2018-08-11 09:34:50 更新

概要

夏になるとTVで放送される心霊現象番組。それに関する鎮守府内での意見の飛び交いの最中、ふっと『 提督はどうなのか?』という話になる。
そして更にその後続く会話の流れが、何やら不穏な方向へと進んでいく。


前書き

スイカは食べた……かき氷も食べた……そうめんも食べた…………海、行きたかったなぁ……御盆過ぎたら、クラゲが出るからなぁ。
見てる分には優雅だったり、可愛いと思いますけど、刺されるのは御免です。

さて!どうも!御無沙汰してました、柔時雨です。

今回は個人的に、お盆までには投稿しておきたいなぁ……なんて思っていたのですが、ギリギリ……いや、もうお盆ですね。
誤字・脱字などを見つけて直したりすれば、日付もまた変わるんでしょうが……気分って大事ですよね!

今回の話は自分でも、どの『 作品要素 』 を付ければ良いのか、迷っていますが……まぁ、少なくとも 『 シリアス 』 でないことだけは確かです!

では、あまり長々と語るのもアレですし、どうぞ!ごゆっくり覘いていってやってください。


鎮守府 ・ 食堂


『 実録! カメラが捉えた決定的瞬間! 廃墟に潜む亡霊の姿 』



提督 「夏場になるとこの手の番組が増えるなぁ……」


那智 「少なくとも、食事時に見るものではないだろう。チャンネルを変えるぞ。」



そう言って那智はチャンネルを手に取ると、食堂に設置されている大型TVのチャンネルを変えた。



初月 「……もしかして、那智さん……怖い話は苦手なのか?」


那智 「好きな奴の方が少ないだろ……なぁ、旦那様。」


提督 「もぐ……ん?ん~……まぁ、俺は現在進行形で、かつての戦艦の魂達と共同生活してるからなぁ……めちゃくちゃ広い意味で見たら、お前等や深海棲艦って付喪神みたいなもんだろ?いや、連中は怨霊か?」


扶桑 「そう……かもしれませんね。」


提督 「とりあえず、俺は幽霊やお化けの類そのものは別に何とも思っちゃいないが……さっきの、あぁいう番組は苦手だな。幽霊が映る瞬間に大音量鳴らしたり、何も無いトコロからいきなりフェイドインとか……心臓に悪すぎるわ!」


磯風 「なるほど。司令はいきなり驚かされるのが苦手……と。」


祥鳳 「それじゃあ、提督。怪談とかはどうです?」


提督 「怪談?怪談かぁ……………あんまり関係ないんだけどな。ロダンって人が作った彫刻に 『 考える人 』 ってのがあるだろ?」


初月 「うん。それがどうかしたのか?もしかして、二宮金次郎の銅像みたいに夜中動き出す……とかいう内容だったら、僕はお前に失望するよ?」


提督 「違う、違う。あれってな、元々同じ彫刻家が作った 『 地獄の門 』 って作品の、ほんの上の方に小さく装飾されてた物をピックアップして、大きくした物なんだ。……で、肝心なのはこの地獄の門の方なんだけどな。」


扶桑 「穏やかな題材ではないですね……それは、どのような彫刻なのですか?」


提督 「ん~……とりあえず、大きな門を模した彫刻で、その表面に西洋の地獄の様子をみっちり刻み込んで装飾してるとでも言えばいいのかな?まぁ、おどろおどろしいのは表面だけで、背後は岩の壁なんかで塞いであるんだけどな。何処の暇人が言い出したのかは知らんが、 『 午前4時59分から5時へと変わるたった1分だけ、門を押したら本当に開いて地獄へ通じる 』 とかいう噂が流れてるんだよ、あれ。」


那智 「まさか……試したのか!?」


提督 「馬鹿野郎!俺が試して、本当に開いちまってたら、俺は今頃此処には居ねぇよ。」


那智 「だよな……良かった。」


提督 「ただ……俺が海軍の学校に入る前から、この噂は割と浸透していて……当時、遊び仲間だった野郎が1人、『 実際に試して、某動画投稿サイトに動画を上げてやるぜ!』 と息巻いていたが……それから、そいつとは連絡が取れていない。あいつは今頃、何処に居るのだろうか……」


全員 「「「「「…………」」」」」


提督 「……とまぁ、何の変哲もない彫刻の話くらいしか……」


磯風 「いや、ちょっと待ってくれ、司令。その御友人は本当に今も行方不明なのか?性質の悪い冗談なんだろう?」


提督 「さぁ……どうだろうなぁ?」ニヤァ……


那智 「ああぁぁぁ!気になるぅぅぅ!!」


扶桑 「あらあら。旦那様はお話しが御上手ですね。他には何かありますか?」


初月 「え……っ?扶桑さん、まだ続けるつもりのか?」


提督 「ん~……と言っても、俺が皆にできる与太話っつったら、今のくらいしか……じゃあ、ちょっと趣向を変えて、 『 意味が解ると怖い話 』 でもするか。」


那智 「それは怪談とは違うのか?」


提督 「まぁ、どっちも 『 作り話 』 って意味じゃ、同じなんだろうがな。意味怖は、オチ……物語の結末が怪談とは違って数パターンあって、いろんな解釈ができるんだよ。それじゃあ、今から俺が投稿サイトを見て面白いと思った作品を幾つかチョイスして話すが……途中で意味が解ったら、『 わかった 』 とだけ言ってくれ。最後に、一般的な解釈みたいなのを解説するよ。」


磯風 「ふむ……わかった。とにかく司令の話を最後まで聞いていればいいんだな?」


提督 「そういうことだ。それじゃあ、最初は……『 和式トイレ 』 の話をしよう。」


全員 「「「「「……………」」」」」


提督 「とある夜のこと。駅からの帰り道、急な腹痛に襲われた俺は、近くの薄暗い公園のトイレへ駆け込み個室へと入った。和式のトイレで、下の衣類を脱いでしゃがみこむと……正面の壁に赤い絵の具?それとも血文字か?とにかく、そこに 『 右ヲ、見ロ!!! 』 と落書きされていた。悪趣味だな……と思いつつ、指示通りに右の壁を見ると、そこには同じように赤い文字で 『 左ヲ、見ロ!!! 』 と書かれていた。ここまできたら、最後まで付き合ってやろうと左の壁を見ると、そこにはまた赤い文字で 『 上ヲ、見ロ!!! 』 と書かれていたので、恐る恐る上を見ると……めちゃくちゃ大きな赤い文字で 『 ウシロヲミルナ!!!』 とカタカナで書かれていた。思わずドキッとしてしまい、ゆっくりと後ろを見ると……そこには壁があるだけで、特に何も無かった。」


初月 「……?今ので終わりか?特に不思議なことは無かったが……」


磯風 「私も……天井の文字のところは少しだけゾクッとしたが……他は特に……」



まだ若干気付けていない磯風と初月に対し、那智と祥鳳、扶桑が若干青くなっているように見えた。



提督 「そっちの3人は気付いたようだな。」


扶桑 「えぇ……そういうことですか。」


祥鳳 「これは確かに、意味が解ると怖い話ですね。」


那智 「旦那様。その2人にも本当の意味を教えてやってくれ。」


提督 「了解。なぁ、磯風……ちょっと、こっちに。」


磯風 「?」



俺は磯風を手招きし、食堂の通路に立たせる。



提督 「いいか?まず、この語り手はトイレに駆け込んで正面の壁を見たら、赤い文字で 『 右を見ろ! 』 と書かれていたので、言われた通りに右を向く。」



そう言いながら、磯風の肩を掴み、ゆっくりと全身を右に向ける。



提督 「するとそこには、同じような文字で今度は 『 左を見ろ! 』 と書かれていたので、指示通りに首を動かす。」



そしてまた、磯風の肩を持ち、左を……磯風が最初に向いていた方向へ体を動かす。



提督 「そしてら、そこには 『 上を見ろ! 』 の指示が。…………最初に書かれていた 『 右を見ろ! 』 の指図は、どこへ行っちまったんだろうな?」


磯風 ・ 初月 「「………………ッ!?」」


磯風 「うわあぁぁぁ!そうか、そういうことか!」


初月 「こっ……これは確かに怖いな。要は壁の落書きが勝手に変わっていたということだろう?」


提督 「そういうこと。俺もこの解説を初めて見た時は、背筋が凍り付くかと思ったよ。」


那智 「だが、普通の怪談に比べると比較的穏やか……なのか?少なくとも、耐えられないほど怖いということはないな。」


提督 「そっか?じゃあ、2話目いくぞぉ……タイトル、 『 廃墟 』。…………俺が小学生の頃、住んでいた町に廃墟があった。2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。 ガラスは殆ど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかった。 そんなある日、俺は友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。 まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。 そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。」


祥鳳 「また、文字……ですか。嫌な予感しかしないんですが……」


提督 「友人と近づいて確認してみると、扉の前に 『 わたしは このさきの へやに いるよ 』 と書いてあった。 俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に 『 わたしは ひだり に いるよ 』 と書いてあった。少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。 」


那智 「進むな!退き返せ!」


提督 「すると……両側に部屋があるところに突き当たって、壁に 『 あたまは ひだり からだは みぎ』 と書いてあった。 友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。 でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。 部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に 『 わたしの からだは このしたにいるよ 』 と書いてあった。下を見ると 『 ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね 』。 俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。 それからはもう……その場所には近づいていない。」


磯風 「これは……先程のトイレの話に似ているが、アレに比べて物語そのものが、結構怖かったのだが……」


扶桑 「……あっ!私、意味が解りました。なるほど……これは確かに怖いですね。」


初月 「僕も解った。これはもう、怪談の域じゃないのか?」


提督 「扶桑と初月は意味怖できたみたいだな。それじゃあ、解説。いいか?今回の話も全部壁に文字が書かれていた……ここまでは良いな?」


祥鳳 「はい、大丈夫です。」


那智 「それで、語り手はその指示通りに動いたんだろう?」


磯風 「友人は途中で離脱してしまったが……」


提督 「うん。最初は 『 私 』 はこの先に居る、次に 『 私 』 は左に居る、そしてここで 『 頭は左、身体は右 』と書かれていて、語り手は右の部屋へ進んだ。そこには 『 私 』 の身体は下にあると書かれていたので下を見ると、『 ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね 』……この文、『 壁には書かれていない 』 ことに気付いたか?」


那智 ・ 磯風 ・ 祥鳳 「「「…………ッ!?」」」


那智 「壁には書かれていないということは、つまり…………」


提督 「語り手の耳に直接声が聞こえたんだろうな。生首の状態だけで転がってくる 『 私 』 の声が。」


祥鳳 「きゃああぁぁぁぁぁ!いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」


磯風 「なっ、なるほど……うん、さっきよりは怖かったが……まっ、まだ!大丈夫だ。」涙目


提督 「とてもそうには見えねぇんだけど……どうする?まだ続けるか?」


磯風 「もちろんだ!私だけ、まだ……提督の解説を聞く前に、意味が解っていないからな……次の話こそは!」


扶桑 「磯風ちゃん、落ち着いて。あんまり続けていたら、夜中トイレに行けなくなっちゃうわよ。」


磯風 「大丈夫だ!さぁ、司令!次の話を!」


提督 「ん~……そうだな。じゃあ、 『 電車の行き先 』 の話を始めるぞ。…………俺は多忙なサラリーマンで、昨日も出張に行ってきたばかりだ。俺には愛する妻と子どもがいる。明日は交際記念日。『 何をプレゼントしようなか?これなら不愛想なあいつも喜んでくれるか…… 』 俺はプレゼントを買い、鞄に隠して家に帰った。」


初月 「良い旦那さんじゃないか。」


磯風 「…………?」


提督 「次の日、キッチンから聞こえてきた 『 あなたー!早く朝ご飯、食べちゃって。片付けられないじゃない。 』 という妻の声で目を覚まし、身支度を整えてからキッチンへ向かい、朝食を食べる。 『 それじゃあ、行ってくる。 』 朝食を済ませ、席を立つときにそう言ったのだが、妻は無言だった。気のせいだろうか?今、妻が不気味な笑みを浮かべたような気がした。」


祥鳳 「ひっ……!」


提督 「しかし俺は、妻のことをあまり気に留めず、いつものように満員電車に乗る。 『 今日はやけに空いているな…… 』 車内を見渡すと、乗客はいつもの何倍も少ない。乗る時間はいつも通りだったはずだが、今までこんなに空いている状態に遭遇したことがない。 不思議に思いつつ、他の乗客に話を訊いてみると…… 『 ばっ……罰が当たったんだ!あんなことさえしなければ……あんたは何をしたんだ!?人殺しか?それとも強盗か!? 』 失礼な奴だ。ストレスか何かで精神がおかしくなってしまったのか?善良な一般市民を捕まえて何を馬鹿馬鹿しいことを訊いてくるんだ?第一、そんなことをしたら、今頃は刑務所行きだろう。」


那智 「まぁ、普通はそうだろうな。」


扶桑 「時代が時代なら極刑もありえたでしょうね。」


提督 「そして幾分か経ち、俺は車内の不穏な雰囲気に気付く。真夏だというのに、車内はクーラーが聞いていないのか、どんどん熱くなってきて、周囲の人間はあたかも絶望したかのように突っ伏している。そんな中、車内アナウンスが流れる……その瞬間、俺は全てを理解し、絶望した。」


磯風 「ふむ……なるほど。そういうことか。」


提督 「おっ、磯風。解ったのか?」


磯風 「あぁ……少し、疑問に思う部分があったのでな。話を最後まで聞いて合点がいった。」


提督 「他に解った奴は居るか?」


那智 「私も解った。これは……うん。今は黙っておこう。」


提督 「那智も意味怖……っと。さて、それじゃあ解説始めるぞ。」


初月 「あぁ。提督、頼む。」


提督 「まず最初に……この語り手には浮気相手が居ます。ウチはまぁ、特殊なんだが……普通はココで一悶着起こる。特に語り手には嫁と子どもまで居るんだから、尚更だ。離婚騒動にまで発展したって、おかしくねぇ。」


祥鳳 「確かに……私達は皆が納得して、アレですけど……」


提督 「そして、この語り手は仕事で忙しいとか言ってるけど、それも嘘で浮気相手に会うための口実に過ぎない。 『 明日は交際記念日 』 っていうのも、これは浮気相手との記念日だ。」


磯風 「やはり……私がおかしいな?と思ったのは、そこだ。奥さんとの記念日なら、普通は 『 結婚記念日 』 というのではないか?」


提督 「磯風の言う通りだ。まぁ、仮に本当に語り手と奥さんの付き合いだした記念日を祝うつもりだったのかもしれんが……その場合、後の展開で幾つか矛盾が生じてきたりする。」


扶桑 「なるほど……えっと、ここまでを整理すると……語り手さんには浮気相手が居て、明日がその女性と付き合い始めた記念日。そのためのプレゼントを購入したということですね?」


提督 「そういうこと。『 不愛想なあいつ 』 の 『 あいつ 』 が、浮気相手。そして、プレゼントを買って帰宅したら、何らかの拍子でそれが妻にバレてしまう。次の日、妻は語り手を殺そうと、何処で手に入れたのかは知らない毒を、語り手の朝食に盛った。寝起きで何も知らない語り手はそれを食べてしまい、命を落とした……勘の良い奴なら、ここで気付く。」


扶桑 ・ 祥鳳 ・ 初月 「「「……………ッ!!」」」


初月 「そうか……語り手の 『 行ってくる 』 が無視されたのは、語り手さんが既に死んでいて、奥さんには彼の声が聞こえなくなっているのか。」


祥鳳 「そして自分が死んでいることも知らず、いつものように乗り込んだ満員電車……」


提督 「その中の他人の台詞や、語り手が既に死んでいること、徐々に車内が熱くなってくることを考えると……おそらくこの電車は、地獄へと向かっていることになる。っていうのが、今回のオチだな。」


那智 「今の話は先の2件に比べれば、比較的穏やかとでも言えばいいのか?だが……当事者達からすれば、本当に恐怖だな。」


初月 「僕は提督の解説で、語り手が奥さんに殺されたと解った時に、ゾクッてしたよ。まさか、そこまで……」


提督 「まぁ、『 意味怖 』 のどこで怖さを感じるかは、人それぞれだからな。さて……じゃあ、ある意味笑い噺で済ますことができる、次の話でお開きにしようか。」


磯風 「そんな物もあるのか。」


提督 「あぁ、人によっては何が怖いのか解らないまま終わるような話だ。題名は 『 座薬 』。」


那智 ・ 祥鳳 「「ひぃぃっ!?」」


扶桑 「あの、旦那様……話を始める前から、約2名ほどお尻を押さえて怯えている方が居るのですが……」


提督 「あぁ……まぁ、うん。その2人は仕方ないと思ってる。それじゃあ、話を始めるぞ。…………ある日、俺は高熱が出てどうようもなく辛かったので、妻に頼んで病院へと連れて行ってもらった。そして名前を呼ばれて診察室へ入り、男性の先生に診てもらい 『 先生、どうでしょうか? 』 『 心配ないですよ。よく効く座薬がありますから、それを使いましょう。 』 座薬か……仕方ないな。俺はそう思いながら下着を脱ぐと、ベッドの上に四つん這いになった。」


祥鳳 「いっ……潔いですね。」/////


提督 「それが普通なんだよ!……でな、その男性の先生が 『 最初は大きいので私が挿しますが、後程お渡しする座薬は御自身で挿してくださいね。では、はい!力を抜いて。 』 と言いながら俺の両肩に手を置いて座薬を挿し込んだ。そんなに俺の熱が高かったのか、座薬が何個も入ってきた。 『 うぅぅ…… 』 『 はい、終わりましたよ。では、この座薬を毎朝、1週間続けてみてください。座薬の差し方は内蔵してある説明書を参考にしてください。 』 『 はい。ありがとうございます…… 』 そして翌朝、熱は下がっていなかったので言われた通り座薬を入れようとしたが、上手くいかない。そこで妻に頼むことにした。『 これを挿せばいいのね。わかった、いくわよ! 』 そう言って妻が俺の左肩に手を置いた瞬間、俺は半狂乱になりながら叫んだ。」


磯風 「…………今ので話は終わりか?」


提督 「あぁ。今回のは簡単だから、説明不要だと思ってんだけど……」


扶桑 「私は解りましたよ。」


祥鳳 「……あっ、私も解りました。」


那智 「私も……解ったぞ。」


提督 「そっか、3人は解ったか。ん~……ちなみに、解説が必要な場合は、那智に付き合ってもらうから……そのつもりで!」


那智 「なっ!?Σ ( ゜ ロ ゜;) いっ……嫌だ!頼む、磯風!初月!嘘でも良いから 『 解った! 』 と言ってくれ!」


磯風 「いや、そうは言われてもな……」


初月 「実際にされたことがないから、実感が湧かないというか……」


那智 「されたことなくても、常識的に考えたら解るだろ!!」


扶桑 「那智さん……必死ですね……」


祥鳳 「私、今なら那智さんの気持ちがよく解ります。」


提督 「はい、タイムアップ~。ほれ、那智。こっちに来て、床の上で四つん這いに。」


那智 「うぅぅ……またこんな格好を……」 四つん這い


提督 「まず……この話のオチで、語り手の奥さんが座薬を挿そうとする方法、これは正しい。まず、利き手が右手の場合……左手を相手の肩に置いて……」



そう言いながら、俺は実際に那智の左肩に手を置いて、その場の全員に見せる。



提督 「利き手に持った座薬を……相手の尻の穴に挿す!」



そして、実際に座薬なんて持っていないので、俺は人差し指を立てると、そのまま那智の尻の穴 ( 辺り )に突き刺した。



那智 「ひぐぅぅぅぅぅぅぅ!!」


磯風 ・ 初月 「「本当に挿したぁぁぁ!!」」(((((( ; ゚ Д ゚ )))))ガクガクブルブル


扶桑 「あらあら、旦那様。容赦ないですね。」


祥鳳 「選ばれなくて良かったぁぁぁ……」


磯風 「流石、司令……私達にできないことを平然とやってのける……」


提督 「とまぁ、これが普通の場合。で……ここからが本題だ。磯風、初月、話の中の男性の医者は、語り手に座薬を挿すとき、どうやって挿していたか覚えてるか?」


磯風 「あぁ。えっと、確か……語り手の両肩を…………!?」


初月 「ちょっと待ってくれ。それ……どうやって座薬を挿すんだ?」


提督 「そこはホラ……男性特有の主砲を使って……」


那智 「あっ……旦那様の主砲が、スカート越しに私のお尻の割れ目に沿って……んっ……」/////


扶桑 ・ 祥鳳 「「(むぅ……ちょっと羨ましい……)」」


磯風 「なるほど……いや、待て。これって、語り手も男性で医者も男性だったはず……」


初月 「えっ!?男性同士で……その……『 やらないか? 』 しちゃったのか!?そんなこと……」


提督 「初月……この広い世界には、そういう奴等も居るんだよ。俺は御免だけどな!!」


初月 「うぅ……今の話も違う意味で本当に怖いな……」


提督 「さて!というわけで、今回はこれで終わり!興味が湧いたんなら、各々自分で調べてくれ。じゃぁ……食事も済んだことだし、俺は寝る。おやすみ—————……」



食事を終え、食堂から立ち去ろうとする軍服の裾を、他ならぬウチの主力艦隊の5人が掴む。



提督 「……何だよ、お前等……離せよ。寝に行けねぇだろうが。」


那智 「それは無いだろ、旦那様!あれだけ怖い話をしておいて、自分だけ何事も無く就寝とは……ちょっと薄情なのではないか!?」


提督 「だから気分転換に、1番最後は笑い話で終わらせただろうが!」


初月 「あれはあれで怖いと思ってしまった、僕のこの感情はどう責任を取ってくれるつもりだ!?」


提督 「知るか!そんなに怖いなら、お前等5人で一緒に寝れば良いだろうが!普段、他の鎮守府の艦娘達が泊まるときに使ってる大広間、あそこ使って良いから!」


祥鳳 「それでもやっぱり怖いです!」


扶桑 「いざという時のために男手も欲しいですし……」


磯風 「提督!私達を助けるためだと思って……な?」


提督 「扶桑と磯風は割と余裕がある様に見えるんですけど……はぁ……仕方ない。各々、寝間着に着替えたら大広間に集まれ。布団は敷いておいてやる。」


那智 「さすが、旦那様!話が分かる男で助かる!」


提督 「はいはい。すまんな、初月。いきなり野郎と同じ空間で寝るようなことになって……気が気じゃねぇだろうが、我慢してくれ。」 頭ポン、ポン


初月 「いや……提督が一緒で心強い。ふふっ、頼りにしているぞ。」ニコッ



◇◇◇



鎮守府 ・ 艦娘寮 来客用大広間


提督 「…………」


初月 「ん?どうやら艦娘では僕が1番のようだな。」


提督 「おっ!来たか、初月。」


初月 「提督……何の本を読んでいるんだ?」


提督 「ダンテ・アリギエーリ作 『 神曲 』 の 『 地獄篇 』 を和訳した物だ。さっき話したロダンの地獄の門は、この作品の最初に登場する地獄門をモデルに作った物だよ。」


初月 「また地獄……どうせなら、天国とか楽しい話を読んだらいいのに。同じ西洋なら、えっと……何だっけ、あっ!グリム童話?とかいうのもあるだろ。」


提督 「初月……グリム童話ってのは、本当は残酷なのを知ってるか?」


初月 「え……?」


提督 「例えば、有名どころの白雪姫……どんな話か知ってるか?」


初月 「馬鹿にするな!もちろん知ってるとも!確か、悪いお后が鏡に向かって 『 この世で1番美しいのは誰? 』 と尋ねると、鏡が白雪姫と答えて……城を追い出された白雪姫は、森で7人の小人と暮らして……お后が化けた老婆が渡した毒リンゴを食べて死んでしまって、ガラスの棺に入れられていたところを王子様が見つけて……その……接吻をしたら、白雪姫が生き返って、皆で仲良く暮らしました。という話だろ?」


提督 「うん、合ってる。これまでの過程にも諸説あるんだけど、それは置いておくとして……それで? 『 仲良く暮らしました 』 の後って、知ってるか?」


初月 「え?王子様と結婚して終わりじゃないのか?」


提督 「その結婚式にな……例の后も招待されてな。パーティ会場で王子様の相手を見た瞬間、発狂するわけよ。毒リンゴを食べて死んだ……殺したと思っていたはずの白雪姫が、目の前に居るんだからな。」


初月 「確かに……」


提督 「青ざめて膝をガクガク震わせていた后のところに城の兵士達が来て、后の両脇をガッチリ固めると、その足元に高熱で焼かれて真っ赤になった鉄の靴が置かれてな……」


初月 「まさか……」


提督 「后はその真っ赤になった鉄靴を無理やり履かされ、息絶えて死ぬその瞬間まで踊り続けられましたとさ。めでたし、めでたし。」


初月 「これは……確かに、子どもには聞かせられないな。僕より幼い駆逐艦の娘達が聞いたら、高確率でトラウマになりそうだ。」


提督 「だろ?コレに比べたら桃太郎の鬼退治なんて、まだ可愛いもんさ。」


那智 「何の話をしてるんだ?貴様等は……」


提督 「ん?なぁに、ただ初月がお前達より1つ多く、嫌な話を聞いちまったってだけだ。な?初月。」


初月 「あぁ。ふふっ……提督はいろんな話を知っているんだな。」


提督 「そうでもねぇよ。本を読むのは好きだけど、ジャンルは偏ってるからな。」


那智 「三国志にギリシャ神話、旧約聖書にそのダンテの神曲……後は上杉謙信の伝記なんかもあったな。それ以外は漫画が数冊とゲーム、DVDばかりだったはずだ。」


提督 「よく見てるな、お前………」


祥鳳 「その割にエッチな本が1冊も無いんですよね……どこに隠してるんですか!?」


提督 「隠してねぇよ!女性の裸が見てぇなら、旧約聖書のイヴと、神曲の地獄篇の挿絵で責め苦を受けている女性の魂を見るだけで充分だ。罪人の魂は男女問わず皆、裸だからな。」


磯風 「そういう類の本は、そんな不純な動機で読むものではないだろ……」


那智 「それに……言ってくれれば、裸など閨でいくらでも見せてやるというのに……」/////


扶桑 「あらあら。那智さん、抜け駆けはズルいですよ。めっ!です。」


提督 「ほらほら、話が脱線しちまってるぞ。全員揃ったんなら、早く休め。明日は遠征任務だろ?」


磯風 「ぇ……枕投げ……しないのか……?」 つ枕抱きかかえ


提督 「…………ふぅ……お前等、枕を持て。誰か1人が勝ち残るまで、枕投げするぞ。」


磯風 「しれぇ!」パアァ……!



~ 数時間後 ~



枕投げを堪能するまでやり続けた5人は、力尽きた状態でそのまま就寝していた。



初月 「(ん……ぅ……どうしよう……トイレに行きたくなった……誰か起こす……のは、気が引けるし……提督は……)」


提督 「…………」zzz……


初月 「(寝てる……んっ……このまま朝まで我慢できそうにないし……ゴメン!)提督……提督……」ユサユサ……


提督 「ん……ふぁ……どーした?はつづきぃ……」


初月 「提督……トイレまで、付いて来てほしいんだけど……」


提督 「トイレぇ……?ん~…………コレにできない?」 つ空のペットボトル


初月 「んえぇぇ!?いや、さすがにそれはちょっと……」


提督 「みんな寝てるから……大丈ぶぃ……」zzz……


初月 「提督!?お願い、僕を見捨てないで……このままだと、提督の布団に漏らしちゃうぞ?」


提督 「んっん~……仕方ねぇなぁ……くぁぁぁ……ホレ、早く行くぞ。」


初月 「うん。」



***



艦娘寮 ・ 女子トイレ



初月 「それじゃあ、提督……此処で待っていてくれ。1人で先に帰るような真似はしないでほしい……」


提督 「いいから、早く行け。決壊寸前なんだろうが。」


初月 「うん……提督。そこで待っている間、歌とか唄ってくれると嬉しいんだけど………」


提督 「歌……歌かぁ…………ゲッ、ゲッ、ゲゲゲの……」


初月 「提督!その歌は、少なくとも今だけは!絶対にやめてくれ!!」


提督 「(注文が多いなぁ……)」



壁にもたれ掛かり、何を唄おうか考えていると……意識はしていなかったが、周囲があまりにも静寂なのもあり、その……初月という名の堰を切って放出された液体の音が、微かだが聞こえてくるわけで……



提督 「(…………長いな。余程我慢していたんだろうな……)」


初月 『はぁぁぁ………提督、居るかい?』


提督 「あぁ、居るぞ。心配しねぇでも、ちゃんと待っててやるから、安心して出すモン出しちまえ。」


初月 『うん……ふぁぁ…………んっ……』



まだ時間が掛かりそうか……?忍び寄る睡魔が出させる欠伸を噛み殺しながら待っていると、ふっとあることを思い出した。



提督 「そういや、何の本だったかな?確か、漫画で今と似たような状況の話があってな。その屋敷には呪われた人形があって、夜な夜な徘徊しては見つけた住人にしつこく付き纏い、それはトイレにまで…………」


初月 「わあぁああああああぁぁぁぁあああああッ!?」



俺の隣でトイレの扉がバンッ!と勢い良く開き、初月がズボンと下着を上げる前の状態で慌てて飛び出し……スリッパがズボンに引っ掛かり、顔面から盛大に転倒した。


月明かりに照らせれ、初月の綺麗なお尻と、少し濡れている大事な部分が俺の視界に跳び込んだ。



提督 「あ~……その、何だ?正直、すまんかった。」



✝◇✝



提督 「前が見えねぇ…… ( ; ゚ * ゚ ) 」


初月 「提督!!今度余計なことを言ったら、本気で怒るからなっ!!」



俺の顔面を力いっぱい殴った初月は、そう言いながら勢い良くトイレの扉を閉め、それからしばらくして、カラカラカラと……トイレットペーパーを巻き取る音が聞こえてきた。



提督 「(あ……終わったみたいだな。)」


初月 『 提督……居る?』


提督 「(すぐに返事しても良いんだけど……余計なこと言うなって言われたし、ここで返事をしなかったら、どうなるのだろうか?)」



トイレの中から初月の声は確かに聞こえてきているが、俺は敢えて声を押し殺して黙っていた。



初月 『提督……提督!?あれっ!?そんなっ、待っててくれるって……提督ぅ!!』


提督 「んぁ、悪い!ちょっとウトウトしてた!大丈夫、此処に居るから安心して、早く済ましちまえ。」



もちろん嘘である。ちゃんと起きてました。


それからしばらくして……水が流れる音がしたと同時に扉が開き、膨れっ面の初月が出て来た。



初月 「がるるるる……酷い人だな、提督は……今日だけでそれがよく解ったよ。」


提督 「ふん。夜中1人でトイレに行けない初月に、何を言われてもなぁ……明日からは1人で行けるな?」


初月 「ばっ!?バカにするな!行けるに決まってるだろ!今回はその……怖い話を聞いてしまった、不安だったわけで……」ゴニョゴニョ……



声が小さくなると共に、初月の犬耳のような癖毛はシュン……と項垂れる。



提督 「本当に悪かったな……怖い話したり、からかっちまって。今後、まだ引き摺るようなことがあるなら、その時は俺の部屋に来い。那智も言っていたが、部屋には本やDVD、ゲームがあるからな。退屈しのぎくらいにはなるだろう。」ナデナデ


初月 「ん……ありがとう、提督。」/////



*****



翌日


鎮守府 ・ 執務室。



提督 「んっ……ゔぇあああぁぁっ!ぐっ、ぅおぉぉあぁぁ……ふぅ。やっと、一段落ついたな。この調子なら、あとちょっとで終わりそうだ。」


那智 「何て声を出してるんだ、旦那様。」



執務室の扉を開けて、那智が薄い紙の束を持って入って来た。



提督 「いやぁ、午前中からずっと座りっぱなしでな……こう、伸びをしたときに肩甲骨の辺りがミシッ……メキッ……って音がするんだよ。」


那智 「まったく……それより、ほら。司令、遠征の報告に来たぞ。」


提督 「おう、警備任務ご苦労さん。それで、どうだった?」


那智 「無事に何の滞りもなく、成功だ。この鎮守府周囲に深海棲艦共の姿は確認できなかったぞ。」


提督 「そっか。初月も上手く馴染めているようだし、よかった、よかった。」


那智 「あぁ。本人も対空と空母護衛は任せてくれと言ってくれていたし……前線は私と磯風で何とかするから、初月は祥鳳と扶桑をいつでも護衛できる場所に配置してやるべきだと思う。」


提督 「ふむ……うん。本人の力を1番発揮できる場所で、頑張らせてやりたいよな。それにしても……今日は静かだな。普段ならお前等、最近暇なときは此処で屯してるのに。」


那智 「あ~……それな……」


提督 「ん?那智、何か知ってるのか?」


那智 「あぁ、扶桑と祥鳳は食堂で夕食の準備をしてくれているんだが……磯風と初月は……実は執務室の入り口が見えるところまでは一緒に来ていたんだ。」


提督 「そうなのか?」


那智 「あぁ。あれは数分前……」



~ 数分前 ~



磯風 「ふぅ……疲れた……」


初月 「提督は、この結果を褒めてくれるだろうか……?」


那智 「大丈夫だ。あいつが報告書の結果を見て、理不尽な怒りを私達に向けてきたことなど1度も無い。結果が良くなくとも、『 次また頑張れ! 』 と励ましてくれる男だ。」


初月 「そうか……良かった。」


磯風 「ところで、那智さん。執務室の扉……そのまま開けるつもりか?」


那智 「え?そうだが……何か問題でも?」


磯風 「不用心すぎる!その扉の向こう側が地獄に繋がっていたら、どうするつもりだ!?」


那智 「ありえないだろ。いや、まぁ……書類の山に埋もれている時はそう言えなくもないが……」


初月 「だが、僕は此処に来てからまだ日が浅いけど……提督が書類を溜めこんでいるところなんて、見たことないぞ。」


磯風 「なら、今日は見られるかもしれないな。全員遠征に出向いていて、司令の手伝いをする者が誰も…………」


『ゔぇあああぁぁっ!ぐっ、ぅおぉぉあぁぁ』


那智 「ん?今の声は旦那様か。まったく、どこから声を出してるんだろう……なぁ、2人共。」



~ 回想終了 ~



那智 「2人に呼び掛ける様に振り向いたら、声にならない声を上げて脱兎のごとく逃げたらしく、艦娘寮に向かう2人分の足音だけがパタパタと聞こえていたよ。」


提督 「あっちゃ~……そんなに不気味だったか?磯風と初月には悪い事しちまったな……。」



その後……廊下や食堂ですれ違ったり、一緒に生活する分には普段通りで何とも無い磯風と初月との生活だったが


『 執務室には化け物が居る! 』 と、割とマジで信じ込んでしまった2人が、再び執務室へ入れるようになるまで、5日もかかってしまった。


後書き

ウチの住人だった可愛いわんこが数年前に天国へ旅立ち……先日、父が自分の部屋に飾ってあるそのわんこの写真の前に、大好きだったクッキーを1袋、勝手置いてました。

そして翌日、父がこんなことを言ってました。『 袋の向きが変わっている 』 と。その後、家族全員が 『 誰も袋に触っていない 』 俺に至っては 『 クッキーの袋があったことすら知らない 』 と言い

『 もしかしたら、わんこが食べに来たんかもしれへんな 』 という結論に行きついた不思議な現象を体験しました。


さてさて!ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!

いやぁ……生まれて初めて、怖い話……みたいなものを書きました。
俺は流血沙汰が苦手で、いきなり驚かされるのも嫌い……お化け屋敷に入ったことも無ければ、ホラー映画も見たことも無く、本のページをめくれば不気味な挿絵があると思うと
参考資料集めすらできない状態でした。

ただ、時期が時期だけに、それっぽい話を作りたい……と思っていると、youtubeさんで 『 意味が解ると怖い話 』 なるものを見つけ
いろいろ見た中で、何とか使えそうなものをピックアップさせていただきました。

一応、ロダンさんの彫刻の話は俺のオリジナル……のつもりですが、ガチなホラーを求められた方には申し訳ありませんが、臆病な俺にはこれが限界です。
どうか、お許しくださいませ。

え~……ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
綴っている最中に読めなかった他の作者さんのお話を拝見させていただきつつ、ネタを思いつき次第、また始めようと思っております。

いつも変わらず不定期な投稿ですが、気長に待っていてくださると幸いです。

ではまた、次回の話で御会いしましょう。


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羽藤けいさんから
2018-08-11 21:26:06

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2018-08-11 09:04:23

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このSSへのコメント

12件コメントされています

1: CQC中毒 2018-08-11 06:14:08 ID: W01nYdzu

どもー♪

意味がわかると怖い話…
面白かったです( ´∀` )b

那智のツッコミがまたww

初月のトイレシーンで
がるるるは威力高過ぎますねぇ(゚∀゚ 三 ゚∀゚)


次回作も楽しみにしてますね♪

2: 黄鼬狐 2018-08-11 06:33:39 ID: -HuK8tgV

どうもです。

俺はオカルトや怖い話とか大好きですので、今回はいつも以上に楽しむことができました。

心霊系の番組でいつも思うんですけど、
「胡散臭っ!」って思う奴の方が最近は
多くて、残念だなって思ったりもします。
カメラが別を向いた後に出てくる奴とか、その間に幾らでも細工できますしね。

意味怖は自分が特に面白いと思った奴は、
「105号室」「アパートの薄い壁(?)」
(二つ目はちゃんとした名前わかんなかったです。すいません。)
よろしければ、見てみてください。

初月、夜中一人でトイレに行けないって...
まあ、俺も子供の頃はありましたけどね。
何遍も寝ている母を起こしたため、
しまいにはカチ怒られましたけど....。

失礼しました。

3: 柔時雨 2018-08-11 11:05:22 ID: S6_sl2d4

CQC中毒さん、コメントありがとうございます!

俺もつい最近知って、全て拝見したわけではないのですが、解説のある動画でネタばらしをしてもらった時に
ほんの少しゾクッ……と感じる程度が丁度いいかなぁと思い、少しだけピックアップさせていただきました。

ガチなホラーは俺には荷が重すぎます……


那智には本当に助けてもらっています。磯風や初月も言いたいことをハッキリ言うタイプだと思うんですが、那智は更にそこに 『 勢い 』 を付けることができますので
そう言う場面では本当に重宝します。

初月はウチに居ない時雨と夕立の代わりに、わんこポジにしようかなぁ……と思っていた時に
『そういや、確か呂500 とかいう艦娘が 『 がるる~ 』 とか言うんだっけ?ちょうど良いし、初月にも言わせてみるか 』
という経緯でこうなりました。 何か良い感じになりました。

ありがとうございます!次話も頑張らせていただきますね。

4: 柔時雨 2018-08-11 11:21:44 ID: S6_sl2d4

黄鼬狐さん、コメントありがとうございます!

最近、そういう放送自体をあまり見ない気がするんですが、やっぱりまだやってるんですね。
編集かもしれないですが、仮にもし……本当に幽霊だったら……何か未練があるのか、地縛霊なのかは知りませんが、安らかに成仏していただきたいものです。

「アパートの薄い壁」は見た……と思います。たぶん、アレのことのはず。
アレもなかなか、背筋が寒くなりますね。
「105室」は後程探してみます。

俺も安眠を妨害されると不機嫌になる性質です。夜中のバイク騒音、マジ許さねぇ……

初月は……僕っ子でクールですが、やっぱり駆逐艦ですしね。
磯風とどっちにしようか迷いましたが、初月は前回加入したばかりだってので、少しメインっぽい立ち位置で書いてあげたいと思い
今回のこの形になりました。

5: 羽藤けい 2018-08-11 21:30:53 ID: K-b3BeMS

どうもです^^

ガチの怖い話もわるくないけど、このお話を見て意味怖話も悪くないなって思いました。

この話を聞いて怖がりそうな暁ちゃんが目に浮かびましたけどね

ボクっ娘の初月ちゃんの今後の活躍に期待して次回作も楽しみにしてますね^^


6: 柔時雨 2018-08-21 19:32:53 ID: f8qCpQlT

羽藤けいさん
どうも!コメントありがとうございます!返事が遅れてしまい、申し訳ありません。
ちょっと、こちらのサイトに何故か入れない日があったので……

これから、またボチボチ再会です。

意味怖もガチなヤツは意外とマジで怖いですからねぇ。
興味を抱かれたのでしたら、是非。

暁ちゃんかぁ……一人前のエレファントなレディに、これらの話を聞かせたらどうなるか……
その後のサポート・ケアはちゃんとしてあげてください。

ありがとうございます!ボチボチまた綴っていきますね。

7: SS好きの名無しさん 2018-08-27 12:44:36 ID: ix6xhtpR

那智

アッツ島沖海戦で米艦隊を取り逃がし、結果、アッツ島は米軍に包囲され、山崎保代大佐以下、2300人の守備隊は全滅した。

アッツ島守備隊の所属は旭川、旧第7師団、アッツ島守備隊が全滅したその日、山崎大佐を先頭に守備隊が隊列を組み、旭川駐屯地に帰ってきた。と、旭川市民等の多数の目撃例がある。

那智は『アッツ島守備隊慰霊碑』の前で正座し、泣くしかなかった。

8: SS好きの名無しさん 2018-08-27 13:42:37 ID: ix6xhtpR

ちなみにアッツ島守備隊の話はアッツ島守備隊が全滅した日(深夜)山崎大佐を先頭に守備隊が隊列を組み、旭川市内を行進、旭川駐屯地にそのまま入っていった。と、旭川市民多数と旭川駐屯地の営門を警備していた営門警備部隊の兵士の目撃例がある。

市民曰『全員、無表情な青ざめた顔、ボロボロの軍服で無言で行進、勝利の凱旋行進にしては異常だった。』

9: SS好きの名無しさん 2018-08-27 16:44:21 ID: ix6xhtpR

Wikipedia『アッツ島沖海戦』

那智を旗艦とする日本海軍艦隊は純粋な水上戦かつ優勢だったが米艦隊を取り逃がしている。

10: SS好きの名無しさん 2018-08-27 17:07:37 ID: s2F7RxwI

ちなみにアッツ島守備隊、最後の突撃、米陸軍目撃者の証言『全員負傷していたが、絶対に立ち止まらず、降伏勧告も聞かず、雪の上を這いずりながら接近してきた。我々はおぞけを震い、何人かの兵士は悲鳴を上げて逃げ出し、砲兵隊に射撃を要求し、日本軍の前進を阻止した。』

11: 柔時雨 2018-08-28 18:23:37 ID: DFfu9dB0

IDで確認しております、>>7さん コメントと同時にオススメまでしていただき、
本当にありがとうございます!

もう結構、艦これのSSを綴らせていただいてるのですが、未だ軍略・知略・専門用語・歴史に疎く申し訳ないです。

そっか……那智にはそんなこともあったんですね。
(……時々、ポンコツ可愛いのはこういうことがあったからだろうなぁ……と思うだけで、言わないでおいてあげよう。)

12: SS好きの名無しさん 2018-08-29 22:04:41 ID: OibGuuNC

児島襄『天皇』文春文庫

児島襄『太平洋戦争』中公文庫

朝雲新聞社『戦史叢書』『千島・アリューシャン列島』

この辺りに詳細な記載がある。


このSSへのオススメ

1件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2018-08-27 12:41:48 ID: ix6xhtpR

那智

アッツ島沖海戦で米艦隊を取り逃がし、結果、アッツ島は米軍に包囲され、山崎保代大佐以下、2300人の守備隊は全滅した。


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