2018-10-17 13:19:19 更新


ー大本営ー


元帥「君には、この鎮守府に行ってもらう」


そう言って元帥は、分厚い資料の入ったA4サイズの封筒を俺に渡した。

渡された資料にはとある鎮守府の場所と、そこの艦娘の情報が載ってた。


俺「これは......間違いなく俺向きですね......」


元帥「ああ......君と違って『普通の提督』では、死んでしまいかねないからね」


そう言って元帥は、俺に嘲笑う


俺「了解しました。それでは失礼しました。」


ドアバタン


スタスタスタ


??「なあ聞いたか?あの『バケモノ』が移動するらしいぜ」


??「マジ?!あいつキモいから良かったわ〜」


俺(あぁ、お前らとも合わなくて『バケモノ』も嬉しいよ)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ーとある鎮守府ー


北上「新しい提督?」


大井「そうなんですよ。なんでも、もうすぐ来るらしくて」


北上「ふ〜ん、まぁどーせ『私ら』にビビって逃げるっしょ」


北上が笑いながら、手に持ってたペットボトルのジュースを『凍らせる』。


北上「これだけで、どれほどの『提督』が悲鳴をあげたことか」スッ


ゴトン








しばらくして提督が鎮守府に到着した。

鎮守府の周りには、対空機関砲や短SAMミサイル発射装置などが、配備されていた。


俺「うわーホントに鎮守府かよ」


提督がドン引きしていると、鎮守府の方から1人の女性が歩いてきた。


長門「お初にお目にかかる。この鎮守府のまとめ役である戦艦長門だ。宜しく頼むぞ提督」


俺「あぁ......宜しくな。長門」


長門「あぁ」


俺は長門に案内されるままに、執務室にたどり着いた。


長門「さて、では提督は『この鎮守府』について、どれほど知っている?」


俺「『普通じゃない艦娘』がいる所だと聞いている」


長門「あぁ、確かに『普通』では無いな」スッ


そう言って長門が手を執務室の机の方に向けた。

すると机は、誰も動かしていないのに高速で1メートル先の壁まで吹っ飛んだ。


俺「へぇー」


長門「ほう......そこまで驚いていないな」


俺「いや驚いているよ。部下が上司の前で、いきなり器物損壊するから」


長門「そっち!?」


俺「机や壁だってタダじゃねぇんだぞ!国民からの税金で作ってるんだ!お前の能力を披露するためだけに、国民の金を粗末にするなっ!!」クワッ


長門「うっ、すまない」ペコッ


俺「分かればよろしい」ニコッ


長門「これからは、気をつけよう。だが提督、私の能力のことは知ってたのか?」


俺「あぁ、ここに来る前に大本営で、みんなの情報を貰ったからな」


そう言って資料を長門に見せる。


資料内容


【戦艦】長門


能力:念動力(テレキネシス)

手を触れずに、ものを動かしたりできる。


事件:前鎮守府で、提督と揉めた際に能力を使い提督を負傷させた。


長門「こんなこともあったな」


俺「とにかく皆に挨拶したい。全員を食堂に呼んでくれ」


長門「分かった」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ー食堂ー


ワイワイガヤガヤ


吹雪「急な呼び出しだね〜」


夕立「ぽい〜」


金剛「新しいテートクってどんな人なんデスカネー」


比叡『さぁ〜分からないです』口を開けていない


食堂に呼び出された艦娘達が、色々と話しあっていると食堂のドアが開き、提督が入ってきた。

それを見てみな静かになった。


俺「皆、ありがとう」ニコッ


俺「初めまして今日から、この鎮守府に着任した提督だ。宜しくな」


シーン


俺(思ったよりドライな対応だな)


俺「着任したばかりで皆のことを知らない。出来れば『色々』と教えてくれないだろうか」


??「じゃあ、これでも喰らいなっ!」バシュッ


突然目の前に、空気の塊のようなものが現れて弾け飛び、俺は吹き飛んだ。


俺「ぐはっ!」


俺が吹き飛んだことに、1部の艦娘がクスクスと笑っていた。


俺「いってて〜」


俺「いきなりの挨拶ありがとな『木曾』」


木曾「ふんっ」


俺が怯えないことに、木曾は面白くなさそうだ。


【雷巡】木曾


能力:空気操作

身の回り等の空気を自由自在に操れる。


事件:竜巻を発生させ、岩などが飛び上がってしまい、その破片等が民家に直撃した。


俺「俺だからいいけど、他に人にバンバン撃ち込むなよ?」


木曾「...」


木曾は、俺からそっぽを向きスタスタと艦娘達の中に戻って行った。


俺「他の皆のことも知っている。だから俺を追い出そうとしたりして、攻撃したところで無駄だと思え」


??「提督、質問いいでしょうか?」


俺「ん?天津風か、どうした?」


天津風「」スッ


天津風は俺に呼ばれ、瞬間移動で俺の前に現れた。


【駆逐艦】天津風


能力:瞬間移動(テレポート)

任意の場所に一瞬で移動できる。


事件:なし


天津風「提督は、良い提督?悪い提督?」


俺「ん?それは俺が、ここをブラック鎮守府にするかどうかと言うことか?」


天津風「ええ」コクリ


俺「知らん」


艦娘達『は?』


俺「俺は、あのクソジジイからココで提督やれって言われてきたが、お前達が攻撃して来るようなら俺は助けない、それだけだ」


天津風「私達が攻撃しなかったら?」


俺「その時は、普通に提督してやるよ」ニコッ


天津風「......そう、分かったわ。それじゃあね」スッ


天津風は、言い終えたら瞬間移動で消えた。


俺「他に質問は?」


スッ


俺「はい、そこの君」


吹雪「初めまして、吹雪です」


俺「吹雪だな.、たしか能力は」


吹雪「電気操作です」


そう言って吹雪は、ブイサインを作り、人差し指となか指の間にスタンガン宜しく電気を流した。


俺「へぇ〜そんな器用にできるんだな」


【駆逐艦】吹雪


能力:電気操作

体内で、電気を生成でき圧力も自由自在。


事件:寝ぼけた状態で町中を徘徊したところ、能力の誤作動で辺りの電子機器に高電流を流し、発火させた。


俺「で?質問は?」


吹雪「はい、私達は普通に海に出られるのでしょうか?」


俺「そりゃあ出てもらうぞ、なんたって皆は艦娘なんだからな」


吹雪「『バケモノ』なのにですか?」


俺「『バケモノ』か......普通じゃないだけでバケモノ呼ばわりなんて、最悪だよな」


??「知ったような口をして!」キッ


俺「ん?のわっ!」


突然、ファイヤーボールが飛んできた。

俺はファイヤーボールに被弾して、またぶっ飛ばされた。

今度は笑われなかった。良かった。


俺「いってて〜、あ〜軍服が焦げたな〜新しいの用意しねぇと」


吹雪「司令官?大丈夫ですか?」


俺「あ〜別にそんな事務的な、心配しなくていいぞ〜でも、ありがとな」ニコッ


俺「それと、自分から不利になりたがるなよな〜加賀?」


加賀「......」チッ


【空母】加賀


能力:発火(パイロキネシス)

任意の場所に炎を発生させることが出来る。


事件:くしゃみをした時に能力の誤作動が起き、鎮守府を半焼させた。


俺「まぁいいや次からは、気をつけるんだぞぉ〜?」


俺「他に質問は?......ないな?じゃあこれから宜しく!」(`・ω・´)ゞビシッ!!


艦娘達「よ、宜しくお願いします!」(´・ω・`)ゞ


続く


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2020-06-09 21:11:31

2019-06-18 09:24:23

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2019-01-01 16:25:42

SS好きの名無しさんから
2018-11-09 02:02:14

ノットさんから
2018-10-23 10:03:10

SS好きの名無しさんから
2018-10-17 16:41:32

謎提督さんから
2018-10-15 20:59:54

SS好きの名無しさんから
2018-10-15 11:30:26

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このSSへのコメント

3件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-10-15 11:33:20 ID: seKzaw9-

💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀

対日本🇯🇵🎌🗾非難で歩調を合わせている。

💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵は『日本🇯🇵🎌🗾』を『共通の敵』として『秘密協定(軍事協定含む。)』を結んでいる可能性が高い。💀

💀韓.国.🇰🇷💀と北.朝.鮮🇰🇵💀が『日本🇯🇵🎌🗾』の『敵』となる場合、日本🇯🇵🎌🗾は『安全保障・防衛』を根本的に見直す必要が生じてくる。💀

かが『流石に気分が高揚します。』

-: - 2018-10-17 22:38:52 ID: -

このコメントは削除されました

3: きらっちぇさん 2018-10-24 19:44:31 ID: S:3JAxIG

なんか垣根帝督…じゃなかった提督以外の能力系SSは初めてだな…


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1: SS好きの名無しさん 2018-10-15 11:31:22 ID: seKzaw9-

平成30年『防衛白書』86頁

💀韓.国.🇰🇷💀

19年連続で『軍拡』実施

特に『海軍・空軍』の『軍拡』が顕著

極めて危険な『兆候』

かが『流石に気分が高揚します。』


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