初心者提督と愉快な艦娘達の成長過程?
概要
ゆっくり更新です。暇つぶし程度にお読みください。良ければコメント等をくだされば書き手としては幸福の至です
主人公たちについては番外編等で紹介するつもりですので少々お待ちください。
前書き
ようやく艦娘達とご対面ですね。さてどうやって対面するのか楽しみですね早くも主人公の秘密が・・・。それでは3話「心の準備と秘めてる物」もお楽しみください
第3話 「心の準備と秘めてる物」
優陸奥「色々聞きたいもあるだろうが少し待て開示しても良いか元帥に聞かんと行かんけんがすまんな」
長門「大丈夫だそれくらい待てるぞ」
それを聞くやいな慣れた手つきで電話をかける
優陸奥「もしもし〇〇鎮守府提督優陸奥ですが元帥殿に変わってもらえますか?えぇ、はい、そうですすいません」
元帥「もしもし元帥です」
優陸奥「もしもし俺だよ親父数日ぶりだな」
元帥「お前のすじょうなら話していいぞ」
優陸奥「分かってるねなら俺の近辺の提督にも書面で送ってくれると助かるな」
元帥「やっとくよそれだけか要件は」
優陸奥「そうだよじゃあ年明けに帰るからその時にまた色々話すよ」
元帥「楽しみに待ってるぞ」
優陸奥「じゃあまた」
そう言うと電話を切る
長門「とりあえず元帥との関係を聞きたいのだが良いか?」
優陸奥「俺の2人目の親父だ」
長門「……すまなかった」
優陸奥「いや大丈夫俺の素性に関係してるからな。さて長門、君の質問に答えようか」
長門「報告書等でも良いが頼めるのか?」
優陸奥「分かった少し待っててくれ」
長門「分かった待つよ」
届いた報告書をプリントアウトして長門に渡す
優陸奥「これが俺に関する報告書だ」
その報告書には信じ難い事実から書き始められてた。
そこには「艦娘と人間のハーフについて」の題名で始まる報告書だった
長門「!?この報告書はなんだデタラメで空想のようではないか」
しかしその報告書の内容は1人の少年の人体実験の報告書だった。
長門「ありえないこれと提督とどんな関係があるというのだ!」
叫びながら報告書を地面に叩きつける。
優陸奥「この中の少年が俺だよ」
そう言いながら優陸奥は上着を脱ぎ始めた。
長門「ありえないなら証拠を見せてみろこの報告書の少年だと言うものを」
長門の心はぐちゃぐちゃだった、怒り、疑問などたくさんの感情が入り交じりどうしたらいいのか、何が適切なのか、長門本人が気になっていた
優陸奥「確かめてみろこれがお前の言う証拠だよ」
シャツを脱ぎ見えた上半身には、たくさんの傷や火傷跡が残っていた。それは誰にでも分かる人体実験の跡だと優陸奥の目には涙が溜まっていた。
優陸奥「これでいいか?これで満足か?」
長門「!?……」
長門は驚き言葉を失ったがその頬には涙が浮かんび流れ落ちていた
優陸奥「母は三笠と言ってとても優しかったそして俺にもその血が流れてるだから大丈夫だよ長門色々すまないね」
自分と長門の涙を拭き取り微笑んだ
長門「こちらも取り乱してすまない癪に障ったら解体でもしてくれて構わないそれほどの酷いことをしたからな」
優陸奥「解体はしないいずれバレる事だからな心の準備は出来てたよ」
長門「でも……」
優陸奥「なら長門お前に秘書艦の任を言い渡すこれでいいか?」
長門「そんな処罰で良いのか?個人情報に関わるのだぞ」
優陸奥「さっきも言ったがいずれバレる事なのだよ。それが早いのか、遅いのかは、俺にもわからん、だから今回は、長門に秘書艦任命の処罰を与えることにしたのだよ」
長門「優しいのだなお前はそこまで言うならこの長門の身をもって全身全霊で秘書艦の任に就くとしよう」
そう言うと長門は敬礼をした。
優陸奥「ではこれから頼むぞ長門」
そう言いながら敬礼をする。
長門「では私も1度部屋に行き荷物の整理をしてくるので失礼する」
優陸奥「了解した部屋はここにしてるからな」
そう言うと長門に地図を渡す
長門「では失礼するまた後で」
今一度敬礼をしてから執務室を後にする。
優陸奥「ふぅ〜」
机に座り椅子の背もたれに寄りかかり息を吐いた直後机の上に置いていた電話が鳴り響く
優陸奥「はいこちら〇〇鎮守府執務室」
たく「やぁ電報が届いていると思ってね電話したんだ。付近の鎮守府所属のたくという者だ」
優陸奥「先程電報を拝見しました私のために色々とありがとうございます。」
たく「いやいやそんなに畏まらなくていいよ。最近たくさんの人が近くに来たから、それも兼ねて、食事会名目のパーティを行うだけだよ」
優陸奥「はぁそうですか分かりましたそれで日程はお決まりですか?」
たく「1ヶ月後に私の鎮守府で執り行うよ。秘書艦と、第一艦隊の6人を連れておいで」
優陸奥「了解しましたそれではまた1ヶ月後に」
たく「あともう一つ君の素性についてだ」
優陸奥「書類が届いたのですか?」
たく「あぁ届いたよにわかには信じ難いがまぁそれも人の個性だよ」
たく「因みになんの艦だったんだ?」
優陸奥「三笠と言う戦艦だそうです」
たく「分かったよこちらでも色々調べて見るねそれじゃまた1ヶ月後に待ってるよ」
そう言われると電話は切れてしまった
優陸奥「親父早すぎるだろまぁいいんだけどもね」
つぶやきながら放送のスイッチを入れる
優陸奥「初めまして、私がここの鎮守府の提督になった者だ。顔わせも兼ねての夕食を行う。今から2時間後に、食堂に集合するようにでは、それまでは自由行動とする以上。」
放送を終えスイッチを切った後執務室を後にして食堂に足を運ぶ
~食堂~
優陸奥「さてとたくさん作れてみんなのおなかを満たせるものは・・・」
何を作るのか悩み見出した料理はパスタだった決まってからはとても速かったパスタの麺を湯がきながらミートソースと、カルボナーラソースを作りメニュー表を手書きで作ったそこにはミートパスタ、カルボナーラの他にナポリタンやペペロンチーノなどもあった。手書きのメニューを注文受付に置き艦娘達を待つのみとなった。するとぞろぞろと艦娘たちが食堂に顔を見せ始めた。
赤城「こんばんはこれからよろしくお願いしますね私は全種類お願いします。」
加賀「私も赤城さんと同じでお願いします」
優陸奥「かしこまりましたハイどうぞ」
全種類のパスタを空母の二人に渡す。
赤城「これからよろしくお願いします食堂のお兄さん」
優陸奥「あぁよろしくお願いします」
各々気になるパスタを取り席に着いたやはりというべきなのか大半の人は優陸奥を食堂のお兄さんと勘違いしてた
長門「各々料理は取ったか?」
長門が聞くと皆が返事し始めるが、その中で1人質問が飛んできた
暁「ねぇ司令官は食堂に来るの?」
その一言で場の雰囲気が変わった。ほかの艦娘達も各々に司令官が気になるような発言をこぼした
長門「提督から言伝を預かっているから静粛に頼む」
その一言で静かになった。
長門「では言うぞ、皆さんこんにちは、私はここの司令官の者だ。顔合わせは既に住んでる。食事をしてる途中で、ここに来るので安心してくれ。では美味しく頂いてくれ。との事だなので頂いてくれ。」
安心したのか、艦娘達は食事を始めた。
和気あいあいと食べてる姿は、艦娘とは到底思えない、普通の食事風景だった。
優陸奥は、この子達が世間からは忌み嫌わる兵器には見えなかった。
だからこそ優陸奥は決心をつけたこの子達と一緒に平和を掴むのだと。
しばらくしてから優陸奥は、エプロン等を脱ぎ、司令服に着替えた後、食堂後方の二人席に座った。そこに、優陸奥が来たのに気づいた長門がこちらに向かって来た。
長門「中々の面白かったぞ食堂のお兄さん」
優陸奥「ふふそうか?あまり茶化すなよ」
長門「さてとネタばらしと行くか?」
優陸奥「だな頼むよ長門」
長門「お安い御用だ」
そう言うと長門は食堂前方に行きマイクのスイッチを入れてこう切り出した
長門「食事は楽しんでくれてるか?既に司令官がこの食堂に来てるので、皆で探してみてくれ皆1度は顔合わせしてるはずだからな。」
驚き探す者、予想が的中しニヤつく者、多種多様な顔が見れた所で長門がこちらを見てニヤついた
優陸奥「やぁ楽しんでくれてるかい?食堂のお兄さん改めここ〇〇鎮守府司令官の優陸奥だ終戦まで戦いぬいていこう」
一言、言い張ったその後、艦娘全員が優陸奥の方を向き唖然としていた。
それもそのはず、優陸奥は艤装を身にまとってから話したのだから。
優陸奥「あと一つ、俺は史上類を見ない艦娘と人間のハーフで艤装も扱える。テーブルの上での作戦会議は飽きた、皆と共に考え、皆と共に遂行する、そこは肝に銘じて置いてくれ以上だ。質問はあるか?」
長門「皆唖然としておるな提督よ艦種と艦名を教えてやってくれ」
その言葉に他の艦娘達も頷いた。興味があるもの、受け入れ難いもの、多方そのどちらかだったが、艦種と艦名を聞かないと始まらないそう考えていたからだ。
優陸奥「艦種は戦艦、艦名は三笠だと聞かされている」
答えるた後桜吹雪を散らしながら艤装を解除した。
優陸奥「君たちの着任祝いの宴を考えている。日程は周辺海域の制圧後に執り行う予定なので、頑張って行こう。本日は以上とする、部屋に戻り就寝してくれて構わない、では解散。」
そういうと食堂を後にして執務室の隣にある自室に入った。
お風呂に入ったり、着替えて残った仕事をかたずけていると、扉をノックする音が聞こえた。
優陸奥「どうぞ空いてるよ」
扉が開き入ってきたのは白露型駆逐艦の時雨と夕立だった。
時雨「ねぇ提督今夜僕と夕立と一緒に寝てくれないかい?」
優陸奥「理由は何かあるのか?」
夕立「不安で寝れなくて提督さんと一緒ならぐっすり寝れると思ったぽい」
そういって優陸奥は時計を見ると、12時を回っており日付が変わっていた。
優陸奥「この時間に部屋に返すのもなぁ~仕方ない今夜だけだぞ」
夕立「やったぽい」
時雨「ありがとう司令官」
優陸奥「なら少し待ってくれ布団敷くから」
そう言うと3人分の布団を敷く。と夕立が布団に飛び込んで来た。
夕立「一番っぽい時雨も早く来るっぽい」
時雨「もう、夕立ははしゃぎすぎだよ。」
そう言いながら夕立の隣の布団に入る。
優陸奥「電気消すぞ。おやすみ二人とも。」
そう言って電気を消し残りの布団に入る。
夕立「おやすみなさいっぽい」
時雨「おやすみなさい司令官」
〜翌朝〜
優陸奥「ふぁ〜」
いつも通り起きて背伸びをした時右側に違和感を覚え振り向いた。
優陸奥「増えてるし」
左側には昨夜一緒に寝たいと言って部屋に来た時雨と夕立が寝ていた。それとは別に右側に4人の少女達がすやすやと寝ていたのだ。普通の人なら驚き声を出すとこだが、昨晩の夕立や時雨などを考えると自然と納得してしまい6人を起こさないようにゆっくりと起きて着替えていた
長門「提督起きてるか本日の予定を聞きに来たのだが」
するとドアの向こうから長門の声が聞こえてきたのでドアを開き部屋を出た。
優陸奥「おはよう長門みんなは食堂か?」
長門「時雨、夕立それと第七駆逐隊の四人以外は大体、食堂で食事をとってる」
優陸奥「わかったでは食堂に向かうか。因みにその六人は俺の部屋で寝てるよ。」
長門「了解した」
そういうと長門は大きくため息をついた。
優陸奥「俺の秘密を知ってるのは長門だけだから昨日の事は他言無用で頼む。」
長門「うむ分かったが、昨日の夕食での事はどうするのだ?」
優陸奥「それは朝食の時に言うよ」
長門「では、まだ寝てるものはどうするのだ。」
優陸奥「おいおい話すよいずればれる可能性が高いからね時が来れば俺から話すよ」
そんな話をしながら食堂に向かった。
~食堂~
優陸奥「おはようみんな昨夜はゆっくりと寝れたか昨日の夕食の事は私の茶番だ俺はごく普通の提督だ悪かったよ」
食堂の一番前で大きな声で言った。それにがっかりするもの、安どするものなど多種多様な顔を見せた。そして間髪入れづに続けて
優陸奥「この場にいないものには仲の良いものが教えてやってくれ。さて、本日は鎮守府の清掃を主とする。一部の艦娘には遠征に行ってもら。遠征任務の編成は旗艦に時雨、随伴艦に夕立と第七駆逐隊の四人とする。では他の艦娘たちは鎮守府のせいそうを頼む。清掃場所については艦種ごとに振りはけてるのであとで艦種ごとに執務室まで取りに来てくれ。では以上。」
そう言うとすぐに食堂を後にして自室に向かった。
長門「朝食はどうするのだ?」
優陸奥「長門は食べたのか?」
長門「まだだが?」
優陸奥「なら俺の部屋で一緒にどうだ?寝てる子達も一緒だけど」
長門「いいのか?ならお願いするよ」
優陸奥「なら寝てる子達を頼むよその間に準備してしまうから」
長門「了解した」
こうしてまた普通の日常が始まって行く
後書き
閲覧感謝します。今回はここまでではまた次回でお会いしましょう。
次回予告
日常が待ってるそのありがたみに感謝しつつ提督達は過ごしゆく
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