり、


とある兵「やめなよ!」ダッ


穂乃果「え?うわ!」ガシ

荷台から降りたらすぐに軍人らしき人に取り押さえられた。


とある兵「これ以上殺しちゃだめだよ!それに毒ガスなんて!」


穂乃果「な!違うよ!私は、巻き込まれただけで、」


とある兵「言い訳なんて!とにかくもう動かないで!」


穂乃果「だ、だから!」

話を聞かない兵の拘束を力いっぱい振りほどく。こちらの話を聞かないだけでも大変だがそれよりも、別の怒りもわいてくる。


穂乃果「殺すな?どうせその毒ガスだって貴方達音ノ木坂が作ったんでしょ?それなのに、偉そうに説教なんて!」


とある兵「!!その声、、まさか、」


穂乃果「そうやって自分たちが正しいと思って、だから音ノ木坂人は!」


とある兵「穂乃果、さん?」


穂乃果「え?、どうして、私の名前を」


とある兵「わ、私です!」

するとその兵はかぶっていた防護ヘルメットを外した。そのそのすこし幼さを残した顔は




千歌「高海千歌です!」


穂乃果「千歌ちゃん!?」


高海千歌

昔お世話になった高海家の娘で歳が近い。私と雪穂が高海家が貸してくれた小さな倉庫で暮らしているときに出会った。最初は仲が悪く、喧嘩ばかりしていたがとあることをきっかけに仲良くなっていき、しまいにはいつも三人一緒に遊ぶくらいには仲良くなった。

しかし、音ノ木坂が浦ノ星に攻めてきたことで私は別の場所に移動しなければいけなくなり、そこでわかれてしまった。



数年前


穂乃果「千歌ちゃん、ごめんね。私の国が」


千歌「そんな!穂乃果さんは悪くないですよ!悪いのは全部音ノ木坂っていう国で!」


穂乃果「....そうだね。だから私は、、神聖音ノ木坂帝国は私がぶち壊す!」


千歌「穂乃果、さん」


穂乃果「ここにも軍が来ちゃう。私と雪穂はいかなきゃ。千歌ちゃん、貴方は生きて、ね。」



それから一度も会ってなかったがまさか数年ぶりの再会がこんな形とは。それに、


穂乃果「千歌ちゃん、音ノ木坂の軍人になったの?」


千歌「..それは、その.......そういう穂乃果さんはなぜここに?もしかして、テロリストに!?」


穂乃果「ち、違うよ!私は巻き込まれただけで、、」

真実を伝えようとした瞬間、毒ガスといっていた紫の箱が光りだし、今まさに開かれようとしていた。


穂乃果「え?」


千歌「やばい!穂乃果さん!」

千歌ちゃんはかぶっていた防護ヘルメットを私にかぶせると自分はハンカチで口をふさいだ。しかし箱から出てきたのは紫の髪をした女のひとだった。


千歌「毒ガスじゃ、ない?」

千歌ちゃんも驚いている。二人でガス類がないことを確認し近くによってみる。その女のひとは少し大きな胸をしていて、腕や口を拘束具で縛られていた。


穂乃果「千歌ちゃん、この人は?」


千歌「わかりません。ミーティングでは確かに毒ガスだと、」

その女の人の拘束具を外しながら二人で話していると、急に光が私たちに当たる。



軍長「こら!そこで何をしている!」

数人の兵と共になにやら偉そうなひとがやってくる。


穂乃果「千歌ちゃん、あの人は、」


千歌「穂乃果さんはじっとしててください。私が話してきます。」タッタッ



千歌「毒ガスを探せとの命令を受けていた高海千歌です!あの、あちらの女性は?」


軍長「貴様!名誉音ノ木坂人にはそこまでの権利は与えておらんぞ!」


穂乃果(まずいよ、確かに毒かも。外に漏れれば私たちはもしかしたら、)


軍長「だが、ま、見つけた貴様には褒美をやらねばな。ほら、」

そういって千歌ちゃんに拳銃を渡した。


千歌「あの、これは?」


軍長「それでテロリストを殺せ」


千歌「!!ま、待ってください!彼女は一般人です!ただ巻き込まれただけで、」


軍長「ほう?貴様イレブンのくせに私に口答えするのか?」


千歌「それは、」


穂乃果(やっぱりだ。このままじゃ私は。けど断れば千歌ちゃんも、)

どうしればよいか、考えるが思いつかない。すると、


千歌「すみません、やっぱり撃ちません」


軍長「何?」


千歌「私は撃ちません。彼女は守るべき一般人、なのですから」


穂乃果「千歌ちゃん、」


軍長「そうか、では、」カチャ

そういってその人は懐から拳銃を取り出し、千歌ちゃんの脇腹に構え、


千歌「え?」


穂乃果「千歌ちゃん!」


パン!


っという音が響き、千歌ちゃんがその場に倒れた。


軍長「命令に従えないものは必要ない」


穂乃果「そんな、、、」

おそらく撃たれたのは脇腹。すぐ手当すれば間に合うはずだ。


穂乃果(けど、この状況、私も危ない。はやく千歌ちゃんを助けたいのに!)


軍長「さて、ではそちらの君も、、」

と言った瞬間上の天井が崩れ、がれきが落ちてくる。


兵「な!」


兵「さ、下がれ!」

後ろにいた兵たちが軍長と共に離れていく。チャンスだ。私はすぐに千歌ちゃんのもとへ行こうとしたが、その目の前に瓦礫が落ちてくる。


穂乃果「そんな!」

おそらく千歌ちゃんには当たってないが、完全に進めなくなった。


軍長「おい!あの女を逃がすな!」

軍長が指示を出す。この場に留まっていては危険だ。私は紫髪の女の人を背負いその場を離れた。


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沼津疎開 


曜「ふぅー、到着っと」

地下を抜け、私たちレジスタンスの本部に何とか帰ってこれた。すると何やらみんなが慌ただしい。ナイトメアのスピーカー機能を使って近くにいた花丸ちゃんと善子ちゃんに聞いてみる。


曜『何かあったの?』


善子「へ?うわぁ!」


花丸「ナイトメアがしゃべったずら!」


曜『私だよ!曜!』

ナイトメアのスピーカーでは音声で誰かを判断することができない。敵だと間違われないとためにすぐに私だと教えた。


善子「あ、曜さん?」


花丸「びっくにしたずら」


曜『あはは、ごめんね。ところで何かあったの?皆慌ただしいけど」


善子「それが大変なのよ!」

善子ちゃんの慌てよう、何か大変なことがことが、っと思ていたら向こうからダイヤさんとルビィちゃんがきて、


ダイヤ「曜さん!よかった、ご無事でしたか」


曜『はい、何とか。どうしたんですか?』


ダイヤ「それが大変なことに。音ノ木坂の軍がこの沼津疎開にいる人たちを攻撃し始めたのです」


曜『そんな!』


ダイヤ「ですので私たちは一般人の避難誘導をしていますわ。敵はナイトメアまで使っていて、どうやら本気のようです」


善子「なによ!私たちが何したっていうのよ!」


ルビィ「もしかしてルビィたちが盗んじゃった物がとても大切なもので、」


花丸「それにかかわった人たちをみんな、、、ってことずらか?」


ダイヤ「とにかく今は一人でも多くの人を生かすのが先ですわ!曜さん、貴方はそのナイトメアでみんなのサポートを」


曜「わかりました!」


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指令兵『英玲奈様、東地区の指揮をとって欲しいとのことですが」


英玲奈『参謀がいるだろ、そいつやらせろ。私にはやることがある』ピィ


あんじゅ『はぁー、一人残らず殺せ、ね。気が乗らないわ』


英玲奈『命令だ。やるしかないだろ』


あんじゅ『何よ、やる気ね』


英玲奈『別にそんなんじゃない、ただあのグラスゴーを追ってるだけだ』


あんじゅ『そう。それならてつだってあげるわ。」


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穂乃果「はぁ、はぁ、」

あの場を後にした私は女の人を背負いながら地上を目指して移動していた。だいたい離れたところで追ってくるような足音も聞こえなくなり、いったん一休みする。


穂乃果「どうして、はぁ、こんなことに、」

疲れと命を狙われている、という恐怖とプレッシャー、そして友達が目の前で撃たれたことが思い出され、激しい怒りがわいてくる。そして、


穂乃果「もう!なんなのさ!この騒ぎはすべて貴方のせいなんでしょ!何なんですか貴方は!」

っと紫髪の女の人に怒鳴ってしまう。行き場のない怒りを、ただの八つ当たりをしてしまう。


穂乃果「それに、音ノ木坂は私から千歌ちゃんまで奪って、、、」

するとその時その女の人が目を覚ました。


穂乃果「目を覚ましたんですか!」


??「うう、あ、」


穂乃果「もしかして、うまくしゃべれないんですか?」

長い間拘束されていたためかうまく言葉が出ないようだ。それでも、


??「ごえ、ん、え」


穂乃果「え?」


??「ごめん、ね」


穂乃果「っ!」

そのとき気づく。この人もまき込めれただけなのだと。だからこそ、


穂乃果「私のほうこそ、怒鳴ったりしてごめんね」

この人も一緒に脱出しよう、そう思って地上に上がるための道を探した。

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特派 本部


千歌「う、うん?」

目を覚ますとそこは知らないテントの中だった。


美渡「お、目覚ましたね」


千歌「へ?あ、あの、」


志満「真姫さん呼んでくるわね」

そういって一人のほうがテントから出ていく。


千歌「すみません、ここは?」


美渡「そーだな、まずここは私たち特派の本部。皇女殿下の総督府本部の近くでもあるから、ひとまず安心しな。それで負傷兵として運ばれたのあんたを、うちのトップである真姫さんが治療していまここにいるわけ」


千歌「治療してくださったんですか?ありがとうございます!」


美渡「いや、おそらく真姫さんの目的は、」

言いかけている中テントの入り口から赤い髪の人が入ってきた。


真姫「あら、思ったより元気そうね」


千歌「あ、治療してくださり、ありがとうございました!」


真姫「別にいいわよ、体で払ってもらうし」


千歌「へ?」


真姫「千歌、とか言ったわね?貴方、イレブン出身よね?」


千歌「は、はい!そうですが、」


真姫「はい、条件クリア~」


千歌「え?」


真姫「貴方、ナイトメア騎乗経験は?」


千歌「えっと、ってありません!ナンバーズ出身者では騎士にはなれないので」


真姫「なれるとしたら?」


千歌「へ?」


真姫「貴方は運がいいわ。なんとちょうど一機、ナイトメアが余ってるの。それも最新のやつがね。それに上からの許可もえたわ。さ、乗る?乗らない?」


美渡「運が悪い、の間違いじゃ、、、」


真姫「なにか?」


美渡「いいえ、なにも」


志満「もちろん、強制じゃないか、、


真姫「何言ってんのよ、強制よ」


志満「、、、、」


という会話を聞きながら私は別のことを考えていた。それはあの場にいた穂乃果さんのことだ。無事なのだろうか、生きているのだろうか。とても不安だ。


千歌「あ、あの!」


真姫「なに?」


千歌「私、その、この場所で巻き込まれた人がいて、その人を助けたいのですがナイトメアに乗れば可能でしょうか?」


真姫「そんなの貴方次第に決まってるでしょう。けれどそれなら急いだほうがいいわよ」


千歌「え?」


志満「親衛隊隊長がね、沼津疎開の壊滅を命令したの」


千歌「そんな!」


美渡「ナイトメアまで出撃しているよ」


真姫「助けたい人がいるんでしょ?だったら悩んでる暇なんてないんじゃない?ナイトメアに乗らなければ貴方は負傷兵としてここにいないといけないんだし、選択しなんてないと思うけど」

それを聞いてわたしの決意は固まった。


千歌「乗ります!ナイトメアに!」



真姫「よし!聞いたわね?私が強制させたわけじゃない、何かあったら軍にはそういっときなさい!」


美渡、志満「、、、、はい」

え?なんですかそれ?とても不安なんですけど、


真姫「時間がもったいないわ。千歌、貴方は今すぐ操縦シュミレーションを受けてきなさい」


千歌「い、イエス、マイロード!」


真姫「ああ、そういう堅苦しいのいいから」


千歌「は、はあ、」

どうやらここは軍の中でも少し変わっているところなのかもしれない。ともかく、


千歌「生きててくださいね、穂乃果さん」


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穂乃果「光!?出口だ!」

階段をのぼり、するととある建物の中に出た。とりあえずは外に出れた、と思っていいだろうか。


穂乃果「とりあえず、この建物の外を、」パン

探そう、としたら銃声が聞こえた。すぐに階段の影に隠れる。一緒にいる女の人にシー、と人差し指を口に当てて合図をして、ばれないように顔を出して除く。


軍長「これでここにいるやつは全員か?」


兵「そのようです」

千歌ちゃんを撃った兵だ。先ほどより人が減っていることからどうやら手分けして探しているのだろうか。それにしてもここでかち合うとはツイていない。


軍長「あそこからの出口はここだと思ったがな、もういい!次に行くぞ」

どうやら何とかやり過ごせそうだ。と思った瞬間、


チュンチュン、コトリデス♪


っと着信がポケットからなってしまった。

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ピッ、ツーー

ことり「ちゅん!?」


ヒデコ「ことりってたまに変になるよね」


ミカ「それよりなんで私は帰ってきてるのに、穂乃果は帰ってないのさ!」


ことり「電話、切られちゃった」シュン

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兵「いました、軍長」


穂乃果「うぐ!」

あの紫髪女の人は捕まり私は壁にたたきつけられた。


軍長「学生が手間どらせやがって」カチャ

そういって銃をこちらに向けてくる。そして、


軍長「死ね」

その引き金を引いた瞬間、


??「撃ったらあかん!」

私とその兵の間に紫髪の女の人が割り込んでくる。


パン

その音がしたとおもったら、銃はその女の人に当たっていた。


穂乃果「な!ど、どうして、」


軍長「チッ、できれば生きて捕らえたかったのだがな。まあいい、発見したがもうテロリストに殺されていた、ということにしよう」

そうですね、などと一緒にいる後ろの兵が言っている。私はそんなのをお構いなしに私をかばって撃たれた女の人のそばに行く。お腹を撃たれ、そこから血が大量に出ている。これでは、もう


穂乃果「どうして、こんな、」

千歌ちゃんも、この人も、そして私も、終わってしまうのだろうか?何もできないまま、なにも守れないまま。


穂乃果(雪穂!)

世界で一番大事な妹の名前を心の中で叫ぶ。ここで私は、、、、

無意識にその女の人に触った次の瞬間、


キィィィィーーーーン


穂乃果(うっ!)

ひどく耳に響く音がしたと思ったら不思議な感覚に陥っていた。周りは真っ暗でなにも見えない。そんな中あの女の人の声が響く。


??(終わりたくないんやね?)


穂乃果(この声、さっきの!)


??(どうやら穂乃果ちゃんには生きる目標があるらしいやん?)


穂乃果(どうして、私の名前、を)


??(力があれば生きられる?これは契約。力を上げる代わりにうちの願いを一つだけ叶えてもらう。この契約をすれば穂乃果ちゃんは力を手に入れる。ギアス、という絶対的な王の力を。その代り王の力は人を孤独にする。大切な人はいなくなり、最後には一人になる。それでも、)

力はほしいか、とその声は私に問う。その契約、願いとは何か。それはわからない。しかし、何もしなければ今この場で死んでしまう。それよりだったら、


穂乃果(いいよ!結ぶ!その契約を!)

そういった瞬間左目に熱い何かを感じた。





穂乃果「貴方たちは千歌ちゃんも、この人も、ほかの沢山の浦ノ星の人も、殺すことに躊躇いなどはないのですか?」


軍長「お?どうした、いきなり。けど、悪いね、お嬢ちゃん。こちとら命令なんだよ」

そういってにやにやする後ろの兵達。


穂乃果「そうですか、なら私も躊躇うことはないですね」

そういって左目に力を込める。


軍長「ん?な!何だ貴様!その眼は!」


穂乃果「どうしたんですか?撃たないんですか?それとも気づきました?撃っていいのは撃たれる覚悟のある人だけだと」


このとき穂乃果はわからない。自分の青い左目が紫になり、不思議な紋章が浮かび上がっていることを。


穂乃果「貴方たちに命じます」

この命令を、この言葉を言ってしまえばもう戻れない、そうわかっていながら私は心を奥底から浮かび上がってくるこの黒い感情を抑えることは、できなかった。



穂乃果【今すぐ、全員死んでください!】ギアス!



私の目を見ていた兵たちはその言葉を聞いた瞬間、目の縁が赤く光り、そして、


軍長《イエス、マイロード!》


兵達《イエス、マイロード!》

持っていた銃を自分の頭に構え一斉に発砲した。

バタ、バタ、と全員倒れ、その場に立っているのは私だけ、となった。

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2章  オレンジの騎士


兵「くらえ、イレブンが!」

音ノ木坂の軍のナイトメアがそういって建物や人に向けて銃を発砲していく。


曜「この!」

私はグラスゴーのアンカーを敵のナイトメアにぶつけ、破壊していく。しかし、正々堂々正面からやりあっては性能で劣るこちらに勝ち目はない。死角から不意を突くやり方でないと。


曜「きりがないよ!」

このやり方もいつまで通用するかわからない。皆を逃がすことが目的ではあるが、


ダイヤ『曜さん、グラスゴーはあとどれくらい動きますか?』


曜『あと20分ほどです!』


ダイヤ『わかりましたわ。では、東地区の方へ行って下さい。避難が遅れています。』


曜『わかりました。ダイヤさん、ちなみに他の皆は』


ダイヤ『皆最善を尽くしてはいますが向こうはナイトメアを包囲網をしいて動かしています。このままでは逃げ場はおそらく、、』


曜『くっ!わかりました』

とにかく一人でも多く助けるため東地区に向けナイトメアを精一杯走らせる。

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特派本部

真姫「あー!もう!意味わかんない!」


美渡「うわ、荒れてますね。どうしたんですか?」


真姫「親衛隊の連中、私達で何とかするから特派の出番はない、ですって。何よ、こっちは手柄なんていいから新型のデータが欲しいのよ」


美渡「自分勝手なやつらばかりですからね」


真姫「可能性があるとしたらテロリスト達が親衛隊をズタズタにすることだけど」


美渡「まずないでしょうね」


真姫「そうよね。もしものために起動チェックはしとくわよ」


美渡「了解です」

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穂乃果「うう、、うぇ、」

胃から込み上げてくるものを必死に我慢する。今私の回りに生きている人はいない。イレブンも紫髪の女の人も、そして軍の人も皆死んでいる。イレブン達は殺され、軍の人は自殺、、、


穂乃果「いや、違うよね。私が、」

殺したのだ。私が命じ、それによってあの人達は死んだ。私が、、、殺したのだ。


穂乃果「それでも、」

それでも後悔はしない、するわけにはいかない。撃っていいのは撃たれる覚悟のある人だけ。その覚悟を決めるのだ。撃たれる覚悟を、そして撃つ覚悟を。

ふとその時近くの紫髪の女の人を見る。心臓を撃たれ、血が広がっている。


穂乃果「貴方は何をしたかったの、かな?私にこの不思議な力、ギアスを与えて、」

契約、この人の願い、そしてギアスとは?聞きたいことは沢山あった。しかしそれはもう叶わない。死者は、生き返らないのだから。


穂乃果「とにかく、動こう」

そう思い立ち上がろうとした瞬間、建物の入り口からナイトメアが入ってきた。

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あんじゅ「これは?」

英玲奈と別れた私は銃声が聞こえたこの建物の中に入った。するとイレブンはまだしも軍の人間までもが死んでいる。そしてうずくまっている一人の女の学生。どういうことだ。


あんじゅ「そこの貴方、ここで何があったの?」




穂乃果(音ノ木坂の兵、かな)

丁度いい、歩いて移動するわけにもいかない。あのナイトメアを、、


穂乃果【そこから降りてくれませんか】ギアス!

先程と同じく左目に集中してから命令をする。しかし、


あんじゅ「?何をいってるの?聞いているのはこちらよ」


穂乃果(きかない!?)

先程は効いていたはず。もしかしたら何かしらの条件が?それとも機械越しだからか?


穂乃果(とにかく反応しなきゃ)


穂乃果「あ、あの私たまたま友達と沼津に来ていて、そしたらその、巻き込まれて、何とか死体に紛れて、、」プルプル

怯えているように演技する。すると、


あんじゅ「、、、わかったわ。とにかく待ってなさい」

そういって降りてくるパイロット。


穂乃果(次は直に見てギアスを)

近づいてくるパイロット。


あんじゅ「ほら、立てる?」


穂乃果「あ、ありがとうございます。それで」


穂乃果【下さい。貴方のナイトメアを】ギアス!

するとそのパイロットは目の縁を赤く光らせ、


あんじゅ《わかったわ。これが鍵。パスワードは、ショッキングパーティー、よ》


穂乃果「どうも」カチャ

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あんじゅ「、、、、、、あら?」

気がつくと私はとある建物の中に立っていた。


あんじゅ「私、、なにを、」

英玲奈と別れ、銃声が聞こえたこの建物に入り、そこで一人の女子学生を見つけ、それから


あんじゅ「それから、、」

それから、、どうしたのだろうか?思い出せない。なぜ私はここに立っているのかも。それに


あんじゅ「あの学生は?」

回りを見ても学生の姿はない。どんな学生だったのかも思い出せない。覚えているのはナイトメアのレーダーから見たサイドテールの髪型のみ。


あんじゅ「とりあえずこの場を離れましょう」

そういって振り返ってみると、


あんじゅ「ナイトメアが、ない!?」

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穂乃果「よっと、」

先程のパイロットから奪ったナイトメアで移動していく。昔シュミレーターを体験できるチャンスがあり、その時の経験が生きている。


穂乃果「確かシュミレーターの成功率は60%くらいだったっけな」

一般の兵がナイトメアに乗るためには最低50%であるのを考えると私は普通に操縦は出来ている。


穂乃果「さて、今の状況は、」

ナイトメアには敵味方識別信号というのもがあり、これによりレーダーで数、位置を知ることができる。


穂乃果「数はざっと50機くらいかな」

この数を掻い潜ってこの沼津疎開から脱出するのはかなり難しい。それに、


穂乃果「丁度いい機会だよね。総督になった亜里沙ちゃんに聞きたいこともあるし」

目標は敵のナイトメアを突破し、亜里沙ちゃんの元にいくこと。


穂乃果「そのためには、」

私は軍の手土産用に持っておいた通信機を見つめる。


穂乃果「ここにいるテロリストさん達に協力してもらわないと、ね」

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英玲奈「ん?ようやくか、あのグラスゴー!」



曜「!!後ろから!?ヤバい!」

建物を使い隠れ隠れやり過ごしてきたがとうとう見つかってしまう。敵は2機。どちらもサザーランドであるため、性能はこちらより上。


曜「逃げないと!」

なんとか建物を使い離れていく。しかし、


英玲奈「ふん、逃げるだけとはな」

その距離は段々と縮まっていく。


曜(どうしよう!このままじゃ!)

すると私達レジスタンス用の通信機から



??『西口だよ!線路に沿って西口方面へ移動して!』


という声がする。聞いたことのない、少なくともレジスタンスのメンバーの誰かではない。


曜『貴方は誰!?どうして、この通信機に!?』


??『そんなことは後!勝ちたかったら、私を信じて!』


曜(勝つ!!)

このままでは追い付かれる。それよりは!

覚悟を決めた私はその声に従い、近くの線路に移動。そして西口に向かっていく。


曜『あの!ここからどうすれば!?』




英玲奈「随分頑張るな、イレブンが、」

だが、距離は縮まっている。しかも線路は一直線。時期に追い付く。すると、線路の向こうから音を立てて、列車が迫ってくる。




曜「あれは!?」


??『私を信じてくれからには勝たせてあげるよ!その列車に跳び乗って!』


曜『わかった!』

そういって私はその列車に跳び移る。




英玲奈「この程度でどうにかなると思ったか」

ナイトメアは他の機械とは比べ物にならない程のパワーがある。列車とぶつかればただではすまないかもしれないが、正面からくるとわかっていれば止めることできる。


英玲奈「よっと、」

正面からきた列車を両手で止める。


英玲奈『おい、お前はグラスゴーを追え』


兵『イエス、マイロード』

そういって後ろについてきていた兵に命令する。そしてもう一機のナイトメアが列車に跳び乗ろうとした瞬間、近くの建物からアンカーが飛んで来て部下のナイトメアの頭部分が破壊され、パイロットは脱出した。


英玲奈「バカな!?同士撃ちだと!?」

建物の方を見るとサザーランドが一機ある。私達と同じ軍なはずだ。


英玲奈『貴様!どこの部隊だ!』

スピーカーを使い問いかける。しかし帰って来たのは装備されている銃弾だった。


英玲奈「なに!?」

回避しようにも今動くと列車とぶつかってしまう。

何とか完全に列車を止めたがその隙に足と装備が破壊されてしまった。


英玲奈「おのれ!」

せめて相討ちに、と思ったが列車の上を通って先程のグラスゴーが迫ってくる。



曜「今だ!」

通信機の人の指示通り動けないサザーランドを攻撃しようと突っ込む。すると



英玲奈「くそ!私が脱出することになるとは!」

ナイトメアにはパイロットの乗ってあるコックピットだけ機体から切り離して脱出できる、脱出機能が備わっている。機体が破壊されたときにパイロットもその爆発に巻き込まれないためだ。

脱出ボタンを押し、コックピットごとこの場所から離れる。



曜「や、やった、、」

敵のナイトメアを、サザーランドを撃退できた。それも2機!


曜『あ、あの!助かったよ!ありがとう!』

通信機越しに伝えた後、先程ナイトメアがいた場所を見る。しかし、そこにはもうナイトメアの影も姿もなかった。


曜「さっきまであそこに、、」



ダイヤ「あのグラスゴーは、、曜さん!」


曜「ん?レーダーに人影、、ダイヤさん達だ」


ダイヤ「無事でしたか。それと今の通信は?」


曜『え?ダイヤさん達にも?』


善子「他の皆にもいったらしいわ。もう少しでずら丸とルビィもこっちに、、」

と、私達が会話している途中に通信機からまた先程の声が聞こえてくる。


??『今先頭にいる貴方。貴方がリーダーですか?』


ダイヤ「わ、私ですか?まあ、一応そうですわ」


??『実は私も今のこの現状に困っています。そこで私に協力してくれませんか?』


善子「協力?」


??『もし協力してくれるのであればその列車の積み荷をプレゼントしますよ』


ルビィ「積み荷?」


花丸「なんずら?」

合流した他のメンバーと一緒に列車の積み荷を見る。すると、


曜『これは!?』

そこには十数機のナイトメアが積まれていた。しかも全部サザーランドだ。


善子「嘘!?」


曜「一体、どうやって、、」

すると全体ではなく私の通信機に連絡がくる。


??『グラスゴーの人』


曜『は、はい!』


??『ナイトメアはあとどれくらい動く?』


曜『えっと、あと10分程です』


??『わかった。なら、エナジーフィラーを変えてしっかりと動けるようにしておいてね』


曜『わ、わかりました』


??『他の皆は起動確認を!10分後に次の指示をするよ』


ダイヤ『あ、あの!』

しかしもう反応がない。


善子「ど、どうするのよ」


ダイヤ「皆さんナイトメアの準備を」


ルビィ「言うこと聞くの?」


ダイヤ「通信の方がどうあれ、このナイトメアは使わせてもらいますわ。その後の動きはあちらの話次第ですわね」


花丸「確かに、せっかくのナイトメア。使わないと勿体無いずら」

そういってレジスタンスの皆はナイトメア起動の準備をしていった。

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穂乃果「ふぅー、」

ナイトメアの中で一息つく。


穂乃果「他人に指示をだすって疲れるね。おっと、今のうちに」ピィピイ





ファイトダヨ


ことり「!!穂乃果ちゃんからだ!」ピィ


ことり「もしもし!」


穂乃果『あ、ことりちゃん?今大丈夫?』


ことり「うん。それより今どこにいるの?」


穂乃果『アハハ、ちょっとね。それでテレビ、またはラジオでニュース見れる?』


ことり「ニュース?ちょっと待ってねて」

そういって生徒会室のテレビをつける。


穂乃果『沼津疎開について何か流されてる?』


ことり「んーと、ううん。交通規制くらいしかないよ。」


穂乃果『その理由は?』


ことり「特にはいってないよ~」


穂乃果(なるほど、あとで軍に都合のいいように流すつもりだね)


ことり「穂乃果ちゃん?」


穂乃果『ん、ありがとね、ことりちゃん。それと雪穂に今日の帰りは遅くなるって伝えておいてくれる?』


ことり「それはいいけど、穂乃果ちゃん。危険なこと、してないよね?」


穂乃果『、、、、大丈夫だよ。心配しないで』


ことり「うん。わかった!明日ね。バイバイ!」


穂乃果『うん。雪穂によろしくね』ピィ


穂乃果(ごめんね、ことりちゃん。)

けど引き返す訳にはいかない。これは相手の軍とテロリストさん達とそして私の命がかかったゲームなのだから。

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善子「よし、こっちはおっけいよ」


ダイヤ「了解ですわ」

すると通信機から連絡が入る。


??『そちらの準備はどうですか?』


ダイヤ『今終わりましたわ。それより、貴方は?名前だけでも、』


??『ごめんなさい、それはできません。この戦いが終わったら、で。それより時間通りならそろそろ曜ちゃんが乗っているグラスゴーが例の場所に行くはずです。それにつられて敵のナイトメアが2機、見え次第しだいすぐに撃ちまくってください』ピィ


花丸「信用して、いいずらか?」


ダイヤ「、、、このナイトメアのこともあります。一応従ってみましょう」


ルビィ「お姉ちゃん、」

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総督府 本部


通信兵「テロリストのナイトメア、発見しました」


親衛隊副隊長「よし、近くにいるナイトメア2機を向かわせろ」


通信兵「イエス、マイロード!」

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曜「来た!」

通信機の人に指示され、みんなのいる場所へ誘導する。そして、



ダイヤ「きましたわ。皆さん!一斉に発射!」

本当に来たナイトメア2機に向け銃を発射、両方ともロストさせた。


善子「やった!」


ダイヤ「本当に、、」


??『よし、ここからはいくつかの部隊に分け行動してね。それと敵味方識別信号は切っておいてください』


花丸「識別信号を?そうしたらみんながどこにいるかわからないんじゃ、」


??『大丈夫だよ、私はみんなを補足できる位置にいるからね。それに信号を切ることで敵にも見つかりにくいはずだよ』


ルビィ「な、なるほど、」


??『さ、みんな移動して!』


ダイヤ『わかりましたわ』ピィ


ダイヤ「皆さん、この声に従ってみましょう」


曜「わかりました!」

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総督府 本部


副隊長「なに?2機やられた?敵の数は?」


通信兵「それが、識別信号を切っているようで。ヘリのカメラからの映像では恐らく十数機ほどかと、」


副隊長「そのくらい、数で囲んでたたけ!C、D隊でその地域を包囲しつつ、攻撃するんだ!」


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??『という考えだと思うから、右の敵の一部に集中攻撃、突破次第、散開してね』


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通信兵「C隊、一機残して全てロスト!敵はバラバラに散った模様です!」


副隊長「チッ、面倒な。D隊、右側へ行き敵を攻撃せよ。近くの部隊も駆けつけるのだ!」

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??『善子ちゃんと花丸ちゃんは敵のナイトメアが見え次第攻撃、なるべくアンカーを使って、銃弾は節約してね』


??『ダイヤさんは積極的にカメラがついているヘリを破壊、ナイトメアへの攻撃はしなくても大丈夫だよ』


??『ルビィちゃんと、いつきちゃんはその場に待機。十秒後、ナイトメアが見えるはずだから、そしたら攻撃して』


??『曜ちゃんは、なるべくカメラに移って。しばらくしたらあの広場に三人待機させてるからそこまで、敵を誘導してね』




花丸「す、すごいずら」


善子「全部、この人の言った通りになってるんだけど、」


??『花丸ちゃん、善子ちゃん、その建物の陰からアンカーでナイトメアを攻撃、そのあと、その場に一機駆けつけるだろうから、そのナイトメアも破壊して。銃も使っていいよ』


花丸、善子『『了解!(ずら)』』

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通信兵「G隊通信不能!」


通信兵「T-1ポイントで2機、いえ3機ロスト!パイロットは皆脱出した模様です」


副隊長「馬鹿な、一体、、」


親衛隊隊長「何をしている!」


親衛隊「「!!」」


隊長「変われ!私が指揮を執る!」


副隊長「い、イエス、マイロード!」

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穂乃果「さて、と」

レーダーを見る限り、敵の兵はかなり減っている。おそらくは守備隊も、


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隊長「後ろにいる補充部隊も出すのだ。そやつらをここの守りにあて、守備隊も出陣させろ!」


通信兵「わかりました」

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穂乃果「やっぱり、ね」

50機ほどいたナイトメアを30機程に減らしたが、追加で増え、いまや60機はいるだろう。だが、


穂乃果「ちょうどいいよ。亜里沙ちゃんと会うときに邪魔な人たちも一掃できるしね」



穂乃果『曜ちゃん、例の広場へ向かって』


曜『了解!』


穂乃果『ほかの人も仕掛けの準備を!』


皆『『了解』』

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隊長「敵はあのグラスゴーを囮にこちらの戦力をそいでいる。少数の部隊を陰から闇討ちという汚い手でな。よって、大部隊で突入すれば物量で勝るこちらが勝つ。そして今は広場にいる。最低限の兵を残して、残りのナイトメアで突入せよ!」

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穂乃果「まさか、ほぼ全部隊で攻めてくるなんて」

願ったり、叶ったりだ。これで、


曜『配置につきました!』


穂乃果『了解、もう少ししたら合図を出すね』


曜『はい、』


ダイヤ『仕込み、完了しましたわ』


穂乃果『わかりました。巻き込まれないように距離を取っておいてください』


ダイヤ『わかりましたわ』

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ナイトメア兵『包囲網完了しました』


通信兵「いつでもいけます」


隊長「よし!全軍突撃!」


ナイトメア兵『おおおおーーーー!!』











兵『て、敵がいません』


隊長「な、なに!?」


通信兵「確かに、グラスゴーの信号はあろのですが。あ!グラスゴーの反応も消えました!」


隊長「た、倒したのか?」

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曜『指示された通り、識別反応をきってすぐ地下通路を通って、脱出しました!』


??『よし、条件はクリア!皆、やって!』


ダイヤ「はい!』


ルビィ『は、はい!』


花丸『ずら!』


善子『てりゃ!」

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ナイトメア兵「ん?地震か?、、、うわ!」ガシャン


ナイトメア兵「な、なんだ!?」ガシャン


ナイトメア「足場が、うわぁ!」グラ



隊長「ど、どうした!?」


通信兵「それが地下より地上を支える柱が破壊されたようで、次々ナイトメアが地下に叩き落とされて!」


隊長「な、なんだと。そんな、、」


通信兵「たったいま、討伐に向かった50機全てと通信、不能になり、ました」

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その光景を壊われかけのビルの中層から眺めていた私は、


穂乃果「ふふふ、、、はははぁ!やれる!やれるよ!音ノ木坂の兵を、音ノ木坂を倒すことが出来る!」

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隊長「このままでは、」

総督に責任をなすりつけても、自分も処罰されかねない。こうなったら、


隊長「特派!」

すると、通信映像で赤髪の女が反応してくる。


真姫「なにかしら?」


隊長「勝てるのか、お前らのおもちゃで?」


真姫「おもちゃ、ね。ふふ、隊長さん、〈サンシャイン〉と呼びなさい」ニヤ

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特派 本部

美渡「すご!シュミレーション成功率94%!?」


千歌「いいんですか?」


美渡「いやいや、これはすごいよ!」

すると入口からもう一人の人が入ってくる


志満「千歌ちゃん、出撃よ」


千歌「本当ですか!?」


美渡「へー、許可おりたんだ?」

そこへ心なしか嬉しそうな顔の真姫さんがやってくる。


真姫「隊長さんじきじきの命令だもの、仕方ないわ。どうやらテロリスト達が激しく抵抗してるようね」


志満「数は圧倒的にこちらが上なのに、」


美渡「恐ろしく強い敵、もしくは頭が切れる指揮官がいるのかもね」


真姫「どちらにしろチャンスよ。千歌、出撃準備を。サンシャイン出るわよ」


千歌「はい!」



正式名 One More Sunshin Story 通称 サンシャイン


第7世代型ナイトメアフレーム。オレンジをベースにした機体でありそのスペックは第5世代のサザーランドを遥かに凌駕している。両腕にあるブレイズルミナス、というエネルギーシールド。アンカーもスピード、長さが共に格段に上がっており、質量、パワーも桁違い。全てにおいて今までのナイトメアを凌駕している。


真姫「その分、他のナイトメアより起動時間が短いけどね」


美渡「起動チェック完了しました!」


真姫「千歌、これがサンシャインの鍵よ」ホイ


千歌「わっと、」バシ


真姫「パスワードはあんたが決めなさい」


千歌「はい、えっと、、、かんかんみかん、っと」ピピ


真姫「、、、、、、、、ま、いいわ」


志満「パイロット登録するから、コックピットに入って」


千歌「はい!」


真姫「エナジーフィラーは?」


美渡「セット完了ですよ」



サンシャインに乗り込む。すると暗かった画面が一気に明るくなり、外の映像が映し出される。


千歌「おおー!」


志満「パイロット登録完了ですよ」


真姫「いい?確認するわよ,千歌。まず、第一目標はテロリストの撃退、その次に味方の救出。けど、ま、任務に支障をきたさない程度に友達なり、なんなり捜しなさい」


千歌「わかりました!」


千歌(生きててください、穂乃果さん!)


志満「真姫さん、」


美渡「サンシャイン、発進準備よし!」


特派員「いつでもいけます!」


深呼吸をする。今から私は敵と戦いに行くのだ。緊張を誤魔化すかのように、操縦レバーを力強く握り、質力を上げていく。


千歌(お願い、サンシャイン。私に力を貸して!)


真姫「行きなさい!千歌!サンシャイン、発進!」



千歌「サンシャイン、発進!」

レバーを倒すと、勢いよくサンシャインが動き始めた。


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C子「ん? なにあれ?」

この地区のすみにいる私たちに何かが音を立てて迫ってくる。拡大してそれをみてみる。


D子「うーーん? なんだろ? オレンジのナイトメア? 一応報告しておこうか」




穂乃果「オレンジのナイトメア? なにそれ?」


穂乃果(敵の増援? それにしても一体だけ? オレンジってのも気になる、けど)


穂乃果『撃破して構わないいよ』


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千歌「いた! まずは二体! よーし!」

見つけた2体に向けて突っ込んでいく。すると一体がこちらに向け銃をはなってくる。私はそれを躱しながら接近。ある程度の距離になると腕に装備されてあるアンカーを発射。銃を破壊して、回し蹴りをする。性能、そして出力がすごいこの機体の蹴りで一体を撃破する。すぐさまもう一体に詰めより、アンカーで頭部を破壊。2機とも破壊した。パロットは脱出したようだ。


千歌「よし! 戦える! このサンシャインなら!」


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穂乃果『C子ちゃん? D子ちゃん!?』

通信機の電波が途絶えた。今のはナイトメアに搭載されてある通信機だ。ということはナイトメアが破壊されたのだ。


穂乃果(今の一瞬でで2機を倒したっていうの?)

もしもそうなら油断できない。確実に倒す必要がある。


穂乃果「こうなったら」


穂乃果『花丸ちゃん、善子ちゃん、2時の方角から敵のナイトメアが来るから足止めし、増援が着きしだい囲んで攻撃して!』


花丸『了解ずら!』


善子『任せなさい!』

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千歌「わ!っと!」

2機が銃を発砲してくる。回避もできるが、ここは、


千歌「ブレイズルミナス! てりゃ!」

そのスイッチを押すと右腕からオレンジ色のエネルギーシールドが機体前方に広がる。その盾が敵の銃弾を弾く。


千歌「おお!いけるよ!」

そのまま突っ込み、敵の二体を攻撃していく。

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花丸「ずらー!」ピィーー


善子「よはー!」ピィーー


穂乃果(また一瞬で!? それに)


穂乃果「実弾を弾く? そんな機能サザーランドには...」

とにかく2機では勝てない。近くにいた、よしみちゃん、いつきちゃん、むつちゃん、の三人に声をかける。





よしこ「うわ!」ピィーー


いつき「うそ!」ピィーー


むつ「やられたー!」ピィーー



穂乃果「うそ、でしょ。もう半分以上やられてる、よ。このままじゃ」

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千歌(順調だ。これなら)

このサンシャインにも識別信号は今のところない。よって向こうからもこちらのことがわからないはずだ。


千歌「まあ、もうけっこう倒したからなんとなく場所はバレてるだろうけど」

すると視界のすみにある壊れかけのビルの中層辺りにナイトメアを1機見つける。


千歌「識別反応はでてない。つまりあれもテロリストの! そうときまれば!」

そちらに向けて移動を開始する。

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穂乃果「どうしよう、残りの皆を集めて? いや、それよりまた誘導して罠に....」

なんとかしようと考えていたその時、ガシャン、という音とともにオレンジ色の機体が目の前に現れる。


穂乃果「オレンジ色!? そうか! あなたがイレギュラーだね! よくも私の邪魔を!」

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千歌「攻撃してきた!? やぱりテロリスト!」

ここでじっとしていたのもテロリストの指揮官なのだろう。なら!

銃を発射してくるのでブレイズルミナスを使い弾いていく。近づき、攻撃。抵抗してくるもののスピードはこちらが上。隙を突いて回り込み背後から攻撃。吹っ飛んだ敵のナイトメアはそのままビルから落ちていった。


千歌「パイロットが出てくるまで!」

アンカーを使い、ビルの側面に沿って降りていく。

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穂乃果「いつつ...」

ビルの中層から落とされ、軽く頭を打つ。ナイトメアはまだ少しは動けそうだ。


穂乃果「それにしてもあの動き、スペックが違うよ」

このままやりあっても勝てない。そう考えた私はすぐさまその場から離れようとしたが、


穂乃果「!? まだ追ってくる!」

このままではここで脱出しても簡単に追いつかれてしまう。


穂乃果「とにかく逃げないと!」

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ボロボロの機体がまだ逃げようとしている。


千歌「悪いけど、ここで!」

そして、アンカーをナイトメアに射とうとした瞬間、ビルの陰から別のナイトメアが邪魔をしてくる。


千歌「伏兵!? けど!」

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穂乃果「あの機体は、グラスゴー!? ってことは曜ちゃん!?」





曜(おそらくあの機体は..)


曜「助けられた借りは返すよ! 今のうちに逃げて!」

スピーカーを使ってないため声は聞こえなかっただろうけどこちらの意図を察した向こうはこの場を離れていく。


曜「あとは私が脱出しないと!」

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千歌「悪いけど、ここで!」

片腕しかないため攻撃が限られている。さらに2世代も前の機体。すぐさま攻撃に転じ、あっという間に撃破。グラスゴーのパイロットは脱出した。


千歌「....私の目的は敵ナイトメアの破壊。パイロットを殺す必要はないや」

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穂乃果「曜ちゃんに、助けられた、かな。ありがとう」

それにしても、途中までは良かったがあのオレンジ色のナイトメアが来てから一気に逆転されてしまった。


穂乃果「戦略が戦術に負けるなんて、ね」


穂乃果(やっぱりチェスとは違う。1機で戦局変えることもできる。戦いの本質は人、ってことなのかな)

学ばなければならない。しかし今は


穂乃果「もういいだけ向こうの陣形も崩れたはず。このすきに亜里沙ちゃんのところへ!」

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特派本部


真姫「調子はどう?」


美渡「すごいですよ。かなりいいです」


志満「千歌ちゃんも頑張ってるようです」


真姫「そう。なら良かったわ。私のサンシャインも調子がいいみたいだしね」


志満「けどこのサンシャイン、量産には向きませんね」


真姫「でしょうね。沢山のラブカストーンを使ったもの」


美渡「貴重なラブカストーンをあんなに使えるなんて真姫さんの一家様様ですね」


真姫「至高のナイトメアが作れるならなんだって利用するわよ」


美渡「それにこのナイトメアのパイロット適正はシュミレーションクリア率90%以上ないといけないですよ」


真姫「千歌のクリア率は?」


志満「なんと驚き94%ですよ」


真姫「.....すごいわね。これはとんだ拾い物をしたわね」


志満「真姫さん......」


真姫「冗談よ。千歌には稼働時間だけ注意させなさい」

そういうと真姫は外の空気を吸う、っと言って本部の外へ向かっていった。

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本部入口


門兵「ほわぁ~」

大きな欠伸がでる。昨日遅くまで仲間と飲んでいたからか。今日このようなことことがあるとわかっていたら飲まなかったのに。

するとにそこに防護ヘルメットで顔を隠した一人の兵が近づいてくる。


門兵「おい、止まれ! ここは本部の入口だぞ!」


?兵「やっと、本部か。意外と長かったね。けど、予想通り警備は少ない、と」


門兵「貴様、どこの兵が!? IDを見せろ!」


?兵「いいですよ。その前に....」カポ

するとその兵はヘルメットを脱いで、


?兵【ここを通してくれないかな?】ギアス!


門兵《わかった。通れ》




門兵「.......はっ! あれ?」

今一瞬意識が飛んでいたような......


門兵「やっぱり遅くまで飲むもんじゃないな」

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曜「はぁ、はぁ、」

オレンジ色のナイトメアに負け、脱出した私は元々あったレジスタンス用の無線機で連絡を取り合い、みんなと合流しようとしていた。そしてここの倉庫に集まっていた。


曜「皆!」


花丸「曜さん!」


ダイヤ「無事でしたか。良かったです」


ルビィ「もう少しでいつきちゃん達も来るそうです」


善子「あと襲われてた一般人も連れてきたわ。ここにいる分しか助けられなかったけど」

ざっと見渡すと4、50人だろうか? 沼津疎開にもそこそこ住んでいたのだが






主婦「なにが助けたよ!!」


じじい「そーだ、そーだ! オメーらが音ノ木坂に喧嘩をうらなかったらこんなことにはならなかったんだ!!」


ニート「ぼ、僕のパソコンをか、返せよ!」


子供「うえええーん、お母さん!」

溜まっていたであろう、彼らの不満も爆発する。



善子「な、何よ! 仕方ないじゃない! 私たちだって.....


ガシャン!!


皆「「!?」」



音の木坂兵長「こんなところにいたか、イレブン共」

シャッターを銃や車で壊し、無理やり入ってきた。音ノ木坂の兵たちだ。しかもかなり多い!


兵「丁度いい。ここにまとまっていたとはな。探す手間が省けたわ」スッ

そういって右手をあげると、後ろの兵が銃をかまえる。


ルビィ「ひっ!」


ダイヤ「ルビィ!」ダキ


曜「くっ!」

様々な悲鳴が聞こえる。私も目を閉じてしまう。最後にあの時指示をくれた人のことが気になった。無事に逃げれただろうか? それともどこかで...

どちらにしても私たちはここで....


曜(お父さん!)


兵長「うて......




親衛隊隊長『全軍に告げる! ただちに戦闘をやめよ!』



曜「え?...」

今まさに撃たれようしていた私たちを救ったのはあろうことか敵の隊長さんの声だった。この沼津にあるスピーカー全てから流れているようでよく聞こえてくる。


兵「戦闘をやめよ、だと?」


兵「どういうことだ?」


隊長『繰り返す。ただちに戦闘をやめ、けが人の救出、治療を優先せよ。音ノ木坂人、イレブンは問わずに、だ。繰り返す。ただちに....』


兵「イレブンもだと!?」


兵「正気なのか!?」



善子「なにが」


花丸「どうなってるずら?」

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丁度新しいナイトメアを破壊した私に聞こえてきたのは隊長さんの戦闘中止命令だ。


千歌「戦闘、終わり?」

何かあったのだろうか。どちらにしろ今の私にとっては好都合だ。


美渡『聞こえた? 千歌。今すぐ戦闘をやめろってさ』


志望『ちょうどいいんじゃない? これで友達を』


千歌『はい!』

私は穂乃果さんを探すため、サンシャインを走らせた。

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英玲奈「あの、親衛隊隊長がイレブンも助ける、だと?」

なにがどうなって、と困惑しながら本部に向かって歩いていると向かいからあんじゅがやってきた。


英玲奈「あんじゅ! お前も脱出したのか」


あんじゅ「え? ああ、まあ、ね」


英玲奈「それよりどういうつもりなんだ? 本部は?」


あんじゅ「さあ、わからないわ。そのためにも本部行ってみましょう」

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隊長《これでよろしいでしょうか?》


穂乃果「ええ、このあとはさっきも言った通りあなたたちも救助に。イレブンも、ですよ」


隊長《わかりました》


親衛隊《わかりました!》

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穂乃果「さてと」

これでひとまずレジスタンスの人達への義理は果たせただろう。本当は勝利に導いてあげたかったがあのオレンジのナイトメアのせいで計画がくるってしまったので仕方がない。


穂乃果「亜里沙ちゃんはこの上かな」

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皇女専用室


トントン


亜里沙「!? は、はい!」


??「失礼します!現状の報告をしに来ました!」


亜里沙「わ、わかりました!今開けますね」ガチャ


??「ありがとうございます」


亜里沙「いえ。あの、それで今はどのような状況なのですか?テロリスト達が私達の武器を奪ったところまでは知っているのですがそれからどうなったのでしょうか?」


??「,,,,,そっか。何も知らされてないんだね」


亜里沙「え?」

次の瞬間目の前にいた兵は被っていた防護ヘルメットを外しました。すると飛びこんできたその顔は死んだと思われていた,,,,,


亜里沙「穂乃果、さん?」


穂乃果「久しぶりだね、亜里沙ちゃん」




亜里沙「あ、あの! 本当に、穂乃果さん、なのですか?」


穂乃果「そうだよ。本物の私、高坂穂乃果だよ」


亜里沙「で、も、穂乃果さんはずっと前に,,,,,」


穂乃果「死んだはず、かな?」


亜里沙「は、はい。なのに、え?」


穂乃果「ふふ、なんとか生き延びてたんだ。勿論雪穂も一緒にね」


亜里沙「雪穂も!」

亜里沙ちゃんと雪穂はとても仲が良く、雪穂も亜里沙ちゃんと会えなくなる、とわかったときは号泣していた。


亜里沙「良かったです!本当に!二人が生きてて」ウルウル


穂乃果「私も嬉しいよ。また亜里沙ちゃんに会えて」


亜里沙「はい!」


穂乃果「それにしても、大きくなったね。総督にまでなって」


亜里沙「いえ、自分でも何となくわかってるんです。私はただのお飾りだ、って。本当はお姉ちゃんとずっと一緒が良かったんですけど」


やはり帝国にいる以上どうやっても政治、ないし、皇帝の道具として使われてしまう。雪穂をそんな目に合わせるわけにはいかない!


亜里沙「け、けど!二人が生きてるってわかって、とても嬉しいです!戻って来ますよね!」


穂乃果「ごめんね、亜里沙ちゃん。私と雪穂は帝国に戻る気はないよ」


亜里沙「ええ!?ど、どうしてですか!?お姉ちゃんや梨子さんもきっと喜んでくれますよ!」

亜里沙ちゃんのお姉ちゃん、絵里ちゃん。それに梨子ちゃん。どちらもお城で共に育った仲だ。勿論会いたい。けれど、


穂乃果「雪穂を、もうこれ以上不自由にさせたくない。そのために帝国に戻るわけにはいかないんだ」


亜里沙「っ! 雪穂はまだ目と足が?」


穂乃果「うん。治ってないよ」

雪穂は小さな頃、とあるテロに巻き込まれ、その時に目が見えなくなり、足も不自由もなり、歩くことができなくなってしまった。今も車イスの生活だ。


穂乃果「だからこれ以上、雪穂を不自由にするわけにはいかないの。もし戻ったら私達姉妹も別々にされ、政治の道具になってしまう」


亜里沙「それは,,,,,だ、だったら!私がお願いします!きっとお姉ちゃんも!梨子さんも!それに、ツバサさんだって力を貸してくれますよ!」

そうかもしれない。絵里ちゃん達は優しいから。けれど帝国は皇帝が絶対の国。周りが何と言おとも皇帝の言うことが絶対だ。絵里ちゃん達がどんなに頼んでくれても、皇帝が否、と言えば無理なのだ。そして、あの皇帝が承諾してくれるはずもない。


穂乃果「ごめんね。それでも無理だよ」


亜里沙「そ、そんな」


穂乃果「逆に亜里沙ちゃん。亜里沙ちゃんがこっちに来てくれないかな?」


亜里沙「え!? それってどういうことですか?」


穂乃果「そのままの意味、なんだけどね。今の総督の位を捨て、私達に協力してほしいの! どうかな!?」

その方が雪穂も喜ぶはずだ。


亜里沙「そ、そんなこと言われても。お姉ちゃんに聞いてみないと」


穂乃果「ごめんね。亜里沙ちゃん。これは亜里沙ちゃん自身に決めて欲しいの。」

絵里ちゃんに相談されるのはまずい。というのも絵里ちゃんは私が雪穂を好きなのと同じくらい亜里沙ちゃんを大事にしてる。そんなこと許すはずがない。それに、もし私達が生きてると知られると軍を上げて探しにくるはずだ。それは避けないと。


亜里沙「雪穂には、会いたい、、けど、お姉ちゃんに内緒、は、、うぅ!、、、ごめんなさい!!穂乃果さん!やっぱり、私はお姉ちゃんに内緒はできません!」


穂乃果「,,,だよね。亜里沙ちゃんはそういう子だもんね」

素直でいい子だ。けど、手を貸してくれないなら仕方がない。このまま別れたらそれこそ絵里ちゃんに知られてしまう。本当は使いたくないけど、、、


亜里沙「あの!やっぱり、穂乃果さん達が!」


穂乃果「ごめんね、亜里沙ちゃん。それはやっぱりできないよ」


亜里沙「そんな、、、」


穂乃果「それと、聞きたいことがあるんだけどいいかな?」


亜里沙「は、はい?」


穂乃果「雪穂が巻き込まれたあの事件、私達のお世話をしてくれてた人が殺されたあの出来事について何か知らないかな?」


亜里沙「え?」


もう1つの私の目標。それはとある事件の真相を知ることだ。

私達姉妹には二人のお世話係がいた。一人はとても無口な男の人、もう一人は私達を実の母のような存在になってくれた人。お饅頭を作るのが上手かったその二人は私達のお世話係、いや、本当の両親そのものだった。しかし、


穂乃果「あの事件によって亡くなってしまった。しかも巻き込まれた雪穂も大変な目に。だから、私はその事件の真相が知りたいの!何かわからないかな!?私達が国を離れたあとに」


亜里沙「え、や、その、すみません。私は何も」


穂乃果「そっか、、、わかったよ」


亜里沙「あ! で、でも!お姉ちゃんが確か、調べていたような、、」


穂乃果「え?絵里ちゃんが? 」


亜里沙「確か、ですけど」


穂乃果「そっか、絵里ちゃんが」

これで次の目標が決まった。いずれ会うことになるであろう絵里ちゃん。その絵里ちゃんに事件の真相を聞く。なんとしても!


亜里沙「あの!やっぱり、私達と一緒に来て下さい!穂乃果さん!」


穂乃果「ごめんね。亜里沙ちゃん。私はもう覚悟を決めたから」

雪穂のため、そして、自分自信のために戦う覚悟を。そのためにも、



穂乃果【亜里沙ちゃん、貴方は~~!】ギアス!


私がいい終えると亜里沙ちゃんは


亜里沙《,,,わかりました》

と答えるのだった。


3章 ゼロ


10年前



音ノ木坂本国 王宮



ことり「ま、まってー!ほのかちゃーん!」


穂乃果「へへ~、こっち!こっち!」


海未「ま、まってください~」ダッ!


穂乃果「それ~! わっ!」ズコ


ことり「ホノカチャン!?」


海未「だ、だいじょうぶですか!?」


穂乃果「えへへ~、いたた~」

あの頃は王宮の庭で、ことりちゃんと海未ちゃんもいつも遊んでいた。それ以外にも、



梨子「,,,,,」カキカキ


穂乃果「なにかいてるの!?」ヒョイ


梨子「!? きゃっ!」ドテン


穂乃果「ああ! ごめんね!」


梨子「い、いえ、」


穂乃果「えっと、それは?」


梨子「い、犬です、、」


穂乃果(い、犬?ゾウじゃなくて?)


梨子「あ、あの、、」


穂乃果「お絵描きもいいけどさ!こっちで一緒に遊ぼうよ!」ホラホラ


梨子「え!? あ、ちょ、ちょっとー!」




亜里沙「雪穂ぉ~!」


雪穂「あ、亜里沙!ヤッホ~」


亜里沙「何して遊ぼっか?」


雪穂「うーんとね、それなら、、」




穂乃果「うわ~!」バタン


絵里「ふふ~、また私の勝ちね」


穂乃果「ぐぬぬ、、もっかい!今度こそ絵里ちゃんに勝つ!」


絵里「いいわよ!かかってきなさい!」




ツバサ「ほら、チェックメイト」トン


穂乃果「うっ!ま、負けました」シュン


ツバサ「ふふ、穂乃果さんは攻撃が好きね。その代わり待ちの戦法に弱いけど」


穂乃果「次こそ勝ちます!」


そんな日々をずっと送っていた。いつもやることがあって、勉強とか、作法とか。一応皇族だから。しかしよく抜け出し騎士見習いの海未ちゃん、メイド候補のことりちゃんを連れて遊び、よくお世話係にしかられた。


ほのママ「こら!穂乃果!まーた、抜け出したのでしょ!」


穂乃果「うっ!それは、、」


ほのママ「反省しなさーい!」


穂乃果「ごめんなさーい!!」


ほのパパ「,,,,,」ヤレヤレ


雪穂「はぁー、お姉ちゃんったら」




ほのママ「穂乃果」


穂乃果「ん?どうしたの?」


ほのママ「どうして、私達のことをママ、パパ、っと呼んでくれるの?私達は本当の親じゃないのに」


穂乃果「親だよ!」


ほのママ「?」


穂乃果「穂乃果達の親はママとパパだよ!血の繋がりとかそんなの関係ない!こうやって、家族みたいに過ごして、一緒に暮らして、それだけで十分だよ!」


ほのママ「,,,,,そう、、ありがとう」ウルウル


穂乃果「えへへ///」


雪穂「勿論、パパもね」


ほのパパ「///」


そんなこんなで幸せな生活を送っていた私達だったけど、そんな日々はある日突然となくなってしまった。

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穂乃果「あ、ああ、あああぁぁーーーー!!」


本当の両親同様の存在だった二人がある日テロリストに殺されたのだ。二人は近くにいた雪穂を守ろうと庇う形で撃たれ亡くなり、雪穂の足にも銃が当たってしまった。さらに目の前で大切な人が死んでしまったことにより、心に多大なショックを受け、目が見えなくなってしまったのだ。

私はその時部屋で寝ていて起きたときには全て終わっていた。聞かされた時にはとてつもないショックが襲ってきた。

しかし、そのあと色々考えたが明らかにおかしいところがいくつもある。どうやって、テロリストは侵入したのか? 目的は?なぜ、その場に雪穂や、ママ達がいたのか?犯人は?警備は? 次々の浮かんでくる疑問を本当の私達の親である皇帝に聞きに行った。だか、



穂乃果「いま、、なんて?」


皇帝「おや?聞こえなかったのですか?仕方ありませんね。貴方達姉妹は浦ノ星にいってもらいます。準備ができ次第、すぐに」


穂乃果「な!? どういうことですか!? それに雪穂はまだあるけないんですよ!?」


皇帝「わかっていますよ? それでも構いません」


穂乃果「そ、そんな! それに!私達の両親を殺した人も、、」


皇帝「貴方達のお世話係の件ですか?それならテロだと伝えたはずですが?」


穂乃果「信じられません!それに、だとしても、わからないことがたくさんあって、、」


皇帝「貴方がどう思おうが勝手です。さぁ、もう話すことはありません。貴方達はいい取引材料になってくれるでしょう」


----------------------------


そして私達は浦ノ星に飛ばされた。

勿論、敵国の皇女たる私達がろくな扱いがされず、色々な場所を転々としていた。そして私達は高海家に移動してきたのだ。


八年前


穂乃果「よいしょ、っと」フー


雪穂「ごめんね、お姉ちゃん。私が歩けないから車椅子押しながら荷物まで、」


穂乃果「もー、雪穂は気にしなくていいの!」


雪穂「でも、」


穂乃果「雪穂のことは絶対に私が守るから、ね」ナデナデ


雪穂「ありがとう、お姉ちゃん」ウルウル


母国にも、実の親にも見捨てられ、ことりちゃん達ともおそらく二度と会えない。

私に残されたのは雪穂だけ。だから、なんとしても雪穂を守る。なんとしても!


穂乃果「ここが今度の家だね」

そこはお世辞にもいいとは言えない、ぼろぼろの倉庫だった。


雪穂「今度の家はどんな感じ?」


穂乃果「うーん、そうだね。和風!って感じかな!いいとこだよ!」


雪穂「そっか、ふふ。それは楽しみ」

雪穂に変な心配はさせたくない。そう思って誤魔化したのだが、



千歌「何がいいところさ!」



雪穂「え?」


穂乃果「誰!?」

振り替えるとそこには同じくらいの年のオレンジ髪の子がいた。


千歌「何が和風な感じさ!そこはチカの秘密基地だったのに!」


それが私と千歌ちゃんの初めての出会いだった。


後書き

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2018-08-03 23:51:43

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