提督「それは本当か！？」

大淀「は、はい・・・、残念ながら・・・。」

提督「嘘だろ・・・。この前の作戦(春イベント)の時、皆一丸となって攻略してたのに・・・。」

大淀「・・・表面上は、そう見えるんですよ。水面下では、小さいものでは言い合いになったり、酷い場合は○し合いをしてますからね・・・。」

提督「○し合い！？それは、まずい！何とか解決しないと・・・！」

大淀「はい、そう思い先に『大問題になってる喧嘩』をしてる艦娘を調査してます。」

提督「流石だな・・・。大淀を秘書官にして良かった。」(ﾆｯｺﾘ)

大淀「！！い、いえ、ひ、ひ、秘書官として、と、と、当然の事をしたまで、で、です！」(照れて、顔が真っ赤になる)

提督「お、落ち着け、大淀。ところで、最初に調査してる艦娘の喧嘩は誰と誰なんだ？」

大淀「えっと・・・、比叡さんと榛名さんに調査を依頼しています。調査対象は大和さんとアイオワさんですね。」

提督「大和とアイオワ！？戦艦でかつ主力じゃないか！その上、艤装のパワーもあるし・・・。」

大淀「はい・・・。今の所、言い合い程度で済んでますが、殴り合いになりそうな事が多々あるとか・・・。」

提督「今の所は大丈夫だが、早急に手を打ｔ」(ドアが強く開けられる)

榛名「た、大変です！｣(提督に近寄る)

ドア(ｻｲｷﾝｱﾂｶｲﾋﾄﾞｸﾅｲ?)

提督「榛名、慌ててるがどうかしたのか？」

榛名「や、大和さんと、あ、アイオワさんが、喧嘩を・・・。」

提督「何！？」

榛名「今、比叡お姉様が二人を止めてますが・・・。」

提督「わかった。すまない、大淀。少し執務室の留守を頼めるか？」

大淀「はい！お任せください！」

提督「ありがとう。榛名、すまないが案内をしてくれ。」

榛名「はい！」

－提督の自室－

提督「・・・何で、俺の部屋で喧嘩してるんだよ・・・。」

榛名「そ、それは・・・。」

提督「今は、喧嘩を止める事が先決だ・・・！」

榛名「はい！」

提督「比叡、大丈夫か！？」(ドアを開ける)

大和「いいえ、大和の方が絶対に好みです！」

アイオワ「いいえ、ミーの方が好みよ！」

提督「・・・何の話をしてるんだ、あの二人は・・・？」

比叡「司令！えっと・・・、最初は司令の秘蔵の本を見に来たみたいなんですけど、そこから司令の好みの話に・・・。」

提督「はい！？お、俺の秘蔵の本(18未満禁止の薄い本)を！？」

比叡「は、はい。二人を調査してたら、言い争いになったので、榛名に司令を呼びに言ったのですが、その間にこんな事に・・・。」

提督「そうか・・・、ありがとう。ちょっと、二人と話してくるよ。」

比叡「はい。外で、待機してますね。」(外へ出る)

榛名「わかりました。」(同じく外に出る)

提督「さてと・・・。おい、二人とも、喧嘩するなよ！」

大和「て、提督！？」

アイオワ「アドミラル！？」

提督「で、その喧嘩の原因が俺の好みらしいが・・・。何で、俺の部屋に無断で入って調べようとしたんだ？」

大和「それは・・・。」

アイオワ「それは、アドミラルのお嫁さんになるためよ！」

大和「あ、アイオワさん！？」

アイオワ「こういう事は、はっきり言うべきだと思うの。大和は、控えめというか、『思ったことを言わなさ過ぎ』よ！」

大和「うう・・・。」

アイオワ「逆に私は『思ったことを言い過ぎ』だけどね。」

大和「・・・。」

アイオワ「それに、アドミラルの采配だと負ける気はしないわ！でも、それでも、私達は戦争をしてる。だから、いつ轟沈する(死ぬ)かもしれない。だから、伝えるべき事は伝えておかないと・・・！」

提督「そうだな・・・。ブインに高校生からの付き合いである友人が居るが、艦娘が出来る前に深海凄艦と戦ってたが、沢山の『友』を失ってる。数分前まで、笑ってたのに気が付いたら、○されてた・・・と悲しんでたな・・・。」

提督「俺もアイオワと同じく、伝えるべき事をその時に伝えておくべきだと思う。伝えれなくて後悔するより、伝えてから後悔した方が、辛さはかなり違うしな・・・。」

大和「提督・・・。」

アイオワ「じゃあ、アドミラル！私と結婚してくれるわよね！？」

提督「それとこれとは、話は別だ！そもそも、艦娘になる前から付き合いがあったとは言え、そこまで考えてないぞ！」

アイオワ「むー・・・。」

大和「で、では、大和と結婚してください・・・！」

提督「・・・アイオワと同じく、悪いが今は駄目だ。」

アイオワ「ちょっと！私と大和の扱いが違うんじゃない！？」

提督「お前は、昔からグイグイ行き過ぎだ！」

アイオワ「そんな事だから、チェリーなのよ！」

提督「ぐ・・・！」

大和「ま、まあ、提督が童貞なのは仕方がないですよ。」

提督「ぐはっ！！！」(吐血)

大和「提督！？」

アイオワ「・・・。大和は、変な所ではっきり言うわね・・・。」

提督「と、とにかく！喧嘩は、もうするなよ！」

大和「わかりました・・・。」

アイオワ「オッケー・・・。」

提督「ふ～・・・。殴り合いをするぐらいなら、『演習』でもやって練度を上げた方がマシだぞ・・・。」

アイオワ「！アドミラル！大和と『演習』をさせて！」

提督「へ・・・？」

アイオワ「どっちが、提督のお嫁さんに相応しいか勝負するのよ！」

提督「え？そこは、料理対決とかじゃないのか・・・？」

アイオワ「私が、料理で大和に勝てるとでも・・・？」

提督「・・・そうだな・・・。アイオワは、意外と料理が上手いが大和と比べたら・・・。」

アイオワ「意外は余計よ！ともかく、『演習』の許可が欲しいけど、いいかしら？」

提督「まあ、良いだろう。ただし、殴り合いにならないほどに思いっきりやってこいよ？」

アイオワ「オッケー！絶対に勝つわ！」(部屋を出る)

大和「大和も絶対に勝ちます！」(部屋を出る)

提督「ふ～終わったか・・・。」

比叡「良いんですか、司令？」(部屋を覗きみる)

提督「さっきも言ったが、殴り合いになるまで発展するよりかはマシだろう。」

比叡「そうですが・・・。」(外に居る榛名を見ながら)

榛名(うう・・・、このままでは提督が・・・。)

比叡(ん～・・・。)

比叡「司令、私と榛名も『演習』の許可を貰って良いですか？」

提督「ん？ああ、別に問題ないぞ。大和とアイオワと一緒にやるのか？」

比叡「はい。私達も練度を上げたい所ですしね。」

提督「そうか。頼もしい限りだな。」

比叡「では、行ってきますね。榛名、行くよ。」(榛名の手を引っ張る)

榛名「は、はい。」(比叡に引っ張られる)

提督「・・・。何だろう・・・、俺の身に危険が迫ってる気がする・・・。」

提督「まあ、解決した事だし、執務室に戻って仕事をするか。」

俺は、そのまま執務室へと戻った。

仕事を終え、のんびりとしてた所に、大和とアイオワ、比叡と榛名が『演習』から戻ってきた。

結果だけを言うと引き分けだったそうだ。

決着が着かず、俺の嫁は誰なのかっと4人で議論してた。

榛名はなんとなくそんな気はしてたが、比叡がそう思ってくれてたのにはビックリした。

そこまでは、良かった。

話し合いが『夜戦(意味深)』で決着を着ける事になった。

一晩中ヤってしまった・・・。

その結果、俺と彼女達は純潔を失い、そして、子供が出来た・・・4人とも・・・。

まさか、同僚と同じく4人同時に孕ます事になるとはまったく思っていなかった・・・。

大和対アイオワ　艦！

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