2019-03-08 22:49:52 更新

概要

やっても無い罪で艦娘達から失望され、憲兵達に体をボコボコにされた提督が、艦娘達に復讐するためもう一度同じ鎮守府に配属し、艦娘達を後悔させるという話です。


前書き

注)初投稿です。誤字脱字大井さん許してくださいm(_ _)m胸糞も悪い作品になると思うので苦手な方は読まないようお願いします。


[chapter1: 事の始まり]


提督「ふぅー、今日の執務もこれで終わりか?金剛?」


金剛「\Yes!!/提督、今日もお疲れ様デース!」


提督「ありがとう金剛。今日の秘書官お疲れ様。後は、明日の秘書官に榛名を言っといてくれ。」


金剛「了解デース!榛名には明日しっかり頑張るよう言っときマース!」


提督「じゃあ、おやすみ〜」


金剛「おやすみなさいデース!」


ドア(バタン!)


提督(ふぅー行ったかーやっと今日の仕事も終わったな)


(俺がここの鎮守府に着任して約1年。最初は電と一緒に2人でやってきたここも、もう総勢100人を超える大所帯になってきた。着任したての頃はよそよそしかった奴らも今では普通に接している。

電も秘書官の時は今でも俺を支えてくれている。まあ、資材の使いすぎに関してはみんなにまだ怒れるけど(笑)

ケッコンカッコカリも電と金剛以外にもあげていこうかな〜最近、榛名も優しいしあげたいなぁ。

まぁ、こんな感じでなんやかんや楽しくできているとおm)


憲兵「○○提督は居るか!!!」


提督「は、はい!?私ですけど何か?艦娘が何かやらかしましたか?」


憲兵「いや違う!艦娘は関係ない!貴殿には資材の違法売買の容疑がかけられている!」


提督「そんなバカな…何かの間違いだ!!」


憲兵「そんなことは無い!貴殿の報告した資材の数とこちらが先程調べてきた数がまったくもって合わん!つまり、貴殿が大量の資材を横流しするために虚偽の申告をしていたことを示している!」


提督「だ、誰かにハメられたんだ!!俺はそん事やっちゃいない!!」


憲兵「言い訳は大本営で聞く!オラ!来い!!」


連れていかれる途中に艦娘達が部屋から出てきた。俺に疑いの目を向けるやつ、俺を心配してくれてるやつ、憲兵に向かって怒鳴ってるやつ。色んな奴がいたなぁ…






そうして俺は大本営に連行された








そこから先は地獄のような日々だった来る日も来る日も来る日も来る日も来る日も来る日も来る日も来る日も殴り、蹴られ、顔はアザだらけ、やっても無い罪を認めろと言われ。つい、言ってしまえば楽になると思い言いそうになったが、それでも俺の心を支え続けたのは金剛、電、榛名、鎮守府のみんなが信じてくれていると思っていたからだ。




なのに…




拷問2ヶ月目


憲兵「今日はお前に面会だ!顔を上げろ!」


顔を上げるとそこには金剛、電の2人が居た


憲兵「俺は外に出てているから、3人でゆっくり話せ。くれぐれも、変な真似だけは考えるなよ。」


提督(出来るわけ無いだろ、カスが!散々殴りやがって逃げる気力なんてねぇよ)


ドア(バタン!)








憲兵が出ていってずっと無言だった部屋で最初に口を開いたのは金剛だった、最初は大丈夫か心配してくれるかと思っていた。

だが、俺の淡い期待は直ぐに裏切られた。


金剛「提督?どうしてあんなことやったのですか?」


俺は呆気に取られて何も言えなかった。ケッコンカッコカリまでした艦娘が、冤罪で拷問を受けている提督に対して吐くセリフがそれか? おかしいだろ!!


電「司令官さん。早く罪を認めた方が楽になるのです。電は司令官さんがこれ以上傷つくのを見たくないのです。だから、早く罪を認めるのです。司令官がやったというのは憲兵さんから鎮守府のみんな聞いたのです。最初は、みんな提督さんがやる訳ないと思ったのです…です…です…ですけど、あの声はどう聞いても司令官さんなのです!だから、早く罪を認めて欲しいのです!」


あの声?なんだそれ?俺何か言ったか?


金剛「何も知らない見たいな顔ですね提督。みんなアレを聞いて提督に失望したデース。その音声のコピーを憲兵さんにもらったから聞かせてやるデース。」


リモコン(ポチッとな)






提督?「おい、後輩!あの資材の○○鎮守府にちゃんとバレずにやっただろうな!?」


後輩提督「も、もちろんです…○○先輩…」


提督?「そうか、なら良かった。前回と同じようなことをすればお前の新しい秘書官も前と同じように解体してやるからな!!!肝に銘じておけよ!」


後輩提督「は、はい!○○先輩!何があっても○○鎮守府や〇〇鎮守府に資材を無断で横流ししたことは言いません!!」


提督?「そうか。なら、いい。」






金剛「これが今回提督が今の状況に陥っている原因デース。分かりましたか?」


提督「ちょっと待て!俺はこんなこと言っちゃいない!捏造だ!!それにわざわざこんな説明口調なのも可笑しいと思わないのか?」


金剛「そんなこと言っても無駄!どう聞いてもこの声の主は提督デース!みんな信頼してたのに…

それに、他の鎮守府の秘書官を解体するなんて人間のやることじゃないネ!!クズ以下ネ!!」


提督「ちょっと待て金剛、電!話を聞いてk」


電「そういう訳なので提督さん早く罪を認めた方がいいのです。せめてもの償いとして…

では、さようなら司令官さん。後、この指輪もう要らないです(ニコッ)」


金剛「See you forever!!提督!please go to hell!!こんな指輪クソ喰らえデース!!」


ドア(バタン!)


提督(なんでだ!なんでだ!どうして…どうして…こんなことになったんだ。俺が何をやった?何もしてないだろ?なのになんで…















許さない!


許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない。俺を信じなかった鎮守府のヤツら!!俺をこんなにボコボコにした大本営の奴らも…全員許すもんか!後悔させてやる!俺を最後まで信じなかったことを絶対に!絶対にだ!!)




ドア(バタン!)


憲兵「話し合いは終わったようだな。どうだ罪を認める気にはなったか?」


提督「いいや、認めないね!絶対!」


憲兵「そうか…じゃあ次は爪を剥がしていくぞ!覚悟しろよ…」









そこからまた地獄の日々が続いた、何時間?何日?時間の感覚すらわからなくなってきた時、その時は突然やってきた来た…





ドア(バタン)


提督「今日はなんだ?足か?腕か?それとも顔か?」


(誰だ?こいつ、憲兵よりも位が高そうだな、まあ上も本気を出してきたってことか)


その一瞬後、俺にとって予想だにもしなかった展開が起こった。1番位の高そうなやつがやった。

そう、Japanese土☆下☆座☆だ!

それに続いて、あの忌々しい憲兵共もし始めた。なんだこれ?


元帥「○○くん、私は元帥の○○という者だ!これまでの拷問の数々すまなかった!!」


提督「は?どういうことだ?」


元帥「数日前、資材を横流しにしていた鎮守府を連行したとき、君のことが話が出てな。そやつによると君のしたことは全て君の後輩○○が罪を擦り付けるためにやったそうなのだ。君のところに増えていた資材も全てそいつが君と演習を行った際に隠したそうなのだ!という事だ、君にはとても申し訳なく思っている。

だが、この事は内密にしてくれんか?このような失態が知れたら信用を失いかねん。わしに出来ることじゃったら何でもする。頼む!」


提督(何言ってんだ?このオッサン。俺の受けた傷を癒せるとでも思ってんのか?だが、こいつ何でもすると言ったな…)


提督「おい、ジジイ。まずこの縛りを解け話はそれからだ。」


元帥「分かった、ほら早く解け!」


憲兵アセアセ


提督「ふぅーやっと外れた〜!!おい、ジジイ取り敢えず傷の治療とシャワー浴びさせろ!その後に散々要求してやる。もし、出来なかったらお前達が俺にした事を全て公表してやるからな!」


元帥「わ、分かった!お前達早くしろ!!」


憲兵達「は、はい!!」




そこから俺の治療が始まった。何でも艦娘達がいつも傷ついた時に使う高速修復材には薄めて他の薬品と混ぜると人間の傷も治せるようで、それを全身に浴びた俺の傷は拷問なんて無かったように綺麗になった。(高速修復材ってSUGEEEEEEE!!)

その後、シャワーを浴び、あのクソじじい(元帥)が待つ部屋に行った。


ドア(バタン!!)


提督「おい、ジジイ。お前にできることなら何でもと言ったな?」


元帥「あぁ、言った…」


提督「じゃあ、俺を元の鎮守府に戻せ!資材も俺が寄越せと言ったら寄越せ!出来なきゃ、今回の件をマスコミにバラすぞ。バラしたらどうなるかな?お前達の立場はまず無いだろうな国民からは批判が殺到。最悪暴動も起こるかもな?少なからず軍を思ってない奴らはいるみたいだし。それに俺の傷は綺麗さっぱり治ったが心までは治っちゃいねぇ。それに、さっきシャワー浴びたついでに憲兵を脅して今回証拠を集めさせた。お前のやったこと家族にバラしてやろうかって言ったらすぐやったぞ(笑)

後ろ暗いならこんな仕事辞めちまえばいいのによHAHAHA!!」


元帥「…」


提督「という訳だ、元帥さん?やってくれよな?」


元帥「あぁ、分かった…ただ1つ質問してもよいか?」


提督「あ?なんだ?」


元帥「どうして、元居た鎮守府に戻るのだ?今更戻っても気まずかろう?」


提督「復讐だよ。アイツらへの。俺は何時でもアイツらに愛情を捧げていた。なのにアイツらは俺を信じず。ましてや、二度と会いたくないと言った。」


元帥「可哀想にのぉ…」


提督「で、だ!俺が冤罪って事が晴れて証明された訳でそれを知ったアイツらはどんな顔をするのか見たくなってなHAHAHA笑えるだろ?」


元帥「ゆ、歪んでおる…」


提督「俺をそんな風にしたのはどこのどなたさんでしたかな?」


元帥「す、すまない…」


提督「まあ、その事はいい。だから俺は元いた掃き溜め(鎮守府)に戻りたい。艦娘達には事前に俺が冤罪だったこと伝えとけよ。後、くれぐれも自殺なんて馬鹿な事考えるなと言っとけ。死なれでもしたら復讐出来ないからな(笑)」


元帥「分かった、やっておこう…」


提督「ああ、頼んだぞ。今からアイツらの絶望した顔が見たくて堪らない…」





そうして10日後、俺は元いた掃き溜め(鎮守府)に戻ることになった。








[chapter2: 新たな出会い]


俺が鎮守府に帰る予定になってる前日、俺はこっそりと先に鎮守府の工蔽に行き、ある艦娘に会いに行った。


提督「おーい、明石いるかー?」


呼びかけても返事が無い…もしかして、アイツも俺にやったことへの罪悪感に耐えきれかったのか?


明石「居ますけど、何か?ていうか、提督来るの早くないっすか?」


提督「おお、びっくりした!お前何やってたんだ?居たんなら返事ぐらいしろよ。」


明石「そんなの時間の無駄ですよ。わたし元々提督LOVE勢とか言うグループじゃありませんし。開発研究やってた方が楽しいですから。」


提督「お前は変わらないなぁ。俺への償いをしたいとかねぇのか?」


明石「別にありませんよ。私、提督が連れていかれた日もずっと開発してましたし。提督がいなくなったって聞いたのも1ヶ月後位ですし。」


提督「そ、そうか…」



やっぱりコイツだけは変わんねぇなぁマイペースというかなんというか。まあ、だから俺も信用をある程度してるんだが



明石「で?何の用で1日早く来たんですか?」


提督「ああ、そうだった目的を忘れかけてた。三日前くらいに大量の資材(元帥からぶんどったもの)を送っただろ?」


明石「あぁ、なんか来ましたね大量に。憲兵さん達が必死になって下ろしてましたよ。」


提督「今日はそれを使って、新たに大型建造をして欲しい。」


明石「提督…ギャンブルにでもハマっちゃいましたか?」


提督「おい、そんな可哀想な奴を見る目をするな。俺はそういう目が今回の件で結構トラウマになってんだ。やめろ。」


明石「はーい、すんませーん。で?どうして建造を?」


提督「実はだな、新しい秘書官を建造して、アイツらの役割を潰していこうと思う。そうすれば、俺に対する償いとして秘書官の仕事をこなそうとしてもその役割を奪われて出来ない。それに俺がその秘書官とイチャイチャしてる様子を見せつけてやれば、元提督LOVE勢のアイツらからしたら耐えられないほどの苦痛だろ?」


明石「歪みましたねぇ提督。まぁ、別にいいですけど、それで資材は如何様に?」


提督「大本営の極秘のレシピを使う。燃料4000弾薬2000鋼材5000ボーキ7000だ。」


明石「うわぁ…赤城さんが涎垂らして喜びそうですね。それ。」


提督「高速建造材もあるからすぐ出来るか?」


明石「マカセロリ(`・ω・´)キリッ」





5分後




明石「提督〜建造終わりましたよ〜」


提督「おお、流石だな。で、何時間だったんだ?」


明石「6時間とちょっとでしたね〜なんですか?あれ?戦艦ですか?」


提督「さぁ?俺にも分からん。ただ最新鋭の何かとしか書かれてなかったからな。」


明石「へぇー、そうですか。気になるので早く開けてくださいよ!」


提督「分かった、分かった。そう急かすな。」





ドア(バタン)










大鳳「そう…私が大鳳。

出迎え、ありがとうございます。

提督…貴方と機動部隊に勝利を!」










提督&明石(なんか、今の雰囲気と合わない子来た…)


明石(どうするんですか?提督?今のあなたの雰囲気と反対の子ですよ!これ絶対!)


提督(こいつ、直接脳内に!?)


明石(私の開発を舐めるな)


提督(明石の開発SUGEEEEEEE)


明石(で?どうするんですか?凄い真面目そうな子ですよ。こんな子があなたの計画に賛成するかどうか…)


提督(どうするもこうするもなぁ…話すしか無いだろ…)


大鳳「貴方が提督でよろしいですよね?」


提督「あぁ、俺がこの鎮守府に復帰することになる提督だ。よろしく頼む。」


大鳳「復帰?どういう意味でしょうか?」


提督「実はだな…」




俺はこれまでの経緯を話した。後輩提督に罪を被せられ、憲兵に拷問され、愛情を捧げていたはずの艦娘達には裏切られたことを。そして、俺がその艦娘達に復讐を誓ったことを。




提督「以上が、俺が復帰する理由だ。どうした?大鳳?」


大鳳「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」


提督「ど、どうしたんだ!?大鳳?」


大鳳「ぐすん…だって、だって提督が可哀想で…今までそんなに優しく接してこられたのに、裏切られるだなんて…可哀想で、泣かないわけないじゃないですか!」


提督「お、怒らないでも…」


大鳳「怒りますよ!!そんな酷いことをする艦娘も大本営の奴らも正気じゃないです!!提督のその復讐、私やります。いえ、是非やらせてください。同じ艦娘として!あ、同じ艦娘というのも恥ずかしいですね。そいつらのいないとこでは私そいつらを’クズ‘と呼びます!」


提督「そ、そうか…あ、ありがとう大鳳。これからよろしくな!」


大鳳「はい!こちらこそよろしくお願いします!」


明石「提督〜終わりましたか〜?」


提督「あぁ、終わったぞー」


明石「じゃあ、私はこれからも変わらずここに籠ってるので用があったら資材かレシピを下さいね。」


提督「あぁ、分かった。じゃあ、取り敢えず今夜はもう寝るぞ。明日に2人で鎮守府の正面玄関から入るぞ!」


大鳳「分かりました!では、今日は私はどこで寝れば?」


提督「俺の借りてるホテルの部屋を1個開けてもらうから、そこで寝るといい。」


大鳳「ありがとうございます!提督!では明日、マルゴーマルマルに起こしますね。」


提督「あぁ、よろしく頼む。」







[chapter3:再会 ]


大鳳「朝ですよ〜提督〜起きてください!」


提督「むにゃむにゃ、あ、後5分…」


大鳳「装甲空母の力…その体で確かめます?」


提督「お、起きます!」


大鳳「分かればいいのです。」


提督「というか大鳳、マルヨンマルマルは早くないか?」


大鳳「何を言っているのですか提督?早めに起きて今日の作戦(復讐)の予定を立てないといけないじゃないですか。」


提督「そ、そうか…」


大鳳「やるからには徹底的にやるのが私のモットーです。」






その後、大鳳と今日の作戦の計画を立てた。予定として、俺が1人で入ると多分だが艦娘達が謝罪のために玄関に待ち構えているはずだ。そこでそいつらの謝罪を聞いたあとにお前達には愛想が尽きたと告げ。大鳳の紹介に入るというものだ。


大鳳「まぁ、再会はこんなものでいいでしょう。トラブルが発生した場合私にお任せ下さい!」


提督「お、おう!頼んだぞ…」






提督(これ俺の復讐だよな?大鳳の方がやる気満々なんだが…)


大鳳(こんなものじゃ生ぬるいですよね、提督…分かってます、奴らには提督が受けた傷の何倍も与えてやりますよ!例えばですね〜(以下自主規制…)とかかなぁ〜提督。この大鳳に全てお任せあれ。)




大鳳「お、もうマルゴーマルマルですね。提督、朝食を取って鎮守府に行きましょうか。」


提督「そうだな。」








マルロクマルマル 鎮守府 玄関前


提督「じゃあ作戦通り、頼むぞ。」


大鳳「分かりました!任せてください!」


そして俺は、決心しついに玄関の扉を開けた。






金剛「提督ぅ〜Burning Love!!」





扉を開けた瞬間、裏切ったはずの金剛が抱きつこうとしてきた。俺は訳が分からず動けなかった。だが、次の瞬間起こったことは俺の思考を完全に停止させた。




大鳳「提督に、近づくなこの’フレンチクルーラー女‘!!」




大鳳が俺に抱きつこうとした金剛の顎にに見事な昇竜拳を食らわせたのだ。



金剛「グへぇ!?」


金剛型「金剛お姉様大丈夫ですか!?」



よく見ると周りには50…60…約70名程の艦娘達が居た。



金剛「大丈夫ネェ比叡、榛名、霧島…提督、申し訳あーりまセン…いきなり帰ってきて抱きつこうとするのはbadマナーネ。でも、提督に謝るよりも先に帰ってきた提督に抱きつきたかったネ…ゴメンなさいネ〜…」




俺は、金剛の言葉を聞いて停止していたはずの頭が怒りという燃料を糧に動き始めた。




提督「は?俺に謝るよりも先に自分の抱きつきたいと思う気持ちを優先させるという結果に至ったのがそもそもの間違いだろ。どんだけ鳥頭なんだ?お前…そうか!だから何時も頭にフレンチクルーラー刺してても恥ずかしくなかったのか!ゴメンな今まで気づかないで…まぁ、お前の事なんてこれから先、どうでもいいんだけどな!」


あれ?結構言いたいことを口に出してみるとスッキリするもんだな。


榛名「私たち、金剛型からお願いがあります!提督!もう一度私たちに提督との信頼を取り戻すチャンスをお願いします!私たちに出来ることなら何でもします!だから!だから…」


提督(もう遅せぇよ。お前らは今、ただの実験用モルモットにしか見えないんだよ復讐の。)


大井「ちょっと!北上さん待って!」


北上「大井っちのせいで私は提督を助けられませんでした!提督!私からも信頼を取り戻すチャンスを下さい!私も何でもします!」


提督「ちょっと待て、どういうことだ?北上?」


北上「実は…」





回想シーン(提督が連れ去られた夜)



提督「だ、誰かにハメられたんだ!!俺はそん事やっちゃいない!!」


憲兵「言い訳は大本営で聞く!オラ!来い!!」


北上「んー?何?廊下騒がしいけど〜?何かあったの大井っち?」


大井「ん?なんでしょうか?見てきますね〜むにゃむにゃ…」


大井(なっ!?提督が連れていかれてる!やった!提督がいなくなったら…遂に、遂に私が北上さんを独り占め出来る!うへへ…提督がいなくなって傷ついた北上さんの心を私が代わりに埋める。そして、2人は幸せな…ウヒャー堪りませんわぁ〜)


北上「大井っち?」


大井「ん?へぁ?あ、あれでした!提督がいつもみたいに川内達と夜戦してるだけですよ。五月蝿いですね〜全くもう…」


北上「まぁまぁ…いいじゃん減るもんじゃないし。寝よう?」


大井「そうですね寝ましょう!(提督が連れて行かれてるなんて知ったら北上さん絶対に提督を追いけますからね)」




翌日


北上「大井っちおはよ〜」


大井「北上さんおはようございます!いい朝ですね〜」


北上「ん?確かにそうだけど…大井っち?なんかいい事あった?」


大井「いいえ。特にありませんでしたよ〜(最高の朝だなぁ)」


北上「そう言えば提督見なかった?」


大井「さぁ?知りませんよ。」


北上「おーい!川内!提督見なかった?」


川内「き、北上さん…あ、あのね落ち着いて聞いて欲しいの…」


北上「?」




川内説明中


北上「提督がそんなことやる訳ないじゃん!!何かの間違いだよ!!」


川内「私もそう思いたいけど…実際に証拠がある訳だし…」


北上「じゃあ諦めろっての?提督を見捨てろと?」


大井「北上さん落ち着いて!」


北上「無理だよ!落ち着いていられる訳じゃん!今すぐ提督を助けに行こう!」


川内「無理だよ…提督が連れていかれたのは大本営だし。他の艦娘も大勢いるんだよ!勝てっこないじゃん!」


北上「やって見なくちゃ分からないじゃない!行こう、大井っち!」


大井「止めましょう。北上さん。行っても無駄です…」


北上「大井っちまで…あっ!川内、1つ聞きたいことがあるんだけど。」


川内「何?」


北上「昨日提督と夜戦した?」


川内「何馬鹿な事言ってるの?出来るわけないじゃん!」


大井「あっ…」


北上「大井っち?どういうことか説明して。」


大井「いやぁ、あの、その〜、ね。提督が居なくなれば私が北上さんといる時間ももっと増えるかなぁって、あはは…」


北上「最低!見損なったよ!大井っち!お前なんか親友なんかじゃない!!」


大井「わ、私は北上さんの為に…」


北上「これっぽっちも私のためになってないよ!」


大井「ご、ごめんなさい…」





それから約2ヶ月後


大井「あ、あのね。北上さん、私、本当に反省したから…もう北上さんの邪魔なんてしないから…何か返事してくれない?」


北上「…」


金剛「ただいまデース!!」


電「同じくただいまなのです!」


北上「金剛、電!提督は大丈夫だった?」


金剛「北上〜まだあんなヤツの事心配してるのデスカ〜?あんなヤツ提督でもなんでもないネ!」


電「そうなのです!北上さん!あんなヤツのこと忘れましょう!なのです!」


北上「せ、せめて写真とか無い?提督の今の状況が分かるような…」


金剛「それなら1枚あるデース!憲兵が拷問の写真を渡して来たのデース。Meは要らないからあげるデース。」


電「電もそんなもの要らないからいいのです。はい、どうぞ!」


北上「!?」


金剛「艦娘を勝手に解体するような奴にはいい気味ネ。」


電「電も見てて心がスカッとしたのです。」


北上「あんた達正気?こんなに提督がボロボロになって…提督が本当にそんなことする人だと思ってるの?」


金剛「まだ言ってるのデスカ?証拠が揃ってるんデスヨ。」


北上「うぅぅぅ…」



回想終了





北上「ということなんです。提督。私にもう一度チャンスを…」


提督「お前ならどうする?大鳳。」


大鳳「私なら、まず提督が夜戦をしてるだけと言われても確認します。本当に提督の身に危険が迫っていないか、この目で確かめるためです。第二に、結果的にこの人は提督を助けたい、助けたいって言いながらも実際に大本営に行ってません。私なら、四肢をもがれたとしても提督の元に向かいますね。つまり、この人は口だけでしか行動を起こせないのでしょう。反省も表面だけでは?」


北上「そんなことない!!私にもっと力があれば…ていうか、アンタ誰よ?部外者は引っ込んでてよ!!」


大鳳「私?私ですか、私は提督の新たな秘書官大鳳です。あなた方みたいな’無能‘と違い出来る艦娘ですよ。」


北上「秘書官?新しい艦娘?」


大鳳「そうですよ。あなた方が提督を助ける所なんて一切ありませんよ。なぜなら、私が全てやりますからね!」


金剛「Newfaceの癖して随分生意気ネ!」


大鳳「自分以下の下等生物に何を言われようが知ったこっちゃありません。提督?行きましょうか。」


提督「お、おう。そうだな。ところで電はどうした?誰か知ってるやついるか?」


雷「あ、あのね…提督、電は提督が冤罪だったって聞いてから自傷行為をするようになったから独房で動けないようにしてるの…部屋で1人にしてたらいつ自分を殺そうとし出すか分からないから…」


提督「そうか、ありがとう、雷。後で案内してくれないか?」


雷「分かったわ!(提督にお礼を言われた!嬉しい!)」


提督「じゃあ、大鳳そろそろ執務室に行こうか。」


大鳳「そうですね。行きましょう。」


金剛&榛名&北上「あのー…チャンスは…」


提督「ある訳ないだろそんなもん。お前らの謝罪ごときで俺の心の傷が治るわけないだろ。あ、いい事思いついた!1つ任務を与えてやる。」


艦娘全員「な、何でしょうか?」


提督「お前達がこの1ヶ月間精神を病まなかったり、俺に危害を加えず、死ぬことが無ければ俺はお前達全員を許してやる!」


艦娘全員「ほ、本当ですか?」


提督「あぁ、本当だ。お前達と違って俺は嘘は嫌いだし。裏切るのも嫌いだからな。それにたったの1ヶ月だ!簡単だろ?」


艦娘達「やったぁ、これで私たちにも生きる希望が…」


提督「それじゃあ、俺は執務室に向かう。大鳳行くぞ。」


大鳳「はい…」







金剛「私達にも希望が見えてきたネ!」


榛名「やりましたね!お姉様!大きな第1歩ですよ!」


北上「よ、良かった…」


大井「本当に良かったですね北上さん…」


北上「大井っち、本当に邪魔だから消えて…」


大井「やっと話しかけてくれましたね!!ありがとう北上さん!」







大鳳「本当に良かったのですか?提督、あんな約束をして。」


提督「あぁ、別に構わんよ。アイツらにこの1ヶ月耐えられる訳がないし。」


大鳳「そうですか、ならいいんです。」


提督「取り敢えず書類が山積みだろうから、それが済んだら電を弄りに行くぞ。」


大鳳「分かりました!早急に片付けましょう!」







[chapter4: 医務室にて]


提督「なんだこれ…あまりにも多過ぎないか?」


早く終わらせて電を弄りに行きたかったのだが、現在、目の前に溜まっている書類と睨めっこ中である。


大鳳「そんなことはありません。約3ヶ月も鎮守府に戻らないと妖精さん達からの毎日の任務の報告書が溜まりますよ〜まぁ、大本営から来た大淀さんが報告書以外はやってくれてただけいいじゃないですか。」


提督「報告書も書いとけよ…」


大鳳「後任の提督に対する八つ当たりみたいなものですよ、多分。聞いた話によるとどこの大淀さんも提督が新しく着任するまで鎮守府を仕切ってて、それをウザったく思った艦娘から陰口叩かれたりしてストレスが凄いらしいですよ。」


提督「どこの大淀も大変だなぁ…」


大鳳「こら!手を休めない!私の方が約10倍終わらせてますよ!もっと頑張ってください提督!」


提督「うぅ…すまん…」




カキカキカキカキ




ドア(バタン!!)




雷「提督!電が!」


大鳳「執務室に入る時はノックくらいしてください。そんなことも知らないんですか?」


雷「ご、ごめんなさい…」


大鳳「それで何の用ですか?私と提督はこの書類整理で忙しいから手短に言ってください。」


提督「まぁまぁ、大鳳。今回は大目に見てやれ初犯だしな。それで、電がどうした?」


雷「私が提督が帰ってきたって伝えたら舌を噛みきろうとして医務室に運ばれたの!」


提督「それで?俺にどうしろと?」


雷「いや、あの…様子を見に行ったりとかしてあげられない?仮にもケッコンカッコカリをしてた仲なんだし…」


提督「うーん…雷、お前に一つ質問がある。」


雷「何?提督。」


提督「電はどうしてそこまで死にたがるんだ?俺は事前に自殺はするなと言ったはずだろ?」


雷「それは…提督が冤罪だったのに提督の言うことを信じてあげられなかった自分が情けなくて消えてしまいたい。そう思ったからって前に私も本人に同じことを聞いたわ。後…」


提督「後?」


雷「提督から貰った指輪捨ててしまった、っていうのが1番響いてるみたい…」


提督「そうか…ところで雷、ここに電が捨てた指輪がある!これを見せてやったらアイツは喜びそうか?」


雷「て、提督…捨ててなかったのね!やっぱり提督は私たちのことを思ってくれて…グスン」


提督「おいおい、泣くほどのことか?」


雷「泣くほどのことよ!提督帰ってきた時あんな態度を取るからもう許してくれないかって思っちゃって…」


提督「そうか…悪かったなぁ。よし、大鳳!電に指輪を見せに行くぞ!」


大鳳「は、はい…」


雷「私も後で行くから!先に提督達は行ってて!」


提督「おう!」






ドア(バタン)







大鳳「どういうお考えですか?提督?アイツらを許すのですか?」


提督「なぁ、大鳳。俺が何時’許す‘と言った?それに俺が悪かったって言ったのは俺の許さないという意志がアイツらに十分伝わってなかったからだ。」


大鳳「流石です!提督!希望を見せて落とす!シンプルで1番効果的ですね!」


提督「まぁ、俺も実際にアイツらが助けてくれるって希望を持ったからな。やり返すだけだ。」


大鳳「この後の作戦をお教え願えますか?」


提督「あぁ、では説明する。」





提督説明中





大鳳「なるほど!分かりました!その程度のことならまだ練度が低くて力も無い私でもできそうです!」


提督「という事だ、よろしく頼む。」





スタスタスタ






ドア(コンコン)





提督「電〜?入るぞ?」


電「…」


提督「返事が無いは肯定とみなすからな入るぞ。」





ドア(バタン)





提督「電…痩せたな…」


電「は、はい。司令官さんおかえりなさいなのです。司令官さんが帰ってくるまで何も食べてないのです。私なんかが貴重な資源を無駄遣い出来ないのです。」


提督「お前…死ぬぞ?」


電「いっその事死んでしまえたらどんなに楽か…司令官さんの言葉を信じなかった。私なんて…ケッコンカッコカリまでして貰えたのに…本当にゴメンなさいなのです!」


提督「おいおい、謝るなよ。俺だって間違いを犯すことあっただろ?」


電「司令官さん…ありがとうなのです!電、司令官さんのためにもっともっと頑張るのです!」


提督「あぁ!よろしく頼むぞ!」


電「電、元気が出てきたのです!」


提督「電、お前に1つ伝えたいことがある!」


電「何でしょうか?司令官さん?」


提督「お前が捨てた指輪だがここにある!」


電「し、司令官さん!」


提督「これだ。あっ…」




俺はわざと転んだ。予定通りに。そして指輪は扉の方へ転がって行った。後は大鳳頼むぞ!




電「あ、指輪が…待って欲しいのです!」




指輪(コロコロ…)



ドア(バタン)



指輪(パキン!)




部屋に入ってきた大鳳が思いっきり足で指輪を潰した。


電「あっ…」


大鳳「何か私の顔についてますか?ん?何か踏みつけましたか?」


電「…ざと」


大鳳「はい?」


電「絶対わざとなのです!今の!最低なのです!どうしてくれるですか!私の大切な司令官さんに返してもらった指輪を!」


大鳳「言いがかりはよして下さいよ。私が部屋に入ってきたのは提督に会うためです。それに扉を開けた瞬間、指輪が転がってくるなんて分かるわけないでしょう?わざとなわけないじゃないですか。」


電「司令官さんは見てたですよね?」


提督「いや、お前が急にベットから飛び出て来たのに驚いて見てなかったぞ。それに、お前その指輪がいつから返してもらったっと思ってるんだ?」


電「え?私の指輪じゃ?」


提督「いつから、お前はただ見せられたものを自分の物だと思ってるんだ?お前に指輪を見せたのはこれで見納めになるからだぞ。」


電「どういう事なのですか?」


提督「あの指輪、大鳳にあげる予定の物だったぞ。まぁ、大鳳が壊してしまったし、新しい物を申請するが。」


大鳳「提督…昔ケッコンカッコカリをしてたやつの指輪を渡すなんて女心分かってませんねぇ〜もう!練度99になるまで待ってあげますから。新しいのお願いしますね。」


提督「あぁ、分かってるさ。」


電「司令官さん?じゃあ私の指輪は?」


提督「お前の指輪?そんなものハナから無いぞ。」


大鳳「そうですよ!提督はもう私にぞっこんなんですから!」


提督「はは、照れるなぁ…」


大鳳「さぁ、提督執務に戻りましょ。」


提督「あぁ。」


電「ちょっと待つのです!」


提督「どうした電?」


電「司令官さん…嘘は良くないのですよ…」


提督「嘘?なんの事だ?」


電「とぼけないで欲しいのです!司令官さんがそんな練度1の駆逐艦みたいな体してる奴にぞっこんな訳無いのです!指輪だって私に返すために見せたんですよね?」


提督「お前なんかより練度1の大鳳の方がよっぽど魅力的だ。それにその指輪、お前がボロボロにしていたじゃないか。ボロボロにするという事はもう要らないのかと思っていたと思ったぞ。」


電「た、確かにあの時は’こんな物!‘って思ったのです。けど、今は…」


大鳳「提督、執務が残ってますよ!早く行きましょう!」


提督「そうだな。電、お前については他の鎮守府への異動も検討してある。良かったな!嫌いな俺の顔をもう見なくて済むぞ!‘他の鎮守府’でも頑張れよ!じゃあな!」



ドア(バタン)



電「え?どういうことなのです?私が他の鎮守府に?嫌…絶対に嫌なのです!!司令官さん、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」




部屋(シーン…)




電「あっ!電、分かったのです!アイツが司令官さんを洗脳してるのです!あの駆逐艦みたいな売女!絶対に許さないのです!司令官さんを取り返すのです!そしたら、司令官さんとまた…アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」



ドア(コンコン)



雷「電?入るわよ?」


電「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」


雷「電?電?ねぇ、どうしちゃったの?ねぇ!?」


電「雷?私は大丈夫なのですよ。むしろ元気が出てきたのです!電は早く傷を治して司令官さんを助け出すのです!そのためには…雷、早く燃料持ってくるのです!」


雷「わ、分かったわ。何かよく分からないけど電の元気が出てきたのはいい事だわ!早く良くなってね!」


電「はい!なのです。’私だけ‘の司令官さん。待っててくださいなのです…」








[chapter5: ごめんなさい ]




提督が去った直後の玄関




金剛「1ヶ月間耐えれば提督に許して貰えるネ!1ヶ月…1ヶ月…何があっても耐えるネ!」


榛名「お姉様その意気です!私も一緒に頑張りますから、昔みたいな鎮守府を取り戻しましょう!」


金剛「榛名!Thank youネ!」


北上「あんた達本当に提督に許して貰えると思ってんの?あんな仕打ちしといて!」


金剛「うぅぅぅ…提督は嘘はつかないネ。だからきっと1ヶ月経てば私たちの気持ちもきっと伝わるネ!」


北上「そんなの本当に心から許してると思ってんの?第1…」


球磨「北上!それ以上は止めるクマ!ここで仲間割れしても意味無いクマ!」


北上「姉さんは黙ってて!私は今コイツらと話してるの分かる?私はね着任した時から提督が好きなの…小破でも大破したみたいに大袈裟にさ心配してくれて、私が冗談まじりに「替えはいくらでもいるよ。」って言ったら「馬鹿か!お前は…この鎮守府に居る北上はただ1人だ!それを忘れるな!」って本気で怒ったの。私怖かったけどさ、同時に嬉しかったの…あぁ、この人は私の事心から心配してくれてるんだなぁって。いつかこの人と結ばれたらなぁって…そう思ってたの!なのに、あんな事があってやっと帰ってきたと思ったら、あんな駆逐艦みたいなやつとラブラブな雰囲気になって私にはもう目もくれなかったんだよ!元はと言えばコイツらとそこで喜んでるゴミ(大井)が悪いんだよ!」


球磨「北上…そこまで提督のこと…なら!尚更喧嘩したらダメクマ!提督だって帰ってきて早々に揉め事があったら今度こそ本当に許して貰えないクマ!」


北上「うっ…確かにそうだね姉さん。あんた達!提督が許したとしても私は絶対に許さないからね!」



スタスタスタ…



大井「あっ…北上さん待って!もう一度私に喋りかけて〜!」



ドタバタドタバタ



球磨「うちの妹が失礼したクマ。けど、私からも1つ言っておくクマ。表面上で許されても心に刺さったものはいつまでも残り続けるクマよ。それではクマ。」



スタスタスタ…



加賀「私達も帰りましょう。赤城さん、ボーキどちらが多く食べられるか競走しましょう!」


赤城「あぁ、そうしましょ。けど1つやりたいことがあるから待ってください。」


加賀「早くしてくださいね。」


赤城「金剛さん…他の艦娘一同の言いたいことを代弁しますね。」


金剛「なに…ネ?」


赤城「あなたがあそこまで脳内お花畑とは夢にも思いませんでしたよ。もし、提督の心を1ヶ月で元の提督に戻せなければ…私達があなたを殺しますからね。分かりましたか?明らかにあなたのあの時の様子は馬鹿としか言いようがないでしたね。提督を密かに思ってる人達からいつ刺されてもおかしくなかったですよ。あ、榛名さんあなたもですよ。けど、比叡さんや霧島さんは巻き込まれた感じだったので外してます。さ、加賀さん行きましょうか!今日も勝ちますからね!」



スタスタスタ…



榛名「お姉様…」


金剛「大丈夫ネ。榛名。きっとなんとかなるネ!」


榛名「‘きっと’ってなんですか?いつまで脳天気なのですかお姉様は!提督に心から許して貰えなかったら私たち殺されるんですよ!状況分かってます?」


金剛「榛名…私に考えがあるネ。」


榛名「なんですか?」




金剛説明now




金剛「ということネ!」


榛名「その作戦ならもしかしたらいけるかもしれませんね!早速やってましょう!」




そして現在(提督side)




大鳳「提督?私の演技どうでした?上手かったですか?」


提督「あぁ、バッチリだ!見たか?あの時の電の顔。目の焦点が全くあってなくてアタフタしてて面白かったよな?」


大鳳「はい!昨日ホテルで見た‘ムカデ人間’より面白かったです!」


提督「お前なんてもん見てるんだ…」


大鳳「これからの復讐に使えたらなぁと思いまして。勉強してました!あらすじとしては…」


提督「もういい止めろ…」


大鳳「そうですか…面白かったのになぁ。」



ドタバタドタバタ…



金剛「提督ぅ〜!」


大鳳「近寄るな!フレンチクルーラー!」


金剛「大丈夫ネ。もう抱きつかないネ!許して貰えるまでネ。」


大鳳「理解する頭はあるようですね。それで何の用ですか?私達は忙しいのですよ。」


金剛「今から話をするネ。提督、この子の練度ってまだ1ですネ?」


提督「そうだが、それがどうした?」


金剛「私たちが出撃一緒に行くネ!ひたすら練度を上げて提督は早くこの子とケッコンカッコカリするネ!それが私たちが今できる提督への償いネ!」


提督「確かに、大鳳の練度を上げて早く上げてケッコンカッコカリしたいな。よし分かった!出撃メンバーは追って連絡する。帰っていいぞ。」


金剛「提督…本当にsorryネ…これで許してとは言わないネ。けど、せめて私たちの誠意だけでも見て欲しいネ…」



スタスタスタ



大鳳「私の練度を上げてくださるのは嬉しいのですが奴らをどうします?」


提督「俺に面白い考えがある。金剛達には特に関係ないけどな。」


大鳳「私にもその作戦お教え願えますか?」


提督「もちろんだ。」



提督説明中…



大鳳「なるほど!確かに面白そうですね!」


提督「だろ?早速やるぞ!」



提督移動中…




鎮守府放送室



提督「懐かしいなぁ〜ここも。」


大鳳「うわぁ!いろんな機械がありますね!提督!これはどう使うんですか?」


提督「ここはだな、ここをこうやって…っていかんいかん早くやるぞ!」


大鳳「そうですね。後で教えてくださいね!」


提督「確か…ここで全体放送に…」



スイッチ(ポチッ)



提督「えーマイクテスト、マイクテスト。今から言う奴はヒトサンマルマルに玄関に集まるように。金剛、榛名、北上、大井、瑞鶴。以上だ!じゃあ、放送終わるぞ。」



スイッチ(off)



大鳳「提督2つ質問いいですか?」


提督「なんだ?」


大鳳「何故北上とゴミ(大井)を一緒にしたんですか?出撃メンバーに。」


提督「あぁ、それはだな。喧嘩をしながらも2人が助け合えるのか気になったからだ。戦闘中という生死を分ける戦いの中だったら2人の仲は戻るのか?はたまた、悪化するのか?どうなるのかと思ってな。」


大鳳「なるほど!面白そうですね!私はしっかり2人の様子を確認しておきますね!」


提督「おう!頼んだ!ただし、確認するのに集中して撃沈は絶対するなよ。」


大鳳「もちろんです!雷撃を食らってガソリンに引火して大爆発起こして、撃沈なんて…有り得ません!グスン…」


提督「フラグに聞こえるけど…まぁ、大丈夫だろ。ところで、2つ目の質問とはなんだ?」


大鳳「何故に?瑞鶴ですか?」


提督「あぁ、それはだな特に意味は無い。適当にだ。」


大鳳「そうですか。では出撃の準備をしますね!」




ヒトサンマルマル(玄関)



金剛「大鳳?提督はどこネ?」


大鳳「提督はあなた達と会う時間も無いほど忙しいのです。なので、作戦の内容は私が説明します。よろしいですね?」


金剛「分かったネ…」


榛名「大丈夫です。お姉様!これから提督に褒められるくらい頑張りましょう!」


北上「なんで、こんなヤツらと…」


大井「北上さんと一緒!提督…ありがとうございます!一緒に頑張りましょう!北上s…」


北上「それで?大鳳、作戦の内容は?」


大鳳「では、説明しますね。」



大鳳説明中…



大鳳「という感じにお願いします。」


一同「はい!」


大鳳「では、行きましょう!」





約1時間後




大鳳「提督!大鳳無事帰還しました!」


提督「ご苦労だった。それで練度はどのくらい上がったか?」


大鳳「皆さんやる気が一向に無くならず。ひたすら回ってくれたおかげで一日で40ほど上がりました!」


提督「な!?それで被弾は?」


大鳳「誰一人としてありません!」


提督「何それ。怖い。」


大鳳「私も驚きましたよ!余程提督の作戦が良かったんですね!」


提督「いや、何時もならもっと被弾しててもおかしくないはずだがなぁ。」


大鳳「この調子だとすぐにケッコンカッコカリまで出来そうですね!」


提督「そうだなぁ〜俺も早くケッコンカッコカリしたいよ!」




ドア(ジー)



電(司令官さん…司令官さん…司令官さん…司令官さん…ブツブツ)


雷(あれから電の体調は良くなったけど何か怖いよ…提督、電に何をしたの?)




大鳳「では、そろそろ出撃なので行ってきますね!」


提督「おう!頑張ってこい!」






約1週間後(大鳳現在練度79)





金剛「大鳳!そっちにロ級2体行ったネ!」


大鳳「分かってますよ!」


榛名「北上さん!そちらにイ級一体行きました!」


北上「私の魚雷舐めんなっての!」


イ級「ぐはぁ!」


大井「北上さん!大丈夫?」


北上「チッ…五月蝿い!集中できないから黙ってて!」


大井「は、はい…」


大鳳(明らかに敵の数が多い…このままだと轟沈も出かねないわ…)


大鳳「皆さん!敵の数が多いので1時撤退します!」


金剛「分かったネ!榛名!撤退ネ!」


榛名「分かりました!北上さん、大井さん、瑞鶴!撤退しますよ!」


北上「分かったわよ…」


大井「了解しました!」


瑞鶴「ほいほーい。」


金剛「瑞鶴居たのネ…」


大井「北上s…」




水面(ドーン!!)





一同「!?」





大鳳「どうして!?こんな所に泊地棲姫が!」


泊地棲姫「ココラヘン…ヒガイガオオキイノハキサマラノセイカ…ゼンインコノバデシマツシテアゲル!」


金剛「急ぐネ!今の燃料&弾薬だと私たちに勝ち目は無いネ!」


一同「逃げろ!!」


泊地棲姫「ニガスモノカ!」





大砲ドーン!!





大井「うわぁぁぁ!」


金剛「大井!大丈夫ネ!?」


大鳳「大井さん…皆さん!急いでください!このままだと私達も追いつかれるかも知れません!ごめんなさい…大井さんw」


金剛「oh......大井すまないネ…本当にすまないネ…」


榛名「ごめんなさい大井さん…」


瑞鶴「ズイ(ง ˘ω˘ )วズイ」




大井(あいつら!私を提督がされたみたいに見捨てようと!けど、北上さんは…)





北上「やっと邪魔な奴が消えてくれるか…」





大井(え?)




北上「何?その顔?私だけは助けてくると思ってた?いつまで甘い夢見てるの?助けるわけないじゃん!あんたなんか!早く離してよその手私も捕まっちゃうじゃん!」


大井「お願い…北上さん待って…」


北上「待たないよ!提督だって同じ目にあったんだから!次の大井っちはもっと私の事よく分かってくれる人だといいなぁ…じゃあね‘大井っち’せめて最後くらいはは提督に謝りながら死んで行ったら?」


大井「北上さん…お願いします!もう、あなたの邪魔はしないから!お願いだから助けt」


泊地棲姫「ノガサンゾ!」




大砲ドーン!




大井「グはぁ!」




大井(何時からこうなってしまったんだろ?私が提督に憎悪を抱き始めてから?それとも北上さんを提督に近づけないようにした時から?どっちにしろ私の自業自得ね…提督…あなたもこんな気持ちだったのかしら?うん、きっとそうだったんだと思う。提督…本当に‘ごめんなさい’。もし生まれ変わったら次はあなたの役に立てるように頑張るわ…)






執務室




提督「それで?今回の被害は?」


大鳳「フレンチクルーラーとその妹が中破。北上小破。瑞鶴と私は被害無し。そして…大井が轟沈です…私の判断ミスです。申し訳ありません。」


提督「いや、お前は悪くない。それより北上の様子はどうだった?さっきから頬が上がっているが…」


大鳳「それがですね…大井は最後まで北上に助けを求めてましたよ。いやぁ傍から見てて面白かったですよ!提督にも見せたかったですよ!あの顔!」


提督「それは残念だなぁ…俺もその場に居たかったよ。てか、あいつ夢見すぎだな。」


大鳳「ですよね!提督はあれより酷かったのに…もっと痛い目見ればよかったのに。」


提督「まあまあ、過ぎたことは仕方ない。次の復讐の準備をしよう。」


大鳳「分かりました!」









[chapter6: 大鳳と空母組 ]




大鳳(今日は提督から休めと言われて渋々休むことになりました…とは言っても私は特にやることないので今鎮守府内をブラブラ歩いています。確かに今の鎮守府で提督を信じていたものと疑っていた者をハッキリさせるいい機会です。)


テクテク…



食堂(ワイワイ…)


大鳳(おぉ…流石提督これだけの艦娘達をまとめていらっしゃったなんて凄いです!取り敢えず、私も何か頼んでどこか…)


赤城「あら?あなたは最新鋭の…」


大鳳「あら、一航戦の…確か名前は…」


赤城「‘赤城’です。これから覚えておいて下さいね。」


大鳳「あぁ!赤城さんですか!すいません…まだ着任したてなもので名前も覚えきれず…」


赤城「いえいえ、お気になさらず。それよりも私達とお昼一緒に取りません?」


大鳳「喜んで!」



テクテク…



加賀「あぁ…赤城さん、おかえりなさい。あら?後ろのその駆逐艦は?」


赤城「失礼ですよ!加賀さん!駆逐艦じゃなくこの子は立派な最新鋭の空母です!」


大鳳「赤城さん、まあまあ落ち着いて。気にしてませんから。(このボーキドカ食い女が!その胸もぎ取るぞ!)」


加賀「あら、それは悪かったわね。それよりも何故いつもは提督に引っ付いている貴女がこんな所にいるのかしら?」


大鳳「提督がどうしても休めと言うものですから休みを頂いております。貴女こそ、ろくに出撃もしないでよくボーキをドカ食い出来ますね。」


加賀「昔、提督は私たちに‘我慢はするな’と提督におっしゃったからよ。秘書艦なのにそんなことも提督から聞いてないのかしら?貴女、本当に最新鋭?」


大鳳「心配なさらずとも秘書艦の仕事もしっかりこなせますし、最新鋭の空母ですよ。貴女みたいな‘おばさん’と違ってピチピチですよ。」


加賀「あらあら。最新鋭は色々と欠陥がおありのようで。お可哀想に…1度明石さんに目やその装甲見てもらうといいと思いますよ。」


赤城「まあまあ、二人とも落ち着いて!ね?」


加賀「ドカ食い女王は黙ってください!」


大鳳「カー〇ィーは黙ってください!」


赤城「は、はい…」


翔鶴「なんの騒ぎかしら?赤城さん?」


赤城「昼ごはん一緒に食べようとしたら2人が喧嘩を始めちゃって…」


翔鶴「あらあら…それは大変ね。瑞鶴、あなたは大鳳さんをお願い。私は加賀さんを。」


瑞鶴「分かったわ翔鶴姉!任せといて!」


大鳳&加賀「ガルルル…」


瑞鶴「た、大鳳だっけ?私は瑞鶴って言うの…あのね、喧嘩は良くないから一旦離れよ?ね?」


大鳳「駆逐艦は黙っt…」


瑞鶴(ウルウル)


大鳳「ま、まさか貴方も空母?」


瑞鶴「そ、そうよ…一緒に出撃してたじゃない…」


大鳳「ご、ごめんなさい…殆ど空気だったから…瑞鶴だっけ?なんか仲良くなれそうな気がするわ!(色んな意味で)」


瑞鶴「そう?ありがとう!もう喧嘩しない?」


大鳳「もうしないわ!一緒に食べましょうか?」


瑞鶴「うん!」


赤城(うわぁ…流石瑞鶴。演技上手いわね…それで加賀さんは…)


翔鶴「よしよし、加賀さんはまだ若いですよ〜それにとても魅力的です。貴女がおばさんならみんなおばさんよ!ね?」


加賀「そう?でも、最近少し食べ過ぎて太ったかもしれないの…」


翔鶴「それなら今度一緒に運動しましょ!ね?」


加賀「そうね…ありがとう翔鶴。」


翔鶴「今は取り敢えずみんなで食べましょう!」


赤城(翔鶴のママ味は凄いなぁ…取り敢えず私も食べるか!)


一同「もぐもぐ…」


大鳳「そう言えば皆さんに聞きたいことがあるのですが…」


赤城「何かしら?」


大鳳「皆さんは提督が連れていかれたときどうでした?」


加賀「どうと言われても、為す術も無くて悔しかったわ。それに憲兵から罪状を述べられても嘘としか思えなかったし、憲兵の話を鵜呑みにしてたヤツらを見ると今でも気分が悪いわ…」


赤城「まあまあ、加賀さん言い過ぎですよ。それに、視界に極力入れないようにしようと言ったじゃないですか〜」


加賀「そうだったわね。」


大鳳「そ、そうですか…(少なからず提督を思ってはいたんですね。)」


赤城「そういうことよ。そう言えば五航戦はどうだったのかしら?」


翔鶴「私も提督がやったとは思えませんでしたね。それに提督はやるとしたらもっと丁寧にやるはずなので決してバレないと思います。」


赤城「貶してるんだか褒めてるんだか…瑞鶴はどうだったの?」


瑞鶴「あぁ?私?そんな大したこと無かったと思うわよ。ただショックでボーキが食べれなくなっただけじゃない。ね?」


一同「そ、そうだね…」


大鳳「み、皆さんは提督を助けに行ったりしなかったんですか?」


加賀「もちろん計画したに決まってるじゃない。けど、その計画を電に通報されてね。迂闊に動けなくなったの…あの駆逐艦、死ねばよかったのに…」


大鳳「そ、そうですか…(この人達は特に裏切ったとかそういうのは無さそうですね)」


瑞鶴「あぁ!もう思い出したら腹たってきたわ!あの駆逐艦ども!」


翔鶴「落ち着いて、瑞鶴。怒ったら可愛い顔が台無しよ。」


瑞鶴「そ、そうだね翔鶴姉。」


大鳳「駆逐艦?どの艦娘ですか?」


瑞鶴「えっとねぇ…吹雪、霞、島風だったはずよ。あいつら提督が捕まった時、散々ボロっカスに言って帰ってきたら何事も無かったかのように振舞って見てて吐きそうだったわ。」


加賀「私もあの子達に提督のことを悪く言うのはやめろと言ったのだけれど、はぁ…若い子ってほんとに年長者の言うこと聞かないわね。」


赤城「あの子達に乗せられて他の子達も提督のイメージが悪くなっていって…提督のことがやったとみんな信じ込んでたみたい。」


瑞鶴「お子様ってほんとに単純よね〜」


加賀「貴女も半分お子様だけどね…」


瑞鶴「なんですって?」


翔鶴「まあまあ、二人とも喧嘩しないの。」


大鳳「なるほど、そうだったんですか!皆さんありがとうございます!では、大鳳、急用が出来たので先に抜けさせていただきます!」


瑞鶴「こんな話面白くもなんともないと思うけど、まあ元気が出たならならいいわ。秘書艦の仕事頑張ってね!」


大鳳「はい!瑞鶴さんもこれから出撃よろしくお願いします!皆さんもこれから同じ空母組として頑張るのでよろしくお願いします!」



タッタッタッ…



瑞鶴「行っちゃったわね。」


赤城「元気そうな子でいいじゃないですか。あれなら傷つかれた提督の心も少しは良くなるのでは?」


加賀「そう…ならいいのだけれど。何か引っかかるのよね…」


翔鶴「私も少し…何か取り返しのつかないことになりそうな…」


瑞鶴「そんなの思い過ごしだって!あんないい子がそんなこと起こすわけないじゃん!」


翔鶴「そ、そうよね。思い過ごしよね…」







執務室(コンコン)


提督「ん?誰だ?」


大鳳「大鳳です。提督?入ってもよろしいでしょうか?」


提督「いいぞ。入れ。」


大鳳「提督!先程空母の方々と昼食を取ってきました!」


提督「そうか。どうだ?あいつらは俺の事をなんか言ってたか?」


大鳳「提督が連れていかれた時も助けようとしていたと言っていました!目が泳いでませんでしたし、多分本当かと。思ってたよりいい方々でした。」


提督「そうか…あいつら俺がいる時はあまり近づいて来なかったけど、割と俺の事を大切に見てくれていたんだな…」


大鳳「そして、いい情報が手に入りました!」


提督「何だ?」


大鳳「次の復讐相手です!」


提督「どういうことだ?説明してくれ。」



大鳳説明中



提督「あいつら…人がせっかくこれまで優しく接してきたのに…ていうことは雷もか、あいつよく普通に俺に接してこれたな。」


大鳳「図太さだけは戦艦級なんじゃないですか?それで提督、誰からやります?」


提督「島風かな。あいつには人を大切にしないとどうなるかたっぷり味わってもらおう。」


大鳳「提督。今回の作戦の説明お願いします。」



提督説明中



大鳳「なるほど、確かにそれなら文句も言えませんね。」


提督「俺はもうアイツらの顔も極力見たくないからな。こうするのが一番だと思った。それに理にかなってるだろ?」


大鳳「はい!大鳳も指揮官であればそのようにします!」


提督「では、今日のヒトゴーマルマルに決行だ!それまで休んでおけ。」


大鳳「はい!では、提督の膝で休みますね!」


提督「何故そこで休む…」


大鳳「ここが1番心が休まるので。嫌ですか?」


提督「嫌ということはないが…」


大鳳「なら、いいですね!ここで休ませていただきます!」


提督「分かった分かった。好きにしろ〜」


大鳳「zzz…」


提督「もう寝てる…最近忙しかったからよく睡眠が取れてなかったのか。普段はあんなえげつない事考えるのに寝顔は可愛いな。俺も眠くなってきたな。少し寝るか。」


提督(スヤァ…)





扉(スゥー…)




電「司令官さん。寝てるのです。寝顔もとっても可愛いのです。ふふふ…そして、この雌豚邪魔なのです。そこは電の特等席なのです。けど、いいのです。絶対にお前からその場所取り返してやるのです。では、司令官さん失礼しますね。」




扉(スゥー…バタン)


大鳳(何?今の…あの感じ以前と違う。私を確実に殺そうとする感じ。あれと提督を会わせるのは不味いわ。なるべく阻止しないと…)








[chapter7: 島風おっそーい! ]



提督「は!もうこんな時間だ!大鳳起き…」


大鳳「もう起きてますよ。提督はお寝坊さんですね。もう!」


提督「すまない、ここのところくに休んでなくてな。では、島風は今の時間宿舎にいるはずだ。行こうか。」



テクテク…



島風の部屋



提督「島風入るぞ〜」



ドア(ガチャ)



島風「提督おっそーい!もう!島風、提督が帰ってこなくて心配したんだからね!」


提督「そうか悪かったな。(こいつよくもまぁ平然と嘘が言えるな)」


島風「バツとして提督には私とかけっこしてもらうからね!」


提督「分かった、いいぞ。(よしかかった!)」


大鳳「私もそのかけっこ混ぜて貰えませんか?」


島風「あなたは誰?」


大鳳「装甲空母兼秘書艦の大鳳でお見知りおきを。」


島風「そう、新しい人なのね!いいわ、一緒にしましょう!」


提督「提案なんだが、勝った方が1つ負けた方に命令できるというのはどうだ?」


島風「私はいいけど…本当にそんなことしていいの提督絶対負けると思うよ!」


大鳳「では私が提督の代わりに貴女と競争して、貴女に勝ったら提督が貴女に命令する権利を有するというのはどうでしょう?」


島風「いいよ〜絶対私負けないもんね〜」


提督(その自信満々の面が打ち砕かれるのが早くみたいよ)


提督「じゃあ、ルールはどうする?」


島風「うーんとねぇ…まぁ、取り敢えず外に出よ!」


提督「分かった。」




グラウンド




島風「じゃあ、このグランドのはしからはしまで行けた人の勝ち!でどう?」


提督「はしからはし…大体1kmくらいか…結構あるな。」


大鳳「ルールはそれ以外には?」


島風「それ以外?早く着いた方が勝ちなんだからルールなんて他には何でもいいよ!だって私絶対に負けないもん!」


大鳳「そう。分かったわ。‘本当に’他にルールは無いのね?」


島風「もう!しつこいなぁ〜さっきから無いって言ってるじゃん!」


提督「まあまあ、落ち着け。じゃあ俺は先にゴールに行って様子を見とくから、待ってろ。」


島風「はーい!」




提督(スピーカー使用)「着いたぞー俺が腕を挙げたら‘よーい’、下ろしたら‘ドン’だ。分かったか?」


島風「はーい!」


大鳳「了解しました!」


提督「では軽く準備運動が終わったら教えろ〜」




島風「あなたには絶対に負けないもんね〜!」


大鳳「はい?」


島風「提督の隣にいるべきなのは1番早い艦の私が相応しいんだもん!あなたみたいな駆逐艦と違ってね!」


大鳳「あらあら、人の話はしっかりと聞いておくものですよ。じゃないと後悔しますよ。」


島風「へっへーんだ!後悔するのはどっちかな?私が勝ったら提督に私を秘書艦にしてもらうもんね〜!そしたら提督の仕事も早く終わるし、私も提督とあんなことやこんなこと…えへへー!」


大鳳「気持ち悪…」


島風「何か言った?」


大鳳「いえ何も、それよりも準備運動は済みました?」


島風「もっちろん!提督〜!準備運動終わったよ〜!」


提督「そうか、分かった!ではいくぞ!よーい…」


島風(余裕で勝っちゃうもんねーだ!)


提督「ドン!」


島風「おりゃゃゃ!」


島風(何故?動いてないのもしかして戦意喪失?へっへーんこの島風様に恐れをなしたか!)


艦載機「ブーン!」


島風「艦載機!?どういうこと?あっ…」



回想



大鳳「装甲空母兼秘書艦の大鳳でお見知りおきを。」


大鳳「あらあら、人の話はしっかりと聞いておくものですよ。じゃないと後悔しますよ。」




島風(そういうことか…でも私艦載機なんかに負けないもんね〜空母の人達の艦載機とも散々かけっこしてきたんだもん!)


大鳳(あらあら、やっと私が空母だってこと思い出して本気になりましたか…ですが甘いですよ。もう勝負はついてます。)


島風(ちょっとなんで!?加賀さん達のはもっと遅かったのに…待って…追いつけない…)


提督(勝負あったな)


提督「ゴール!勝負を制したのは大鳳!」


大鳳「やったー!勝ちましたよ提督!」


提督「よくやったな!じゃあご褒美に頭撫でてやるからこっちこーい!」


テクテク…


頭ナデナデ


大鳳(提督の大きな手でナデナデされるの好き!)


島風「卑怯だよ!今のなし!艦載機使うなんてサイテーだよ!」


大鳳「あらあら、負け惜しみですか?私言いましたよね。他にルールは無いですか?って。」


島風「それに、何よ!あの艦載機!早すぎよ!もっかい!」


提督「なぁ、島風。お前は戦場でも敵に追いつかれて攻撃を受けた時同じようなことを言うのか?」


島風「へ?」


提督「言い忘れてたが、今回お前のかけっこ競争に乗ったのはお前の性能(速さ)が深海棲艦にも通用するかどうかを試すためだ。つまり、大鳳に負けたお前は兵器としては意味をなさない。よって’島風‘お前を解体する。」


島風「え?でもでも…」


提督「でも?なんだ?」


島風「私は提督のこと、そこにいる奴なんかよりずっと大切に思って…」


提督「これも言い忘れてたが、俺は知ってるぞ。お前、俺が捕まった時悪ノリで俺の悪口を駆逐艦達に言って回ったらしいな。」


島風「あ、あれはちょっとした出来心で…」


提督「お前はちょっとした出来心で自分を大切にしてくれていた上官を馬鹿にするのか?信じられないな。」


島風「て、提督!私、もっともっともっともっと速くなるから!もう、提督のこと悪く言わないから!提督が使ってくれるような兵器になるから!だから…だから…解体だけは…」


提督「島風、お前はこの鎮守府に艦娘が何人居るか知っているか?」


島風「ひゃ、100人くらい?」


提督「その通りだ。そして、毎日の食費がその分多くなるのも理解できるよな?」


島風「は、はい。」


提督「つまり、使えない兵器に使う予算は無いんだ。」


島風「私、頑張るから!兵器として絶対に役に立つから!もしダメなら慰安艦でも何でもしてくれていいから!だから…お願いします!私を解体しないでください!」


大鳳「は?慰安?ふざけたこと抜かさないでください!あなたみたいな約立たずの艦娘如きが提督に触る。ましてや、その大切なところに触るなんて冗談もほどほどにしてください!汚らわしい…」


提督「落ち着け大鳳。俺はそもそも艦娘を慰安のために使わないから、そういうのは好きな人とするべきだ。大鳳も好きな人が出来たら、その人とするといい。」


大鳳「は、はい…(私の好きな人は最初から決まってるのに…)」


提督「という訳だ!島風、お前が今この鎮守府で出来ることは何も無い。予算削減のため、解体させてもらう。」


島風「ねえ、本当にごめんなさい。提督、ねえ、やめて…許して…もっと速くなるから…お願い。何でも言うこと聞くから…」


提督「じゃあ早く解体されてくれ。妖精さーん出ておいで!」


島風「いやぁぁぁ!許して!提督!ごめんなさい!来ないで!止めて!連れていかないで!解体は嫌!お願いだから!妖精さん達もこんなの理不尽だって分かるよね?」


妖精「テイトクガカワイソウダッタ…キミハシラナイケド、カレハヒトリデクルシンデイタ。ソンナカレニサイカイシテサイショノコトバガ’かけっこしよう!‘ノ、ジテンデボクタチハキミニアイソガツキテイルヨ。サヨウナラ駆逐艦’島風‘ツギハモットヒトノココロヲシルベキダネ。」


島風「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」


提督「じゃあな島風!次の島風はいい子であるよう願っとくよ!」


大鳳「さようなら。’自称‘最速さん。」


島風「いやぁ…悪い夢だこんなの…ねえ、夢なら覚めておねg」





カーンカーンカーン





大鳳「無慈悲な解体音ですね〜最後くらい言わせてあげたら良かったのに、クスクス…」


提督「まぁ、いいじゃないか。妖精さんどうも、助かりました〜」


妖精「ボクタチハイツモキミノミカタダヨ提督。」



テクテク



提督「これで1人目の復讐完了かぁ…」


大鳳「やっと1人目ですね。大井は提督が実際にその目に収めることが出来ていないので、ノーカンですからね。」


提督「ところで大鳳。お前は好きな人のタイプとかどうなんだ?建造されてからいい男見つけたか?」


大鳳「は、はい!?何ですか!唐突に!」


提督「さっき、俺がそういうのは好きな人とやるべきだと言ったがもういるのかなと思ってな。気になっただけだ。嫌なら答えなくてもいい。」


大鳳「い、嫌じゃないですけど、その…」


提督「その?」


大鳳「わ、私の、す、好きなひ人は、て…」


電「司令官さん!こんにちは!」


提督「電じゃないか!もう体は治ったのか?」


電「はい!なのです。完全にではないですがほぼ治ってるのです。」


提督「そうか、なら良かった。では、他の鎮守府への異動も早めにできるな。」


電「司令官さん。本当に電を異動するのですか?」


提督「ああ!お前も嫌いな上官の下で戦いたくないだろうからな。」


電「司令官さん。ちなみにそれはいつ頃になりそうなのですか?」


提督「そうだな〜大体1週間後くらいかな。電はそれまで身の回りの整理をしておくように。分かったな?」


電「はい!なのです!電、それまでしっかり準備をしておくのです!では!大鳳さん、色々と頑張ってください…なのです!」


提督「じゃあな〜!ん?どうした大鳳?」


大鳳「いえ、特に何もありません。(あの顔…絶対に何か企んでる!全力で阻止しないと…)」


提督「じゃあ途中で寝てしまっていたし、仕事に戻ろうか!」


大鳳「はい…」


テクテク








電の部屋




雷「電〜?入るわよ!」



ドア(ガチャリ)



雷「あら?いないのかしら。ん?何この本。えーっとタイトルは…」







電「雷?何をしているのですか?」


雷「電!もうびっくりしたじゃない!どこ行ってたのよ!」


電「ちょっと用事があったのです。それより雷

、その本読んだのですか?」


雷「よ、読んでるわけないじゃない。それより大切なものを机の上に置いておくなんてダメよ。」


電「雷はお母さんみたいなのです。けど、今度から勝手に部屋に入らないで欲しいのです。」


雷「わ、分かったわ!(こ、怖い)」




テクテク…


ドア(バタン)




電「フフフ・・・提督さんは私だけのものなのです。他の誰にも渡さないのです。邪魔するものは容赦しないのです…」




ドア越し




雷(大変なもの見ちゃった!このままだと提督が…それと大鳳さんも危ない!早く知らせないと…)


ドア(ガチャリ)


電「例えそれが姉妹であってもなのです。」


雷「い、電。ち、違うの…私本当に何も見てないから…」


電「けど、雷は電の計画で邪魔になりそうなのです。だから、今ここで消しておくのです。」


雷「電止めて!艤装こっちに向けないで!」


電「バイバイなのです。」


雷「いやぁぁぁ!」


ドーン!









[chapter8: 儚く脆いもの]



提督「取り敢えず溜まっていた任務の報告書は全て終わったなぁ〜疲れた〜」


大鳳「お疲れ様です提督!流石です!」


提督「ありがとう大鳳。お前もしっかり今日は休め。」


大鳳「あのー提督。1つお願いを聞いてもらってもよろしいでしょうか?」


提督「ん?なんだ?」


大鳳「て、提督と一緒に寝たいです!」


提督「ど、どうした!?急に!」


大鳳「ここ2日ほど忙しくてあまり会話も少なかったですし、提督成分が不足して大鳳死にそうです…」


提督「提督成分はよく分からんが、寝たいというならいいぞ。」


大鳳「ありがとうございます!」



寝室



提督「もう遅いし早く寝ろよ…って腕を掴まれると電気消せないんだが…」


大鳳「ここは譲れません!」


提督「なに加賀みたいなこと言ってんだよ、取り敢えず離せ電気消したら好きなだけ掴んでいいから。」


大鳳「はーい…」


電気off


提督「ほら消したから、掴んでいいぞ。」


大鳳「絶対離しませんからね。」


提督「はいはい分かったから早く寝ろ。」



数十分後



大鳳「提督?まだ起きてますか?」


提督「起きてるぞ、なんだ?トイレか?」


大鳳「違います!この前の話です!」


提督「この前の話?なんか言ったかな俺?」


大鳳「好きなタイプの話です!」


提督「あぁその話か、たしかに言ったなぁ〜それがどうした?」


大鳳「私も答えそびれましたが、提督の好きなタイプってどんな人かなと思いまして…」


提督「俺の好きなタイプかぁ…うーん…尽くしてくれて、それでもって優しくて、笑顔が可愛い人がいいなぁ…まぁ、こんな俺にそんな素敵な人が出来るなんて無いだろうけどさ。それに怖いんだよ、あいつらみたいにいつ手の平を返すのかさ…分からないから。次の復讐するって決めた吹雪と霞もいつも俺のことを慕ってくれてたのに、俺が捕まった途端ボロっカスに言うなんて…」


大鳳「提督…私じゃダメですか?」


提督「!?」


大鳳「私じゃ提督の心を埋められませんか?」


提督「いや、そんなことはないがお前は本当にいいのか?最新鋭で見た目も可愛くて仕事もできて、オマケに性格もいいんだぞ。貰い手なんていくらでも…」


大鳳「分っかんない人ですね〜もう!私は‘あなた’じゃないと嫌なんです!最初にあった時からあなた以外なんて見てません!あなたが望めば私はなんだってします!これで分かりましたか?」


提督「お前そこまで…」


大鳳「女の子にここまで言わせて何もしないんですか?」


提督「俺も男だ。でも本当にいいんだな?俺で。」


大鳳「何度も言わせないでください。あなたがいいんです!」








妖精さん「この話はR18じゃないので夜の話は解体しますね〜」






翌朝




提督「やっちゃったかぁ…あれ?大鳳は?」


大鳳「起きてますよ!やっぱりお寝坊さんですね提督は。」


提督「いやぁ〜すまんすまん。今支度する。」


大鳳「ところで次の復讐相手ですが私昨日いい作戦を思いつきました!」


提督「昨日ってあの時にか?」


大鳳「はい!乙女の恋が叶った時に頭に思い浮かびました!」


提督「なんか凄そうだなぁ〜その内容は?」



大鳳説明中



提督「俺、あんまり気が進まないんだが…演技でもアイツらとそんなことしたくないんだが…」


大鳳「私がしたいんです!ダメですか?」


提督「うぅぅぅ…その上目遣いは卑怯だぞ。」


大鳳「卑怯でも構いませんよ。それに人の心を壊すのはこの作戦が1番ですから!」


提督「分かった。けど今回だけだぞ。」


大鳳「ありがとうございます!提督。ではよろしくお願いしますね!」


提督「取り敢えずこの後放送で呼びかけるから、じゃあ大鳳は練度上げるの頑張ってくれ。」


大鳳「分かりました!早くケッコンカッコカリ出来るよう頑張ります!」




ドア(バタン)




テクテク…




部屋(シーン…)









ドア(ガチャリ)




電「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙司令官さんの匂いでいっぱいなのです!けど余計な匂いも沢山するのです。どうして司令官さん私たちにはこんなことしてくれなかったのにあんな売女みたいなやつとするのですか?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして…はっ!いけないいけない、あれを片付けないといけないのです!司令官さんもう少しで邪魔者が消え去りますからね。待ってて欲しい…なのです!」





放送室



提督「あーあーマイクテストマイクテスト…えーっと2日ほど秘書官の大鳳が演習で居ないので代わりを頼むぞ〜吹雪と霞〜仕事の量が多いので2人で頼む。ヒトヒトマルマルに執務室に来てくれ〜頼むぞ。」




ヒトヒトマルマル



霞「来てやったわよクズ!そのアレね…復帰おめでとう…私は信じてたわ帰ってくるって!」


吹雪「わ、私もです!提督!おめでとうございます!」


提督「ありがとうお前達!(コイツら本当に腐ってやがるな、本当にあの作戦が有効かもしれん)」


霞「それでクズ司令、仕事は?」


提督「あぁ、ここにあるやつだ。すまんな手伝わせてしまって…」


吹雪「気にしないでください!私達はあくまで兵器です。提督の思うように使って頂いて構いません!」


提督「今のは聞き捨てならないな吹雪。」


吹雪「へ?」


提督「お前達は兵器なんかじゃない俺の大切な存在だ!自分をそんなふうに思うな!」


吹雪「て、提督…」


霞「クズ司令も中々いい事言うじゃない…」


提督「さぁ、すまないが手伝ってくれ。」


吹雪「はい!」


霞「分かったわ!」





吹雪「ヒトヒトキュウマルです!提督!」


提督「あぁ、もうそんな時間か…」


霞「く、クズ司令…この後空いてる?」


提督「ん?空いてるがどうした?」


霞「その〜アンタが帰ってきてお祝いしようと思ってね。パーティーをみんなでしようとしてるんだけど来れないかしら?」


提督「あぁ、ありがとうな。是非行かせてもらうよ。」


霞「ホント!?」


吹雪「やった!私、みんなに知らせてきます!」


ドア(バタン)


提督「霞?どうして泣いてるんだ?」


霞「あのね…そのありがとう!来てくれるなんて思ってなかったから嬉しくて…」


提督「おいおい泣くなよ。みんなで楽しくやるんだから。」


霞「うん!」




パーティー会場



ドア(コンコン)


提督「入るぞ〜」


ドア(ガチャリ)


駆逐艦一同「提督(司令官)おかえりなさい!」


提督「おぉ!凄いなぁこの飾り付けお前達がやったのか?」


響「響達の努力の成果さ。」


暁「ふふーんレディにとっては朝飯前よ!」


電「みんなで頑張ったのです。司令官さん。」


朝潮「朝潮型もみんなで頑張りました!」


提督「ありがとうな、お前達。ケーキも手作りか?」


電「それは電が間宮さんに教えて貰いながら作ったのです!提督のために秘密のレシピも入れてあるのです!」


提督「そ、そうか。では、早速頂くとしよう。」


パクッ


提督「美味しいが…なんの味だ?これ?」


電「秘密なのですよ。絶対に。」


提督「そうか…」


電(はわわ!司令官さんが電と雷の大切な物が混ざったケーキを食べてくれてるのです!電嬉しすぎて倒れそうなのです!雷も良かったのです!提督と一つになれて!)


提督「それにしても雷はどうした?」


響「さあ?響は知らないね。」


暁「私も知らないわ。」


電「雷なら風邪をひいたので電の部屋で休んでるのです!提督によろしく言っておくよう言われたのです!」


提督「そうか…お大事にと言っといてくれ。」


電「分かったのです。電、異動の準備がまだなので部屋に戻らせてもらうのです。おやすみなさい司令官さん。」


提督「そうか、おやすみ。」


霞「クズ司令!みんなが作った料理早く食べましょ!」


吹雪「私も腕によりをかけて作りました!」


提督「お前達、本当にありがとうな…」


暁「し、司令官泣いてるの!?」


提督「あぁ、嬉しくてな…(大鳳の計画通り過ぎてな)」


霞「ほら、ハンカチ。泣いてたら冷めちゃうじゃない。」


提督「ありがとう。霞。」


霞「お、お礼なんていいわよ!」






電の部屋



電「ということがあったのです!聞いてますか?雷?」


雷「あ…い…ぅぅぅ…あ…(聞いてるわ)」


電「本当に嬉しかったのです!司令官さんの体に私達の一部が入ったと思うと電もう嬉しすぎて死んでしまいそうなのです!」


雷「い…ぁぅ…あ?(電?)」


電「どうしたのですか?」


雷「お…ぇ…ぁ…ぃ…ぉ…うおぉ…い…え…おぅ…ぁぇ…あぇ…ぁい(お願い、もう殺して…もう耐えられない)」


電「ちょっと聞き取りにくいけど分かったのです!雷はもっと司令官さんと一緒になりたいのですか?もう…我儘なのです!けど、分かったのです!じゃあ、お腹切るのです!」


雷「いぁう!あぇぇ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!(違う!やめて!)」






パーティー会場


提督「ふぅ…食べた食べた〜ありがとうな今日は俺のために。」


吹雪「いえいえ!司令官のためなら私たち何だって出来ますから!」


霞「そうよ!クz…いえ、司令官のこと私は大好きだから!」


暁「あ、霞ズルい〜!私がそれを先に言おうとしたのに!」


霞「早い者勝ちよ!それで司令官は私たちのことどうなの?もちろん好きよね?」


提督「あぁ、もちろん!(大っ嫌いだ)」


霞「そう…なら良かった!」


響「あ、そう言えば司令官。ケッコンカッコカリの指輪は新しく貰ったのかい?」


提督「あぁ、貰ってるぞ。もちろん1個だけだがな。」


響「もう渡す相手決めてるのかい?」


駆逐艦一同「ゴクリ…」


提督「あぁ、さっき決めたさ。ただ、渡すのはもう少し後だな。」


霞「そ、そう…けど、あんまり相手を待たせないようにね!しびれを切らして怒るかもしれないから!」


提督「ああ、2、3日以内には渡すよ。その時は連絡する。」


駆逐艦一同(つまり呼び出された子がケッコンできる!)


提督「じゃあ、もう夜も遅い。解散だ。しっかり寝ろよ。」


駆逐艦一同「おやすみ司令官!」






ドア(バタン)




暁「ま、まぁ…司令官から指輪は貰うのは当然レディである私なんですけど〜」


響「何を寝ぼけたことを言ってるんだい?司令官から指輪を貰うのは響に決まってるじゃないか。」


霞「はぁ!?あんた達馬鹿ね!そんなの昔から面倒見てきた私に決まってるじゃない!」


吹雪「普段からクズクズ言ってたクズ艦娘が何を言ってるんだか…」


霞「はぁ!?あんたみたいな芋顔なんて司令官が好きになるわけないでしょ!」


吹雪「何ですって!?」


朝潮「まぁまぁみんな落ち着いて。最終的に決めるのは司令官なんだから揉めたって仕方ないでしょ〜」


響&暁&霞&吹雪「たしかに…」


朝潮「これ以上揉めるんだったら霞と吹雪!あんた達が司令官が捕まった時のことバラすからね!」


霞「やめてよ…殺されたいの?それにあれはちょっとした事故みたいなものだから…」


吹雪「冗談でもやめてください。頭吹き飛ばしますよ?そこのクズも言うと通り、あれは憲兵が私達にあんなこと言うから起こった事故ですよ…」


朝潮「あんた達が喧嘩しなければ言わないわよ。それじゃあ明日もあんた達は秘書官なんだから早く寝なさい。」


霞&吹雪「お、おやすみなさい…」








提督室



提督「一応カメラを置いてきて正解だったな。アイツらの仲間割れの様子が見れて良かったよ。明日も楽しませてもらうぞ。」






翌朝




霞「霞来たわ!司令官仕事は?」


吹雪「吹雪来ました!司令官私に仕事はお任せ下さい!」


霞「ちょっと私が先に来たのよ!」


吹雪「私の方が先です!」


提督「まあまあ、2人とも喧嘩はやめろ。ほら霞はこっち。吹雪はそっちを手伝ってくれ。」


霞&吹雪「はーい。」





霞「それでね昨日の話の続きなんだけど…そのケッコンする人って、その…む、胸が小さかったりするかしら?」


提督「あぁ…確かに小さいな。後、髪が短くて、まだ大きくもないのにしっかりしてて頼り甲斐のあるやつだな。」


吹雪「それっt…」


霞「そ、そうなのね!」


霞「ここで言わせたら興ざめじゃない?だから、後は楽しみに待っておきましょう。」


吹雪「分かりました!」





夜(駆逐艦の部屋)




霞「いよいよ明日ね…」


吹雪「まぁ指輪を貰うのはこの私ですけど!」


響「響だって司令官とは昔からの仲だよ!」


暁「それを言ったら暁もよ!」






翌朝


大鳳「提督!大鳳ただいま帰投しました!」


提督「おぉ!お疲れ様大鳳!この後計画通りに出来そうか?」


大鳳「もちろんですけど…汗かいただと汚いかもしれません!」


提督「別に俺は気にしないぞ。それに時間も無さそうだしそのままで良いぞ。」


大鳳「では早く始めちゃいましょう!」








吹雪「司令官にみんな呼び出されるとはね…」


霞「誰に渡されるか直前まで分からないってことね!」


響「ワクワクが止まらないよ…」


暁「レディは何があっても動じないわ!選ばれてもクールよ!」


吹雪「そろそろですね…」


霞「この扉の先に指輪を持って待っているのよね…」


暁「あ、開けるわよ…」


響「ちょっと待って!何か声が聞こえる!」


吹雪「なんの声ですか?」




大鳳「提督!もっとです!」


提督「分かってる!ここだろ!」


大鳳「くぅぅぅ…」




暁「何この声?」


霞「まさかね…」


吹雪「嘘ですよ絶対…」


響「司令官!開けるよ!」




大鳳「提督!来ちゃいましたよ!」


提督「大鳳そろそろ…」


霞「何をやっているの司令官?そこのクズ女と…」


大鳳「見てわかりませんか?まぁお子ちゃまだから仕方ありませんよね。これは愛するもの同士の交わりですよ。」


吹雪「こんなの悪い夢ですよ…響ちゃん私のほっぺた引っぱたいて!」


響「夢じゃないよ!こ、これが現実だよ…」


暁「で、でね司令官指輪は誰に渡すの?」


提督「察しが悪いな。もちろんこの大鳳だが何か問題でも?」


暁「わ、私達に上げるんじゃなかったの!?」


提督「お前達に?いつ俺がそんなこと言った?」


霞「司令官。あ、あんたに1つ聞きたいわ…」


提督「なんだ?」


霞「あんた本当に私達のこと好きなの?」


提督「俺がいつお前達のことが好きだなんて言った?」


霞&吹雪&暁&響「え?」


提督「あぁ〜なるほどな。お前があの時好きと聞いてきた時か…俺はもちろんしか言ってないぞ。」


霞「ど、どういうことよ…」


提督「分からないのか?もちろん‘嫌い’という意味だよ。だってそうだろ?お前達は俺が捕まった時散々俺の悪口を言いふらして、俺が帰ってきたらまた司令官!司令官!って何事もなかったかのように振る舞うんだぞ。嫌いと言うよりはもう気持ち悪いよお前ら。」


吹雪「なんでその事知って…」


提督「あのさぁ、お前達に対して少なからず良いと思ってないヤツらもいるに決まってるだろ。そいつらが教えてくれたんだよ。」


大鳳「本当に可哀想なお子ちゃま達ですね…あんなに仲間割れするほど指輪を欲しがってたのに、今じゃみんな目が死んでますよ。壊れたんですかね?」


提督「さあな?俺の知ったことじゃない。実際駆逐艦なんて一部を除いて替えがきくんだし。いっその事島風みたいに‘解体’するのもいいな。」


吹雪「か…い…た…い?」


提督「あぁ、使えなくなった艦娘をいつまでも置いておくほど母港は広くないからな。」


響「ひ、響達まだまだ使えるから!」


提督「本当にそうか?大鳳、続きは後でやるぞ。じゃあ演習で1度試してみようか。もちろん相手は駆逐艦でやるぞ。」


霞「ふん!私達がそこら辺の駆逐艦如きに負けるなんて有り得ないわ!」


提督「そうかそうか。じゃあ大鳳もう新しいヤツらの準備は出来てるんだな?」


大鳳「もう多分バッチリなはずです!みんな入ってきて〜!」




ぞろぞろ…



秋月「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月…

ここに推参致しました。お任せください…」


照月「秋月型防空駆逐艦、二番艦の照月よ…」


涼月「秋月型防空駆逐艦「涼月」です…」


初月「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月だ…」


提督「大鳳、よく秋月型を揃えることが出来たなぁ…」


大鳳「取り敢えずこの2日は練度とこの子達が出てくるまでひたすら深海棲艦を爆撃してました。資材は大本営から頂いた(奪った)ものが沢山あるのでそれを使わせてもらいました。」


提督「1つ聞きたいんだがどうしてみんな目が死んでいるんだ?」


大鳳「それは練度を上げるために地獄の1歩手前まで見せましたからね!」


提督「あんまり復讐相手以外に迷惑はかけるなよ…」


秋月「提督、この駆逐艦達と演習ですか?」


提督「そうだやってくれるか?」


大鳳(ジーーーー)


秋月「も、もちろんです!喜んで引き受けます!ねえ!みんな?」


照月「も、もちろんよ!」


涼月「お冬さん助けてお冬さん…」


初月「も、もちろんだ!」


大鳳「涼月さん?」


涼月「も、もちろんです!」


提督「という訳だ。もしお前達が負けたら即解体するぞ。」


響「あ、あんまりじゃないか!?司令官…」


提督「なぁ?響。お前が俺が捕まった時に霞や吹雪と一緒に俺の陰口叩いてたのも知ってるんだぞ。そっちの方が上官に対する態度としてあんまりじゃないのか?」


響「ぐっ…」


提督「それにだ。実際に海域攻略の最後で最近活躍してるのは夕立や綾波ばっかりじゃないか。お前達を置いておくメリットがどこにある?」


吹雪「そんなのやってみなくちゃ分かりません!私達の強さを司令官に見せてあげます!」


暁「そうよそうよ!」


提督「じゃあお前達頼むぞ!」


秋月型「はい!」


大鳳「皆さん。負けたら分かってますね?」


秋月型「も、もちろんです!」





提督「じゃあ準備が出来たみたいだし始めるぞ。」


霞「霞、出るわ。」


秋月「防空駆逐艦、秋月。出撃致します!」


提督「では、開始!」




約10分後



霞「何よこいつら…防空だけじゃないの!?」


秋月「私たちをあまく見ないでください!あなた達とはくぐってきた修羅場の数が違います!やっと見つけてもらえたと思ったら…あんなになるまで出撃させられて…」


大鳳「秋月さん?」


秋月「はっ!はい!黙って戦います!」


霞「吹雪あんたももっと頑張りなさい!このままだと私たち解体よ!」


吹雪「もういいですよ…どうせ私たちこの先生きていても意味なんかないですよ。」


霞「何言ってんの!?」


吹雪「見てください。あの司令官の幸せそうな顔。明らかに私たちが苦しんで喜んでますよ。」


霞「そんなことないわよ!ねぇひび…」


響「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい…司令官すまない司令官すまない司令官すまない司令官すまない…グスッ…」


霞「しっかりしなさい!いつもクールなあんたがそんなんだと調子狂うじゃない!ねぇ、あかつ…」


暁「ねぇ、霞ちゃんもう諦めよう。司令官があんな風に歪んだのは私たちのせいよ。だから大人しくこのまま負けよう?」


霞「もう!どいつもこいつも馬鹿ばっかり!あんた達なんてもう知らない!私一人でもやってやるわ!おりゃ!」


大鳳「なかなかアイツは折れませんね提督。」


提督「昔から自分の思い通りにいかないと周りのせいにして自分のことは棚に上げてたやつだからな。なかなか折れないだろうな。まあ時期に折れるだろ。」


霞(どうして何時もこうなるのよ!上手くいってると思ったらどこかでいっつも悪くなる!これも全て周りがクズばっかなのが悪いわ!)


秋月「涼月!」


涼月「いきます!」


霞「五連装酸素魚雷!?いやああああああああ!」


提督「勝負あったな。」


大鳳「ですね。」


提督「そこまで!勝者、秋月型!」


秋月型「やった!」


大鳳「よくやりましたね4人ともお疲れ様です。」


提督「じゃあ負けた4人は解体に入るが言い残すことはあるか?」


響「司令官すまない…司令官すまない…司令官すまない…司令官すまない…司令官すまない…司令官すまない…司令官すまない…」


カーンカーンカーン


提督「次。」


暁「あのね!司令官!私たちこれまで頑張っt…」


カーンカーンカーン


提督「次。」


吹雪「特に何も残す言葉はありません。強いて言うなら次こそは本当に司令官のお役n…」


カーンカーンカーン


提督「最後、霞はあるか?」


霞「別に…あんた達クズどもから離れられると思うと嬉しいことくらいかしら?あーあ、本当によかった無能な司令官からやっと離れることができて。」


提督「てめ…」


大鳳「霞さん…」


霞「何よ?早く解体しなさいよ。」


大鳳「貴女は炭すらも残さないわ。攻撃隊全機突撃!」


霞「ちょっと待って!ねぇ普通に解体するんじゃないの!?」


大鳳「提督もきっと私と同じことを思っているはずです。貴女は生かすまでの価値も無いと。だからここでこの世から存在した痕跡を消します。」


霞「いや!待って私が悪かったです!言い過ぎました!私がクズです!だから、お願いします!これ以上は…」


大鳳「さようなら。」


霞「いやあああああああああああああああああああああああああ!!」



大鳳「ふぅ…久しぶりに感情的になり過ぎちゃいました。」


提督「お疲れ様。今日の執務も終わったことだし、ゆっくりしようか。」


大鳳「大鳳、提督の膝枕が欲しいです!」


提督「分かった、分かった。やるから顔を離せ。」


大鳳「わざと近づけてるんです。」


提督&大鳳「あはは…」





電(もう少しなのですよ。司令官さん。電が連れ出してあげるのです!)










[chapter9: 姉妹の仲 ]





金剛「榛名?最近みんなが私に話しかけてくれないネ…霧島は口も聞いてくれないし、比叡も必要なこと以外喋ろうとしてくれないネ…」


榛名「お姉様…私も似たようなことが。この前食堂で…」





回想



榛名「間宮さ〜ん!トンカツ定食お願いします!」


間宮「はい…」


榛名「あの〜…いつもよりこれ量が少なくないですか?」


間宮「はぁ…あのですね。私はあなたに料理なんて作りたくないんですよ。作っているのは提督のためです。あなたが食べないと提督の執務に支障が出てしまうから最低限の量だけ作ってるんです。分かったらさっさと食べてください。」


榛名「す、すいません…」


テクテクテク…


榛名「どこで食べようかな…あ!長門さんだ!長門さ〜ん!横いいですか?」


長門「すまない。そこは陸奥が座るからな。」


榛名「そ、そうですか。すいません…次は…あ!扶桑さん!一緒に食べましょう!」


扶桑「山城…不幸だわ…こんなクズみたいな子と一緒に食べるなんて…」


山城「は!あなたなんでお姉様に近づいてるんですか!さっさと離れてください!汚らわしい。」


榛名「ご、ごめんなさい。悪気があった訳じゃ…」


山城「いいからさっさとどっか行ってください!後、私たち姉妹にはこれから先近づかないでください!」


榛名「…だ、誰と一緒に食べようかな…」


ビスマルク「あら?榛名じゃない!どうしたの?」


榛名「び、ビスマルクさん!一緒にお昼食べましょう!」


ビスマルク「あら?そんなこと?いいわよ一緒に食べましょう!」


榛名「はい!」


ビスマルク(ニヤリ)




榛名「あ!プリンツさん!グラーフさん!ドイツ艦の皆さん!」


プリンツ「榛名!お久しぶり!最近見なかったけど痩せた?」


榛名「は、はい…少し…」


プリンツ「やっぱりね!ほら!もっと食べないと!私たちの分も上げるからさ!」


グラーフ「私はそろそろ部屋に戻る…」


ビスマルク「あら?グラーフもう帰っちゃうの?」


グラーフ「ああ、あまりこの空間に長く居たくないからな…」


ビスマルク「あら、残念ね。ここから面白くなるのに…」





プリンツ「榛名〜!もっともっと食べないと体力つかないよ!」


榛名「ちょっと待ってプリンツさん…今飲み込んで…」


ビスマルク「あら?折角私たちがあなたにあげたのに食べられないの?」


榛名「いえ…榛名頑張ります!」


ビスマルク「そうよ、その調子よ。」



約30分後



榛名「ちょっと…もう限界…」


プリンツ「もう食べられないの〜?あ、分かった!お腹に溜まってるから食べられないのね?じゃあ…」


腹パン


榛名「グハッ!オェェェェ…」


プリンツ「もう!こんな所で吐かないでよ〜!けど、これでまた食べられるようになったよね?」


榛名「ちょっと…ごめんなs…」


腹パン


ビスマルク「また出てきたわよ!もっと食べられるわね!みんなもほら!レーベ!マックス!も!」


レーベ&マックス「えいっ!」


榛名「オェェェェェ…」


プリンツ「あはは!二人ともそれは蹴りじゃない!それに蹴りってのはこうやるのよ!えいっ!」


榛名「オェェェェェ…もうやめて…私が悪かったで…」


ビスマルク「別に私たちはあなたに謝罪なんて求めてないわ。私たちがあなたにしてるのはあくまで自己満足よ!」


プリンツ「あ〜あ!なんかもう面白く無くなってきちゃった!みんな部屋に帰って夕張が貸してくれた、マーリオカット?やろう!あ、榛名自分で汚したからちゃんと片付けと残った分食べといてね〜!」


ビスマルク「プリンツ。そのマーリオカット?ってどんなゲームなのかしら…」


テクテク…


榛名「うぇ…ぐすん…どうしてみんな…こんなひどいこと…」




榛名「ということがあって…」


金剛「oh......みんな酷いネ…」


榛名「で、でも喋ってくれるだけ有難い気も…」


金剛「何言ってるネ!そんなの喋って貰わない方がマシネ!無視するネ!それに提督から許して貰えればこんなこともう終わるネ!だから…後半月くらい耐え抜くネ!」


榛名「お姉様…うわあああああん!」


金剛「よしよし、榛名は強い子ネ。」


金剛(この子だけはなんとてしても守ってあげないとネ…私の味方をしたせいでこんな目に合わせちゃったからネ…)


ビスマルク(チラッ)








戦艦部屋



ビスマルク「という感じであいつら私たちをスルーする様子でいるようね。」


扶桑「不幸だわ…それじゃあ復讐できないじゃないの…」


陸奥「あらあら、悪い子達ね。」


長門「クズ共が…」


ビスマルク「みんな何かいい案はないかしら?」


霧島「あ!こういうのはどうでしょうか?ゴニョニョ…」


ビスマルク「いい案ね!それ!」


長門「名案だな!」


扶桑「山城…少し幸福だわ…」


比叡「あ、比叡元お姉様からこういう話を聞きました。」


ビスマルク「それは私が伝えるわ。任せてちょうだい!」


陸奥「けど、あなたは姉妹がそうなってもいいのかしら?」


霧島「この霧島。お姉様は比叡姉様しかいないので!」


陸奥「あらあら。もうとっくにあの二人はお姉ちゃんじゃないのね。なら、いいわ。」


ビスマルク「そうと決まれば早速決行よ!」






ビスマルク「あら。榛名じゃない!さっきはごめんね。あんなことして。」


榛名「いえ、榛名気にしていませんので失礼します。」


ビスマルク「釣れないわね。もう少し雑談くらいしてもいいんじゃない?」


榛名「いえ、榛名。大鳳さんのレベルを上げるための出撃があるので。」


ビスマルク「あら?今日の出撃はもう終わったんじゃなかったかしら?」


榛名「ギクッ!?」


ビスマルク「図星みたいね。そんなに私と喋るのが嫌かしら?」


榛名「嫌じゃない訳無いでしょう!あんなことされて喜ぶ人なんていますか!分かったんなら榛名に喋りかけないでください!」


ビスマルク「残念ね…折角あなたをみんなの輪に戻そうと思って話しかけたのに…」


榛名「!?」


ビスマルク「そんな態度ならもうこの話はやめにしまs…」


榛名「ちょっと待ってください!詳しく話を聞かせてください。」


ビスマルク「もう話かけないで欲しいんじゃなかったの?」


榛名「取り敢えずその話だけ聞かせてください…」


ビスマルク「いや、あのね。貴女って直接的にAdmiralに何かした訳じゃ無いじゃない。貴女はあくまで姉を孤立させないために姉の味方についた。そうと私達は考えているの。どうかしら?」


榛名「まあ、確かにその通りです。」


ビスマルク「だからね。私たちはAdmiralに危害や心の傷を与えた艦娘。つまり金剛や電。その他の駆逐艦達が嫌いなの。貴女が嫌いなわけじゃないの。だからね、もし貴女が金剛の味方を止めるなら。私達もこれ以上貴女に何もしないわ。」


榛名「止めなかったら?」


ビスマルク「Admiral以上の地獄を味わえFuckovitch!」


榛名「クッ…」


ビスマルク「それでどうするのかしら?私たち待つのは嫌いなの。だからこの場で決めて。このまま姉につくか、それとも私たちにつくか。もちろんこちらにつくならこれまでの事も無かったことにしてあげるわ。」


榛名(ここでビスマルクさん達についたらもうあんな思いをしなくて済む…けど、それだとお姉様が1人に…私はお姉様をやっぱり裏切れない!)


ビスマルク「あ、そうそう。Admiralが貴女にあげる予定だった指輪ってどうなったのかしら?」


榛名「え?」


ビスマルク「いや〜あのね。あんたの愚姉がAdmiralに返した指輪の中にその指輪も入っていたはずだからね。」


榛名「え?」


ビスマルク「あら?そもそも指輪の話すら聞いてなかったの?確かAdmiralが貴女の愚姉に貴女に指輪の件について話しておくように伝えたはずだけど?」


榛名「そんな…嘘ですよ!」


ビスマルク「まぁ、確かに確証はないわ。けど嘘とも言えないわよ。だって火のないところに煙は立たないじゃない。」


榛名「…」


ビスマルク「いいわ。1度自分の姉と話し合って来なさい。それからどっちにつくかしっかり決める事ね。」


榛名「分かりました…」


ビスマルク「いい返事を期待してるわ。」


テクテク…






金剛「榛名〜!どこいってたネ!お姉ちゃん心配したネ!」


榛名「いえ、特に何もありませんでした。」


金剛「Really?そうは見えない顔ネ。」


榛名「お姉様大切な話があります。」


金剛「どうしたネ?改まって。」


榛名「お姉様。どうして私に指輪のこと話してくれなかったんですか?」


金剛「指輪?何ネ?」


榛名「提督が私に渡す予定だった指輪です。」


金剛「ど、どうしたネ!?いきなりそんなこと!」


榛名「いいからどうしてですか?」


金剛「あうぅ…榛名には勿体ない男だと思ったからネ…」


榛名「勿体ない?どこがですか?提督は素晴らしいお方じゃないですか?それとも私に提督が取られてしまいそうとか思ったんですか?」


金剛「そ、そんなことないね〜!妹の幸せのために私は捨てただけネ〜」


榛名「お姉様。いえ、金剛。目を見て話してください。」


金剛「そうね!確かに榛名に提督を取られると思ったからネ、でも、あんなことしたと思った奴とケッコンなんて榛名も嫌だと思ったから指輪はあの時一緒に返したネ!」


榛名「全ては貴女のせいじゃないですか…もし、榛名があの時指輪のことを知っていたら…絶対に提督を支えてました!」


金剛「そんなこと分からないネ!面会する立場にすらなかった榛名は負け犬…あ…」


榛名「それが本心ですか?そうなんでしょうね。お姉様の言い分はよく分かりました。今までありがとうございました。では、さようなら。」


金剛「榛名!待ってネ!今のは違うネ!謝るネ!」


榛名「いえ、確かに貴女の言う通り私は負け犬でしたから返す言葉もありません。ただ、貴女の味方をしてこれ以上惨めな思いをするのは真っ平御免なので。」


金剛「榛名!待ってネ!お姉ちゃんを1人しないで…ネ…」


榛名「榛名もう、お姉様のことは知りません…さようならです…グス…」


テクテク…


金剛「私はこれからどうすればいいネ…」






翌朝






金剛「あ!榛名、ぐっもーにん!」


ビスマルク「でね。プリンツったらそこで甲羅を当ててくるのよ!流石幸運の持ち主だと思ったわ!」


榛名「そうなんですか!けど、幸運なら榛名も負けません!」


ビスマルク「そうね!今度私たちと一緒に榛名もやるかしら?」


榛名「ぜひ!」


金剛「榛名〜」


榛名「あの〜どちら様ですか?」


金剛「な、何を言ってるネ!私はあなたのお姉ちゃんの…」


榛名「私に姉は比叡お姉様しかいませんが?では、私達は食堂に行くのでごきげんよう。」


金剛「アゥ...」





食堂





プリンツ「榛名凄い!そんな裏技あるんだ!知らなかった!」


榛名「昔、姉妹でよくやってましたからね。そういうのはよく知っています!」


ビスマルク「後で私たちにもその技を見せてちょうだい。」


榛名「もちろんです!」


金剛「そ、それなら私も出来るネ!」


榛名「はい。そうですか。で、そこでこうやって…」


金剛「…」


ビスマルク(ニヤリ)






回想



ビスマルク「みんな何かいい案はないかしら?」


霧島「あ!こういうのはどうでしょうか?金剛は1人じゃ生きられなくて他人に依存するような艦娘です。だから今元気でいられるのも心の支えがあるからです。多分あれの今の心の支えになっているのは唯一まだ慕ってくれている榛名だと思います。なので、その支えを取り除かれたら…」






ビスマルク(霧島の作戦通りね。このままいくときっと…)


金剛「わ、私は部屋に戻るネ!それじゃあ!」


榛名「でね。そこでAを押して…」







金剛の部屋


金剛「どうするネ。榛名だけが私の味方だったのに、昨日までは普通に接してくれてたのに…今じゃ透明人間扱いネ…」


金剛「…」




回想


提督「ちょっと待て!俺はこんなこと言っちゃいない!捏造だ!!それにわざわざこんな説明口調なのも可笑しいと思わないのか?」


金剛「そんなこと言っても無駄!どう聞いてもこの声の主は提督デース!みんな信頼してたのに…

それに、他の鎮守府の秘書官を解体するなんて人間のやることじゃないネ!!クズ以下ネ!!」


提督「ちょっと待て金剛、電!話を聞いてk」





金剛「ハハッ…全ては私のせいネ…自分がまいた種ネ…あの時もし提督を信じてあげていれたらこんな事にはきっとなっていなかったネ…提督があんな傷を負うこともなかったネ…私を慕う妹ももういないネ………そうだ!もっと早くこうすればよかったネ!どうして私はこんな事早く思いつかなかったんだろうネ!」






約1時間後



ビスマルク「金剛〜?居るかしら?入るわよ!」


金剛(プラーンプラーン…)


ビスマルク「何あんた自殺してんのよ!?誰か一人でも死ねば提督にゆるしてもらえないじゃない!どうしてくれんのよ!このクズ!」


プリンツ「お姉様〜榛名がね…ってなんですかコレ!?」


ビスマルク「こいつ1人に耐えきれなくて首吊って死にやがったのよ!ったく…死んでも迷惑かけて…」


プリンツ「あ!お姉様!机に遺書がありますよ!」


ビスマルク「なになに…」






拝啓 みんなへ



まず、最初に自殺ということをしてしまったことを謝るネ。ただ、どうやってもこの先が暗すぎて私には見えなかったネ。榛名、今まで私を守ってくれてありがとうネ。榛名がいつも心の支えになっていたネ。それから、比叡。いつも比叡の料理は料理とはとても言えないようなものだったけど、愛がこもっていて嬉しかったネ。霧島、あなたもいつも私が突っ走った時その後のことを考えてくれていて助かったネ。他のみんなもいつも助けて貰っていたネ。それに提督を愛していたみんながあんなことをするのは無理もないネ。私だってあなた達の立場なら同じことするネ。だから私は怒ってないネ。最後に、提督へ自殺はするなと言っていたけど守れなくてごめんなさいネ。大鳳と幸せになることを祈ってるネ。このような形で終わりを迎えてごめんなさいネ。みんな今までありがとうネ!





プリンツ「ふーん…少しは罪悪感感じてたんだあの能天気女。」


ビスマルク「まあ遺書はどうでもいいとして、死体をどうするか!それが大切よ!」


プリンツ「1度みんなと相談しましょう姉様!何かいい案が出るかもしれません!」


ビスマルク「そうね遺書のことは後で伝えるとして、みんなで集まりましょう!」



約10分後



長門「やってくれたな!金剛!」


扶桑「不幸だわ…提督に許してもらえなくなるじゃない…」


比叡「おねえ…クズが!」


霧島「チッ…」


榛名「…」


ビスマルク「誰か!これをどうにかする方法思いつかないかしら?」


一同「…」


霧島「取り敢えず、まず鎮守府から失踪したことにしましょう!そうしたらいなくなっても怪しまれません!次に、これは燃やしてあまり跡が残らないようにしてから海に捨てましょう!そうしたら見つかりっこないです!」


榛名「霧島!本気!?そんなのおねえ…いえ死人に対しての冒涜よ!せめてお墓を作ってあげたり…」


霧島「じゃあ他にいい案あるかしら?それにお墓ならあなたが作ってあげればいいじゃないお・姉・様!」


榛名「皆さんもそれでいいですか!?こんな人と言えども、これまで一緒に戦ってきた仲間ですよ!」


長門「榛名、確かにお前の言う通りだ。だがな、許されることと許されないことがあるくらい分かるよな?こいつは許されないことを提督にした。ケッコンした艦娘が提督を信頼できなくてどうする。その時からもうコイツは提督を裏切ったと同じだ。そんな奴に死んだ後どう埋葬されるか選ぶ権利はない!」


榛名「グスン…けど…それだと…お姉様が…」


ビスマルク「貴女にもう姉は比叡だけなの!今更泣いたって遅いのよ。金剛を追い詰めた要因には貴女も入ってるんだから。」


榛名「わ、分かりました…ただお墓だけは建てさせてください。榛名はそれで満足です。後は好きにしてもらって構いません。」


ビスマルク「そう、分かったわ。取り敢えずこれは燃やしてしまいましょう。そして、置き手紙が机にあったとAdmiralに報告しましょう。そうすればいなくなっても怪しまれないはずよ。」


長門「置き手紙は誰が書くか?あの筆跡を真似れるのは…」


榛名「絶対に嫌です!やりたくありません!お姉様を苦しめただけでなく、これ以上惨めにさせるのは絶対に嫌です!」


ビスマルク「嫌とかやりたくないとかじゃないの!やるのよ!そうしないと提督に許して貰えないのよ!貴女、Admiralと自分の姉どっちが大事なの!?」


榛名「そ、そんなの選べません!どっちも大事です!」


ビスマルク「大事なのに突き放したの?貴女言ってることが無茶苦茶よ。大事なら手元に取っておくべきよ。もう遅いけど。」


榛名「榛名は…悪くないです…」


ビスマルク「なんて言ったのかしら?」


榛名「榛名は悪くないです!全てはそうです!話をしなかったお姉様が悪いんです!だから私が今からお姉様の手紙を書いても悪くないんです!ですよね?ビスマルクさん!」


ビスマルク「そ、そうよ…貴女は悪くないのよ。全ては金剛が悪いのよ。」


榛名「ですよね!榛名分かっちゃいました!エヘヘ。」


ビスマルク(この子多分壊れたわね。自分を守るために他人のせいにして逃げてる。)


榛名「じゃあ。どんな風に書きますか〜?」


ビスマルク「そ、そうね…こういうのはどうかしら?」



拝啓 みんなへ


今までありがとうネ。ここで暮らした日々は楽しかったネ。けど私はもう私は提督の役に立たないと思ったから、前々から話を進めていた他の鎮守府への異動をするネ。黙っていてごめんなさいネ。けど、こうでもしないと、みんな探すだろうから黙っていくネ。提督、私は死んだり、心は病んだりしてないネ。だから、他の艦娘を許す機会は残していあげて欲しいネ。じゃあみんな本当に今までありがとうネ!




ビスマルク「って感じなんだけど。」


榛名「いいですね!そうしましょう!」


約5分後



榛名「出来ました〜」


ビスマルク「よくやったわ榛名!」


榛名「エヘヘ〜はるにゃ褒められちゃいました〜」


ビスマルク「霧島達はそれを燃やしといてね。私はこれをAdmiralに渡しに行くわ。」


霧島「了解しました。榛名、縄から降ろすの手伝って!」


榛名「は〜い〜」


テクテク…





ビスマルク「Admiral?開けるわよ。」


提督「ビスマルクか、いいぞ入れ。」


ドア(ガチャリ)


大鳳「しっかりと入室前に聞くあたりあのフレンチクルーラーよりマシですね。」


ビスマルク「そのフレンチクルーラーもとい金剛なんだけど部屋にこんなのがあったわ。」


提督「なんだこれ?」



提督黙読中




提督「なるほど、大体の状況は理解した。アイツはアイツなりに考えたことは伝わった。ビスマルク、持ってきてありがとうな。」


ビスマルク「そ、そんなに褒めるほどの事でもないわ。けど、いいのよ。頭撫でたりしt」


大鳳「提督は執務があるので早く出て行ってもらっていいですか?」


ビスマルク「分かったわよ!それじゃあ!」




ドア(バタン!)




提督「大鳳、この手紙どう思う?」


大鳳「明らかにフレンチクルーラーの筆跡とは異なります。こんなにアイツの字は綺麗じゃないです。」


提督「だよな。何か情報は掴んでないか?」


大鳳「後で密偵に聞いてみます。」


提督「よろしく頼むぞ。俺はこの件について誰一人許すつもりは無いからな。ったく俺の復讐を1つ潰しやがって…」


大鳳「はい!お任せ下さい!」







ビスマルク「どう?霧島、大体燃えたかしら?」


霧島「大体は燃えましたがまだ頭のあたりが…」


榛名「fire!fire!」


プリンツ「fire!fire!」


ビスマルク「あの二人は楽しそうね…片方は狂ってるけど。あ、提督に手紙は渡してきたわ。特に怪しむ素振りも無かったから大丈夫だと思うわ。」


霧島「そう、ならよかった。」


ビスマルク「あ、もう燃えたからいいかしら?コイツの直筆の遺書よ。」


比叡&榛名&霧島「えっ!?」


ビスマルク「ごめんなさいね。黙ってて。けど、きっとこれを読むと貴女達は冷静になれないと思ったから…」


比叡「見せてもらってもよろしいですか?」


ビスマルク「もちろんいいわよ。」



金剛三姉妹黙読中



比叡「…」


榛名「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ…」


霧島「私はなんてことをウエッ…」


ビスマルク「まあ、自分で選んだことよ。今更泣いたって吐いたって仕方ないわ。」


長門「取り敢えずこの事は誰にも口外しないように。もし広まって提督の耳にでも入ったら終わりだからな。おい、聞いているのかそこの3人。」


比叡「え、あっ?はい!聞いてました!」


榛名「もちろんれすよ〜」


霧島「わ、分かってますよ!」


長門「ならいい。遺灰は私が海に捨ててくる。お前達はもう戻れ。」



テクテク…







グラーフ「というのが金剛失踪の件の真相だ。私もあくまでビスマルクが得意げに話していたのを聞いただけだ。酒が入っていたからどこまで本当か分からないがな。」


大鳳「グラーフさん。ありがとうございます。なるほどあのフレンチクルーラーは自殺だったんですね。」


グラーフ「この事は提督に話すのか?」


大鳳「いえ、提督のやる気が損なわれないように予定の日の前日まで伏せておきます。」


グラーフ「そうか。なるべく早くその日が来ることを願う。今の此処は居るだけで吐きそうだ。」


大鳳「グラーフさん。もう少し我慢してください。その日が終わればちゃんとドイツまで帰るように提督が話をつけていますので。」


グラーフ「ならいい、では私は引き続き戦艦組の動向を見張る。何かあったら連絡を入れるからな。」


大鳳「はい!よろしくお願いします!」


テクテク…




大鳳(予定の日までもう少しだけど、あと少しで居なくなるはずのあのチビ(電)が沈黙を貫くのが何か妙ね。それにアレの姉が居ないのも妙に引っかかるのよね…)


後書き

忙しすぎて書く時間ありませんでしたごめんなさい。
期末試験も無事終わったのでゆっくり書いていきます。本当に遅くなって申し訳ありません。
構成が割と考えるのにかかりました…
下書きで更新多かったのは金剛を殺すかそれともジワジワ精神的に壊すか迷ってたからです。(結果的に前者)


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2019-03-16 00:10:26

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2019-03-09 21:01:22

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2019-01-18 21:46:36

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