2018-10-25 21:26:51 更新

概要

後編です


前書き

これはフィクションです。


桂島泊地始動


 ―桂島泊地―


提督「着いた。みんな降りて。」


艦娘一同「了解。」


 ―艦娘たちをバスから降ろして車庫に入れた。車庫を出て扶桑たち新任艦娘たちを連れて中央棟に向かうと、玄関前で吹雪が待っていた。


提督「吹雪お疲れ。俺がいない間何かあった?」


吹雪「いえ、特に何もありませんでした。」


提督「分かった。大淀は?」


吹雪「大淀さんなら今執務室にいます。」


提督「了解。新しい艦娘たちを紹介したいから、作戦室に全員連れてきて。」


吹雪「了解しました。」タッタッタッ


提督「新任のみんなは俺についてきてくれ。」


新任艦娘たち「了解。」


 ―作戦室―


 ―作戦室内では新任の艦娘達が整列している対面に俺と吹雪たち所属艦娘が並ぶ形をとった。


提督「えー。既に知っている娘もいるけど一応自己紹介します。俺がここ桂島泊地の提督です。ここは最近改築されたらいから施設内の設備

  はかなりいいと思う。快適に君たちが生活できるよう支援する。何かあれば俺か、横にいるウチの所属艦娘を経由してもいいから連絡し

  てくれ。それと、ウチの艦娘全員にはスマートフォンを支給します。電話帳にはウチの所属艦娘全員と俺の電話番号が載ってる。メール

  やSSNS、ネットも使えるから好きに使ってくれ。だけど、駆逐艦にはフィルタリング付けてるから。じゃあ、渡すね。」


 ―艦娘全員にスマートフォンを支給した。前もって準備していたのでは数が足りないので、昨日速達で送ってもらった。間に合ってよかっ

 た。


提督「じゃあ、これで顔合わせは終了して、新任のみんなはこの後吹雪の案内で敷地内の説明を受けてください。私と大淀はここに残って執

  務の続き。明石と夕張はドラム缶の開発をしてくれ。」


艦娘一同「了解。」


提督「くれぐれも開発資材5個までだぞ。失敗したら失敗したで構わないから。」


明石「失敗しても怒らないでくださいよ。」


提督「怒らんから心配するな。失敗は誰でもする。」


摩耶「提督。いくら何でもそれは甘すぎじゃないか。開発だけじゃなく出撃や遠征、建造とかそれをしているのは私ら艦娘だ。お前じゃな

  い。他の鎮守府みたいに、失敗したら私らに失敗を擦り付けるのがオチだろ。違うか。」


高雄「摩耶ちゃん!提督に向かって…」(# ゚Д゚)


提督「高雄、気にすんな。あー。みんなにも言っとくけど、俺は君たちを守る側の人間だ。自分の失態まで艦娘に擦り付けるようなどこかの

  糞野郎とは一緒にしないでくれ。部下の失態は上司の責任でもある。君たちが今後ここで失敗をしたら俺もその責任を背負う。絶対だ。

  たとえ提督を罷免されてもだからな。今いる横須賀鎮守府提督の前任の提督が俺がいう糞野郎の例だと思う。横須賀鎮守府にいた吹雪や

  陽炎たちなら分かるだろう。」


陽炎「確かに、前の提督は最悪だったわ。あいつのせいでここにいる摩耶さんと鳥海さんは軍令部に飛ばされたもの。」


提督「そうなのか!?2人共、元は横須賀鎮守府だったのか。」


摩耶「そうだよ。悪事を起こして軍の所属になったんだよ。悪ィかよ!」


提督「一体何したんだ?」


鳥海「それは…」


摩耶「鳥海、言うんじゃねぇ。」


鳥海「...はい。」


提督「まぁ、聞かないでおくよ。他に何か俺に聞きたいことはあるか?」


瑞穂「1つ気になったのですが…ここには軍の方は提督だけですか?ここに来るまでに提督以外の軍人の方とは誰とも会いませんでしたし、

  そもそも人間の方があまりいないと思ったのですが。」


提督「初めは何人か所属してもらおうと思ってたんだけどね、明石や大淀が来てくれたお陰で人手がそれなりには足りてるから必要ないかな

  ぁって。あ、でも1人だけ呼んだんだ。もうじき来るとは思うんだけと…」


瑞穂「どなたなんですか?」


提督「女性大佐だよ。信頼できる奴だから呼んだんだ。」


 ―話している内に、外からヘリコプターのプロペラ音が聞こえてきた。


提督「来たな。悪いがもう少しこのままでいてくれ。紹介したいから。」


 ―10分後


?「征矢?ここにいるの?」


提督「ここだぞ。」


元トラック艦娘「(今、提督(司令官)を下の名前で呼んだ?)」


?「入るわよ。」ガチャ


 ―入ってきた女性は長身で金色の長髪、小顔でスタイルも良い。綺麗な顔立ちである。


高雄「...外国人?」


?「ハーフよ。母がイタリア人なの。」


提督「自己紹介したら?」


杏奈「そうね。皆さん初めまして。ここに配属になった榊杏奈です。階級は大佐よ。ここでは秘書艦と一緒にこいつの補佐をするからよろし

  く。気軽に名前で呼んでいいからね。私、堅苦しいの苦手なの。」


艦娘一同「よろしくおねがいします。(今提督を「こいつ」って呼んだ…)」(`・ω・´)ゞ


愛宕「...あのー、2人はどういうご関係かしらぁ。」


提督「あぁ、俺の妻だよ。」( ・´ー・`)


艦娘一同「妻!?」Σ(・□・;)


大淀「・・・。」


瑞鶴「提督さん既婚者だったの!?しかもこんな綺麗な人と!?杏奈さん何か弱みでも握られてるの?」


杏奈「握られてないわよ。こいつ女性には超が付くほど腰が低い「ヘタレ」だから。そんなことこいつにはできないわ。」


提督「そうだな。否定はしない…お前は対象外だがな!」ハハハ


杏奈「ふーん。私は女じゃないってことかしらぁ。」ゴゴゴゴゴゴゴ


 ―みっともない状況だが、作戦室で些細な夫婦喧嘩が始まった。それを見ている艦娘達にはその様子を見て慌てる者、微笑ましいと笑って

 いる者、呆れている者それぞれだった。


大淀「お2人さん。そろそろこの辺で…」


提督「おぉ。そうだな。すまん。みっともない所を見せちまったな。今後男の俺に言いにくい悩みがあればこいつに相談するといい。では改

  めて新任の艦娘達は吹雪の指示に従ってくれ。今日は荷物整理をして余った時間は自由時間とする。以上、解散!」


艦娘一同「了解。」(`・ω・´)ゞ


吹雪「では、こちらに来てください。施設内を案内します。」タッタッタッ


 ―新任の艦娘たちは吹雪に付いて行く形で作戦室を出た。明石・夕張も開発すると言い出て行った。残ったのは俺と杏奈、大淀、しおいの

 4人だ。


杏奈「で、今日は何か仕事はあるの?」


提督「今日は特にないね。荷物整理が終わったら後は好きにしていいよ。俺も今日は自由だし。」(*'▽')


大淀「提督は前回の始末書を書いてください。」ニコッ


提督「...はい。」(´・ω・`)


杏奈「え!? 征矢、また何かやらかしたの!?」


提督「まぁ、訳があってな。」


伊401「杏奈さん、私のせいなんです。」


杏奈「...しおいって、もしかして元はトラック泊地にいた?」


伊401「はい。」


杏奈「あぁ。なんとなく話が見えてきた。相変わらず無茶しかしないわね。」


提督「それが俺だろう。」(`・∀・´)エッヘン!!


杏奈「それもそうね…」


提督「じゃ、俺も執務室に戻りますか…さっき言ったとおり、今日は特に何もしないから荷物整理と自由時間でいいよ。大淀も特に何もない

  から自由にしてて。しおいも、もうすぐしたらトラック泊地から荷物が届くだろうから、部屋にいたらいいよ。」


伊401「分かった。そうするね。」


大淀「杏奈さん。荷物整理が終わったら、私がここの案内をしましょうか?」


杏奈「ほんと! じゃあ、お願いするわ!!」


提督「あ、杏奈は一五三〇になったら俺の所に来てくれ。」


杏奈「分かったわ。じゃあ、また後で。」


 ―残りの3人も作戦室を出て行って、俺だけとなった。


提督「...さて、始末書でも書きますか。」


 ―始末書については前にも言ったように初めて書くわけではない。定型文を書いてから後はあたかも反省してるかの様な文章を書けば完成

 だ。10分で終わった。一応大淀に確認をしてもらって、始末書は逓送の封筒に入れて泊地中央棟前にある海軍用ポストに入れた。まだ時

 刻は一一三〇と早めではあったが、皆が案内や荷物整理をしている間に1人で昼食を済ませて、執務室に戻った。大淀は始末書を確認して

 もらった後は自由時間にしたから執務室には一人。特に何もすることが無いし、暇なのでソファーで昼寝をはじめた。


 ―しばらくして…


 ―昼寝していたら、誰かが俺を起こす声がした。


?「...さん…司令官さん…起きてますか…」


 ―寝ぼけで誰かが分からない。


提督「んー。」


 ―俺は眠たい目をこすってソファーから起き上がった。視界が寝ぼけでぼやけていたが、長い黒髪と赤いリボンのセーラー服、眼鏡をかけ

 た女の子だということは認識できた。


提督「...鳥海?」


鳥海「はい、鳥海です。すいませんお休みのところ起こしてしまって…」


提督「別にいいさ。もうじき起きる時間だったし。」


 ―執務室にある置き時計を見ると針は一五〇〇を示していた。


鳥海「そうですか…姉の摩耶について少しお話が…」


提督「摩耶に怒られるぞ。いいのか?」


鳥海「はい…司令官さんには話しておこうと思って…摩耶なら荷物整理が終わったら寝ちゃいましたから。」


提督「その話は横須賀鎮守府を追い出された話か?」


鳥海「はい…私も追い出された身ですが、摩耶は私の所為で追い出されたんです。」


提督「...と言いますと?」


鳥海「はい...司令官さんは知ってるんですよね。元横須賀鎮守府提督のこと…」


提督「あぁ、その頃俺はまだ新人だったけどかなり有名だったよ。過度の大型建造による資源消費、無謀な艦娘の運用、パワハラ等々…絵に

  描いた糞野郎だったらしいね。(俺は実際会ったことがあるるけど…)」


鳥海「まさにその通りでした。話せば長くなるのですが…」


 ―回想 とある作戦海域にて―


摩耶(旗艦)「作戦終了だな。みんな大丈夫か…」小破


鳥海「・・・。」大破


長良「ちょっときついかも…」中破


伊勢「帰投するしかないわね…」


陽炎「このまま進んだら、鳥海さんが危険です。」小破


加賀「帰投しましょう。」

 

摩耶「そうだな。」

 

 ―摩耶は無線を取り出した。


摩耶「おい提督。作戦は成功したが鳥海が大破したからこれ以上の進軍は無理だ。帰投する。」


元提督(横)「...何を言っているのだ貴様は。進軍するにきまってるだろ。」  


摩耶「おい!ふざけんなよ!鳥海が轟沈してもいいってのか!?」


元提督(横)「貴様らは戦う道具だ。俺の指示に従っていればいいんだよ。わかったら進軍しろ!命令を無視して帰ってきたらここに残って

      いる艦娘がどうなるかわかってるよな…」


摩耶「...ちっ、進軍すりゃいいんだろうが。」


元提督(横)「分かってるのなら黙って従え。」ガチャ


摩耶「...くそがっ!」


 ―現在―


提督「...そんな事があったのか。」


鳥海「はい。結局は大破の私をみんなが庇ったために全員大破して敗北。帰投してからは全員あの人に激怒され、旗艦だった摩耶は2週間反

  省部屋に閉じ込められました...」


提督「酷いな…」


鳥海「摩耶だけでなく、司令官の指示に歯向かったり、作戦失敗したら反省部屋に入れられていました。私も入ったことがあるのですが、囚

  人とほぼ同じ扱いでした。部屋に陽が差すことはなく、食事も質素で…」


提督「よく耐えてたな…」


鳥海「もしも私たちの中の誰かが司令官の所業を上層部に報告したら、それ以外の艦娘に危害を加えると脅されていたので、報告もできずに

  耐えるしかありませんでした。そんな時、反省部屋を出た摩耶が我慢できずに司令官に危害を加えようとしたんです。」


提督「なぜそうなった?」


鳥海「摩耶がいない間も私たちは作戦海域に出撃し、大破しても進軍させられました。摩耶が反省部屋から出てきた日は私が旗艦で出撃して

  いたのですが、資源不足で燃料・弾薬もほとんど補給できずに出撃した結果。出撃した6人のうち、長良が轟沈。他は大破しました。作

  戦は失敗に終わり、旗艦だった私は入渠もさせてもらえず、反省部屋に入れられました。それを聞いて摩耶が激怒したんです。」


提督「で、摩耶は何をしでかしたんだ?」


鳥海「あの時の司令官は伊良湖さんが作る最中が大好物でした。その最中に摩耶が鉄屑を混ぜたんです…」


提督「...マジか(やり口が子供すぎだろう…)。」


鳥海「マジです。間宮さんと伊良湖さんが食堂を離れた隙に忍び込んで、冷蔵庫の中にあった最中に仕込んだんです。」


提督「...まずいだろ。」


鳥海「私は反省部屋にいたので状況は見ていないのですが、それを司令官が食べるのを摩耶は物陰から見ていたらしいのですが…」


提督「それで、事件が起きたと…」


鳥海「はい。異物が入っているのを知った司令官は、摩耶が仕込んだなんて知るわけがないです。」


提督「そんで、伊良湖ちゃんが疑われたと…」


鳥海「はい。司令官が伊良湖さんが仕込んだと激怒して、携帯していた軍刀を振りかざして伊良湖さんに襲いかかったそうです。その時軍人

  の方が間に入って、司令官をボコボコにして病院送りにして、間に入った軍人の方も怪我をされたと聞いています。」


提督「・・・。」(-_-;)


 ―この話を一話から読んでくれている方は分かってると思うが…間に入った軍人は俺だ。


 ―回想 横須賀鎮守府暴行事件―


 ―その時の俺は、横須賀鎮守府に着任した新兵として所属艦娘の日向から施設案内を受けていた。俺たちが食堂前の廊下を歩いていた時…


日向「施設は一通り周ったな。あとは食堂か。提督が食事をしているだろうから挨拶した方がいいだろう...なんかやけに騒がしいな。」


 ―俺たちが食堂に入ると、中将の肩章をつけている人が怒鳴り声をあげていた。


元提督(横)「誰だ!最中に鉄屑仕込んだのは!!伊良湖か!!!」(# ゚Д゚)


間宮「そんな!伊良湖ちゃんがそんなことする訳がありません!!」


元提督(横)「ええぃ、うるさい!!伊良湖を呼んでこい!!」(# ゚Д゚)


間宮「分かりました…伊良湖ちゃん来て。」


伊良湖「はい。何でしょうか?」タッタッタッ


元提督(横)「何でしょうかじゃないだろ!!お前だろ、最中に鉄屑を入れたのは!!」(# ゚Д゚)


伊良湖「そんなことしません!!」(;゚Д゚)


 ―食堂内は緊迫した空気だった。


提督(新兵)「...なぁ。日向、これやばくないか?」


日向「まずいな。提督がご乱心だ。」


提督(新兵)「仲介に入った方が良さそうだな。」タッタッタッ


日向「そうだな。」タッタッタッ

 

 ―俺と日向が仲介に入ろうとしたその時だった。横須賀元提督が腰に下げていた軍刀を抜刀した。


元提督(横)「貴様!この俺にこんなものを食べさせやがって!!許さねえ!!」タッタッタッ


伊良湖「き、きゃぁぁぁぁ!!」(;´Д`)


提督(新兵)「やばいっ!!!」(゚д゚)!


 ―俺は伊良湖に向かって全速力で走った。間一髪で腰が抜けて跪いている伊良湖を抱えてその場から離れた。伊良湖は無傷であったが、俺

 は振りかざされた刀の先端が右のこめかみを切りつけた。傷からは出血し、右目に血が入ったために視界が滲んで見えにくくなった。抱え

 ていた伊良湖はあまりの出来事に耐えられず、気絶していた。


提督(新兵)「おい!ここまですることはないだろ!!」


元提督(横)「貴様新兵のくせに生意気な口を利くんじゃねぇ。貴様ら新兵も艦娘も俺の指揮する駒だ!道具だ!!そんな奴らが俺に歯向か

      うことが許されないんだよ!!道具は道具らしく俺の指示に従っていればいいんだよ!!」(# ゚Д゚)


提督(新兵)「...ふざけんなよ。」ボソッ


 ―俺は堪忍袋の緒が切れた。その時のことは今でも覚えている。俺は気絶した伊良湖を間宮に預けて横須賀元提督に歩み始めた。


提督(新兵)「俺たちは道具じゃねぇ、人間だ。艦娘だってそうだ。てめぇみたいな糞のために生きてるんじゃねぇんだよ。」"(-""-)"


元提督(横)「貴様も私に歯向かうってのか!!貴様もだだじゃ済まさんぞ!!!」ボコッ


周囲にいた者達「!?」


 ―俺は元提督を左フックで顔面を殴り、続けて右足で腹部に前蹴りをくらわした。元提督は後ろに仰向けに倒れた。


提督(新兵)「おめぇみたいな糞は地面に這いつくばって〇ねや!!」(# ゚Д゚)


 ―俺は起き上がろうとする元提督の上にのしかかり、両手拳で顔面を殴打した。袋叩き状態であった。元提督の顔は腫れあがり、内出血を

 起こしていた。あと数発殴れば本当に死ぬところで食堂に憲兵が到着。その周囲には騒ぎに駆け付けた艦娘たちもいた。すぐに元提督から

 俺を憲兵が引きはがしたが、俺が興奮状態で酷く暴れ、憲兵だけでは抑えられなかったため、当時横須賀鎮守府にいた大和と憲兵で俺を押

 さえつける形でなんとか場は収まった。元提督は意識が朦朧としてかなり危険な状態だったためすぐに救急搬送された。暴れていた俺は憲

 兵が持っていた麻酔薬で眠らされた。その時、意識が薄れゆくなかで、食堂の隅にあった大きい観葉植物の陰で今起きた事態に呆然と立ち

 尽くしていた娘を見たのを覚えている。さっきの鳥海の話を聞く限り、あれは摩耶だったのだろう。


 ―その後はというと、元提督は意識が戻ったものの今まで隠蔽されていた悪事が所属艦娘の内部通報によって発覚。即免職となり今は軍令

 部が管理する刑務所に入っている。そして俺はトラック泊地に異動。この一件は報道発表され、各方面から艦娘の運営について大批判を浴

 びた。これが俺が起こした暴行事件の真相である。


 ―現在―


提督「...で、摩耶と鳥海はなぜ軍令部に異動したんだ?」


鳥海「摩耶は責任を痛感して、上層部に自分が鉄屑を入れたと自首したんです。これ程の事を起こした戦犯の1人ですから解体という話も出

  ていたんですが、あの司令官の悪事のこともあって、解体は免れました。除籍はされましたけど…私は事件があってすぐに反省部屋から

  でることができましたが、大破出撃の疲労でかなり酷い状態だったので私は軍令部の下で保護という形で除籍になりました。」


提督「そうか…大変だったな。」


杏奈「何言ってるのかしら?」ガチャ


提督「!?」


鳥海「榊大佐!?」


杏奈「約束の時間に来てみればものすごく重たい話してから…入りにくかった。」(現在時刻一五四〇)


鳥海「申し訳ありません。で、榊大佐。司令官さんが関係者ってのは一体…」


杏奈「杏奈って呼んでいいんだからね。私上司ぶるのが苦手だから、フランクに接していいから。で、本題に戻るけど…鳥海からさぞ初耳の

  ように聞いていたけど、征矢が一番この事は知ってるはずだよね。「狼狂」さん。」(・∀・)


鳥海「えっ…司令官さんが「狼狂」って…えっ…」:(;゙゚''ω゚''):


提督「はぁー。鳥海…あの場で君らの提督をボコボコにしたのは俺だ。」


鳥海「そうだったんですか!?」Σ(・□・;)


提督「鳥海はあの場に居なかったんだから知らなかっただろうけど…あの日俺は横須賀鎮守府の新兵としてあの場に居たんだ。」


鳥海「そうだしたか…実は、お願いがあります。」


提督「どうした?」


鳥海「司令官さん、今日バスの中で摩耶が言ってたこと覚えてますか?」


提督「もちろん。私たち艦娘は道具かって聞いてきたな。」


鳥海「摩耶は提督という立場の人が信用できません。この先司令官に強く当たることがあるかもしれません。それでも摩耶の事を邪見に扱わ

  ず、傍に寄り添ってもらえませんか。」


提督「もちろん。ここにいる人は俺にとって家族同然だから。杏奈もいいよな。」


杏奈「征矢の好きにしていいわよ。私はそのサポートをするだけだから。」


鳥海「ありがとうございます。」(´;ω;`)ウッ…


提督「摩耶のことだ。決して悪い奴じゃないのは分かってる。少しずつでも打ち解けるようやっていくさ。」


鳥海「はい。」(´;ω;`)ウッ…


提督「さて、俺と杏奈はこれからちょっと用事があるが、鳥海はこれからどうするんだ?部屋に戻るのか?」


鳥海「はい。摩耶を起こしてから演習場を見に行こうかと。摩耶が見たいって言ってたので。」


提督「そうか。演習場の鍵はそこにあるから取って行っていいよ。」


鳥海「はい。では失礼します。聞いてくださってありがとうございました。」ガチャ


提督「...さて、行きますか。」


杏奈「どこへ?」


提督「食堂。歓迎会やるから料理手伝って。」


杏奈「...私…歓迎される側なんだけど…」


提督「だとしても人手が足らん。」


杏奈「...わかったわよ。手伝えばいいんでしょ。」


 ―食堂―


提督「すまん遅くなった。」タッタッタッ


間宮「大丈夫ですよ。まだ食材の下処理をし始めたばかりですから。隣にいる方が新しく来られた方ですか。」 


杏奈「海軍大佐の榊杏奈よ。よろしくね。」


間宮・伊良湖「よろしくお願いいします。」


提督「じゃあ、本格的に作り始めましょうかね。」


間宮「提督さん料理できるんですか?」


杏奈「征矢は普通に料理できるわよ。」


提督「まぁそれなりにはね。じゃ、つくりはじめましょうか。」


 ―4人で全員分の食事を作るのは正直キツいと思ってたが、何とか夕食前には完成した。正直ヘトヘトだ…


伊良湖「何とか完成しましたね。」


提督「夕食まであと20分…案外ギリギリだったな…杏奈がいなかったら確実にアウトだったわ」(*´Д`)


杏奈「と言うより、途中で醤油がなくなった時は終わったと思ったわ…」


 ―料理中に醤油を切らしてしまった。食糧庫を確認したが醤油がどこにもなかった。俺がダッシュで車を走らせ、商店に醤油を買いに行っ

 た。しかし商店でも醤油が売り切れで、困っていたら商店の近所に住んでいる漁師が醤油を瓶1本分けてくれた。その後通常の2倍速で料

 理を仕上げた。


提督「とりあえず。休んで皆が来るのを待とう...」


間宮・伊良湖・杏奈「了解…」


 ―20分後。みんながぞろぞろと食堂に入ってきた。


夕立「良いにおいっぽい! 豪華っぽい!!」


由良「これ全部提督さんたちが?」


提督「あぁ。歓迎会だからね。いっぱいあるからたべてね。」


陽炎「やったぁ。」(#^^#)


阿武隈「あ、肉じゃがだ…トラック泊地で提督が作ってたのと同じ...」


提督「お、よくわかったな。俺が作ったやつだよ。」


伊401「提督の肉じゃが…」(;゚д゚)ゴクリ…


提督「それじゃあ、みんな席に座ってくれ。」


艦娘一同「はーい!」


 ―みんな席に座った。


提督「今日は飲んで食べまくりましょう!無礼講ってことで、乾杯!」


全員「乾杯ー!」


 ―みんな楽しそうにしている。駆逐艦や軽巡たちがおいしそうに頬張る中、空母や戦艦・一部の重巡連中が酒を飲み始めた。今日はからま

 れないようにしよう。特に千歳を警戒しておかねば。


摩耶「・・・。」


 ―俺の隣に摩耶が座っている。というより俺が摩耶の隣に座ったのだが…摩耶は神妙な顔をしていた。


提督「摩耶どうした?」


摩耶「なぁ、これって…」


 ―摩耶はある料理を指さした。イカや白菜、ネギなどの野菜が入った中華風の料理だ。


提督「あぁ。調べて俺が作ってみた。どうだ?よく再現されてるだろ?」


摩耶「...まぁな。」


提督「...この料理名なんだったっけ?」


摩耶「!? クソが!女の子にこの 料理名を言わせようとしてんじゃねぇよ!!」


提督「冗談だって。知ってるから。味はどうだ?」( ̄∇ ̄;)ハッハッハ


摩耶「...悪くねぇよ。」パクッ


提督「なんだ?素直に「おいしいです。提督様。」って言っちゃえよ。」(・∀・)


摩耶「言うかよ!」


提督「そんなに怒るなよ。楽しくやろうぜ。」( ̄∇ ̄;)


摩耶「はぁ...美味いに決まってんだろうが。」ボソッ


提督「ん?何か言ったか?」(・∀・)


摩耶「うるせぇ!」(# ゚Д゚)


鳥海「少しは進歩ってところかな…」


 ―宴会も中盤に入り、艦娘たちも和気藹々に打ち解けてきた。大人組はだんだんと出来上がってきているようだ。千代田が隣にいる千歳を

 これ以上飲ませまいと、酒を取り上げている。頑張れ妹よ。暴走する前に止めてくれ。


 ―そんな中、大淀が杏奈に歩み寄っているのが見えた。


大淀「杏奈さん。少しよろしいでしょうか。」


杏奈「えぇ。何かしら。」


大淀「ここで話すのもあれですから...」


杏奈「分かったわ。少し席を外しましょう。」タッタッタッ


大淀「えぇ。」タッタッタッ


 ―杏奈と大淀が席を離れ、食堂を出て行った。大淀の顔が真剣な表情だった。


提督「...こりゃ。早速バレたかな。大淀がいたのはまずかったな。」ボソッ


摩耶「何か言ったか?」


提督「いや、何でもない。」


 ―その予感は的中した…


 ―食堂前廊下―


杏奈「何か用かしら。」


大淀「はい、率直に聞きます。あなたは誰ですか?」


杏奈「一体何を言ってるの?」


大淀「少しあなたのことが気になりまして調べたんです。杏奈さん、軍人じゃありませんね。」


杏奈「何を言ってるの!?」


大淀「しらばっくれないでください。杏奈さんが軍人ではないのは既に調査済みです。それに、トラック泊地に提督に妻がいたのか問い合わ

  せました。そしたら、トラック提督が提督の妻の存在を認めましたが、それは「カッコカリ」だとお聞きしました。」


杏奈「!?」


大淀「トラック提督に話を聞くと、以前提督がトラック泊地にいた頃にトラック諸島周辺の生態調査をしていたところ、海岸で倒れていたあ

  なたを保護したそうですね。その時あなたは記憶喪失になっていた。違いますか?」


杏奈「...えぇ。その通りよ。認めるわ、私は軍人じゃなくてただの一般人よ。」


大淀「それも嘘です。お互い人間同士なら本当の結婚ができるでしょう。なら何故、トラック提督は「カッコカリ」とおっしゃったんです

  か。おかしいですよね。ではあなたが左手の薬指にしている指輪は何ですか?」


杏奈「・・・。」


大淀「私、あなたにとても似ている艦娘を知っています。その艦娘は以前作戦海域で行方不明になっています。その時期があなたがトラック

  諸島で保護された時とほぼ同じなんですよ。もしそれがあなたならイタリア人のハーフってのも嘘になります。」


杏奈「...どうしてそこまで。」


大淀「提督の身上調査票では提督は「未婚者」でしたからね。あの人が何の報告もなく結婚するとはおもえませんでしたし、実は提督が桂島

  泊地に着任する際の支給品に艦娘専用の「結婚指輪」と書類一式が支給されていたのを書類を見返してわかったんです。今ここにいる私

  たちの中で最高練度に達している艦娘は一人もいません。このなかでは最高練度である千歳さんでも練度は62です。軍令部はケッコン

  カッコカリが可能な艦娘がいない限り支給しません。なのになぜ支給されたのか。」


杏奈「...何が言いたいの。」


大淀「それはここにケッコンカッコカリできる艦娘がいるからですよ。実はあなたが着ていた軍服は提督が大佐の時に来ていたものですよね

  男物と女物の軍服は少し違うので。それにあなたのことについて提督とトラック提督、そして行方不明になった艦娘が所属していたショ

  ートランド泊地提督の3人で調べていたそうです。その調査は既に終わっていますが、あなたが提督にご執心だったので行方不明のまま

  提督の傍にいさせてあげて、今後のことはあなたの判断に任せるということで身内で解決したそうですね。軍令部内でその話を知ってい

  るのは当時の軍令部総長のみだったそうで、今の総長に聞いたらその話は前任者から聞いたとおっしゃっていました。事情も知らずに結

  婚書類一式が支給されるのか納得しました。その時の調査書類をあなた方が宴会の仕度をしていた間にFAXで送ってもらって書類を確

  認したのと、今日宴会で杏奈さんが出していた料理を見て確信しました。」


杏奈「・・・。」


大淀「杏奈さん...あなたは記憶が戻っている。そして、あなたは人間じゃなくて艦娘ですね。」


杏奈「...えぇ。そうよ。」


大淀「そして、それは提督も知っている。だから支給された艦娘専用の結婚指輪を渡した。そしてあなたは受け取った。」


杏奈「その通りよ。」


大淀「ではあなたは誰なのか...行方不明だったBismarck級戦艦1番艦「Bismarck」ですね。」


杏奈→Bismarck「・・・。」


 ―俺はこのやり取りを陰から見ていたが、潮時か…


提督「やっぱりバレてたか。」


Bismarck「...征矢。」


提督「すまん。2人が出ていくのを見かけてね…」


大淀「提督…」


提督「しばらくは黙っていようと思ってたんだけどね。初日でこうもあっさりバレるとは…」(;^_^A


大淀「どうしてですか?」


提督「万が一大淀が軍令部に通告したとなれば海軍は大騒ぎになるからね。」


大淀「私、総長には言ってしまいましたが。」


提督「あの人の事だ。上手くやってくれるだろうさ。というより良くわかったな。杏奈の正体がBismarckだって…」


大淀「いえ…初めて会った時にBismarckに似ているなぁと思って、それで過去にショートランド泊地のBismarckが行方不明になっていたのを

  思い出して…それで調べたんです。」


提督「捜査能力半端ないな…」


大淀「それで提督…Bismarckさんは艦娘としては所属しないんでしょうか?私が見た限り、持っていた荷物には戦闘衣装や装備が無かった気

  がしますが…」


Bismarck「私が保護された時に服も装備もボロボロで修理がかなり厳しいってことで処分したわ。」


大淀「そうですか…」


提督「あぁ。それなんだが…2人とも、ちょっと来てくれ…」


 ―俺は2人を東棟の近くにある倉庫に案内した。


大淀「...ここは?倉庫ですね。確か私たちの装備品を保管していた筈です。」


Bismarck「そうね。吹雪から教えてもらったわ。けど、ここの鍵は鍵箱に入って無かったらしいわ。」


提督「そりゃそうさ。ここの鍵は俺が持っているんだから。」ガチャ


大淀・Bismarck「!?」


提督「ここの鍵は俺と門番、明石しか持っていないからね。さぁ、中に入って。」ギギィー


 ―俺は倉庫のドアを開けた。中には艦娘みんなの装備品が保管されていた。


提督「電気点けるよ。」パチッ


 ―俺は電気を点けた。倉庫内の棚には各艦娘の名前が書かれたネーム板が貼られてあり、その下にその艦娘の装備が保管されていた。


大淀「結構広いですね…あ、提督…」


提督「どうした?」


大淀「あれは何でしょうか?」


 ―大淀が指さした先には黒い布で覆われている棚があり、立ち入り規制のテープがされていた。


提督「あれに用があるんだよ。Bismarck、布を取ってみて。」


Bismarck「いいの?立ち入り禁止じゃ...」


提督「いいから。」


Bismarck「...分かったわ。」


 ―Bismarckは立ち入り規制のテープをのけて、黒い布を取った。


Bismarck「!? これは!?」


 ―黒い布に覆われていた棚には、ネーム板に「Bismarck」と書いてあった。棚の中には、Bismarckの戦闘衣装、16inch三連装砲Mk.7が

 2個、一式徹甲弾、Ro.43水偵が飾られていた。


大淀「これって…」


Bismarck「私の衣装と装備…でもどうして…」


提督「あぁ。ショートランド泊地の提督とは軍に入る前からの顔見知りでね。Bismarckの衣装と装備の予備が無いか聞いたらあるって言うか

  らさ、頼んだらすぐに送ってきてくれたよ。」


Bismarck「征矢…Dankeschön...」


提督「衣装と装備はここにある。もちろん判断はBismarckに任せるよ。明日から艦娘として生きるか、一般人として生きるか…」


Bismarck「何を言ってるの、当り前じゃない!私は艦娘で貴方の嫁艦よ。貴方のために戦うわ。」


提督「わかった…改めてこれからもよろしく。Bismarck。」


Bismarck「えぇ。任せなさい。」


提督「じゃ、食堂に戻りますか。」


大淀「はい!」


Bismarck「ちょっと征矢は先に行っててくれるかしら。大淀に話があるの。」


提督「分かった。先に行く。」タッタッタッ


 ―俺は先に食堂に戻った。


大淀「話って何でしょうか?」


Bismarck「私の事を調べたみたいだけど、私の記憶が戻っているなんでどうしてわかったの。」


大淀「えぇ。提督がBismarckさんに艦娘専用の結婚指輪を渡して受け取ったってことは、Bismarckさんは自分が艦娘だとわかっている。つま

  り、記憶が戻っているんじゃないかなと。」


Bismarck「そうだったの…」


大淀「それに、今日の宴会で出ていた料理の1つに「シュニッツェル」がありました。伊良湖ちゃんに聞いたらBismarckさんが作ったもの

  で、得意料理だそうですね。イタリア人の日本のハーフと言っておきながらドイツ料理を作るなんて、詰めが甘かったですね。」(#^^#)


Bismarck「...侮れないわね。」


大淀「(ΦωΦ)フフフ…で、Bismarckさんは提督のどこを気に入ったのですか?」


Bismarck「!?」


大淀「ケッコンカッコカリしたのでしょ。色気話ぐらい聞かせてくださいよ。」


Bismarck「えっ…あ…まぁ、優しいところとか、ちょっとクズなところがあるけど、真面目で周りの人を大事にしてて…あぁ…もう、正直に

    言うわ。あの人の全部が好きになったのよ…」((ノェ`*)っ))タシタシ


大淀「随分とご執心なのですね。」(#^^#)


Bismarck「うぅ…」((ノェ`*)っ))タシタシ

 

 ―しばらく2人で話をした。トラック泊地や桂島泊地に来てからの俺の話が主だった。


Bismarck「かなり話し込んじゃったわね。そろそろ私たちも戻りましょうか…」


大淀「そうですね...あら?誰かがこちらに向かってくるわ…」


 ―遠くから誰かが走ってきた。


?「杏奈さーん!!」タッタッタッ


 ―阿武隈だった。


Bismarck「阿武隈。どうしたの?」


阿武隈「て、提督が…」


Bismarck「征矢がどうかしたの?」


阿武隈「...酒を飲んでいます。」


大淀「酒を飲むぐらいで…って、どうしたんですか…」


Bismarck「...まずいわね。すぐに止めないと…」


大淀「えぇ…そんな一大事なのですか?」


阿武隈「提督は酒は強いんですけど、酔ったら収集が付かないレベルで暴れ始めるんです。今日は千歳さんと、高雄さん、愛宕さんも一緒

   で…」


Bismarck「...一大事ね…」


阿武隈「扶桑さんと山城さんは、酔いつぶれて寝てしまったので、駆逐艦や軽巡の皆で部屋まで運んでいます。」


大淀「摩耶さんと鳥海さん、瑞穂さん、千代田さんは?」


阿武隈「4人は飲酒した人たちが暴れないように監視しています。」


Bismarck「大淀、すぐ戻るわよ。」タッタッタッ


大淀「...分かりました。」タッタッタッ


 ―3人が食堂に戻ると…


阿武隈「みなさん!!無事ですか!?」


Bismarck「...遅かったわね。」


 ―食堂では俺と千歳、高雄、愛宕が酒を飲んで騒いでいた。4人の周りには空の瓶や缶が大量に転がっていた。


Bismarck「間宮さん…あれ全部飲んだのか…」


間宮「はい…」


阿武隈「...皆さん、出来上がってますね…まだ暴れていないだけましですが…そういえば摩耶さんたちの姿がみあたりません…」


大淀「...いました。」


Bismarck・阿武隈「!?」


 ―摩耶を含む監視していた艦娘は皆、おしぼりで口を塞がれて、手足をきつく縛られた状態で床に転がっているのを見つけた。


摩耶「んーーーーー!!(おい!助けてくれ!!)」


瑞穂「んーーーーーー!!(この人たちを止めてください!!!)」


Bismarck「かなり深刻ね…阿武隈はあの酒豪たちに見つからないように4人を解放して。」


阿武隈「わかりました。」


提督「おっ!おそかったな!!!」ベロンベロン


高雄「おかえりなさぁーい。」エヘヘヘヘ


大淀「あの真面目な高雄さんまで…」(*´Д`)


千歳「ねぇ提督。杏奈さんって肌白くて綺麗だし、スタイル抜群よね...触ってきてもいい?」エヘヘヘヘ


Bismarck「えっ!?」アワワ


提督「...許す!」(*'▽')


千歳「ゴー!」ガバッ


愛宕「私もぉー。」パンパカパーン


 ―千歳と愛宕がBismarckに襲い掛かった。


Bismarck「うわっ…ちょっ…やめ...どこ触ってんの…」(>_<)


愛宕「肌スベスベねぇー。うらやましいわー。」オサワリ


千歳「スタイルいいわね。うわぁー。胸大っきいー。」オサワリ


Bismarck「ちょっ…あんたたちも十分あるでしょうが…」:(;゙゚''ω゚''):


大淀「2人とも離れてください!」


 ―大淀が2人を引きはがそうとすると…


提督「高雄!!大淀を止めろ!」


高雄「了解しましたぁー。」ガバッ


大淀「きゃっ!!」


 ―高雄が大淀を背後から羽交い絞めする形で引きはがした。俺はというとそれを見ながら爆笑していた。


大淀「阿武隈さん早く!!!」


阿武隈「今全員解放しました!!!」


千代田「みなさん本格的に暴れ始める前に止めましょう!ここにいる酒豪たちは首チョップすればおとなしくなりますから!」


摩耶・鳥海・瑞穂「了解!」ダッ


高雄「うっ!」ドサッ


愛宕「あっ!」ドサッ


千歳「・・・。」チーン


 ―摩耶が千歳を、鳥海が愛宕、瑞穂が高雄をそれぞれに首チョップをくらわして、酒豪3人は大人しく(気絶)なった。


千代田「残るはあと一人…」


鳥海「司令官ですね…」


Bismarck「...嫁として、私がやるわ。」


 ―Bismarckは上に乗っていた2人を引きはがして俺の所に歩み寄ってきた。


提督「どうしたぁー?」ベロンベロン


Bismarck「大人しくしなさい!」ドカッ


提督「ぎゃっ!」ドサッ

 

 ―Bismarckが俺に首チョップをくらわした。


Bismarck「これで全員大人しくなったわね。もう歓迎会はお開きにしましょう。各自でこの酒豪を部屋に運びましょう。」


摩耶「じゃ、私と鳥海で姉さんたち運ぶぜ。」


千代田「千歳姉ぇは私が運びます。」


大淀「私と瑞穂さん、阿武隈さんで他の皆にお開きにしたと伝えてきます。」


Bismarck「お願い。私はこいつを運ぶから。」


 ―こうして、歓迎会は終わりを告げた…





後書き

次回から本格的に始動します。


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SS好きの名無しさんから
2018-11-19 13:49:17

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2018-10-26 11:14:38

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2018-10-25 22:15:05

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2018-10-27 16:16:08

SS好きの名無しさんから
2018-10-25 22:15:08

このSSへのコメント

3件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2018-10-25 18:31:55 ID: S:8_JNsB

サバゲーマンです
更新ご苦労様です。パート8ですか、待っていました。提督も災難だな~伊良湖を助けるためにやるとは、すごいな~あとは、ビスマルクがいるとは、びっくりしました。これは、次回の更新が楽しみです。あんまり無理しないようにしてくださいね。では、頑張ってくださいね。

2: tamayan 2018-10-25 19:03:32 ID: S:5dtree

サバゲーマンさんいつもありがとうございます。
以前の物より長いですが、読んでいただきありがとうございました。

3: SS好きの名無しさん 2018-10-25 20:23:05 ID: S:j4ZzQ1

🍎平成30年『防衛白書』86頁🍏

💀韓.国.🇰🇷💀

🍎19年連続で『軍拡』実施🍏

🍎特に『ミサイル・海軍・空軍』の『軍拡』が顕著である。🍏

💀極めて危険な『兆候』💀

🍎かが『流石に気分が高揚します。』🍏


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1: SS好きの名無しさん 2018-10-25 20:21:55 ID: S:hf__zv

🍎平成30年『防衛白書』86頁🍏

💀韓.国.🇰🇷💀

🍎19年連続で『軍拡』実施🍏

🍎特に『ミサイル・海軍・空軍』の『軍拡』が顕著である。🍏

💀極めて危険な『兆候』💀

かが『🍎流石に気分が高揚します。🍏』


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