2018-11-13 16:06:12 更新

概要

コードギアスの世界をラブライブのキャラ達が過ごしていく物語です。
サンシャインのキャラもでます。そのためかなりごちゃごちゃしますのでご了承ください。


前書き

キャラ崩壊、キャラ死亡、あるかもです。
ss投稿初ですので至らぬ点があると思いますがご了承ください。


序章


執事「持ち時間を切らしました、ここからは一手、30秒でお願いします。」


貴族B「そ、そんなぁ」


貴族A「はは、だそうだ。」


ガチャ


貴族A「おや?代理人のご到着か?」


貴族B「た、助かったぁ~」


テクテク


穂乃果「、、、」


貴族A「なんだ、学生か」


穂乃果「なんだ、貴族ですか、」


貴族A「ふっ、学生はいいな、時間がたくさんある。後悔する時間がな」


ミカ「っと、これはきつくない、穂乃果?」


穂乃果「ミカちゃん、次の授業に間に合うためには何分後に出発すればいいの?」


ミカ「え?うーん、急げば20分かな?」


穂乃果「なら帰りは安全運転で、ことりちゃん達生徒会のみんなにお菓子でも買って帰ろうね。」


穂乃果「マスター、例の件」


貴族B「あ、ああ、わかってるよ、」


貴族A「一手30秒だぞ?」


穂乃果「十分ですよ」スッ


貴族A「キングから?ルールはわかってるのかね?」イライラ


穂乃果「ええ、」ニコ、、トン



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学校


ことり「ほのかちゃーん?お昼食べよーー」


ヒデコ「穂乃果なら、ミカが連れてっちゃったよ」


ことり「ええ?また?」


フミコ「たぶん賭けチェス、かな?」


ことり「もー、ほのかちゃんたら、」


ことり(昔はそんなことしなかったのに、)



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私は高坂穂乃果。音ノ木坂高校に通う二年生だ。っといっても音ノ木坂高校とは今のこの世界にたくさんある。エリア11の音ノ木坂高校、といったほうが正しいかもしれない。


 神聖音ノ木坂帝国。私の生まれた国だ。私はそこの皇位継承順位第11位、第5皇女として生まれた。そして私の妹の高坂雪穂。私と唯一血がつながっている姉妹だ。皇族は跡継ぎのため子供を多く作っているので姉妹がとても多い。が、その中でも雪穂は私の中では特別であり、何が起ころうとも守ると決めている。私たち姉妹は昔は母国に住んでいたのだがあることがきっかけで皇帝によりこのエリア11、元は浦ノ星という国に送られた。そう、私たち姉妹は捨てられたのだ。


 浦ノ星。東方にある島国だったのだが数年前、音ノ木坂の侵略をうけ、敗北。自由と権利とそして名前を奪われ、エリア11として今は植民地エリアとなっている。私たちはエリア11になる前にこの国にとばされ、点々と各地をまわって生きてきた。そして高海家に住んでいた時に戦争がはじまり、そこで仲良くなった友達とも別れ、今はヒデコちゃんの家にお世話になっている。


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穂乃果「チェックメイト、ですね」トン


ミカ「やったーー!」


貴族A「ば、ば、馬鹿な、、、」


貴族B[お、おおー!」


穂乃果「それではこれで。あ、マスター例の件、お願いしますね。」


貴族B「もちろんだとも!」


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ミカ「穂乃果、どうしてキングから動かしたの?」


穂乃果「うん?まあ、キングから動かないと他の兵はついてこないでしょ?」


ミカ「そんなものかな?」

そんなものだ。


ミカ「あ、またテロだってさ、怖いね。」

ニュースで速報が入っている。駐車場に向かいながら、建物につけられている、大型テレビから聞こえたことについてミカちゃんが感想を漏らす。


穂乃果「確かに、ミカちゃん。安全運転よろしくね。」


ミカ「はいよ!」

すると、テレビから、


亜里沙「皆さんこのエリア11の総督の亜里沙です。」

思わずテレビを見る。そこには幼げな顔をした少女がうつていた。


亜里沙「皆さんこのたびのテロは、、、、、

うんたらかんたら、っとありがたそうな言葉を言っている。

亜里沙ちゃんは私の異父姉妹だ。雪穂ととても仲が良かったし、その姉も私たちを可愛がってくれていた。しかし、


穂乃果「いこ、ミカちゃん」


ミカ「ん、あいよ」

それはもう昔のこと。この国に飛ばされてからは私が一人で雪穂を守ってきたのだ。今更会いに行こうとは思わないし、おそらくは私たちは死亡扱いとなっているはず。そちらのほうが都合がいいし、生きていると知られたらまた雪穂が政治の道具に、それだけは絶対にダメだ。


ミカ「お菓子、どうする?」


穂乃果「んー、お任せ。」

今の生活も悪くはないしね。

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曜「もっととばせる!?」


A子「これで精いっぱいだよ!」

私たちは音ノ木坂の軍からとあるものを盗むことに成功した。それをトラックに積み、今逃げているのだが、


A子「!!もう!ちんたら走ってないでよ!」

前を複座をつけたバイクが走っている。


A子「くっ、えい!」


曜「あ、そっちは!」

という声はむなしく、建設中の建物に突っ込んでしまう。結構な衝撃を感じたが、安全装置が働いて何とか怪我はなかった。


曜「いたた、」


A子「ごめん、大丈夫?」


曜「うん、なんとか、それより、」


A子「タイヤが挟まったみたい」ガッガッ


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ミカ「ど、どうしよう。私たちのせいかな?」


穂乃果「まさか、あっちの自業自得、だと思うけど。」


すると、

「おい、事故か?」


「動画とろっと」


「誰か救急車呼んであげなよ」

っと野次馬が集まってくる。このような事態でも自分のことしか考えない人達だ。


穂乃果「ああ!もう!」


ミカ「ちょ、穂乃果!?」


私はトラックに向けて駆け出すと運転手の席へとむかった。 


穂乃果「あの!大丈夫ですか?」

物に塞がれて、運転席の方へは行けない。仕方なく荷台の中に入ってみる。


穂乃果「よっと、、、ん?なんだろ、これ?」


トラックの荷台に積まれていたのは大きな紫色の箱だった。


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親衛隊隊長「例のものはまだ回収出来ていないのか!?」


親衛隊副隊長「はい、トラックは見つけたのですが、まだ、」


隊長「いいか!何としても早急に回収せよ!ナイトメアも使って構わん!」


副隊長「はっ!おい、純潔派の兵に声をかけろ。」


親衛隊兵「イエス、マイロード!」


副隊長「それで隊長、亜里沙皇女殿下にこのことは?」


隊長「伝えなくてもいいだろう。どうせ何も出来はすまい。」

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ガチャ!


A子「よし!動いた!」


曜「ならこのまま、沼津疎開に行こう。」


A子「了解。」グイ、



穂乃果「ん?うわ!動き出した!?」グラグラ

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ミカ「ほのかー!どこー?もう、授業遅れちゃうよ。」


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A子「軍の奴ら追ってきてるよ。」


曜「大丈夫、いざとなったら私が、、」


バン!バン!


A子「って、本当に撃ってきたよ!」


曜「こうなったら、私がナイトメアで出る!」

そういって私は変装用にきていた軍人服を脱いで動きやすい格好となり、第四世代ナイトメア、グラスゴーに乗るため準備をした。


荷台


穂乃果「銃声が聞こえたんだけど、大丈夫だよね?」

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兵『そこのトラック止まりなさい!今のは威嚇射撃である。次は外さない!』


兵「、、、、応答、ありません」


兵「なら仕方ない、タイヤにむっかて、、、」

っといった瞬間、トラック後方からアンカーが射出され隣にいたヘリが破壊される。


兵「なぁ!今のは、ナイトメアの、、まさか!」

するとトラックから赤いナイトメアが飛び出してきた。

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ナイトメア

戦車、戦闘機、戦船、などと同じ戦争用兵器だ。しかし、他と違うのはその機動力である。人型であるため他の機器より動きが速い。装備次第でどのような攻撃もできる。ロボット、といった方がわかりやすいのかん知れない。出力、操縦しやすさ、どれをっとても今までの物よりも優れているため、今や戦争の強さはこのナイトメア次第である。一世代から開発がされ、音の木坂が浦ノ星との戦争で使ったのは第四世代グラスゴー、だ。このナイトメアの前に浦ノ星はなすすべなく敗れた。


曜「この強さはあなたたちがよく知ってるでしょ!」

そういって装備してあった銃で追ってくる車を破壊していく。このまま逃げ切れるかと思ったが、


英玲奈「一般兵は下がれ。ここからは、」


あんじゅ「私たち純潔派がやるわ。」

っとその後ろからこのグラスゴーより新しい第五世代型、サザーランドが二機せまってきた。




英玲奈『あんじゅ、お前はトラックを、私がこのナイトメアの相手をしよう。』


あんじゅ『はいはーい、おまかせ~』

そういって目の前のグラスゴーとの戦闘に入る。といってもナイトメアの性能、操縦者としての腕、どれをとってもこちらが上だ。敵のアンカーを躱し、こちらのアンカーを打ち込む。ギリギリで避けたようだが、右腕は吹き飛ばし、装備してある銃も破壊した。このまま接近戦で終わりだ。



曜「くそ!」

当たり前だけど、あちらのほうが強い。右腕を吹き飛ばされ装備も壊された。


曜「このままじゃ、」


A子「曜ちゃん、このままじゃまずいよ!地下に逃げ込もう!」


曜「それしかない、ね!」

車が地下への入り口に入ったのを確認して入り口をナイトメアの蹴りで壊す。これで追ってこれないはずだ。私とトラックのA子ちゃんはそれぞれのルートで目的の沼津疎開、私たちレジスタンスの本拠地に向けて急いだ。


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あんじゅ「作戦通り地下に誘導成功、っと」


軍長『助かります。では例の通りに、』


英玲奈『わかっている、』ピィ


英玲奈「やれやれ、人目にさらしたくないから、ということで地下で処理しろ、か。テロリストのやつら、いったい何を盗んだのやら。」



副隊長「な、なぜそれを!?」


美渡「え?本当に?」


志満「全部真姫さんの言った通り、ですね。」


真姫「だから言ったでしょ?どうせろくでもないものが盗まれたから口封じのためにイレブンがいるところで回収、そのあと見たものは全員、、、って感じかしら?」


副隊長「だ、だからなんだというのだ!?」


真姫「なによ、こっちは手伝ってあげようとしてるんじゃない。」


副隊長「て、手伝う?」


真姫「そ、回収をね。新型も試したいし、そのためにも誰かパイロットよこしなさいよ。」


副隊長「新型、とはどうせ貴様らのおもちゃだろうが!そんな危ないものに兵をかせるか!」


真姫「なによ、一人くらいいいじゃない。」


副隊長「ならん!どうしてもというならイレブンでの使うんだな!話はこれだけか?ならわたしはもう行く!」


美渡「あ、ちょ!その盗まれたものってなんなの?」


志満「もうここまで知ってしっまたわけですし、」


副隊長「、、、、、、毒ガスだ。」

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穂乃果「えーと、これがさっき出て行ったテロリストの通信機、かな。あまり頼りたくなかったけど仕方ないや。これを軍の人に渡してなんとかテロリストじゃないって証明しないとね。こんなので巻き込まれて捕まる、なんて冗談じゃないよ。」

っとさっきまで聞こえていた銃声が聞こえなくなり、今やどこを走っているのやら。とりあえず止まる様子はなさそう、かな?


穂乃果「早く降りたいな。」


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軍長「いいか!元イレブンだった貴様らは今は名誉音の木坂人になった。それはつまり音の木坂に忠誠を誓ったということだ!先ほど貴様らの元お仲間さんが軍から毒ガスを盗んだ。貴様らには沼津疎開を散策し、見つけ出してもらう。回収はこちらでするため見つけ次第すぐに連絡せよ。いいな?」


名誉音の木坂兵「はっ!」


とある兵「、、、」グッ


名誉音の木坂人

浦の星だった国はエリア11となり、いまではそこに暮らしていた人たちはイレブンと呼ばれている。そんなイレブンは今の音の木坂が占領している国では満足にお金を稼ぐこともできない。そこで音の木坂に忠誠を誓う、っという証拠として名誉音の木坂人という制度ができた。これになると最低限の生活が保障される。しかし自国を裏切る、という行為であり、他の元浦ノ星の人達からは裏切り者とされている。

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曜『はい、なんとか。A子ちゃんのほうもおそらく大丈夫じゃないかな、と』


ダイヤ『わかりましたわ。ともかく曜さんはこちらにもっどて来てください』


曜『わかりました』

通信を切ると、またナイトメアを動かしだす。


曜「それにしても、疲れたなぁ」

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総督府 本部


親衛隊「名誉音ノ木坂人を行かせましたのでもう時間の問題かと」


親衛隊隊長「いいや、だめだ。ここまで騒ぎを広げてしまっては。あれは見られるわけにはいかんのに」


親衛隊副隊長「隊長、まさか」


隊長「そうだ、ナイトメア部隊にも告げよ。総力をあげて沼津疎開を壊滅させよ!」


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曜ちゃんには伝えなかったけど、さっきのナイトメアに撃たれていて血が止まらない。


A子「はぁ、はぁ.....ここまで、かな、」

もう力がはいらない。車をとめ、荷台開けておく。


A子「お願い、みんな。みつ、、け、て、、、」



穂乃果「ん?止まったかな?」

ようやく動きが止まった。と思ったら今度は荷台が開いてくれた。これで出られる。


穂乃果「よっと、って、ここは、地下?なんでこんなところに?」

とりあえずは通信機を持って地上に出る道を探そうとしたとき、いきなり、


とある兵「やめなよ!」ダッ


穂乃果「え?うわ!」ガシ

荷台から降りたらすぐに軍人らしき人に取り押さえられた。


とある兵「これ以上殺しちゃだめだよ!それに毒ガスなんて!」


穂乃果「な!違うよ!私は、巻き込まれただけで、」


とある兵「言い訳なんて!とにかくもう動かないで!」


穂乃果「だ、だから!」

話を聞かない兵の拘束を力いっぱい振りほどく。こちらの話を聞かないだけでも大変だがそれよりも、別の怒りもわいてくる。


穂乃果「殺すな?どうせその毒ガスだって貴方達音ノ木坂が作ったんでしょ?それなのに、偉そうに説教なんて!」


とある兵「!!その声、、まさか、」


穂乃果「そうやって自分たちが正しいと思って、だから音ノ木坂人は!」


とある兵「穂乃果、さん?」


穂乃果「え?、どうして、私の名前を」


とある兵「わ、私です!」

するとその兵はかぶっていた防護ヘルメットを外した。そのそのすこし幼さを残した顔は




千歌「高海千歌です!」


穂乃果「千歌ちゃん!?」


高海千歌

昔お世話になった高海家の娘で歳が近い。私と雪穂が高海家が貸してくれた小さな倉庫で暮らしているときに出会った。最初は仲が悪く、喧嘩ばかりしていたがとあることをきっかけに仲良くなっていき、しまいにはいつも三人一緒に遊ぶくらいには仲良くなった。

しかし、音ノ木坂が浦ノ星に攻めてきたことで私は別の場所に移動しなければいけなくなり、そこでわかれてしまった。



数年前


穂乃果「千歌ちゃん、ごめんね。私の国が」


千歌「そんな!穂乃果さんは悪くないですよ!悪いのは全部音ノ木坂っていう国で!」


穂乃果「....そうだね。だから私は、、神聖音ノ木坂帝国は私がぶち壊す!」


千歌「穂乃果、さん」


穂乃果「ここにも軍が来ちゃう。私と雪穂はいかなきゃ。千歌ちゃん、貴方は生きて、ね。」



それから一度も会ってなかったがまさか数年ぶりの再会がこんな形とは。それに、


穂乃果「千歌ちゃん、音ノ木坂の軍人になったの?」


千歌「..それは、その.......そういう穂乃果さんはなぜここに?もしかして、テロリストに!?」


穂乃果「ち、違うよ!私は巻き込まれただけで、、」

真実を伝えようとした瞬間、毒ガスといっていた紫の箱が光りだし、今まさに開かれようとしていた。


穂乃果「え?」


千歌「やばい!穂乃果さん!」

千歌ちゃんはかぶっていた防護ヘルメットを私にかぶせると自分はハンカチで口をふさいだ。しかし箱から出てきたのは紫の髪をした女のひとだった。


千歌「毒ガスじゃ、ない?」

千歌ちゃんも驚いている。二人でガス類がないことを確認し近くによってみる。その女のひとは少し大きな胸をしていて、腕や口を拘束具で縛られていた。


穂乃果「千歌ちゃん、この人は?」


千歌「わかりません。ミーティングでは確かに毒ガスだと、」

その女の人の拘束具を外しながら二人で話していると、急に光が私たちに当たる。



軍長「こら!そこで何をしている!」

数人の兵と共になにやら偉そうなひとがやってくる。


穂乃果「千歌ちゃん、あの人は、」


千歌「穂乃果さんはじっとしててください。私が話してきます。」タッタッ



千歌「毒ガスを探せとの命令を受けていた高海千歌です!あの、あちらの女性は?」


軍長「貴様!名誉音ノ木坂人にはそこまでの権利は与えておらんぞ!」


穂乃果(まずいよ、確かに毒かも。外に漏れれば私たちはもしかしたら、)


軍長「だが、ま、見つけた貴様には褒美をやらねばな。ほら、」

そういって千歌ちゃんに拳銃を渡した。


千歌「あの、これは?」


軍長「それでテロリストを殺せ」


千歌「!!ま、待ってください!彼女は一般人です!ただ巻き込まれただけで、」


軍長「ほう?貴様イレブンのくせに私に口答えするのか?」


千歌「それは、」


穂乃果(やっぱりだ。このままじゃ私は。けど断れば千歌ちゃんも、)

どうしればよいか、考えるが思いつかない。すると、


千歌「すみません、やっぱり撃ちません」


軍長「何?」


千歌「私は撃ちません。彼女は守るべき一般人、なのですから」


穂乃果「千歌ちゃん、」


軍長「そうか、では、」カチャ

そういってその人は懐から拳銃を取り出し、千歌ちゃんの脇腹に構え、


千歌「え?」


穂乃果「千歌ちゃん!」


パン!


っという音が響き、千歌ちゃんがその場に倒れた。


軍長「命令に従えないものは必要ない」


穂乃果「そんな、、、」

おそらく撃たれたのは脇腹。すぐ手当すれば間に合うはずだ。


穂乃果(けど、この状況、私も危ない。はやく千歌ちゃんを助けたいのに!)


軍長「さて、ではそちらの君も、、」

と言った瞬間上の天井が崩れ、がれきが落ちてくる。


兵「な!」


兵「さ、下がれ!」

後ろにいた兵たちが軍長と共に離れていく。チャンスだ。私はすぐに千歌ちゃんのもとへ行こうとしたが、その目の前に瓦礫が落ちてくる。


穂乃果「そんな!」

おそらく千歌ちゃんには当たってないが、完全に進めなくなった。


軍長「おい!あの女を逃がすな!」

軍長が指示を出す。この場に留まっていては危険だ。私は紫髪の女の人を背負いその場を離れた。


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沼津疎開 


曜「ふぅー、到着っと」

地下を抜け、私たちレジスタンスの本部に何とか帰ってこれた。すると何やらみんなが慌ただしい。ナイトメアのスピーカー機能を使って近くにいた花丸ちゃんと善子ちゃんに聞いてみる。


曜『何かあったの?』


善子「へ?うわぁ!」


花丸「ナイトメアがしゃべったずら!」


曜『私だよ!曜!』

ナイトメアのスピーカーでは音声で誰かを判断することができない。敵だと間違われないとためにすぐに私だと教えた。


善子「あ、曜さん?」


花丸「びっくりしたずら」


曜『あはは、ごめんね。ところで何かあったの?皆慌ただしいけど」


善子「それが大変なのよ!」

善子ちゃんの慌てよう、何か大変なことが、っと思ていたら向こうからダイヤさんとルビィちゃんがきて、


ダイヤ「曜さん!よかった、ご無事でしたか」


曜『はい、何とか。どうしたんですか?』


ダイヤ「それが大変なことに。音ノ木坂の軍がこの沼津疎開にいる人たちを攻撃し始めたのです」


曜『そんな!』


ダイヤ「ですので私たちは一般人の避難誘導をしていますわ。敵はナイトメアまで使っていて、どうやら本気のようです」


善子「なによ!私たちが何したっていうのよ!」


ルビィ「もしかしてルビィたちが盗んじゃった物がとても大切なもので、」


花丸「それにかかわった人たちをみんな、、、ってことずらか?」


ダイヤ「とにかく今は一人でも多くの人を生かすのが先ですわ!曜さん、貴方はそのナイトメアでみんなのサポートを」


曜「わかりました!」


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指令兵『英玲奈様、東地区の指揮をとって欲しいとのことですが」


英玲奈『参謀がいるだろ、そいつやらせろ。私にはやることがある』ピィ


あんじゅ『はぁー、一人残らず殺せ、ね。気が乗らないわ』


英玲奈『命令だ。やるしかないだろ』


あんじゅ『何よ、やる気ね』


英玲奈『別にそんなんじゃない、ただあのグラスゴーを追ってるだけだ』


あんじゅ『そう。それなら手伝ってあげるわ。」


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穂乃果「はぁ、はぁ、」

あの場を後にした私は女の人を背負いながら地上を目指して移動していた。だいたい離れたところで追ってくるような足音も聞こえなくなり、いったん一休みする。


穂乃果「どうして、はぁ、こんなことに、」

疲れと命を狙われている、という恐怖とプレッシャー、そして友達が目の前で撃たれたことが思い出され、激しい怒りがわいてくる。そして、


穂乃果「もう!なんなのさ!この騒ぎはすべて貴方のせいなんでしょ!何なんですか貴方は!」

っと紫髪の女の人に怒鳴ってしまう。行き場のない怒りを、ただの八つ当たりをしてしまう。


穂乃果「それに、音ノ木坂は私から千歌ちゃんまで奪って、、、」

するとその時その女の人が目を覚ました。


穂乃果「目を覚ましたんですか!」


??「うう、あ、」


穂乃果「もしかして、うまくしゃべれないんですか?」

長い間拘束されていたためかうまく言葉が出ないようだ。それでも、


??「ごえ、ん、え」


穂乃果「え?」


??「ごめん、ね」


穂乃果「っ!」

そのとき気づく。この人もまき込めれただけなのだと。だからこそ、


穂乃果「私のほうこそ、怒鳴ったりしてごめんね」

この人も一緒に脱出しよう、そう思って地上に上がるための道を探した。

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特派 本部


千歌「う、うん?」

目を覚ますとそこは知らないテントの中だった。


美渡「お、目覚ましたね」


千歌「へ?あ、あの、」


志満「真姫さん呼んでくるわね」

そういって一人のほうがテントから出ていく。


千歌「すみません、ここは?」


美渡「そーだな、まずここは私たち特派の本部。皇女殿下の総督府本部の近くでもあるから、ひとまず安心しな。それで負傷兵として運ばれたのあんたを、うちのトップである真姫さんが治療していまここにいるわけ」


千歌「治療してくださったんですか?ありがとうございます!」


美渡「いや、おそらく真姫さんの目的は、」

言いかけている中テントの入り口から赤い髪の人が入ってきた。


真姫「あら、思ったより元気そうね」


千歌「あ、治療してくださり、ありがとうございました!」


真姫「別にいいわよ、体で払ってもらうし」


千歌「へ?」


真姫「千歌、とか言ったわね?貴方、イレブン出身よね?」


千歌「は、はい!そうですが、」


真姫「はい、条件クリア~」


千歌「え?」


真姫「貴方、ナイトメア騎乗経験は?」


千歌「えっと、ってありません!ナンバーズ出身者では騎士にはなれないので」


真姫「なれるとしたら?」


千歌「へ?」


真姫「貴方は運がいいわ。なんとちょうど一機、ナイトメアが余ってるの。それも最新のやつがね。それに上からの許可もえたわ。さ、乗る?乗らない?」


美渡「運が悪い、の間違いじゃ、、、」


真姫「なにか?」


美渡「いいえ、なにも」


志満「もちろん、強制じゃないか、、


真姫「何言ってんのよ、強制よ」


志満「、、、、」


という会話を聞きながら私は別のことを考えていた。それはあの場にいた穂乃果さんのことだ。無事なのだろうか、生きているのだろうか。とても不安だ。


千歌「あ、あの!」


真姫「なに?」


千歌「私、その、この場所で巻き込まれた人がいて、その人を助けたいのですがナイトメアに乗れば可能でしょうか?」


真姫「そんなの貴方次第に決まってるでしょう。けれどそれなら急いだほうがいいわよ」


千歌「え?」


志満「親衛隊隊長がね、沼津疎開の壊滅を命令したの」


千歌「そんな!」


美渡「ナイトメアまで出撃しているよ」


真姫「助けたい人がいるんでしょ?だったら悩んでる暇なんてないんじゃない?ナイトメアに乗らなければ貴方は負傷兵としてここにいないといけないんだし、選択しなんてないと思うけど」

それを聞いてわたしの決意は固まった。


千歌「乗ります!ナイトメアに!」



真姫「よし!聞いたわね?私が強制させたわけじゃない、何かあったら軍にはそういっときなさい!」


美渡、志満「、、、、はい」

え?なんですかそれ?とても不安なんですけど、


真姫「時間がもったいないわ。千歌、貴方は今すぐ操縦シュミレーションを受けてきなさい」


千歌「い、イエス、マイロード!」


真姫「ああ、そういう堅苦しいのいいから」


千歌「は、はあ、」

どうやらここは軍の中でも少し変わっているところなのかもしれない。ともかく、


千歌「生きててくださいね、穂乃果さん」


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穂乃果「光!?出口だ!」

階段をのぼり、するととある建物の中に出た。とりあえずは外に出れた、と思っていいだろうか。


穂乃果「とりあえず、この建物の外を、」パン

探そう、としたら銃声が聞こえた。すぐに階段の影に隠れる。一緒にいる女の人にシー、と人差し指を口に当てて合図をして、ばれないように顔を出して除く。


軍長「これでここにいるやつは全員か?」


兵「そのようです」

千歌ちゃんを撃った兵だ。先ほどより人が減っていることからどうやら手分けして探しているのだろうか。それにしてもここでかち合うとはツイていない。


軍長「あそこからの出口はここだと思ったがな、もういい!次に行くぞ」

どうやら何とかやり過ごせそうだ。と思った瞬間、


チュンチュン、コトリデス♪


っと着信がポケットからなってしまった。

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ピッ、ツーー

ことり「ちゅん!?」


ヒデコ「ことりってたまに変になるよね」


ミカ「それよりなんで私は帰ってきてるのに、穂乃果は帰ってないのさ!」


ことり「電話、切られちゃった」シュン

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兵「いました、軍長」


穂乃果「うぐ!」

あの紫髪女の人は捕まり私は壁にたたきつけられた。


軍長「学生が手間どらせやがって」カチャ

そういって銃をこちらに向けてくる。そして、


軍長「死ね」

その引き金を引いた瞬間、


??「撃ったらあかん!」

私とその兵の間に紫髪の女の人が割り込んでくる。


パン

その音がしたとおもったら、銃はその女の人に当たっていた。


穂乃果「な!ど、どうして、」


軍長「チッ、できれば生きて捕らえたかったのだがな。まあいい、発見したがもうテロリストに殺されていた、ということにしよう」

そうですね、などと一緒にいる後ろの兵が言っている。私はそんなのをお構いなしに私をかばって撃たれた女の人のそばに行く。お腹を撃たれ、そこから血が大量に出ている。これでは、もう


穂乃果「どうして、こんな、」

千歌ちゃんも、この人も、そして私も、終わってしまうのだろうか?何もできないまま、なにも守れないまま。


穂乃果(雪穂!)

世界で一番大事な妹の名前を心の中で叫ぶ。ここで私は、、、、

無意識にその女の人に触った次の瞬間、


キィィィィーーーーン


穂乃果(うっ!)

ひどく耳に響く音がしたと思ったら不思議な感覚に陥っていた。周りは真っ暗でなにも見えない。そんな中あの女の人の声が響く。


??(終わりたくないんやね?)


穂乃果(この声、さっきの!)


??(どうやら穂乃果ちゃんには生きる目標があるらしいやん?)


穂乃果(どうして、私の名前、を)


??(力があれば生きられる?これは契約。力を上げる代わりにうちの願いを一つだけ叶えてもらう。この契約をすれば穂乃果ちゃんは力を手に入れる。ギアス、という絶対的な王の力を。その代り王の力は人を孤独にする。大切な人はいなくなり、最後には一人になる。それでも、)

力はほしいか、とその声は私に問う。その契約、願いとは何か。それはわからない。しかし、何もしなければ今この場で死んでしまう。それよりだったら、


穂乃果(いいよ!結ぶ!その契約を!)

そういった瞬間左目に熱い何かを感じた。





穂乃果「貴方たちは千歌ちゃんも、この人も、ほかの沢山の浦ノ星の人も、殺すことに躊躇いなどはないのですか?」


軍長「お?どうした、いきなり。けど、悪いね、お嬢ちゃん。こちとら命令なんだよ」

そういってにやにやする後ろの兵達。


穂乃果「そうですか、なら私も躊躇うことはないですね」

そういって左目に力を込める。


軍長「ん?な!何だ貴様!その眼は!」


穂乃果「どうしたんですか?撃たないんですか?それとも気づきました?撃っていいのは撃たれる覚悟のある人だけだと」


このとき穂乃果はわからない。自分の青い左目が紫になり、不思議な紋章が浮かび上がっていることを。


穂乃果「貴方たちに命じます」

この命令を、この言葉を言ってしまえばもう戻れない、そうわかっていながら私は心を奥底から浮かび上がってくるこの黒い感情を抑えることは、できなかった。



穂乃果【今すぐ、全員死んでください!】ギアス!



私の目を見ていた兵たちはその言葉を聞いた瞬間、目の縁が赤く光り、そして、


軍長《イエス、マイロード!》


兵達《イエス、マイロード!》

持っていた銃を自分の頭に構え一斉に発砲した。

バタ、バタ、と全員倒れ、その場に立っているのは私だけ、となった。

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2章  オレンジの騎士


兵「くらえ、イレブンが!」

音ノ木坂の軍のナイトメアがそういって建物や人に向けて銃を発砲していく。


曜「この!」

私はグラスゴーのアンカーを敵のナイトメアにぶつけ、破壊していく。しかし、正々堂々正面からやりあっては性能で劣るこちらに勝ち目はない。死角から不意を突くやり方でないと。


曜「きりがないよ!」

このやり方もいつまで通用するかわからない。皆を逃がすことが目的ではあるが、


ダイヤ『曜さん、グラスゴーはあとどれくらい動きますか?』


曜『あと20分ほどです!』


ダイヤ『わかりましたわ。では、東地区の方へ行って下さい。避難が遅れています。』


曜『わかりました。ダイヤさん、ちなみに他の皆は』


ダイヤ『皆最善を尽くしてはいますが向こうはナイトメアを包囲網をしいて動かしています。このままでは逃げ場はおそらく、、』


曜『くっ!わかりました』

とにかく一人でも多く助けるため東地区に向けナイトメアを精一杯走らせる。

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特派本部

真姫「あー!もう!意味わかんない!」


美渡「うわ、荒れてますね。どうしたんですか?」


真姫「親衛隊の連中、私達で何とかするから特派の出番はない、ですって。何よ、こっちは手柄なんていいから新型のデータが欲しいのよ」


美渡「自分勝手なやつらばかりですからね」


真姫「可能性があるとしたらテロリスト達が親衛隊をズタズタにすることだけど」


美渡「まずないでしょうね」


真姫「そうよね。もしものために起動チェックはしとくわよ」


美渡「了解です」

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穂乃果「うう、、うぇ、」

胃から込み上げてくるものを必死に我慢する。今私の回りに生きている人はいない。イレブンも紫髪の女の人も、そして軍の人も皆死んでいる。イレブン達は殺され、軍の人は自殺、、、


穂乃果「いや、違うよね。私が、」

殺したのだ。私が命じ、それによってあの人達は死んだ。私が、、、殺したのだ。


穂乃果「それでも、」

それでも後悔はしない、するわけにはいかない。撃っていいのは撃たれる覚悟のある人だけ。その覚悟を決めるのだ。撃たれる覚悟を、そして撃つ覚悟を。

ふとその時近くの紫髪の女の人を見る。心臓を撃たれ、血が広がっている。


穂乃果「貴方は何をしたかったの、かな?私にこの不思議な力、ギアスを与えて、」

契約、この人の願い、そしてギアスとは?聞きたいことは沢山あった。しかしそれはもう叶わない。死者は、生き返らないのだから。


穂乃果「とにかく、動こう」

そう思い立ち上がろうとした瞬間、建物の入り口からナイトメアが入ってきた。

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あんじゅ「これは?」

英玲奈と別れた私は銃声が聞こえたこの建物の中に入った。するとイレブンはまだしも軍の人間までもが死んでいる。そしてうずくまっている一人の女の学生。どういうことだ。


あんじゅ「そこの貴方、ここで何があったの?」




穂乃果(音ノ木坂の兵、かな)

丁度いい、歩いて移動するわけにもいかない。あのナイトメアを、、


穂乃果【そこから降りてくれませんか】ギアス!

先程と同じく左目に集中してから命令をする。しかし、


あんじゅ「?何をいってるの?聞いているのはこちらよ」


穂乃果(きかない!?)

先程は効いていたはず。もしかしたら何かしらの条件が?それとも機械越しだからか?


穂乃果(とにかく反応しなきゃ)


穂乃果「あ、あの私たまたま友達と沼津に来ていて、そしたらその、巻き込まれて、何とか死体に紛れて、、」プルプル

怯えているように演技する。すると、


あんじゅ「、、、わかったわ。とにかく待ってなさい」

そういって降りてくるパイロット。


穂乃果(次は直に見てギアスを)

近づいてくるパイロット。


あんじゅ「ほら、立てる?」


穂乃果「あ、ありがとうございます。それで」


穂乃果【下さい。貴方のナイトメアを】ギアス!

するとそのパイロットは目の縁を赤く光らせ、


あんじゅ《わかったわ。これが鍵。パスワードは、ショッキングパーティー、よ》


穂乃果「どうも」カチャ

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あんじゅ「、、、、、、あら?」

気がつくと私はとある建物の中に立っていた。


あんじゅ「私、、なにを、」

英玲奈と別れ、銃声が聞こえたこの建物に入り、そこで一人の女子学生を見つけ、それから


あんじゅ「それから、、」

それから、、どうしたのだろうか?思い出せない。なぜ私はここに立っているのかも。それに


あんじゅ「あの学生は?」

回りを見ても学生の姿はない。どんな学生だったのかも思い出せない。覚えているのはナイトメアのレーダーから見たサイドテールの髪型のみ。


あんじゅ「とりあえずこの場を離れましょう」

そういって振り返ってみると、


あんじゅ「ナイトメアが、ない!?」

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穂乃果「よっと、」

先程のパイロットから奪ったナイトメアで移動していく。昔シュミレーターを体験できるチャンスがあり、その時の経験が生きている。


穂乃果「確かシュミレーターの成功率は60%くらいだったっけな」

一般の兵がナイトメアに乗るためには最低50%であるのを考えると私は普通に操縦は出来ている。


穂乃果「さて、今の状況は、」

ナイトメアには敵味方識別信号というのもがあり、これによりレーダーで数、位置を知ることができる。


穂乃果「数はざっと50機くらいかな」

この数を掻い潜ってこの沼津疎開から脱出するのはかなり難しい。それに、


穂乃果「丁度いい機会だよね。総督になった亜里沙ちゃんに聞きたいこともあるし」

目標は敵のナイトメアを突破し、亜里沙ちゃんの元にいくこと。


穂乃果「そのためには、」

私は軍の手土産用に持っておいた通信機を見つめる。


穂乃果「ここにいるテロリストさん達に協力してもらわないと、ね」

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英玲奈「ん?ようやくか、あのグラスゴー!」



曜「!!後ろから!?ヤバい!」

建物を使い隠れ隠れやり過ごしてきたがとうとう見つかってしまう。敵は2機。どちらもサザーランドであるため、性能はこちらより上。


曜「逃げないと!」

なんとか建物を使い離れていく。しかし、


英玲奈「ふん、逃げるだけとはな」

その距離は段々と縮まっていく。


曜(どうしよう!このままじゃ!)

すると私達レジスタンス用の通信機から



??『西口だよ!線路に沿って西口方面へ移動して!』


という声がする。聞いたことのない、少なくともレジスタンスのメンバーの誰かではない。


曜『貴方は誰!?どうして、この通信機に!?』


??『そんなことは後!勝ちたかったら、私を信じて!』


曜(勝つ!!)

このままでは追い付かれる。それよりは!

覚悟を決めた私はその声に従い、近くの線路に移動。そして西口に向かっていく。


曜『あの!ここからどうすれば!?』




英玲奈「随分頑張るな、イレブンが、」

だが、距離は縮まっている。しかも線路は一直線。時期に追い付く。すると、線路の向こうから音を立てて、列車が迫ってくる。




曜「あれは!?」


??『私を信じてくれからには勝たせてあげるよ!その列車に跳び乗って!』


曜『わかった!』

そういって私はその列車に跳び移る。




英玲奈「この程度でどうにかなると思ったか」

ナイトメアは他の機械とは比べ物にならない程のパワーがある。列車とぶつかればただではすまないかもしれないが、正面からくるとわかっていれば止めることできる。


英玲奈「よっと、」

正面からきた列車を両手で止める。


英玲奈『おい、お前はグラスゴーを追え』


兵『イエス、マイロード』

そういって後ろについてきていた兵に命令する。そしてもう一機のナイトメアが列車に跳び乗ろうとした瞬間、近くの建物からアンカーが飛んで来て部下のナイトメアの頭部分が破壊され、パイロットは脱出した。


英玲奈「バカな!?同士撃ちだと!?」

建物の方を見るとサザーランドが一機ある。私達と同じ軍なはずだ。


英玲奈『貴様!どこの部隊だ!』

スピーカーを使い問いかける。しかし帰って来たのは装備されている銃弾だった。


英玲奈「なに!?」

回避しようにも今動くと列車とぶつかってしまう。

何とか完全に列車を止めたがその隙に足と装備が破壊されてしまった。


英玲奈「おのれ!」

せめて相討ちに、と思ったが列車の上を通って先程のグラスゴーが迫ってくる。



曜「今だ!」

通信機の人の指示通り動けないサザーランドを攻撃しようと突っ込む。すると



英玲奈「くそ!私が脱出することになるとは!」

ナイトメアにはパイロットの乗ってあるコックピットだけ機体から切り離して脱出できる、脱出機能が備わっている。機体が破壊されたときにパイロットもその爆発に巻き込まれないためだ。

脱出ボタンを押し、コックピットごとこの場所から離れる。



曜「や、やった、、」

敵のナイトメアを、サザーランドを撃退できた。それも2機!


曜『あ、あの!助かったよ!ありがとう!』

通信機越しに伝えた後、先程ナイトメアがいた場所を見る。しかし、そこにはもうナイトメアの影も姿もなかった。


曜「さっきまであそこに、、」



ダイヤ「あのグラスゴーは、、曜さん!」


曜「ん?レーダーに人影、、ダイヤさん達だ」


ダイヤ「無事でしたか。それと今の通信は?」


曜『え?ダイヤさん達にも?』


善子「他の皆にもいったらしいわ。もう少しでずら丸とルビィもこっちに、、」

と、私達が会話している途中に通信機からまた先程の声が聞こえてくる。


??『今先頭にいる貴方。貴方がリーダーですか?』


ダイヤ「わ、私ですか?まあ、一応そうですわ」


??『実は私も今のこの現状に困っています。そこで私に協力してくれませんか?』


善子「協力?」


??『もし協力してくれるのであればその列車の積み荷をプレゼントしますよ』


ルビィ「積み荷?」


花丸「なんずら?」

合流した他のメンバーと一緒に列車の積み荷を見る。すると、


曜『これは!?』

そこには十数機のナイトメアが積まれていた。しかも全部サザーランドだ。


善子「嘘!?」


曜「一体、どうやって、、」

すると全体ではなく私の通信機に連絡がくる。


??『グラスゴーの人』


曜『は、はい!』


??『ナイトメアはあとどれくらい動く?』


曜『えっと、あと10分程です』


??『わかった。なら、エナジーフィラーを変えてしっかりと動けるようにしておいてね』


曜『わ、わかりました』


??『他の皆は起動確認を!10分後に次の指示をするよ』


ダイヤ『あ、あの!』

しかしもう反応がない。


善子「ど、どうするのよ」


ダイヤ「皆さんナイトメアの準備を」


ルビィ「言うこと聞くの?」


ダイヤ「通信の方がどうあれ、このナイトメアは使わせてもらいますわ。その後の動きはあちらの話次第ですわね」


花丸「確かに、せっかくのナイトメア。使わないと勿体無いずら」

そういってレジスタンスの皆はナイトメア起動の準備をしていった。

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穂乃果「ふぅー、」

ナイトメアの中で一息つく。


穂乃果「他人に指示をだすって疲れるね。おっと、今のうちに」ピィピイ





ファイトダヨ


ことり「!!穂乃果ちゃんからだ!」ピィ


ことり「もしもし!」


穂乃果『あ、ことりちゃん?今大丈夫?』


ことり「うん。それより今どこにいるの?」


穂乃果『アハハ、ちょっとね。それでテレビ、またはラジオでニュース見れる?』


ことり「ニュース?ちょっと待ってねて」

そういって生徒会室のテレビをつける。


穂乃果『沼津疎開について何か流されてる?』


ことり「んーと、ううん。交通規制くらいしかないよ。」


穂乃果『その理由は?』


ことり「特にはいってないよ~」


穂乃果(なるほど、あとで軍に都合のいいように流すつもりだね)


ことり「穂乃果ちゃん?」


穂乃果『ん、ありがとね、ことりちゃん。それと雪穂に今日の帰りは遅くなるって伝えておいてくれる?』


ことり「それはいいけど、穂乃果ちゃん。危険なこと、してないよね?」


穂乃果『、、、、大丈夫だよ。心配しないで』


ことり「うん。わかった!明日ね。バイバイ!」


穂乃果『うん。雪穂によろしくね』ピィ


穂乃果(ごめんね、ことりちゃん。)

けど引き返す訳にはいかない。これは相手の軍とテロリストさん達とそして私の命がかかったゲームなのだから。

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善子「よし、こっちはおっけいよ」


ダイヤ「了解ですわ」

すると通信機から連絡が入る。


??『そちらの準備はどうですか?』


ダイヤ『今終わりましたわ。それより、貴方は?名前だけでも、』


??『ごめんなさい、それはできません。この戦いが終わったら、で。それより時間通りならそろそろ曜ちゃんが乗っているグラスゴーが例の場所に行くはずです。それにつられて敵のナイトメアが2機、見え次第しだいすぐに撃ちまくってください』ピィ


花丸「信用して、いいずらか?」


ダイヤ「、、、このナイトメアのこともあります。一応従ってみましょう」


ルビィ「お姉ちゃん、」

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総督府 本部


通信兵「テロリストのナイトメア、発見しました」


親衛隊副隊長「よし、近くにいるナイトメア2機を向かわせろ」


通信兵「イエス、マイロード!」

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曜「来た!」

通信機の人に指示され、みんなのいる場所へ誘導する。そして、



ダイヤ「きましたわ。皆さん!一斉に発射!」

本当に来たナイトメア2機に向け銃を発射、両方ともロストさせた。


善子「やった!」


ダイヤ「本当に、、」


??『よし、ここからはいくつかの部隊に分け行動してね。それと敵味方識別信号は切っておいてください』


花丸「識別信号を?そうしたらみんながどこにいるかわからないんじゃ、」


??『大丈夫だよ、私はみんなを補足できる位置にいるからね。それに信号を切ることで敵にも見つかりにくいはずだよ』


ルビィ「な、なるほど、」


??『さ、みんな移動して!』


ダイヤ『わかりましたわ』ピィ


ダイヤ「皆さん、この声に従ってみましょう」


曜「わかりました!」

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総督府 本部


副隊長「なに?2機やられた?敵の数は?」


通信兵「それが、識別信号を切っているようで。ヘリのカメラからの映像では恐らく十数機ほどかと、」


副隊長「そのくらい、数で囲んでたたけ!C、D隊でその地域を包囲しつつ、攻撃するんだ!」


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??『という考えだと思うから、右の敵の一部に集中攻撃、突破次第、散開してね』


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通信兵「C隊、一機残して全てロスト!敵はバラバラに散った模様です!」


副隊長「チッ、面倒な。D隊、右側へ行き敵を攻撃せよ。近くの部隊も駆けつけるのだ!」

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??『善子ちゃんと花丸ちゃんは敵のナイトメアが見え次第攻撃、なるべくアンカーを使って、銃弾は節約してね』


??『ダイヤさんは積極的にカメラがついているヘリを破壊、ナイトメアへの攻撃はしなくても大丈夫だよ』


??『ルビィちゃんと、いつきちゃんはその場に待機。十秒後、ナイトメアが見えるはずだから、そしたら攻撃して』


??『曜ちゃんは、なるべくカメラに移って。しばらくしたらあの広場に三人待機させてるからそこまで、敵を誘導してね』




花丸「す、すごいずら」


善子「全部、この人の言った通りになってるんだけど、」


??『花丸ちゃん、善子ちゃん、その建物の陰からアンカーでナイトメアを攻撃、そのあと、その場に一機駆けつけるだろうから、そのナイトメアも破壊して。銃も使っていいよ』


花丸、善子『『了解!(ずら)』』

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通信兵「G隊通信不能!」


通信兵「T-1ポイントで2機、いえ3機ロスト!パイロットは皆脱出した模様です」


副隊長「馬鹿な、一体、、」


親衛隊隊長「何をしている!」


親衛隊「「!!」」


隊長「変われ!私が指揮を執る!」


副隊長「い、イエス、マイロード!」

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穂乃果「さて、と」

レーダーを見る限り、敵の兵はかなり減っている。おそらくは守備隊も、


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隊長「後ろにいる補充部隊も出すのだ。そやつらをここの守りにあて、守備隊も出陣させろ!」


通信兵「わかりました」

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穂乃果「やっぱり、ね」

50機ほどいたナイトメアを30機程に減らしたが、追加で増え、いまや60機はいるだろう。だが、


穂乃果「ちょうどいいよ。亜里沙ちゃんと会うときに邪魔な人たちも一掃できるしね」



穂乃果『曜ちゃん、例の広場へ向かって』


曜『了解!』


穂乃果『ほかの人も仕掛けの準備を!』


皆『『了解』』

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隊長「敵はあのグラスゴーを囮にこちらの戦力をそいでいる。少数の部隊を陰から闇討ちという汚い手でな。よって、大部隊で突入すれば物量で勝るこちらが勝つ。そして今は広場にいる。最低限の兵を残して、残りのナイトメアで突入せよ!」

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穂乃果「まさか、ほぼ全部隊で攻めてくるなんて」

願ったり、叶ったりだ。これで、


曜『配置につきました!』


穂乃果『了解、もう少ししたら合図を出すね』


曜『はい、』


ダイヤ『仕込み、完了しましたわ』


穂乃果『わかりました。巻き込まれないように距離を取っておいてください』


ダイヤ『わかりましたわ』

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ナイトメア兵『包囲網完了しました』


通信兵「いつでもいけます」


隊長「よし!全軍突撃!」


ナイトメア兵『おおおおーーーー!!』











兵『て、敵がいません』


隊長「な、なに!?」


通信兵「確かに、グラスゴーの信号はあろのですが。あ!グラスゴーの反応も消えました!」


隊長「た、倒したのか?」

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曜『指示された通り、識別反応をきってすぐ地下通路を通って、脱出しました!』


??『よし、条件はクリア!皆、やって!』


ダイヤ「はい!』


ルビィ『は、はい!』


花丸『ずら!』


善子『てりゃ!」

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ナイトメア兵「ん?地震か?、、、うわ!」ガシャン


ナイトメア兵「な、なんだ!?」ガシャン


ナイトメア「足場が、うわぁ!」グラ



隊長「ど、どうした!?」


通信兵「それが地下より地上を支える柱が破壊されたようで、次々ナイトメアが地下に叩き落とされて!」


隊長「な、なんだと。そんな、、」


通信兵「たったいま、討伐に向かった50機全てと通信、不能になり、ました」

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その光景を壊われかけのビルの中層から眺めていた私は、


穂乃果「ふふふ、、、はははぁ!やれる!やれるよ!音ノ木坂の兵を、音ノ木坂を倒すことが出来る!」

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隊長「このままでは、」

総督に責任をなすりつけても、自分も処罰されかねない。こうなったら、


隊長「特派!」

すると、通信映像で赤髪の女が反応してくる。


真姫「なにかしら?」


隊長「勝てるのか、お前らのおもちゃで?」


真姫「おもちゃ、ね。ふふ、隊長さん、〈サンシャイン〉と呼びなさい」ニヤ

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特派 本部

美渡「すご!シュミレーション成功率94%!?」


千歌「いいんですか?」


美渡「いやいや、これはすごいよ!」

すると入口からもう一人の人が入ってくる


志満「千歌ちゃん、出撃よ」


千歌「本当ですか!?」


美渡「へー、許可おりたんだ?」

そこへ心なしか嬉しそうな顔の真姫さんがやってくる。


真姫「隊長さんじきじきの命令だもの、仕方ないわ。どうやらテロリスト達が激しく抵抗してるようね」


志満「数は圧倒的にこちらが上なのに、」


美渡「恐ろしく強い敵、もしくは頭が切れる指揮官がいるのかもね」


真姫「どちらにしろチャンスよ。千歌、出撃準備を。サンシャイン出るわよ」


千歌「はい!」



正式名 One More Sunshin Story 通称 サンシャイン


第7世代型ナイトメアフレーム。オレンジをベースにした機体でありそのスペックは第5世代のサザーランドを遥かに凌駕している。両腕にあるブレイズルミナス、というエネルギーシールド。アンカーもスピード、長さが共に格段に上がっており、質量、パワーも桁違い。全てにおいて今までのナイトメアを凌駕している。


真姫「その分、他のナイトメアより起動時間が短いけどね」


美渡「起動チェック完了しました!」


真姫「千歌、これがサンシャインの鍵よ」ホイ


千歌「わっと、」バシ


真姫「パスワードはあんたが決めなさい」


千歌「はい、えっと、、、かんかんみかん、っと」ピピ


真姫「、、、、、、、、ま、いいわ」


志満「パイロット登録するから、コックピットに入って」


千歌「はい!」


真姫「エナジーフィラーは?」


美渡「セット完了ですよ」



サンシャインに乗り込む。すると暗かった画面が一気に明るくなり、外の映像が映し出される。


千歌「おおー!」


志満「パイロット登録完了ですよ」


真姫「いい?確認するわよ,千歌。まず、第一目標はテロリストの撃退、その次に味方の救出。けど、ま、任務に支障をきたさない程度に友達なり、なんなり捜しなさい」


千歌「わかりました!」


千歌(生きててください、穂乃果さん!)


志満「真姫さん、」


美渡「サンシャイン、発進準備よし!」


特派員「いつでもいけます!」


深呼吸をする。今から私は敵と戦いに行くのだ。緊張を誤魔化すかのように、操縦レバーを力強く握り、質力を上げていく。


千歌(お願い、サンシャイン。私に力を貸して!)


真姫「行きなさい!千歌!サンシャイン、発進!」



千歌「サンシャイン、発進!」

レバーを倒すと、勢いよくサンシャインが動き始めた。


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C子「ん? なにあれ?」

この地区のすみにいる私たちに何かが音を立てて迫ってくる。拡大してそれをみてみる。


D子「うーーん? なんだろ? オレンジのナイトメア? 一応報告しておこうか」




穂乃果「オレンジのナイトメア? なにそれ?」


穂乃果(敵の増援? それにしても一体だけ? オレンジってのも気になる、けど)


穂乃果『撃破して構わないいよ』


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千歌「いた! まずは二体! よーし!」

見つけた2体に向けて突っ込んでいく。すると一体がこちらに向け銃をはなってくる。私はそれを躱しながら接近。ある程度の距離になると腕に装備されてあるアンカーを発射。銃を破壊して、回し蹴りをする。性能、そして出力がすごいこの機体の蹴りで一体を撃破する。すぐさまもう一体に詰めより、アンカーで頭部を破壊。2機とも破壊した。パロットは脱出したようだ。


千歌「よし! 戦える! このサンシャインなら!」


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穂乃果『C子ちゃん? D子ちゃん!?』

通信機の電波が途絶えた。今のはナイトメアに搭載されてある通信機だ。ということはナイトメアが破壊されたのだ。


穂乃果(今の一瞬でで2機を倒したっていうの?)

もしもそうなら油断できない。確実に倒す必要がある。


穂乃果「こうなったら」


穂乃果『花丸ちゃん、善子ちゃん、2時の方角から敵のナイトメアが来るから足止めし、増援が着きしだい囲んで攻撃して!』


花丸『了解ずら!』


善子『任せなさい!』

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千歌「わ!っと!」

2機が銃を発砲してくる。回避もできるが、ここは、


千歌「ブレイズルミナス! てりゃ!」

そのスイッチを押すと右腕からオレンジ色のエネルギーシールドが機体前方に広がる。その盾が敵の銃弾を弾く。


千歌「おお!いけるよ!」

そのまま突っ込み、敵の二体を攻撃していく。

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花丸「ずらー!」ピィーー


善子「よはー!」ピィーー


穂乃果(また一瞬で!? それに)


穂乃果「実弾を弾く? そんな機能サザーランドには...」

とにかく2機では勝てない。近くにいた、よしみちゃん、いつきちゃん、むつちゃん、の三人に声をかける。





よしこ「うわ!」ピィーー


いつき「うそ!」ピィーー


むつ「やられたー!」ピィーー



穂乃果「うそ、でしょ。もう半分以上やられてる、よ。このままじゃ」

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千歌(順調だ。これなら)

このサンシャインにも識別信号は今のところない。よって向こうからもこちらのことがわからないはずだ。


千歌「まあ、もうけっこう倒したからなんとなく場所はバレてるだろうけど」

すると視界のすみにある壊れかけのビルの中層辺りにナイトメアを1機見つける。


千歌「識別反応はでてない。つまりあれもテロリストの! そうときまれば!」

そちらに向けて移動を開始する。

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穂乃果「どうしよう、残りの皆を集めて? いや、それよりまた誘導して罠に....」

なんとかしようと考えていたその時、ガシャン、という音とともにオレンジ色の機体が目の前に現れる。


穂乃果「オレンジ色!? そうか! あなたがイレギュラーだね! よくも私の邪魔を!」

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千歌「攻撃してきた!? やぱりテロリスト!」

ここでじっとしていたのもテロリストの指揮官なのだろう。なら!

銃を発射してくるのでブレイズルミナスを使い弾いていく。近づき、攻撃。抵抗してくるもののスピードはこちらが上。隙を突いて回り込み背後から攻撃。吹っ飛んだ敵のナイトメアはそのままビルから落ちていった。


千歌「パイロットが出てくるまで!」

アンカーを使い、ビルの側面に沿って降りていく。

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穂乃果「いつつ...」

ビルの中層から落とされ、軽く頭を打つ。ナイトメアはまだ少しは動けそうだ。


穂乃果「それにしてもあの動き、スペックが違うよ」

このままやりあっても勝てない。そう考えた私はすぐさまその場から離れようとしたが、


穂乃果「!? まだ追ってくる!」

このままではここで脱出しても簡単に追いつかれてしまう。


穂乃果「とにかく逃げないと!」

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ボロボロの機体がまだ逃げようとしている。


千歌「悪いけど、ここで!」

そして、アンカーをナイトメアに射とうとした瞬間、ビルの陰から別のナイトメアが邪魔をしてくる。


千歌「伏兵!? けど!」

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穂乃果「あの機体は、グラスゴー!? ってことは曜ちゃん!?」





曜(おそらくあの機体は..)


曜「助けられた借りは返すよ! 今のうちに逃げて!」

スピーカーを使ってないため声は聞こえなかっただろうけどこちらの意図を察した向こうはこの場を離れていく。


曜「あとは私が脱出しないと!」

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千歌「悪いけど、ここで!」

片腕しかないため攻撃が限られている。さらに2世代も前の機体。すぐさま攻撃に転じ、あっという間に撃破。グラスゴーのパイロットは脱出した。


千歌「....私の目的は敵ナイトメアの破壊。パイロットを殺す必要はないや」

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穂乃果「曜ちゃんに、助けられた、かな。ありがとう」

それにしても、途中までは良かったがあのオレンジ色のナイトメアが来てから一気に逆転されてしまった。


穂乃果「戦略が戦術に負けるなんて、ね」


穂乃果(やっぱりチェスとは違う。1機で戦局変えることもできる。戦いの本質は人、ってことなのかな)

学ばなければならない。しかし今は


穂乃果「もういいだけ向こうの陣形も崩れたはず。このすきに亜里沙ちゃんのところへ!」

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特派本部


真姫「調子はどう?」


美渡「すごいですよ。かなりいいです」


志満「千歌ちゃんも頑張ってるようです」


真姫「そう。なら良かったわ。私のサンシャインも調子がいいみたいだしね」


志満「けどこのサンシャイン、量産には向きませんね」


真姫「でしょうね。沢山のラブカストーンを使ったもの」


美渡「貴重なラブカストーンをあんなに使えるなんて真姫さんの一家様様ですね」


真姫「至高のナイトメアが作れるならなんだって利用するわよ」


美渡「それにこのナイトメアのパイロット適正はシュミレーションクリア率90%以上ないといけないですよ」


真姫「千歌のクリア率は?」


志満「なんと驚き94%ですよ」


真姫「.....すごいわね。これはとんだ拾い物をしたわね」


志満「真姫さん......」


真姫「冗談よ。千歌には稼働時間だけ注意させなさい」

そういうと真姫は外の空気を吸う、っと言って本部の外へ向かっていった。

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本部入口


門兵「ほわぁ~」

大きな欠伸がでる。昨日遅くまで仲間と飲んでいたからか。今日このようなことことがあるとわかっていたら飲まなかったのに。

するとにそこに防護ヘルメットで顔を隠した一人の兵が近づいてくる。


門兵「おい、止まれ! ここは本部の入口だぞ!」


?兵「やっと、本部か。意外と長かったね。けど、予想通り警備は少ない、と」


門兵「貴様、どこの兵が!? IDを見せろ!」


?兵「いいですよ。その前に....」カポ

するとその兵はヘルメットを脱いで、


?兵【ここを通してくれないかな?】ギアス!


門兵《わかった。通れ》




門兵「.......はっ! あれ?」

今一瞬意識が飛んでいたような......


門兵「やっぱり遅くまで飲むもんじゃないな」

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曜「はぁ、はぁ、」

オレンジ色のナイトメアに負け、脱出した私は元々あったレジスタンス用の無線機で連絡を取り合い、みんなと合流しようとしていた。そしてここの倉庫に集まっていた。


曜「皆!」


花丸「曜さん!」


ダイヤ「無事でしたか。良かったです」


ルビィ「もう少しでいつきちゃん達も来るそうです」


善子「あと襲われてた一般人も連れてきたわ。ここにいる分しか助けられなかったけど」

ざっと見渡すと4、50人だろうか? 沼津疎開にもそこそこ住んでいたのだが






主婦「なにが助けたよ!!」


じじい「そーだ、そーだ! オメーらが音ノ木坂に喧嘩をうらなかったらこんなことにはならなかったんだ!!」


ニート「ぼ、僕のパソコンをか、返せよ!」


子供「うえええーん、お母さん!」

溜まっていたであろう、彼らの不満も爆発する。



善子「な、何よ! 仕方ないじゃない! 私たちだって.....


ガシャン!!


皆「「!?」」



音の木坂兵長「こんなところにいたか、イレブン共」

シャッターを銃や車で壊し、無理やり入ってきた。音ノ木坂の兵たちだ。しかもかなり多い!


兵「丁度いい。ここにまとまっていたとはな。探す手間が省けたわ」スッ

そういって右手をあげると、後ろの兵が銃をかまえる。


ルビィ「ひっ!」


ダイヤ「ルビィ!」ダキ


曜「くっ!」

様々な悲鳴が聞こえる。私も目を閉じてしまう。最後にあの時指示をくれた人のことが気になった。無事に逃げれただろうか? それともどこかで...

どちらにしても私たちはここで....


曜(お父さん!)


兵長「うて......




親衛隊隊長『全軍に告げる! ただちに戦闘をやめよ!』



曜「え?...」

今まさに撃たれようしていた私たちを救ったのはあろうことか敵の隊長さんの声だった。この沼津にあるスピーカー全てから流れているようでよく聞こえてくる。


兵「戦闘をやめよ、だと?」


兵「どういうことだ?」


隊長『繰り返す。ただちに戦闘をやめ、けが人の救出、治療を優先せよ。音ノ木坂人、イレブンは問わずに、だ。繰り返す。ただちに....』


兵「イレブンもだと!?」


兵「正気なのか!?」



善子「なにが」


花丸「どうなってるずら?」

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丁度新しいナイトメアを破壊した私に聞こえてきたのは隊長さんの戦闘中止命令だ。


千歌「戦闘、終わり?」

何かあったのだろうか。どちらにしろ今の私にとっては好都合だ。


美渡『聞こえた? 千歌。今すぐ戦闘をやめろってさ』


志望『ちょうどいいんじゃない? これで友達を』


千歌『はい!』

私は穂乃果さんを探すため、サンシャインを走らせた。

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英玲奈「あの、親衛隊隊長がイレブンも助ける、だと?」

なにがどうなって、と困惑しながら本部に向かって歩いていると向かいからあんじゅがやってきた。


英玲奈「あんじゅ! お前も脱出したのか」


あんじゅ「え? ああ、まあ、ね」


英玲奈「それよりどういうつもりなんだ? 本部は?」


あんじゅ「さあ、わからないわ。そのためにも本部行ってみましょう」

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隊長《これでよろしいでしょうか?》


穂乃果「ええ、このあとはさっきも言った通りあなたたちも救助に。イレブンも、ですよ」


隊長《わかりました》


親衛隊《わかりました!》

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穂乃果「さてと」

これでひとまずレジスタンスの人達への義理は果たせただろう。本当は勝利に導いてあげたかったがあのオレンジのナイトメアのせいで計画がくるってしまったので仕方がない。


穂乃果「亜里沙ちゃんはこの上かな」

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皇女専用室


トントン


亜里沙「!? は、はい!」


??「失礼します!現状の報告をしに来ました!」


亜里沙「わ、わかりました!今開けますね」ガチャ


??「ありがとうございます」


亜里沙「いえ。あの、それで今はどのような状況なのですか?テロリスト達が私達の武器を奪ったところまでは知っているのですがそれからどうなったのでしょうか?」


??「,,,,,そっか。何も知らされてないんだね」


亜里沙「え?」

次の瞬間目の前にいた兵は被っていた防護ヘルメットを外しました。すると飛びこんできたその顔は死んだと思われていた,,,,,


亜里沙「穂乃果、さん?」


穂乃果「久しぶりだね、亜里沙ちゃん」




亜里沙「あ、あの! 本当に、穂乃果さん、なのですか?」


穂乃果「そうだよ。本物の私、高坂穂乃果だよ」


亜里沙「で、も、穂乃果さんはずっと前に,,,,,」


穂乃果「死んだはず、かな?」


亜里沙「は、はい。なのに、え?」


穂乃果「ふふ、なんとか生き延びてたんだ。勿論雪穂も一緒にね」


亜里沙「雪穂も!」

亜里沙ちゃんと雪穂はとても仲が良く、雪穂も亜里沙ちゃんと会えなくなる、とわかったときは号泣していた。


亜里沙「良かったです!本当に!二人が生きてて」ウルウル


穂乃果「私も嬉しいよ。また亜里沙ちゃんに会えて」


亜里沙「はい!」


穂乃果「それにしても、大きくなったね。総督にまでなって」


亜里沙「いえ、自分でも何となくわかってるんです。私はただのお飾りだ、って。本当はお姉ちゃんとずっと一緒が良かったんですけど」


やはり帝国にいる以上どうやっても政治、ないし、皇帝の道具として使われてしまう。雪穂をそんな目に合わせるわけにはいかない。


亜里沙「け、けど!二人が生きてるってわかって、とても嬉しいです!戻って来ますよね!」


穂乃果「ごめんね、亜里沙ちゃん。私と雪穂は帝国に戻る気はないよ」


亜里沙「ええ!?ど、どうしてですか!?お姉ちゃんや梨子さんもきっと喜んでくれますよ!」

亜里沙ちゃんのお姉ちゃん、絵里ちゃん。それに梨子ちゃん。どちらもお城で共に育った仲だ。勿論会いたい。けれど、


穂乃果「雪穂を、もうこれ以上不自由にさせたくない。そのために帝国に戻るわけにはいかないんだ」


亜里沙「っ! 雪穂はまだ目と足が?」


穂乃果「うん。治ってないよ」

雪穂は小さな頃、とあるテロに巻き込まれ、その時に目が見えなくなり、足も不自由もなり、歩くことができなくなってしまった。今も車イスの生活だ。


穂乃果「だからこれ以上、雪穂を不自由にするわけにはいかないの。もし戻ったら私達姉妹も別々にされ、政治の道具になってしまう」


亜里沙「それは,,,,,だ、だったら!私がお願いします!きっとお姉ちゃんも!梨子さんも!それに、ツバサさんだって力を貸してくれますよ!」

そうかもしれない。絵里ちゃん達は優しいから。けれど帝国は皇帝が絶対の国。周りが何と言おとも皇帝の言うことが絶対だ。絵里ちゃん達がどんなに頼んでくれても、皇帝が否、と言えば無理なのだ。そして、あの皇帝が承諾してくれるはずもない。


穂乃果「ごめんね。それでも無理だよ」


亜里沙「そ、そんな」


穂乃果「逆に亜里沙ちゃん。亜里沙ちゃんがこっちに来てくれないかな?」


亜里沙「え!? それってどういうことですか?」


穂乃果「そのままの意味、なんだけどね。今の総督の位を捨て、私達に協力してほしいの! どうかな!?」

その方が雪穂も喜ぶはずだ。


亜里沙「そ、そんなこと言われても。お姉ちゃんに聞いてみないと」


穂乃果「ごめんね。亜里沙ちゃん。これは亜里沙ちゃん自身に決めて欲しいの。」

絵里ちゃんに相談されるのはまずい。というのも絵里ちゃんは私が雪穂を好きなのと同じくらい亜里沙ちゃんを大事にしてる。そんなこと許すはずがない。それに、もし私達が生きてると知られると軍を上げて探しにくるはずだ。それは避けないと。


亜里沙「雪穂には、会いたい、、けど、お姉ちゃんに内緒、は、、うぅ!、、、ごめんなさい!!穂乃果さん!やっぱり、私はお姉ちゃんに内緒はできません!」


穂乃果「,,,だよね。亜里沙ちゃんはそういう子だもんね」

素直でいい子だ。けど、手を貸してくれないなら仕方がない。このまま別れたらそれこそ絵里ちゃんに知られてしまう。本当は使いたくないけど、、、


亜里沙「あの!やっぱり、穂乃果さん達が!」


穂乃果「ごめんね、亜里沙ちゃん。それはやっぱりできないよ」


亜里沙「そんな、、、」


穂乃果「それと、聞きたいことがあるんだけどいいかな?」


亜里沙「は、はい?」


穂乃果「雪穂が巻き込まれたあの事件、私達のお世話をしてくれてた人が殺されたあの出来事について何か知らないかな?」


亜里沙「え?」


もう1つの私の目標。それはとある事件の真相を知ることだ。

私達姉妹には二人のお世話係がいた。一人はとても無口な男の人、もう一人は私達を実の母のような存在になってくれた人。お饅頭を作るのが上手かったその二人は私達のお世話係、いや、本当の両親そのものだった。しかし、


穂乃果「あの事件によって亡くなってしまった。しかも巻き込まれた雪穂も大変な目に。だから、私はその事件の真相が知りたいの!何かわからないかな!?私達が国を離れたあとに」


亜里沙「え、や、その、すみません。私は何も」


穂乃果「そっか、、、わかったよ」


亜里沙「あ! で、でも!お姉ちゃんが確か、調べていたような、、」


穂乃果「え?絵里ちゃんが? 」


亜里沙「確か、ですけど」


穂乃果「そっか、絵里ちゃんが」

これで次の目標が決まった。いずれ会うことになるであろう絵里ちゃん。その絵里ちゃんに事件の真相を聞く。なんとしても!


亜里沙「あの!やっぱり、私達と一緒に来て下さい!穂乃果さん!」


穂乃果「ごめんね。亜里沙ちゃん。私はもう覚悟を決めたから」

雪穂のため、そして、自分自信のために戦う覚悟を。そのためにも、



穂乃果【亜里沙ちゃん、貴方は~~!】ギアス!


私がいい終えると亜里沙ちゃんは


亜里沙《,,,わかりました》

と答えるのだった。


3章 ゼロ


10年前



音ノ木坂本国 王宮



ことり「ま、まってー!ほのかちゃーん!」


穂乃果「へへ~、こっち!こっち!」


海未「ま、まってください~」ダッ!


穂乃果「それ~! わっ!」ズコ


ことり「ホノカチャン!?」


海未「だ、だいじょうぶですか!?」


穂乃果「えへへ~、いたた~」

あの頃は王宮の庭で、ことりちゃんと海未ちゃんもいつも遊んでいた。それ以外にも、



梨子「,,,,,」カキカキ


穂乃果「なにかいてるの!?」ヒョイ


梨子「!? きゃっ!」ドテン


穂乃果「ああ! ごめんね!」


梨子「い、いえ、」


穂乃果「えっと、それは?」


梨子「い、犬です、、」


穂乃果(い、犬?ゾウじゃなくて?)


梨子「あ、あの、、」


穂乃果「お絵描きもいいけどさ!こっちで一緒に遊ぼうよ!」ホラホラ


梨子「え!? あ、ちょ、ちょっとー!」




亜里沙「雪穂ぉ~!」


雪穂「あ、亜里沙!ヤッホ~」


亜里沙「何して遊ぼっか?」


雪穂「うーんとね、それなら、、」




穂乃果「うわ~!」バタン


絵里「ふふ~、また私の勝ちね」


穂乃果「ぐぬぬ、、もっかい!今度こそ絵里ちゃんに勝つ!」


絵里「いいわよ!かかってきなさい!」




ツバサ「ほら、チェックメイト」トン


穂乃果「うっ!ま、負けました」シュン


ツバサ「ふふ、穂乃果さんは攻撃が好きね。その代わり待ちの戦法に弱いけど」


穂乃果「次こそ勝ちます!」


そんな日々をずっと送っていた。いつもやることがあって、勉強とか、作法とか。一応皇族だから。しかしよく抜け出し騎士見習いの海未ちゃん、メイド候補のことりちゃんを連れて遊び、よくお世話係にしかられた。


ほのママ「こら!穂乃果!まーた、抜け出したのでしょ!」


穂乃果「うっ!それは、、」


ほのママ「反省しなさーい!」


穂乃果「ごめんなさーい!!」


ほのパパ「,,,,,」ヤレヤレ


雪穂「はぁー、お姉ちゃんったら」




ほのママ「穂乃果」


穂乃果「ん?どうしたの?」


ほのママ「どうして、私達のことをママ、パパ、っと呼んでくれるの?私達は本当の親じゃないのに」


穂乃果「親だよ!」


ほのママ「?」


穂乃果「穂乃果達の親はママとパパだよ!血の繋がりとかそんなの関係ない!こうやって、家族みたいに過ごして、一緒に暮らして、それだけで十分だよ!」


ほのママ「,,,,,そう、、ありがとう」ウルウル


穂乃果「えへへ///」


雪穂「勿論、パパもね」


ほのパパ「///」


そんなこんなで幸せな生活を送っていた私達だったけど、そんな日々はある日突然となくなってしまった。

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穂乃果「あ、ああ、あああぁぁーーーー!!」


本当の両親同様の存在だった二人がある日テロリストに殺されたのだ。二人は近くにいた雪穂を守ろうと庇う形で撃たれ亡くなり、雪穂の足にも銃が当たってしまった。さらに目の前で大切な人が死んでしまったことにより、心に多大なショックを受け、目が見えなくなってしまったのだ。

私はその時部屋で寝ていて起きたときには全て終わっていた。聞かされた時にはとてつもないショックが襲ってきた。

しかし、そのあと色々考えたが明らかにおかしいところがいくつもある。どうやって、テロリストは侵入したのか? 目的は?なぜ、その場に雪穂や、ママ達がいたのか?犯人は?警備は? 次々の浮かんでくる疑問を本当の私達の親である皇帝に聞きに行った。だか、



穂乃果「いま、、なんて?」


皇帝「おや?聞こえなかったのですか?仕方ありませんね。貴方達姉妹は浦ノ星にいってもらいます。準備ができ次第、すぐに」


穂乃果「な!? どういうことですか!? それに雪穂はまだあるけないんですよ!?」


皇帝「わかっていますよ? それでも構いません」


穂乃果「そ、そんな! それに!私達の両親を殺した人も、、」


皇帝「貴方達のお世話係の件ですか?それならテロだと伝えたはずですが?」


穂乃果「信じられません!それに、だとしても、わからないことがたくさんあって、、」


皇帝「貴方がどう思おうが勝手です。さぁ、もう話すことはありません。貴方達はいい取引材料になってくれるでしょう」


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そして私達は浦ノ星に飛ばされた。

勿論、敵国の皇女たる私達がろくな扱いがされず、色々な場所を転々としていた。そして私達は高海家に移動してきたのだ。


八年前


穂乃果「よいしょ、っと」フー


雪穂「ごめんね、お姉ちゃん。私が歩けないから車椅子押しながら荷物まで、」


穂乃果「もー、雪穂は気にしなくていいの!」


雪穂「でも、」


穂乃果「雪穂のことは絶対に私が守るから、ね」ナデナデ


雪穂「ありがとう、お姉ちゃん」ウルウル


母国にも、実の親にも見捨てられ、ことりちゃん達ともおそらく二度と会えない。

私に残されたのは雪穂だけ。だから、なんとしても雪穂を守る。なんとしても!


穂乃果「ここが今度の家だね」

そこはお世辞にもいいとは言えない、ぼろぼろの倉庫だった。


雪穂「今度の家はどんな感じ?」


穂乃果「うーん、そうだね。和風!って感じかな!いいとこだよ!」


雪穂「そっか、ふふ。それは楽しみ」

雪穂に変な心配はさせたくない。そう思って誤魔化したのだが、



千歌「何がいいところさ!」



雪穂「え?」


穂乃果「誰!?」

振り替えるとそこには同じくらいの年のオレンジ髪の子がいた。


千歌「何が和風な感じさ!そこはチカの秘密基地だったのに!」


それが私と千歌ちゃんの初めての出会いだった。

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しかし私たちの出会いは最悪だった。千歌ちゃんからすれば私たちは秘密基地を奪った余所の国の人。私たちからすればいちいち突っかかってくるめんどくさい人。すれ違ったり、ばったり会うたびに喧嘩をしていた。


穂乃果「ちょっと、邪魔なんだけど」


千歌「チカが最初にいたのだ!そっちこそ後から来て何様のつもりなのさ!」


穂乃果「ふん!」


千歌「しっし!」



穂乃果「いちち,,,,,ただいま~」


雪穂「おかえ,,,,お姉ちゃん、また千歌さんと喧嘩したの?」


穂乃果「へ?し、してないよ」


雪穂「本当に?」


穂乃果「,,,,,ちょっとだけ」


雪穂「もー、仲良くしなきゃダメって言ったじゃん!」


穂乃果「あっち突っかかってくるの!」

そんな私たちだったけどとある出来事がきっかけで関係が一転した。

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千歌「ふふ~ん。今日は果南ちゃんが来る日なのだ!稽古つけてもーらおっと!」


穂乃果「雪穂!」ダッダ!


ドン!!


千歌「いたっ!」


穂乃果「っ!」


千歌「ちょっと!音ノ木坂の人はどこに目をつけてるの!」


穂乃果「!! 貴方、雪穂を!」


千歌「へ?」


穂乃果「って違うよね。貴方はこんなことするような人じゃないし」


千歌「ちょっと、どうしたの?」


穂乃果「,,,雪穂がいなくなったの」


千歌「雪穂ちゃんが!?」


穂乃果「そう。だから貴方にかまってる暇は.....」


千歌「私も探すよ!」


穂乃果「へ? いいよ、別に。これは私たちの問題だし」


千歌「チカの秘密基地に住んでるんだから私にも関係あるの!」


穂乃果「何その考え」


千歌「いいでしょ!それに貴方はむかつくけど、雪穂ちゃんは別だから!雪穂ちゃんのため!わかった!?」


穂乃果「好きにしたら」


千歌「そうします! それじゃ、こっち探すから」タッタ


穂乃果「....変な浦ノ星の人」


それから数時間後、雪穂は見つかった。千歌ちゃんが遊びで作っていた落とし穴に落ちていたのだ。幸い怪我はなかったが責任を感じた千歌ちゃんはすぐ助けようとして自分も落とし穴に入ってしまい、結局私がロープを下ろして二人を救出した。


穂乃果「まったく、自分の作った穴から出られないなんて」


雪穂「お姉ちゃん! 千歌さんは私を助けようととしてくれたんだよ!」


穂乃果「うっ、それは」


千歌「ふふ、穂乃果さんも雪穂ちゃんの前だとタジタジだね」


穂乃果「うるさいよ!...ん?穂乃果、さん?」

見るとなんと千歌ちゃんは泣いていた。


穂乃果「え!? ど、どうしたの!?」


千歌「だって、穂乃果さんは国から追い出されたっていうのにずっと一人で雪穂ちゃんのために、頑張って、それで、」ポロポロ


穂乃果「それは! その、雪穂は私のたった一人の家族だし。それに私たちは千歌ちゃんの秘密基地を」


千歌「いんですよ、もう。どんどん使ってください」ポロポロ


穂乃果「ちょっと、もうやめてよ。泣き止んでよ」ウルウル


雪穂「そうなんですよ。お姉ちゃんはとってもすごいんです。ずっとずっと私のために」ウルウル


千歌「うん、すごい。すごいですよ、穂乃果さんは」ポロポロ


穂乃果「あー、もう! やめてよ。雪穂まで!どうして二人とも泣いてるのさ」ポロポロ


雪穂「お姉ちゃんだって」ポロポロ


どうやら落とし穴に落ちてる間私たちの過去について雪穂から聞いたらしい。すると今まで私たちを邪魔者扱いしていた自分が情けない、と千歌ちゃんは感じたようだ。千歌ちゃんは素直でまっすぐで、少し好戦的だが、バカがつくほどのお人好しだ。私は誰かに褒められるため、認めてもらうために雪穂の世話をしているのではなく、純粋に雪穂のためにしているのだ。それでも雪穂と千歌ちゃん、二人の言葉と涙を見ていると何だか自分がやってきたことを褒められているような気がして自然と涙がこぼれた。それはセミがの鳴き声がよく聞こえる暑い夏の日の出来事だった。その日から私たちと千歌ちゃんは友達になったのだ。

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千歌「はぁ!とりゃ!」ロンダート、バクテン


穂乃果「すご、穂乃果には無理かな。それ」



穂乃果「よっと」


千歌「あぁ!むむ、えい!」


穂乃果「はい、チェックメイト」トン


千歌「うわぁ!」



穂乃果「できたよ。穂乃果特製おまんじゅう」


雪穂「いただきます」


千歌「おいしい! あ、これ。チカの家の自慢のミカン!」


穂乃果「まんじゅうにミカンって」


雪穂「それじゃ、私はお茶をいれるね。お姉ちゃん、道具お願い」


穂乃果「オッケー」


千歌「だ、大丈夫なの?」


穂乃果「大丈夫。雪穂のお茶は本当においしいから」

千歌ちゃんの家はどうやら国の中でも重要な家系らしく、遊ぶ友達が制限されていたとか。そう考えると私は海未ちゃんたちと遊べてラッキーだった。いや、あの皇帝は単に私たちなどどうでも良かっただけなかもしれないが。

そのこともあって、千歌ちゃんはよく私たちの倉庫に遊びに来ていた。勿論、私と雪穂は大歓迎だし、一緒に勉強などもしていた。毎日がとても楽しく、充実していた。千歌ちゃんという、浦ノ星での初めての友達のおかげもあって、段々と生活になじんでいった。

しかし、またもやその平穏は失われてしまったのだ。


高海家に来てから四年後、音ノ木坂帝国は浦ノ星に宣戦布告をし、侵略を開始した。

勿論、浦ノ星も抵抗はしたが実践で初投入された兵器、ナイトメアになすすべなく破れ、敗戦国となり国の名前がエリア11に変えられてしまった。

そしてこの高海家にも音ノ城坂の軍が来る、ということで私と雪穂はまた違う場所に行かなければいけなくなった。


千歌「穂乃果さん.....」


穂乃果「ごめんね、千歌ちゃん。私たちの国が」


千歌「そんな! 穂乃果さんは何も悪くないですよ!悪いのは全部音ノ木坂という国です!」


穂乃果「うん。そうだね。その通りだよ。だから、私は...」

奥歯を強く噛みしめ、はっきりという。


穂乃果「私は...いや、私が!音ノ木坂帝国をぶち壊す!」


千歌「それって、」


穂乃果「もう行かなくちゃ。千歌ちゃんは、死なないでね」

そうして私たちは別れ、また雪穂との二人っきりの生活が始まった。



それから数年後、私たちはとある学校の生徒会長であるヒデコちゃんの家にお世話になっていた。


ヒデコ「ここのクラブハウス空き多くてさ。好きなとこ自由に使っていいよ」


穂乃果「助かるよ。ありがとね」


ヒデコ「その代わり、学校に入学したら生徒会に入ってね!」


穂乃果「うん。それくらいお安い御用だよ!」

こうして高校生になった私はいま通っている学校に入学したのだが、そこで思わぬ再会を果たした。


穂乃果「えーと、私のクラスは、っと」ドン!


ことり「きゃ!」


穂乃果「わっ! ごめんな...さ..」


ことり「いえ! こちら..こ...」


穂乃果「ことり、ちゃん?」


ことり「う、そ、、、穂乃果、ちゃん?」

王宮で別れ、もう会えないと思っていたことりちゃんと再会したのだ。

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ことり「うえぇーーーーーーーーーーーん!!! ほ、ほ、穂乃果ちゃーーーーん!!」ダキ!


穂乃果「本当に、本当に、ことりちゃんなんだね!よかった!」ダキ!


ことり「うえぇーーーーーーーん!!!!」ギュッ!


穂乃果「あ、その、少し苦しいよ。ことりちゃん」


ことり「よ、よ、よがったぁぁーーーーーーーーーーーー!!」ギュゥー!


ミテアレ! ナイテル? ダキツイテナイ? キャー!ダイタン!


穂乃果「ことりちゃん! 場所変えよ! ね!?」


ことり「穂乃果ちゃんが生きてるよーー!!」ポロポロ

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教室


先生「以上で今日の日程は終了だ。明日から授業が始まるから遅刻せずに来るんだぞ」


「「はい」」


穂乃果「さてと、まずは」


ことり「穂乃果ちゃん! ちょっといい!?」


穂乃果「は、はい」


ことり「屋上! 屋上に行こう!」


穂乃果「わ、わかりました」スタスタ


ミテアノフタリ アサダキアッテタコダロ? オクジュウダッテ! ヤッパリコトホノナンダヨナ~

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屋上


穂乃果「へー、いいところだね」


ことり「穂乃果ちゃん。本当に穂乃果ちゃんなんだよね?」


穂乃果「うん。ホントだよ」


ことり「本当の、本当に?」


穂乃果「本当のほんと..わ!」


ことり「~~~~!!!」ギュ!!


穂乃果「ことり、ちゃん」


ことり「良かった。生きてて、本当に、、、良かった」ポロポロ


穂乃果「....ことりちゃんもね」



私たちが王宮からいなくなった後、浦ノ星で戦争が起こりそれにより私たちが亡くなった、と教えられたらしい。

ことりちゃんは勿論、海未ちゃんも大号泣したらしい。


ことり「海未ちゃんなんて、私も穂乃果の後を追います!なんて言ってたんだよ!?」


穂乃果「さ、流石海未ちゃん。それよりことりちゃん、そろそろ離れてくれないかな?」


ことり「やだ!」ギュ!


穂乃果「うっ、暑いよ」


ことり「我慢して!」ギュ!


穂乃果「わかりました」


その後、海未ちゃんは騎士養成学校に、ことりちゃんはメイドの学校をやめ、衣装デザイナーを目指すべくこのエリア11に留学、っという形で来ているとのこと。


穂乃果「でもどうしてこのエリア11に? 音ノ木坂の方がいい学校とかあったと思うけど?」


ことり「うん、勿論そうだったんだけどね?ことり、どうしても穂乃果ちゃんが死んだって、受け入れられなくてこのエリア11にきて探そうかな、なんてて思ってたの。そしたら.....」


穂乃果「まさか本当に生きてて、こうやって再開できた、ってことだね?」


ことり「うん! エリア11に行くって言った時の海未ちゃんがこれまた大変でね?『ことりまでいなくならないでください!』って」


穂乃果「言いそう....」


ことり「けど、こっちに来て本当によかった! 本当に!」ギュ!


穂乃果「....うん」ギュ

ことりちゃんとの再会、これは本当にうれしかった。今まで別れ、別れの人生の中、こうした再会というのは初めてだったし、その相手がことりちゃん、っというのもうれしかったのだ。


ことり「けど、これからずっと一緒にいられるね! そうだ! 海未ちゃんにも知らせてあげなきゃ.....」


穂乃果「それはだめ!!」


ことり「きゃ! 穂乃果、ちゃん?」


穂乃果「あ、その、いきなり大声出してごめんね?けど海未ちゃんに知らせるのは待ってほしいの」


ことり「ど、どうして?」


穂乃果「実は今の穂乃果達は.....」

死んだことになっていることを利用していること、もし生きてると本国に知られるとまた連れ戻され、政治の道具に利用されてしまうこと。それを避けるためにこうやって点々といろんなところを回りながら生きていること。それらをことりちゃんに話した。ことりちゃんなら誰にも言わないだろうからだ。そして、


穂乃果「海未ちゃんは本国にいるんだよね?国と国との距離で連絡を取り合おうとしたら本国の情報管理室に確認されちゃって少しの確率かもしれないけど穂乃果達が生きてるのがばれちゃうかもしれないの」


ことり「......」


穂乃果「穂乃果も勿論海未ちゃんに会いたいよ? けれど、リスクは取りたくない、というか」


穂乃果「手紙、っていう手段もありだけど、海未ちゃんの場合大切にとっておきそうで....」


ことり「....」グスン


穂乃果「ことりちゃん!?」


ことり「穂乃果ちゃんは、ずっと、大変な思いをして、生きてきたんだね」ポロポロ


穂乃果「ええ?」


ことり「ごめん、ね。今まで見つけられなく、て」ポロポロ


穂乃果「や、やめてよ! そんな、ことりちゃんは悪くないよ!」


ことり「だって、う、うぇぇぇーーーーん!」


穂乃果「あ、あわわ...」

昔、千歌ちゃんともこんなやりとりをしたなぁ、と頭の片隅で考えつつ、ことりちゃんを慰める私だった

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ことり「それじゃあ、海未ちゃんへの報告は今はしないほうがいい、ってこと?」


穂乃果「うん、そうだね。理想は海未ちゃんがこの国に来た時にいうことなんだけど」


ことり「そっか、わかったよ。なら今度の休暇にこっちに来てもらうように海未ちゃんにお願いしてみるね!」


穂乃果「ありがとね、ことりちゃん」


ことり「ううん!私も早く三人で集まりたいから!」


穂乃果「それと、これからの学校生活、よろしくね!」


ことり「うん! よろしく!穂乃果ちゃん!」


こうして私はことりちゃんと再会し、この学校でヒデコちゃんから借りている部屋で雪穂と生活していった。

そして1年がたち、先月、私は二年生となったのだ。

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現在 穂乃果の部屋


穂乃果「う、、うう、」パッチリ


穂乃果「なんというか、すごく長い夢を見た気がする」


穂乃果「昨日のあの沼津での戦いのせい、なんてね」


穂乃果「さて、と。起きよう」ガバ

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特派 本部


真姫「はぁ~、昨日の後始末やらなにやらでめんどくさいわね」ポチポチ


美渡「真姫さんはサンシャインのデータチェックに調整してるだけだからいいじゃないですか」


真姫「何よ、文句あるの?」


美渡「ありませんけど.....」


志満「それでサンシャインについていいデータはとれました?」


真姫「まあね。なかなかのものだわ」


真姫「今のところ、特にこれといった欠点はないわ。さすが私の機体」


真姫「欠点があるとすれば、量産に向かないこと、作るのにお金がかかること、そして適正者が滅多にいないこと、これくらいかしら?」


美渡「意外と、あるような...」


真姫「特に最後のね。乗れる人がいないんじゃ作っても意味ないし。そういう点では千歌がいてくれて助かったわ」


志満「90%以上のパイロットなんてそうそういないですもんね。あの帝国最強の騎士団、μ'sの人達レベルじゃないですか?」


真姫「へー、なら千歌はその騎士団レベルってこと?ますますいいわね。もっと機体のスペック上げようかしら?」


美渡「勘弁してください!あくまで、適正って話ですから!」


真姫「わかってるわよ。それよりはその千歌は?」


志満「千歌ちゃんなら、総特本部にいきましたよ。なんでも、緊急収集だとか」


真姫「ふーん、そ。なにやらかしたのやらね」

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学校 放課後 生徒会室


穂乃果「Zzzz.....」スースー


ヒデコ「こら!」ベシ


穂乃果「はっ!」バッ


フミカ「今日はずいぶんと寝るね」


穂乃果「あはは....」


ことり「仕方ないな~。はい、ことりの膝枕どーぞ」パンパン


穂乃果「わーい」


ヒデコ「し、ご、と! ことりも穂乃果を甘やかしすぎ! 昨日の仕事もたまってるんだから!」


穂乃果「はい」シュン


ことり「はい」シュン


ミカ「昨日私を沼津に置いていくからだよ」


昨日あんな出来事が起ころうと世界は何事なく回っていく。昨日のことなんてまるでなかったかのように普通の日常が過ぎていく。

けれど自分に起こったこと、行った出来事は嘘ではない。現に私の左目に力を入れると不思議な模様が浮かび上がって.....


小鳥「穂乃果ちゃん?」


穂乃果「.....っと、何? ことりちゃん?」


ことり「大丈夫? 今日なんだか調子悪そうだけど」


穂乃果「大丈夫! さ、仕事、仕事~」

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沼津疎開


ダイヤ「いったん休憩にしますわ」


善子「やった~」バタ


花丸「疲れたずら」ヘナヘナ


昨日の交戦から一日。私達レジスタンスは生存者の探索や、無事な建物の確認、まだ使えそうな物の調達などをしていた。

あれから本当に音ノ木坂の兵は嫌々ながらも私達、浦ノ星の人々の手当をして帰って行った。

そして今はこうして色々探索している。


ダイヤ「とは言っても、何気広いですからね、ここは」


ルビィ「お姉ちゃん、はい」ヒョイ


ダイヤ「ありがとうございますわ、ルビィ」ゴクゴク


ルビィ「それにしても結局あの人はどうなったのかな?」


ダイヤ「それは.....わかりませんわね」


あの人、おそらく私達に指示を出してくれたあの人のことだ。途中から通信が通じなくなったため生きているのかすら不明だが果たして.....


ダイヤ「生きているのなら良いのですが」


善子「その辺も含めて曜さんが情報得ることが出来たらいいけどね」


花丸「曜さん、どうしてるずらか」モグモグ

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次の日 学校


クラスメイト「よかった~」


クラスメイト「風邪はもう大丈夫?」


クラスメイト「心配したんだよ!」


曜「う、うん。なんとかね」






穂乃果「あ、あの子は.....」


ことり「どうしたの? 穂乃果ちゃん」


穂乃果「い、いや、何でもないよ!」


穂乃果(確かあの子はレジスタンスの、確かグラスゴーのパイロット。名前は曜ちゃん、だったはず)


彼女は浦ノ星人のはずだ。どうしてこの学校に?


穂乃果(まさか、この学校を攻撃しよう、って訳じゃないよね)

後で探りを入れることを決め、私は席に着いた。

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放課後 中庭


曜「はぁ、つまんないなぁ~」ペラ


私、渡辺曜は音ノ木坂人と浦ノ星人のハーフなのだ。戸籍は音ノ木坂人で登録しているが。しかし、私の大好きな父が浦ノ星人であるため私も浦ノ星人である、ありたいと思っている。家でも浦ノ星の血が流れている、と親戚の人達からは邪魔者扱いされたいる。だから沼津疎開に行ったり、レジスタンスとして行動したりしてるのだ。

この学校にいるのも情報収集のため。しかしこの学校で得られる情報など一般の新聞で得られる情報と大差ない。しかも、レジスタンスで休みがちになる理由のために病弱設定にしているのでおとなしくしていなければならない。


曜「う~、暇だ」ペラ

っと、新聞を見ていると近くから足音が聞こえてきた。

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穂乃果(あ、いたいた)


中庭で新聞を見ている曜ちゃんを見つけ駆け寄る。


穂乃果(レジスタンスがここを攻撃するメリットはほぼない。おそらく狙いは別のこと、だと思うけど)


穂乃果(1%でも可能性があるなら捨て置けない。ここにはことりちゃんも雪穂もいるんだし)


例の無線機を使って連絡しても良かったが、直接聞いた方が早い。何より、


穂乃果「うってつけの力があるしね」





穂乃果「あの! ちょっといいかな?」


曜「!? は、はい。何か?」


穂乃果【今からする私の質問に答えて】ギアス!


曜《...分かりました》


曜ちゃんの目の縁が赤く光る。ギアスにかかったのだ。


穂乃果「貴方は一昨日沼津にいたレジスタンス、だよね?」


曜《はい、そうです》


穂乃果「どうしてこの学校にいるの?」


曜《情報収集のためです。私はハーフなのでこの学校の生徒として過ごせるから》


穂乃果(ハーフ。なるほど)


とりあえずは大丈夫そうだ。あとは気になっていたことをいくつか聞いてみよう。


穂乃果「貴方達は停戦命令の後どうしたの?」


曜《怪我人はとりあえず手当てされ、今は違う住処を探しています》


穂乃果「そっか、なら良かったよ」


この人達も何とか無事だったようだ。

もしかしたらまた関わるかも知れない。動向は気にしておいた方が良さそうだ。


穂乃果「わかった、ありがとね」


そういうと曜ちゃんの目の色が元に戻った。


曜「.....あ、れ? 私は一体....っは! それで何ですか?」


穂乃果「いや、もう大丈夫だよ。それじゃあね」クル


穂乃果(あ、念のため)


穂乃果【この学校は攻撃しないでね】ギアス!





曜「攻撃? 何のことですか?」


穂乃果「!?」


穂乃果(ギアスが効いてない?)

目の縁も赤く光っていない。まさかギアスは、


穂乃果【音ノ木坂人について思っていることを話して】ギアス!


曜「へ? 何ですか? 突然?」


穂乃果(かからない、か)

ギアスは間違いなく発動している、はずだ。現に1度目は効いている。ただ二回目以降はかかっていない。つまりは、


穂乃果(ギアスは同じ人に一度しか使えない、ということ?)

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曜(どうしたんだろ、この人)


いきなり現れたと思ったら、攻撃するな、思っていることを話せ、など少し命令口調で言われた。


曜(そしたら今度は黙り込んでるし)


曜「あの、何か?」


穂乃果「あ、いや、変なこと聞いてごめんね! ちょっと取材でさ! 私生徒会、二年の高坂穂乃果!」


曜「そういうことでしたか。私も同じく二年の渡辺曜です」


穂乃果「敬語はいらないよ! 同い年なんだしさ! それじゃあね、曜ちゃん」タッタ


曜「はい、どうも」


曜(高坂穂乃果、ちゃん。変な子だったな)

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生徒会室


穂乃果(ギアスは同じ相手には一度だけ。このタイミングで知れてよかったかな)


ことり「穂乃果ちゃん、これも」ヨイショ


穂乃果「ん。そこに置いておいてね」


ヒデコ「はぁー」タメイキ


ミカ「どしたの?」


ヒデコ「いや、書記の子が辞めちゃったでしょ?代わりの子、いないかなーって」


フミカ「ああ、そういうね。ことりの役職を変えれば?」


ことり「や! ことりは副生徒会長補佐役だから!」


穂乃果「ことりちゃん、そのお菓子とって~」


ことり「はーい♪」


ミカ「相変わらずだよね」


ヒデコ「やれやれ、どうしたもんかな」


穂乃果(書記、か。丁度いい)


穂乃果「穂乃果にやってくれそうな心当たりがあるよ!」


ヒデコ「本当に!?」


穂乃果「うん。明日連れてこようか?」


ヒデコ「是非! お願い!」


穂乃果「了解~」


ことり「そんな子いるかな?」

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夜 穂乃果の部屋


穂乃果「ふぅー、よし」


下準備は終了。今から私は雪穂に嘘をつく、ついてしまう。

勿論、雪穂にそんなことをしてしまうのにはとてつもない抵抗があったら。けれどそれを上回るメリットが雪穂にある。そのためなら....


穂乃果「それじゃ、今から行くよ」


??「.....」コク

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穂乃果達の居間


雪穂「お姉ちゃん? どうしたの?話があるって」


車椅子に座ったまま、顔だけをこちらに向けてくる。


穂乃果「うん、実は雪穂に会って欲しい人がいるの」


雪穂「会って欲しい人?」


穂乃果「うん。入ってもいいよ」


ガラガラ



亜里沙「ほ、本当に、雪穂、が」ウルウル


雪穂「その声.....あり、さ?」

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総督府 本部


本国監督役「親衛隊でありながら皇女殿下を守れず、さらには戦闘を勝手に始め、勝手に終わらせ、イレブンの治療まで。これらのことすべてを踏まえて君たち親衛隊を本国送りとする。さらに隊長、副隊長は新兵からやりなおしだ!」


親衛隊「「そ、そんなぁ...」」


監督役「そして本国より新しい総督がおいでになるまで統堂英玲奈、君に軍全体の指揮を預ける。よいな?」


英玲奈「はっ!」


監督役「そして同時に行方不明になっている亜里沙皇女殿下をなんとしても探し出すのだ! よいな!?」


英玲奈「イエス、マイロード」

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あんじゅ「おっめでと~」


英玲奈「何の話だ?」


あんじゅ「冗談よ、冗談」


英玲奈「やれやれ、これから忙しいというのに」


あんじゅ「皇女探しが?」


英玲奈「勿論だ。なんとしても亜里沙皇女を探し出す。私の忠義にかけて」


あんじゅ(探し出す、ね。英玲奈には悪いけどおそらく亜里沙皇女はもう...)


英玲奈「それにいい考えがある」


あんじゅ「そうなの?」


英玲奈「ああ。それにこれがうまくいってもいかなくても、どちらにしろイレブン出身の名誉音ノ木坂人を処理することが出来る」


あんじゅ「何を考えているのやら」


英玲奈「なーに、うまくいくさ。音ノ木坂の軍は音ノ木坂人だけで十分だ。純血派以外は邪魔なだけさ」

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次の日 朝


穂乃果「ふわぁ~、おは....」



亜里沙「はい、雪穂! アーン!」


雪穂「は、恥ずかしいよ///」


亜里沙「大丈夫! ほら!」


雪穂「あ、あーん///」


穂乃果「....」


朝から仲が良いことだ。雪穂へのあーん、は私の役割だったのに。

こちらに気付かず二人だけの世界に入ってる二人に向けて咳ばらいを一つして朝の挨拶をする。


穂乃果「コホン!」


雪穂「!? お、お姉ちゃん!」


亜里沙「あ、おはようございます! 穂乃果さん!」


穂乃果「おはよう。朝から仲がいいね二人とも」





昨日の夜、雪穂と亜里沙ちゃんは数年ぶりに再会した。


雪穂は目が見えないがそれでも声を聴いて亜里沙ちゃんと理解し、亜里沙ちゃんも雪穂と確認するや否やすぐさま抱き着いた。少ししてから雪穂も力の限り抱きしめ、うれし涙をこぼしていた。



あの日、沼津で私は亜里沙ちゃんに私たち姉妹に協力するようにギアスをかけた。私たちの協力することを悩んでいた亜里沙ちゃんだけど今では完全に私たちの味方。雪穂には亜里沙ちゃんも私たちと似た境遇になり一緒に身を隠しながら住むことになった、と伝えた。もちろんこれは嘘だ。


亜里沙ちゃんにギアスをかけ、雪穂には嘘をつき、私は最低なことをしているのだろう。だが、手段は選んでいられない。私たちの、雪穂のためにも。

それに雪穂も亜里沙ちゃんも笑っている。少なくとも、それは確かなのだから。

おそらく、今、私が思い描いていることを実行すれば、これから先このギアスを使って絵里ちゃんと音ノ木坂と戦っていくのなら、雪穂と一緒にいる時間は減ってしまう。ヒデコちゃんの計らいで使用人は来てくれているが、雪穂が一人の時間は増えてしまうだろう。

そう考えると、亜里沙ちゃんは雪穂のそばにいてくれた方が私も安全だし、雪穂もうれしいはずだ。亜里沙ちゃんにはしばらく家の中にいてもらって、外に出るときも変装なりしてもらうけど。


亜里沙「ご飯ですよ! 穂乃果さん」


穂乃果「ありがとう、亜里沙ちゃん」


いつもは早起きして私が作っているけどこれから朝は亜里沙ちゃんがいるしのんびりできるかも。

など思いながら料理を口に運ぶ。すると、


穂乃果「パク....うっ!?」


穂乃果(まずっ!)


亜里沙「えへへ、料理なんて初めてですけど楽しいですね!」


見るとすべてに調味料がびっしりかけられている。塩、こしょう、一味、マヨネーズ、焼き肉のたれ、砂糖や醤油などなど。

味が濃い。濃すぎる。


穂乃果(こ、これは..)


雪穂は大丈夫か不安になり見てみると


雪穂「亜里沙、飲み物とって」


亜里沙「はい、どーぞ!」


雪穂「ゴクゴク...うっ! ゴホゴホ!これ、醤油じゃん!」


亜里沙「あれ?」


目が見えない分、私より悲惨になっていた。一気に亜里沙ちゃんを雪穂のそばにいさせるのはいいのか、という不安が押し寄せる。


穂乃果(とりあえず、しばらくは私がご飯をつくろっと)

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学校 放課後 生徒会室


穂乃果「連れてきました! 曜ちゃんです!」


曜「え?え? なに?」


今日は特に学校でもすることがなく沼津疎開の方に行こうとしたら昨日の穂乃果ちゃんに呼び止められ、あれよあれよという間にここに連れてこられた。


ヒデコ「おお~、この子が」


ミカ「よろしくね!」


曜「えーと、はい?」


曜(何のこと!?)


ことり「穂乃果ちゃん、説明、した?」


穂乃果「いまから!」


フミカ「ダメじゃん!」


ヒデコ「やれやれ、とりあえず座って? ことり、お茶出してあげて」


ことり「は~い」スタスタ




曜「生徒会の書記?」


ヒデコ「そうなの!一人足りなくてさ!どうかな?」


曜「そう言われましても」


あいにくと部活やそういうのに入るつもりはない。時間にしばられたくないし、そもそもレジスタンスの行動がある。音ノ木坂の人達より裏ノ星の人達といたいし。


曜「ご、ごめんなさい。やっぱりキツイ、です。學校も休みがちですし」


ヒデコ「そっかー、まぁ、無理強いは出来ないしね」


ミカ「だね」


穂乃果「えー!けどさ!生徒会に入れば色々やりたい放題だよ?」


ことり「それは穂乃果ちゃんが、なんだよ」


穂乃果「そ、それはそうかもだけど。ほら!普通の生徒には見れない貴族専用の新聞とか!」ピラ


曜(え!?)


フミカ「いやいや、そんなんじゃつられないでしょ」


穂乃果「あとは、このラジオ! 本国の最新情報をリアルタイムで聞けるよ! 私達には関係ないけど軍がどうしてるか、とかね」


ミカ「私達が知ってもあまり意味ないけどね」


曜(軍の様子までしれる!?)


これは、正直すごく引かれる!今までの情報より全然価値のあるものだし、ここに来るだけで調べ放題だ。ただ、


曜「あのー、書記の仕事って何やるんですか?」


ヒデコ「お、興味持ってくれた?」


ミカ「ぶっちゃけやることなんてたまにやる会議の内容をまとめてくれるだけでいんだけどね」


曜「それだけ、ですか?」


穂乃果「うん! それだけ!」


曜(それなら、)


良いかもしれない。病弱設定を伝えればたまに来れるときに来て少し作業すればいいだけ。

それで知りたかった情報が知れるのだ。それなら、


曜「あの、やっぱりやってもいいかも、です」


ヒデコ「本当に!?」


曜「はい、せっかく誘ってもらったわけですし」


ミカ「助かるよ」


曜「けど、私からだが弱くて、休みがちなんですけどそれでもいいですか?」


フミカ「勿論! それでもいいよ!」


曜「でしたら、よろしくお願いします」ペコ


ことり「うん! こちらこそ!」




穂乃果(とりあえずは予定通り、っと)


曜ちゃんが生徒会に入ると逆に私の方もレジスタンス達の動きをそれとなく知ることが出来る。もしかしたらまた協力をしてもらうかもしれなし、近くにいてもらうことにこしたことはない。


穂乃果(情報収集のために学校に来てる、って言ってたからね。見事に狙い通りになって良かったよ)


穂乃果「これからよろしくね! 曜ちゃん」


曜「はい。よろしくお願いします」

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それから数日後


ミカ「曜、この資料そっちにお願い」


曜「わかりました」


ミカ「それと、同い年なんだから敬語はいらないよ」


曜「ああ、そうだった。うん、わかった」


生徒会に入ってから数日、最初は情報のためだけに入ったし、音ノ木坂の人達と話すことなんてない、っと思ってたけど実際話してみるといい人達で少し困っている。別に何が悪いというわけではないのだが。


曜(それに本命の方もちゃんと出来てるし)


ダイヤさんに生徒会に入ったことを報告したら『全然構いませんわ。むしろ、生徒会もきちんとこなすのですよ!』なんて言われてるし。

情報の方もやはり一般の新聞とは比べものにならないことを知ることが出来る。

現状、この浦ノ星にいる音ノ木坂の軍はどうや指揮する人が変わったらしい。どうしてなのかはわからないけど。


曜(といっても今の私達に何が出来るって話だけどね)


この前の一件で元々少なかった物資や資金がほぼなくなったのだ。それに今のみんなは沼津疎開の復興に忙しい。食べ物などはこっそり持って行っているものの、現状何が出来るというわけではない。何も出来ない、ということの方が正しいが。


曜(それにあの声の人。あの人はいったい...)


どこにいるのだろうか。もしあの人がいたらどうするのだろうか。

そんなことを考えながら作業をしているとテレビの音が聞こえてくる。





フミカ「ヒデコ、テレビつけるよ~」


ヒデコ「はーい」


ことりちゃんと今日の作業を終え、くつろいでいるとフミカちゃんがテレビをつけた。


穂乃果「今何かいいのは入ってる?」


ことり「まだ夕方だよ」


フミカ「何か面白いのやってないかな」


ミカ「一応、生徒会の仕事仲だぞ~」


フミカ「もう終わってるからいいの」


そういってチャンネルを次々変えていく。すると、テレフォンショッピングが流れていた画面がいきなりニュース番組に変わる。


フミカ「あれ? 番組が変わった?」



アナウンサー『ただいま入りました速報です!! なんとこのエリア11の総督であられる亜里沙皇女殿下が行方不明であると正式に軍の方から連絡が入りました!』



曜(え?)


フミカ「うそ!?」


穂乃果(ようやく、か。けど、このタイミングで?)


皇女が行方不明になったなんて知られたら一般市民からは勿論、本国からもとんでもない批判や文句などがくる。当然現場の人達は容赦ない降格や下手をしたら軍を追い出されることもありうる。普通なら隠し通すはずなのだが...


穂乃果(何か考えがあるのかな?)


という私の疑問が次のアナウンサーの言葉で解決する。


アナウンサー『しかしなんとその皇女を誘拐したとして、名誉音ノ木坂人である高海千歌がたった今逮捕されました!』


曜(な!?)


穂乃果(千歌ちゃん!?)

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特派 本部


美渡「ちょっと! どういうことよ!?」


志満「どうして千歌ちゃんが逮捕されなきゃいけないの?」


軍人「たった今申したとおりです。高海兵にはただいま亜里砂皇女殿下誘拐の容疑がかけられています」


美渡「それがどうしてって聞いてんの! 千歌がいつそんなことしたのよ!」


軍人「高海兵は作戦中幾度となく消息がつかめないことがあったとのことだ」


志満「それは手当したり、適正検査したり、とにかくこの特派にいました。それなのになぜ?」


数日前から本部に呼ばれていた千歌があまりにも戻ってこないので美渡達に呼びに行かせたところなんと取り調べを受けていることがわかった。

さらに皇女誘拐の容疑にかけられていると朝のニュースで流れている。これはおそらく...


真姫(軍で千歌を犯人に仕立てようとしてるのかしら)


なぜそんなことをしているのか。軍の落ち度を千歌のせいにするため? いや、そんなことをして結局本国でのこのエリア11の評価は落ちることには変わらないだろうし、親衛隊はもう処罰されたと聞く。


真姫「いまいち狙いがわからないわね」


美渡「あ、ちょっと!」


志満「言うだけ言って帰っちゃったわね」


美渡「本当にありえない!!」


軍からの報告人が帰り、美渡と志満がこちらに戻ってくる。


真姫「その様子だとまったく情報を得られなかったようね」


美渡「あいつらもう決まったことだ、の一点張りなんですよ」


志満「分かったことと言えば今の軍を仕切ってるのがあの藤堂英玲奈さんってことぐらいで...」


真姫「藤堂英玲奈? あの純血派の?」


美渡「知ってるんですか?」


真姫「となると...そういうことね」


志満「何がですか?」


美渡「それより! 西木野家の権力で何とかならないんですか? 千歌ちゃんのこと!」


真姫「本国ならまだしもこんな東の島国での出来事に家の権力なんて働かないわよ」


志満「真姫さんはこのまま千歌ちゃんが捕まってもいんですか?」


真姫「いやよ。せっかく見つけたパイロット。そう簡単に失いたくないし。ただ、」


美渡「ただ?」


真姫「あの純血派の英玲奈ねぇ。おそらく目的は名誉音ノ木坂人制度の撤廃、かしら?」









後書き

感想、意見、質問などのコメントお待ちしてます!

ちなみに私はコードギアスのアニメと総集編の映画は見ていますが亡国のアキトは全く見てません。
ので、そちらの内容は含まれないと思います

亡国のアキト、なぜか見る気になれないのですが面白いのでしょうか?


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2018-11-01 22:42:16

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2018-11-06 21:07:05

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2018-11-01 22:42:13

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2018-10-04 11:07:59

SS好きの名無しさんから
2018-08-03 23:51:43

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-10-31 14:09:08 ID: S:PsM3HK

がんばって

2: SS好きの名無しさん 2018-11-01 22:42:25 ID: S:rmCSR8

次回が読みたいです。


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