2018-10-12 00:23:35 更新

概要

ある男を愛した、とある艦娘の物語。


前書き

どうも、カエデと申します。

他の作品とは少し違う視点・形で書いてみたいと思います。

他の作品とは別の世界線の話なので、設定などは全く違います。そこをご了承ください。


夜、海岸に一人の人間が立っている。


??1「・・・・・・」


そして、そこに何者かが話しかける。


??2「さあ、帰ろうか。」


??1「...はい。」


そして男は振り返り、悲しそうな顔をする。








??1「...すまない。」


最後に言葉を残し、二人は海へと消えていった。










行方不明










時雨「...んん...朝...」


...今日もいい朝だ。やさしい光が、部屋に入る。


まずは自分の身支度...着替えて、顔を洗って、髪を整えて、歯をみがく。


...あともう一つ、やっておかないと。


時雨「...夕立、もう朝だよ、起きて...」


夕立「うぅ...むぁだねむひっぽい...」 Zzz


時雨「起きて...起きてってば。」


夕立「ん...あれ、時雨?もう...朝?」


時雨「うん、そうだよ。早く準備して、朝ごはん食べにいこ。」


夕立「うん、分かった。早く準備するっぽい!」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




そうして、夕立と一緒に食堂へ来たわけだけど...どうしてだろう。


提督が、いない。


普段は、もうこの時間には起きているはずなのに...


夕立「あれ?提督さんは寝坊っぽい?」


時雨「...うん、多分、疲れてるんじゃないかな?」


夕立はそう言ってたけど...なんだか胸騒ぎがする。なんか...とんでもないことになってしまったかのような...






夕立「そういえば、時雨は今日どんな感じなの?」


時雨「え?うん、朝から遠征があって...多分夜になるまでは戻れないと思うよ?」


夕立「えー?私はせっかく休みだったのにー...」


時雨「それ、昨日の夜も同じことを言ってたよ?」


いつも通り、二人で食事をしていると...


大淀「あ、あの...提督は見かけませんでしたか?」


急に大淀さんが話しかけてきた。


時雨「提督?いや、見ていないよ。まだ起きてきてないの?」


提督はもうこの時間には起きている頃だ。だけど、明らかに遅すぎる。提督が寝坊...何度かあるけど、ここまでなのは...


大淀「そうなんですよ...いや、まだ執務開始までは時間はあるんですが、流石に遅くて...普段よりも一時間半くらい遅いので...」


えっと...今は7:30くらいか。...ってことは...かなり遅いね...


夕立「えっと...なにがあったっぽい?」


時雨「提督が全く来ない...って話。あ、大淀さん、部屋は確認しましたか?」


大淀「部屋ですか?一応呼び掛けておきましたが...反応はありませんでした。」


時雨「...ねぇ夕立、あとで提督の部屋、行く?」


夕立「...うん、行く。」


やっぱり、嫌な予感がする...





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




大淀「提督ー、起きてくださいー!」


...大淀さんが声をあげてる。だけど反応はない。


時雨「これは...本当にいないかも...」


夕立「提督さんは...大丈夫なの?」


??「ん?そんなとこでどうしたんだ?」


大淀「あ、天龍さん。実は、提督がいないんです...」


天龍「...は?いや、提督ならもう起きてるんじゃねーの?」


夕立「でも、違うっぽい...なんか嫌な予感もするし...」


天龍「うーん...うまく鍵を開けられたりしないか?はい、これ使え。」


大淀「そうですね...ちょっと試してみましょう。」


天龍「そうか、それじゃあ俺は行くぜ。」


大淀さんが天龍さんのヘアピンを使って、鍵明けを試みる。







大淀「よし、なんとか出来ました。」


...少し時間はかかったけど、なんとか開けることができたようだ。


ガチャ


時雨「提督...いない?」


大淀「提督...それじゃあどこに...?」











捜索開始











提督がいなくなったのが発覚した数時間後の鎮守府...艦娘たちは混乱していた。


そしてその他にも、混乱してるのが一人...


大淀「...もしもし。」


元帥「ん?ああ、大淀か。何の用だ?そっちの提督に何かあったか!?」


大淀「...はい。急に姿が消えて...鎮守府内をどれだけ探しても見つかりません。」


元帥「...そうか、今すぐ向かう!」


プツン


大淀「...多分、元帥も手伝ってくれるでしょうが...大丈夫でしょうか...?」


私は元々、元帥のところの艦娘だった。


私がここに来た目的は、元帥への連絡のためと、あと、ここの提督を守るため。


聞いた話だと、ここの提督が海岸で倒れているところを元帥が助けた...らしい。


その当時はここの提督も子どもだったから、元帥は自分の子どものように可愛がっていたらしい。


元帥も、まさか突然姿を消すなんて、思ってなかったでしょうね。


とりあえず、今は出来ることをやらないと...





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




長門「ふむ...それで呼び出したわけか。」


神通「確かに、それは緊急事態ですね...」


吹雪「...あれ?川内さんは?」


神通「まだ寝てます。昨日がアレだったので...なので代理で来ました。」


妙高「それで、私たちはどうすればいいのでしょうか?このことを他の人にも話すかどうか...とか。」


加賀「それを今から話し合うのでしょう?」


大淀「そうですね、そのために呼んだので。」


妙高「それで、どうしますか?」


長門「今は報告しない方がいいかもしれない。余計な混乱を招くのはいけない。」


吹雪「...いや、確か大淀さん、元帥も手伝う...と言ってましたよね?」


大淀「そうですね。多分、全力で手伝ってくれるでしょう。ここの提督がいなくなったとなれば。」


加賀「...ということは、おそらく、すぐにバレるでしょう。皆に報告して、手伝ってもらった方がいいのでは?」


長門「...確かに、そう言われたらそうだ。」


大淀「では、すぐ報告するということで、大丈夫ですか?」


・・・・・・。


大淀「反対意見がないので、報告するということで。」


神通「あとは、艦隊指揮とかはどうするのですか?」


吹雪「それは長門さんに任せればいいんじゃないですか?艦隊指揮、上手いですし。」


加賀「私は、それで大丈夫です。」


妙高「同じく。」


大淀「と、いうことは、艦隊指揮は一時的に長門さんが請け持つということで。」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




大変だ...大変なことになってしまった...


提督が消えた。僕たちを置いて、どこに...?


時雨「提督...なんで僕を置いて...」


扶桑「時雨、そんな気を落とさないで...」


満潮「そ、そうよ!そんな落ち込んでちゃ...」


時雨「でも...でも!こんなの、落ち着けないよ...!なんでこんな...」


なんで...こんなことに...こんな、悲しい思いをしないといけないの...?


僕はまた、仲間...いや、大切な人を失うの...?


なんで..こんな...こんなのって...


??「そうだな...悲しいよな。わしも同じじゃ。」


扶桑「...えっ、元帥!?何故ここに!?」


元帥「おお、久しぶりにこんな驚かれたわ。わしも、提督を探そうと思ってな。」


時雨「え...探す?」


元帥「そう。...っといっても、個人的な我が儘だが...」


満潮「...我が儘?」


元帥「...少し、話そうか。」


元帥「ここの提督は、わしが拾ったんじゃ。」


時雨「...え?拾った?」


元帥「そう。確か海岸に倒れてる所を見つけたんじゃ。あの時は、多分8か9くらいだったかな?見た目的に。その時は子供もいなかったし、わしのところで育てることにしたんじゃ。」


元帥「そういうわけでな、本当の子どもではないとはいえ、見つけてやりたい。それに、もし何かあったら、助けてやりたいんだ...」


時雨「...そうだったんですか。」


元帥「時雨...だったっけ?悲しいのなら、わしらと一緒に提督を探そう。そして、見つけ出そう。」


時雨「...はい!」









その少し後...









《他目的ホール》









元帥「皆聞いていると思うが、ここの提督がいなくなった。なので早速、調査を始めようと思う!」


元帥「いなくなったとはいえ、まだ遠くには行ってないはずだ。急いで見つけ出そう!」


元帥「それと、諸事情でわしの鎮守府もこの調査を手伝うつもりだ。協力して、調査にあたってほしい。」


艦娘たち「「「「はい!!」」」」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




時雨「うーん、調査は昼からだけど、何かできないかな?」


??「あら?そんな顔をして、どうしたのですか?」


時雨「え、大和さん?実は、提督について、先に色々調査をしておこうと思って...」


大和「そうでしたか。元帥から聞いてましたが、提督のことが好きなんですね。」


時雨「ええっ!?す、好きだなんて...」//


大和「ふふふ。あ、ここの提督は、私たちのところの提督(元帥)が育てたって、知ってますか?」


時雨「あ、それ元帥から聞きました。」


大和「そうなんですかー。それで、提督について気になるんでしょう?」


時雨「あ、はい。そうです。」


大和「実はね、提督の血液検査で、変な結果が出たらしいのよ。なんでも、普通の人間の遺伝子とは全く違うとか...」


時雨「...?確かにハーフっぽいね。髪は白いし、目も赤いし。」


大和「あ、いや、そうじゃないのよ。そもそも、人間としての遺伝子とは全く違うらしいのよ...」


時雨「へぇー...少し、気になるね。ありがとうございます。少し調べてみようと思うよ。」


確かに、不思議な雰囲気はしたけど...提督、どこに行ったの...?











遠征から帰ってきて...


時雨「ふぅ...疲れたよ...」


白露「お疲れ、大変だったね、時雨。」


時雨「うん..提督を探したかったのに...」


今日、遠征が入ってることを忘れてた...。提督を探したかったのに...


春雨「あ、でも私たちが色々探したから...」


時雨「どんな感じだったんだい?」


白露「それが...全く手掛かり無し。提督を見たという人もいないし、実際に見つけたわけでもない...」


春雨「覚えてない...って考えても、提督って普通に歩いていても目立つ方だし...なのに誰も見ていないって...」


確かに、白髪高伸長だから、割と目立つ方だけど、全く見つからないなんて...


時雨「うーん..もしかして、提督はこの辺りにいない?」


白露「それは...あり得なくもないかも...」


春雨「そもそも、なんで司令官はいなくなったのでしょうか?」


時雨「確かに、よく考えてみたら、不思議だね。そういえば、提督の部屋って調べたっけ?」


白露「あー、いや、調べてないね、そういえば。」


春雨「食事終わったら行ってみる?」


時雨「うん、そうしよう。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



食後...


提督の部屋の前までやって来た。


時雨「さて、調べようか。」


白露「うん、私が一番に見つけてやるんだから!」


春雨「じゃあ、頑張りましょう。」


提督の部屋...割と整っている。いや、机の上には少し乱雑に物が置かれている。書類があって、パソコンがあって...


少し大きめの本棚があって、本がみっちり詰め込まれている。そういえば、読書が趣味って言っていたっけ。


それと、タンスとベッド。小さいけどベッドの下には収納スペースがあるようだ。


時雨「じゃあ、僕は本棚を調べるね。」


白露「じゃあ私はそこに散らかっている書類を。」


春雨「うーん、パソコンでも調べようかな?」


そうして僕たちは提督の部屋を調べ始めた。



時雨「うーん...めぼしい物は見つからないなぁ...本も普通の本だし...」


本棚には、色々なジャンルの本がある。ただ、それだけだった。なんか提督の居所に関わるような物は見つからなかった。


時雨「ねえ、そっちはどうだい?」


春雨「うーん...パスワードが分からない...」


白露「パスワード?もしかして、これじゃない?」


春雨「えっと...あ、開いた。それじゃあ色々調べるね。」


時雨「あ、じゃあ僕にも見せて。」


白露「私も!あ、あと机には特に何もなかったよ。」


時雨「そう?分かった。」


春雨「ん...っと、使い慣れないから難しい...」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




春雨「結局、何も見つからなかったよ。」


パソコンを見ても、よく分からなかった。一応履歴とかは見たけど、色々な島?について調べていたってことしか分からなかった。


時雨「何も見つからなかったか...」


白露「とりあえず、もう遅いから、今日はここまでにしよう。」


時雨「うん、じゃあおやすみ。」










情報無し











提督がいなくなってから一日たった。全く情報はないようだ。


目撃情報も、全くない。提督なら、少しは目立つはず...


時雨「ねぇ、どこにいると思う?」


明石「どこ...ですか。いや、全く検討もつきませんよ。というより、提督が外へ出ることすらあまり無かったはずなので分かるわけないですよ。」


時雨「うーん、そうなんだ...」


夕張「提督..何が起こったのでしょう?」


明石「でも、昨日の調査で見つからなかったってことは、何らかの方法で遠くに行ったか、あるいは...」


時雨「でも、目撃情報とかはなかったから...」


明石「だから、もう一つの方。普通じゃない方法でどこかに行った。多分、協力者がいたんだと思います。」


え...協力者?もしそうだったとして、一体誰が?


ここの艦娘のうちの誰か...いや、ない。手伝っていたら、その人もいなくなってるはず...


じゃあ元帥?でも、これも証拠とかがない。可能性はあるんだけど...


夕張「...でも、それも普通の協力者じゃない気がする。」


時雨「え?じゃあどんな?」


夕張「例えば、反社会勢力とか。もしかしたら、私たちが知らないだけで、そことの繋がりを持っていたのかもしれない。」


時雨「て、提督がそんなことをするなんて有り得ないです!」


夕張「いや、あくまで可能性だから。その他にも、元帥が協力者っていう可能性とかもある。」


時雨「でも、それだったらどうして...?」


明石「問題はそれなんだよね...何のためにいなくなったのか...もう少し手掛かりがあれば分かるかもしれないけど...」


夕張「あ、妖精さんたちはどう?なんか提督について知らない?」


妖精さん1「いや、しらないよ?そもそも提督と話さないから。」


妖精さん2「うん、なんか、独特の雰囲気があって...怖いとか嫌いってわけではないんだけど...なんか近寄りたくない。」


明石「...なんででしょう。少なくとも、提督になっている時点で、妖精さんは見えているはず...でも、ほとんどの妖精さんは、怖がっている。」


時雨「確か、妖精さんが見える人は、基本的に妖精さんに嫌われることはないんだよね?」


夕張「うんうん、だから妖精さんが何か知ってるかもしれないって思ったんだけど...」


時雨「...ありがとう。もう少し、頑張ってみるよ。」







少し、情報を整理しよう。あまり関係のない情報ばかりだけど...


提督がいなくなったのが昨日。そして、近いところは大体探したらしい。


そして、提督の部屋。めぼしい物は何もなかった。全体的に探したけど、手掛かりになりそうな物は無かった。


ただ、提督は島?について調べていた?っぽい。これについては、何をしていたか気になる。


そして、今の情報。提督に協力者がいたかもしれない。ただ、これに関しては、候補が多すぎる。


次に、妖精さんは提督のことを嫌っていた...ってほどではない。どっちかと言うと、怖がっていた?


普通、提督が妖精さんに嫌われることはない。


じゃあ提督は妖精さんが見えない?いや、話している姿を見たことあるからそれも違う。


・・・・・・。


そもそも、提督とは人間がするもの...


...じゃあ、提督は人間じゃない?


時雨「...いや、提督がそんなはずない。ない...よね?」


時雨「とにかく、調べないと...」












?????













時は少し遡る...


??1「...ねえ、僕が向かってる場所ってどんな所なんだ?」


??2「どんな場所...お前が今までいた場所とは全然違う場所だ。人も、環境も...」


??1「なるほど。で?確か僕には提督になってほしいんだっけ?」


??2「そうだ。今まで提督をやってた人...お前の父親が病気でな...今までも全力で探していたんだが、見つかってよかった...」


??1「...ただ、10年以上も前の話なんだ。ほとんど覚えていない。もちろんお前...戦艦棲姫のことも。」


??2→戦艦棲姫「それは仕方ない。ただ、着いたらすぐ思い出すはずだ。」


割と長い間走っているけど、まだ全然見えてこない。辺り一面真っ暗、光が見えてこない。


戦艦棲姫「おっと...もうすぐ到着だ。」


??1「そうか...もうここに来てしまったのか...」


戦艦棲姫「...ああ、そういうことか。」


??1「流石にね、それなりに長い時間一緒にいたんだ。別れは辛いものだ。」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




??1「ついに...帰ってきたのか。」


ドドドドドドドド ドドドドドドドド


ってちょっと待て、なんだこの音...


金剛「テートクー!会いたかったデース!」 ギュゥ


卯月「卯月も司令官に会いたかったよ!」ギュゥ


酒匂「ぴゃああああ!しれぇぇぇえ!」ギュゥ


提督?「うおっ!?...あ、金剛に卯月に酒匂か!?」


金剛「ああ...もう、こんなに立派になって...私、嬉しいのネ...」 ポロポロ


卯月「あー司令官!卯月も会いたかったひょん!」


提督?「そうか...みんな、待ってくれてたんだ...ありがとう、本当に...ありがとう。」


酒匂「さあさあ、みんな司令のことを待ってるよ。早く行こ!」


提督?「うんうん、分かったよ。」


思い出した...思い出したよ!そうだ、子どもの時、僕はここにいたんだ!それで艦娘...お姉ちゃんたちと一緒に暮らしてたんだ!


でも...


戦艦棲姫「...やはり、無理に戻したせいか?少し、苦しそうな気がする...」


何だろう...この、胸に残ってる気持ちは...


それでも、やっぱりここに居よう。そしてここを守らないと!自分の故郷を!


確かに、あっちには戻りたいけど...一度決めたことだ。悲しむ顔は、見たくない。いや、させたくない。









残された可能性は?









提督がいなくなってから一週間がたとうとしている。だけど、手掛かりは全くない。


調査は続けていたけど、提督の目撃情報は無し、どうやらこの辺りにはいないと分かったけど...


時雨「・・・・・・」 ハァ


夕立「...ねえ時雨、大丈夫?」


時雨「...うん、大丈夫。」


夕立「・・・・・・」


夕立(寝れていないっぽい?目の下に隈があるし...提督はどこにいったの...?)


時雨「...ねえ夕立、提督ってどこにいると思う?」


夕立「...分からない..っぽい。でも、この辺りにはいない?何も見つからないから...」


時雨「...やっぱりそっか。」


やっぱり誰も提督の居場所は知らないのかな?一つでも手掛かりがあれば...


一つでもあれば...何かが分かるかもしれないのに...


夕立「...でも、もしかしたら、提督が何か残してるかもしれないよ?」


時雨「...部屋は調べてみたけど、ダメだったよ。」


夕立「じゃあ他の場所は?」


時雨「他の場所...でも、物を隠せるような場所って...あったっけ?」


夕立「地下の倉庫とかはどう?」


...確かに、そこなら良さそうだ。


時雨「ああ...じゃあ調べてみるよ。」


夕立「あ、じゃあ私も...あ、任務があるんだった...」


時雨「そうなんだ、じゃあ頑張ってね。」


夕立「うん、時雨もがんばってねー!」


何か見つかればいいけど...








《倉庫》








時雨「倉庫には来てみたけど...何から調べようかな?」


ここ、割と広いんだね。確かに、この鎮守府は大きいけど...これは探すのに苦労しそうだ。


時雨「えっと、まずはこの部屋に何があるか...」


段ボールの山ばかりだけど、パッと見で何か怪しい物は...


あ、あった。


時雨「金庫...確かに何かありそうだ。」


でもパスワードが...もしかしたら、どこかに書いてあるかもしれない。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




うん、やっぱり見つからない。段ボールの中も、本やらちょっとした小物ばっかりだった。


時雨「やっぱりダメか...」


あ、そういえば...


あの時はああ言ったけど、提督の部屋、くまなく探してなかったなぁ。


時雨「じゃあ、行ってみようかな?」








《提督の部屋》









二回目の提督の部屋だ。一週間誰も入っていないのか、少しホコリが積もってる。


どうやらこの部屋には私たちが入ったっきり、誰も入ってないようだ。


時雨「じゃあ...まずは机の上かな?」


提督の机。色々な物が散らばっている。何らかの紙、本、筆記用具などが散らかっている。


艦娘の特徴・戦闘のクセなどをまとめたノートだったり...


色々な場所にバツ印がついている日本地図があったり...


色々あったけど、良さそうな情報はなさそう...


時雨「うーん...なにもな...ん?」 パラパラ


これは...提督の日記かな?


時雨「もしかしたら、何かあるかも...」


ペラッ






6月11日


--今日も何も見つからない。収穫は無しだ。何か情報・手掛かりが見つかればいいんだけど。-もしかしたら、僕は日本で産まれたわけではないのかもしれない。だったらどこ?この姿なら多分ロシア・あとは欧州くらいか?でも、ここに流れ着いたと考えたら、やっぱりそれもあり得ないのか?







6月15日


 ・・・今回の場所もダメっぽい。-島を調べてはみてるけど、何の手掛かりもないからな。どうすればいいのだろう。

 ・・やっぱり、最初から探し直してみるかな?でも、どこから探せばいいのか。手掛かりのありそうな場所は全て繰り返し探したはず。これで見つからなかったら、これからどうするか。

 元帥に---手伝ってもらった方がいいのかな?でもやっぱり、自分で探し出したいな。







6月27日


 -そういえば、自分の故郷が見つかったらどうするんだろう。日本ならともかく、他の国、例えばアメリカ・ロシアとか、そういう所だったらどうすればいいんだろう。-帰りたい。だけど、ここの艦娘たちとも離れたくはない。・・どうすればいいんだ?

 ・・特に時雨-あいつだけとは離れたくはない。どうすればいいんだ?本当に、どうすれば?・-そんなことより、新しい候補を探してみたし、明日は調べてみるかな?




時雨「...提督、そんな感じの事を言っていた気が...だけど。」


時雨「こんなこと...考えてたなんて...」//






6月28日


 ・・何も見つからない。何も--何も手掛かりになるものが無い。どうすればいい?







6月29日


 僕は、どうすればいい?艦娘・元帥にも迷惑はかけれない、かけたくない。僕は--何をするべきなんだ?






6月30日


今、やるべきことは何だ?調査・探索か?いや、でも調べる気も起きない。何も手掛かりがない。






7月1日


 ・・・もう7月か、早いな。僕は-本当に見つけられるのだろうか?

 もし仮に見つかったとして、僕は-残る・帰る、どっちにすればいい?






7月2日


今日も探しに行ったけど、結果は---やっぱりダメだったよ。

 --そろそろ別の場所を探すべきか?




時雨「提督...もしかして、僕たちのこと...」


時雨「いや、そんなことない。ない...ない...」






7月3日


本格的に何を・何が必用なのか分からなくなってきた。それに-僕は帰っていいのか?いら、大丈夫・そうじゃない?分からない。






7月4日


 ・・・ついに見つけた。

 いや、正確には見つけてくれた・助けに来た?と言った方がいいのか?とにかく、あいつらはすぐにでも戻ってきてくれと言ったが

 ・・やっぱりここの艦娘たちを残したくはない。

 あいつは、戻る・残るを選んでおけと言っていたが、どうするべきか。これは-相談できることではない。






7月5日


決めた。あいつは、戻る・残るを選べと言ったが、やっぱり-行こう。ここの艦娘には悪いが。

 本当にすまない。こんな提督で許してくれ。





時雨「...そうなんだ。」


時雨「じゃあ、どこに...?あれ?」 ペラペラ


時雨「この日記...あれ?ちょっと待って。」





6月11日(二つ目)


今日も何も見つからない。収穫は無しだ。何か情報手掛かりが見つかればいいんだけど。もしかしたら、僕は日本で産まれたわけではないのかもしれない。だったらどこ?この姿なら多分ロシア、あとは欧州くらいか?でも、ここに流れ着いたと考えたら、やっぱりそれもあり得ないのか?







6月15日(二つ目)


今回の場所もダメっぽい。島を調べてはみてるけど、何の手掛かりもないからな。どうすればいいのだろう。

やっぱり、最初から探し直してみるかな?でも、どこから探せばいいのか。手掛かりのありそうな場所は全て繰り返し探したはず。これで見つからなかったら、これからどうするか。

元帥に手伝ってもらった方がいいのかな?でもやっぱり、自分で探し出したいな。






6月27日(二つ目)


そういえば、自分の故郷が見つかったらどうするんだろう。日本ならともかく、他の国、例えばアメリカ・ロシアとか、そういう所だったらどうすればいいんだろう。帰りたい。だけど、ここの艦娘たちとも離れたくはない。どうすればいいんだ?

特に時雨あいつだけとは離れたくはない。どうすればいいんだ?本当に、どうすれば?そんなことより、新しい候補を探してみたし、明日は調べてみるかな?




時雨「やっぱり、内容が似ている...」


時雨「いや、似ているどころじゃ...」






6月11日(一つ目)


--今日も何も見つからない。収穫は無しだ。何か情報・手掛かりが見つかればいいんだけど。-もしかしたら、僕は日本で産まれたわけではないのかもしれない。だったらどこ?この姿なら多分ロシア・あとは欧州くらいか?でも、ここに流れ着いたと考えたら、やっぱりそれもあり得ないのか?






6月11日(二つ目)


今日も何も見つからない。収穫は無しだ。何か情報手掛かりが見つかればいいんだけど。もしかしたら、僕は日本で産まれたわけではないのかもしれない。だったらどこ?この姿なら多分ロシア、あとは欧州くらいか?でも、ここに流れ着いたと考えたら、やっぱりそれもあり得ないのか?






6月15日(一つ目)


 ・・・今回の場所もダメっぽい。-島を調べてはみてるけど、何の手掛かりもないからな。どうすればいいのだろう。

 ・・やっぱり、最初から探し直してみるかな?でも、どこから探せばいいのか。手掛かりのありそうな場所は全て繰り返し探したはず。これで見つからなかったら、これからどうするか。

 元帥に---手伝ってもらった方がいいのかな?でもやっぱり、自分で探し出したいな。







6月15日(二つ目)


今回の場所もダメっぽい。島を調べてはみてるけど、何の手掛かりもないからな。どうすればいいのだろう。

やっぱり、最初から探し直してみるかな?でも、どこから探せばいいのか。手掛かりのありそうな場所は全て繰り返し探したはず。これで見つからなかったら、これからどうするか。

元帥に手伝ってもらった方がいいのかな?でもやっぱり、自分で探し出したいな。




時雨「似ているどころじゃない...ほとんど文章が変わってない...」


時雨「逆に変わってる所は、『─』『・』が増えているところ...かな?」


時雨「...ん?『─』『・』?」


時雨「まさか...」


--・-・ ・・・- ・・ --- -・-・・ ・・-・- ・・-- ・--・ ・・・- -・--- --・-・ ・・・ ・ ・・ ・-・- 


シ グ レ キ ミ ノ ツ ク エ シ ラ ベ ロ


時雨「シ グ レ キ ミ ノ ツ ク エ シ ラ ベ ロ」


時雨「しぐれ きみの つくえ しらべろ」


時雨「時雨君の机調べろ!」


時雨「まさか...本当なら...」


早く戻らないと...








《時雨・夕立の部屋》









今日、夕立は任務の関係でいない。調べるなら今が最大のチャンスかもしれない。


時雨「えっと...でも流石に分かりにくい所に隠していないだろうし...」


まずは机の上。


...流石に分かりやす過ぎるかな?それっぽい物は見つからない。


じゃあ引き出し?


...いや、ここにもそれらしい物はない。


じゃあ...鍵付きの場所?


ガチャン


...あれ?手紙?みたいなのが入ってる...多分、これかな?


時雨「もしかして、これが...」





時雨へ


面倒なことをしてすまない。次は地下の倉庫だ。パスワードは010624だ。あと、これが終わったら適当にこの手紙を捨てておいてくれ。





時雨「じゃ、じゃあ次は...ってパスワード?パスワード...あ、金庫のことかな?」









《倉庫》








時雨「今度こそ...今度こそ手掛かりが...」


金庫に010624と入力する。


鍵が開いた。これでやっと...


時雨「えっと、中身は...手紙と地図?」




時雨へ


 見つけてくれてありがとう。こんな面倒なことをしたのは、出来るだけこれがバレてほしくなかったんだ。ここの艦娘を巻き込みたくなかった。

 でも、どうしても時雨のことが心配で...今まで色々あったし...でも、これを調べてるってことは、僕の所へ来るつもりなんだよね?

 僕には深海棲艦の血が混ざっている。だから、白髪で目が赤いんだ。僕の故郷は、人間と深海棲艦、艦娘たちが共存しているらしい。それで僕は、そこの提督になる。前提督だった人...僕の父親が病気で亡くなったらしくて、それを聞いて迷って...結局行くことにしたんだ。

 僕の所へ来るのなら、安全なルートを記した地図を用意したから、それを使って僕の所まで来てほしい。




時雨「提督...そうだったんだ...」


時雨「でも、僕は行くよ。」


ちょうど今は夜だ。向かうなら今がチャンスだ。明日からは天気が悪くなるらしいし、夕立も戻ってくるし...


ここの鎮守府のみんなには悪いけど...









再会









時雨「...うぅ...ここは?」


あれ?確か提督の所に向かっていたはず。ここは...どこ?


医師「あ、起きましたか?海岸で倒れてたんですよ?」


時雨「え...そうだったんですか?」


医師「はい。まあ、昨日の天気は悪かったからねぇ。君、艦娘でしょ?」


時雨「え!?なんで分かったんですか?」


医師「そりゃあ、艤装装備していたからね。この姿で深海棲艦ってことはあるまいし。」


時雨「...あっ、そうでした。ここって深海棲艦が住んでたりしますか?」


医師「深海棲艦?ああ、住んでるよ。昔から色々と助けられていてね。」


時雨「...良かった。到着してたんだ...」 ホッ


医師「ん?もしかして、はぐれたとかそういうのじゃない?」


時雨「あ、はい。実はここの提督に会いに来たんです!」


医師「え、なんで?」


時雨「実は...ここの提督、多分前に僕のいた鎮守府で提督をやってたんです。」


医師「...なるほど。大きな傷は無かったから大丈夫だと思うけど、無理はするなよ?それと、ここが鎮守府だから、ここに行けば会えると思うよ。」


時雨「ありがとうございます。それじゃあ行ってみます。」


まさかこんな簡単に教えてくれるなんて。というか、本当に深海棲艦も住んでいるんだ...









とりあえず、さっきの医師が地図をくれたから迷わずに着いたけど...


??「あら、どうしましたか?」


時雨「ん、え?あ..ちょっとここの提督に...」


??「提督?一体何の用ですか?」


時雨「実は、ここの提督、多分僕のいた鎮守府で提督をやっていたんです。」


??「...ああ、そんな感じのこと言ってましたね。」


??→榛名「私は榛名と言います。」


時雨「僕は時雨、もしかして、ここの鎮守府所属なのかい?」


榛名「そうですね。あ、提督なら多分、そこの裏山にいると思います。最近、悩んでいるようなので...」


時雨「うん、行ってみるよ。」


このSSへの評価

2件評価されています


SS好きの名無しさんから
2018-10-03 04:11:40

SS好きの名無しさんから
2018-10-12 21:16:34

このSSへの応援

2件応援されています


SS好きの名無しさんから
2018-10-03 04:11:43

SS好きの名無しさんから
2018-10-02 23:15:37

このSSへのコメント

10件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-10-03 04:14:39 ID: 8U5JFAce

海上自衛隊

護衛艦『さざなみ』

ソロモン諸島訪問

ガダルカナル島で『戦没者の遺骨』の受け取り実施

さざなみ『ソロモンよ!!私は帰って来た!!』

2: SS好きの名無しさん 2018-10-03 04:15:40 ID: 8U5JFAce

太平洋戦争

第三次ソロモン海戦

ソロモンの鬼神『綾波』沈没

綾波は駆逐艦『漣』の姉妹艦

さざなみ『綾波!!綾波!!』

哭けど、叫べど、返事はない。

3: SS好きの名無しさん 2018-10-03 04:16:40 ID: 8U5JFAce

護衛艦『さざなみ』

さざなみ『綾波、吹雪、夕立、暁、叢雲、睦月、みんな。会いに来た。』

哭けど、叫べど、返事はない。

4: SS好きの名無しさん 2018-10-04 16:59:49 ID: Jqy383ys

🙌旭日旗🇯🇵🎌🗾🙌🙌🙌🙌🙌🙌🙌🙌🙌

戦艦大和の沖縄特攻(天一号作戦)

生存者『吉田満』氏の証言

大和が沈む際、軍艦旗(旭日旗🇯🇵🎌🗾)も波間に消えようとした。その時、ある水兵(氏名不明)が軍艦旗(旭日旗🇯🇵🎌🗾)を支え、そのまま運命を共にした。

軍艦旗(旭日旗🇯🇵🎌🗾)はこれ程『重い。』

穢らわしい💀韓◆国◆人💀ごときが口に出せるものではない。

5: SS好きの名無しさん 2018-10-04 22:11:43 ID: Jqy383ys

いころ飯

子犬の腹を割いてハラワタを取り出し、中に米や野菜を詰め、火でよく炙る。

今は廃れたが大正時代くらいまでは鹿児島県で食されていた郷土料理である。

6: SS好きの名無しさん 2018-10-04 22:20:27 ID: Jqy383ys

えころ飯

江戸時代は薩摩地方で食されていた。

明治維新以降は不明

7: SS好きの名無しさん 2018-10-05 17:04:17 ID: mMqxBR16

NHKニュース(10月5日(金)1510)

日本🇯🇵🎌🗾政府

💀韓◆国💀『済州島』で開催される『国際観艦式』

海上自衛隊護衛艦不参加の方針

妥当な結論

但し『問題の先送り。』必ず、また火を吹く。

8: SS好きの名無しさん 2018-10-07 06:22:12 ID: W3hRF0u7

平成30年『防衛白書』

💀韓◆国💀

19年連続で『軍拡』実施

極めて危険な『兆候』

特に『海軍・空軍』の『軍拡』が顕著である。

9: SS好きの名無しさん 2018-10-11 22:40:45 ID: dJ7cGf4M

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀

対日本🇯🇵🎌🗾非難で歩調を合わせている。

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵は『日本🇯🇵🎌🗾』を『共通の敵』として『秘密協定(軍事協定含む。)』を結んでいる可能性がある。

💀韓◆国◆🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵が『日本🇯🇵🎌🗾』の『敵』である場合、日本🇯🇵🎌🗾は『安全保障・防衛』を根本的に見直す必要が生じてくる。

かが『流石に気分が高揚します。』

10: SS好きの名無しさん 2018-10-12 00:11:31 ID: maI9giHZ

とても気になる内容です。
コメ欄(自分も含めて)変なのしか居ないけど頑張って完結させて下さい。


このSSへのオススメ

1件オススメされています

1: SS好きの名無しさん 2018-10-03 04:13:49 ID: 8U5JFAce

岩屋毅

新・防衛大臣

就任早々『旭日旗🇯🇵🎌🗾』問題

早くも正念場

💀韓◆国💀に屈したら『政治生命』は終わる。

河野統幕長(海、神奈川県出身)

村川海幕長(神奈川県出身)

山下自衛艦隊司令官(熊本県出身)

この三者も同様である。

💀韓◆国💀に屈したら『海軍軍人』として終わる。

艦娘、全員が怒り狂い、化けて出てくる。


オススメ度を★で指定してください