2018-10-28 23:15:48 更新

概要





自分とのあらゆる距離の近さに、疑問と恐怖を覚える提督と、その艦娘たちの物語

例によって語録が出る可能性があります。




前書き





どうも、かむかむレモンです。初めての方ははじめまして。そうでない方は、またよろしくお願いします。




今回は希望が多かった『ヤンデレ』ものです。

変態糞投稿者なりのヤンデレを頑張って表現していきたいと思います。


まだ予定ですが、いずれR-15若しくはR-18などの警告タグを追加すると思います(するとは言っていない)


キャラ崩壊前提ですので、それらを微塵にも認められないという方は御遠慮下さい。













大淀「はぁ、皆との距離が近過ぎる、ですか」


提督「うん。常に誰かが傍にいるレベルだと思う」


大淀「それは、今この状況にも言えることでしょうか」


提督「厳密に言えばそうなる」


大淀「そうですか」


提督「艦娘とて女の子だからさ、セクハラとかうるさそうだと思ってある程度の距離を置くよう心がけてたけどさ、まさかそっちから大接近するとは思わなかったよ」


大淀「嫌でしたか?」


提督「そんなことはないけどさ、流石に近すぎると思うんだ。色んな意味で」


大淀「例えば?」


提督「そうだなぁ。まず物理的に近過ぎるんだよね。パーソナルスペースを容易に踏み込んできてるね。特に駆逐艦とか」


大淀「はぁ」


提督「次に、俺の動きを常に把握されてる気がする。何かしようとすると、艦娘たちが先回りして待ってるんだけど、どういう事なの」


大淀「…偶然、とは考えていないのですか?」


提督「偶然も何度も続けば必然って言われてるじゃん?」


大淀「考えすぎですよ」


提督「…大淀さぁ、今この状況でそんなこと言われても説得力無いよ」


大淀「?」


提督「今まさに大淀、君は俺のパーソナルスペースに入り込んでるんだよ。なんであすなろ抱きしてんの?」


大淀「やりたくなったから、ではダメでしょうか?」ムギュ


提督「うーん、ハッキリダメと言えない俺も俺なんだよな。それと最後に、俺が一人の艦娘と共に過ごしていたら、他の艦娘がそれについて問い質して来るんだけど」


大淀「…ふむ」


提督「それって、誰かが常に見てるって事だよな?今の状況も」


大淀「そうなりますね」


提督「…俺さ、この後が怖くて仕方ないんだけど」


大淀「大丈夫ですよ。提督は何の心配も要りません。普段通りに過ごしていれば問題ありません」


提督「そうかなぁ」


大淀「…ふー、『補給』も済みましたし、私は失礼しますね」パッ


提督「うん…」


大淀「それでは」ガチャ








大淀(…今日も他の女の匂いが付いていた)


大淀(私の提督に他の女の匂いが付いていた)


大淀(…私の、提督に、他の女の匂い…)


大淀(…耐えられない。気分が悪い。寝取られたかのような吐き気を催す)


大淀(マーキングとテイトクニウムの補給無くして、私は生きられない…)スゥ


大淀(提督…)









提督(少し寒くなったのかなぁ。連日の猛暑から急に気温下がったからかなぁ)ゾクッ


提督(…こうして誰かが俺に近付くと、また誰かが吸い寄せられるように執務室を…いや、俺を訪れる)


提督(…ほら、誰かが来た)コンコン










雷「司令官!失礼するわね!」ガチャ


提督「うん、どうした」






雷か…この子はいつも俺にくっついてくる子の代表みたいなものだな。ことある事に手伝いや世話をしてこようとするいい子なんどろうけど…






雷「司令官、大淀さんとのお話は終わったのね?」


提督「お、おう」


雷「それならよかったわ!さあ、執務をしましょ!」


提督「…雷、君はこれから演習じゃなかったか?」


雷「司令官はこのぐらいで、私はこれぐらいやるわ!」ペラペラ


提督「おーい、聞いてるか?」


雷「あ、何?まさか多すぎたの!?ご、ごめんなさい!もう少しやるわね!」


提督「そうじゃない。て言うかこれだとほとんど雷が書類を請け負う形になってしまうだろ」


雷「いいのよ!私は司令官の役に立てて、司令官が楽をしてくれれば、それだけで幸せなのよ!」







傍から聞けば嬉しいと思うだろうが、雷は秘書艦でもなんでもない。俺は基本的に秘書艦を取らない方針で運営しているのに、雷は毎日来ようとしているらしい。


今回も演習に行こうとせずに俺の元に来る始末だ。これは暁たちもいい気分では無いだろう。






提督「…雷、書類は俺が済ませるから、演習に行きなさい」


雷「だ、ダメよ!こんな量の書類を司令官一人で…」


提督「こんな量と言っても、せいぜい昼頃には終わる量だ。だから問題無い」


雷「昼頃なんて遅すぎるわ!司令官はそれよりも早く終わらせて楽にしてもらわないと…」


提督「雷、暁たちを待たせてはいけないだろ?」


雷「…!」ビクッ


提督「…雷?」


雷「…そう、わかったわ。司令官は私が要らないのね…他の女の名前も出すし…」スゥ


提督「…そうじゃない」


雷「ふふ、いいのよ。ハッキリ言ってくれた方が、悔いもないもの…」


提督「…」






この状態に入ると少し厳しくなる。雷自身は俺への思いやりでやってるようなものなのだ。



それを蔑ろにされたと思い、絶望してしまっている。


不吉な言葉も出てきているし、早急に宥めなけれぼならない。






提督「すまなかった…なら雷、何枚かだけやってくれ。それならいいだろ?」


雷「!」


提督「それが終わったら、演習に行ってくれるか?」


雷「…でも」


提督「演習が終わったら、また来ればいい。その時書類が残ってたらまた少し頼むだろうし、終わってたら間宮券をあげよう」


雷「…わかったわ」コク


提督「ありがとう。さぁ、取り掛かろうか」カキカキ


雷「うん…」カキカキ








雷(演習…やだなぁ、司令官から離れてる時間が惜しい。とても惜しいわ)


雷(…結局司令官の優しさに甘えてるわね。本当は私が司令官をダメにするぐらい甘やかしたいのに…)


雷(…ううん、もうここまで来たら、すぐに書類を終わらせて、演習相手も速攻で『終わらせて』、また戻って書類の続きをして、司令官といる時間を確保しないと…)


雷(それと…司令官からまた他の女の匂いがするし…上書きしないと…)ハイライトオフ







提督(雷がペースアップしたと同時に若干の悪寒が…)


提督(…最初に会った時はもっと瞳が輝いていたのに、どうして濁りが見えてきているのだろう)


提督(…俺も早く終わらせよう)










***








数十分後、雷は書類を終えて演習へと向かっていった。駆け足だったが、途中で転ばない事を願うばかりだ。



また一人だけの執務室になったと思うだろう。恐らく数分もしないうちに、また誰かが来るのだ。







高雄「提督、失礼します」ガチャ


愛宕「失礼しま~す♪」


提督「…うん、いらっしゃい」






来たのは高雄と愛宕だ。彼女らは今日は特に予定を入れていない。



偶然訪れたとは言い難い程のタイミングの良さだった。






高雄「提督、もうすぐ昼食ですよね」


提督「…ああ」カキカキ


愛宕「私たちと外食に行かない?」


提督「外食?食堂があるじゃないか」


愛宕「…それはそうだけど、たまには外で食べたいじゃない?」


高雄「…愛宕」


提督「…すまん、まだ書類もあるし、食堂なら行こう」


愛宕「んー…なら仕方ないですねぇ」





別に外でもよかったが…何と言えばいいのか、行ってはいけないという感覚に襲われた。




実は書類も終わり寸前だったが、咄嗟に嘘を付いて食堂にした。






そして、食堂に行くまでの間、彼女たちは俺の両腕に抱きつきながら歩いていた。






提督「…あのさ、二人とも」


高雄「なんですか?」


愛宕「どうしましたぁ?」


提督「少し緩めてくれないか。歩きづらいし、それに…」チラッ


高雄「それに、なんですか?」ムニュ


提督「…当たってるだろ?」


愛宕「やぁだ提督、当ててるんですよ♪」ムニュ


提督「…」






二人の身体は控えめに言っても男の浪漫が詰まりすぎたような体型をしている。



ここで流されてはいけないと、俺は無心になった。






提督「…とにかく、食堂まで着いたらやめてくれよ」


高雄「…何故ですか?」ハイライトオフ


提督「っ…!」ビクッ


愛宕「何か不都合な事でも?」ハイライトオフ


提督「…他の艦娘たちもいることだ。あまり浮ついた事をしたら艦隊の士気に関わる」


高雄「…それは」


提督「それでもやめないなら、俺は戻る」グイ


愛宕「…」


高雄「…わかりました。着くまで、ですね」


提督「…ああ。すまんな」






高雄(…せっかく他の女どもに見せつけてやろうと思ったのに、残念)


高雄(でも、提督に嫌われるよりかはマシ。それと、誰かに奪われたりするぐらいなら、まだ現状を維持した方が得ね)


高雄(いずれは…私のものにしてみせますから)スゥ






愛宕(外食に行った後にどこかへ監禁しようと思ったけど残念)


愛宕(胸を押し付けても動じない…少し悲しくなるわ)


愛宕(二人で考えた案は失敗…でも、まだ諦めたわけじゃないですからね?)


愛宕(…今は協力してるけど、いずれは私が提督を虜にしてやるんだから…)スゥ






食堂に着いたら、ちゃんと腕から離れてくれた。手は繋がれたままだったが。




皆の視線が鋭く、刺されているような痛みを感じるほどだった。




昼食が出ても箸があまり進まず、ゆっくり食べることにした。







高雄「…提督、もしよろしければ、食べさせてあげましょうか?」ニタリ


愛宕「ほら、あーんしましょ?」


提督「…遠慮しておく」







二人の一言で場の空気が凍てつく。得体の知れない緊迫感を感じた俺は急いで昼食を平らげ、執務室へと戻って行った。








グラーフ「…ん、戻ったか。アトミラール」パチッ


提督「…グラーフか」







グラーフ…ドイツからの友軍艦隊に所属していた一人だ。欧州救援作戦の際に、共に戦った艦娘だが、作戦終了後に何故か日本に来ていた。



…いや、わざわざ俺の鎮守府の事を聞き出して、俺の鎮守府に居座っている。




ドイツ海軍に問い合わせたところ、日本への移籍を承認したらしい。




それも、彼女だけでなく、友軍艦隊全員を。







グラーフ「…アトミラール、そんなに凝視されると、少し恥ずかしくなる」


提督「…執務を再開したいんだが」


グラーフ「ん?ああ、失礼した。どうにも気分が良くなって寝てしまっていた」ガタ


提督「…そうか」


グラーフ「しかし、これらの書類はほぼ終わっているが、まだどこかやるべき所があるのか?」


提督「っ…少しな」






グラーフに書類がほぼ終わっている事を見抜かれてしまう。日本語で書かれている書類だから問題ないと思っていたが、俺の認識は甘かったらしい。






グラーフ「まあ、アトミラールにしかわからないこともあるということか」


提督「…そうだ」


グラーフ「ふふ、仕事熱心なのはいいが、もう少し休んでからにしないか?今コーヒーを煎れよう」スタスタ


提督「…ああ」







グラーフ(…ふふ、私にはわかっているぞ、アトミラール。本当は終わっているんだろう?)ガリガリ


グラーフ(貴方に一目惚れして、貴方を追って日本への移籍を承認させ、日本語を勉強していたんだぞ)パラパラ


グラーフ(ビスマルクたちも来てしまったが…まあ構わない。私は何人来ようが、貴方の傍にいると決めたのだから)トクトク






提督「コーヒー豆から作ってくれているのか」


グラーフ「ん?そうだが」


提督「本格的だな」


グラーフ「…ふふ、アトミラールには最高のコーヒーを味わって欲しいからな」ニタリ


提督「…そうか。ありがとう」







グラーフ(彼に褒められると、どうしようもないぐらい気分が良くなる。口元の綻びを隠しきれない程に)


グラーフ(だから、貴方にだけ作る、私からの最高のコーヒーを…)ポタッ







グラーフ「出来たぞ」


提督「…ああ。ありがとう」


グラーフ「アトミラール好みの味になっているはずだ」


提督「どれ…」ゴクッ


グラーフ「…!」ビクッ


提督「…うん、丁度いい風味になってるな」


グラーフ「…」モジモジ


提督「グラーフ?」


グラーフ「…ふう、それならよかった」






グラーフの言った通り、俺には丁度いいぐらいの苦さと、ほんのりとした甘さがあった。



ゆっくりと味わいながら飲んでいるが、僅かに粘性のある何かが舌に付く。ガムシロップかと思ったが、甘さを感じなかった。







提督「…ふう、ごちそうさま」


グラーフ「っ…さ、さて、私はカップを片付けてこよう」スッ


提督「すまんな」


グラーフ「では、アトミラールにしかわからない残っている仕事、頑張ってくれ」ガチャ


提督「…ああ」







グラーフのあの言いぶり…もしかしたら、全て見抜かれていた?



…疑い出すと、途端に全てを素直に受け入れられなくなってしまう。



それか、彼女なりの応援と見ていいのだろうか…?







グラーフ(ああ…今、アトミラールの口、胃袋には私の『唾液』が入り込んでいるのか…)ゾクゾク


グラーフ(全て飲んでくれた…私がアトミラールの体の中に満たされて…)ゾクゾク


グラーフ(…フフ、アトミラール…)ハイライトオフ









グラーフが執務室から去り、一人の時間が訪れた。




心待ちにしていた訳では無いが、やはりあるのとないのとでは心の余裕に差が出る。



それが、ほんの僅かな時間であっても…






時雨「提督、今大丈夫かい?」ガチャ


提督「…時雨か」






時雨…この子は他の艦娘たちと比べて大人しいほうだ。



必要以上にベッタリくっつかず、俺のサポートに回ろうとしてくれてる良心的な存在だ。




だが、そんな時雨にも例外がある。







時雨「提督、僕、お茶を淹れたんだけど、どうかな」


提督「んん…」


時雨「グラーフのコーヒーが飲めて、僕のが飲めない訳ないよね?」ズイッ


提督「…」


時雨「…早く答えてくれないと、お茶が冷めちゃうよ」


提督「…わかった。頂こう」






先程挙げた例は、あくまで皆の前である時の時雨なのだ。



俺と二人きりである事がわかった時、時雨はタガが外れたかのように、俺に密着しようとしてくる。



その時の時雨の瞳も、皆と同じようになっている。







時雨「…どうだい?」


提督「…美味しいよ」


時雨「それはよかった。でも…」


提督「…何をしてる?」


時雨「ん…」


提督「何故お茶を口に含んだまま…いや、何故口移ししようとしているんだ」


時雨「んっ!」グイ


提督「普通に飲ませてくれ」


時雨「んっ…グラーフには許して、僕はさせてくれないのかい?」ハイライトオフ


提督「意味がわからんぞ。俺は口移しなどしていないし、させてない」


時雨「…そうじゃないんだよね」ボソッ


提督「?」


時雨「僕も僕の一部で提督の身体を満たしたいんだ。提督の身体の中から染み込ませて、間接的だけど、僕と提督は一つになるんだよ?なんて素晴らしいんだろう!」


提督「落ち着け時雨」


時雨「それなのに…グラーフに先を越されて…僕の提督が…僕の…」ブツブツ


提督「…」


時雨「どうして僕じゃダメなんだい?どうして?ねぇ」


提督「…少し落ち着いてくれ、時雨。俺は」


時雨「僕のどこが不服なの?駆逐艦だから?子供に見えるから?大人じゃなきゃダメ?憲兵なら心配要らないのに」


提督「時雨!」


時雨「!」ビクッ


提督「まず、一つ一つ言いたい事があるから、まずは聞いてくれ」


時雨「…」コク


提督「まず一つ、俺はグラーフに口移しはされてない。もし何かあったとしても、もう確かめる術はない」


時雨「…」


提督「次に、俺は時雨じゃだめとか、駆逐艦だからダメとかそういう事は思っていない」


時雨「…本当かい?」


提督「…口移しはダメだが、食べさせるぐらいなら了承しよう。人前でなければ」


時雨「…!」


提督「流石に飲み物はやめてほしい。普通に飲みづらそうだ」


時雨「じゃ、じゃあ今から茶菓子を持ってくるね!」キラキラ


提督「…ああ」







何とか事なきを得たようだ。時雨は何というか、嫉妬しやすい面がある。



グラーフが俺に何をしたかは定かではない。しかし、時雨がそれに触発される程という事はわかった。彼女は一体何を…






時雨「提督、持ってきたよ!」ガサガサ


提督「…そんな両手いっぱいに持ってこられても…」


時雨「はい提督、あーん♪」スッ


提督「…」パク


時雨「…」ゾクゾク







それからというものの、ある程度茶菓子を食べさせられたら、時雨は満足したのか、自室へと戻って行った。




茶菓子はまだ残っている。どう処理しようか…








プリンツ「Guten Tag!提督ー、お邪魔しまーす!」


提督「ん、ああ、プリンツか…」モグモグ


プリンツ「何食べてるの?」


提督「ちょっと、茶菓子をな…」


プリンツ「えー?それよりもシュトーレン食べようよー!頑張って作ったんですよ?」スッ


提督「…ありがとう。そこに置いといて…」


プリンツ「…何言ってるんですか?今食べるんですよ」ハイライトオフ


提督「え?」


プリンツ「作りたてなんですよ?どうして後で食べようと思うんですか?」


提督「…すまない」






プリンツ…友軍艦隊に居た艦娘の一人だ。彼女もまた俺の鎮守府へ移籍してきた。



最初はビスマルクにべったりだったが、気が付けば俺といる時間の方が多くなっていた。




そして、彼女の透き通っていた瞳も、他の子と同じように、暗く濁るようになってしまった。




俺は特に彼女たちとのコミュニケーションを蔑ろにした訳では無いし、かと言って贔屓にしたつもりは無い。なのに、何故だろうか…






プリンツ「はい提督、お口開けて?」スッ


提督「…んぐっ」モグモグ


プリンツ「どう?美味しい?」


提督「…妙な味がしたけど、嫌じゃないな」


プリンツ「んん、隠し味のワイン入れすぎたのかな?」


提督「なるほど…それは少し失礼したね」


プリンツ「次は気を付けて作るね!」キラキラ


提督「プリンツは食べないのか?」


プリンツ「…ごめんなさい、試食で食べすぎちゃって」


提督「はは、可愛いところがあるな」


プリンツ「ふぇっ!?そ、そうかな…///」


提督「ちゃんと残してくれている辺り、偉いぞ」


プリンツ「んー!提督の意地悪!///」ポカポカ


提督「すまないな」ハハ






このようにお茶目な一面を見せてくれたりと、プリンツには多少癒されていたりする。



わざわざシュトーレンを作ってくれたり、とてもいい子である事に変わりはない。




それにしても、安心したからか、睡魔が…





提督「んん…少し眠くなってきたな」


プリンツ「あ、大丈夫?疲れてたの?」


提督「まあ…昼食をとった後だし、眠くなってもおかしくないかな…」


プリンツ「だったら無理せずお昼寝しよ?」


提督「ああ…おっと」グラッ


プリンツ「あ、任せて!私が連れてってあげる!」グイ






プリンツに手を取られ、自室へと向かっていく。鍵を開け、俺はベッドへ倒れ込んだ。



普段自室には鍵を掛けているが、何故プリンツが持っている鍵で開いたんだろう…合鍵など渡した覚えは無いし…




でも、細かい事を考える余裕も無く、俺は睡魔に身を任せ、意識を手放した。




瞼を閉じる直前、プリンツもベッドに横たえ、妖艶な笑みが見えた気がした。






プリンツ(…うふふ、作戦成功!)


プリンツ(ちょっと睡眠薬の量が多かったかな…提督も味に気付いてて危なかった)


プリンツ(でも、何とか無事にベッドまで来れた…)チラッ






提督「…」zzZ







プリンツ(…普段キリッとしている顔とは違う、緩み切った寝顔…)


プリンツ(…えへへ、『あいつら』を脅して日本に来た甲斐があったなぁ)


プリンツ(私たちの事を、ちゃんと女の子として見てくれる人が居て嬉しかったんだよ?提督…)


プリンツ(好き。大好き。ずっと一緒にいたい)ギュッ


プリンツ(命尽きるその時まで、私だけの提督にしたい)ハイライトオフ




プリンツ(Du bist mein Ein und Alles)チュッ


プリンツ(Du bist mein Schatzt.)ペロ


プリンツ(Ich liebe dich für immer…!)レロ


プリンツ(あなたは私のもの…)ニタリ











***









身体を揺すられている。誰だろうか。






「提督、起きて」






提督呼び…そしてこの声色は…






提督「…んっ、矢矧…か?」ムク


矢矧「あら、起きてたの?」


提督「いや…今起きたところだ」


矢矧「そう?まあいいわ。もうすぐ夕食よ?」


提督「…あれ、プリンツは?」


矢矧「…私が来た時はいなかったけど」


提督「…そうか」


矢矧「提督、まさかプリンツと寝たの?」ハイライトオフ


提督「その言い方は語弊を生むだろう…ベッドまで付き添ってくれただけだ」


矢矧「…本当に?」


提督「本当だ」


矢矧「…そう」ジロリ


提督「…そんな疑うような目で見ないでくれ」


矢矧「…違うわ。まだ寝惚けてそうだから、顔でも拭いてあげる」


提督「いや、その必要は…」


矢矧「動かないで」ピト


提督「あつっ」






熱々タオルで顔を拭かれる。眠気を覚ますにはピッタリだが、少しばかり恥ずかしくある。




念入りに、顔を拭かれる…顔に何か汚れでもついてたかのように。






矢矧(…提督は知らないだろうけど、プリンツは貴方の顔を舐めてたのよ?)フキフキ


矢矧(それだけじゃない、キスもしてた)フキフキ


矢矧(そんなこと、許されるはずが無い。ましてや寝ているところをなんて)フキフキ


矢矧(…『汚れ』を落とさないと)フキフキ






提督「矢矧、ちょっと痛いかも」


矢矧「あ、ご、ごめんなさい!」パッ


提督「でも、いい目覚ましにはなったよ。ありがとう」


矢矧「…もう」







矢矧(やりすぎちゃった…提督は気にしてないみたいだけど、私もまだダメね…)


矢矧(…いえ、元はと言えばあの淫乱外人が提督を…)ブツブツ






矢矧はずっと俯いている。気にし過ぎじゃないだろうか…



なんとか宥めようにも、矢矧の性格では更に自分を責めるのではないかと思うと、どう声を掛けたらいいか…








提督「矢矧、その、あまり気にするな」


矢矧「…提督」


提督「ん?」


矢矧「…次は、ミスしないから」


提督「そ、そうか」


矢矧「…ねぇ提督、私、提督の為なら何でもするわ」


提督「ん?ど、どうした?」


矢矧「最近、ゴミとか多くないかしら?」


提督「ご、ゴミ?いや、軽く掃除してるから多くはないはずだが…」


矢矧「私に『掃除』をやらせてもらえないかしら。すぐに綺麗にしてあげるから」ハイライトオフ


提督「…んー、掃除は自分でやるからいいよ。それより普段通りに、元気でいてくれればそれでいいよ」


矢矧「で、でも、提督…」オロオロ


提督「矢矧たちは海で戦ってるんだから、これ以上負担は増やせないだろ」


矢矧「…」


提督「何か手伝って欲しい事があったら、その時に言うからさ」


矢矧「…わかったわ。でも提督、覚えておいて」


提督「…何だ?」


矢矧「私、提督の命令なら何だってやるからね?」








いい子だなぁ。個性的なメンツが多い軽巡の中で、良心的に感じる。



…少しだけ不穏な空気を感じたけど、気のせいだと思いたい。









矢矧(…掃除は出来ない、か…まあいいわ)


矢矧(いつか提督を私のものにして、他の連中を…)


矢矧(自分の意思で命じてくれた方が、後腐れも無いでしょ?提督…)








眠気も覚め、食堂へ向かう。俺が入ると、一瞬だが静まり返る。



皆の視線が俺に注目している。何かを待ち望んでるような眼差しを俺に送るが、どうすれば…





イムヤ「司令官、今日は私たちとご飯食べましょ?」グイ


提督「うお…いきなり引っ張らないでくれ」


ゴーヤ「わーい!今日はてーとくが一緒でち!」


イク「提督!イクたちはいつもオリョール海に行ってるのね!だから夕食ぐらい一緒にいて欲しいのね!」グイグイ


ハチ「皆さんの言う通りです。はっちゃんも一緒にご飯食べたいな」


提督「わかった。わかったから…」






イムヤがリーダーの第一潜水艦隊…まだ駆け出しの頃、資源回収で大変お世話になったのを思い出す。




でも、ここ暫くはオリョール海どころか、出撃もさせてないはずだが…?





提督「…今日の夕食は何だろうな」


イムヤ「今日はイムヤたちがオリョール海で捕獲してきた魚だよ」


提督「と、獲ってきたのか?」


イムヤ「資源回収ついでに、ね」


提督「…出撃許可は出てないし、漁獲も…」


ゴーヤ「だって、てーとくはここのところ出撃させてくれなかったでち」


イク「イクたち、つまらなかったのね」


ハチ「もうこの艦隊は要らないのかと思いました」


提督「そ、そんなこと…」


イムヤ「私たち、寂しかったんだよ?頼ってくれなくなって、そのまま忘れられちゃうんじゃないかって」


提督「う…」


ゴーヤ「前はオリョールから帰ってきたら、褒めてくれたし、頭も撫でてくれたよね?」


提督「…そうだが」


イク「あれがあったから、イクたちは頑張れたの!」


ハチ「もう、それすらもやらなくなって久しいですよね?」


イムヤ「もしかして、イムヤたちのこと、嫌いになったの?」ハイライトオフ







イムヤの一言で、ゴーヤたちの目から光が失われた。



ずっと見ていると呑み込まれそうな程、暗く冷たい瞳になっていた。



俺は嫌いになったわけでも、忘れた訳でもない。ずっと世話になった礼で、長めの休暇を与えたつもりだった。



それが裏目に出るとは思わなかったのだ。








提督「…嫌いになんか、なるわけないじゃないか」


イムヤ「じゃあ、好き?」ズイ


提督「…みんな好きだよ」


イムヤ「どのくらい好きなの?」ズイ


提督「…この鎮守府からいなくなってしまったら、寂しくて泣いてしまうぐらいかな」


イムヤ「…イムヤの…イムヤたちのこと、愛してる?」


提督「…愛、とまでは行かなくても、好いているつもりだ」


イムヤ「…」








ハチ「…イムヤ、そろそろ夕食を持ってきましょう」ボソボソ


イク「他の女どもがキリキリしてるのね」ボソボソ


ゴーヤ「少し黙らせてくるでちか?」ボソボソ


イムヤ「…いえ、いいわ。司令官はそれを望んでないみたいだから」ボソボソ







提督「…夕食が出来たみたいだな。取りに行こう」


イムヤ「ねぇ司令官。本当に私たちの事、好き?」


提督「…勿論さ」


イムヤ「…嘘だったら、許さないからね」


提督「…ああ」


イムヤ「私、100mぐらい潜れるんだよ?」


提督「…もしそうなったら、深海探検でもお願いしようかな」


イムヤ「…バカ、冗談よ」






…イムヤのそれは冗談には聞こえなかった。



彼女の瞳は未だ変わらず、暗く濁ったままだったのだ。ゴーヤたちもその冗談を聞いている時は、俺をじっと見つめていた。例外無く、光の無い目で。



俺が彼女たちを想う気が色褪せたその時、彼女の言葉は現実となるだろう。




…何故あまり恐怖を感じなくなったのだろうか。慣れてしまったのか、諦観してしまったのだろうか。






ゴーヤ(嘘だったら…一緒にオリョール海で沈もうかな…てーとくに好かれてないと思うだけで、死にたくなるし…)



イク(もし嘘ついてたら、イムヤよりもっと深い場所で心中するのね…死ぬ時だけはイクの事だけを思いながら…)



ハチ(…もし提督が嘘を付いてたら、無人島まで拉致して、朽ち果てるまで一緒に居ようかな…そうなれば、嫌でもはっちゃんを見てくれるでしょ…?)



イムヤ(…本当は嘘でも許したいけど、心がさうさせてくれないの。全部司令官が大好きだから…こうなってるんだって…)



イムヤ(おかしくなってるのは自分でもわかってる…でも、もう止めることは出来ないの…)










***









この後無事に夕食を済ませ、俺は自室へと戻った。これから自室に併設された風呂へ入るためだ。



本来なら艦娘より先に大浴場を使うのだが、任務や作戦の成功を積み重ね続けていく内に、家具妖精が出現した。風呂場はその子らに頼んで作ってもらった。



檜で出来た風呂なので、一日の疲れを癒すには十分な…






鹿島「提督さん?いらっしゃいますか?」コンコン


浦風「提督さん、背中流しにきたけぇ」コンコン







…何故入ってきた?鍵は掛けたはず…






提督「…気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとう」


浦風「そんな遠慮せんでええんよ?」ガチャ


鹿島「失礼しますね♪」


提督「ちょ」






最早有無を言わさず入ってきた。二人はタオルと手拭いを付けていたが、それでも主張が強い身体のお陰で目のやり場に困る。






浦風「それじゃ、失礼するけぇ」スッ


鹿島「身体の隅々まで洗いますね♪」


提督「そんな事しなくていいから」


浦風「何で?提督さん、今日はぶち疲れたじゃろ?」


鹿島「それに、色々と汚されたでしょう?だから、ちゃんと綺麗にしますから」


提督「もう自分で洗った!」


浦風「ダメじゃ。ウチが念入りに流しちゃる」


鹿島「汚れは落とさないと…」






だから、もう全身洗ったのだ。完璧とは行かなくとも、これ以上は任せられない。



何故ここまで世話を焼こうとするのか…






提督「とにかく、俺はいいから二人は大浴場に行きなさい」


浦風「…イヤじゃ」


鹿島「…イヤです」


提督「何故だ…」


浦風「ウチね、ここんとこ提督さんに甘えられてない気がするんよ。ほら、昨日までずっと背中も流してたし、添い寝もしたし、抱き合って寝てたじゃろ?ウチのこと呼びながら寝付く所がぶち可愛かった~♪あ、ちゃんとおはようのチューもしたんよ?まだ触れるだけの可愛いやつやけど、恥ずかしがらんでもっと激しいのにしてくれてええんよ?ウチは提督さんが求めるなら何でも受け入れちゃるけぇね♡それで、いつ頃提督さんの親御さんに会いに行くん?ウチは今からでもええよ?子供は3人ぐらい欲しいもんやねぇ。ウチね、最近料理頑張っとるんよ?提督さんの好みの味も全部知ってるけぇね♪他にも…」スラスラ


鹿島「提督さん、鹿島は練習巡洋艦じゃないですか。実戦に出る機会があまり無くて、鹿島は要らないんじゃないかって不安でした。でも、提督さんが夜伽に呼んでくれたお陰で、甘えて貰える喜びを知ったんです。だから、もう遠慮なんてしないで、四六時中鹿島に甘えてもいいんですよ?あ、でも人前だと少し恥ずかしいかもしれないですけど、提督さんが望むなら…うふふ、それでも興奮しちゃいますね♡ああそうだった、鹿島はできちゃった婚でも大丈夫ですし、むしろ大歓迎ですよ?というか毎晩激しく求めてもらってるのでそろそろ出来ててもおかしくありませんよね?ね?ね?出来てなかったらおかしいレベルですよ。もしまだ…」スラスラ








…言葉を失う、とはまさにこの事だ。





俺は浦風に一度も背中を流して欲しいとも、添い寝も、おはようのキスも、何もかも頼んだ事は無い。酔った勢いとかそういうのも断じてない。



鹿島も同じだ。夜伽など一度も頼んだ覚えはない。確かに鹿島は実戦にはあまり出してなかったが、演習には殆ど出てもらっている。別段自信を無くすような練度では無いはず。




二人が言っていることは間違いなく虚言である。しかし、機銃の如く放たれる言葉に横槍を入れる余地は無く、俺はただ聞くだけとなっていた。







浦風「…じゃから提督さん、もっとウチに甘えてええんよ?」


鹿島「提督さん、もっと鹿島に触れていいんですよ?」


提督「っ…」スクッ


浦風「提督さん?」


鹿島「提督さん?」


提督「…すまん!」ダッ


浦風「あっ…提督さん!」


鹿島「ま、待ってください!」






浦風(…色仕掛けは通用せん、か…まあ、そんなお堅い所に惚れたんやけど)


浦風(他の男どものやらしい視線が一切無いのは提督さんだけじゃけぇ。だから、提督さんになら、この身を捧げてもいいって思った)


浦風(ウチなしじゃ生きられないぐらい、甘えてもらわんと気がすまん。他の男どもになんかやらんよ?もし指一本触れでもしたら、『消し飛ばして』やるけぇ)ハイライトオフ







鹿島(…提督さん、まだ鹿島は役不足ですか?そんなに鹿島は頼りなく思ってるのですか?)


鹿島(嫌だ…提督さんに頼られないなら、轟沈した方がマシ…)


鹿島(鹿島をここまで海に出してくれたのは提督さんだけなんですよ…?他の男どもは全然違う…)


鹿島(…もっと鹿島を見てください。もっと鹿島に触れて下さい。もっと温もりを下さい)


鹿島(…ウフフ、今はいいですけど、鹿島は絶対に逃がしませんから…提督さんが鹿島を頼ってくれるまで、ね)ハイライトオフ









俺は堪らず、風呂場から逃げた。



二人の甘ったるい声と、その内側に潜んでいる不穏な気配に耐えきれなかった。



あのままいったら、何かよからぬ事が起きていたはずだ。きっと…大きな騒動に発展していたと思う。



俺は急いで服を着て自室から飛び出た。逃げる事はよくないのはわかっているが、今の二人には話し合いが通じないだろう。



時間を潰して、落ち着いたらまた話を着けよう。そう思いながら、俺は外へ出た。






外へ出ると、訓練場の方で音が聞こえる。本来なら消灯時間を過ぎてるはずだが…







提督「だ、誰かいるのか?」


木曾「ん、お前…」


大井「誰ですか…って、提督?何ですかこんな時間に?まさか覗き?」


提督「こんな時間にとはこっちのセリフだ。もう消灯時間過ぎてるぞ」


木曾「すまないな。大井が自主訓練に付き合えと…」


大井「仮にも姉に向かって呼び捨てとはいい度胸してるわねアンタ」


木曾「ふん、提督の為とかほざいてたのはどこの誰だ?」


大井「…死にたいのかしら?」ハイライトオフ


提督「おい」


木曾「俺は本音すら言えない軟弱な女を姉とは認めない」


大井「は?」グイ


木曾「おっと、事実を露わにされたから暴力か?」


大井「調子に乗るな」ブン


提督「おい待て」ガシ







何だか話がこんがらがってきたぞ。それに姉妹喧嘩というか、艦隊内の暴力沙汰はご法度だ。



大井と木曾は俺の鎮守府内でかなり練度が上の方だ。こんな所で本気の喧嘩なんかされた日には、殆どの施設が破壊されかねない。







提督「とにかく落ち着けお前ら」


大井「離してくださいよ」


提督「離しても木曾に手を上げないな?」


大井「当たり前じゃないですか」


提督「…よし」パッ


大井「…ふん」


提督「全く…まあいい。この事は胸の内にしまっておくから、喧嘩だけはやめてくれ」


大井「…はい」


木曾「…わかった。すまなかった、姉さん」


大井「…いいえ、あんたの言う事も一理あるから、これで痛み分けとするわ」


木曾「…という訳だ提督、消灯時間なのは承知だが少しだけ訓練をさせてくれ」


提督「…はぁ、わかった」







仕方ないので、二人の訓練を見届けることにした。途中でまた喧嘩などされたらたまったもんじゃない。




…と思っていたら、先程の諍いが嘘のような、素晴らしいパフォーマンスだった。普段は北上と組ませてる大井だが、木曾とのコンビネーションも完璧だった。



訓練場には主に砲撃戦用の大きな的と小さな的、そして雷撃戦用の大小の的がある。二人は雷撃戦用の小さな的だけを設置し、寸分違わぬ精度の雷撃を披露した。



それも、ただの小さな的では無く、だいぶ前に夕張と明石が高練度艦娘用に作成した極小の的だった。





提督「…凄いじゃないか」


大井「…このぐらい何て事は無いですよ」


木曾「その割にはかなり緊張していたようだが?」


大井「…ええそうよ。本当ならあの的使うつもりなかったし」


木曾「…という訳だ提督。大井姉の勇姿、ちゃんと見てたよな?」


提督「ああ。素晴らしい動きだったよ」


大井「…そうですか」モジモジ






…しおらしい大井は初めて見た。木曾はいつも通りみたいだが。



少し新鮮だが、どちらかと言うと安心感の方が大きかった。







木曾「何にせよ、上手くいってよかった。これで俺の強さもわかっただろう?」


提督「ああ…」


木曾「尤も、俺はまだ上を目指す。お前の為にな」


提督「俺の為…?」


木曾「そうだ。他の鎮守府じゃ改装する前に俺を追い出しやがった。でも、この鎮守府と、あんたは俺を雷巡にまで、大切に育て上げてくれた。この恩は今のままじゃ返しきれねぇ」


提督「んな大袈裟な…」


木曾「いいか提督、俺はお前の為なら更に強くなってやる。空母よりも、戦艦よりもだ。誰よりも一番強くなって、誰よりも一番近くで、お前と終戦を迎えたいんだ。勿論、その後もお前に添い遂げるつもりだ」


提督「…」


木曾「俺は自分の気持ちを隠すつもりは無い。だから言ってやる。提督、俺にケッコンカッコカリの指輪をくれ。きっとお前に最高の勝利をくれてやるから」





大井「…待ちなさい、何勝手に指輪の催促してるのよ」


木曾「何だよ。素直になれないなら必要無いだろ」


大井「必要あります!」


提督「お、おい二人とも、またやる気か?」


大井「提督!指輪は私に下さい!今より素直になりますし、この愚妹も更正させますから!」


提督「お、落ち着け…」


大井「わ、私じゃ不満ですか!?こう言っては何ですけど、いつか提督の伴侶となる為に料理や家事に力を入れてるんですよ!?それに、いずれあなたとの間に産まれるであろう子のためにも、育児について勉強もしています!だから…」


提督「お、大井、落ち着け!話が飛躍しているぞ!」


木曾「…ふふ、取らぬ狸の皮算用とはこの事か」


大井「あんたは黙ってなさい!」


提督「お前ら!」ペチ


木曾「うっ…」


大井「いっ…」










しまった…咄嗟に手を上げてしまった。軽く頭を叩いただけだが…出来ればやりたくはなかった。








提督「…まず、喧嘩はするなと先程も言っただろう?やめるんだ」


木曾「…」


大井「…はい」


提督「まだケッコンカッコカリの指輪は配備されていない。故に誰に贈るかも決めていないが、この一件はお互いの首を締めることになるぞ」


木曾「っ…」


大井「…」


提督「とにかく、二人とも頭を冷やせ。胸の内にしまっておくと言ったが、二人とも明日は自室謹慎だ」


木曾「…」


大井「そ、そんな…」


提督「いいな?」


木曾「…了解」


大井「…はい」


提督「わかったなら自室に戻るんだ。謹慎が解けたら執務室へ来るように」スタスタ


木曾「…」


大井「…」








木曾(…やってしまった。あいつに嫌われてしまった。もうダメだ…)


木曾(…嫌だ、俺を見捨てないでくれ。あんたは他の屑共とは違うだろ?だから、俺をまた見てくれよ…あんたがいなければ、俺は生きている意味が無いんだ…)








大井「…木曾、戻るわよ」


木曾「…」ブツブツ


大井「…提督は必ずチャンスをくれているから、明日は大人しく過ごすわよ」


木曾「…ああ」









大井(…とは言ったものの、自分は心が折れかけている。木曾と同じく、見捨てられたものだと思っていた)


大井(提督の警告が今も耳を木霊する。自分の落ち度だとわかっている分、自己嫌悪に陥ってしまっている)


大井(提督は後日話し合おうとしてくれてるから希望はあると思いたいが、この一件によるアドバンテージは大きすぎる)


大井(それのせいで他の女に指輪が渡されてしまった時は…考えたくない。見ただけで死にたくなってしまう)


大井(…嫌だ、本当は誰よりも、北上さんよりも、あなたを愛しているんです、提督…だから、捨てないで…)










***










翌日、俺は総員起こしに少し遅れる形で起きてしまった。昨日の疲れからか、まだ眠気が残っている。




寝坊してしまったが、誰も起こしに来ない。しかし、一つだけ変わっている所があった。





ベッドが不自然に膨らんでいる。誰かがいるのだ。








提督「…」バサッ


ビスマルク「んん…」パチッ


提督「んなっ!?」


ビスマルク「…Guten Morgen、提督」ムクッ






何故ビスマルクがいるんだ…寝る前に鍵を掛けたはず。



いや、寝る前の記憶が定かでない以上断定は出来ないが、少なくとも就寝時には鍵を掛ける習慣を付けている。



昨日の鹿島と浦風といい、どうして鍵を掛けていても突破してくるのだろうか…






ビスマルク「普段より遅いから、起こしに来たわ」


提督「…ミイラ取りがミイラになっては意味が無いだろう」


ビスマルク「う、うるさいわね!このビスマルクが起こしに来てあげたのよ!?もっとお礼の一つがあってもいいぐらいだわ!」






高飛車な態度は友軍艦隊で会った頃から変わらない、か。でも、今はそれで安心している節がある。






ビスマルク「…さ、顔を洗ってちょうだい。朝食なら持ってきてるから」


提督「わざわざそこまでしなくても…」


ビスマルク「わ、私が気遣ってるのよ!?」


提督「わかった、わかったから。ありがとな」


ビスマルク「んっ…そ、それでいいのよ///」モジモジ





くねくねしているビスマルクを背に寝室を出ると、確かに朝食が出来ていた…が、どうやら食堂から持ってきたものではない。



見たところジャーマンポテトとニュルンベルガーソーセージとパン…ドイツの家庭料理と言ったところか?



まさかビスマルクが作ったのか?







提督「…ビスマルク、これは?」


ビスマルク「な、何?」ハッ


提督「持ってきた朝食とやらは、これか?」


ビスマルク「そ、そうよ。私が作って持ってきたのよ」


提督「…ドイツの朝食はこんな感じなのか?」


ビスマルク「な、何よ、気に入らないの?」


提督「…いや、新鮮だったから驚いてしまった。頂こう」


ビスマルク「そ、そう…あ、飲み物持ってくるわ」ニヨ


提督「ありがとう」







ビスマルクがやったとは思えない事態で驚いてはいるが、彼女なりのアピールであろうと思い、出された朝食を口につける。



ザワークラウトと共にソーセージを頬張る。仄かな酢の匂いと肉汁が口の中を駆け巡る。



マッシュされたジャーマンポテトと一緒に食べてみる。肉の味がポテトにも染み込んで、食感に飽きを見せるところがない。




こんな小難しい言葉で表現しているが、一言で言えば、美味しい。ただその一言に尽きる。






ビスマルク「持ってきたわ」


提督「…あれ、水じゃないのか?」


ビスマルク「ノンアルコールだけど、この朝食にはビールが一番よ」


提督「…うーん」


ビスマルク「悩んでるふりして、本当は欲しかったんでしょ?」


提督「っ…悔しいが、その通りかもな」






ビスマルクの言う通り、ただの水より、ビールの方が美味しく食べられそうだと思っていた。




ビスマルクからノンアルコールビールを受け取り、一口飲んでみる。炭酸が口の中に広がりながら、全ての味をリセットするかのように喉へ流れていく。




確かにこれは最高かもしれない…






ビスマルク「ふふ、満足出来たようね、提督」


提督「…ドイツではこれを毎日?」


ビスマルク「まさか。今回のは提督が初めてよ」


提督「…そうか。ありがとう」


ビスマルク「ふふん、もっと褒めてくれてもいいのよ?」


提督「…それが無ければなぁ」


ビスマルク「な、何よー!」ウガ-!


提督「…でも、ビスマルクらしくて安心するよ」


ビスマルク「っ…」







何だ?さっきまでのテンションが嘘のように固まってしまった。



まさか、地雷を踏んだのだろうか…?







ビスマルク「…ね、ねぇ提督、今の私の態度が、安心するの?」


提督「え…そ、そうだな。いつもと変わらない感じで安心すると言うか…」


ビスマルク「…ふ、ふん!なら貴方だってだらしないままよ!」


提督「…はは、手厳しいな」


ビスマルク「…朝食は済んだでしょ。次は寝坊しないでよね」カチャ


提督「わかったよ。今日はありがとう」


ビスマルク「…」ガチャ









ビスマルク(あの人は言った。いつもと変わらない方が安心する、と)


ビスマルク(本当はこんな態度取りたくないし、こんな性格でもない。もっと彼に甘えたい。もっと彼の笑顔を見たい。もっと彼から愛されたい)


ビスマルク(でも、それは出来ない。彼が望むのは、私が作り出した性格の私。だから、彼を安心させるには、嘘の私を演じ続けなければならない)





ビスマルク(…でも彼は、私の作った料理を美味しそうに食べてくれた。これなら、祖国に連れ帰っても問題は無さそうだった)


ビスマルク(ここは敵が多すぎる。プリンツもグラーフも、私より先に手を打っていた。それなら、私は彼をドイツに連れていき、彼と隠居する)


ビスマルク(今連れ去ろうにも、皆すぐに見つけ出してしまうだろう。だから、彼が私を選ぶよう、彼にアプローチを続けていくしかない)


ビスマルク(いつか必ず、私のこの胸の苦しみが報われる日が来ると信じて…提督、覚悟しなさい)


ビスマルク(ずっと抑え続けた気持ちが解放された時の私を、受け入れてね…?)スゥ









いつもと違う朝食を済ませると、再び誰かが訪れてきた。



何か持っているのか、カチャカチャと音が聞こえてくる。







大鳳「おはようございます、提督…?」


提督「ああ、おはよう大鳳」


大鳳「…何ですか?この匂い」


提督「…ビスマルクから朝食を頂いたんだ。何でもドイツ料理で…」


大鳳「…は?」スゥ


提督「え?」






どうやら大鳳も朝食を持ってきたようだった。わざわざ持ってきた所で、既に済ませてしまったと聞けば落胆するだろうけど、そんな生易しいものではなかった。俺は初めて恐ろしく低い大鳳の声を聞いた。



いつもの温和な表情とは違い、全ての感情が欠落したかのような無表情と相まって、俺は背筋が凍りつくような恐怖感を覚えた。






大鳳「…ビスマルクから朝食を?」


提督「そ、そうだ」


大鳳「…提督、この私を差し置いて、他の女の朝食を食べたの?それも、ドイツのジャガイモ女の?」


提督「な、なんて事を言うんだ」


大鳳「日本人である提督は日本の朝食、そして私の朝食を食べるべきなんですよ?さあ、これで脂ぎった食べ物から上書きして下さい」スッ


提督「気持ちは嬉しいが大鳳、これ以上は少しばかり厳しい…」


大鳳「…何ですって?」ハイライトオフ


提督「っ…わ、わかったから、食べよう」







大鳳から底知れぬ威圧感を感じ、圧し負けた俺は二度目の朝食を頂くことにした。




持ってきた朝食は、まさに日本食と言っても過言でない献立だった。白米に味噌汁、焼き魚に煮豆、そして浅漬けと非常に健康的だ。



大鳳の機嫌を損ねないように、遅過ぎない程度に口に運んだ。やはり腹が減っていない状態で食べると、少し苦しくもある。大鳳はずっとその様子を凝視していた。



箸を止めようとすると、大鳳の表情がみるみる無表情へと変わっていき、再び食べ始めると満足そうな顔になる。その時の俺には面白いと思う余裕は全く無かった。







大鳳「…どう?日本の朝ごはんの方が美味しいでしょ?」


提督「そ、そうだな…」モグモグ


大鳳「…私が心を込めて作った朝ごはん、オイシイ?」ニタァ


提督「…あ、ああ、美味しいよ」


大鳳「…うふふっ」






…見たことも無いような笑顔だ。口元が綻ぶとか、見てるこっちも笑顔になるとか、そんな生温いものではなく、震え上がるような笑顔だった。







大鳳「…ちゃんと、全部食べてくれましたね」


提督「…でも、しばらくは何も食わなくても大丈夫かな、うん」


大鳳「…ニュルンベルガーソーセージなんて油っこいもの食べるからですよ。少し休憩したら運動しましょう」


提督「う、運動か?」


大鳳「そんなに構えないで。軽いジョギングですよ?」


提督「…ああ、それなら」


大鳳「提督には長生きしてもらって、私と結ばれないといけませんからね」


提督「…そ、そうか…ん?」


大鳳「どうしました?」


提督「む、結ばれる?」


大鳳「あら提督、忘れてしまいましたか?建造された際に約束したでしょう?戦争が終わったら結婚しようって」


提督「え?え??」


大鳳「私は提督を一目見たときから運命の人だと確信してました。それと同時に求婚もされて、私、とっても幸せでしたよ?」


提督「な、何を言って…」


大鳳「だから、短期間で私をここまで育ててくれたんでしょう?私、もうすぐ練度限界なんですよ?仮初の指輪は少し不満ですが、本物の指輪が貰えるまでの誓いだと思えば構いませんよ?」


提督「お、おい…」


大鳳「あ、ドイツ女からの朝食は強要されたんですよね?よかったぁ!私、もう浮気されたと思って不安で不安で…」







…浦風と鹿島の時と同じだ。俺は大鳳を建造した際に求婚などしていない。ただ、初めての装甲空母だったので、「期待している」とだけは言った。


それを勘違いしたのかもしれないが、解釈の度が過ぎている。好意を持ってくれるのは嬉しいが、これは例外だ。


野放しにしておけない、だが説得には勇気がいる。俺は大規模作戦に望んだ時と同じ覚悟を持って大鳳と向き合った。






提督「大鳳、よく聞け」


大鳳「あ、何ですか?遂に指輪を…」


提督「大鳳、俺は期待しているとは言ったが、結婚しようとは一言も言ってない」


大鳳「…は?」


提督「確かに君を短期間で練度限界付近まで運用した。それは君に実力があると見込んだからだ」


大鳳「…?」


提督「まだ指輪も無いし、戦争も終わりが見えない。そんな中で俺は終戦後の事を考える余裕など無い。人はいつ死ぬか分からないからな」


大鳳「…??」


提督「だから、目を覚ましてくれ!俺の知ってる大鳳は、あんな酷いこと…」


大鳳「な、何言ってるんですか提督、私は、貴方に見初められて、だから、私は…ここまで…」ブツブツ


提督「大鳳、しっかりしろ!」


大鳳「どうして…私は…提督…私は…」ブツブツ


提督「大鳳!」


大鳳「……………っ!!?!?!?」ビクン


提督「んなっ!?」


大鳳「っ…」バタッ


提督「お、おい、大鳳!」ガシ







***








大鳳「…んん、ここは?」


提督「大鳳、起きたか」


大鳳「ん…て、提督!?どうして…」


提督「覚えてないのか?急に倒れて…」


大鳳「そ、そうなんですか?いやだ、私ったら提督にご迷惑を…」


提督「…いや、無事ならいいんだ。それよりも大鳳、朝食をとった後に軽いジョギングに行くつもりだったんだが、どうだ?」


大鳳「あ…私で宜しければ、ご一緒します!」


提督「…それなら、準備しないとな」


大鳳「はい!」







…俯きながらボソボソと呟いていた大鳳は、突然何かに打ち付けられたかのように倒れてしまった。



そしてしばらくして起きた時、先程とは違い、以前と同じ雰囲気の大鳳に戻っていた。



あの時間の事は覚えてなさそうだった。恐らく、自分が見ていた幻想が、俺の言葉で壊された為に引き起こされた自己防衛なのか、それとも…



…いや、今は何も考えたくない。とにかく、今だけは…







大鳳(…うふふ、提督ったら恥ずかしがり屋さんなのね。自分で言った癖に否定しちゃうなんて)


大鳳(ちょっと傷付いちゃったけど、私は分かってますからね?それに、まだ貴方は死なせはしません。海に蔓延るゴミどもは必ず殲滅させます。提督の目に入る前にね)


大鳳(それで、戦争が終わったら私たちは…うふふ♪)ハイライトオフ








***








大鳳がずっと不穏な笑みを浮かべていた事以外は、ごく普通のジョギングだった。



正直、体力的な疲れよりも気疲れの方が大きい。汗を洗い流したら、少しだけ休むことにした。






提督「…ふぅ」ジャ-







シャワーを浴びている間も、何故か気が抜けない。誰かに見られているような気がする。



スッキリすると思ったが、どうにも気が休まらない。






提督「…出るか」ガチャ


夕張「提督!タオルです!」


提督「っ!?」ビク


夕張「あれ?もうすぐ出てくると思って持ってきたんですけど…」


提督「…」


夕張「おかしいなぁ、集めてきたデータ通りなら大体5分前後しかシャワー浴びない筈なんだけどなぁ」ブツブツ


提督「…とりあえず、身体を拭きたいから一回出てもらえないかな」


夕張「あ、そうでしたね。失礼しました」ジロシロ


提督「…」






視線の正体は夕張だったのか…?ボソボソと呟いてた所はあまり聞こえなかったが…データ?



…怖いが、話を聞いてみる事にした。







提督「…ふう」


夕張「あ、タオル預かりますよ」


提督「…いや、その前に」


夕張「どうしました?」


提督「…集めてきたデータって、なんの事だ?」


夕張「え!?な、何ですかそれ」


提督「いや、さっき夕張が言ってただろ」


夕張「あっちゃぁ、聞こえてたかぁ…」ブツブツ


提督「ん?」


夕張「と、とにかくタオルは預かります!」グイ


提督「待て、話を聞いてからだ」グイ


夕張「んん…強引ですね」


提督「話せないようなものなのか」


夕張「い、言えませんよ!」


提督「…」






頑なにタオルから力を緩めない夕張を見て、薄々察しがついた。データとやらも、俺絡みのものなのだろう。



だから、尚更聞き出さなければならない。俺の何を集めていたのか、誰かに依頼されて集めていたのか、何に利用しようとしていたのかを。



場合によっては、夕張を軍法会議に掛けなければならない。そうなると、どう足掻こうとも除籍、若しくは解体処分になる。



そうなる前に、どうにか俺の時点で済ませておかないといけない。






提督「どうしても話せないのか」グググ


夕張「恥ずかしくて言えません!」グググ


提督「恥ずかしいだと?」


夕張「あ、当たり前じゃないですか!提督のデータを取って個人利用してたなんて!」


提督「こ、個人利用…?」


夕張「スキあり!」グイ


提督「あっ!?」


夕張「甘いですねぇ!確かにタオルは預かりましたよ!」


提督「お、おい!」


夕張「時が来たら全て話しますから、それまで待ってて下さいねー!」スタコラサッサ


提督「ま、待て…くっ」






逃げられてしまった。だが、分かったことはある。



夕張はスパイなどでは無いようだ。しかし、個人利用とは…?







夕張(な、何とか逃げ切れた!隙を生むためにちょっとカミングアウトしちゃったけど、いずれは全部教えるつもりだし…)


夕張(でも、それより今は…んんっ!)ガバッ


夕張(んんっ…提督の匂い…♡)スゥゥゥゥゥ


夕張(他の女どものお陰でだいぶ手間取ったけど、ようやく手に入れた提督生グッズ!)


夕張(これで暫くは…うへへ♡)








夕張の言葉が引っ掛かるが、また問いただそうにもどこへ逃げたのかわからない。



捜索に時間を費やしたいが、目標がどこにいるかわからない以上、無駄足に終わる可能性が高いので、俺は執務をする事にした。



少し時間を開ければいずれまた会えるかもしれない。その時に話を聞けばいいか…







荒潮「おはようございまぁす」ガチャ


提督「ん、おはよう」


荒潮「うふふ、今日は朝から、色んな子とイチャイチャしてましたねぇ?」


提督「…そんなつもりはなかった」


荒潮「提督ってば、モテモテですねぇ?荒潮、ちょっと妬いちゃったかな?うふふ」







荒潮…この子はいまいち掴めない雰囲気を纏っている。落ち着いていると思ったら激情を秘めていたり、その逆もあったりと、この子には振り回されている事がしばしばある。



今日も今日とて、俺を構いに来たのか、それとも…








荒潮「そういえば、さっき夕張さんが走っていったけど、何かあったのかしら?」


提督「なっ!?ど、どこへ言ったんだ!?」


荒潮「え…えっとぉ、多分自室じゃないかしら?」


提督「そ、そうか!よし、それなら…」ガタ







なんと、荒潮が夕張を目撃してくれていた。これは好都合だ。



それほど時間も経っていない。これなら今すぐ行けば話ぐらいなら…






荒潮「…逃がさないわぁ」ガシ


提督「うっ!?」


荒潮「この荒潮を差し置いて、他の女に会いにいく気なのぉ?」グイ


提督「ちょ、荒潮」


荒潮「ダメですよぉ提督、女の子の気持ちを考えないと」グググ


提督「すまん、それでも離し…っ!?」






な、何て力なんだ。艤装展開していないのに振り払えない程強く引っ張られてる。



俺はその手を引き剥がそうと振り向いたが、その時だった。



荒潮の眼に光が宿っていない。普段なら、その大きくつぶらな瞳が魅力的に思えるが、今は違った。



ずっと見ていると吸い込まれそうなほど暗く、しかし目を離す余裕が見当たらない、不可思議な力がはたらいているように思えた。







荒潮「…どうして、夕張さんの所へ?」


提督「…あ、ああ、それなんだが…」







…何だか振り払うと恐ろしい目に遭いそうだったので、荒潮に事情を説明した。



その時の彼女の目は、更に暗く、光すら吸い込むのではないかと思う程だった。







荒潮「…へぇ、シャワー浴びたての提督のタオルを、夕張さんが預かったのねぇ」


提督「それもあるが、何より俺のデータを集めて何をしてるか…」


荒潮「…ふぅん、そんな事してたんだぁ」ゴゴゴ


提督「一刻も早く話を聞いて…ん?」


荒潮「私が目を離している内に…提督の一部…」ブツブツ


提督「お、おーい、荒潮?」


荒潮「…提督ぅ、とりあえず、夕張さんの件は後にしましょう?」


提督「え、な、なんで?」


荒潮「今行ってもぉ、どうせ開けてくれないわよ?それなら、執務した方がいいわよねぇ?」


提督「そ、そうなのか?」


荒潮「絶対そうよぉ。荒潮だって、そうするもの…」


提督「え?」


荒潮「とにかく、椅子に座って」






んん、言ってる事がよく分からないな。でも、荒潮が言うなら多分無理なんだろうなと腑に落ちてしまっている。



気になりつつも、執務を開始したが…







提督「…荒潮」


荒潮「なぁに?」


提督「…仕事がしづらい」


荒潮「それは残念ねぇ」


提督「だから俺の膝から降りてくれ」


荒潮「それは出来ないわねぇ」グル


提督「何でこっちを向いた…」


荒潮「うふふ」ギュ







俺の膝に乗っている上に、向きを変えて抱きついてきた。本当に仕事がしづらい。



何か深呼吸もし始めてるし、何をしてるんだこの子は…







荒潮「…んふっ」スゥゥゥゥ


提督「そんなに嗅ぐな」


荒潮「…んふふ、提督」ハァハァ


提督「ん?」


荒潮「好きよ?」


提督「それはどうも」


荒潮「…何でそんな反応なのぉ?」


提督「いつも言ってるじゃないか。とりあえず、執務を手伝ってくれるなら降りて…」


荒潮「んんっ」スッ


提督「んぁっ!?」


荒潮「んんーっ」チュウウウウウ


提督「お、おいやめろ!吸うな!」


荒潮「…ぷはっ♡」






…本当に何をしてるんだこの子は。俺の首に強く吸い付いてきた。



…確かに少し言い方が悪かったかもしれないが、これはいくらなんでも…







荒潮「…ふんっ、酷いこと言うのねぇ提督。だから、それはお仕置きですよぉ」パッ


提督「うぐ…」


荒潮「…うふふ、そんな酷い提督には、手伝ってあげませんからねぇ」


提督「…」


荒潮「それじゃ提督、また後でねぇ」スタスタ


提督「…結局、何がしたかったんだ…」








荒潮(…うふっ、うふふっ、やったわ。やってやったわ!)


荒潮(うふふふっ、キスマーク、付けちゃったぁ♡)ニタリ


荒潮(バカねぇ。提督のタオル如きで満足するほど、荒潮は浅くないわよぉ)


荒潮(…うふふっ、提督…私、相当しつこいのよぉ?絶対、荒潮が最後に勝つからねぇ?)


荒潮(勝利の女神は欲深いのよぉ?うふっ、アハハハ!)








荒潮が付けたキスマークは服で隠せない部分にあった。全くもって悩ましい事をしてくれたものだ。



もう昼時でもあり、少し腹も空いてきた所でこれだ。どうすればいいか分からず、ただ時間だけが過ぎようとしていた。食堂が手っ取り早いが、勘のいい子に首筋の痕が見つかれば何を言われるか…



…幸い、今の季節はまだ蚊がいる。それでいくか…?





提督「…もうどうにでもなれ。行くか」ガタ






***







食堂に着いたが、それほど艦娘が居ない。これは好都合だ。とっとと昼食を頼んで急いで食えば問題無い。






提督「…あの、間宮さん」


鳳翔「あ、提督ですか?」


提督「あ、あれ?鳳翔さん?」


鳳翔「間宮さんなら伊良湖さんと買い出しに出ていますよ」


提督「そ、それじゃ昼食は…」


鳳翔「…よろしければ、私が作りますよ」


提督「い、いいのか?でも…」


鳳翔「あら、遠慮なさらないで。何でも仰って下さい」


提督「…じゃあ、鳳翔さんのおまかせで」


鳳翔「もう、そういう注文が一番困ります」


提督「うぐ…すまん、特に思い付かなくてな」


鳳翔「…食べさせたい料理が多すぎて困ってるんですよ」ボソッ


提督「ん?」


鳳翔「何でもありませんよ」


提督「お、おう…」


鳳翔「…暑い日が続いてますし、素麺にでもしますか」


提督「おお、いいな」


鳳翔「それでは、ちょっと待ってて下さいね」







鳳翔さん…初期から俺の鎮守府の航空戦力として活躍していた艦娘だ。今も時折出撃させているが、普段は専ら他の空母たちの指導や、間宮と伊良湖が不在の時の給仕を担当している。



俺は給仕については無理にやらなくてもいいと言っていたが、彼女はそれでもやらせて欲しいと頼み込んできた。海上ではあまり戦力になれていないから、とか言ってた気がするが…俺はそうは思っていない。




少なくとも、俺の鎮守府に在籍している空母たちは全員鳳翔さんには頭が上がらないようだし、特に怒らせたら誰もが震え上がるとか。俺にはとても想像がつかない。






鳳翔「出来ましたよ」


提督「おお、ありがと…う?」


鳳翔「どうしました?」


提督「鳳翔さんも食べるのか?」


鳳翔「ええ。他の仕込みをしていましたが、気が変わりました」


提督「んん…横槍を入れたようで申し訳ない」


鳳翔「いえそんな…とにかく、食べましょう?」


提督「そ、そうだな。頂きます」






盛られた素麺の上に氷が乗せてある。よく冷やされた麺をつゆにつけ、一気に啜る。



色々と言いたいことがあるが、とりあえず言えることは、美味しい。手作りだからか、出来たてだからかは分からないが、市販のものよりも美味しく感じる。



つけだし汁も市販のものとは違う、全て特製のような風味がした。







鳳翔「美味しいですか?」


提督「ああ。これはいいな」チュルチュル


鳳翔「うふふ、ありがとうございます」


提督「…鳳翔さんは食べないのか?」


鳳翔「私の事はあまり気になさらないで。それよりも…」


提督「ん?」モグモグ






鳳翔「提督、その首についてるキスマークは何ですか?」






提督「…」ピタ


鳳翔「誰が付けたものですか?」


提督「い、いや、これはだな、恐らく蚊に刺された所を掻きむしって…」


鳳翔「いいえ、蚊に刺されたならそんな痕にはなりません。蚊に吸われてるなら、鬱血などしませんよ」


提督「っ!」


鳳翔「誤魔化しても無駄です。誰に付けられたんですか?」


提督「…」






な、何だこの威圧感は…これが、空母たちが恐れていた鳳翔の怒りか?



まずい、この雰囲気の中で誤魔化し続けるのは愚策だ。何か他に…






鳳翔「私に隠し事をするんですか?」


提督「へ?い、いや」


鳳翔「それとも、言うなとでも言われたのですか?」


提督「い、いや…」


鳳翔「…大丈夫です。何もしませんから」


提督「な、何もって…」


鳳翔「さあ、お答えになって下さい」


提督「…その、な。付けたのは荒潮なんだが…お、怒らないでくれよ?」


鳳翔「…はい」ゴゴゴゴ


提督「お、俺が彼女との対応を少しばかり蔑ろにしてしまって、それで、不貞腐れてしまった時に付けられただけなんだ。だから、俺が適切な対応を見せていれば、これは付かなかったんだ」


鳳翔「…」ゴゴゴゴ


提督「悪いのは俺なんだ。だから…」


鳳翔「…」






うぐぐ、目が笑ってないし、光が宿っていない。完全に怒ってらっしゃる。どうすればいいんだ…







鳳翔「…破廉恥な真似をしましたね、子供の分際で」ボソッ


提督「え、な、なに?」


鳳翔「何でもありません」


提督「…」


鳳翔「…それにしても、困った事になりましたね。私だから良かったものの、他の子がそれを見たら…」


提督「…すまない」


鳳翔「…私から他の子に口利きしておきますから」


提督「ああ、有難い…」


鳳翔「ですが、一つ条件があります」


提督「ん?何だ」


鳳翔「私もキスマークを残したいので今から部屋に来て下さい。」


提督「え、ちょ」


鳳翔「もし来なかったら…わかってますよね?」ゴゴゴ


提督「あ、はい…」








…どうしてこうなった。いや、圧し負けてる俺が悪いんだけど。



鳳翔さんも釘を刺してしてるし、どっちにしろ行かないとキスマークで荒れそうだし…



結局部屋に来ちゃったし…というか、個室で助かったと心から思う日が来るとは思わなんだ。







鳳翔「ようこそいらっしゃいました」


提督「…はい」


鳳翔「それでは、改めて…んんっ!」チュウウウウ


提督「」








めちゃくちゃバキュームされた。鳳翔さん結構激しかった。



…とりあえず、鳳翔さんの要求を達成したので、口利きはしてもらえるようだ。



荒潮への報復がありそうで怖かったが、安心した。何か他の不安要素が生まれた気がするが…



でも何か何でもいいやと思ってる自分がいる。将来の不安よりも、その場しのぎの方が大事な気がしてきた。







鳳翔(…ふ、ふふ、ふふふふ、私も、やってやりました…ふふふふ♡)


鳳翔(本当なら全身に満遍なく付けたかったですけど、今はこれで我慢です。それに、私の匂いも纏わせてますし、これで…)


鳳翔(皆さんには悪いですけど、提督は私のものですから…)







ああ、それと、鳳翔から大きめのスカーフをもらった。首に付いたキスマークが十分隠れる大きさだ。



首に巻く時、鳳翔の表情が恍惚としていたが…






とりあえず今日一日はスカーフを付けておく事にした。これでトラブルが回避されるなら、それに越したことはない。








提督「…さて、執務を再開」


白露「提督ー!失礼しまーす!」ガチャ


提督「するか…と思ったら白露か」


白露「演習の結果だよー…って、提督、何でスカーフ?」


提督「い、色々あってな…」


白露「…ふーん」


提督「そ、それより演習の結果は?」


白露「その前に、誰からスカーフ貰ったの?」


提督「い、いいだろそんな事…」


白露「良くない」


提督「え、いや」


白露「良くない」ズイ


提督「…な、何なんだ」


白露「…いや、やっぱいいや」スン


提督「…?」







な、何だ?問い質してきたと思ったら、急にやめてしまった…それに、一瞬だが白露らしからぬ低い声だったな…






白露(…よりにもよって鳳翔さん、か…面倒な相手だなぁ)ギリッ


提督「…白露?」


白露「…あ、ごめんね。演習の結果だよね。はいこれ」







少し機嫌が悪そうな白露から報告書をもらい、目を通してみる。



…何だこれは。






提督「…え、ちょっと待て。お前一人で行ったのか?」


白露「ん?そうだけど?」


提督「そうだけどって…お前、相手のケッコン済み戦艦にしょ、勝利って…」


白露「ふふん、どんなもんよ!」


提督「け、怪我とかしてないのか!?それか至近弾は!?いくら改二で強くなったって言っても、戦艦の砲撃なんか衝撃波だけで…」


白露「んもー、大丈夫!無傷よ!ノーダメージ!」


提督「ほ、本当か、よかった…で、でも、よく勝てたな」


白露「ふふーん、何たって白露型一番艦だからね!一番強くないと!」


提督「…」


白露「…それでさ、提督。この戦果に対して、ご褒美を所望します!」


提督「ご褒美?なんだ?」


白露「結婚指輪!」


提督「…え」


白露「あ、カッコカリじゃないよ!敢えて言うなら、カッコガチかな!」


提督「…白露、それは、意味が分かって言ってるのか」


白露「…寧ろ聞くけど、知らないとでも思ってるの?提督」ズズズ


提督「…!?」


白露「提督にとってはまだ子供に見えるかもしれないけど、私だって知ってる事はあるんだよ」ズイ


提督「し、白露?」




白露「私、ずっと提督の一番になりたいって思ってた。どうすれば一番になれるのかなって」


白露「けど、わかったの。私が提督の一番になるには、力が無きゃいけないって。提督を守りきる力と、提督を離さない力が無きゃって」


白露「今の私の力は、演習の結果で証明されたでしょ?アプローチは時雨に先んじられたけど、結婚するのは私」


白露「だから提督、指輪が欲しいの。提督の一番になれるだけで、私は嬉しいの。だって、ずっと、ずっと待ってたんだよ?妹たちが先に改二になって、自信が無くなってたけど、提督はずっと艦隊に居させてくれた。性能の差なんか練度でカバーしてやるって思った。最悪改二なんか来なくても構わない、提督の傍に居られればって思うぐらいだった。でも、私にも改二が来た。夕立ほど戦闘力は無いし、時雨ほど運はない、村雨より力不足だったりするけど、それでも、私は強くなりたかった。だから、戦艦ぐらい大型の艦娘に勝たなきゃダメだって思ったの。それもやっと達成できた。流石の夕立でも、戦艦を昼の内に撃破は出来ないでしょ。砲撃も運なんかに頼らず、全部避け切って見せた。村雨以上に大胆な戦略で戦艦に勝てた。だから、私が、一番なの!やっと、一番になれたの!」







…途中からどこかおかしくなってるような気がした。何故、妹と比べるような事を言い始めた。



俺は、そんな事を聞きたくなかった。白露にどんな内情があったかは把握出来てなかったが、俺としては、それで指輪を要求されたくなかった。




まだ手元にない指輪を求める白露の目は焦点が合っていない。







提督「…白露、よく聞け」


白露「あ、なになに!?指輪、渡してくれるの!?」


提督「…俺の手元に指輪は無い。それに…」


白露「え、無いの!?じゃあ今から買いに行こ!」


提督「それに!俺は…前の白露の方が好きだった」


白露「え…い、今なんて?」


提督「今の白露は、力を求めてるだけだ。残念だが、俺には指輪ってのが理由付けにしか聞こえないんだ」


白露「…え?」


提督「だから、もしここに指輪があっても、白露には渡せない」


白露「そ、そんな…嘘…」ガクガク


提督「お、おい、白露」


白露「こんなに頑張って…改二にまでなって…まだ、まだ足りないの…何が足りないの…」ブツブツ


提督「し、白露!おい!」


白露「身体…顔…力…何がまだ納得行かないんだろう…全部…?」ブツブツ


提督(ま、まずい、俺にもわかるぐらい、危険な状態にあるかもしれない)


白露「…全部?そ、そうか…全部かぁ…そうだったんだぁ…」ククク


提督「っ…!」


白露「わかったよ提督!今度は一人で深海棲艦皆殺しにしてくるね!その後に整形して、もっと提督好みに…」ダッ


提督「お、おいやめろ!」ガシ


白露「離してよ!このままじゃ他の子に先を越されちゃう!」


提督「先も何も無いだろ!無茶をするな!」


白露「とにかく離してよ!深海棲艦どもを全員ぶち殺して、私が一番って…」


提督「くっ!白露、すまん!」ドッ


白露「あうっ…」ガク






思わず気絶させてしまった…軍学校で学んだ技術がこんな所で役に立つとは…



咄嗟に延髄に衝撃を加えたが、果たして後遺症無しのまま起きてくれるだろうか…艦娘は人より丈夫だから問題ないと思いたいが…




艦娘だからと言っても、緊急事態だからと言っても、女の子に手を掛けてしまった事に自責の念が生まれる。ここまで思い詰めるほど、俺は白露の感情を見抜けなかったという事だ…俺はまだまだ未熟者だ。




…このまま放置しておく訳にもいかない。せめて彼女を自室へ帰して、起きるまで看てあげよう。俺に出来ることは、そのぐらいしか無かった。







***








白露「んん…」


提督「…起きたか」


白露「あれ…提督…て、提督!?何で!?」


提督「…まあ、驚くのも無理はない」


白露「え、何で私の部屋にいるの?全然分からないんだけど」






…起きた白露は、どうやらあの時の記憶が欠落しているみたいだ。一先ず危機は去ったが…また話をぶり返すと面倒だ。




ここは話題を…そういえばあれからかなり時間が経って、もう夕暮れ時だ。









提督「…まあ、それは置いといて、白露。そろそろ夕食時だが、行くか?」


白露「え?そんな時間なの!?」


提督「…白露と一緒に食べようと思ってるが、大丈夫か?」


白露「え゙っ!?」


提督「な、なんだその声…」


白露「い、いや、これは決して嫌だって意味じゃなくて、ビックリしたの!でも、どうして?」


提督「…何となくって言ったら怒るか?」


白露「んんー、納得いかない所もあるけど、ラッキーって思ってたりもするかな」


提督「…そうか。それで、どうする?」


白露「も、もちろんお願いします!」


提督「…それじゃ、行くか」


白露「うん!」






…何とか誤魔化しきれたようだ。今の白露は前と同じ目に戻っている。



やはり俺は、この目を見ると安心する。ここ最近、それを痛感している。








白露(んー、何か思い出せないんだよなぁ)


白露(何かすっごく大事な事があった気がするんだけど…)


白露(…まあいいか!今は提督とご飯食べる方が大事だし、それに、後で思い出せばいいかな…?)








食堂に着くと、入り口付近に誰かが待っているようだった。



曇り硝子越しに見ると、背が高い…少なくとも重巡以上の子だ。出てくるような気配は感じない。



恐る恐る扉を開けると…







赤城「!」


加賀「!」


提督「な、何だ、一航戦の二人か」


赤城「て、提督!今夜は私と夕食…を…?」


加賀「…提督、私と一緒…に?」


提督「…ん?ああ、すまないな。今日は先約で白露となんだ。また今度」


白露「提督!早く座ろ!」グイ


提督「ちょ、待ってくれ…」


赤城「…」


加賀「…」






…この世の終わりみたいな顔してる。何だか罪悪感を感じてしまう。



でも白露との約束も破れないし、今回は許してくれ…






赤城「…今日の昼過ぎから、提督の姿が見えませんでしたが、どこに居たんですか」


提督「え?し、白露の部屋だけど」


赤城「…」ギリッ


加賀「…何かあったのですか」


提督「ちょ、ちょっと看病してただけだよ。食事の約束もそこで…」


加賀「…」スゥ


提督「そ、それじゃ」






***







一航戦、赤城と加賀は相棒にしてライバルである。それは、あらゆる場面で他の艦娘から認識されている。



例えば練度や敵艦撃破数、被弾率や入居回数、果ては食事量など、表立って見せないが、お互いにその数を競い合っていた。



勿論、提督への想いもそうだったが、多少の例外があった。提督へのアプローチの際だけは、相棒でもライバルでもなく、お互いを敵として見ていた。



幸か不幸か、何か行動する時は二人一緒である時が多く、提督と会った時はお互いを出し抜く為に試行錯誤を繰り返していた。



時折、提督を悩ませている一航戦の謎のドック入りがある。それの正体は、提督を巡る小競り合いの結果であった。赤城と加賀は小競り合いと称しているが、傍から見れば本気の殺し合いだった。敵も味方も、それを見れば震え上がるほど壮絶な代物であった。



どうしても話し合いで事が済まなかった時は、実力行使でねじ伏せるつもりだった。だが結果的にどちらも入渠し、提督から注意を受けて流れてしまうので、引き分けとなってしまっていた。



今回の食事に誘う作戦は、お互いに妥協案として、小競り合いは一切無しと決め合っていた。どちらかが食事に誘えれば、それだけで優位に立てる、と二人が思いつつ勝負に臨んだ。



しかしスタートラインに立ったはいいが、スタートすらしない内の敗北を喫してしまう。二人にとっては、提督が食事に誰かを誘う事自体、稀であると知っている上での衝撃であった。






赤城(どうして…何故駆逐艦を選んだのですか…他の子は一度たりとも提督から誘われたことがないのに…)


赤城(あのガキ…提督に何をしたんだ…まさか、何か弱みにつけ込んだのか…?許さない…!)


赤城(私の提督に、何を唆しやがった…!)ゴゴゴ






加賀(…やはり提督は、こんな無愛想な女より可愛い駆逐艦を選ぶんですね)


加賀(実際に目の当たりにされると、思っていたよりもダメージが大き過ぎる…もう心が折れそうですよ)


加賀(…提督に選ばれないのなら、私が生きる意味は…)


加賀(…せめて提督と心中しようかな…彼を唆したあのガキを始末した後に…)


加賀(…殺してやる)ゴゴゴ







白露「!」ビクッ


提督「美味いなぁ」モグモグ







二人の禍々しい怒気を感じ取った艦娘は、一部を除いてその身を震わせていた。



ちなみに提督はそれに気付いていない。鈍感なのか、或いは大物である資質があるかは、誰にもわからない。







***







提督「ふー腹いっぱいだ…ん?」


赤城「」ブツブツ


加賀「」ブツブツ


提督「おーい二人とも」


赤城「…はっ、て、提督!?」


加賀「ていと…んんっ!な、何でしょうか」


提督「さっきは悪かったな。その代わりにちょいと晩酌にでも…」


赤城「っ!や、やります!やらせていただきます!」ズイ


加賀「ぜ、是非とも!」ズイ


提督「おぉう…わ、わかった。じゃあ後で」


赤城「や、やった…」ヘナ


加賀「やりました…」ヘナ







赤城(や、やった!何という奇跡!食事とは違うけど、晩酌に誘われるなんて!)


赤城(…いや待つのよ赤城、こんな所で喜び惚けてる時じゃない。ここで私のアプローチで提督を本気にさせ、今宵私は一つになる…)


赤城(ふふっ、ふふふっ、覚悟しておいて下さいね提督。責任、取ってくださいね…♡)ハイライトオフ






加賀(提督からの晩酌の誘い…生きていてよかった…こんな奇跡に巡り会えるとは思いませんでした)


加賀(…いや、まだこれは序の口と考えた方がいいですね。勝負はここから、酒の力を借りるのは少々癪ですが…この際なりふり構ってられません)


加賀(私は…もう限界なんですよ、提督。貴方と一つになれれば、わたしは海の事なんかどうでもいいんです)


加賀(だから…今宵は覚悟して、私を受け入れてくださいね…!)






赤城(そう言えばどうしてスカーフを…)


加賀(あのスカーフ、どこかで…)







二人の怒気はきれいさっぱり消え失せ、今は最早提督との晩酌に気が向いていた。



そこで、二人とも提督を落とし、自分のものにしようと企んでいたが、二人は気付いていなかったのだ。





自分が思っていた以上に酔いが早く、提督が二人の想定以上にザルだったのだ。



それ故、赤城と加賀は事に及ぶ以前に、酔い潰れて眠ってしまい、提督は二人を自室へ帰して床に就いた。



意図せずして白露への凶行を止め、更に自身の貞操を守り切ったていたという事実を、提督自身は知る由もなかった。








***










提督「ん…ん!?」


提督「ここは…あれ!?」






目が覚めると見知らぬ部屋にいた。俺はいつの間に寝ていたのか…



起き上がろうとしたが、何故か拘束されているようだ。何が起こってるんだ…






明石「あ、起きましたね提督」ガチャ


提督「あ、明石…!?」


明石「いやー辛抱して待った甲斐がありましたよ!赤城さんと加賀さんと酒を呑むとか聞いた時は身が引き裂かれそうなぐらい辛かったんですから」


提督「な、何故そのことを…」






赤城と加賀と晩酌するという話は、他に誰もいない時を見計らったつもりだったが、まさか明石が聞いていたとは…



いや、それよりも今はこの状況から逃げ出さないと…






提督「…明石」


明石「はい!あなたの明石です!」


提督「…これを外せ」


明石「残念ながらそれは出来ません」


提督(…やはりダメか)


明石「だって提督はもう私のものなんですから、勝手に出歩いちゃダメでしょ?」


提督「は?」


明石「んふふ…この時をずっと待ってたんですから、存分に堪能させてもらいますよ!」ワキワキ


提督「くっ…!」


明石「…何ですかその嫌そうな顔。傷付きましたよ」


提督「これを外せ!」ガチャガチャ


明石「…悪い子ですね。お仕置きです」ポチ


提督「んなっ、何だ!?」


明石「言うこと聞かないとこうですよ!」バリバリ





スタンロッドのようなものを軽く脇腹に押し付けられた。激しい電撃が俺を襲う…




…と思ったら痛くない。むしろくすぐったい…くすぐったい!






提督「わはっわはははっ!!」


明石「んふっ、痛いと思いましたか?」ビビビビ


提督「わはははははは!!あははははっはは!!」ンヒ-


明石「これは電磁くすぐり棒って言って、低周波の電流を自律神経が集中する部位に直接刺激して…」


提督「わはははははははははは!!」


明石「…あ、やば」パッ


提督「はは…はぁー、はぁー、はぁー、ゲホッ!」


明石「危うく笑い死なせてしまうところでしたよ。そうなったら私が危険ですからね」


提督「ゲホッ、ガッ、ハァ…」


明石「やりすぎちゃいましたかね…あ、よだれ」


提督「はぁ、はぁ」


明石「いただきまーす♪」ペロ


提督「はぁ…ぁれ?」


明石「んふっ…最高ですね♡」ゾクゾク


提督「あ、あかし…」


明石「分かりましたか?言うこと聞かないと、お仕置きですからね?」ニタァ


提督「くっ…」


明石「提督は『私のもの』なんですから…ふふっあはは!」






俺はまだ逃げる気でいた。明石の目を見るまでは。



それは、狂気に満ちた瞳だった。今まで見てきた、光の無い目とは違う、明らかに異質な代物だった。



そして、自分の運命を悟った。






俺の命は、明石の掌の上なのだ、と。



俺をどう遊ぼうが、どう壊そうが、明石の自由なのだと。




死ぬまで遊ばれ、死んでもまた明石の玩具として生まれ変わり、永遠に…







明石「…んふふ、理解しましたね?提督」


明石「そうですよ?ずっとずっと、貴方は私のものですよ?」


明石「これから目いっぱい、楽しませてもらいますね♡」ハイライトオフ








***









提督「……はっ!?」ガバッ


提督「はぁ、はぁ、はぁ…夢?」






…何という夢だったんだ。汗がびっしょりだった。



明石には悪いが、あれは悪夢として捉えてしまう。出来ることなら二度と見たくは…







明石「おはようございまーす」ガチャ


提督「っ!?」ビク


明石「提督、今日の開発はどうしますかー?」


提督「あ、ああ、ど、どうしようか…」


明石「…どうしました?顔色が悪いですけど」


提督「気にするな…そ、そうだな、今日は主砲か徹甲弾辺りで構わない」


明石「了解です。あ、そういえば一航戦の二人が二日酔いらしいですよ?」


提督「…そ、そうか。それなら今日は休ませよう」






…夢が鮮明な上に生々し過ぎて、警戒してしまう。流石に怪しまれて当然か。



今の明石は違うと分かっていても…






提督「…きょ、今日は俺も工廠に行こうか」


明石「え、どうしたんですか」


提督「…何となくだが、迷惑だったか」


明石「と、とんでもない!ちょっと散らかってるけど、良ければどうぞ!」


提督「よし…行くか」






明石(やっば!作ろうと思ってた玩具が見られる!)


明石(提督が来てくれるのは嬉しいけど…設計図は隠さないと)


明石(…もしかして、バレてる?いや、まさかね…)







開発も無事に済み、俺は執務室へと戻った。その際、散らかった図面を覗こうとしたら、明石が必死の形相でそれをシュレッダーに掛けてしまった。



何の設計図だったんだろうかと気になっても、もう処分されてしまったものだ。今更確かめる術はない。







提督「…ふう、朝から何だか疲れた」ドスン






勢い良く椅子に座り、大きく背を反らせる。目の前の書類は少し少なめに積まれている。これなら集中してやればすぐにでも終わりそうだ。



そう見積った俺は朝だが休憩に入った。一人の時間を享受しようと、執務室に鍵を掛け…






夕立「提督さーん!遊びに来たっぽい!」バ-ン


提督「ごっ…!?」


夕立「んー?何かにぶつかったっぽい?」


提督「いてて…」


夕立「あ、もしかして提督さん!?ご、ごめんなさい!」






…鍵を掛けようとしたら、それと同時に扉を蹴破るような勢いで夕立が入ってきた。



幸い怪我はしていないが、何ともタイミングが悪いというか…





夕立「提督さん、大丈夫?」


提督「…ああ。でも次からはノックしてくれ」


夕立「ごめんなさい」


提督「…それで、何か用か」


夕立「提督さん、今お暇っぽい?暇だよね?そうだよね?」


提督「…何故そう思う」


夕立「提督さんの顔を見れば全部分かるっぽい」


提督「…」






そんなにわかりやすく顔に出ていたか?いや…そんなはずは…



確かに休憩しようとしていたが、暇と言われると少し違う。今の状態だと公務に支障が出るやもしれないから、ちょっとだけ休むだけだ。








提督「…確かに暇だが、違うんだ」


夕立「何が違うっぽい?」


提督「夕立には暇そうに見えるが、これは仕事の一つなんだよ」


夕立「何のお仕事っぽい?」


提督「そ、それはな、ちょっと疲れてるから、その疲れを取る仕事だ」


夕立「…ふーん。疲れてるんだ」


提督「あ、ああ」







何だか腑に落ちてないようだ。夕立なら言いくるめられると思ったが、読みが甘かったか。







夕立「…ねぇ提督さん」


提督「な、なんだ?」


夕立「それなら、夕立もお休み一緒するっぽい」


提督「え」


夕立「それならいいでしょ?」


提督「い、いや、それは…うん、構わないが…」


夕立「やったぁ!じゃあ休むっぽい!」ムギュ


提督「わっ、いきなり抱きつくなって。危ないだろう」


夕立「ぽい~♪」スリスリ


提督「…まあいいか」






ソファーまで夕立を抱き着かせたまま移動し、ゆっくりと横たわる。夕立は寝転がる俺に器用に纏わりついていた。



本当に、こうして見ると懐っこい犬みたいに見えてきた。改二になって、髪の毛の一部が耳みたいに見えるし。






夕立「むふー、提督さん、どう?疲れが取れたっぽい?」


提督「まだ一分も経ってないぞ…」


夕立「んん、じゃあまだ?」


提督「…そうだな」


夕立「それじゃまだまだ休むっぽい!」


提督「ん…」


夕立「…あ、そうだ。提督さん、聞きたいことがあるんだけど」


提督「ん」


夕立「…誰がそんなに疲れさせたの?」


提督「…え?」


夕立「まだ朝なのに、提督さんの顔、やつれて見えたっぽい。誰がそんな事したの?」







…質問の仕方を間違ってるんじゃないかと思ったが、夕立の目を見たら、本気で訊いているように思えた。語尾の「ぽい」も付いていないから、余程のようだ。




何故、ではなく誰が、と訊いてきた。



この意味に気付いたのは、夕立の質問のすぐ後だった。






夕立「私の提督さんをそんなに困らせた奴って、だれ?」


提督「い、いや、誰もそんな事…」


夕立「提督さん、嘘つくのは良くないっぽい」ギロ


提督「いや、嘘なんて…」


夕立「…明石さん?」


提督「んなっ!」


夕立「機械油の匂い…工廠の鉄の匂い…明石さんの匂いがするっぽい」


提督「いや、明石は…」


夕立「明石さんのせいっぽい?」


提督「ち、違…」


夕立「提督さんを困らせる悪い子は、お仕置きっぽい」ゾワッ








夕立の髪が一瞬、ふわりと跳ね上がった。



怒髪天を衝く、という言葉がある。夕立のそれは天を衝く程の勢いこそ無かったが、彼女の目は天を焦がすような怒気を孕んでいた。







夕立「提督さん、夕立、提督さんが命令すれば、いつでもやってやるっぽい」


提督「な、何を…」


夕立「明石にもソロモンの悪夢、見せてやるっぽい」


提督「…だ、ダメだ」


夕立「どうして?提督さんを困らせてるんだよ?そんな子、要らないでしょ?」


提督「…違うんだ」


夕立「何が違うの?提督さん、明石のせいで疲れてるんでしょ?ねぇ?」


提督「…話を聞いてくれ」








…そうだ。明石は悪くないんだ。俺が勝手に変な夢を見ただけなんだよ。



今の夕立は明石を目の敵にしている。このままでは明石が夕立の手に掛かってしまう。それだけは絶対に避けたい。



俺は夕立に今朝の出来事を全て話した。夢の内容を重点的に、そして明石は直接俺に何もしていない、と。







夕立「…じゃあ、提督さんは明石に何もされてないっぽい?」


提督「ああ。俺が勝手に疲れただけなんだ。だから…」


夕立「…ふーん」ジロ


提督「…明石は関係無いんだ、だから何もしなくていいんだ」


夕立「…」


提督「それに、この鎮守府の誰かが傷付いたら、俺は困るし、悲しい」


夕立「…」


提督「…それに夕立は今、俺と一緒に休む仕事をしてるだろ?勝手に抜けられたら、俺は困る」


夕立「う…仕方ないっぽい」


提督「…だから、このまま休もう」


夕立「…わかったっぽい」


提督「ありがとう」ナデ


夕立「うみゅ…撫でられるの気持ちいいっぽい///」







何とか夕立を説得出来たようだ。だが油断は出来ない。



この子は話を聞いてくれるいい子だが、俺が正しく導かなければ、この子は悪魔にもなれてしまう。



俺が正気である限りは、そんな事はさせない。だから、今は休息を取っておかないと…







夕立(…提督さん、明石に酷いことされたのに、庇うんだ)


夕立(…でも、提督さんの言ったように、直接じゃないから追求は厳しいっぽい。問い質したいけど、証拠無しじゃ無理っぽい)


夕立(…明石さん、提督さんの優しさに感謝するっぽい。提督さんに直接、それこそ夢と同じような事をしてたら、八つ裂きどころじゃ済まさなかったっぽい)


夕立(…提督さんに撫でられたから、今回は見逃してやるっぽい)







***








提督「夕立、そろそろ休憩終わりにするから」


夕立「んー、わかったっぽい」シュン


提督「よしよし、いい子だ」


夕立「…次はもっと休むっぽい!」


提督「それだと俺がクビになっちゃうな」


夕立「大丈夫っぽい!そんな事する奴はお仕置きっぽい!」


提督「…はは、頼もしいな」


夕立「それじゃ提督さん、困ったらいつでも呼んでね!」ガチャ







…何だかんだで疲れは取れた。夕立が犬っぽくなってて、アニマルセラピーみたいになってた気がする。



夕立も出ていった事だし、執務を開始…ん?




万年筆が無い…?







提督「あれ、おかしいな…」


親潮「これをお探しですか、司令」スッ


提督「ああ、ありがと…う?」






…どうして親潮がここにいるんだ?ドアは開いていない。というか、開ける音すら無かった。



どこからともなく現れて、俺の万年筆を持っている…何故だ?






提督「…いつからいた?」


親潮「いつから、とは?」


提督「…いつから執務室に居たんだ」


親潮「…そんな怖い顔しないで下さい。夕立さんとソファーで寝てた辺りですよ」


提督「…そうか」






…物音一つ聞こえなかったが、本当なのか?俺が疲れていただけか?




…気にしててもしょうがない。執務をやろう。







提督「…ん?」


親潮「どうしました?」


提督「…何だろう、握り心地が違う気がする」


親潮「…」ゾクゾク


提督「まるで新品のようだが…そうでもないような…」


親潮「…まだ疲れてます?」


提督「んーわからん、気の所為かな?」


親潮「…親潮が肩を揉んであげます」


提督「いや、そこまでじゃ…」


親潮「いいですから!私が好きでやりたいんです」


提督「んん…じゃあ、お願いしようかな」


親潮「失礼しますね」スッ






小さな手が俺の肩に触れる。一生懸命俺を肩をほぐすように揉んでいる。



凝っている訳では無いので、気持ちいいと言うよりくすぐったい。でもそれを言うには少し罪悪感が芽生えてしまう。






親潮「司令、どうですか?」


提督「あ、ああ。疲れが取れていくよ」


親潮「それならよかったです!」


提督「…うん、そろそろ大丈夫だからさ」


親潮「い、いえ!まだ肩が凝ってますよ!だからもう少し…」


提督「いやいや、もう大丈夫だからさ」


親潮「…もう少し触れていたいのに」ボソッ


提督「ん?」


親潮「あ、いえ…わかりました」






名残惜しそうに手が離れていく。自分でも少し残念な気がしてきたが、ずっと艦娘に甘える訳にもいかないからな。



さて、そろそろ本当に執務を…






親潮「司令、何か手伝える事は?」


提督「ん?いや、特には…」


親潮「…本当ですか?」


提督「…じゃあ、今のところは、ということにしておこう」


親潮「わかりました!何かありましたら、直ぐにお呼びください!」


提督「…ありがとう」


親潮「…んふっ」ゾクゾク






親潮は俺の机の斜め後ろで待機している。そんな事しなくていいから自室に戻るなりして休んでていいんだけどなぁ。



けど俺がそう言っても親潮は戻らなそうな気がする。献身的なのは嬉しいけど、あまり無理されても困るしなぁ。





提督「…」チラッ


親潮「…んふ、何か?」ニヨ


提督「…立ったままだと疲れないか?ソファーに座ってていいぞ」


親潮「いえ、そういう訳にはいきません。誰よりも早く、司令のお呼びに応えられるよう、ここで待機しています」


提督「…まあ、疲れたなら座ってくれよ」


親潮「お心遣い、感謝致します!」







***







親潮も例に漏れず提督を病むほど愛している艦娘の一人である。しかし、鎮守府の中では新参者の位置にいる親潮は、面と向かって伝える程の勇気を持ち合わせていなかった。




親潮の持つ提督への想いは他の艦娘と違い、多少特殊であり、彼の私物に対して誰よりも強い興味を示していた。勿論興味のみに収まらず、実際に回収し、コレクションとする程だった。



親潮は提督が頻繁に出入りする部屋、即ち執務室と自室に独自の抜け穴なるものを作っていた。誰よりも多く、提督の私物を集める為である。



今回は万年筆をこっそり持ち出し、同じ型番のものを購入し、『マーキング』してから提督へ贈ったものだった。今まで提督が使っていた万年筆は、多少味わってからコレクションの一部となった。



自分のマーキングした万年筆を、これから提督が使い続けるという行動が、親潮の欲求を強く満たしていた。



他の艦娘には汚らわしい事この上ないのだが、捨てようにも提督が使っているものだから捨てられないというジレンマが生まれるだろうと踏んでいたのだ。



この他にも、提督の証明写真や、下着、歯ブラシなどもコレクションにしている。バレないように、こっそり新品に交換している事を、提督は怪しみつつも深く追求しなかった。



それは、親潮が自分の想いを表に出さないお陰で、提督の疑念から逃れていたのだ。それ故、鎮守府の中では最も提督の私物を集められる艦娘となっていた。




コレクションは誰にも売らず、譲らない。全ては自分の欲求の為。




そして、若干ながら、その欲求は着実に膨らんでいるのだった…






親潮(万年筆…無事に渡せた…使ってくれて嬉しい♪)


親潮(親潮は司令の物が頂けて幸せです…ずっと、どこにいても司令を感じられるから…)


親潮(…いつか、司令そのものを頂いて、どこかへ駆け落ちできればなぁ…)


親潮(それまでは、司令の私物で満足させてもらいます…♡)ゾクゾク








執務を開始して数時間、漸く昼時だ。結局、親潮を手伝わせることなく時が過ぎていたが、何故か彼女から不満そうな雰囲気は感じられなかった。






提督「…さて、そろそろ昼食の時間だ。親潮、食堂へ行っていいぞ」


親潮「司令は?」


提督「俺はもう少しでキリのいいところだから、それが終わったら…」






瑞鳳「失礼しま~す」ガチャ


提督「ん、瑞鳳か」


親潮「…っ」チッ


瑞鳳「お仕事お疲れ様です、提督。もし良ければ、私の作った卵焼き、食べりゅ?」スッ


提督「おお、有難い」


瑞鳳「そうじゃなくて~、食べりゅ?」


親潮「…」ジ-ッ


瑞鳳「…あ、親潮ちゃんごめんね。欲しいなら後で作ってあげてもいいけど?」


親潮「…いりません」


瑞鳳「…あっそ」


親潮「…司令が居なければ、そんな穢らわしいゴミなんか…」ブツブツ


提督「ん、親潮は食わないのか?」


親潮「…申し訳ございません司令、私は食堂にいきますね。それでは」ペコ


提督「ああ、またな」


親潮「っ…は、はい///」ゾクゾク






何だか不機嫌そうにしてたが、食堂に行く時は元に戻ってくれたようでよかった。



それにしても、親潮は卵焼き嫌いなのか?まあ好き嫌いはあって当然だが、瑞鳳のは絶品だと聞くし、少し残念な気がするな。






瑞鳳「…提督、今は私の卵焼きの事考えてよ」ジト


提督「す、すまん、わざと蔑ろにした訳じゃないんだ」


瑞鳳「…おほん、気を取り直して、私の作った卵焼き、食べりゅ?」


提督「…た、食べりゅ…これでいいのか?」


瑞鳳「んー、及第点!もっとノリが良かったら百点!」


提督「はは、厳しいな…さて、いただきます」パク


瑞鳳「…」ニタリ


提督「おお、これは美味いな!味付けも丁度いい!」モグモグ


瑞鳳「…えへへ、よかった」


提督「若干だが一つ一つの味付けも違うから飽きないな」モグモグ


瑞鳳「…隠し味が効いてるからかな?」ゾクゾク


提督「どんな調味料を?」


瑞鳳「…秘密、です♪」


提督「んん、そうか…」








瑞鳳の作る卵焼きは皆が絶品と認める出来である。



しかし、それは皆の前に限った事であり、提督に出す卵焼きは大きく違った。














血液には、動脈血と静脈血がある。



動脈血は酸素を多く含み、鮮やかな赤色をしている。対して静脈血は二酸化炭素を多く含み、暗い赤色になっている。



瑞鳳は出撃の際に、血を流す程の大きな被害を受けていた。その時、流れ出る血の色が、怪我の部位毎に違う点に気づいたのだ。



ほんの一滴だけ、舐めてみる。味に差異は感じられなかったが、瑞鳳には別のもののように思えたのだ。




そして、その時の出撃で、提督の指揮下にあっても自分がいつ死ぬか分からない身である事を痛感した瑞鳳は、自分が沈む前に自身の一部を提督の身体に『溶け込ませよう』と試みた。




故に、瑞鳳は卵焼きに自身の動脈血と静脈血を一滴ずつ滴下した。そして、瑞鳳が一人の女である事の証明として、経血も滴下していたのだ。



提督がその味に気付くはずもないのだが、瑞鳳はそんな事はどうでもよかった。



他の艦娘たちはそれを知っていたのか、若しくは何らかの匂いを感じて避けたのかは定かではないが、瑞鳳は提督が何の疑いもせず自分の一部を取り入れてくれている様子を見て、悦に浸っていた。








瑞鳳(…ああっ、提督の中に、私の血が入っていく…)


瑞鳳(私の心臓から送られている真っ赤な血と…私を駆け巡ったちょっと赤黒い血と…女の子の日に出てきた特別な血が…)


瑞鳳(私が、提督に溶け込んでいく…♡)ゾクゾク


瑞鳳(これでもし私が沈んでも、私はずっと提督の中にいる…)


瑞鳳(これで、ずっと一緒だね、提督…♡)ハイライトオフ








提督「…ふう、ご馳走様」


瑞鳳「お粗末様でした♪」カチャ






程よく腹が膨れたので、軽く体を伸ばす。これで午後も頑張れそうだ。





スマホ「呼び出しやで」ブ-ッ!ブ-ッ!






提督「おっと…はい」ピッ


友憲兵『オッス』


提督「久しぶりだなぁ。どうした?」


友憲兵『午後から明日の午前まで非番だからよ、夜出れるか?』


提督「んー、いけるかな?」


友憲兵『わかった、また連絡するからな』ブツッ






友憲兵…久しぶりだな。ここ数ヶ月は会ってなかった気がするなぁ。非番なんて珍しい。



お互い積もる話もあるだろうし、楽しみにしておこうか。








(…が、外出!?)



(…私が司令を護衛せねば…!)









***







執務室に書き置きを残し、俺は街に出た。



友憲兵とは軍学校時代からの友人だ。俺は提督としての資質を見出され、友憲兵はそれが無かった。



…しかし、彼はそこでめげず、俺が不祥事を起こしたら真っ先に捕まえると言って憲兵隊に入ることになった。



お互い空いた時間が合わず、ずっと会っていなかったが、こういう貴重な時間は大切にしないとな。








提督「…さて、まだか?」チラッ


友憲兵「オッス」


提督「遅せぇよ」


友憲兵「いい男は待ち合わせに遅れてくるってもんよ」


提督「んなわけあるか。ほら、どこ行くんだ」


友憲兵「それがな、先輩に連れてってもらったとこがクッソ美味くてな…」


提督「信用していいのか?お前いっつもハズレ引かされてる気が…」


友憲兵「今回はマジだっての!こっちに…」






(…司令、楽しそう)コソッ


(…一度もあんな笑顔見せてくれてないのに)ギリッ








友憲兵「つーかお前外出しねぇの?」


提督「鎮守府の食堂で十分」


友憲兵「あー、何て名前だっけ?マヤミとイクラだっけ?」


提督「間宮と伊良湖だバカ」


友憲兵「ああすまんすまん。何か料理すっげぇ上手いらしいじゃん?羨ましいわー」


提督「まあ他にも料理上手い艦娘居るけどな」


友憲兵「はー、俺も美人さんの手料理作って貰いてぇや」


提督「軍学校時代に食堂で美人のお姉さんに作って貰ってたろ」


友憲兵「ははは、あの婆さんの事言ってんのか?面白いジョークだな、気に入った。殴るのは最後にしてやる」







(…馴れ馴れしい。いくら友人とて、私たちよりもあんなに…)ギリッ








友憲兵「それにしてもお前は何も問題起こしてねぇんだよなぁ?」


提督「ふふっ、生憎だがお前だけには捕まりたくないんでな」


友憲兵「はー、他んとこはちょいちょい起こしてんのによぉ。ここ最近だと駆逐艦のちびっ子からのセクハラ通報で出張ってな」


提督「ほー、そんで仕事熱心なお前はそんな不届き者を捕まえまくってる訳か」


友憲兵「…半分正解ってとこだな。俺は先輩方と現場に向かってるだけだ」


提督「早く一人前になれよ」ワハハ


友憲兵「言われんでもなってやるわ!」







(…何でそんなに楽しそうな顔するんですか)


(…私の前でもその表情をして下さいよ)ゴゴゴ







友憲兵「…さて、少しばかり人混みの中を歩くからはぐれるなよ?」


提督「あいよ」


友憲兵「何なら手でも繋ぐか?」


提督「お前の事だから手錠でも掛けてきそうだな」


友憲兵「はは、持ってくりゃよかった」








(…くっ、人混みに入っていったか)


(…ダメだ、多すぎて見失ってしまう…!)








友憲兵「…ふう、撒いたか」


提督「おい、早いっての」


友憲兵「悪いな。尾けられてたようだから」


提督「マジか」


友憲兵「お前仮にも軍事関係者なんだからそんぐらい用心しろよな」


提督「んー、鎮守府に居て鈍ったのかねぇ」


友憲兵「ま、もういいだろ。さぁ行くぞ」


提督「へいへい、期待してるよ」







(くっ、見失った…!)


(司令、どこですか…どこに…)


(…嫌だ、置いていかないで…)








***







提督「お前…連れてってもらったって二郎系かよ」ガツガツ


友憲兵「俺はこいつと出会って他のラーメンが物足りなくなっちまった。先輩は罪深い人だ」ガツガツ


提督「胃がもたれそうだ…」ガツガツ


友憲兵「たまには身体に悪いもんも取れってハナシ。うめぇだろ?」ガツガツ


提督「…確かに」


友憲兵「はっはっは、今回は俺の勝ちだな」


提督「何言ってんだお前」


友憲兵「ほれ、ゆっくりだと後が苦しいぞ」






うぐぐ…確かに友憲兵の言う通り、こんな油っこい食い物は久しぶりで美味く感じる。



間宮さんと伊良湖さんは健康バランス重視なメニューだからなぁ…たまにはいいか。








友憲兵「ふー、今回は難なく完食だぜ」


提督「苦しいが…全部食ったぞ」


友憲兵「上出来。さーてぶらつきながら帰ろうぜ~」






食い過ぎて少し苦しいのに、友憲兵はまだ平気なようだ。どうなってんだ…



…もう少し外食の回数増やそうかな。







友憲兵「…提督よ、ちと真面目な話になるがいいか?」


提督「あ、ああ?何だ?」


友憲兵「ここんとこ、艦娘が提督に危害を加えるケースが多発してんだよ」


提督「…何だよそれ」


友憲兵「実は、さっきセクハラで他んとこの提督捕まえたって言ったろ?ありゃ表向きだ」


提督「は?」


友憲兵「実際のところ、提督が俺ら憲兵に自分で通報したらしい。先輩方と現場に向かった時、その提督は艦娘に襲われかけてた」


提督「…」


友憲兵「捕まえた後で話を聞いてみたが、そいつは一度もセクハラなどしていないらしい。むしろ艦娘側からの激しいアプローチに耐えかねん様子だった」


提督「艦娘側から…?」


友憲兵「ああ、最近はそんな事ばっかだ。元帥も秘密裏に俺らに密偵をさせているが、何人かは行方不明になってやがる。噂じゃ艦娘に消されたってハナシ」


提督「…」


友憲兵「まあ俺はそんな器用じゃねぇから密偵には回されてねぇけどな。現場向かって提督を保護してる方がまだ安全だ」


提督「保護って…」


友憲兵「保護だろ。鎮守府より営倉の方が安全とかほざく奴らだぜ?全く恐ろしい事になったもんだぜ」


提督「…」


友憲兵「むしろ、マジでセクハラしてる奴の方が通報がねぇと来た。艦娘側は性欲も旺盛なのかねぇ」


提督「…その言い方はお前でも腹が立つな」


友憲兵「…気を悪くしたならすまんが、これは忠告でもあるんだぜ。お前を外に連れ出した理由の一つだし、電話だと盗聴されてるかもしれんからな」


提督「は?」


友憲兵「お前、ケッコンカッコカリは知ってるだろ?」


提督「あ、ああ」


友憲兵「ずっと放ったらかしてると、五体満足でいられるか…ん?」






な、何だよ、急に話を止めて…ってか、どこ見てんだ?







提督「お、おい」


友憲兵「…時間のようだな。悪いがお前はもう帰んな」


提督「は、はぁ!?」


友憲兵「何かあったら通報してくれよ。すっ飛んで捕まえてやっから。それじゃまたな~」スタスタ









友憲兵(…あの尋常でない殺気、確実を俺を殺る気だったな)


友憲兵(…悪い提督、俺もまだ死にたかねぇんでな。全部伝える前に逃げちまった)


友憲兵(次会う時まであいつ生きてっかな)







…何だったんだよ。友憲兵のやつ、以前ならこんな帰り方しなかったんだが…



つーか忠告を途中で切るなよ…気になるじゃねぇか。






提督「…ちっ、帰るか」クルリ


不知火「そうです、帰りましょう」ヌイッ


提督「うわっ!?」ビクッ


不知火「司令、そこまで驚かれると不知火は傷つきます」


提督「お、お前、いつの間に…!?」


不知火「ずっと居ましたよ、司令」


提督「ずっとって…」


不知火「…いえ、厳密にはずっとではありません。ほとんど司令の護衛をしていました。あの男は司令の友人なので手を出しませんでしたが」


提督「っ…」


不知火「さあ、一刻も早く帰りましょう。そして不知火を寂しがらせた罰として、今日は不知火と寝てもらいます」


提督「…帰るが一緒には寝ないぞ」


不知火「何故ですか?不知火では不服ですか?それとも、さっきの男に何か唆されましたか?どうなんですか?」


提督「落ち着け」


不知火「落ち着いてられませんよ。司令が不知火を拒絶したなんて信じたくありません。死にたくなります。いや死なせてください。もうこの世にすら存在したくありません」


提督「あーわかったよ!でも一晩中は無理だからな。不知火が寝るまではいてやる」


不知火「…本当は嫌ですが、今回だけです」ムフ-


提督「嬉しそうな顔してるじゃないか…」







…不知火はずっと尾けていたのか。全く気づかなかった。友憲兵が撒いたってのは不知火の事だったのか。



しかし、友憲兵の言葉が引っ掛かる…ケッコンカッコカリがどうしたんだ…?



艦娘側からの襲撃…俺も気を付けないと…





不知火(…着いてきて正解だった。あの男、司令を鎮守府から遠ざけようとしていた)


不知火(…今回は見逃してやりましょう。だが、次はありません)


不知火(例え司令の友人だとしても、殺してやる…人の形を留めて死ねると思わない事ですね)ゾワッ










***








不知火「おかえりなさい、司令」ガチャ


提督「ただいま…って、ナチュラルに俺の部屋に入るな」


不知火「不知火が寝るまでいるのではなかったのですか?」


提督「自分の部屋だとは思わなかったんだよ」


不知火「ふふ、司令。話は最後まで聞くことですね」ポフッ


提督「俺のベッド…」


不知火「…他の女の匂いがします。この浮気者」ジトッ


提督「睨むな。俺は招き入れた事は無い」


不知火「…まあ、いいです。とりあえず司令も中へ」バンバン


提督「ベッドを叩くな」


不知火「…早く中へ」


提督「…はぁ、わかった」







不知火は足をパタパタさせながら俺の毛布を被っている。期待の眼差しがいつもの眼光とは違い、つぶらな瞳となっていて、威圧感の欠片も感じない。



毛布から少しだけ顔を見せる。その表情は歳相応の可愛らしい少女そのものだ。



頭に手を置くと、不知火は少しだけ体を震わせた。そっと撫でると、とても安らいでいるように深呼吸をした。



このまま続けていけばきっと寝て…








不知火(司令に頭を撫でて貰っている…何と暖かく、安らぐ事か…)


不知火(他の女の匂いもありますが、司令の香りに包まれて幸せです…)


不知火(こ、これ以上は過補給になってしまいます…んんっ!)


不知火(あはぁ…♡)ニヨ





…あれ?もう寝てる。







不知火「…」zzZ


提督「寝るのが早いな。まあいいか…」







不知火が俺のベッドを使ってしまってるので、仕方なくソファーに移り、タオルケットを掛けた。



ソファーで寝るのは久しぶりだな…大規模作戦以来か…



懐かしい寝心地だ…良くも悪くもない。だが床で寝るよりかマシだ。



そして、自分が思った以上に早く、俺は眠りに落ちてしまった。










***










瑞鶴「提督さん、いくつか質問に答えてもらうね」


提督「はい」


瑞鶴「嘘ついたら爆撃だから」


提督「はい」









唐突だが、これは俺が起きてまだ数分ともしない内に起きた事だ。



まず、何故瑞鶴が居るかという所から遡っていこうと思う。







瑞鶴「…提督さーん、朝ですよーっと」ガチャ


提督「…」zzZ


瑞鶴「…あれ、ソファーで寝てたんだ。だらしないぞー」コソコソ


提督「…zzZ」


瑞鶴(…寝顔、初めて見れた)ゾクゾク


提督「ん…」ゴロ


瑞鶴「…んひひ、提督さーん、いつまで寝てんのー、朝だよー」ボソボソ


提督「んぐ…」zzZ


瑞鶴(…やば、今すぐ襲いたい)ゾクゾク






不知火「…ふぁぁ、よく寝ました。司令のお陰ですね」ガチャ


瑞鶴「…は?」


不知火「おや瑞鶴さんですか。本来なら不知火が司令を起こすところですが、今回は譲りましょう」スタスタ


瑞鶴「…おい」ゴゴゴ


不知火「…何か?」ニヤリ


瑞鶴「…このガキ!」ダッ


不知火「おっと、怖いですね。では不知火はこれにて」ピュ-


瑞鶴「ちっ…!」






提督「んぁ…何だ?」ムクッ


瑞鶴「…おはよう提督さん」クルッ


提督「…ずい、かく、か」ウトウト


瑞鶴「…提督さん、ちょっといいかな」グイ


提督「え、ちょ…」ドサ






瑞鶴は艤装を展開し、俺をソファーから起こそうとさせず、敵を射抜くような眼光で、俺を睨み続けていた。



そして、今に至る。








瑞鶴「…何故不知火と寝たの」


提督「寝かせただけだ」


瑞鶴「…何で提督さんの寝室を使ってたの」


提督「押し入られただけだ」


瑞鶴「…何でそんなことしたの」


提督「そうしなきゃ自沈するぐらいのことを言ってきたからだ」


瑞鶴「…沈めばよかったのに」ボソッ


提督「…」


瑞鶴「…ともあれ、提督さんは不知火と夜戦した訳じゃないのね」


提督「夜戦て…」


瑞鶴「…提督さんのバカ、本当に不安だったんだから」ギュ






涙を抑えているような声で、瑞鶴は俺を抱き締める。不安といえば…確かにそうなるかもしれない。



俺が駆逐艦と夜戦したとなれば、それこそ通報されていただろう。まだ見た目は年端も行かぬ少女だ。



だが、友憲兵の言葉が脳裏を過る。憲兵は軍規の守り人と言っても過言では無い。だがその憲兵が消されている…誰に?艦娘にか?



…艦娘は憲兵を不要な存在として見てるのか?







提督「…何がそんなに不安だったんだ」


瑞鶴「だ、だって…提督さん、取られたんじゃないかって思うじゃん…」


提督「…まさか、不知火にか?」


瑞鶴「提督さんの寝室から出てきてさ、満足そうにしてさ、何かあったと思うじゃん…」


提督「…俺も軽率だった。すまない」


瑞鶴「…うん」







瑞鶴(…僅かに不知火の匂いがするけど、これならまだ問題無いレベルかな)


瑞鶴(一晩中居たら…それこそ肌を合わせてたらもっと強く残ってるはず…)


瑞鶴(…提督さんは嘘を付いてないみたい)






瑞鶴「…提督さんは嘘ついてないみたいだから、ちょっと許す」


提督「ちょっと…か」


瑞鶴「…仲直りのキスしてくれたら、全部許す」


提督「えぇ…」


瑞鶴「…出来ないの?」


提督「…何か乗せられてる気がする」


瑞鶴「…もういい、やっぱり許さない」パッ


提督「え」


瑞鶴「…不知火を沈める」


提督「ちょ、待て!」


瑞鶴「いいのよ提督さん、止めないで。元はと言えば提督さんの部屋に入り込むドブネズミのせい…」


提督「ま、待て!」グイ






俺は咄嗟に瑞鶴を引き寄せ、動きを封じるように抱きしめた。このまま行かせたら本当に不知火を沈めてしまう、そう確信せざるを得ない眼差しをしていたのだ。



仲間内の争いなど以ての外。仕方ないが、ここは瑞鶴の要求に応えておかなければ…






提督「瑞鶴、失礼する!」クイッ


瑞鶴「え…」


提督「っ!」ズキュゥゥゥゥン!


瑞鶴「!?」







…すまない、こんな形で瑞鶴から唇を奪ってしまった。いつか終戦して、彼女も一人の男性に惹かれ、捧げるものであっただろうに…



そんな申し訳無さで心が折れそうな俺と対照的に、瑞鶴は恍惚とした表情を浮かべていた。






提督「んはっ…」


瑞鶴「…」


提督「…すまん瑞鶴、こんな形で…」


瑞鶴「…」


提督「瑞鶴…?」チラッ


瑞鶴「…」


提督「…?」






恐る恐る瑞鶴の顔を覗き込むと、まさに上の空と言ったような顔をしていた。



夢か現か、そのどちらかもわからない、どこか遠くへと精神が連れていかれたかのように、ただ突っ立っていた。



それほどのショックを、俺は瑞鶴に与えてしまったのだろう…





…仕方なく、俺は瑞鶴を自分のベッドへと移した。







***








瑞鶴を気絶させてからというものの、何のやる気も起きない。食欲すら湧かない。ただ自分の机に突っ伏してるだけだった。



原因は全部さっきの出来事なのだが…自分でも驚く程罪悪感を感じていた。



とにかく、今は何もしたくない。する気になれない。出来るなら今日一日は寝ていたいぐらいだったが、瑞鶴がいるから出来ない。








霞「クズ司令官!いつまで寝てんの…って、あれ?」






霞…か。わざわざ来てくれたところ悪いんだが、何もする気が起きないんだ。



彼女の喝も今の俺には効果が無い。







霞「朝食も食べないで何突っ伏してんのよ!起きなさい!」グイ


提督「…」


霞「聞いてるの!?ねぇったら!」


提督「…」ダラ-ン


霞「…このクズ!自分で起きられないの!?」グイグイ


提督「…すまん」


霞「…あーもう!見てらんないったら!」ゴソゴソ





霞は俺の顔を上げると、どこからともなくおにぎりを取り出し…って、タッパーを持ってきていたようだ。



そのおにぎりを俺の口へ押し込んだ。ほんのり温かく、食べやすいしょっぱさだった。






提督「…んぐ」モグモグ


霞「朝食を抜くなって言ってるのはあんたでしょ!自分が破ってどうすんのよ!」


提督「んん」モグモグ


霞「全く、どうしようもないクズね。私が来なかったらずっとこのままのつもりだったの?」


提督「ん…」ゴクン


霞「…書類も全く手をつけてないし、何してんのよ全く…」


提督「…すまん」


霞「…謝るぐらいなら手を動かしなさいな。私も少しは手伝うから」






…何だかさっきまでの自分が馬鹿らしくなってきた。確かに霞が来なかったら今日の俺はずっと無気力だっただろう。



…ずっと引きずってても仕方ない。瑞鶴には後日謝ろう。今は俺が出来ることをやるだけだ。







提督「…ありがとう。霞にはいつも迷惑を掛けてるな」


霞「なっ…ええ、そうよ。ほんっとに迷惑よ」


提督「…すまんな」


霞「…あんたがクズからまともになるのはまだ先ね」


提督「早く一人前と認められる日が来るといいな」


霞「…もうなってるクセに」ボソッ











神通「…提督、失礼します」ガチャ







霞が執務手伝いを始めようとしたその時、異様な雰囲気を纏った神通が訪れてきた。



その気配を感じ取った俺は、一つのイメージが浮かんだ。







そう、彼女には『鬼』という異名があった。








神通「提督、今日の演習の編成について少し相談が…」


提督「ん?あ、ああ。何だ?」


神通「まず、今日の演習相手の編成ですが…」







…何だ?さっきまでの雰囲気が嘘みたいに消えた。やはり気のせいだったのか…?




…霞は何故ずっと震えているんだ?表情はいつもと変わらないが、身体だけ小刻みに震えている。






提督「…これでどうだ?」


神通「…流石は私の提督です。これなら完全勝利も間違い無しです」ウットリ


提督「そ、そうか…」


霞「…」ブルブル


提督「霞はどうだ?」


霞「…っ!?い、いいんじゃないの?クズにしてはマシな…あっ」


神通「…霞ちゃん?」ニッコリ


霞「…な、何ですか」キョロキョロ






神通「私の提督に、クズと言いましたか?」







霞「っ…!」ガクブル


神通「言いましたよね?」ジロリ


提督「お、おい神通、それについては俺は気にしてないから」


神通「それではいけません提督、仮にも上司に向かい、クズ、ですよ?本来なら解体…いえ、死刑が当然かと」


提督「ま、待て神通」


神通「霞ちゃん、私が駆逐艦の子たちから裏で何を言われているかわかっていますよ?お望み通り、そうなってあげてもいいんですよ?」ゴゴゴ


霞「っ…」ビクビク


神通「提督、演習前に用事が出来ましたので、霞ちゃんを借りていきますね」スッ








ま、まずい!これは俺でも分かる…神通は霞に何か良からぬ事をするつもりだ…



霞は恐怖に支配されてる…こ、ここは俺が止めないと…!







神通「さぁ、行きますよ」グイ


霞「ゃ…ぃゃ…!」ガクブル


提督「や、やめろ神通!」ガシ


神通「提督…?」


提督「そ、それについては俺が霞に改めて言っておくからそこまでだ。仲間内の争いはご法度、そうだろ?」


神通「…」


霞「…」ガクブル


神通「…そうでしたね。私とした事が、提督の決まりを反故にしようとしてました。申し訳ございません」パッ


提督「…」ホッ


神通「ごめんなさい霞ちゃん」ペコ


霞「…あ、は、はい…」ブルブル






神通は思ってたよりも素直に手を離してくれた。助かった…



でも、霞にずっと頭を下げたままだし、俺もそこまで厳しく言ったつもりは無いのだが…









神通「…霞ちゃん、聞こえるでしょ?」ボソボソ


霞「っ…」


神通「今回は私の提督の寛大な慈悲に感謝する事ですね。次私の提督をクズ呼ばわりしている所を耳にしたら、容赦はしません」ゴゴゴ


霞「…あ、は、はい…」ガクブル


神通「そうならないように、せいぜい気を付けて生きる事ですね」スッ









神通「それでは、失礼しました」ガチャ


提督「…行ったか」フゥ


霞「…」グスッ


提督「霞、大丈夫か?」


霞「…ぅぁぁぁぁぁん…」ウルッ


提督「お、おい霞!?」


霞「ごわ゙がっ゙だぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙…!」ポロポロ


提督「ちょ、霞…!?」


霞「うわぁぁぁぁぁん!!」ビエ-ン


提督「そ、そうだよな?怖かったよな?もう大丈夫だ」ナデナデ


霞「じれ゙い゙がー゙ん゙…!」ビエ-ン








…なんという事だ、霞がガチ泣きしてしまった…とりあえず落ち着かせないと…



何とか早めに泣き止んでくれ…








***









…俺が思っていた以上に霞は長く泣いていた。何とか泣き止むと、また身体を震わせている。



…それほどまでに神通を恐れているのか。







提督「…もう大丈夫か?」


霞「…うん」


提督「…そんなに神通が怖いのか?」


霞「…うん」


提督「…そうか」


霞「…ねぇ、もう少しだけ頭に手を置いてて」グスッ


提督「?」


霞「…そっちの方が、安心できるの」


提督「あ、ああ、わかった」


霞「…ありがと」







霞はすっかりしおらしくなってしまった。元から覇気のある性格からは考えられないぐらいに。



新鮮でもあるが、しっかり者の彼女がこうなってしまうほど、事態は深刻なのだと改めて痛感する。



どうにか、全て丸く収まるような案が浮かべばいいのだが…







霞(…怖い、司令官から離れると、味方だと思ってた子たちに何かされるような気がする)


霞(姉さんたちは何だか最近顔を合わせないし…特に荒潮姉は瞳孔が開きっぱなしだし…)ガクガク


霞(…司令官の近くにいた方が安全な気が…)


霞(…何とかして、司令官…情けないけど、私じゃ何も出来ない…)ウルッ











霞が落ち着いたので、部屋まで送ることにした。一応、何かあったら直ぐに来るよう伝えといたが…どうにも不安が拭いきれない。



だが一つわかった事がある。あの異様な雰囲気を纏う艦娘は全員では無いという事だ。



少なくとも霞からはその気配を感じなかった。それよりも前は…うん、全員ダメだった気がする。



…そういえば他の鎮守府の提督が自主通報してる件も、それに関わってるのか?



…友憲兵に聞いてみるか。








提督「…繋がるか?」タンッ


スマホ「呼び出し中やで」プルルルル


提督「…」






秋津洲「提督?誰に電話するの?」


提督「っ!?」ビクッ


秋津洲「…友達かぁ」


提督「!?」プツッ


秋津洲「あ、切らなくてもよかったのに」


提督「お、お前…」







…俺は今震えている。



秋津洲が音もなく部屋に入ったのもあるが、それは正直どうでもいいレベルだった。



秋津洲は血塗れだったのだ。








提督「な、何だその姿は…」


秋津洲「え?あ、やばっ、すっかり忘れてたかも。早く洗い流さないと肌が荒れるかも」


提督「け、怪我…」


秋津洲「あ、提督心配しないで。私は無傷かも!これは返り血かも!」


提督「か、返り血って…何を…」


秋津洲「えっと、集積地棲姫って言うんだっけ?そいつ殺しにいっただけかも」


提督「集積地棲姫って、お前…」


秋津洲「ほら、証拠!」ゴトッ


提督「っ!?!?」







秋津洲は無邪気な笑顔をしながら、机に『証拠』を置いた。



俺は思わず悲鳴を上げかけた。それは、集積地棲姫の生首だったのだ。焼け焦げた跡があるが、それでも毛量が多いのか、立てて置いても転がってしまう。



その時に切断面を目の当たりにしたが、刃物で切ったような綺麗さは全く無く、焦げ目の付いた歪な切れ方をしていた。








提督「あ、秋津洲…」


秋津洲「んふふ、どう?凄いでしょ?装備は借り物だったけど、私も戦闘が出来るってわかってくれた?」


提督「…あ、ああ…だがな秋津洲、ここまでやらなくとも…」


秋津洲「えー?だってこいつら何度倒しても生き返るから、こうでもしないと埒が明かないかも」


提督「…」


秋津洲「まあ勢い余って取り巻きの砲台もバラバラにしちゃった時はちょっとだけ可哀想かなって思ったかも」


提督「…」


秋津洲「それで提督、私も提督の為に頑張ったから、労って欲しいかも!」


提督「…え?あ、ああ」ポンッ


秋津洲「んんー、撫でるの?でもいいかも!」ニヨニヨ


提督「よ、よく無事だったな、偉いぞ」


秋津洲「んふふー♪」







…わかってはいるが、秋津洲は正常ではないようだ。普段ならそんな無謀じみた事はしないし、お世辞にも戦闘が得意とは言えなかったし。



秋津洲自身は敵を倒したという戦果を俺に見せて、艦娘として、自分としての存在意義を示したかったのだろう。そんなことしなくても、俺は見捨てたりはしないんだが…



…でも秋津洲、今だけは…少し君が怖く感じるよ。








提督「…秋津洲、とりあえずその姿のままだと…」


秋津洲「…あ、そうだったかも!すぐ行ってくるかも!」


提督「…」


秋津洲「提督!戻ってきたらもう一回労って欲しいかも!」


提督「はは…欲張りだな…」









秋津洲(やった!褒めてくれたかも!提督の役に立てて嬉しいかも!)


秋津洲(私でも姫級が倒せるって証明できたかも!次はもっと大物を狙うかも!)


秋津洲(そしたらまた提督に…うひひ♪やる気が出てきたかもー!)ゴゴゴ








同刻、演習前にて…






神通「…曙さん?私、言いましたよね?」


曙「は?」


神通「いつになったら、私の提督のクソ呼ばわりをやめるんですか?」


曙「あたしがクソ提督をなんと言おうとあたしよ勝手でしょ」


神通「…そうですか、霞ちゃんに続き、あなたも直す気はゼロですか」


曙「はっ、演習前の話だからなんだと思ったら、そんなつまんないこと?はっきり言いますけど、時間の無駄ですよ?神通さん?」


神通「…ほう、時間の無駄と?」


曙「今更そんなこと問い質す意味も分からないし、クソ提督自身が気にしてないって言ってんのよ?時間の無駄以外の何物でもないわ」


神通「…」


曙「それにあたしの呼び方は特別なのよ。あたしだけが使うあの人への呼び方。まるで恋人みたいにね」


神通「戯言を…」


曙「何?悔しかったら呼んでみなさいよ、クソ提督って」


神通「…」


曙「あ、そうだ。私の提督とかいう冗談もやめてくれませんかね?クソ提督はあたしのものなんで」










神通「…丁度いいです。本当なら霞ちゃんにする予定でしたが、演習前のウォーミングアップの相手に困ってた所です」ゴキゴキ


曙「ふん、気に入らないからって八つ当たり?まるでお子様ね」


神通「その減らず口、すぐに治してあげます」ゴゴゴ


曙「いいわ、あたしもいい加減あんたにはイラついてた所よ」ゴゴゴ









他提督「…え?何事?」


漣「あー、ちといいっすか?」


他提督「あ、君は相手側の…」


漣「見た感じ同士討ちしてるように見えますけど、あれウォーミングアップなんで気にしないで下さい」


他提督「え、あれが?」


漣「ウチはちょっと特殊なんすよ。終わるまで待ってて下さい」スィ-


他提督「…」ポカ-ン








神通「おやおやどうしました?もう息切れですか?」ズガガガガ


曙「うっさいわよ!言論弾圧女!」ズガガガガ






曙(もうあったま来た!今日こそはこいつを沈めてやる!)


曙(あたしだけの提督の呼び方を否定されてたまるか!提督からもOK貰ってんのに!)


曙(あたしだけの特別を否定する奴は…たとえ二水戦旗艦でも許さない!)








…結局、この日の演習で神通と曙は最後まで同士討ちをしていた。終わり間際に提督が様子を見に来た事で二人の争いは収まったが、提督は相手鎮守府に平謝りし続けた。



提督の言いつけである同士討ちの禁止を破った二人は短期間の謹慎を受ける事となった。しかし、あくまでそれは一時しのぎに過ぎなかった。



謹慎のみで改善されるほど事態は甘くはない、と提督自身が薄々思っていたのだ。



曙から感じた気配…神通や秋津洲と同じ…と言うより、霞とは違うものだった。



神通も曙も、今までご法度を破るような艦娘では無かったのに、どうしてこんなことに…








…何だか疲れてしまった。腹も減ったし、どうしようか…



…いや、腹は減ってるが、今すぐ飯を食いたいと思うほどではない。これならまた夕立を呼んでアニマルセラピー…じゃない、休憩を…








江風「何でそこで姉貴が出るかなぁ」


提督「!?」ビク


江風「よっす提督、おにぎり持ってきたぜ。腹減ってんだろ?」


提督「あ、ああ、ありがとう…」







…どうしてこうも音もなく部屋に入れるんだ。扉も締め切ってるのに…



だが、小腹が空いてたのは事実だし、おにぎりというチョイスも良い。



江風はあまり料理が得意な訳じゃないが、おにぎりだけは自信があるようだった。それなら期待しても良さそうだ。







提督「んっ…うまいな」モグ


江風「…あ、当たり前だろ?江風が提督の為に作ったんだぜ?」


提督「…ありがとう」


江風「…感謝の言葉だけかい?」


提督「え、じゃあ何をすれば…」


江風「前みたいにさぁ、頭撫でてくんないの?」


提督「…そういえばそうしてたな」


江風「そうだよなぁ…提督、ここんとこ江風と付き合い悪いから、忘れちまってたか」


提督「ん…?」


江風「提督さぁ、一つ聞きたいことあんだけどさぁ」








江風「何でここんとこ江風を放ったらかして、姉貴たちに現を抜かしてンだ?」ゾワッ







提督(こ、この気配…!?)


江風「提督ってさぁ、江風が改ニになってから構ってくれなくなったよなぁ。それどころか、

姉貴たちや妹たちの方に行き始めたじゃん?」


提督「そ、それは…」


江風「普通改ニになった後ならもっと構ってくれるって期待してたんだけど、江風は悲しかったぜ?」


提督「ま、まだ戦闘慣れしてない子たちに指導を…」


江風「江風はね、提督が思ってる以上に嫉妬深いンだよ。だから、例え姉貴や妹だったとしても、江風より構ってもらってる奴を見てると、八つ裂きにしたくなるンだよね」


提督(だ、ダメだ、話を聞いてない!)


江風「その上で提督は江風がしっかり『管理』して、江風以外を構わないようにしっかり…」


提督(…だが、逃げる訳には行かない。ここで逃げ出したら、またこの子を傷付けるだけだ)スッ








江風「それで、どこへも行かねぇように手足を…ん?」


提督「…江風」ポンッ


江風「んー?」


提督「それほどまでに君を傷付けてるとは思わなかった」


江風「…あぁ、江風様はめちゃくちゃ傷付いてるし、妬いてンだぜ?」


提督「江風、もう少しこっちにおいで」


江風「何だよ」


提督「…ごめんな、江風」ギュ


江風「んんっ!?」


提督「構ってやれなかったのは事実だ。でも、納得出来なくてもいいから、訳は聞いて欲しい」


江風「んぁ…」


提督「江風の他にも、改ニを控えてる艦娘は沢山いたんだ。改白露型のみんなにはまだ改ニが来てないが、江風のように強くなりたいと願う子が多かった」


江風「ん…」


提督「だから、その子たちの指導やアフターケアをしていただけなんだ。でも江風のケアを怠ったからダメだけど」


江風「…」


提督「でも、これだけは分かって欲しい。決して江風が嫌いだからとか、飽きたからとかいう理由じゃないんだ」


江風「…」


提督「おにぎり、久々に食べられて嬉しかったよ。また作ってくれるなら、喜んで食べるよ」


江風「…あーわかったよ」


提督「それでも納得行かないなら…え?」


江風「わかったよ」


提督「…そうか」


江風「…とりあえず一旦離してくれ」


提督「ああ」パッ








…先程から異質な気配は感じなくなった。これは…良くなったのか?







江風「…なーんちゃって!」







提督「…え?」


江風「すっかり騙されてやんの!ホントは全部知ってたぜ?」


提督「なっ…!?」


江風「あ、でも寂しかったのは事実だからな?そこんとこは忘れンなよ!」


提督「…あ、ああ」


江風「さーて、おにぎりも食い切ったろ?後でまた作ってやるぜ!そしたら、食ってくれンだろ?」


提督「…ああ」


江風「にししっ!聞いたからな?そんじゃまたなー!」ガチャ







…あれは、演技だったのか…?



そうならいいが…あの気配を感じた時…



…いや、今回は江風に一本取られた。そういう事にしておこう。








江風(…嘘ついちまった。でも、あの雰囲気をぶち壊すには、あれしかなかった)


江風(…でもまあ、これで前みたいに構ってくれるようになるだろ)


江風(…次はねぇからな、提督…)ズズズ








…江風のは俺が原因か。出来るなら全員構ってやりたい所だが、生憎俺は一人だからな…



だが見方を変えれば、俺が何とかすれば改善されるケースもある。そうでない艦娘は…今は策が思いつかない。



後は…まだまともそうな艦娘を探そう。現時点で霞のみ…後は誰かいるのか?








提督「ここでうだうだしてても始まらないな…よし、誰でもいいから会いに…」


妙高「誰に会いに行くんですか?」


提督「っ…妙高」


妙高「そんな神妙な顔をされて…どうされたんですか?」


提督「…」


妙高「…とにかく、事情がお有りでしたら話してみて下さい」






…妙高からは例の雰囲気を感じない。まとも、と見ていいのだろうか…?



…判断が出来ない以上、無闇に話すべきではない…?






提督「…いや、何でもない」


妙高「またご冗談を」


提督「そんなことは無い」


妙高「提督、私が提督の嘘を見抜けないとでもお思いですか?」


提督「…?」


妙高「僅かに泳ぐ視線、焦燥感を感じさせる息遣い、平常とは言い難い心拍数、どれもわかりやすいです」


提督「…」


妙高「もう一度訊きます。何か事情があるんですか?」






…何という観察眼だ。俺の状態を全て見抜いているようだった。



次に嘘をつけばどうなるか…まるで身体が分かっているかのような感覚に襲われた。



…妙高から例の雰囲気はまだ感じられない。恐らく俺が焦って鈍らせているだけかもしれない。



でも、一つだけわかるのは、妙高はまだ理性的に動いている気がする。それなら、例えまともじゃなくても、ある程度話は通じるかもしれない。



危ない橋を渡る気分だが…もう慣れっこだ。ここは事情を話しておこう。





***








妙高「…様子がおかしい艦娘、ですか」


提督「…ああ。少しばかり度が過ぎているというか、何か嫌な予感がするというか…とにかく、その子たちを元に戻したい」


妙高(…その優しさ、私だけに向けてくれたらいいのに…)ゾワッ


提督「…俺が抱えてる事情はこれだけだ」


妙高「…そうですか」







妙高は俯いてしまった。彼女がまともかどうかはわからないが、黒寄りのグレーであるような気がする。



妙高は不都合な事があると若干視線を伏せる癖がある。今回はかなりきついようだ。







妙高「…正直に申し上げますと、全面協力は出来ません」


提督「…」


妙高「ただ、現時点で提督が探しているであろう艦娘ならお答えします」


提督「…!」


妙高「…球磨さん、龍田さん、加古さん、後は…雪風さんなら大丈夫でしょうか」


提督「…そうか」


妙高「村雨さんもですが、あまり芳しくありません」


提督「…わかった。教えてくれてありがとう」


妙高「…それと、次に提督に会いに来る艦娘も、正常でしょう」


提督「…どうしてわかるんだ」


妙高「扉の外で盗み聞きしてますから。大方、他の艦娘の様子を見て怯えて来たと言ったところでしょうか」


提督「…そ、そうか」


妙高「…私が出来る協力はここまでです。申し訳ございませんが、後は自力でお願いします」


提督「…いや、十分だ。ありがとな」


妙高「…それでは」スタスタ







…話を聞く限り、自分を挙げていない妙高はクロか。だが、俺に協力してくれた辺り、やはり理性を保てていたんだな。



…敵に塩を送るような真似をさせてしまいすまない、妙高…いつか必ず、前のように皆が手を取り合う鎮守府に戻してみせる。









妙高(…はぁ、何をしてるんでしょうか、私は…)


妙高(…明らかに自分が不利と気付いていながら…)


妙高(…でも、全てが終わったら、もう我慢するのも止めにします)


妙高(誰であろうと私は容赦しません。彼を想う力が、私の力になるんですから)


妙高(最後に彼の隣に立つのは、私ですから)








提督「…それで、誰かいるのか?」


大和「…」チラッ


提督「大和か…」


大和「ひっ、な、何故わかったんですか…」


提督「いや、髪の毛が丸見えだったぞ…」


大和「そ、そうですか…」







外で聞いてたのは大和だったか…妙高の言葉が正しければ大和はまともなはず。



さて、大和は何で隠れるような真似を…いや、大方見当は付いてるが、実際に耳にしないとわからないな。






提督「…んで、何か用か?」


大和「あ、あの、その、無礼は承知の上です。どうにか部屋の場所を替えて貰いたいのですが…」


提督「…何故?」


大和「隣の部屋の…その、長門さんの部屋から、夜な夜な笑い声がしたり、ガリガリ引っ掻くような音が聞こえるんです…」


提督「…」


大和「そ、それに、夜にトイレ…じゃなくてお花を摘みに行く時も、他の部屋から呻き声も聞こえますし、とても恐ろしいんです…」


提督「…他にはあるか」


大和「他は…いえ、特には…」


提督「…長門には直談判は?」


大和「で、出来る訳ないじゃないですか…ドアノブに触れる事すら恐ろしく思える雰囲気が漏れてるんですよ?」


提督「…」







…うーむ、長門がそんな事を…部屋替え自体は出来ないことは無いが、当然問い質されるんだよな。



現状、あまり事を荒げたくないし、かと言って大和の悩みを解消しない訳にもいかないしなぁ。



つか、夜中にそんな事あるのか?俺がトイレに向かう時は波の音しか聞こえないぐらい静かなんだが…






提督「うーん、結論から言うと難しい」


大和「そんな…いえ、そうですよね…」


提督「部屋が使えないとかそういう理由があるなら一時的に移せるんだがなぁ」


大和「…あ、それですよ!流石提督です!」


提督「…?」


大和「後でちゃんと弁償します!」ダッ!


提督「…嫌な予感がするなぁ」







ド-ン!





お、おい!大丈夫か!?





提督「何をやったんだ…!」







***








大和の部屋の前に来てみたら、ドアが無くなり、周りの壁も破壊されていた。



騒ぎを聞き付けた艦娘に事情を聞いたら、部屋の前で派手に転んでドアに突っ込んだらしい。



大和自身は怪我はないらしいが、こんな荒っぽくしなくても…だが、これで当分大和の部屋は修理する事になった。



修繕が終わるまで、大和は空き部屋を使う事となった。そんなに嫌だったのか…







大和「…申し訳ございません」


提督「…まあ、動機は責めはしないが、勝手に壊されると困るな」


大和「…はい」


提督「…大和がそこまで思い詰めてるとは思わなかった。そんなに怖かったのか」


大和「…もう、怖くて狂いそうでした」


提督「…わかった。また何かあったら言いに来なさい」


大和「…ありがとうございます」








大和「はぁ、助かった…」トボトボ


阿武隈「…大和さん?」


大和「んひっ!?あ、阿武隈さん?」ビク


阿武隈「…お怪我は無いみたいですね。よかったです」


大和「あ、ど、どうも…」


阿武隈「…お部屋、壊れちゃいましたね」


大和「あ、そ、その、弁償は必ずしますので…」


阿武隈「…そうですよね」


大和(あ、阿武隈さん、何だかいつものテンションと違って…不気味に思えますね…)






阿武隈「…空き部屋、あってよかったですね」


大和「え?そ、そうですね。この鎮守府、沢山人がいますから…」


阿武隈「…もし空いてなかったら、面倒でしたからね」


大和「は、はい…どこに寝ればいいのか…」


阿武隈「…それに、提督の部屋なんて言った日は…」


大和「ま、まさかそんな!流石にそれは…その…」モジモジ


阿武隈「…消すしかなくなりますからね」ボソッ


大和「出来ればそれが一番だったな…え?今、なんて…?」


阿武隈「…提督の許しが出たから何もしませんけど、普通なら提督が見繕ってくれた一室を壊すような罪、極刑ですし…」ボソボソ


大和「…あ、あの、阿武隈さん?」ビクビク


阿武隈「…大和さん?」


大和「あ、はい!」


阿武隈「…次また提督に迷惑を掛けたら、例え提督が許しても私が許しませんから」


大和「そ、それは重々承知してます…」


阿武隈「…それでは」スタスタ








大和「…」ウルッ


大和「…ていとくぅぅぅぅ!!!」ドタドタ









阿武隈は現鎮守府に来るまでは、所属を転々としていた。名前を覚えてくれない、戦果を上げられない、駆逐艦が言うことを聞かないなどと、評判は散々であった。



そして、完全に自信を無くした彼女が、これで最後にしようと決めていた鎮守府で、その能力が開花したのだ。



提督は阿武隈が大器晩成型であると見抜き、彼女に数人の教導艦を就かせた。そのメンバーは、北上、大井、木曾であった。その時の阿武隈は、後に北上らに続き、雷撃訓練指導艦の一人となるとは知る由も無かった。



阿武隈が改ニになると、それからの戦果は目覚しいものとなった。戦闘から遠征にかけて幅広く働き、彼女の愛嬌ある声もあって、駆逐艦からの支持が大幅に上がったのだ。



その活躍ぶりを聞いた過去の提督は阿武隈の返還を求めたが、当然提督と阿武隈は断固として拒否した。



阿武隈は、今の提督を王や神のように崇拝していた。自分の運命を変えた人として、彼の為だけに動く艦娘として生きようと決めたのだ。



だが、提督を想う気は日を追う事に歪み、今では彼に迷惑を掛けようとする者を抹消しようとする、影の執行者になりかけていた。



提督の許しがある限りは何の危害も加えず、ただ警告だけ残す。それすらも反故にした不届き者は、きっと提督にも疑われないように、彼女に消されてしまうだろう。



そして、警告を伝える猶予すら惜しくなるほど、彼女も限界に近付いていたのだった…







阿武隈(提督は誰か一人でも消えたら悲しむだろうから、今はまだ我慢…)


阿武隈(…どうすればいいの、提督…もう全員邪魔に見えてくるんです…)


阿武隈(…指輪が私に渡ったら、迷わず消すんですけど…まだかなぁ)ゾワッ








その頃…









球磨「大井、起きてるクマ?」コンコン


『…はい』


球磨「今から夕食に行くけど、何か食いたいものはあるクマ?」


『…いえ』


球磨「よし、おにぎり持ってくるクマ」


『…食欲が無いです』


球磨「楽しみに待ってるクマー」スタスタ






球磨(球磨だクマ。球磨は今大井と木曾のケアで大忙しクマ)


球磨(二人から聞いた限りだと、謹慎自体はもう解けてるはずクマ。でも部屋から出ようとしないし、ホントに手のかかる妹クマ)


球磨(大好きな提督から言われたんじゃ、ずっと引きこもりたくなるのは分かるクマ。でも、腹が減っては何とやらクマ)


球磨(提督も提督クマ。謹慎明けをはっきり言わないのが悪いクマ。それと忙しくて会いに行けないんだろうけど、ケアを怠るのは提督らしくないクマ)


球磨(球磨は少し怒ってるクマ。この礼は後でたっぷり弾ませて貰うクマ)







球磨「木曾ー、起きてるかクマ」コンコン


『…』シ-ン


球磨「おーい、木曾ー?」


『…』


球磨「今から夕食クマ。何か食いたいものあるクマ?」


『…』


球磨「…返事しろクマ。それか起きろクマ」ドンドン!


『…』


球磨「入るクマ…って、開いてる…」ガチャ


『…』


球磨「…って、部屋が真っ暗クマ…スイッチは…」カチッ


木曾「…」


球磨「何だ、いたクマ。てかまだ寝て…っ!?」ピクッ


木曾「…」


球磨「おい木曾!何してんだ!」ユサユサ


木曾「…」


球磨「この薬…睡眠薬…このバカ妹!」ガシッ


木曾「…」


球磨「お前、そんな事したら提督が悲しむだろ!今起こしてやるから死ぬなよ!」ドタドタ






球磨(…ホント、優秀な妹たちを持つと鼻が高いけど、優秀過ぎるのも考えものクマ)


球磨(…何でこんなに思い詰める必要があるクマ…提督はそんな事でお前を見捨てたりしないクマ)


球磨(つか、こんな時に多摩と北上は何してるクマ…最近見てもいないし、無事ならいいけど…)






球磨「着いたぞ!」ドアバ-ン!


木曾「…」


球磨「ゆっくり浸かれ!」ポイ


木曾「」ドボ-ン!


球磨「ドックが空いててよかったクマ…治って欲しいクマ…」ハァハァ


木曾「…」ブクブク


球磨「…提督にも連絡するクマ」ピッ








提督『…球磨か、どうし…あ、大和、ちょっと待っててくれ』


球磨「…提督、今いいクマ?」


提督『ああ。何かあったの…だから大和、もう泣くなって…』


球磨「…」


提督『悪い、どうした』


球磨「…やっぱ何でもないクマ」


提督『…?そ、そうか』


球磨「…あ、そうだクマ。大井と木曾の謹慎はもう明けてるクマ?」


提督『え?お、おう』


球磨「それ、次はちゃんと本人たちに言ってクマ」


提督『…すまない』


球磨「それじゃ、お疲れクマ」ピッ








球磨(…提督も抜けてる所があるけど、やっぱり他の艦娘の対応に追われてるんだクマ。ここで木曾の事を言うべきではないクマ)


球磨(…たまには提督に思いっきり甘えてやるクマ。今まで球磨を苦労させた罰クマ)ピッ








球磨「…大井」


大井『…何ですか、電話なんて珍しいですね…』


球磨「今ドックに居るから木曾見とけ。球磨は飯持ってきてやるから」


大井『ドックって…何を…』


球磨「いいからとっとと来い。それとこれについては提督には言うな。以上」ブツッ







球磨(木曾は大井に任せるクマ。大井も仮にも姉なんだから、妹の面倒見るクマ)









***








大和がやっと泣き止んだ時には、もう夕暮れ時だった。随分長かったな…



夕食まであと少しと言った所か。執務の残りでも消化してようか…







龍田「あ、あのー、提督ー?ちょっといいかしら~」


提督「ん?ああ、龍田か。どうしたんだ」


龍田「もうすぐ遠征隊が帰ってくるでしょ~?確か旗艦は天龍ちゃんだったわよね?」


提督「ああ、そうだが」


龍田「だから、天龍ちゃんのご機嫌取りしてもらえないかしら」


提督「何で?」


龍田「え、えっと、とにかくお願いね~」コソコソ


提督「あ、おいそこ俺の部屋…あっ!?」






まずい!確か今日の朝から瑞鶴が俺の部屋使ってるんだった!そんなん見られたら龍田に何されるか分からない!



ただでさえ今日だけでも気苦労が絶えないのに、ここでまたトラブルを起こしたくない…って、もう龍田は俺の部屋に入ってるし…







提督「お、おい、勝手に入るなよ」


龍田「い、いいじゃないですか~誰もいないんですから~ 」


提督「誰も…いない…?」






…どういう事だ?今日執務室を離れたと言えば演習相手への対応と大和の部屋替えの時だけだが…起きて出てったのか。



何にせよ助かったが…何故隠れる必要があるんだ?







天龍「よー提督、戻ったぜー」


提督「ん、おお。お疲れさん」


天龍「ったくよー、俺を長時間遠征なんかに出しやがってよー、実戦に出してくれよなー」


提督「…すまない」


天龍「まー敵母港空襲は大成功したし、謝礼はたんまり貰ったからいいけどよー、ただの輸送作戦だったら流石に腹が立ったと思うなぁ」


提督「…天龍なら随伴の子たちの指導力も高いから、大成功すると思っていたんだ」


天龍「…そいつは嬉しい言葉だけどよぉ、実のところ、んなこたどっちでもいいんだよ」


提督「?」


天龍「三日と八時間、俺をあんたから離れてた方が不満だってこった」


提督「…」


天龍「それによぉ、俺がいない間に鎮守府が結構ザワついてんじゃねぇかよ。このビリビリ来る雰囲気は嫌いじゃねぇけど」


提督「それは…」


天龍「あと、龍田はかくれんぼのつもりか?ちと隠れる場所が悪すぎるんだよなぁ」


龍田(!?)ビクッ


天龍「バレねぇと思ってその部屋選んだのかもしれねぇが、こりゃ笑えねぇな」


龍田()ガクブル


天龍「出てこいよ。今なら何もしねぇからよ」


提督「何もって…普段何してるんだ」


天龍「そんな怖い顔しないでくれよ。ちょいと注意してるだけだって」







…あの雰囲気は感じられない。だが、禍々しい何かを感じる。



龍田は…出てくる気配は無いな。天龍を怖がっているのか?



俺が以前見ていた二人は真逆だった。天龍は怖く思われたいのに、龍田の方が怖がられる。でも、何故今はこんな事に…






天龍「出てこねぇなら俺から行くぞ」


提督「て、天龍、ちょっと…」


天龍「オラ居るんだろ」ガチャ


龍田「っ…」ビクッ


天龍「なぁ何でそんなにビビってんだよ」


龍田「そ、それは…」


天龍「それと、いつからそんなに提督と仲良しになったんだ?艦娘は普通提督の自室には入れねぇはずだが?俺は行きたくても我慢してんのにお前は堂々と入れるんだな」


龍田「っ…」


天龍「お前、普段なら提督脅すぐらいのことしてた筈だけどよ、どこまで行ったんだ?姉ちゃんに教えてくれよ、なぁ。素直に答えてくれりゃ俺も『注意』しなくて済むんだけどよ」


龍田「な、何も…」


天龍「だからそんな怖がる必要ねぇだろ。いつもみたいにあしらってみろよ。フフ…怖いか?」ズズズ


龍田「…」ビクビク


天龍「…はぁ、ノリが悪くなったなぁ。それかあれか?提督とよろしくやってた最中だったか?俺を差し置いてそんな事をしようと?」


龍田「」ガクブル







龍田の頭のアレが赤く点滅してる。パニックを起こしているようだ。



このままじゃ一方的だ。俺がフォローを…







提督「て、天龍、そういやお前、補給は済んだのか?」


天龍「お、やっべ、忘れてた」


提督「なら行ってきなさい。それに飯時も近い」


天龍「おー、久々にまともな飯が食えるぜ。戦闘糧食だと物足んなかったしなぁ」


提督「俺も後で行くから」


天龍「すぐ来いよ~」スタスタ








龍田「…」ペタン


提督「龍田、無事か?」


龍田「…提督は、何も感じませんでした?」


提督「何もって…」


龍田「…今鎮守府のほとんどの子が纏わせてる雰囲気よりも、もっと真っ黒な…」


提督「…天龍がか?」


龍田「…天龍ちゃん、提督の前では普通だけど、自室に戻ると、その…」


提督「…」


龍田「天龍ちゃんの部屋からは、ずっと刀を研いでる音がするんです…ブツブツ何か呟いてるような音も…」


提督「…新調したやつのか?」


龍田「多分…初めは何とも思わなかったんですけど、ずっと聞いてると気が狂いそうで…」


提督「…」


龍田「部屋を覗こうとしたら、あの目で…あっ!」ビクッ


提督「お、おいどうした!」


龍田「やば、言っちゃった…どうしよう…」ブルブル


提督「龍田!おい!」


龍田「あの目で…今度こそ…」ブルブル


提督「しっかりしろ!」


龍田「…はっ、す、すいません…」


提督「…とにかく、夕食の時間だ。腹が膨れれば多少気も楽になるだろう」


龍田「…そうですね。すいません」


提督「さ、天龍も待ってる。行くぞ」


龍田「っ…は、はい」







あの目って…どの目だ?龍田は天龍の何をそんなに怖がってるんだ?



注意…か。聞こえはまだいいが、何をしてるのか分からない以上、俺も気を張らないといけないな…








龍田(提督…言葉だけじゃ伝わる情報に限界があるの。百聞は一見にしかず、とはよく言ったものだってわかったわ)


龍田(…白目が全く無くなるぐらい大きくなった、どす黒い瞳…眼帯を外して、潰れた目の瞼を開けた時に見える眼窩…)


龍田(またあの真っ黒な目で凝視されたら、今度こそ私は狂うわ…)


龍田(何より、天龍ちゃんはもう、自分がまともじゃないって理解してない…他の子よりも、もっと根本的に…あれが素の状態になってる…)


龍田(…提督には見せられない。あんなのを見せてはいけない。でも…私にはそれを止める勇気が…心が折れそうよ…)







天龍「まーそれにしても目立った戦闘が敵母港しかなかったのもデカかったなぁ」


提督「…ほう。いつもなら何かあるのか」


天龍「大抵は潜水艦が待ち伏せしてたりしてウザってぇもんよ」


提督「成程、そりゃ運が良かったな」


天龍「いーや、運じゃねぇんだなこれが。遠征メンバーに択捉がいると、行き帰りで潜水艦に出くわさねぇんだよ」


提督「何故だ?」


天龍「さぁ?でも遠征で同行した奴らは全員奇襲を受けなかったらしい」


龍田「え、択捉ちゃん、敵潜水艦に怖がられてるのかなぁ」


天龍「…横入りすんじゃねぇよ」ボソッ


龍田「」ビクッ


提督「…ちょうど択捉の部屋の前だな。呼ぶか」


天龍「おいおい、どうせ勝手に来るだろ?」


提督「…そうだが、別に一緒でも構わんだろ?」


天龍「…まあ、いいか。俺は先行ってるぜ」


龍田「…」ビクビク


天龍「龍田も来いよ」ギョロ


龍田「わ、わかったわ…じゃ、提督、また…」


提督「…ああ」






俺なりに多少の抵抗を見せてやったが、正直めちゃくちゃ緊張した。



天龍の目?は大きな変化は見られなかった。少し気を落としてたぐらいか…



…さて、それは置いといて択捉だ。果たしてまともなのかどうか…






提督「択捉、いるか」コンコン


『…』シ-ン


提督「そろそろ夕食だぞ」


『…』シ-ン


提督「おーい、居ないのか…って、空いてる」ガチャ


『…あ、司令?』


提督「何だ、いたの…かっ!?」






薄暗い部屋の中、択捉はちょこんと座っていた。



それだけならまだいいが、その周りは明らかに択捉がまともでないと思わせるに十分な光景だった。



部屋の中は一見綺麗に見えるが、机に出ている帳面には、数を数える際に使う正の字が余すところなく書かれていた。



壁一面にも、模様ではなく正の字がびっしりと書かれていた。行と列も綺麗に整っているところが、不気味に見えてしまった。



その他には、何枚か写真が貼り付けられてる。写真は…敵の潜水艦と…潜水艦の姫級か?しかも顔の部分にバツ印が付けられている。







択捉「…あは、ごめんなさい。少しぼーっとしてて…」


提督「い、いや、いいんだ」


択捉「…夕食ですよね、すぐに行きますから」


提督「…ああ」


択捉「…部屋の中、見られちゃいましたけど、誰にも言わないで下さいね」


提督「…了解」








択捉がいる遠征隊では、行き帰りの道中で会敵しない。その理由は彼女の部屋に記されていた。



択捉は危惧していた。戦闘もあまり上手くなく、更に自身の耐久、装甲も他の艦娘より劣っている。艦隊決戦ではまず編成に入れられる事がない。



自分に出来ることは、領海警備と対潜哨戒だけ。それだけなら他の駆逐艦の子たちで事足りる現状に恐怖していた。






これでは司令の役に立てない。不要と見なされてしまう。どうにか、私がこの鎮守府に居るべき理由を作らないと。







そう思った択捉は、まず自身の長所からメモを取り始めた。真っ先に出たワードは、対潜掃討だった。



択捉はそこで考えた。艦種毎に能力の限界がある。海防艦はどう足掻こうと駆逐艦程の火力ぐらいしか出せない。でも、対潜哨戒、掃討能力はまだ海防艦の方が上だ。



先に潜水艦を見つけ、一撃で葬る。その力を特化させればいい。短所を補う必要などない。長所をどこまで伸ばせるかで、私の存在意義が決まる、と。




それから、択捉は近海に現れる敵潜水艦を沈めて回った。エリートであっても、フラグシップであっても、必ず一撃で仕留める意気込みで海を駆け回った。



そして、一撃で沈めた時のみ、択捉は帳面に正の字でか数え始めたのだ。息の根を止め損なった時は、戒めも含めて、修正液で一画減らすというペナルティも加えた。



大規模作戦にて現れる敵潜水艦の親玉たる姫級にも、そのルールを自身に課したのだ。最初はそれこそ正の字が中々増えず、自身の不甲斐なさに打ちひしがられていたが、慣れとは恐ろしいものだった。




ソナーに敵潜水艦の反応が僅かでも感じ取れたら、反射的に爆雷を投げ込んでいたのだ。それも、急所を確実に捉え、一撃で沈めていたのだ。




以降、修正液が使われる事が無くなり、代わりにペンのインクが切れるようになった。帳面も何冊も買ってもらい、書ききると重ねては縛り、押入に大切にしまっていた。



押入に収まりきらなくなった時、択捉は壁に目がいった。提督が提供した部屋を汚してはいけない、と葛藤してはいたものの、択捉は既にその手にマジックペンを持っていたのだ。




数を忘れては行けない。これは私が生み出した成果にして意味。これこそ、私が司令の役に立っているという証。司令に捧げる私の戦果。






そう自身を納得させ、再び数を書き始めたのだ。壁に修正液は使えない。故にもう失敗は許されない。



本来ならプレッシャーを感じる所だが、択捉は落ち着いていたのだ。




その落ち着きが、姫級のカウントの始まりとなったのだった。



他の艦娘が聞けば口を揃えて無理だと言う瞬間を、択捉は成し遂げていたのだ。それを見た敵潜水艦は、その日から択捉を恐れ、ソナーの感知範囲に入る前に尻尾を巻いて逃げ出していたのだ。







このカウントは今でも更新し続け、遂に天井と床に達しようとしていた…










択捉「…司令」


提督「な、何だ?」


択捉「私、また敵潜水艦を一撃で仕留めたんですよ」


提督「お、おお!そりゃ凄いな」ナデ


択捉「あ…」ホワ-


提督「まあ、これからも無理はするなよ」


択捉「…えへへ、ありがとうございます!」ズズズ










…食堂に着いたはいいが、食欲が湧かない。と言うより、失せたと言う方が近いか。



多くの問題を抱えている現状に、俺の身体が限界を迎えたのか、俺もこの雰囲気に呑まれ始めている予兆なのか…



ダメだ、思考が良くない方向に向かっている。俺がこんな状態じゃ皆に示しがつかない。何とか食い物を押し込むくらいしないと。







間宮「あら提督、ご飯は何にしますか?」


提督「と、とりあえず皆と同じもので構わない」


間宮「顔色が悪いようですが…大丈夫ですか?」


提督「…大丈夫、ちゃんと食えるから」


間宮「…普通ならやらないですけど、食前に甘いものでもどうですか?」


提督「え?」


間宮「リラックス出来ると思います」


提督「…わかった。貰おう」


間宮「すぐにお持ちしますね」







間宮は…大丈夫なのか?例の雰囲気は感じない。食堂内は既にヤバいけど。







間宮「はい、アイスです」


提督「ありがとう」


間宮「食べ終わったらまた言ってください」







…不思議だ。アイスが輝いて見える。疲れてるのかな。



一口食べると、体から力が抜けていくような感じがした。というか、緊張がほぐれた、と言うべきか?



何にせよ、さっきまでの倦怠感が嘘のように無くなったのだ。




気付いたら食べきっている。腹も減り始めた。







提督「あの、間宮さん」


間宮「あ、食べ終わったんですね」


提督「その、ありがとうございます。元気が出てきました」


間宮「まあ、よかったです♪」パァァ


提督「夕食の方もお願い出来ますか」


間宮「はい、ただいま」カチャカチャ







間宮は心底嬉しそうな顔をしながら厨房に戻った。奥から伊良湖と鳳翔の声も聞こえてきた。



大規模作戦の時に、景気付けとして艦娘一人一人に甘味を振舞ったが、あれほどの美味だとは思わなかった。



大人気ないが、自分もその時に食べていればよかったと後悔していた。








間宮「はい、お夕食です」


提督「ありがとうございます。では、いただきます」


間宮「さっきまでの顔色が嘘みたいですね」


提督「甘味にこんなリラックス効果があるとは思わなかったです。ただのアイスと侮っていました」ガツガツ


間宮「私と伊良湖ちゃんと鳳翔さんの合作ですよ?特別なアイスですから、疲れた身体によく効きますよ」


提督「身に染みました…」ガツガツ


間宮「…でも、よかったです。提督がお疲れになって、倒れでもしたら私たちは…」


提督「…そうならないよう、以後気をつけます」ガツガツ


間宮「またお疲れになりましたら、いつでも来てくださいね♪伊良湖ちゃんと鳳翔さんで、甘味を用意してますから」パァァ


提督「…またお世話になりそうです。ありがとうございます」








…まだ疲れてるのかな、間宮から後光が差してるように見えた。



…ここの所気が休まってなかったせいだな。身体の疲れは取れても、心の疲れは中々取れない。寝るだけではダメなんだな。



しかし、甘味か…食堂に行く機会が増えそうだ。













間宮(…うふっ、気に入ってくれてよかったです。流石伊良湖ちゃんと鳳翔さんです)


間宮(これで提督が私たちのいる所に来る理由が増えました。食事時にしか会えないのは寂しいですから)


間宮(…これからも疲れた心を癒してあげますからね、提督♪)ズズズ








思わぬ所で精神的な疲労が癒された。市販のスイーツとはまた違うリラックス効果だった気がする。



ともあれ、今日は気分よく寝れそうだな。久々にぐっすりと…






…ん、執務室に明かりが…?








提督「誰かいるのか?」キィ


叢雲「…あら」


提督「叢雲か。夕食後だが何か用か」


叢雲「何って、書類の整理よ」


提督「え、何か残ってたのか」


叢雲「残ってなかったら私はもう寝てるわ」


提督「す、すまない。まだ見落としがあったとは…」


叢雲「というか、あんた今日はてんてこ舞いだったでしょ」


提督「…それもそうだった」


叢雲「ったく、少し前なら一人でも任せられたのに、まだ半人前ね」


提督「…返す言葉も無い」


叢雲「だから見境無しに何人も艦娘を迎え入れるべきじゃなかったのよ」


提督「その通…何?」


叢雲「艦娘にかまけてる時間のが増えて書類が疎かになるなんて本末転倒じゃないの」


提督「…あ、ああ。そういう事か」






…何だか不穏な聞こえ方がしたが、気のせいだったようだ。叢雲とのこのやり取りは新米時代以来か。



慣れない実務ばかりだった時、厳しくも見限らず支えてくれていた初期艦が彼女だった。今はもう叱られる事もなくなって、懐かしく思えた。








叢雲「ところで、あんた」


提督「ん?」


叢雲「…どうして私を秘書艦から下ろしたのよ」


提督「どうしてって…大体俺だけで書類も片付けられるようになったし、叢雲もデスクワークに戦闘と疲れるだろ」


叢雲「…ふん、戦闘に比べたら書類仕事なんか軽いもんよ」


提督「軽くてもだ、海戦で支障が出たら遅いから、どうにか専念させるように…」


叢雲「…ねぇ、そんな綺麗事は聞きたくないの。ハッキリ言って」


提督「…?」


叢雲「あんた、私の事飽きたんでしょ」


提督「あ、飽きた…?」


叢雲「新しい子が来たらその子を秘書艦にしてたじゃない。あれも何?慣れさせる為って事?」


提督「そ、そうだが」


叢雲「なら、一通り仕事が出来るようになったらまた私に戻せばよかったじゃない。それなのにあんたは、また取っかえ引っ変えして、挙げ句の果ては一人でも出来るって?冗談じゃないわ」


提督「む、叢雲、落ち着け」


叢雲「私は至って冷静よ。ただ、私は真実を知りたいだけ。今本当の事を言えば、私もそれで納得してあげるわ」


提督「そんな事言われても、俺は嘘なんて…」


叢雲「…もう一度言うわ。あんた、私に飽きたんでしょ?」ギョロ


提督「…!」







叢雲が俺の瞳を覗き込む。それはまるで、心の中を全て見透かしているかのような凝視だった。



叢雲の目は微動だにせず、瞬きもしなかった。ただじっと、俺の目を見つめ続けている。叢雲の瞳に光は無い。







確かに叢雲を秘書艦から外したのは事実だ。しかし、決して飽きたからではない。



ずっと叢雲から助けて貰った恩返し。または俺が一人前になったという証明として、俺は彼女を秘書艦から外したのだ。



それに、叢雲だけが書類仕事に精通していてはいけないのだ。もし俺と叢雲が居ない間、誰がその書類を処理するのか。



そうならない為に、俺は皆に一通りの処理だけでも教えたのだ。だから、俺は叢雲の思っているような事は何一つしていない。









提督「…俺は、飽きてなどいない」


叢雲「…」


提督「これは嘘偽り無い、俺の本心だ」


叢雲「…」ギョロ


提督「…というか、お前なら俺が嘘を付いているぐらい、すぐ気付くはずだろ。ずっと俺を支えてくれていたお前なら」


叢雲「…ふん」スッ


提督「…どうしてそんな事を聞いたんだ」


叢雲「…その前に、ちょっと胸貸して」ポスッ


提督「…?」


叢雲「…ずっとあんたと一緒に居たから、ちょっと不安だっただけよ」


提督「叢雲…」


叢雲「…女の子に寂しい思いさせてるから、まだ半人前よ」


提督「…ごめんな」


叢雲「…もう安心したわ。ありがと」






叢雲はそう言うと、俺からゆっくりと離れた。それでも、ずっと俯いたままだ。







提督「…俺は今後とも秘書艦は取らないつもりだ」


叢雲「…そう」


提督「でも、一人じゃ厳しいって思ったら、また手伝ってくれるか?」


叢雲「…図々しい所は相変わらずね」


提督「すまん」


叢雲「…でも、嫌いじゃないわ」


提督「そう言って貰えると助かる」


叢雲「…いつでも待ってるわ」


提督「ありがとう」


叢雲「…書類は終わってるから、早く寝なさい」スタスタ


提督「お前もな」








…あの目で見られた時は正直ゾッとした。龍田があの時言おうとしてた言葉がわかった気がする。




何だか、改めて課題を突きつけられたような気分だ。







叢雲(…久々にちゃんと顔を見たら、何だかどうでも良くなっちゃったわ)


叢雲(ホントなら、もっと怒りをぶつけて屈服させるつもりだったけど、私も弱くなっちゃったわね)


叢雲(それと…さっき見た書類の中に、異動関連のものがあったけど…)


叢雲(どこの馬鹿がこんなの寄越したのか知らないけど、あいつは誰にも渡さないし、逃がさないわ)









同刻、霞の自室…








朝潮「…霞、何度言ったらわかるのですか。神通さんにも警告をされておいて、まだクズ呼ばわりを?」


霞「…はい」


朝潮「私も耳にタコができるくらい言い聞かせてきましたが、どうしてやめないんですか」


霞「それは…」


朝潮「この朝潮の言いつけが守れないほど、重要な理由でも?」


霞「…司令官は、気にしてないって…」


朝潮「…司令官はとても優しいお方ですから、本音を隠してるのでは?」


霞「え…」


朝潮「本当は憎くて仕方ないかもしれない。もしかしたら解体か異動も視野に入れてるかもしれない」


霞「そんな…」ブルブル


朝潮「何なら、今の霞だったら、この鎮守府から離れた方がいいんじゃないですか?」


霞「そ、それは、嫌…」


朝潮「あら、どうして?」


霞「…司令官から離れたら、皆から何をされるか…」


朝潮(…ふむ、一応身の危険は感じてるわけですか)


霞「で、でも、司令官はきっと嫌とは思ってないはず…きょ、今日だって、落ち着くまで頭に手を置いてくれた…」


朝潮「は?」


霞「っ!?」


朝潮「司令官に迷惑を掛けている分際で、そのような事を?」ゴゴゴ


霞「な、何よ…」ビクビク


朝潮「…霞、この鎮守府に残りたいなら、とりあえずそのクズ呼びはやめなさい」


霞「っ…」


朝潮「私はその点、神通さんと同じです。私に…私たちに生きる意味を与えて下さった司令官を侮辱するような呼び方は許しません」


霞「…」


朝潮「…例え神通さんが謹慎中でも、司令官にバレなければ、艦娘一人罰しても問題ありませんから」


霞「!?」ビク


朝潮「理解しましたか?まあ、あなたはそこまで頭が足りない訳ないですから、わかってくれるでしょ?」


霞「…はい」ビクビク


朝潮「終戦まで五体満足で居たいなら、明日から改善しなさい」


霞「…はい」ガクブル


朝潮「私はいつでも『見守って』いますから。それでは、おやすみなさい」ガチャ


霞「…しれいかん」ヘナヘナ


霞(司令官…怖い…助けて…)ウルウル









***









再び朝が来た。鎮守府の皆には異変があっても、こればかりは変わらない。



今日は…誰も侵入していないみたいだ。最早そっちの方が珍しいと思ってしまう。



…布団から起き上がるのが名残惜しい。眠い訳ではなく、ここから起き上がれば、また艦娘たちの問題に向き合わなければならないと思ってしまっているのだ。



俺も人間だ。頭はそんな事思ってなくとも、身体は正直なのだ。起き上がりたくない、嫌な事から逃げ出したい、と。



しかし、逃げ出せばもっと酷い状況になる事も薄々ながら理解している。だから、逃げるという選択肢は取れないのだ。







提督「…起きるか」






起き上がる時の気だるさは感じなかった。身体が観念したか、或いは…



執務室へ向かうと、誰かがふらつきながら俺に近寄っていた。






提督「…村雨か?」


村雨「…」フラフラ


提督「おい、村雨」


村雨「…あ、提督、おはようございます」


提督「体調が優れないのか?」


村雨「…そういう訳じゃないけど、ちょっと疲れてて」


提督「なら今日は休養していなさい。演習や遠征があるなら他のメンバーにしておくから」


村雨「…そういう事じゃないんですけど、ちょっとお話しません?」


提督「ん、ああ。なら執務室へ」


村雨「…ありがとうございます」






ふらつきは治らないまま執務室に着いてしまったが、何があったんだ?



村雨からは例の雰囲気は感じないが、余裕さも感じない。







提督「…それで、話とは?」


村雨「…提督も気付いてるよね。鎮守府の子たちのほとんどがおかしくなってるって」


提督「…ああ」


村雨「…じゃあ、誰がまだまともかも分かってる?」


提督「…ああ」


村雨「…提督、お願い。まともな人たちを一部屋に集めさせて。それか部屋割りを集中させてほしいの」


提督「…一応だが、理由を聞きたい」


村雨「この間大和さんが一時的に部屋を変えてもらったでしょ。多分それと同じ。大和さんの部屋の事故って、あれワザとしゃないんですか?」


提督「…」


村雨「無言は肯定として受け止めますね。村雨がそれに続いてやったら、流石に怪しまれるでしょう?」


提督「…とは言ってもなぁ」


村雨「一気にやらなくてもいいんです。何なら泊まり込みでも」


提督「…何とか努力はする」


村雨「…わがままばかりでごめんなさい。でも、もう限界なんです」


提督「…」


村雨「白露型はもう私しか…春雨も少し前までは普通だったんですが、もう…」


提督「っ…」


村雨「…人って、その場の空気だけで狂ってしまうものなんです。慣れてしまったら、それはもう皆と同じになりつつあるんです」


提督「…」


村雨「出来れば春雨は救いたかったけど、もう手遅れです。提督になら、とも思ったけど、一度見たらそれも無理だなって…」ポロポロ


提督「…すまない」


村雨「…提督、指輪はまだ来ないんですか」


提督「それは…」


村雨「…もしかして、手元にあるんですか?」


提督「いや…練度限界の艦娘が居ることも知らせてあるが、指輪は来ていない」


村雨「…あれが来ない限り、この狂気は続きます。もう一度大本営に問い合わせてほしいです」


提督「わかった」


村雨「…最後にあと一つ、いいですか」


提督「何だ」


村雨「今日は、ここで休ませて下さい」


提督「…ああ、構わない」


村雨「…一つも良いところ見せられなくてごめんなさい」グタッ


提督「…」









…村雨は自分が思ってる以上に真面目で優しい子だ。だが、それでも匙を投げる程、春雨は手遅れなのか。



…指輪の件も、本来なら直ぐに送られてくるはずだ。ここ最近の騒動で頭から離れていたが、大本営は何をしてるんだ?



…何か別の胸騒ぎがする。









***









大淀「…お呼びですか、提督」


提督「ああ」


大淀「…失礼ですが、その子はどうしたんですか」


提督「村雨か?少し疲れてたようだったから寝かせている」


大淀(…彼女は、まだ『こちら側』じゃないから対象外、か。運が良かったですね)


提督「まあそれより、大事な話がある」


大淀(ま、まさか遂に私に指輪を…!?か、勝った…!)グッ


提督「大本営から指輪が来ないんだ。申請はだいぶ前にしてあるんだが…」


大淀「…はい?」


提督「本来ならすぐ来る筈なんだが、何故かずっと来ていないままだ」


大淀「…」ゴゴゴ


提督「大淀、大本営に問い合わせてくれないか。俺は他の問題を解決しなければならない」


大淀「…という事は、今ここに指輪はない、という事ですね?」


提督「ああ…」


大淀「…了解です」ゴゴゴ







大淀から底知れぬ怒気を感じる。それは大本営の杜撰さか、期待を裏切られたからか、その他か…



村雨は指輪がこの異変を終わらせるかのように言っていたが…やはり、ケッコンカッコカリには、そのような効力すら含んでるというのか。



…被害に遭っていない他の提督は、もしかしてケッコン済なのか?




わからない。次から次へと気になる事が湧いて出てくる。解決するべき問題が多すぎるが、まずは大本営からだ。もしダメなら、友憲兵に話を聞いてみよう。







大淀「…提督、その前にいいでしょうか」


提督「ん、何だ」


大淀「…もし指輪が来たら、誰に渡すか決めていますか?」


提督「…いや」


大淀「…渡す意思ははありますか」


提督「…ある」


大淀「…私にも、渡す可能性はありますか」


提督「…ああ」


大淀「…了解です。大本営に問い合せます」スタスタ


提督「…」








大淀は思い詰めた表情だった。彼女の真意は俺にはわからないが、きっと指輪を求めているに違いない。



今ならわかるが、彼女もまた例の雰囲気を纏わせている。あの雰囲気が指輪で解消出来るのなら、皆に着けてもいいぐらいだ。



だが、皆はそれを望むだろうか…ジュウコンという手段を…









大淀(…もう、匂いとかマーキングとかそんなのはどうでもよくなった。今あるのは怒り)


大淀(彼は私にも指輪を渡す可能性があると言ってくれた。それだけでも十分嬉しかった)


大淀(だけど、その可能性すら踏みにじり、あまつさえ私の提督の申請を無視している大本営に対して怒りが収まらない)


大淀(私と提督の未来を邪魔する気か…!)










***







問題を解決するにしても、どれから始めればいいか…如何せん山積みだからな。



…そうだ。まずは謹慎が解けている二人からだ。一応執務室へ来るように伝えてあるが、待つより自分から向かった方がいいだろう。



球磨も言ってた事だ。早急に終わらせてしまおう。







提督「大井、木曾、居るか」コンコン


『…提督?』


提督「もう謹慎は明けているから、話をしよう」


『…少し待って下さい』ガチャガチャ






大井「…おはようございます」ガチャ


提督「おはよう」


大井「…ちょうど木曾も起きましたから」


提督「よし、失礼するぞ」







…謹慎がそんなに堪えたのか、覇気を感じられない。それに、この澱んだ空気と匂いは何だ?



木曾は起きてはいるものの、微動だにしない。まるで、人形のようだった。






提督「…木曾、起きてるか」


木曾「…」


提督「木曾、おい」ユサユサ


木曾「…てい、とく?」


提督「っ!」ビク


木曾「…夢じゃ、ないよな」


提督「あ、ああ」


木曾「…何だか、長い夢から覚めたような気分だ」


提督(何という暗く澱んだ瞳…まるで別人のように痩せ細って…はっ!)グルッ


大井「…何ですか」


提督(…大井も何だかやつれてる…まさか大井もか…!)


提督「…お前たち、飯は食ったのか」


大井「…」


提督「木曾は!」


木曾「…ずっと寝てたからわかんねぇや」


提督「っ…話は後だ!飯を食え!」


大井「…何だか、食欲が湧かないんですよね。一応球磨姉からおにぎりを貰ってましたが、一口だけで後は置いたままです」


提督「この匂い…そういう事か」


大井「…こんなみすぼらしい姿ではいけないのはわかってますが、もう提督の隣は無理だと思うと、このままの方が…」


提督「…くそっ!来い!」グイ


大井「え…」


提督「失礼するぞ」ガシ


木曾「んぐ…」








…堕落とは違う。これは崩壊だ。



大井と木曾は謹慎で何かが壊れたんだ。原因は…俺なのか。



そうなると…曙と神通は大丈夫なのだろうか…



いや、今はこの二人だ。飯を食って精を付けて貰わないと。








提督「間宮さん!まだいますか!」ドアバ-ン!


間宮「て、提督、もう少しゆっくり扉は…」


提督「何でもいい!この二人にたらふく飯を食わせてやってくれ!金が掛かるようなら俺が出す!」ドサッ


間宮「あ、は、はい、ただいま…」


提督「木曾、いい加減起きろ!」ユサユサ


木曾「んぐ…」


提督「ダメなら無理やり食わせるぞ…!」


大井「…」









***








ドック







球磨『…おせーよ。姉ちゃん怒ってんだぞ』


大井『…木曾を見とけって、どういう事ですか』


球磨『…薬で自殺しようとしてたんだ。このバカは』チラッ


大井『え…』


球磨『全く、謹慎程度って言っちゃアレだけど、大袈裟なんだよ。お前もそうしようとしてたんじゃないのか?』ギロ


大井『っ…』


球磨『いいか、それやって後悔すんのは提督だからな。提督は謹慎で頭冷やさせて後で話付けるつもりだってのに、裏切るような真似してどーすんだよ』


大井『それは…』


球磨『このバカが起きたら言っとけ。提督はあたしらを絶対見捨てないってな』


大井『…はい』


球磨『…ほら、食え。お前何も食ってないだろ』


大井『…はい』


球磨『姉ちゃんは疲れたから飯食って寝る。あと大井、結構臭うから風呂入れよ』スタスタ


大井『…ごめんなさい…ごめんなさい…』









***










大井(…本当に見捨てられてなかった。もうダメかと思ってた)


大井(…何て浅はかだったんでしょうか、提督を信じきれてない証拠ですね)


大井(…今からでも、間に合うかな…)


大井(提督…)ゾワッ







鈴谷「おー?提督見っけ」ガタ


提督「ん?ああ、鈴谷か。おはよう」


鈴谷「朝から忙しそうだねぇ」モグモグ


提督「…まあな。ほら木曾、まだ寝惚けてるのか」


木曾「んむ…」モッチャモッチャ


鈴谷「木曾っち赤ちゃんみたいだねぇ」モグモグ


大井「…」モグモグ


提督「よし、ちゃんと噛んで食えよ」


鈴谷「ねー提督、鈴谷にも食べさせてくんない?」


提督「…何故だ」


鈴谷「羨ましいから」


提督「…一口だけだぞ」スッ


鈴谷「提督やっさしー!大好き」パク


大井「…」モグモグ


鈴谷「ん~♪やっぱ提督に食べさせてもらうともっと美味しくなるね~♪」


提督「おし、もういいだろ。木曾、水持ってくるからな」








大井「…」


鈴谷「…あらあら?どうしましたか?『教官』さん?」


大井「…どうしましたって、何が?」


鈴谷「そんな睨まないで下さいよ~」ニヤリ


大井「睨んでなんか、いません」


鈴谷「またまたご冗談を~、提督に言えば、やってもらえますよ?」ボソッ


大井「…いいです」


鈴谷「えー?なんでですかー?あ、もしかして謹慎明けの身分じゃ申し訳ないって感じ?」


大井「…」


鈴谷「…ま、そもそも提督の言いつけを破る時点で身分も何も無いと思いますけど」


大井「…は?」


鈴谷「は?じゃないっしょ。何で一緒に朝飯食ってんの?本当ならそれすら許されないと思うんですけど」


大井「…」


鈴谷「優しすぎるってのもちょっと考えものだねぇ。まあ、そこも好きなんだけど」フフ


大井「…」


鈴谷「ま、少しは身の程を弁えて行動しましょうね?教官」ニヤ


大井「…ご忠告、ありがとうございます」ニコ


鈴谷「…」チッ







提督「木曾、水持ってきたぞ」


木曾「んぐ…」ゴクゴク


提督「よし、飲んでくれたな。毎食ちゃんと食ってくれよ。大井もな」


大井「…はい。すいません」


鈴谷「…あー提督ー、指輪、まだ来てないんだってね」


提督「ん?ああ、そうだが、何故それを…」


鈴谷「んひひ、鈴谷は何でもお見通しだよーん」


提督「…」


鈴谷「それでさー、指輪が来たら鈴谷に渡してくれない?鈴谷、提督のお嫁さんになりたいなぁ」


大井「…!」


提督「…いや、今はまだ決められん」


鈴谷「むー」


提督「…だが、来たら必ず誰かに渡す、とだけ言っておく」


鈴谷「…んひひ、楽しみにしてるからねー♪」スタスタ







…指輪の事情は今朝言っただけだ。だから、知ってるのは村雨と大淀だけのはずだが…



鈴谷は何でもお見通し…か。俺が隠そうとしてた事も全て筒抜けか。元より隠し通せるとは思ってなかったが。







大井「…提督、ありがとうございました。木曾は私が連れ帰りますので」


提督「ああ、気を付けてな」


大井「…はい」グイ


木曾「んん…ありがとなぁ」ウトウト








木曾も漸く覚めてきたようだ。俺も腹ごしらえは済んだし、動き出さないとな。










ザラ「…ていとく」ユラッ


提督「ざ、ザラ?」


ザラ「…colazione…ザラ…つくったんですけど…」ユラッ


提督(…また、このパターンか)


ザラ「…ていとく、たべますよね」スッ


提督(…パスタ、か。普通に美味そうだ)


ザラ「…たべますよね」ズイ


提督「あ、ああ。頂こう」






出来たてのパスタだ。まだ皿が熱い。だからこそ、再び食欲が湧いてくる。



膨れた胃袋が急いで空きを作っている。ザラの雰囲気を感じ取り、身体が最善の策を選択したのだろうか。



…ただ、目の前にある食べ物を頬張る。ザラへの対応はそれが一番いいはずだと信じて。






提督「んむっ、美味いな…」ガツガツ


ザラ「えへへ、そうでしょうていとく…」ニタリ


提督「ああ、残さず食いきれそうだ」


ザラ「…アハ」






俺はその時、異様なまでに口元がつり上がったザラの笑顔を見えていなかった。ただ、嬉しそうな声しか聞こえてなかった。



ザラのパスタを食べ終え、食器を片付けていった数分後、俺は急激な睡魔に襲われ、目の前が真っ暗になった。意識が途切れる直前、ザラの姿を見たような気がした。









***







ザラ(うふふっ♪提督、ぐっすり寝てて下さいね♪)ヨイショ


ザラ(あなたが目覚める時は…ザラの故郷…イタリアにいますよ♪)


ザラ(これからは、ザラとイタリアの風を受けてましょう?あなたとの子も沢山産んで、一緒にパスタを食べましょう?)


ザラ(さぁ、旅立ちの時間です…この命尽きるまで…あなたの傍に…)









山風「…何をしてるの」ゴゴゴ


ザラ「っ!」


山風「…そっちは、埠頭だよ」


ザラ「…」


山風「…パパ、どこに連れてくの」


ザラ「…潮風に当たりに来ただけです」


山風「執務室でも当たれる」


ザラ「…それより、パパって何ですか」


山風「…パパは、パパだよ」


ザラ「…ああ、確かに提督が父だとしたら、あなたは娘に…」


山風「は?」


ザラ「?」


山風「…何言ってるの。パパはあたしの旦那様だよ」


ザラ「は?」


山風「パパは私のもの。だからどこにも行かせない。あんたが嘘をついて、パパを遠くに連れてこうとしてるのはわかってる」


ザラ「…」


山風「あたし、嘘つきは大嫌い。パパをあたしから離そうとする奴もね」


ザラ「…ふーん」


山風「もう一度聞くけど、パパをどこへ連れてくの」


ザラ「…残念だけど、提督はザラの夫になるの。悪く思わないで」


山風「…死にたい?」ジャキ


ザラ「あらあら物騒な子ですね。ザラが死んだら提督は必ず悲しむわ」


山風「誰がお前なんかに」


ザラ「提督はとてもお優しいお人なんですよ?それに、日本なんかよりザラの故郷の方が絶対気に入るわ」


山風「寝言は、寝て言おうね」


ザラ「…はぁ、giapponeseは野蛮ですねぇ」


山風「…」


ザラ「あなたと殺し合うのは構いませんが、提督に飛び火されたら困りますから、その勇気に免じて今日は見逃してあげます」


山風「は?」


ザラ「あなたから感じる力はとても凄いけど、ザラには及ばない。弱いものいじめって、嫌いなんですよね」


山風「…試してみれば、わかるよ」


ザラ「ふふっ、提督が起きたら、模擬演習でお相手してあげますよ♪」ニタリ


山風「…」


ザラ「…さて、非常に残念ですが、提督を帰しますか」ヨイショ


山風「…」


ザラ「それでは、御機嫌よう」スタスタ


山風「…殺してやる」







***






執務室









ザラ「…ふぅ、着きましたね」ドサ


提督「」zzZ


ザラ「うふふ、可愛い寝顔…イタリアに行けばずっと見れると思うと…」ゾクゾク


ザラ「…さて、ザラは演習の準備に行きますか。あの小娘に力の差を見せておかないと」ガチャ


ザラ「それでは、ゆっくりおやすみなさい、提督」スタスタ









提督「」zzZ


利根「…ふむ、不用心に扉が空いてると思えば、寝ておるのか」ギィ


提督「…」


利根「…他の女の臭いがするが、一線は越えとらんようじゃな」クンクン


利根「…他には、薬の匂い、チーズとケチャップ…かの?」


利根「…まあ、据え膳食わぬはなんとやら、じゃの。少しばかり失礼…」スッ





雲龍「何をしてるのかしら、泥棒猫さん」ヌッ


利根「…何じゃ」


雲龍「私の提督に手を出さないでもらえるかしら」


利根「ふん、お主は艦載機のことだけ考えてれば良いのだ。失せよ」


雲龍「卑しい女ね」


利根「吾輩は貴様と違って物乞いなどせんわ」


雲龍「私はあなたと違って寝込みを襲うような真似はしないわ」


利根「…言いたい事はそれだけか?」


雲龍「私は提督の邪魔をする悪い虫を排除するだけよ」グッ


利根「ふん、そうやっていつまでも踏み出せん腰抜けだからこそ、先手を取られるのだ」


雲龍「…」


利根「そうやって騎士の真似事を続けているがいい。さあ手を離せ」


雲龍「断る」グイッ


利根「…提督が眠っていてよかったのう。お陰で本気で消す事が出来る」ズズズ


雲龍「やれるものならやってみなさい」ゴゴゴ









提督「んが…」ムクッ


利根「!」


雲龍「!」


提督「…んん、あれ、俺…」


利根「おお提督よ!やっと起きたか!」


提督「あれ、俺食堂で飯食って…」


雲龍「…ふふ、お腹いっぱいになって眠くなったんですか?」


提督「そんな事には…いや、現に寝てたみたいだし、俺もわんぱくになったな」


利根「提督もまだ子供じゃのう!どれ、吾輩がよしよししてやろう!」ズイ


雲龍「私がしてあげます」ズイ


提督「い、いや、そこまで落ちぶれてないから大丈夫だ、多分」


利根「ぬぅ、吾輩では不服か?」


雲龍「…残念ね」


提督「いやそういう事じゃなくてだな…」







何だろうか…食堂辺りから記憶が無い。それに俺は少しばかり眠っていたようだ。



腹が膨れれば確かに眠くなりもするが…疲れているのか…まあいい。幸いにも自分がやるべき事は忘れていない。起きたからには動かないと。



その前に…この二人が腑に落ちるような説明をしないと。








***







結局、二人揃って俺の頭を撫でて手打ちとなった。俺はもどかしい気持ちを抑えつつ、二人が満足するまで大人しくしていた。



利根と雲龍が出ていった後に、未だ眠っている村雨に目が行った。







提督(…そうだ。村雨は春雨の心配を…)


提督(…春雨の様子を見に行こう)







春雨の部屋の前に来たが、扉を開かずともわかる程、異様な気配を漂わせていた。



ドアノブに手を触れようとしても、身体がそれを拒否するかのように力が入らない。








『…しれいかん?』







扉の向こうから春雨の声が聞こえる。ドアノブがゆっくりと回る。






『しれいかぁん、やっと会いに来てくれたんですねぇ』







まとわりつくような声と共に、扉が開いた。そこに居たのは、春雨であって春雨では無い者だった。




髪が白く変色している。それだけではない、目から青い光を帯びている。



一目見て理解した。駆逐棲姫が、そこにいた。だが、俺の事を司令官と呼んでいるという事は、まだ自我があるという事か…?







悪雨「うふふ…お待ちしてましたよぉ」ユラッ


提督「は、春雨…」


悪雨「とりあえず中に入って下さい…」








俺は誘われるがままに部屋に入った。



内装は特に変わりない…ようだ。択捉の部屋のように壁に何かが書かれている訳でもない、普通の部屋だ。



ある意味変化の無さに不気味さを感じる。








悪雨「どうしましたぁ?」


提督「…いや」


悪雨「そんなに怖がらなくても、何もしませんよ」ニタリ


提督「…」


悪雨「そういえば、村雨姉はどこですかぁ?」


提督「…執務室で休んでる」


悪雨「…フフッ」


提督「春雨…君は」


悪雨「あぁ…大丈夫ですよぉ。私の姿が気になるんですよねぇ?」


提督「っ!」


悪雨「気が付いたら…こうなってたんですよ。でも、こっちの姿の方が、自分に素直になれてる気がするんです…」


提督「こっちの…姿…」


悪雨「普段は…司令官への気持ちを抑え続けて…他の子に全部譲ってたんですけど…でもそれだと…胸が苦しくて…真っ黒な気分になって…」ブツブツ


提督「…」


悪雨「でも、今はすごく楽な気分なんですよ…今まで抑え続けていたのが馬鹿みたいに思えて…もうずっとこのままでもいい気分です…」


提督「…」


悪雨「それで、司令官…私に会いに来てくれたという事は…私の気持ちを…受け止めてくれるんですよね…?」


提督「気持ち…?」


悪雨「ずっと大好きで…いえ、愛しています…あの光の先に…あなたが見えたその時から…私の心は司令官、あなたのものに…」ズズズ









…春雨は元々、建造された艦娘ではなく、戦闘後に発見された艦娘だった。それも、当時大本営が頭を悩ませていた海域に出没する、駆逐棲姫を撃破した後に。



あの光…とは、恐らく駆逐棲姫から春雨に変わった時に彼女が見た景色か何かだろう。



元々控えめな性格と見て接触するのも少しばかり控えていたが、その実、彼女を苦しめていたようだ。







提督「…春雨」


悪雨「司令官、どうか私の気持ちを…」


提督「…」ギュ


悪雨「あっ…♡」ゾクッ


提督「…春雨、ありがとう」


悪雨「~♡」ゾクゾク


提督「…君の気持ちはわかった。でも…」


悪雨「…」ピタ


提督「俺は…普段の姿に戻って欲しい」


悪雨「ハ?」


提督「…ここまで思い詰めさせたのは俺の責任でもある。だから無慈悲にも思えるが、俺は今の姿の春雨の気持ちに応えることは出来ない」


悪雨「な、なんデ…」フルフル


提督「頼む、元に戻ってくれ」


悪雨「…嘘ダ…私の気持ちニを踏ミにじるなんて…有り得ナイ…」


提督「春雨!」


悪雨「離セ!」ジタバタ


提督「くっ…!」


悪雨「ヤメロ!離セ!」グググ


提督「っ…」ギュウウウウ


悪雨「離セト言ッテルダロウ!」


提督(ここで離したら…春雨は暴走したままだ…死んでも離すな!)


悪雨「艤装ヲ展開スルゾ!早ク離セ!」


提督「んぐぐ…」


悪雨「ナンデ離サナインダヨォォ!!!」ジタバタ


提督「んぎ…!」ギュウウウ


悪雨「ドウシテ…」


提督(力が緩んだ…?)


悪雨「どうしテ離さナイの…」シュウウ


提督「…」


悪雨「もうわからナイ…」シュウウウウ


提督(元に戻ってる…?)


悪雨「春雨は…どうすれバ…」


提督「春雨」


春雨「…司令官」


提督「ごめんな、春雨」


春雨「司令…官…」


提督「もう少しだけ、待っててくれるか」


春雨「しれい…かん…」


提督「できる限り早く済ませてみせる…だから、俺にもう少しだけ時間をくれないか」


春雨「し…れい…」グタッ


提督「春雨?おい!」


春雨「…」


提督「…気絶しただけか」








…白露の時を思い出す。同時に、俺の責任も改めて思い知らされる。



あまり皆との距離を詰めなかった結果がこれだ。遂に深海棲艦にまで変身させてしまう始末だ。



…春雨に言ったのも、解決策でもなんでもない、ただの先延ばしだ。指輪が来るまでの時間稼ぎにしかならない。



その指輪すら、今どうなってるか分からない。結局の所、今の俺にはおかしくなっている艦娘を宥めて、現状を維持することしか出来ない。



…俺には、それしか出来ないのか…?










「いやー素晴らしいね、提督ぅ」パチパチ









俺が春雨の部屋から出ると、拍手と共に誰かが来た。







北上「こういうのって、獅子身中の虫って言うの?まさか深海棲艦が居るとはねぇ」ヘラヘラ


提督「…誰の事を言ってるんだ」


北上「やだなぁ、さっき提督が出てきた部屋にいたじゃん」


提督「…春雨はもう大丈夫だ」


北上「ふーん…」


提督「…何か用か」


北上「…提督さぁ、あたしら艦娘の事、好き?」


提督「は?」


北上「あ、異性としてって事ね。どうよ」


提督「何故、そんな事を…」


北上「いい加減ハッキリして欲しいんだよねぇ。みんなおかしくなってんの、それも原因の一つだし」


提督「…何?」


北上「で、どうなん?」







…何の意図があってそんな質問を…いや、質問自体は時間をかける程ではない。



俺自身、艦娘は皆魅力的だと思っている。大型艦から小型艦の皆が、それぞれ特徴的な性格をしている。



そんな子たちに、俺は…








提督「…俺は、艦娘の事が好きだ」


北上「…ほーん」


提督「これは、俺の素直な気持ちだ」


北上「…ならさぁ、何で後一歩を踏み込まないわけ?」


提督「…あと、一歩?」


北上「そう。あたしら艦娘全員さ、程度はあるけどスキンシップしてんじゃん?あれさぁ、提督をオトせる度合いとか距離感掴みつつやってんだよね」


提督「…」


北上「あたしも結構絡ませて貰ってるけど、それでも詰められなかった。それだと不安になるし、こっちはもっと踏み込まなくちゃならなくなるじゃん?」


提督「それは…」


北上「こっちとしては提督が歩み寄ってくれるだけで充分なんだ。それが無いと、興味無いのかなって思うじゃん?」


提督「…」


北上「まさかさぁ、あれ?上司と部下の関係ってやつ、大切にしてるの?」


提督「っ…」


北上「んなもんこっちとしちゃ要らないんだよね。あたしらは提督からも求めて欲しいわけよ。おわかり?」


提督「求めるって…」


北上「そりゃスキンシップなり、夜戦なり、あたしらとイチャつくなり」


提督「だが…それは指輪を渡した後で…」


北上「おーっと、あたしゃ今のまま指輪渡してもいずれ今の状態に戻ると踏んでるよ」


提督「!」


北上「そりゃそーでしょ。指輪渡されて一時は満足するけどさ、変わったのがそれだけだと…ま、後は言うまでもないよね」


提督「…」


北上「という訳でわかった?提督はもっとあたしらと距離を詰めてくれればいいわけ。それだけでも多少改善されるよ?」









…やはり、原因は俺か。



恐らく、友憲兵の言っていた他の鎮守府の事も、北上が言ったことが当てはまるのかもしれない。







提督「…しかし、北上」


北上「今更距離が近過ぎるとか寝ぼけた事言ってる暇はないんだよ、それとも、いきなり距離詰めろって言われて困るなら、あたしで慣らせようか?」


提督「慣らせる…?」


北上「ほら、こうやってさ」グイ


提督「ちょ」


北上「この北上様が抱き着いてるんだよ。提督はあたしの背中に手を回して、抱き締めるの」


提督「…」ギュ


北上「んっ…そうそう。そんであたしは今幸せを噛み締めてるわけよ。でも、お預け喰らい続けたあたしはまだまだ満足し足りない。つーわけでキス、いってみようか」


提督「そ、それは…」


北上「なーに狼狽えてんの?提督、あの時の状況は仕方ないとは言え、瑞鶴とキスしたじゃん」


提督「!?」ビク


北上「あたしはあんな感じじゃなくて、もっと情熱的なのがいい」目閉じ


提督「で、でも…」


北上「あたしはウェルカムだから、さぁ…」








…目の前には、目を閉じ、俺のキスを待つ北上がいる。余裕のなさを隠しきれてないのか、身体が震えている。



目尻にはうっすらと涙が滲み出ている。恐らく、北上なりに大きく踏み出していたのだろう。



ここで俺が拒否すれば、心が折れかけても再び俺との距離を縮めようとするだろう。更なる狂気を纏わせて。



だけど…ここで北上にキスをしたら、それと同等に事態は深刻になる気もしている。



だが、ここで逃げるよりかはマシな筈だ…最悪の結果だけは、免れる…この狂気が終わるなら…











だけど…俺は…










磯波「そうはさせません!」







突然怒声が鳴り響く。振り向くと、そこには磯波がいた。







提督「今のは、磯波か」


北上「…」チッ


磯波「今すぐ離れなさい」


北上「…は?」


磯波「聞こえませんでしたか?離れなさい、と言ってるんです」


北上「…あたしさぁ、仮にもあんたの教官なんだけどね。根暗なあんたにしちゃ随分偉そうな口叩けるようになったじゃん」


磯波「まだ聞こえませんでしたか?離れなさい」


北上「…ウザイなぁ」ギュッ


提督「んぐ」


北上「あたしさぁ、今取り込み中なんだよね。見てわかんないか」


磯波「…」


北上「もう少しでさぁ、キスして貰えたんだよ。それを邪魔されて流石の北上様も穏やかじゃないんだよ」


磯波「…で?」


提督「ま、待て北上」


北上「提督さぁ、もう待てないんだよ。我慢の限界ってやつ」グイ


提督「うあ!?」


北上「すぐ終わるからさぁ」ハァハァ


磯波「…」グイッ


北上「いった」








北上が顔を寄せた直前、いきなり海老反りになった。どうやら磯波が北上のお下げ髪を引っ張ったようだ。



俺としては、普段そんな事は絶対にするはずがないと思っていた磯波だったが、改めて考えれば、北上に歯向かった時点でまともではないとわかっていた。



だがこれで磯波は北上の逆鱗に触れてしまったようだ。並々ならぬ怒気が溢れ出ていた。








北上「お前…何した?」


磯波「見ればわかるでしょう」


北上「…やっていい事と悪い事が分からないバカにはお仕置きが必要だねぇ」ゴゴゴ


提督「お、おい北上!」


北上「提督ぅ、ちょいとさっきのは北上様でも激おこなんだよね。提督の為に毎日綺麗に結ってる髪を引っ張られてんだよ」


提督「だ、ダメだ…」


北上「悪いけど、もう無理」


磯波「やれるものならやってみなさい。私は提督と結ばれるまで死にませんから」ゴゴゴ


北上「上等じゃん」ゴゴゴ






だ、ダメだ、ここで内紛を起こしたら他の場所でも連鎖反応のように起こり続ける気がする…じゃない、絶対に起こる。



だが北上の言葉から察するに、もう俺が何を言っても無駄な気がする。




…いや、何を躊躇う必要があるんだ。例えダメだと分かっていても、二人を止めるしかないんだ。








提督「お、おい待て!そこまでにするんだ!」


北上「…だからさぁ提督」


磯波「提督、すぐに終わらせますから」


提督「それじゃダメなんだ!まずは落ち着け!」












球磨「こんのバカ!提督が止まれって言ってんだろ!」ガシ


叢雲「磯波、そこまでよ」ガシ


北上「んあ」


磯波「なっ」


球磨「提督の声がしたから何だと思ったらお前かクマ」


北上「…何なのさ」


球磨「とりあえず落ち着けクマ。無理そうなら提督から唇以外にキスしてもらえばいいクマ」




叢雲「磯波、あんた司令官の言いつけ破る気なの?」


磯波「…私は提督が汚されそうになったから止めただけですよ。というか、叢雲ちゃんは私たちと同じじゃなかったんですか」


叢雲「あたしは司令官の役に立つ事をしただけよ」







…な、何だ…何が起こったと思ったら、二人とも姉に止められていた…



何とか…助かった…のか?







北上「…まだ耐えろっての?」


球磨「そうクマ。提督、大淀から指輪の申請確認について聞いたクマ」


提督「え、あ、ああ」


球磨「指輪、渡す気はあるってことでいいクマ?」


提督「…ああ」


球磨「それは一人クマ?それとも…」


提督「…練度限界を迎えたら、その都度渡すつもりだ」


球磨「ふーん…じゃあ、ちゃんと構うようになるクマ?」


提督「…ああ。約束する」チラ


北上「…」


磯波「…」


球磨「それが聞けただけ良しとするクマ。そんじゃ提督、二人に唇以外にキスしてこれでおしまいにするクマ」


提督「え」


球磨「早くするクマ」


提督「…じゃあ、頭にするぞ」


北上「…まあ、いいかな」


提督「失礼する」ピト


北上「っ…んん」


提督「磯波も、失礼する」ピト


磯波「~!」ゾクゾク


球磨「おし!これでおしまいクマ!ほれ、部屋に戻るクマ」


北上「…へーい」スタスタ


叢雲「…あんたもよ」


磯波「…はい」スタスタ







提督「…助かった、ありがとう」


球磨「ほんと世話が焼けるクマ。だから今から球磨を労えクマ」


叢雲「…あんたが必要とすれば、あたしはすぐ飛んでくるわ。覚えといて」スタスタ


提督「あ、ああ」








な、何とか修羅場を潜り抜けられた…この二人には感謝してもしきれない。



今回ばかりは本当にダメだと思っていた。だが、お陰でまだこの鎮守府は崩壊を免れた。



…いや、免れた訳じゃない。また先延ばしになっただけだ。もう皆も限界が近いんだ。





大淀から申請の結果を聞かなければ。









***










執務室に戻ったが大淀は居ない。まだ問い合わせてるのか…と思ったら、俺の机に書き置きがあった。







『大本営に問い合わせたところ、近日中に提督自ら赴くように、との事でした』








…俺が直接取りに行くのか?



…何だろうか、大本営の通達も少しばかり曖昧過ぎる気がする。



だが、行かない事には始まらない。明日にでも行かなければ。







加古「て、提督!ちょっと匿ってよ!」ドタドタ


提督「ん?」


加古「き、来た!」コソッ







古鷹「逃げても無駄よ、加古」ガチャ


提督「…古鷹?」


古鷹「やはり提督に迷惑を掛けてるようですね。いけない子」ゴゴゴ


加古「な、何でだよ!古鷹が勝手にキレただけじゃん!」


古鷹「提督、その子を渡してください」


加古「て、提督!頼むよ、助けて!」


提督「ちょ、ちょっと待て。話が見えないぞ」


古鷹「…そうでしたね、提督にも聞いてもらわないと」






古鷹「提督、指輪を大本営から請求したらしいですね?」


提督「ん、おう」


古鷹「その指輪は、私のものですよね?というか、私が貰うものですよね?」


提督「え?」


古鷹「あ、加古がいるからって恥ずかしがらなくてもいいんですよ?だって、私が重巡の良さを教えてあげますって言った時に快諾してくれたじゃないですか」


提督「え?」


古鷹「渡してくれますよね?私に、私だけに、結婚指輪を」ズイ


提督「ま、待て、まずは落ち着け」


古鷹「…まさか、渡さないのですか?私との約束を破ると?」


提督「そ、その前に指輪を渡す約束など…」


加古「だ、だから言ったじゃん、渡すかどうかわからないって…」









…これは、浦風と鹿島、大鳳の時と同じか。



困ったな…古鷹もまともじゃないのか。加古は違うようだが…








加古「そ、そんでさぁ提督、指輪、来るんだよね?」


提督「…ああ」


加古「古鷹とあたしも練度限界じゃないからさ、条件満たしてないって言ったらすっごい怒ってさ…」


古鷹「練度限界?そんなの関係ないですよ。結婚の条件なんて愛する想いだけで充分じゃないですか。ねぇ?」


提督「っ…」


古鷹「…どうして何も答えてくれないんですか?提督」ユラッ


提督「古鷹はそうだとしても、俺はそうとは…」


古鷹「…は?」ゾワッ


提督「!」






古鷹の目から帯びていた光が消えた…



黒目…そう、黒目が広がり、目全体が黒く塗りつぶされた。



その異様な表情は、俺を震え上がらせるには充分過ぎた。









提督「ふ、古鷹、よく聞いてくれ」


古鷹「愛だけでは足りませんか?何が足りませんか?」


加古「れ、練度…」


古鷹「加古は黙ってなさい!」


加古「っ!」ビク


古鷹「…あ、そうだった!提督、私としたことが自分で言っておいて忘れていました!」


提督「え」


古鷹「提督はまだ重巡の…いえ、この古鷹の良さを教えていませんでしたね!今から御教授します!」ヌギ


提督「お、おい」


古鷹「加古が邪魔ですがこの際どっちでもいいです。さあ提督も服を脱いで…」


提督「ダメだ!」


古鷹「何がダメなのかわかりませんね」


加古「ちょ、ちょっと古鷹!それは流石にアウト…」


古鷹「黙ってろって言ったでしょ!」


加古「!」ビクッ


古鷹「提督、今こそ私と一つになって…」ハァハァ


提督「くっ…」


古鷹「逃がしませんよ♡」ガシッ


提督「ちょ、待て!」


古鷹「もう、待てません」ハァハァ








まずい、完全に捕まった…艤装展開状態じゃないのにこの力…振り解けない!



明日取りに行く予定だったのに、俺の貞操が先に取られるのか…



それに恐らく他の艦娘もどこからか見ているはずなんだ、こんなの知られたら古鷹が無事でいられる保障は無い!








提督「ふ、古鷹、待て」


加古「だ、ダメだ古鷹!」ガシ


古鷹「無駄ですよ♡」


加古「ちょ、すんげぇ力なんだけど!」


提督「古鷹!指輪は渡すから!だから待て!」


古鷹「…!」


提督「あ、明日大本営に取りに行くんだ!大淀からそう書き置きがあった!」


古鷹「…本当ですね?」


提督「ほ、本当だ!加古、机の上にまだ書き置きがあるだろ、見てくれ」


加古「え…これ?」


提督「それだ!」


古鷹「…ふーん」パッ







古鷹は思っていたよりもあっさり手を離した。服を着直している最中に気づいたが目が元に戻っている。








古鷹「…それならそうと早く言ってくださればよかったのに。まるで私には指輪を下さらないものだと思って焦りましたよ?」


提督「…」


古鷹「…では、私に指輪を下さるという事でいいんですか?」


提督「…ああ」


古鷹「やったぁ!」


提督「で、でも、他にも…」


古鷹「他…ああ、ジュウコンするということですね」


提督「…そうだ」


古鷹「ならば、私が一番に貰えれば何も文句はありません♪」


提督「そ、それだけは保障出来ない」


古鷹「一番最初に私に贈りますよね?」ズズズ


提督「だ、だからそれだけは…」


古鷹「贈りますよね?」


提督「…ど、努力はする」


古鷹「…もし贈らなかったら、その時は覚悟してて下さいね」


提督「…」


古鷹「うふふっ♪私が一番乗り~♪」スタスタ








加古「…提督」


提督「…すまん、今は何も言わないでくれ」


加古「いやその、あたしが余計なこと言ったのが悪いんだし…」


提督「…」


加古「あ、あたしは練度限界迎えてからで大丈夫だから…その、お疲れさん…」


提督「…少し休む」


加古「あたしも…」









…大本営に行く前に大変な事になってしまった。



ここで友憲兵が最後に俺に言いかけた言葉が脳裏を過った。



…明日、俺と艦娘、そして鎮守府の運命が決まる。








***











翌日、俺は準備を整え、雪風と迎えを待った。



何故雪風がいるのかと言うと、昨晩俺の知らない間に、誰が俺の護衛をするかでくじ引きがあったらしい。



雪風は持ち前の豪運のお陰で当たりを引き当てたらしい。もっと反発されるかと思いきや、練度限界を迎えている艦でもあるので、皆あっさり納得したとの事。



…そういえば、この子もまだまともだった。








雪風「しれぇ!まだですか!?」


提督「…あれかな?」








人通りの少ない道で、一台の車が俺らの前で止まった。



大本営の所有する装甲車じゃない…?







友憲兵「よっ」


提督「お前…何で私服なんだ?」


友憲兵「まあ乗れよ」


提督「…ああ」


雪風「しれぇ、これに乗るんですか?」


提督「…そのようだ」


雪風「かわいい車ですね!」


友憲兵「新車だぞ。さ、行くか」ブロロロ









提督「…何で自家用車なんだ?大本営の車は?」


友憲兵「みーんな壊されちまった」


提督「はぁ!?」


友憲兵「こないだ飯食いに行ったろ?あの後も他の鎮守府の提督どもをとっ捕まえてたんだ。でもよ、その時に一悶着あってな」


提督「…まさか、艦娘が?」


友憲兵「おう。かなり抵抗したらしくてよ。装甲車全部やられちまった」


提督「…」


友憲兵「自家用車は覆面の役割もあって今のところ被害は報告されていない。ましてや俺みたいな下っ端は尚更見られもしないからな」


雪風「え!おじさん憲兵だったんですか!」


友憲兵「…うん」ズ-ン


提督(俺と同期なんだけどな…)


友憲兵(おじさん…まだ20代なのに…)


雪風「風が気持ちいいです!」


友憲兵「…その子はまともみたいだな」


提督「あ、ああ」


友憲兵「あんぐらい純真無垢なら癒されんだけどね。今だともう指で数える程度しかいねぇんじゃねぇの?」


提督「…そうだな」


友憲兵「お前もよく生きてたなぁ」


提督「お前は…」


友憲兵「まあ、死んだら流石にとっ捕まえらんねぇからな」


提督「…」


友憲兵「もうすぐ着くぞ」


提督「雪風、もうすぐらしいぞ」


雪風「わかりました!」










***









大本営に着くと、友憲兵は俺と雪風を下ろすとすぐに車を出してしまった。



僅かな不安を抱きつつも、本来の目的を果たすために建物内へと入っていった。







雪風「広いですねー!」パタパタ


提督「おいおい、あまり走っちゃ…」


雪風「しれぇ!誰もいませんねー!」







幼子のようにはしゃぐ雪風を注意しようとしたが、確かに誰も居ない…何故だ?



普通なら軍事関係者が誰かしらいるはずだが…物音一つ聞こえない。



不気味なのは、確かに誰も居ないはずなのに、人の気配は感じるのだ。まるで、俺たちから身を隠しているように。








雪風「しれぇ、どこに行けばいいんですか?」


提督「…」


雪風「しれぇ?」


提督「…」







友憲兵「おーい、こっちだ」


提督「っ!?」


友憲兵「そんなビビんなくていいだろ」


雪風「あ、さっきのおじさん!」


友憲兵「」ズ-ン


提督「いつの間に着替えてたんだ」


友憲兵「…まあそれはいいだろ。迷子なら案内ぐらいしてやる」







友憲兵が先導する先には、会議室があった。



誰も居ない…というか、誰も姿を見せない中で会議室だと?誰も探そうとしないで何故そこを案内する?








提督「…おい」


友憲兵「お前が言いたいことは何となく分かるが、今は大人しく入れ」


提督「はぁ?」


雪風「お邪魔します!」


提督「…」







友憲兵の声色が変わり、どうやらおふざけをしている訳では無いとわかった。



会議室に入ると、奥に一人誰かが佇んでいた。



それは、他でもない海軍元帥だった。








元帥「…やあ、よく来たな」


提督「…はい、元帥」


元帥「色々と戸惑う事があるだろうが、最初に言わせてもらうと、全ては君や人類の為を思っての事だ」


提督「…」


元帥「他の鎮守府の状況を知っているかね」


提督「…艦娘が提督を襲う、という事ですか」


元帥「そうだ。ならば他の提督たちを逮捕という名目で保護してるという事も知っているな?」


提督「…ええ」チラッ


友憲兵「…」


元帥「そこまで知っているなら、君をここに連れてきた理由も、わかるだろう?」


提督「…雪風」


雪風「はい!」


提督「…帰るぞ」


雪風「え?」








友憲兵「動くな」ガチャ








俺が帰ろうとすると、友憲兵は銃剣を俺に向けた。



彼の目は、本気だった。その眼差しにどんな意思が含まれているのか、全ては理解できなかった。




ただ、俺をここから逃がそうとする気は無いようだった。









元帥「…提督よ、悪いが君は帰せん」


提督「俺は…指輪を貰いに来たんです」


元帥「ケッコンカッコカリの指輪はもう作ってない。もっと言えば全て廃棄した」


提督「なっ!?」


元帥「…君は何故疑問に思う?」


提督「…?」


提督「君は他の提督が襲われているのに、何の危機感も抱いていなかったのか?次は自分の番だとも思ってなかったのか?」


提督「そんなことは…」


元帥「それと、何故自分は他の提督のように襲われないのかと思わなかったのか?」


提督「…」


元帥「…思ってはいたが、そこの憲兵に密告するのが怖かったか?艦娘への裏切りだと思っていたか?」


提督「…」


元帥「まあ何でもいい。君の鎮守府の現状は把握してるが、残念ながら指輪は渡せない。そこの艦娘が条件を満たしていて、まともであっても、近い内に全て崩壊する」


提督「…どういう事ですか」


元帥「君の鎮守府にも異変を起こしている艦娘はいるだろう。そいつらは最早爆弾のようなものなのだ」


提督「爆弾って…」


元帥「そいつらに指輪を渡すなどという行為は、導火線に火をつけるのと同じなのだよ。爆弾が爆発すれば、近くにある爆弾も連鎖反応を起こしていく」


提督「…」


元帥「そこに生身の人間が居たら、決して生き残れるはずがないだろう?今の艦娘は、それほど危険な状態なのだ」


提督「…そんなはずは」


元帥「あると言いきれるのかね?君は運が良かっただけだ。今日まで身体の一部をどこも失わずに生き残れたのは奇跡に近いんだよ」


友憲兵「俺らが保護した提督は全員どっか『奪われてた』んだ。どんなに軽くても指とか無くなってた」


元帥「私が密かに送った救助隊も、最早片手で数える程度しか帰ってこなかった。生還した者は皆、魔物の巣窟から逃げ帰ってきたような表情だった」


提督「…」


元帥「わかったかね?君が今までいた場所はそういう所だったんだよ。こうして君が来てくれたのは千載一遇のチャンスなんだ」


友憲兵「…提督、頼む。俺はお前に死んで欲しくねぇんだ」








銃口を向けながら、友憲兵は俺に懇願している。元帥も俺の身を案じて話していることもわかった。



今指輪を渡せばどうなっていたかも、どれだけ危険な状態だったのかも、今だからこそ理解できる。



…でも、俺はそれを聞いて、頷くことはできなかった。








提督「…申し訳ございませんが、私は帰ります」


元帥「…」


友憲兵「なっ!?てめぇ、聞いてなかったのか!」ググッ


提督「…指輪を廃棄してしまったなら仕方ありません。それを鎮守府で待つ艦娘に話すだけです」


友憲兵「おい!」


提督「異変が起きてようがまともだろうが、どちらも俺の艦娘であることに変わりないです」


元帥「…私の言うことが聞けないと?」


提督「そうなります」


友憲兵「やめろ!」スチャ


元帥「君は何を言ってるのかわかってるのか?」


提督「わかっていますが、俺は鎮守府を魔物の巣窟とは思ってません」


元帥「…」


提督「ましてや艦娘は魔物でも爆弾でもありません。それでは」


雪風「あ、帰るんですか?」


提督「ああ」












元帥「…それだけは許さん。おい」クイッ


友憲兵「…っ」ズドン








提督「うがっ!?」ビリビリ


雪風「し、しれぇ!?どうしたんですか!?」


元帥「…今君のような優秀な提督を失う訳には行かないんだよ」


友憲兵「っ…」ガチャン


雪風「しれぇ!起きてください!」


元帥「…連れて行け」


友憲兵「…はい」グイ


雪風「お、おじさん!しれぇを起こして下さい!ねぇ!」ユサユサ


友憲兵「…」


雪風「おじさん!」ユサユサ


元帥「…構うな、行け」


友憲兵「っ…」スタスタ


雪風「お、おじさん!しれぇをどこに連れてくんですか!おじさん!」ユサユサ


友憲兵「…」


雪風「しれぇ!起きてください!しれぇ!」


提督「」


雪風「しれぇ!」


元帥「…」スタスタ







雪風「そんな…誰か!助けてください!誰か!」


雪風「誰かしれぇを助けて!」ギュウ


雪風「しれぇが連れてかれちゃう!誰かぁ!」










元帥「…心が痛むな」


友憲兵「…嫌な役目を押し付けられたもんですよ」


元帥「すまないな。何せ君しか無傷の者は居ないんだからな」


友憲兵「…ホント、悪運だけはこいつより強かったんで」






提督「」






友憲兵「…さ、こいつを安全な場所へ」


元帥「…頼んだぞ」


友憲兵「…ん?」














長門「提督はどこだぁ!!」ズド-ン!













元帥「なっ!?」


長門「…そこか」ゴゴゴ


元帥「な、何故ここが…憲兵!貴様尾けられていたのか!」


友憲兵「…ずっと車乗ってた時から警戒してましたけど、尾行はされてなかったですよ」


元帥「何だと…」


友憲兵「恐らく、こいつの危険を何らかの形で察知して、鎮守府から飛ばしてきたんだと思います」


元帥「バカな…」


長門「ほう、察しがいいな。雪風、ご苦労だった」


雪風「長門さん!しれぇを助けて!」


長門「…友憲兵と言ったか?貴様の事は既にわかっている」


友憲兵「…」


長門「提督を離してもらおうか」


元帥「ならん!」


長門「元帥は黙っててもらおうか」


元帥「彼はこの先の未来で必要な男なのだ!貴様ら艦娘が私物化していい男じゃない!」


長門「私物化?何を世迷言を」


元帥「とぼけても無駄だ!貴様らのようにまともを装い、何人もの提督が被害に遭っている!」


長門「それはそいつらが艦娘たちの希望を蔑ろにしただけだ。自業自得というものよ」


友憲兵「…」ジリ


長門「貴様は殺したくない。提督が悲しむからな」ズズズ


友憲兵「…」


元帥「憲兵!そやつを連れて逃げ…」


長門「うるさい口だな」ドスッ







元帥「がふっ…」


長門「私はな、この命尽きるまで提督と共に在りたいだけだ。それを邪魔する奴は元帥だろうと殺してやる」


元帥「き、貴様ぁ…」ビクビク


長門「指輪さえあれば生かしてもよかったが…貴様は役に立たなかったな」ズズズ


元帥「けんぺ…早く…」ガクッ


友憲兵「っ…!」


長門「応援は来ないぞ。諦めて提督を渡してくれ」


友憲兵「なっ」


長門「さぁ、早ク…」ズズズ


友憲兵「…その前に聞かせろ。こいつをどうする気だ」


長門「どうするっテ、死ぬマデ愛すに決まってるジャないカ」


友憲兵「…国防はどうするんだ。深海棲艦ってやつはどうするんだよ」


長門「…そんなの、提督が命令すれば滅ぼしてやろう」


友憲兵「こいつの自由は…ちゃんと外へ向けた自由はあるんだろうな!?」


長門「…わからんな。他の艦娘次第だ」


友憲兵「ふざけんな!あんな箱庭の中で一生を過ごさせる気か!」


長門「…貴様はそう思うだろうが、彼はそう思わんだろう」


友憲兵「何…」


長門「あの鎮守府は…最早『家』なのだからな。家に居座る事の何がおかしい?」


友憲兵「…」


長門「私たちからしたら、外から提督を連れ出す貴様らの方がおかしいと思っている。彼を私たちから離れ離れにして、本当にそれがお互い幸せになると思っていたのか?」


友憲兵「そ、それは…」


長門「我らもエゴを押し付けていたが、貴様らも大概だという事だ。貴様らの思う幸せが、全ての人間に共通してると思うな」


友憲兵「そんなの…お前らも同じだろう!」


長門「…今は、な」ニヤリ


友憲兵「…」


長門「…もう話は済んだろう。提督を貰い受ける」グイ


友憲兵「…」


長門「…ふふ、帰るぞ雪風」


雪風「はい!」









友憲兵「…すまねぇ提督」









***










提督「…うぅ」


長門「おお、起きたか!おいみんな!提督が目覚めたぞ!」




『提督ー!』『司令官!』『大丈夫だった!?』






提督「…ここは」


長門「鎮守府だ」


提督「…あれ、俺は…大本営に…」


長門「寝惚けているのか?提督は大本営から帰った後で寝ていたじゃないか」


提督「そうだったか…?」


長門「ああ。いきなり倒れるから心配したぞ」


提督「…うぅ、記憶が曖昧だな…」





大淀「長門さん、予定通り済ませました」


長門「ご苦労。遠征に出ているメンバーはいつ頃帰ってくる?」


大淀「全員数分ほどで戻ってきます」


長門「よし。例のものは?」


大淀「明石さんから、人数分出来上がったとの事です」


長門「…フ…フフ…」ニヤ


提督「ん…何の話だ?」


長門「…忘れたのか?私たちに指輪を贈る件だ」


提督「…ああ、そうだったっけ」


長門「提督は全員に渡すつもりだったのだろう?」


提督「…ああ」


長門「…まあいい。これで漸く、あなたと結ばれる時が来たのだ」


提督「…」


長門「待ち焦がれて頭がおかしくなりそうだったが、やっと報われた」


提督「…そうだった、待たせてすまない」







明石「みなさーん、指輪ですよー。一人ずつ取ってくださいねー」


提督「…それが例の指輪か」


明石「そ、そうですよ。提督にもありますので」


提督「…思ってたより、シンプルだな」


明石(本当は鋼材からちょろまかして作ったんですけどね)


長門「全員に行き渡ったか?遠征組もいるな?」


艦娘たち『はい!』









霞「…あ、あの」


長門「ん?」


龍田「わ、私たち、着けて大丈夫なのかなーって…」


天龍「あ?お前…提督のことが嫌いなのか?」ズズズ


龍田「ひぅっ!?そ、そうじゃなくて…」ガクガク


加古「あ、あたしらまだ練度限界じゃないから大丈夫かなって事!そうだよね?龍田」


龍田「そ、そうよ…」ビクビク


天龍「なーんだ、それなら大丈夫だよな?」


明石「心配ありません!」


大和(…何かみんな怖い)ビクビク


村雨(やっと…この狂気から解放される…)


球磨(もう疲れたクマ…)


雪風「キラキラしてますねー!」


長門「…そろそろいいだろうか」


提督「…?」


長門「これから指輪を着ける訳だが、全員同時に着けようと思う。それなら誰でも一番だろう?古鷹」ギョロ


古鷹「…」チッ


長門「はは、納得してくれたか」


提督「…」


長門「さあ、着けようか」


提督「ん…」スッ


長門「私たちは提督と共に在る。死を以てしても、分かつ事は無い」スッ







艦娘たち『永遠に』スッ







提督(…何だ?指輪が鈍く光って…)ギラッ


提督(…何だろう、何か取り返しの付かない事が起こったような気が…何だっけ?)


提督(…どうでも良くなってきた)









長門「ふふ、提督よ」


提督「ん?」


長門「これで、永遠に私たちと一緒だ」ズズズ


提督「…あはは、よろしく頼む」







提督(…彼女たちの瞳は濁ってるのに、何故かそれが自然だったように見える)


提督(…あれ?何が自然なんだ?)


提督(…考えるのも面倒だ。俺は…)










提督(…この子たちと居れるだけで、後はもうどうでもいいや…)


















***




















若者1「もう夜かぁ、何か遊んでると早いなぁ」


若者2「ならよ、今から肝試しに行かねぇ?」


若者3「いいねぇ!どこ行くんだ?」


若者2「んー、海岸沿いにあるでっけぇアレ」


若者4「おま、マジか!」


若者2「おうよ!」


若者4「やべー噂立ちまくってるから警察すら行かねぇって聞いてんだけど」


若者2「そんなん知るかよ。早く行こうぜ!」


若者1「ほんと行動力の塊だよなぁ」











『やめんか!』











若者3「あ?何だ?」


若者4「なんすかじいさん」


老人「お前ら、あの鎮守府へ向かう気か」


若者2「へー、あそこ鎮守府って名前だったんだ」


若者1「そうだけど?」


老人「悪い事は言わん。あそこには絶対に行くな」


若者2「は?」


若者3「あんた何なの?アレの所有者?」


老人「いや、そうじゃないが、俺はあの鎮守府がどんなに危険な場所かよく知る生き残りだ」


若者2「へーそうかい。なら教えてくれよ」


若者4「おい、いいのか?」


若者2「面白そうじゃん、どのみち行くし」ボソ




老人「もう60年以上も前だ。まだ深海棲艦とかいう化け物相手に戦争をしてた時代だ」


老人「当時、海に現れる化け物を相手にしていたのは艦娘と呼ばれる特殊な戦闘員だった。そいつらを指揮していた提督と、俺は友人だった」


若者2「艦娘ってあれじゃん!写真でしか見たことねぇけど、可愛い子しか居ないやつじゃん!」


若者3「思ってたより面白そうだ」


老人「友人だった提督は、そりゃ優秀な奴だったが、ある時期から艦娘がおかしくなり始めた」


老人「艦娘は皆提督に想いを寄せていたが、感情の制御が効かなくなり、暴走し始めたんだ」


若者1「ハーレムじゃん、うらやま~」


老人「黙って聞け!」


若者1「はいはい、こっからってやつだろ」


老人「ったく…それで、暴走した艦娘はあの鎮守府に限らず、全国の鎮守府でも発生していた。海軍は各提督を保護しようと、憲兵を遣わせて鎮守府へと向かった」


老人「だが艦娘は激しく抵抗した。ある時は死人が出て、ある時は護送車や装甲車が破戒された。戦争の最中にそんな問題があった」


老人「お前らが行こうとしていたあの鎮守府もおかしくなってたが、提督はあと一息のところで生き延びていた。だが、海軍に保護される直前で、艦娘に奪われてしまった」


老人「海軍はその後も何とか奪還しようとしたが、鎮守府からある電文が送られてきた…」









『我らの邪魔をしない限り、我らからは何もしない』









老人「…それを聞いた時、もう提督を奪還出来ないのだと確信してしまった。邪魔をすれば始末されるのだからな」




老人「それから数年経たずで深海棲艦を撃滅し、戦争に勝利した。海軍は艦娘の一斉解体を命令したが、あの鎮守府は当然応じなかった」


老人「こればかりは国も動いたが、艦娘には敵わなかったようで、生きて帰ってきた者はほんのひと握りだったらしい」


老人「故に、軍も国もあの鎮守府に触れようとしなくなった。滅ぼそうにも、返り討ちに遭うからな」


老人「俺が何でお前らを止めてるかと言うと、あの鎮守府の実態を知る数少ない生き残りであると同時に、お前らみたいな何も知らずに育ってきた若い衆を生かす為に監視をしているんだ」


若者4「…じいさん、あんた何者?一般人にしちゃ詳し過ぎない?」


老人「…俺はな、憲兵だったんだよ」


若者1「うはっ、リアル憲兵だったのかよ」


老人「…俺は一応もう退役してるから、若い後輩共が本当はやるはずなんだけどよ、そいつらも好奇心であの鎮守府に侵入していた」


老人「まあ、生きて帰ってきた奴は誰一人居なかったがな。艦娘から直々に連絡が来るんだよ」


若者1「は?艦娘ってまだ生きてんのか」


若者2「やっべぇ!この目で見てぇよ!」


若者3「待て待て、何十年も前の話しだぞ。もうヨボヨボの婆さんだろ」


老人「…俺は一度だけあの鎮守府に招待されたことがある。数年前だったがな」


若者2「お?」


老人「俺があいつの友人だから、と言った単純な理由だった。あの鎮守府の門をくぐると、最後に見た時と全く変わらん容姿の艦娘たちが出迎えてくれた」


若者2「婆さんじゃねぇってよ!」


老人「…俺は提督の居る部屋へ案内されて、そして…会ってきた…でも、俺が思っていたような姿じゃなかった」


若者4「…何なんだよ」


老人「…そっからは少し覚えてねぇ。よっぽどショックだったのか、覚えてんのは飯をご馳走になってそのまま無事に帰されたってとこだけだ」


若者1「…やべぇ、行くか!」


若者3「そうだな!やっぱ見てみねぇと!」


若者4「…ま、いいネタ聞かせてもらったわ」


若者2「面白かったぜ、じゃあな」スタスタ


老人「お、おい馬鹿者!さっきの話を聞いて行くというのか!おい!戻ってこい!」









老人「…またバカが死にに行ったか。最近は話を聞いても誰も逃げねぇ」


老人「…」






















友憲兵『て、提督…』


長門『提督も貴方に会いたそうにしていたからな』


友憲兵『な、何なんだ…こりゃ…』










提督『…』ゴポポ










…俺がそこで見たのは、デカいカプセルの中で揺らめいていた提督だった。




中は液体で満たされ、下着だけ身につけられ、頭にプラグらしき物が繋がれていた。




俺が一番恐ろしく思ったのは、あいつがまだ若い時のままだった事だ。




俺がジジイになってるのに、あいつはまだ二十代の頃のままみたいだった。








友憲兵『どうして…こんな…』


長門『ふふ、そうかそうか。友憲兵よ。久しぶりだな、と言ってるぞ』


友憲兵『は…?』


長門『明石のお陰で肉体は若いままだ。記憶も自動で保存している。嬉しいだろ…ん?』ピピピ


友憲兵『…』


長門『…おっと、私もそろそろ『交代』の時期か。それでは、ゆっくり話していてくれ』スタスタ
















老人(…交代…今だから分かる。あいつらはある周期で自分をもう一体建造していたんだ)


老人(そして記憶を引き継がせ、提督と共に、文字通り永遠に生きるつもりだったんだ)


老人(世界が終わる、その時まで…)









老人(提督…お前は、あの状態でも生きてたのか?)


老人(お前はあんな姿になっても、幸せなのか?)


老人(…いや、今となってはもう確かめる術はない)


老人(提督は心と身体、そして魂も艦娘に囚われてしまった)


老人(もう誰も、あいつを救い出せない…)





















老人(友憲兵)「…馬鹿野郎、もうとっ捕まえられねぇよ」
















おわり














後書き








ほんへ、工事完了です…




ここまでこのSSを読んで下さり、誠にありがとうございました。


本SSは静かに忍び寄る狂気みたいなテーマでやろうかと思ってましたが、やっぱり派手に来てるじゃないか(困惑)

他の投稿者兄貴もやっているリクエスト形式を変態糞投稿者もやってみましたが、いやーきついっす(素)



しかし、皆様からのリクエストはとても嬉しかったです。自分が思ってた以上にヤンデレ好きが居て怖い…アイアンマン!


また、応援や評価、オススメ、そしてコメントにてサポートをして下さった読者兄貴の皆様には、多大なる感謝を申し上げます。


それでは、また他のSSでお会いしましょう。




このSSへの評価

120件評価されています


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2022-12-09 11:53:44

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2022-08-18 00:46:43

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このSSへのコメント

579件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-08-22 05:39:01 ID: xPMsATtF

とても面白いです。
お艦である雷さんが提督の動向を逐一把握していても何もおかしくはない。

2: SS好きの名無しさん 2018-08-22 05:41:13 ID: xmodTM7I

高雄と愛宕が色仕掛けで奪いあう醜いヤンデレ希望

-: - 2018-08-22 05:51:45 ID: -

このコメントは削除されました

4: SS好きの名無しさん 2018-08-22 09:06:29 ID: yXpJdZoF

やったぜ。

これはかなり長編になりそうなヤンデレ物ですね。素晴らしい、こういう小説待ってました

5: 無名の決闘者 2018-08-22 10:33:36 ID: Uc0j-u8q

新しいのだヤッタネ!

ところで3コメさんさそれは明らかに偏見すぎるぜ?どっかの番組だとアニメ見てるやつとかが犯罪者率が高いとか言ってるけどあれただ適当に言ってるもんだよ
簡単に言えばドラゴンボール見たやつも犯罪者になるって言ってるようなもんだぞ
どうせそのあたりのやつは良くて深夜帯のアニメだけって言い訳言ってるくらいだし

6: 無名の決闘者 2018-08-22 10:34:08 ID: Uc0j-u8q

長文失礼しました

-: - 2018-08-22 11:26:58 ID: -

このコメントは削除されました

-: - 2018-08-22 11:32:23 ID: -

このコメントは削除されました

9: SS好きの名無しさん 2018-08-22 13:26:43 ID: uwcFgwvZ

グラーフをお願いしますー!

10: かむかむレモン 2018-08-22 13:55:37 ID: 2zpPoXX4

1さん

お艦は鳳翔さん派です(火種)
イカヅチチャン希望でいいのかわかりませんが、出しますね。



2さん

おかのした
高雄と愛宕はイカヅチチャンの後に書きますよーカクカク



4さん

ありがとナス!
長くなれるかわかりませんが頑張りナス



5さん

決闘者兄貴もご満悦なヤンデレものですぜ(キチスマ)



9さん

おかのした
グラーフは高雄と愛宕の後に書きますゾ

11: SS好きの名無しさん 2018-08-22 14:11:16 ID: 9VMkPsaF

??「よし、ヤンデレの定番、時雨! 出番だ!」

12: SS好きの名無しさん 2018-08-22 14:51:26 ID: rCiOxl7p

プリケツ・オイゲンちゃんオナシャス!(懇願)

13: 黄鼬狐 2018-08-22 15:01:37 ID: CvJpi27A

どうもです。

新作お疲れ様です!

ハァ、雷ママに甘やかされたい....。
い、いや、何でもありません。

(ヤン)デレるイメージのあまり無い娘が、
逆に(ヤン)デレる姿も見てみたいです。
例えば陽炎とか、清霜など....。
....個人的には、自分の大好きな矢矧が
一番見てみたいですが、
そこは作者様にお任せいたします。
優柔不断でごめんなさい....。

失礼しました。

14: SS好きの名無しさん 2018-08-22 15:59:49 ID: OVntJuk7

168筆頭に潜水艦勢見てみたいです何でも島風さんがしますから

-: - 2018-08-22 16:57:40 ID: -

このコメントは削除されました

16: SS好きの名無しさん 2018-08-22 16:59:17 ID: yXpJdZoF

更新お疲れナス!

個人的にはダメ男建造筆頭の鹿島とか浦風。あとは村雨、鈴谷あたりなんかが見れれば嬉しいですねー。

夏バテと熱中症には細心の注意を払って毎秒更新しろ(無茶ぶり)

てのは冗談でゆっくり気ままに更新していただければと思います。早速変なの湧いてるけど自分が思うまま書けばよろしいかと

-: - 2018-08-22 17:06:43 ID: -

このコメントは削除されました

18: 豆モヤシ 2018-08-22 17:15:59 ID: FaKb2Kif

大井、木曾、扶桑、山城が好きなので思い切り病ませて下さい(リクエスト多くてすいません)

19: 無名の決闘者 2018-08-22 18:26:01 ID: UWqXyTjY

どうもです!

ワタシヤンデレコウブツ


はいはーい!ビスマルクお願いしまーす!!更新待ってるぜ!

20: SS好きの名無しさん 2018-08-22 19:22:13 ID: w3j1nkgJ

ワイ氏、重度のヤンデレと化した大鳳見たいですオナシャス!!

-: - 2018-08-22 20:13:13 ID: -

このコメントは削除されました

22: SS好きの名無しさん 2018-08-22 20:51:00 ID: Z1y-Vtxy

ヤンデレ物ってたいてい後味が悪いのにあると見てしまう。
一種の麻薬なんでしょうかねぇ。ヤンデレって。

23: ぽっちさん 2018-08-22 22:12:39 ID: exPUepJt

こ、これが終わったらぼのたん回と同じような感じになるんだろ?(震え)

24: かむかむレモン 2018-08-22 22:44:35 ID: gMO6p1yC

11さん

おかのした
病まない雨は無いさ(遠い目)



12さん

おかのした。
順番に書いていきますゾ



13さん

おつありナス!
この場合は矢矧の方が良さそうですかね?
きっとそうだそうに違いない(決めつけ)



14さん

おかのした
とりあえずイムヤは書きますゾ

25: かむかむレモン 2018-08-22 22:47:49 ID: gMO6p1yC

16さん

おかのした
大勢だと少し大変なので、とりあえず鹿島と浦風にします。申し訳ナス…



18さん

おかのした
これもまた大勢だとキツイので2人に絞ります。申し訳ナス…



19さん

おかのした
決闘者兄貴やっぱ(ヤンデレ)好きなんすねぇ



20さん

おかのした
ヤンデレタウイ頑張りますゾ



26: かむかむレモン 2018-08-22 22:51:32 ID: gMO6p1yC

22さん

病むほど愛されるなんて普通ありませんからね…
現実にないものほど切望するものなのでしょうね(分析)



23さん

何を言ってるんですかねぇ(キチスマ)
砂糖はあるかわかりません、申し訳ナス…

27: SS好きの名無しさん 2018-08-22 23:04:10 ID: fxtj4lwo

夕張さんを是非・・・

28: SS好きの名無しさん 2018-08-22 23:30:27 ID: 1g3UeYQN

ヤンデレ物+1145141919810^931点
というわけで荒潮やってくれよな~頼むよ~(懇願)

29: SS好きの名無しさん 2018-08-22 23:47:23 ID: I7NX_8pc

お艦鳳翔のヤンデレ姿とか見たい...見たくない?
最近『貴方解剖純恋歌』を知ってヤンデレの狂気を再確認しました(恐怖)

30: SS好きの名無しさん 2018-08-23 04:34:23 ID: EJtbkYRb

提督の理想の一番になる為なら性格すら多重人格レベルで
変える病んだ白露ちゃんとか見たいかも、です

-: - 2018-08-23 05:45:34 ID: -

このコメントは削除されました

32: SS好きの名無しさん 2018-08-23 07:29:19 ID: VO_Q1LCI

赤城加賀が綱紀粛正で満潮や曙を血まみれにしてるの希望

33: SS好きの名無しさん 2018-08-23 09:42:02 ID: rcHOacKr

変なの沸きスギィ!
ドーモ、ボノたんの方の143提督デス!
明石とか、お願いしても大丈夫ですか・・・?

34: SS好きの名無しさん 2018-08-23 09:52:58 ID: rcHOacKr

あ、あと球磨型から何人かお願いして大丈夫ですか?

35: SS好きの名無しさん 2018-08-23 10:18:50 ID: sUB_hTwx

※33

構うなよ。嬉しくなって露骨にコメント増えるぞ。いや俺も構ったら反応されちゃったけどさ

-: - 2018-08-23 10:58:28 ID: -

このコメントは削除されました

37: かむかむレモン 2018-08-23 11:15:39 ID: NDPGrdCj

27さん

おかのした
順番回ってきたらヤンデレメロン書きますよーカクカク



28さん

おかのした
加点兄貴じゃないっすか!



29さん

おかのした
嫁艦鳳翔の変態糞投稿者もニッコリですゾ(隙自語)




30さん

おかのした
愛に溢れてますねぇ!(感覚麻痺)

38: かむかむレモン 2018-08-23 11:18:47 ID: NDPGrdCj

32さん

今回の話だと少し難しいですね…
とりあえず赤城と加賀は出しておきますね



33、34さん

おかのした
申し訳ないですがあまり大勢リクエストされると変態糞投稿者の脳みそこわれちゃ~う^ので今回は明石にします。お兄さん許して!

39: SS好きの名無しさん 2018-08-23 16:23:46 ID: ktIhTM7G

そうだよ(便乗) レモンさんは疲れてるんだよ(庇い)                                                                       ・・・夕立出すんだよあくしろよ(鳥頭)  

40: SS好きの名無しさん 2018-08-23 20:51:34 ID: sHB0X7by

あなたはもしやと思ったが、やっぱりあのお方でしたか(過去の作品読ませていただいた者の一人です)
司令ゾッコンの親潮とか見たい…、見たくない?

41: SS好きの名無しさん 2018-08-23 22:20:14 ID: aD7kELYW

鳳翔さんの緑茶から逃げるな!!
それはそうとまた基地が現れましたね。ブロックしましょう!続き期待してますね

42: ちんぐりまん 2018-08-24 00:02:42 ID: yY-Ybq_Q

ニキの新作いいゾ~これ
休憩挟みつつも毎秒投稿して♡

43: かむかむレモン 2018-08-24 00:10:56 ID: oMVNBEiv

39さん

おかのした
ヤンデレぽいぬ書きやすそう(小並感)



40さん

ずっと読んで下さりありがとナス!
親潮了解ゾ




41さん

鳳翔さんの淹れた緑茶飲みてぇな~(切望)
ブロック機能あったらしたいですねぇ!



42さん

ちんぐりまん兄貴ご無沙汰じゃないっすか!
今回も出来るだけ毎日更新するゾ(迫真)

44: SS好きの名無しさん 2018-08-24 01:04:30 ID: YI4nvMV-

ブロックではなく通報でしたごめんなさい

45: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-24 08:08:58 ID: 44sAorMn

ずほお願いします何でもしますから(何でもするとはry)

46: SS好きの名無しさん 2018-08-24 08:13:36 ID: MUczmCbw

33です。
夏バテや熱中症、日射病に気をつけて、きっちり水分と休憩取りながら毎時間投稿して❤️
あ、あと夏風邪にも気をつけるんだよ!(迫真

-: - 2018-08-24 11:11:30 ID: -

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48: ㈱提督製造所 2018-08-24 11:59:06 ID: uRL_XuTU

ぬいっと不知火を推してみよう。
…ぬいに落ち度でも?

49: 無名の決闘者 2018-08-24 14:22:53 ID: GoLywYV5

いいぞ…いいぞもっとだ…

ああ…至福の時は極まれり

50: ぽっちさん 2018-08-24 15:14:47 ID: BWts8rue

KOEEEEEEEEEEEEEE
やべぇよやべぇよ・・・・・・

51: SS好きの名無しさん 2018-08-24 15:39:27 ID: MUczmCbw

33です。
病まない雨はないさ・・・
佐世保の時雨、個人的には艦娘の中でヤンデレがトップ3を争うほど似合う子。
あ、後の2人は大淀と陸奥。

52: かむかむレモン 2018-08-24 17:42:56 ID: HJtoGxTN

44さん

通報というか公式にはメール送っといたんですがね…



45さん

おかのした
ん?今なんでもするって言ったよね?



46さん

ありがとナス!
過保護過ぎて涙がで、出ますよ…

53: かむかむレモン 2018-08-24 17:46:16 ID: HJtoGxTN

48さん

おかのした
順番が来たらヤンヌイ書きますよーカクカク



49さん

ありがとナス!
決闘者兄貴がご満悦なようで変態糞投稿者もほっこり



50さん

いえいえ、まだこれからですよ(キチスマ)
お客様(ヤンデレから)逃げてはダメですよ?



51さん

ヤンデレばっかじゃねぇかお前ん家ぃ!(鎮守府)
艦娘は全員ヤンデレになってもおかしくない性格を持ってますからね、仕方ないね♂

54: SS好きの名無しさん 2018-08-24 20:09:13 ID: YI4nvMV-

ずーん更新がない...
いやいや我慢も大切だ。
かんこれも第2期に入りましたね。
くれぐれも心が折れぬよう頑張りましょう
おおそうだ!
願いがあるとするなら
伊13落ちるスポットが欲しい

55: かむかむレモン 2018-08-24 23:46:51 ID: HJtoGxTN

54さん

待たせたな!(蛇並感)

二期に入ってから海域全然行ってないから怖いゾ…

ヒトミチャン?きっとイベで落ちますよ(遠い目)

56: 黄鼬狐 2018-08-25 00:04:39 ID: u-TF2GCw

どうもです。

な、なるほど。
グラーフと時雨は距離が近いどころか、
ゼロ距離にまで達したということですか。
また、オイゲンちゃんは、文字通り、
「唾をつけておく」という諺を
実行したわけですね。(ヒエェーー)

それでもヤンデレは、
一種の嗜好品みたいなもんですね。
(プハー)

更新頑張ってください。

失礼しました。

57: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-25 00:37:56 ID: TkmAGTdo

52
えっ、それは…

58: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-25 00:41:00 ID: TkmAGTdo

というか何か五月蝿いのが湧いてる…とづまりすとこ…

59: SS好きの名無しさん 2018-08-25 10:27:51 ID: 9-1Gb8cu

前作141です。ヤンデレ怖すぎぃぃ!私の鎮守府がこうでないことを切に願う反面、やっぱりヤンデレは最高だぜ!と思ってしまうww更新お疲れ様です。次の更新も楽しみにしてますね!

60: かむかむレモン 2018-08-25 12:33:49 ID: Gn-q-VrE

56さん

ありがとナス!
変態糞投稿者の書く今回のヤンデレは静かに蠢く狂気的な感じで書いてます。ずっとそのままで行くかは別ですが(遠い目)



57、58さん

アシタカー!荒らしに手を出すな!呪い(クソコメ)を貰うぞー!(じいじ並感)



59さん

ありがとナス!
やっぱ好きなんすねぇ(ヤンデレ)

61: SS好きの名無しさん 2018-08-25 13:58:18 ID: EczfwSZd

ヤンデレはみんな大好きに決まってんだルルォ!?(挨拶
ドーモ、33です
かむかむニキ、54縦読みしなきゃ・・・

62: かむかむレモン 2018-08-25 16:26:31 ID: Vf8Ki5lR

61さん

ファッ!?指摘されるまで気付かなかったゾ…クソザコナメクジ洞察力で申し訳ナス

-: - 2018-08-25 19:28:28 ID: -

このコメントは削除されました

64: SS好きの名無しさん 2018-08-25 19:34:59 ID: KZQY9QZe

ヤンデレ最高です!
作者様は文才がおありなのですね(羨ましい)
あ、赤城さんを何卒...
|д゚)チラッ

-: - 2018-08-25 21:12:39 ID: -

このコメントは削除されました

66: rp ar 2018-08-25 21:50:25 ID: C5fYIy5l

65は黙ってくんねぇかな、無視しても出てくるってかまってちゃんか。そんなにかまってほしけりゃ、思ったこと言うぞ。
いいか、そのssが女子高生コンクリ事件を連想させるかなんだが知らないが、その論法でいけば世の原爆記述のある戦争小説やらメタルギアなどの原爆が出てくる戦争ゲームも販売停止にすべきだな(本なら発禁処分か)なにせ残虐で悪逆非道な原爆を『連想』するからなぁ。
別に何言おうが構わないが、取り敢えずリアルの友達に自分の意見を言ってみな。
それでその友達も65の意見に賛同するなら、ここでは迷惑だからrp ar(@arig11910713)って打って出てくるTwitter垢にDMでも送ってこい話は聞くから。その友達も僕と同意見であればもう、二度とここに来るな。
あとYoutubeはおそらく別の人があげてるならここの作者さんに言っても無駄やぞ。
最後に相手をするなというコメントもありましたが流石に看過できなかったため、コメントしました。
申し訳ありませんでした。

67: 黄鼬狐 2018-08-25 21:54:08 ID: u-TF2GCw

どうもです。

矢矧ヤンデレ、ありがとうございます!
彼女のヤンデレは殆ど見られないので、
ヤンデレる姿を拝見できてよかったです。
はあ...もう悔いはないです。

冗談はさておき、「掃除」ですか...。
怒らせたらマジで怖いと言われるので、
彼女のその掃除は恐ろしいですねぇ...。

残暑が続きそうですが、
御身を第一に、更新頑張って下さい。

失礼しました。

68: SS好きの名無しさん 2018-08-26 00:31:08 ID: YEzvs7qq

んだよこの糞ss





































いいぞもっとやれ〜

69: かむかむレモン 2018-08-26 00:53:38 ID: Vf8311uJ

64さん

お褒めの言葉ありがとナス!
赤城さんは既にリクエストされてありますんで大丈夫ゾ



66さん

熱い気持ちが伝わるコメでした。涙がで、出ますよ…



67さん

お気遣いありがとナス!
いえいえ、まだ沢山料理(ヤンデレ)は残っていますので



68さん

ん、おかのした。
ツンデレ兄貴嫌いじゃないしむしろ好きだよ

70: SS好きの名無しさん 2018-08-26 10:01:58 ID: uFtI4Jzl

59です。ははっ。私の鎮守府は潜水艦が0ですぜ...。なんで、1-5回っても出ないんだよぉぉぉぉ!(血涙)。今回の更新も面白かったです。次も楽しみにしてますね。

-: - 2018-08-26 12:10:35 ID: -

このコメントは削除されました

72: SS好きの名無しさん 2018-08-26 15:32:54 ID: 9_37p-Pv

明石と大淀と夕張が出たら嬉しい33です。大淀と夕張リクしてくれた人ありがとうございます。
楽しみに待ってるけど、無理はしちゃダメですよ。無理しちゃ、ダメですよ?体調、気をつけてくださいね。

73: 無名の決闘者 2018-08-26 16:02:00 ID: H7CGPnrK

ん〜…ヤンデレが沢山!!ああああ!ああああああ!!脳が、脳が震えるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅうぅ!!



(艦これの)愛に!愛に報いなければァァァ!!

74: SS好きの名無しさん 2018-08-26 16:51:47 ID: SYLnjgFz

オリョール海!?死んだはずでは?
やっぱりアンチが出てますね〜オ゛イ!偉そうにYO!コメントしてるんじゃねえぞ~!ウォゥウォゥウォゥ!アウォゥウォゥウォゥ!アランラカランラランラッラッラッ!ウォウ↑で?  何が言いたいんでしょうかねえ。それでもどうか負けないでくださいレモンさーん!!続き読みたいから負けないで頂戴!!

75: rp ar 2018-08-26 19:30:40 ID: GZhc5-bZ

馬鹿につける薬は無いみたいですねぇ(白目)
まぁアンチごときに負けずに頑張ってください。

76: かむかむレモン 2018-08-26 22:53:57 ID: Q1ZvQ4Ys

70さん

ありがとナス!
潜水艦0兄貴は建造でも出るから諦めないで



72さん

お気遣いありがとナス!
消去法で明石ですかね?とりあえずリクエスト承ったゾ~



73さん

決闘者兄貴落ち着いて
まだまだ続くんで頑張って書くゾ



74さん

ありがとナス!
大物YouTuber兄貴からの有難いコメントで十分ニチィ!パワー貰いましたで

荒らし兄貴はずっとシカトしてるんで安心!



75さん

話が通じないって怖いねぇ…(適当)
書き始めたからには必ず完走するんで頑張りナス!

77: SS好きの名無しさん 2018-08-27 08:06:03 ID: SQ-1s42c

168だけでも嬉しいのに他の潜水艦もいる +1145141919810931364364点
じゃあ俺田んぼに島風取り行ってから乾燥まで見守るから…

78: SS好きの名無しさん 2018-08-27 09:26:51 ID: MUkeYV4D

リクエスト通り。素晴らしいシチュエーションの鹿島&浦風+1145141919810364364893931

うれしい…うれしい…(ニチニチ)

79: SS好きの名無しさん 2018-08-27 09:29:55 ID: MUkeYV4D

あっ、【点】付けるの忘れた……。

-: - 2018-08-27 10:37:03 ID: -

このコメントは削除されました

81: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-27 11:48:22 ID: cp4_VfDZ

⬆1暇なの?
キルケゴール氏の死に至る病を読んでから出直そうね☆

82: SS好きの名無しさん 2018-08-27 13:58:16 ID: a_g5wQ0w

いいゾ~^これ
これからも頑張ってください!(語録無視)

83: SS好きの名無しさん 2018-08-27 13:59:49 ID: a_g5wQ0w

いいゾ~^これ
ヤンデレのssウレシイ...ウレシイ...

84: かむかむレモン 2018-08-27 15:06:17 ID: kTvNw2Ur

77さん

加点し過ぎぃ!自分、感謝いいっすか?
いけそうかなと思って何とか書いてみました。
死亡フラグ立てないでこっち来て(心配)



78、79さん

こっちも加点し過ぎぃ!自分、また感謝いいっすか?
全員とまでいかず申し訳ナス…リクが切れてきたら出しますんで!



81さん

一日中貼り付かれてると思うと滑稽だゾ(キチスマ)



82さん

ありがとナス!
コメ兄貴たちの応援で今日も頑張れます



83さん

ありがとナス!
お気に召されたようでウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)

85: SS好きの名無しさん 2018-08-27 17:54:29 ID: MUkeYV4D

※84

ありがとナス!リクエストに答えて貰っただけで無く、余裕があれば残りの希望の二人も出して頂けるんですか?(四つん這い待機)

オナシャス!(とはいえ皆さんたくさんリクエストするから叶わなそう)

まあそれだけ期待されて更新を望まれてるって事だからね。これって……勲章ですよ?(称賛)

86: SS好きの名無しさん 2018-08-27 22:02:33 ID: M0ZCz_zN

ここでわけわからんコメ打ってるのは5月のGW中に出てきた奴と同一人物なんかな?
ずっと粘着されててレモンニキも大変っすね…。

87: 那須野平原 2018-08-27 22:50:47 ID: FS1zbs1L

おお、新しいのが上がってらあ、と思ってきてみれば、なんだこのヤンデレ空間は・・・いいじゃあないか。

88: SS好きの名無しさん 2018-08-28 01:04:42 ID: KHYPmnm9

29です。ついでに言うと前作188の新人提督です。
大井と木曾はまともなのかと思ったがやっぱり他と変わらないじゃないか(呆れ)



いいぞもっとやれ(感覚麻痺)

-: - 2018-08-28 11:08:01 ID: -

このコメントは削除されました

90: SS好きの名無しさん 2018-08-28 12:03:07 ID: HFeWEW7r

神通さんをお願いします!あの霞が本気で怯えきる位怖いのが分かったので、もし霞が「クズ」なんて言おうものなら神通さんが霞に指導(物理)やらかしそうだし…
霞、勇気を振り絞って病みかける神通さんを止めるけど、ひと睨みして泣かせそうですよね笑
……ヤンデレの神通さんに怯えて泣きかけ(というか泣いてる)霞の組み合わせをお願いします!

91: かむかむレモン 2018-08-28 13:52:40 ID: jKp0cjoI

85さん

ウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)
コメ兄貴の皆様のリクが枯渇した場合になりますけどね…



86さん

荒らし兄貴は同一人物ですな。
毎日粘着されてるけどお仕事とか、してらっしゃらないんですかね?(素朴な疑問)



87さん

ありがとナス!
みんなヤンデレ好きになるんだよ!(暴論)



88さん

新人提督兄貴もだいぶ侵食されてますねクォレハ…ヤンデレもっと書くゾ~



90さん

おかのした
そうなるとカスミチャンがまとも枠になってしまいますが…なんとか頑張ってみますね(悪人面)

92: SS好きの名無しさん 2018-08-28 14:23:47 ID: dGpoKX-t

>>90です。
私の中の霞は、口がすこぶる悪いけど常識人の苦労人のヤンデレ被害者への理解者で、常に胃薬常備してる人間です(笑)それのせいでついたものがヤンデレ探知機みたいなものだったら…(笑)
礼号作戦組のツッコミと朝潮型へのツッコミ、暴走する二水戦らのストッパーにヤンデレ神通さんの人身御供…霞超頑張れ!!

93: SS好きの名無しさん 2018-08-28 15:15:08 ID: dGpoKX-t

寧ろ霞ママに、長門、赤城、飛龍、瑞鶴、五十鈴、比叡とかの超大物クラスの経歴と艦長がいた艦娘(但しヤンデレ補正付きで拗らせて暴走しがち)の部隊の旗艦をやらせて欲しいです!全員がボカスカヤンデレパワーで敵を殲滅させて、棒立ちの霞ママは遠い目に…。
そして拗らせたヤンデレを放出させて、霞ママが振り回されるのがあったら…経歴が大物過ぎて敬語にならないといけませんし(笑)

94: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-28 17:18:05 ID: Xpljp3B3

⬆1暇なの?
キルケゴール氏の死に至る病を読んでから出直そうね☆

95: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-08-28 17:18:53 ID: Xpljp3B3

すいませんミスです。ごめんなさい

96: SS好きの名無しさん 2018-08-28 18:12:05 ID: dKL38Pi-

投下乙
秋津洲が見たいなぁ(チラチラ

97: ㈱提督製造所 2018-08-28 18:57:12 ID: N4HtEWB4

前回の余韻をブチ壊す勢いで曙を病ませようZE!

98: SS好きの名無しさん 2018-08-28 19:37:43 ID: FoWlhH3E

※94

草。ごめんちょっと笑った。創作と現実ごちゃまぜにしてるあいつのコメント長ったらしいからつい錯覚するのもしょうがないね。

99: SS好きの名無しさん 2018-08-28 20:07:30 ID: KhRew-rk

ドーモ、33=デス!
フッハァ!サイッコウに病んでるって奴だっ!(トオイメ
いや、素晴らしい。
どんどん私の嫁艦が出てくる。
あとはツンデレ枠の子たちと明石、球磨、多摩、北上だけだ・・・
(あ、リクエストじゃ)ないです。

100: SS好きの名無しさん 2018-08-28 23:46:39 ID: LgxD5Gdb

やっぱ、かむかむ氏のssは最高ですな。今回も更新、楽しみに待ってます

萩風か嵐、江風のどれか書きやすいと思う娘でオナシャス!!

101: かむかむレモン 2018-08-29 01:02:02 ID: Fx88n7mx

92、93さん

鎮まれ!鎮まりたまえ!(アシタカ)
連投リクエストをしてもらった所申し訳ございませんが、今回は先にリクエストされた神通と霞で承ります。
連投された方ですが、皆様のリクが枯渇した場合か、他の方がリクエストされた時に書くことになります、力不足で申し訳ございません。


96さん

おつありナス!
秋津洲おかのした。順番が回ってきたら書きますゾ



97さん

おかのした
遂に前回ヒロインのぼのたん来てしまいましたね…




99さん

お褒めの言葉ありがとナス!
リクエストを承った明石の方ですがもう少しお待ちになって下さい。オナシャス!センセンシャル!
大井っち以外の球磨型は…申し訳ないですがリクエスト枯渇時か、他の方がリクエストされるまでお待ち下さい。



100さん

ありがとナス!
出来るだけ少人数の方が書きやすいので今回は江風にします。わがままで申し訳ナス…


102: SS好きの名無しさん 2018-08-29 08:33:00 ID: Wdc_UgIn

この鎮守府にときメモの爆弾システムがあると3日で崩壊しそう(小並感)ビスマルクいいですよね〜我が鎮守府にはビスマルクに似た長門しかいないけど
磯波とかえっちじゃない?(希望)

103: 無名の決闘者 2018-08-29 09:35:42 ID: Fwsp44CY

ああ…ビスマルク、ああ!ビスマルクのやんdれだあああ

smkvkんdな;おmc;ヴぃいあえんv;ねvz;おえうg;おぜINgjんjふぃえfcんp

104: 黄鼬狐 2018-08-29 11:52:37 ID: FyfSEQSN

どうもです。

毎度毎度、鍵が簡単に突破されるなんて、
力でこじ開けてるのか、
高等ピッキング技術があるのか。
もしくは、"愛の力"と言う可能性も...。

ビスマルクさん、どちらかといえば
ヤンデレというより
献身的をこじらせたって感じですね。
まだ安全(?)な方なのでしょう....。
それにしても彼女の料理、
すげぇ美味そう。(ジュルリ)

失礼しました。

105: SS好きの名無しさん 2018-08-29 14:03:07 ID: Kd9UBp4v

すき






完結にまとめすぎた…(白目)
ビス子も病んでしまった、さぁ次は誰だ!ラオウか!?トキか?!

106: かむかむレモン 2018-08-29 18:06:13 ID: Fx88n7mx

102さん

連鎖爆発して詰みそう(小並感)
イベが来るまでレッツ大型建造!

磯波おかのした。順番が回ってきたら書きますゾ



103さん

決闘者兄貴生き返れ生き返れ…
まだ料理(リクエスト)は残ってますので



104さん

ビスマルク回の時はニュルンベルガーソーセージのページをヤンデレそっちのけで凝視してましたので、ちょっと物足んなかったかもしれないですね…普通に腹が減りましたね(食いしん坊)

ヤンデレに鍵などと言う障害は通じないって、はっきりわかんだね(畏怖)



105さん

ありがとナス!
北斗の拳兄貴の簡潔にしてアツい感想流行らせコラ!

107: SS好きの名無しさん 2018-08-29 18:29:09 ID: PcVSmk7q

88の新人提督です

この鎮守府、出撃の時とかクッソギスギスしてるけど、提督に嫌われたくない一心で仕方なく連携してそう。





まあかわいいからいっか!(思考放棄)

108: SS好きの名無しさん 2018-08-29 18:48:20 ID: Wdc_UgIn

この鎮守府はひどい記憶改竄が多そうだ...大鳳の食事の表情が変わる場面で面白いなと思った瞬間怖いと感じる提督を見てあー懐かしいそんな時期あったなと。あとべつにこの鎮守府はギスギスしてないと思うよ。提督がらみで偉いことになるだけで。あっ瑞鶴が呼んでる行かなきゃ...

109: SS好きの名無しさん 2018-08-29 19:06:04 ID: E-W_wLpi

ヤンデレ最高ですわ...
妙高さんとか見てみたいですわ

-: - 2018-08-29 20:55:03 ID: -

このコメントは削除されました

111: SS好きの名無しさん 2018-08-29 23:17:18 ID: raMPNv2g

ビス子の朝食美味しそう

112: SS好きの名無しさん 2018-08-30 00:41:48 ID: KrXcMXri

110に言うわ
お前さぁ忠告忠告五月蝿いんだよ
テメェこそ頭おかしいんだよ
こっちがお前に対して不快感しかないわ
とりまさぁかむかむレモンさん毎日俺たちの為にこういうss書いてくれてんだよ
お前みたいな場荒らしはなぁ病院行ったほうがいいぞ
忠告しても意味ねーよテメェがおかしからなぁ
あ 自覚症状なしのキッズの為に言ってるからな110
くたばれや
人の気持ちもしらねぇ奴がよ



長文失礼しました
68です

113: SS好きの名無しさん 2018-08-30 01:23:18 ID: ND78bAbf

じゃあ自分からも110お前のコメントを見るとかなりげんなりするんだ。レモンさんからの返信かなと楽しみに見てお前のクソみたいなコメント見せられると最悪な気分になるんだよ自己満足文はチラシの裏にでも書いておけクズが

114: かむかむレモン 2018-08-30 03:30:50 ID: 4PTKTczL

107さん

新人提督兄貴放棄しないで目の当たりにして(キチスマ)
ちなみにそこら辺は現時点では提督絡みの時のみとかいう都合のいい設定にしとりますゾ



108さん

ずいずいに何をされるんですかね…(身震い)
ここまで察しがいい辺り、だいぶ手遅れですね(諦観)



109さん

おかのした
ヤンデレみょこさん手が付けられなさそう(小並感)



111さん

時報だと逆に作ってもらってる立場なんですよねぇ…(遠い目)
ビス子が本気出せば美味い(はず)



112さん

ツンデレ兄貴迫真のコメントに涙が出、出ますよ…

全く効果の無い忠告は無視してるんで安心!



113さん

返信楽しみにしてくれてありがとナス!
何度も書き込めばいずれ削除されていますしてくれると思い込んでる荒らし兄貴も懲りないっすね(適当)

-: - 2018-08-30 04:49:01 ID: -

このコメントは削除されました

116: ㈱提督製造所 2018-08-30 09:57:27 ID: JBNV-jPU

??「大和さーん。レモンニキの新作に出演依頼来てますよー。
・・・但し、艦娘達のヤンデレ狂気を次から次へと目の当たりにしてブルッちまう『まとも枠』でな!」

・・・という訳で、ヤンデレと正常との対比という形で「正常な大和」を希望するッ!!

117: 無名の決闘者 2018-08-30 12:27:08 ID: oTuCY2f2

115 ハイハイソーデスネーサッサトドッカイッテクレナイカナー?フユカイ


どうもです

私は艦娘が作ってくれる飯なら何回でも食えるのでノープロブレム!

(更にヤンデレの効果で更に食べれるぜ!!)

118: SS好きの名無しさん 2018-08-30 12:56:59 ID: ND78bAbf

115、忠告(笑)

人のSSを荒らして皆んなを不愉快にさせかねない、自己満足オ○ニー文を投稿し、自己顕示欲(笑)を満たす。『クソコメント』は今すぐやめて含めて迅速に『立ち去る』べきである。
お前は誰にも求められていないことを自覚しろ
返信不要

119: SS好きの名無しさん 2018-08-30 14:08:02 ID: KrXcMXri

118へ
よく言った
(`_´)ゞ

120: SS好きの名無しさん 2018-08-30 16:22:01 ID: T_ZFZZaH

投稿お疲れ様です。
まだ、リクエスト受け付けてますか?
阿武隈が見たいです。
これからも頑張って下さい。

-: - 2018-08-30 16:44:33 ID: -

このコメントは削除されました

122: SS好きの名無しさん 2018-08-30 18:44:40 ID: KrXcMXri

【再度、忠告

『女子高生コンクリート詰め殺人事件』を『連想』させかねない、深海化した提督(男)が艦娘を『拷.問』し、なぶり◯し。にするような『SS』はYouTubeにアップしたものも含めて迅速に『消去』すべきである。】

はぁ?
お前さんさぁいい加減にしてくれないか?
そもそもここのssだけその忠告出していてもさぁ人の話も聞けない餓鬼がなんで別のssに文句言えないわけ?
本っっっっっっっ当に邪魔
とっと病院行け

それとも忠告以外書けないの?コメ欄に?
しかも同じのをコピペして
お前誰にも必要とされてないし
というか俺の112の文読めないの?
やっぱり知能指数もクソだな
分かったら失せろゴミキッズ野郎

かむかむレモンさん
本っっっっと申し訳ありません長文になりまして

ここにいるキッズ以外貴方の味方です

体を大事に投稿していってください

68 112より

123: SS好きの名無しさん 2018-08-30 18:49:38 ID: KrXcMXri

追伸
68 112 119は上記のものですスンマセン許してくださいなんでも島風

124: かむかむレモン 2018-08-30 19:07:27 ID: 4PTKTczL

116さん

おかのした
まとも枠は霞以来なので損な役回りになってますね…



117さん

ん?今何回でも食えるって言ったよね?(キチスマ)
決闘者兄貴やっぱ好きなんすねぇ



120さん

おかのした。
ンンッ!ヤンデレニナリマス!





荒らし兄貴に反論コメしてくださってる皆様へ


所詮は意味も効果も成さない忠告なので、私は投稿をやめませんし、既に出来上がったSSを削除する気は微塵にもありません。なので、皆さんもシカトで大丈夫です。私も全く気にしてませんので(悪人面)
YouTubeのは知らん。

反論コメよりもリクエストか感想コメの方が私は嬉しいです。皆様の望む艦娘のヤンデレを書ければ私はそれで構いませんので。

個別返信じゃなくて申し訳ありません。これからも変態糞投稿者のSSを、宜しく御願いします。

125: SS好きの名無しさん 2018-08-30 19:23:50 ID: ND78bAbf

そうですか...今まで口汚い反論コメント送ってすみませんでした...
まあそれは置いておいて更新お疲れ様でした!時(ケッコン)果たしてデータを何に使うのか...
あんまり語彙力が無いのでろくなコメント送らないかもしれませんがこちらこそ今後も宜しくお願いします

126: SS好きの名無しさん 2018-08-30 20:41:56 ID: 9gm2d3fi

以外に優秀な球磨ちゃんがヤンデレな姉妹艦に苦労させられるのを見てみたい33です。
見てみたいだけ。無理に書かないでくださって大丈夫です。
リクじゃないです。
リクじゃない。



って言われると遠回しに書けって言われてるようで気持ち悪いですよねwごめんなさい。

127: SS好きの名無しさん 2018-08-30 20:54:19 ID: crvutg2W

夕張の個人利用でふと、そういえば健全な筈の艦これアンソロでも
速吸が提督の服や隠したエロ本を時雨雷榛名辺りにあげて歓喜
させるという(アカン)な内容が有ったな、とふと思い出してしまった。
せめてブロマイドにしろやこの猿ゥ!(クソザコ風紀委員)

128: かむかむレモン 2018-08-31 11:49:20 ID: WdCWIdgy

125さん

申し訳ナス…コメ増えてて皆様からのリクエストだと心躍らせてる自分もいたので、声明を出してみました。
不躾ですが、これからも宜しくお願いします。



126さん

おかのした。
そういやまだ明石まで書いてないのでまずはそちらからですね…

何度もリクエストしてもらいありがとうございます。でも、他の方からのリクエストを優先させます。申し訳ございません。



127さん

アンソロまだ見たことないんですよねぇ。話を聞く限り結構やらかしてますねクォレハ…ブロマイドでもアウトだと思うんですけど(迷推理)

129: SS好きの名無しさん 2018-08-31 14:03:31 ID: rYv7Bxqe

新人提督です。
29の鳳翔提案兄貴は僕です(隙自語)

114を読んで、艦娘たちのヤンデレはテイトクニウムが原因だと勝手に結論づけました。
提督のことは愛してるし、戦意も高いっぽいからね。(正常とは言っていない)

こう考えるとテイトクニウムがまるでシャブみたいだぁ...(危険)



次の更新も楽しみにしていまスゥゥ...

130: SS好きの名無しさん 2018-08-31 16:18:41 ID: iWkFEFBK

ヤンデレ特有の光すら吸い込む目!
このキスマークが後にどう影響してくるか...自分の時はやばかったなー...足持ってかれたし...(隙自語)

131: ㈱提督製造所 2018-08-31 20:41:25 ID: 64mY49sp

現在の順番待ち
①鳳翔 ②白露 ③赤城・加賀 ④明石 ⑤夕立 ⑥親潮 ⑦瑞鳳
⑧不知火 ⑨瑞鶴 ⑩神通 ⑫霞(正常) ⑬秋津洲 ⑭曙 ⑮江風
⑯妙高 ⑰大和(正常) ⑱阿武隈 ⑲球磨(正常)

先は長いぜレモンニキww

132: SS好きの名無しさん 2018-09-01 09:12:41 ID: e7Z-7Tdy

1艦隊全員にダメコン積んで2人大破状態で、間違って進軍させちゃったことがある33です。(隙自語
そしたら、なぜかその2人だけ敵の攻撃を避けまくってくれるっていう・・・
ちな、その時の編成は
大和型(練度98と95)、長門型(練度97と96)ゆきかじぇ(練度98・大破)、ぜかまし(練度97・大破)
でした。
島風、雪風・・・ごめんね・・・
あ、ちゃんと6人揃って帰ってきてくれたし、全員にバケツ使わせて貰ったゾ。
よく考えたら、なんだこの編成。ボーキ以外が消し飛んじゃー^う。
(リクじゃ)ないです。

133: SS好きの名無しさん 2018-09-01 09:14:03 ID: e7Z-7Tdy

ちな、そこそこの課金兵です。(隙自語part2)

134: かむかむレモン 2018-09-01 11:43:39 ID: GvCVEkUp

129さん

楽しみにしてくれてありがとナス!
察しのいいコメ兄貴嫌いじゃないしむしろ好きだよ(迫真)



130さん

キスマークはトラブルの元ってはっきりわかんだね
片足持ってかれた兄貴は強く生きて




131さん

自分で言ったからにはちゃんと書きますんで見とけよ見とけよ~
思ったよりまともな子がいますね…(嬉しい誤算)




132、133さん

課金兵兄貴はもっと艦娘を労わってあげて
鋼材こわれる~(課長ボイス)

-: - 2018-09-01 12:03:40 ID: -

このコメントは削除されました

136: SS好きの名無しさん 2018-09-01 12:55:40 ID: e7Z-7Tdy

33です。
ちゃんと赤疲労になる前に休んで貰ってるから大丈夫です。
間宮券いっぱいあげてるし、小破でもバケツ使ってるので。

137: SS好きの名無しさん 2018-09-01 12:56:47 ID: e7Z-7Tdy

オリョクルとかも出来る限りさせないようにしてます。(隙自語3

138: SS好きの名無しさん 2018-09-01 14:16:32 ID: Ft04xnZC

何故だろう鳳翔さん編にレモンさんの欲望が感じる...
結構前の話になりますが54の意図を汲み取っていただきありがとうございました。

139: 無名の決闘者 2018-09-01 14:43:34 ID: 2RxeONUM

んっん~ いいねぇ…いいぜ…いいなぁおい!!

ヤンデレバンザーイ!!

140: かむかむレモン 2018-09-01 14:47:17 ID: 3uBThBml

136、137さん

やっべぇ、ホワイトマン(鎮守府)じゃん。いいゾ~^これ




138さん

変態糞投稿者の嫁艦が鳳翔さんなので、欲望丸出しにしました(恍惚)

縦読み言われるまで気付きませんでした。お兄さん許して!

141: かむかむレモン 2018-09-01 14:48:16 ID: 3uBThBml

139さん

決闘者兄貴ボキャ貧になるぐらい喜んでて変態糞投稿者もニッコリ
まだまだいくゾ

142: SS好きの名無しさん 2018-09-01 16:33:46 ID: JXwNTOY9

ブラック鎮守府滅んで消し飛べ(アイサツ
33です。
課金兵舐めんなぁ?(ネットリ
遠征組もちゃんと2回交代で行ってもらってます。
天龍小学校(第6駆➕時津風)
龍田幼稚園(海防艦)
五十鈴中学校(吹雪型)
由良高校(白露型)

基本的にこの4組です。
小学校は人数の都合上メンバー固定。
それ以外は基本入れ替わり立ち替わりで。(隙自語part4)

143: ㈱提督製造所 2018-09-01 16:48:04 ID: 3OCZlO0y

マジ病みした天龍にガチなビビりを見せる龍田が見たい…
たまにはフフ怖の天龍にも龍田以上の病みを見せて貰おうZE!

144: SS好きの名無しさん 2018-09-01 17:30:01 ID: 5N7JTz_H

現在の順番待ち
①白露 ②赤城・加賀 ③明石 ④夕立 ⑤朝潮 ⑥瑞鳳 ⑦不知火
⑧瑞鶴 ⑨神通 ⑩霞(正常) ⑫秋津洲 ⑬曙 ⑭江風 ⑮妙高
⑯大和(正常 ⑰阿武隈 ⑱球磨(正常) ⑲天龍(ガチ病み)・龍田(正常・ビビリ?)

こんな感じで?大変そう。

145: SS好きの名無しさん 2018-09-01 17:30:48 ID: e7Z-7Tdy

間違ってても知りません(挨拶
33です。

146: かむかむレモン 2018-09-02 08:00:22 ID: VGkLIM2t

142、145さん

もう十分堪能したよ…(自分語り)



143さん

おかのした
龍田まともなのは珍しいっすね…とにかく順番が来たら書くゾ



144さん

順番明記ありがとナス!
ちゃんと全部やりきるから見とけよ見とけよ~(震え声)

147: SS好きの名無しさん 2018-09-02 08:15:49 ID: Z-o-T7Uu

( ゚ω^ )ゝ 乙であります!
そうだよこれが見たかったんだよ!(便乗)

エトロフチャン…オナシャス!何でもしますから!

148: SS好きの名無しさん 2018-09-02 08:20:11 ID: 3E6pY5v2

投下乙
とうとう提督は、艦娘を気絶させる技を解禁してしまったか。

149: SS好きの名無しさん 2018-09-02 09:17:49 ID: RBdgJXHV

おやおやおやおや、やはりスカーフはトラブルの元でしたか。白露はかわいいですね。他の艦娘たち、なんとかしたいですよね。

150: SS好きの名無しさん 2018-09-02 12:03:07 ID: IVX67lcZ

新人提督です
駆逐艦vs戦艦は駆逐艦有利(WoWs並感)

好きすぎて最早何処に向かっているのかわからなくなるのもまたいいっすね~。
(歪んだ)愛の力は強大なんやな...


僕も力が欲しい(2-4未挑戦)

151: SS好きの名無しさん 2018-09-02 14:38:58 ID: dUWD0Q13

乙です
白露型はヤンデレが似合う気がする

152: 無名の決闘者 2018-09-02 16:12:18 ID: vIE-Zq4M

ボキャ貧のせいでこれ以上かける言葉がないじゃマイカー!!

どうしよう…どうすればいいんだぁ!!


それはそうと、この調子でいってしまわれたら提督の体が持たなそう…(物理で)

153: SS好きの名無しさん 2018-09-02 23:41:49 ID: kI-pUXZk

実際白露は改二絡みで妹に劣る姉みたいな、イジるしゃなく
イジめるに近い扱い受けただけに、有る意味病み方が納得できて悲しいなぁ。
イカン暗くなってきたアブナイアブナイ

154: かむかむレモン 2018-09-02 23:53:16 ID: U-gpBzwR

147さん

ありがとナス!お気に召してもらえたようでウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)

エトロフチャン了解ゾ



148さん

おつありナス!
最悪の事態を免れる為なので仕方ないね♂



149さん

スカーフもそうですが、キスマークが元凶だと思うんですけど(名推理)
他の子もどうしてやろうか(極悪人面)



150さん

はぇ~WoWsってそうなんすねぇ(無知)
ヤンデレの愛は強大過ぎるッピ!



151さん

おつありナス!
どうしてこんなイメージが付いたんでしょうねぇ(すっとぼけ)



152さん

決闘者兄貴察しがいいですねぇ!(食い気味)
提督くんの命運は変態糞投稿者が握っている…



153さん

改二来るまでの提督諸兄らの評判を思い出して書いてました。
ヤンデレSSは暗くなりがちなので仕方ないね♂

155: SS好きの名無しさん 2018-09-03 15:21:50 ID: ckggKmra

現在の順番待ち
①明石 ②夕立 ③朝潮 ④瑞鳳 ⑤不知火 ⑥瑞鶴 ⑦不知火
⑧神通 ⑨霞(正常) ⑩秋津洲 ⑫曙 ⑬江風 ⑭妙高 ⑮大和(正常)
⑯阿武隈 ⑰球磨(正常) ⑱天龍(ガチヤミ) 龍田(正常・ビビリ?) ⑲択捉


間違ってたら怖いので諸兄に確認お願い申し上げます。球磨型と明石を何回もリクしていた33より。

156: SS好きの名無しさん 2018-09-03 15:23:39 ID: ckggKmra

怖いというよりかむかむニキが困ってしまうので。

157: SS好きの名無しさん 2018-09-03 20:36:19 ID: 5t6P8suK

大物???? .....ウィイイイイイッス!
鳳翔さんのスカーフのせいでトラブり過ぎてますね〜今日は飲み会当日ですけども参加者は鳳翔さん以外来ませんでした...いったいなにがダメだったんでしょうかね〜

158: SS好きの名無しさん 2018-09-04 01:36:36 ID: ufC2yT1L

提督が珍しく強敵ヤンデレにS勝利&ロリを一人守るというMVP
+1145141919810931364364点

159: SS好きの名無しさん 2018-09-04 06:43:47 ID: b51S4Et_

間宮は癒し枠(だったらいいなぁ)

160: SS好きの名無しさん 2018-09-04 15:43:53 ID: vCsuiqjg

このSS面白スギィ!!!!!自分、リクエストいいっすかぁ~?(無礼)
吹雪型が誰一人リクエストに入ってないので、ガチ病み叢雲ネキでオナシャス!

いきなりコメしてすみません!許してください!
なんでもはしません(冷静沈着)

161: かむかむレモン 2018-09-04 15:58:21 ID: yS7Z0bCF

155、156さん

またもや整理ありがとナス!
毎度コメ確認して書いてたゾ



157さん

参加者いるやん!大物YouTuberになりきれてませんねクォレハ…



158さん

全部提督くんが鈍感なのと一航戦の慢心なんだよなぁ…(分析)



159さん

リクですかね?間宮さんまとも枠とか胃腸薬がぶ飲みしてそう(小並感)



160さん

おかのした。
そういや吹雪型本当にいませんでしたね…

162: SS好きの名無しさん 2018-09-04 17:20:39 ID: a76dG7wV

サバゲーマンです
初めまして面白かったです。この題名は前々から気になっていたので今回は読めました。良いですねヤンデレ風?で少しだけゾクゾクしました。・・・朝潮型をお願いします。

163: ムフロン 2018-09-04 17:21:49 ID: QyiwPkpY

胃腸薬が段ボール一箱分くらい必要そうな鎮守府ですね(白眼)

見ている分には楽しいけど、自分が行くとなったら…1日が限界です(笑)

これからも頑張って下さい!

164: SS好きの名無しさん 2018-09-04 18:09:37 ID: bWatZUUg

①明石(途中?) ②夕立 ③朝潮 ④瑞鳳 ⑤不知火 ⑥瑞鶴 ⑦不知火
⑧神通 ⑨霞(正常) ⑩秋津洲 ⑫曙 ⑬江風 ⑭妙高 ⑮大和(正常)
⑯阿武隈 ⑰球磨(正常) ⑱天龍(ガチヤミ) 龍田(正常・ビビリ?) ⑲択捉
⑳間宮さん(癒し枠) ㉑叢雲 ㉒朝潮型から何人か(?)

確認お願いします!(明石が)何でも作りますから!(嫁艦を売る提督のクズ)

165: かむかむレモン 2018-09-04 18:17:10 ID: yS7Z0bCF

162さん

ありがとナス!
気に入ってもらえて嬉しいゾ~^
朝潮型とだけ指定となると、変態糞投稿者の意思で一人決めます。



163さん

ありがとナス!
こんな狂いそうな鎮守府で1日持つだけで上出来だゾ(感覚麻痺)


164さん

再度ありがとナス!
確認したら朝潮が親潮だったゾ…(危機回避)

166: SS好きの名無しさん 2018-09-04 19:05:20 ID: bWatZUUg

修正版
①明石(途中?) ②夕立 ③親潮 ④瑞鳳 ⑤不知火 ⑥瑞鶴 ⑦不知火
⑧神通 ⑨霞(正常) ⑩秋津洲 ⑫曙 ⑬江風 ⑭妙高 ⑮大和(正常)
⑯阿武隈 ⑰球磨(正常) ⑱天龍(ガチヤミ) 龍田(正常・ビビリ?) ⑲択捉
⑳間宮さん(癒し枠) ㉑叢雲 ㉒朝潮型から1人

失礼したゾ・・・

167: SS好きの名無しさん 2018-09-04 19:35:28 ID: 2ZW-Gk2n

荒潮が出た+364364^1919点
おー、ええやん。気に入ったわ。ナンボなん?これ

168: SS好きの名無しさん 2018-09-05 06:03:00 ID: EXC-QbXk

まとも枠で全然良い感じじゃない村雨が見たいです(ドS)。鎮守府の
空気&時雨達を無自覚に病ませている提督&白露を追い詰めた大本営に
ストレス溜めまくってて、大事な妹の春雨もいつか病むのではと怯え
内外含め人間不信で「もうやだ・・・」みたいな。
無理なら断ってくださっても全然(構わ)ないです

169: yazora 2018-09-05 07:37:32 ID: QPdWjFLj

あぁ^~ヤンデレ可愛いんじゃあ^~
なんだか、色々荒れてますけど気にせず頑張って下さい!

170: 無名の決闘者 2018-09-05 15:13:33 ID: prwoRDbm

かむかむレモンさん

そうはさせるか!この無名の決闘者、提督を主から見事救って見せようか!

覚悟せよ!!(正義の味方風)

171: かむかむレモン 2018-09-05 18:48:51 ID: _gtJP0iS

166さん

ありがとナス!
これは見やすいですねぇ!(食い気味)



167さん

こちらは14万3000YP(ヤンデレポイント)になります(意味不明)

アラシオチャンはキスマーク付けたがりってはっきりわかったんだね(天地明察)



168さん

シチュエーション全部リクエスト通りになるかは難しいですね…ですがなるべく実現させるように頑張るゾ



169さん

ありがとナス!
yazora兄貴のコメのお陰で十分ニチィ!パワー貰いましたゾ



170さん

決闘者兄貴の負けフラグがビンビンでいらっしゃる。(敗北を)与えて差し上げろ(無慈悲)


172: SS好きの名無しさん 2018-09-05 20:49:58 ID: nAWHQuma

①親潮 ②瑞鳳 ③不知火 ④瑞鶴 ⑤神通 ⑥霞(正常) ⑦秋津洲
⑧曙 ⑨江風 ⑩妙高 ⑫大和(正常) ⑬阿武隈 ⑭球磨(正常)
⑮天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)
⑯択捉 ⑰間宮さん(癒し枠) ⑱叢雲 ⑲朝潮型から一人
⑳村雨(正常・できる限り?)

確認お願いします!(迫真

173: 芝犬 2018-09-06 03:46:58 ID: cHCYgzME

謹慎が解けた木曾と大井あく。後甘々龍田さんはよd('∀'*)

174: SS好きの名無しさん 2018-09-06 18:24:13 ID: DkCMJX2f

どれだけ食べたんですか...お大事に(荒療治)
ペンといったら...

175: ㈱提督製造所 2018-09-06 21:49:46 ID: plv2EI20

今日の感想:
親潮がやおら艦隊司令部さんの親潮並みにヤベエwww

176: 黄鼬狐 2018-09-06 23:29:19 ID: sTVFZXNY

どうもです。

ぽいぬ、怖い...。
おやついっぱいあげるから、
悪夢はどうか見せんといてくれ...。

と、思ったら、
別の番犬(親潮)が登場ですね。
さて、どんな風に病んで行くのかな...。
楽しみです‼︎

失礼しました。

177: SS好きの名無しさん 2018-09-07 00:12:29 ID: lDFJ39J0

新人提督です
2-4突破したら新人名乗るのやめます(決意)

合鍵どころか抜け穴作られてる臭い執務室ですねぇ。一般的な防衛策ではヤンデレの狂愛の前には無力ってはっきりわかんだね(絶望)

ひとまず、可哀想な子(前々作参照)の活躍、楽しみにしていますゾー!

178: ㈱提督製造所 2018-09-07 01:13:12 ID: P30kF7Sd

俺とした事が・・・コイツを忘れていたとはッ!何たる失策!
大淀だよ、Oh.Yodo!
コイツが病んでねえとか有り得ねえッ!

・・・と、いう訳で、大淀を希望するザマスよ?

179: ㈱提督製造所 2018-09-07 01:19:01 ID: P30kF7Sd

・・・と思ったら、ちゃっかり一番最初に病んでやがった!

180: SS好きの名無しさん 2018-09-07 02:49:27 ID: -xBeQsME

ヤンデレ鈴谷をお願いします。

181: かむかむレモン 2018-09-07 04:10:51 ID: 1baCNJXr

172さん

再整理ありがとナス!
大丈夫だ、問題無い(確信)


173さん

あ、待ってくださいよ~
再登場艦娘も順番来たら書くゾ



174さん

ボトル型を一気食いしたら胃もたれ起こしたゾ(クソザコ胃腸)
食べ過ぎてはいけない(戒め)



175さん

やをら司令部兄貴リスペクトだから、多少はね?(モロ被り並感)




182: かむかむレモン 2018-09-07 04:17:43 ID: 1baCNJXr

176さん

オヤシオチャンのヤンデレイメージはやをら司令部兄貴のそれが強く影響されてます。それと、みんな表に出してると提督くんこわれる~^からベクトルをかえてみますた



177さん

あ、おい待てぃ(江戸っ子)
司令部Lv120までは新人だゾ(暴論)

過去作のそれを吹っ飛ばす出来になれたかわかりませんが、ご満足頂けたら幸いです



178、179さん

申し訳ナス…SS書き始めでよく出てくる艦娘として出しちゃいました…

でももう結構経ったんで、再登場も考えるゾ(朗報)



180さん

おかのした
鈴谷ンデレも順番来たら書くゾ

183: SS好きの名無しさん 2018-09-07 13:12:45 ID: RH0SfouC

がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛お"や゛じお"ぐん゛(錯乱
親潮の出番来てウレシイ…ウレシイ…(ニチニチ
かむかむレモン兄貴ありがとナス!
恐縮ながらザラをお願いしてもよろしいですか?

184: SS好きの名無しさん 2018-09-07 13:13:20 ID: KmwZSeon

レモンニキのssが最近の生きがいゾ生きる意味を教えてくれてありがとうだゾ〜

ところで提督に依存しまくる山風を見てみたいですねぇ!

185: ㈱提督製造所 2018-09-07 13:13:32 ID: P30kF7Sd

現時点での搭乗済み
①大淀 ②雷 ③高雄・愛宕 ④グラーフ・ツェッペリン ⑤時雨 
⑥プリンツ・オイゲン ⑦矢矧 ⑧伊8・伊58・伊168 ⑨鹿島・浦風 
⑩木曽・大井 ⑪ビスマルク ⑫大鳳 ⑬夕張 ⑭荒潮 ⑮鳳翔 
⑯白露 ⑰赤城・加賀 ⑱夕立 ⑲親潮

(後書きをみて)「察しのいいホモなら~」
HAHAHA、誰だよ察しのいいホモって・・・・・・ってオイィィィッ! 俺が175で一番最初にコメいれてんじゃねーかァァッ!!
こうなったらレモンニキの机の引き出しに鉄砲魚を忍ばせてPCを狙撃させるしか・・・ブツブツ

レモンニキ「あの・・・」
(ビクゥッ!)「・・・・・・いつからいた?」

冗談抜きでやをら艦隊司令部さんのSSはこんな感じで始まるんだZEww

186: ㈱提督製造所 2018-09-07 13:31:19 ID: P30kF7Sd

次は利根を・・・イッてみようかww
能天気に見える言動が目立つ利根の、あの屈託のない笑顔を病ませてあげたい・・・

187: ㈱提督製造所 2018-09-07 13:33:22 ID: P30kF7Sd

次は利根を・・・イッてみようかww
能天気に見える言動が目立つ利根の、あの屈託のない笑顔を病ませてあげたい・・・

188: かむかむレモン 2018-09-08 04:11:01 ID: 2-N96tvA

183さん

おかのした
何だかんだでイタリアっ娘はは初ですねぇザラ姉さま?


184さん

ありがとナス!
白露型はヤンデレキャラから逃れられない!(カルマ)


185、186、187さん

怒涛の連コメにしばふ生えたゾ
とりあえずリクエストは受け付けるようにしますが、まだリクエストしてもらったぼのたんにもたどり着いていないのでゆるして(課長ボイス)

189: SS好きの名無しさん 2018-09-08 10:10:20 ID: zaACtzN6

駄目です
早く続きを書いてくれないとここでだっあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブ

190: 無名の決闘者 2018-09-08 13:43:19 ID: iPGzdJB1

ふふふ…私のライフはまだ53万もある!これだけあればそう簡単には敗れはしないさ!いざ!!勝負!!デヤァ!

191: SS好きの名無しさん 2018-09-08 14:01:26 ID: rmMsQbPv

①不知火 ②瑞鶴 ③神通 ④霞(正常) ⑤秋津洲 ⑥曙 ⑦江風
⑧妙高 ⑨大和(正常) ⑩阿武隈 ⑫球磨(正常) ⑬天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビリ?)⑭択捉
15間宮さん(癒し枠)
⑯叢雲 ⑰朝潮型から1人 ⑱村雨(正常・出来る限り?) 19大淀(再)
⑳木曾・大井(再) 21鈴谷 22ザラ 23山風(依存系?) 24利根


iPadだもんでね、二桁の数字は丸がつけれないのさ。(挨拶
33です。
間違ってたら、かむかむニキが困るし、私に確認させると幾つミスがあっても気付かないんだ。
確認お願いします!!(迫真

192: SS好きの名無しさん 2018-09-08 14:27:21 ID: zaACtzN6

血液を混ぜるとは...鳥肌立ちますね!親潮は気がついていたのかな?自分瑞鳳の時は毒だったなーどうりで紫色だったわけだぜ!

193: SS好きの名無しさん 2018-09-08 14:41:22 ID: rmMsQbPv

白露型、コノSSに予定も含めれば5名出演。

194: かむかむレモン 2018-09-08 15:02:56 ID: ZdLDu28-

189さん

申し訳ないが脱糞キャンセルは顔中草まみれになるのでNG



190さん

決闘者兄貴フリーザみてぇなHPしてますねぇ…ヤンデレにはワンパンされそう(小並感)



191さん

大丈夫だ、問題無い(イーノック)
改めて確認すると先が長すぎるッピ!



192さん

毒飯兄貴はづほから嫌われてますねクォレハ…強く生きて(懇願)



193さん

ヤンデレばっかじゃねぇかお前ん家ぃ!(姉妹艦)
ほんとどうしてこうなったんですかねぇ?(すっとぼけ)

195: 陽炎型駆逐艦万歳!! 2018-09-08 15:30:46 ID: KgT8RXxv

づほ最高でした…!

196: SS好きの名無しさん 2018-09-08 16:03:24 ID: qIwvJ3FE

瑞鳳、血だけで済ませた上に一滴のみなんて良心的だな(混乱
あと、雲龍(微表情 オナシャス!

197: 豆モヤシ 2018-09-08 16:11:55 ID: Ey8d42Ew

鳥肌じゃなくてt(((((拳(特殊性癖)

198: かむかむレモン 2018-09-08 20:33:04 ID: ZdLDu28-

195さん

ありがとナス!気に入ってくれたようでウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)



196さん

だいぶ感覚が麻痺してますねクォレハ…
雲龍了解ゾ



197さん

何を言ってるんですかね…(恐怖)

199: SS好きの名無しさん 2018-09-08 21:27:56 ID: n3r0Fcjw

動脈血って酸化して静脈血と同じ色になると思うんですけど(困惑)
きっと瑞鳳には違いがわかるんですね。違いがわかる女って素敵(錯乱)

200: かむかむレモン 2018-09-08 22:07:15 ID: ZdLDu28-

199さん

赤血球中に含まれるヘモグロビンはヘムと呼ばれる色素があります。ヘムは通常、全可視光域を吸光しますが、赤色光の吸光が比較的少ないので暗く見えてしまいます。静脈血はこの状態が多いです。
しかし、酸素と結合すると、分子内に歪みが生じ、吸光性が変化し、赤色光に吸光しにくくなり、鮮やかな赤色を示すようになります。動脈血はこの状態です。

ヘム分子と酸素の結合は静電結合と呼ばれる弱い力によって引き寄せ合っています。なので、酸化鉄のような共有結合とは違い、比較的容易く酸素が切り離せるので、色の変化を観察できると言われています。


そうなるとづほはインテリですね(確信)


長文解説申し訳ナス…

-: - 2018-09-08 22:35:22 ID: -

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202: SS好きの名無しさん 2018-09-09 00:23:55 ID: phjNZDW1

どうしてヤンデレは発生するのだろう?(イレギュラー)

203: SS好きの名無しさん 2018-09-09 04:48:20 ID: x0BTRMKp

199です。
文系には半分しか分からなかったゾ....

204: 無名の決闘者 2018-09-09 15:05:02 ID: mkup51vJ

フハハハハハ!!甘いぞかむかむレモン!

私にとってヤンデレは褒美にすぎぬ、むしろどんどん強くなるのだ!

205: ㈱提督製造所 2018-09-09 16:39:07 ID: nt_GWtZx

この鎮守府、アレだね。「艦娘がヤンデレばっかり」って事に提督が気づいたら絶対こういうアナウンスが流れるよねww

「提督が鎮守府から脱走しました。これより、艦隊が捜索を行ないます」

・・・何かこう、深海棲艦相手にする時よりもずっと真面目に行動しそうww
登場人物ほとんど全員(提督を)マジ狩るガールだからね。仕方ないねww

206: かむかむレモン 2018-09-09 20:24:59 ID: 9M_ASW1E

202さん

ヤンデレなんて言い方が悪いんです!一途なだけなんです!ちょっと度が過ぎてるだけなんです!(早口)



203さん

もっとわかりやすく説明出来なくて申し訳ナス…(反省)



204さん

決闘者兄貴も懲りないっすねぇ…(遠い目)
五体満足でいられればいいですね(不穏)



205さん

そのアイデア頂いたぁ!(迫真)
ヤンデレ艦娘にとって深海棲艦の扱いは提督と比べたら天と地との差があるから、多少はね?

-: - 2018-09-10 18:00:24 ID: -

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208: SS好きの名無しさん 2018-09-10 20:46:21 ID: GiJsO_p8

①瑞鶴 ②神通 ③霞(正常)④秋津洲 ⑤曙 ⑥江風 ⑦妙高⑧大和(正常)
⑨阿武隈⑩球磨(正常) ⑫天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビリ?) ⑬択捉⑭ 間宮さん(癒し枠)
15叢雲 ⑯朝潮型から一人 ⑰村雨(正常・出来る限り?) ⑱大淀(再) 19木曾・大井(再)
⑳ 鈴谷 21ザラ 22山風(依存系?) 23利根 24雲龍

大丈夫だよね?間違ってないよね。5回確認したし。だいじょうぶでしょ。(フラグ)

209: 無名の決闘者 2018-09-11 00:13:05 ID: 5kav3-UU

フフフ…五体満足?

既にこのヤンデレを堪能し過ぎたが為に左腕一本と両脚がサイボーグになっているのだよ…だがしかし!この程度で諦められんのだよぉ!!

210: ㈱提督製造所 2018-09-11 02:18:29 ID: Q3NsD13b

艦娘じゃないけど…
もし妖精さんまで病んだら、鎮守府に提督の安心できる場所はなくなっちゃうよね?クスクスクス……

-: - 2018-09-11 02:40:34 ID: -

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212: SS好きの名無しさん 2018-09-11 05:49:52 ID: fGWsFAgS

警告兄貴が消えたと思ったら今度は別のやつが湧くとは一体.....(困惑)

213: かむかむレモン 2018-09-11 15:05:37 ID: qg0aex_o

208さん

大丈夫だ、問題無い(震え声)
思ったよりまともな子が多いですねぇ…(黒い笑み)



209さん

手遅れで草ァ!
決闘者兄貴敗れてるジャマイカ…



210さん

流石に妖精さんは病ませられないっすね…ご期待に添えず申し訳ナス…



212さん

怖いねぇ…(棒)
きっと荒らし兄貴がベクトル変えただけだと思うんですけど(名推理)

214: 黄鼬狐 2018-09-11 18:24:19 ID: OG6ZBVUT

どうもです。

ぬいぬい...
見逃すなんてまだまだだなぁ..。
提督の匂いを辿れば楽勝でしょ?
(サイコパス)

提督?
ちゃんと答えてあげないと、
ずいずい不貞腐れちゃいますよ?

出来るだけ黙ってはいましたが、
ほんと、
色んな所にいらっしゃるんですね、
あのお方...。
俺のところにもいらっしゃって、
取り敢えず注意勧告だけしたものの、
果たして通じているのやら...。

失礼しました。

215: SS好きの名無しさん 2018-09-11 18:44:06 ID: Coehvtd5

ん〜素晴らしい冒頭からフォースを感じる。瑞鶴の目覚まし聞いてないだと!一生後悔しますよ。(家族に聞かれても後悔しますが)続きを毎秒投稿してください

216: SS好きの名無しさん 2018-09-12 01:55:07 ID: xQcd0cU0

新人提督です
2-4突破したぞおぉぉぉ!!(大歓喜)
というわけで次回から「せっかち提督」と名乗りますんで宜しくお願いします!
せっかちは悪いこと(開幕自己否定)

皆に手を出しまくればハッピーエンドになる可能性が...無いな(争奪戦必至)

息抜きに外出も出来ないとはふざけてるな!(建前) ヤンデレならこうでなくっちゃ!(本音)

217: かむかむレモン 2018-09-12 16:31:42 ID: PMd0G2mq

214さん

匂いで辿り着くのも考えましたが人混みと街のお陰で分散してしまったという事でぬいを許したって下さいオナシャス!

色んな荒らしがいて世界は広いなと思いました(棒)
これもまたシカトが1番ですね…



215さん

ジェダイ兄貴はヤンデレのフォースも読み取るのか…(困惑)
目覚ましは音割れポッターで十分ゾ(鼓膜破壊)
更新再開したんでお兄さんゆるして!



216さん

せっかち兄貴焦らずイベも回って(地獄への誘い)
本音だだ漏れ嫌いじゃないしむしろ好きだよ(迫真)

218: ㈱提督製造所 2018-09-12 17:06:05 ID: dmPTGlpg

ヤンデレ艦隊一同
「オノレ、瑞鶴ゥゥ…ッ!生カシテ帰スナ…沈メェ…沈メェ…!」

以上、出演済みの皆さんからのコメントでした。

219: SS好きの名無しさん 2018-09-12 18:03:00 ID: Q8gOXToL

提督…遂に瑞鶴にやっちまったなぁ
どーすんだよ…。
正にオワタ

220: SS好きの名無しさん 2018-09-12 18:29:18 ID: 01K2v5bx

待っていたぞ、作者ついに投稿したな。お前の読者は待ちくたびれたぞ。受け身の瑞鶴のパワーは素晴らしいぞルーク!
ヤンデレはともにあるなだがまだ致命傷ではない(手遅れ)

221: SS好きの名無しさん 2018-09-12 19:47:20 ID: b67Fy7Qp

でぇじょうぶだ、この提督ならきあいのハチマキレベルで生き延びれる。

222: ぽっちさん 2018-09-12 23:13:53 ID: lVCxv7Zc

瑞鶴ふつうのエイーン多めでうれしい・・・・・・

223: ぽっちさん 2018-09-12 23:14:38 ID: lVCxv7Zc

瑞鶴ふつうのシーン多めでうれしい・・・・・・
すいません誤字りました(´・ω・`)

224: ㈱提督製造所 2018-09-13 01:32:34 ID: 7HxgsiJL

【悲報】
ハイライトさんの辞職率急上昇!

あまりにも苛酷な労働環境に、ハイライトさん達の辞職率が急上昇!新入社員として配属されたハイライトAさんは語る。

「こんなヤンデレ率高ぇ職場無理ィィッ!」

225: かむかむレモン 2018-09-13 12:55:29 ID: BaTumWWT

218、224さん

ぬい守るためだからゆるして!
ハイライトくん逃げてはダメですよ?これからですよ



219さん

まだ終わってない!
事故だから多少はね?(言い訳)



220さん

ジェダイ兄貴も手遅れですねクォレハ…
致命傷になりかけてるんだよなぁ(遠い目)



221さん

死にかけなんですがそれは…
自分から追い込んでる主人公の鑑



222、223さん

誤字兄貴かわいい(迫真)
改めて見ると確かにずいずいまともっぽくて少し反省しとります…

226: SS好きの名無しさん 2018-09-13 16:18:57 ID: hLngsdf3

せっかち提督です
E-1から駄目そう(火力不足)

霞チャンがいつも通り過ぎてなんか安心する(低語彙力)ツンデレっ娘は常識人だってはっきりわかんだね

そしてヤバい雰囲気の神通に加えて寝室に爆弾。楽しくなってまいりましたね!(他人事)

227: SS好きの名無しさん 2018-09-13 17:33:18 ID: DAXXgAfr

投下乙
瑞鶴の命(タマ)を取るRTAがはっじっまっるよー。
開始は提督が、「オレのファーストキスは瑞鶴なんだよねぇ。」と
お昼の食堂で言う所から、では・・・よーいスタート・・・

228: SS好きの名無しさん 2018-09-13 18:17:29 ID: _Ed4xqDL

助けて、カ=スミ・サン。あなただけが頼りです。
ヤンデレには暗黒面もある。怒り、恐怖、敵意、それらが暗黒面じゃ

229: SS好きの名無しさん 2018-09-13 18:32:43 ID: 45AgIIcV

本文とコメ欄が半々のss

230: ㈱提督製造所 2018-09-13 19:10:17 ID: D6Mfa2j1

この鎮守府に春雨とかいたら、何かもう、歪み過ぎて駆逐古鬼だか春雨だか分かんない謎の存在になってそうだよね・・・

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273: SS好きの名無しさん 2018-09-13 21:23:14 ID: v-g6ugyw

忠告ニキが湧きすぎてコメを読むことすらままならねぇったら・・・
231から全部これか!?だとしたら30分以上張り付いてバカやってんなぁ
と思いながら33です(挨拶


①神通・霞を同時進行中 ②秋津洲 ③曙④江風 ⑤妙高 ⑥大和(正常)
⑦阿武隈⑧球磨(正常)⑨天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)⑩択捉
⑫間宮さん(癒し枠) ⑬叢雲⑭ 朝潮型から1人⑮村雨(正常・できる限り?)
⑯大淀(再) ⑰木曾・大井(再) ⑱鈴谷 ⑲ザラ
⑳山風(依存系) ㉑利根 ㉒雲龍
確認してねぇけどしーらねっ(適当

274: かむかむレモン 2018-09-13 21:50:44 ID: B7jpOwRN

226さん

せっかち兄貴めげずに潜水クソガキ倒して(鬼畜)

何だかんだで追求を免れるずいずいマジ幸運艦



227さん

そんなRTAしなくていいから…(良心)
何だかんだガバりそう(小並感)



228さん

ジェダイ兄貴代わりに助けてあげて(キチスマ)
フォースを扱う者ですらヤンデレには敵わない可能性が微レ存…?



229さん

艦娘リクエストとかいう丸投げスタイルのせいだって、はっきりわかんだね(反省)



230さん

あかんこれじゃ村雨の胃が死ぬぅ!

リクエストかどうかわからないので、そうだった場合は改めて書いてください



273さん

これは顔真っ赤で張り付いてますね(分析)

決してつついたりして遊ばないようにしよう(注意喚起)

確認は変態糞投稿者がやってるので安心!

275: SS好きの名無しさん 2018-09-13 22:03:55 ID: _Ed4xqDL

あらーワシの磯波チャンは〜?
まあいいんですけどね〜(フォースチョーク)

276: ㈱提督製造所 2018-09-13 23:22:02 ID: D6Mfa2j1

春雨、ヤンデレ艦隊ニ合流サレタシ。
貴艦ニ於イテハ歪ミ過ギテ時々駆逐古鬼ニナッテモ構ワヌ。

・・・という訳で、ヤンデレピンク・春雨を出撃させたって下さいな。

277: 無名の決闘者 2018-09-13 23:36:02 ID: Y4a6dRqt

うむ…やはり私では彼女達から提督を救出することはできなかったようだ、

この通りもはや片腕一本しか残っていない

サイボーグ化して強化してあったはずの部分ですら粉々になってしまった

せめて彼が無事に生き残ることを祈るばかりである

278: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-14 00:23:26 ID: w68sgs5I

まぁまぁ待てって忠告してる奴。
あくまでSSは楽しむもんだ。
頭の可笑しいSSだぁ?拷問が駄目だぁ?
んなもん最初に作った奴に言えやks。
っつーかそもそも連想だの消去だの称賛だのさ、中二病くせーよお前。
まぁ何が言いたいかって言うとね
SSは楽しむもんで、それを見てなんか犯罪犯すってことはそいつの頭がおかしいだけだ。
普通の人間なら現実と二次元割りきれんだよ。
なぶりごろしが駄目ってーのもさ、
つまりその行為、そのワードが駄目ってことやろ?
それ言っちゃったらフリーザ様とか吉良吉影とかアウトやん。
しかしドラゴンボールを見て犯罪を犯す奴があるか?
ジョジョを見て札ジン衝動に駈られるやつがいるか?
昔やら最近あった事件を連想させるってーならそんじょそこらにそういう漫画、アニメはあるぜ?
まぁ、そんなこと言ってる暇あるんだったら飯食って風呂入って布団に入っていい夢見ろよ
長文失礼。

余談ですが俺は北上さんが見たいです!

279: SS好きの名無しさん 2018-09-14 01:42:29 ID: lQUcS5y4

うん…霞ママ、一生胃薬と鼻セレブ(涙ふき+鼻かみ)装備してないと生きていけないな。なんとか矯正させようとしても、神通の恐ろしさとヤンデレ染まりしたビッグネームの先輩(南雲組、ビッグ7)がいる限り彼女に精神と心の安寧は来ませんね…
唯一ヤンデレから提督を助けてくれそうなポジションだけど、神通を目の前にしたら大泣きどころの問題では('A`)
とりま、クズ呼びは今日限りでやめときな。

280: SS好きの名無しさん 2018-09-14 02:15:08 ID: 9AuwHCXP

①神通・霞を同時進行中 ②秋津洲 ③曙④江風 ⑤妙高 ⑥大和(正常)
⑦阿武隈⑧球磨(正常)⑨天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)⑩択捉
⑫間宮さん(癒し枠) ⑬叢雲⑭ 朝潮型から1人⑮村雨(正常・できる限り?)
⑯大淀(再) ⑰木曾・大井(再) ⑱鈴谷 ⑲ザラ
⑳山風(依存系) ㉑利根 ㉒雲龍 ㉓春雨(駆逐古鬼化!?)
㉔北上

確認、頼んだよっ(北上並口調

281: SS好きの名無しさん 2018-09-14 02:20:38 ID: 9AuwHCXP

このSSを読まれている諸兄にお聞きする。
①リク艦娘が増えたら、その都度順番待ち表を修正
②リク艦娘がある程度増えるまで待ってから修正

どちらがよろしい?

282: ㈱提督製造所 2018-09-14 09:55:26 ID: phn4s6Yg

【悲報】ハイライトさん、遂に正常な艦娘の瞳からも離職し始める

今回、神通の皮を被った軽巡棲姫みたいな謎生物と対峙した駆逐艦・Kさん(仮名)の瞳を職場にしていたハイライトさん達が、集団で離職届を出し、そのまま逃亡するという事件が発生した。

逃亡の原因は最近頻発しているヤンデレ化ではないとの事。
駆逐艦・Kさんの瞳におけるハイライトさんの稼働率が下がった為に少し長めの休憩を指示したところ、談話室に大量の離職届を残し逃亡した模様。
現在、駆逐艦・Kさんの担当者が必死で呼び戻しを行なっているが、状況は芳しくないとの事。また、今回の騒動により、大和・球磨・龍田・間宮・村雨担当のハイライトさん達にも影響が出る者と思われる。
逃亡し損なったハイライトBさんによると、
「Aの奴がヤンデレ担当だった(コメ224参照)けど、俺はかすm(艦娘保護の為、名前は伏せさせて頂きます)担当だから大丈夫だと思ったんだよ!けどアレ何だよ!?無理だよ!あんなの聞いてねーよ!」
との事。

283: SS好きの名無しさん 2018-09-14 11:54:31 ID: 9AuwHCXP

①神通・霞を同時進行中 ②秋津洲 ③曙④江風 ⑤妙高 ⑥大和(正常)
⑦阿武隈⑧球磨(正常)⑨天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)⑩択捉
⑫間宮さん(癒し枠) ⑬叢雲⑭ 朝潮型から1人⑮村雨(正常・できる限り?)
⑯大淀(再) ⑰木曾・大井(再) ⑱鈴谷 ⑲ザラ
⑳山風(依存系) ㉑利根 ㉒雲龍 ㉓春雨(駆逐古鬼化!?)
㉔北上 24磯波

確認、頼んだよっ(北上様並ボイス

284: SS好きの名無しさん 2018-09-14 13:51:26 ID: V4cAkibX

ヤンデレ上司に命を狙われて今日も眠れない霞ママ()
なんで霞ママとヤンデレは相性が最悪かつ、必ず被害者になるんだ……ハイライトさんも霞ママの苦労を知ってるけど、神通さんの鬼・姫クラスの殺意ヤンデレにもう辞職届出さざるを得ないですな(´・ω・`)
ヤンデレネタあるある→つんけんしてる女のは必ずヤンデレヒロインに殺意を向けられて、泣かされるかつ、正常で常識人。ヤンデレに囲まれた主人公の最後の砦。

霞ママ(Lv20)vs神通改二(Lv99)ファイッッ!!

285: SS好きの名無しさん 2018-09-14 14:04:08 ID: V4cAkibX

あと、天龍のガチ病みにビビっちゃう龍田もお楽しみです!
龍田の方がヤンデレになるのに、天龍のガチ病みは珍しいですな!まあ、天龍は旧式でも実戦経験豊富なお姉ちゃんだから、そうなると抑えが効かなそうですね。龍田も怖そうなとこさえ除けば優しいお淑やかなお姉さんだから、天龍を抑えるのに必死になるのが想像つきます…。
物理系と殺意系のヤンデレになるのかな…

-: - 2018-09-14 15:04:08 ID: -

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-: - 2018-09-14 15:04:42 ID: -

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-: - 2018-09-14 15:06:01 ID: -

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-: - 2018-09-14 15:11:22 ID: -

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-: - 2018-09-14 15:12:40 ID: -

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291: SS好きの名無しさん 2018-09-14 16:44:14 ID: 9AuwHCXP

①神通・霞を同時進行中 ②秋津洲 ③曙④江風 ⑤妙高 ⑥大和(正常)
⑦阿武隈⑧球磨(正常)⑨天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)⑩択捉
⑫間宮さん(癒し枠) ⑬叢雲⑭ 朝潮型から1人⑮村雨(正常・できる限り?)
⑯大淀(再) ⑰木曾・大井(再) ⑱鈴谷 ⑲ザラ
⑳山風(依存系) ㉑利根 ㉒雲龍 ㉓春雨(駆逐古鬼化!?)
㉔北上 25磯波

ナンバリングみすっ!11がないけど(´・ω・`)知らんがな

292: かむかむレモン 2018-09-14 18:32:15 ID: q-XTWUg2

275さん

ダースベイダー兄貴も見てるのか…(困惑)
磯波了解でち


276さん

おかのした。
やっぱり村雨ちゃんの胃が死ぬぅ!

駆逐古鬼だと神風型に見えるんで駆逐棲姫にします。


277さん

決闘者兄貴やっぱり壊れてるじゃないか(恐怖)
提督くんの結末や如何に(遠い目)



278さん

おかのした。
遂に現れましたな北上様…



279さん

カスミチャンこの後どうなる事やら(目逸らし)
心の安寧…提督といると安全…あっ(察し)



291さん

荒らしのお陰で見にくくなってたんで助かります。
終わりが見えねぇ(恍惚)

293: SS好きの名無しさん 2018-09-14 18:53:00 ID: 9AuwHCXP

①神通・霞を同時進行中 ②秋津洲 ③曙④江風 ⑤妙高 ⑥大和(正常)
⑦阿武隈⑧球磨(正常)⑨天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビり?)⑩択捉
11間宮さん(癒し枠) 12叢雲 13朝潮型から1人 14村雨(正常・できる限り?)
15大淀(再) 16木曾・大井(再) 17鈴谷 18ザラ
19山風(依存系) 20利根 21雲龍 22春雨(駆逐棲姫化!?)
23北上 24磯波

季節の変わり目こそ体調を崩す絶好の機会よ・・・(魔王並風格
すでにインフルエンザがじわじわ来ているぅ・・・
その可能性ありとして、どっかの学校で学級閉鎖なったらしいですね。
気をつけてくださいよ、本当に!(迫真
尚、私こと33はすでに風邪をひいております。
鼻水がズルズルである。

294: SS好きの名無しさん 2018-09-14 19:31:34 ID: lQUcS5y4

この鎮守府の攻撃的な性格の数少ない味方→龍田姉さん、かしゅみママ位ってのが…(´;д;`)
どちらも提督に粗相をやらかしたらヤンデレ勢にフルボッコどころか細胞まで死滅させられる人選がまともという皮肉…
とにかく、最期の時が来るまで提督を守ってくれ!!
神通さん?あぁ……かしゅみママが相手してくれるよ(天元突破鼻ほじ)

295: ㈱提督製造所 2018-09-14 20:07:07 ID: phn4s6Yg

このヤバ潮率、ヤバ露率の何という高さよ・・・・・・
ヤバ潮型の良心艦・霞も単艦出撃では駄目だったか・・・・・・
次の正常枠はヤンデレ4人挟んだ後に大和か。大和ならば或いは・・・

大和「は?何言ってんですか?貴方、自分で【艦娘達のヤンデレ狂気を次から次へと目の当たりにしてブルッちまう『まとも枠』】って指定したじゃないですか」

【悲報】まとも勢、敗色濃厚のお知らせ

-: - 2018-09-15 00:53:30 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:54:59 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:55:31 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:56:05 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:56:42 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:57:33 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:58:07 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:58:37 ID: -

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-: - 2018-09-15 00:59:12 ID: -

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305: かむかむレモン 2018-09-15 01:36:38 ID: R4ksCY-R

293さん

毎度確認お疲れナス…
大人しく寝ながらイベ完走して♡



294さん

そういや龍田も提督くんをビビらせるキャラでしたね…これは変態糞投稿者も頑張るしかない(迫真)



295さん

どうしてこんなにヤンデレに囲まれてるんですかねぇ(すっとぼけ)

まとも艦娘回は割と書きやすくて好き(本音)

306: SS好きの名無しさん 2018-09-15 07:07:31 ID: _u4TLFCu

加古がヤンでる古鷹に注意され怯えたり
青葉VS衣笠とか重巡話もっとみたい

307: SS好きの名無しさん 2018-09-15 12:37:53 ID: 9V1ElV1c

何だかんだで病み勢で比較的まともな子って

提督に害そのものを何だかんだで器用に加えてない策士親潮ちゃん。
夢のインパクトで変態要素が相殺された夢オチ明石。
データ豊富だけど意外と装備数より行為控え目夕張姉さん(可愛い)
自身の性能をヤンデレで再現、病みと正常の無意識複合技白露ちゃん。

辺りなんだろうか。申し訳無いが病んでる時点でまともでも何でも
無いという正論はNG

308: SS好きの名無しさん 2018-09-15 14:57:30 ID: _hwD3p62

①秋津洲 ②曙 ③江風 ④妙高 ⑤大和(正常)⑥阿武隈
⑦球磨(正常) ⑧天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビリ) ⑨択捉 ⑩間宮さん(癒し枠)
11叢雲 12朝潮型から一人 13村雨(正常 出来る限り? 14大淀(再)
15木曾・大井(再)16鈴谷 17ザラ 18山風(依存系)
19利根 20雲龍 21春雨(駆逐棲姫化!?)22北上
23磯波 24古鷹(ヤミ)・加古(正常)

確認オナシャス!

309: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-15 16:51:20 ID: -9rmkuct

なんか俺のコメント量産されてた!?

310: ㈱提督製造所 2018-09-15 21:10:52 ID: wI2OJxpl

忙しい人の為のこれ迄のあらすじ

ヤンデレ艦隊
「貴様のツンデレ等我がヤンデレに遠く及ばぬ!」
ツンデレ艦隊旗艦・霞
「まだよ…まだツンデレは負けてない!(ガクブルビクビク)」

大体こんな感じw

311: SS好きの名無しさん 2018-09-15 22:44:54 ID: p_jKy-3D

せっかち提督です
E-1(丁作戦)を突破したんで、現在E-2(丙作戦)攻略中です(疲弊)

霞ちゃんはちょっと性格キツいだけでまともだから提督に近づきやすいんだろうなあ。そのおかげで姉含め多数の艦から敵扱いされてそう

隣の芝は青いとは言いますが、ここのは何故か赤い芝ですね...(すっとぼけ)

312: SS好きの名無しさん 2018-09-15 22:58:01 ID: YjWfHxri

純粋な雪風ちゃん(Lv99)オナシャス!
病んでる艦娘達から提督を守ってあげて!

313: SS好きの名無しさん 2018-09-15 23:11:32 ID: _hwD3p62

①秋津洲 ②曙 ③江風 ④妙高 ⑤大和(正常)⑥阿武隈
⑦球磨(正常) ⑧天龍(ガチ病み)龍田(正常・ビビリ) ⑨択捉 ⑩間宮さん(癒し枠)
11叢雲 12朝潮型から一人 13村雨(正常 出来る限り? 14大淀(再)
15木曾・大井(再)16鈴谷 17ザラ 18山風(依存系)
19利根 20雲龍 21春雨(駆逐棲姫化!?)22北上
23磯波 24古鷹(ヤミ)・加古(正常)
25青葉VS衣笠 26雪風(純粋・Lv99)

314: SS好きの名無しさん 2018-09-15 23:22:35 ID: IJ3xifGP

長門をオナシャス!
もちろんガチ病みで

315: かむかむレモン 2018-09-16 01:33:43 ID: eJDk1x7D

306さん

おかのした。
今回は古鷹と加古の方を採用しますね



307さん

正論書こうとしたら先に封じられてますねぇ…だがあえて言わせてもらいます。
病んでるのにまともとかこれもうわかんねぇな?


308、313さん

毎度確認お疲れナス!
でもそんな頻繁に更新しなくてもいいんですよ?(心配)



309さん

荒らし兄貴の古典的な行動ですね間違い無い(天地明察)



310さん

カスミチャンもう折れてるから立ち向かってすらいないんですがそれは…(困惑)



311さん

せっかち兄貴結構頑張ってますねぇ!
カスミチャン完全にとばっちりですねクォレハ…



312さん

おかのした。
大天使ユキカゼルに病みなどなかったんや…!



314さん

おかのした
これまたヤバそうなチョイスですね…(畏怖)

316: 豆モヤシ 2018-09-16 01:39:52 ID: EPwSInD6

これは............リクエスト消化が先なのかかむかむレモンさんの殺る気が尽きるのが先か...寧ろそっちが楽しみになってきました

317: かむかむレモン 2018-09-16 02:16:19 ID: eJDk1x7D

316さん

変態糞投稿者のやる気が尽きる?まっさかー(棒)

少なくとも現時点でリクエストされてる子は続編作ってでも書ききるつもりです

318: SS好きの名無しさん 2018-09-16 03:15:40 ID: uTKI-XnT

笑顔の神通が大勢の震える駆逐艦の中曙を教育(意味深)してるシーンが見たい
第七駆逐に連帯責任でも可

319: SS好きの名無しさん 2018-09-16 05:27:09 ID: pbUok3Fy

どちらかというとe4のアイツ(集積)の方がうざい、糞邪魔、特にボス戦。マジでムカつくから特化装備で4桁ダメ叩き出して潰してる

イベント見る度思うけどなんであいつら呑気にバカンスなんぞしてんだ。まずあれだけで巫山戯てるし殺意湧くわ。一応人類滅亡の危機なんだよな?あの世界って。

320: SS好きの名無しさん 2018-09-16 05:37:44 ID: pbUok3Fy

個人的なイラつき度は

クソガキ(PT小鬼)>>>>グロ面(砲台小鬼)>>>>>>>>>>集積ってイメージ。あ、小説は相変わらず面白いです。見る限りリクエストが手に負えないほどあるけど無理せず更新していただければと思います。

321: ㈱提督製造所 2018-09-16 07:14:51 ID: PIxjEXJp

??「ハッ!あれで戦ってたつもり?もう少しで漏らしそうだった癖によくもまあ『負けてない』だなんて言えるわね。
アンタ等ツンデレ艦隊なんか、このアタシが一撃で叩き潰してあげるわ!
ヤンデレの力を得たツンデレ、この曙様がね!」

次回、闇(病み)のツンデレ、曙が提督を襲う!

322: SS好きの名無しさん 2018-09-16 08:06:40 ID: 7kmsrkmG

完全にダークサイドに落ちたな秋津洲!
おまえは無能だった!それでも優しさはあったのに!料理と家事と大艇が取り柄だった、それなのに深海棲艦のようなやり方をするなんて!艦隊にに均衡をもたらすはずが、闇の中に葬るとは!おまえは妹だと思っていた、お前を愛していた。

323: SS好きの名無しさん 2018-09-16 08:19:02 ID: YG9kpVg4

投下乙
秋津島強すぎぃ!過去の面影が微塵も残ってないわwww
この強さは二式大艇ではなく、ビルド二式大艇の可能性が・・・?

324: SS好きの名無しさん 2018-09-16 11:03:47 ID: CeTNY_Hg

ん、秋津洲のって見方を変えれば獲物を捕まえたのを自慢する猫にも見えるんじゃ……あれ?私の感覚がおかしいのかな?

325: SS好きの名無しさん 2018-09-16 11:50:57 ID: PFyt63hh

E52本目のラスダンが丁でも姫級3体+PTとかいうクソ編成で頭にきますよ~
道中も気を付けてください、潜水クソガキが出ますから(アドバイス)

僕は未だにクリアできません(ガチ切れ)
でも1本目ボスマスで114514年間ずっと欲しかったプリンツがドロップしたので僕のイベントはここで終わりです、ネルソンなんか知りません。

(リクエスト待機勢が多すぎるので今回はし)ないです。

326: SS好きの名無しさん 2018-09-16 13:03:41 ID: 189ExHrL

①曙 ②江風 ③妙高 ④大和(正常) ⑤阿武隈 ⑥球磨(正常)
⑦天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ?) ⑧択捉 ⑨間宮さん(癒し枠)
⑩叢雲 11朝潮型から一人 12村雨(正常・出来る限り)13大淀(再) 14木曾・大井(再)
15鈴谷 16ザラ 17山風(依存系) 18利根
19雲龍 20春雨(駆逐棲姫化!?) 21北上 22磯波
23古鷹(ヤミ)・加古(正常) 24青葉VS衣笠
25雪風(純粋・Lv99) 26長門(ガチ)

このSSはぁ!風邪を悪化させてでも読む価値がある!(アイサツ
33です。熱が下がらん。

327: SS好きの名無しさん 2018-09-16 14:33:57 ID: CeTNY_Hg

山風はパパ提督からしたら度の過ぎたファザコンとしてと見れるから…gkbr
病みきった声でパパ呼びされたいなぁー(白目)

328: SS好きの名無しさん 2018-09-16 15:03:41 ID: 189ExHrL

①曙 ②江風 ③妙高 ④大和(正常) ⑤阿武隈 ⑥球磨(正常)
⑦天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ?) ⑧択捉 ⑨間宮さん(癒し枠)
⑩叢雲 11朝潮型から一人 12村雨(正常・出来る限り)13大淀(再) 14木曾・大井(再)
15鈴谷 16ザラ 17山風(依存系) 18利根
19雲龍 20春雨(駆逐棲姫化!?) 21北上 22磯波
23古鷹(ヤミ)・加古(正常) 24青葉VS衣笠(余裕があったら)
25雪風(純粋・Lv99) 26長門(ガチ)

329: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-16 19:08:22 ID: QIEbAn66

なんか毎日更新されてるような気がしますね…
俺はただ貴方の作品が完結してくれる事を
願っています。
スロー更新でもいいので体に気を付けてくださいね(文字を打つだけで体に気を付けるとはどういうことだろう(困惑))
あ、北上さん待ってます()

330: かむかむレモン 2018-09-17 02:38:04 ID: YBjn12Ev

318さん

シチュエーションは完全再現できないかもしれませんが、何とかそのようにしてみます。




319、320さん

E4の随伴は強敵でしたね(棒)
リクは一応全部書く予定です。



321さん

予告兄貴嫌いじゃないしむしろ好きだよ(迫真)



322さん

オビワン兄貴また失いましたね…(悲哀)



323さん

Twitterで見た秋津洲アタックを見て参考にしました(ステマ)



324さん

かわいい例えですがだいぶ感覚が狂ってますねクォレハ…



325さん

ラスダン兄貴は挫けずゲージ割って♡

リクエスト貯めすぎて申し訳ナス…




326、328さん

確認お疲れナス!
そこまでしなくていいから大人しく安静にしててゾ



327さん

病ま風提督兄貴かなりの手練でこわい…アイアンマン!(失禁)



329さん

お気遣いありがとナス!
イベや他のゲームの合間を縫ってチンたら書いてますが溜まる一方ですね…

331: SS好きの名無しさん 2018-09-17 12:14:45 ID: uq9soEQC

お疲れ様です(^^)
いつも楽しませて頂いております(//∇//)
影ながら応援てます∠(・`_´・ )
リクはまだ大丈夫でしょうか?
出来れば金剛型をお願い出来ませんでしょうか??

332: かむかむレモン 2018-09-17 14:05:56 ID: YBjn12Ev

331さん

ありがとナス!
大変申し訳ございませんが、リクエストの受付は長門までとしました。

代わりと言ってはなんですが、現在掛け持ち中のSSの方へリクエストして貰えれば幸いです

333: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-17 14:41:46 ID: bacnzAaf

お!まじすか!がんばってくださいね!

-: - 2018-09-17 18:27:31 ID: -

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335: SS好きの名無しさん 2018-09-17 20:35:17 ID: qPtsyHSp

思考を読んだ!?まさかジェダイか!いや、発言からしてシスか...
提督漢気あるな〜伊藤誠だったら終わっていましたね

336: SS好きの名無しさん 2018-09-17 22:57:46 ID: ME8ZxRj8

こんばんは。せっかち提督です
E-2を攻略出来ないまま燃料とボーキが無くなりました()

江風との口約束、他の子達にもやってたらその内キャパ越えて代償を体で払わされる類いですね...(恐怖)

それと、個人的に漣の性格が気になりますね。正常だけど半ば諦めてるからあんな感じなんですかね?それか単に神通に目をつけられたくないだけなのかな?

337: かむかむレモン 2018-09-18 04:20:51 ID: ce8cTHkr

333さん

がんばりナス!もっと早いタイピングと推敲出来たらなぁ(届かぬ願い)


335さん

申し訳ないがアニメ屈指の浮気クソ男と比べるのはNG

艦娘もフォース使えるなら新艦娘一発ツモしてほしい(切実)


336さん

せっかち兄貴まだイベはまだ続くから焦らず体勢整えて

既にキャパ超えてるからヤンデレ化してると思うんですけど(名推理)


漣についてはまともでもヤンデレでも相違ないようなセリフにしてたので、あまり細かい設定は考えてなかったです。
敢えていうなら、漁夫の利を占めようと狙ってたとだけ言っておきましょう。

338: ㈱提督製造所 2018-09-18 09:32:10 ID: ORWwIgl1

俺「あ、中破姿に定評のある妙高さん、チーッス」
ヤンデレ妙高「・・・・・・・・・・・・(イラッ)」

・・・それが、㈱提督製造所さんを見た最後だったなんて、誰も思わなかったのDEATH・・・・・・レモンニキのヤンデレ艦隊に迂闊に声を掛けると、レモンニキ以外の提督はみんな同じ目に遭っちゃうのDEATH・・・

339: リスト作りの人 2018-09-18 15:36:32 ID: WYIcDZdK

①大和(正常) ②阿武隈 ③球磨(正常) ④天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ)
⑤択捉 ⑥間宮さん(癒し枠) ⑦叢雲 ⑧朝潮型から1人 ⑨村雨(正常・できる限り)
⑩大淀(再) 11木曾・大井(再) 12鈴谷 13ザラ 14山風(依存系)
15利根 16雲龍 17春雨(駆逐棲姫化!?) 18北上
19磯波 20古鷹(ヤミ)加古(正常) 21青葉VS衣笠(余裕があったら)
22雪風(純粋・Lv99) 23長門(ガチ)

長門のガチ病みはやべぇ・・・

340: SS好きの名無しさん 2018-09-18 19:19:16 ID: DufARcid

妙高よフォースの暗黒面を学べば、提督をヤンデレの魔の手から救えるだろう。
よく考えることだな。暗黒面の力を手にすれば、提督を救うことができる。

341: ㈱提督製造所 2018-09-18 22:20:28 ID: ORWwIgl1

夜戦忍者とかアイドルとか、ヤンデレ神通、略してヤン通さんの事をどう見てるんだろう・・・

342: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-18 23:49:44 ID: L1UHWpXj

批判ニキ(?)の33-4は狙ってるとしか思えないね
かむかむニキには掘られてもいいゾ~これ

343: リスト作りの人 2018-09-19 04:07:07 ID: 1ix6Nx_i

①大和(正常) ②阿武隈 ③球磨(正常) ④天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ)

⑤択捉 ⑥間宮さん(癒し枠) ⑦叢雲 ⑧朝潮型から1人 ⑨村雨(正常・できる限り)

⑩大淀(再) 11木曾・大井(再) 12鈴谷 13ザラ 14山風(依存系)

15利根 16雲龍 17春雨(駆逐棲姫化!?) 18北上

19磯波 20古鷹(ヤミ)加古(正常) 21青葉VS衣笠(余裕があったら)

22雪風(純粋・Lv99) 23長門(ガチ)

これは流石に、見辛い?

344: かむかむレモン 2018-09-19 10:50:14 ID: isrIKj5X

338さん

危険な状態の妙高さんに中破グラでいじってはいけない(戒め)



339、343さん

リスト兄貴お疲れナス…
長門までなのでこれで大丈夫ゾ



340さん

ダース・シディアス兄貴は唆す相手間違えてませんかね…?



341さん

川内型は素面でも病んでてもヤベー奴だからどっこいどっこいだと思うんですけど(名推理)



342さん

いやです…
それより服着て待っててゾ

345: SS好きの名無しさん 2018-09-19 17:04:44 ID: 3cfw6Nrp

ホントだ...妙高もう隠れシスやんけ
では改めて大和フォースの暗(省)

346: リスト作りの人 2018-09-19 18:51:02 ID: 1ix6Nx_i

みょーこー、みょーこー、みょこみょこ、みょーこー・・・

突然やるのか!艦娘の特徴と性格を適当に言ってみるコーナー。多分二度とやらない。

妙高型、それぞれの特徴(個人のクソ適当解釈)

妙高 長女。真面目なお母さんの雰囲気を感じる。中破グラが特徴的。本気でキレたら大和型と長門型4人がかりでも止められなさそう。重巡のオカン枠

那智 次女。武人然としたクールビューティ。照れると可愛い、と思う。照れ隠しに手が出る。重巡の武人枠

足柄 三女。(男に)飢えた狼。よく長女に叱られる。よく私に名前を忘れられる。重巡の狼枠その一。その二は青葉。

羽黒 四女。末っ子。気弱で、那智から「もっと堂々としてみろ」と言われる。かわいい。重巡の気弱枠

これは、私個人の適当で勝手な妙高型のキャラ付けです。【絶対に】真に受けないでください。

347: SS好きの名無しさん 2018-09-19 19:13:19 ID: SXawiCwb

せっかち提督です
やっとE-2突破しました...
E-3は大人しく丁作戦にします(疲弊)

妙高はなんというかビス子と同じような感じですね。他と比べたらまだ理性的というか。
誰か一人を選ぶことになったら、この二人のどちらか選びます(隙自語)

オデノカラダハボドボドダァ!(資源難)

348: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-19 19:17:14 ID: 9mXb71l8

一発ツモと聞いて馳せ参じた北上提督です
※344いや、冗談ですぜ。俺はノンケだ…

349: SS好きの名無しさん 2018-09-19 20:46:41 ID: wC31uJ7z

投下乙
大和が被害者過ぎてカワイソス
提督とのラブロマンスを育む暇が全く無いなwww

350: ㈱提督製造所 2018-09-19 23:24:31 ID: tYBBkicB

裏切り者大和「情けない・・・それでも貴女は大和なんですか?超弩級戦艦としての誇りは無いんですか?」

本編大和「だったら!貴女が演って下さいよ!長門さんの部屋からは夜な夜な奇声が聞こえてくるし何か壁ガリガリやってるし!提督に話し掛けただけで夕立ちゃんとか時雨ちゃんとか今にも包丁で刺してきそうな目でこっち見てきて!怖いんですよ!」

裏切り者大和「・・・良いでしょう。交代しましょう」

数日後

裏切り者大和「ムリデシタ」
本編大和「ほら見ろぉ!」

351: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-19 23:52:00 ID: 9mXb71l8

大和かわいい!

…はっ!俺は、北上提督のはず…

352: かむかむレモン 2018-09-20 03:32:23 ID: NYwLXQui

345さん

ダース・シディアス兄貴懲りないっすね…



346さん

申し訳ないが唐突な設定語りは返答に困るのでNG
なるべく早く更新するからお待ちくださいオナシャス!



347さん

せっかち兄貴まだ期間はあるから遠征休憩して♡



348、351さん

北上提督としてあるまじき言葉が出ましたね…(困惑)



349さん

損な役回りばかりですね…
(ラブロマンスは)ないです。(無慈悲)



350さん

バグ持ちですら恐れ慄くとはたまげたなぁ(目逸らし)

353: SS好きの名無しさん 2018-09-20 03:46:14 ID: qIbNOM11

ヤンデレが正常だから大和が当然と提督私室に部屋代えするんですな(読み)

354: SS好きの名無しさん 2018-09-20 15:23:37 ID: iErbPZYd

ここの提督が真面目かつ超人だから、この程度に済む可能性があるなw

・天然の危機回避能力
・艦娘を気絶させることが出来る体術
・予知夢
・艦娘達の能力を引き出す彗眼&育成力

いやー、提督って超人じゃないと務まりませんわw

355: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-20 16:52:07 ID: K2i5Cj_C

名前だけでも北上さんが出てきてくれてウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)

356: SS好きの名無しさん 2018-09-20 17:07:11 ID: cIuGfpRf

リクエストありがとうございます。
阿武隈のヤンデレ最高です!
\( 'ω')/ウオアアアアアア!!

357: SS好きの名無しさん 2018-09-20 17:17:44 ID: YiuKx87s

提督殿は超有能だな。あのとき評議会に彼がいれば共和国は壊滅しなかったのに...

358: リスト作りの人 2018-09-20 18:07:16 ID: y5GyZLeG

①球磨(正常) ②天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ) ③択捉 ④間宮さん(癒し枠)

⑤叢雲 ⑥朝潮型から一人 ⑦村雨(正常・できる限り) ⑧大淀(再) ⑨木曾・大井(再)

⑩鈴谷 11ザラ 12山風(依存系) 13利根 14雲龍

15春雨(駆逐棲姫化!?)16北上 17磯波 18古鷹(ヤミ)加古(正常)

19青葉VS衣笠(余裕があったら) 20雪風(純粋・LV99) 21長門(ガチ)


確認完了です。

359: かむかむレモン 2018-09-20 22:11:29 ID: QS4mBbsb

353さん

そんな事したらヤンデレ組に怒られちゃうだろ!(ひで)
あぶぅがそうはさせなかったんですけどね…



354さん

超人というか悪運が強いだけだと思うんですけど(迷推理)
どちらにせよ常人には務まりませんね…



355さん

喜ぶの早すぎぃ!
これから出るから服着て待っててゾ



356さん

ありがとナス!
そんなに喜んで貰えると涙がで、出ますよ…



357さん

提督もジェダイだった…?



358さん

確認お疲れナス!
長門まで遠い道のりですね…

360: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-20 23:22:33 ID: K2i5Cj_C

まじすか。


まじすか。出てくるんですか。
服着てまてということなんで
シャツとジャージとジャンパーコートにマフラーつけて待ってます!

361: 無名の決闘者 2018-09-21 00:18:26 ID: Nrn6bRdk

ピピ…

ああ、私だ……わかっているなこの情報が漏れれば危険性は高くなる……うむ、地下通路の完成まであと半年か…なんとしてでも早めるんだ…ああ、この通路を使うのはあくまで提督だ私ではない……深海の者たちにも協力を仰いである彼らも我々の味方だ……そろそろ切るぞ、あとでこの回線は完全に遮断し新しいものにしろ……わかった武運を祈る……ピッ

362: SS好きの名無しさん 2018-09-21 01:47:33 ID: GiwPw0kp

うわぁ……神通さんだけでも霞の命と胃がスパーキングするのに、阿武隈まで…(´;д;`)我らの霞ママがもうただの霞に……
軽巡最強枠×2に挟まれて任務しろとか言われたらもう自沈する以外逃げ道がないのでは(´;д;`)

そこに長門さん(ガチ病み)に歴代ガチ病みビッグネーム艦娘で組まれた編成で霞が旗艦するってなったら……なったら……


どうか霞だけでも死ぬ一秒前まで提督を守ってあげて!!改二にも改にもなってなくても助けて!!

363: ㈱提督製造所 2018-09-21 02:57:06 ID: VHtbZwL8

あああ…
阿武隈が危熊になってる…
どうしてこんな事に……www

364: かむかむレモン 2018-09-21 15:54:39 ID: gXOuI_aV

361さん

決闘者兄貴はどこで何と戦ってるんですかね…?



362さん

ヤンデレに絡まれた時点でまとも組の安置は提督の傍しかないです(無慈悲)




363さん

改ニになった時の手のひら返しが凄まじかったから、多少はね?

365: SS好きの名無しさん 2018-09-21 19:00:28 ID: ZuaG_KaM

これはもうかむかむレモンではなく病む病むレモンなのでは・・・
E2ボスマスでpola出たからもうゴールしてもいいよね(イベント遅刻組)

それはそうと完走頑張って体に気を付けつつ毎秒投稿して(ゲス顔)

366: SS好きの名無しさん 2018-09-21 20:20:26 ID: GyOgwCxi

球磨ァ・・・長姉としての苦労が忍ばれる。
ただ、艦娘ほぼ全員を相手している提督と比べればマシというのが物悲しい。

367: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-21 20:22:55 ID: DZdtRbEA

病む病むレモンはさすがに巨木生えたわ

368: SS好きの名無しさん 2018-09-21 21:12:36 ID: BfsR782H

病む病むレモンは草どころか富士の樹海。

369: ㈱提督製造所 2018-09-21 21:27:03 ID: DoGcdDvv

まとも勢が安全なのは提督の視界内にいる時のみ・・・!
TOMCATのTOUGH BOYの歌詞の通りだww
「まともな奴程feel so sad.正気でいられるなんて運がいいぜYou.」
「どっちを向いてもfeel so sad.だけど死には至らない 気分はどうだい?」

世紀末救世主ではない提督とまとも勢に果たして明日は来るのだろうか!?

*・・・尚、そもそも夜を越せない可能性が大ww

370: SS好きの名無しさん 2018-09-21 23:04:31 ID: BfsR782H

①天龍(ガチ)龍田(正常・ビビリ) ②択捉 ③間宮さん(癒し枠) ④叢雲

⑤朝潮型から一人 ⑥村雨(正常・できる限り) ⑦大淀(再) ⑧木曾・大井(再)

⑨鈴谷⑩ザラ ⑫山風(依存系) ⑫利根 ⑬雲龍 ⑭春雨(駆逐棲姫化!?)

⑮北上 ⑯磯波 ⑰古鷹(ヤミ)加古(正常) ⑱青葉VS衣笠(余裕があったら)

⑲雪風(純粋・練度99) ⑳長門(ガチ)

ドーモ!リスト作り・別媒体=デス!

371: SS好きの名無しさん 2018-09-21 23:09:41 ID: Bdr9aE2L

いよいよ終わりが見えてきましたね。個人的に怖いのが北上ですね。ニヒルな態度が沈むのを考えると恐ろしい!運命は変えられないの。夕日が沈むのを止められないように。

372: かむかむレモン 2018-09-22 05:01:43 ID: RF2xvN94

365さん

病む病む命名兄貴はネルソンまで頑張って♡
毎日で勘弁しちくり~^



366さん

本意を読み取ってくれてウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)
それでも提督に構ってもらおうとする球磨ちゃんあざとい



367さん

草生やして♡



368さん

申し訳ないが魔境を生やすのはNG
行方不明者あふれる~^



369さん

タフボーイって何だよ(哲学)
とりあえず調べてから寝落ちしますね(目逸らし)


370さん

リスト兄貴お疲れナス!
あと20回ですか…結構来たものですね…(しみじみ)



371さん

終わりが近くなって悲しいなぁ(諸行無常)
北上様はかなり後なので構想も浮かんでませんが何とか頑張るゾ

373: SS好きの名無しさん 2018-09-22 10:39:46 ID: Yg3XMuR1

散々馬鹿にしてた癖に少し力得たらすり寄って来やがって!みたいな
怒りと病みは確かに阿武隈は持ってても仕方無いレベルだよなぁ。
改二になった途端の掌返しほんとひで

374: SS好きの名無しさん 2018-09-22 11:48:59 ID: fGSOHULJ

せっかち提督です
神鷹を迎え入れられるか怪しくなってまいりました(非力)

阿武隈のヤンデレが危なすぎる。教導艦全員がヤンデレ+着任経緯もあって、確実に毒されてますねクォレハ...

球磨ちゃんがあの性格で妹の世話焼いてるのほんとすこ。でも妹達全員おかしくなってますよ!(決めつけ)

一人あたりに掛けられる時間が確実に減っていき、ヤンデレは更に加速する...

375: 無名の決闘者 2018-09-22 14:29:54 ID: BURqpRMf

かむかむレモンさん

いえいえ、ただ諦めきれずしぶとく提督を助けようだなんて考えてませんって…

376: SS好きの名無しさん 2018-09-22 18:26:52 ID: jZgKeCIk

どーも365デス。
病む病むレモンが以外に好評で草。

E5のwiki見て絶望してるゾ。
甲完走はマジでムリそう。

それはそうといつか提督失踪するのでは・・・。
失踪したらこんな鎮守府一日で崩壊しそう。(達観)


あっもう手遅れか(諦め)

377: SS好きの名無しさん 2018-09-22 18:29:02 ID: jZgKeCIk

↑以外じゃなくて意外だった・・・。
誤字はホモ、はっきり判んだね。

378: SS好きの名無しさん 2018-09-22 20:32:49 ID: wq2GGk1h

Foo!!さっすが球磨姉ちゃんそこにシビれる憧れるぅ!!
これと並んで、空母界のトップの鳳翔さんに並ぶRJ姉さんも、ドスの効いた関西弁で鳳翔さんや一航戦らを牽制してますな!!
「おどれら、ええ加減にせぇよ?」
「「「」」」

何かあったら球磨姉ちゃんやRJ姉さんに頼めば…

379: SS好きの名無しさん 2018-09-23 00:09:06 ID: AYUhM2ny

病む病むレモンは流石にエベレスト生え散らかすゾ

昨日1作目をコメ欄含め読んでからハマって、これと『提督「ケッコンしたらどうなる』の奴まで一気読みしてきました。
はえ〜すっごい私好みっすねぇ・・・

380: かむかむレモン 2018-09-23 05:12:33 ID: K_Dy6qWF

373さん

あぶぅ改ニ時の評判が凄まじかったらしいのでそれを背景に書いてみました。
人の業ですねクォレハ…


374さん

せっかち兄貴まずは資源から確保して
闇のあるヤンデレは書いてて楽しいからね、仕方ないね♂



375さん

決闘者兄貴無謀過ぎぃ!
意図がバレバレってはっきりわかんだね



376さん

病む病む命名兄貴まだイベは続いてるから遠征休憩挟んで

崩壊寸前なんだよなぁ…


378さん

申し訳ないがRJはリクに上がってないので出ないのです…もう終わりだぁ!


379さん

山生やすな折部やすな

一気読みお疲れナス!気に入ってもらえて涙がで、出ますよ…

381: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-23 13:59:55 ID: U4MWMfLy

龍田揚げ食べたくなってくる…せや!

382: SS好きの名無しさん 2018-09-23 16:57:24 ID: _H2aMnfj

自分を一般人と思い込んでいるヤンデレ。
俺は提督だ。誰がなんと言おうと提督なんだ...

うう〜〜〜んこの香りたまんねぇ〜〜甘〜い花畑の香りが死ぬ前を思い出すぜぇ

383: SS好きの名無しさん 2018-09-23 21:36:19 ID: opRL79OF

59です。おかしい...天龍はふふ怖のはずだ...怖すぎぃぃ!龍田がまともで良かったな提督さんや。かむかむレモンさんのss面白くて大好きですぜ!更新楽しみにしてます。体を壊さないように頑張って下さい!

384: 病む病む命名ニキ 2018-09-23 22:38:34 ID: j9Y1CZ2h

どーも376デス。
垢作って来たぜ!

そういえばこのSS金剛型が最後まで一人もリクエストに上がらなかったですね・・・。


???「榛 名 は 大 丈 夫 で す」

385: ㈱提督製造所 2018-09-23 23:05:35 ID: u6Z9uUT6

天龍「ブツブツブツ・・・」シャー・・・シャー・・・
長門「ィヒヒハハハハハ・・・」ガリガリガリ・・・
他艦娘「ォアアアアァァ・・・」「ゥゥウウウゥゥゥ・・・」

最早普通に鎮守府の廊下が恐怖な件www

386: かむかむレモン 2018-09-23 23:16:36 ID: K_Dy6qWF

381さん

何を思い付いたんですかねぇ…(震え声)



382さん

亡霊兄貴自分を思い出しつつ成仏して



383さん

ありがとナス!
気遣いに涙がで、出ますよ…



384さん

遂にネームド兄貴になりましたね…
榛名は…すんません。リクはもう締め切ってしまったので許して!



385さん

まとも組しか怖がってないからこれが普通である可能性が微レ存…?

387: SS好きの名無しさん 2018-09-24 00:36:14 ID: 1R2fL_57

①択捉 ②間宮さん(癒し枠) ③叢雲 ④朝潮型から一人⑤村雨(正常・できる限り)

⑥大淀(再) ⑧木曾・大井(再) ⑧鈴谷 ⑨ザラ ⑩山風(依存形)

⑪利根 ⑫雲龍 ⑬村雨(駆逐棲姫化) ⑭北上様⑮磯波

⑯古鷹(ヤミ)加古(正常) ⑰青葉VS衣笠(余裕があったら)

⑱雪風(純粋・練度99) ⑲長門(ガチ)


がんばれ♥がんばれ♥

388: ㈱提督製造所 2018-09-24 14:05:09 ID: yR_fFDw_

この後、提督は青鬼(ヤンデレ艦娘)だらけの鎮守府でどう生きていくつもりなのだろう・・・?www

389: 病む病む命名ニキ 2018-09-24 16:18:53 ID: yzHE3cEk

>>386 別にリクエストするつもりはなかったんです!
許して下さい!なんでも(ry


こんな鎮守府辞めずに提督続けているあたり提督もマトモではない可能性が微レ存・・・?
多分普通の人なら狂っててもおかしくないと思うんですけど(正論)

390: LBW 2018-09-24 20:58:29 ID: BMRhqDXj

やべぇよ・・・やべぇよ・・・(歓喜)

391: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-25 00:10:20 ID: GDVaNNqx

あ、いえ、ただ自分のSSのネタにさせていただいただけで今もまっぱ兄貴はまっぱで待機してますよ

392: かむかむレモン 2018-09-25 03:50:07 ID: VLNtoqvG

387さん

リスト兄貴お疲れナス…
終わり近くなったので何とか頑張るゾ



388さん

申し訳ないが艦娘をホラゲー扱いするのはNG



389さん

ん?今なんでもするって言ったよね?
提督こわれる~^



390さん

喜んでくれてウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)



391さん

まっぱ兄貴は名前通りにしなくてもいいからあく服着て

393: SS好きの名無しさん 2018-09-25 14:08:35 ID: fHuvHOdk

天龍姉ちゃんが怖いいいいい!!!!((((;゜Д゜))))龍田お姉ちゃん、どうか生き延びて……。
ネームシップのヤンデレは妹が怯えて苦労するんだな……妙高さんだったら……うん……
足柄さんなら助けてくれそうだけど、なんせ飢えた狼(脳筋)だからヤンデレには鈍感だし脳筋だし事態が傷害になるまで気づかなそうだし……(私の中の足柄さんは残念な脳筋美女です。だってボイスの殆どが脳筋臭いし…)

394: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-25 16:59:35 ID: GDVaNNqx

お前のような海防艦がいるか




いてたまるか!!

395: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-25 17:01:39 ID: GDVaNNqx

んなことよりリスト兄貴でも病む病む命名ニキでも誰でもいいので服を一枚ください…
まっぱになるためにすべて捨ててしまったのです
サムイ…サムイ(ブルブル)

396: SS好きの名無しさん 2018-09-25 17:58:52 ID: ZWviGByG

うちにその択捉ちゃん送ってくんない?そうしたら資材送るよ。拒否権はないからね



か い め つ

397: 病む病む命名ニキ 2018-09-25 18:31:51 ID: UNzBh3BT

>>395
まっぱになるために退路を無くしていくスタイル好きじゃないけど嫌いでもないゾ。
とりあえず服用意できるまでは風呂にでも入って耐えてて・・・。

398: 病む病む命名ニキ 2018-09-25 18:35:26 ID: UNzBh3BT

択捉の部屋の様子で壁一面になんかの呪文が書いてある事故物件思い出したゾ。
壁のスペースが無くなったらどこに正の字を書くつもりなんですかね・・・。

399: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-25 19:32:25 ID: GDVaNNqx

※398自分の体じゃね?それにしてもお値段以上な番号だこと。




うちの風呂釜なのよ~時間かかるのよ~
布団はついこの間ブックオフに押し行けてきたのよ~…

400: 病む病む命名ニキ 2018-09-25 20:06:06 ID: UNzBh3BT

>>399
自分の体とか耳なし芳一かな?

お湯沸けるまで頑張って耐えて(^^)

401: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-25 22:37:46 ID: GDVaNNqx

やった!あと三時間で沸くぞ!
これで全裸でもあったかいや!
さぁて、スマホを携えて更新をまちま

402: かむかむレモン 2018-09-27 12:04:04 ID: rNEIvMd1

393さん

足柄さんの悪口は、やめようね!
まとも組は正気を保てますかね…(目逸らし)



394、395さん

ヤンデレに不可能は無いんだよなぁ(遠い目)
悔い改めて服買って



396さん

鎮守府こわれる~^
無謀兄貴強く生きて



398さん

床か天井に移るゾ
それでもカウントが続くようならベッドや机とかになりますね。それ以降はご想像にお任せします(思考放棄)

403: 病む病む命名ニキ 2018-09-27 17:52:45 ID: t7GDvVeF

やっぱり間宮も堕ちてるじゃないか・・・。(困惑)

特別なアイス・・・あっ(察し)

404: SS好きの名無しさん 2018-09-27 18:06:50 ID: S_c-MbRk

せっかち丁督です
姑息な手を...(手にアイスを持ちながら)

間宮さん、癒し枠ってなってたからてっきりまとも枠の一人だと思ってたゾ...
ヤンデレに対する認識が足りないって、はっきり思い知ったんだね

405: SS好きの名無しさん 2018-09-27 19:15:47 ID: TQqTzp66

①叢雲 ②朝潮型から1人 ③村雨(正常・できる限り) ④大淀(再) ⑤木曾・大井(再)

⑥鈴谷 ⑧ザラ ⑧病ま風(依存系) ⑨利根 ⑩雲龍

⑪村雨(駆逐棲姫化) ⑫北上さん ⑬磯波 ⑭古鷹(ヤミ)加古(正常)

⑮ 青葉VS衣笠⑯雪風(純粋・練度99) ⑰長門(ガチ)

たまにリストで小ボケを入れているのに突っ込んでくれる人がいないっていう。

406: SS好きの名無しさん 2018-09-27 20:18:42 ID: s-E-M0OY

マスター・テイトク=サン。これは休息ではない。ヤンデレ戦争の始まりじゃ。ヤンデレはお前とわしの間にもある。木にも。石にも。癒し枠にも。いたる所にある!

407: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-27 22:35:27 ID: egm260GW

※405
なら俺が突っ込んでやるよ
ちゃんと2本加え入れろ~?




ごめん北上提督が調子のった

408: SS好きの名無しさん 2018-09-28 02:19:00 ID: pYISzs3A

村雨みたいな要領の良い子供って裏を返せば痛みに慣れてないから
ガチ深海堕ち不可避かと思うとリスト突っ込めれなくて(憐憫)

409: かむかむレモン 2018-09-28 04:22:05 ID: rbcZPjPm

403さん

リクエストでまとも指定されてなかったから、多少はね?


404さん

騙されてくれて嬉しいゾ(恍惚)
まあ他の艦娘に比べたら軽い方だから間違ってないでしょ(適当)




405さん

リスト兄貴お疲れナス…
ちなみに青葉と衣笠の方は採用してません



406さん

ジェダイ兄貴フォースでどうにかして(他力本願)



407さん

憲兵さんこっちです



408さん

リクエストされたが運の尽きです(非情)

410: リスト作りの人 2018-09-28 15:30:11 ID: z_1wEAuK

①叢雲 ②朝潮型から1人 ③村雨(正常・できる限り) ④大淀(再) ⑤木曾・大井(再)

⑥鈴谷 ⑧ザラ ⑧病ま風(依存系) ⑨利根 ⑩雲龍

⑪村雨(駆逐棲姫化) ⑫北上さん ⑬磯波 ⑭古鷹(ヤミ)加古(正常)

⑮ 雪風(純粋・練度99) 16長門(ガチ)

こうか。

411: 病む病む命名ニキ 2018-09-28 17:16:45 ID: dPi8ZhuN

>>410
病ま風はさすがに草

412: 病む病む命名ニキ 2018-09-28 17:24:39 ID: dPi8ZhuN

間宮さんと鳳翔さんよく協力できますねぇ・・・。
共通の目標に対してのヤンデレの団結力は凄いってはっきり分かんだね。

ヤンデレ二名に挟まれた伊良湖がカワイソス。

413: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-28 18:16:07 ID: O4VTtZ6_

※410
病ま風はアマゾン。



アルファァ…

414: 白露型駆逐艦見守り隊隊長マーク 2018-09-28 19:00:39 ID: YdR6ottu

アーケードのイベントがもうすぐだ...
頼む!夕立改二と金剛改二きてくれ!金がァ!金が溶けていくゥ!
ブラウザはまともなPCがないので(やれ)ないです。
風邪ひくんじゃねえぞ...💃

415: ㈱提督製造所 2018-09-28 20:09:11 ID: 9O-pLJYu

(間宮を見て)
普通の提督「コイツ・・・まともじゃない!?」

本編の提督「アイスうま~」

416: SS好きの名無しさん 2018-09-28 21:54:03 ID: -s_zJpwW

>>410 山風・・・確かに間違ってないけどさぁw

流石に富士の樹海とアマゾンが同時に生え散らかすゾ

417: かむかむレモン 2018-09-29 03:17:37 ID: KcTEnFlx

410さん

リスト兄貴お疲れナス…
あと少しで工事完了です…(遠い目)



412さん

一応利害は一致してるから、多少はね?
伊良湖はについては…ナオキです



414さん

馬鹿だから風邪は引かないゾ
ノートPCでも普通に出来るから買って、どうぞ



415さん

ほんへの提督くんはお疲れだったからね、仕方ないね♂

-: - 2018-09-29 06:22:48 ID: -

このコメントは削除されました

419: SS好きの名無しさん 2018-09-29 07:18:59 ID: UnhUeack

ヤンデレssに数人、常識枠がいてそれが自分の推し艦だとやけに神々しく見えるのは私だけでしょうか…
更新お疲れ様です。色々な人(意味深)が居ますが、頑張って毎秒更新してくださいね。ね?(王道を行く威圧)
あっそうだ(唐突)かむかむレモンさんは特に好きな艦娘はいますか?

420: SS好きの名無しさん 2018-09-29 19:48:20 ID: n8ml7pmZ

ツンデレ=さみしがり屋ってそれ一番言われてるから・・・。

皆さん台風来ているけど安全には気をつけて。
じゃけん明日は家で大人しく、かむかむニキの過去作一気読みしときましょうね~。
危ないと思ったらすぐに避難するんやで。

421: 病む病む命名ニキ 2018-09-29 19:52:36 ID: n8ml7pmZ

↑と、病む病む命名ニキが申しております。
ログインし忘れるという痛恨のミス。

422: かむかむレモン 2018-09-30 02:48:27 ID: vgtrwSZ-

419さん

ありがとナス!
きっとそれは相対性理論ですね(超適当)

一番はとても決められませんが、敢えて挙げるなら鳳翔さんです。変態糞投稿者の嫁艦でもあるから、多少はね?



420、421さん

ヤンデレも寂しがり屋なんだよなぁ

変態糞投稿者の過去作見られちゃ~う^
病む病む兄貴も読者兄貴も台風気をつけてね

423: SS好きの名無しさん 2018-09-30 06:16:12 ID: 7UgpoXCG

こ、こんなクソ小説全然好きなんかじゃないんだからねッ!!







あく(続き書く事を)しろよ。(迫真)

もっと霞ちゃんの出番増やしてオナシャス。

424: ㈱提督製造所 2018-09-30 09:54:30 ID: smh-y2OP

アナウンス:
「期間限定海域 提督脱走阻止作戦が発令されました。
提督の持つ転属願、異動命令書等を全て抹消してください。
本作戦は甲作戦のみとなります。

注意点:
提督の死亡、重篤状態は作戦失敗となります。抹消対象は【提督の持つ書類のみ】ですのでご注意ください。
提督確保の為ならば、通常海域の攻略はほったらかしといても構いません。

425: 病む病む命名ニキ 2018-09-30 10:23:27 ID: O28zgFOV

ここの鎮守府提督異動させたら、下手なブラック鎮守府よりも後始末大変だと思うんすけど・・・。

まず異動自体が出来なくなるから大丈夫か(白目)

426: かむかむレモン 2018-10-01 01:51:36 ID: Ui9R4gyF

423さん

ツンデレ兄貴わかりやすくてすこ

カスミチャン出しといたゾ(踏んだり蹴ったり)



424さん

ほんへの異動関連書類は大本営からなんだよなぁ…あっ(察し)



425さん

無謀過ぎるッピ!
大本営は無能な事しか考えないのか(困惑)

427: ㈱提督製造所 2018-10-01 10:35:52 ID: 69hfmfmW

朝潮型が本当にヤバ潮型になってるぅ・・・(´;ω;`)

428: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-01 16:55:34 ID: yWNoxlrq

朝潮はなんとなくこうなるの知ってた

429: 病む病む命名ニキ 2018-10-01 17:23:21 ID: r3HZDrC6

妹をしっかりとしつけていく長女の鏡。
(なお長女がマトモとは言っていない)

皆さんは台風大丈夫でしたか・・・?(小声)

-: - 2018-10-01 17:37:59 ID: -

このコメントは削除されました

431: かむかむレモン 2018-10-01 21:06:31 ID: Ui9R4gyF

427さん

まとも指定されてないから、多少はね?



428さん

まっぱ兄貴迫真の天地明察



429さん

しっかり者(大嘘)
やってる事は脅迫と大差ないんだよなぁ…(目逸らし)

432: SS好きの名無しさん 2018-10-01 21:10:08 ID: rDpIvqaf

ウイイイイイイイッッッッス。どうも、元帥でーす。
まぁ今日は移籍会、当日ですけども。
えーとですね、まぁ集合場所の、えー大本営で待っているんですけども、ただいまの時刻は1時を回りましたはい、ちょっと遅れて来たんですけどもね。
ほんでーまぁ大将や中将を先に行かせてたんですけども。スィー。
ほんでーかれこれまぁ2時間くらい、後にいったんですけども参加者は誰一人居ませんでした。しかも血まみれですねなんでですかね〜ガチャ(撃鉄の音)残念ながら。はい。
なんだろう。なぜかデジャブを感じますね〜あの提督さんまあまあ優秀でしかも今の鎮守府に不安持ってそうだから移動を企画していたのに。なんだろうなぁー。情報が足りんかったんかなぁー。
最近調べたんですけどもどうやら艦娘が凶暴化しているみたいですね〜またもや悲しい結末なのでファントム交流会に行ってきます〜次の世界でまた会いましょうまたのぉーい、やっ!

433: 無名の決闘者 2018-10-02 00:49:21 ID: nHflflFj

ぐぬぬ…最近忙しくて更新に間に合わない…チクショウ

434: SS好きの名無しさん 2018-10-02 16:08:55 ID: Onmdx08R

せっかち提督です
僕「よし!次突破したら揚陸いけr」
ネコ「エラーデス!」
僕「ああああああああああああああああああああああああ」(脱糞音)
録な戦果出せないまま少ないバケツがガンガン減るんでやっぱE-4無理っす(諦め)

村雨ちゃんが心労で寿命がマッハですね...
龍田や霞も経験しているけど、味方にいつ寝首をかかれるかわからない状態の場所にはそりゃ居たくはないですねぇ...

こっからまたしばらくヤンデレのターンだ(絶望)

435: 病む病む命名ニキ 2018-10-02 16:46:01 ID: c4e9j8xP

周囲がすべて異常になれば、正常なやつは周りから異常な存在として見られるのだよ・・・。
多分ここの鎮守府はマトモなやつが異常として見られる鎮守府ですね間違いない。

指輪なんか投入した日にはその指輪を巡って鎮守府(もしくは鎮守府を中心に広範囲)が壊滅するレベルの奪い合いが起こるから大本営も投入しないのでは・・・。

436: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-02 16:46:47 ID: Y_LIhWgK

さて、リスト兄貴のリストを閲覧させていただいたが…
…これ雪風無双が起きかねんぞ

437: ㈱提督製造所 2018-10-02 17:13:36 ID: -27p7fXj

コレ、指輪が届いたら内乱不可避だよね…

438: SS好きの名無しさん 2018-10-02 22:46:55 ID: W4oMfJ8X

これは指輪を制作している大本営が色々な意味で吹っ飛んでいる可能性が否定できないw

439: かむかむレモン 2018-10-03 01:29:13 ID: yQv43421

432さん

移籍会0人

大物YouTuberは元帥だった…?




433さん

決闘者兄貴無理しないで



434さん

せっかち兄貴は涙拭いてパンツ洗って

お待ちかねのヤンデレゾ


435さん

そろそろ物語も佳境ですんであまり言及出来ません、申し訳ナス…



436さん

果たして雪風はヤンデレの魔の手から逃れられるのか…(目逸らし)



437さん

指輪が届くまで提督くんは無事なんですかねぇ…?(遠い目)



438さん

また大本営くんのガバか壊れるなぁ…

440: 病む病む命名ニキ 2018-10-03 19:36:44 ID: xX-oGXH4

マトモな人を一部屋に集めるとか、もはやヤンデレ組の扱いが未知の感染症の患者に対するそれなんだよなぁ・・・。

感染はしないが発症はする。←ここ重要

441: SS好きの名無しさん 2018-10-03 21:09:16 ID: e6QU8TH_

かしゅみママやムラムラ村雨タソが追い込まれてるの見ててツラい……ツラくなぁい?
もう顔中、涙まみれや。

どうでもいいけどE5-3を200周してもGTさん出なくて狂いそう……!(静かなる怒り)

442: SS好きの名無しさん 2018-10-04 00:19:13 ID: crw6vG_w

441ですけど、GTさん出ました!(安堵)

なんか「ワタシガセンカンナガトダ!」とか言ってますけど、北欧の言葉はわからないので意味を調べてきます!

443: SS好きの名無しさん 2018-10-04 12:31:05 ID: D-mt2RzD

霞→神通、阿武隈、姉妹
龍田→天龍

のどちらかに間違いなく寝首どころか魂や細胞までかかれますよね……((((;゜Д゜))))
特に朝潮のは、人心掌握に使われる手段のひとつですね。相手に揺さぶりをかけて毒濡れの棘だらけの鞭を与えつつ、1ミリ単位の微かに甘い飴を与えて相手を服従させる。これで霞が大人しくなるのは間違いありません。
天龍に至っては来歴が(捩じ込み参加とはいえ)三川あがりの荒々しい旧式艦なだけあって、威圧感出せば龍田さえも屈服させて畏怖の念を感じさせれるんだし、普段から微塵も怖さを感じさせない分本気にさせたら怖いから、龍田が怯えるのは分かります。

444: かむかむレモン 2018-10-04 17:24:40 ID: 7DL1yBgC

440さん

実際その場に居たら恐怖以外の何者でもない気がするゾ(小並感)

自分の安全の為だから、多少はね?



441、442さん

まとも組に救いはないんですか!(レ)

幻覚兄貴それゴトランドやない、長門や…目を覚まして現実を見て(非情)



443さん

ヤンデレの狂気怖すぎるッピ!
分析兄貴の観察眼にもブルっちゃうよ…!

-: - 2018-10-04 17:41:46 ID: -

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446: 病む病む命名ニキ 2018-10-04 17:44:35 ID: X5pKMXyq

大本営崩壊待った無し・・・。

我々は一つの犠牲も出すことなく反乱軍を鎮圧することに成功した!
我々の圧倒的勝利である(大本営発表)

447: SS好きの名無しさん 2018-10-04 18:43:32 ID: aONL2IsK

>>443です!
読んでみたら、「わぁ……こんな状況でこれやられたら二人に同情しちまう…」と共感しました( ´・ω・`)霞の場合、長女の朝潮がしたからこそ、その恐怖はとても伝わりました。だってあの忠誠心の高さもプラスしたら絶対逆らえないし:(´◦ω◦`):ガクブル
天龍も、あえて龍田に見せつけて研いでるのでは?と推測してます。ルックスとオラオラ系で威圧感ある天龍だから、研ぐ+眼帯下の瞳孔で龍田を怯えさせるのは容易いですし…:(´◦ω◦`):ガクブル「これ以上俺をからかうなら、どうなるか分かるよな?」と物語ってますな…
龍田、あなたは大泣きしなさい…

448: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-04 19:28:35 ID: CQG2l7JK

雪風は運がいいから
狙撃されても外れて
こめかみに当てられても不発で
爆発させてもロケット団で
暗殺されかけてもラッキーマンが如く生存すると思う(小学生並みの感想)

449: SS好きの名無しさん 2018-10-05 04:37:32 ID: eT383WB4

①木曾・大井(再) ②鈴谷 ③ザラ ④病ま風 ⑤利根

⑥雲龍 ⑧村雨(駆逐棲姫化) ⑧北上 ⑨磯波 ⑩古鷹(ヤミ)加古(正常)

⑪雪風(純粋・練度99) ⑫長門(ガチ)


とうとう、大詰め?(せっかち

450: ㈱提督製造所 2018-10-05 06:21:58 ID: qBGLFydM

大淀の大本営に対する忠誠心が200下がった!
大淀は大本営に反乱を企てている!

451: SS好きの名無しさん 2018-10-05 13:22:09 ID: R7dcB8xV

古鷹(闇・病み)……叢雲、君がストッパーになるんだ!!

452: かむかむレモン 2018-10-06 14:04:18 ID: rhi-gkfg

446さん

また大本営くんこわれる
ガバ発表は軍国の特権



447さん

ヤンデレの狂気からは逃れられない(カルマ)
黒目オンリーと眼窩で凝視とか怖すぎるッピ!



448さん

幸運の女神も全力で逃げ出しそうなんですがそれは…



449さん

リスト兄貴お疲れナス…
もう大詰めだから提督くん動きまくりますがヤンデレも止まらない(無慈悲)



450さん

一転攻勢はヤンデレの特権って、はっきりわかんだね(畏怖)



451さん

ヤンデレ同士で止まるんですかね…?(素朴な疑問)

-: - 2018-10-06 14:04:52 ID: -

このコメントは削除されました

454: 病む病む命名ニキ 2018-10-06 18:01:44 ID: le3tWsbv

提督がいなくなってヤンデレ艦娘達が取る行動は二つ。
1.提督を失い壊れる。
2.提督をいかなる手段を使っても捜し出して取り戻す。
あなたの嫁艦はどっちをとりますかね・・・?


そもそもヤンデレじゃないですねごめんなさい。

455: SS好きの名無しさん 2018-10-06 19:25:18 ID: t2DUrj-q

いやいやそれはさ、それはキミの甘えじゃないか?ということや。そんな…甘えた時点で、キミは艦娘としてしか、失格だ!と思ったんです。
…あの、俺が旅行、俺らが旅行…わたくし…我が大本営が…
ビャアアアアアア!!!.......

456: SS好きの名無しさん 2018-10-07 01:05:38 ID: 6JSr1JNZ

せっかち提督です
このコメントはあまり真に受けないでね。

何となくですが、やはり艦娘たちも基本的に兵器の考え方で行動してると思うんですよね。今回の二人だけでなく、秋津洲や阿武隈もそんな感じですけど。
まあ要らなくなった艦は、解体の他に的になるか、人柱になるかもしれないですがね。









...嫌そうな顔しないで下さいよ。的は標的艦、人柱は防波堤の一部になるのを「艦これ的に」表しただけですから。

457: SS好きの名無しさん 2018-10-07 04:42:58 ID: YRCN7Fka

日本の誇りと言われた長門さんがガチ勢なんて…もう鎮守府はお終いだぁぁぁぁぁ!!!(´;д;`)

-: - 2018-10-07 06:46:54 ID: -

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459: SS好きの名無しさん 2018-10-07 20:44:06 ID: 99PA6cF2

投下乙
提督に抱えられて食堂に入場した後、提督にご飯食べさせて貰えるなんて
KNMS達の嫉妬が加速する!
一つの崩壊がさらなる崩壊を呼ぶってはっきり分かんだね・・・

460: かむかむレモン 2018-10-07 21:36:21 ID: R7h-sCip

454さん

不穏過ぎぃ!ヤンデレは強硬手段がお好き



455さん

大物YouTuber兄貴生き返れ生き返れ…



456さん

せっかち兄貴は悟りでも開いたんでしょうか…
設定は人それぞれゾ



457さん

もうダメだ…おしまいだ…(M字ハゲ王子)
救いは無いね!(レ)



459さん

おつありナス!
提督くんの気遣いがトリガーになるなんて皮肉ですねぇ(キチスマ)

461: SS好きの名無しさん 2018-10-07 21:45:12 ID: f78zHQCn

この提督くんは有能なのか無能なのか!乞うご期待!(適当)

462: SS好きの名無しさん 2018-10-07 22:20:25 ID: 99PA6cF2

木曾に悪態をつかないだけ、鈴谷に良心と気遣いの余裕があることにちょっとホッとしたわw

463: SS好きの名無しさん 2018-10-07 22:32:03 ID: 6JSr1JNZ

せっかち提督です
なんかヤンデレ成分足んねぇな?

456ですが、大井、木曾編を読んで率直に思ったことが大部分なんですが、割とサイコじみてたんで、ファッションキチガイ演じたって感じです。
防波堤については、セントルイス級防護巡洋艦三番艦『チャールストン』が防波堤として現存していることを思い出したからです。
簡潔にまとめると、何か深い意味がある訳でも、貶めすつもりでも、狂っている訳でもないのでご安心下さい。

-: - 2018-10-08 08:49:24 ID: -

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-: - 2018-10-08 08:50:32 ID: -

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466: 病む病む命名ニキ 2018-10-08 13:59:27 ID: EwiMBQcJ

ヤンデレの火力と索敵は異常ってそれ一番言われてるから・・・。

直接手を下さないだけ鈴谷はまだ良心的(思考放棄)

467: かむかむレモン 2018-10-09 02:56:57 ID: -XTfiykm

461さん

少なくともまだ逃げたしてないから無能じゃないゾ(適当)



462さん

提督くんが一応近くにいたから目立ったことをしなかった可能性が微レ存…?



463さん

ヤンデレ足りなくて申し訳ナス…
設定語りで悟りを開いたと思って返信に困ったゾ…




466さん

良心的って何だよ(哲学)
病むと攻めしか無くなるって怖いねぇ(白目)

468: SS好きの名無しさん 2018-10-09 04:59:40 ID: kNOlkSOZ

食事がなんだか猟奇的で怖い...
でもクッソ羨ましい!どうか早めに続きをさもなくば世の中のかむかむレモンを食べ尽くします。

469: リスト作りの人 2018-10-09 05:06:33 ID: WDD1B9bB

①病ま風 ②利根 ③雲龍 ④村雨(駆逐棲姫化) ⑤北上

⑥イソナミン ⑦古鷹(ヤミ)加古正常) ⑧雪風(純粋・練度99) ⑨長門(ガチ病み)


大丈夫、な、筈。

470: ㈱提督製造所 2018-10-09 12:58:34 ID: 7B-PuqMW

ヤンデレラなザラの「パスタを食べさせる」攻撃!
提督は眠ってしまった!
コマンド
⇨・戦う
提督は眠っている!
⇨・逃げる
ザラ「ニガサナイワ・・・ウフフフフフ・・・」
提督は何処へも逃げられない!というか、そもそも逃げ場が無い!
⇨・魔法
そんなものが使えたら苦労はしない!
⇨・助けを呼ぶ
病ま風が向こうでスタンバってる!本当に呼ぶのか!?

・・・どれ選んでも駄目そうだwww

471: SS好きの名無しさん 2018-10-09 16:15:04 ID: PJbSaOfS

―・ ― ― ― ・・―・ ・・― ―
・・― ・―・ ・

...あ、どうも。せっかち提督です

ザラ「ちょっとくらい...入れてもバレへんか」(サーッ!)ってことなんですかね...ヤンデレの独占欲は怖いねぇ(他人事)
助けが来ても結局ヤンデレだろうし、八方塞がりですね...
救いはないんですか!?(レ)

472: 病む病む命名ニキ 2018-10-09 19:31:15 ID: 31kChJGU

???「おまたせ。パスタしか無かったけど、いいかな?」

某四章みたいにならないだけまだマトモかもしれない・・・。

473: SS好きの名無しさん 2018-10-09 19:33:56 ID: 5F9WV3cg

病ま風だと…!?バッチコイだ!
!どんなお前でも、パパは全て受け入れてやるさ!!受け入れて…(白目)

474: ㈱提督製造所 2018-10-10 02:45:15 ID: 6FSNubO5

「あめもかぜもやんだ」
普通なら「」内の文を見て「じゃあ晴れるよな」と思う所だが。
「雨(時雨)も風(山風)も病んだ」なので、この鎮守府に日の光が差す事は当分無いと思われるww

475: ㈱提督製造所 2018-10-10 02:50:50 ID: 6FSNubO5

>リスト作りの人

春雨がいつの間にか村雨になってるのぜ・・・

476: SS好きの名無しさん 2018-10-10 02:58:00 ID: WbnRwmft

①病ま風 ②利根 ③雲龍 ④春雨(駆逐棲姫化) ⑤北上

⑥イソナミン ⑦古鷹(ヤミ)加古正常) ⑧雪風(純粋・練度99) ⑨長門(ガチ病み)

ちゃんと確認しないからこうなるんだよ!(迫真の自虐
ごめんなさい。別媒体=デス!

477: かむかむレモン 2018-10-10 03:24:38 ID: w1vbVRPr

468さん

なるべく日を開けずに更新するようちしてますんでお兄さん許して!



469、476さん

リスト兄貴毎度お疲れナス…
春雨ちゃんが激おこですね間違いない



470さん

選ばれたのは山風でした。
八方塞がりなんだよなぁ



471さん

モールス信号とはたまげたなぁ…
エンドが来るまで救いは無いね!(レ)



472さん

ホモコロリは実在していた…?



473さん

ぶち込まれるどころかぶち殺されそうなんですがそれは…



474、475さん

いつから鎮守府に光があると錯覚していた?

478: SS好きの名無しさん 2018-10-10 06:39:15 ID: M9oS-dLR

建前:やっぱ艦娘の…ヤンデレを…最高やな!
本音:ひえっ…、zaraも山風もこわいな~とづまりすとこ

479: 病む病む命名ニキ 2018-10-10 17:52:19 ID: Hu3fv8GI

艦娘同士がいがみ合ってるのに、どうしてこの鎮守府は崩壊しないんですかね・・・?(素朴な疑問)

提督の力ってすごい。

480: SS好きの名無しさん 2018-10-11 02:42:48 ID: _euDO_Sh

春雨に刺されちゃ^ーう・・・
病ま風が・・・みんなの娘が「殺してやる」って・・・ひえぇ・・・

481: SS好きの名無しさん 2018-10-11 05:08:50 ID: A4NKLjzu

>>479
ここの提督は織田信長みたいにカリスマ(魅力)を持っているんだろう
信長亡き後、織田家家臣団は後継者争いで瓦解しちゃうでしょ?信長という大殿がいたからこそ織田家は勢力を拡大できた


482: 無名の決闘者 2018-10-11 16:10:50 ID: qY2GCCDh

こりゃあ…指輪が来たら一体どうなってしまうんだ…

だ、だけど…ヤンデレが好きだぁぁぁぁ!!

483: 病む病む命名ニキ 2018-10-11 18:56:44 ID: wAlG-vMo

>>481
なるほどね・・・。

やっぱり提督の力ってすごい。

-: - 2018-10-11 21:10:02 ID: -

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485: ㈱提督製造所 2018-10-11 22:29:33 ID: jWWIx59P

北方棲姫「コノ作品ニハ インテル入ッテナイ ケド 代ワリニ ヤンデル入ッテル。艦娘、凄ク恐イ」

-: - 2018-10-12 01:36:59 ID: -

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-: - 2018-10-12 01:38:00 ID: -

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488: かむかむレモン 2018-10-12 02:33:49 ID: rEoP4Hie

478さん

お客様逃げてはダメですよ?(非情)



479、483さん

一応提督くんの言いつけ守ってるから、多少はね?



480さん

春雨ちゃん悪雨化してるからどうなるんでしょうねぇ(目逸らし)



481さん

コメ兄貴の観点素晴らしいですねぇ!(食い気味)



482さん

決闘者兄貴の期待を良い意味で裏切りたいですねぇ
あと少しですがまだまだヤンデレが出てきますゾ



485さん

ほっぽちゃんこんなSS見てないで秋刀魚置いてって(迫真)



486さん

嫌韓荒らし野郎もスパム野郎もどこにでも湧いてくるゾ。
気にせずシカトで大丈夫ゾ

489: リスト作りの人 2018-10-12 09:27:26 ID: PKlOzW5b

①利根 雲龍同時執筆中 ②春雨(駆逐棲姫化) ③北上 ④磯波 ⑤古鷹(ヤミ)加古(正常)
⑥雪風(純粋・練度99) ⑦長門(ガチ病み)

かむかむニキに合わせてちまちま更新していくっ

490: SS好きの名無しさん 2018-10-12 10:17:07 ID: 1xQd82Bh

プリンツの時と比べて薬物の効きが悪くなってるようなw

・天然の危機回避能力
・艦娘を気絶させることが出来る体術
・予知夢
・艦娘達の能力を引き出す彗眼&育成力
・薬物耐性              ← NEW!!

今回のお話が終わったら友憲兵が言っていた、セクハラ鎮守府がどうなってるのか読みたいなぁ(チラチラ

491: ㈱提督製造所 2018-10-12 11:11:26 ID: rvneCquM

このタイミングでワルサメちゃん乱入してくると困りますね、ね?(由良風)

492: 病む病む命名ニキ 2018-10-12 16:11:46 ID: voHdqz7N

これまでを三行でまとめた結果

electrical communication (病んだ娘達との刺激的な対話)
引き裂かれてる imagination(現実との乖離)
誰 に も 邪 魔 さ せ な い (ヤンデレの独占欲)

どうしてこうなった・・・。

493: 病む病む命名ニキ 2018-10-12 17:55:53 ID: Dmn5ICXV

>>490
そのうちプラナリアみたいな再生能力獲得するんじゃないですかねぇ

-: - 2018-10-12 21:35:32 ID: -

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495: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-13 17:15:36 ID: RHuf1gkm

北上さんはマジキチになると信じて待とうじゃあないか。
さて、襲撃が二人ずつになってきてちょっとガクブルしちまってるよ…まったく、すごいやつだよ君は。

…あれ?なんで俺服きてんの?い、いやあああっ!ビリビリィ(ケンシロウ風)

496: 病む病む命名ニキ 2018-10-13 18:57:24 ID: KZrhPN_E

>>495
自分から脱いでいくのか・・・。(困惑)
服がダメならこたつという最終手段があるゾ。

497: かむかむレモン 2018-10-14 00:29:37 ID: SzgvIkMx

489さん

リスト兄貴毎度お疲れナス…もうすぐ終わりが近づいてきましたな



490さん

都合よすぎぃ!
友憲兵くんの話になるとどうしても10万字越えそう…越えそうじゃない?



491さん

悪雨ちゃん乱入したら流石に内部紛争起きたと思うゾ



492、493さん

どれもキツすぎるッピ!
提督くん人間じゃなかった…?(困惑)




495さん

北上様はどうするか考え中です
何で脱ぐ必要があるんですか(正論)



496さん

裸でコタツとか冒涜的過ぎませんかね…

498: SS好きの名無しさん 2018-10-14 01:19:29 ID: 8reVEDjb

自我お亡くなりになりかけてる白露と春雨は指輪の前にセラピー的な
治療受けた方が(震え声)子供の心傷って根が深いと聞くし

499: ぽっちさん 2018-10-14 02:35:53 ID: vMqPWjSy

駆逐棲姫を撃破すると春雨が出る・・・・・・
そして春雨が悪雨になった・・・・・・
あれ、これもう一回撃破するしかなくね?(適当)

500: リスト作りの人 2018-10-14 07:12:23 ID: hYGZOQhM

①北上 ②磯波 ③古鷹(ヤミ)加古(正常) ④雪風(純粋・練度99) ⑤長門(ガチ病み)

とうとうこ↑こ↓(一行で済むレベル)まできたな・・・
風邪とか気をつけてくださいな。

501: 病む病む命名ニキ 2018-10-14 08:56:48 ID: AubcMfmz

sparkしてる rock action(提督争奪戦勃発)
打ち砕け meditation(鎮守府崩壊)
狂 っ た 現 実 を 焼 き 捨 て た い (現実逃避)

こうならないようにがんばれ・・・提督・・・。

行動ひとつひとつに鎮守府の未来がかかってるとか重過ぎませんかねぇ・・・。

502: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-14 09:32:41 ID: Fcg3zYrk

俺スマホだからリスト兄貴のは2行なんだよなぁ…
脱いだのは相方曰服アレルギーなのと死あたぁ見てきたのでヤりたくなったんです。許してくださいなんでも白露。
いずれこの鎮守府一番病んでて強い奴が決意の力でジェノサイドしそう(コナミ)

という訳でマルハン逝く準備でもしてきましょうかねぇ

503: SS好きの名無しさん 2018-10-14 12:10:18 ID: xSQMoySl

せっかち提督です
中破進軍上等提督です(半ブラック)

春雨ちゃんは...ただ抑圧衝動が出てしまっただけなんやな...って思いました(駄文)
でもまだまともそうで何より(感覚麻痺)






???「とある鎮守府からの信号を確認した...短いモールス信号だ。『NO FUTURE』とは、どういうことだ...?」(前回の信号)

504: ㈱提督製造所 2018-10-14 16:40:27 ID: ttm5zb3q

嗚呼・・・ついに北上か。
病んでると、「大井っち・・・ちょっとウザいよ?」とか平気で言ってきそう(´;ω;`)

505: SS好きの名無しさん 2018-10-14 18:53:24 ID: OY7a7Y5g

ああ...ついに終わりが来てしまう...
北上は選ばれしものだった...艦隊を勝利に導くはずが艦隊を崩壊させるなんて!

506: SS好きの名無しさん 2018-10-14 19:42:41 ID: 9EDP5aN7

この娘達、上手く使えば深海棲艦を殲滅出来るんだろうけどなぁ............その前に鎮守府が崩壊するんだろうなぁ

507: かむかむレモン 2018-10-15 20:49:35 ID: cW_IG7f7

498さん

どうやって治療するかコレガワカラナイ



499さん

そんな事したら白露型全員に怒られちゃうだろ!(ひで)



500さん

リスト兄貴お疲れナス!
もうすぐリストも見納めっすね…



501さん

提督くんの精神こわれる~^
明日を掴んで、どうぞ(無慈悲)



502さん

ん?今なんでもするって言ったよね?
あく服きてオフトゥンの中で大人しく見てて



503さん

モールス信号不穏すぎぃ!
まともって何だよ(哲学)



504さん

幸い大井っちの介入が無かったのでそうはなりませんでしたね…


505さん

ジェダイ兄貴悲しいなぁ(諸行無常)
崩壊はさせてないから…



506さん

深海棲艦共々ブルってそう(小並感)
一応秋津洲が大将首の一人を取ってきてますし、多少はね?

508: SS好きの名無しさん 2018-10-15 21:20:51 ID: pW7eS5wP

うわ〜やばい(小並感)これで自由は死んだわ。万雷の拍手の中でね。ここが運命の分かれ目ですね。彼こそ……選ばれし者。彼が……バランスをもたらす。

509: SS好きの名無しさん 2018-10-15 22:49:58 ID: R5D72EEA

北上が本人なりに精一杯に自重して、この態度なんだからワロエナイ。
マジで瑞鶴の命を取るRTAが始まりそうでガクブルだわw

もう、大本営は(残っていたら)セクハラマニュアルを用意スべきだなw

510: ㈱提督製造所 2018-10-16 01:30:25 ID: dc0bhYwr

艦娘とかいうマジ狩るガールズがアップを始めました。
これより、提督の貞操がマジでピンチになります。
そしてズィーカクがフルボッコにされる可能性もアップしました(あの性格+病みで言い触らさない訳無いじゃんwww)。

511: SS好きの名無しさん 2018-10-16 16:31:14 ID: ie-eEvQd

せっかち提督です
人間性を捨てながら潜水艦狩してます(五十鈴牧場)(人間の屑)

北上さんは狂ってんのか狂ってないのかよくわかりませんね...ちょっかいは出しながらも基本的には俯瞰的な傍観者...かと思えば大胆に攻めもする。
掴み所のない性格はいつも通りってことですね。ある意味一番怖い性格ですけどね...










zbqqbsj lbnjtbnboboufjoblbuubof

512: ㈱提督製造所 2018-10-16 19:09:13 ID: gQ1UKUkx

深海臨時ニュースです。
本編の艦娘達は秋刀魚イベントを無視するつもりの様でしたが、本編提督の「秋刀魚・・・久し振りに食べたいな」という何気ない一言によってヤンデル入ってる艦娘は全員参加の模様です。
尚、戦闘は「秋刀魚が逃げる」という理由で、ほぼ全員が殴る・蹴る・関節技・艤装の刃物をブッ刺す等の格闘戦で深海棲艦を虐殺している様です。
深海棲艦の皆さんはくれぐれも期間中の出撃、秋刀魚の乱獲等は控え、艦娘及びその偵察機を見掛けたら気づかれる前に逃げる様にして下さい。

513: かむかむレモン 2018-10-16 20:46:03 ID: QKZq5_tl

508さん

提督くんの命運や如何に(鼻ほじ)
まだ終わってなぁい!



509さん

瑞鶴殺したら最悪のエンドに向かうんだよなぁ(書くとは言ってない)



510、512さん

そんな事したら提督に怒られちゃうだろ!(ひで)

深海にもテレビあるんすねぇ



511さん

せっかち兄貴潜水艦じゃなくて秋刀魚狩って
北上様は性格のおかげで書きやすかったゾ

申し訳ないが暗号解けるほど変態糞投稿者は頭が良くないんだよなぁ

514: SS好きの名無しさん 2018-10-16 22:47:53 ID: GTW0rtvi

北上は自覚があるだけ(相対的に)まともなんだろうけど、それはそれで怖い

515: SS好きの名無しさん 2018-10-16 23:56:04 ID: fZpogmYC

せっかち提督です
秋刀魚はどこ...?(現在18匹)
30匹報酬の電探の性能が凄まじいんでそこまでは最低頑張ります

ぶっちゃけあの暗号はアルファベット順に一つずつ前にずらしただけだゾ。出来上がるのもローマ字の短文だゾ。

解読めんどくさいなら次回コメント時にそれに絡めたコメントしますから大丈夫です。

516: リスト作りの人 2018-10-17 06:09:19 ID: e3NJI1d_

①古鷹(病み)加古(正常) ②雪風(純粋・練度99) ③長門(ガチ病み)

やっぱり球磨ちゃんは優秀。叢雲も(ヤンデレが抜ければ)いい子。
残り3組・・・楽しみだなぁ・・・(キラキラ

517: ㈱提督製造所 2018-10-17 07:26:55 ID: amyMsksq

雪風(純粋)・・・?
ああ、こいつはアレだ。
「間宮(癒し)と同じと感じた。決して安心していい相手ではない。大体(純粋)とあるが、一体何に対してどう純粋なのかが開示されていない。
・・・恐らく提督の何かに対して純粋なのだろうが、仮に提督の思い、理想に対して純粋さを発揮した場合、周りの『提督の思い、理想に対して無理解な艦娘達』に対し雪風は宗教的な狂信者となる可能性がある、という事だ(ℤガンダム・クワトロ大尉風解説)」
とかじゃね?

518: 無名の決闘者 2018-10-17 09:41:46 ID: kCs3VaRm

ああ…終わってしまうのか?終わってしまうのか?…


いやだぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!

519: Ganguto 2018-10-17 15:38:44 ID: V_ISMLxL

まだ長門が出てきてない…………

真面目勢が病むと暴走するからなぁ…………何かしでかしそうで怖いわぁ……

520: 病む病む命名ニキ 2018-10-17 19:02:59 ID: 7R2j7eED

そろそろ終わりですね・・・。

寒くなってきたから体に気を付けつつ終わりまで毎秒投稿するんやで(ゲス顔)

そういえばまっぱ&服アレルギーニキがヤンデレ北上様見たあと白目むいて動かなくなってるんですが大丈夫ですかね・・・。

521: かむかむレモン 2018-10-18 02:32:05 ID: BAwhWMcq

514さん

自覚ありもかなりヤバいと思うゾ…



515さん

せっかち兄貴秋刀魚狩りまくって

変態糞投稿者はイラつきのあまりマウスをぶっ壊しました(破壊屋)



516さん

リスト兄貴毎度お疲れナス!
もうすぐクライマックスですね…何とか走り抜けるゾ



517さん

まともで純粋指定されてるなら多分大丈夫でしょう(適当)
とりあえずその前に古鷹と加古だッ!



518さん

悲しいなぁ…(諸行無常)
もう少しだけ続くんで見とけよ見とけよ~



519さん

長門は大トリなんでいいエンドが書けそうだぁ(恍惚)



520さん

まっぱ兄貴生き返れ生き返れ…
変態糞投稿者はバカなんで風邪は引きません(迫真)

522: 病む病む命名ニキ 2018-10-18 18:09:15 ID: kn6H-iU6

非常に不謹慎かも知れないが・・・。

ここの鎮守府の状態って原発に似ているのでは・・・。(提督→制御棒 艦娘→燃料棒)

不快だと思った方に対しては本当に申し訳ないです。

523: かむかむレモン 2018-10-19 16:58:57 ID: pg4hbZ89

522さん

危なっかし過ぎぃ!
燃料棒の比率が多すぎる(素朴な見解)

524: SS好きの名無しさん 2018-10-19 17:40:18 ID: zyUOFe1K

古鷹がコレだとガチ長門とか怖すぎるッピ!
提督さん、正常なKNMSだけ引き連れてどっかに隠棲しよう!(メソラシ

525: リスト作りの人 2018-10-19 18:06:56 ID: 63samQ69

①雪風(純粋・練度99) ②長門(ガチ病み)

さあ、最後の純粋な子を楽しもうじゃないか(主任ボイス)

526: SS好きの名無しさん 2018-10-19 18:30:13 ID: JY1qm6xv

せっかち提督です
1-1で秋刀魚が獲れなくなってきた(危機)

文字通り目の色変えて脅迫まがいに指輪ねだられるとか提督君の寿命が縮みますわ...
艦娘に指輪のことを直接話したら、秘匿→独占もあり得そうだし、指輪が無いなら尚更明かせないからね。しょうがないね(自己完結)




- ある憲兵の日記 -

とある鎮守府の提督の日記を押収した。

その鎮守府から奇妙な信号が送られ、それから調査することになったそうだが、驚いたことに、提督は失踪。艦娘もほとんどおらず壊滅状態だった。

日記には、艦娘との交流の苦悩が多く綴られていたが、最後のページには、提督とは違う筆跡で暗号が書かれていた。

その暗号の内容に、思わずゾッとしたよ。
誰かに見せる訳でもないが、自戒の為にここに書き残す。未来の自分の為に。






『やっぱり 神様なんていなかったね』

527: SS好きの名無しさん 2018-10-19 18:57:22 ID: NqOFfRhy

鎮守府軽く探索ホラーゲームの舞台状態じゃないか(驚愕)

528: 病む病む命名ニキ 2018-10-19 19:54:08 ID: w_DzSdiW

もうこの際大本営にいく途中に国外逃亡(もしくは亡命)すればいいんじゃないですかね・・・。

ある日のニュース「日本時間で本日午前〇時頃、〇〇から〇〇国の〇〇に向かっていた客船が沈没しました。現地の大使館に入った連絡によりますと、日本人一人が行方不明になっているとのことです。また、客船が何者かに砲撃を受けたとの情報も入っており現在現地の当局が調査しています。」

529: ㈱提督製造所 2018-10-19 20:37:50 ID: uCrHygw2

「実はヤンデレ艦隊が指輪の受け取りについていく」に鋼材1賭けようww

530: SS好きの名無しさん 2018-10-19 22:40:02 ID: jXeq0cKO

流石はかむかむニキですね。重巡(加古)の良さが凄く伝わりました。

重巡の中で熊野の次に加古が好きなので嬉しいです。大・大・大感謝です。雪風の癒やしも楽しみにしてます。


基本的にちっぱいが好きな変態提督カッコカリより。

531: リスト作りの人 2018-10-22 13:33:09 ID: lPmuzcyC

それにしても相変わらず私じゃ胃潰瘍と胃がんと胃腸炎と肺炎を併発しそうな鎮守府ですね。(クソザコメンタル

532: かむかむレモン 2018-10-22 14:43:32 ID: g_USdthr

524さん

すぐに見つかってしまいそうなんですがそれは…



525、531さん

リスト兄貴毎度お疲れナス…
リスト兄貴に限らずみんな発狂しそう



526さん

せっかち兄貴トラウマほじくるのは、やめようね!しないようにしようね!



527さん

ヤンデレはどこに逃げてもああ逃れられない!エンドになるゾ(迫真)



529さん

賭け分しょっぱ過ぎぃ!!
もっと賭けて、どうぞ



530さん

ちっぱい好き兄貴ありがとナス!
カッコカリなんて捨てて、かかってこい(変態)

533: (;w⊂) 2018-10-22 18:18:58 ID: S:WjOojP

純粋正常な雪風に癒やされる。
あぁ^~///

534: ㈱提督製造所 2018-10-22 22:36:07 ID: S:Lh66c8

>そういえば、この子もまだまともだった。

「まだ」の一言の何と不穏な事よ・・・。

535: 無名の決闘者 2018-10-23 10:01:04 ID: S:6d6B7o

なんか、何人か気配消して憑いてきてそう…

536: 病む病む命名ニキ 2018-10-24 18:22:10 ID: S:uxHJb0

元に戻ってウレシイ・・・ウレシイ・・・。

病んでるのここの鎮守府だけかと思ったら他も病んでるじゃないか・・・。

???「気をつけろ!敵深海棲艦からの攻撃の可能性が高い。」

537: かむかむレモン 2018-10-25 03:50:16 ID: S:bwCTeq

533さん

貴重なまとも枠ですから、多少はね?



534さん

雪風はずっと純粋だって、それ一番言われてるから(小声)



535さん

はは、まっさかー(目逸らし)



536さん

本当に戻ってて良かったゾ…(安堵)
深海棲艦くん迫真の妨害が光る

538: クリンスマン 2018-10-25 07:00:35 ID: S:rIqOuD

楽しませてもらってます
これからが気になりますね

539: SS好きの名無しさん 2018-10-25 08:05:21 ID: S:TXDWgG

体の何処も盗まれてない、提督とか運と実力が半端ないっピ!
だから提督さん、迫真の長門にアイスティーを・・・w

540: ㈱提督製造所 2018-10-25 09:27:47 ID: S:jOvNBy

名案を思い付いた!
深海棲艦に保護して貰えばいいんだ!(錯乱)

541: せっかち提督 2018-10-25 11:16:10 ID: S:tM_O1z

お前らが好きなのは提督か?それとも『提督が好きな自分』なのか?
なんかそう質問したくなりますね...(向こう見ず)
ヤンデレ特有の体の一部があればいつでも感じられる理論ほんと怖い。




待った。これ国防やばくね?

542: かむかむレモン 2018-10-25 14:50:08 ID: S:1W4YiW

538さん

ありがとナス!もうすぐ終わりですがそれまでよろしくオナシャス!



539さん

サ-ッ!(迫真)
提督くん逆に盛られそう


540さん

深海こわれる~^
迷案なんですがそれは…



541さん

せっかち兄貴豪胆ですね…
ヤンデレ暴走したら国防も何も全部崩壊しますねクォレハ…

543: SS好きの名無しさん 2018-10-26 06:03:15 ID: S:hRlaGi

元帥...どこでもろくな目に会ってないな...元帥に救いの手を!
いやしかし長門恐ろしい。よくもまあ...というか指輪製造不可か...どうなるんだろう

544: ㈱提督製造所 2018-10-26 07:05:04 ID: S:aofm7C

マジ狩るガール長門が発進しました。これより、提督の未来が闇に閉ざされます。
尚、助けに来てくれるヒーローはもういません。

545: リスト作りの人 2018-10-26 07:22:51 ID: S:1PeVTJ

このSSにおいて私のやることは全て終わった。後はエピローグを待つだけだ。(キラキラ

546: リスト作りの人 2018-10-26 07:26:00 ID: S:NzF4Hq

よく考えたらこの元帥も割とバケモンでは?長門に一撃食らって10〜15秒くらいは意識があったんでしょう?丈夫さが尋常じゃねえです。

547: SS好きの名無しさん 2018-10-26 08:19:06 ID: S:dj0jq8

鎮守府の構成要素:提督、艦娘、妖精、資源、諸々の施設

まずは編成を変えて演習に行かせて...

ちくしょう!また問題を起こしやがった!お前はいつだってそうだ

この鎮守府はお前の行動そのものだ
お前はいつも失敗ばかりだ

上官の威厳を見せずになあなあで解決しようとするから次々に問題が起こる







誰もお前を逃さない

548: せっかち提督 2018-10-26 08:27:36 ID: S:l4r77X

↑のは僕です...
雰囲気台無しィ!

549: かむかむレモン 2018-10-26 13:43:11 ID: S:qCEsMk

543さん

無ければ作ればいいんだよなぁ…
元帥くんの扱いは結構雑ゾ



544さん

ああ逃れられない!(ヤンデレ)
逃げ切れたら別のBADENDになるから、多少はね?



545、546さん

リスト兄貴には大変お世話になったゾ(感謝)

元帥くん迫真の踏ん張りが光る



547、548さん

せっかち兄貴また失敗してる…
懐かしいコピペですねぇ

550: (;w⊂) 2018-10-26 14:52:57 ID: S:OVuEC8

運も実力もあった提督がこんな最後になるとは(´;ω⊂)
現在、KNMSが正常に活動している鎮守府はどんな放蕩者が提督をしているのか気になるなぁ(チラチラ

551: SS好きの名無しさん 2018-10-26 15:08:21 ID: S:h-lgSw

艦娘こわいなーとづまりすとこ(今更)

552: 病む病む命名ニキ 2018-10-26 18:04:28 ID: S:eQgD3n

(ヤンデレの闇に)堕ちろぉ・・・。堕ちたな。
遂に提督も染まりましたね・・・。

次はかむかむニキ
あ な た の 番 で す よ

553: SS好きの名無しさん 2018-10-26 18:40:15 ID: S:mh6oOW

時は内乱のさなか。凶悪な独立鎮守府の支配に大本営の秘密基地から奇襲を仕掛け鎮守府に対し初めて勝利を収めた。更にその戦闘の合間に大本営のスパイは鎮守府の究極兵器を盗み出すことに成功。それは”テイ・トク”と呼ばれ国をも粉々にするパワーを持つ艦娘を指揮する人間だった。凶悪な艦娘軍に追われながら元帥は盗み出した提督を手に別世界へと急いだ。人類を救い別世界の自分に自由を取り戻すために....

554: SS好きの名無しさん 2018-10-27 03:20:18 ID: S:UYTMa9

やっぱり無能君じゃないか!(ど偏見)

555: かむかむレモン 2018-10-28 17:53:15 ID: S:lCpeLt

550さん

もう誰も逃げられないねぇ(ネットリ)
他の鎮守府については申し訳ございませんが書けそうにないです



551さん

お客様逃げてはダメですよ(無慈悲)



552さん

提督くんももう終わりだぁ!(レ)
俺もうね逃げる(ピネガキ)



553さん

あらすじ兄貴めちゃくちゃ面白そうだからそれでSS書いて♡



554さん

提督くんもかなり踏ん張った方だからお兄さん許して!

556: SS好きの名無しさん 2018-10-28 18:02:08 ID: S:ICBhK0

大作の投下乙
自己で採算性が取れてる軍事集団とか怖すぎぃ!
提督くんも世界が終わるまでゆっくりしていってね!

557: 病む病む命名ニキ 2018-10-28 18:10:20 ID: S:LoK5d4

とりあえず完走乙です。
いろいろな事がありましたねぇ・・・。
(半分ぐらいろくな事じゃ無かった希ガス)

これで結婚シミュレータ(PS)VRの方が毎日更新に・・・なるよね?
期待してますよ(^^)

558: SS好きの名無しさん 2018-10-28 20:53:56 ID: S:Nrt7MD

何人かの艦娘(かもかもあぶぅ白露)の暴走は人間側の
自業自得だけにどっちが正しいのかもうわかんねぇなコレ。
でもやっぱりもどして(届かぬ願い)

559: 那須野平原 2018-10-28 22:45:07 ID: S:5gxrzf

グラッツェ!素晴らしい小説でした。できればグッドendも 頼むよ~。

560: SS好きの名無しさん 2018-10-29 00:01:15 ID: S:TYI5um

鎮守府が最後まで残り提督が救出されないのは、提督がKNMS達の潜在能力を見抜き、それを限界まで育成してしまったという、提督自身の能力の高さが裏目に出てしまった自業自得ENDなのが可愛そうw

561: SS好きの名無しさん 2018-10-29 00:38:16 ID: S:jZw-2f

完走お疲れナス 鎮守府内の犠牲者0ならハッピーエンドだな!(錯乱)
じゃあ俺+1145141919810364364931893点付けてパンツ履いて帰るから…

562: 無名の決闘者 2018-10-29 12:05:18 ID: S:H7qUXF

完走お疲れ様です。

誰一人欠けていないという点であれば満点ですね(白目)

いや~、ハッピーエンドで何より何より…オカシクナイヨネ?

563: ㈱提督製造所 2018-10-29 13:52:32 ID: S:9VN-JJ

艦娘側:
QUEST CLEAR!
報酬 提督の爪×20 提督の腕×2 提督の頭×1 提督の足×2 提督の体×1
尚、激レアアイテム「提督の心」「提督の魂」の剥ぎ取りには失敗した模様

提督側:
QUEST FAILD・・・
300秒後に鎮守府へ移動します

564: せっかち提督 2018-10-29 15:55:01 ID: S:5YdjTv

完結お疲れナス!提督君はもうダメみたいですね...(諦め)
正気だった一部の艦娘はどうなったんすかね...?まだ鎮守府にいるのかな?

なんかパカーディBADを思い出したゾ...
そして長門がバックアップから記憶の復旧する様を想像して自分でゾッとしました(自分語り)

565: SS好きの名無しさん 2018-10-29 17:33:18 ID: S:CFN2pq

投稿お疲れ様でした。
やっぱりbad endじゃないですかやだー
序盤でテイトクニウムとか言っていた時期が懐かしい。
提督さん見る目はあったのに終いがこれだからなー。
作者よフォースと共にあれ

566: かむかむレモン 2018-10-29 18:33:03 ID: S:-rD0ZG

556さん

ありがとナス!
世界が終わるまで一緒なんて幸せ者だぁ(恍惚)



557さん

ありがとナス!
毎日はいやーキツいっす(素)でもがんばるゾ



558さん

過去は変えられないからね、仕方ないね♂
ちょっかい出さない限り何もされないから平穏だゾ(すっとぼけ)



559さん

え、これがグッドエンドですよ(錯乱)
実際の所、これ以外に上手くまとまった終わりが見えなかったんで許して!



560さん

優秀過ぎるのも考えものクマー
みんな幸せルート(?)だからこれでよかったんですよ(迫真)

567: かむかむレモン 2018-10-29 18:33:43 ID: S:UNr0Rw

561さん

ありがとナス!
ノーパン兄貴普段からパンツ穿いて



562さん

ありがとナス!
一人でも欠けたら提督くん悲しむから、多少はね?



563さん

え、なにそれは…(困惑)
艦娘たちは提督くんの全身全霊手に入れてるんだよなぁ



564さん

ありがとナス!
正気な艦娘?誰ですかそれ(不穏)

パカ姉貴のBADみたいなガチじゃなくて記憶を移植するだけなんでまだ軽いゾ



565さん

ありがとナス!
ジェダイ兄貴ここにもいたのか…

テイトクニウムについては少しだけ関与があるんですが詳しい事はこのSSでは書かないです。

568: 加賀旋風 2018-10-29 23:33:13 ID: S:mx_T6J

完結お疲れナス!
エピローグ読んであ〜もうおしっこでちゃいそう!(恐怖)
この作品終わったからもう一つのssに専念できるんやなって(マジキチスマイル)

569: かむかむレモン 2018-10-30 12:53:08 ID: S:tUBFAR

568さん

ありがとナス!
ヤンデレエンドはこれが王道やなって…

純愛SSの方に専念しますよースルスル

570: SS好きの名無しさん 2018-10-30 21:33:51 ID: S:CIl68k

完尻お疲れナス!俺も後でここの鎮守府に肝試しに行ってみるゾ
ヤンデレ好きだからまたいつか書いてください!
何でもしたりしなかったりしますから!オナシャス!

571: かむかむレモン 2018-10-31 01:57:09 ID: S:XQPKh3

570さん

無謀兄貴思い直して

また良さそうなテーマ思いついたら書くかもしれませんね。
ん?今なんでもするって言ったよね?

-: - 2018-11-04 17:33:39 ID: -

このコメントは削除されました

573: トマト愛好家 2018-11-08 16:14:36 ID: S:focZg6

ハッピーエンド書いてくれよな~。頼むよ~。

574: かむかむレモン 2018-11-12 18:36:34 ID: S:G2QyEx

573さん

提督くんと艦娘側はハッピーエンドゾ
他にもいろんなルートを構想してましたが今回のエンドが最も最良だったのでこれにしました

575: みがめにさまはんさみかたき 2018-11-26 14:02:20 ID: S:6r7Uvh

さぁて新作はまだかな(マジキチゼンラスマイル

576: SS好きの名無しさん 2018-11-28 02:17:38 ID: S:lI9c3o

ヤンデレは好きっちゃ好きだが、ここの提督の末路みたいになるのは嫌だな…

577: かむかむレモン 2018-12-03 17:52:46 ID: S:tsyuH4

575さん

(気が)早すぎぃ!
んなこたいいから服着て、どうぞ




576さん

これでもまだ穏便な方だから…(小声)
(ヤンデレに平和なエンドは)ないです

578: SS好きの名無しさん 2020-05-01 13:28:45 ID: S:I821ko

ICBM(核)とか撃ち込んでも迎撃されたんだろうなぁ…








教訓
一方的な愛はかえって相手を苦しませるだけだからやめようね!

579: SS好きの名無しさん 2020-05-04 10:52:35 ID: S:Cj0CC4

しょうがねえな… おいおまいら力合わせろ提督救出作戦始めんぞ(重い腰上げて)


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4: SS好きの名無しさん 2018-08-28 10:46:07 ID: izgyEBwo

ヤンデレ最高!

5: SS好きの名無しさん 2018-08-30 18:46:36 ID: KrXcMXri

かむかむレモンさん
やりますねぇ

6: ㈱提督製造所 2018-08-31 20:47:31 ID: 64mY49sp

実際にこんな鎮守府に行ったら、着任後3分以内に
「元に戻って下さい(´;ω;`)」
と泣きながら土下座する自信があるwww

-: - 2018-09-01 12:01:03 ID: -

このオススメは削除されました

8: SS好きの名無しさん 2018-09-02 02:23:43 ID: cu8jgMuK

このくらい愛されて見てえなぁ俺もなぁ(無知)

9: SS好きの名無しさん 2018-09-04 21:05:12 ID: wB7jinsT

今後に期待して⋯

10: SS好きの名無しさん 2018-09-07 13:13:51 ID: KmwZSeon

最高ですよ神

-: - 2018-09-08 22:35:50 ID: -

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-: - 2018-09-13 20:14:44 ID: -

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13: みがめにさまはんさみかたき 2018-09-14 00:14:08 ID: w68sgs5I

315

14: SS好きの名無しさん 2018-09-14 07:25:16 ID: KD2SWsS0

大和と扶桑の壮絶な言葉の闘い希望
ホテルvs 欠陥

-: - 2018-09-14 15:04:21 ID: -

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-: - 2018-09-17 18:28:30 ID: -

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-: - 2018-09-23 05:37:20 ID: -

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18: 白露型駆逐艦見守り隊隊長マーク 2018-09-28 19:03:37 ID: YdR6ottu

一度見たらやめられない♪とまらない♪(かっぱえびせん並み感)
この人の作品は中毒性があるからな...

-: - 2018-09-29 06:24:14 ID: -

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20: SS好きの名無しさん 2018-09-30 01:57:25 ID: ifq-BMq-

天才は常にアンチが湧くって、それ1番言われてるから。
どうでもいいけどホモばっかで涙がで、出ますよ…

-: - 2018-10-07 06:47:50 ID: -

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22: crazy 2018-10-10 22:20:29 ID: pOz1z_62

嗚呼^~我が心跳ね回りて候ふ^~

-: - 2018-10-12 21:36:01 ID: -

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24: Ganguto 2018-10-17 15:44:55 ID: V_ISMLxL

面白い! 

できればもうちょい続いてほしいとこ……

25: SS好きの名無しさん 2018-11-20 01:20:44 ID: S:t3DTjy

怖すぎてねぇブルっちゃうよ…

26: SS好きの名無しさん 2019-05-21 11:39:26 ID: S:P21ro3

グラーフに唾液飲まされたい

27: SS好きの名無しさん 2019-12-17 22:47:44 ID: S:kYcxV4

め い さ く

28: SS好きの名無しさん 2021-07-10 08:39:49 ID: S:iDd61s

最後、未来いってますね。
カプセル中では意思疎通できるのかな。

29: H.Curbler54 2022-03-27 00:47:40 ID: S:ZaO-LN

もう…ホントに最高…最後の老人のセリフがグッときた…


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