2015-06-10 19:17:57 更新

概要

突然の出来事、麻雀インターハイの会場が攻撃された。
色んな学校の沢山の選手がいなくなってしまった世界………みたいな世界観です!


前書き

頑張って書きます!
見てってね!


目の前でありえないことが起こった。

それは、俺が知ってる現実を軽く超えマンガやアニメの世界で見たことのあるような光景だった。

俺、須賀京太郎はインターハイ長野代表清澄高校に所属している。

と言っても俺自身は予選で負けてしまう実力だか、女子の団体戦に少しでも貢献したくて買い出しに出ている途中だった。

始めての東京に戸惑いながらも会場から少し離れたのスーパーに向かっている最中で見た光景である。

空が…白く燃えている。

その瞬間、一点に大量の光が落ちて行った。激しい閃光と鳴り止まない轟音の中、燃えている…それは、空でなく、俺の心でもない、何かが激しく燃えている…

その炎は高層ビルや高い建物の中にいる俺ですら見えるほど大きい。

嫌な予感が脳裏に走る、方向が皆のいるインターハイ会場だった。


そして…


嫌な予感は的中した



二ヶ月後



京太郎「んっ…」


嫌な目覚めだった。

あのときの、二ヶ月前に見た景色が全く忘れられない。

俺は燃え盛る炎の中から必死に仲間達を探したが、誰一人助けることができなかった。

清澄のメンバーが全滅したわけではない。

染谷先輩は話せるほど回復しているし、部長だって生きている。

それでもショックを隠せない俺たちは、少し距離を置いて冷静になることを考えた。

今も寝たきりの部長の病室で、今日、染谷先輩と久しぶりに会う。



「…れ…………は………で……か…す」



なんだろう変な声が聞こえる。

多分、聞いたことのある人の声だった。

きっと何万回も聞いたことのある声だったが誰かは思い出せない。

それにしても早く起きすぎた。

頭が痛い。

もう一度寝よう。




京太郎「失礼します、部長」


勿論、部長からの返事は無い…けれど久々にあの人の声が聞けた。


まこ「久しぶりじゃのう、京太郎」


京太郎「染谷先輩!お久しぶりです!」


まこ「おう!」


なんだか久しぶりに人とまともに話した気がする。



まこ「それにしてもこんな事になるとはのう」


京太郎「………そうですね、でも!俺も染谷先輩も部長もこうやって生きてます!」


京太郎「きっと、咲たちだって…」


染谷「そうじゃな、皆強い子ばかりじゃ」


あの日、俺たちを狂わせた光の正体は雀力だった。

雀力には物理的な力が働くらしい。

雀力なんてからっきしの俺にはさっぱりだか、不思議な力があるらしい。


そしてあの光を作り出せるほど強力な雀力の持ち主、あの小鍛冶プロでも勝てなかった、世界ランキング第一位の中国の選手…つまり中国が日本にふかっけた宣戦布告だった。

そして、いずれ自分たちの脅威になるであろう現役高校生雀士が集まるあの日、あの会場を狙ったらしい。


今は日本を代表する、小鍛冶プロ、三尋木プロらを活躍もあり休戦状態となっている。


そして多くの死者を出し、雀力の高い日本人を連れ去るなどという問題も発生している。


京太郎「それじゃ、染谷先輩、部長、また今度」


まこ「また来んしゃい、久も喜ぶ」


京太郎「はい!」



病院を出ると気づく、今日はまだ何も食べてなかった。


京太郎「コンビニ行くか…」


ドンッ


よろよろと歩いてきた女性とぶつかってしまった。


京太郎「ごめんなさい、大丈夫ですか?」


??「はい…こっちこそぶつかって、ほんますんません」


良かった、なんか許してもらった。

それにしても顔色が悪い人だった…せっかくの美人がもったいない


??「あれっ…?おか…しい…な」バタッ


京太郎「!?大丈夫ですか!」


凄い熱だ。

相当疲れているように見える。


京太郎「よっと」


幸い近くに病院があったので連れてくことにした。


三時間後、彼女は目を覚ました。

一応、病院に連れて来たのは俺だから、無責任にここから離れる訳にはいかなかった。



??「ん…ここは………?」


京太郎「目が覚めましたか、体調は大丈夫ですか?」


??「はい、大丈夫ですけど…うちはどうして…」


京太郎「道でいきなり倒れたんですよ。それで近くの病院に、と思って」


??「それはどうもありがとうございます」


京太郎「僕は須賀京太郎っていいます」


??「あぁ、ご丁寧にどうも」


絹恵「私は愛宕絹恵、姫松の副将で2年生です」



姫松…聞いたことのある学校だった。

確か麻雀ではかなり強豪校、麻雀関係ということはつまり、彼女もとても大切な人を亡くし、身も心も限界に達したとすぐに理解できた。



京太郎「やっぱり先輩だったんですね」


絹恵「うそっ!須賀くん高一なん!?」


京太郎「そんなに老けて見えますかね…」



そう言うと彼女は、クスクスと笑った。

やっと笑顔が見れた。



絹恵「須賀くんは面白いなぁ、久々に、笑ってもうたよ」


京太郎「いや、別にうけ狙ってませんからね!」


絹恵「そんなことより、ありがとうな。連れてってもろうて」


京太郎「そんなこと………」



まぁいい。



京太郎「いいえ、困った時はお互い様ですよ。何かあったら連絡してください」



そう言って俺はメモを差し出した



絹恵「そうやね、今晩にでもメールするわ」


京太郎「それじゃ、愛宕さんまた今度」


絹恵「うん!ほんまありがとうな!須賀くん!」



こうして病院を出た俺は家に帰って少し遅めのご飯を食べ、そのまま寝てしまった。



朝、起きたが特にやる事も無い。

まず、学校が無い。

雀力とは道の力故に開発が必要らしい、俺も週一で検査を受けている。

長野にも帰れず東京に二ヶ月、最初はワクワクしていたが当然慣れてきた。



京太郎「あっ…」



愛宕さんからLINEが来てた。

寝てて気づかなかった。

多分、電話番号から割り出したのか

遅いけど返信しよ…



きぬ『愛宕絹恵です!追加してね!』


京太郎『すみません、寝てて返信遅れました』



よしっ!返信終了。

お腹減った朝ごはん食べよ。


なんだかんだで美味しいご飯を食べた後また、LINE。



きぬ『もぉ、女の子待たせたらあかんよ!』


京太郎『ごめんなさい!!』


きぬ『お礼が欲しいなぁ〜』



あれ、愛宕さんが図々しいぞ。

冗談言えるほど元気になったってことか?



京太郎『あはは、ケーキでも買って行きます』


京太郎『今日行ってもいいですか?』


きぬ『うん!』


きぬ『まっとるで!』



やった!愛宕さんにまた会えるぞ!

そう思うとすぐに病院に着いた。

勿論、ケーキをもって。



コンコン



「はーい」


京太郎「失礼します」


絹恵「意外に早かったな」


京太郎「そうですかね、これケーキです」


絹恵「おお!ほんまおおきにー」


京太郎「そういえば、聞いてくださいよ!今日ここに来る途中………」



それからずっとたわいもない話を二人でずっとしてた。

なんだかんだでとても楽しかった。



京太郎「それじゃ、そろそろ帰りますね」


絹恵「うん、もう退院できるらしいからなぁ、今度はそとに遊びに行こ!」


京太郎「はい、失礼します」



そう言って病室を後にした。


それからの何日間とても、とても楽しかった。

愛宕さんと過ごすこんな日がずっと続きばいいと思うほどに。

でも、それは唐突に……



絹恵「うちな……そろそろ大阪に帰るや…」


京太郎「えっ、」



わかっていた。

いつか来るとわかっていた。



京太郎「そうですよね…そりゃあ帰りますよね」



きっと大切な人を失ったこの場所に長居する必要など全くない。

俺だって早く帰りたい。

みんなそう思ってる。

勿論、愛宕さんも。



絹恵「でもな、まだ時間はあるんよ…だから協力して欲しい」


絹恵「うちにはやらなけゃならないことがある!」



愛宕さんが少し泣きそうになっている。

答えは勿論…



京太郎「はい!どんなことでも手伝いますよ!」


絹恵「ありがとうな」


京太郎「それで…愛宕さんがやらなきゃならないことって?」


絹恵「うちはな……家族を失ったんや」



やっぱり、多分姉の愛宕洋榎さんだろう。



絹恵「私のお姉ちゃんはすっごく強い人だった…」


京太郎「……」



何も言えない。

一応、麻雀部だ。

彼女の成績も知っている。



絹恵「それにな………おかんもや」


京太郎「!?」



始めて知った。

愛宕さんのお母さんがどのようないとかは、全く知らない。

けど、家族を二人も失う辛さは俺には到底わからなかった。



絹恵「うちは………超えなあかん!」


絹恵「二人の死も、麻雀も!」



今にも泣きそうな愛宕さんが大声で叫ぶ。



京太郎「つまり、俺は………」


絹恵「付き合って欲しいんや!」


京太郎「おぉ」



なんて情熱的な告白だ。

関西人はみんなこうなのか?



京太郎「愛宕さん…気持ちは嬉しいですが………」


絹恵「うちの麻雀に!」


京太郎「」


絹恵「ん、どーしたん?」



わ、わかってたし…

計算通りだし………



京太郎「愛宕さん…いや、絹恵さん!」


絹恵「へ!?なに、なにゆーたん!?」///


京太郎「手伝いますよ!」


絹恵「………うん!」



ここからの毎日は忙しかった。

麻雀麻雀麻雀たまに遊んでそして、麻雀。

絹恵さんはどんどん強くなっていく、心なしか俺も強くなった気がする。

そして、今始まる。



セーラ「うちは洋榎より強いで!!」


はやり「愛宕プロに引導を渡したはやりに勝てるなっ!☆」


絹恵「お願いします!」


京太郎「あと、一人はどうするんです?」


絹恵「須賀くんはいって!」


京太郎「はいっ!………って俺ぇ!?」


京太郎「場違い感が半端無いんですけど…」


セーラ「別にええで!」


はやり「そうだよ!」


絹恵「お願い出来へんか?」


京太郎「お願いしまぁす!」



やはり強い、瑞原さんと江口さん、絹恵さんも食らいついてはいるけど少しづつ離されていく。



京太郎(まずいな…)


はやり(頑張ってはいるけどね!まだまだだよっ☆)


セーラ(まぁまぁ出来るようやな、でもおしいな男の方がダメダメや)


絹恵(どうにか流れを変えんとあかん!)


京太郎「………!」


京太郎(なんだ………今の感じ、見えるぞ!)


セーラ「リーチ」タンッ


京太郎「ポン」


セーラ(なんや、不自然な鳴き)


はやり(えっ、まさか………)


絹恵「…!!リーチ!」


セーラ「!!」トンッ


絹恵「ロンやぁ!!!」


セーラ「ぐわぁぁ!!」



セーラ「ほんま負けたで………」


はやり「うんうん、強かったぞ☆」


絹恵「ありがとうございます!!」



なんか勝ったぞ!?

そして、さっきから瑞原プロがこっちをみてるんですけど!?



はやり「君……才能あるかもね」



そうボソッと呟く瑞原プロ。

何のことか良く分からないけど、勝てて良かった!



絹恵「須賀くん!!」


絹恵「勝ったで!うち、勝ったんや!」


京太郎「はい…勝ったんですよね!俺たち!」


絹恵「そうや!勝ったんや!」


京•絹「勝った!勝った!勝った!勝った!………」



30分後



京•絹「勝った…勝った…」


京太郎「あの…そろそろやめません?」


絹恵「そうやな…二人とももう帰ってるし…」


京太郎「これで…安心して帰れますね…」


絹恵「そうやな…」


京太郎「また会えるでしょうか…」


絹恵「難しいんとちゃう…?」



寂しい。

でも…この人を大阪に帰す前に俺は言わないといけないことがある。



絹恵「そろそろ電車来るんや…」


京太郎「まだ沢山喋りたいです」


絹恵「あはは…勝った!連呼しすぎたは………」



時刻は夕方、太陽は傾きかけ空は雲ひとつ無い綺麗なオレンジ色。

別れの時がゆっくり近づいているのがわかってしまう。



絹恵「その…なんか………言いたいことがあるんよ…」


京太郎「奇遇ですね…俺もです」


絹恵「うん…同じ事だといいな」


京太郎「そうですね…いっせいの!で言いますか?」


絹恵「そうしよか…」


京•絹「せーのっ!」


絹恵「うちは!」


京太郎「ずっと前から!」


絹恵「人のために一生懸命頑張ってくれるあなたのことが!」


京太郎「どんなに辛いことでも真っ直ぐ受け止めて前に進めるあなたのことが!」


京•絹「大好きです!!」


京太郎「………」


絹恵「………」


絹恵「う、嬉しいな…京太郎…」ポロポロ


京太郎「泣かないで下さいよ、絹恵さん!あなたのことは一生守ぬましゅ!」



噛んだ。



絹恵「う、上手く決まらんな……面白い過ぎるは…」クスクス



出会った時もこんな笑顔を見たな…。



絹恵「もう!ちゃんと決めてーな!」


京太郎「そうですね…キスでもします?」


絹恵「そ、そうしよか…」


京太郎「それじゃあ!」グイッ


絹恵「ちょ!まっ!心の準備が…」




チュッ




京太郎「絹恵さん…顔真っ赤」


絹恵「お互いさまやで!」



その時見た絹恵さんの真っ赤な顔はオレンジ色の空が青空に見えるほど赤かった。



絹恵編 完










京太郎「んっ…」


嫌な目覚めだった。

あのときの、二ヶ月前に見た景色が全く忘れられない。

俺は燃え盛る炎の中から必死に仲間達を探したが、誰一人助けることができなかった。

清澄のメンバーが全滅したわけではない。

染谷先輩は話せるほど回復しているし、部長だって生きている。

それでもショックを隠せない俺たちは、少し距離を置いて冷静になることを考えた。

今も寝たきりの部長の病室で、今日、染谷先輩と久しぶりに会う。



「…れ………も…は………で……か…す」



なんだろう変な声が聞こえる。

多分、聞いたことのある人の声だった。

きっと何万回も聞いたことのある声だったが誰かは思い出せない。

それにしても早く起きすぎた。

頭が痛い。



後書き

読んでいただきありがとうございます!
まだまだ続くのでまた来てくださいね
応援なんかしてくれたら嬉しいです!
お願いしぁぁぁす!

絹恵編反省
1.関西弁
2.更新の遅さ
3.とにかくストーリーが雑


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2015-06-06 16:16:33

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ギョタンさんから
2015-03-11 21:34:32

SS好きの名無しさんから
2015-03-11 09:07:30

リリーゾーンさんから
2015-03-10 22:59:04

このSSへのコメント

5件コメントされています

1: リリーゾーン 2015-05-04 21:43:37 ID: 9PXzKi6H

お!?
いつのまにかのPV1000!
ありがとうございます!
これからも応援、評価、コメントなんかもお願いします!

2: SS好きの名無しさん 2015-05-09 20:25:03 ID: S74wqrMR

衣篇お願いします!

3: リリーゾーン 2015-05-12 16:35:18 ID: 6LKaUQ0D

2さん
コメントありがとうございます!
ちょっと頑張ってみます!

-: - 2015-06-14 16:11:30 ID: -

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5: みがめにさまはんさみかたき 2018-11-11 22:42:40 ID: S:r1S6ZF

いや、なんか登場人物が不思議な組み合わせだったから開いたけどこりゃすばらだわ。
まさかの京絹。京洋は見たことあるけど京絹とは…すばら


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1: みがめにさまはんさみかたき 2018-11-11 22:42:57 ID: S:JCSPIY

なかなか面白いSS


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