2019-05-30 12:17:51 更新

概要

めちゃめちゃ遅くなり大変申し訳ございませんでした。


山華区鎮守府


車が止まり到着したことを確認した。

山華区鎮守府の前には、俺の出迎えで数名の艦娘がいて、どの子も知った顔だった。


長門「提督、山華区鎮守府へようこそ、総括の長門だ」


提督「はい。今日から世話になる〇〇です。宜しくお願いします」ペコッ


長門含めた艦娘達「え?!」


提督「ん?どうしたんですか?」


長門「い、いや!なんでもない!!」アセアセ


提督「???」


提督「まぁ、いいや執務室まで案内宜しくお願いします」ニコッ


長門「う、うむ」


長門達が驚いていたのは、この鎮守府の前任提督がする艦娘達への対応と、真逆に近いくらいだったからである。

基本艦娘達に笑顔は向けず、敬語もない。

中破大破すれば、ダメージを受けて帰ってきたことに怒ったりする。

ブラック鎮守府と違うのは、しっかりと食事や休日を用意しているところである。

そんな頑固そうな前任と、今の提督が違いすぎたのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


山華区鎮守府・執務室


執務室へ案内された提督は、早速艦娘達とコミュニケーションを取ってみた。


提督「皆この鎮守府に何か不満はあるか?」


艦娘's『えっ!?』


艦娘達は急な質問に体がビクッとなる。


提督「あ〜別に文句言ったからって前任に言ったりするわけじゃないから」(⌒▽⌒)


提督「むしろ善人の時に不満に思っていることを教えて貰って出来る範囲で改善していこうと思ってね〜」


文月「ほ、本当に何でもいいの!?...じゃなくてっ!ですか!?」┏○ペコッ


艦娘's:(。;゜▽゜)


艦娘達は、今の文月の言い方で前任の時に怒鳴られたことを思い出し焦り始める。


提督「何でも良いよ、ふみぃ」(⌒▽⌒)


提督「あと敬語とか硬っ苦しいのも無しでいいよ」


文月「ふ、ふみぃ?」


提督「あぁ〜ごめん」


提督「俺、前の鎮守府だと文月の事を『ふみぃ』って呼んでたから......嫌だったらもう呼ばないから」


文月「う、ううん!大丈夫!!私の事『ふみぃ』って呼んでいいよっ!司令官!!」


提督「そ、そうか?...分かった!これから宜しくな!ふみぃ」(⌒▽⌒)


文月「うんっ!司令官!」(*^▽^*)


金剛「へ...ヘーイ......テ、テイトクー私も良いですカー?」


提督「ん?あぁ金剛か!どした?」


金剛「わ、私は前の人に一緒にティータイムしまショウと言ったら『俺の貴重な時間をそんなくだらん事に使うな!!』と言われマシター」


提督「うわっひでぇな...」


金剛「あ、あなたは私とティータイムしてくれマスカー?」


提督「もちろんだとも!」(o´・ω-)b


金剛:パァァア


比叡「やりましたね!お姉様!!」(〃∀〃)


金剛「YES!YES.YES!テートクありがとデース!」ギューっ♡


提督「ぐえっ!?こ、金剛......へ...ヘルプ...」ピクピク


提督「みー」ガクッ


金剛「What's!?テートク〜!?しっかりするネー!!」(;A;)ユサユサ


提督...(ㅇ¬ㅇ)ガクガク



数分後、提督は現世に戻ってきた。

そして金剛は、長門からガミガミとお説教を受けました。



時間は流れ19時を指していた。


提督「あ〜そろそろ飯時だな〜」ノビー


長門「む?そうだな...私もそろそろ食事にするか」


提督「お、じゃあ食堂案内がてら一緒に行く?」


長門「ふふっまぁそうだな!一緒に行くか!」


提督「おうっ!」




山華区鎮守府・食堂


ワイワイガヤガヤ


提督「お〜別鎮守府の食堂って初めてだが賑わってるな〜」



皐月「あれ?司令官だ」


文月「ホントだ〜司令官もここでご飯かな?」


天龍「いやいくら新しい奴だからって艦娘と一緒には食わねぇだろ」


卯月「でもあの提督、前の人と違ったぴょん」


天龍「あ〜なんかそうらしいな?ま、どーせ最初だけだろ」


提督「いや〜そうとも限らんかもよ〜」


天龍「ははっなわけねぇってww」


皐月達:ビクッ!?


天龍「前の奴を思い出してみろって『お前らと同じものなんか食えるか!!』って言ってたじゃんww」


提督「うわ〜ひでぇな〜間宮さんの手料理とかマジで最高なのに、もったいねぇな〜」


天龍「だよな〜多分あの提督だって同じこ......」

提督の方を見る


天龍「と」ダラダラ


提督「俺は間宮さんの手料理マジで好きだけどな〜お陰で前の鎮守府の時に1部の大食い連中と入り浸った時あったからな〜」(*^▽^*)ウマイナー


天龍「お前いつから居たんだよ!?」Σ(゚д゚;)


提督「ふみぃの『ホントだ〜司令官もここでご飯かな?』あたりへんかな?」


天龍「めっちゃ最初じゃね〜かよ!!」


提督「ふふふ怖いか?」


天龍「それ俺のセリフじゃねぇかよ!!」


文月「プッ!クク...」プルプル


提督「お、ふみぃが笑ってくれた!」


提督:天龍の肩に手を回す。


提督「以上、天龍&テーちゃんのコントでした〜」


天龍「いつから漫才やってんだよ!?しかも俺の芸名が本名だしテーちゃんってなんだ!?テーちゃんって!!」


提督「え〜?...........」


提督「可愛くない?」


天龍「可愛くねぇよっ!!」


天龍「いい歳こいたオッサンが自分をテーちゃんとか呼ぶな!!」


提督「あ、じゃあ『天ちゃんテーちゃん』とかどうだ?」


天龍「ややこしいわっ!」


艦娘達(爆笑)


天龍「え?!皆ぁ!?」キョロキョロ


北上「いいねいいね〜」


木曾「天龍〜お前輝いてるぞ〜」


天龍「こんなんで輝きたくねぇわ!!」


提督「なるほど...こりゃあ探照灯いらずだな」


天龍「物理的に輝かねぇよ!!」


艦娘(爆笑)


と言った感じで提督は、どんどん鎮守府に馴染み始めてきた。



川内「提督!!」


提督「なんだ!?夜戦か!?」


川内「うん!」


提督「行ってこい!」(o´・ω-)b


川内「ありがと!!」⊂('ω'⊂ )))Σ≡バビューン!!



翌朝



提督「ふわぁ〜」٩(˘ロ˘)۶


提督「もう朝か〜」


ガチャ(扉を開ける)


??「痛っ!」


提督「んぇ?あ!ゴメン天津風!!大丈夫だったか!?」


天津風「え?あ......提督......ごめんなさい...うっかりしてました」┏○ペコッ


天津風は、お辞儀した後タッタッタッと走っていった。


提督「うーん...な〜んかしっくり来ないな〜」


提督が以前居た真瑠鎮守府の天津風は、提督の事を『あなた』と呼び敬語もなかったからだ。

それが提督には、妙に引っかかるとこがあった。



山華区鎮守府・食堂



提督「おはよう!」


艦娘達『おはようございます!』


提督「皆んな腹ペコの所申し訳ない!食べながらでいいんで聞いてくれ!」


提督「今日から正式に俺がこの鎮守府の提督となった!昨日フライングだが出撃許可も出した」


提督「そして今日は普通に出撃や遠征任務を出すから」


ザワザワ


提督「大丈夫だ......1回行ったらその艦隊は有事の際でもない限り翌日休みとする」


艦娘達『オ〜』


提督「資材とかも今のところは数年は運用できるくらいは有るから戦艦や空母もしっかり戦えるからな」


大和「そ、それって...」ワナワナ


提督「当然お前も出せるぞ」(o´・ω-)b


大和「やったぁあ!」ピョンピョン


提督「んじゃあ今日の出撃メンバーを発表するぞ」




それから1時間後




山華区鎮守府・執務室




時雨「提督、今日は宜しくね」


提督「おう!秘書艦宜しくな時雨」(⌒▽⌒)


時雨「うん」



お昼



タッタッタッ


扉:バァン!


時雨「!?」ビクッ!?


金剛「Hey!テートク〜!一緒にお昼がてらティータイムにするネ〜!」


提督「ん?あぁもうそんな時間か〜良いぞ」

(o´・ω-)b


金剛「YES!!さすがテートクデース!!」(*≧▽≦)


榛名「やりましたね!お姉様!」


金剛「YES!!」


提督「それと......これからはノックして入ってくれよな?」(⌒▽⌒)


金剛「あ」Σ(=ω=;)


金剛「sorryデース」(´・ω・`)


提督「別にそこまで落ち込まなくていいって」ナデナデ


金剛「あっ♡////」トローン


時雨・榛名『!?』


提督「これからは気をつけるんだぞ〜」ナデナデ


金剛「いぇ〜す♡////」


提督「時雨も来るか?」クルッ


時雨「え!?ボクも!?」


提督「時雨も来ていいか?」


金剛「もちろんデ〜ス♡」


金剛「ティ〜タイムは多い方が楽しいデ〜ス」トローン


提督「それは良かった」(⌒▽⌒)


提督「んじゃあ参加は、この4人だけか?比叡と霧島は?」


榛名「お2人は現在お茶会のお菓子を買い出しに行ってます」(⌒▽⌒)


提督「こりゃあ断ろうとしてたら連れていかれる流れかな?」(*`艸´)ニシシ


金剛「テートクは断らないって分かってたデース!」


提督「まぁなw」


そして提督達は楽しいティータイムをしたのでした。






ヤセンダァー!!!


ウルサァーイ!!



時雨「提督、お疲れ様」


提督「おう!今日は、ありがとな」ナデナデ


時雨「ちょっ!?////」


提督「ん?嫌だったか?」


時雨「ううん!」((`ω´三`ω´))ブンブン


時雨「とても気持ち良いよ!!////」


時雨(金剛さんがとろけるのも納得だな////)


提督「今日はもう遅いし早く上がれ」(⌒▽⌒)


時雨「う、うん////」


時雨「提督...お疲れ様」


提督「おう!お疲れ!」


時雨「それじゃあね!」


扉:バタン


時雨自室に戻り中


時雨:撫でられたところを触る


時雨(まだ撫でられた心地良さが残ってる////)


時雨「ふふっ♪」


時雨「提督、ボクはキミが好きになったよ♪」


??「そうだね......その気持ちは分かるよ」


時雨「え?」声のした方を見る


時雨「え!?」


時雨は、声の主を見て驚愕した。


時雨「ぼ......ボク?」


時雨2「そうだよ」(⌒▽⌒)


時雨2「ボクは......キミだよ」時雨の首を締め上げる


時雨「うぐっ...」モガク


時雨2「さすが提督だよ...『こっちの』ボクを簡単に落としちゃうんだから」締め上げながら言う


時雨2「でもゴメンね......『提督の時雨』はボクだけなんだ......」


時雨「うっ......」


時雨2「でも安心してよ...君の分まで提督をボクが幸せにしてみせるからさ」(⌒▽⌒)


時雨「......」ガクッ


時雨2「おやすみ......ボク」(⌒▽⌒)


??「終わったか?」


時雨「ん?」クルッ


時雨が振り返るとそこの通路の影から長門をタオルのように肩にかけた『長門』が現れた。


時雨「長門さんも終わったんだね?」(⌒▽⌒)


長門「あぁ......それに着々とあの方の『本当の艦娘達』も着任しつつあるからな」


時雨「ふふふ♪もうすぐだよ......提督♡」ニタァ




山華区鎮守府・グラウンド




大和「あ、あなたはいったい!?」


大和2「ふふふ♪」トコトコ


大和「こ、来ないでっ!」ジャキッ


響「ん?大和じゃないか、こんな夜中に何をしてるんだい?」


大和「っ!?響ちゃんっ!!逃げてっ!!」


大和2「こんばんは......響ちゃん」(⌒▽⌒)


響「これは驚いた...大和が2人いるとは」


響:大和と大和2を見比べる。


大和「響ちゃん!本物の大和は私よ!」


響「そう言われてもよく分からないからな」


響:大和2に聞く


響「キミは『この鎮守府』の大和かい?」


大和2「いいえ...私は『これから』この鎮守府の大和になります」(⌒▽⌒)


大和「これから?」


ドッ


大和「ガハァッ!?」


気がつくと大和は、響から腹パンされていた。


響「そうか...奇遇だね」


大和「ひ...響ちゃ......」


響「私も『これから』この鎮守府の響になるからね」


大和2「あら〜奇遇ですね♪」


大和:バタッ


響「そして...」ギロ


響:しげみの方を睨む


響「そこでコソコソ見てるネズミもね」


響が睨んだしげみに隠れて見てた雷と電がビクッと跳ねて逃げようとすると


??「させないわっ!」


??「なのです!」


突然、逃げようとする雷と電の頭上5メートルほどの高さの木の枝から、もうひとりの雷と電が飛び降りて来て地上にいた雷と電の頭をそれぞれダンクシュートでもするかの如く地面に叩きつける。


雷「がっ!?」


電「きゃっ!」


そして2人は気絶する。


雷2「司令官には私がいてあげるから貴方はずっとお休みしてていいのよ♪」


電2「これで司令官さんと永遠に一緒なのです////」ニヘラァ~


響「さあ早く『これら』を運ぶか...にしても大和は重いな」


大和「もぉ〜響ちゃん酷い〜」プンプン


響(ふふ♪司令官......もうすぐだよ......もうすぐで私達は永遠に一緒になれるよ♡)ニタァ



続く


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1: SS好きの名無しさん 2019-09-03 18:00:54 ID: S:MDd3wc

顔文字はいらない気がします


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