2018-10-17 07:56:02 更新

概要

前回の続きです。そろそろ泣かせ方のパターンが偏ってきた……。
(ネタギレしました。ご助力願いたい。)

※相変わらずリクエスト募集中。上手く書けるか自信ないですが、キャラ名と好きなシチュを言ってくだされば善処します


提督「ふぁ〜」


大淀「おはようございます、提督。マルハチサンマルです」


提督「……なんか、言えない部分が痛いな……」


大淀「提督?」


提督「あ、なんでもない。着替えるからちょっと待ってて」




提督「よし、じゃあ早速一発目行こう」


大淀「……?」


提督「あれだよ、あれ」


大淀「……はあ、またですか?もうやめましょうよ」


提督「……やらねばならぬ。俺の魂がそう言っている」


大淀「なんの使命感ですか……では」


大淀「キス、してください。そしたら、許可しましょう」


提督「は?」


大淀「最近、してもらってないんです……ダメ、ですか?」ウワメヅカイ


提督「…………」


大淀「……」


提督「……一回だけだぞ」


大淀「ありがとうございます」



──────────



大淀「……してとは言いましたが……やりすぎです」ムスーッ


提督「どうせやるならディープの方がいいだろ?」


大淀「……」


提督「……もしかして、足りないか?」


大淀「そ、そんなことないです!充分です、ありがとうございました」


提督「……続きは、夜戦でな」


大淀「っ……///」



〜〜雷〜〜



提督「大淀、お代わりを頂戴したい」


大淀「かしこまりました」コポコポ


提督「さんきゅ」ゴクゴク


\コンコン/


提督「む、こんな朝から早いな。入っていいぞ」


雷「はーい!司令官!」


提督「雷か、こんな朝早くにどうした?」


大淀「急用を思い出しました」パタンッ


提督「司令官、最近元気がないって駆逐艦娘の間で話題になってるのよ?だから、私が癒しに来たのよ!」


提督(お、これは……ふふ、いいこと思いついた)ニタァ


雷「司令官?」


提督「……済まないな、雷。気持ちは嬉しいんだがな、お前が俺を介抱することによって、俺は鎮守府内で変な噂になるんだ……多分、そのせいかもな。元気がないのも」


雷「えっ?」


提督「なぁ雷。俺が鎮守府内でなんて言われてるか知ってるか?」


雷「うーん……イケメン提督?」


提督「そんな甘いもんじゃない。『ロリコンクソ提督』とか『ダメ男』とかな」


雷「えっ……?」


提督「……全部、お前のお節介のせいなんだよ」


雷「……ご、ごめんね……司令官」


提督「謝って許されたな……憲兵はいらねぇんだぞ」


雷「でも、私……司令官のためを想って……」ポロッ


提督「それをお節介っていうんだよ。潜水艦にでも撃沈されとけ」


雷「ゆ、許して!なんでもするから!ねえ、司令官!」


提督「……なんでも、する?」


雷「!」ビクッ


提督「じゃあ……まずは横になろうか」ニコッ


雷「ぁ……ぇ……」


提督「日頃から溜まっててな……なんでもするんだろ?」カチャカチャ


雷「……司令官?なんで、ベルト外して……」


提督「察しが悪いなぁ。分かるだろ???」ガシッ


雷「い、いや!掴まないで!」


提督「なんでもするんだろ?」


雷「そ、そういうのは……」ポロポロ


提督「……(罪悪感。死のう)」


大淀「ただいま戻りました。提督、そろそろ勘弁してあげてください」


提督「そうだな。なぁ、雷」


雷「っ……?」


提督「大好き」ギュッ


雷「し、しれいかん……?」グスッ


提督「これからも俺の世話、頼んだぞ」ヨシヨシ


雷「っ! もっと、私を頼ってね!司令官!」






提督「……やっぱ、駆逐艦は胸が痛い……ごめんよ……ごめんよお……」シクシク


大淀「そんなになるなら辞めておけばいいじゃないですか……何故、そこまで?」


提督「……ただ単に好奇心だ。それ以上でもそれ以下でもない」


大淀「ほんとに、そろそろ曙さんとか霞さんが抗議に来るのでは……」


提督「なんでだ?俺は別にあいつらの姉妹にまだ手を出していないが?」


大淀「曙さんはまだしも、清霜さんを泣かせて、霞さんが黙ってると思えません。ましてや提督、あの娘に嫌われてるんですから」


提督「ふふ、そうとなれば泣かせがいがあるな。よし、次のターゲットは霞に決まりだな」



〜〜霞〜〜



霞「ちょっとクズ司令官!!」バタンッ


提督「うわほんとに来た」


霞「……今、なんて言った?」


提督「今日も霞ちゃんは可愛いって言ったぞ」


霞「バッカみたい。そんなことより、あんた。清霜に何したの?」


提督「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」


霞「質問に答えなさいよ、何したの?返答によっちゃあ、あんたの命はないわよ」スチャッ


提督「おいおい、仮にも上司に銃口を向けるとは何事だ」


霞「いいから答えなさいよ!清霜、すっごく泣いてたんだからね!?」


提督「……はぁ、泣かせたんだよ」


霞「……は?」


提督「だから、清霜を泣かせた。それだけだ」


霞「」


提督「なんだよ」


霞「……」


提督「いつもの威圧的な態度はどこに行ったんだ??霞さんよぉ???」


霞「それだけの理由じゃないでしょ?泣かせた、って言われて納得できるわけないじゃない」


提督「清霜の泣いてる姿が見たかった、これでいいのか?」


霞「あんた……このクズ!艦娘をなんだと思ってるのよ!あんたの道具じゃないのよ!?」


提督「……俺から見れば、都合よく動いてくれる、ゲームの駒にしか見えないな」


霞「っ……」


霞「……失望したわ」


提督「勝手にしてろ。ていうか、お前は元々俺に信頼なんかしてないだろ?」ハハッ


提督「俺が欲しいのは信頼なんかじゃない。……艦娘の泣き顔だ」


霞「」カチャ


提督「おいおい、だから銃口……いや、主砲を簡単に向けるなよ」スタスタ


霞「……」プルプル


提督「まぁ、12.7cm砲なんて恐怖の対象にもならんがな……」ガシッ


霞「っ!?」


提督「ほら、撃たないから捕まっちゃった☆」ヒョイッ


霞「痛っ!」ドカッ


提督「……軍人をナメるなよ?」ギロッ


霞「っ……!!」ギリッ


提督「おー、威勢だけは相変わらずいいな。その眼だよ、その眼が見たかった」


霞(うそっ……振り解けない……つ、つよ……いたた……)


提督「このまま、お前の手首の骨がぐちゃぐちゃになるか、今すぐ泣いて謝るか……選べよ、ほら」グググ


霞「いたっ……離し、なさいよ!この!この!」ゲシゲシ


提督「……あーあ痒い。訓練兵時代に受けた上官の鞭の方が全然痛えな」ポリポリ


霞「いいから、離しなさいよ!クズ!ゴミ!〇ね!」ゲシゲシ


提督「暴言か……お前が普段から言ってるせいで全く効かねえな。着任したばっかの俺なら泣いちゃうわ」


霞「……いいからぁ、……離しなさいよ……」ポロ


提督「……」ググググググ


霞「い、痛い!ほんとに折れる!折れちゃう!ごめん、ごめんなさい!許してぇ……!」


提督「……」パッ


霞「うぅ……感覚がない……ど、どうしてくれるのよ!」


提督「……最高だった」ギュッ


霞「は、はぁ!?ちょっと!なにやってんの!?バカなの!?///」


提督「痛めつけてごめんな……つい感傷的になっちまった……」サスサス


霞「さりげなくどこ触ってんのよ!変態!」ゲシッ


提督「元気じゃねえか。とりあえず、念の為入渠してきてくれ」


霞「……言われなくても、行くわよ。バーカ」スタスタ


提督「……霞」


霞「……なによ、クズ司令官」ピタッ


提督「……これからもよろしくな」


霞「……こちらこそ、司令官」パタンッ


大淀「……」


提督「……」


大淀「一通り用事が済んだ後に抱きつくの、辞めてもらっていいですか?」


提督「すまん、つい可愛くて」


大淀「……」




葛城「……」ジーッ


提督「……コホン」ペラペラ


葛城「……」ムスーッ


提督「……なぁ、葛城。いきなり入ってきてなんだよ?執務の邪魔なんだが……何の用だ?」


葛城「……見た?」


提督「は?」


葛城「私の裸、見たかって聞いてんのよ!」バンッ


提督「あ、昨日の……まだ気にしてんのかよ」


葛城「まだ!?まだって何よ!あれほど注意したのに、ふつうに入ってきて!もう信じられない!」


提督「言っただろ、俺はシャンプーを補充しにきただけ。お前(の貧弱な胸部装甲)なんて見ねえよ。大体、湯気で包まれてただろ」


葛城「何その残念そうな言い方。気に食わないわね……で、感想は?」


提督「は?」


葛城「だから、感想よ……私の、体」


提督「……ごめん、もう一回言って?」


葛城「っっっ///」


葛城「もう知らない!!」バタンッ


提督「……あいつは何がしたかったんだ?」


大淀「……乙女に、よくあることです」




提督「白露型は可愛いなぁ」ペラペラ


大淀「あの、何してるんですか?」


提督「写真集だよ、青葉に撮って貰ったやつさ」


大淀「……あ、これ。懐かしいですね」


提督「だろ?」ペラペラ


提督「……あれ、この写真?」


提督「……青葉ぁぁぁぁあ///」



青葉「……この時期は海が綺麗ですねぇ」パシャ


\アオバァァァァア!/


青葉「……おっと、司令官にアノ写真、バレちゃいましたか……逃げましょうかね」サササー





提督「そろそろ、第三艦隊の帰投時間だな」


大淀「はい、恐らく、ボーキサイトを持ち帰ってくるかと」


提督「……旗艦は確か、春雨だったな」


大淀「そうですね……もしかして」


提督「もちろんさ」



〜〜春雨〜〜



春雨「司令官……艦隊、帰投です、はい」


提督「おかえり春雨。無事で何よりだ。ケガはないか?」


春雨「はい、私は大丈夫です……。これ、報告書……では、失礼します…」


提督「……ちょっと待て、話はまだ終わってないぞ?」


春雨「はい、なんでしょうか……?」


提督「……なんで春雨ってそんなに大人しいの?」


春雨「……え、私にも、わからないです、はい」


提督「悪くいうと、気弱かな?」


春雨「……」


提督「そんな気弱で、旗艦は務まってるのか?」


提督「戦果を見たところ……あまり、いい結果では……ないな?」ペラペラ


春雨「ごめんなさい……」ペコッ


提督「はぁ……」


春雨「あ、あの……」オロオロ


提督「大淀、天龍を呼んできてくれ」


大淀「わかりました」




天龍「提督、オレに用か?って、用もなく呼び出さねえか。なんだよ?」


提督「おう、ちょっとお前に相手して欲しいやつがいてな」ヒョイッ


天龍「……また駆逐艦か」


提督「春雨、天龍に強気で言ってみろ。その眼帯、だせーって!」ボソッ


春雨「え、いや、無理ですよ!司令官……」


提督「じゃ、天龍。留守番頼んだぞ。俺は私用をきっちりしてくる」パタンッ


天龍「え、おい」


春雨「……」


天龍「……あー、その、なんだ」


春雨「……」


提督『春雨、聞こえるか?ほら、言えよ』


春雨「天龍、さん」


提督『呼び捨てで』


春雨「……天龍」


天龍「ん?」


提督『その眼帯、だせー』


春雨「……そ、その眼帯……だせー……です、はい……」


天龍「……は?」


春雨「ひっ……ごめんなさい……」ペコッ


天龍「どうした、春雨?今日は様子がおかしいぞ」ナデナデ


春雨「……ごめんなさい……」ポロッ


天龍「……その耳につけてるもの、なんだ?」ヒョイッ


春雨「あっ」


提督『ほら、天龍に言ってやれ!厨二病乙!って!ほら!言えよ!』


天龍「……厨二病、乙!だぜ。提督」


提督『あっ……』


天龍「ちょっと待ってろ、今から行く」


提督『まずい、大淀、緊急用のボートを!早く!』


天龍「悪ぃな、少し急用だ」パタンッ


春雨「……」ゴシゴシ


天龍「……そうだ、春雨。旗艦、頑張れよ」ヨシヨシ


春雨「っ……はい!」




春雨「ま、まだやるんですか……?」シクシク


提督「お前のその気弱な性格を直すためだからな」


摩耶「提督、入るぞ」ガチャ


提督「丁度いいところに。春雨の相手をしてやってくれないか?」


摩耶「んだよ、来て早々にパシリかよ」


摩耶「……誰だ、こいつ」


春雨「白露型駆逐艦……五番艦の春雨です」


摩耶「駆逐艦か、で、こいつをどうすれ……おい、提督?いつの間に!?」


春雨「……いっつも偉そうにしやがって……」


摩耶「……は?」


春雨「こ、この分からずや!たまには上司の言うことを聞け!……です」ガクガク


摩耶「……お前、ぶっ殺されてぇか?」


春雨「あ……あの、……ごめんなさいぃ……」ポロポロ


摩耶「……なんだ、こいつ」


提督「これで春雨も、気が強くなるだろ」ハハッ


大淀「むしろ逆効果ですよ、これじゃあそのうち口すら開いてくれなくなりますよ」




春雨「司令官、酷いです……はい」メソメソ


提督「悪かったって。……んー、お腹すいたなぁ」ヨシヨシ


春雨「私、怖かったんですよ」


提督「……なぁ、春雨。麻婆春雨が食べたいな」


提督「……作って、くれないか?」


春雨「……はい、司令官。私が作ってきます!」パタンッ


提督「……はぁ、大淀。胃薬と水を頼む。もう限界」


大淀「はい、大至急、明石のところから取り寄せてきます!」




提督「ふえぇ……大淀ぉ……もうやりたくない……辛いよぉ……」ギュッ


大淀「よしよし……提督、落ち着きましたか?」ナデナデ


提督「……ありがとう、やっぱ嫁は癒しだな」


大淀(……提督の温もりが……膝に……)


提督「さて、執務に戻るか。だいぶ胃痛も治ってきたし」


大淀「もうやめましょう。このままでは本当に提督が逝ってしまいます」


提督「……俺は、やらねばならぬ。ならぬのだ……」


\コンコン/


提督「む?入れ」


長門「……提督よ、長門だ」


提督「おぉ……長門か……どうした?」


長門「……大淀、済まないが、すこし席を外してもらいたいものだな」


大淀「え? あ、あぁ、はい」パタンッ


提督「……わざわざ大淀を退出させるなんて、よっぽど凝った話なのか?」


長門「……提督の最近の奇行が気になってな。どうやら、駆逐艦を泣かせて周っているそうじゃないか」


提督「げっ……それは、その……あのですね」


長門「……何をそんなに慌てている?」


提督「ゆ、許してくれ!!つい出来心だったんだ!!何が欲しい!?俺の席か!?それとも、この鎮守府か!やる!くれてやるから!許してくれえ!!」ドゲザーーー


長門「……て、提督よ。落ち着け、私は別にこの鎮守府を乗っ取ろうとか考えてなどないぞ」


提督「ふぇ……違うの……?」


長門「率直に言うぞ……もっと駆逐艦を泣かせてくれ」


提督「……は?」


ながもん「聞こえなかったか?ふむ、もう一度言おう」


ながもん「駆逐艦の泣き顔をもっと拝みたい!!!」


提督「……とんでもないながもん」


ながもん「出来れば写真も欲しいものだ。青葉に頼んでみるとするか」


提督「あ、あのー……長門さん」


長門「む?なんだ、提督よ」


提督「……いや、なんでもないっす。と、とりあえず駆逐艦泣かせ、まだやるから。うん」


ながもん「なに!?ホントか!……期待しているぞ、提督」パタンッ


提督「……やべぇ、地獄の片鱗を味わった気分だぜ……」


大淀「話は終わりましたか?」ヒョコ


提督「……あぁ、終わったよ。いろんな意味で」


大淀「?」




提督「ヒトヒトマルマルだ」


大淀「提督、間宮から仕入れました。羊羹です」


提督「ん、美味いな」パクッ


大淀「……私にも、ひとつ頂いても?」


提督「いいぞ、ほら、アーン」


大淀「あ、アーン……///」パクッ


提督「まるで夫婦だな」


大淀「元々そうじゃないですか」フフッ


提督「さて、次のターゲットを決めたぞ」


大淀「忘れた頃にやって来るんですね」


提督「朝潮にするか」


大淀「またまた提督に忠実な娘を……」


提督「巷では忠犬朝潮、なんて呼ばれてるらしいな」


大淀「……大いに想像できます」



〜〜朝潮〜〜



朝潮「司令官!朝潮、推参しました!」ビシッ


提督「お、来たか忠犬」


朝潮「ちゅ、忠犬、ですか?」


提督「今日からお前は俺の犬だ。ほれ、ワンと鳴け」


朝潮「……司令官、寝惚けているのですか?」アセアセ


提督「いいから鳴けよ!」バンッ


朝潮「…………ワン」


提督「もっと可愛く、犬らしく鳴け」


朝潮「わ、ワンワン!」


提督「犬が服を着てるのはおかしいよなぁ。全部脱げ」


朝潮「し、司令官!ご冗談は程々にお願いしたいのですが……」


提督「……それもそうか」


朝潮「ふぅ……ビックリしました。では、執務に移行しましょう!朝潮を呼んだということは、遠征ですか?演習ですか?それとも、出撃ですか!朝潮になんなりとお申し付け下さい!」


提督「やっぱり忠犬じゃねえか」


朝潮「い、犬じゃないです!人間です!」


提督「……そういえば、艦娘ってアレ、ついてんの?」


朝潮「……アレ、とは?」


提督「いや、いくら前世は鉄の塊でも、こうやって女の子として生まれ変わったんだ。ちょっと疑問に思ってたんだが」


朝潮「……はぁ」


提督「付いてんの?」


朝潮「え、あ、何がでしょう……すみません、よくわからなくて」


提督「はぁ……脱げ」


朝潮「い、嫌です!いくら司令官の命令でも、従うことは不可能です!」


提督「……悪い犬は躾ないとなぁ?」ニヤニヤ


朝潮「だから、犬ではないと……」


提督「そこに座れ」ギロッ


朝潮「は、はい」ペタンッ


提督「はい、そのまま後ろ向いて」


朝潮「はい」クルンッ


提督「……四つん這いになれ」


朝潮「いや、あの……」アセアセ


提督「早くしろ!」バンッ


朝潮「ひいっ……こうでしょうか……?」ビクッ


提督「そのまま尻をこっちに突き出せ」


朝潮「し、司令官!このままでは、その、……見えてしまいます」


提督「早くしろよ。解体すんぞ」


朝潮「っ! 解体だけはご勘弁を!朝潮やります!やりますから!」


提督「……ほほう、可愛い下着穿いてるじゃねえか」


朝潮「うぅ……恥ずかしいです……」


提督「そのまま腰振ってみて」


朝潮「こ、……こうでしょうか……」フリフリ


提督「おぉ、犬っぽくなったな」


朝潮「……もう、よろしいですか……?」


提督「おおー、可愛いなぁ」ペタペタ


朝潮「あの……しれいかぁん……」グスッ


提督「どうした」


朝潮「そこは、あまり触られると……ひゃっ」


提督「成長した?」モミモミ


朝潮「あぅ……///」


大淀「──提督、そこまでです」


提督「分かってるよ、大淀。すまないな、朝潮」


朝潮「うぅ……怖かったんですよ……」シクシク


提督(可愛いなー)


ながもん(わかるぞ、提督よ)


提督(こいつ、直接脳内に……!?)



──────────



提督「明石に呼ばれた。今すぐ工廠へ来いと」


大淀「……また変な発明品ですかね」


提督「かもな。まぁ、行ってみるよ」


大淀「道中お気をつけください。この書類、片付けておきますね」セコセコ


提督「おう、すまないな。頼んだ」パタンッ


大淀「……」


大淀「……ハァハァ、提督の椅子……いい匂い……癖になりそうっ……」クンクン


大淀「……提督が帰ってくるまで、いいよね///」



──────────



提督「今日も鎮守府は平和だな〜」テクテク


金剛「!!!」タッタッタッ


提督「あ、おい金剛。そんなに全速力で走ると危なi」


金剛「!!!!」


提督「……珍しいな、金剛が俺を無視するなんて。トイレか?」


比叡「お姉さまー!なぜ比叡から逃げるのですかぁ!」


提督「うわ」


比叡「あ、司令!お姉さま見ませんでしたか?」


提督「んー、えっと」


比叡「司令?」


提督「あー……その、持ってるものはなんだ?」


比叡「スコーンですよ。あ、司令も一つ食べますか?」ヒョイ


提督「お、すまないな(……見た目は普通、か。やればできんじゃん)」パクッ


提督「!!!????!!?!??!」


提督(な、な、なんだこれ!!!)


比叡「どう……ですか?気合い!入れて!作ったんです」キラキラ


提督「……いいぞ」


比叡「本当ですか!」


提督「……俺好みの味わいだ。良かったら、大淀用にもう一つ頂いても?」


比叡「全然構いません!はい、どうぞ!大淀と仲良く食べてくださいね」


提督「おう」


比叡「では、私はお姉さまを探すので、これで!」


提督「あ、待ってくれ比叡」


比叡「?」


提督「昨日の発言は撤回しよう。食べたこともないのに勝手にケチをつけてしまってすまない……お前の料理……また、食べさせてくれないか?」


比叡「いいえ、気にしてませんから。では今度、比叡カレーをご馳走します!」


提督「ありがたい。じゃ、金剛を探してこい」


比叡それでは!」


提督「……時には、お世辞も大事だな。……うぇ、何入れたんだよ、あいつ……」


提督「ウ"っ……胃が……」



──────────



明石「提督、やっと来ましたか」


提督「すまん……比叡の悪飯に腹を下してしまって」


明石「またですか?」


提督「腹痛が治る薬とかないか……?できれば安全なやつで……」ギュルル


明石「あるにはあるんですが……副作用がありまして」


提督「なんでお前の工廠には変なものしかないの」


明石「変って……これも立派な開発です!バカにしないで!」


提督「失言だったな」


提督「で、俺を呼んだ理由は?」


明石「そうそう、これです!」


提督「……いかにもな液体だな。効果は?」


明石「……媚薬、です」


提督「……は?」


明石「ですから、媚薬です」


提督「……なんでまたそんなものを」


明石「大淀からの……相談です」


提督「……渡す相手間違えてない?普通はこっそり大淀に渡すもんでしょ」


明石「提督が盛ってあげて下さい。あの娘、ソッチ方面に関しては消極的ですので……」


提督(人のクローゼットでシてたような……?)


提督「なるほど。やっぱり、堅物にも性欲はあるのか」


明石「ついでに……これも、どうぞ」


提督「……なんで持ってんだ」


明石「私が作りました。……提督のサイズに合わなかったら、ごめんなさい」


提督「……熱を帯びたら溶ける、とかないよな?」


明石「……頑張ってください、今夜辺りに仕掛けた方が、あの娘のためです」


提督「やっぱり艦娘ってアレ、ついてんのか」


明石「まあ、前世は艦艇だったとしても、生まれ変わった姿は人間ですし」


提督「まぁ、胸もついてるからやっぱりそうなるか。やっぱり妊娠もするのか?」


明石「さぁ……前例がないので分かりませんが……一応、人間なのでするんじゃないでしょうか?」


提督「じゃあなんで溶けるものを用意した!」


明石「試しに、私で使ってみますか?」ヌギヌギ


提督「お、おい!なにしてる!」


明石「提督と試すんですよ。作ったのは私ですが……この鎮守府に男性は一人なので、使いようがなかったんですよ。本当に溶けるかも分からないので」


提督「よ、寄るな!」


明石「酷いじゃないですか、提督。私の体、興味ないですか?」


提督「落ち着け!明石!ストップ!これ以上来るな!」


明石「もう、提督ったら……。まぁ、私は大淀の次で大丈夫ですよ。お誘い、待ってます」


提督「ふぅ……いや、まだやると決まってねえぞ!?」



──────────


提督「今帰った……大淀?」


提督「……不在か。せめて鍵くらいは掛けておけよ……危ないなぁ」


\コンコン/


大淀「……すみません、すこし厠に行ってました」


提督「トイレに行くのは構わないが……鍵はかけておけよ」


大淀「すみません……提督の帰りをギリギリまで待ったのですが……」


提督「まぁいいか。次のターゲットを決めた」


大淀「誰ですか?」


提督「瑞鶴だ」


大淀「これはまたなぜ」


提督「あいつは事ある毎に爆撃をしけくるからな。あいつの事を徹底的に無視してみようと思う」


大淀「……はぁ」



〜〜瑞鶴〜〜



瑞鶴「提督さん、入るよ?」ガチャ


提督「……」カキカキ


瑞鶴「……提督さん?」


提督「……」ペラペラ


瑞鶴「……ねえー、提督さーん」


提督「……」ゴクゴク


瑞鶴「……ちょっと、提督さん?」


提督「……」ガタッ


瑞鶴「この書類なんだけど──」


パタンッ


瑞鶴「……あれ?」


翔鶴「提督、失礼します……あら? 瑞鶴、何をキョロキョロしているの?」


瑞鶴「あ、翔鶴姉、なんか、提督さんが変なの」


翔鶴「変?」


瑞鶴「なんか聞こえてないのか……私に反応してくれなくて」


翔鶴「そうなの? 瑞鶴に気づかなかったとか……」



提督「ふぅ……あ、翔鶴」


翔鶴「あら提督、こんにちは」


瑞鶴「提督さん……?」


提督「なぁ翔鶴、次の出撃について話があるんだ。……次の艦隊の旗艦を頼まれてはくれないか?」


翔鶴「私、ですか……?練度なら瑞鶴の方が高いはずでは……」


提督「俺は翔鶴にお願いしたい。無理強いはしないさ……どうだ?」


翔鶴「ふふ、提督が任せてと言うならば、航空母艦翔鶴、旗艦を務めさせて頂きます!」


提督「頼もしい、さすが!うちの鎮守府『唯一』の空母だ!じゃあ、また後で随伴艦の編成について呼ぶからな。俺は昼食にする」スタスタ


瑞鶴「……翔鶴姉、聞いた?」


翔鶴「……唯一のって言ったわね……」


瑞鶴「私、提督さんに悪いことしちゃったのかなぁ……」ジワァ


翔鶴「泣かないで、瑞鶴……私は、あなたの味方よ」ダキッ


瑞鶴「ぅっ……翔鶴、姉ぇ……」グスッ


翔鶴「私、ちょっと提督と相談してきます」




提督「どうした、翔鶴?」モグモグ


翔鶴「瑞鶴について、話がしたいんです」


提督「ずいかく?誰だ、それは」パクパク


翔鶴「翔鶴型航空母艦、二番艦の瑞鶴。……私の妹です」


提督「あぁ、マリアナ沖海戦まで一度も被弾したことがないっていう幸運の空母か」


翔鶴「……本当に、見えてないのですか?先程から、私の隣にいたんですけど……」


提督「知らないなぁ」


翔鶴「……そう、ですか。失礼しました」


提督「待て、翔鶴」


翔鶴「はい?」


提督「……これは、ドッキリだ。普段から爆撃してくる瑞鶴に、一矢報いてやろうと思ってな。……本人には、内緒だぞ?」


翔鶴「……提督も、悪趣味なことをなさるのですね。そういうことなら、安心です」


春雨「……どうですか?春雨特製、麻婆春雨の味は……」


提督「最高」バクバク



──────────



翔鶴「……瑞鶴、最近、提督に迷惑を掛けてない?」


瑞鶴「……思い当たらない……」


翔鶴(爆撃に関しては無意識かしら……)


翔鶴「……提督の邪魔、したことない?」


瑞鶴「邪魔なんてするわけ……!」


翔鶴「……そう、ならいいの」


瑞鶴「……提督さん、なんだって?」


翔鶴「『そんな艦娘は知らない』……だって」


瑞鶴「っ!」


翔鶴「……」


瑞鶴「どうしよう……提督さん、怒らせちゃった……」


翔鶴「え?」


瑞鶴「普段から爆撃してるから……ごめんなさい……ごめんな、さい……」ポロポロ


翔鶴「(意識はしてたのね……)瑞鶴、落ち着いて?」


瑞鶴「だってぇ……うっ……ぐすっ……」


翔鶴「一緒に謝りに行きましょ?私も着いていくから」


瑞鶴「っ……翔鶴姉……ありがとう……」ポロポロ


提督「その必要は無い」


翔鶴「て、提督!」


瑞鶴「提督さん……」


提督「……瑞鶴、お前の気持ちは伝わった」


提督「……反省、したか?」


瑞鶴「……うん」


提督「じゃあ許してやる。これからはするなよ?」ヨシヨシ


瑞鶴「……」コクッ


提督「……翔鶴」


翔鶴「はい?」


提督「瑞鶴も……艦隊に入れてやってくれ」


翔鶴「提督……はい!」




大淀「提督、食後のお茶です」コトッ


提督「助かる」ゴクゴク


提督「……さて、大井を呼んできてくれ」


大淀「大井さん、ですか?泣かせるには少々難易度が……」


提督「……北上を使う」



〜〜大井〜〜



大井「用事ってなんですか。北上さんが待ってるので早くしてください」


提督「……お前ももう、練度99だろ?」


大井「そうですね」


提督「……お前は、俺が嫌いか?」


大井「……好きでもないですよ?」


提督「まぁ、普通と言ったところか。それで、だな……」ゴソゴソ


大井(……早く帰りたい。早く用事を終わらせないよクソ……帰ったら北上さんと[ピー]して[ピー]しながら[ピーーーー]するんだから)


提督「……あったぞ」コトッ


大井「……なんでしょうか、その箱」


提督「……面と向かって言うのは照れるな……」パカッ


大井「なっ……!?」


提督「……俺と、ケッコ──」


大井「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」


提督「……なんだ?ムードが大事か?……すまない」


大井「そうじゃなくてっ……提督、あなた……!」


提督「あぁ、言葉不足だったな。実は、大本営からジュウコンを勧められてな。それで、初期からいる大井に……」


大井「嬉しいけど……でも、私には北上さんがいるの……提督、ごめん、なさい……」ペコッ


提督「……そっか。じゃあ、北上に申し込むか」


大井「き、北上さんには手を出さないで!」クワッ


提督「な、なんだよ」


大井「……北上さんに手を出してみなさい。あなたの身体が粉々になりますよ?」ニコッ


提督「いや、でもだな……お前が受け取ってくれないんじゃ、この指輪を北上にあげるしか……」


大井「いいから、ダメです。半径3m以内に近付いたら私が許しません」ゴゴゴ


提督「……そうか、じゃあ諦めるか」スチャ


大井「え」


提督「すまないな、大井。お前に断られたら、生きる気力無くしちまった」


大井「ま、待っ──」


提督「さよならだ」パァン


大井「……て」


提督「」ダラァ


大井「……いや」


大井「いやぁ……」


提督「」


大井「て、提督!……起きてよ、ねえ」ユサユサ


大井「……提督……」ユサユサ


大井「……この指輪……」パカッ


大井「……綺麗……」


北上「大井っち?いる?」ガチャ


大井「き、北上さん!?」ビクッ


北上「そろそろ支度終わった──って」チラッ


提督「」


大井「あっ!」


北上「……大井っち……?」


大井「ち、違うの!北上さん!これは、提督が勝手に──」


北上「やめて……来ないで……殺される……」


大井「安心して!私じゃないの!信じてよ、北上さん!後ずさり、しないで……」ポロッ


北上「……人殺し」ボソッ


大井「!!」


北上「……」タッタッタッ


大井「……違う、のに……」ペタッ


大井「……もう、終わりね……」アハハ


大井「……提督、私も今から、そちらに……」スチャ


提督「おいおい、勝手に執務室で死のうとするなよ。地縛霊として出たら嫌だろ」ヒョイッ


大井「……えっ……」


提督「……大井、泣いてるのか?珍しいな、お前が泣くなんて。北上と喧嘩でもしたか?」


大井「提、督……?生きてるの……?」ペタペタ


提督「おい、くすぐったいだろ?」


大井「……良かったっ……!」ダキッ


提督「お、おい!本当にどうしたんだ??」


提督(作戦成功……北上、ナイスプレイだった)グッ


北上(いいってーそんなに褒めなくても)グッ


大淀(いくらドッキリと言えど目の前で死なれるのは……その、知ってても辛いですね)



──────────



大淀「どうしたんですか、その大きな絆創膏」


提督「ネタバラシしたら大井に殴られた。重雷装艦なんだから魚雷使えよー、全く」


大淀「問題はそこではないかと……」


提督「あー、艦娘泣かすの楽しいなぁ」


大淀「最近、よく新鮮な光景ばっかり見てますね」



──────────



提督「川内が夜戦夜戦うるさい」


大淀「……みんな、同じことを思ってますよ」



\夜戦したい!夜はまだ??/

\神通!夜戦したいから、夜にして!……え?できない?/

\早く!夜戦!夜戦!やーせーん!/

\かわう……川内!うるさい!/\また夜戦バカが/\あの……姉さんがごめんなさい/



提督「……まだ太陽は西を向いたばかりだぞ……」


大淀「これは、少し注意しなければなりませんね」


提督「川内を呼んでこい。懲らしめてやる」



──────────



川内「なに?夜戦!?」


提督「あぁ、お前のために、特別な海域へ行かせてやる」


川内「くぅー!待ちに待った夜戦だあ!」


提督「……フタサンサンマル、俺の私室に来い」


川内「……え?」


提督「そういうわけだ。じゃ、遠征行ってこい」


川内「ちょっと待って、提督。夜戦をするんだよね?」


提督「おう」


川内「待って、それって。……え?」


提督「お前はとりあえず来ればいいんだよ。なに?時間が遅いか?」


川内「私、夜行性だから夜は起きてるけど……分かった、行くね」


提督「……準備、しとけよ」


川内「……うぅっ」



──────────



大淀「……提督」


提督「はい」


大淀「川内さんとなんの約束をしたんですか?」


提督「……夜戦」


大淀「……私とはまだなのに……」ボソッ


提督「ん?」


大淀「なんでもありません。とりあえず、誤解の起きるようなことはしないでくださいね」


提督「ただの夜戦だぞ?」



──────────



不知火「……司令」


提督「ん?」


不知火「あの……」


提督「どうした、言ってみろ」


不知火「……不知火にも」


提督「にも?」


不知火「……昨日の、やってください」


提督「昨日の?何かしたか?」


不知火「……黒潮に、やってたことです」


提督「あぁ……」


不知火「……」


提督「でもなぁ……」


不知火「……なんでしょうか、不知火に落ち度でも?」ゴゴゴ


提督「それだよ!その圧!だからやりたくないんだよ!」


不知火「お願いします」


提督「いや、しかしだな……」


不知火「……」ギュッ


提督「……おい」


不知火「お願い、します」


提督「……分かった、ただし手前で止めるからな」


不知火「はいっ……」


提督「……」


提督(まずい、どうやって黒潮を押し倒したっけ)


提督「えっと……不知火」


不知火「はい、司令」


提督「……抱いていい?」


不知火「司令の好きに……してください」


提督「そうか」ギュッ


不知火(……落ち着きますね、司令の匂いは……)スンスン


提督(……汗臭く、ないかな……大丈夫だろうか……)


不知火「……んっ」


提督(不知火って、こんなに可愛かったか?)


不知火「司令……首は……ひゃっ」ビクッ


提督(これは……ヤバい。俺の主砲の仰角が……)


不知火「司令、当たって……」


提督「……生理現象だ。不知火が可愛いから悪い」


不知火「か、かわっ……///」


提督「……」モミッ


不知火「んっ……揉めるほどなくて、すみません」


提督「自虐すんのか、人に言われたら怒りそうなのに」


不知火「……司令は、小さい方がお好みですか?」


提督「……すまん、貧乳派にはなれない」


不知火「っ……そうですか。浜風や浦風、磯風が羨ましいです」


提督「おいおい、なぜその三人の名前が出てくる?」モミモミ


不知火「ぁっ……大きいので、あの三人は……誇り高き妹たちです」


提督「雪風なんて、誇れるだろ?屈指の幸運艦だ。戦歴を見ても、鳥肌が立つ」モミモミ


不知火「そうっ……ですね、雪風は自慢の妹ですっ……」


提督「陽炎なんて大変だな。18人も下に妹がいるんだから」モミモミ


不知火「……素晴らしいっ……姉、です……」


提督「そろそろかな」


不知火「はぁ……」


提督「じゃ、脱がすぞ」プチプチ


不知火「っ……」


提督「……綺麗な肌だ──」


不知火「……」


提督「っ……お前、よく見たら傷だらけじゃないか……」


不知火「艦娘として生まれ変わった以上、傷も中々治りませんね。前世だったら、数ヶ月で完治したのに……これ全部、敵の砲弾の痕です」


提督「……なんか、悪いな。被弾をさせるような指揮をして」


不知火「構いませんよ。司令の指揮で戦ってる時が、一番幸せな時間ですから。それに、この傷痕も……思い出として残せますから」


提督「この戦闘狂め」ペタペタ


不知火「んっ……くすぐったい……」


陽炎「司令!失礼するわ……よ?」ガチャ


提督「あっ」


不知火「……」


陽炎「……なに、してんの?」


提督「いや、あの……えへへ」テヘッ


不知火「陽炎……邪魔しないでいただけますか」


陽炎「不知火、あんた満更でもなさそうね!?」


不知火「不知火から誘ったんです。わかったら早く出てください」


陽炎「え、お姉ちゃんに冷たくない?」


提督「……不知火、続きはまた夜な?」


不知火「こ、ここでやめるなんて……でも、ご命令とあらば……」


提督「すまんな、陽炎。驚かせた」


陽炎「驚きを飛び越えたわ……全く、司令も簡単に誘いに乗らない!」


提督「すみません」


陽炎「不知火も、簡単に誘わない。わかった!?」


不知火「……じゃあ、この後の相手してください」ボソッ


陽炎「えっ?」


不知火「司令。ありがとうございました。……また、お願いします」ペコッ


陽炎「また!?またやる気!?ダメ!不純異性交遊はダメ!」


不知火「……うるさいです」パタンッ


提督「……なんだったんだ」


大淀「随分とお楽しみでしたね、て・い・と・く?」ニコッ


提督「反省はしている。……だがら後悔はしていなi」ベチンッ


大淀「バカ!バカバカ!」ベチンッ


提督「ちょ、パーはダメだって!」ジンジン


大淀「じゃあ、グーの方がいいですか?」グッ


提督「やめて」



──────────



大淀「提督も、そろそろちゃんとした執務をしてください。……どうするんですか、この貯まった書類」ドッサリ


提督「そろそろ本気で仕事をしなきゃな」カキカキ


大淀「やっと仕事をする時間が──」


深雪「司令官!失礼するぜ!」ガチャ


大淀「チッ」


舞風「提督ー!遊ぼ〜!」


大淀「ハァ」


時津風「しれぇーーー!!」


大淀「クソガッ」


提督「ウワコワッ……悪いな、三人とも。今は遊ぶ時間が無いんだ。だから、な?」


舞風「そんなー。せっかく来たのに」


時津風「しれぇ、それはないよ」


深雪「深雪様が遊びに来てやったってのに」


「「「酷い!!!」」」ポロポロ


提督「……大淀」


大淀「……もう、勝手にどうぞ。私はちょっと頭を冷やしてきます」パタンッ


舞風「なにして遊ぶー?」


時津風「鬼ごっこ!」


島風「私とかけっこする?負けないよ!」


提督「おい島風。お前はいつからいる??」


深雪「やっぱ司令官の好きにさせてやろうぜ……ナニする?」チラッ


提督「それ鈴谷のセリフ」


提督「ていうかお前ら、他にすることないのか??」


舞風「お昼も食べたしー」


時津風「雪風いないしー」


深雪「元々予定ないしー」


島風「連装砲ちゃんの手入れも終わったしー」


舞風「だ」

深雪「か」

島風「ら」


「「「「遊んでー!!!!」」」」


提督「……なぁ、お前ら。俺も仕事をしてるんだぞ?」


提督「頼むから……邪魔をしないでくれ……見ろよ、この貯まった書類を……」


提督「お前達が来るから……俺はこれを消費できずに貯めていくんだ……」


提督「もう……辛いんだよ……〆切間際の書類を片付けきれなくて、大本営から説教続き……もう懲り懲りだ……」


舞風「提督……」


深雪「……それは、ちょっと悪いことしたな」


時津風「しれぇ、ごめんね」


島風「ごめんなさい」


提督「だから……もう二度と来るな。命令だ。いいな?」ギロッ


舞風「ひえっ……ごめんなさい……」ポロッ


提督「次、また来たら……お前ら、全員解体だ」


深雪「か、解体なんて嫌だ!せめて戦って死にてぇよ!」


島風「そっか……実践を経験する前に沈んじゃったもんね……私も、解体は嫌だ!」


時津風「しれぇの言うこときくきく!だから、もう来ない!」


提督「分かればいいんだ……じゃあ、帰れ」


「「「「……失礼しました」」」」パタンッ


提督「……舞風しか泣かなかったな……クソ、ノルマ失敗っと」メモメモ


大淀「……すごく暗い顔して駆逐艦娘たちが退室しましたけど……提督、何を言ったんですか?」


提督「ノルマ失敗だ……舞風しか泣かせられなかった」


大淀「相変わらずやってるんですね」


提督「駆逐艦ばかりじゃ飽きるな。でも、泣くのって駆逐艦ぐらいしか居ないだろうし」


提督「あ、そうだ」ピコンッ



〜〜弥生〜〜



提督「なんで怒ってるんだ?」


弥生「怒ってなんかないですよ……」


提督「本当か?俺に不満があって、怒っているんだろう?」


弥生「ですから、怒ってないです……」


提督「悩みがあるなら相談しろ」


弥生「いえ、特にないです」


提督「……最近、卯月の悪戯が日に日に悪化している。そこは、お姉ちゃんとして注意してるのか?」


弥生「はい……卯月には、司令官に迷惑かけないようにって注意してます」


提督「……じゃあ、この落書きはなんだ?」ピラッ


『うーちゃん参上☆☆☆』


弥生「えっ……」


提督「ちゃんと注意してるのにやめてない……これは、お前の責任だろ?」


弥生「……ごめん、なさい……卯月が迷惑を掛けます……」ペコッ


提督「謝って欲しいんじゃねぇ。どうして注意したのにも関わらずあいつは何回もやってるんだってこと。お前の注意が足りないんだろ?」


弥生「…………ごめんなさい……」ペコペコ


提督「なに今の間は。キレてんの?」


弥生「お、怒ってないです……弥生は、怒ってないです……はい」


提督「……ずっと真顔なの、気持ち悪い」


弥生「……ごめんなさい」ペコッ


提督「これ、大事な書類なんだよ。明日提出する貴重な紙なの。わかる?」


弥生「……わかります」


提督「分かってねえだろ。……なんで卯月から目を離すんだ」


弥生「ごめん、なさい……卯月には、また注意をします……」


提督「それ何回目だよ……はぁ、もう耐えられねえ。お前ら二人とも解体だ」


弥生「っ!」


提督「大淀、卯月を呼んできてくれ」


大淀「かしこまりました」


弥生「し、司令官……あの、解体はご勘弁を……」オロオロ


提督「黙って正座でもしてろ」


弥生「っ…………」





卯月「うーちゃんでーす!ぷっぷくぷー!」バタンッ


提督「……」


卯月「あ、れ、司令官。なんか乗り気じゃないぴょん?」


弥生「……」


卯月「……弥生はなんでしれいかぁんの隣で正座してるぴょん?」


提督「……ふざけてる場合じゃない。まずは話を聞けよ」


卯月「司令官、いつもと違うっぴょん!なんか、怖いぴょん」


弥生「…………」


卯月「……弥生も、何で怒ってるぴょん?」


弥生「……怒ってないよ……卯月、お願いだから……最後くらい言うこと聞いて」


提督「……これ、なんだ?」


卯月「げげっ……うーちゃんのサインだぴょん!贈り物は鎮守府を通して欲しいっぴょん♪」


提督「……これは、大事な資料だ。そこらの紙とは違う、貴重な冊子なんだよ」


卯月「……」


提督「提出期限は明日。でもこんな落書きじゃ到底出せません。……お前のせいだよ、卯月」


卯月「っぴょん……」


提督「ということで、何度も注意したにも関わらず、止めきれなかった弥生と一緒に解体処分を下します」


卯月「よよよお!?」


提督「ほら、工廠行けよ」


卯月「ちょっと待つぴょん!弥生は関係ないっぴょん!」


弥生「……いいの、弥生は、止められなかったから……」


提督「連帯責任ってやつだ。どうせなら、望月や水無月……睦月型全員を解体してもいいんだが?」


卯月「それは嫌ぴょん!解体するなら、うーちゃ……卯月だけにするぴょん!弥生は関係ないっぴょん!」


弥生「卯月、やめて……早く、行こ」グイッ


卯月「弥生も待つぴょん!なんで否定しないぴょん!?」


弥生「……全ての元凶は、弥生だから……弥生が卯月をちゃんと注意しなかったら……」ポロッ


卯月「弥生、泣いて……」


弥生「泣いてない!!……弥生は、怒ってないし、泣いてない、よ……」


卯月「っ……」


弥生「……だから、早く行こ。……司令官を、これ以上怒らせたらダメ……」


卯月「……ぴょん……」ショボン




〜明石の工廠〜



明石「どうしたんです?改装ですか?魚雷?主砲?」


弥生「……解体、してください」


明石「……ん?もう一回言って?」


卯月「解体だぴょん!……司令官の、命令だぴょん」


明石「……まだやってたんだ」


明石「あー、んー、ちょっと待ってね?」



明石「提督……?一体、なんの真似ですか」


提督『すまん、伝え忘れたからドッキリってこと伝えておいてくれ』


明石「人使いが荒いですね。私まで巻き込まないでくださいよ」


提督『とりあえず懲らしめたかっただけだ。反省の色が少しでもあるなら、俺は許そうと思ってる』


明石「そんな簡単に許せるんですか?大事な書類なんでしょう?」


提督『大丈夫、卯月に落書きされてもいいように、机上にはフェイクしか置いてない』


明石「……最初から計画済みだったと」


提督『戦場に無策で突っ込むバカがいるか?』


明石「それもそうですね。……お二人、とても辛い顔をしてます。反省してるんじゃないでしょうか?」


提督『そうか。じゃあ解体はできない旨を伝えて帰してくれ』


明石「わかりました。それでは」プチッ




明石「お待たせしました」


弥生「……」


卯月「……」


明石「今、こちらの状況がよろしくないので……とりあえず、提督の元へ一度お帰りください」


弥生「えっ……」


卯月「また、叱られるぴょん……何とかして、解体して欲しいぴょん!」


明石「……大丈夫、提督は怒りませんから。ほら、勇気出して執務室へ!」


卯月「うぅっ……」


弥生「卯月、大丈夫……何かあったら、弥生が守るから」




弥生「失礼、します」ガチャ


提督「……」


弥生「あの、司令官……なんか、忙しくて解体できないみたいで……」


提督「……」


弥生「……なので、いまから卯月と海へ行って沈んできます」


提督「えっ」


弥生「……今まで、ありがとうございました……どうか、お元気で……」パタンッ


提督「うぇ、ちょ、待てええ!!」



──────────



卯月「しれいかぁ〜ん……酷いぴょん」ムスーッ


弥生「……怒ってなんか、ないです……怒ってなんか……」


提督「卯月、でも毎回書類に落書きされるのは困る。俺がどんだけ言い訳して大本営に頭下げてるか……」トホホ


弥生「……弥生も、これからは本当に気をつけます。ほら、卯月も謝って」ペコッ


卯月「司令官……ごめんなさい」


提督「……俺も、すまなかったな」


弥生「失礼、しました」パタンッ


提督「……弥生が泣いた。これは、そろそろ青葉にスクープされてもおかしくない」


大淀「もう既に鎮守府内を嗅ぎ回ってるようです」


提督「あの重巡め……仕事だけは早い」



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SS好きの名無しさんから
2018-10-13 00:59:26

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2018-10-11 20:04:35

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2018-10-11 20:04:40

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1: SS好きの名無しさん 2018-10-09 22:54:33 ID: bnYT1HZZ

前回泣かせた子もまた可能なのでしょーか?

リク大丈夫なら春雨孃とか。そんな性格で旗艦を勤めれるか!と
天龍や摩耶辺りに強気&タメ口で数十分接して来いとムチャ振りを
強要させ恐怖で泣かせる的な

2: †朔舞† 2018-10-09 23:03:38 ID: 2n1W3wlv

>>2

前回の娘も全然OKですよ!
海外艦(アメリカ、ドイツetc…)とか以外なら……
春雨嬢(また白露型)了解です。

あとフフ怖さんと摩耶様ら辺の詳しい解説をお願いしたいのですが……

3: きらっちぇさん 2018-10-10 00:20:53 ID: obh-1xbP

相方が北上さんをリクエストしてたので私は大井っちを登場させて頂くことを切に願いますッ
大井っちを北上さんと同じ手で!ただ少し大井っちの裏をかいた感じでお願いできますか!

4: きらっちぇさん 2018-10-10 00:27:06 ID: obh-1xbP

※2
天龍は川内程ではないですが夜戦好きで(川内のあれはもはや病気())あとなんか調子のってる感じですね。
ただよく怖がりだとか泣き虫だとかいう設定が追加されたりしてますよ。
摩耶は思ったことを素直に包み隠さず言う感じの子です。あと甘いものが苦手らしいです。

5: †朔舞† 2018-10-10 00:51:16 ID: 3KgYqvGn

>>3

大井っち了解です〜
北上さんの時とほぼ同じで、少し改変する感じでいいんですかね?

6: SS好きの名無しさん 2018-10-10 02:35:49 ID: eesT_0Fv

1です。あ、書かれてる。
個人的に口調は荒いけど何だかんだで面倒見は良い&子供には
優しいって印象ですね>摩耶と天龍ちゃん

ただ絡み6駆ばかりだから同じ子供とはいえ
春雨にはどういう反応するかなぁ

7: SS好きの名無しさん 2018-10-11 20:07:11 ID: dJ7cGf4M

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀

対日本🇯🇵🎌🗾非難で歩調を合わせている。

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵は『日本🇯🇵🎌🗾』を『共通の敵』として『秘密協定(軍事協定含む。)』を結んでいる可能性がある。

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵が『日本🇯🇵🎌🗾』の『敵』である場合、日本🇯🇵🎌🗾は『安全保障・防衛』を根本的に見直す必要が生じてくる。

かが『流石に気分が高揚します。』

8: SS好きの名無しさん 2018-10-13 02:53:16 ID: et5EiqxN

瑞鶴をお願いします

9: みがめにさまはんさみかたき 2018-10-13 11:49:31 ID: RHuf1gkm

※5
相方が失敬
そんな感じでいいんじゃないっすかね知らんけど


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1: SS好きの名無しさん 2018-10-11 20:05:37 ID: dJ7cGf4M

平成30年『防衛白書』86頁

💀韓◆国◆🇰🇷💀

19年連続で『軍拡』実施

特に『海軍・空軍』の『軍拡』が顕著である。

極めて危険な『兆候』

かが『流石に気分が高揚します。』


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